
はてなキーワード:名誉白人とは
若い世代ほど差別意識が低くなっているというが、果たしてそうだろうか?
故あって若い世代(十代後半からギリ三十代くらい)に接する機会があるが、彼らの大半は確かに中年以降のように中国人や韓国人に対する見下し意識は少ない。
しかし一方で、「肌の浅黒い人(途上国人)は区別して当然でしょ?」という態度はちっとも隠さないことがある。
これは自分には、そもそもの差別意識に対する改善が起こっているとは思えない。
日本が偶発的な好景気に見舞われたおかげで、先進国人意識、名誉白人思想を強く植え付けられてしまっている世代である。
その子どもである彼らは、親のそんな面を受け継ぎながら、悪い意味で現代的に「アップデート」してしまっているだけなのではないだろうか。
つまり、もはや押しも押されもせぬ文化、技術のリーダーとなった中国や韓国は、先進国人だから仲間と見なす。
それどころか、ちょっとショボくなってしまった日本のアイデンティティにすがっているよりも、若くて勢いのある「東アジア人」のグループに帰属意識を持った方が、自分が上等に見える。
そんな風に、名誉白人意識を「アップデート」しただけの可能性が高いのではないだろうか。
私はおっさんで、見かけもどこからどうみても完全におっさんで、とにかくおっさんだ。
無◯のメインの客層とはかけ離れているのは否めない。
それはいい。
ただ、だからといって無◯の店員に「あなたは要らない」みたいな態度をとられるのはつらい。
というのは無◯の店舗は、私のようなおっさんが一人で入ると異物感がひどい場合が多々あるからだ。
ただ普段、生活の中で愛用している無◯商品がたくさんあって、欠かせないので通販を利用している。
しかし、ときおり通販で商品が在庫切れを起こしたり、単純に買い忘れていた場合などに急遽店舗を利用する場合もある。
そのような場合、無◯アプリを取り出して会員であることを示すとかろうじて「名誉白人」ならぬ「名誉無◯ユーザー」として何とか店員様から「人」として扱ってもらえる。
だが、まあ正直面倒くさい。
いい年したおっさんが、ひとり歯磨き粉をひとつ買いに来て、ポイント貰うためにアプリを取り出して、とかもうそういうのはいいんだよ。
と思って、アプリやら何やら全部ありません、支払いはクレジットで、とかやると当然、店員からしたら無◯のメインの客層とは程遠い客に私はなってしまう。
ましてや、クレジットカードをタッチ払いしようとして、払えないことにあたふたしようものなら、冷たい目線で「(は?クレジットのタッチ払いなんて出来るわけ無いだろ馬鹿なの?)差し込んでください」と冷たく言われたりする。
でも無◯の商品はとても素晴らしいので仕方ないですね。
店員さんもすいませんでした。
はてなの多くがディズニー嫌いなので宗教上の理由でSHOGUNをみれなくて空想で語っていると思うんだ。
まずこの話はフィクションなのでキャラクターは架空の人物である。
「このドラマは歴史的に正しいのであって政治的に正しいわけじゃない」というコメントがみられたが歴史的に全然正しくない。
秀吉の死後家康が大阪城に幽閉され、三浦按針を切り札にキリシタンの五大老の仲を切り崩す。
全員架空の名前ではあるが日本人なら細部描写からモデルとなった歴史上の人物が想像できるようになっている。
歴史がわかる人なら「ん?」となる話だがアメリカ人の原作なんだからしょうがない。
家康(ここでは虎永)は由緒正しき美濃原の血筋とか訳の分からん言説も出てくる。源氏のことだろうか?
ハンセン病のキリスト教に帰依した大老が登場するなど日本が舞台のファンタジー小説を読んでいるような気分だ。
話の筋としてはプロテスタントの按針がカトリックを蹴散らし関ヶ原の趨勢に影響を与えるというアングロサクソンが喜びそうなお話となっている。
劇中ポルトガル語を話している体のシーンは全て英語で話している。
これは展開重視だったり、配信の視聴成績を考慮してだろうがちょっと変ではある。
細部にこだわった日本人スタッフがどう感じたか気になるところだ。
当たり前のように英語で話し白人文化にそれほど興味がない本作はとても「ポリコレ的」であると言えなくもない。
そもそも原作は白人万歳な70年代の歴史風ファンタジーで日本描写が適当だったら大炎上した可能性さえある。
いわゆる白人酋長モノ(アバターなどがわかりやすい。未開人の破滅の運命を賢明な白人様が救うお話)で昨今ではわかりやすい差別的な表現と言われているが今作では白人も日本人も互いに野蛮と罵り合っていてバランスを取ろうとする試みが窺える。
ハリウッドで何か賞を受賞する場合マイノリティ要素が大きく影響するのは最近のトレンドであるが本作の場合日本描写が丁寧だった点が評価されたのは想像に難くない。
少々イジワルな言い方だがあなたの習った歴史では五大老五奉行に「大谷吉継」がいたのかな?
インパクト重視の人物配置をして異国情緒を意識した、日本を「異世界」として扱うファンタジー作品と評しているんだよ。
実在の大老前田利家は織田家臣からここまできて悲喜交々の物語があるが架空人物を置いたらもったいないじゃないか。
囚われの身→安針の活躍で脱出→地震で大ピンチ→また囚われの身…
都合の良すぎる展開も去ることながら日本版ゲースロと称されるだけあって無駄に三角関係作ったりノイズになる。
史実から引っ張ってきたエピソードと適当に作った話の混ぜこぜで歴史がわかる日本人には特殊な体験になったと思う。
それでもこの作品の魅力が足り得ているのは俳優陣の引き締まった所作と小道具やセットの作り込み、ロケーションの良さ、落ち着いたCGIの使い方などがあるためだと思う。
偏見にまみれた原作からこれだけの視聴体験をつむぎ出したのはハリウッドでのマイノリティにあたる日本人の描かれ方や起用に疑問を呈し、日本人役は日本人、日本語劇、日本スタッフによる文化監修の賜物。
将軍のポリコレがわからない人は自身を名誉白人だと思っているという評があったけれど国外に出ないでいたら差別的な扱いを受けた事がないので自分のことをマイノリティと認識できていないのかもしれない。