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はてなキーワード:外形標準課税とは

2025-07-13

anond:20250713172216

消費税負担レシートに書いてあるけど法人税負担レシートにも給与明細にも書いてないから気づかないってだけのしょーもない話やで

消費税廃止してその分法人税外形標準課税付加価値割を増やしたらええやんって本気で思う

Permalink |記事への反応(0) | 17:27

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2025-05-23

法人税消費増税と引き換えに減税されたって本当?

結論(要点先出し)

消費税収が「法人税減税の穴埋め財源」として法律で紐付けられている事実はありません。

2014 年の税制改正以降、国の消費税地方消費税 1%分を除く)は《全額》を社会保障4経費に充当することが法律*で義務づけられています。 

とはいえ実際の歳入構成を見ると、1989 年の消費税導入以降、

法人税シェアは低下(約3割→1割台)、

消費税シェアは上昇(ゼロ→2割超)。

消費税法人税の穴を埋めている”と見えるのはこの相対的推移のためです。

• 例:令和7(2025)年度予算ベース

法人税 19.25 兆円(16.7 %)

消費税24.91 兆円(21.6 %) 

• 令和5(2023)年度決算

法人税 15.86 兆円

消費税23.09 兆円 

法人実効税率は 1990年代の 37 %超から現在 29.74 %まで段階的に下がりましたが、同時に課税ベース拡大や外形標準課税の強化を行っており、税率引下げ=税収減とは必ずしもなっていません。 

1法制度上の流れ

年度消費税消費税収の主な使途 同時期の法人税政策

1989 3 % 全額一般財源法人実効税率 37.5 %(導入前後で小幅減)

1997 5 %一般財源法人税率 37.5→34.5 %

2014 8 %法律社会保障へ全額充当 32.11→29.97 %(2015〜16 年改正

201910 %社会保障4経費・幼保無償化等 29.74 %据置

法的根拠消費税及び地方消費税法・社会保障と税の一体改革関連法 

2 歳入構造の変化が「財源論」を生む理由

区分 1990 年度(実績)2023 年度(決算

法人税収 ≈18 兆円 15.9 兆円 

消費税収 3.3 兆円23.1 兆円 

消費税収は +20 兆円超増え、法人税収はバブル崩壊後に落ち込みいまだ当時をわずかに下回る水準。

• その結果 **「法人税が減った分を消費税が補った」**ように見えるが、会計上はあくま共通一般会計に入り、用途社会保障等で指定済み。

3法人税減税と実際の税負担

2015-16 年改正では税率を下げる一方、交際費損金不算入縮小・欠損金控除制限などでベースを拡大し「ネット減収はほぼ均衡」と政府試算。

• 近年の好業績もあり、法人税収は2003 年度の 6.8 兆円から2023 年度に 2.3 倍へ回復

総合すると「法人税率引下げ分の恒久的な減収を、消費税率引上げ分そのものが賄っている」と断言するのはミスリーディング

4 まとめ

1.制度面:消費税には法人税減税をカバーするような法律上のリンクはない。

2. 実績面:結果として消費税収増が歳入構成法人税比率低下を埋めているため、そのような印象を与える。

3.評価因果目的)と結果(見かけ)を分けて考える必要がある。社会保障財源の硬直化、企業課税国際競争力確保という別々の政策課題が同時進行した――これが実態に近い整理です。

Permalink |記事への反応(0) | 18:05

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2025-05-21

anond:20250521202948

法人税外形標準課税付加価値割を増やせばよい

Permalink |記事への反応(0) | 20:49

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2025-05-09

anond:20250509003709

この政策パッケージは、一見して「財政健全化」と「構造改革」を掲げているように見えるが、その実態は、国民生活犠牲にし、特に中間層低所得層地方在住者・高齢者子育て世帯を直撃する極めて冷酷な施策集合体である

1.消費税軽減税率廃止・免税撤廃

まず、軽減税率廃止は、生活必需品である食品医療家賃介護にまで10%の消費税を課すことになり、可処分所得の大部分をこれらに費やしている低所得世帯への負担が極端に増加する。外国人の免税撤廃訪日消費の抑制もつながり、観光業への打撃も避けられない。

2.法人税外形標準課税の強化

付加価値割の引き上げは、赤字でも人件費設備投資積極的中小企業を直撃する。大企業に比して体力のない企業の淘汰を加速させ、地域経済雇用さらに冷え込む可能性が高い。

3.所得税改革という名の分断政策

「中所得者以下は減税」と言いつつも、給付なしの税額控除方式は、もともと課税額が少ない層には恩恵が薄く、実質的支援にはならない。しか高所得者増税と称するが、その規模も不明確で、本当に公平な再分配がなされる保証はない。

4. 控除の大幅廃止

住宅ローン減税、保険料控除、年金控除の廃止は、家を買い、保険に加入し、年金で暮らすという人生設計のもの否定する暴挙である生活設計を狂わせ、老後不安や若年層の消費マインドを大きく冷え込ませる。

5.金融課税格差放置

金融所得課税マイナンバー登録口座のみに限定するという措置は、制度回避余地を残すザル法であり、本気で富裕層課税対象にする気があるとは思えない。むしろ庶民個人情報管理を強化する意図が透けて見える。

6. 脱炭素という名の生活費爆上げ

炭素税導入と電気代・ガソリン補助金廃止は、地方在住者や運輸業農業などの生活産業基盤を直撃し、エネルギー貧困を招く。脱炭素重要だが、段階的・公正な移行なしに負担だけを押しつけるのは政策暴力に等しい。

7.関税廃止農業破壊

輸入食料品価格を下げて物価対策というが、国内農業崩壊を招き、結果として食料安全保障を損なう価格が安定したとしても、品質安全性地産地消価値をないがしろにする短絡的な対症療法だ。

8.社会保障制度の実質切り捨て

年金開始年齢を70歳に引き上げ、医療自己負担を増やす一方で、保険料を引き下げるというのは、実質的に「自己責任」に転嫁する路線であり、「納めても受け取れない社会保障」への不信を招く。高齢者病弱者を見捨てる制度に成り下がっている。

9.最低賃金の引き上げに消極的

物価上昇が続くなか、最低賃金引き上げに慎重姿勢を貫くのは、働く人々の生活を守る意思の欠如を意味する。中小企業への支援を口実に賃上げを遅らせれば、実質賃金ますます下がり、若年層の未来も閉ざされる。

10.物価高でも積極財政否定

最後に、物価高のなかで積極財政を行わないというのは、需要喚起生活支援放棄した無責任放置政策である財政健全化を掲げながら、社会健全性を破壊していく自己矛盾に満ちている。

Permalink |記事への反応(1) | 00:46

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anond:20250509002448

消費税軽減税率廃止(食品新聞家賃医療介護にも課税)・外国人免税廃止による増税

法人税外形標準課税付加価値割の引き上げで増税

所得税給付なし税額控除基礎控除を増やし中所得者以下減税・高所得者増税

住宅ローン減税や保険料控除・年金控除は廃止

金融所得課税マイナンバー登録口座のみ引き上げ

炭素のため炭素税導入(電気ガソリン補助金廃止)

食料価格高騰は関税廃止輸入品価格を引き下げて対応

年金受給開始年齢を70へ引き上げ→年金保険料引き下げ

市販医薬品健康保険対象外高齢者医療自己負担を現役並3割→健康保険料引き下げ

中小企業支援最低賃金引き上げは慎重に

物価高では積極財政はしない

Permalink |記事への反応(1) | 00:37

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anond:20250508121425

>・最低賃金の段階的引き上げ:地域間格差を徐々に是正し、全国一律1,200円以上を目指す。

現状最低賃金付近で働く人の比率が高すぎるので引き上げは慎重になるべき(物価高加速や失業増加のリスク)

>・中小企業支援賃上げ促進税制賃上げした企業には法人税優遇、未対応企業には縮小。

中小企業支援するとかえって低生産性のままで低賃金となるので極力すべきでない

>・非正規雇用待遇改善と無期雇用転換の推進。

雇用流動性を低下させることも低生産性のままで低賃金となるので極力すべきでない

>・逆進性の高い税(消費税など)に依存しない財政構造へ移行:消費税現状維持〜慎重な見直し

消費税軽減税率廃止をまずするべき

>・累進課税の強化:高所得層・資産家への税率を調整。

所得税の控除を税額控除に切り替える形で増税

>・金融所得課税見直し配当・株譲渡課税労働所得に近づける。

マイナンバー登録の口座のみ税率を上げる(登録しないのは忘れてるかアングラな口座)

>・法人税減税の見直し租税回避防止策の強化。

法人税増税するなら外形標準課税付加価値割部分を強化するべき(消費税は反発が強いので)

>・医療介護育児費用の軽減:低所得者層自己負担割合の引き下げ。

社会保険料引き下げのため高齢者自己負担を現役並3割にし市販医薬品対象外

>・基礎年金底上げ所得保障:全ての高齢者に最低限の生活保障提供

現役世代負担軽減のため年金控除は廃止

>・家賃補助・住宅手当制度の創設。

これは不要軽減税率廃止家賃にも消費税を課し住宅ローン減税も廃止すべき(人口減少下で住宅投資を促進するのは無駄)

>・大学までの教育無償化の段階的実施

>・給付型奨学金の拡充と学費減免制度の強化。

大学教育は本人にメリットがあっても社会にはなく高卒不公平なので大学無償化奨学金不要

>・保育士教師待遇改善による質の向上と人材確保。

少子化必要人員が減っていくので人材確保に労力を割く必要なし

>・公共交通ライフライン料金の安定化策。

満員電車などの問題は料金が安すぎるため助長されてるので運賃を引き上げるべし

>・エネルギー・食料価格高騰への緊急給付対応低所得世帯向け)。

現金ばらまきは物価高を助長しするのですべきでない

電気ガソリン補助金も脱炭素を阻害するのですべきでない

>・地域経済と食の地産地消支援地方雇用創出と価格安定を両立。

地産地消にこだわることが食品価格高騰を招くので速やか関税廃止自由化すべき

>・低所得層に対する定期的な現金給付

>・負の所得税制度所得一定以下の場合、国が補填)の試験導入

高齢化してる日本では低所得資産の人が多いので不要(困窮者は生活保護だけで十分)

>・グリーンデジタル投資の促進:脱炭素デジタル化を軸に、中小企業地域産業への支援を強化。

>・地域経済スタートアップ支援地方での起業雇用創出に重点を置いた補助制度と金支援の拡充。

>・観光文化地場産業の振興:地域資源を活かした経済活性化と持続可能観光政策

地方中小企業支援補助金は低生産性低賃金の元なのですべきでない

>・安定的かつ柔軟なマクロ政策運営物価雇用を見据えた積極的財政出動と金政策連携強化。

デフレ化ならともかく物価高の状況では財政出動は消極的

Permalink |記事への反応(1) | 00:18

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2025-05-08

はてな民には消費税減税とか言って欲しくないし飛びついて欲しくない

ワイの居場所はてなだし、はてなでありたいんよ

から、せめてはてなではアホな政治家馬鹿国民を吊り上げるために掲げる消費税減税の話に飛びついて欲しくない

みんな生活が良くなって欲しいと思ってるんだろ?

じゃあ、消費税単品での政策議論なんて意味がないことは分かるはずだ

はてな民はかしこの集まりなんや

そうやろ?

せめて政策パッケージをみんなが持ち寄って、それ良いねそこはこうした方がいいかもねってそんな建設的な話し合いになって欲しい

言い出しっぺだからワイから提示するで

政党好き嫌いじゃなく、ワイはこういう思想の持ち主と徒党を組んでこれを実行させる為に組織票作りをしたいと思ってるで?お前ら乗らんか?




追記

色々言われる覚悟で書いたけど、まさか消費税減税なんなら廃止まで求めてる人達が財源どうするんだといい始めるとは思わなかったで?

財源確保について指摘するなら少なくとも消費税減税の減収とその影響で税収がどうなるかの試算も数字で語ってくれないと

けど、身分を明かさな立場で言うおそらく素人の試算なんて意味ないと思う

財源は?って聞くのは、気に入らない政策否定するときの単なるテンプレで、誰も自分政策の影響を試算して数字で語ってるはてなはいないのである

いたら謝りに行くからそれを書いたブログかなんか教えてくれやで

それに1人ぐらい自分がやって欲しい政策パッケージ示してくれていいんじゃないか?100以上反応あってこれは酷すぎないか

みんな自分が思い描く政策があるはずなのに…


生活を良くするための総合政策パッケージ案】

1.所得向上・労働環境改善

最低賃金の段階的引き上げ:地域間格差を徐々に是正し、全国一律1,200円以上を目指す。

中小企業支援賃上げ促進税制賃上げした企業には法人税優遇、未対応企業には縮小。

非正規雇用待遇改善と無期雇用転換の推進。


2.税制見直しと再分配強化

・逆進性の高い税(消費税など)に依存しない財政構造へ移行:消費税現状維持〜慎重な見直し

累進課税の強化:高所得層・資産家への税率を調整。

金融所得課税見直し配当・株譲渡課税労働所得に近づける。

法人税減税の見直し租税回避防止策の強化。


3.社会保障福祉の充実

医療介護育児費用の軽減:低所得者層自己負担割合の引き下げ。

基礎年金底上げ所得保障:全ての高齢者に最低限の生活保障提供

家賃補助・住宅手当制度の創設。


4.教育子育て支援

大学までの教育無償化の段階的実施

給付型奨学金の拡充と学費減免制度の強化。

保育士教師待遇改善による質の向上と人材確保。


5.エネルギー・食料・生活インフラ対策

公共交通ライフライン料金の安定化策。

エネルギー・食料価格高騰への緊急給付対応低所得世帯向け)。

地域経済と食の地産地消支援地方雇用創出と価格安定を両立。


6.給付金とベーシックインカム制度の導入検討

低所得層に対する定期的な現金給付

負の所得税制度所得一定以下の場合、国が補填)の試験導入



7.持続可能経済成長地域主導の産業振興

グリーンデジタル投資の促進:脱炭素デジタル化を軸に、中小企業地域産業への支援を強化。

地域経済スタートアップ支援地方での起業雇用創出に重点を置いた補助制度と金支援の拡充。

観光文化地場産業の振興:地域資源を活かした経済活性化と持続可能観光政策

安定的かつ柔軟なマクロ政策運営物価雇用を見据えた積極的財政出動と金政策連携強化。







増田で上げられた政策パッケージ

消費税軽減税率廃止(食品新聞家賃医療介護にも課税)・外国人免税廃止による増税

法人税外形標準課税付加価値割の引き上げで増税

所得税は給付なし税額控除基礎控除を増やし中所得者以下減税・高所得者増税

住宅ローン減税や保険料控除・年金控除は廃止

金融所得課税マイナンバー登録口座のみ引き上げ

炭素のため炭素税導入(電気ガソリン補助金廃止)

食料価格高騰は関税廃止輸入品価格を引き下げて対応

年金受給開始年齢を70へ引き上げ→年金保険料引き下げ

市販医薬品健康保険対象外高齢者医療自己負担を現役並3割→健康保険料引き下げ

中小企業支援最低賃金引き上げは慎重に

物価高では積極財政はしない






法人税の減税、金融投資規制緩和労働市場の自由化等の方がよっぽどいいし医療制度も手厚くする前にメスを入れる部分がある

規制や補助でも子供SNS規制とか小中学校レベル公立教育の充実

Permalink |記事への反応(29) | 12:14

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2025-05-06

anond:20250506121434

付加価値割の外形標準課税増やしたらええねん

Permalink |記事への反応(0) | 12:19

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減税という響きだけに乗っかってるバカども

特に消費税減税で法人税上げろという馬鹿

いうのは簡単だが法人税上げても困るのは節税下手な中小企業だけ

そして中小企業従業員賃金は上げにくくなる

国民の大多数が中小企業従業員なのにね

消費税ほど節税難しいのないよ

大企業から取りっぱぐれないようにするなら外形標準課税とかじゃないと無理

輸出還付あるとかいう誤魔化しにも気を付けようね

Permalink |記事への反応(2) | 12:14

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2022-11-13

走行距離に税ねえ

現状最悪の税の消費税軽減税率かいキチガイ制度のせいでイートイン事業を粉砕したとか

そもそも外形標準課税企業にやりたかったので売上税をやるはずだったのに反対された結果もっと邪悪消費税をお出ししてきたとことを考えると

車の走行距離に税をかけるなんて!って叩いた結果として

車の充電に税をかけるようになって

充電済みの車から家の電気供給する方向のV2Hが粉砕されたりするんじゃねーかな

あの馬鹿どもだったらやりかねねー

Permalink |記事への反応(0) | 17:06

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2022-09-23

anond:20220923191921

外形標準課税(売上)の法人税と称しとけば20や30でも行けるんちゃうかという話

Permalink |記事への反応(0) | 19:31

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2021-03-28

anond:20210328095703

法人税引き上げろはバカが言ってるパターンとまともな人がいってるパターンとあってバカがいってるのは「上級ばっかりずるい!消費税庶民いじめだ!」に乗っかってる良く分かってないやつ。

まともな人がいってるのは大企業を中心としたテクニック節税が多すぎるから外形標準課税的なのいるんじゃね?とかそういうの。

Permalink |記事への反応(0) | 10:02

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2017-04-09

最初のほうに戻ってしまうからルーピーなんだが

首相夫人名誉校長をしている学校不透明補助金」なり

首相本人の旧友が理事長学校無償土地提供と多大な補助金」っていう段階で

外形標準課税的にアウトな法律を作るべきだし、

公務員口利きとか汚職に関しては「グレーは無罪」ではダメだと思うのですよ。

証拠を隠せる立場にいるんだから民間人とは違う。

公務員倫理規定議員適用すればすむ話。

Permalink |記事への反応(0) | 00:41

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2015-05-10

シャープの減資

さて、巷で話題シャープ99%減資ですが、一部報道で累積赤字の一掃と言っています意味がわかりません。

シャープ利益剰余金はまだマイナスになってないし、これまでの赤字利益剰余金相殺できていたので。

債務超過がどうこうと言っている記事もありますが、債務超過じゃないし、減資は資本金から資本剰余金に科目間で振り替えているだけなので、株主資本の総額としては減資しようがしまいが影響はありません。

債務超過に陥っている会社は例え減資しても債務超過は解消しません。

そもそも100%減資でない限り株主にとってはいくら減資しようが特に影響はありません。むしろメリットがあるくらいです。資本金配当できないけど資本剰余金配当できるので。

から「この減資は投資家への重大な裏切りで~」とか的外れですんで気をつけてください。まあ現状を打開できない責任は当然あるわけですが。

あと「一度限りの延命措置で~」とかでもないです。一度限りでしかないのはそうですが、株主資本自体は変わってないので別に延命でもなんでもないです。

減資でデメリットがあるのは債権者、つまりはたくさんお金を貸してる銀行ですね。資本金会社法的には債権者に対する最後の返済手段として維持しなければいけない金額ですから

減資は債権者が不利で株主には有利な手続きであるため、株主総会決議は必要ではありますが、債権者がOKと言っていれば特に問題とはならないでしょう。

ただ、この後DESがあったり優先株の発行が行われた場合既存株主希薄化の影響を受ける恐れがありますが、何のために減資したか考えればしばらく増資はないんじゃないかと思います

中小企業になると何が変わるかと言うと、税務上の優遇が受けられること、これに尽きます会社法上は大会社のままだし、金商法上も特に影響ないですから

中小企業税制優遇はいくつかありますが、シャープ場合で最も恩恵を受けられるのは「繰越欠損金控除」でしょう。

繰越欠損金控除は、過去9年間の赤字を将来の黒字で補った場合に、その補った部分は法人税が課税されないというものです。理屈上は、企業がトータルで黒字になった場合法人税を課税するのが公平なので、これに制限を掛けるのはおかしいと考えることもできるのですが、政治的判断から過去9年の赤字制限されています

更に資本金1億円超の大会社は、赤字の出た翌年度以降の黒字について、単年度につき黒字の65%までしか控除できません。例えば昨年200億円の赤字を出して、今年100億円の黒字となった場合、繰越欠損金控除は100億円の65%の65億円しか使えず、35億円については法人税を支払うことになります。残りの赤字135億円については翌年度以降の利益相殺していくことになります。この制限は昨年までは80%だったのが今年厳しくなり、さらに2年後には50%になる予定となっています

中小企業場合、9年間の制限はありますが、65%には制限されず、前述の例の場合100億円まるまる控除を受けられ、今年は法人税を納める必要がありません。だから今後少しでも利益が出せるようになった場合に、キャッシュを確保するために現状多額の繰越欠損金のあるシャープ中小企業となるメリットは大きいと考えられます

中小企業になると欠損金の繰戻還付も受けられるようになるけど、これは前1年に納付した法人税の還付だから、欠損続きの今のシャープにはあんま関係なさそうです。

法人税軽減税率減価償却優遇交際費の一部損金算入はシャープくらいの規模だとあってないようなものしょうが研究開発費の税額控除の拡大は割と大きいかもしれません。繰越欠損金のある間はそもそも法人税がないので税額控除はしようがないですが、今後業績回復の兆しが見えたときに、新たな研究開発を行うと、それにかかった費用の数%を法人税の減額とすることができ、大企業よりも中小企業の方が税額控除の枠が大きいため、このへんでも中小企業恩恵が受けられるんじゃないかなと思います

あと外形標準課税対象から外れるのも大きいかもしれません。赤字でも資本割はかかってしまますから

ざっと計算したら3億円くらいは節税になるんですかね。ただ今後外形標準課税の拡大があるかもしれないとのことですからどうなりますかね。

Permalink |記事への反応(1) | 11:47

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2014-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20141124120749

いんや、法人税を増やしてもいいことはないぞ。黒字企業香港シンガポールなどの海外に逃げるだけ。

てか、そもそも世の中の法人の7割ほどは、1円たりとも法人税を払っていないんだよ。

やるとしたら法人税増税ではなく、外形標準課税適用を増やすのが必要

赤字企業にもちゃんと税金徴収して利益を増やすインセンティブを高め、

さらに無理やり赤字にしている会計を減らすことができるんだよ。

ダメ企業が淘汰され、黒字企業に適切な税額がかかるのが健全競争になる。

Permalink |記事への反応(0) | 22:27

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2009-10-27

企業に負担させれば自分の負担にならないと思い込んでる愚民が多すぎる

http://imogayu.blogspot.com/2008/08/blog-post_10.html

これ見て企業社会保険料負担が低いのはけしからんとか思ってる人が

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51307877.html

これ見て日本の税制は再配分が少なすぎるとか言ってたりするんだろうな。

社会保険料企業負担は給与明細に書いてないだけで実質的な定率所得税なのにね。

どれだけ利益を増やしても人件費を増やさなければ社会保険料負担も増えずにすむ。

法人税下げて社会保険料企業負担をあげればこういう企業が得して利益は少ないが人件費の多い企業が負担増。

でもこういう愚民が多いなら、経団連の人は「法人税減税の財源として社会保険料企業負担増やしてくれ」といった方がいいのかも。もっとミスリードを狙うなら「消費税社会保険料廃止して従業員数比例の外形標準課税にして法人税ガンガン上げてくれ」というほうがいいか。

Permalink |記事への反応(1) | 22:51

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2008-09-27

企業税制を考える2

http://anond.hatelabo.jp/20080927094731

いろいろもらったコメントを元に,はじめのエントリに対して,少し補足修正。

日本には世界に通用する企業がいくつもあるが,それらの企業にとってこのまま日本本社をとどめておく意味がどんどんなくなっている。特に法人税増税なんかされた日には。

国内市場少子高齢化で小さくなるばかり。すなわち,ドメスティック企業は小さいパイを取り合う競争が激化するばかりで,ニッチ分野で生きる以外は基本的に未来は全くない。世界に通用する企業海外で稼いでもらって,その利益を国内に還流させてうまく2次分配することができなければ,国全体にとって不幸。

そのためには,国内の消費を少しでも活性化させ(ることでドメスティック企業利益を与え),世界に通用する企業に国内に残ってもらって稼ぎ続けてもらうことを考えなければならない。

労働分配率を上げ,労働時間を減らすインセンティブ企業に与えることで,国内消費を活性化させられないか。

そのために,労働分配率が高い企業、あるいは短時間雇用を推進している企業に対して優遇税制をとりいれ、赤字企業でもある程度外形標準課税を入れて、人をこき使うだけで,世の中の役に立たない企業をつぶしていくというのはどうだろうか?国内の設備投資が大きな会社は,そちらの効果を勘定に入れて労働分配率は多少低めでもいいことにする。

Permalink |記事への反応(4) | 18:51

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企業税制を考える

儲かっている企業税金を多く払うようにすると海外に逃げてしまうだけ。ほとんどの企業が赤字だし。

ここ にあるように労働分配率が高い企業、あるいは短時間雇用を推進している企業に対して優遇税制をとりいれ、赤字企業でもある程度外形標準課税を入れて、世の中の役に立たないゾンビ企業をつぶしていくというのはどうだろうか?

Permalink |記事への反応(7) | 09:47

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