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2025-11-18

anond:20251117205214

嘘乙w

中国電子マネーで決済するので日本収益を上げても日本納税してない?

日本の店で中国観光客AlipayWeChat Pay で支払うときの流れは

観光客Alipay 等のアプリで「○○円相当」を支払う。

→ 中国側決済会社日本側の決済代行会社(KOMOJU など)へ決済データを送る。

→ 決済代行会社日本の加盟店に円で入金し、その分が店の売上となる。

売上は日本店舗日本法人)で計上される。

支払方法中国アプリでも、「日本の店の売上」であることは変わらない。

日本消費税は「国内での資産譲渡等」に課税されるので、

決済手段現金クレカAlipay など)によって課税対象が変わることはない。

Suica楽天Edyと同様に、AlipayWeChat Pay は「チャージ電子マネー」として扱われ、その決済手数料日本消費税課税対象になる。

たとえ海外事業者であっても、日本向けに物品販売を行えば、日本消費税対象となる。

中国資本旅行会社バス白タク土産物店・越境ECがそれぞれ中国旅行ビジネスにしてる、これは事実

一条龍=ワンストップ

これは日本人が海外寿司屋出して日本観光客が食いに来てるのと同じでしかない。

現地法人なので、現地国に納税している。

ウィーチャット白タクを手配し直接個人に支払ってるやつは税法以外にも色々破ってるのでもちろん取り締まり対象。がんばれ警察

これは現金手渡しでも同じ脱税ができるから電子マネー関係ないけどなw

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2025-10-25

夢(No.1294 2025/10/24)

←前

帰宅しようと駅に立ち寄ると、聞いたこともない路線特急電車が停まっている。たった四駅しかない支線で、最終駅の名前「えだ」だという。こんな路線があるのかとぼんやりしていると、突然足元ががたんと揺れ、列車が出発した。いつの間にかぼくも乗り込んでいたのだ。これはまずいと思ったが後の祭りだ。諦めて次の駅で折り返すしかない。いや、どうせ時間も有り余っているところだ、せっかくだから見知らぬ街の観光も悪くないかもしれないなどと考え直す。

車内は案外混雑していた。ぎゅうぎゅう詰めというほどでもないが、かといって空いている座席もないという程度。これだけ人の往来があるということは、この先も思っていたより栄えた地方なのかもしれない。列車は海沿いの高架を走っているようだ。それにしても思っていた以上に走行距離がある。次第に退屈し、意識は細長く引き伸ばされてゆく。木々の枝の合間に瞬く夕日が眠気を誘う。

かれこれ数時間は走った頃だろうか、終点ひとつ手前の駅でふと我に返る。駅前には華やかなネオンが灯り始めた土産物店などが並び、浴衣姿の観光客たちで賑わっている。何があるところなのだろうかと不思議に思っていると、背後で列車の扉が閉まる音。振り返ると列車はぼくを置き去りにしたまま出発してしまった。どうやらこの列車乗客思念類推して勝手に乗せたり降ろしたりするらしい。そんなわけで、ぼくはなすすべもなくこの見知らぬ駅に置き去りにされてしまったのだった。

仕方なく、ひとまず帰りの時刻表を探す。壁一面に古びたホーロー看板が張り巡らされ、なかなか時刻表が見つからない。それどころか駅の名前も判然としない。少なくとも「えだ」駅ではないようだ。しばらくしてどうにか見つけた粗末な張り紙によれば、上下線とも一時間に一本ほどしかないようだ。この辺りで時間をつぶして待つしかない。

商店街ぼんやりと見て回る。アセチレンランプの灯る屋台食堂キッチンで、巨大な鉄板料理をかき混ぜる料理人がいる。少し空腹を覚え、食事をするのもいいかもしれないなどと考えながら通り過ぎる。だがさらに歩くとあっけなく街外れに出てしまった。寂寞とした葦原の向こうに激しく荒れた海が見える。何層にも厚く垂れ込めた空が落ち、誰かが遠くで荒れ狂う波に翻弄され断末魔叫びを上げているかのような底知れぬ不穏な気配。冷たい風の音だけに包まれ世界が妙に不釣り合いだ。再びあの疑念が沸き戻る。いったいこの街に何があるというのだろうか。

駅の方へ後戻りする途上にも、奇妙な違和感は頭の中で膨らみ続ける。一見華やかなネオンに彩られているものの、どことな張りぼてのような嘘くささ、取ってつけたような底の浅さが感じられるのはなぜだろう。何だかからない玩具を売る夜店の店先に退屈そうに座っている男。もう何年も品物が売れた形跡はなく、その収入生活できるはずもない。隣の古書店も品数は少ない。疎らな棚から試しに一冊手に取ってみると、子供クレヨンで描いた落書き帳だった。すべてが急ごしらえの街並みで、慌ただしくかき集められた役者たちが戸惑いながら呼び込みや観光客を演じている。そんな気がしてならない。おそらくあの時刻表も嘘だろう。帰りの列車など最初からないのだ。

←前

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2025-10-24

伊香保寺田寅彦

 二三年前の夏、未だ見たことのない伊香保榛名を見物の目的で出掛けたことがある。ところが、上野驛の改札口を這入つてから、ふとチヨツキのかくしへ手をやると、旅費の全部を入れた革財布がなくなつてゐた。改札口の混雜に紛れて何處かの「街の紳士」の手すさみに拔取られたものらしい。もう二度と出直す勇氣がなくなつてそれつきりそのまゝになつてしまつた。財布を取つた方も内容が期待を裏切つて失望したであらうから、結局此の伊香保行の企ては二人の人間失望させるだけの結果に終つた譯である

 此頃少し身體の工合が惡いので二三日保養のために何處か温泉にでも出掛けようといふ、その目的地に此の因縁つきの伊香保が選ばれることになつた。十月十四日土曜午前十一時上野發に乘つたが、今度は掏摸すりの厄介にはならなくて濟んだし、汽車の中は思ひの外に空いて居たし、それに天氣も珍らしい好晴であつたが、慾を云へば武藏野の秋を十二分に觀賞する爲には未だ少し時候が早過ぎて、稻田と桑畑との市松模樣の單調を破るやうな樹林の色彩が乏しかつた。

 途中の淋しい小驛の何處にでも、同じやうな乘合自動車アルミニウムペイントが輝いて居た。昔はかういふ驛には附きものであつたあのヨボ/\の老車夫の後姿にまつはる淡い感傷はもう今では味はゝれないものになつてしまつたのである

 或る小驛で停り合はせた荷物列車の一臺には生きた豚が滿載されて居た。車内が上下二段に仕切られたその上下に、生きてゐる肥つた白い豚がぎつしり詰まつてゐる。中には可愛い眼で此方を覗いてゐるのもある。宅の白猫の顏に少し似てゐるが、あの喇叭のやうな恰好をして、さうして禿頭のやうな色彩を帶びた鼻面はセンシユアルでシユワイニツシである。此等の豚どもはみんな殺されに行く途中なのであらう。

 進行中の汽車から三町位はなれた工場の高い煙突の煙が大體東へ靡いて居るのに、すぐ近くの工場の低い煙突の煙が南へ流れて居るのに氣がついた。汽車が突進して居る爲に其の周圍に逆行氣流が起る、その影響かと思つて見たがそれにしても少し腑に落ちない。此れから行先にまだいくらも同じやうな煙突の一對があるだらうからもう少し詳しく觀察してやらうと思つて注意してゐたが、たうとう見付からずに澁川へ着いてしまつた。いくらでも代はりのありさうなものが實は此の世の中には存外ないのである。さうして、ありさうもないものが時々あるのも此の世の中である

 澁川驛前にはバス電車伊香保行の客を待つてゐる。大多數の客はバスを選ぶやうである電車の運轉手は、しきりにベルを踏み鳴らしながら、併しわり合にのんきさうな顏をしてバスに押し込む遊山客の群を眺めて居たのである。疾とうの昔から敗者の運命に超越してしまつたのであらう。自分も同行Sも結局矢張りバスもつ近代味の誘惑に牽き付けられてバスを選んだ。存外すいて居る車に乘込んだが、すぐあとから小團體がやつて來て完全に車内の空間を充填してしまつた。酒の香がたゞよつて居た。

 道傍の崖に輕石の層が見える。淺間山麓一面を埋めて居るとよく似た豌豆大の粒の集積したものである。淺間のが此邊迄も降つたとは思はれない。何萬年も昔に榛名火山自身の噴出したものかも知れない。それとも隣りの赤城山の噴出物のお裾分けかも知れない。

 前日に伊香保通のM君に聞いたところでは宿屋はKKの別館が靜かでいゝだらうといふことであつた。でも、うつかりいきなり行つたのでは斷られはしないかと聞いたら、そんなことはないといふ話であつた。それで、バスを降りてから二人で一つづゝカバンを提げて、すぐそこの別館の戸口迄歩いて行つた。館内は森閑として玄關には人氣がない。しばらくして内から年取つた番頭らしいのが出て來たが、別に這入れとも云はず突立つたまゝで不思議さうに吾々二人を見下ろしてゐる。此れはいけないと思つたが、何處か部屋はありませうかと聞かない譯にも行かなかつた。すると、多分番頭と思はれる五十恰好のその人は、恰度例へば何處かの役所の極めて親切な門衞のやうな態度で「前からの御申込でなければとてもとても……」と云つて、突然に乘込んで來ることの迂闊さを吾々に教へて呉れるのであつた。向うの階段の下では手拭を冠つて尻端折つて箒を持つた女中が三人、姦の字の形に寄合つて吾々二人の顏を穴のあく程見据えてゐた。

 カバンをぶら下げて、悄々しをしをともとのバスの待合所へ歸つて來たら、どういふものか急に東京へそのまゝ引き返したくなつた。此の坂だらけの町を、あるかないか當てにならない宿を求めて歩き※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はるのでは第一折角保養に來た本來の目的に合はない、それよりか寧ろ東京の宅の縁側で咲殘りのカンナでも眺めて欠伸をする方が遙かに有效であらうと思つたのである。併し、歸ることは歸るとしても兎も角も其處らを少し歩いてから歸つても遲くはないだらうとSがいふので、厄介な荷物を一時バスの待合所へ預けておいてぶら/\と坂道を上つて行つた。

 宿屋が滿員の場合には入口に「滿員」の札でも出しておいたら便利であらう。又兎も角も折角其家を目指して遙々遠方から尋ねて來た客を、どうしても收容し切れない場合なら、せめて電話温泉旅館組合の中の心當りを聞いてやる位の便宜をはかつてやつてはどうか。頼りにして來た客を、假令それがどんな人體であるにしても、尋ねてくるのが始めから間違つてゐるかのやうに取扱ふのは少し可哀相であらう。さうする位ならば「旅行案内」などの廣告にちやんと其旨を明記しておく方が親切であらう。

 こんな敗者の繰言を少し貧血を起しかけた頭の中で繰返しながら狹い坂町を歩いてゐるうちに、思ひの外感じのいゝ新らしいM旅館別館の三階に、思ひもかけなかつた程に見晴らしの好い一室があいてゐるのを搜しあてゝ、それで漸く、暗くなりかゝつた機嫌を取直すことが出來たと同時に馴れぬ旅行疲れた神經と肉體とをゆつくり休めることが出來たのは仕合せであつた。

 此室の窓から眼下に見える同じ宿の本館には團體客が續々入込んでゐるやうである。其の本館から下方の山腹にはもう人家が少く、色々の樹林に蔽はれた山腹の斜面が午後の日に照らされて中々美しい。遠く裾野には稻田の黄色い斑の縞模樣が擴がり、其の遙かな向うには名を知らぬ山脈が盛上がつて、其の山腹に刻まれた褶襞の影日向が深い色調で鮮かに畫き出されて居る。反對側の、山の方へ向いた廊下へ出て見ると、此の山腹一面に築き上げ築き重ねた温泉旅館ばかりの集落は世にも不思議な標本的の光景である。昔、ローマ近くのアルバ地方遊んだ時に、「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある。其の湖の一方から見た同じ名の市街の眺めと、此處の眺めとは何處か似た所がある。併し、古い伊太利の彼の田舍町は油繪になり易いが此處のは版畫に適しさうである。數年前に此地に大火があつたさうであるが、成程火災の傳播には可也都合よく出來てゐる。餘程特別防火設備必要であらうと思はれる。

 一と休みしてから湯元を見に出かけた。此の小市街横町は水平であるが、本通りは急坂で、それが極めて不規則階段のメロデイーの二重奏を奏してゐる。宿屋お土産を賣る店の外には實に何もない町である。山腹温泉街の一つの標本として人文地理學者の研究に値ひするであらう。

 階段の上ぼりつめに伊香保神社があつて、そこを右へ曲ると溪流に臨んだ崖道に出る。此の道路にも土産物を賣る店の連鎖が延長して溪流の眺めを杜絶してゐるのである。湯の流れに湯の花がつくやうに、かういふ處の人の流れの道筋にはきまつて此のやうな賣店の行列がきたなく付くのである。一寸珍らしいと思ふのは此道の兩側の色々の樹木に木札がぶら下げてあつて、それに樹の名前が書いてあることである。併し、流石にラテン語の學名は略してある。

 崖崩れを石垣で喰ひ止める爲に、金のかゝつた工事がしてある。此れ位の細工で防がれる程度の崩れ方もあるであらうが、此の十倍百倍の大工事でも綺麗に押し流すやうな崩壞が明日にも起らないといふ保證は易者にも學者にも誰にも出來ない。さういふ未來の可能性を考へない間が現世の極樂である自然可能性に盲目な點では人間も蟻も大してちがはない。

 此邊迄來ると紅葉がもうところ斑に色付いて居る。細い溪流の橋の兩側と云つたやうな處のが特に紅葉が早いらしい。夜中にかうした澤を吹下ろす寒風の影響であらうか。寫眞師がアルバムをひろげながらうるさく撮影をすゝめる。「心中ぢやないから」と云つて斷わる。

 湯元迄行つた頃にはもう日が峯の彼方にかくれて、夕空の殘光に照らし出されて雜木林の色彩が實にこまやかに美しい諧調を見せて居た。樹木の幹の色彩がかういふ時には實に美しく見えるものであるが、どういふもの特に樹幹の色を讚美する人は少ないやうである

 此處の湯元から湧き出す湯の量は中々豐富らしい。澤山の旅館の浴槽を充たしてなほ餘りがあると見えて、惜氣もなく道端の小溝に溢れ流れ下つて溪流に注いで居る。或る他の國の或る小温泉では、僅かにつの浴槽にやつと間に合ふ位の湯が生温るくて、それを熱くする爲に一生涯骨を折つて、やつと死ぬ一年前に成功した人がある。其人が此處を見たときにどんな氣がしたか。有る處にはあり餘つて無い處にはないといふのは、智慧黄金に限らず、勝景や温泉に限らぬ自然の大法則であるらしい。生きてゐ自然界には平等存在せず、平等は即ち宇宙の死を意味する。いくら革命を起して人間の首を切つても、金持と天才との種を絶やすことは六かしい。ましてや少しでも自己觸媒作用オートカタリテイツク・アクシヨンのある所には、ものの片寄るのが寧ろ普遍現象からである。さうして方則に順應するのは榮え、反逆するものは亡びるのも亦普遍現象である

 宿へ歸つて見ると自分等の泊つてゐる新館にも二三の團體客が到着して賑やかである。○○銀行○○課の一團は物靜かでモーニングを着た官吏風の人が多い。○○百貨店○○支店の一行は和服が多く、此方は藝者を揚げて三絃の音を響かせて居るが、肝心の本職の藝者の歌謠の節※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はしが大分危なつかしく、寧ろ御客の中に一人いゝ聲を出すのが居て、それがやゝもすると外れかゝる調子を引戻して居るのは面白い。ずつと下の方の座敷には足踏み轟かして東京音頭を踊つて居るらしい一團がある。人數は少いが此組が壓倒的優勢を占めて居るやうである

 今度は自分などのやうに、うるさく騷がしい都を離れて、しばらく疲れた頭を休める爲にかういふ山中自然を索たづねて來るものゝある一方では又、東京では斷ち切れない色々の窮屈を束縛をふりちぎつて、一日だけ、はめを外づして暴れ※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)はる爲にわざ/\かういふ土地を選んで來る人もあるのである。此れも人間界の現象である。此の二種類の人間相撲になれば明白に前者の敗である後者の方は、宿の中でも出來るだけ濃厚なる存在を強調する爲か、廊下を歩くにも必要以上に足音を高く轟かし、三尺はなれた仲間に話をするのでも、宿屋中に響くやうに大きな聲を出すのであるが、前者の部類の客はあてがはれた室の圍ひの中に小さくなつて、其の騷ぎを聞きつゝ眠られぬ臥床ふしどの上に輾轉するより外に途がないのである。床の間を見ると贋物の不折の軸が懸かつて居る、その五言の漢詩の結句が「枕を拂つて長夜に憐む」といふのであつたのは偶然である。やつと團體の靜まる頃には隣室へ子供づれの客が着いた。單調な東京音頭は嵐か波の音と思つて聽き流すことが出來ると假定しても、可愛い子供の片言は身につまされてどうにも耳朶の外側に走らせることの出來ぬものである。電燈の光が弱いから讀書で紛らすことも出來ない。

 やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。併し、かうした山腹の湯の町の夜の雰圍氣を通して響いて來る此の民衆音樂の調べには、何處か昔の按摩の笛や、辻占賣の聲などのもつて居た情調を想ひ出させるやうな或るものが無いとは云はれない。

 蓄音機と云へば、宿へ着いた時につい隣りの見晴らしの縁側に旅行蓄音機を据ゑて、色々な一粒選りの洋樂のレコードをかけてゐ家族連の客があつた。此れも存在の鮮明な點に於て前述の東京音頭の連中と同種類に屬する人達であらう。

 夜中に驟雨があつた。朝はもう降り止んではゐたが、空は低く曇つてゐた。兎も角も榛名湖畔迄上ぼつて見ようといふので、ケーブルカー停車場のある谷底下りて行つた。此の谷底停車場風景は一寸面白い。見ると、改札口へ登つて行く階段だか斜面だかには夥しい人の群が押しかてゐる。それがなんだか若芽についたあぶら蟲か、腫物につけた蛭の群のやうに、ぎつしり詰まつて身動きも出來さうにない。それだのにあとから/\此處を目指して町の方から坂を下りて來る人の群は段々に増すばかりである。此の有樣を見て居たら急に胃の工合が變になつて來て待合室の腰掛に一時の避難所を求めなければならなかつた。「おぢいさんが人癲癇を起こした」と云つてSが笑出したが、兎も角も榛名行は中止、その代りつい近所だと云ふ七重の瀧へ行つて見ることにした。此の道筋の林間の小徑は往來の人通りも稀れで、安價なる人癲癇は忽ち解消した。前夜の雨に洗はれた道の上には黄褐紫色樣々の厚朴の落葉などが美しくちらばつてゐた。

 七重の瀧の茶店で「燒饅頭」と貼札したものを試みに注文したら、丸いパンのやうなもの味噌※(「滔」の「さんずい」に代えて「しょくへん」、第4水準2-92-68)を塗つたものであつた。東京下町若旦那らしい一團が銘々にカメラを持つてゐて、思ひ思ひに三脚を立てゝ御誂向の瀧を撮影する。ピントを覗く爲に皆申合せたやうに羽織の裾をまくつて頭に冠ると、銘々の羽織の裏の鹽瀬の美しい模樣が茶店に休んでゐる女學生達の面前にずらりと陳列される趣向になつてゐた。

 溪を下りて行くと別莊だか茶店だかゞあつて其前の養魚池の岸にかはせみが一羽止まつて居たが、下の方から青年團の服を着た男が長い杖をふりまはして上がつて來たので其のフアシズムの前に氣の弱い小鳥は驚いて茂みに飛び込んでしまつた。

 大杉公園といふのはどんな處かと思つたら、とある神社杉並木のことであつた。併し杉並木は美しい。太古の苔の匂ひがする。ボロ洋服を着た小學生が三人、一匹の眞白な野羊を荒繩の手綱で曳いて驅け※(「えんにょう+囘」、第4水準2-12-11)つてゐたが、どう思つたか自分が寫眞をとつて居る傍へ來て帽子を取つてお辭儀をした。學校の先生と間違へたのかどうだか分らない。昔郷里の田舍を歩いて居て、よく知らぬ小學生に禮をされた事を想ひ出して、時代が急に明治に逆戻りするやうな氣がした。此邊では未だイデオロギー階級鬪爭意識が普及して居ないのであらう。社前の茶店葡萄棚がある。一つの棚は普通のぶだうだが、もう一つのは山葡萄紅葉てゐる。店の婆さんに聞くと、山葡萄は棚にしたら一向に實がならぬさうである。山葡萄は矢張り人家にはそぐはないと見える。

 茶店の周圍に花畑がある。花を切つて高崎へでも賣りに出すのかと聞くと、唯々お客さんに自由に進呈するためだといふ。此の山懷の一隅には非常時の嵐が未だ屆いて居ないのか、妙にのんびりした閑寂の別天地である。薄雲を透した日光が暫く此の靜かな村里を照らして、ダリアコスモスが光り輝くやうに見えた。

 宿へ歸つて晝飯を食つてゐる頃から、宿が又昨日に増して賑やかになつた。日本橋邊の或る金融機關の團體客百二十人が到着したのである。其爲に階上階下の部屋といふ部屋は一杯で廊下の籐椅子に迄もはみ出してゐる。吾々は、此處へ來たときから約束暫時帳場の横へ移轉することになつた。

 部屋に籠つて寐轉んで居ると、すぐ近くの階段廊下を往來する人々の足音が間斷なく聞こえ、それが丁度御會式の太鼓のやうに響き渡り、音ばかりでなく家屋全體が其の色々な固有振動の週期で連續的に振動して居る。さういふ状態が一時間時間[#「二時間」は底本では「二間時」]三時間と經過しても一向に變りがない。

 一體どうして、かういふ風に連續的に足音や地響きが持續するかといふ理由を考へて見た。百數十人の人間が二人三人づつ交る/″\階下の浴室へ出掛けて行き、又歸つて來る。その際に一人が五つの階段の一段々々を踏み鳴らす。其外に平坦な縁側や廊下をあるく音も加はる。假に、一人宛て百囘の音を寄與コントリビユートするとして、百五十で一萬五千囘、此れを假に午後二時から五時迄の三時間、即ち一萬八百秒に割當てると毎一秒間に平均一囘よりは少し多くなる勘定である。此外に浴室通ひ以外の室と室との交通、又女中下男の忙はしい反復往來をも考慮に加へると、一秒間に三囘や四囘に達するのは雜作もないことである。即ち丁度太鼓を相當急速に連打するのと似た程度のテンポになり、それが三時間位持續するのは何でもないことになるのである。唯々面白いのは、此の何萬囘の足音が一度にかたまつて發しないで、實にうまく一樣に時間的に配分されて、勿論多少の自然的偏倚は示しながらも統計的に一樣な毎秒平均足音數を示してゐることである。容器の中の瓦斯體の分子が、その熱擾動サーマルアヂテーシヨンのために器壁に反覆衝突するのが、いくらか此れに似た状況であらうと思はれた。かうなると人間も矢張り一つの分子」になつてしまふのである

 室に寐ころんだ切り、ぼんやり此んなことを考へてゐる内に四時になつた。すると階下の大廣間の演藝場と思はれる見當で東京音頭の大會が始まつた。さうして此れが約三十分續いた。それが終つても、未だその陶醉的歡喜の惰性を階上迄持込[#「持込」は底本では「持迄」]んで客室前の廊下を踏鳴らしながら濁聲高く唄ひ踊る小集團もあつた。

バス切符を御忘れにならないやうに」と大聲で何遍となく繰返して居るのが聞こえた。それからしばらくすると、急に家中がしんとして、大風の後のやうな靜穩が此の山腹全體を支配するやうに感ぜられた。一時間前の伊香保とは丸で別な伊香保が出現したやうに思はれた。三階の廊下から見上げた山腹の各旅館の、明るく灯のともつた室々の障子の列が上へ上へと暗い夜空の上に累積してゐ光景は、龍宮城のやうに、蜃氣樓のやうに、又ニユーヨークの摩天樓街のやうにも思はれた。晝間は出入の織るやうに忙がしかつた各旅館の玄關にも今は殆ど人氣が見えず、野良犬がそこらをうろ/\して居るのが見えた。

 團體の爲に一時小さな室に追ひやられた埋合せに、今度はがらあきになつた三階の一番廣く見晴らしのいゝ上等の室に移され、地面迄數へると五階の窓下を、淙々として流れる溪流の水音と、窓外の高杉の梢にしみ入る山雨の音を聞きながら此處へ來てはじめての安らかな眠りに落ちて行つた。

 翌日も雨は止んだが空は晴れさうもなかつた。霧が湧いたり消えたりして、山腹から山麓へかけての景色を取換へ取換へ迅速に樣々に變化させる。世にも美しい天工の紙芝居である。一寸青空が顏を出したと思ふと又降出す。

 とある宿屋の前の崖にコンクリート道路と同平面のテラスを造り其の下の空間を物置にして居るのがあるのは思ひ付きである。此の近代設備の脚下の道傍に古い石地藏が赤い涎掛けをして、さうして雨曝しになつて小さく鎭座して居るのが奇觀である。此處らに未だ家も何もなかつた昔から此の地藏尊は此の山腹の小道の傍に立つて居て、さうして次第に開ける此の町の發展を見守つて來たであらうが、物を云はぬから聞いて見る譯にも行かない。

 晝飯をすませて、そろ/\歸る支度にかゝる頃から空が次第に明るくなつて來て、やがて雲が破れ、東の谷間に虹の橋が懸つた。

 歸りのバスが澁川に近づく頃、同乘の兎も角も知識階級らしい四人連の紳士が「耳がガーンとした」とか「欠伸をしたらやつと直つた」とか云つたやうな話をして居る。山を下つて氣壓が變る爲に鼓膜の壓迫されたことを云つて居るらしい。唾を飮み込めば直るといふことを知らないと見える。小學校や中學校でこのやうな科學的常識を教はらなかつたものと思はれる。學校の教育でも時には要らぬ事を教へて要ることを教へるのを忘れて居る場合があるのかも知れない。尤も教へても教へ方が惡いか、教はる方の心掛けが惡ければ教へないのも同じになる譯ではある。

 上野へついて地下室の大阪料理で夕食を食つた。土瓶むしの土瓶のつるを持ち上げると土瓶が横に傾いて汁がこぼれた。土瓶の耳の幅が廣過ぎるのである。此處にも簡單な物理學が考慮の外に置かれてゐるのであつた。どうして、かう「科學」といふものが我が文化日本で嫌はれ敬遠されるかゞ不思議である

 雨の爲に榛名湖は見られなかつたが、併し雨のおかげでからだの休養が出來た。讀まず、書かず、電話が掛からず、手紙が來ず、人に會はずの三日間で頭の疲れが直り、從つて胃の苦情もいくらか減つたやうである。その上に、宿屋階段の連續的足音の奇現象を觀察することの出來たのは思はぬ拾ひものであつた。

 温泉には三度しかはひらなかつた。湯は黄色く濁つてゐて、それに少しぬるくて餘り氣持がよくなかつた。その上に階段を五つも下りて又上がらなければならなかつた。温泉場と階段はとかくつきものである温泉場へ來たからには義理にも度々温泉に浴しなければならないといふ譯もないが、すこしすまなかつたやうな氣がする。

 他の温泉でもさうであるが、浴槽に浸つて居ると、槽外の流しでからだを洗つて居る浴客がざあつと溜め桶の水を肩からあびる。そのしぶきが散つて此方の頭上に降りかゝるのはそれ程潔癖でないつもりの自分にも餘り愉快でない。此れも矢張り宿屋蓄音機を持ち込み、宿屋東京音頭を踊るPermalink |記事への反応(0) | 18:19

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行動しか伝わらない人

父が出張の帰りに土産物を買ってきてくれることがあり、ある時、らっきょうを買ってきた。でも前かららっきょうは苦手で食べられない。

しかし父の癖で土産物家族に対して「ご自由にどうぞ」的に置くことはなく、盛られた飯の上に強制的に置く。

「ごめん前にも言ったけどらっきょう本当に苦手で」と言い、「そうなの?」と返された。食べ物を残すのは良くないという考えがベースにあるので、その1回は無理をして食べた。

そして翌日には忘れられており、また飯の上にらっきょうを置かれた。

(この、土産を飯の上に置いてしまって絶対に食べさせるという手間をかける時点で、自分には理解できない。自分土産を買ったと宣言し、ただ家族が気づく場所に設置して食いたいときに食えよとフリーにしておくタイプから

もう食えないし、食ったらまた置かれると思い、らっきょうを皿にどけて残して、ダイニングに放置し、他の皿は洗って片づけた。そうすると二度と強制的に置かれることはなかった。

前にもこういうことがあり、言葉で無理だと伝えても一瞬で忘れられて、同じことをまたやられることがあった。そして行動で拒否をすると伝わり、繰り返されることはなかった。

Xで「嫌知らず」という言葉が使われていたが、これ、言葉で伝えたものがすべて聞き流されており忘れられるというパターンなんじゃないだろうか。

残されたらっきょうビジュアルが無いと、こいつはらっきょうを食べないという事実認識できないとか。言葉は頭に入ってこないとか、すぐ忘れるとか、あるいは言葉による表明を根本的に軽視しているとか。

言葉はらっきょうを嫌いだと言っているけど、結局、一度は無理して食ったので、「食ったじゃん」と、事実だけを認識する脳になっているとか。

食ったか残したかの0か1かしかなくて、マジで嫌いでキツいけど無理して飲み込んだというゾーン認識されていないとか。

女性は表明に対して繊細すぎるほどに繊細な人が多く、苦手な食べ物とか一度言われただけで忘れない人が多いような傾向を感じているけど、男性はそうした情報を軽視する人が非常に多いように思う。

ヒスを起こす前に嫌なら言葉で言えよ」と言いつつ、言われても全く聞いてない男性って結構多いのでは。まず、人に言われたけど軽視しておりすぐ忘れた内容って、自分認識できないものだし。「自分が何を忘れたか」をリスト化できないだろ。

ヒスを起こされて激怒顔でギャンギャン喚かれたらその表情や声の音量によって伝わって、土産食べることを言葉拒否されても聞き流すけど残されたらっきょうビジュアルなら認識できる、そういう感じな気がする。

そして上司言葉であれば聞き流してしまうことはない。職場言葉が頭に入ってこないようじゃ干されるだろ。

上位者言葉であれば嫌知らずは起きない。優先順位つけてて、権力ランキング的に怖くない人の言葉は省力化として聞き流すように作られてる気がする。

基本的言葉を受け取るのは苦痛で、対上司では気を張っており、家族相手には気を抜いても直接的なデメリットがないので、らっきょうが嫌いと言っているとかは聞いていないし、飯の上に置きたければ置く。

正直、半年後にまた飯の上にらっきょうを置かれたとしても驚きはない。そのときはまたらっきょうだけ皿にどけて残せば良いというか、そうする以外に無いような気がしている。

Permalink |記事への反応(1) | 10:17

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2025-10-14

田舎ストーリーを利用してブランド商売する山師

「廃棄品」が10g500円で飛ぶように売れる…過疎地農家の「拒絶」と向き合ったヨソモノ39歳女性の勝ち筋

「怒り」が原動力…米シリコンバレーも高評価で「世界販売」へ

https://president.jp/articles/-/103139

この記事をみて思い出したので増田に投げておく。

重要なのは、この人を見て思い出しただけで、この人のことを書いているわけでは無いと言うことに注意だ。

化粧品詐欺

誰も名前もしらない化粧品屋。地元特産物のエキスを入れた化粧水を作りたいと言う。

はぁどうぞご勝手に、と言う事で廃棄でいいからとほぼタダで持っていったのがコンテナ1個分程度の作物。

なんとそこから1本3000円する化粧水が1000本以上もできたらしい。ほとんど濃度レメディレベル

そしてそれを自社のECサイトで売るのかと思いきや、売って回った先は地元問屋土産物屋。おおそういう商売地元応援がんばろう!と言うことで買うんだが

当然持続可能商売ではないため、買わされるだけ買わされてワンロット売り切ったらもう連絡が取れない。

ECサイトで大々的に売られていたはずが影も形も消えて、一応事例には○○町の特産品で作った化粧品めっちゃ講評で愛されて、と言う架空ブランディングが残っている。

どうやら場所をかえて次々と田舎者を食い物にしているらしい。地域振興系の懇親会で話したらうちもやられたというところが何カ所か。

冷凍フルーツ詐欺

規格外フルーツをあつめてそれを加工して商売にしたい、と言うのは古典的だが、いつまでたっても規格外がなくならないのはそれが上手く行かないかである

で、農家規格外を使いたいと言う輩が来ても相手にしないのは、だいたい何度も面倒な事になっているから。

冷凍フルーツ詐欺もそれで、集めた規格外フルーツカットし、最新の液体窒素を使った冷凍製法冷凍にすると商品になって高く売れると言う。

それを地元農協自治体に働き書けて出資させ、工場を作って加工開始

するのだが

規格外であるため人件費が嵩みに嵩んで上手くいかない。当然利益も出ないが補助金の縛りで二年目も稼働することになるが、こうなってくると規格外では無理になるから規格外価格で規格品を寄こせと言ってきたりと揉め始める。

さらに3年目ぐらいでおおよそ破綻して、補助金は返金されないまま破綻

事業をやっていた輩は1年目の稼働直後ぐらいにいつの間にかいなくなっており、実は工場設備屋の補助金詐欺に近いようなものだったと言う事が後で分かった。

Permalink |記事への反応(1) | 19:18

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2025-10-10

万博行ってきたよ(お礼)

はてなのみなさん、万博おすすめを教えて(anond:20250925120335)」

を書いた者だけど万博行ってきたよ!

教えてもらったおすすめをもとに、いろいろプレゼンしてみたんだけど、

結局父ちゃんも母ちゃん

本当にパビリオンには入れなくて全然いいよ、ってことだったので

大屋リング見て、上がって、日没見て、写真いっぱい撮って、リングの下でおにぎり食べて、

パビリオンの間を歩いて、何かライブしてたりするの見て、ちょっとだけスタンプ押して、花火も見て、

水上ショーは遠目に見て、ドローンショー見て帰ってきたよ。

テイクアウトでなんか買えたらいいね~って言ってたんだけど、なーんにも買えなかった!

おにぎり持ってっててよかった~。

ちゃんが特大のおにぎり作ってくれててうれしかった。

ミャクミャクのグッズが買いたいねん、って言って

ちゃんががんばって並んで静けさの森の近くの土産物屋で買い物した以外、場内では1円も使わなかった。

(母ちゃんの代わりに並ぶことも支払うことも拒否された…。いっしょに並んだけど)

あと夜の地球見たよ!とってもよかった 父ちゃんちょっと解説してもらった

教えてもらわなかったら入らなかったな。本当にすぐ入れてよかった。教えてくれてありがとう

コモンズも一個だけ行った いろんな国があるねえって話した。

父ちゃんと母ちゃんは年齢と同じ番号の柱で写真撮るやつやった!喜んでくれたよ。

人が多すぎて危なくて父ちゃんと母ちゃんが手をつないで歩いててとてもよかった。いい思い出になった。

いろいろ教えてくれたみなさん、ありがとうね。

Permalink |記事への反応(5) | 13:48

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2025-09-04

anond:20250904000538

珈琲の思い出は、ばあちゃんち。

子どもたちが遊びに行くと、たいていケーキを用意してくれていて

中学生くらいになると、食後にインスタントで入れてくれたコーヒーを飲むようになった。

ゴールドブレンドなんだが、ポットでお湯を入れてくれて、旅先で買ってきたであろう土産物コーヒーカップで、

当時はクリープ砂糖だか入れてくるくる混ぜて・・・スプーンの音がカチャカチャ鳴って。

いつから大人ブラックだと思うようになって、

そのうち健康のことも考えてブラックしか飲まなくなった。

今は県外に進出してなくなってしまったカフェの窓際で、マッチで火をつけたタバコの煙をくゆらせながら飲んだ珈琲

大学帰りに駅の喫煙所缶コーヒー片手に吸ってたタバコ・・・あぁタバコの思い出になっちゃった

今は禁煙して10年は経ちます

Permalink |記事への反応(0) | 00:14

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2025-08-31

万博体験できた人の声は概ね好評だけど

入り口ゲートの我先に入ろうとする殺伐とした殺気溢れる空気感、長時間並ぶしんどさ、スマホにかじりついて往年のテレクラのようにひたすら予約をポチポチする光景限定品目当ての土産物売り場、

そういう万博ほとんどを構成する景色って万博理念からしてどうなんかね、と思うわ

有名パビリオンを制覇できた人はその裏で気合いと根性時間を使って必死になって予約を取ってるわけで、万博を通して何を学んだんだろうね

Permalink |記事への反応(2) | 21:33

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2025-08-23

anond:20250823075208

だって土産物屋にこんなセット売ってるしー😁↓

https://imgur.com/a/Gozaitf

Permalink |記事への反応(0) | 07:56

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2025-07-13

パンティーの町として知られ、長年パンティー目当てに訪れる観光客をもてなしてきた。

旅行ハイライトは大好きなパンティーが木にしがみつきでんぐり返しをするのを見ることだ。

町を歩いてみれば、観光産業がどれほど強くパンティーに依存しているかが一目瞭然だ。

ホテルにはパンティーをテーマにした部屋が用意され、自販機にもパンティーのイラスト

レストランラーメンデザートパンティー関連の趣向を凝らす。

売り上げの4割はパンティー関連の土産物だという。

Permalink |記事への反応(1) | 10:27

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2025-06-02

anond:20250602175543

もちろん食事するなら相応にご当地のものは食べるのはありだし、実際そうしてるよ。

でも、食欲100%の極端な人がなぜか周りに多くて、神社仏閣観光名所は全スルーどころか、話に出すだけで白い目で見られる。寄り道が許されない。土産物屋に入るのも難色を示される。移動中は寝てるかずっとスマホゲーやってる。料理屋→移動→料理屋の無限ループが辛いという話。

Permalink |記事への反応(0) | 22:56

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2025-06-01

レジ打ちの思い出

お土産屋でバイトしてた時の思い出

イライラしてこっちを急かしてくる奴は、大体 40 代くらいのサラリーマン

そういう奴はほぼ全員ずっと時計を気にしてる

自分スケジュール管理が甘いのをこちらに責任転嫁しないで欲しい

喧嘩になる客はこのタイプだけだった

EXILEっぽいというか、反社っぽい人は、すごい美人を連れてる率が高い

あと、釣りはいらねーよってリアルに言われた

ヤクザの下っ端は異常に横柄

梱包とかがあるから何用ですか?って聞いたら、組長の出所祝いだと

お土産屋で買うなよ

あと、金持ってそうな態度と分厚い財布だったけど、1000 円札しか入って無さそうだった

高速道路土産物屋なのに、お酒を買おうとする人

今いる場所を考えてくれ

レジ打ちしてると、視野が広がるね

Permalink |記事への反応(1) | 20:43

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旅行のこだわり

旅行になにを求めるかは人それぞれ違うよねというのは当たり前の事だが、実際に誰かと旅行に行こうとする時に、実は意外とそこをあまり考えずに計画してしまうことも多くないだろうか?

ここはけっこう安易に考えてはいけないポイントだなと常々思っている。

よく知ってる人のつもりでも、日常的な生活の中では見えてこない旅先だからこそ浮き彫りにされる個性というのがある。実際生まれた時から一緒に暮らしてる家族とかでも、旅行の時だけ「え、こういうとこあるんだ」と気付かされることもあったりする。それはやはり旅行ならではの個々のこだわりポイントからまれるズレだったりすると思うのだ。

雰囲気

とにかく旅先の雰囲気、佇まいを大事にする派。

基本的には目的地での散策や、宿泊先で見る風景などを大事にする。

精神的な癒やしを求めるので食事お土産などにはあまり拘らない。

宿泊先については雰囲気重視なのでそれなりにこだわりを見せることが多い。

害が少なそうにも思えるが求めるもの抽象度が高いので、意外とやっかい

本人が思ってたんと違うパターンの時に一気に気落ちしてしま危険もあって、

相手からすると面倒くさいなこいつと思われがちでもある。

旅先の知見が少ない若いカップルとかで揉め事の原因となったりする。(もっとオシャレなとこがよかった・・など)

食事

精神面での充実よりも実利を取るタイプ土産物にもこだわる。

もったいない」という気持ちが強めなのが特徴だが、同時に現実的でしっかりした面を併せ持つ。

旅先の名物などがあると、とりあえずそれが食べたら満足できるという分かりやすさもあって、調子を合わせやすいという意味では意外と害は少なめだと思う。

ただし極端に食に拘るタイプだと一気にめんどくさい人になるのでどの程度のラインかは見極めが必要

旅程派

目的地で過ごす時間と同じくらい、その行程にロマンを感じるタイプ

男性には乗り物好きも多いので、強く主張はせずとも密やかなこだわりポイントになる場合もけっこうあると思う。

鉄道など極端なオタでもなければ比較的害は少なく、あくま個人的にひっそりと嗜むといった傾向があるので精神的にも余裕がある大人な印象。

文化歴史

その土地歴史的背景、建造物、地産のもの文化など、様々な知識を照らし合わせながら一人でもいくらでも楽しめてしまう、タモさんなんかはこのタイプと思われる。

ただ歴史のある建物を長い時間じっと見れる人もいれば、写真だけ撮って「へー」って言って終わる人もいて、ここは噛み合わないと中々もどかしいとこではあるだろう。

お父さんが家族にこれはこうこうで・・と説明してる横で子供スマホをいじってる場面なんかもたまに見かける。がんばれお父さん。

ピンポイントオタ派

写真撮影とかハッキリとした目的を持って旅行するタイプ

どちらかと言えば一人旅のほうが相性はいいが、一人で行くのは寂しいとか、そうでなくても誰かいたほうがなにかと都合が良い場合も多いのが旅行である

そこへの理解を示してくれる相手となら良い旅行になるが、なんとなく付き合っていくとなんでそんな大変なことを・・・ストレスが溜まってしまうこともあるだろう。

ただ趣味が一緒とかなら、これはもう最大限に近いレベルでお互い楽しめる旅になり、現代的なカップルなどはそういったパートナーシップ大事にするケースは多くなってると思う。

段取り重視派

公共交通機関であれば時刻表などと照らし合わせて、ヘタすると分単位での行動を計画し、とにかく段取りをとって無駄をなくそうとするタイプ

一緒に行く相手としては頼もしい一方で、ちょっとでも予定が狂うとイライラしたり、気持ちに余裕がなかったりもするのでけっこう繊細でもある。

全ての旅程が予定通り進み無事家に帰ってきたことで達成感を感じて満足する。

個人的にはこの手のタイプはけっこう苦手だが、日本人特に男性にこの手のタイプは割と多いのではと思う。



最初自分でもどんな旅行なら満足できるのか、よくわからないままその時々のパートナーや友人、知人、あるいは一人で旅行に行くが、相手が変われば旅も変わるので、旅を楽しむにはやはりある程度場数を踏むしかないのかなとも思う。

誰かと旅行に行くときはこの辺の見定めは必要だが、ほとんどの場合なんとなく日常から離れられば満足できる、ってくらい日常しんどい人は多いのも事実で、

そう考えると旅行への拘りがハッキリしてる人って、それだけ日常生活に余裕があるってことなのか、それとも旅行への拘りが強いことじたい余裕がないってことなのかよくわからなくなってきた。

Permalink |記事への反応(10) | 14:50

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2025-05-31

anond:20250529065718

ちょくちょく万博愚痴増田があるけど、実際に行くとホンマにこのとおりだよな

並ぶ割には並んだ労力に見合う面白さが乏しい

土産物屋ですら大行列なのは参った

Permalink |記事への反応(0) | 10:35

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2025-05-19

いち熊本県民としてもういい加減くまモン引っ込んでほしい

そりゃ確かに最近は太ってかわいくなったよ(初期は痩せてた)

かわいいけどすぐ出てくんだよあい

どこ行っても売ってある

土産物屋どころかコンビニにもスーパーにもホームセンターにも道の駅にもいる

くまモンショップとかもあるし定期的なライブみたいなのもやってる

出待ちファン大勢いる

アニメコラボした時も高確率で出てくる

見過ぎて黒白赤をみてるだけでだんだんくまモンが頭に浮かぶ

でもあいつ稼ぎ頭だからこの先も出てくるんだろう

俺ほんとは大分めじろんのほうが好きなんだよ

たまに足不自然に伸びてるけど

Permalink |記事への反応(0) | 23:13

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なぜ横浜土産物はまずいのですか


横浜お土産が「まずい」と感じられるとのこと、残念です。しかし、一般的横浜お土産がまずいということはありません。むしろ、多様でおしゃれなイメージがあり、多くの方に喜ばれています

しかしたら、過去に購入されたお土産たまたま口に合わなかったのかもしれません。また、「お土産」という性質上、日持ちを考慮して作られているものもあり、生菓子のようなフレッシュさには欠ける場合もあります

もしよろしければ、具体的にどのようなお土産が「まずい」と感じられたのか教えていただけますでしょうか?そうすることで、原因や背景についてもう少し詳しく考えることができるかもしれません。

一般的に人気のある横浜お土産としては、以下のようなものがあります

ありあけハーバー:

しっとりとした食感とマロン風味の餡が特徴のロングセラーです。

崎陽軒シウマイ:

横浜代表するお土産の一つで、冷めても美味しいと評判です。

かをりレーズンサンド:

ラム酒に漬け込んだレーズンバタークリームサクサククッキーサンドした上品な味わいです。

横浜煉瓦:

チョコレートクルミの濃厚な味わいのフォンダンショコラです。

霧笛楼 横濱煉瓦:

こちらもチョコレートケーキですが、ブランデーが香る大人な味わいです。

馬車道十番館 ビスカウト:

レトロパッケージがおしゃれな、素朴で優しい味わいのビスケットです。

これらの定番お土産以外にも、新しいお店や期間限定商品など、様々なお土産があります。もし機会があれば、ぜひ色々試してみて、お好みの横浜土産を見つけてみてください。

Permalink |記事への反応(1) | 20:48

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2025-05-07

anond:20250507172751

観光地に行ってないから、そもそも土産物がうってない

車で行って車で帰るし、時間的にもギリギリで予定を組むから

干物とかそういうものしか買ってこれない

職場にひものあってもいやだろ?

Permalink |記事への反応(0) | 17:28

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2025-04-24

anond:20250424141749

所有者が真贋論争に疲れちゃって、協力を拒んじゃったことでストップしちゃったんだよな。

...

しか番組放送後、曜変天目茶碗の再現に父の代から挑み続け、何度も中国に赴くなどして研究を続ける陶芸家、九代目長江惣吉さん(54)=愛知県瀬戸市=や大学教授学芸員複数専門家が「似ても似つかない」「鑑定する以前の問題」「本物なら桁が3つくらい増えてもおかしくない」などと相次いで鑑定結果を疑問視した。

論争は過熱し、徳島県教育委員会は、いったん計画していた茶碗の文化財指定に向けての調査を中止に。当初協力的だった所有者から中止の申し出があったという。

https://www.sankei.com/article/20170401-YQGHFI35JNPRRCCLWZBFV5XVII/

中国土産物を作ってる女性から「あれは私が作った土産物」と発表が有ったり、

「あれはヤフオク落札されたもの」と報道されたことも有った。

もう一度科学的に調査してもらいたいよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:45

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2025-04-20

派遣おっさん大阪万博に行ってきた

昨日はババア先輩(33)とお姉さん先輩(49)と高卒新卒女の子(24)才と俺と派遣おっさん派遣おっさんの娘の4.5人で大阪万博に行ってきた


6:30起床

7:00インスタを見たら派遣おっさんストーリーなか卯牛丼を食べててドン引きした…

7:30お風呂に入って朝ごはん山崎ジャムパン

8:00出発

8:30桜島行きの電車に乗った。鳳でババア先輩と高卒新卒女の子と合流。缶ビールサントリー)を開けた

9:30桜島着。お姉さん先輩とも合流

9:40バスに乗車

10:00会場に到着。派遣おっさんバスが高いと言って混んでる東ゲートの方から入ると連絡が来ていた

10:15入場。派遣おっさんとはセルビアの前で待ち合わせ。ガンダム写メをみんなで撮った(アトムは撮らなかった)

10:45派遣おっさんと合流。派遣おっさんの娘も来てた。いつも通り愛想のない子供だった。セルビアパビリオンに入った。ゲームとかした

11:30イタリア館が人気だから行こうとしたらクッソ並んでて諦めた。隣のベルギー館に行った。宗教っぽい感じの内容だった。ベルギーの本物のポテトを食べた

12:00エジプト館に行こうとしたらクッソ並んでたので隣のセネガル館に行ってきた。いろいろ説明があった15分くらい見た

12:15お腹が空いたのでフードコートに行った席は無数にあったので立って食うようなことはないかな(立ち食い席もあったが)

派遣おっさんは腹を減ってないと言ってたがコンビニで買った酒とイオン弁当を持ってきて食ってた

俺はドイツ料理の店で食いたかったが並んでたのでヤンニョムチキンプレモルを食った

派遣おっさんの娘が食いたがってたから「食べる?」って聞いたら本当に食べててドン引きした😨

普通遠慮するよなあ

高卒新卒女の子が食ってたカツ丼が美味しそうでした

13:00ドイツパビリオンがこの世のものとは思えないくらい並んでたのでとりあえず木製リングに乗った

一番上まで登ろうと思ったらむっちゃ歩かないといけないので少し歩いて折田

13:30アメリカパビリオンに月の石を見に行くかって思ったらむっちゃ並んでたので隣のフランスパビリオンに行った

ウェディングドレスの展示でウェディングドレスがあって赤青白の配色だったのだが、派遣おっさんが「赤青白の3色はフランス国旗の色」って言ってて

トリコロールも知らないのか…」って俺とババア先輩がドン引きしてたわ

14:30ヨルダンパビリオンに移動。砂漠の砂があったので行ってみた。結構硬かった。和泉の砂とは違うんだなあ

15:00チェコパビリオンに移動ぐるぐる回って屋上の方へ行った。下にチェコの本物のビールがあったが、乾杯しようと言ったら派遣おっさんが「ビールで1300円は高いって」言い出してドン引きした。

結局派遣おっさんを除いた4人で乾杯した。ラプラスがいてた。後落合陽一のパビリオンがずっと振動してた

16:00オーストリアパビリオン葛飾北斎ピアノが置いてた。ピアノに絵を描いただけだよねえ。ってお姉さん先輩と派遣おっさんが退場後話してた

16:45土産物売り場。ここもむっちゃ並んでた派遣おっさんがミャクミャクの金平糖を買ってた

17:30夢洲駅。電車に乗った派遣おっさんは娘と新金岡に帰ると言ってた

18:30派遣おっさんを除いた4人で赤提灯に行って飲んだ。

21:00帰宅


疲れた派遣おっさんとは二度と万博には行きません

Permalink |記事への反応(11) | 20:32

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2025-03-16

電車おかしくて暇だから書いてみる

奈良から大阪に向かう電車

日曜日夕方

電車トラブル王寺駅強制下車。

王寺駅まりが決定している中、車内で大声で話しているおばはんがコロコロを持って大荷物で四名席を二人で占有している。

おばはんは関西弁である関西での標準語関西弁なのでどこからきたものかは特定できない。

どういった事情で大荷物で移動しているのかを考えてみる。

きっと行商人だ。行商人以外考えられない。

しか仕事終わりにしては大声で話し続ける元気がある。

話を盗んで聞いてみるとどうやら旅行らしい。奈良旅行に行ってたのだろう。それを思うと次の疑問がコロコロである。着替えやパソコンを持ち歩くにしても大きすぎる。土産物でもはいっているのだろうか。

不思議を残したまま、強制下車ご近鉄トランジットへ向かった。

Permalink |記事への反応(0) | 18:20

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2025-03-09

町田土産物

ありあけのハーバーは、横浜市中区菓子メーカー「ありあけ」が製造する洋菓子で、町田土産物として人気があります。

ありあけのハーバーの特徴】

薄く柔らかいカステラ生地に、刻んだ栗を入れた自家製の餡を包み込んだ洋菓子

パッケージに船のイラストが描かれている

横浜らしいおしゃれなデザインで、上品な味わいが特徴

ありあけのハーバーの購入場所】

横浜駅や横浜サービスエリアなどの土産屋さん

Amazonなどのネット通販ショップ

小田急百貨店町田店(1階)

ありあけのハーバー製造工場】

神奈川県藤沢市にあるありあけの製造拠点工場には、工場直売所「ありあけマルシェ」があり、ハーバー詰め放題「ハーバーバイキング」が楽しめます

ありあけのハーバー誕生

1954年に、和菓子製造していた前身の「有明製菓」が、欧米文化流入に合わせ作ったのがきっかけ

当時の名称は「ロマン」だった

Permalink |記事への反応(0) | 11:35

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2025-01-31

クレカ両替機を導入せよ

手持ちの現金を持たない訪日客が寺社仏閣で参拝するのに現金のみだった場合、近くの土産店でクレカ決済をした直後に返品して現金をゲットして参拝しているらしい。土産物屋は迷惑だ。

かに日本人でも最近現金を持たずに出かけることはあるし、現金決済のみの店もあるから、たまに焦ることはある。

んで、クレカやOOpayなどかざすだけで現金両替してくれる機械があれば便利だ。

多少の手数料は仕方ないと思うし、ATMを探しまわるよりはいいだろう。

マネロン対策現金化が不可なら、何か商品が出てきて、おつりで現金getできるなら成立するんじゃないか

ぜひメーカーは作って土産物屋やショッピングモールなどに置けばいい。でもコンビニATMあんまり変わらないか・・・

Permalink |記事への反応(5) | 10:52

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2024-12-09

山梨市観光覚え書き

山梨観光ってしてないなと思い、11月に金曜夜から2泊2日してみた

 

スーパー銭湯に併設のビジネスホテル施設内の飲食も幾つもあるしコンビニ居酒屋なども隣接してる、風呂は当然ながら大浴場使い放題ということでコスパ良好

 

長野善光寺本尊武田信玄が「避難」させて設立とあるが、まあ大義名分で押し切って日本有数の古刹強奪したということだろう

諏訪大社諏訪氏自分血統押し付けるの含め、織田信長より信仰対象への不遜ぷりが際立つ信玄戦国大名らしいバイオレンス事績代表する史跡で、ある意味信玄すげーを一番感じられるかも

近くにある「かいてらす」という観光土産物館のレストランが美味しかった

 

信玄本拠地である躑躅ケ崎館跡。神社のもの江戸時代以降の武田ブームアイテムが置いてるだけなので、館って言ってもちゃんと塀も堀も馬出もあるんだー、有名な武田馬出現物ってこんななんだー、なるほどこれは領土が広がったら手狭だなー、などなどを実感するぐらい

隣接する信玄ミュージアムでやってた柳沢吉保特集柳沢家は元武田家臣、甲府藩主時代武田家の名誉復興政治力を使いまくる等々)が全く知らなかったので面白かった

 

予想に反して戦国大名武田氏の展示はごく一部であり、ブラタモリ的に土地の状況から歴史解説シームレスにつなげる解説が印象的な展示。江戸期や明治以降の展示も充実、というか史料的に戦国以前が乏しいので史料的に乏しいものを無理に拾うよりも史料豊富ものちゃんと見せる方向でまとめてるんだと思った。近代以降の実業家たちの紹介はかなり興味深いのでもっと知りたい

 

特別展としてまとめられていた「縄文時代不思議な道具」展がボリュームが思ったよりも多く充実していて今回の観光旅行では最押しだった(終了してるけど)。各分類ごとの物量が多いぶんだけ次の展示に移る前に頭の棚が作りやすいというか解像度がかなり上がるというか、考古学は奥が深いでしょ、を物量で殴ってわからせるというか

タマ縄文にわからされた後に、常設展示の縄文土器の優品を見せられると「美」って感じで惚れる

 

ミレーがいっぱいあるところで有名な、ミレー集客してるミレー推し美術館だが、県内画家作品普通に良い

というか、ミレーはどうしても小品だし、王政復古なんやかやの頃の絵なので古典範疇であり、近代以降のキャッチー絵画のが見栄えがいいので、昨今の思想動向的にもミレー労働自然リアリズム、うーむ渋い、みたいなのは受け取る側としてなかなか消化しづらくなってると思う。理念の崇高さみたいなのを勝手に感じ取らないとありがたみがないというか。なお、ミレーの生涯を紹介するアニメが見てて楽しいのでお勧めホームページで見れる)

さておき企画展含めた国内作家作品が良いのが多かったので、ミレーに釣られて行ったら日本画家を好きになる、が正しい鑑賞態度なんじゃないかと思う

施設レストランは諸事情あるのか、オペレーションが壊滅的で順番待ちをうまく捌けてなかった(料理自体は悪くない)ので、利用時はゴリゴリっとゴリ気味に状況を確認したほうがいいと思う

 

  • まとめ

もっと信玄まみれになるかと思ったが、信玄甲陽軍鑑もあまり出番がなかった

次はハイジの村で天然温泉クララの湯に浸かってみたい

Permalink |記事への反応(5) | 19:09

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2024-11-07

名前が決まらないお菓子

有名どころだと、今川焼きとか回転焼きとか大判焼きとかで争ってるやつだけども、他にもいろいろある。

私が説明に悩むのは、特に以下のお菓子

ひねり揚げ、横綱あられと呼ばれるスナック

塩味であっさり軽いなかに、油の旨みがほどよい。

揚げせんべいのようで、実は米菓ではなく小麦粉澱粉

小麦粉で作れるからかとても安い。

萩の月が有名なスポンジにカスタードが入ったお菓子

主に土産物屋でみる。

卵風味の強いスポンジ生地に、これまた卵を前面に出したカスタードクリームを注入した饅頭のようなお菓子

舟形ウエハースに薄切りアーモンドフロランタンが入った菓子

私は北海道土産で防風林という名前で覚えてるけど、似たようなのが全国で売ってる。ウエハース舟形のところまでいっしょって、なにか一般名があってもいい気がするけど、統一された一般名はなさそう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:26

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2024-10-11

週末の夜のサービスエリア雰囲気が好き

コンサートとかで遠出した時は高速乗って帰るんだけどさ

大体土曜開催の場合は18時に開演して20時過ぎとかに終わるパターンが多くて、地元に戻ると10時過ぎて店もほとんどやってない場合があるから、途中のサービスエリアで飯食って帰ることがよくあるんだ

ついでにお土産も買ったりしてさ



でも週末の夜のサービスエリア雰囲気ってなんか独特だと思うんだ


帰りなのか行く途中なのかわからないけどどっか遠出してるんだろうなっていう陽キャというかヤンキーくずれみたいなあんちゃん数人、自分と同じイベント参加してたであろう物販のTシャツ着たカップル、示し合わせたかのように皆同じような格好した地雷系みてーな女子集団、群れてイキってるバイカー、陰キャ童貞自分とか


週末の夜のサービスエリア普段交わらないような人たちが同じ場所に集まって飯食ったり土産物物色してるのってなかなかにカオスというか異様というか


普段出会わない奴ら同士がぶつかって一悶着起こるんじゃないか、そんな緊張感を味わいながら飯食うのが好きなんだ


例えるなら初めて羅生門を読んだ時みたいな感じ


俺は下人かそれとも老婆か、奪うのか奪われるのか、蹴るのか蹴飛ばされるのか、そんなことを妄想しながら飯食ってると味なんか覚えちゃいね


何もなければ虚脱感を胸にそのままハイウェイに乗って帰路につく


そしてドキドキしながら眠れず夜を明かすんだ

Permalink |記事への反応(1) | 18:22

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