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2024-04-05

私の中国武術の調べ方

# 私の中国武術の調べ方

##文章の集め方

###日本の本・雑誌

本屋古本屋図書館Amazonメルカリヤフオクなどで根気よく探します。

特に雑誌は出回っている時期が限られるものがあるので、定点観測必要です。

日本における中国武術1990年前後流行していたので、新しいものより古いものの方が情報が充実しています

###海外文章

最低、簡体字繁体字英語の3つの言語検索して、探します。

本土だけでなく、香港台湾米国しか伝承されていないものがあるためです。

ヨーロッパなどにもあるかもしれませんが、探すのが大変で自分はそこまで手が回っていません。

できれば信頼できるサイトから文章を探します。

###海外の本・雑誌

神保町に置いてあることがありますが、基本は輸入します。

自分で輸入するか、難しければ代行をお願いしましょう。

孔夫子逸文武術文化有限公司の2つのEC特に珍しいものがあります

書籍自炊してPDFにして、OCRをかけた方が取り回しやすいのでおすすめです。

###文章の集め場所

集めた文章適当ナレッジツールに整理します。繁体字簡体字が混在すると検索に不便なのでどちらかに寄せることをおすすめします。

人物別に整理しつつ、著作時系列順に並べておくのと研究に利があると思います

同じ人物でも初期の著作と後期の著作では異なる内容があり、そこが研究の要点になるためです。

また経験的に、武術には地域性があるため、どこで書かれたかも分かれば研究一助になります

横断的な論点については、タグを付けたり、記事をまとめたりして整理します。

##翻訳

DeepL、ChatGPT、Claudeなどの選択肢があると思いますが、今であればClaudeが有力です。

真面目に研究するのであれば、有料版以外の選択肢はないというのが個人的感覚です。

事前整形、翻訳翻訳チェックの3つのプロンプトがあれば、作業が便利になると思います

もっと便利な翻訳専門のツールもありそうですが、自分は使っていません。

## その他

動画であれば、YouTubeか优酷を探せばほぼ足りるでしょう。調べ方は文章と同じです。

最近字幕を出す方法がいくつもあるのでそれを使って研究すると楽でしょう。

また、中国武術文化的背景には道教儒教仏教中医学が深く関わるため、日本語でいいのでこの辺りの知識を押さえておくと、理解やすくなります

##総論

現在技術サービスの発展で誰でも中国武術研究できる時代になったと思います。ぜひ、ご自身研究してみてください。

Permalink |記事への反応(0) | 09:56

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