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はてなキーワード:宇宙背景放射とは

2025-10-19

[日記]

僕は日曜の夜という人類全体のメランコリー共有タイムを、極めて理性的に、そして効率的に過ごしている。

まず夕食はいつも通り19時15分に完了し、食後45分間の腸内活動を経て、20時にシャワー20時30分から22時まで論文の読み込み。

現在は、僕の手の中のホワイトボードに描かれた「E∞-operadにおけるモジュラーテンソル圏の超準同型拡張」の式が、あまりにも優雅すぎて震えが止まらない。

ルームメイトが僕の部屋のドアを軽くノックして「リラックスしたら?」などと的外れ提案をしてきたが、彼にとってのリラックスとは、脳活動の停止でしかない。

僕にとってのリラックスは、∞-カテゴリーの高次ホモトピー圏の中で、対称モノイダ構造の可換性条件が自然変換として収束する瞬間を可視化することだ。

今日は、朝から「高次モジュライ空間における非可換カラビ–ヤウ多様体ファイバー化」について考えていた。

一般相対論量子力学の不一致などという低次元問題ではなく、もっと根源的な、物理法則の「トポス構造」そのものを再構築する試みだ。

まり、時空という基底圏を前提にせず、まずモノイド圏の内部論理としての時空を再構成する。

これによって、弦という一次元存在ではなく、自己指標付き∞-層としての「概念的弦」が定義できる。

現行のM理論11次元仮定するのは、単なる近似にすぎない。僕のモデルでは次元数は局所的に可変で、Hom(Obj(A), Obj(B))の射空間自体物理観測量になる。

もしこの理論を発表すれば、ウィッテンですら「Wait, what?」と言うだろう。

隣人は今日も昼間から玄関前で何やらインスタライブ的な儀式を行っていた。

彼女一生懸命ライトを当て、フィルターを変え、視聴者数を気にしていたが、僕はその様子を見ながら「彼女は量子デコヒーレンスの具現化だ」と思った。

観測されることによってしか存在を保てない。

もちろんそんなことは口にしない。僕は社会的破滅を避ける程度の理性は持っている。

22時前、僕は友人たちとオンラインでBaldur’sGate 3のマルチプレイをした。

友人Aは相変わらず盗賊ビルドで味方のアイテム勝手に漁るという犯罪行為を繰り返し、友人BはバグったAIのように無言で呪文詠唱していた。

僕はWizardクラス完璧戦略を構築した。敵のHP残量と行動順序を正確に把握し、Damage ExpectationValueを算出して最適行動を決定する。

まり、他のプレイヤーは「遊んで」いるが、僕は「検証」しているのだ。ゲームとは確率因果実験装置であり、何より僕がゲームを選ぶ基準は「バランス崩壊が数式で表現できるか否か」だ。

今日ルーチンを乱すことなく、歯磨きは右上奥歯から反時計回りに、時計を見ながら正確に3分40秒。

寝る前にアロエ入りのリップクリームを塗り、ベッドライトの色温度を4000Kに設定する。音はホワイトノイズジェネレーターを使い、宇宙背景放射スペクトル密度に近づける。完璧環境だ。

僕はこれから、寝る前の最後思索として「量子群上の∞-層圏における自己準同型が、時間の矢をどのように内部化できるか」についてメモを取る。

もしこの仮説が成立すれば、「時間とはエントロピーの増加方向」という古臭い定義無効化されるだろう。

時間は生成関手であり、僕が眠っている間にも自然変換として静かに流れていく。

まったく、日曜日というのは、他の人間現実逃避に費やす日だが、僕にとっては宇宙自己整合性を調整する日だ。

おやすみ、非可換世界

Permalink |記事への反応(0) | 22:15

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2023-09-19

anond:20230919193303

宇宙背景放射ビッグバンがあったと考えられることから

宇宙宇宙の外からの力で出来たと思われるけど

宇宙の外に出られないので証拠が無い

Permalink |記事への反応(0) | 19:35

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2021-07-04

anond:20210703170600

これがわかりやすいんじゃん。高校生向けの教材らしい ↓

The weirdness - and thelogic - of the principle of invariance of the speed oflight

https://newt.phys.unsw.edu.au/einsteinlight/jw/module3_weird_logic.htm

 

あと教科書に載っている光速不変の原理については誰もが直感に反すると思っていると思う

直感に反する』とかい理由からではないが、科学者も真面目に光速変動理論みたいなのやってるよ

▼ The critical geometry of a thermalbig bang

https://journals.aps.org/prd/abstract/10.1103/PhysRevD.94.101301

We explore the space of scalar-tensor theories containingtwo nonconformal metrics, and find a discontinuity pointing to a “critical” cosmological solution. Due to the different maximal speeds of propagation for matter andgravity, the cosmological fluctuations start off inside the horizon even without inflation, andwillmore naturally have a thermalorigin (since thereis never vacuum domination). The criticalmodel makes an unambiguous, nontuned prediction for the spectralindex of the scalar fluctuations:

nS=0.96478(64). Considering also that no gravitationalwaves are produced, we have unveiledthe most predictivemodelon offer. Themodelhas asimple geometrical interpretationas aprobe 3-brane embedded in an EAdS2×E3 geometry.

 

英語科学読み物記事
Theory that challengesEinstein's physics could soon be put to thetest | ImperialNews | ImperialCollegeLondon

https://www.imperial.ac.uk/news/176127/theory-that-challenges-einsteins-physics-could/

  

日本語科学読み物記事
かつて光は光速よりも速かった説を証明するかもしれない数値「0.96478」。光速変動理論先駆者発見 - Engadget日本版

https://japanese.engadget.com/jp-2016-11-29-0-96478.html

インペリアルカレッジロンドン研究者が、光の速度が変化するという説を証明するかもしれない数値を発見したと発表しました。その値は「0.96478」。いったい一体何を言っているのかわからないと言われればそのとおりですが、今後この数値の正当性実験観測によって証明されれば、宇宙の成り立ちの常識が大きく覆されるかもしれません。

  

宇宙では、あらゆる方向から宇宙背景放射と呼ばれるマイクロ波が飛んで来ています。これはビッグバンのあと40万年後ぐらいまでに放出されたごく初期の宇宙の光の名残とされ、そのスペクトル指数は0.968と観測されています研究者発見した0.96478は、さらビッグバンに近い、より古い時期のスペクトル指数値を理論的に導き出したもの。0.968と0.96478ではほとんど誤差じゃないかとも思えるものの、この差が観測によって正しいと証明されれば、太古の光は現在よりも速かったといえるわけです。

 

今回の数値を発見したジョアオ・マゲイジョ教授は、光速変動理論先駆者として知られる人物現在宇宙では片側の端から反対側の端まで、たとえ光の速度でも宇宙ができてからの年月以内にたどりつくことができない地平線問題という矛盾があります宇宙に光の届かない場所があるならば、宇宙場所によって温度にムラができなければなりません。ところが、実際は宇宙空間のどの場所でも温度は均一です。この問題解決するのが、ビッグバンが起こったような宇宙の初期ほど光は高速だったと考える光速変動理論です。

 

一方、現在主流なのは光の速度は一定だとする一般相対性理論に基づくインフレーション理論インフレーション理論は地平線問題解決できるものの、ビッグバンの後、急激に宇宙が膨張した「インフレーション」があったとする"特別な条件"が必要で、この点については何の証明もされていません。もし、マゲイジョ教授らが発見した宇宙背景放射のスペクトル指数値が観測によって正しいと確認されれば、インフレーション理論だけでなく一般相対性理論の一部もなんらかの修正必要になるかもしれません。

 

おまけ:こういうネタで遊べるサイト

Physics Forums

https://www.physicsforums.com/

 

あとTwitter海外情報見てると物理ネタ宗教ジェンダー否定に繋がる生物学ネタはシュバる人多いなって思ってる

世界中どこも民度変わらんわ

Permalink |記事への反応(0) | 19:07

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2021-05-17

anond:20210516225443

表面だけしか見ない観察者にとっては、「科学の真理は疑いの余地のないものである科学上の論理は誤ることは無いし、学者ときおり思い違いをすることがあっても、それは論理規則を見損なったためである。」

...

世間の多くの人々、とくに物理学の初歩を学んでいる高等学校の生徒などは科学の確実性の起源について、このように考えているのである

...

少しでも反省したものは、仮説の占める領分がどんなに広いかということに気が付いた。数学者は仮説なしでは済まされないし、実証科学についてはなおさらである。そこで、

はたしてこれらのすべての構築が極めて堅固なものであるかどうかが疑われ、わずかの微風にあっても打ち倒されてしまうと信ずるようになった。こういうふうに懐疑的になるのも、また表面的な考えである

全てを信じるか、全てを疑うかは、どちらも都合のよい考え方である。どちらであっても我々は反省しないで済むからである

から簡単判決を下したりしないで、仮説の役割を念入りに調べてみるべきである

そうすれば仮説の役割必要であるというばかりでなく、たいていの場合は仮説が正当であることを認めるであろう。

...

仮説には多くの種類があって、ある種の仮説は実際に検証することができ、ひとたび実験によって確かめられたなら、多くの結果を生む真理となる。

またある種の仮説は、我々を誤りに陥れないで思考に拠り所を与える役に立つ。

また第三の種類の仮説は、見かけだけが仮説であって、実は定義規約が扮装をつけたに過ぎないということが分かるだろう。

(アンリポアンカレ 「科学と仮説」)

定常宇宙論者として今なお健在な人はフレッド・ホイルである。(*フレッド・ホイル2001年に死去。)

かれは1948年に定常宇宙論論文を発表し、それから50年を経た現在においてもなお健筆をふるい続けている。

...

…このように、定常宇宙論観測結果を取り入れるのに精いっぱいで、とても預言的能力を持つとは言い難い。そのため、宇宙論の分野では影響力を失っている。

ホイルの論文も、偉大な業績を持つホイルであればこそ受理されているのであって、私が書けば受理されないだろう。

しかし、全く無意味ではない。宇宙背景放射の塵起源論は、物理学としては原理的に否定できないかである。そのような変わった塵が存在するならば、ホイルのいうようなことが起こるであろう。

問題はそのような塵が実際に存在するかどうかであり、ホイルの提案に刺激されて、塵生成に関する研究が大いに進んだことも確かである

(池内了宇宙論のすべて」)


  • 科学者は仮説なしに仕事をすることは出来ないし、あらゆる仮説を信じたり、またあらゆる仮説を疑って見たりするような「無責任」な態度で仕事するべきではない。
  • 仮説の一部は実際に調べることができる、また一部の仮説は、科学思考の拠り所として機能する、また別種の仮説は、「規約」を言い換えただけの命題に過ぎない。
  • ある種の科学が確からしいのは、多くの先人がその領域を踏み固めてくれたからであって、まだ踏み固められてない領域、つまり仮説的側面が大きい科学領域がある。
  • 仮説的側面が大きい分野では、その論文の確からしさの基準として、「誰が書いた論文か」も、当然重視されるはずである。なぜなら、どの仮説を信じるかは科学者各々の責任であり、「誰を信じるか」は、「自分科学思考から踏み外さないための思考の拠り所」として機能うるから。

(追記分)

Permalink |記事への反応(0) | 12:55

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2019-04-27

異世界生物はどうして人間そっくり生物がいる惑星舞台なのか?

異世界転生の異世界は、魔法が使えたりという違いはあっても地球のどこかの時代と似ているし、エルフやオークはいても人間があたりまえのように存在してる。

でもまったくの偶然で転移とか転生したのなら、人間とは全く違う生き物がいる惑星だったりしてもいいし、転移なら惑星に都合よく移動するのも不思議だ。

そんなことを考えていて、じゃあそうじゃない作品は書けるのかなと試してみたら少しは書けた。

カクヨムにアップしたけど誰も読んでないみたいなので、ここで宣伝

途中から一部を転載したので、読んで面白そうだったらリンク先で残りをどうぞ。

宇宙転生」より。

気が付いたら宇宙空間にいた。見渡す限り真っ黒で、星もほとんど見えない。

いくら転生先がランダムといっても、何も無い宇宙空間に来てしまうとは。でも転生するには誰か知的生命がいないとダメなはずだけど、ここはほとんど真空宇宙で何もない。

しばらくすると転生先の知的生命の基本記憶が伝わってきた。同時に彼の身体感覚認識できるようになって、今の自分身体を感じることができるようになった。白いすべすべした球体、それが今の身体自己認識だった。

これはいったい、と思って周囲を見回すと、真っ黒だった宇宙は薄明るい感じになっていた。これは僕の今の身体赤外線を感じることができ、宇宙背景放射を光として見ているからのようだ。しかしこの身体は何だろう。星なのか?

星ではなかった。僕の身体は、ほとんど真空に近いガス、それが自分自身の弱い重力で球状にまとまっているみたいだ。だから本当は、というか前の感覚からすると目の前にいても有るのだか無いのかわからないような存在なのだけど、宇宙背景放射も見える今の知覚だと白い球体として自分身体を感じることができる。しかし何というか、最初の転生先が宇宙空間に浮かぶ希薄なガスだったとは。

宇宙転生 転生したら宇宙空間だった」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889288771

Permalink |記事への反応(19) | 18:29

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