Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「嫌われる勇気」を含む日記RSS

はてなキーワード:嫌われる勇気とは

次の25件>

2025-03-15

さらだけど読みたい本

嫌われる勇気

人生がときめく片づけの魔法

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

Permalink |記事への反応(0) | 16:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る④

【前】anond:20250202175752

11:好色一代男 島田雅彦 訳[新訳] 雨月物語 円城塔 訳[新訳] 通言総籬 いとうせいこう 訳[新訳] 春色梅児誉美 島本理生 訳[新訳]

この中では雨月物語しか読めていない。確か角川ソフィア文庫で読んでいる。

村上春樹海辺のカフカ」で言及されていたので興味を持った。物語集として面白いのだが、序文紫式部を持ってくる自意識の強さが良い。あと、僕はそもそも怪奇物語が好きだ。好きなのは凄惨なスプラッタお化け屋敷的なジャンプケアではない。何か人知を超えた存在がいるという驚きや恐れなのだ

これは僕の感傷マゾとつながっているのだろうが、言い出せない妄念を抱えた死者というモチーフが好きだし、神話物語に通じる奇譚が好きで、だから仏教説話説教臭い割に好きだ。

ところで、東京創元社編纂したSF短篇集「時を歩く」にピンとくる言葉があった。空木春宵によれば、幽霊とは虐げられた人々の象徴で、だから怖いというよりも親しみを感じるそうだ。その言葉にはたと膝を打った。だから僕もお化け妖怪が好きなのだ。異様な姿をしていて、理解できるのかできないのかわからない、その「他者」っぽさが面白いんだ。モンスターが深い知性を持っているという設定、大好き。

ちなみに、小林泰三「酔歩する男」の元ネタ菟原処女伝説が、「浅茅が宿」でも触れられている。これを書いていたら小林泰三をまた読みたくなってきた。

菊花の約」は小泉八雲が「怪談」で翻案している。小泉八雲も上と同じ理由で好きだ。一度彼が翻案する前の原典を読んでみたい。僕は箱庭的世界というモチーフが好きなので「安芸之助の夢」が特に大好きだ。

ところで小泉八雲朝ドラをやるそうだ。大好きな作家だが、きっと観ないんだろうな。僕がテレビを見る習慣をなくしたのは、一つはイケメンの歯の浮くようなセリフを聞きたくないかなのだが、もう一つは小説家を目指すために、帰宅してから寝るまでの時間をずっと執筆にあてていたかなのだ。あと、ドラマを見ていると本編を放っておいて、史実ではどうなっていたかを調べる悪癖もある。

というわけで、残りの物語もそのうち読む予定。

12:松尾芭蕉 おくのほそ道 松浦寿輝 選・訳[新訳]与謝蕪村 辻原登 選[新釈] 小林一茶 長谷川櫂 選[新釈] とくとく歌仙 丸谷才一 他

これも「おくのほそ道」しか読んでいない。たしかビギナーズクラシックスだ。人々と交流しながら俳句を作っているのが楽しそうだけれど、地元に句会の記録が実は山ほど残っていたりしないんだろうか。

そういえば句会に通う友人にそそのかされて試みに俳句作ってみたけれど、短歌と比べて情報量が圧倒的に凝縮されている。言葉選びが極めて厳密で、密度が高い。短歌は十四文字だけの余裕があるがあるから、聞いていてもゆとりがある気がする。僕は散文の文学の良さは情報圧縮困難性、言い換えるならばどういう話かあらすじを短くまとめると魅力が失われる度合いが高いものを高く買っている。逆に、詩文はどこまで世界圧縮できるかだ。しかしながら、短歌枕詞で五文字も使う。なぜこんな効率の悪いことをしているのかは不思議だ。

短歌与謝野晶子俵万智穂村弘あたりを読み、俳句は他に高浜虚子あたりを読んだ。

俳句じゃなくて短歌だが、与謝野晶子熱量がすごくて読むのにえらく時間がかかった。また、穂村弘は生々しい男の生理表現されていて何となく好ましく思う。しかしそれを荒っぽくぶつけているようできっちりと計算して表現している。形式があらかじめ用意されているからこそか。「台風の来るを喜ぶ不精髭小便のみが色濃く熱し」「男の子はまるで違うねおしっこの湯気の匂いも叫ぶ寝言も」「泳ぎながら小便たれるこの俺についてくるなよ星もおまえも」。僕は意外と暴力的ものが好きらしい。

俳句は数が多く、未読が多く、次々に新しいのが生まれており、追いつけない。ここに載せられた作品もいつかは読みたいが、記憶に残らないこともあるだろう。しかし、すべてを記憶しておかないと不安だというのも強迫観念に過ぎない。読んだその場で一期一会幸せを覚えれば、それでいいのかも。ちなみに、俳句が作者の目の前で論評されるバラエティは、かつて通った小説創作講座を思い出して胸が苦しくなるから、見ていない。あれ残酷だよね。

こうしてみればわかると思うが、平安時代文学と比べると、まだまだ読めていないのが江戸時代作品だ。開き直って現代語訳でどしどし読みたい。

古典は急がない。いつまでも待ってくれている。世間流行っている作品とか必読書とかそんなのとは無縁だ。千年前の作品を読むのが一年や二年遅れたところで、どうということはない。

ところで脱線するけれど、いま生きている人を推せる人って偉いと思う。だって、いつスキャンダル裏切られるかわからいからだ。それこそ明治文豪クズだったとかいう話はよく聞くけれど、今となっては本人を含めて関係者がみんな死んでるので、多少は冷静でいられる。新たに醜聞が掘り起こされても「昔の人だからね」とどこか冷静になれる。今の人だとこうは行かない(以下、きちんと謝罪をしなかったためその態度に非常に腹が立ってファンをやめた人や、音痴イケメン歌手実例を事細かに挙げるつもりだったが、見苦しいので削除した)。他にも存命人物だと、事件を起こす前のオウム真理教面白がってた著名人や、古本屋で見つけたロリコン写真集に「これぞ芸術」と推薦文を寄せていた文化人に「逃げるなァァァ」と言いたくなることがある。

