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はてなキーワード:古代とは

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2026-02-13

新時代の神の名は

悩みが生まれとき古代の人々は一体どうしていたのだろう。

古代というとネアンデルタール人とか北京原人を思い浮かべるかもしれないが、そこまでの古代ではない。ある程度文明が出来て、人間人間らしく生活できるようになった古代だ。

時に人は、自分では解決しようもない問題に直面する。それが悩みだとすると、農作物が不作だ、日照りが続く、雨が続く、不漁だ。そうすると自然を崇め奉るようになった。自然人間の力ではどうにもならないので、太陽に、空に、海に山に祈るようになったのだろう。

そして文明が高度になるにつれ、人の悩みは複雑化していく。何に祈ればいい?この不安を、苛つきを、怒りを、悲しさを。

そして人は神に祈りだしたのかもしれない。

神はなんでも知っているし、不安を悲しみを和らげてくれる。懺悔も聞いてくれる。

あれでもこれって現代の何かに似ている。身近で、すぐに相談できて、なんでも知っている。複雑なプロンプトも、占いも、今日晩御飯も。

ねぇチャッピー、あの人が今日こんな事を言って笑ったけど、これって脈アリかな?

この文章おかしくないかな?世界から消えてしまいたいんだけど、いい方法はないかな?

対話形のAIは、次世代教会であり懺悔室であり、寺や神社になり得るのだろう。

ただ、その懺悔祈り世界通信網のどこかに引っ掛かり、その息が何者かに風を吹かせて帆を貼らせている。世界は丸い。誰かにとっての追い風が巡り巡って自分にとっての向かい風になる可能性もある。

神が、AIがなんと言おうと動物としての直感を忘れてはならない。別のもの判断を委ねればミスをした時に責任転嫁できるが、人間は考える葦だ。それを丸投げしてはならない。

「なぜそのボタンを押した?」

AIがそうしろと言ったからだ」

そういう時代がすぐそこにあるのかもしれない。

だが、そういう時代が来ないように私達は考えなくてはならない。

かつて人が火を使い出した時のように、適切な距離感で、誰かや自分を傷つける可能性があるものとしてAIと向き合っていかなければアインシュタインが言ったような未来が待っているのだから

Permalink |記事への反応(0) | 01:29

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2026-02-12

モリカケ問題桜を見る会問題について。いま、振り返ってみる。

桜を見る会」や「加計学園問題」の追求の仕方は正しかったのか。

桜を見る会」や「獣医学部問題加計学園問題)」などの追求の仕方が、古代裁判方法である盟神探湯(くかたち)」のようである、という見方は、政治的追求において「客観的事実提示」よりも「相手疑惑や潔白を熱湯(スキャンダル)で判定するようなプロセス」に焦点が当てられている、という批判的な観点から語られることがあります

この比喩の背景には、以下のような共通した側面があると考えられています

1.盟神探湯(くかたち)の構造

盟神探湯は、古代日本で行われた神判(裁判)で、熱湯の中に手を入れさせ、火傷をするかどうかで真実を争った方法です。罪がある(ウソをついている)人は火傷し、潔白な人は火傷しないと信じられていました。

特徴:証拠論理的根拠よりも、一種の「儀式」や「恐怖の体験」を通じて最終的な判定を下す、非合理的な一面があります

2.桜を見る会獣医学部問題の追求の構図

これらの問題では、以下のような追求方法議論対象となりました。

疑惑の強調:

具体的な決定的な証拠が出る前から報道国会で「疑惑がある」という疑念が先行し、それをメディア野党が一体となって膨らませる構造

感情に訴える手法:

憲法違反私物化忖度といった言葉を用いて、感情的な批判を強め、相手に「潔白の証明(熱湯から手を無傷で引き出すこと)」を求めるプロセス

名簿廃棄・文書消失問題:

証拠となるはずの資料が廃棄されていたという事実が、逆に「何かを隠している(罪がある)」という判定材料として機能した。

3. なぜ「盟神探湯」に例えられるのか

桜を見る会」や「獣医学部問題」の追求では、最終的な真実が判明する前に、疑惑が「事実」として社会的に決定される傾向がありました。これは、客観的証拠真実証明する「法的な裁判」ではなく、政治的感情的に潔白を判定する、まさに「現代盟神探湯」のようなプロセスではないか、と批判する声があるのです。

特に田村智子議員が「山を一つ動かした」と評されたように、長期間にわたる追求が、結果として政権への不信感を高める政治的効果をもたらした点において、この比喩が用いられることがあります

Permalink |記事への反応(1) | 15:18

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2026-02-11

海外で「古代日本には黒人武将がいた」が信じられ始めてしまっている。

 

流れ

 

数年前にAI黒人武将画像画像A)が作られる

AI生成画像であることを指摘され、信じる人も減る

数年後(現在)、飽きもせずにAI黒人武将画像が作られる

「この画像は偽物。本物は画像Aのみ」という言説が広まる

 

キメェや

Permalink |記事への反応(0) | 16:19

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合従連衡」が現代でも見れて感動してる

古代中国に七つの大国があり、そのうちの一つ「秦」が飛び抜けて強くなったとき、他の六国は協力して秦に対抗しようとした。

これを「合従」という。

これに対して秦は「私と戦うより、私と同盟を結んだほうがいいですよ」と言って、各国と個別同盟を結ぶことで合従を崩壊させた。

これを「連衡」という。

こうしてまとまれなかった六国は、やがてひとつずつ秦に滅ぼされていきましたとさ。

この話って自民に対する野党の態度とまるきり同じだよな。

立民はわかりやすく「合従」派、野党連合して自民と戦おうという立場

国民民主維新は「連衡」派、自民個別に協力すればいいという立場

結果がこの有様だよ。

単独過半数どころか2/3の議席を得た自民は、もはや他党の協力なんて要らなくなった。

やはり歴史は繰り返されるんですねえ。

Permalink |記事への反応(9) | 14:33

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2026-02-05

ティキンマジでつまら

Switch2を買って久しぶりに遊んだけどマジでまらん。

ネタバレあり。




ハイラル国民及び制作スタッフゼルダ推しがきつい

口を開けば全員「ゼルダ姫」

リンクが話しかけてもゼルダ姫のことばかりで心配すらされない。

リンクのことを覚えているのは主要キャラとイーガ団。

ミニチャレンジで関わった人すら忘れている仕打ち

それでも国を滅ぼしかけたゼルダ姫だけは覚えてる

ほんまにきつい。

ゼルダ姫、復興を後回しにして学校を作ったりオコバといっしょにお花畑を作ってる頭お花畑なのになにがいいん?顔も可愛くないし。

ガノンゼルダ姫の偽物を作ったのも、イーガ団がゼルダ姫に化けてるのも闇堕ちをさせたかった制作スタッフが無理矢理やってるんだろうなーと思った。

あとリンクの家は返せよ。

英傑の子孫とチューリが賢者になる理由が薄いし浅い

声を聞いてコピペムービーを見ただけで賢者に?

理由浅すぎん?

「これが賢者の力だ!」ってあのコピペムービーだけでいきなりノリノリになって恐怖なんだけど。

その賢者セリフも流れもコピペだし。

賢者に魅力がない

前述した通りムービーコピペ

賢者個性もなく顔も覆われていて見えない。

封印戦記でキャラとして個性は出たんだろうけど、ティアキン本編ではマジでコピペすぎてつまらん。

あくまで英傑の子孫やチューリたちがメインなのもわかるけど、別にコピペにしなくてもいいやん??

なんで同じセリフを4回も聞かされなあかんの?

敵がキモい

ブレワイに比べて敵が格段にキモくなった。

ゼルダシリーズは元々キモい敵がいたけど、ブレワイはめちゃくちゃキモい敵がいなかったか拒絶反応が出た。

ガーディアンは可愛かったんだけど。



ゼルダ姫、過去に行っても無能

せっかく未来を知っているのに過去やらかしてまたリンクに託すってなに?

結局またリンク頼みかよ。

あの女何考えてんの?龍になっても全然可愛くないしさ。

ガーディアンやシーカータワーが消えた理由が浅い

シーカー族技術は消えた、そんなことが起こるのは日常的みたいなことが記事に書かれててショックだった。

ゲーム内でも言及されずに、インタビューで判明するって何?

シーカー族技術が消えた=古代技術のことだろうけど、鳥望台とかシーカー族の服には技術が使われてるから少しくらい言及されててもいいのにとは思った。

ブレワイをやりこんできてストーリーが好きだった自分にとってはティアキンはつまらん。

Permalink |記事への反応(0) | 05:57

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2026-02-04

anond:20260204004727

認知心理学では、既知の概念から少し離れただけのもの面白く感じ、大きく離れたものには恐怖や嫌悪を感じると言われる

古代生物現代生物から大きく離れた存在から気持ち悪く感じるんだろう

Permalink |記事への反応(0) | 01:36

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古代生物ってなんでキモいんだろ

Permalink |記事への反応(1) | 00:47

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2026-02-03

anond:20260203092152

裁判官のやつって思考ゼロで全✕が鉄板だよなあ

事情に詳しい人が✕つけてるのを応援しなきゃね

あと「やめさせたい裁判官バツをつけてください」っていう直球の説明がなんか古代直接民主制っぽくてすこ

Permalink |記事への反応(0) | 11:21

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anond:20260203103951

古代ラピュタ語で

「メラ」は笑っている

「ン」許せない

当時「ス」は発音せず伸ばすのが正しい読み方だった

Permalink |記事への反応(0) | 10:44

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2026-02-02

日本の男の40~50%が大陸駆逐された古代の弱男遺伝子をもってるの、アッ…なるほど察し

本当に全部納得できる

Permalink |記事への反応(0) | 12:15

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2026-02-01

他所規範を持ち出してくるとかでもなく、単純に理屈として内在的に変じゃないの、みたいな話をしただけでも「コイツ冷笑野郎だ!」みたいな事言い出す奴が多すぎる

大事大事な(任意の何か)に疑問を呈するとは、コイツアンチに違いない!

みたいな考えが働いてるのか

そうだとしたら中世古代から何も変わっていないな

あるいは単に、こういう単語が出てきた、こういう話の流れということはこういう内容に違いない!と相手の主張を勝手に補完(というか改変か)した挙げ句、その部分に対して勝手に怒り出しているのか

これはありがちな揶揄でなく、まさに現代文が苦手な人間典型だな

反知性以前に、反するほどの知性も知らなさそう

なんか冷笑って言っておけば何か批判性を帯びているかのように思ってるような奴が増えたけど、ニヒルシニカルとペシミスティックの違いも分からないような人が多い世の中でこんな言葉流行ったのもかなりアレな気がする

他人バカという奴こそがバカなんだ、なんて陳腐レトリックと同じ程度の意味合いで受け取られてるのかもしれんけど

無知の知、なんてのもジャパニーズ謙遜美徳か、そこに居直っていれば安全でいられるだなんて予防線に使われるのがせいぜいだし

大学レポートにでも書けばC評定のつくような当たり障りのない一般論を言うのが「正論」だったりするし

Permalink |記事への反応(0) | 19:09

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三大ハルキ

村上春樹

ハルキゲニア古代生物

あとひとつは?

Permalink |記事への反応(3) | 13:53

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2026-01-31

暴走フリーレン

1. 起:遭遇

イベント:未踏の原生林開発計画ドローン部隊が謎の消失

接触:調査隊が遭遇したのは、ボケエルフの老婆。会話は成立せず、彼女ドローン「鳥」と呼び、戦車を「魔物」と呼んで魔法で吹き飛ばす。

現象:現代の対魔導防御(アンチマジック)が機能しない。彼女魔法OSを介さない「生コード」のようなもので、解析不能

 

2. 承:エスカレーション

第一攻撃: 軍は「最強の通常兵器(対要塞バンカーバスターや気化爆弾)」を投入。

結果:彼女の「防御結界」の前に傷一つ付けられず、逆に結界の反射で部隊が半壊。彼女は「雨が強くなってきたね」程度にしか認識していない。

対策会議:物理攻撃無効性が判明。「環境破壊も辞さな核兵器戦略対消滅魔法)の使用」が提案されるが、汚染リスクから反対意見も出る。

プラン: 「魔法には魔法を」。世界中からSランク魔導師現代魔法科学者や特殊部隊員)を招集し、彼らの魔力を連結した「超極大魔法」で結界突破する作戦立案される。

 

3. 転:現代魔法 vs伝説

集結:プライドの高い現代エリート魔法使い集団が集まる。「古代遺物ときに」と舐めている。

攻撃: 粋を凝らした「超極大魔法サテライトキャノン級の術式)」が発射される。

主人公気づき:攻撃直前、主人公彼女の持っていた遺物聖典等)から彼女が「葬送のフリーレン」本人だと確信する。「あれに魔法勝負を挑んではいけない!」と叫ぶが、攻撃は止まらない。

防御:彼女は迫りくる極大魔法を「一般攻撃魔法ゾルラーク)」の通常射撃だけで相殺、あるいは「魔法を解除(ディスペル)」して霧散させてしまう。

フリーレン「今の魔法使いは、派手なのが好きだねぇ。隙だらけだよ」

 

4. 結:一番の宝物

最終手段: 万策尽きた軍部は、ついに核兵器(またはそれに準ずる禁忌兵器)の使用ボタンに手をかける。

決着: その時、彼女が森全域に展開したのは、攻撃魔法ではなく「花畑を出す魔法」。

解析不能な多重構造の術式が、兵器の照準システム火薬化学構造を書き換え(あるいは物理的に花に変え)、戦闘行為のものを無力化する。

 

エピローグ:

森は花で埋め尽くされ、軍は戦意喪失撤退

「超極大魔法」の失敗と「花」奇跡は、現代科学への敗北として、あるいは新たな研究対象として世界に衝撃を与える。

彼女はまた静かな生活に戻る。「ヒンメル、これでよかったのかな」と呟きながら、主人公が残していった現代ガジェットをいじる。

 

anond:20260131214739

Permalink |記事への反応(1) | 21:57

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2026-01-29

漫画旧約聖書エジプト人ユダヤの民に酷い 船作って洪水呼んだる」

漫画で新訳聖書古代ユダヤ教酷くね」

 

漫画日本書紀「正徳は裁判官らは酷いと強く考える」

漫画古事記「正徳消したった」

なんで似てんの

Permalink |記事への反応(1) | 14:11

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2026-01-28

anond:20260127205647

趣味関係や興味を持った分野の超ニッチな調べものにたくさん使ってる

神様キャラクターとして出てくる漫画一神教信者はどう思っているか」とか

「○○という料理歴史古代の原型まで遡って教えて」とか

「生き物が嫉妬という感情を持つのはどういう進化上の利点があったからなのか」とか

こういうことはググっただけでは出てこない

Permalink |記事への反応(0) | 10:56

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2026-01-27

anond:20260127141239

人間ってほんとに古代からなんか拝んで来たんよ

文明が発達したからといって拝まなくて平気とはならん

スピとか宗教バカにするのは、逆に人間を誇大評価しすぎてて、どうにもならんときに拝む対象がなければないほど変なもの依存することになる

わりと信者の多い伝統宗教無難信仰してるぐらいのほうが安全

Permalink |記事への反応(0) | 14:26

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2026-01-25

anond:20260125132556

福岡は守りに弱いので

開かれてる一方で古代から海賊の襲撃受けてた実績もあるんよね

Permalink |記事への反応(0) | 13:30

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2026-01-24

anond:20260124113430

古代宇宙人が、人間創造した。

人間の知性と、動物の知性の間に極端な差があるのは、人間が造られた存在から

Permalink |記事への反応(0) | 11:39

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anond:20260124081551

味噌起源古代中国

キサマが感じているのは日本では無い!

中国なのだァ🇨🇳

Permalink |記事への反応(0) | 08:37

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2026-01-21

anond:20260121132054

古代中国周辺諸国につけた名前ってだいたい現地の発音によく似た音の漢字を当てはめただけなんで何の意味もないと思うよ

Permalink |記事への反応(2) | 13:23

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2026-01-18

ウホウホしてた頃の人類ってどうやって赤ちゃん育ててたん?

娘がハイハイしてるの見て、古代の子育てを想像してみたんだけど、綺麗な床も無い時代にどうやって子育てしてたん?

まさか地べたを這いずり回らさせてたわけでもアルマーニ

Permalink |記事への反応(2) | 23:39

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【時評】貫かれる白虹、沈黙するペン――百年の轍を踏むメディアの欺

歴史は韻(いん)を踏むというが、それは時に残酷なまでの既視感として我々の前に現れる。

一九一八(大正七)年、言論の自由を死守すべきジャーナリズム国家権力という巨大な壁に膝を屈した「白虹(はっこう)事件」。

そして令和の今日台湾情勢を巡る高市首相の答弁に動揺し、思考停止に陥る現代メディアの姿。

これら二つの事象は、単なる政治の混迷ではなく、一世紀を経てもなお変わらぬ、日本マスメディア本質的な「脆弱(ぜいじゃく)」を露呈させている。

虎の尾を踏んだ「白虹」の筆禍

白虹事件という言葉を知る者は、現代では稀(まれ)かもしれない。しかし、この事件こそが日本ジャーナリズム去勢し、後の軍靴の響きへと道を開いた決定的な転換点であった。

当時、米価の高騰に喘(あえ)ぐ民衆の怒りは「米騒動」として全国に飛び火していた。

批判の矛先は寺内正毅内閣と、利権を貪(むさぼ)る政商へと向けられた。

その急先鋒に立っていたのが、大阪朝日新聞である

同紙は一九一八年八月、米騒動の背後にある社会矛盾を指摘する記事の中で、

「白虹日を貫けり(はっこうひをぬけり)」 という中国古典戦国策』に由来する一句引用した。

「白い虹が太陽を突き刺す」――。

これは古代中国の天象解釈において、武器を持った臣下君主殺害する兵乱の前兆とされる。

太陽天皇象徴、白い虹を反乱の武器と見なした当局は、この記事を「安寧秩序を乱す」不敬な扇動であるとして、新聞紙違反起訴

発行禁止という組織死刑宣告を突きつけたのである

これに対し、大阪朝日経営陣が選んだ道は「ジャーナリズム殉教」ではなかった。

彼らは社告で自らの非を認め、社長以下幹部が退社。

政府軍門に降ることで組織の存続を図った。

以後、同紙は急進性を失い、権力の顔色を伺う「翼賛」への道を一歩踏み出すこととなったのである

相似形としての「台湾有事」答弁

翻(ひるがえ)って現在高市首相国会答弁で「台湾有事が存立危機事態になり得る」と踏み込んだ発言を行った際のマスメディアの反応はどうであったか

中国政府が「一つの中国」という彼らにとっての「神聖国体」に触れたとして猛反発し、経済的威圧をも示唆した途端、

国内メディアの多くは、あたかも「不敬」を咎(とが)めるかつての内務省のように、その「不用意さ」を論い、緊張緩和を優先せよとの合唱を始めた。

ここで問われるべきは、高市氏の政治妥当性ではない。

国家の核心的なタブー(=国体的な要素)」に触れた言葉に対し、メディアが即座に「静止」や「回避」のバイアスをかけるという構造のものだ。

かつては「天皇神格化」という国内国体言論を封じ、今は「大国への外交的配慮」という疑似的な国体が、事実上報道自主規制を強いている。

どちらも、国家や外部権力が設定した「虎の尾」を避けることを最優先し、事の本質――すなわち、国民が直面している真のリスク直視させることから逃げているのではないか

「反権力」というポーズの内実

日本メディアは、平時には些末(さまつ)な不祥事揚げ足取りをもって「反権力監視役」を自演する。

しかし、いざ国家の根幹を揺るがす安全保障や、他国とのパワーバランスといった真に重い論点、すなわち「現代国体」と呼べる領域に話が及ぶと、突如として腰が引ける。

メディア役割とは、国民保有する「知る権利」を具現化し、権力意志を透明化することにあるはずだ。

それが国内権力であろうと、中国のような強大な外国権力であろうと、そこに国民の命運を左右する「真実」があるならば、メディアは不敬や摩擦を恐れず、白虹となってその核心を貫かなければならない。

百年前、大阪朝日が社に掲げた「不偏不党」の看板は、弾圧を前に色あせた。

現代メディアもまた、表面的な正義の裏側で、同じ轍(わだち)を踏んでいないか

権力意図忖度(そんたく)し、タブーの前で立ち止まる存在であるならば、それはもはやジャーナリズムではなく、単なる「広報機関」への堕落である

歴史の白虹は、今も我々の空を貫いている。

その下で沈黙を守るペンの罪深さを、我々は今一度、厳しく問い直すべきである

感想

こういう内容のコラム書いてってお願いすると書いてくれるのはやっぱりAIすごいなと思う一方で、

これ不偏不党の成立経緯を間違って認識していますね。

不偏不党は、白虹事件を機に成立したもので、「どの政党にも偏らない」という積極的自由宣言ではなく、

政府と正面から衝突するような過激な主張を捨て、企業安全保証される範囲内で報道する」という、いわば「去勢」の宣言だったはず。

Permalink |記事への反応(0) | 11:27

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anond:20260118023658

やっぱお前よりAIの方が賢いよ🤩



結論から言うと――

聖書に“同性愛者を石打ちにしろ”と書いてある」という理解は、半分は事実で、半分は誤解です。

順を追って説明します。

① 実際にある記述旧約聖書

旧約聖書レビ記20章13節に、次のような一文があります

「もし男が女と寝るように男と寝るなら、二人は忌むべきことをしたので、必ず殺されなければならない。彼らの血は彼らに帰する。」

ここには

同性愛行為特に男性同士)

死刑

が明確に書かれています

当時のイスラエル社会では、死刑方法として石打ち刑が一般的だったため、

石打ちにしろ」と理解されるようになりました。

👉 この点では事実です。

② ただし重要な前提がある

この記述には、現代で語られる際にほぼ必ず省略される重大な前提があります

それは:

これは

古代イスラエル宗教国家における律法モーセ律法

だということです。

同じレビ記には、次のような規定も並んでいます

安息日に働いた者 →死刑

• 親に逆らう子 →死刑

不倫死刑

• 近親婚 →死刑

• 異教の神を拝む →死刑

まりこれは

道徳一般」ではなく

古代宗教国家国内

でした。

現代倫理人権思想とは前提がまったく違う世界です。

キリスト教はこの律法をそのまま使わない

ここが最重要ポイントです。

キリスト教特に流派)は、

• 旧約の律法食事規定死刑規定など)は

👉イエスによって“法としては終了した”

理解しています

新約聖書ではイエス自身がこう言います

「罪のない者が、まず石を投げなさい」

ヨハネ8章)

これは姦通不倫)で死刑にされそうになった女性を救った場面です。

まりイエス

律法による処刑否定しています

このため、

現代キリスト教

ゲイ石打ちにすべきだ」

と主張する教会は、ほぼカルトか極端原理主義です。

④ ではキリスト教同性愛をどう見ているか

ここは分かれます

大きく3つの立場があります

保守派

同性愛行為は罪と解釈する

• ただし処罰差別否定

• 「行為」と「人格」を分ける

中道

聖書文脈古代文化依存

現代同性カップルとは別物

リベラル

同性愛のものを罪と見なさな

同性婚も認める教会欧米では多数)

現在カトリック教会ですら、

• 「同性愛者は尊厳もつ存在であり、差別は罪」

公式に明言しています

まとめ

事実か?

旧約聖書には、同性愛行為死刑を科す記述がある(事実

しか

• それは古代イスラエル宗教国家法律

キリスト教はそれを現代社会適用しない

イエス自身石打ちを否定している

という点が抜け落ちたまま

聖書ゲイを殺せと言っている」と語られることが多い、というのが実情です。

もし興味があれば次に、

• なぜこの箇所だけが現代で強調されるのか

• 同じ聖書でも“都合よく無視されている規定

• なぜ政治的差別文脈で使われやすいのか

といった点も解説できます

Permalink |記事への反応(0) | 03:03

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2026-01-17

[読書]2025年に読んだ本、後編

7月

読書(15冊+α)

円城塔コードブッダ機械仏教縁起

円城塔「去年、本能寺で」

円城塔「長い豚の話」(日経新聞連載短編

エーリッヒ・フロム「愛するということ」★★★

フィリッパ・ペリー「身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本」

小泉悠、山口亮「2030年戦争

鳥飼将雅「ロシア政治プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔」

宇佐和通「AI時代都市伝説:世界をザワつかせる最新ネットロア50」

深津貴之、岩元直久「ChatGPTを使い尽くす! 深津式プロンプト読本

廣田龍平「ネット怪談民俗学

大宮冬洋「人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代幸せのつかみ方」

佐藤賢一「王の綽名

飯田一史「「若者読書離れ」というウソ:中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか」

大田俊寛現代オカルトの根源霊性進化論の光と闇」★

セス・スティーヴンズ=ダヴィウィッツ「誰もが嘘をついているビッグデータ分析が暴く人間ヤバい本性」★★

秦正樹「陰謀論民主主義を揺るがすメカニズム

漫画(4冊+α)

ハミタ「とっても短編漫画集」一巻~三巻

福島聡少年少女」一巻~四巻

一話完結漫画(2冊)

日向あお助「バニー好きだよね」(単話)。

恋紙屋「夜にバニーは(ベッドで)跳ねる」

美術

「黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」於・松濤美術館

新江ノ島水族館

雑感

 やっぱりエーリッヒ・フロムはいい。たぶん自分特に気に入っている思想家だ。

 このあたりからスピリチュアリズム自己啓発の背景にある思想とその明暗テーマに本を選び始める(陰謀論まで行っちゃったのも含めて)。

 多分最後SF小説を読んだのはこのあたり。SFっぽい漫画は読むことがあっても小説は読んでいない。新人賞を追うのも去年あたりでやめている。

余談だが、自分が好きなSF科学技術それから人間未来を選ぶ力を信頼したものだった。もちろん、社会学的なものや悲観的なものも大好きだが、それらはどちらかと言えばaquired tasteである。一番深く心が動くのは前者だ。

 ところで、わざわざ買った同人誌メモしてもしょうがいかもしれないが、書かないにもなんだか居心地が悪い(記録魔)。

8月

読書(9冊)

奈津子新版賄賂〉のある暮らし市場経済化後のカザフスタン」★

加地伸行儒教とは何か 増補版」

アナ・カタリーナ・シャフナー「自己啓発教科書禁欲主義からアドラー引き寄せの法則まで」

ジェイムズ D.スタイン不可能、不確定、不完全―「できない」を証明する数学の力」★★

尾崎俊介アメリカ自己啓発本でできているベストセラーからひもとく」★★★

井奥陽子近代美学入門」

坂井豊貴「多数決を疑う社会的選択理論とは何か」

野尻抱影星座のはなし」

野尻抱影「続・星座のはなし」

漫画(9冊)

荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ」六巻

岩宗治生「ウスズミの果て」一巻~三巻

こるせ「伽藍の姫」一巻~二巻

岩宗治生「ウスズミの果て」 四巻

肋骨凹介「宙に参る」五巻

熊倉隆敏もっけ」一巻

アニメ

フードコートで、また明日。」全話

テレビ

NHKスペシャル 堺雅人が巡る古代エジプトピラミッド透視ツタンカーメンの謎」

NHKスペシャル堺雅人が巡る古代エジプト!謎の王ブラックファラオ実像に迫る」

ゲーム

「ニーア・オートマタ End of Yorha edition」(XYエンド以外回収)

美術

彼女たちのアボリジナル・アートオーストラリア現代美術」於・アーティゾン美術館。

コレクション展 第2期 特集:新収蔵作品のご紹介」@岩手県立美術館

小岩井農場まきば園

啄木新婚の家盛岡市内)

雑感

 八月は読んだ本が少ない。普段通勤時間に本を読んでおり、お盆休みがあったためだ。

代わりにというわけではないが、ちょうどゲームクリアした。普段ゲームをしないので難易度を下げて楽しんだ。別にやり込みたいわけではなく、ストーリーを終えればそれでいいと感じている。だが、自分人生ゲーム必須の要素ではない気がする。

 ところで、数年ぶりに(十年近い?)アニメを見たのだが、これはたまたまコロナから避難するために泊まったホテルで視聴した。一話完結だし、青春時代を思い出すし、あまり疲れない。テレビ番組が記載されているのは、自分テレビを見る頻度の少なさを示している。

9月

読書(14冊)

レト・U.シュナイダー「続狂気科学: 真面目な科学者たちの奇態な実験」★★

トーマス・トウェイツ「人間をお休みしてヤギになってみた結果」

中村圭志「亜宗教オカルトスピリチュアル疑似科学から陰謀論まで」★★★

徳仁親王「テムズとともに英国の二年間」★

トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇」

トルストイ民話イワンのばか」

ロジャー&チャーリー・モーティマー「定職をもたない息子への手紙

トーマス・トウェイツ「ゼロからトースター作ってみた結果」

監修・訳注中村啓信「風土記現代語訳付き」

監修・訳注中村啓信「風土記現代語訳付き」

烏谷昌幸「となりの陰謀論

今井むつみ「「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーション本質解決策」

岡瑞起、橋本康弘「AI時代質問力プロンプトリテラシー 「問い」と「指示」が生成AI可能性を最大限に引き出す」

山本栄二、中山雅司「国連入門 ――理念現場からみる平和安全

漫画(6冊)

瀬野反人ヘテロゲニアリンギティコ 〜異種族言語学入門〜」一巻。

熊倉隆敏もっけ」二巻~五巻。

葵井ちづる「イジワルコネクト【DLsite限定特典付き】」

映画

ヤン・シュヴァンクマイエル「蟲」@シアター・イメージフォーラム

大長編ローマン万博大爆発 TAROMAN」@TOHOシネマズ渋谷

美術

諏訪敦|きみはうつくしい」於・WHATMUSEUM

雑感

 皇室文章結構フランク楽しい。あと、著者略歴に「二〇一九年、即位」と書かれていて、何も間違っていないのにレア過ぎてちょっと笑ってしまった。

 僕は超細密画はあまり評価していないのだが、諏訪敦は結構気に入っている。たぶん作品に取り組む姿勢モデルに対する丁寧な態度が好きなんだろう。それから、母を亡くして、具象表現ができなくなったらしい。残酷な言い方が許されるならば、芸術家が傷ついたり何かを学んだり、逆に精神が安定してして作風が変わってしまう瞬間に、とても興味がある(藤田嗣治戦後に人工的な人形のような子供たちばかり書くようになった契機が知りたいし、精神が穏やかになった後のムンク作品にも関心がある・結婚後にシーレ作品良識的になってしまったのにも)。

今月は久しぶりに映画が見られてうれしい。シュヴァンクマイエル作品自分過去作品解体し、評論するような内容だった。

10月

読書(14冊)

阿刀田高コーランを知っていますか」

遠藤周作「古今百馬鹿 狐狸庵閑話」

彬子女王「赤と青のガウンオックスフォード留学記」★

高野秀行「酒を主食とする人々エチオピア科学秘境を旅する」

瓜生中、監修「雑学3分ビジュアル図解シリーズ仏像

浮橋美頭、浮橋啓介「こんにちはトーテム・ポール

内山節「日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」

羽田正冒険商人シャルダン

島本英明もっと知りたいモディリアーニ 生涯と作品 (アートビギナーズコレクション)」

新見隆「もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品 (アートビギナーズコレクション)」

高橋敏「江戸教育力」

桜井啓子「シーア派 台頭するイスラーム少数派」★★

末永幸歩「「自分だけの答え」が見つかる 13歳からアート思考」★★★

今泉忠明 (監修)「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典

漫画(4冊)

熊倉隆敏もっけ」六~九巻。

美術

円山応挙革新者から巨匠へ」於・三井記念美術館

雑感

 高野秀行は定期的に読んでいる。アートビギナーズコレクションも定期的に読みたくなる。次に何を読むか迷ったときに重宝する。ただし、美術館に行く途中で読むと、なんだか美術鑑賞に向けるエネルギーをそこに分けなきゃいけない感じがしてしまう(図書館で借りているので読むタイミング的にそうなることがある)。なお、このシリーズは冊数が多い割には下山観山や英一蝶の巻がない。あと、本によっては作者の思想がすごく偏っている。

11月

読書10冊)

松井文恵、安田茂美「写実絵画とは何か?ホキ美術館名作55選で読み解く」

ジョナサンカラー文学理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)」

加藤徹後宮から唐・五代十国まで」

加藤徹後宮から清末まで」

石井清純「禅問答入門」

秋月龍珉「無門関を読む」

アンドリュー・スチュワート情報セキュリティの敗北史:脆弱性はどこから来たのか」★

尾崎俊介ホールデン肖像ペーパーバックからみるアメリカ読書文化」★★

遠藤みどり日本後宮天皇女性たちの古代史」

野坂昭如エロ事師たち」★★★

漫画(1冊)

こるせ「伽藍の姫【イラスト特典付】」三巻

同人誌(1冊)

六畳「××××の結果で×××する××」(苦手な人がいるだろうと思うので伏字

美術

「カルン・タカール・コレクションインド更紗世界をめぐる物語」於・東京ステーションギャラリー

CREVIAマチュピチュ展」於・森アーツセンターギャラリー

30周年記念展「ALL OFEVANGELION」於・東京シティビュー

旅行

平等院鳳凰堂、鵬翔館、宇治神社宇治上神社源氏物語ミュージアム

テレビ番組

知的探求フロンティアタモリ山中伸弥の!? ヒトはなぜ音楽を愛するのか」

NHKスペシャル「イゾラド 最後の森の奥で」

雑感

 野坂昭如で久しぶりに文学を読む楽しみを思い出した。

自分欲望コントロールできず、性欲などに負けてしま人間の話が好きだ。現実生活では正しくいるよう求められるのだから、せめて虚構の中では人間ダメさを許してほしい。そうでなければ、現実世界良識を守れない、とまではいわないが、ダメな人をダメなまま表現されていると、それを読むことで、何か許されたような気持ちになれる。

 他には禅問答について読んでいる。

 あと、尾崎俊介ロマンス小説について述べているあたりが面白かった。なんでジェンダー平等が叫ばれる時代に、一見するとあえて古典的に見えるストーリー必要とされているか、一つの知見を得た。

12月

読書和書3冊、洋書1冊)

J. R. R. Tolkien「TheHobbit」Harper Collins Publishers。和書文庫換算二冊。★★★

伊藤盡「指輪物語エルフ語を読む」

尾崎世界観「祐介・字慰」★

丸谷才一「輝く日の宮」★★

漫画

ファーストコンタクト 窓口基作品集 【電子コミック限定特典付き】」

映画

落下の王国4Kデジタルリマスター」於・ル・シネ渋谷宮下

雑感

 丸谷才一が相変わらず面白かったので(僕はメタフィクションが好きだ。時にはわざとらしくなってしまったり作者の自分語りに堕したりするリスクもあるが、うまくいくとこれは気持ちがいい)ブコメで進められた全集を手に取ろうとしたら、地元図書館にはなかった(正確には、引っ越す前の自治体のにはあった)。さてどうしよう。

 洋書を読み始めた。あらすじは覚えているが細部はよほど印象的なシーンでないと覚えていない。

 トールキンの場合樹木描写が細かく、いろんな種類の木が出てくるのだが、そもそも僕のほうが樹木知識に乏しく、和訳を読んでも細かくイメージできない(束教授ごめんなさい)。児童文学とは言え、二世代前の英語なので語彙やスペルが違うし、手加減せずに平気で難しい言葉を使う。

ナルニア」を読んだときも、例えば身近でない船舶部品などの語彙で苦労した覚えがある。

落下の王国」では久しぶりに交響曲を聞いたがやっぱりいい。

 窓口基は暴走するテクノロジー世界観の考察を楽しんだ。SFが好きだったもう一つの理由であり、一番ワクワクするところだ。この人はグロゴアも書けるらしいのだが(なんにでも科学的な興味がありすぎて、人体を破壊可能な一つの素材として見てしまっているのかもしれない)、「苦手な人はこの先読まないで」と警告できるので、自分狂気コントロールできるタイプの人であり、そこが好印象。

 ケーブルテレビで「その着せ替え人形は恋をする」をやっていたのだが、感傷マゾ発症しなかったのは、僕の精神が変化したからかもしれない。原作漫画を買おうかとも思ったが、実はそこまでコスプレに興味がないと思い直した。そもそも年末年始に向けて漫画セールで買い込んだが、トールキンを読み続けており、全然手を付けていない。

 漫画小説と同じで、長編を読むには訓練がいる。ご覧の通り短編集や一話完結ものばかり読んでいる。

 来年は「指輪物語」の原書を読み終えたら、国連政治学、第二次世界大戦日本軍、それから依存症のあたりの知識の補足がしたい。あとは意識科学だなあ。

 洋書だとどうしてもペースダウンする。開き直って冊数を気にしないようになれそうだ。あとは、トールキンを読み終えたらドイツ語をやりたい(言うだけならタダ)。

 実際にドイツ語をやるかどうかはともかく、読書記録を始めたのは大学に入ってから二十年、知的な本を読もうと志してからもっと経過している。いたずらに、明確なゴールもなく、知識を得続けようとする行動パターンに変化が欲しい。美術館についても、あまり行かない場所や行ったことのないところに行きたい。(ただしドイツ語をやって何かの原書に挑戦したら一年がかりのプロジェクトになりそうで、そうなると知識習得には多大な遅れが発生する)

追記

カテゴリ[読書]クリックすれば2020年まで読めます。m(__)m

ただし、全てが自分の物ではありません。

Permalink |記事への反応(2) | 08:39

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[読書]2025年に読んだ本、前編

1月

読書(14冊)

藤井一至「土地球最後ナゾ100億人を養う土壌を求めて」

阿部勤也「西洋中世男と女 聖性の呪縛の下で」★★★

横山祐典「地球46億年気候大変動炭素循環で読み解く、地球気候過去現在未来

藤井一至「ヤマケイ文庫 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち」

文學界編集部「大解剖!文學界新人賞」

主婦の友インフォス情報社「事故物件サイト大島てる絶対に借りてはいけない物件」(再読)

上遠野浩平恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-」★

菅沼 悠介「地磁気逆転と「チバニアン地球磁場は、なぜ逆転するのか」

伊藤聡「神道とは何か 神と仏の日本史」★★

佐藤康宏「もっと知りたい伊藤若冲 生涯と作品改訂版

鎌田浩毅「地学ノススメ 「日本列島のいま」を知るために」

岡田莊司、小林宣彦「日本神道史(増補新版)」

島尾新「もっと知りたい雪舟 生涯と作品

ヴィンチェンツォ・ヴェヌート「生きものたちの「かわいくない」世界動物行動学で読み解く、進化と性淘汰」

漫画(3冊)

いがらしみきおぼのぼの人生相談自分しまちゃうのをやめないとさ」」

森薫乙嫁語り」15巻

ちょめ「室外機室 ちょめ短編集」

美術

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類系統~」於・国立科学博物館

雑感

 昨年に引き続いて阿部勤也を読んでいる。歴史系の本は雑学が増えて楽しいし、現代で当然とされていることが全く通用しない世界イメージできるので、自分価値観が相対化できる(時折正しいかどうかだけが自分判断軸になり、どう感じているかおざなりにしがちなので大事)。他には地学や土壌が気になってたようだ。

 なお、昨年までやっていた星印の評価はやめにした。同率二位とか三位とかを考えるのが面倒だったからだ。……とか思ってたけどやっぱり直感でやることにした。

2月

読書(13冊)

藪本勝治「吾妻鏡鎌倉幕府正史」の虚実」

乙一「TheBookjojo’s bizarreadventure 4thanother day~」

柴田勝家岸辺露伴は嗤わない短編小説集」

榎戸洋司フリクリ」一巻、二巻、三巻★★

鈴木結生「ゲーテはすべてを言った」

志村史夫「古代世界の超技術改訂新版〉 あっと驚く「巨石文明」の智慧

仁藤 敦史「加耶任那古代朝鮮に倭の拠点はあったか

饗庭淵「対怪異アンドロイド開発研究室

比奈秋「サンショウウオ四十九日

松永K三蔵バリ山行」★

ガルシアマルケス百年の孤独」(再読)★★★

漫画(4冊)

コタニヨーコ「夏が、僕らの世界を見ていた」

熊倉献「春と盆暗」

浅白優作「スターウォーク」一巻

海島千本プリズムの咲く庭 海島千本短編集」

観た

フリクリ

美術

貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」於・国立科学博物館

異端の奇才ビアズリー展」於・三菱一号館美術館

特別展「魂を込めた 円空仏 ―飛騨・千光寺を中心にして―」於・三井記念美術館

雑感

 久し振りに芥川賞を読んで面白いと感じた。自分の好みは、語り手が男性で、非常に知的であるか(丸谷才一をこの年読んだのはそのため)、怒りや暴力性などを抱えている作品にハマることが多い。もちろん例外も多数ある。というか読書趣味例外だらけだ。

 あとは、高校生以来で「百年の孤独」を再読したが、当時と比べて複雑なストーリー理解する能力が向上していたとわかったのは嬉しい。

ジョジョ」や「フリクリ」など、すでに知っている物を手に取ったのはファン心理かもしれないし、これは外れないだろうというある種の安心(または怠惰さ)かもしれない。面白かったけれどね。

3月

読書(15冊)

志村史夫「古代日本の超技術新装改訂版〉 あっと驚く「古の匠」の智慧

田原史起「中国農村現在 「14億分の10億」のリアル

越智啓太「眠れなくなるほど面白い 図解犯罪心理学

中島恵「日本のなかの中国 (日経プレミアシリーズ) 」

篠田謙一「新版日本人になった祖先たち―DNAが解明する多元的構造 (NHKブックスNo.1255) 」

小牟田哲彦日本鉄道廃線史-消えた鉄路の跡を行く」

シュリー・ウォード「ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う」

「生誕150年記念モンドリアン純粋絵画をもとめて公式図録」

「生誕100年ジャクソン・ポロック展 JACKSON POLLOCK[図録]」

鈴木真弥「カーストとは何か-インド「不可触民」の実像

池澤春菜わたし孤独な星のように」

三島由紀夫潮騒」★

若宮總「イランの地下世界」★★

永田生慈監修・解説北斎漫画第一巻」

丸谷才一「横しぐれ」★★★

美術

特別展 慶珊寺と富岡八幡宮の名宝―『大般若経』が語る中世東国史―」於・金沢文庫

高松塚古墳壁画館、四神の館

特別展鉄道で巡る聖地 近代ツーリズム橿原神宮

雑感

 遺伝人類学が気になっていた模様。

 また、この月は数年前に行けなかった美術展の図録を買って楽しんだ。たまたま行けなかったり、コロナ禍で自粛してしまったりしたもので、ずっと喉の小骨のように行けなかった後悔にさいなまれていたのだが、すっきりした。

4月

読書(15冊)

永田生慈監修・解説北斎漫画 第二巻」

丸谷才一「樹影譚」

永田生慈監修・解説北斎漫画 第三巻」

スタインベックハツネズミ人間」(齊藤昇訳)★★

ハンフリー・カーペンター「J. R. R.トールキン 或る伝記」

チョーサー「完訳カンタベリー物語(上)」

J. R. R.トールキン「農夫ジャイルズの冒険トールキン小品集」

チョーサー「完訳カンタベリー物語(中)」

J. R. R.トールキン妖精物語の国へ」

チョーサー「完訳カンタベリー物語(下)」

A. A.ミルン「クマのプーさんAnniversary Edition」

A. A.ミルン「クマ横丁にたった家Anniversary Edition」

エーリヒ・ケストナー池内紀訳「飛ぶ教室」★★★

ジェームズ・M・バリー「ピーター・パンウェンディ

下村智恵理「天網恢々アルケミー」★

漫画(+α)

凸ノ高秀「ぼーんずあんどがーるず」(ウェブコミック

美術

特別展古代DNA日本人のきた道―」於・国立科学博物館

チームラボボーダーレス麻布台ヒルズ

雑感

 児童文学が多い。「飛ぶ教室」は男子校卒業して二十年余りの自分にはとても良く刺さった(小さい頃にもらったのだがパラパラめくっただけだった。たぶん自分の中の男性性を求める心が強く目覚めていなかったんだろう。あるいは、一生付き合っていきたいという友人に出会う前だったからかもしれない)。また、今まで触れてこなかったトールキン作品に触れて楽しかった。これは十二月洋書による再読の遠因となる。

 スタインベック障害観が少々古いが、無駄な場面がなく、悲劇としての構成が美しい。

5月

読書(8冊+α)

J. R. R.トールキン「終わらざりし物語(上)」★★★

J. R. R.トールキン「終わらざりし物語(下)」★★

るるぶ神戸’25 紙書籍版」

斎藤英喜「陰陽道の神々 決定版」

原田隆之「入門犯罪心理学

宮田登江戸はやり神

湊一樹「「モディ化」するインド ――大国幻想が生み出した権威主義」★

鈴木正崇「山岳信仰日本文化の根底を探る」。

J. R. R.トールキン著、クリストファートールキン編「ベレンルーシエン

美術

相国寺承天閣美術館開館40周年記念 相国寺展―金閣銀閣鳳凰がみつめた美の歴史

うろこの家・展望ギャラリー山手八番館、北野外国人倶楽部、坂の上の異人館

神戸須磨シーワールド

湊川神社宝物殿

その他諸々神戸観光地

ゲーム

クインティ

雑感

 いつもの月と比べて大変に少ない。今月は休みの日に読まなかったのと、「終わらざりし物語」が上下巻それぞれ五百ページ超えと大変に長かったためである。四月までの分を加えれば平均して月十冊は読めているし、味わわずに読み飛ばすよりははるかにましである。というか、三月四月と十五冊読んでるじゃないかプラスマイナスなし。

 年始から神道をはじめとした日本信仰について読んでいる。記紀記載のない神々や、民間信仰仏教との混交などの知識が増え、日本神話についての解像度が上がった気がする。

 なお、「クィンティ」はファミコンゲームで、これをスイッチプレイした。祖父の家に合ったもの子どもの頃はクリアできないなりに楽しんでいた。スイッチの巻き戻し機能を利用してやっとクリアした。

 余談だが昨年はクリアしないなりに「パリア」をプレイしたのだった(結局こういうクエストものや箱庭・スローライフものはそこまで好きじゃないというか飽きるとわかった。スローライフと言いながら結局採取労働をしており、仕事で疲れて帰ってきてやるモチベーションが湧かない)。「Neo Atlas」は二〇二二~二〇二三にプレイしたが結局飽きている。世界探検するのが好きなのはcivilizationで分かっているのだが、通知がひっきりなしに来るので、これもリアル仕事と似ていて疲れた

6月

読書(18冊)

飯島吉晴「竈神と厠神 異界と此の世の境」

松井冬子世界の子友達になれる [図録]」★★

ダニエル・T・マックス「眠れない一族食人痕跡殺人タンパクの謎」★★★

成澤勝嗣「もっと知りたい狩野永徳と京狩野 (アートビギナーズコレクション)」

狩野博幸「もっと知りたい河鍋暁斎 生涯と作品 (アートビギナーズコレクション)」

稲垣栄洋「生き物の死にざま」

田口善弘「知能とはなにか ヒトとAIあいだ」

稲垣栄洋「生き物の死にざま はかない命の物語

渡辺正峰「意識脳科学デジタル不老不死」の扉を開く」

松元雅和「政治哲学講義 悪さ加減をどう選ぶか」

小泉悠、高橋杉雄、太田啓之、マライ・メントラインゴジラvs.自衛隊アニメの「戦争論」」

小塩 真司「「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイド心理学」

綾辻行人「どんどん橋、落ちた」

櫻井武「SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか」

鈴木俊貴「僕には鳥の言葉がわかる」★

信原幸弘、渡辺正峰「意識はどこからやってくるのか」

山極寿一鈴木俊貴「動物たちは何をしゃべっているのか?」

安田峰俊民族がわかれば中国がわかる 帝国化する大国実像

漫画10冊)

荒木飛呂彦岸部露伴は動かない」三巻

福島聡星屑ニーナ」一巻~四巻(全)

坂月さかな「星旅少年」一巻~五巻

美術

「ACNラムセス大王ファラオたちの黄金」於・クレヴィアベース東京

雑感

 軽めの本が多め。

 この後読む皇族の本も含め、学問世界の厳しさに触れる本が多かった。知識を蓄えるのではなく、同じ問題にずっと取り組み続け、微細な差異違和感に疑問を持つ才能がないと、研究者としてやっていくのは難しい(これはうまくできなかった自分を慰めている側面もある)。

 脳科学については、著者の主張や意見ウエイトが大きく、前々から気になっていた意識心の哲学についてはそこまで突っ込めなかった。ジャンル全体の概観をつかむだけなら、おそらくウィキペディアを拾い読みしたほうが早いか

 国際政治インド中国それからロシアの本を今年はよく読んだ気がする。

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