
はてなキーワード:姥捨山とは
私が所属している某大手メーカーの新規事業部が、先日めでたく爆散しました。
いやー、すごかった。何がすごいって、数年かけて数百億円を溶かして、何も生み出さずに更地に戻ったあとの清々しさたるや。
あまりにも典型的すぎて教科書に載せたいレベルの「JTCの新規事業失敗事例」だったので、ここにお焚き上げとして供養させてほしい。
ことの発端は、偉い人たちの「これからはモノ売りじゃない、コト売りだ!」という号令でした。
今までハードウェアを作っていたおじさんたちが、急にシリコンバレーの風に吹かれてしまったのです。で、何をしたかというと、「既存のハードウェアに無理やりWi-Fiつけてクラウドに繋ぐ」。これだけ。
「これで顧客の課題を解決するソリューションになる!」って息巻いてたけど、顧客からしたら「いや、その機械、スタンドアロンで動くのが一番便利なんですけど」という至極真っ当なツッコミは、Teasm会議のミュートの闇に消えていく。
で、中身を作るのは誰かというと、ソフトウェア開発なんて触ったこともない生え抜きのハードウェア設計者たちと、大量の新卒・若手社員。あと少しの中途社員。
経験豊富なCTOもいない無法地帯で、意識高い系の末端エンジニアが「Qiitaで見たから」という理由だけで選定した技術スタックが乱舞。しまいには買収した子会社が自己成長に向けた謎技術の提案。
•ユーザー数人の時点で、Google規模に耐えうるKubernetes構成
• 単純なデータ表示だけなのに、無駄に複雑なマイクロサービス化
そして訪れた「事業撤退」の日。ここからが弊社、いやJTCの真骨頂です。同じチームにいた現地の海外関係会社のメンバーは、Zoom会議一本で即日レイオフ。「Sorry」の一言で画面が消えるドライさ。
一方、日本の我々はどうか。誰一人としてクビになりません。「君たちには明日から、全社DX推進本部に行ってもらう」出たー!「DX」という名の現代の姥捨山!
今までAIなんて触れてなかった人たちが、明日からAIを用いて全社のデジタルトランスフォーメーションを担うんです。専門性?適材適所? そんな言葉は弊社の辞書にはありません。AIが全てをなんとかするんです!実態は、社内システムのExcelマクロを直すだけの仕事です。これぞ、年収1000万の窓際族の爆誕です。
一番面白いのは、この事業を立ち上げて大失敗したマネジメント層の挙動です。普通、責任取って辞めるとか、降格とかあるじゃないですか。彼らは「貴重な失敗経験を積んだ人材」**として、何食わぬ顔で隣の事業部の部長にスライドしていきました。異動先の事業部の部員たちの、「えっ、あの沈没船の船長がウチの舵取るの…?」という絶望的な顔。モチベーションの低下音が聞こえてきそうでした。
解散後、数名は「敗戦処理部隊」が残されました。任務は、**「ほぼ顧客ゼロのソリューションシステムの維持」**です。
なぜか?
「サービス終了」をアナウンスすると、失敗を対外的に認めることになるから。「あくまで事業再編であり、サービスは継続している」という建前を守るためだけに、誰も使っていないサーバーが唸りを上げています。A⚪︎ureだかの請求書を見ると、月額数千万円。これぞデジタル赤字。
これだけのリソースと金をドブに捨て、社員のキャリアを迷子にさせても、弊社の株価はピクリとも動きません。時価総額ウン兆円の巨体にとって、数十億の損失なんて「誤差」なんでしょう。
今日も社食のランチは美味いし、オフィスから見える東京タワーが恍惚としている。この「茹でガエル」の湯加減が最高に気持ちいいから、私はまだしばらくこの会社にいると思います。
この問題で重要なのは、介護人を雇える程度に裕福な人たちは、姥捨山を回避できるということ。
自分の親は姥捨山行きだけど、柳井正(現在76歳)は自費で医療や介護を買うことができるという状況になれば、詐欺や強盗はもちろんのこと、テロルも正当化される。
効率的な現代社会は、ほとんど多くの人が犯罪を犯さず、真っ当な社会生活を送っているから成立している。しかしだからこそ、テロルに脆弱でもある。そして現代社会が著しく不公平で、自分が利益を受けられず、それを擁護することができないなら、それを破壊をするということは合理的な選択肢になる。
そして、自分が死ぬ覚悟があればテロルは容易である。もし、社会がテロルを恐れて何某かを規制しようとしても、それは社会の効率性とトレード・オフの関係にある。
「姥捨山」が非人道的に見えるのは、現代の価値観だからだ。昔の人は「役目を終えたら自然に還る」ことを当然だと受け止めていた。むしろその方がシンプルで合理的だったとも言える
・日本人は長生きだけど「健康寿命」との差が8〜12年ある → 寝たきり期間が長いのは事実。
・介護保険の費用は毎年増えてて、2023年は11兆円以上 → かなりの負担。
・昔話レベルで伝わってるだけで、実際の制度や習慣だった証拠はない → ほぼ伝説。
・病気を治す技術や生活改善で寿命が伸びただけ。わざと引き延ばしてるわけじゃない。
姥捨山で盛り上がっているが
年寄りの方が資産持ってる今の世の中でそれは現実的な議論じゃないよ
仮に年寄りを捨てるとして、それを決断できるのは年寄り自身しかいないんだよ
つまり、動けなくなったりボケ始めたりしたら、最善のタイミングで最善の死に方を年寄り自身が選択できるようにしないといけない
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年寄りの方が資産持ってる今の世の中でそれは現実的な議論じゃないよ
仮に年寄りを捨てるとして、それを決断できるのは年寄り自身しかいないんだよ
つまり、動けなくなったりボケ始めたりしたら、最善のタイミングで最善の死に方を年寄り自身が選択できるようにしないといけない
年老いたら安楽死できる権利をもらえて、コールドスリープみたいに静かにいけるならいいが、姥捨山に捨てられるなんてことになったら将来に希望と安心感がなくなり社会はギスギスしてそもそも子ども産まないんじゃないかな。
「姥捨山」が非人道的に見えるのは、現代の価値観だからだ。昔の人は「役目を終えたら自然に還る」ことを当然だと受け止めていた。むしろその方がシンプルで合理的だったとも言える。
いや~昔の人らも辛かったと思うよ
「昔の人は」って言ってるけどさ
昔の価値観って宗教の影響が強かったじゃん?仏教でも親を捨てて出家する覚悟がねえなら親を大事にしろって説いてるしさ
仏教のみならずイスラム教もキリスト教も親を大事にしろって説いてるじゃん?
そういう教えを知っててさ
大事にしたいが生活に余裕がない、でも自ら手を下せないから山に置いてきてたわけじゃん?
まあ現実は親の苦しむ顔を見たくないから山の中に一人置き去りにして孤独の恐怖と不安を味合わせて殺すっつー鬼畜の所業なんだけど
やっぱ辛いと思うよ
懸命に生きてきて子供も育てて満足に動けなくなったらその子供に生きたまま山に棄てられて飢えの苦しみを味わうか獣に襲われるのを待つんだもんな
想像するだけでキンタマキュッってなるけどさ、まともな親に育てられた子供なら山に捨てた親の死に目というものを想像できるよね
親も何のために生まれて何のために産み育ててきたのか…人生というものにとてつもない虚無が漂う話だ
もうね
合理を追い求めると産まないのが最適解になるよね
昔は年寄りだって働けるうちは畑に出て、家事をして、子や孫を支えた。だけど働けなくなったら「姥捨山」に置かれる。言い方は過激だけど、要は「人としての役割を終えた」とされていたわけだ。
現代はどうだろう。医療で無理やり寿命を引き延ばし、介護で寝たきりの身体を支え続ける。結果、現役世代の労働力が「出涸らしみたいな老人」の世話にどんどん吸われていく。しかもそれは「美談」として語られる。親を看取るのは立派なこと、介護職は尊い仕事。もちろん否定はしない。でも、現役世代が次世代を育てることより、老いを支えることに人手と資源を持っていかれる状況って、本当に健全なのかと思う。
未来に残る子供の世話より、先の短い老人の世話を優先してしまう社会。言葉を選ばず言えば、本末転倒だろう。
「生きる権利があるのは当然」って話と、「どこまで社会のリソースを割くのか」って話は、本当は分けて議論されるべきだ。けれど日本ではそれをタブーにしてしまったから、現役世代が介護に疲弊し、子供を産み育てる余力を失う。
今の制度は「どんなに本人が望んでも死なせない」という前提に立っている。結果、本人は延命される地獄を味わい、家族や介護者は精神的にも経済的にも摩耗する。誰一人幸せじゃない。
本人が「ここまででいい」と決断できる制度があれば、家族も社会も過剰な負担を背負わずに済む。安楽死は「命を軽んじる制度」ではなく、「命の終わり方を自分で決める制度」だ。
いっそ「国有安楽死公園」みたいなものを作ってしまえばいいと思う。
人生が詰んだと感じたらそこへ行く。静かな森の中で最期を迎え、死体は公務員が回収して火葬して無縁塚に埋葬する。誰にも迷惑をかけず、本人の尊厳を保ちながら死ぬ。現代版姥捨山だ。タブー視されがちな“死”のプロセスを、国家がオープンに支える。
もちろん今すぐ「姥捨山に戻れ」とは言わない。けれど、次世代を育てる余力を削ってまで、無理やり命を支える社会にどこか歪みがあるのは確かだ。そしてその歪みを是正する唯一の現実的な方法が、本人の意思で終末を選べる制度——安楽死制度の整備だと思う。
Permalink |記事への反応(51) | 19:31
韓国はもう終わり、これは確実
・少子高齢化が急激に進むが、高齢者は既に年金が少なく貧困率40%と言う状態
・現時点で高齢者率が19%だが、これから15年で35%になる、姥捨山をガチでやっても社会が持たない
・労働人口が減りすぎる、そして急過ぎる
・財閥が全てをもっていってしまう、そして財閥企業はグローバル企業になろうとしている、韓国にお金を落とさなくなっていく、おまけに成長が鈍化している
・全てがソウル一極集中している、第二の都市釜山ですら人口減、アジアではバンコクと並んで酷い状況
・少子化対策はもう何十兆円もやってる(もう金の問題じゃないのでは?)
どこで間違ったのか?
・財閥問題と、中小企業の支援不足があった(でも財閥で国が伸びたのも事実)
・文化的な背景もあり、男女仲が悪くなったり、結婚しづらい環境があった(チョンセという賃貸の文化の悪魔コンボ)
・ソウル一極集中をどこかで止める必要があった(が、地域の多様性をコントロールするのはどの国でも上手く行っていないので運が悪かったとしか言えない。日本はたまたま歴史的に分散できた)
今後浮き上がる目はあるか?
→ 半世紀後にはワンチャンあるかもしれない
・世界的な少子化対策ブームに乗れるか(倫理観をアップデートしたやつ、いつ来るかは不明)
・受験戦争を防げるか
・財閥の特権を剥がせるか(潰したらそれはそれでダメらしい、よくて分割とかかな)
調べれば調べるほど「少子化で全部詰む」んだけど、「全ての結果、少子化になっている」ので、全部解決しないと解決しないという状況になっている
ワンチャン?ノーチャン?
朝鮮統一、逆に吸収されるという展開もありそうだけどそうなったらもう読めないね、北朝鮮ですら少子化始まってるし
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・思ったより東京一極集中ではない(韓国は首都圏に2600万人いるが、例えるなら日本の一都三県に6000万人住んでる感じ)
・少子化が緩やか
・年金など、積み立てが上手くいっている(韓国は2050年を待たず積み立てが枯渇する)
・深刻な学歴社会ではない(アメリカ、韓国、中国よりも大学以外の道がある)
・まだ移民を受け入れる余地がある(韓国は、受け入れた上でこんな感じ。日本が3%で韓国が10%くらい。日本はあと700万人入れても社会は持つ)
・大学の魅力が地方に分散している(学園都市が日本中に点在していて、機能している)
・専門学校が元気
・産業の偏りが少ない(例えばトヨタの売上のGDP比は8%、サムスンは23%)
つまり、いろんな社会システムにおける多様性があるんだよね日本
だからこそ「少子化が緩やか」だったんだと思う(ここ5年は結構ヤバいけど)
労働力不足と少子高齢化は詳しく言うと今後5年は日本がやばくて、2030年代くらいに同じくらい酷くなり、2040年代に越される見込み
もちろん昔と今後で比べたら日本もしんどいんだけど、韓国はその比じゃない、かなり同情する
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高齢化については
65歳以上の比率が、いま韓国19%、日本30%くらいで、2040年には両国で35%くらいに並ぶんだけど
つまり韓国はもう既にやばいのに、これからもっとやばくなる、年金が枯渇する2040年代後半は・・・
日本は「もうヤバいさがピークに近づきつつある」みたいな状態だから、こっから悪くなると言ってもじわじわって感じじゃないかな
ちなみに老人(と女性)の労働参加率だけど、日本も韓国もすでに限界まで参加している模様、60代はほとんど働いてる
つまり、日本が1995年〜2020年くらいまで、労働人口減を補うために女性と老人ががんばったように、韓国も今後できるのかと言えば、「もう既にやってる」状態
詰みでしょ?
だから韓国人的には「財閥企業に入って世界で戦う」以外無いんだよね、でその為には「有名大学に入る」しかなくて、有名大学は全部ソウルにある、高校受験はないからソウルに引っ越すしかない
結果、住宅価格がとんでもないことになって、財閥企業にはいっても結婚できない+出産できない、たとえ結婚したとしても「こんな思いを子にさせたくない」で産まない、もうビックリするくらい詰んでる
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いつ終わるの?終わらんやん、みたいに言ってる人、とりあえず人口ピラミッド見よう
スライダーで2040年あたりにしてみるとエグさがわかると思う、これまず国防が成立しなくなるのでは
https://population-pyramid.net/ja/pp/%E9%9F%93%E5%9B%BD#google_vignette
https://population-pyramid.net/ja/pp/%E6%97%A5%E6%9C%AC
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中国の方が、という方がいるけど
中国は一旦人口が半分になってもまだ人口ボリュームはあるのと、独裁政権だからやろうと思えば無理やり増やせそうなんだよね
自分の情報源が偏ってるかもしれないから、GPT5−Thinkingでも聞いてみた、特に日本と比較させた(日本の方が皆詳しいだろうし)
・人口動態:韓国のTFRは2024年0.75(23年0.72)で世界最低圏。日本も24年1.15へ低下だが、減少ペースは韓国の方が急。  
・20年展望:UN推計でも両国とも縮小・高齢化が進むが、韓国はスピードがより速い。 
・老後貧困:65歳以上の貧困率は韓国約40%、日本約20%(どちらも課題)。  
・年金:韓国は2025年改革で拠出率引上げ→枯渇時期を2055→2070年代へ延長見込み/日本は「マクロ経済スライド」で持続性を確保する一方、給付は抑制。  
・債務余力:政府債務は日本≈235%GDPと重く、韓国≈55%で相対的に余地。 
・明るさ(韓国):AI向け半導体が牽引し、輸出・企業収益が持ち直し。 
・明るさ(日本):春闘で賃上げ5%台が2年連続、インバウンドも過去最高で内需を下支え。  
・共通の悪い部分:労働力減と医療・介護費の増勢で社会保障の重さが増す。 
・安全保障:日本は防衛費を2027年度にGDP2%へ(体制拡充)、韓国は北朝鮮リスクと徴兵維持で負担継続。 
・総括:財政余力は韓国、人口の“緩さ”は日本、成長の芽は韓国=半導体/日本=賃上げ+観光。両国とも移民・社会保障改革の巧拙が鍵(知らんけど)。
おれのGPTくん「知らんけど」っていうんだよね、俺のせい?
財政余力については知らんかった、というか日本がやべーのでは(この話も沼が深い)
日本の年金のマクロ経済スライドってかなりよくできてるらしいよ、知らんけど
何にせよもっと韓国・中国なんかの事情をもっとよく知った方が良い気がする、最近は色々調べ方があるし(デマや陰謀論もあるから注意が必要だけど)
特に韓国は見てるとどうしても日本の別世界線みたいに見えるんだよね、もしこの政策がこうだったら?の積み重ねというか
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いや、アメリカの話ししても「日本は」と言う人がいるから韓国に限らずなのか
個人的には韓国が今後厳しくなっていくの、普通に悲しいんだよね、別に韓流大好きとかじゃないけど
どこであれ過疎は寂しい
Permalink |記事への反応(60) | 07:20