やっぱり推しは死んでいる人に限る。どんな差別発言をしていても過去の人間だから納得できてしまう。そんなことを頭の片隅に置いてネットサーフィンをしていたら、芥川龍之介が「侏儒の言葉」で似たようなことを言っているのを見つけた(正確には、悲観主義について調べており、そこから哲学者フィリップマインレンダーを見つけ、そこから偶然にも「侏儒の言葉」の言葉にたどり着いた)。

   古典

 古典の作者の幸福なる所以兎に角彼等の死んでいることである

   又

 我我の――或は諸君幸福なる所以兎に角彼等の死んでいることである

侏儒の言葉」は好きなんだけど、読んでいると段々と彼の鬱に巻き込まれていく。いつか芥川全集をぶっ通しで読みたいが、晩年作品を読むと真実を言い当てすぎていて心底気分が悪くなってくる。二十代の頃のようにシニシズムを楽しむだけの体力がもはやない。ネヴァーモア! 昔はアンブローズ・ビアス悪魔の辞典」とか大好きだったんだけどな。

とはいえ、数百年前の古典を無批判に読んでいると、人間身分上下があることやとりあえず天皇家が偉いことが自明に思えてくるし、人命がアホみたいに軽いことに感覚がマヒしてくるので、これもまたよろしくない。

こういうことを考えている時は大抵は体調不良ときなので、筋トレなりストレッチをしたりするのがいいのである。僕らは結局肉体を備えた存在で、そこから入力がどんな言葉よりも助けになることが多い。というか、言葉自家中毒を起こすことはよくあるのだ。ペッペデス。頭が良すぎて不幸になった人間物語は好きだが、芥川には生きて戦後を見てほしかった。

さて、池澤夏樹全集では、これ以降の巻では明治作品が扱われる。しかし、ここまで書いてきてかなり長くなってしまった。ひとまず、江戸時代までで一区切りとし、近代作品はまた別の機会としたい。おそらく本気になって書いたら、作家ごとに思い入れのある作品は多く、言いたいことはたくさんあるので、もっと長いエントリになることだろう。近現代作家集に至ってはIからIIIまであり、合わせて何十人もの作家が紹介されている。倍近くになるだろう。

ただし、その機会がいつ訪れるかはわからない。先にドストエフスキー中島敦ポーラブクラフトについて書くかもしれない。あるいは、文学にかこつけた自分語りが一段落したので、これで終わりにすることも大いにありうる。

なお、次のエントリでは、有名どころだが話の流れから言及できなかった作品について述べる。

INTERMISSION④

さっきは何が苦手かについて書いてしまったので、逆に何が好きかについても少しは語ろう。芥川賞をはじめとした現代文学を読んでいて、どういう作品自分に刺さるかを整理すると、知識豊富な語り手の小説が一番好きで、その次が自分の巨大な感情論理的言語化するのがうまい人が語り手であるものだ。それから、無軌道な性欲や暴力衝動、ひがみなどの負の感情を抑えきれない人間が出てくるのが続く。自分中高生の頃、そうしたダークな受賞作が連続していたと記憶している。田中慎弥共喰い」とか、時代は下るが西村賢太苦役列車」とか、砂川文次「ブラックボックス」とか、自分暴力衝動に屈する人間を描いたのが好きだ。青来有一「聖水」とかもそうだ。世間からはみ出してしまった、汚らしい人間が好きだった時期がある。おそらく「悪とは?」が内なるテーマだったんだろう。

芥川賞は一つの賞でしかなく、世間的には評判が良くてもピンこと来ない作品はどうしてもある。若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」は最初から自分の中の無意識の声たちについて説明しすぎていて、「それだったら最初から意識の流れとか無意識って言えよ」って思ってしまって、それ以来ずっと批判的にしか読めなかった。あれは高齢者向けの一人で生きることを学ぶ教養小説なんだよな。あと、又吉直樹作品結構な頻度で、的外れ批判をしてくる劇団員女性が出てくるけれど、「お前、本当は社会的作品批評が嫌いだろ?」っておちょくってやりたくなる。村田沙耶香コンビニ人間」については前回のエントリ名前を伏せてチクリとやってしまった(最後まで読んでいないくせに!)。

理想を言えば性別だとか人種だとか国籍だとか年齢だとか思想だとか、そういうのを抜きにして作品評価したいんだけれど、ある程度年齢を重ねてくると、十代の頃のように素直にストーリーを受け止められず、若いころのように思考の柔軟性がなくなり、労働で疲れていては異質なものを楽しむゆとりが減る。どうしても自分属性性格が近い人の文章面白く感じるので、公平に評価するためにマイノリティ枠を設けるってのは、いくつかの問題点があるとはいえ、一つの知恵だと思う。なお、文学的に優れていることと、そのとき自分に刺さって面白いのと、今の社会必要としているのとは、まったく違うので、話題小説がいつも面白いわけにはいかないのはしょうがないのだろう。

脱線すると、芥川賞を取ってもその後書き続けられた作家のほうが面白い。というか、受賞作がつまらなくてもその後面白くなる作家も多い。しかし、逆に芥川賞を取る前の青臭い作品しかない魅力もある。長編を連載するだけの構成力も体力もないデビューしたての漫画家の初期短編からしか得られない栄養素があるのと同じだ。

なお、僕は大体漫画を買うとき短編が多い。「Fellows!」「ハルタ」「エロティクス・エフ」「楽園」「アフタヌーン出身漫画あたりから、絵が好みなのを選んでいるようだ。

というか、みんなあれだけ長編少年漫画を読むだけの体力があってすごい。ただし、僕がなかなか長編漫画が読めないのは、活字のようにぶっ通しで一気に読もうとしているからという可能性がある。連載を追うペースで、ゆっくりと読めばいいはずだ。

なんでこんなことを言うのかというと、僕は同世代経験相対的に乏しいためだ。例えばゲームが下手すぎて、ドラクエファイナルファンタジーなどの多くの作品プレイできていない。ポケモンでさえ途中で飽きる人間なのだ自分が好きなペースで刺さった作品を読んでいるだけなのだが、時折どうしても疎外感を覚える。若いころにもっと流行りのJ-POP聞いてりゃよかったよ。そりゃあ人は人、自分は自分だけれど、寂しい。

とはいえ少年漫画の多くは恋愛が扱われるので、そこまで読みたい気分でもないのである

こういうことを書くと「課題の分離」とかいう話になりそうだけど、個人的にはアドラー心理学はそこまで信用していない。さっき書いた「課題の分離」をはじめとした有益概念は多いし、原因を探るよりもまず対処法を考えるのは、実生活で非常に役に立つ。というか、実際に役に立った。だが、「嫌われる勇気」をはじめとした本ではいいことを言っている一方で、「私に反論するとしたら、それは私の理論理解していないからだ」という、反証可能性を潰すような自己完結した思考をしているのがいただけない。これは初期のフロイト派の「私に反論するとしたら、それは私に父親見出しいるからだ」とか、古い時代フェミニストの「私に反論するとしたら、あなた女性差別を乗り越えられていないからだ」とか、それらと同様の理屈だ。なにか自己完結した、人の話を聞かない嫌らしさを感じる。

自己完結と言えば、たとえば何人かの反出生主義者が(もちろん別の哲学的立場でもいい、実例は見たことがある)、予期される反論に対してすべて想定問答を作ってガチガチ自己防衛をしているのを見ると、圧倒的な壁のような「他者」を感じる。この人と議論しても、自分相手も何も変わらないだろうなという、諦念を感じることがある。互いに変化をもたらす「対話」にならないのだ。

意識の高い人たちが叩かれるのはこれも理由かもしれない。会話をしても意見を変えてくれないだろうと感じるのだ。一方的議論をしたいのなら活字でいい。僕は対話がしたいのだ。

Permalink |記事への反応(1) | 18:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-01-03

[読書]2024年に読んだ本、前編

1月

読書(16冊)

フィリップウィルキンソンまぼろしの奇想建築天才が夢みた不可能な挑戦 (NATIONAL GEOGRAPHIC)」

十三機兵防衛公式脚本集:Double Strand」

伊藤之雄元老近代日本の真の指導者たち」★★

高木ケイガルシア・デ・マロネスによって救済された大地」

アマサワトキオラゴス生体都市

麦原遼「逆数宇宙

十三機兵防衛公式保存記録:Double Helix」

趙景達(チョ・キンダル)「植民地朝鮮日本」★★★

琴柱遥「枝角の冠」★

新藤尚典「推し三原則

榛見あきる「虹霓のかたがわ」

田場狩「秘伝隠岐七番歌合」

河野咲子「水溶性ダンス

齋藤雅典「菌根の世界:菌と植物のきってもきれない関係

高野秀行「謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランド戦国南部ソマリア

ブライアン・インズ、クリス・マクナブブライアン・インズ、クリス・マクナブ「ビジュアル世界の偽物大全 フェイク・詐欺捏造の全記録」

薄い本が多いので冊数はややチート

やはり高野秀行面白いし、SFは定期的に読みたくなる。

美術

キース・ヘリングアートストリートへ」

「開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築

併設「ルオー家族のいる風景

スカイツリープラネタリウム

2月

読書11冊+α)

藤村シシン「古代ギリシャリアル」★★★

岸見一郎古賀史健嫌われる勇気自己啓発の源流「アドラー」の教え」

齋藤雅典「もっと菌根の世界

芝崎みゆき古代マヤアステカ不可思議大全」

キャスリン・ペトラス、ロス・ペトラス 「人体ヒストリア その「体」が歴史を変えた」

高野秀行アヘン王国潜入記」★★

高野秀行西南シルクロードは密林に消える」

春画ール「春画の穴―あなたの知らない「奥の奥」―」★

岸見一郎古賀史健幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII」

齋藤勝裕「「原子力」のことが一冊でまるごとわかる」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S5話 鳥は見えるか?」

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #34 黄泉から手紙

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #35 旧針金山トンネル悪霊

ヘシオドス神統記」

美術

マリー・ローランサン時代うつす眼」

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治

(どちらもアーティゾン美術館)

3月

読書(13冊)

芝崎みゆきイースター島不可思議大全:モアイと孤島のミステリー

五十嵐ジャンヌ「なんで洞窟壁画を描いたの?―美術のはじまりを探る旅 (13歳から考古学) 」

ヘーシオドス仕事と日」

芝崎みゆき古代インカ・アンデス不可思議大全」★

布施英利「洞窟絵画を旅して ヒトの絵画の四万年

辻田真佐憲「「戦前」の正体愛国神話日本近現代史」★★★

田辺聖子田辺聖子小倉百人一首」(再読)

イソップアイソーポス)「イソップ寓話集」

タイモン・スクリーチ大江戸異人往来」

ギリシア喜劇全集 1」

野坂昭如アメリカひじき火垂るの墓」★★

北杜夫幽霊 ――ある幼年と青春物語――」

アポロドーロス「ギリシア神話

美術

マティス 自由フォルム

遠距離現在 Universal / Remote」

4月

読書(13冊+α)

石黒達昌日本SF臨界石黒達昌冬至草/雪女」

半藤一利保阪正康昭和の名将と愚将」(再読)

まっぷる山形鶴岡酒田蔵王米沢24

北杜夫「楡家の人びと第一部」

北杜夫「楡家の人びと 第二部」

北杜夫「楡家の人びと 第三部」

ギリシア喜劇全集 2」

「蒸気駆動の男:朝鮮王朝スチームパンク年代記

安達宏昭「大東亜共栄圏-帝国日本アジア支配構想」★

ギリシア喜劇全集 3」

ラリイ・ニーヴン無常の月」(旧版)★★

進士素丸「文豪どうかしてる逸話集」

北杜夫「木霊 或る青年期と追想物語」★

中井紀夫日本SF臨界中井紀夫 山の上の交響楽」

何となく東アジア歴史特に第二次世界大戦ばかり読んでいる。小説も含めて。

美術

テレビ朝日開局65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of UrbanArtバンクシーからカウズまで~』

5月

読書(16冊)

加藤聖史「「大日本帝国崩壊東アジア1945年」★★

「別冊日経サイエンスログラフィック宇宙 時空と重力起源に迫る」

酉島伝法「隔世遺傳(かくりよいでん)『皆勤の徒』設定資料集」

間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」★★★

田中空「未来観測員」

ギリシア喜劇全集 4」

ラリイ・ニーヴン魔法の国が消えていく」

安野貴博「サーキットスイッチャー」

竹田人造「AI法廷ハッカー弁護士

ラリー・ニーヴン他「魔法の国よ永遠なれ」

岸本惟「迷子の龍は夜明けを待ちわびる」

ギリシア喜劇全集 5」

梶尾真治地球プレイン・ヨーグルト」(旧版)★

鈴木理生江戸の町は骨だらけ」

沓掛良彦・訳「ホメーロスの諸神讚歌」

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル①〉プランクゼロ

漫画

入江亜季「北北西に曇と往け」七巻

1000decillion「Morals under a pagoda I/II」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda III/IV」(同人誌

美術

ブランクーシ本質象る

石橋財団コレクション特集コーナー展示清水多嘉示」

北欧神秘ノルウェースウェーデンフィンランド絵画

6月

読書(13冊)

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル②〉真空ダイヤグラム

真貝寿明「宇宙検閲官仮説 「裸の特異点」は隠されるか」★

大村幸弘、篠原千絵ヒッタイト魅せられて:考古学者に漫画家が質問!!」★★

津本英利「ヒッタイト帝国 「鉄の王国」の実像

スティーブン・キングスタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編」

スティーブン・キングゴールデン・ボーイ 恐怖の四季 春夏編」

安村敏信もっと知りたい狩野派 探幽と江戸狩野派

アリク・カーシェンバウム「まじめにエイリアンの姿を想像してみた」

藤村シシン「秘密古代ギリシャ、あるいは古代魔術史」★★★

山本健人「すばらしい医学――あなたの体の謎に迫る知的冒険

中野京子「怖い絵」

藤田正勝「日本哲学入門」

中野京子展覧会の「怖い絵」」

漫画

売野機子薔薇だって書けるよ:売野機子作品集

高江洲弥「リボンと棘 高江洲弥作品集

1000decillion「Morals under a pagoda -Kama Sutra-」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda -Egypt-」(同人誌

1000decillion「morals under a pagoda -Greece-」(同人誌

美術

「オープニング展 UESHIMAMUSEUM一般公開

メサギャラリー(LG横浜イノベーションセンター

毎年月ごとの上位三冊を選んでいるが、ある月の四位が別の月の二位を上回って面白いことがある。つまり当たりの多かった月だ。すべての本に対して星の数で評価すべきかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 09:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-05

営業怖い

来年から社会人BtoB営業なんだが、今になってめちゃくちゃビビってる。見て見ぬふりしてたけど新規既存の客に電話かけまくって、断られて当然な仕事って相当メンタル来るだろ。社員の一日紹介では商談が1日4件とか言ってたけどそれにたどり着くまでどうするんだ?1日1件だったら他の数時間はずっとェ電話するんか?上司嫌われる勇気とか勧められたし。陰キャコミュニティから他に営業やる友人おらんくてそれも心細い。ほんと根性出して警官記者になる友人たちすげぇよ。自分に出来るんか、電話営業

Permalink |記事への反応(0) | 05:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-01

最近の子は……

とか、まだ言われる立場のほうが多いくらいのヒヨっ子だけど。それにしても、最近の子も親も「打たれ弱い」のが増えたよね。揉まれ慣れてない、のほうが近いかも。

たとえば、ある子が「学校ドレスを着ていきたい!」と言い出すとする。

自分世代感覚だとまず親が「なに馬鹿なこと言ってんの?」と一蹴して終わり。ここで放任タイプの親が口を出さずに放っておき、本当にドレス着て来た子どもがいたとして、学校で「それは学習に適さな服装だ」と指導されて終わり。

それが今だとどうなるか?

まず親が「あなたドレスが着たいのね!プリンセス大好きだもんね」と受け止めて、そのまま送り出す。個性尊重といえば聞こえはいいけど、自分の子嫌われる勇気のない親・子どもわがままに付き合う余裕がなく楽な選択肢流れる親が多い。

百歩譲って、親子2人で信念をもって「ドレス登校」を突き通せるのならアリかもしれない。

でも、実際ドレス学校に来て先生から指導されたり、友達から「なんでお前ドレス着てるの?変じゃね?」と言われたりするのに耐えられない。親も子も。

そうなると「人格否定されるような指導をされた」「悪口を言われて学校行きたくないと言っている。いじめた子と親に指導して謝罪させろ」になる。被害者というカードを手に入れると、途端に強気になる。

つらい思いをする人は少ないほうがいい。個性尊重されたほうがいい。正しく素晴らしい意見なのは分かるよ。

でも、現実問題として社会はそれなりに厳しいし、大抵の場合個性が尖りすぎていない人間のほうが生きやすいじゃん。

学校にあるいわゆる謎ルールって、大人ちょっと考えれば理由が察せられるものばかりだよ。

ほとんどの子どもは、凡人の域を出ないまま普通大人として社会人になる。そのときに困らないために、できるだけ多くの子をいっぺんに教育するために必要ルールばかりだよ。

子供意志尊重して寄り添うことだけが、その子のためになるのか。お願いだから考えてほしい。

ドレス着て自己表現はできても、学校で1日過ごせば多少汚れることもあるし、着たまま走ってジャージ着た子に負けることもあるよ。せめてそれはわかった上でやってくれ。

ちなみにこの「ドレス」は、もちろんLGBT障害ではないよ。現場はこういうのにはかなり真摯に向き合ってるからね。「校則禁止されている匂い付き消しゴム」とか「見れば羨ましがる子がたくさんいるレアで高価なキーホルダー」とか「安全帽もろくに被れない派手な髪型」とかが近いかな……

この手の対応が一番の疲弊な気がする。もう疲れちゃったよ

Permalink |記事への反応(0) | 04:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-15

絵師ってマジでこんな感じの人多くない?

https://x.com/mizyumaru3100/status/1857007420473520129/photo/1

おおっマジで!?みたいなムーブする人

嫌われる勇気」を誤読してそう系

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-09

たぶん適応障害になったので、頭の中がどうなってるか言語化する

※「たぶん」というのは、医者の診断を受けてないからであり、ここに書く内容は冗談半分で受け取ってください。(正式に診断受けたら保険に入れなくなるじゃん)

私は院卒で会社に入って、今4年目になります学生の頃から、周りよりメンタルが強くなく、人付き合いも上手ではないけど、少ない友人と遊んで、そこそこの学業をしてきました。

今はというと、フルリモート事務系の仕事パソコンでやっていて、そのせいで病んでます。でも出社すると元気よくなるんですよ私。

適応障害って、職場という場所拒絶反応が出るのが典型っぽいので、俺の症状は逆じゃないかと思うじゃないですか。なんなんでしょう。このあたりは専門家意見を聞きたいです。

私の「病む」というのは、端的にいうと、プレッシャーに押しつぶされて、メールを見たり送ったりするのが怖くなり、音信不通になる系です。自分仕事ミスがあって周りの人に迷惑をかけていないかとか、仕事が遅くて相手から失望されているんじゃないかとか、そういう不安強迫観念が私の意思決定を鈍らせ、息苦しくなり、結果として何もできない「怠け者」になってしまます

そういう不安を感じちゃだめだと思えば思うほど、頭の中で考えてしまう。恥ずかしい思い出ほど忘れられないのと一緒です。適応障害というのは、そういう人間誰にでもある記憶意識の働きでバグがおきて、特定の場面で不安感が払しょくできなくなるという病気なんです(※素人意見)。

もちろん、そういう不安を感じなければ、私はうまく仕事ができます経験上、出社をすると、そういうのが出てきにくくなって、人並みに仕事ができるようになるんです。

おそらく、出社をすると、周りの人は自分が思っているよりも淡々仕事をしているのであって、常に自分に対して失望感をむき出しにしてきたりするような過酷世界は広がっていないと、私の認知のゆがみが正されることで、適応障害が(一時的に)抑えられるんじゃないかと。

じゃあ出社すればいいじゃんと思いますよね。それができないんです。うちの職場原則テレワークで、出社は例外的事情がなければ非推奨とされています最近、経費削減とかで社内で告知が出ました。本当は自分note愚痴りかったけど、これは社内秘だからはてブ愚痴ってます

先月までは、月の半分以上は出社していて、それで自分のペースを保てていたんだけどね、先月末くらいからなにもかもダメだ。

ダメなことが重ねれば重なるほど、適応障害は強くなる。

なので、そろそろ転職使用と考えているのですが、一身上の都合ですぐに転職をすることができないので、もう少しだけ周りの人に迷惑をかけながら、合理的配慮という発想のない上司や周りの人には我慢してもらおうと思います

↑こういう開き直りができればいいんですけどね、私の性格的にそう考えるのは無理です。生真面目といえば聞こえはいいですが、実態は、劣等感からくる見捨てられ不安というか、不真面目になることにより自分は見放されて居場所がなくなるんじゃないかというイメージが頭から離れず、他人から嫌われる勇気が持てません。

今も、今日中にと昨日に言った仕事に着手できていないので、比較気持ちが落ち着いて作業できる深夜明朝の時間帯に進めて、変な時間メールを送って周りをビビらせたる。

来週頭に1on1があるので、もしかしたらそこでクビかもね。会社都合で退職して、失業給付でも貰って食いつなごうかな。

Permalink |記事への反応(2) | 00:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-08

嫌われる勇気」←嫌われることついては特に書いてない

タイトルで誤解されてる本No.1だと思う

ちなみに本当の中身は哲学に自信ニキと逆張り若者BL

Permalink |記事への反応(1) | 10:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-05

嫌われるのは別にいいんだけど傷つけてしまうのが怖い

から職場の人とか(特に部下や若手)に無駄に絡みたくない

でもそのせいであまりチームの雰囲気良くないと言われる

社会人になるまであまり良い大人が周りにいなかったから、傷つく言葉言ってはいけない言葉許容範囲も線引きもガバガバすぎて自分のなんとなくの発言が傷つけたらどうしようと怖くなる

それにただでさえ立場権力の差があるから余計言葉には気をつけなくてはいけない

嫌われる勇気より傷つける勇気のほうが欲しい

Permalink |記事への反応(0) | 20:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-12

嫌われる勇気を持ちたい。

自分に自信がなさ過ぎてなんでも気にしすぎて。

いつも人の顔色うかがって。

無駄な気づかいをして気づいたらいつも自分蔑ろにして。

自分自身が一番自分蔑ろにしている気がする。

誰に感謝されるわけでもなく、逆に自分評価を下げて。

本当にばかみたい。

どんどん自分気持ちを言えなくなっていく。

それで苦しむ。

でも自業自得だなって思うから、外に発散はできなくて。

どんどん自分を追い込んでいく。

負の無限ループになっている。

なんか、本当に疲れちゃった。

Permalink |記事への反応(1) | 11:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-01

anond:20240901215734

別に、人に嫌悪感持たれることを気にしてなけれは、当人自由でしょう。

嫌われる勇気」なる本が売れまくっているということは、他人に嫌われてでも自分の好きなようにしたいという人がそれだけ多いということでは。

それを自分嫌悪する、見たくないというのはしゃーないにしても、一般化するのは違うと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 22:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-03

嫌われる勇気

別に勇気さなくても自然と嫌われるからヘーキヘーキ

Permalink |記事への反応(0) | 13:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-26

嫌われる勇気

勇気とか出さないで自然体でいたら嫌われる。

嫌われないように気を使っていてもいつの間にか嫌われてる。

Permalink |記事への反応(0) | 14:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-24

楽しめる仕事につきたかったなあ

俺、リーマン世代

気づいたらもう37歳。

はいもう経験ゼロ転職とか無理な年齢。

マネージメント経験でもあればいんだけど、なまじ大きい所に潜り込んじゃったせいで未だにほぼ平だよ。

名前だけ係長だけど、どうしようもねー新人教育して書類チェックするだけの最低ライン確保要員。

仕事はすっげーつまんねえ。

技術と関わることが全く出来ねえのがしんどすぎる。

個別顧客についての情報収集事情聴取特に相手が言い淀んでるネガティブな要素を聞き出すためになだめすかして貸し借り作るのがメインで業務の8割は「嫌われる勇気」みたいなのを出力することだ。

潤滑油とか緩衝材とかまさにそんな感じで耐え続けるだけのオッサンだ。

メンタル削られにいって、削られた分を回復して、また使い潰されるのが俺の仕事だ。

辛いぜ。

デリカシーのないクズ扱いされながら相手に踏み込んで、無能扱いされながら念の為確認を繰り返し、そんで結局最後には相手大事なこと言ってね―のが俺のせいになって全部組み直しだ。

くだらねえ。

つうか技術世界だって結局は誰かの思いつきとその場しのぎばっかじゃねえか。

何年も使うような変数名前思いつきで決めてるようなアホばっかじゃねえか。

マジでくだらねえよ。

要するにだ、どうせどこ行ってもつまんなかっただろうなってことだ。

マジでムカつくわ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:04

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-10

みだしなみを整えるメリットをくれよ

anond:20240609031254

服のにおいにしてもそうだけど、デメリットはわかる。他人不快に思われること

でもそれってデメリットとして成立しなくね?そもそも相手感情なんてわかりゃしないんだし、嫌われる勇気を持っていればどうでもいいじゃん。実際この増田だってこの女とは全く関係のない人間じゃん。もともとどうでもいい赤の他人じゃん

まあ、職場とかでギリそういうデメリットが成立したとして、でもデメリット消失するのってメリットとは思わんのよね

みだしなみを整えるメリット、つまりそうしたいと思えるモチベーション、そういうのが必要なわけよ。

ぱっと思いつくのがモテるとか。いや俺はそこどうでもいいんだよ。欲してないから。パートナーを獲得するに関わらない広義のモテってのもイメージしずらい。そういうのって普段仕事の実績とかコミュニケーションじゃないん?ちなみに俺は必要最低限には整えてるつもりだよ

マジで何をモチベーションにみだしなみを整えてるの?

みだしなみを整えるために日々支払ってるコストに見合うバックあるの?

必要最低限でよくね?そっから一歩二歩踏み出してる人に聞きたいんだが

同僚の男に「あいつしゃれてんな」って思われたとして、相手がそれ何も言ってこなかったら、だからなんだって話じゃん…言われたとて、それ嬉しいの?

Permalink |記事への反応(3) | 14:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-09

嫌われる勇気」を評価している奴はマジで三流だと思う。だってアドラー心理学」なんだぜ?

アドラー心理学ダメダメすぎる。

何が駄目って彼らは常に「俺達は正しい。やっぱり正しかった」しか言う気がないから。

たとえば彼らは「ある人がなにかに怒っている時、それは怒りたいから怒っているのだ」と語るが、

それについての検証結果考察がひどすぎる。

勘違いをして吹き上がっていただけだった→日頃のストレスを発散するために理由を探していたか勘違いしたのだ。それを暴いた俺達は凄い。アドラー万歳

・怒っても損するのは分かってたけど我慢できなかった→詭弁に過ぎない。なぜなら人は怒りたくて怒っているのだからアドラー万歳

別にそんなことは考えてなかった→無意識がそうさせたのだ。自分でも気付けない心理を暴き出した俺達は凄い。アドラー万歳

みたいな感じでどんな形からでも「やはり俺達は正しかった!」に変換してしまう。

自分たちの積み上げた理論が間違っていたら修正しようという概念がなく、常に自分たちは正しいので修正必要はないという前提で話を進めていくのだ。

祈祷師が「雨を降らします」と言って雨乞いするのと大差がない。

雨が振る→祈祷が通じたな。金を払え。

雨が振らない→簡単祈祷では対処できない状況。もっと凄い祈祷します。金を払え

絶対自分は間違っていないという前提からスタートし、やはり間違っていなかったをゴールとする人間研究なんて出来るとは思わない。

研究とは仮説→検証考察→仮説のループを繰り返すトライアンドエラー世界であり、天啓のような閃きはあってもその9割は実際には上手くいかないものなのだ

あろうことかアドラー心理学は100%中100%の確立で仮説が正解となるという奇跡未来予知のもとに理論を構築している。

こんな論調で話を進めるのは科学者ではなく詐欺師だけだ。

アドラー心理学を信用しているという時点で、その人間は信用に値しないと言っていい。

Permalink |記事への反応(3) | 10:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-08

旦那さんと同じタイプかも。力になれれば。

anond:20240606113439

注意

(2024/06/09 追記

本文

旦那さんは躁鬱かも。自分も5~6年前までは旦那さんと同じく短気だった。電車から降りる人より先に乗ろうとする人、傘の先端を後ろに振って歩く人、横断歩道無視する車、政治家汚職不倫ニュースなどを見るたびにイライラして、文句を口にしていた。今思うと、これは躁鬱の症状だったと思う。自分が躁鬱だと自覚改善するきっかけになったものを書いていく。今はイライラと上手く付き合えるようになり、人生が楽しくなった。それから、付き添ってくれた妻には本当に感謝している。あなた旦那さんが自分と重なってしまい、自分もあの時気づけてなかったらと思うと、いてもたってもいられずに書いた。少しでも力になれれば。

※以下で紹介する情報は数年前に触れたので、うろ覚えでテキトーな部分があるかも。あくまで今の自分解釈なので、鵜呑みにせず、旦那さんの心の準備ができたら精神科受診オススメする。

ツレが鬱になりまして

この映画きっかけで鬱だと気づけた。鬱のイメージが変わった。「鬱はぐったりと元気のない精神病。気弱な人がなるもの」と思っていたが、実際は「些細なことにイライラしがちな人がなりやす病気で、イライラと元気のない状態を繰り返すもの(=躁鬱)」だと知った。まさに主人公自分もそういう人間で、共感しすぎて見終わったら泣いてた。特に、妻に辛く当たった後に自己嫌悪に陥るシーンは、自分にとってはあるあるだった。見終わった後、妻に改めて感謝し、改善していきいたいと思えた。ちなみに鬱は「完治させる」のではなく「改善していく。上手く付き合っていく」 と考えた方がいいみたい。焦って治そうとすると、治らないことにイライラして再び自己嫌悪

嫌われる勇気

この本が改善きっかけ。特に学びになったのが評価は人の居場所を奪い、感謝は人の居場所を作る」 こと。

評価とは、人間に良し悪しをつける行為愚痴ネットでの誹謗中傷がそうだし、あなた旦那さんや私が、待ちゆく人やテレビに対して言う文句もそう。他人評価することは、相対的自分評価することになる。例えば、電車マナーの悪い人にイライラするのは、その人を悪く評価してる反面、マナーを守ってる自分を良く評価してることになる。評価を繰り返すうちに、理想のみが高かまっていき、自分が追いつけなくなると居場所を失う。居場所を守るために自分に厳しくしてると、許容量を超え、次第に矛先が他人に向き始める。余計に他人イライラする。負のスパイラル。また、意外だが「褒める」ことも評価であり、人の居場所を奪う。「あの人は優秀」とか。優秀な人を見ると自分ダメに思えて悲しくなるのは、勝手自分評価して居場所を無くしてるから。また「お前に褒められても嬉しくねーよ」って感じるのは、自分より下だと思ってる人間に居場所を奪われる不快感だと思う。

感謝は逆に人の居場所を作る。だから、居場所を得たければ、他人感謝をされること(他者貢献)をするといいらしい。本にはここまでしか書いてなかった。それを知ってからは、いろんな場面で親切を心がけるようにした。ただ、だんだん感謝されないとイライラするようになった。そこで気づいたが、自分は「感謝されたい」という気持ちでいっぱいになっていた。逆に、世の中には自分と同じように「感謝されたい」人がたくさんいるんじゃないかとも思った。そして、感謝を伝えることは誰かの居場所を作れるということであり、それ自体他者貢献 になるのでは?と考えた。それ以来、一切の評価を辞め、些細なことにも感謝するよう心がけた。例えば、今日も飯が食えることとか。生きてることとか。他人を褒めそうになったときは、感謝に置き換えた。例えば、活躍するスポーツ選手ニュースを見たら「すごい」じゃなく「頑張ってる姿を見ると、自分も頑張ろうと思えるな。ありがたい」とか。次第に、悪いことより、ありがたいことに目が向くようになり、「自分人生、恵まれてんじゃん」と幸福度が増した。イライラも減った。

また、人間は良いことよりも悪いことに敏感らしいので、気づくと感謝を忘れてイライラが再発した。なので、感謝を習慣付けるため、以下の2つに取り組んだ。

寝る前に夫婦感謝し合う

自分は3つ言うようにしてる。少なくとも1つは言う。些細なことでいい、「洗い物ありがとう」とか。ただ、厳格にルール化するとしんどいので、もちろん忘れちゃう日があってもいい。次第に、寝る前以外も自然感謝が言えるようになる。小っ恥ずかしいけど、互いに居場所を作ることができ、それが夫婦円満に繋がる。

感謝日記をつける

日記といっても毎日しんどいので、誰かに何かしてもらったときだけスマホメモるくらいでいい。メンタルがしんどくなったときに見返すと「そーいや、こんな嬉しいことあったっけ」とマシになる。家族や同僚のミスも「こんだけありがたいことしてもらえてたんだよな」と許せるようになる。あと、この日記は意外な場面でも役立つ。記念日や友人の結婚式、同僚の退職時など、メッセージを考えるのに困らない。

「次また同じことやったらどうするつもりなの?」への返し

自分だったら「二度としません」だけじゃなく、

を言ってほしいかも。そうしないと、何度も「二度としません」を繰り返すことになる。自分と妻がそうだった。旦那さんは、きっと安心や信頼が欲しい んだと思う。旦那さんに一緒に考えてもらうのもいいと思う。自分も妻と一緒に具体的な再発防止策を考えるようになってから感情的口論が減った。

アンガーマネジメント

アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング [図解 (特装版)] 

自分も読み途中だが、怒りを抑えるだけではなく、そもそも怒りづらくなる方法や、怒りを上手く伝える方法なども書いてある。ちなみに、自分は今まで以下の考え方で怒りを鎮めてきた。

HSP

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

旦那さんは、ひょっとしたらHSPかも(病気じゃなく性質)。HSPだと細かいことに気づきやすい。いい意味でも悪い意味でも。もし、飲み会など大人数の集まり後にグッタリしたり、光や音に敏感だったり、お腹すくとすごいイライラしたりする場合は、その可能性あるかも。ちなみに自分HSPで、この本を読んだら楽になった。自分の妻は非・繊細さんなのだが、繊細さんと非・繊細さんの上手い付き合い方が載っていて、互いに勉強になった。

不眠対策

もし、体調不良が不眠から来るものだったら、以下が効くかも。


最後

わかってらっしゃるとは思うが、上記を本人に無理矢理、読ませるのは逆効果自分会社アンガマネージメント講座を強制されたときはキレた。本人が知りたいと思ったときに、そっと差し伸べる程度で。ただ、本人に任せてたら状況は変わらないので「評価は居場所を奪い、感謝は居場所を作って、イライラを抑えられるんだって〜」くらいのノリで、奥さんから日頃の感謝を伝えてみる のがいいのかも。相手は変えられないので。結婚はしたのだから、きっと旦那さんにも素敵なところがたくさんあるはず。楽しかった思い出を振り返ってみて。人生をつまらない文句イライラではなく、楽しいことで満たしたいよね。

しばらくはしんどいと思うけど、峠を超えて、旦那さんがあなたが付き添ってくれたことに感謝してくれる日が来ることを願う。ただ、他人を変えるのは相当大変なことなので、ヤバくなったらあなた自身人生を最優先してくださいね。長文失礼。

Permalink |記事への反応(18) | 04:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-06

「大図書館魔術師」がサイコーと言う話

世の中には自分サイコーだと思っていても、何故か、全く評価されず、あれは重版でこれは重版でないのはなんで?ということがたまにある。

なんでだろーとほわわんと思っているうちに、打ち切りになって、なんとなく胸にぽっかり穴が空いたような気持ちになる。

これまでは、それを受け入れて来たけれども、今どき、とりあえず狂気的な熱量でその魅力を発信すれば、一定の評価までいけるんじゃねと思い至った。思いついたら試してみたくなる性分で、自分の知るあらゆる場所で喚き散らそうと皆様のお目汚しさせて頂いております

その漫画やら小説やらが、おもしろーと思う前提が大きく2つあると思ってる。

一つは、いかにうわぁーそれわかるわぁって深いところで思わされるかどうかである

下の人は、手に取ってもらえれば少なからず思うところがあるのではないかと思う。

自分マイノリティで、生きにくさを感じている人

●「馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない」を日常的にひしひしと感じている人

自分に対して卑屈になって、大した事ない人間だと思っている人

他者コントロールできず、自分自身のことしか自分コントロールできることはないという事実はは、人が幸せ人生を歩むうえで一番大切な考え方であると思う。

隣の芝は青く見える、アドラーの言う「他者競争しない」ということ、古今東西かに嫉妬凋落するという話は絶えない。

自分ではどうしようもないこと、他者との比較を駆り立てられるような仕組みが、今この世の中は多すぎる。そしてなぜだか、人の性質の一つとして自分が持っていない他人の何かに痛烈な魅力を感じてしまう。本来であれば、それは危機察知や、欲望自分自身に向けることができれば、とてつもない力を発揮するはずであるのに、間違った使い方を推奨させるような、情報蔓延ってしまっている。

自分人生自分のもので、他人比較しようとどうしようと、結局自分が何を考えどう行動するかでしか自分人生は動かないという事を痛烈に感じさせてくれる。

主人公がその事を少しずつでも確実的に自覚するに連れて、心臓をえぐり取られるような衝撃が体を走り、一旦目を閉じ深呼吸することを強いられる。

嫌われる勇気読んだ人とかも、読んでないけど興味がある人も、この作品を足がかりにしてから解像度が上がるかもしれん。

自分人生幸福にするためのヒントがわかりやすく散りばめられているこの本を読まん奴は本当に損だと思う。

おもしろーと思う要素2つ目は、王道要素である

弱いと思ってたやつが実は強い、正体不明の助けてくれた相手は、実はめちゃくちゃ権力者でひょんなことからコネが出来る等々。

葬送のフリーレンも、勇者が死んだあとのストーリーエモいと言う部分にフォーカスされがちで、言うまでもなく、それがあれの根幹の面白さではあるのだけれど、これでもかというほどに、「あいつ実はめっちゃ強いやん」、が詰め込まれている。それなのに、ブリーチのようにあーはいはい、またそのパターンねとならない。消費されない。十分なタメを作ったうえでのどんでん返しなので、読む方は毎回純粋に重く気持ちよさを感じ取れるのである

ただ、この紹介したい作品は、その要素を表に出さずに既に7巻まで進んでいる。ずっーと匂わせて、明らかなシーンとして強者を表立てない。それが読者に考えさせる余白を与える。

答えを早々に矢継ぎ早に、気持ちよくわかりやす正義を振りかざし、相手に考えさせないことで、我々をコントロールしがちな様々なコンテンツとは毛色が違う。私自身もどちらも面白いと思うのだが、あとに引き、心の奥に残り、他の人と共有をしたいと思うのは圧倒的にこの作品である

月刊からさ、ゆっくりなのよ進み方が、でもさ絶対終わってほしくなくて、ずーっとゆっくーり1年とか半年かに1回これが読めるだけでもうLOQバク上がりでさ、打ち切りなんてなったらショックもとてつもないからさ、応援したいわけ。

みんな頼む、マガジンで今なら一巻無料だ。

6月8日最新刊から、それに伴って、3巻無料キャンペーンがなされるかもしれん。私は、ユーチューバーの誰かが書評しているのをみて何かの記念で3巻無料でそこから入った口です。

ここのコメントが、そんな王道面白いの知っとるわであふれることを祈る

Permalink |記事への反応(1) | 08:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-03

anond:20240603160633

要するに嫌われる勇気迷惑かける勇気を持てってことやで

チーム対戦ゲームみたいなもんで初心者絶対周りに迷惑かけてゲームやめろカスって思われるわけやけど

それにビビってたらどうしょうもないから「慣れてないんやからしょうがないやろ嫌ならお前が消えろカス」って思うのが大事なんや

Permalink |記事への反応(1) | 16:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-31

anond:20240531111403

離れるべき縁が離れてよかった

積極的嫌われる勇気を持とう

Permalink |記事への反応(0) | 11:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-21

anond:20240520162209

個人体験に過ぎないので、反論にはならないが、一応思ったことを。

 

20代の時、飲みに連れていかれるのは、そん時の仕事の状況や体調によってはめんどくさいことも多かったが、結果的に得たものもある。

俺は今ウイスキー特にシングルモルトが好きだが、それを初めて美味いと思えたのは、先輩に連れていかれたバーでだった。先輩は特にウイスキー好きではなく、カクテルかなんかを飲んでたが、あん時先輩の金でモルトを飲まなかったら、と思うと、先輩には感謝している。

美味い料理とか、知らない趣味、行ったことのない場所

生来のめんどくさがりで出不精の俺を誘ってくれるのは、そん時はめんどくさくても、後々思い返すとありがたい、ってことも多かった。

 

40代になって、しかし俺は元増田と同様に、年代下の人をどこかに連れ出したりしない。

それは本当は嫌われたくない一心の、無責任な態度なんじゃないかとも感じていたりするのだ。

嫌われても何かを伝えていってこそ人間という気もしている。嫌われる勇気はないが。

俺の世代ってそういう人が多いんじゃないかな、とも思ってる。

Permalink |記事への反応(0) | 01:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-17

anond:20240517232037

嫌われる勇気があって偉い

Permalink |記事への反応(0) | 23:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-10

anond:20240510152255

面白そう、読みます

あんまり教養がないから『嫌われる勇気しか読んだことな

Permalink |記事への反応(0) | 15:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-04-20

図太く生きよう!みたいな本

悪口を言われても気にしない人の考え方とか、嫌われる勇気とか、多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。とか

そういう本を喜んで読んで「これ私のことだ! 」 「肩の力がスッと抜けました」 「グダグダ悩み続けるのやめた! 」とか言ってる人って

だいたいすでに図太く生きてて本当はもっと繊細に生きた方が人生より良くなる人ばっかりなんだよな

逆に繊細すぎるからもっと図太く生きた方がいいよって人ほどこういう本には手を出さな

Permalink |記事への反応(2) | 10:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-02-16

男に必要なのは嫌われる勇気

>女から誘われるのを待つのが一番いい anond:20240216071421

 

待つと興味ないのかなって思われてオラオラ君にNTRられるからそのつもりで。

Permalink |記事への反応(1) | 10:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp