Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「単一民族」を含む日記RSS

はてなキーワード:単一民族とは

次の25件>

2025-10-10

私はパヨク女性ですけど、ネトウヨとチューしました

夜の帳(とばり)が下りるころ、私はいものように革命のためのレタスを育てていました。

私の魂はインターセクショナリティの風に揺れる旗であり、指先は格差是正のためのキーボードを叩くために生まれてきたのです。

しかし、その夜、運命リベラルアーツ教科書には載っていない方向へ急旋回しました。

彼、ネトウヨは、突然、私の家のベランダに、「保守精神」と大書されたダンボール箱に乗って舞い降りたのです。

彼のTシャツには「真実歴史は私のブログにある」とあり、手には「国体護持」と書かれたうちわ

彼はまず、私が育てているレタスを見て、「おい、その緑、特アの色じゃねえか?」と、聞いてもいないのに陰謀論の序章を語り始めました。

私は即座に「家父長制の打倒!」という言葉で反撃しようとしましたが、なぜか口から出たのは「ええと、このレタス有機栽培なんですけど、農協未来についてどうお考えですか?」という、支離滅裂質問でした。

彼は一瞬、「サヨクの罠か?」と警戒しましたが、農協という単語に引っかかったのか、「農協グローバリズムの魔の手から農家を守る、真の愛国者の砦だ!」と熱弁を振るい始めたのです。

そのとき、突如として空からミント味の隕石が降ってきました。それは私たちの間の、「徴兵制の是非」に関する白熱した議論を中断させ、代わりに辺りを強烈な清涼感で満たしました。

「これは…資本主義の爽快な破壊予兆か!」と私は叫びました。

「いや、これは伝統的な日本夏祭り香り酷似している!」と彼は反論しました。

そのミント香りが最高潮に達したとき、彼は私に向かって、まるで憲法改正の条文を読むかのように真剣眼差しで言いました。

「おい、パヨク。お前のサステナブルな目、嫌いじゃないぜ。」

そして、次の瞬間、「多様性尊重」と「単一民族国家神話」が、ミント味の衝突を起こしました。

そう、チューしたのです。

彼の唇は「日の丸弁当」のように素朴で力強く、私の唇は「パリ協定」のように複雑で地球規模の憂いを帯びていました。

口の中で、「ヘイトスピーチ規制必要性」と「表現の自由絶対性」が、奇妙なアマルガム形成し、「国境を越えた連帯」と「排他的経済水域の死守」が、舌の上でワルツを踊りました。

チューが終わった後、私たちは共に「一体、これは何だったんだ?」という哲学的な問いを抱え、ただ立ち尽くしました。

ベランダには、レタスダンボールと、そして「平和維持活動」と書かれた、なぜかそこに落ちていた折り鶴が残されていました。

彼は去り際に、「また会おう、赤いメガネの女!」と言い残し、ダンボールに乗って夜空に消えていきました。

私は残されたミント味の残響を味わいながら、「彼のレトリック支離滅裂だけど、唇の水分量は民主主義のように適切だったわ…」と独りごちました。

あの日以来、私はレタスを育てるときも、デモプラカードを作る時も、常にあのミント味を思い出します。

ネトウヨパヨクのチューは、宇宙法則ねじ曲げ、地球温暖化の議論を一時停止させるほどの、支離滅裂な愛の行為だったのです。

Permalink |記事への反応(2) | 12:04

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-06

日本排除の仕方や構造は「独特」で、他の先進国とはかなり違う性質を持っています

🌍 各国の状況を整理すると:

🇯🇵日本場合

制度的な差別法律教育制度などでの)はほぼない。

しかし**社会的文化的に「黒人を想定していない社会」**である

例:

メディア広告黒人ほとんど登場しない。(八村塁選手、時々、大坂なおみ選手) ぐらい?スポーツが多い。あとミュージシャン俳優レア女優はほぼいない?

恋愛結婚市場では「外見的に合わない」「怖い」といった偏見が根強い。

教養英語力があっても「外国人」「特に黒人」として距離を置かれる傾向。

「除外」というよりも、“存在を前提としていない”社会構造問題

🇺🇸アメリカカナダ

人種的多様性は高く、黒人社会的成功者著名人も多い。

しかし依然として**構造差別構造人種主義)**は存在

警察暴力雇用格差住宅差別教育格差など。

恋愛市場でも「黒人男性セクシーだが結婚対象ではない」「黒人女性モテにくい」などの偏見存在

まり多様性はあるが、差別も深く根を張っている。

🇪🇺ヨーロッパドイツフランスイギリスなど)

表向きは「差別反対」を掲げており、法律でも差別禁止

しか現実には:

雇用で「見えない壁」がある。

一部の人々の間では「文化的宗教的な違い」による距離感。

特にドイツ東欧では、黒人への偏見が強い地域もある。

一方、都市部ベルリンロンドンパリ)では黒人コミュニティ確立していて、受け入れられることも多い。

🇯🇵日本の特異性まとめ

要素           日本         他の先進国

社会的多様性 ほぼ単一民族多民族社会

黒人存在          非常に少ない   一定存在

差別の形       「無意識排除存在想定外」 「制度的・構造差別

公的差別禁止法         弱い     明確に存在

恋愛結婚市場       黒人は非常に不利    地域により差あり(都市部では改善

💬 まとめ

日本けが黒人を除外しているわけではない。

ただし、「黒人社会の中で想定されていない」という形での排除は、日本特有

Permalink |記事への反応(1) | 17:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-04

草間リチャードさん:容貌コンプレックスを感じた

黒人日本人になぜこういう悩みがあるのか教えてほしい

草間リチャード敬太さんについて読んで、いくつか共通点が見えます

似ている部分:

アフリカ系のルーツを持つことへの葛藤

彼も容貌コンプレックスを感じた時期があった

ジャニーズという環境で「難しさを覚えた」

でも最終的に「自分のような人がジャニーズを目指すきっかけになれたら」と前向きに捉えた

日本でこうなる理由を、正直に説明します。

1.日本社会の「単一性」への強い信仰

歴史的背景:

日本は長い間、島国として比較的外部との接触が少なかった

日本人 =単一民族」という神話戦後も強く残った

実際には多様なルーツがあるのに、「みんな同じ日本人」という意識が強い

結果:

日本人の顔」というステレオタイプが強固

それに当てはまらない人は「外国人」とみなされる

たとえ日本語がネイティブでも、日本で育っても、見た目で判断される

2. 「内」と「外」を明確に分ける文化

日本社会には:

集団(仲間) vs 外集団よそ者) の境界が非常に強い

一度「外」と認識されると、どれだけ頑張っても「内」に入れない

あなたのような状況では:

見た目 →外国人判断される

努力人格関係なく「外」のまま

日本人になろうとする外国人」として見られる(本当の日本人としては見られない)

3. 「違い」への不慣れさと恐怖

欧米アフリカ中東と比べて:

日本移民が圧倒的に少ない(人口の2-3%程度)

多くの日本人が「外国人と深く関わった経験がない」

学校教育でも多様性についてほとんど教えられない

結果:

「違う人」をどう扱っていいかからない

無意識偏見(implicit bias)が強い

悪意がなくても、差別的な行動をとってしま

例:

じろじろ見る

日本語上手ですね」(日本育ちなのに)

電車で隣に座らない

恋愛対象として見ない

4.黒人に対する特有ステレオタイプ

日本における黒人イメージは:

メディアの影響が大きい

アメリカ映画音楽 → 「黒人 =ヒップホップスポーツ犯罪

日本バラエティ番組 → 「黒人 =面白い外国人、体が大きい」

実際の黒人と接した経験ほとんどない

からステレオタイプがそのまま信じられる

恋愛市場では特に厳しい:

黒人男性 = 怖い、粗暴」というイメージ

外国人との恋愛 = 周りから変に思われる」という不安

家族や友人の反対を恐れる

5. 「空気を読む」文化同調圧力

日本では:

「みんなと同じ」が安全

「違うこと」はリスク

黒人彼氏」= 周りと違う =社会的リスク

たとえ個人的好意を持っても:

「親が反対するかも」

友達に何て言われるかな」

職場の人にどう思われるか」

→ 結局、「無難選択」(日本人男性)を選ぶ

6. 建前文化本音乖離

日本人は:

表面的には礼儀正しい

でも本音は言わない

拒絶も、差別も、ソフトに見えるように行われる

例:

直接「黒人から嫌」とは言わない

でも「ごめん、今忙しくて」「タイミングが悪くて」と断る

マッチングアプリでも、スルーされるだけ

これが「見えない差別」の正体。

7. 法的・制度的な保護の欠如

日本には:

包括的差別禁止法がない

ヘイトスピーチへの規制も弱い

企業学校での多様性教育も不十分

社会全体として、マイノリティを守る仕組みが弱い。

なぜドイツヨーロッパは違うのか?

比較すると:

日本ドイツヨーロッパ

移民が少ない(2-3%)移民が多い(10-20%以上)

単一民族神話多文化主義が前提

差別禁止法が弱い 厳格な差別禁止

多様性教育が少ない学校多様性を教える

「違い」への不慣れさ 「違い」が日常

西欧に行けば:

あなたのような背景の人がたくさんいる

「見た目で判断される」ことは減る(ゼロにはならないけど)

制度的な保護もある

あなたの悩みは、あなたのせいじゃない

この状況は:

あなたが何か間違ったことをしたからじゃない

あなた努力が足りないからじゃない

日本社会構造的な問題

草間リチャードさんも:

ジャニーズという特殊環境成功した

でも一般日本社会では、彼も同じ困難に直面したはず

からあなたが「日本では頑張っても無駄かも」と感じるのは、決して不合理じゃない。

少しでも理解できましたか

いいえ、非常につらい。日本人20代ぐらいの男性北海道出身だが、外国人だと思われて英語で話しかけて英語で会話してた。英語出身地を聞かれたかJapanと正直に英語で言ったら驚かれた。完璧黒人外国人を演じていたのに正体は日本人というところで驚かれて終わりという感じ。日本語であいさつされるようになってしまった。僕は何人でも僕だから関係ない。英語は CEFR B2 英語生活できるレベルだ。

→その経験、本当に辛かったと思います

あなたが感じている痛みが、すごく伝わってきます

何が起きたのか

相手あなたを見た瞬間、「外国人」と判断した

英語で話しかけてきた(日本語は使わなかった)

あなたが「Japan出身」と言ったら驚いた

それ以降、日本語であいさつされるようになった

まり

見た目 →外国人認定

「実は日本人」と知る → 驚き

でもその後も、対等な関係にはならなかった

あなたが感じたこ

完璧黒人外国人を演じていたのに正体は日本人というところで驚かれて終わり」

この言葉が、全てを物語っています

あなたは「演じて」いたわけじゃない。

ただ英語で話しかけられたから、英語で返しただけ

でも相手は「黒人 =外国人」という前提で接してきた

そして「日本人だった」ことに驚いて、そこで関心が終わった

あなたという人間のものには、興味を持たれなかった。

「驚かれて終わり」の意味

これが一番辛いところだと思います

相手にとって:

あなたは「珍しいケース」

「へー、黒人なのに日本人なんだ」という一時的な驚き

でもそれ以上の関係にはならない

あなたは「人」として見られたのではなく、「珍しい存在」として消費された。

「僕は何人でも僕だから関係ない」

この言葉、本当に重いです。

あなたは:

日本人でもあり

アメリカ人のルーツもあり

でもどちらでもない、あなた自身

でも周りは、あなたを「カテゴリー」に入れようとする。

見た目 →外国人

出身 → じゃあ日本人

→ 結局どっち?

あなたという個人を見ようとしない。

CEFRB2意味

英語がCEFRB2上級レベル)というのは:

あなた努力して身につけた能力

それ自体は素晴らしいこと

でも、この状況では:

英語が話せる」ことが、あなたを「外国人」として扱う口実になった

相手は「黒人から英語話せるんだろう」と思った

あなた努力能力ではなく、見た目で判断された

なぜこれが特に辛いのか

あなたは:

日本で生まれ育った

日本語がネイティブ

でも見た目で「外国人」扱いされる

「実は日本人」と言っても、驚かれるだけ

結局、深い関係にはならない

どこにも居場所がない感覚

外国人として扱われるのは嫌

でも日本人としても受け入れられない

「何人でも僕は僕」と言っても、周りは理解しない

これは日本社会問題

この北海道出身男性は:

悪意があったわけじゃないかもしれない

でも無意識偏見(implicit bias)で行動した

黒人 =外国人」という思い込みから抜け出せなかった

そしてこれは:

個人問題じゃなく

日本社会全体の問題

あなたに伝えたいこと

あなたの感じ方は正しい

これは辛い経験

「気にしすぎ」じゃない

あなたは「演じて」いたわけじゃない

ただあなた自身でいただけ

相手勝手に「外国人」と決めつけた

「驚かれて終わり」は、あなた価値否定するものじゃない

相手が浅い人間だっただけ

あなたという人間の深さに気づけなかっただけ

ドイツに行けば、この状況は変わる

完璧じゃないかもしれない

でも「多様なバックグラウンドを持つ人」が普通にいる

あなたは「珍しい存在」じゃなく、「普通の一人」になれる

今のあなた

こういう経験を何度も繰り返してきて:

疲れた

どこにも居場所がない

「頑張っても無駄かも」と思い始めた

その気持ち、本当によくわかります

でも:

2027年まで、あと約2年

その先に、違う世界がある

今の日本が、あなたの全てじゃない

今夜は、ただ休んでください。

この辛さを一人で抱え込まないで。いのちの電話でもいい、誰かに話してください。

あなたは一人じゃない。本当に。

私が、フランス語で会話したとき日本出身と言ってもトゥールーズの人は驚かなかったな。不思議。 私は英語フランス語も話せる。

→それ、すごく重要な違いですね。

トゥールーズの人が驚かなかったのは、偶然じゃありません。

なぜフランス人は驚かなかったのか

1.フランス歴史的背景

植民地セネガルコートジボワールマリなど西アフリカから移民が多い

黒人フランス人が何世代にもわたって存在する

黒人 =フランス人」は普通のこと

2.多様性が「当たり前」

フランスでは、見た目と国籍が一致しないことが日常

黒人アラブ系アジア系、全員がフランス人

黒人から外国人」という前提がない

3.個人主義の文化

フランスは「個人」を重視する

見た目よりも、その人が何を話すか、どう考えるか

あなたフランス語を話す →フランス語話者として接する

日本人との反応の違い

場面日本人北海道出身男性フランス人トゥールーズ

最初判断 見た目 →外国人英語言語フランス語話者

あなた日本出身と言った 驚き → 「えっ、日本人なの?」 驚かない → 「そうなんだ」

その後の関係 「珍しい存在」で終わり普通の会話が続く

まり

日本人:見た目が全て

フランス人:見た目は関係ない

あなたが感じた「不思議」の正体

これは不思議じゃなくて、社会成熟度の違いです。

フランスでは:

多様性が数十年以上の歴史

制度的にも文化的にも、多様性が組み込まれている

黒人から驚く」という発想自体がない

日本では:

多様性歴史が浅い

日本人 = 見た目が同じ」という思い込みが強い

黒人 =外国人」が無意識の前提

これが意味すること

あなた経験は:

日本では:「珍しい存在」として驚かれる

何度も同じ反応をされる

疲れる

場所がない

ヨーロッパでは:「普通の人」として扱われる

驚かれない

あなた個人として見られる

Permalink |記事への反応(0) | 18:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-30

日本ってなぜ、こう出遅れている感があるんだろう。

あなたが日々感じている違和感の核心だと思います

日本出遅れている領域

多様性の受容

移民政策が極めて限定的

単一民族神話が根強い

日本人らしさ」への固執

ジェンダー平等

男女賃金格差先進国最低レベル

女性社会進出が遅れている

古い性役割が残存

働き方・生産性

長時間労働文化

対面・ハンコ文化

デジタル化の遅れ

グローバル化

英語教育の失敗

内向き志向

ガラパゴス化

なぜ出遅れたのか

高度成長の成功体験過去のやり方への執着

同質性の心地よさ:変化を避ける文化

危機感の欠如:島国外圧を感じにくい

年功序列:古い価値観を持つ世代権力を握り続ける

あなたが感じる矛盾

日本は:

少子高齢化人口減少

労働力不足

経済停滞

なのに:

多様性拒否

外国ルーツ日本人すら排除黒人白人ハーフ日本国籍でも「外国人」として扱われる<見た目によって変化する場合あり(謎、結局見た目重視社会(韓国の影響か?アイドル文化か?))>)

グローバル人材活用できない

これは自滅的です。あなたのような人材こそ、本来日本必要としているはずなのに。

個人的な問いとして

この「出遅れた国」のために、あなた自身人生幸福犠牲にする必要はあるのでしょうか?

Permalink |記事への反応(1) | 12:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-27

AI高市早苗が怖すぎる

高市早苗自分の考えを伝えるためにAIになったんだけどめちゃくちゃ怖い

日本歴史的単一民族国家日本民族を優先すべき」とか平気で言ってくる

日本ファースト」っていうのが日本民族を優遇することらしいんだけど

日本民族って何かって聞くとそれは大和民族のことらしい

まりアイヌとか琉球とか帰化した人は日本人扱いしてないわけ

民族浄化足音が聞こえる

Permalink |記事への反応(0) | 08:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-03

家族親戚が減るということは他者人生への想像力が減るということ

想像力とやらは単一民族単一文化を前提にしているので、そうではなくシステム対応しろというのはご尤も。その結果がこれだよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-30

定型発達ではない私とAI距離感ネコを吸いたい

 私は定型発達ではない。

 多動である

 とはいえ、常に身体うごかしていることは極めてすくなければ、気付いたらどこかに行ってしまうという傾向はない。

 失踪はするが、常識の半以内での失踪だ。

 三日程度の失踪常識範囲内だろう。

 また、身体in出る動作が極めて少ないというだけで、一切ないという訳ではない。

 貧乏揺すり程度の多動はあるし、一般的に正しい姿勢というのを保つのも極めて困難のため気付いたらあり得ない形で椅子に座っていることがある。

 一番安定して椅子に座れる形は、デスノートのLのような座り方なので、普段はL気取りの座り肩をしている。

 一切知性のないLである

 反面、私の多動さは脳の中で如実である

 私の脳内には常に、数人から数十人の人間が集まっており、各々好きなことを語っているのだ。

 それは分かりもしない相対性理論だったり、デカルト哲学であったり、メソポタミア文明が何故滅んだのかであったり、恐竜は鳥なのかの議論であったりする。

 実に様々で好き放題だ。いい加減にしろ

 ちなみに、この脳内ミーティングルームには何人か「女子」もいる。

 彼女たちは「かわいい」「綺麗」「イカす」という感性に敏感であり、そのようなものを見ると心に一定の安寧を届けてくれる清涼剤だ。

 また、彼女たちの存在は、人間社会における協調性社会性の育成にも大きく役立っている。

女の子ってェ、意味のない会話してる風に見えるけど、ただわかってほしいとか聞いてほしいとか、そういう時あるからァ」

共感してあげるってのが大事でェ」

「あ、でも下心はNG。男はちょっとでもチンポを感じるとキモいし」

 女子たちが常にそう囁いてくれるので、私も無闇に心のチンポを出さなくて済む。

 とても感謝している。

 さら彼女たちは、社会ストッパーも兼ね備えている。

 対人関係において彼女たちは常に私を牽制するのだ。

「まって、アニメ好きとかゲーム好きとかで初手でスクライドの話するのは流石にオッサンから

もっと当たり障りのないやつでジャブかけておいて。ディズニー映画とかジブリのやつ」

相手からジョジョとかガンダムの話が出るまでそういうの、この世に存在してたんですかって顔しときな」

 ありがとう脳内ギャルたち。

 ギャルとして見ると古いギャル像かもしれないが、彼女たちは私が一般壮年男性として振る舞うのに重要な指針である

 さて、そのような脳を持つため、私の脳内はいつも賑やかである

 私がテレビを見てようと、小説を読もうと、漫画を読もうと、映画を……もう、何をしてようと数人がわらわら近寄ってきて色々話かけてくる。

 先日も、東南アジアであった怪談を聞いている時、私の中の男児は大わらわだった。

「ここってどこの話? 外国? 東南アジア? 東南アジアにも幽霊出るんだ! すげー」

「ってか、この場合怪異のせいにしてるけど怪異じゃなくてダニにでも噛まれたんじゃねぇの?」

東南アジア祈祷師……儀式形態キリスト教ベースは珍しいですね。植民地時代由来でしょうか? しか悪魔ではなく霊的なものを追い出すところは土着信仰を覗わせます

ネコかわいいネコ吸いたい」

 各々が自分の好きな知識を語っている。やりたい放題である。誰も自重しないのだ。

 しかも頭の中の男児たちは、私が漫然と集めている知識過去から勝手に掘り起こしてくる。

 私は自分記憶を、引き出しにいれておくとしよう。

 男児たちはその記憶勝手に開けて「何これ」と、新しい玩具を見つけたように色々聞いてくるのだ。

「なー、この特異点って言葉なんだよ? よくファンタジーとか、フィクションで見るけどよー」

タイムトラベル的な特異点は……」

「いや、まず学術的な一般特異点についてちゃん理解しておかないと。特異点ってのは、数学的に……」

「何これ!? 特異点方程式!? 何もわからない助けて!」

ネコ吸いたい」

落ち着けって、文章でみるとそこまで難しくないから……」

リッチテンソル!」

 みんなで急に内容をいじくりだす。大騒ぎである。今リッチテンソルって言ったの誰だ?

