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はてなキーワード:外国債とは

2025-11-05

GPIFを膨らませれば国庫負担なしで年金維持・・・できません

GPIFを膨らませれば国庫負担なしで年金維持できる」みたいな金融花畑GPIF厨が湧いてて実に嘆かわしい。

GPIFを膨らませるのは、「バケツの中の水を増やす」こと。

年金制度全体としては、「水道管(保険料国庫)」が詰まっているのが問題なのよ。

流れが変わらなければ、いずれバケツの水は枯れるだけだ。

たまに好況で雨が降ってバケツの水が増えることもある。

しかし、バケツを数倍に大きくしても、降雨量(運用益)だけでは水は足りない。

しかも、蒸発インフレ為替損)で水が減る場合もあれば、バケツがひっくり返る(暴落リスクもある。

GPIFに頼る発想はやめろ。

1.GPIFとは

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、年金積立金の一部を市場運用する基金

年金制度全体のバッファであって、給付原資そのものではない。

財源構成は変動するが、ざっくり保険料 約7割+国庫負担 約1割+運用益 約2割、

国内債券国内株式外国債券・外国株式を1/4程度ずつ持つリスク分散ポートフォリオ

2. 「運用益が増えれば年金財政は救われる」という誤解

GPIFは積立方式ではなく賦課方式の補助。

→ 現役世代保険料給付をまかなう賦課方式」を基本とし、その一部の積立金を運用して将来の不足を補う。

まりGPIF年金財政の数%程度の緩衝材に過ぎず、主流ではない。

3. 「GPIF増やせば国庫負担不要」という誤解

資産を500兆円に増やす

保険料引き上げ or国庫から追加拠出必要だが、どちらも現行法不可能だし、そんなこと決められる成熟した国会じゃない。

高リターンを目指す? 

リスク株価暴落為替変動)も倍増し、年金財政不安定化するぞ。みなさんの将来でハイレバの丁半バクしましょうってか。

国庫負担ゼロに?

法的に年金財政構造破綻するぞ。厚生・国民年金法国庫負担制度維持要件として義務化されている。

5.GPIFリスク現実的制約

2024年度はざっくり年間運用益約6兆円。

年金給付総額約55兆円。

運用益だけで賄うには、好調だった2024年の約10倍の安定利益を続けることが必要なんだよ。

明らかに不可能

国庫負担10兆円前後)を完全に代替するには実質利回り7%以上を恒常的に維持する必要があるが、

それは国家ファンドとして破綻リスクを取る水準だ。

恒常黒字ノルウェー政府年金基金でさえ4〜5%が限界なのに。

そして運用益が上振れしても、給付額や保険料は即座に変わらない。

財政検証は6年ごとだから

損失が出た場合も、給付削減を避けるために結局国庫が穴埋め。

よって「GPIFで食いつなぐ」ほど依存すると、国の財政リスク市場リスクに変換しているだけ。

6.海外類似事例

ノルウェー政府年金基金 : オイルマネー積立てたもの国庫の一部。日本と異なり恒常黒字を維持

韓国のNPS(国民年金基金) : 2040年代に積立金枯渇見通し。運用益では救えず、保険料引上げを検討中

米国のSocial Security Trust Fund : 2033年に枯渇予定。運用益で維持できず、給付カット議論進行

7.つまり

GPIF年金制度の補助装置であり、国庫負担を肩代わりできる規模ではない。

将来のリターン(2〜3%)がどこまで安定して維持できるかは、市場次第。

仮に今の数倍になっても年金制度全体を維持する効果限定的で、国庫負担ゼロにすることは構造的に不可能

結論年金破綻回避できない。現実非情である

Permalink |記事への反応(1) | 11:27

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2025-10-29

anond:20251029090815

あのさー、外国為替って意味わかってる?

円安になるのは、円が売られて外貨が買われるから

国内だけで回ってるなら株買おうが売ろうが関係ないだろ

円を売るってのは具体的には

日本国債を売って受け取った円をドルと交換して米国債を買うというようなこと

積極財政になれば当然国債が大量発行される

国債の消化が難しくなる→金利上昇懸念国債価格下落予想→国債売却→外国債券購入みたいなルート

円安になるってことだよ

Permalink |記事への反応(3) | 09:20

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2025-06-13

anond:20250613143723

全部オルカンに入れて、毎年1千万円ずつ取り崩しながら生活していけば減らないんじゃないの。

期待利回り6%だから12億の6%で、7200万円だから生活1000万円でも6200万円あまりよね。

よって、無限に増えるだけになると思う。

世界恐慌やWW3とかのヘッジと考えるなら半分ゴールド債券とかでもいいのかもしれけど。

どちらにしても、よほどバカなことをしないと10億は減らん。

逆に10億を減らす買い物として、

買ってはいけないのは、タワマンとかの不動産、高級車とかのぜいたく品、セールスマンが対面で売ってくる金融商品(仕組債とか謎のファンドとか)、高利回りの外国債券(トルコリラとか南アフリカランドとか)、流動性がない外国ヘッジファンド商品個別株に1点掛け、元本保証で高利周りを謳う詐欺商品とかかな。

大切なのはいつでも換金できる流動性があることと、奇抜な変な商品ではなく、なるだけコストが安くみんなが買っている市場平均のインデックス投信ETFお金を入れることが重要だと思うんよね。

Permalink |記事への反応(0) | 14:43

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2025-03-09

anond:20250309085337

賃金交渉しない派遣が増えて、元請けが超えて、国外投資でもっていかれてるね

米国外国所得外国運用利益も含む)に対する税金回避できないから、国外投資はむしろ少ない

You can't avoid U.S. taxon foreign income

税制不公平だな

Permalink |記事への反応(0) | 10:07

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2025-02-06

お前らの投資ポートフォリオ晒し

投資初心者から、だいたいこんなもんだろと適当に選んでるから

投資上級者のお前らのポートフォリオ見て参考にしたい

ちな、ワイはこんな感じな

1.国内株式(40%)

個別株(大手企業):トヨタ自動車NTT三菱商事ソニーグループキーエンス

個別株(高配当株):KDDIJTオリックス三菱UFJフィナンシャルグループ三井住友フィナンシャルグループ

インデックスファンドeMAXIS Slim国内株式TOPIX)、SBI・V・日本株TOPIX

アクティブファンドひふみ投信投資信託BLIT

2.外国株式(30%)

米国株AppleMicrosoftAmazon、Alphabet、Tesla

欧州株:Nestlé、LVMHSAPRocheASML

新興国株:SamsungTSMC、Alibaba、Tencent、Reliance Industries

インデックスファンド

世界株式eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー)、SBI・V・全世界株式

先進国株式eMAXIS Slim先進国株式SBI・V・先進国株式

3.債券20%)

国内債券個人向け国債、新発10国債

外国債券:米国債ドイツ国債

インデックスファンド

国内債券eMAXIS Slim国内債券インデックスSBI・V・国内債券

海外債券eMAXIS Slim先進国債券インデックスSBI・V・先進国債券

4.不動産10%)

J-REIT国内不動産投資信託):日本リート投資法人、森トラストリート投資法人

不動産クラウドファンディング:Renosy、CREAL

Permalink |記事への反応(1) | 15:48

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2024-12-02

仮想通貨で爆儲けして約4500万手に入った

4500万は税金支払い分抜いた額ね

今30歳なので単純計算23,000*12*30=828万円idecoにぶちこむ分は取っておくとして、

残り約3,600万の有用活用方法何かない?

今のところは欲しい物ないし空いてる個人年金控除枠埋めるのに個人年金入ろうか検討してる

130円割るぐらいに円高だったら分散して外国債買いたかったんだけどこの円安じゃ買う気も起きん

かいい案あればご教授願いたい

Permalink |記事への反応(2) | 13:42

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2024-10-29

anond:20241029125251

利回りはもっと高くていいんじゃないの?

3%って、GPIF日本株外国株日本債券外国債券と、1/4ずつもつかなり保守的ポートフォリオの利回りでしょ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:35

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2024-08-12

日本人ポートフォリオ外国債はいらない

日本人ポートフォリオ外国債はいらない。

なぜなら為替リスクを考えると割に合わないかである

じゃあ為替ヘッジをしたらいいじゃないか、と思うかもしれないが、カバー付き金利平価説に従えば、為替ヘッジをすれば外国債券の高金利享受できなくなる。

外国債券が為替リスクを負っているなら、外国株式為替リスクを負っているという主張も存在するだろうし、それ自体はその通りである

しかし、外国債券は、満期保有を前提とした場合為替リスクをそのまま被ることになる。

一方、外国株式は、為替リスクと、外国株式ボラティティとの間の負の相関が存在すればするほど、リスクが逓減される。

ここで、為替リスクを、リスクフリーレートの内外の、金利差に対するリスクと考える。

そして株式のリターンを分解すると、リスクフリーレート+リスクプレミアムである

債券のリターンを分解すると、リスクフリーレート+信用スプレッドである

仮に、国内株式と、外国株式リスクプレミアムにほとんど差がないと仮定すると、国内株式外国株式のリターンの差はリスクフリーレートの金利差が原因であるといえる。

一方債券も、信用スプレッドほとんど差がないと仮定すると、国内債券外国債券のリターンの差はリスクフリーレートの金利差となる。

この推論が正しければ、国内株式外国株式のリターンの差と、国内債券外国債券のリターンの差は同じである

同じリターンを増やすのに、多くリスクを負うのが外国債券、逓減された少ないリスクで済むのが外国株式である

こう考えると、外国債券は、明らかに割に合わない。

国内外国金利差を享受したいなら、外国株式を買うべきであり、外国債券ではない。

このことについて、山崎元も、素晴らしい論証を行なっている。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/14921

Permalink |記事への反応(0) | 01:16

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2024-06-06

日銀って無茶苦茶有能じゃね?

ここ20年の日銀って、超低金利資金を集めて(日本国債)、中~高金利運用している(外国債REITETF)、すごい有能な組織なんじゃないか

俺ら生きてる間に、ワンチャン無税国家行ける?

Permalink |記事への反応(1) | 13:40

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2024-03-21

20代オルカンを勧めるのはボラティリティの小鬼対策やで

anond:20240318140204


パッと見、ボラティリティの小鬼に言及している人がいなさそうなので書いとく。

長期投資(※ここ重要!)オルカンやS&P500を勧められる理由は、ボラティリティの小鬼を調子づかせない範囲でそれなりのリターンを得られる可能性が高いかなんやで。

あの連中、たかだかNASDAQ100ぐらいでも小鬼じゃなくて中鬼になるからなあ。


ボラティリティの小鬼について、ネット上で分かりやすいのは↓のページの「リスク資産をむしばむの図」かなあ。

http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2017/01/post-ddd0.html

リスク資産って、原理的にはボラティリティリスク分の価格上下変動を繰り返すことで資産が目減りするのよ。

例えば、インフレ考慮しないと仮定すると、平均期待リターンが0%の無リスク資産は目減りしないけど、平均期待リターンが0%のリスク資産は目減りしていく。

で、ボラティリティリスクが大きいリスク資産であるほど、目減りする分量が大きくなっちゃうわけ。


この、価格上下変動の繰り返しによって資産が目減りする現象を、「バイ・アンド・ホールド時代終焉」という本ではボラティリティの小鬼と呼んでいる。

加えてワイは、ボラティリティリスクが大きくなるほど目減りする分量が大きくなることを「中鬼になった」とか「大鬼に化けた」と言っている。


現実リスク資産が増えていく(ことが多い)理由は、目減りする分量を上回る期待リターンが得られるからだ。

とはいえ信託報酬率や総経費率は低い方が良いのと同じく、ボラティリティの小鬼の影響だって小さい方が良いわけだ。


じゃあどうすればよいのか?

アセットアロケーションポートフォリオを工夫して、ボラティリティリスクを小さくしつつもそれなりにリターンが得られるようにすればOK


ボラティリティリスクを小さくする唯一の方法分散投資やね。

「ここ100年ぐらいは金や債券よりも株式のリターンが高かった。今しばらく(今後20~30年ぐらい)はこの傾向が続くのではないだろうか?」という立場をとるならば、例えば株式100%でいくなら「株式の中で分散させる」ことでボラティリティリスクが小さくなる。もう少し安全に行きたいなら、株式債券REIT・金などを加えて「アセットクラス分散させる」ことでボラティリティリスクがより小さくなる。


いわゆる「教科書的なインデックス投資」は両方を組み合わせている。

株式については全世界株式分散させるし、アセットクラスも最低でも「株式債券」に分散している。

(「株式債券」は主にアメリカ国内向けのアイデア米国債低リスクなのにインフレをしのげる程度のリターンが得られるからね。日本では低金利すぎてインカムゲインとしての国内債券が息をしていない上に、今後の金利上昇見込みでキャピタルゲインとしての国内債券ダメダメで、加えて外国債券は為替リスクが高くてリターンに見合ってないので、泣く泣く債券の代わりに預貯金個人向け国債選択する人が多い)


株式分散」という文脈では、オルカンのような全世界株式が本流で、実のところS&P500やCRSP USTotal MarketIndexは傍流。

オルカンに比べればS&P500は集中投資の側で、そこには「なんやかんや言うても、ワイが資産運用し続けるだろう今後20~30年ぐらいは、アメリカはんも好調ちゃいます?」という暗黙の市場判断がある。

たぱぞう氏のように、市場を読んで判断していることになる。


それで、「アメリカはんも好調ちゃいます?」というインデックス投資家でも、十中八九S&P500やCRSP USTotal MarketIndexを勧めるのは、やっぱりボラティリティの小鬼がちらつくからなのよ。

たかだかNASDAQ100でも、長期投資ではボラティリティリスクが大きすぎて小鬼から中鬼になっちゃう。


NASDAQ100やFANG+のようなおやんちゃインデックスは、短~中期ぐらいの視点で売買して市場うねり取りに使うのが正しい。長期投資向けにガチホするのはNG


から、長期投資前提のインデックス投資家の場合、NASDAQ100やFANG+を持ち出す際にはコア・サテライト戦略みたいに「最低でも2階建て」の方針を打ち出すはずだ。

1階ではS&P500やCRSP USTotal MarketIndexETFガチホしつつ、2階以上の部分でセクターETFやおやんちゃETFで短~中期投資する――みたいな感じだよね。


ところでインデックス投資による長期投資における期待リターンは「20~30年ぐらいかけて、運用資産を1.5~2.0倍にする」ぐらいのマターリ進行なので、なんやかんや言うても必要な種銭が多いのは事実

から1020代ぐらいの時期は、貯蓄やインデックス投資は少額にとどめつつ、人的資本投資して稼げるようになった方がよいと、おっちゃんは思うよ。

人的資本への投資時間を集中させるためにも株式投資するならほったらかし投資可能オルカンないしS&P500でのインデックス投資にとどめておくのが無難やね。

Permalink |記事への反応(2) | 11:21

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2024-02-29

積立NISAオルカン集中って恒常的な円安圧力になったりする?

日本円が日々、外国株外国債券購入のために流れてるわけで。

なんか年初の円安は新NISA外貨に流れたのが一因って話を耳にして、それなら積立NISAとかずっとじゃんって思ったんだけども。

Permalink |記事への反応(0) | 10:05

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2024-01-24

NISAオルカンが人気だけど

https://www.gpif.go.jp/lp/resources/images/management/nenkin_unyou06.jpg

日本人GPIFポートフォリオがいいと思う。

日本株式、外国株式日本債券外国債券を25%ずつ持つの

バンガードが十年後のドル円を108円と予測してるけど、もしその通りになったら今オルカン投資してる人はだいぶ為替に負けるよね。

半分くらいは為替の影響のない日本円建の資産にした方が、ボラティリティーを抑えられて安定した資産運用ができると思うよ。

日本株調子いいのも、今だけのことじゃなくて十年くらいは続くと思うし。

Permalink |記事への反応(1) | 21:59

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2024-01-15

anond:20240114181454

間違っているかもしれんが、ワイの意見を書くね。

1. 行動ファイナンス個人の振る舞いを説明するもので、企業株価や利回りを予想するものでない。そりゃ、国力と株価のアンマッチなんてアラムコをみればわかるでしょ。

2.外国債券と国内債券の利回りはその国の公定歩合リスクプレミアムを加えたものになる。そして、それは通貨流動性のある国ではアービトラージされることで為替によって無意味な差となる。ただし、これは金融危機のない場合に限る。

3.株式インフレ中立は厳密には嘘だと思うが、それでも通貨やモノに比べれば相対的には中立だとは思う。デフレ下では、株価ヤバいのは昨今の日本では周知の事実

4.ドルコスト平均法は逆説的に言えば、投資貪欲でなかった人にとっては機会損失意味するからね。マクロで見たら受精した瞬間から投資しないのは不勉強だったというわけ。

5.ゼロサム参加者B/S積分すると損も利益もないという話じゃなかったけ?分散してリスクを下げて時間をかけて儲けようというのは、努力というか、なんというか投資とは思えんよな。気持ちはわかる。

こんな感じかな?増田には橘玲さんの本をオススメしたい。

Permalink |記事への反応(0) | 03:08

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2024-01-14

山崎元氏追悼: まだ一般には受け入れられていない主張まとめ

「ほったらかし投資」をはじめ山崎元氏の活動は多くの個人投資家ガイドになったが、数々の主張の中にはまだ一般的には受け入れられているとは言い難いものもある。

これらを列挙して追悼したい。順番は個人投資家意思決定に影響を与えそうな順。

1. 低成長の国だからといって株式のリターンも低いわけではない

理屈上、株式には、低成長でもリスクフリー金利よりもかなり高いリターンがあっておかしくないし、マイナス成長でもそれは同じなのだ

(中略)

将来の低成長自体はその予想が株価に十分織り込まれたなら、後のリターンにとって問題ではない。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/4007

直観的にはかなり受け入れがたい主張の筆頭。行動ファイナンス的には、その直観に抗って合理的に考えられる投資家が得をするのだろう。

2.外国債券は、国内債券と比べて期待リターンが高いとは言えない

外国為替市場では、通貨の交換比率と金利がセットで取引されているので、高金利通貨をロング(買い持ち)しても、低金利通貨をロングしても、母国通貨ベースで期待される利回りは基本的にはどちらが高いとも言えない

(中略)

外国債券は、国内債券と比べて期待リターンが高いとは言えないのに、そこそこの大きさの為替リスクがあるので、リスクに対するリターンの割が悪いから持たなくていい

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/14921

10年債利回りが4%という2024年投資環境に刺さる主張。ただ為替理論から本当に理解しようと思うと難しすぎて私は諦めた...

3.株式インフレ中立

長期的には株式のリターンに対してインフレは「中立」だと考えられる

(中略)

インフレから」あるいは「インフレに備えて」何か特別なことをしなければならないとか、何か有効なことが出来ると思わないようにしよう。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/39905

投資業界の作るマーケティングストーリーに踊らされることに山崎氏警鐘を鳴らされていた。

4.ドルコスト平均法は気休め

ドルコスト平均法投資として有効リスク・リターンの関係改善している(たとえば分散投資のように)と考えているとすると、それは「勘違い」なので、正しく理解しておきたい。

(中略)

ドルコスト平均法が、「ゆっくりリスクを取っているだけだ」ということと、「買った後のリスクは縮まないし、積み立て後半には、リスクが過大になっていないか注意が必要だ」という2点を押さえておいてほしい

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/24299?page=5

ドルコスト平均法に説得されて積立投資を始めてみようと思った人にはショッキングな主張。ただ害もあまり大きくないと感じたのか、晩年山崎氏ドルコスト平均法に対する態度をいくぶん軟化されていた印象。

5.「ハイリスクハイリターン」の原則為替取引コモディティなどのゼロサムゲームには通用しない

ハイリスクハイリターンの原則」と呼ばれるのは、リスクが大きな資産は平均的なリターンが大きくなるよう市場価格形成されるということなのだが、この対象になるのは、株式債券不動産への投資のように、生産活動お金(≒資本)を提供する際の価格だ。

(中略)

市場で売り手と買い手が「ゼロサム・ゲーム的」に将来の価格を当てる競争をする構造マーケットでは、「ハイリスクハイリターンの原則」は働かない。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32090?page=3

山崎氏プラスサムゲームを「投資」、ゼロサムゲームを「投機」と呼んで区別されていた。常々おっしゃっていた「投資リスクプレミアムのコレクションである」という主張とも通じる本質的な教え。

Permalink |記事への反応(11) | 18:14

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2023-12-30

anond:20231229135611

米国株オルカン株式インデックス一本じゃリスク高すぎと思うなら年金運用コピーしたファンドを買えばいいんじゃない

日本株外国株日本債券外国債券がそれぞれ25%ずつみたいな構成だったか

俺はそんな複雑なことしなくても貯金日本円)とインデックスの二本で持つ割合を変えて調整すればいいと思ってるけど

Permalink |記事への反応(0) | 16:11

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2021-09-23

恒大集団年金についてのデマ (解説)

GPIFは恒大集団大株主 (第9位)」(1)

「恒大集団倒産したら年金も大ダメージ」(2)

みたいなデマが回っているので、この分野の素人だけど解説しておくよ。

※文中の数字は、公開されている最新の報告書 (2021年3月版) を使用

解説

(1)「GPIFは恒大集団大株主 (第9位)」

元ネタは多分これだけど、大きな勘違いがあって、これは2025年6月28日満期の社債保有者の情報

https://pbs.twimg.com/media/E_ftoK3UYAY5-YW?format=png&name=medium

社債でも保有上位に入っていて危ないんじゃない? と思うかもしれないけど、「2025年6月28日満期の社債」を少し多めに買ったから上位に浮上しているだけなので、全体としての割合は低い。そもそもGPIF保有する恒大集団社債は約59億円でしかない。

※なぜ「2025年6月28日満期の社債」という画面があるのかというと、債券 (社債含む) は種類 (募集ごと) に参照・集計することが多いため。これがせいぜい数種類しかない株式ちょっと違うところ。

(2)「恒大集団倒産したら年金も大ダメージ

GPIF保有する恒大集団株式は約28億円、社債は上で書いたように約59億円で、これを合わせてもGPIF保有する資産の0.005%弱。仮に恒大集団倒産して資産が全く残らず株も債券紙くずになった場合、影響はゼロではないけどほぼ無いと言って差し支えない。(これが直接影響して年金の原資が無くなったり、将来の年金が減らされるということは無いので心配は要らない。)

何故中国企業株式債券投資しているの?

新興国株式債券先進国のそれと比べると高リターンだから。もちろんリスクもそれなりに高めなので国・銘柄単位分散投資してリスクコントロールしつつ、程々の利益を上げている。(全体の25%が鉄板国内債券、25%が外国債券なので、かなり手堅い運用。)

ちなみに中国以外の新興国、たとえば韓国投資対象になってるよ。

参考資料

以下は今年3月GPIF報告書から抜粋・整形したもの債券の後ろに付いているのが満期日で、"28JUN25" の数量 16,912(,000) が先ほどの画像にある Position の数字合致していることが分かる。

種別No.銘柄コード銘柄数量時価総額(円)
外国株式661KYG2119W1069CHINA EVERGRANDEGROUP13,283,000.002,794,158,107
外国債2072XS1982040641CHINA EVERGRANDEGROUP10.5PCT11APR2415,631,000.001,626,686,580
外国債2073XS2106834299CHINA EVERGRANDEGROUP11.5PCT 22JAN2310,114,000.001,075,041,389
外国債2074XS1627599498CHINA EVERGRANDEGROUP 7.5PCT28JUN2316,340,000.001,591,910,882
外国債2075XS1580431143CHINA EVERGRANDEGROUP 8.25PCT 23MAR22402,000.0042,382,261
外国債2076XS1627599654CHINA EVERGRANDEGROUP 8.75PCT28JUN2516,912,000.001,527,167,672
外国債2077XS1982036961CHINA EVERGRANDEGROUP9.5PCT11APR22402,000.0044,625,178

Source:https://www.gpif.go.jp/operation/last-years-results.html (2020年度の運用状況) -https://www.gpif.go.jp/operation/unyoujoukyou_2020_15.xlsx (保有銘柄2020年度末)[EXCEL:1.4MB])

Permalink |記事への反応(3) | 16:32

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2020-04-18

10万円配って海外製品に流れていく割合ってどれくらいだろう

スマホだとApple海外製品買うだろうし。国内スマホ買わないよね。

リモート用にパソコンって言っても国内メーカーの買わないよね。

家電製品国内メーカーの買わないよね。Twitterシャープ中の人凄い!って言ってる人はシャープ製品買わないだろうし。

ガチャなら国内

国産牛肉など地方名産国内。だけど転売屋サイト作ってそっちに流れる


多くの人は家賃かな。100人から家賃集めてれば、それなりの金額

銀行に入ったままだと日本国債買うのかな。それとも外国債か。

Permalink |記事への反応(0) | 11:12

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2018-09-21

anond:20180921111215

番手堅いのは賃金労働

次に銀行へ預けること

次に日本国

次に先進国外国債

次に発展途上国

次にここでやっと日本市場

労働銀行は出て来ないのはわかるけど国債が出てこない時点でセンスいからやらん方が良いよ

ちなみに日本市場株の次は日本市場不動産日本市場先物みたいに続く

Permalink |記事への反応(1) | 11:26

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2016-08-30

募金をするよりも

24時間テレビで集まる募金10億円

311台湾から義援金=200億円

311での義援金総額=3500億円

幻の新国立競技場=3500億円

復興予算の流用=1兆2000億円

GPIFは2016年4─6月期の運用損失が5兆2342億円だったと発表。

運用損は、

国内株式2兆2574億円

外国株式2兆4107億円

外国債券1兆5193億円

国内債券プラス9383億円を稼いだ。

3月末から5兆0463億円減少」

募金するよりも、この国を変えたほうが、

多くの人が救われる。たぶん。

Permalink |記事への反応(0) | 07:14

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2016-01-09

自分や友人の親が多かれ少なかれ食い物にされている話をした

年末,友人と集まってこの話をした.

たいして珍しくもないありふれた話だとは思うが.

自分の父は,最近になって日本株投信をかなりの額,買ったらしい.それも大手証券電話での勧誘に応じてだ.バカ高い手数料を払い,これまで日経平均以下のパフォーマンスしか残してない投信を,これだけ日経平均が上がった時期にだ.数年前,インデックス投資を勧めた時には,日経平均は大きく振れるから怖いと言っていた父がなぜこの時期そんなものに手を出したのか不思議だったが,勧誘してきた証券会社の今年の超強気日経平均予想が根拠らしい.父は実は前にも,日本企業豪ドル社債(円安で儲かった)や,途上国企業にロング・ショート両建て投資するファンド(損した)を買っていた.よく言われる話だが,大手証券営業って,客が取れるリスクとか,金融理論的にベストと考えられる運用リスクに応じて,内外国債,内外株に分散投資)なんて一切考えずに,とにかく手数料が高いものを回転することしか考えてないんだなあというのを実感した.

友人Aの親は土地持ちだが,最近,某大手不動の勧誘で,土地担保アパートと貸家を建てたらしい.27年で投資分が回収できるらしいが,ほとんど家賃が下がらないという前提での試算とのこと.静岡都市部でも田舎でもない場所だが,今後凄いスピード人口減少が進む中で,まず損をするだろう.彼の家は相当資産あるらしいので,大したダメージではないかもしれないが.

友人Bの父は,昔先物詐欺あい,その後アムウェイにハマリ,両親は離婚したとのこと.

自分も友人も説得を試みたけど親を説得するなんて無理だなあという結論になった.

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2014-11-29

20年ほど寝かせて資産運用する金融商品って、ありそうでないんだな。

自分名義の普通預金が2,000万円あって。

このまま2,000万円寝かせるのも癪だから

「20年後の65歳まで複利で運用され、65歳で一括で受け取れる」

ないし

「65歳以降、年金的に受け取れる」金融商品を探しているが、あまりないんだな。

普通金融商品投信、一般株式外国債)だったら、

毎年毎年分配金が出ちゃうから、複利効果が出ないのが癪。

ワンルームマンションとかの不動産投資だって、毎年分配金が出ちゃう

唯一、終身生命保険がそれに近い性格金融商品だが、建てつけが生命保険」だから

なぜか健康診断結果の提示要求してくる。

でこの前健診結果を出したら、「メタボですから、余分な保険料支払が必要です」と言われた。

から、20年間分配金が出ず、20年後に元本+複利効果分配金が出るような投信とかがあれば

非常にありがたいんだが、誰かそういう商品、知らないか?

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2013-04-28

確定拠出年金の案内がポストに届いてた。

拠出金累計が5万中に対して評価損益+1万弱。

運用利回りが単純計算で18%?

評価方法は全くわからないのだが、これは悪くないんじゃないかと思う。

恐るべきは五年回りの定期預金以外、全部外国債なんだよな...

Permalink |記事への反応(0) | 15:49

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