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はてなキーワード:大学図書館とは

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2025-10-10

大学図書館司書やってて一番キレたこ

山奥にある大学10年近く前の話

カウンター業務中に声をかけてきた男子学生が、なんかほっそいマフラーつけてんなと思ってよく見たら

その辺にいた野生の蛇捕まえて首に巻きつけてたやつ

ちゃんと生きてたし

ガチでヒビって椅子ごとひっくり返ったら爆笑されたので今でも忘れられない

話題になってる件について図書館はどんどん本借りる場所なのでたくさん本を借りて、ルールマナーを守って利用してください

変なイタズラとかはしないでね

Permalink |記事への反応(1) | 12:39

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2025-08-27

小泉八雲日本人はみな天使、とか書いてしまって気がくるいそう」

NHK朝ドラ「ばけばけ」の放送も近づいて、ラフカディオ・ハーン小泉八雲)への関心の高まりつつある昨今だが、この機会に言っておきたいことがある。それは、ハーンについての鶴見俊輔の以下のよく知られた言及は、素人自分の調べた限りでは、非常に不正確でほとんどデタラメに近いということだ。

Xユーザー鶴見俊輔botさん:

https://x.com/shunsuke_bot/status/1019013776841039872

ラフカディオ・ハーンは、やがて日本帰化し、日本人と結婚し、親類づきあいや近所づきあいの中にまきこまれ日本に住む者として日本文化をまぢかに見るようになってからは、次のように書いた。 「私は、かつて日本人はみな天使であるかのように書いたことを思い出すと、気がくるいそうだ。」

これを読んだ私は当初、きっとハーンは日本人の建前の裏の本音うんざりして、日本女性結婚して日本帰化したことも後悔したのに違いない、とすら思った。しかし調べてみたら全然違ったのだ。

かにハーンは鶴見引用するような文章を書いた。しかしその前の

日本帰化し…日本文化をまぢかに見るようになってから

という文脈鶴見勝手に付け足したものであり、実際の文脈

「以前住んでいた出雲の人たちはおだやかだったが、引っ越し先の九州の人たちは粗暴だ」

といったものだった。今で言う「さす九」である

まあ確かに批判はしているのだが、日本全体を批判したわけではないし、また批判した内容も(鶴見のほのめかすような)日本人の陰湿さといったものではなく粗暴さである。それも130年以上前の話だ。今は九州出雲も、当時より相当おだやかになっているはずである

たこ文章の出典は出版物ではなく、W.B.メイソンという人に宛てた1892年私信である。つまり公然たる主張ではなく内輪の愚痴なのだ。それならその日の気分で筆の滑ることもあろうし、果たしてそこまで深刻に受け止めるべきものだったかのかどうか。

-----------------------------------------------

なお日本刊行された小泉八雲著作には、どうやらこの文章は収録されていないようだ。少なくとも国会図書館デジタルコレクション小泉八雲著作を「日本天使」で全文検索しても見つからない。これは私の調査不足による誤りで、実際は普通に収録されていた。申し訳ない。この記事の終わりで詳述する。

検索結果 -国立国会図書館デジタルコレクション

https://dl.ndl.go.jp/search/searchResult?accessRestrictions=ooc&accessRestrictions=internet&accessRestrictions=inlibrary&collection=A00001&collection=A00002&collection=A00022&collection=A00003&collection=A00014&collection=A00015&collection=A00188&collection=A00017&collection=A00016&collection=A00019&collection=A00121&collection=A00024&collection=A00152&collection=A00150&collection=A00173&collection=A00122&collection=A00162&collection=B00000&keyword=%E5%A4%A9%E4%BD%BF%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA&fullText=true&creator=%E5%B0%8F%E6%B3%89%E5%85%AB%E9%9B%B2&eraType=AD&availableType=Persend&identifierItem=ISBN&includeVolumeNum=true&pageNum=0&pageSize=100&sortKey=ISSUED_ASC&displayMode=list

しかしハーンの文章英語原文をChatGPTに教えてもらい、その語句ググると出典が見つかる。これならおそらくアメリカ大学図書館では読むことができただろう。

"make memad to think that I wroteall theJapanese wereangels" -Google検索

https://www.google.com/search?q=%22make%20me%20mad%20to%20think%20that%20I%20wrote%20all%20the%20Japanese%20were%20angels%22

Fulltext of "TheJapanese letters of Lafcadio Hearn"

https://archive.org/stream/japaneseletters00hearrich/japaneseletters00hearrich_djvu.txt

I can'tget much chance to studylife in Kuma-

moto. Idon'tlike the Kyushu people — the com

mon people. InIzumoallwassoft, gentle, old-

fashioned.Here the peasants and the lower classes

drink andfight andbeat their wives andmake me

mad to think that I wroteall theJapanese were

angels. . . .

(拙訳)

熊本では人生を学ぶ機会が多くない。

私は九州の人たち、つまり庶民が好きではない。

出雲では、すべてがやわらかく、優しく、古風だった。

ここでは農民下層階級が酒を飲み、喧嘩をし、妻を殴り、

私は日本人はみんな天使だと書いたと思うと気が狂いそうになる…。

また鶴見文章の出典は、国会図書館デジタルコレクションで容易に見つかる。当該の記述は「生花位置」という文章の一部で、初出は「華道1953年3月」だとのこと。率直に言って、私のような素人にもなかなか興味深く面白い文章である

鶴見俊輔 著『大衆芸術』,河出書房,1954.

https://dl.ndl.go.jp/pid/2466359/1/46?keyword=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF%E3%81%BF%E3%81%AA%E5%A4%A9%E4%BD%BF

https://dl.ndl.go.jp/pid/2466359/1/88

華道』15(3),日本華道社,1953-03.

https://dl.ndl.go.jp/pid/6028304/1/5

鶴見1942年までハーバード大学留学していた。彼はおそらくそこで、日本ではあまり知られていなかったこのハーンの手紙を読んだのであろう。そしてその約10年後に、その内容を自分文章に(意図的うろ覚えか)不正確に引用して、日本文化を批判する自説の補強に使ったのであろう。しかハーンの手紙の正確な原文は日本ではあまり知られないままだったので、鶴見文章面白さもあって、その引用が独り歩きしてしまったのではないだろうか。

なお鶴見には他にもしばしば、他人作品我田引水して自説をイタコのように語らせる悪癖があるようだ。例えば彼は日本マンガ評論のさきがけでもあるのだが、長谷川町子サザエさん』などの評論は全編そんな感じだった。これもおそらく執筆当時は、庶民作品に潜む抵抗精神という本質を見抜いたなどと称賛されたのであろうが、今となっては私には鶴見他人作品をダシに自分政治信条を主張しているだけにしか見えない。しかし、もし仮に『サザエさん』が鶴見評論より先に廃れていたら、同様に評論けが独り歩きしていたのではないだろうか。

-----------------------------------------------

2025/10/02追記

この記事を手早く書き上げて公開した後ほぼ失念していたが、「ばけばけ」の放送も始まったので思い出して読み返したところ、割と読みづらかったので文章に少々手を加えた。内容は変えていない。

この記事への反応は少なかったが、かなり肯定的評価もいただけた。また「小泉八雲日本天使」でググる検索結果の上位に出るようになったから、今後は鶴見のこの言及に興味を持った人の調べる手間が省けるだろう。

まあ省けると言っても、私は完全な門外漢素人であり、調査PCを数時間操作しただけである。たったそれだけで、もし鶴見の同時代人だったらハーンの専門家アメリカ大学図書館に出向かないとわからなかったようなことが容易にわかってしまう。つくづくありがたい時代だと思う。

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2025/10/26追記

申し訳ないが訂正。

先に書いた通り、ハーンの例の手紙日本であまり知られていないという私の推測は間違いで、実際は広く知られていた。

まり、ハーンの手紙が知られずに鶴見言及が独り歩きしたという私の憶測は完全に間違いだった。改めて申し訳ない。

以下はその手紙を紹介した初期の例である

田部隆次 著『小泉八雲』,早稲田大学出版部,大正3.国立国会図書館デジタルコレクション

https://dl.ndl.go.jp/pid/950739/1/122?keyword=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%20%E5%A4%A9%E4%BD%BF

熊本では人の世を研究する機会にあまり数多く接する事は出来ない。

僕は九州人--普通人--は好かない。

出雲では誰も彼もが柔和で、優しくて、古風だ。

此処と来たら百姓連や低級な奴等が酒は飲む、喧嘩はする、女房は殴るで、

僕が前に日本人は悉々く天使にして……なんて書いた事を考えると心を掻きむしられるようだ。

また、ハーンの手紙を踏まえて書かれた最近(2025/08/18)のブログ記事もあった。

朝ドラ『ばけばけ』の主人公の夫のモデル小泉八雲はどんな人だったんだろう?① | よどの流れ者のブログ

https://ameblo.jp/s21y24/entry-12923911589.html

九州人―普通人―は好きというわけにいかない。

出雲では万事柔和で古風であった。

ここでは農夫や下層社会は酒を飲む、喧嘩をする、妻をなぐる。

私は日本人は皆天使ででもあるように書いたことを思うと気がちがってしまいそうだ。

しかしそうなると、この鶴見言及が、なぜ1953年から今(2025年)に至るまで間違いを指摘されてこなかったのかはわからなくなってしまった。

単純に、小泉八雲専門家の目に触れる機会がなかったからだろうか。

それとも鶴見権威を恐れて間違いを指摘する者が現れなかったのか。

今の私は見当がつかない。

Permalink |記事への反応(0) | 08:02

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2025-07-15

dorawii

エッセイがそんなに誰にも買われないっていうなら共立出版とかショウカボウとかの専門書(学部教科書レベル)はどうなってるんだ?

大学図書館とかで一定数買ってもらえるからエッセイよりは売れやすいって寸法なのか?

Permalink |記事への反応(0) | 20:35

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2025-02-24

国立民族学博物館図書室がすごい

みんぱくを雑に褒めると雑にバズれるというのが昔からインターネット法則なのでやっておく。

国立民族学博物館には図書室が付属しており、だいたいシステムとしては大学図書館と同等なのだが(なぜなら大学でもあるので)、これは非常に優れた特徴をもっている。

というのは、ここ、ほぼ全ての本が原則開架方式で保存されている。普通図書館なら閉架書庫にあるような資料でも開架書庫に置いてある。であるから、たとえばなにか関心事項があって本を探しにいく、などといったときに、似たジャンルの予想もつかないような本に接する可能性もかなり上がる、ということになる。こればかりは行って実際に使ってみてもらわないと分からない体験だとは思うのだけど、圧倒的な量の情報を目で見て探索できることのメリットはすばらしい。稀覯書、貴重資料なども同じように開架書庫に保存されているものほとんどなので、適当リテラシーがあればそうした資料簡単に利用可能であることも素晴しい。文化人類学という学際的な領域研究する大学であるから、かなり幅広い分野の図書があつかわれており、実用性は非常に高いといってよいとおもう。

また、手回り品としてノートPCスマートフォンの持ち込みは(すくなくとも運用上は)認められているので、資料あさりながらメモ作成していくといったことも問題なくできることもよい。

京都大阪などに住んでいる人は使わないと損な施設なので一度いってみるとよいです。展示場のカウンター図書室の利用希望ですと言えば入館証をもらえます

Permalink |記事への反応(1) | 18:12

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2025-01-23

イライラするのが普通なの?

床にこぼれ落ちたコーヒー豆を拾いながらまったりはてブを眺めていた

https://togetter.com/li/2500046

「ここでイライラしないのマジで領主」というコメントがあった

 

え?普通じゃない?と思った

まるでイライラすることがデフォルトにあるかのような感想に身震いした

何をそこまで賞賛することがあるのか?

 

領主云々のネタはさておいて

大学図書館学生が(試験対策のため)大勢利用することはそんなにイライラすることか?

認識おかしくないか

 

話が急に膨らんじゃうけれど

SNS社会になってますます心が狭くなってないか

不満をぶちまけるのがあたりまえというか

日常些細なストレスとか

タンスの角に指をぶつけて痛い許せないレベルの心のささくれでさえ

いとも簡単に発信できるようになってさ

現実を受け入れる能力が失われてんじゃないの?

人生不条理を己の中で消化できなくなってんじゃないの?

意に反する存在にはイライラするのが普通なの?

と思ったわけ

お母さん心配だわ

Permalink |記事への反応(1) | 12:45

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2025-01-16

家賃2万円の家に住んでいた話

※誤字修正しました。

少し前まで家賃2万円台の家に住んでいた。

大阪市内で、駅徒歩4分。インターネット水道込みだった。

個人的家賃2万円生活は、独身にとってはかなり良かったので、この日記を読んでいろいろな人に魅力を知ってもらいたい。

増田スペック

男性

大卒

大阪市在住(当時)

年収320万ぐらい(新卒時)

【住むに至った経緯】

大学卒業後、新卒大阪市内会社に勤めることになったが、残念なことに家賃補助がなかった。

奨学金の返済で金銭的余裕がなかったこともあり、安い物件SUUMOで探したところ、以下の条件の揃う賃貸家賃が安いことが分かった。

オートロックなし

・築30年前後

風呂トイレ一緒(東横インみたいなやつ)

家賃補助や寮のある会社勤めの友人にヒアリングし、どうやら自己負担額が2~3万円になる場合が多いようだと結論付けた。

そのため、家賃3万円を上限にして物件探しを開始した。

その後2万円台の物件をいくつか内件し、一番住みやすそうだった当時の家を選んだ。

約6畳ほどのワンルームで、インターネット水道管理費の中に含まれており、それ込みでも2万円代だった。

立地だが、徒歩5分以内に駅、スーパー1件、コンビニ3件があり、利便性は高かった。当然新今宮のようなやばいエリアではない。

東京大学貧乏学生をしていた自分としては、家賃の安さに歓喜したのだった。

結局、6年ほどそこに住むことになった。

住民層について】

意外にも悪くなかった。

ベトナム人が1人いたが普通の人で、他は日本人だったし、若い女性も住んでいた。

今思えばおっさんが多かった気もする。

昼間から喘ぎ声が聞こえることはあったのはうるさかったが、基本昼間は外に出ていたのであまり気にならなかった。

家賃2万円のメリット

・とにかく金が浮く

最強のメリットはこれ。

手取り10%~20%の家賃で暮らせていたので、他のことにお金を使うことができた。

住み始めたころはコロナ前だったので、LCC空港泊を駆使して、毎月3~4万円で海外旅行していた。

コロナ以降は余剰資金投資に回していたので、資産形成にも大きく役立ったと思う。

近くのスーパーの半額総菜を買いだめしていたので、家賃以外の生活コストも低く抑えられたのもよかった。

コスパのいい暮らしをしているというお得感・優越

安くて狭い家で工夫して暮らしていることによる謎の優越感と充実感があった。

突っ張り棒収納スペースを作るなどの工夫も楽しかった。

・家の外に出る理由になる

家に帰っても狭いのでできることが少ない分、家を空けていることが多かった。

平日は夜遅くまで職場残業or資格勉強休日旅行大学図書館という暮らしをしていた。

当時はかなり貧乏くさい考え方で、「会社残業すればお金になるし、資格勉強すれば電気代がかからない」などと本気で考えていた。

あと、大阪公立大学図書館大阪市民か大阪市内で勤務していれば、2,000円払うと2年間利用できるのだが、専門書が多いうえ空いているのかなりお勧めしたい。

家賃2万円のデメリット

・家に人を呼びにくい

6畳ワンルームはまあまあ狭いので、人は呼びにくかった。

とはいえ安い家賃で浮いたお金を使って友人と旅行していたため、あまり問題はなかった。

・くさい

雨が降ると、何となく部屋が臭かった。

だが対策として空気清浄機を購入すると、臭い問題は完全に無くなった。

ゴキブリが多い

夏場になると、家の近くで毎日Gを見た。古い住宅街戦前の家がまとまって建っているレベル)だったので、下水道にたくさん住んでいたんだと思う。

あと、ゴミ出しのマナーもあまりよくなかったと思う。

残念ながら、6年間のうち、家の中で2回遭遇した。

【その他雑感】

とにかく若くて金のないやつは、家賃の安い家に住むのをお勧めしたい。

自動的手取りが数万円増えたのと同じ状態を作ることができる。

何だ東京じゃないのか参考にならんという声もあるかもしれないが、東京だと駅までバスの家にするとかなり家賃が下がるというライフハックお勧めしたい。

東京23区はバスの本数が多いので、意外に何とかなる。

駅近だと多摩の方まで行けば3~4万の物件があるが、正直東京で寮も家賃補助もない会社には、大卒は行くべきではないと思う。

【なぜ家賃2万円台の家から引っ越したのか】

幸いにも良縁に恵まれ結婚することになったため。

今では持ち家のローンを払っているが、たまに家賃2万円が恋しくなる。

Permalink |記事への反応(7) | 01:10

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2024-09-14

anond:20240913113830

司書資格簡単すぎて大安売りされているので司書資格持ちを雇っているだけで、仮にアメリカぐらい司書資格難易度が高かったら普通アルバイトが雇われるよ。というか大学図書館の貸出・返却・棚整理を学生アルバイトでやっているように図書館業務の多くには司書資格要らんし。

Permalink |記事への反応(0) | 13:29

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2024-09-07

新しいキャンパスがすげえ立派だった

大学時代、俺の行ってた学部ひとつだけ独立したキャンパスを持っていた もともと別大学だったのが統合されたので、前大学キャンパスをそのまま使っていた感じだ

キャンパスがある場所はまあ山で、「何もない山奥」というにはそれなりにものがあるんだけど、しかし他の街中にあるキャンパスと比べるとかなり見劣りする立地だった

そこは彩都という街で、彩都バブル時代ガンガン山を切り拓いて計画都市高級住宅街をやるぞー!つって途中まで景気良くやってたんだけど、バブル崩壊かなんかで計画がオシャカになってしまって、全てが途中で投げ出された……みたいなストーリーを持っていた これは俺が人から聞いた話を適当脳内補完したものなので、全然間違っている可能性アリ

背景はとにかく実際のところ、彩都はでかいマンションやいい感じの住宅街がフツっと途切れて途中からただ切り拓かれただけの更地になり、更地の先は切り拓かれてすらいない山となる、という、独特の景観を持っていた

そんでキャンパスのまわり、徒歩でフラッといける圏内に安いチェーン店とかはなく、歓楽街みたいなものも当然なく、交通手段モノレール(割高)がメインなので行きにくい、というような感じで、とにかく隔絶された雰囲気があった

講義が少ない日にキャンパスのまわりをフラフラ散歩してみたりすると、もう全然人とすれ違わなくて、道は広くて綺麗、マンションデカい、気軽に入れるウェルカム雰囲気の店は全然ない、というので、なんつうのかな、知らんけど共産圏みたいというか、そういう独特の孤独感っていうんですかね、ソリチュード、そういうものがあったように思う

あっでも、在学中にでっけえディスカウントスーパーができて、そこはちょっとウェルカム感あったな いや、無かった気もする 売ってるものが全部デカくて、店内通路も妙に広くて、冷房がムチャクチャ効いてて激寒、ずっとオリジナルコマーシャルソングが流れている、という空間だった

やっぱあの街って"そう"だったわ デカく、孤高 そういう雰囲気があって、それは実のところ好ましかった

そう、好ましかったんですよ

 

で、それはそれとしてですよ、この前久しぶりに大学の近くに行ってですよ、ちょうど俺が卒業したくらいに移転したという、新しいキャンパスを覗いてみたわけですよ

すげえ立派だったんだよなあ

まず、なにやら大規模な都市計画が動いたってハナシで、中心市街地から伸びていた電車の線を二駅ぶんくらい延伸して、その駅に直結する形でキャンパスが設けられているわけよ

安い・早い電車で、駅直結でいける場所にある これはデカ

そんでなんか、大学ってだけではなくて市民交流の場も兼ねよう、みたいな構想があったらしくて、図書館なんかが市民図書館大学図書館を合体させたオシャレな感じの建物になっている

ハワイアンカフェなんてものが入ってんだぜ 図書館

俺たちの時代には図書館には当然なにも入ってなかったし、そもそもキャンパス内にあるのは最低限の機能を備えた学食だけだった(ササミチーズカツはマジで美味かったですけどね)

大衆迎合たからといって専門性も損なわれていない感じだった 1階は広く読みやすい本が集められてて、3階とか4階に行くと誰が読むねんって感じの本の集合になっていた まったく悪くなかった 自習室とかワーキングスペースみたいなのもあって、全体的にカッコよかった

まあ実際、よく考えると俺たちの時代図書館にもそういうのはあった気がするんだけど、根本的な機能が同じでも、古く薄暗い場所にあるものと新しく明るい場所にあるものでは、後者の方がイケて見えるわけじゃないですか

そういうことなんですよね

そんでこれはまあ偶然なんだろうけど、キャンパスに隣接するところに酒メインのスーパーとか揚げたて天ぷらのチェーンとかそういうものがある

俺が大学時代、わざわざ地図を見ながらバスに乗って来て、天ぷらを食って酒スーパーを覗いて帰ったあのコースが、キャンパスに隣接している

キャンパス建物自体もなんかよくわかんねえ網目状の構造物がついてたり、ガラス張りっぽい感じだったりしてカッコいい

直結する駅は地下(?)にあって、そこまで降りるエスカレーターが長くてアイコニックだ 駅構内キューバサンドを売ってたり、謎のアーティストジャズみたいなのを演奏していたりもした

なんというか、体験密度が違いそうだった

俺は彩都が好きだったし、空きコマに巨大ディスカウントスーパーに走って100円のタコ焼きを買って、ボロボロの部室でひとりそれを食うのはかなり良い体験だったと素直に思っている

いっぽうで、あの新しいキャンパス大学時代を過ごしていたら、俺はもっと文化的な4年間を過ごせていたんじゃないか?という思いも捨てきれない

あのわかりやすくカッコいい図書館にだったらもう少し通ってたかもしれん 天ぷらを常食していたかもしれん スーパー銭湯の常連になってたかもしれん

キャンパスを出て散歩すっぞ!と思って外に出る道を歩いてたら「マムシに注意」って書いてある看板が立ってて心底ビビったり、キャンパスの裏にある山を登ってそこにある公園トイレに入ったらカマドウマみてえな虫がメチャクチャ死んでたり、ああい体験も確かに悪くはなかった リトアニア語の集中講義を受けるなら、ああい孤立した場所で受けるほうがより没入感が出てよかったと思う

悪くはなかった一方で、あと何年か遅く生まれていたら、あるいはもっとアーバンキャンパスライフを送ることもできていたのかも、と思うと、少し悔しかったりするわけですよ

人生ってそういうもんですよね

 

Permalink |記事への反応(8) | 14:46

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2024-09-06

自宅がめっっっっっちゃカビ臭い

ことに気がついてしまった

いや薄々思ってはいたんだ、仕事帰りに玄関開けるとカビ臭い気がするな〜って

ただ5分も過ごせば鼻が慣れて普通に過ごしちゃうんだよな

でも今回2泊3日の出張行って、帰宅したらもう、これ人が暮らしちゃいけないんじゃ??というレベルでカビ臭い

取り壊した実家の物置…大学図書館の地下にあった書庫…ばあちゃんちの仏間の押入れ…

クソ狭アパートに居ながらにして、次々と脳裏を去来する思ひ出

いやそれにしてもカビ臭い

どこにカビの源があるのかしら

どこから掃除を始めればいいのかしら

鬱だ 家をうっちゃってビジホ泊まりたい

Permalink |記事への反応(0) | 20:19

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2024-06-02

井の中の蛙ちゃんって眺めていて楽しいですよね。大学という名のサラダボウルは蛙ちゃんの宝庫です。

入学当初「俺、英語ちょっと得意だから」と誇らしげに言っていた男の子がいました。彼の英語力は実際のところ、私の高校の平均以下。私の英語を聴いて、彼は「もしかして帰国子女? 」と驚いてしまいました。本物の帰国子女を見たことがないのですね。世間知らずでかわいいな。

読書家だという子の愛読書は、私が中学卒業 したレベルの本。大学図書館に一緒に行った際 、彼女は私が借りた哲学書に目を丸くして「そ んな難しそうなのを読もうとしなくても…」と 呟いたのでした。え、読書ってこういうのじゃないの?

よく相談に乗ってあげる子は「これでも地元で は神童って言われてた」そうです。単位落とし で留年すれすれの人が神童って。よほどレベル が低い地元だったのかな。もちろん本人の前では言いませんよ、泣かせちゃうから

都会に生まれ育ち優券なお兄ちゃんや従兄弟がいる私は、上には上がいることを知っています

おかげで自分能力を買い被ったことはあり ません。謙虚さや向上心を育む環境に生まれてよかった。

Permalink |記事への反応(2) | 23:45

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2024-03-28

anond:20240328021640

博士取った時に印刷された博士論文の献本を2冊求められたんだけれど、あれって任意だったんだろうか。

大学図書館国会図書館に行くと聞いていたような...ふと思い立って探してみたら、けいはんなにあるらしい。

Permalink |記事への反応(1) | 07:14

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2024-03-20

大学事務員に対する疑問

大学事務員って、たぶん大学側が課してくる事務作業の傍らで学生対応をしてるんだよね?

事務員サイドからすると、学生要望いくら応えたところで自分評価に繋がるわけではないから、態度が悪かったり不親切な仕事になるんじゃないかなと思う。

その気持ちサラリーマンになった今だとすげー分かるんだけど、学生対応人員もっと割けないもんかね?学生対応なんてぶっちゃけパートでも出来そうなもんだが。

ちなみに自身経験を振り返ってみると、大学事務に比べると大学図書館の職員はやたらと親切で、レファレンスサービスなんかちょっと常軌を逸してるレベルなんだが(ネットでもたまに話題になる)、この差って何なんだろね。

Permalink |記事への反応(2) | 21:07

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2024-03-17

図書館に久しぶりに行ったが何も本を読まなかった

コロナの影響もあって3~4年ぶりに図書館に行った。

「これ面白そう」というタイトルはいくつも見かけたのだが、

コロナ禍を通して潔癖の度合いが進んだのか、他人が触った本を手に取ることへの忌避

・この本をまた2週間後に返しに来るのが面倒

・本を読んだとしてもどうせ結論としては何かすごいことが書いてあるわけでもないという諦念

面白そうとは思うものの、読みたいとまでは思わない興味の湧かなさ

などによって、本を読まずに帰ってきてしまった。

大学時代大学図書館と市立図書館の両方から借りるくらい本を読んでいたのに。

今でもKindle漫画は多少は読むのに。

こうやって意欲の減退は進んでいくのだろうな。

Permalink |記事への反応(0) | 22:17

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2024-03-11

anond:20240311212321

専門書なら神保町古書価格と連動してるよな

まあ大学図書館コピーたか無問題だけど

Permalink |記事への反応(0) | 21:25

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2024-01-20

anond:20240117231941

大学図書館以外で情報工学系の品揃えが十分なところって見たことない

Permalink |記事への反応(0) | 18:24

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2024-01-16

anond:20240116110622

ガチの専門的な物を読みたいなら大学図書館行きなよ。

または最寄りの図書館で取り寄せて貰えばいい

Permalink |記事への反応(0) | 15:16

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anond:20240116110622

図書館員が思ったこ

理由1:古い本がたくさんあって埃っぽい&手あかっぽい。臭い

図書館新刊書店じゃないし不特定多数が本を触るからしょうがない。

埃っぽいとか臭いは古い本だと仕方ないけど、施設管理問題もありそう。

理由2:ネットほど情報が新鮮ではない。

書籍刊行する際は十分な調査ファクトチェックをするなど、時間をかけて内容を吟味しているので、新刊本であっても情報タイムラグは仕方ない。

その代わり、内容の正確性や信頼性は高いものが多い。(駄本がないとは言わない)

理由3:がちの専門的なものはなく、趣味雑学の域を出ない。

様々な人が利用する公共図書館では趣味や娯楽レベル書籍も多く受け入れているが、専門書もあるし他図書館からの取り寄せも可能

専門書が少ないのは自治体収集方針問題があるか、見落としているだけかと。

ブコメの「日本図書館の蔵書のうち、開架されているものは約半数だそうです。」はなるほどと思いました。

自分学生時代公共図書館学術書や専門書をよく借りてましたけど、本の調べ方を知らない人は世の中多いので学校ちゃんと教えてもいいんじゃないかと思ったり。

理由4:999%の確率で朝9時から場所占有する爺さんばあさんがいる。

公共施設だし、読書しているだけなら排除はできない。無料から暇な人が集まるのは仕方ない。

しろ公共図書館ネットが使えないなど情報収集能力に難がある人たちに活用してもらうことも目的の一つみたいなもんだし。

理由5:その爺さんばあさんと世間話永遠としている司書さんがいる。

自分も話し相手が欲しい年寄りに絡まれ経験が何度もあった。

こういう司書(じゃなくて指定管理業者スタッフかもしれないけど)を見かけたら、用事があるふりをして話しかけて図書館の人を助けてあげて欲しいと個人的には思うね。

親切に傾聴ボランティアをしてあげている人もいるかもしれないけど、大半は「長話から解放されたい、早く帰って欲しい」と思っているはずだから

理由6:「どっかの他人の家」感がなじめない。ビジネス然としてほしい。

公共施設ビジネスじゃないから仕方ない。東京には有料で本が読み放題の施設もあるみたいだけど、利用したことがないかわからん

大学図書館卒業生だったり地域住民だったり条件が合えば、在学中の学生でなくても利用できる場合があるので検討してみては。

本はぜんぶ電子化して座席の端末で電子ペーパーを閲覧できるようにしてほしい

地元自治体は紙の本とは別に電子書籍サービスも行っていて、図書館に出向かなくても自宅のパソコンスマホ電子書籍を借りることができる。

(ただし、図書館で所蔵しているタイトル電子書籍提供しているタイトルは一致していない)

古い資料著作権切れているものなら国立国会図書館デジタルコレクションで見られると思うけど、

新刊本は版元や著者が電子化するかどうか・図書館への提供を認めるか、という問題もあるので、オール電子化は難しいんじゃないだろうか。

(「自治体が自館資料自炊をして市民の利用に供して欲しい」っていう話じゃないよね?)

レスブクマでも「取り寄せ活用しよう」とか「購入リクエスト出そう」とか有益コメントあるけど、

人によって求めている情報レベルが全く違うから

一般の人に図書館の意義を理解してもらうとか、図書館を使いこなしてもらうって難しいよなーと改めて思いました。

Permalink |記事への反応(1) | 14:45

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anond:20240116132438

専門書が読みたいとなったら横断検索で取り寄せするか、一般にも解放されている大学図書館に行くか、国会図書館へ行くのが常識だと思ってるから

Permalink |記事への反応(0) | 13:26

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anond:20240116110622

卒業した大学の近くに住んでると大学図書館使えるから便利なんだけどな

就職地元離れると使う機会無いからなぁ

Permalink |記事への反応(0) | 11:52

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2023-12-08

anond:20231207095703

日本史オススメ

最初はウケ狙いの一般向け書籍からはじまって、学術的概説書、各論雑誌論文を学外者利用可能大学図書館なんかでコピーして読む感じになる。

田舎住みは国会図書館大阪府図書館の遠隔複写(郵送複写サービスを使え。

コピーした論文そのままでPDF化しても持ち歩けるからゲームしてたようなスキマ時間も読める。

アクティブ性格なら、さら史跡を訪ねる旅行も行け。

Permalink |記事への反応(0) | 16:57

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2023-11-17

図書館法によって規定される図書館役割

図書、記録その他必要資料収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、その教養調査研究、レクリエシヨン等に資することを目的とする施設

と、図書管理だけでなく、一般公衆教養からレクリエーション等幅広く活用されることが目的となっており、そこには勉強を行うことも、ワークショップを行うことも、読み聞かせ会を行うことも含まれる。

であるからして図書だけに狭めるべきだとの意見には妥当性が低いと考える。

利用目的によって利用者間の不満があるのであれば、スペースや時間拡張区分等仕組みや運営対応することが必要となるが、そこには別に人員や限られたスペース等の問題存在すると考える。

図書館という資産地域でどのように有効活用して行くのか。地域の目指す方向性に沿って議論していくべきである

また、ここで言う図書館は大学図書館等を含まない「地方公共団体日本赤十字社又は一般社団法人若しくは一般財団法人が設置するもの」を言う

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000118

Permalink |記事への反応(0) | 09:50

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2023-10-26

anond:20231026003814

だいたい大学図書館に専用スペースがある

Permalink |記事への反応(0) | 01:06

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2023-09-24

大学図書館がかなり穴場

かに勉強作業をしたいが自宅では集中できない。

そんな人は地域図書館や貸し自習室ファミレスネカフェなどを使うことが多いだろう。

だが最も勧めたいのが大学図書館だ。

地域住人なら無料ないし格安で利用できることが多いし、卒業生もたいてい入ることができる。

もしくは科目等履修生や通信制大学なら入学しても大して費用はかからない。

コスト面での優位性は商業施設に比べると圧倒的だ。

また、土日だとたいてい空いているし、元気のよろしいお子様もいらっしゃらないので快適この上ない。

ついでに本も地域図書館にないものが読めるし、利用頻度が低いので綺麗なことが多い。

混んだら嫌なので教えたくない気持ちもあるが、この情報を知っている優越感を味わいたいので増田に書く。

読んだ人は知るだけ知って来ないようにしてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 20:31

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2023-09-19

過去ジャニーズ肯定的評価していたフェミニスト、いないか

大きい大学図書館ジェンダー・男女問題の棚の書籍を片っ端から探していけば、何冊かは見つかりそう。

点検して、ジャニーズ肯定的評価をくだしている記述を拾い上げていって、BBC毎日新聞東京新聞記者とも集合して、著者のフェミニスト現在の所感と今後どうして行きたいかインタビューしたい。

Permalink |記事への反応(3) | 17:36

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2023-08-26

中古注釈民法を約五千円で入手した

昭和四十から五十年代書籍とはいえ、定価なら10万円はするこの巨大なコンメンタールヤフオクで五千円でゲットした。

値段もさることながら、大学図書館しかない書籍を我が手に収めることの万能感は予想以上だ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:32

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