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2025-10-23

映画老人Zを見た

何も考えんと見るアクションコメディアニメとして見れば80点くらいだと思うんだけど、

ある種の社会風刺アニメとして見ると現代感覚だと60点くらいかもしれない。

 

スタッフ言及しだしたらオタクという俺の中での線引きがあるのだがさすがに言及せざるを得ない。

大友克洋北久保弘之江口寿史磯光雄今敏神山健治黄瀬和哉とその後のアニメ業界を牽引、今でも第一線で監督として活躍するメンツが様々な役職で参画している。

なので(かどうかは知らんけど)、アニメーション作品としては非常によくできているし見応えもある。

 

アクションコメディバランス良く配置され最終的にちょっとエモい感じになって最後爆笑で落とす構成も見事。

主人公の一人の実験体老人「喜十郎」が最後に「お迎えが来た」と呟き、もう一人の主人公の「晴子」が「何言ってんの」と返すと、地響きが鳴り響く。外に出るとロボット化した鎌倉の大仏様が。みんなで合掌。ゴーンと鐘が鳴り響いて暗転。

バカすぎるし完璧すぎる。

作画も延々といいし、アクションも素晴らしい。アニメーション作品としては申し分ない出来だと思う。

 

社会風刺としても、高齢化自体1970年代から始まっており徐々に問題視されてきていたが一気に爆発したのが1990年の1.57事件からになるので、それを1991年公開の作品で取り扱っているのはかなりフットワークが軽い。

また介護問題へのアイロニーが効いているテーマ性は現代においても他人事ではないし、老人が操作する(実際にはしてないんだけど)移動機械が大暴走し多大な被害を出すという展開は、昨今のプリウスミサイル彷彿とさせる。逆にプリウスミサイルがある現代に生きているのでむしろ老人に対する偏見助長するのでは?と思ってしまった部分はある。

 

個人的に一番気になったのは介護看護献身的に取り組む主人公の晴子が介護先の喜十郎をずっと「おじいちゃん」と呼び続けること。俺が福祉現場に入ったことがあるからかもしれないけど、現代基準で言えばかなりグレーというか、よくないとされていることなのでずっと引っかかってしまった。まぁ本人が「おじいちゃん」って呼んでくれって言ってたんなら別にサービスとしてそれでいいんだろうけど、基本は「喜十郎さん」だよなぁと。

まぁ1990年以前の価値観だとそれで問題なかったんだろうけど、なんかモヤモヤ

 

あとはこの作品ってそういう内容でよかったんだっけ?と感じたのは、この作品老人介護用全自動ロボットが老人の夢をかなえるために鎌倉の海に向かって大暴走するという話なんだけど、この原因を作ったのは実は主人公であるという部分。

厚生省(今は亡き)が介護老人を全自動強制介護するマシン作成し喜十郎をモニタに選ぶ。主人公はそれに反発し、自身が勤める病院入院していた凄腕ハッカー老人集団と結託しマシンハッキング、喜十郎の妻の声を再現して喜十郎に呼び掛ける。その結果、喜十郎の深層心理にあった「奥さんとの思い出の海に行きたい」を汲んだマシンOS内に喜十郎の奥さん人格形成され海に向かって暴走を始める。

そのOSペンタゴンが開発した軍事転用可能もので、介護用と言いつつも軍事技術データ集めに使われていたのだ!なんてひどい話なんだ!としてそのOS提供した会社が悪役になって最終的に逮捕されて終わるんだけど、いや、これ、暴走の原因の4割くらいは主人公たちにあるよね?

俺がマッチポンプ作品が嫌いなのもあるんだけど、すげー気になってしまった。

いや、そうしなきゃ喜十郎は機械に繋がれて生命繋ぎ留められるだけの物体になってしまっていたわけで、やむを得ない行為だったってのは理解できるんだけど、その代償としての被害規模がデカすぎんか。

というのが一番のモヤモヤ

 

こういう作品だと役所人間って非人間的なカスとして描かれがちだけど出てくる厚生省役員は「本当に老人の介護問題を何とかしたい」という熱意に燃えていてそこに付け込まれしまったという形で、マシン問題に気付いてから主人公側で一緒に戦う展開になるというのは性善説的で非常によかった。

あと今となってはウルトラトレスマンとして永久に叩かれている江口寿史キャラデザは素晴らしく、主人公はかわいくサブキャラに至るまでみんな魅力的。

 

根本の部分が公開から35年たった今見ると、ええんか?ってなるところ以外はよくできた作品だと思う。

伝説の傑作ってほどではないけど、アニメ好きだったら見といて損はない。見てるとドヤれるし。

Permalink |記事への反応(1) | 08:48

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2016-04-12

ジョジョ4部のアニメでなぜ仗助をタイムスリップさせてはダメなのか

タイムスリップ仗助説とは幼い日に仗助を助けたリーゼント男が実は未来から来た仗助自身だったという一部の人に信じられてる珍説です

http://anond.hatelabo.jp/20160408000358

 

お前のこだわりを押し付けんな

仗助タイムスリップ説は荒木先生によって明確に否定されています

荒木飛呂彦,北久保弘之対談

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23997261 (12:45頃からリーゼント男について)

久保「4部ってかなり長い構成なんでしょ?」

荒 木「いや、全然構成とかしていないんですけど」

久保「ちらっとフリが有ったじゃないですか。仗助が過去自分に会うとか」

荒 木「ああ、あれは関係ないです」

久保関係ない!?」

荒 木「あれはただの仗助の思い出ですよ」

このように荒木先生リーゼント男が伏線などではなく単なる仗助の思い出だと断言しています

 

伏線だったけど回収を忘れたんじゃね?

そもそも、名もなき不良が何の見返りもなく子供を助けてクールに去ったからこそ良い話なのに

実は単に過去自分の命がヤバそうだったか必死になって助けただけで

自分勲章の学ランをためらいもなく車輪の下に敷いてズタズタにしたのも

あとでクレDで直せるからでしたなんて伏線は誰も得しません

 

アニメスタッフがそんなネタやるわけないだろ

もちろん、こんな原作者否定されている同人ネタ公式コンテンツがやる心配なんて普通はしないんですが

こんな原作者否定されている同人ネタ公式小説書に輸入した自称ジョジョ好き作家過去にいたんですよ

別にファン同人小説とかでタイムスリップ仗助ネタを書くとかなら全然かまわないのですが

公式コンテンツ原作者否定されている同人ネタ公式逆輸入とかやっちゃダメです

 

アニメ漫画と違って声とか出るので、原作者意向に沿ってちゃんリーゼント男と仗助がはっきり別人わかる描写がされると良いな

Permalink |記事への反応(1) | 00:57

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2015-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20150812122441

新房昭之水島精二 はどうじゃろうか。

神山健治

北久保弘之

高坂希太郎 辺りは難しいかなとも思う。

Permalink |記事への反応(0) | 12:52

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2014-11-30

ハイキュー作画監督炎上事件は何がいけなかったのか

はじめに

表題炎上事件について→http://matome.naver.jp/odai/2141693171094339801

この件についてはいろいろなサイトでまとめられているのでここで特筆すべき点はない。

ただ、未だにTwitterなんかでこの件の発言している同業者が、作品好き嫌いくらいある、仕事愚痴言って何が悪いんだとか、同人くらい許してやれなど、なんとも的外れ発言をしている輩がいるのが大変趣深いと感じている次第である

はっきり言ってそんなこと言っている阿呆ネットなんてやめてしまえと罵声を浴びせたいくらいではあるが、ではそもそも何がおかしいのかをここで吐き散らしたいと思う。

何が問題だったのか

今回、黒岩氏の問題行動のとされているものが、【仕事ネガティブ発言】【きわどい同人作品の公開】である

仕事上の愚痴や文句なんて、アニメーター関係なしに誰でもつぶやいているし、ちょっとやる気のでないことなんで誰でもあるのでさして問題ではない。

同人活動についても、アニメーター本なんて世の中にいくらでもあるし、Twitter上なんかでもよくアニメーターが書いた絵がアップされているのでこれも目くじらを立てるものではない。

(同人活動については北久保弘之氏の発言が詳しい→http://ask.fm/LawofGreen/answer/117998437839)

では、これらの行動は何が問題あったのだろうか?

結論から言うと、黒岩氏の行動によって【Production I.G及び作品ブランドイメージの低下】をもたらしたことに問題がある。

まず、この発言をした黒岩氏が、ハイキューげんしけん二代目など、有名作品作画監督経験がある有力アニメーターであることを特筆したい。(http://www7.atwiki.jp/anime_wiki/pages/1572.html)

作画監督とは、担当話数の絵の品質を保ついわば管理者であり、何十人という人によって描かれた絵を統一させる、重要ポジションである

そんなポジションに居る人物が、【仕事ネガティブ発言】をするとどうなるのか。

ファンからすればやる気出せとか本気出せとか憎悪感情がこみ上げてくるが、最も懸念されるのが、作品品質の低下である

こんな発言をしていれば、ちゃんとしたアニメが作られるだろうか?と誰しも不安になるだろう。

当然、黒岩氏に発注したProduction I.G側の信頼も低下するであろう。

【きわどい同人作品の公開】はどうだろうか。

ハイキュースポーツアニメであり、断じて男同士が肌を密着しあう作品などではないだろう。

それを有名な黒岩氏の名前で公開すると、作中のシーンなのかと勘違い生まれる。すると当然、作品に対するイメージも悪くなる。

(この点は、スマイルプリキュア大塚監督コラ画像の禁止を訴えたのと近いと思う→http://matome.naver.jp/odai/2133688607261002601)

以上のことから、影響力の高い人物にもかかわらず、会社及び作品ブランドイメージ低下のをもたらす行為をした黒岩氏に対し、厳正な処置が取られたものと考えられる。

会社からすれば、自社のブランドイメージを傷つけた社員に対して処分をするのは当然の行為である

なお、

当社といたしましては社員に対するSNS運用基準などを設け、都度適切な運用を心がけるように指導を行っております

(出展http://www.production-ig.co.jp/hotnews/2014/112601)

とあるように、SNS利用規約存在することが明記されているため、単なる規約違反であるともいえる。

おそらく規約には、不適切な利用をしたものには作画発注の停止等相応の処置が取られるように明記されていたのだろう。

愚痴同人作品活動もしたかった黒岩氏はどうすればよかったのか

匿名で行うこと】に尽きる。

個人が特定されなければいくらでも愚痴を吐いてもよいだろう。同人活動もこっそり(広報活動をしない、別名義で描くなど)行えば良いだろう。

Twitterの鍵付き機能など、プライベートアカウントでは無駄だ。1人でも発言を見ていたら、いくらでも転載される可能性がある。

Twitterを始め、SNSは昨今身近なツールになり、いつでもどこでも投稿や閲覧が可能になった。

からこそ、すべての発言ネットに繋がったすべての人に閲覧される可能性があることを十分認識しよう。

影響力のある人は、自分立場を考え、自分発言・行動がどの様な影響をもたらすのか、どの様な解釈をされるのかを良く考え、軽率な行動を取らぬようよく考えていただきたいものである

Permalink |記事への反応(2) | 01:01

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