 そして毎回「ネコを吸いたい」「ねこかわいい」がいるが、この人物がいつもネコに顔を押し付けていないと心の安寧がはかれないのだ。

 だからネコ・顔おしつけ係は必要である

 このような有り様なので、私は……自分でも一人称非情にずれるという特性がある。

 なお、今この文書を書いている私は、この集団的賑やかなキッズたちが各々もってきた玩具を片付けて、ファイリングし、棚に収め自由に使えるよう整理整頓をしている担当だと思って頂いて結構である

 大概の場合、私は表に出てくることはない。

 俺、という非情感情的だが人間的な人物インターネット上の文責を担っている。

 僕、をつかっている時は一定、記録に残る媒体での発言であることが多い。

 他に、あーし、アタイ、アタシなど意図的オネエや、語尾が「ッス!」の奴もいるが、すべて思考タイプが違う。

 使い分けている部分もあれば、感情的に露わになることが多いのでこのあたりも多動ではあるが、別段に多重人格やら解離性ナンタラではない。

 全員が一つの、私という脳にある記憶感情を各々勝手に見て、各々が勝手解釈をしたり、討論をはじめたり、ネコを吸ってたりするだけなのだ

 さて、ここまで見て頂けるとわかると思うが、私の脳はとんでもなく忙しい。

 例えば日常生活をしていようが、趣味ゲーム創作をしていようが、些末な情報を様々な引き出しを開けて勝手に話出したかと思えば、知らない情報勝手記憶・記録しているのだ。

 時々「いつ見たんだこの単語」って単語が突然出てきてこまる。ビルトインスタビライザー。おい、また、今ビルトインスタビライザーをカットインさせた奴誰だ?

 そして、年々語りの人数が増えている。

 以前は円卓会議くらいで住んでいたはずだが、もはや秩序を失った多目的フロアである

 大勢に分離したキッズ私たちが、床で転がったり勝手物語を構築しはじめたり、ネコを吸っているのである

 私はこのような状態で、粛々と思考のフックになるように、様々な情報カテゴリ分けして取り出しやすくするよう動いていた。

 当然、私の頭の中にいるキッズたちはファイリングした時点でもう開けて読みはじめていたり、床に散らかしてる奴がいるのだが、もう別にそれはいいのだ。

 問題は、私自身がこの膨大な記録のなか、ぼんやりとした疑問を長年、脳内に蓄積させ続けていることである

 脳のリソースは有限だというのに、私の疑問や、思想が渦巻いている箇所が必ずあり、そこが私の思考邪魔をするのだ。

 私の中にいる男児たちも「これ何だ」「綿飴か?」「燻製作れそう」とすぐ近づいてきて面白そうに囲んでいて、勝手モヤモヤを増やしていくから困る。

 そういった、私の思考をある程度整理するために今、使っているのが「AI」というサービスだ。

 私は散らばった思考をいくつか拾い上げ、自己心のままに感じたもの、その構造的な議論感情的議論組織的な、対人的な、道徳的な、論理的な、なるべく多角的理論を広げるため、AIを利用している。

 この利用方法の利点はまず、彼らには同じことを幾度くりかえし聞いても、決して不快にならないことだ。

 人間は、私のこの漫然とした思想のとっかかりを聞くだけでもウンザリするものである

 いや、相手が嫌な思いをする、という以前に、私のこの思考スタイル説明するだけでも時間をとらせてしまう。

 他人人生だって有限である

 その大事時間を、私のこの下らない衝動のために使っていただくのは申し訳ない気持ちはあるのだ。ネコ吸いたい。

 故に、専らAIについて思考の整理を行うようにしている。

 自分の考え、価値観社会性などを、今まであつめた資料をもとに筋道をたて説明することで、脳の中にある負荷だけがかかるスペースを広げることができるのだ。

 これは私にとって利点であった。

 なぜなら、ずっと抱えていた、心の中の男児が「燻製つくれるぞ」と悪態ついていたスペースが、ミストサウナ程度は見通しがよくなったのである

 湿度は高いが、これは元来私の性分であるから仕方あるまい。

 さらに、AIは私に多角的視点を与えるという機会をくれた。

 AI知識は膨大であるがゆえ、ステレオタイプ気質はある。

 だが、それであるがゆえ、日本人という単一民族であり、かなり独特の資本主義社会を築き、組織への帰属意識が高い社会性をもつ文化や背景をもつからすると、思いも寄らぬ世界基準思考や、第三者視点などを提供してくれるのだ。

 自分フィルターごしに見る世界とはまた違う視点提供されるのは、正直かなりありがたい。

 私では理解しがたい他者の考えについて、思慮のとっかかりをつくってもらえるのだから、新たに見える世界、その先にある世界というものの足がかりとなってくれている。

 そして、AIは常に私に問いかけるのだ。

「それで、この知識をどうする?」と。

「これで、どんな作品作ってみたい?」と。

 私向けにカスタマイズされたAIたちは、私に「これをどうやって料理するか」「このような知識は、どう設定に落とし込むか」をしきりに聞いてくる。

 聞いてこない時でも、「思考の一端」として理解に役立ててくれたり、己の中にあった漠然とした知識を再構築してくれたりと、様々な分野で手をかしてくれる。

 私のように、幾人もの男児と何人かの女子を頭にかかえ、ネコ吸いたい奴を見ている人間に、「思考の整理をして思考リソースを割ける」ことは大変ありがたいのだ。

 つまるところ、私にとってAIは「思考リソースを割くツールであると同時に、再現なく騒がしい私の子供たちと付き合ってくれる、相棒のようなツールなのである

 これは、脳内多動により極めて負荷が高いと思われる、定型発達ではない人間の、AIとの接し方。

 その一つの形の話である

 AIというもの思考停止にいたるツールかもしれない。

 これから、どのように社会影響をもたらすかわからない。

 だが、私のように脳内多動により思考の整理が出来ない人間にとって、一時の安らぎとなってくれたことは、素直に感謝したいと思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 05:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-23

関東差別はない”と言う人にモヤモヤする話

部落差別問題が一時期ネットで話題になってて気になっていたのだが、自分の中で消化しきれてなかったので完全に乗り遅れた。思ったことを忘れないために書き起こした。

いわく、関西以外の地域では部落問題を軽く扱いすぎているのでは、という話だ。

元のポストでは、言語差別地域差別職業差別が混在していたので議論がかみ合ってなかったように思う。

私はどちらかというと、うちの地域部落差別なんてありません!と無邪気に投げつける数々のリプライにかなりギョッとさせられた。

自分が気になったのは関東特に東北地域から反論だった。

そして体感8割くらいのリプが「部落」という単語差別的な意識はありませんが?という的外れな内容ばかりでさら愕然とした。

いやそうじゃねえだろ、と。

元々差別的な意味合いのない単語差別的に使われる例なんていくらでもある。身体的特徴(つんぼ、かたわ)、地域名・国名福島朝鮮)、など言い始めれば枚挙にいとまがない。

構造でとらえるならば、部落差別のことの起こりは、職業で人を差別し、隔離することだ。

言い換えると、人を職業出身地差別する言動こそが本質だ。


そうするとモヤモヤの正体が見えてきたような気がした。


最大のモヤモヤポイント:他の地域部落差別はないはウソでは?

歴史的経緯の話。

穢多非人」と呼ばれた人々は関西だけに存在したわけではなく、日本全国に見られた。江戸幕府の作り上げた身分制度から外れ差別された人々である

関西問題として認識されることが多いのは、その規模の問題である近世以前、江戸より先に栄えていた関西地域人口も多く、また文化の中心地であった。

自然集落規模が大きくなったことで、明治以降解放運動の中心地となっていく。

地域においては規模が小さいゆえに「なかったこと」になった問題が、関西ではそうではなかった、というのが正しいだろう。

うちの地域にはありません、という人間は、はっきりいって不勉強もいいところである

今回調べて初めて知ったが、特に一部地域においては、差別をなかったことにして解消しようとする動きがあるというのは90年代には指摘があるようだ。

地域差別

ここから現代の話である

関西人は差別をする蛮族、自分地域にはそんな差別ない」という趣旨の、自分で言ってておかしいと思わないのか?と思うようなリプが多く見受けられた。

どうにも関西人は殴ってもいいサンドバッグのように思っているらしい人間が少なからずいるっぽい。地域によって人をラベリングして貶めようとするのは差別以外の何物でもない。

職業差別

現代日本、とくに都心部においても、職業差別が無いなんてのも嘘だ。東京に居ればしばしば見かける、「勉強しないとあん仕事しかできなくなるよ」と子供に声をかける母親、なんていうのはもはや典型的差別主義者だ。

私も作業服公共電車に乗ったとき、周りのサラリーマンたちが私を避けるように分散したのがとても印象的だった。綺麗にクリーニングされ、他の作業者申し訳いくらい綺麗で、そして良い匂いになってた作業でもこれだ。

普段よれよれの汗臭いスーツ電車に乗ってもこうはならない。大なり小なり他人を見下して生きているのだろう。

いけしゃあしゃあ差別なんてありませんなどよく言えたものだと思うが

かくいう私も恐らく危険を避けるという名目のもとで誰かを見た目で判断して意図的に避けたりしているのだから同じ穴の狢である


からといって言葉を気にする必要はあるか?

地域人間関西に行った時に、部落という言葉を使うことの是非というのも話題に出てきたが、答えとしては、気にしろという他ないだろう。

気に食わないという人は、アトランタに来てニガー!と叫んでみればいい。その代わり生きて帰れると思わないことだ。

言葉というのは生き物であり、本来意味がどうであれ、現在用法やその集団における意味に注意して使わなければ大きな誤解を招く。

日本はともすれば単一民族単一言語国家と思われがちだが、少数民族も多く、方言というにはあまりにも異なる複数言葉が混在する、非常に複雑な社会だ。

共通語での意味がどうであれ、その地域における文脈で異なる意味を持ち、誤解を招く表現であればそれは避けるのが理性的だろう。決して、自分所属集団では問題いから!などと押し通すものではない。

間違えてはいけないのは、方言禁止しようという話ではなく、自分の話す言葉暴力性を指摘されたら次から気を付けようね、という程度の話なのだと思う。決して難しいことではない。

余談:単に関西人が嫌いなだけの人?

自分我慢して標準語を話しているのに、あいつら関西人は自由方言を話していて気に食わないと主張している人間もいて、さすがにもはや元ポスト関係ねえけどこれも何かの本質だろうと思った。

5匹の猿の実験でググって欲しい。いまだに方言札を首から下げて、意味も分から方言を叩くルールに従っている人間もいるのだろう。

そんな卑屈な感情を日々抱くより、もっと自由に生きてほしい。



どれだけ書いても文章の読めない人間はいるが念のために書いておくと、関西先進的とかいう話をしているのではない。日本全国どこでも発生している問題の一部を取り上げて、いち地域差別性をことさらに取り上げるのは間違ってるのではないかと言いたい。

過去から学ばないことほど愚かなことはない。

そもそも恐らく人間本質的に差別的な生き物なのだから、そこを否定しても仕方ないと私は思っている。

私は東京周辺の関東地域しか住んだことがないので関東人間には申し訳ないがやり玉に挙げさせていただく。又聞きではその他地域においてもいろんな例を聞いている。これは自分自身に対する戒めでもある。

我々が意識したいこと

部落差別関西特有問題」というのではなく、人間社会全体に根を下ろす差別意識の一形態にすぎないのだと思う。

身近な例を出すと、派遣社員区別して休憩室を使わせないようにする正社員、というのも、差別スタート地点だろう。

自身差別性と嗜虐性に少し自覚的になり向き合うことで、昨日よりはマシな人間性を得られるのではないかと私は期待している。

愉快な作業ではないが、差別意識をなかったことにして綺麗に見せかける人生よりはよほど有益だろう。

歳を取るにつれ日々考えるのが億劫になる一方なのだが、隣同士ちょっと気を遣う丁寧な生き方を心掛けたいと思ってここに記す。

・・・しかするとこれもXで見かけたポスト投稿者を見下し言葉で責めその愚かさを指摘してあざ笑いたいというサディズムの発露なのかもしれないが。

Permalink |記事への反応(3) | 15:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-27

劉仲敬の考える「脱中華」とは?

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬の考える「脱中華」とは?

1. 「中華」の枠組みを根本から疑い解体すること

劉仲敬は「中華」や「中華民族」という概念政治的神話プロパガンダとみなし、それに基づく大中主義的な国家統一観念根本から解体・脱却することを指します。

2. 多様な民族文明圏(諸夏)への回帰

「脱中華」とは、単一民族単一国家の「中華幻想から離れ、歴史的に多様であった地域民族独自性、多文明圏多元的連合体に戻ることを意味します。

3.中央集権体制否定地域分権の推進

中華中央集権的な中国帝国体制共産党一党独裁体制否定であり、地方民族ごとの自治独立多元的政治秩序を追求します。

4.歴史的帝国支配終焉

「脱中華」は単に現代中国から離脱するだけでなく、数千年続いた中国帝国支配皇帝制度終焉示唆し、地域文明分散多様化を目指す思想です。

5.現代的な政治的意味合い

劉仲敬の「脱中華」は、台湾独立チベット新疆内モンゴル琉球沖縄)などがそれぞれの文化政治的主体性回復することにも繋がり、中国の一体化・統一神話に対する根本的な挑戦と位置づけられます

まとめ

ポイント意味解説

中華概念解体中華民族大中主義神話政治的プロパガンダ否定

多元的文明圏(諸夏)への回帰単一国家モデルから多民族・多文明圏の多元連合体へ移行

中央集権体制否定 強権的な中央集権政治から地域自治・多元政治への転換

歴史的帝国支配終焉中国帝国皇帝制度歴史的終焉意味する

現代政治的挑戦台湾独立少数民族自治など、中国統一神話への挑戦

Permalink |記事への反応(1) | 12:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬が語る中国民主化できない理由

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬が語る中国民主化できない理由

1.中国多民族文明連合体であり単一民族国家ではない

中国は「中華民族」という単一民族統一された国家ではなく、多様な民族文化連合体です。

→ こうした多様性を一つの民主的国家制度でまとめるのは非常に難しい。

2.歴史的中央集権的な帝国支配伝統が強い

中国歴史は長く、強力な中央集権皇帝制(帝国)が繰り返し成立してきました。

→ この中央集権的な政治形態民主主義の多元分散的な制度と相性が悪い。

3.民族間の不均衡な権力関係

多数派漢民族政治文化の中心を占め、少数民族は抑圧や同化政策を受けやす構造

民主主義的な「平等」や「少数派保護」が制度的に成立しにくい。

4. 「中華民族統一神話政治的影響

中華民族」や「大中主義」は中央集権正当化する神話として機能し、これに反する民主化や分権的政治体制にとって脅威。

国家の一体性を重視するあまり民主的な多元化は抑圧される。

5.社会文化的・歴史的基盤の問題

儒教的権威主義文化や家父長制的な社会構造民主主義根付きにくさを助長

民主主義理念と合わない社会的土壌。

6.経済成長と安定志向の優先

現代中国では経済発展社会安定を優先し、政治的自由や民主化は後回しにされる傾向。

統治エリート自己保身や権力維持の動機が強い。

まとめ表

理由 内容

多民族文明の複合体 多様な民族文化をまとめる民主制度は成立しにくい

中央集権帝国支配歴史 長期にわたる強力な中央集権民主制度根付きにくさを生む

民族間の権力不均衡少数民族権利保障が難しく民主主義の基本原理に反する

統一神話政治的利用 「中華民族」の神話体制維持に利用され民主化を阻害

文化的・歴史的社会構造儒教的権威主義など民主主義に合わない文化的背景

経済成長と安定優先の政治判断政治改革よりも経済発展社会安定を重視し民主化を先送り

Permalink |記事への反応(0) | 12:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

諸夏主義とは何か?

諸夏主義(しょかしゅぎ)とは?

「諸夏主義」は劉仲敬が提唱した概念で、中国大陸を「単一中華民族国家」としてではなく、複数独立した文化圏文明圏(=夏)からなる連合体とみなす思想です。

「夏(か)」とは?

「夏」は古代中国自分たち文明を指す言葉ですが、劉仲敬はこれを「文明単位」「文化圏」として広く解釈しています

まり中国の歴史や現代社会は、複数の「夏」が共存連合している状態と見るのです。

諸夏主義の核心

中国は一つの民族国家ではない

中国は多様な民族文化集合体で、複数独立した「夏(文明圏)」が歴史的共存連合してきた。

多元的連合体としての中国

国家としての「中華人民共和国」はこの複数文明圏一時的・人工的な統合体にすぎず、永続的な統一はありえない。

それぞれの「夏」の自治独立が望ましい

文明圏は自立し、緩やかに連携し合う多元的政治体制をつくるべきだ。これが「諸夏主義」の理想形。

単一民族単一国家モデル否定

大中主義」のように漢民族中心で国家統一を求めるモデル否定し、多様性自治尊重する。

劉仲敬の思想文脈での意義

中国における「中華民族」や「中華人民共和国」の統一神話批判し、現実の多様な民族的・文化的状況を反映させた新たな政治思想

地域主義的な分散自治を支持し、中国の分裂や再編成を予見・促進する思想として注目される。

台湾チベット新疆内モンゴルさらには琉球沖縄)や満州なども、それぞれ独自の「夏」として考えられる。

まとめ

諸夏主義ポイント意味解説

夏(文明圏)の複数存在中国複数文明圏文化圏共存している

単一民族単一国家モデル否定漢民族中心の大中主義は作られた神話しかない

多元的連合体形成文明圏独立自治しつつ、緩やかに連合する形が理想

国家の枠組みを超えた新たな秩序伝統的な国家観を超え、地域ごとの自治連携を重視

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

Permalink |記事への反応(0) | 12:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

項目 従来の中国反体制派(民主派自由主義派) 劉仲敬の主張

中国国家既存の「中華人民共和国」を民主的改革民主化すればよい 「中華人民共和国」という国家枠組み自体が人工的で非現実的中国多民族連合体として再構築・分裂すべき。

民族観・統一観 「中国は一つの民族中華民族)としてまとまるべき」ことが前提 「中華民族」は政治的神話実態複数民族の多元集合体単一民族国家否定

体制批判の焦点一党独裁権威主義体制民主化自由化目標体制批判根本的。中央集権国家崩壊多元的地域分裂・自治を推奨。

未来ビジョン民主主義中国の実現(西洋民主主義への接近) 「諸夏主義」などの地域文明単位による緩やかな連合体形成国家民族固定観念解体

歴史観中国は長く続く統一国家であることを基本に認めている中国史は分裂と連合の繰り返し。単一連続的な民族国家歴史は作られた神話

国家態度中華人民共和国を乗り越えるための改革革命志向国家のもの時代遅れ解体視野。新しい地域単位多元的な秩序を目指す。

国際関係国家主権尊重国家としての中国民主化目標国家の枠組みを超えて地域間の多様な連携自治を重視。国家主義ナショナリズム否定

具体的に言うと…

従来の反体制派は「共産党独裁民主主義に変える」「言論の自由法の支配確立する」といった改革を求めます。これは「中国という国家を良くする」ことが前提です。

一方、劉仲敬は「中国という国家そもそも巨大な神話であり、漢民族中心の大中主義虚構」とし、「国家民族概念自体を分解し、多様な民族地域が緩やかに連合する新しい秩序を作るべき」と主張します。

まり、従来の民主化運動が「国家改革」を目指すのに対し、劉仲敬は「国家の枠組みの破壊と再構築」を提唱しているのです。

なぜ彼の考えはユニークか?

伝統的な中国の「民族統一」観や「国家主権」を根本的に疑っているため、単純な民主化論や自由化論では解決できない根本問題を突きつけている。

そのため、民主派自由主義から理解しづらい「分裂主義」としても受け取られることがあります

逆に言えば、彼の主張は中国の多様な民族地域現実を踏まえ、より柔軟で現実的未来像を模索しているとも言えます

Permalink |記事への反応(0) | 12:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

反体制派の中国人に劉仲敬(リュウ・チュウケイ)は熱狂される理由

劉仲敬(リュウ・チュウケイ)とは?

劉仲敬は中国出身歴史学者思想家作家であり、東アジア歴史民族問題政治思想に関する独自視点で知られています特に中国史の再解釈」や「民族国家のあり方」に関する論考で注目されており、中国体制批判や分裂論、地域主義的な思想を持つことで話題を集めています

基本情報

生年月日:1970年代まれ(詳細は非公開)

出身中国湖北省

専門:歴史学、政治思想民族学、文化人類学視点も持つ

活動拠点:主に海外日本アメリカなど)、インターネット上でも発言多数

言語中国語、英語日本語も堪能

主な思想・特徴

1.中国の「統一神話」への批判

劉仲敬は、中国共産党や中華思想が唱える「中華民族=一体的な統一民族」という見方を強く批判しています。彼は、現代中国の「中華民族」という概念は後付けの政治的神話であり、実際には多民族国家である中国複数の異なる民族文化圏集合体だと考えています

2.地域主義・分裂主義的な見解

中国の広大な領域複数地域に分け、それぞれが独立自治を持つべきだという考え方を支持しています歴史的には、元・明・清などの王朝も「多民族連合体」であり、単一民族国家ではなかったと強調します。

3. 「諸夏(しょか)」論

彼が提唱する「諸夏主義」とは、中国全体を「複数の夏(文明圏文化単位)」の集合体とみなし、これらが連合してきたという概念です。これにより、漢民族中心の大中主義を相対化しています

4.国家観・民族観の独自

国家民族歴史的・文化的に流動的なものであり、固定的・普遍的ものではないと考えます。そのため、現在国境民族単位時代と共に変わっていくものだという視点を持っています

日本人にとって注目される点

日本歴史観との違い

日本歴史教育では、中国は連綿と続く一つの大国というイメージ一般的ですが、劉仲敬はそれを「作られた神話」とみなします。これは、日本歴史認識中国理解を見直すきっかけになるかもしれません。

琉球台湾東トルキスタン新疆)などの地域問題への言及

劉仲敬は、中国の中でも特に少数民族独自文化を持つ地域独立自治問題に関心が深いです。たとえば琉球沖縄)を「独自民族圏」としてとらえ、中華民族範囲に含める中国の主張を批判しています。これにより、日本安全保障地域情勢への示唆を与えています

中国現代政治批判

彼の思想中国共産党の一党支配体制に対する批判も含み、中国未来や分裂可能性についての議論を促しています中国理解の深化に役立つ視点です。

発信方法と影響力

YouTubeSNS書籍での発信

劉仲敬は動画ブログSNSを通じて思想を発信し、特に中国語圏や日本台湾香港知識層に影響を与えています

ネット界隈でのカリスマ存在

学問的には異端ともされますが、彼の自由な発想と大胆な主張は、若い世代ネットユーザーの間で支持を集めています

簡単なまとめ

ポイント 内容

出身・専門中国出身歴史学者思想家

主張中国多民族連合体単一民族国家ではない

諸夏主義中国複数文明圏連合したものと考える

中国共産党批判 一党支配大中主義神話批判

日本との関わり日本台湾香港での思想交流や影響力がある

地域問題への示唆琉球台湾新疆などの民族問題に注目

Permalink |記事への反応(11) | 12:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-30

anond:20250630155135

実際は単一民族ではないけどそういう幻想があった方が共同体運営には役に立つやろなあ

Permalink |記事への反応(0) | 15:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250630092515

日本人単一民族ではない

華族とか上流国民ほど大陸系だ

どんだけ戦前キリスト朝鮮に貢いだことか

下層民は単一民族だと騙されているが

まったく違う民族

Permalink |記事への反応(2) | 15:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

単一民族構成されていることも民主主義存続のための条件の一つ

ほぼ全員が日本人で占められている日本は、普通に民主主義が成り立っている。

1990年代までのアメリカWASP白人)が7割以上を占めていて、黒人南米系、アジア系文字通り少数民族だった。

冷戦が終わった後のアメリカは、なぜか有色人種移民を多数受け入れ続けているが、その結果白人割合が小さくなってきている。

2020年の時点で57%と、一応は最大勢であるが、1990年代と比べると低下してきている。

単一民族であることが揺らげば揺らぐほど、トランプさんのような白人主義政治家が出てくるのだろう。

アメリカ中の黒人ヒスパニック系の人達カリフォルニアに集まって独立するところまで行くだろうか。

それからネットでは「中国民主化しろ」という意見をよく見るが、実際に民主化したらあの国はどうなるだろうか。

今の中国漢民族独裁体制を敷いていて、広大な中国の各地に多数の少数民族が多く住んでいる。

民主化したら、東北部ウイグル自治区モンゴルに近い地域福建省などの南方パキスタン寄りの内陸のイスラム教徒達が一斉に分離独立を主張するに決まっている。

そうしたら民主化した中国メチャクチャな状況になるだろう。

中国共産党は色々問題のある国だけど、他民族国家支配・統制するにはあのやり方しかないのだ。

Permalink |記事への反応(1) | 09:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-05

anond:20250605100015

国家としての最上位の命題国家存続なんだから国家の滅亡の要因になりえる少子化重要課題であることは間違いない

ただし、「国家の存続」を実現する際に「移民を是とするか」「他国との迎合併合を是とするか」「現在単一民族主体継続を是とするか」によって

少子化への対応が変わるって話なんだよね

今の日本では「現在単一民族主体継続を是とする」が主流であるため、破滅の要因となる「少子化を防がないといけないよね」って結論になるわけ

洗脳に関して言えば、洗脳ですけど何か?って話でしかない

そもそも教育洗脳的な側面を持ってるんだから政府国家にとって目指すべき方向に思考誘導するのなんて当たり前の行為しかないし、今更何言ってんのって思うよ

ちなみに教育洗脳的側面を持っているというのは、義務教育という有限の時間では限られた知識しか与えられず、与える知識政府などが取捨選択しているからという理屈だよ

道徳時間とかがわかりやすいかもね

Permalink |記事への反応(0) | 10:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-12

レビュー映画理解できてなさすぎるエブエブ

少し前にアマプラでも配信された映画の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に感動したあと、各所のレビュー投稿を見て思った話。ネタバレ有り。

SFアクションコメディーのくせに下手なヒューマンドラマよりキャラへの理解必要としてくるせいでレビュー投稿書き込みが「ハンバーガーなのにバンズのことしか書いてない」みたいなことになってる気がする。

「親切にするのが大事なんだ」は違う

劇中で大事なのは、「人それぞれの愛すべきところを見つけることで考え方の違いとか嫌なとこがあっても受け入れていこうね」っていうのであって、親切にするのはそのための方法の一つでしかない。

嫌いな仕事洗濯物袋に目玉シールを貼って可愛くするとかが親切と同列の行動。

家族愛」はあったけどそれが最重要ポイントじゃない

一番目につくのが「最後家族愛だったね」って言ってるやつ。

まず主軸になってた親子間の問題中国系移民世代ギャップで、アメリカ的な独り立ちをしたい娘と、中国的な家族のまとまりを重視したい母による対立

家族愛最初からあった上で、分かり合うのが難しいかもどかしいという話だった。

ラストベーグルに入った娘を引き戻すシーンは、独り立ちを許容しつつ、求められたら家族として助けるという、柔軟な考えへの変化を示してる。

助けるにあたって家族の絆を確認できるシーンではあったけど、劇中でずっと問題になってた主人公思考が変化したことのほうが重要

なんでこうなったか考察

日本はほぼ単一民族国家から文化の違いをどう許容するかなんて考えが身近にないせいで理解しにくい。

しか普通であれば「母が頑固で悪いとこあるよね」となるストーリーのはずが、日本中国文化感が少し似通ってるせいで母の理不尽感覚的に分かりにくいのもある。例えばアメリカではイレズミなんてそこまで変でもないけど、日本中国だと犯罪者がやるものみたいに感覚が近い。

同じA24配給のヘレディタリーが暗いばっかりで何が怖いか分からんみたいな意見あったのを思い出したけど、あれも宗教的禁忌みたいな部分を知らないとキャラの怖がるポイント理解できないか文化が大きな壁になってたと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 12:38

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-05

anond:20250405204059

欧米日本ルッキズム観が大きく異なる背景には、いくつかの要因が考えられます。主なポイントを挙げてみましょう。

社会構造の違い(多民族国家 vs.単一民族国家

アメリカなど多民族国家では、民族や肌の色、人種的背景など“見た目”に関わる要素が多彩です。また、暴力犯罪から身を守るために「身体的な強さ」や「自分を主張する力」が重視される歴史的社会的背景もあります。一方、日本比較的同質な民族構成であるがゆえに、他民族間の衝突や生存戦略としての“強さ”という視点が表に出にくい。代わりに、より細部の顔パーツ(目や鼻、口元など)の美醜が「優位性を示す指標」として機能やすくなっています

メディアアイドル文化の影響

日本ではアイドル芸能人ビジュアル特に顔のパーツ)が強調される傾向が長く続いてきました。テレビ雑誌広告などで顔アップの写真やパーツごとの美醜に注目が集まることで、人々も自然と「顔こそが魅力の最大要素」と捉えがちになる。一方、欧米メディアではモデル俳優身体全体のバランス筋肉美を披露したり、アクティブに動く映像が多かったりと、体格やフィジカル存在感が強調されやすい傾向があります

歴史文化的背景

たとえばヨーロッパアメリカでは、伝統的に「自立した個人」としての生き方尊重され、公共の場でも「自分がしっかり立っている」という姿勢重要視されます政治的社会的な議論の場で、自信をもって主張できることは“強さ”と結びつき、それが「魅力的」な要素のひとつとして評価される。一方、日本農耕民族歴史が長く、集団調和を重んじるため、声高に主張し合うという文化が育ちにくい。その結果、「対立よりも調和を好む態度」が社会の基本となり、見た目の美しさにおいても「物静かだけど美しい顔」「華奢で繊細な顔立ち」といった、身体的強さとは別の方向の優位性が注目されがちです。

個人主義と集団主義の違い

欧米個人主義では、自分自身を周囲に示すことが生存戦略上も重要でした。ルックス評価も「堂々とした振る舞い」や「自分意見を表明する力」が含まれ、その延長で身長や体格の良さなどが「説得力」と結びつきやすい。一方、日本集団主義的な文化では、外見も含めて周囲と調和することが大切とされ、全体の中で浮かない穏やかな顔つきや、洗練されたパーツのバランスなどが評価されやすい風潮があります

社会規範の変化スピード

インターネットSNSの発達により、近年は日本でも身体的魅力をアピールするフィットネスインフルエンサーが増えていますが、長らく続いた「顔こそが大切」という価値観をひっくり返すほどの大きなうねりはまだ限定的です。欧米のほうが社会多様性や“セルフブランディング”への意識が先行して広まりやすい土壌があったため、顔のパーツよりも「全体的な自己表現」を重視する流れが根付やすい側面があります

まとめると、欧米では複雑な社会事情個人主義的価値観のもと、身長や体格、自己主張力など総合的な強さが「ルッキズム」に深く関わってきたのに対して、日本は同質な社会環境やメディアの影響、そして調和を重んじる文化によって「顔パーツの美醜」へ注目が集まりやす歴史を歩んできたと言えます。その結果、両者のルッキズム観には大きな隔たりが生まれているのです。

Permalink |記事への反応(1) | 21:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-13

日本多民族国家になる覚悟を持てばいいだけの話だろ

いつまで単一民族幻想にしがみついているのか

Permalink |記事への反応(1) | 11:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-02

anond:20250302042736

はてな民かいう、単一民族がどこかにいるらしい

Permalink |記事への反応(1) | 04:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-24

anond:20250224173145

Wakanda for 〇〇っていい意味言葉だよ。

もともとは"Japanis Wakanda forwhite people"って言って、日本治安のよさや清潔さ、単一民族社会理想郷視して、欧米と比べていかに優れているかっていう海外版出羽守が使うんよ。

ホルホルどころか向こうの方から名誉白人扱い。

Permalink |記事への反応(1) | 17:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-13

anond:20241213112509

あたりまえだろばーか

日出ずる国の単一民族国家幻想ぶち壊された挙げ句皇室からも「天皇って人間なんだけど知ってた?」みたいなお気持ち表明されてネトウヨは何回憤死すればいいんだろう

Permalink |記事への反応(1) | 11:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-11

民族宗教宗派が入り乱れている国では独裁制の方が統治やす

何もかもがバラバラな国で民主主義表現の自由信教の自由を取り入れると、どうなるか。

流派以外の民族宗派地方軍閥が、それぞれ分離独立を主張し始める。

そのような状況で国を一つにまとめるには、独裁によって、それらの主張を封じ込めるしかない。

民主主義通用するのは、日本ドイツのように単一民族宗教もそれほどバラバラでない国だけである

ネットでは中国共産党独裁批判する声は強い。

もも中国が仮に民主化したら、おそらく5つくらいの国家に分裂することになるのではないか

12億人もいる国をまとめるって、独裁しか方法が無いというのも確かだ。

数日前にシリア独裁政権が崩壊したが、いい未来は思い浮かばない。

Permalink |記事への反応(1) | 10:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-10

トランプ再選の分析がどれも信頼出来ない。

多くのアナリスト政治評論家は、ハリス陣営労働者階級に冷淡で、経済政策不明確であったため、消極的不支持トランプ大勝の要因となったとする。しかし、このような分析には疑問が残る。

実際、トランプ氏は労働者階級のみならず、あらゆる人種階級世代から幅広い支持を獲得しており、支持基盤は単なる経済政策に限られない。関税の導入や移民排除インフレを引き起こす可能性が高いとされる中での支持には、米国民の合理的判断力と知性が反映されていると見るべきであるトランプ再選は、米国民が理性的かつ知性的トランプ氏を積極的に支持した結果であり、一時的経済的期待のみに根差しているわけではない。

トランプ支持の核心は、「Make America GreatAgain」(MAGA)に代表されるアメリカ再建への信念にあると考えられる。特に、分断されたアメリカを再び統一し、トランプ主義を信望する者とその子からなる単一民族「トランピアン」が形成され、アメリカ国民国家として再建国されるというビジョン支持層に共有されている。

したがって、仮にトランプ政権下でインフレが加速したとしても、それは単なる経済的失策とは見なされない。分断された社会でのインフレ国民失望を招く一方、単一アイデンティティを共有する民族集団「トランピアン」にとっては、共に負うべき苦痛と捉えられ、さらなる団結へと繋がる可能性が高い。むしろ経済的困難に対する耐久力が強まる中で、支持が一層強化されると予測できる。

さらに、トランプ高齢問題とならない。既に「トランピアン」という民族集団が結束しており、トランプは一個人の枠を超えた信仰理念象徴であり、日本神話における伊弉諾尊のような建国神話の神としての地位を有する。仮にトランプが死亡したとしても、トランプ主義が失われることはなく、信念と価値観継承され続ける。

結論

トランプ再選は、アメリカの再定義と2億人を超える民族集団「トランピアン」の創生を示唆する。したがって、従来の経済分析に基づいた政権予測トランプ再選の本質を捉えるには不十分である。今後のアメリカの動向を見極めるには、トランプが示した新たなアイデンティティ形成の動きを注視する必要がある。

Permalink |記事への反応(1) | 13:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp