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はてなキーワード:吉本とは

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2025-10-21

anond:20251021224005

大失敗しても吉本ノーダメか、なるほど

Permalink |記事への反応(0) | 22:50

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anond:20251021223803

見たい奴だけ見るっていうサブスクメディアにはあってると思うし

別にダウンタウンが討ち死にしても、プラットフォームが作れれば後続がそれ使って番組やればいいんでしょ?

最悪生け贄として使えるわけだから吉本はノーリスクだよね

Permalink |記事への反応(1) | 22:40

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anond:20251021223142

吉本が立ち回りうまくいけるかっていうとそれは…

Permalink |記事への反応(0) | 22:32

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anond:20251021222457

吉本の立ち回りがうまくいったらぜんぜん成功ある

Permalink |記事への反応(1) | 22:31

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anond:20251021222457

勝ち確というか、今が最後のチャンスなんでない?

テレビ時代が本格的に終わって「吉本?なにそれおいしいの?」になりつつあるし

ダウンタウン名前ももう半分オワコン

それでも今の50代以上には絶大的なバリューのある名前なんでしょ

今やるしかないじゃん

あと数年で賞味期限切れ名前有効活用って感じがするな

Permalink |記事への反応(1) | 22:26

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ダウンタウンチャンネルが勝ち確な3つの理由

Permalink |記事への反応(6) | 22:24

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2025-10-19

THEブスでも普通に生きてるだけでイケメン彼氏できるの普通なんだよな

彼氏ガチャ引いてるうちにそう遠くないうちに確率問題で引き当てる、というカラクリだけど。


ていうかブスでも彼氏ガチャ引き続けられるのがそもそも凄い。

男じゃよっぽどじゃないと彼女ガチャ引き続けられる境遇とか有り得ないのに。

(例えば年収千万であるとか、ガチDQNであるとか、吉本人力舎芸人であるとか、毎年プロを輩出する大規模軽音サークルトップ格のバンドメンバーだとか。

なお、学歴に関してはいくら東大だろうと医学部だろうと女からしたら屁にもならない)。


しかも女のほうは本人がたとえ腐女子でもドブスでも、せっかくできた格上イケメン彼氏の顔に値打ちを感じてないのが凄い。

マジで

「あー、なんか動物園行ったらビーバーがいたよー。うん、可愛かったよー」

くらいにドライだもん。

自分は石ころなのに。

Permalink |記事への反応(1) | 12:29

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2025-10-13

さむわんへるつ(ハガキ職人テーマにしたジャンプ漫画)のファンアート感想コメ気持ち悪すぎる

作中のハガキ職人の体を借りて自分のつまら大喜利開陳するの恥ずかしすぎるだろ。

つうかさ、お前の大喜利って普通に失敗してるからね?

漫画いじりで内輪ウケして自分面白くなったつもりかも知れないけど、お前らの中で成功してるのってダ・ヴィンチ・恐山だけだから

そのダ・ヴィンチ・恐山ですら伝説アフィブロガーと比べれば全然儲けられてないでしょ?

同じ路線でも伊集院光と比べたらカスみたいなもんでしょ?

それが最高到達点なのが今の世代インターネット大喜利職人(笑)なのよ。

お前らってマジでしょーもないのよ。

お前らが馬鹿にしてる吉本全然笑えない芸人より圧倒的かつ絶対的にショボイ存在がお前ら。

ネタ全部滑ってるからねお前らが作中のハガキ職人の皮を着てやってるの全部。

マジで駄目。

お前らに出来るのなんてせいぜいLORA公開しあってエロ画像量産することぐらいなの。

諦めて。

お前ら如きに面白大喜利が出来るなんて思わないでね。

Permalink |記事への反応(1) | 23:56

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2025-10-06

エイサー自衛隊

はじめに

沖縄で、全島エイサーまつりというイベント自衛隊が出場したことと、それに対して抗議の声が上がったことが問題になっている。批判する側は、自衛隊エイサーまつりに出場したこと問題視し、対抗する側は自衛隊理由批判することは職業差別だと主張している。沖縄県議会では9月後半の代表質問一般質問で主に自民党議員が多数この問題を取り上げ、10月8日に「自衛隊に対する職業差別を許さない抗議決議」を提案しようとしている。

Togetterでは沖縄タイムス記者発言を捉えて「職業差別だ」と批判する方のまとめが複数上がっているが、件の記者発言は論外として、今回の出場は経緯や選出基準不透明であったりして、逆に自衛隊稚拙な宣撫活動喝破されたのを取り繕っているように見えるので、その点について述べる。

なお、自衛隊沖縄復帰直後に住民登録さえ拒否されるオウム真理教ばりの扱いをされていたことや大学入学した自衛官大学生がボイコットしたこと、他方でかつて防衛局長が辺野古基地建設書類提出を「犯す」という表現女性への性暴力にたとえたことや先日中防衛大臣自衛隊への抗議を「過度な妨害活動」と呼んだこと、エイサー自体が近年の太鼓偏重アンプ使用による高出力化によって伝統の枠を超えて迷惑の域に達しているのではないかとの議論があることなど、エイサー自衛隊にまつわる論点は多数あるが、ここでは割愛する。

エイサーについて・沖縄全島エイサーまつりについて

エイサーは、沖縄お盆先祖を迎えるための踊りで、期限は一遍踊念仏にあるとも言われているが、現在ではおおむね太鼓を持つ男衆と手踊りの女衆に分かれた夏の風物詩的に定着している。学校でも運動会演目として行われることが多く、「北海道では全員学校YOSAKOIソーランを踊る」というくらいには、沖縄の子どもは全員踊ったことがあるはずだ。

お盆に踊られる本格的なものは、旧暦の盆の3日間を中心に、夜中に町々を練り歩く形で行われる。これを道ジュネーという。かつては各地域で道ジュネーとして行われていたものを、コンクールにしようと1956年に始まったのが全島エイサーまつりの前身であり、約70年の歴史があることになる。なお「全島」というのは復帰前の沖縄で、沖縄全土を表す言葉として「全琉」と同じくらいよく用いられていた用語である。「順位付けはなじまない」としてコンクール形式は早々に廃止され、現在では各地のエイサーを一度に見ることができるイベントとして定着している。

伝統的に、全島エイサーまつりは盆の行事としてのエイサーが行われる旧暦7月15日の直後の金・土・日に行われることになっており、今年は9月12・13・14の3日間にわたって行われた。自衛隊はそのうち初日に登場している。初日はここ数年は本式に習って道ジュネーを行うこととしていて、一定ルートを選ばれた団体が次々に更新する、ディズニーランドパレードのような形で行われている。それと同時に、道ジュネーのゴール近くに固定演舞会場を設け、そこでもエイサー披露されるのだが、その固定演舞会場での出場者に自衛隊エイサーが登場している。

まず、エイサー地元行事で、出場するほとんどは地域青年会となっている。学生時代学校単位で踊っていたエイサーも、大人になって踊るのは青年単位となるのが基本で、それ以外は芸能ショーなどを行う団体が少数あるだけだ。同じく伝統行事ハーリーが職域対抗戦を設けているのとは一線を画している。なお、毎年5月に行われる手こぎボート競争である那覇ハーリー一般団体の部には陸海空の自衛隊米軍が参加しており、これに対する異論を聞いたことはない。

エイサーまつりの参加団体について

今回、3日間を通じて青年会以外で出場した団体は以下のとおりである

https://www.zentoeisa.com/schedule/

琉球風車と名桜エイサー大学エイサーサークル東京と名のつく2つは県外でエイサーをやっている団体琉球祭り太鼓はショーを行っている団体だ。また、青年会以外のエイサーは「子ども団体特別出演団体募集」として例年募集され、選定結果も公開されている。

今回、選定結果が一切発表されず、8月プログラム公開で明らかになったのが自衛隊吉本風太鼓の2団体だ。吉本-はよしもと沖縄エンタテインメント所属芸人による団体で、吉本自衛隊の2団体けが、ほぼ存在しないと先に描いたプロ以外の職場単位エイサー団体となっている。勘ぐると、自衛隊だけだと目立つから吉本にも出場を依頼したのではないか、と考えてしまう。同サイト2011年からの出場団体掲載されているが、

が出場した例は1つもない。

違和感の正体

これまで何十年か、エイサーまつりを見てきた者の感覚としては、エイサーまつりは青年のもので、県外・大学女性子ども団体がそれに付随するもの、というのが一般的なのではないか。そこに突然現れた自衛隊は、これまでの歴史上も異質なものであり、突然選定されたことに対しては戸惑いを覚えるであろう。(コンクール形式ではなくなったとは言え)エイサーまつりは地域対抗のもの、という意識は強いはずだ。そこに自衛隊を出すというのは、演舞自体がどうこうという以前に、場違いものに見えたはずだ。自衛隊が無理矢理に参加したのか、主催者が無理矢理に参加させたのか分からないが、自衛隊地域に溶け込んでいますよ、というアピール拙速にしようとして反発を受けたもののように見える。

なお、自衛官個人エイサーに参加することの是非を論じている者はほとんどいないと思われる。今回、彼らは「陸上自衛隊第15旅団」を名乗って参加し、メンバーは全て自衛隊員で、エイサーに使う道具は全て自衛隊公費で購入していることが明らかになっている。「自発的活動文句を付けるのは職業差別だ」という反論は、これらの事情を踏まえると意味をなさなくなっている。青年単位で参加するのが基本のエイサーまつりに、無理矢理職場単位で参加した・させたことが前例に外れていて、そのことについての説明がないのが問題だ、というのが違和感を覚える側の意見であろう。

余談

ちなみに、前市長急逝を受けて今年当選した沖縄市長で前県議会議員の花城大輔氏は高校卒業から4年間を陸上自衛官として過ごした経歴があり、現在沖縄県議会の沖縄選挙区から選出されている小渡良太郎氏の父で元県議の小渡享氏も防衛大卒で元海上自衛官である

Permalink |記事への反応(1) | 00:17

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2025-10-02

anond:20251002233832

あのシブチンの吉本がわざわざ金出してプラットフォーム造ってんだから

もともと吉本がそういうのを造るつもりがあったってことだろ

今はダウンタウン専用でもそこでノウハウ蓄積していずれは吉本総合のものを出す

そうでなければ賞味期限いいとこあと5年くらいのダウンタウンのためにそこまでやらん

Permalink |記事への反応(0) | 23:58

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わざわざ吉本に専用サービスを作らせてまで、“YouTuber扱いされたくない”っていう意地が丸出しなのが、いかにも松本人志らしい。

普通なら、YouTube公式チャンネルを開設して、無料動画をアップしてファン層を広げるのが当たり前になっている。

チャンネル登録者○万人突破再生回数○百万回、ネットニュースに出る──これが王道だ。

それなのにダウンタウン松本人志は、吉本と一緒に「DOWNTOWN+」という月額課金制の専用配信プラットフォームスマホPC対応、月額1,100円)をわざわざ新設。

「まずは松本人志大喜利トークアーカイブ」といった特別枠でスタートするらしい。

YouTubeじゃダメなのか?技術的にもコスト的にもYouTube必要十分だろ?なのに、松本は自らその道を選ばない。

これ、無駄な手間の塊だし、ユーザーにとっても面倒なのは間違いない。

でも、わざわざ吉本に専用サービスを作らせてまで、“YouTuber扱いされたくない”っていう意地が丸出しなのが、いかにも松本人志らしい。

この変な意固地さ、こそが松本人志のもののような気もするし、そのこだわりが地上波復帰を不可能にしてしまった原因でもあるんだけどな。

Permalink |記事への反応(3) | 23:38

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anond:20251002182319

1万から10万の間だとおもう

というか、あのプラットフォームってダウンタウンがうけるかどうかではなくて

ダウンタウンという名前を使って吉本の箱をネット上に作るって意味だと思うから

登録者は何人でもいいんだと思う

このままなら引退しかないっていう、ほぼ価値0みたいになった名前

最大限マネタイズするなら吉本プラットフォーム作りに使おうってもくろみなんだと思う

Permalink |記事への反応(0) | 18:25

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2025-09-27

最近「せせらぎラジオ」というのを聞いている

最近「せせらぎラジオ」というのを聞いている

左翼芸人自称する演芸おんせん・杉山と牛女・佐野の2人組が普通に左翼的なことを喋ってるネットラジオ

話術がめちゃくちゃ面白いとかではないんだけど変わり者2人の世間話を横で聞いてるみたいな感じで何となく時間が過ぎていく

吉本芸人みたいな無理にでも場を盛り上げようみたいなキツさがないか何となく聞いてられる

QVC通販チャンネル何となく流して何となく聞き流してる感じに近い

https://tensor.art/articles/913238201705992890

https://profile.hatena.ne.jp/kopisachet22/profile

https://www.surveyking.com/survey/bsoh2

https://letterboxd.com/kopisacjet22/list/sdghgft66/

Permalink |記事への反応(0) | 01:19

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2025-09-26

最近「せせらぎラジオ」というのを聞いている

左翼芸人自称する演芸おんせん・杉山と牛女・佐野の2人組が普通に左翼的なことを喋ってるネットラジオ

話術がめちゃくちゃ面白いとかではないんだけど変わり者2人の世間話を横で聞いてるみたいな感じで何となく時間が過ぎていく

吉本芸人みたいな無理にでも場を盛り上げようみたいなキツさがないか何となく聞いてられる

QVC通販チャンネル何となく流して何となく聞き流してる感じに近い

Permalink |記事への反応(0) | 23:27

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2025-09-24

そろそろテレビ吉本芸人から取り戻そう

Permalink |記事への反応(0) | 13:05

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2025-09-18

チョコプラ松尾騒動を見ててアインシュタイン稲田人生ぶっ壊しかねなかったのを差し置いて「SNSは俺たちのものだ…!!」みたいな衝動に駆られて暴れてるネット民をわんさか見たんだけど、

普段そういう身勝手な使命感をもとに大暴れするのにお怒りを表明しそうな方々まで松尾に怒ってるのを見ると、

ははぁ、吉本ジャニーズ憎けりゃはここまで影響するのかと感慨深くなってしまった

Permalink |記事への反応(1) | 19:21

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2025-09-10

部長副部長が抜けて吉本プラモデル部がガチっぽい内容になってなんか本当つまんなくなったな

プラモデルネタにしたお笑いトーク番組から芸人プラモデルをいろんな側面から語るトーク番組になって専門誌を読んでる感じになった

俺が求めてたのはこれじゃなかったのに気がつけた

基本リアル制作なのに見てて面白さが滲み出るこてつの工作室の方がずっと俺が求めてるやつなので最近再生回数が逆転してる

Permalink |記事への反応(0) | 17:21

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2025-09-06

推しさよならを言うときが来た

きっかけは先週末のライブだった。
もっとも、あれをライブと呼んでいいのかはわからない。

あの退屈な数時間ライブなら、小学生の頃に同級生ゴダイ君がやっていたハサミ回し、通称メガドラゴンハサミトルネードだって立派なライブである

とにかく、散々な週末だった。

俺の推し芸人をやっている。

先に断っておくと、普段から彼のことを推しと呼んでいるわけではない。

この文章を読んだギャルに、バカ読みやすくて草、と言われたいので、ここでは推しという言葉をあえて使っていく。

推しを知ったのはYouTubeだった。

最初に見たのは寿司を買って食うだけのなんてことのない動画で、その妙な脱力感に惹かれた。

てっきり同い年くらいの大学生YouTuberかと思っていたが、しばらくたってから吉本所属している芸人だとわかった。

そしていつのまにか推し動画を見ることが日課になっていた。

推しは同期の芸人と合わせて三人で活動をしていた。三人ともそれぞれ魅力があったが、俺は断然推し推し、つまり推しのことが一番好きだった。

彼のことを一番面白いと思っていたし、俺も推しシングル家庭で育ったという共通点があり、それで勝手に親近感を覚えていたというのもある。

母親以外の親族がいないというのもまったく同じだった。

余談だが、親戚がいない者にとって夏休みほどその現実を思い知らされるものはない。

俺はこの話になるといつも、小学校に上がりたてだった頃に見た光景を思い出す。

昼下がり、プール更衣室でクラスメイトたちが夏休みの予定を楽しそうに話していて、俺はそこではじめて、世の中の家庭には祖父母の家に遊びにいく習慣があることを知った。

俺は哀れみの目を向けられることを恐れ、とっさに「来来来来来週いく」と嘘をついた。作り笑いをすると頬がピクピクと動くことをはじめて知ったのもそのときだった。

更衣室に充満した塩素匂いのせいで、鼻の奥のあたりがツンとした。

しか推しはそんな境遇すらも笑いに変えた。

推しを見ていると、プール更衣室で顔を引きつらせていた俺の少年時代が、少しずつ救われていくような気がした。

もしここにゴダイ君がいたら、アルティメットホワイトヒーロー、と彼のことを呼んだだろう。

推したちはあれよあれよという間に数十万人のフォロワーをかかえる人気YouTuberとなった。

ライブをすればチケットは即日完売だった。

芸人ライブ女性客が大半だとうわさに聞いていたのでひょっとすると場違いなのではと案じていたが、意外にも男性客はたくさんいた。

ずらりと埋まった客席に彼らの人気ぶりが伺えた。はじめて生で見る推しの姿に思わず胸が熱くなったのを覚えている。

そして数ヶ月後の全国ツアーも発表され、ギャル言葉を借りるなら、コイツらの未来ガチ明るすぎなんだが、と思っていた。

しかし、油断すんなし。

公式から突然「スタッフになりたいファン募集する」と発表されたのである

ファンを?

スタッフに?

好意的に受け止めるファンもいたようだが、俺の中のギャルは、マ?大丈夫そ?と不安げな表情をしていた。

そもそも推しライブは、元テレビ局員だという外部のプロデューサーがすべてを取り仕切っていて、どうやら彼の手伝いをしてくれる人を探しているようだった。

当該ポストがすでに消えているため確かめるすべがないのだが、たしか応募する際には得意分野をアピールしてほしいと書かれていたはずで、プロデューサーはそういった条件から言うなれば精鋭の「ファンスタッフ集団選抜した。

そんな中、全国ツアーはおこなわれた。

会場は前回の倍以上も広くなり、俺と推しとの距離はずいぶんと遠くなってしまったが、彼は相変わらずアルティメットホワイトヒーローだった。

が、しかし。

いや、やはりというべきか。

ひとつ問題が浮き彫りとなった。

ファンスタッフが生まれたことをきっかけに、「推し」「運営」「ファン」の境界線がどろりと溶けだしたのである

最初に崩れたのは「ファン」と「運営」との境界線だった。

精鋭のファンスタッフとはいえ普段彼女たちは「最高すぎた♡」「好き♡」などと発信しているただのファンにすぎない。

しかし、ライブ後には一転して「ご覧いただきありがとうございました。皆様のおかげで〜」と運営らしくふるまうのである

ファン運営とを都合よく行き来する様子に、首をかしげる者も少なくなかった。

そして同時に「推し」と「運営」との線引きも曖昧になり、なれあいが加速した。

言うまでもないがファンが見に行っているのは推しであり、推しサポートをするのが運営である

しかしあろうことか、プロデューサーファンスタッフは自らステージに上がり、推したちと肩を並べて公演に参加するようになった。

こうなってしまうと、もはや「推し」と「ファン」との境界線などあったものではない。

本来なら外に出ないはずの情報を、ファンスタッフたちはレポと称してSNSで得意げに公開した。

たとえば推したちから受けた細かな指示のことからステージ裏で見た彼らの姿まで。

まさに混沌に次ぐ混沌

こうなると気になるのは一般ファンの反応だが、我々は大きく二つに分かれた。

ひとつは、この厄介な混沌から逃れようとした人々だ。

俺に限って言えば、推し公式以外のフォローをすべて外すことにした。俺が求めていたのはあくま推しと俺というシンプル関係だけだった。

中には推すこと自体をやめてしまった人もいたのだろうが、彼らは大抵静かに去った。

そしてもうひとつは、むしろ混沌に近づこうとした人々である

彼らは仲間になるためにプロデューサーファンスタッフ仕事ぶりをこれでもかと持ち上げた。

それで気をよくしたのだろうか、スタッフたちは音声配信オフ会などの交流を盛んにおこなうようになり、SNS上での存在感さらに高めていった。

さて、今回の本題であるライブが発表されたのは、まさにこの混沌さなかのことであった。

発表されたライブ情報を見てまず気になったのは、会場の規模が前回の半分ほどになっていたこである

しかし、チケットの売れ行きは思わしくない。

販売サイトに表示された「残席余裕あり」の文字はいつまで経っても変わらず、公式SNSには「残りわずか、お早めに」と景気のいい謳い文句が並んでいたが、やがてひっそりと消えた。

俺は迷った挙句チケットを購入し、そして当日を迎えた。

会場へと向かう電車の中で、俺は以前フォローしていた人たちのアカウントを久々に覗いた。

今日楽しみ」「グッズ列やば」と何一つ変わらない様子のアカウントもあれば、半年以上放置されアイコンの上に埃が溜まっているようなアカウントもあった。

車窓の向こうには知らない町が見える。

降りる駅はまだまだ先だったが、ずいぶんと遠くまで来てしまった気がした。

その日の東京は38度を超える猛暑日で、会場へと辿りつく頃には、俺の顔はほとんどアイスクリームのように溶けていた。

人だかりを抜けてロビーへと向かうと、ちょうどそこにはプロデューサーがいて、複数ファン写真をせがまれているところだった。

プロデューサーは待ってましたとばかりに撮影に応じ、それから二、三言葉を交わすと、さながら池の魚にエサでも与えるような手つきでキャンディを配った。

これはあとからいたことだが、どうやらプロデューサーとのひみつの合言葉を伝えた者だけが貰えるキャンディだったらしい。

手渡されたキャンディに喜ぶファンたちの姿は、まるでパクパクと口を開けてエサをねだる魚のように見えた。

ならばこの場所は底の見えない不気味な池といったところか。

もしここに小学生の頃のゴダイ君がいたら、きっとプロデューサーに近づいて、デュクシ、としただろう。

でも俺は大人なのでやらない。

そして誰かが言っていたように、グッズを求める人たちの列は延々とつづいていた。

その列の先では、ファンスタッフだろうか、ひとつひとつ電卓を叩いている姿が見える。

開演までには明らかに間に合わない。

どこからハンディファンの風が吹いてきて、生ぬるい空気が頬に触れた。

そしていよいよ幕が上がる。

正直なところ、このときの俺には彼らに寄せる期待などほとんど残っていなかった。

から公演のさなかにプロデューサーがいそいそとステージに上がったときも、そしてなぜかひとりで踊り始めたときも、もはやがっかりする気力すらなかった。

それでも推したちに対しては、心のどこかでわずかに期待を抱いていたのだろう。

彼らの、打ち合わせもリハーサルもろくにせずに臨んだことが一目でわかるような終始ぐだぐだな空気感と、そしてそれを隠そうともしない姿を目の当たりにして、自分の目から急速に光が失われていくのがわかった。

それから推したちは客席のひんやりとした空気を察したのか、「これにいくら払ってるの?」「返金しないと」などと冗談めかして笑った。

俺の席は前回よりもはるかステージに近かったはずだが、推しの姿はずいぶんと遠くに感じた。

帰り際、ぽっかりと空いた二階席の後方あたりが目に入り、かつてそこにいた人たちのことを思い浮かべた。

数ヶ月前のことである

推しYouTubeにこのようなコメントが書き込まれた。

「三人のことを見たいのにスタッフの声が耳障り」と。

それだけならさして話題になることもなかっただろうが、このコメント推し本人が返信をしたことで、にわかに注目を集めた。

「もう今後見ないでください」

やがて書き込みは跡形もなく消えた。

そしてそこには「言ってくれてありがとう」「こういうとこ好き」などという称賛ばかりがいつまでもこだました。

この人の胸中を思うと、ひどくやるせない気持ちになる。

ゴダイ君がイップス発症し、泣く泣くメガドラゴンハサミトルネードから引退余儀なくされたときと同じくらい、切ない。

ただひとつ、俺に言えることがあるとすればこの場所はどこまでいっても「彼ら」の池だということだ。

彼らというのは、この池の水温も生態系も、それからキャンディの味すらも愛してやまない魚たちのことで、そうじゃない魚は波を立てずに去るよりほかない。

あいにく俺たちは人間で、背びれも尾びれも持たないが、どこへでも泳いでいける自由ならある。

そして一週間が経った。

推しがいなくなっても、案外俺の生活は変わらない。

真夜中のコンビニを出ると、先週よりもずいぶんと涼しくなっていて、あの頃の夏を思わせる。

あれは何年生のことだっただろうか。

俺の通っていた小学校では夏休み明けにラジオ体操カードを提出しなければならなかった。

クラスでたった一人、俺だけが満点花丸の皆勤賞で、担任先生はご褒美に特別キラキラシールを貼ってくれた。

クラスメイトたちは口々に羨ましがったが、俺にとっては彼らの空白だらけのカードの方がよっぽど羨ましかった。

それからクラスメイトたちは、テレビゲーム禁止されていた祖父母の家がいかに退屈だったかを話し、テレビを何時間見ても怒られない俺の生活がどれほど恵まれいるかを熱く語った。

俺は大人ぶって「あの深夜のアニメヒロインがさ」などと言ってみたりしたが、むなしくなるのは自分だった。

俺が本当に見たかったのは、彼らの語る変な匂いのする畳の部屋だとか、吠えてばかりの犬だとか、星しか見えない田舎の夜なのだということは、結局誰にも言えなかった。

しかしあの頃の記憶を思い出すのは、昔ほど嫌なことではなくなっている。

ゴダイ君は元気だろうか。

少年時代の俺を助けてくれたのはキラキラシールでもなく、アニメヒロインでもなく、いつか未来出会アルティメットホワイトヒーローだった。

心地よい風が吹き、季節は秋へと向かう。

ありがとうさよなら

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

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2025-09-04

anond:20250903234149

吉本芸人見てれば

おまえの求めてるおもしろさって吉本なんだろ、知らんけど

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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2025-09-01

音痴の人が堂々と歌っているのを聞くのが苦手

テレビを付けたらよく分からん芸能人が音を外したまま堂々と歌っていてびっくりした

これに限らず音痴の人が歌っているのを聞くのが苦手

万博イベント吉本ステージ付近でも謎のカラオケ大会が開かれてるけど、あれも苦手

Permalink |記事への反応(0) | 19:21

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2025-08-25

anond:20250825205522

言うて君ら、テレビに登場する吉本芸人言葉しか知らへんのやろ?

あれを関西弁や思われたらかないませんわ

Permalink |記事への反応(0) | 20:56

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2025-08-21

よしもとが新しいプラットフォームを立ち上げてダウンタウンを復活させるって話、落とし所としてはまあ悪くないのかもしれない

前にアマプラ独占で松本人志が「ドキュメンタル」を配信してた時期、Amazonアクセスすると見たくもない松本の顔がトップに出てきて本当にうんざりした。

どうせ今回も、地上波じゃできないような悪趣味企画をやるんだろう。独占プラットフォームなら勝手にやってくれればいいと思う。

ただ、センスのある若手芸人はどうせYouTubeに出るだろうし、もし吉本芸人YouTubeやらせず、ダウンタウンチャンネルみたいな吉本公式の枠内でしか配信できないようにしたら、

それこそ芸人お笑いファン吉本からどんどん離れていくんじゃないかな。

Permalink |記事への反応(0) | 13:28

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ダウンタウンチャンネルについて考える

まだどんなものになるか全く分かっていないが、松本はかねてからテレビ自主規制には文句を言っていた人間なので、

そのタガが外れたときにどんなことをやってくるのか、何となく想像が付きつつも興味はある。

少なくとも当該チャンネルにおけるコンプライアンス90年代テレビレベルまで下がるんじゃないかと思う。

自社プラットフォームともなれば、例えば契約の条件として18歳以上などとすることで、

法に触れない範囲であればアダルトな内容でも配信できることになるのではないか

そこまでぶっ飛んだことを考えているかどうかはわからないが、

90年代ガキ使のドッキリとか、働くおっさん人形みたいな番組とか、

今のテレビではできそうにないことをやってきそうな気はする。

宮迫なんか呼ばれたら喜んで出るだろうし、他にもフワちゃんだのTKO木下アンジャッシュ渡部など地上波に復帰できない芸人活躍の場にもなりそう。

今の若い子でも、漂白された、クリーンホワイトものけが見たいってワケじゃない視聴者結構いると思うんだけど、

かといってこのチャンネルがそういう需要の受け皿にうまくなれるかどうかはまだわからない。

でもダウンタウンがというより、吉本側の戦略次第では可能性はなくはないんじゃないかとも思う。

とりあえず初動どうなるのかが一番のポイントなので注目していきたい。

Permalink |記事への反応(0) | 13:16

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2025-08-20

anond:20250820180224

吉本興業のものやろ?

それなりのものつくるかと。

あと吉本の他の芸人とかも、そのプラットフォームを使えって強制されるかもね。

Permalink |記事への反応(0) | 18:09

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2025-08-16

anond:20250816151026

ワイも大阪人やが吉本文楽も興味ないし通天閣あべのハルカスも上ったことないやで🥱

Permalink |記事への反応(1) | 15:14

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