
はてなキーワード:安倍内閣とは
ごめん。100字じゃ書き切れなかったので増田に書く。
まず大前提として,日本は憲政国家であり,政府は憲法に反することはできない。これが絶対的な条件として存在する。
そして日本国憲法には第九条がある。その是非やら改正に向けた議論やらはあるが,現状は間違いなく存在している。
んで,自衛隊は憲法の禁じる「戦争のための戦力」ではなく「自衛のための戦力」だという建前で存在を許されている。その行動は自国の防衛(個別的自衛権)に限定され,他国が攻められたときの防衛(集団的自衛権)は明らかな戦争であり,絶対に許されない,というのが,この国の大原則だ。
それを踏み越えたのが,集団的自衛権の行使を認める2014年の安倍内閣の閣議決定と2015年の安保関連法の成立だ。本来なら,このような暴挙は許されるはずはない。
立法の意図は明らかだ。台湾有事には自衛隊が米軍と同調して介入することを可能とし,もって台湾有事の発生自体を抑止する,というものだ。
だが,抜いたら明らかに違憲状態になる「刀」を,あるだけで効果があるから,という理屈で成立させるわけにはいかない。野党はありとあらゆる手段で抵抗した。なので三条件をはじめとした数々の妥協と制限が成立に当たってはかけられた。
その一つが,この法律は特定の紛争を意図したものではなく,とんでもない状況(それこそ世界大戦とか)に対応するためのものである,という態度を政府が堅持する,ということだ。「刀」は存在はするけど,けっして特定の相手にむけて突きつけることはしない,ということだ。これは当然のことだ。その存在意義(紛争の抑止)からして,刀をむけてしまったら逆効果だからだ。
このような,存在自体があやうい「刀」であるが,台湾有事の発生の危険は現実的なものとなっており,それを抑止できるのであればと,野党はしぶしぶ存在を容認している。だが,野党はその義務として,ことあるごとにこの「刀」が正しく運用されていることを国会で確認している,というのが現状だった。
もちろん,「刀」の実際の行使者たる自衛隊は,刀が使われれる可能性があるあらゆる紛争に対して準備はしている。その中には台湾有事も含まれて,防衛白書にも載っている。が,政府が「刀はどこにも向いていない」という限り,野党も,そして中国も,しぶしぶ(後者については本当にしぶしぶ)静観している状況だった。
さて,高市早苗氏。首相就任前には,政府見解を逸脱する過激な発言を繰り返していた。特に台湾問題については,首相就任時に中国が慣例の祝電を送らなかった程に。中国は,その一挙手一投足を監視し,今後つきあえる相手かを見定めている状況だった。
で,岡田氏は就任後の質疑で恒例の質問をした。「刀」は台湾を向いていないですよね?と。これは助け船の意味もあったと思う。議員時代は過激な発言を繰り返してきたけれど,首相になったんだから,ちゃんと過去の政府見解を踏襲しますね?ということを確認し,中国を安心させるということで。
が,よりにもよって高市首相は,「刀」は台湾有事にむけて中国に向いている,と答弁してしまった。
そら中国は激怒するし,野党はあわてて政府から「刀」を取り上げるべく動き出す。麻生は「これから私が育てます」と言い出す。
これが現状だ。
Permalink |記事への反応(10) | 09:19
人付き合いが苦手だったし、嫌われやすい人間だった。必死になってやり取りをしてもすぐに自分のコントロールが効かなくなって、馬鹿をやっては嫌われてを繰り返して無力感ばかりが募った。
生きている理由がわからなかったし、誰とも仲良くなれる気がしなかった。誰も味方なんかにはならないだろうと自分でも思ったし、思っている。
だから、それでも生きていていいと言ってくれる何かを探していくうち、一番最初にリベラリズムに触れたのはロールズの『正義論』あたりだったと思う。
『この前提を置けば、誰一人として不利にならないようにルールを作ることができる』『自分がその他者であったら受け入れられない差別は排除しなくてはいけない』
自由、人権、正義という言葉の裏側に積み重ねられた様々な概念に救われた気になって必死になって追いすがって、あちこちで言われるあらゆる何かに反論がちゃんとできるのかどうかを試しては自分がここに居ても殺されないで済むのかをずっと探し続けていた。
吊られたくない、他人に迷惑をかけることしかできないけれどそれでもどうにかどうか自分を殺さないでほしいと説得するがためだけの論理が自分にとってのリベラリズムだった。
当然ながら、それは理論だった。俺も理論が好きだったから、少なくともそれ以上を求めなかった。
でも思ったより世間の『リベラル』はリベラリズムと関係が薄かったし、理論をいくら束ねても人間は思っていたよりも説得されてはくれなかった。レトリックで誤魔化して生きていく方法もあったのかもしれないが、俺にそういう実力はなかった。
何度も何度も繰り返し考えていくうちに逆に、逆説的に、俺を生きていていいと言ってくれるものが何も無いとするならやはり俺はいつかそのうち吊られてしまうし殺されてしまうし苦しむことを望まれて丹念に追い詰められて殴られて痛めつけられてしまうしかないということになるから辛くて怖くてなんとかしてほしいからずっとそう考えて理屈を必死に追い求めているのに、誰も本当は、そんなことをどうでもいいと思っている人達ばかりが『リベラル』の話をしているような気がしてならなくて仕方がない。
ものすごく最近の具体的な話に落とし込むと、例えば労働時間の規制緩和の話。
緩和に吹き上がるのは俺もそうだけど、労働時間が長くなると体力が少ない俺は余計に苦しむから嫌なんだけど、でもその『働き方改革関連法』をやり抜いたのは第2次安倍内閣だってことを解ってるんだろうか? 平成20年ごろからまともな上限規制のなかった労基法を改正したのがそうだってことを解ってるんだろうか? (後で骨抜きにするつもりだったのかもしれないけれど)高プロも使用率が凄まじく低いままで、結局あの改正は素直に見て労働者に有利という点で、(新自由主義的な話はともかく)『リベラル』として決して否定するべき要素ではないし、むしろどうしてあれが過去にできなかったのかというのはあまりに恥ずべき話なんじゃないのかって思うし、それを否定することも(緩和を否定するのであれば当然に)すべきじゃないだろう。
でもするんでしょ。党派性だからって、仲間のためだからって。俺は仲間なんて作れないから自分の理論が間違っていないかだけしか興味がないからずっと自分の言うことが矛盾してないかいつも怖いし、実際いつも矛盾しているのがすぐにわかる。いろんな内容を見ているうちに自分の考えることが感情だけで理屈が立たなくてその感情で殺されるしかないんだからと必死にそれを止めるしかないのにうまくいかなくて今もまともに頭が整理できないままこうやって書いてるんだけど。
わかるんだよ。信頼できないメディアがどっちにも大量に溢れかえって、情報の価値がとんでもなく重たくなったくせにそれを吟味するだけの余裕も余暇も普通の人達にはない(それは生活のための必然であって罪なんかじゃない)んだから、そうなれば人は信じたい方を信じるっていう積極的相対主義みたいな有り様になってるってことだからさ。
でもだとしたらあまりにも俺が救われない。俺のことしか興味ないもの。俺は吊られるしかないと思うと怖くてなんとかならないかって必死に理屈を探しているのにそれでもどうにもならないっていう結末ばっかりが目に入るし眼の前でそれを振るおうとする人たちばっかりで俺は怖くて何も言えない。
めんどくさ。相手を憶測で罵倒するくらいしか知識も能もないのなら、前提となる知識くらいはAIにでも聞いとけよ。
こういった事柄、日々のニュース等で耳目に入っていて、その上での①②という主張なわけ。それをいちいち、どっかの馬○に解説してやらにゃならんのかよ。
Q1.安倍首相が在任中に行った事柄を以下の観点から調査して、証拠をまとめて教えて。
①自民党政治家と仲の良い人間や企業に都合のいい政策を推し進めていた(縁故資本主義的政治を行っていた)証拠
②ゆくゆくは民主主義をやめたいのではないかと思われるような、民主主義を軽視し、タガを一つ一つ外していくような行動を繰り返していた証拠
A1.安倍元首相の在任中の行動について、ご指摘の2つの観点から「証拠」として挙げられる主な事象を以下にまとめます。
安倍政権下では、首相と個人的に近い関係にある人物や団体が、政策決定や国有地の取引などにおいて不透明な優遇を受けたとされる問題が複数指摘されました。これらは「権力の私物化」や縁故資本主義(クローニー・キャピタリズム)であるとの批判を招きました。
概要:学校法人「森友学園」への国有地が、鑑定価格から大幅に値引きされて売却された問題。安倍昭恵夫人が同学園が開校予定だった小学校の名誉校長に就任していたことから、政治的な関与が疑われました。
証拠とされる点:
不透明な値引き: 鑑定価格9億5600万円の土地が、約8億円値引きされ1億3400万円で売却されました。
公文書の改ざん:財務省近畿財務局において、安倍首相夫妻の関与を示す記述などが削除されるなど、14件の決裁文書の改ざんが行われました。これは、行政の信頼性を著しく損なう行為として大きな問題となりました。
概要:安倍首相の長年の友人である加計孝太郎氏が理事長を務める「加計学園」が、国家戦略特区制度を利用して獣医学部を新設するにあたり、特別な便宜が図られたのではないかという疑惑です。
証拠とされる点:
「総理のご意向」文書:文部科学省の内部から「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っていること」などと記された文書が発見されました。これは、学園の選定プロセスに官邸が不当な影響力を行使した可能性を示唆しています。
異例のスピード認可: 長年認められてこなかった獣医学部の新設が、国家戦略特区という枠組みの中で、加計学園に限って認められました。
概要:税金で賄われる公的行事である「桜を見る会」に、安倍首相の地元後援会関係者が多数招待され、前夜祭の費用補填問題なども浮上しました。
証拠とされる点:
後援会の招待:安倍事務所が後援会関係者に対し、参加者を募集する案内状を送付していました。これにより、公的行事が実質的に後援会活動の一環として利用されたと批判されました。
費用補填と虚偽答弁: 前夜祭の費用の一部を安倍氏側が補填していたことが後に明らかになりました。これは政治資金規正法違反の疑いが指摘され、安倍氏は国会で長期間にわたり事実に反する答弁を繰り返していたことを認め、謝罪しました。
憲法が保障する国民の権利や、国会を中心とする議会制民主主義の根幹を軽視しているのではないかと批判される法案の制定や政権運営が指摘されています。
特定秘密保護法の制定
概要:安全保障に関する情報のうち、特に秘匿が必要なものを「特定秘密」に指定し、漏洩した者への罰則を強化する法律。
証拠とされる点:
国民の知る権利の侵害: 何が秘密にあたるかの基準が曖昧で、政府の判断で広範な情報が秘密指定される恐れがあります。これにより、国民が政府の活動を検証することが困難になるとの批判があります。
報道の自由の萎縮:取材活動が処罰の対象になる可能性があり、報道機関が政府の監視をためらうようになる「萎縮効果」が懸念されています。
概要: これまで認められてこなかった集団的自衛権の行使を限定的に可能にすることなどを内容とする法制。
証拠とされる点:
憲法解釈の変更:歴代内閣が「憲法9条上許されない」としてきた集団的自衛権の行使を、内閣の閣議決定のみで解釈を変更して可能とした点は、立憲主義(憲法に基づいて政治を行う原則)に反するとの強い批判があります。
国会での強行採決:国会周辺で大規模な反対デモが行われ、多くの憲法学者が「違憲」と指摘する中、十分な審議が尽くされないまま衆議院で強行採決されました。
「共謀罪」法の制定
概要: 「テロ等準備罪」を新設し、組織的犯罪集団が重大な犯罪を計画し、その準備行為を行った段階で処罰を可能にする法律。
証拠とされる点:
内心の自由の侵害:犯罪の実行ではなく「計画」段階で処罰の対象となるため、内心の自由を脅かす恐れがあります。
捜査機関による乱用の懸念: 「組織的犯罪集団」の定義が曖昧であり、一般の市民団体や労働組合などが捜査の対象になるのではないかという懸念が示されています。
官邸主導の強化と人事への介入
概要:内閣人事局を設置し、省庁の幹部人事を官邸が一元的に掌握する仕組みを構築しました。
証拠とされる点:
官僚の忖度:幹部人事を官邸が握ることで、官僚が政治家の顔色をうかがい、不都合な情報を隠したり、政策を歪めたりする温床になったと指摘されています(森友学園の公文書改ざん問題の一因ともされる)。
検察への介入:東京高検検事長(当時)の定年延長を、法の解釈を変更して閣議決定したことは、検察の独立性を脅かすものとして強い批判を浴びました。
Q2.
・裏金
これらについても確たる証拠があれば示して、問題点を指摘して。
A2.安倍元首相の在任中の行動について、追加でご指摘いただいた項目に関する「証拠」と問題点を以下に示します。
自民党が提示している憲法改正草案の緊急事態条項は、災害や武力攻撃などの緊急時に、内閣に広範な権限を集中させることを可能とする内容です。
証拠とされる点:
草案の内容:自民党の憲法改正草案には、内閣総理大臣が緊急事態を宣言し、これに基づいて内閣が法律と同等の効力を持つ政令を制定できる旨が規定されています。また、衆議院議員の任期延長も盛り込まれています。
問題点:
権力集中と濫用の危険性:内閣に法律制定権に近い権限を与えることは、国会によるチェック機能が低下し、権力の一極集中を招く恐れがあります。歴史上、緊急事態条項が悪用され、人権侵害や民主主義の停止につながった例があるため、権力濫用の危険性が指摘されています。
人権制限の可能性:緊急事態下では、国民の移動の自由や財産権など、基本的人権が大幅に制限される可能性があります。
民意の軽視:衆議院議員の任期延長は、国民の選挙権を制限し、民意の反映を遅らせることから、民主主義の根幹を揺るがすものと懸念されています。
自民党の派閥、特に安倍派(清和政策研究会)をめぐる政治資金パーティー収入の不記載問題は、組織的な裏金作りではないかと指摘されています。
証拠とされる点:
キックバックの存在:安倍派(当時の細田派を含む)が開催した政治資金パーティーにおいて、所属議員がノルマを超えて販売したパーティー券収入を議員側に「キックバック」し、その収支が政治資金収支報告書に記載されていなかったことが明らかになりました。過去5年間で1億円を超える規模の不記載があったとされています。
会計責任者の認否:安倍派の会計責任者が、パーティー券収入やキックバックなど合計13億5000万円余りを報告書に記載しなかった罪に問われ、初公判で起訴内容を概ね認めました。
問題点:
政治資金規正法違反:政治資金収支報告書への不記載は、政治資金規正法に違反する行為であり、政治資金の透明性を著しく損ないます。
国民の不信:組織的な裏金作りは、政治と金の問題に対する国民の不信感を増大させ、民主主義の健全な運営を阻害する可能性があります。
内閣官房長官が裁量で使える「官房機密費(内閣官房報償費)」は、その使途が公開されないため、長年不透明性が指摘されてきました。
証拠とされる点:
使途の不開示:官房機密費は、外交や情報収集などの名目で支出されますが、その詳細な使途は機密保持を理由に公開されません。安倍内閣が2019年に使用した「政策推進費」は11億650万円に上り、7年間で合計78億6730万円が使われていました。
問題点:
チェック機能の欠如: 使途が公開されないため、国会や国民によるチェックが事実上不可能です。これにより、私的な流用や特定の目的外使用が行われても、それが発覚しにくい構造となっています。
国民の監視からの逃避:税金がどのように使われているか国民が知ることができないため、民主主義における説明責任の原則に反します。
匿名ツイッターアカウント「Dappi」が、野党批判や政府擁護の投稿を繰り返していた問題は、自民党による世論誘導の疑惑として報じられました。
証拠とされる点:
Dappiの投稿内容: 「日本が大好きです。偏向報道をするマスコミは嫌いです。国会中継を見てます」と自己紹介し、政権を批判する野党議員やマスメディアに対し、誹謗中傷や捏造(ねつぞう)とも取れる投稿を繰り返していました。
運営会社と自民党の関係: Dappiのアカウントを運営していた企業が、自民党本部と取引関係にあり、自民党の事務方トップである事務総長の親戚が社長を務めていたことが報道されました。
問題点:
民主主義の阻害:一般市民が意見を発信しているかのように見せかけ、特定の政治勢力に有利な世論を組織的に作り出す行為は、自由で公正な言論空間を歪め、民主主義の健全なプロセスを阻害するものです。
フェイクニュース・誹謗中傷:匿名アカウントによる誹謗中傷やフェイクニュースの拡散は、情報操作の危険性を伴い、民主的な議論を困難にします。
統一教会(世界平和統一家庭連合)との癒着
安倍元首相の銃撃事件をきっかけに、旧統一教会と政治家、特に自民党議員との関係が深く浸透していることが明らかになりました。
証拠とされる点:
安倍元首相のビデオメッセージ:安倍元首相が、旧統一教会の関連団体が主催するイベントにビデオメッセージを寄せたことが確認されています。
選挙支援: 旧統一教会が、自民党議員を中心に、選挙における電話作戦やポスター貼り、ビラ配りなどのボランティア支援を行っていたことが報じられました。安倍派の候補者に統一教会の票が割り振られていたとの指摘もあります。
歴史的経緯:安倍元首相の祖父である岸信介元首相が、旧統一教会の創設者と協力関係を築き、反共産主義を掲げる政治組織「国際勝共連合」の活動を後押ししていたなど、自民党と旧統一教会との関係は長きにわたります。
問題点:
反社会的な団体との関係: 旧統一教会は、過去に霊感商法などで社会問題を引き起こした団体であり、そのような団体と政治家が密接な関係を持つことは、国民の政治に対する信頼を損ないます。
政策決定への影響:宗教団体の支援を受けることで、特定の政策決定に影響が及ぶ可能性が懸念されます。
森友学園問題における公文書改ざんの他にも、行政文書の管理をめぐる問題が指摘されています。
証拠とされる点:
森友学園問題での改ざん:財務省による決裁文書の改ざんが発覚しました。これは組織的な関与によるもので、民主主義の根幹である公文書管理の信頼性を揺るがすものです。
「桜を見る会」招待者名簿の廃棄: 「桜を見る会」の招待者名簿が、問題が発覚した後に不適切に廃棄されたことが指摘されています。
電子データ復元拒否:公文書が廃棄されたとされる後も、電子データのPermalink |記事への反応(1) | 20:59
安住幹事地は、
「(過半数の)大きな塊を作りたい」
「政府の中に入って官僚と議論をしながら予算や法律を作っていくという作業は与党でないとできない。若手に経験積ませたい」
「われわれは(政策を)一字一句変えてはいけないという立場にない」
と言ってる。
実際立憲民主党と自民党が連立を組めば衆議院で344議席となり、第4次安倍内閣の自公313議席すら上回る勢力になる。
「もし野田代表が本気で首相を務める覚悟と実現したい政策があるなら、主体的に周りを巻き込むはず」
「野田代表に『この難局を自らリーダーシップを発揮して打開する』みたいな気概は無い」
Permalink |記事への反応(15) | 21:18
確か、福田政権あたり(2007年)頃に、憂国が流行ったんだよね
流行ったと言うか、媚中政治家が強くなったから、あれは個人的に悪くない流れだったと思う、あの時のほうが中国は何をするか分からなくて怖かった
だから、小泉政権時ってネット民が若かったのもあると思うけど、郵政民営化についてまともに語れるやつなんてほとんど少数だったと思う
そのあと第一次安倍内閣のときも、あまり政治の話題は盛り上がってなかったように思える
むしろその時は民主党が変なこと言ってて面白いとか、テレビが偏向してるとか、そっちがメインだったよね
今に続く、いわゆるネット右翼的な論調の源流って、福田内閣での憂国から、麻生・安倍内閣での盛り上がりだったんだよな
で、2ch発の「反ネット右翼の潮流が起きたのが、2008年頃からだと思う
1.麻生内閣のときにテレビやメディアがえげつないバッシングをする
3.それに反発して(?)反ネット右翼が台頭する
この2008年〜2015年くらいって、ネットの一部を切り取れば右翼的で、別の一部を切り取れば反右翼的だった
ただ、反右翼的な人たちは、基本的に「反ネトウヨ」なだけで、政治の話題はほとんど触れていなかったと思う
その雰囲気が変わったのが、反安倍政権の台頭、これが2012〜2015年あたり?要は第2次安倍内閣時代
ただ、安倍さんがやめたらビックリするくらいピタッとそれが止んで
2022年くらいまではSNSで謎に動員をかけている人らくらいしか目立っていなかったと思う
2017〜2022年あたりは、右翼も左翼も与党も野党も、各陣営おとなしくて
ただここ1、2年か?なんかまた妙な傾向というか、SNS見ると不気味な論調が見える
たぶんだけど、政治側も諸々突っ込まれないように対策しまくってるから、それをすり抜けて批判する人って結局トンデモ批判にしかならないんだよね
これも偏見だけど、ニセ科学を信じるかのように政治批判してるような低レベルのコメントを見かける
いや、これも違うな、そういうのも昔からあったけど、要はまともな意見が消えてるんだ、まともな人ほど口を閉ざしてる感じがする
というか、今のメディアや専門家の意見って15年からみたら大分良くなってしまってるから、あえて優酷する必要がないんだよね
政治の話題について検索するだけで、半分以上がトンデモ、まあその方が再生数稼げるしそうなるよね
むかしメディアがやってたことを、今Youtuberがやってるってことだ
これ以上は観察できてない(する気もない)んだけど
始まりは麻生政権だったと思う、「俺たちの麻生」あたりでオタク=右翼みたいな謎の等号ができてしまった
それは福田内閣(2007)の頃
あの時はアメリカと中国どちらと仲良くするべきかという時に、そんな中「媚中」と言われる法案がいくつか立ち上がって
割と大きな反対デモが起きた。2000年移行ではあの頃が一番デモが大きかったと思う
なお世論全体としてはそんなことはなかったと思う、興味なかったというか
その後福田が辞め、対中対米でフラットな麻生になったもんだから、インターネット全体で喜び一色だった
ただ、第一次安倍内閣からずっと続いていたメディアの「とりあえず政権叩いとけ」の流れが続いたのと、リーマンショックが起きたのと
インターネット全体の右傾化が大きくなったあたりで「ネトウヨ」がバズり、主に2chで「反ネトウヨ」が台頭した
あそこらへんの順序は結局今でも謎だが
たぶんかなり対立煽りが最初は多かったらしい(ν速、ニュー速+)
諸々憶測の域を出ないんだろうが、まとめブログが流行ったのもあって、対立煽りをするモチベーションはあったんだろうと思う
やがて麻生内閣の支持率が堕ちるところまで落ち、「麻生内閣を叩かないやつはネトウヨ」となり、「反中嫌韓はネトウヨ」となり、最終的には「自民支持者はネトウヨ」となっていった
一応言うと、世間一般における支持率低下と、インターネット上における反ネトウヨの対等はあまり関係がなかった
(ところで、あの反自民が謎に増えて行った頃ですら、鳩山由紀夫が総理大臣になると知った時のネラーは絶句していて笑った、そこに左右は関係なかった。皆小沢だと思ってたよね?)
政権交代後、2chにおいては反ネトウヨが多数派を占めていた(Twitterやブログなどは全然右傾化していたが)
これは日和見菌のような、多数派に乗るだけの奴らが多かったんだと思う
まともな会話は不可能になった、「ネトウヨを煽る」だけの存在になったニュース系の板だが、2011年だったかに嫌儲に移住し、その後ステマ騒動なんかがあり
その後、まとめブログの影響か、反ネトウヨはインターネット全体に広がっていった
つまり、2008年までは「韓国人を馬鹿にする」という記事で儲け、2011年頃は「ネトウヨを馬鹿にする」という記事で儲けてるブログが多かったんだ
一番わかり易いのはニコニコ動画かな、2013年くらいでおそらく半々だったと思う、今はよくわからんけど
ただちょっと面白いのは、2013年ころからテレビが今度は右傾化してきたことだ、日本バンザイてきなやつ
それもあって「反大衆メディア」としてのネチズンたちもこぞって「反ネトウヨ化」していった
右傾なことを言うのは情弱の証みたいになっていたし、反自民がかっこいいという風潮があった(その後2020年まで続く)
まあそういうのは結局ブームなんだ
戦争世代が右翼で、団塊の世代が左翼で、インターネット第一世代が右翼で、その下が左翼みたいに
それでも最近は(若い層では)落ち着いてきて、右でも左でもないみたいな感じになってきた
今や「ネトウヨ」なんて死語を使ってる事自体が遅れている情弱の証拠といっていい、日刊ゲンダイですら最近はあまり使ってない
そんな中で見かけた「選挙ウォッチャーちだい」がネトウヨ連呼していてなんか懐かしくなった
そういえば、2020年くらいまではまだはてなでも言ってる人が居たと思う
どちらかというと自民支持者だった私には居づらかった、常に他の場所を探してた
しかし何故か安倍内閣が終わると憑き物が落ちたように大人しくなったので、まあいいやとここにいる
何が言いたいかと言えば
小学生が「バカ!うんこ!」というように「ネトウヨ!ネトウヨ!」というのはコミュニケーションが取れないので非常にうんこだし
今もある日本万歳系Youtubeや、嫌韓Youtubeや、その逆みたいなメディア、全部金のためにやってると考えるとうんこだって話
あと、2005〜2007年くらいの2chのニュース系の板は一番議論が活発にできて本当に良かった、非常に知識を持った人がわんさかいた、あれはもうできないだろうな
スキャンダルは起こしたほうが悪いし隙を見せたほうが悪い面はある
最近嫌いになったのは、そもそも芸能界自体が衰退産業だからだろうと思う
有能な人間が群雄跋扈する時代、刺すか刺されるかみたいなシーンでは場ではそういうスキャンダル叩きもありなんだが
それほど憧れられる存在でもなくなり、各ポジションが「まあこの人しか居ないかなみたいな」というような、人材の需給バランスが安定した時には
もちろん汚職や違法なことであればすげ替えるべきだが、当時はくだらない理由でもメディアが大々的に取り上げ炎上していた
そうすると、政策がどうかではなくその人の人間性がどうか、あるいはその人の行動が完璧だったかどうかに焦点がずれるわけだ
これは非常にもどかしかった
特にここ数年は芸能人にも政治家並みのコンプラ意識が求められるように成り
今や芸人ですら清廉潔白でないと生き残れないという奇妙な時代に突入した
原因は高齢化とSNSの登場だ、昔は皆が週刊誌を買うわけではなかったし皆がワイドショーを見ているわけではなかったので
スキャンダルに対して「気にしない」ができたわけだが
ここ数年はバズによって一気に全員が知ることになった
結果、一定の割合の人が発狂しスポンサーに問い合わせするため、結果芸能人は炎上したら負けの戦いを強いられるようになった
こんな状況だからますます、政治家に成りたい人が居ないのと同様に、芸能人に成りたい人も、どうなんだろうね
それよりYoutuberに成りたい人のほうが多いのでは?と体感では思っていて
それに加えてテレビは衰退してるし若者も減るし、もう死を待つだけだね
というところに出てきたのが文春なんだ
やってることは昔のフライデーと大差ないんだけど、やっぱり「今」ってのがでかい
週刊誌と芸能界は持ちつ持たれつでやってきた、1990年頃のFF戦争時代には、写真週刊誌市場は600万部/四半期あった
今はなんと全部合わせて100万部を切っている
15年前からずっと苦しいと言われていたのが、更に苦しくなっていて
BBCがジャニーズを取り上げた段階でもう終わっていたのかもしれない
今の芸能界が入れ替わったら、今度こそ写真週刊誌の客はついてこない
本当は次はガーシーの時代だったんだろうと思う、第二第三のガーシーは出てくるんだろう
だから今の文春の流れは、沈みゆく船で誰かを殴ってるような、「どうせ死ぬなら最後に殴っとくか」みたいなノリを感じる
映画だとこういうシーンで「なんだこいつ」ってなると思うが、俺は今そういう心境なんだろうと思う
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参考:
https://www.sankei.com/article/20231224-AFQCTVQYHBNNDFX6CMBIJQXMCE/
『週刊文春』 20万8418
『週刊現代』 12万5869
『週刊新潮』 12万2781
『週刊ポスト』 11万7835
『週刊プレイボーイ』 6万9205
『週刊大衆』 6万8150
『AERA』 3万4570
半期で20.8万部、1年で41万部だとすると、年間売上は約2億円であり、もうお小遣い程度である
やはり文春は結構前からワイドショーなどに動画やネタを売ってるらしく
2003年 最高:19.9 最低:*5.2 11月の総選挙に向けて民主党への支持が高まる
2004年 最高:24.8 最低:10.0 一度も10%を割ることがなくなる
2005年 最高:17.7 最低:11.1 前年ほどの爆発的な支持はないが、高水準をキープ
2007年 最高:26.0 最低:12.0 安倍内閣のズッコケに合わせて支持率が高騰
2008年 最高:27.1 最低:17.3 福田内閣の期待外れ感に民主支持がさらに高まる
2009年 最高:42.0 最低:19.9 晴れて政権交代。
昔のほうが「この自民党は出来損ないだ支持できないよ」という世論が民主党の支持率に明らかに反映されていた。
まとめた以前でも森内閣が失言を繰り返すと、1桁前半だった支持率がドーンと3倍くらいに上がったりしてる。
2009年に政権交代する5年以上前から、自民がやらかすたびに15%から25%くらいの支持率があった。
これは自民党を相当追い詰めたはずだし、民衆にも「ワンチャン民主もある」という期待感があったはず。
今の立憲って8.4%が10.9%になっただけで上向いた!みたいなことを言い出して
翌月にはまた9%くらいに落としたりする。
立憲支持者には申し訳ないけど、冷静に見れば期待感は一切ないよ。
せめて2005~2006くらいの水準の支持率を維持してくれないと、
クソ自民は永久に調子に乗るし、民衆は純粋に政治に興味を無くしていく。
なんか暗い感じがするなというのが第一印象でした。
で、こんな立派な、私初当選の時にはですね、あの古い議員会館だったんですけど。
こんな立派なね、議員会館ができて。人間がなんかみんな姑息になっているのに。住人が。
議員にふさわしくないほど立派な議員会館ができているなという印象も持ちました。
で、上田先生(上田清司参院議員)が今おっしゃってくださいましたけれども、
私あの、安倍内閣が出来たころからですね。これはちょっと日本危ない方向に行くかもしれないし
国際情勢もたいへん厳しくなってくるということの見通しもついていましたので、
あのこれ、政治改革かなり具体的にやらなきゃいけないんじゃないかなとずっと思っていました。
あの、父が書きました、これ51年前に出版いたしました日本列島改造論。
これの復刻版を出すことにいたしました。
なぜかと申しますと、あの、刊行してくださった日刊工業新聞の井水社長さんがですね、
「これ出しましょう、出しましょう、世間から要求がありますよ、かなり希望があります」て
お話があったんですが、もう今さら田中角栄でもなかろうと私思ってたんですけども。
この過去10年間ぐらいの政治を見ていまして、与党とか野党とかという政党の話じゃないんですね、
それから世界がこれだけ複雑に動いていて、その中で日本は立ち竦んでいるというかですね
はぐらかしばっかり言ってるんですよね、はっきり言うと。
これは大変なことになると思いまして、こちらからお願いをいたしまして
当時は92万部か何かでベストセラーだったんですね。当時大変な政治家の本としては売り上げであった。
今現在はですよ、これだけ時間が経っているのに、1か月に全国の書店から平均400部の注文が来ていると。
間違いなく、初版から行くとミリオンセラー、100万部になるという話を聞きました。
それどういうことかと言いますと、政治にみんなが飢えているってことです。国民が。
それは困るんですよ。
私は本当に政治ってものはすごいものだと思って育ってきているんです。
今もそう思ってます。政治は一番チャレンジングでやりがいのある仕事だと思っています。
現実を夢に非常に近づけられるのは政治なんですよ。夢を実現することもできるんですよ。
これが政治でしょう。こんな素晴らしい職業ないと私は信じています。
であるにも関わらず。
どこの議員がどうだとか、何党がどうとかそんなこと言う気はないんですけど、
とにかく意識がみんな下がってきて。
で、友達も、あるいは何かの対談とかプロの方にお会いするときも、みんな聞くと、
なぜかというと、「国会議員が面白くない」「ヘナチョコばっかりだ」
みたいなこと平気で言うわけですよ。
本来国会議員ていうのは尊敬されてですね、みんなから憧れられるような存在じゃなきゃいけない。
政治家を志す人たちが、色んなルールも変わってきていますけど、やっぱり夢がないでしょうね。
天下国家に対する矜持が無いと言いますかね。そういう人たちが平気で議員になっているということで
その、安倍さん以降、彼も含めてですけど、
安倍さん同期だから私仲良しだったんですけど、客観的に見てですね、やっぱりもうあの、
人としてなんかこう、全て終わってしまったというか、賞味期限が切れたと言いますかね
そういう人たちが総理になり、閣僚になり、議員になっているんですよ。
活力が充実してて、やる気満々で、「どんな批判があっても自分の夢は実現したい」
まあ言ってみれば、このあいだも、最近、今日まぁなんか1番ピークですね、
官房長官が大変なお金をなんか取ったとかなんとかって、もう毎回毎回そんな記事で
今日は偶然ちょうどいいタイミングというか、世間が盛り上がってるときに偶然なったんですけど。
ずっと私11年間ずっと見てきていて、なんか政治家、特にこのあいだ
1か月間に3人も副大臣クビになりました。
消耗品じゃないですか。使い捨てですか? 国会議員は。副大臣ですよ。
役人とも、昨日も外務省の役人とご飯食べました。その前は科技庁、文部省の役人とご飯食べました。
このあともまた若手と食べます。みんな、
研究者にならずに役人になった理由は、僕の国家に対する思い、能力、それを全て反映してほしい。
どの役所のひとも言うんですよ。
今どう?て言っても、
「誰だっけ?」
て言うんですよ。
──外務大臣は?
「男?女か?男、あ、また女だよね女か」
なんて言うんですよ。失礼な話じゃないですか。
現職の役人たちですよ。ついこないだまで、事務次官や局長やっていた人がそういうこと言うんですよ。
やっぱり熱がなきゃダメなんです、熱がなければ。
で、そういう人を集めるためにはどうすればいいかという勉強会を、
ここの永田町には来なかったですから国会図書館のなかの議員閲覧室で、
とにかく国会が閉まらないうちに我々の声をあげたいと思っています。
新党を作って頑張ろうとかですね、そういう、あの、愚かな考えも持っておりませんけれども。
つづく