Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「増井俊之」を含む日記RSS

はてなキーワード:増井俊之とは

2025-10-27

anond:20251026230023

増井俊之氏はむかしUNIX Magazineの連載でこういったキーボードを持たないデバイスユーザインターフェイスについて何度か取り上げていた。当時の記事はいまでも氏のWebサイトで見ることができるのでぜひ見ていただきたい。

http://www.pitecan.com/UnixMagazine/

http://www.pitecan.com/UnixMagazine/PDF/if9804.pdfパイメニュー、T-cubeなど

http://www.pitecan.com/UnixMagazine/PDF/if9901.pdfペンによる文字入力

Permalink |記事への反応(0) | 02:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-26

フリック入力発明」とは何を発明したことを指すのか?

ダイヤモンドの↓の記事が盛りすぎでブクマカが釣られまくっているので、ちょっと落ち着けという意味で少し解説する

フリック入力発明して「人生100回分」稼いだ日本人AppleじゃなくてMicrosoft特許を売却したワケ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/diamond.jp/articles/-/374568


普通の人が「フリック入力発明」というフレーズを見たら、どっちを想像する?

1.上下左右方向のフリック操作文字入力する手法を考案した

2. 1を改良し、入力効率を向上させる工夫を考案した

普通は1を想像するよね。でも、上の記事の「発明」は2の意味。8割くらいのブクマカはここを勘違いしてコメントしてるように見える

同じ発明家氏の記事でも3ヶ月前の東洋経済のほうは、「フリック入力発明」という釣りフレーズこそ使っているものの本文を良く読めば発明キモの部分が2であり1では特許を取れなかったことがそれなりに分かるように書いてある

フリック入力」を発明Microsoftに売却した彼の"逆転"人生。元・売れないミュージシャンフリーター家賃3万のボロアパートでひらめく

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/889631

もちろん2の意味発明もスゴイし重要なんだけど、釣りは良くないよね

解説

そもそも世の中のほとんどの技術は様々な発明アイデア集合体である歴史の積み重ねであり、最終形がいきなり湧いて出るわけではない。もちろん「フリック入力」にも歴史の積み重ねがある。それを少し紐解いてみよう(なお、下記の「年」は引用可能特許論文が出た時期であり、実際にはそれよりもっと前にソフトウェアリリースされていたりアイデアメーリングリスト投稿されていたりすることもある)

[追記]※増田仕様ひとつ記事に貼れるリンク数に制限があるため一部URLのhを抜いている点、不便ですがご了承ください[/追記]

pie menu (1988年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/57167.57182 (論文)

放射状に選択肢を並べるUIアイデア1960年代から見られるが、接地点からの移動方向情報を用いた入力手法の祖としてはとりあえずこれを挙げることができるだろう。これは文字入力に特化したものではなく、一般的メニュー選択のための手法である

T-cube (1994年)

ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/191666.191761 (論文)

pie menuを文字入力に応用したもの論文の著者はAppleの人。英語用。広義の『「フリック入力」の元祖』に最も該当するのは、おそらくこれだろう

かなT-cube (1997年)

ttps://rvm.jp/ptt/arc/227/227.html

ttp://www.pitecan.com/presentations/KtaiSympo2004/page65.html

T-cube日本語に応用したもの。広義の『日本語版「フリック入力」の元祖』の候補

Hanabi (1998年)

https://web.archive.org/web/20080925035238/http://www.j-tokkyo.com/2000/G06F/JP2000-112636.shtml (特許)

https://newtonjapan.com/hanabi/

AppleNewton (PDA)用に実装された文字入力UI。「中央が『あ』、上下左右方向が『いうえお』」に対応する見慣れた形のフリック入力がここで登場する。『現在よく見る形の日本語版「フリック入力」の元祖である。なお、開発者特許申請したもの審査請求しておらず、特許としては成立していない

00年代前半ごろ

この頃、Human-Computer Interaction分野でT-cubeHanabiの発展としての文字入力手法研究が活発になり、特に国内学会で多くの手法が発表された。情報系の学生卒論修論テーマとして手頃だったからだろう。PDA製品実装されて広まった例もあり、SHARPZaurus用のHandSKKや、少し時代が下ってATOKフラワータッチ等もこの系譜である

なお、この頃までの技術は指での入力ではなくペンスタイラス)による入力を想定したものが主であるiPhoneの登場以前はキーボードレスモバイル端末といえばPDAタブレットPCなどスタイラス入力を前提としたデバイスが主流だった)

iPhone日本上陸 (2008年7月)

スマートフォン上の「フリック入力」の元祖』であり『予測変換機能を備えた「フリック入力」の元祖である日本語フリック入力効率を考える上で予測変換の占めるウェイトは大きく、「実用的なフリック入力」を実現するには予測変換との組み合わせは外せない。2006年Apple招聘されてiPhoneフリック入力機能を開発した増井俊之氏は元々予測変換のPOBox1998年 - ttps://dl.acm.org/doi/10.1145/274644.274690 )の開発者として知られる研究者であり、Appleへの招聘もその経験を買われてのものだろう。入力フリック操作を用いること自体特筆すべきものではなく、当時の流行を考えれば自然選択だったと思われる

なお、前述のHanabi開発者氏がiPhoneフリック入力を見て

これってボクが10年前にNewton用に作った入力方式Hanabi」じゃないですか(驚き)

ttps://newtonjapan.com/blogO/?p=232

と言っている一方、増井氏はHanabiに対して

知らんがな

ttps://scrapbox.io/UIPedia/Hanabi

と言っている。この分野の研究をしていて知らんことあるか?とも思うが、電話テンキーの上に五十音かなのフリック入力実装すると誰が作っても概ねHanabiのような外観になると思われるので、本当に知らなかったとしても齟齬はない

発明ミュージシャン小川コータ氏の発明 (出願:2008年1月登録:2011年3月)

ttps://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-2008-282380/11/ja (特許)

『画面表示は絶対座標+移動判定は相対座標で行うことで「フリック入力」の入力効率を向上させる手法特許である(詳しい仕組みは上記東洋経済記事に書いてある)。ペン先と比べて指先は太いため指によるタッチでは厳密な操作が難しく(fat finger問題)、「実用的なフリック入力」を実現するにはこのような工夫も必須になる。小川氏の凄いところは、スマホ日本語UIリリースするならどのメーカーも必ず実装するであろうこの工夫を、日本iPhoneリリース直前、Apple社としては引き返せないであろうタイミング特許申請したところだ。機を見るに敏すぎる。特許庁に2回も拒絶された特許を不服審判で認めさせているところも本人が弁理士からこそできる強さだと思われる

なお、氏の記事を読むと「フリック入力自体を氏が考案したように思えてしまうが、ここまでに述べた通りそれは誤りである。「フリック入力に関連する重要特許公報に『発明者』として掲載されている」ことは疑いない事実なので「フリック入力発明者」と称するのはギリギリ誤りではないと言えないこともないが、「フリック入力発明した」はやはりダメだろう。上述の通りフリック入力自体90年代に既に登場しており00年代の前半にはタッチスクリーン上のかな入力手法一角を占めるに至っていたので、iPhone実装されたことは不思議でもなんでもなく、

しかしたら、僕がプレゼンした相手が、自分発明たかのように社内プレゼンしたのかもしれません。そこは闇の中です。

このあたりは荒唐無稽邪推すぎて、ソフトバンクから名誉棄損で訴えられたら危ないのでは(そもそもiPhoneフリック入力を開発したのはAppleであってソフトバンクではない)

まとめると、さすがに小川氏の記事はモリモリに盛りすぎである書籍宣伝にしても酷すぎる。価値の高い特許を取った発明であることは事実なのに、なぜこういう胡散臭いムーブをしてしまうのか

ここまでの事実をふまえて、Wikipediaの「フリック入力」の項

2023年6月までは妥当説明だったのに

1998年AppleNewton用に開発された日本語入力システムHanabi」が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。従来の「あ段→い段→う段→え段→お段」とキーのプッシュを繰り返して表示・入力する方式トグル入力)に比べ、素早い入力可能になる。その入力効率の高さから2010年頃にはキーボード離れが加速している[1]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=95808357


同年11月の編集唐突に不自然小川推しに改変されている

1998年AppleNewton用に開発された日本語入力システムHanabi」[2]が草分けで、2008年iPhone採用されたことで、急速に広まった。日本におけるフリック入力は、発明家でシンガーソングライター小川コータiPhone上陸以前に考案し2007年から2015年にかけて特許出願した[3]ものであり、取得した権利マイクロソフト譲渡された[4]。

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%85%A5%E5%8A%9B&oldid=97947525


ただ、これはおそらく関係者自作自演等というわけではなく、日本におけるフリック入力関連特許小川のものばかりであることからボランティア編集者が勘違いしてこのような記述にしてしまったのではないかフリック入力は前述のように地道な技術差分の積み重ねなので、個々の差分開発者が「特許」を取ろうという気にならないのは良く分かる。その点でも、自ら弁理士として特許を量産した小川氏の強さが際立っている(が、やはり盛りすぎは良くないと思う)

Permalink |記事への反応(7) | 23:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-04-01

テスト

増井俊之

Permalink |記事への反応(0) | 12:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-08-15

anond:20180815184343

増井俊之

Permalink |記事への反応(0) | 18:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-08-11

anond:20180811220448

ブクマカじゃないけど増井俊之も。

Permalink |記事への反応(0) | 22:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2017-11-29

ネトウヨ増井俊之

UI権威増井俊之氏がFBネトウヨ言説を振りまいているので叩いて更生させよう。

さすがにデマには近寄らず客観性は保っているが、サンフランシスコ市批判して朝日新聞望月衣塑子とマスコミ非難してネットギークケント・ギルバートシェアして中韓を嗤ってミソジニー勝共理論吐露している。

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155909348217498

説明戦略ミス個人的暴言があったとしても、それが理由理不尽なことをしては駄目だろう。たとえ大統領暴言を吐いたとしてもそれだけを理由国家間信頼関係ゼロにしてはならないしゼロになることもないだろうが、民間人暴言理由都市間信頼関係ゼロになるのも仕方ないと思うのは間違っている。そういうことは関係なく、理不尽に対しては相応の対応をすべきである

http://www.po-jama-people.info/entry/2017/11/26/080000

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155879161692498

https://twitter.com/CatNewsAgency/status/931290216597299200

日本は「戦争加害国」だから原爆被害を語るなという、中国醜悪論理』→その中国を「被害者様」に祭り上げて、日本叩き悪用してきたのが朝日新聞。これを機に、中国戦争犯罪特集してみては如何? どうせ、できないんでしょ。(笑)

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/373857/

https://www.facebook.com/toshiyukimasui/posts/10155874432447498

また捏造報道か... いい加減にしてほしい

http://netgeek.biz/archives/106483

Permalink |記事への反応(1) | 00:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2013-11-26

知性を取り戻すためにはてなをやめます

https://twitter.com/shi3z/status/405189860639932416

例えばコンピュータサイエンス世界だと増井俊之さんとか長尾確さんとか、

死ぬほど凄いことがブログに書いてあるんだけど、誰もそういうのは読まずに

はてな投稿された素人小手先プログラミングネタみたいなのが大量にブクマされる現象もある

 

まったくその通り!

ツイッター馬鹿発見器なら、はてなボケ老人製造機だ。

はてな安易知的満足に溺れるうちに、ユーザー能動性や主体性を奪われている。

 

私ははてなをやめる。

三十余年の人生を振り返って考えても、私の知性を形成したのは、

一人で机に向かって勉強した時間であり、読書経験だった。

ネットは発表の場であって、勉強の場ではない。

 

はてな馬鹿の皆さん、さようなら

増井さん、長尾さん、待っててね。すぐにそっちに行くから

Permalink |記事への反応(5) | 20:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2007-05-17

増井さん

増田さんじゃないよっと。

@nifty新サービスを始めたという記事だけど。

impressでは

Webアプリケーションの開発フレームワークRuby on Rails」で開発を行ない、Ruby on Railsによるアプリケーション構築や書籍執筆を手がける増井雄一郎氏が開発に協力した。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/05/17/15740.html

とあり、itmediaでは

同社のエンジニア数人とオープンソースプログラマー増井俊之さんが協力し、約2カ月半で完成させた。増井さんは、北海道からチャットで開発に参加したという。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/17/news083.html

とある。

増井雄一郎氏?増井俊之さん?

どっちやねん。

追記

あとで見たら、itmediaのほうにお詫びと訂正が入っていた。

Permalink |記事への反応(0) | 22:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

 
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp