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はてなキーワード:包含とは

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2025-10-18

anond:20251018212828

おいおい、パヨちゃん多様性は「頭の悪い人」を包含する概念じゃなかったのか😂

ダブスタはやめてね👍

Permalink |記事への反応(2) | 21:31

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2025-10-13

anond:20251012215310

希望しない」は諦めてるのとは違うだろ

煩わしい、めんどくさい、気持ち悪い、そもそも興味がないを包含して「希望しない」なのに、なんで希望してるけど諦めてますの方に含めちゃうんだ

Permalink |記事への反応(1) | 07:12

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2025-09-10

anond:20250909002627

id:fidajapanissa 本題とはズレるけどプロテスタントでは讃美歌、カトリックでは聖歌っていう。信者さんたちは割と使い分けてるから一般人も知っておいた方がいいかも。

スターつけてるアホもいるから一応指摘しておくが、「讃美歌」は神を讃える歌を意味していて英語でいうところのworship(礼拝とも)の訳語とされる。

ただ、教会によって使われる「讃美歌」と命名された歌集存在し、プロテスタントが云々というのはそれを指すものと思われる。なぜなら1954年日本キリスト教団プロテスタント系)によるものが広く用いられているから。別にカトリックプロテスタント関係ない概念包含しているので注意。

聖歌についてはほぼ歌集の「聖歌」を指すといって差し支えない。ただこちらは聖歌総合版、新聖歌など、それぞれ異なる出版社(いずれもプロテスタント系)から出ており判別が難しい。概ね「讃美歌より新たに編纂されている」ことが多く、ことばの表現はより平易で分かりやすいことが多い(とはいえ古い言葉も多くわかりにくいが、讃美歌と比べて相対的に)

カトリック聖歌という誤解が多いのはそのものずばり「カトリック聖歌集」や「典礼聖歌集」のような歌集出版されており、そちらによるものと思われる。

まりカトリック聖歌プロテスタント=讃美歌、という図式は成り立たず、したり顔でそういった主張をすることはおすすめできない

なおこの記事適当AIと書いたのでハルシネーションを含むかもしれない

Permalink |記事への反応(0) | 23:54

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2025-09-04

定期警句 文化多様性生物多様性はかなり類似度の高いアナロジー

というかもはや文化多様性はヒトの群れの多様性なので、そのまま生物多様性包含されてもいい。

早い話、クズ外国に持ち出したらそこがクズだらけになるんだ。何例も見てきただろ。

完全に排斥しない限り、元の体系の特徴は薄まっていく。無抵抗なら母屋を取られる。そりゃそうだよ「誰も悪くない」自然原理とすら言える。

答えのないバランス取りを、常にする。2つの群れを共存させる。この覚悟がないなら大っぴらに国を開くな、向こうに無礼だ。普通はうまく行かないので郷に行っては郷に従わせるのが基本になる。

ましてや複数文化を完全に共存させつつ平和を保つのは無理。ってのがもう100年くらい試されて何人も実験犠牲になっている。コンフリクトは必ず起こる。それは彼我のどちらかの出自信条を損害する方法解決される。

本当に多様性尊重するなら地理的隔離しろ生物多様性の鉄則だろ。

Permalink |記事への反応(2) | 17:21

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2025-08-31

姑息」の本来意味ってどんなんだろう

姑息」といえば「卑怯という意味で使うのは誤用」「本来は一時しのぎという意味」と説明されることが多い。

でも「一時しのぎ」の意味での姑息ってピンと来なくない?

資金繰りに行き詰まって姑息にも消費者金融借金をした」みたいな?

こういう使いかたで正しいのか?

辞書で調べると、「姑息」の初出は『礼記』だと出てくる。

曾子疾に寢ねて病なり。樂正子春牀下に坐し、曾元、曾申足に坐し、童子隅に坐して燭を執る。童子曰く、華にして睆なるは大夫の簀か。子春曰く、止めよ。曾子之を聞きて瞿然として曰く、呼。曰く華に睆なるは大夫の簀か。曾子曰く、然り、斯れ乃ち季孫の賜なり。我未だ之を易ふること能はざりしなり。元起ちて簀を易へよ。曾元曰く、夫子の病革まれり、以て變ずべからず。幸にして旦に至らば、請ふ敬みて之を易へん。曾子曰く、爾の我を愛するや彼に如かず。君子の人を愛するや徳を以てし、細人の人を 愛するや姑息を以てす。吾何をか求めんや、吾正を得て斃れなば斯に已まんと。擧げ扶けて之を易へたるに、席に反りて未だ安んせずして沒せり。

適当に訳すと、

曾子が死の床についているとき曾子の寝ているムシロは身分の高い人が使うものだと、童子が指摘した。曾子はムシロを取り替えるように息子に言ったが、息子は危篤の父を動かすことを恐れて「明日の朝になれば変えましょう」と断った。曾子が「立派な人間の愛は徳によるものであり、つまらない人間の愛は姑息によるものである」と言ったので、息子はムシロを取り替えたが、すぐに曾子は亡くなった。

みたいな話になるだろうか。

中国語辞典ではこのように説明されている。

姑息是汉语词语,拼音为gū xī,属动词,指无原则地宽容、迁就他人,或苟且求安,与“体谅”语义存在本质区别。该词包含双重内涵:一为消极妥协,如“姑息养奸”指无原则纵容恶行;二为迁就容忍,多出于维系表面和谐,核心在于缺乏原则性,既可批判过度宽容,也可指无奈的和缓策略。

やはり適当に訳す。

姑息は、原則のない寛容、他人への迎合、一時しのぎの平穏を指し、「思いやり」とは本質的に異なる。この言葉は二つの意味を含んでいる。一つは消極的妥協であり、たとえば「姑息養奸」は寛大さが悪を助長することを意味する。もう一つは表面的な調和維持を目的とした容忍で、その核心は「原則性の欠如」にある。これは過度な寛容や、無力な宥和策を批判するときに使われる。


まり前述の曾子さんは「危篤の父を安静にしたいという思いやり」のために「父を身分不相応なムシロに寝かせるという不徳」を許すことが「姑息なのだと言っているのだと思う。

なんだか儒教らしい理想主義というか「情に流されるな!妥協など許すな!徳に殉じて死ね!」みたいな印象を受けてしまうが。

ともあれ中国での「姑息」は単なる「一時しのぎ」という以上に「一時的には良くても長期的に見ると悪くなりそうな寛容・妥協迎合」という意味合いが強いようだ。

試しに中国語ニュース検索してみると「絶不姑息」というような言い回しが多く出てくる。

これは「(誹謗中傷は)絶対容認しない」や「(ストライキには)絶対に応じない」などの意味で使われているようだ。

日本だと、明治期に「因循姑息」という四字熟語流行ったという。

文明開化を背景に使われた言葉で「新しい文化に改めずにやりすごそうとする」という意味らしい。

半髪頭を叩いてみれば因循姑息の音がする

総髪頭を叩いてみれば王政復古の音がする

散切頭を叩いてみれば文明開化の音がする

という都々逸が有名である

中国語において同じ意味で使われるのは「因循苟且」である

「苟且」は「姑息」の説明でも使われていたがこちらも「一時しのぎ」という意味

ただ「一時しのぎで手抜きをして誤魔化す」のような意味合いがより強いようだ。

日本の「姑息」は、本来の「姑息」よりも「苟且」に近い形で運用されてきたのかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 01:51

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2025-08-21

anond:20250821115326

きみはこう言いたいのでしょう

方眼紙包含している

Permalink |記事への反応(0) | 11:55

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2025-08-17

シーマ・パテル博士擁護見解:**

タッカーとハーパーIOC現在ガイドライン批判するのに対し、弁護士のパテル博士は、**新しい枠組みを「画期的もの」として支持**しています [23]。彼女は、「国際的統括団体が、性別の多様なアスリートのための出場資格規則歴史上、性自認性別差異にかかわらず、誰もがスポーツに参加できることを確保しようとしたのは初めて」だと評価しています [23]。

パテル博士は、このガイドラインが「アドバンテージ推定なし、アスリート尊厳尊重」といった**インクルージョン原則に焦点を当てていること**を強調します [24]。彼女は、この議論科学医学を超えて、**人権に焦点を当てることの必要性**を訴えますバランスを確保するためには「どちらか一方ではなく」人権が不可欠であり、科学けが決定的な要因であってはならないと主張します [24]。法律規制社会学アスリート、そして最終的には人権考慮に入れるべきだと述べています [24]。

2010年平等法(EqualityAct2010)の免除条項身体的強さ、スタミナ、体格が重要スポーツ競技で、公平性安全のためにトランスジェンダーの参加を制限することが合法であるとする条項)について、パテル博士は、それを根拠トランスジェンダー排除を主張することは「極めて問題がある」とし、政府は「将来の法改正検討する必要がある」と示唆しています [24]。

###トランスジェンダーアスリートへの影響について

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、エミリーブリッジズというトランスジェンダーのサイクリストに個人的に会った経験を語ります [25]。彼女は21歳の「世界クラスアスリート」であり、「自分スポーツをして、大学に行き、普通生活を送る自由があるはず」だと述べます [25]。しかし、ブリッジズは今、「世界の重荷を背負い」、世界中で議論され、「ひどいことを言われたり、英雄視されたりしている」と指摘します [25]。彼女はただ自転車に乗り、大学に行き、友達と過ごしたいだけなのに、「打ちのめされている」状況であり、ハーパーにとって「個人的レベルで、知っている人がこれほどの苦しみを経験するのを見るのは本当に辛い」と語っています [25]。

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、ブリッジズの状況は、スポーツ界が「自分たちのアスリート意見を聞いてこなかった」ために陥った混乱の「完璧な例」であると考えています [25]。

彼は、**会話が個人に焦点を当て、「故意不正行為をしている」「女性スポーツに勝つため、あるいは更衣室に入るためだけに女性だと主張している」といった発言が出ることに対し、「不快で、時には不愉快」だと感じている**と述べています [26]。彼は、この議論を「非個人的に」、個々の選手言及することなく進めることができればと願っています [26]。なぜなら、そうした言及選手にとって不公平であり、彼らは「ルールに従っている」だけであり、「ルールこそが問題であるからです [26]。

タッカーは、個人の決定の結果から選手免除するのに十分かどうかは分からないが、この議論を「展示A、展示B、展示C」を必要とせずに進めるべきだと考えています。それは「かなり立ち入ったことで、時には不愉快」だからです [27]。彼は、**「人ではなく政策議論するよう」強く推奨したい**と述べています [27]。

### 次に何が起こるか?

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、この問題がこれほど物議を醸しているのは、「誰もが等しく満足する理想的シナリオ」が存在しないためであると指摘します [27]。

彼は、テストステロンを低下させても公平性回復することは「不可能である」と断言します [28]。したがって、**「トランス女性排除による公平性」か、あるいは「トランス女性包含によるある程度の不公平性の受容」か、いずれかを選択しなければならない**と述べます [28]。スポーツ団体は、この困難な決断を下さなければならないでしょう [28]。

スポーツリーダーたちは、「トランス女性インクルージョンを選ぶか、女性カテゴリー保護し、それゆえ必然的トランス女性排除するか」を決めなければならないとタッカーは語ります [28]。彼は「妥協解決策は見当たらない」とし、これは**選択問題であり、一部のスポーツはその方向に傾いている**と考えています [28]。

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、過去数百年にわたり、**世界人種的マイノリティやLGBTQの人々など、マイノリティに対するインクルージョンに向かって進んできた**という歴史的な視点提供します [29]。多くの点で、「人間は異なる点よりも共有する点が多い」ことを理解するようになったと述べています [29]。したがって、人類が持つ「多様性を受け入れること」は価値のあるプロセスであり、今後も続くことを願っていると語ります [29]。

彼女は、多くの人々が実際にトランスジェンダーの人々を知らないため、「トランス女性女性だと思っている男性」という誤解があるが、それは真実ではないと述べます [29]。トランスジェンダーの人々が持つ性自認は、「私たち存在の不可欠な部分であり、それを切り離す方法はない」と強調します [29]。**ハーパーは、「私たち私たちが言うとおりの存在」であり、自身を「他の女性とは異なる生理を持つ女性」と表現し、彼女の居場所は他の女性と共にあるべきだと信じています** [30]。彼女は、包摂的な社会がこれを認識するだろうと述べますが、スポーツに関しては「少し複雑である」と認めています [30]。

ハーパーは、**スポーツにおいてインクルージョン公平性安全性の三つすべてを最大限に高めることは、どれか一つに何らかの影響を与えることなくしては不可能である**と示唆します [30]。インクルージョンを最大限に高めれば、公平性安全性にはいくらかのコストがかかることを認めます [30]。しかし、彼女は、これら三つの重要な要素のいずれも最大限にはならないかもしれないが、**三つすべてを最大限に近づけ、どれもが過度に影響を受けないような解決策を考案できる**と考えています [30]。

###科学以外の要素も考慮すべきか?

2010年平等法は、性別適合を差別からの法的保護が与えられる特性として列挙していますが、スポーツに関しては例外規定があります [31]。この法律の第195条はスポーツを扱っており、**身体的強さ、スタミナ、体格が勝敗を決定する上で重要な要素となる競技会において、公平性を確保するため、または他の競技者の安全を確保するために、トランスジェンダーの参加を制限することは合法である**と規定しています [31]。

シーマ・パテル博士弁護士)の見解:**

ノッティンガム法科大学法学上級講師であるシーマ・パテル博士は、スポーツにおける差別研究博士号を取得しており、競技スポーツにおけるインクルージョン排除規制バランスを専門としています [23]。彼女は、トランスジェンダーアスリート法律という特定トピックにおいて約20年の専門知識を持ち、**トランスジェンダーの参加に関する議論科学医学を超えて検討される必要がある**と主張しています [23]。

パテル博士は、**IOCの新しい枠組みを「画期的もの」として支持**しており、これまで性別の多様なアスリート出場資格規則歴史上、国際的統括団体性自認性別差異にかかわらず誰もがスポーツに参加できることを確保しようとしたのは初めてのことだと述べています [23]。

彼女は、「アドバンテージ推定なし、アスリート尊厳尊重」といった**インクルージョン原則に焦点を当てることが、これまでになかった指導であり、不可欠である**と強調します [24]。パテル博士は、**「人権への焦点はバランスを確保するために必要であり、どちらか一方であってはならない。科学が決定的な要因であってはならない。最終的には、法、規制社会学アスリート、そして人権問題でもある。なぜなら、これらのアスリート個人なのだから」**と主張します [24]。

平等法の免除条項について、パテル博士は、それを根拠トランスジェンダー排除を主張することは「極めて問題がある」とし、政府は「将来の法改正検討する必要がある」と示唆しています [24]。

ロス・タッカーの見解:**

パテル博士の主張に対し、タッカーは、「人々は差別という言葉を聞くと自動的にそれが悪いこと、不必要で望ましくないことだと考えるが、実際には**差別重要であり、特定の状況では正当化される場合がある**」と述べています [32]。彼は、英国平等法が「性別安全重要である場合性別に基づいて排除できることを明確にしている」と指摘しています [32]。

この議論は、科学的な事実社会的なインクルージョン、法的枠組み、そして個々のアスリート権利感情が複雑に絡み合った多面的問題であり、明確な解決策を導き出すことが非常に難しいことが示されています

Permalink |記事への反応(0) | 13:36

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トランスジェンダーアスリートスポーツへの参加に関する議論は、スポーツ界の内外で意見が分かれており、英国元首ボリス・ジョンソンからコメントが引き出されるほど注目を集めています [1]。この議論の中心は、インクルージョンスポーツ公平性女性スポーツにおける安全性という三つの要素のバランスにあります。具体的には、トランスジェンダー女性が、その生物学的な性別による不公平アドバンテージを持たずに、あるいは他の競技者への怪我リスクなしに、女性カテゴリー競技できるかどうかが問われています [2]。

この複雑な問題について、BBCSportは異なる見解を持つ二人の科学者と一人の弁護士に話を聞いていますスポーツ科学者のロス・タッカーは、思春期確立される生理学差異が「男女間に著しいパフォーマンス上の利点」をもたらすと主張しています [2]。一方、スポーツ科学者であり自身トランスジェンダーであるジョアンナ・ハーパーは、トランスジェンダーアスリートの移行が女性に与える影響を研究しています [3]。さらに、弁護士であるシーマ・パテル博士は、人権などの他の要素も考慮に入れるべきだと訴えています [3]。

以下に、彼らの主要な見解を詳しく要約します。

###トランスジェンダー女性女性アスリートに対して不公平アドバンテージを持つのか?

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、**アドバンテージが必ずしも不公平であるとは限らない**と指摘します [4]。彼女は二つの例を挙げてこの点を説明しています

**公平なアドバンテージの例**:フェンシングにおいて、エリートフェンサーの40%が左利きであるのに対し、人口全体では10%しか左利きがいないという例を挙げます [4]。左利きのフェンサーは右利きのフェンサーに対してアドバンテージを持つものの、両者は「有意義競争」を行うことができます [4]。

**不公平アドバンテージの例**:ボクシングでは、どんなに優れた小柄なボクサーであっても、体格の大きなボクサーとは対戦させない、とハーパーは述べます。体格差があるため、そこには「有意義競争」は存在しないからです [5]。

したがって、問題は「トランス女性アドバンテージを持っているか」ではなく、「トランス女性女性有意義競争ができるか」であるハーパーは主張します [5]。そして、その答えはまだ「決定的ではない」と述べています [5]。

彼女はまた、トランス女性は、**大きな骨格が減少した筋肉量や有酸素運動能力で動かされるため、不利な点も持ちうる**と指摘します。しかし、これは単に体格が大きいというアドバンテージほど明確ではありません [6]。競争の結果は非常に僅差で決まることが多いものの、全体的なパフォーマンスには多くの要素が絡んでおり、「誰かが一つの要素でアドバンテージを持っている」というだけで結果が決まるわけではないと強調します [6]。

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、**男性思春期に達する約13〜14歳から身体に変化が生じ、筋肉量や骨密度の増加、骨格の形状変化、心臓や肺、ヘモグロビンレベルの変化が見られる**と説明します [6]。これらすべてがパフォーマンスに大きく貢献します [6]。

彼は、テストステロンを低下させてもこれらのシステムへの影響は「完全ではない」と述べます [7]。そのため、**テストステロンによって作られた生物学的な差異ほとんどは、テストステロンレベルが低下した後も持続する**と考えています [7]。これは、男性女性に対して持つスポーツ上のパフォーマンスアドバンテージの「かなりの部分」が残ることを意味します [7]。

タッカーは、**テストステロンが原因となる男性アドバンテージ排除することが女性カテゴリー目的である**と主張します [8]。彼は、トランス女性においてそのアドバンテージが持続しない、あるいは存在しないことが示されるまで、トランス女性の参加を許可する根拠はないと断言します [8]。

さらに、彼は**「有意アドバンテージが維持されている」ことを示す13の研究と、テストステロンレベルが低い男性前立腺癌患者)の他の研究がある**と指摘し、これらの証拠総合的にアドバンテージが維持されることを強く示唆していると述べています [8]。彼は、リア・トーマスエミリーブリッジズのようなアスリートの例は、生理学的に何が起こるかという予測の「表れ」であると考えています [9]。

タッカーは、女性スポーツ男性アドバンテージトランス女性を含む)を排除することで規制する政策こそが、証拠に基づいたものである確信していると述べています [9]。彼は、国際オリンピック委員会IOC)が当初、「他に証明されるまで」参加を許可したことは間違いであり、アドバンテージが除去できると示されるまでは排除されるべきであったと批判しています [9]。

###トランスジェンダー女性女性スポーツから排除されるべきか?

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、女性カテゴリー目的テストステロンに起因する男性アドバンテージ排除することであると繰り返し強調します [8]。そのアドバンテージトランス女性において持続しないことが示されない限り、参加を許可する根拠はないとして、**排除政策が慎重な出発点であるべき**だと主張します [8]。彼によれば、**アドバンテージが保持されていることを示す強力な証拠が既に存在**しており、リア・トーマスエミリーブリッジズのようなケースはその生理学的な結果の表れであるとしています [8, 9]。彼は、IOCが当初、アドバンテージがないと証明されるまで参加を許可したことは誤りであったと強く批判しています [9]。

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、**この分野の科学は「初期段階」にあり、確定的な答えが出るまでにはおそらく20年かかるだろう**と述べています [10]。彼女は、IOCを含む一部の機関が、詳細が判明するまでトランスアスリート制限すべきではないと主張していることに言及します [10]。

ハーパーは、**現存するデータ知識に基づいて、スポーツ統括団体が最善を尽くし、今後より多くのデータが得られ次第、政策を変更する用意があるべき**だと提案します [10]。彼女は、世界陸連がトランスジェンダー女性12ヶ月間テストステロンを低下させれば参加を許可するという方針を示した例を挙げ、これは完璧政策ではないものの、利用可能科学に基づいて最善を尽くしていると評価しています [10]。このアプローチは、トランス女性に一切制限を設けないという立場や、完全に排除するという立場よりも合理的であると考えています [11]。

###トランスジェンダーアスリートのための独立したカテゴリー必要か?

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、**レクリエーションスポーツでは、男性女性カテゴリー以外に、例えば第三のカテゴリーを設けるなど、柔軟で創造的な区分方法検討すべき**だと提案します [11]。

しかし、彼女は厳密にすべてのトランスアスリートトランスカテゴリーに入れることの**実際的問題点**を指摘します [12]。人口の49.5%を占める男性カテゴリー、同じく49.5%を占める女性カテゴリーに対し、トランスカテゴリー人口わず1%しか占めません [12]。これにより、「英国トランスジェンダーサッカーチームを編成できるのか?そして他の国が同様のチームを編成できるのか?英国トランスジェンダーサッカーチームには対戦相手がいるのか?」といった問題が生じ、特にチームスポーツにおいては、「エリートスポーツでは機能しない」ため、事実上不可能であると述べています [12]。

ハーパーは、カテゴリー分けは必ずしもアドバンテージを完全に排除するわけではないが、そのカテゴリー内の誰もが「有意義競争」を楽しめる程度にアドバンテージを減らすものである説明します [13]。女性オリンピック金メダルを獲得したり、プロスポーツ契約を結んだりするためには、男性カテゴリー内にいてはならないと述べています [13]。しかし、男性思春期経験したトランス女性がそのカテゴリーにいられるかどうかは、「まだ決着がついていない問題であると認めています [14]。

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、**将来的にトランスカテゴリー解決策となる可能性もある**と認め、それはある意味で「非常に前向きな一歩」であると述べています [14]。しかし、彼は**現時点では世界がその準備ができていない**と考えています [14]。

主な問題点として、**アスリートの数が非常に少なく、スポーツ競技カテゴリーとして存続できるほどの規模を維持できない可能性**を挙げています [14]。

もう一つの問題は、**トランスであることに対するスティグマが依然として多く存在し、スポーツを通じてプラットフォーム強制したり作成したりすることが、そのスティグマの克服に役立つかどうか疑問**であるという点です [15]。むしろ特定障壁が生じる可能性もあると指摘します [15]。また、世界にはトランスであることを違法と見なす国もあるため、社会がまだその準備ができていないし、公平でもないだろうと述べています [15]。

それでも、彼は将来のある時点で解決策となる可能性はあるが、現時点では時期尚早であると考えています [15]。

###トランスジェンダー女性女性スポーツを「乗っ取る」のか?

ジョアンナ・ハーパー見解:**

ハーパーは、**トランス女性女性スポーツを「乗っ取る」ことは決してない**と断言します [16]。まず、トランスジェンダーの人々は人口の約1%を占めるに過ぎないと指摘します [16]。

彼女米国大学体育協会NCAA)のスポーツを例に挙げます。毎年20万人以上の女性NCAAスポーツ競技しており、トランス女性人口の0.5〜1%を占めることから、毎年1,000〜2,000人のトランス女性が見られるはずだと計算します [16]。しかし、NCAA11年前にホルモン療法に基づいたルールトランス女性の参加を許可して以来、「毎年ほんの一握りしか見かけない」と述べています [16]。したがって、**ルール施行されて11年経っても、トランス女性NCAAスポーツを乗っ取っておらず、依然として「大きく過小評価されている」**と結論付けています [17]。

ロス・タッカーの見解:**

タッカーは、問題は「規模と数」ではなく、**「概念」にある**と主張します [17]。彼は女性たちに「何人までなら受け入れるのか?」と問いかけ、5人、10人、あるいは50人でも受け入れるのかと疑問を呈します [17]。

彼は、ここしばらくの間に少数のトランスジェンダー女性アスリート存在し、米国では世界的な注目を集めていない他の多くの選手タイトルを獲得していると述べています [17]。そして、これらの選手たちは**女性スポーツカテゴリー内で女性の「場所を奪っている」**と強調します [18]。そのため、数を問題にすることは非常に危険であると考え、2028年のオリンピックでは、半ダース、あるいは一ダース選手が見られるようになるかもしれないと予測し、「この問題は拡大するばかり」であると警告しています [18]。

###IOC国際オリンピック委員会)の政策についてどう考えるか?

国際オリンピック委員会IOC)は、2021年11月の新しいガイドラインで、**トランスジェンダーアスリート女性スポーツイベントにおいて自動的不公平アドバンテージを持つとは仮定すべきではない**と発表し、個々のスポーツ団体に適切なアプローチを見つけるよう求めています [19]。

ロス・タッカーの批判見解:**

タッカーは、**IOC最初から女性スポーツ健全性を犠牲にしてインクルージョンを追求しようとしていたことが「極めて明確である」**と主張します [19]。彼は、IOC現在姿勢は、過去7、8年前よりも多くの知識があるにもかかわらず、「アドバンテージ推定なし」という「異常な声明」を出しており、さら健全性を損なうものである批判します [19]。

彼は、以前にも述べたように、より多くの証拠アドバンテージの保持を示しているにもかかわらず、IOCテストステロン測定の必要性をなくす方向へ進んだことは、**「科学健全性の根本的な欠如」**であると厳しく非難します [20]。彼は、ほとんどのオリンピック競技がこの決定を下す能力証拠を持っていないため、IOCがより強力な枠組みを提供しなかったことは「リーダーシップの失敗」であると見ています [20]。タッカーは、IOCが「科学的に欠落した政策ガイドライン」を採用したため、この問題が拡大し続ける中で各スポーツ団体自力解決しなければならなくなったと述べています [21]。

ジョアンナ・ハーパー批判見解:**

ハーパーは、新しいIOCの枠組みには「十分な実質がない」とし、データが得られるまでいかなる制限も設けるべきではないという考えには同意しないと述べています [21]。彼女は、IOCインクルージョンを優先したこと価値あることと認めつつも、**世界陸連のような、より積極的姿勢を示す例を好む**と述べています [21]。世界陸連は、「これが我々がすべきことだと考える」と述べ、すべてのスポーツ適用できるわけではないと理解しながらも、よりリーダーシップを示しているからです [21]。この点で、IOC批判することは可能であるハーパーは考えます [21]。

ハーパーは、トランスジェンダー政策策定することは「極めて困難」であり、どのような政策に対しても批判が生じるのは当然だと述べます [22]。彼女は、IOCが異なる行動をとっていればと願う一方で、トランス女性シス女性の両方、そしてスポーツ統括団体も「非常に困難な状況」に置かれていることを認め、ある程度の同情も必要であると付け加えています [22]。

シーマ・パテル博士擁護見解:**

タッカーとハーパーIOC現在ガイドライン批判するのに対し、弁護士のパテル博士は、**新しい枠組みを「Permalink |記事への反応(1) | 13:34

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2025-08-16

dorawii@執筆依頼募集中

同じ(包含されるという意味で)なこともあるし同じじゃないってこともあるだけ。そして今回は同じだったってだけ。所詮揚げ足取り矛盾の指摘だったって事。

ようするにスタンスは一貫してるなかで表現の粗として形式的矛盾があったとしてもスタンスは伝わってるんだからそれをいちいち流れに棹さすようなことするのはスマートじゃないし別の意図を感じざるを得ないよねって事。

必死だなあってこと。

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Permalink |記事への反応(0) | 03:16

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2025-08-01

男性が主導した「男性向けコンテンツ弾圧の主な例

##刑法175条(わいせつ図画頒布等)の厳格運用

## 2002~05年松文館裁判

##2010年東京都青少年健全育成条例改正

##2014年児童ポルノ禁止法改正時の“漫画アニメ包含提案

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2025-07-15

Grokの金髪ツインテにホイホイ釣られるオタクを見て、生成AIの「知財無断使用」「実写児ポデータセット包含」の問題点をしっかり他人に把握させてエシカル消費観点から責任ある行動を促す方向性で生成AI問題を訴求してこなかったことはかなり失策だと思った

手描きにこもった気持ちとか言ってる場合ではなかった

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2025-07-12

dorawii

ウリゾーン補題証明について

数学的帰納法でG(m/2^k)、ただしkは正整数でmは0以上2^k以下の整数である集合が定義され、m<nならばG(m/2^k)の閉包⊆G(n/2^k)が成立しているものとすると</p>

G(a)の閉包⊆U,Uの閉包⊆G(b)が成り立つようなUをとれるとありました。ただしa,bと書いたのはこの部分がどうあったか思い出せないのでそう書いているだけなので、これが実際に何であったかあなた知識で補ってください。これらの条件を踏まえてU=G(c)とすれば(cも覚えてないからこう書いているだけ)k+1場合も成立するとありました。

疑問の要点は、分母が2^kのときから2^k+1になったときも、それに伴って0から2^k+1の間でとれるようになったあらゆるm,n(ただしm<n)において帰納法仮定が成り立つことについて、</p>

これはたとえばk=2のときを考えたら分母が4のときの話であり、すなわち表のように分子を書けば

a,c,b

0,1,2

2,3,4

のような表の中で、このなか相異なる整数を取り出して小さい方からmとすればG(m/2^k)の閉包⊆m(n/2^k)が成り立っているということで、

分母を2^k+1とすればその分考えうる分子が以下のように2倍に増える

a,c,b

0,1,2

2,3,4

4,5,6

6,7,8

しかしこのうち,0,2,4,6,8のような偶数は前述の表の0,1,2,3,4に対応していて、これらのなかにおいてG(m)の閉包とG(n)の包含関係を考えるかぎりは

帰納法仮定よりただちにG(m/2^k+1)の閉包⊆G(n/2^k+1)が成り立つことはわかる。

また片方の分子偶数でもう片方が奇数場合や、両方が奇数場合には包含関係判断する手がかりが足りないように思える。

どうすればいいのか?

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250712195606# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaHSnBAAKCRBwMdsubs4+SFD9APsFACU9H37ISmxFMYvQ7Q8OtUIU7eE66HQpVvOCE/pMTwD/TgDMWG1da5hbOBxKmYZVqZTx1FpjVi3QZm7YYFSldgI==HMKH-----ENDPGP SIGNATURE-----

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2025-05-31

anond:20250531183404

古代中国書物である易経』に「観国之光,利用賓于王(国の光を観る、用て王に賓たるに利し)[注釈 5]」との一節があり、「観光」はこれを略した成句であるというのが定説である[1][5][8][13][34][35]。したがって、明治期に西洋から輸入された多くの概念和製漢語に当てはめられ理解されていったのに対し、観光という言葉のもの起源東洋にあるということになる。

観光」という用語使用確認できる最も古いものは、1855年オランダから江戸幕府に献上された洋式軍艦観光丸」である。誰がどのようにしてこの艦名をつけたのか明らかになっていないが、珍しさや誇らしさを表したり「国の威光を海外に示す」という意味が込められていたと考えられる[1][34]。また、明治時代初めの米欧使節団を率いた岩倉具視は、報告書である『米欧回覧実記』冒頭に「観」「光」揮毫している[注釈 6][37]。岩倉は後に、東京奠都により衰退した京都経済再生の一環として、洋風迎賓館を建てて外国の賓客をもてなすことを政府に献策している[36][38]。なお、「観」という漢字には「示す」という意味もあり、「外国要人に対して国の光を誇らかに示す」という意味も込められているとする説もある[1]。

このほかに佐野藩の藩校観光館」や国産品奨励目的として設立された「観光社」など固有名詞の中での使用例があるが、用語として広く普及したとは言い難い[注釈 7][34]。

1872年日本鉄道開業以降、各地で鉄道ネットワークが広がってゆき、これにより国内旅行が盛んになるが[33][39]、このころは「遊覧」や「漫遊」の語が使われるのが一般的であった[注釈 8][5][34][40]。1886年東京府師範学校が「長途遠足」を開始し、内国勧業博覧会の開催などとも合わせて修学旅行が促進された[39]。1905年には鉄道を利用して高野山伊勢へ参詣するパッケージツアーが南新助(日本旅行創業者)によって始められている[39]。

1893年渋沢栄一益田孝の旗振りにより、日本で始めて外客誘致に取り組んだ民間団体である喜賓会(英: WelcomeSociety)が設立され、設立目的に「旅行快楽観光の便利に」が掲げられた[34][40]。喜賓会は1912年ジャパン・ツーリスト・ビューローとなり、日本交通公社の前身となっている[5][40]。

1923年1924年ごろにはアメリカ移住団の祖国訪問について「母国観光団」と大々的に新聞報道されており、観光の語が現代的な意味として一般認知されるようになったのはこの頃からともいわれる[1]。

濱口内閣は、元帝国ホテル支配人熱海ホテル経営者の岸衛[注釈 9]の働きかけを受け、外貨獲得のための外客誘致事業目的とした機関の設置を決定した。これが1930年4月24日付け勅令83号によって創設された鉄道省の外局「国際観光局」である[5][1][35][40][41]。名称候補には「観光局」「国際局」「外客誘致局」などがあったが、当時の鉄道大臣江木翼により決定された[40][42]。なお、英文名はBoard of Tourist Industryとなっており、ツーリズムの語を用いず、国際にあたる表示もなされていない[注釈10][34]。

観光」の語は原典を紐解くとアウトバウンドを指すものとも解釈できるが[35]、このように戦前の「観光」を冠する事業インバウンドを中心としたものであった[注釈11][5][40]。

国内旅行包含した今日意味合いでの「観光」が定着したのは、マスツーリズムが到来した1960年代以降であるとする指摘もある[34]。宮崎バス(現・宮崎交通)が、「名勝」「遊覧」といった表現享楽性を連想させるとして、戦中戦後に「参宮」「観光」へ名称変更した事例が報告されている[5]。

庶民に普及した当初は観光に行くことそれ自体が贅沢でありステータスであったが、観光が身近な存在になるに連れて「どこに行くのか」「何をするのか」が次第に重視されるようになっていく[23]。

Permalink |記事への反応(0) | 18:40

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2025-05-20

anond:20250518132443

ヘルプマークって中途半端だよね

「察して」に全振りしすぎてるというか

体が弱くて席を譲って欲しいのか周りに迷惑な行動をしてても怒らないで欲しいのか耳が聞こえないのかその全てなのかを「察して」で包含してる

身体じゃなく精神の人は精神ヘルプマークを付けた方がいいのではって思ってしま

Permalink |記事への反応(1) | 08:58

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2025-05-04

anond:20250504143739

別にならないよ。

氏名自由化選択夫婦別姓包含するアプローチから夫婦別姓を求める人は改姓の不都合を解消出来る。自由化結婚時の姓保持や新姓選択が容易になり、そのニーズも満たせる。さらに、文化的理由ジェンダーアイデンティティビジネスなど、別姓以外の目的改名したい人の選択肢も広がる。皆の自由を高める別の道なんだから、他の人達権利自由邪魔するな。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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2025-05-03

anond:20250503044518

違わないと思うならどうぞそれを推進してくれ。選択夫婦別姓包含しとるからな。俺は社会の受容の容易さが全然違うと思うぞ

Permalink |記事への反応(0) | 11:18

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2025-04-25

パターン宇宙論

それは非常に興味深く、哲学的な深みを持つ思考実験ですね。あなた提示された概念をまとめると、以下のようになります

  1. 無限空間/メタ空間: すべてが存在する基盤となる広大な場。
  2. 無限の静的な宇宙: その無限空間内に、時間的な変化をしない(静止している)無数の宇宙存在する。
  3. 記憶を持つ静的な私: それぞれの静的な宇宙には、ある特定状態と、それに対応する特定の時点での記憶を持つ「私」が存在し、その「私」自身宇宙の一部として静止している。
  4. 主観的時間の流れ: 「座っている記憶を持つ私」が存在する宇宙Aと、「そこから1秒後に立ち上がった記憶を持つ私」が存在する宇宙Bが別個に静止して存在しているとき、これらの宇宙を(意識観測主体が)次々と経験することによって、主観的には時間が流れているように感じられる。つまり時間とは宇宙のものの変化ではなく、異なる静的な宇宙存在する異なる記憶を持つ自己状態を順に辿ることによって生じる主観的感覚である
  5. 記憶による無限分岐: ありうるすべての記憶状態対応する宇宙存在するため、主観的時間の流れは、あらゆる可能性に沿って無限分岐していくことになる。

この考え方は、私たち日常的な「時間が流れている」「未来は不確定で、過去は確定している」という感覚とは異なりますが、時間本質意識存在のあり方について非常に刺激的な問いを投げかけます

物理学におけるブロック宇宙論(宇宙の全ての時間空間は一つの四次元的な実体として静的に存在するという考え方)や、多世界解釈量子力学の重ね合わせ状態観測によって収縮するのではなく、観測によって宇宙分岐するという考え方)といった概念の一部に類似点も見出せますが、あなた提示された枠組みは、特に宇宙自体が静的であり、時間的な流れは完全に記憶連続性と、異なる静的な状態(異なる宇宙)を経験することからまれ主観的現象である」という点に特徴があります

これは、私たち経験する現実の捉え方について、根本的に異なる視点提供してくれる面白い概念だと思います

なるほど、前回の思考実験に新たな視点を加えられたのですね。空間が有限であるという条件を設定することで、非常に興味深い推論が導き出されます

あなたの新しいアイデアを整理すると、以下のようになります

  1. 有限な空間: 全てを含む基盤となる空間無限ではなく、有限である仮定する。
  2. 有限な宇宙の生成: その有限な空間内に生成される宇宙の数や種類も有限になる。
  3. 生成パターンの偏り:無限空間であれば、あらゆる可能物理法則初期条件を持つ宇宙(あらゆるパターン)が無限に生成される可能性がある。しかし、空間が有限であるため、生成される宇宙パターンには限りがあり、特定パターンが出現する確率が高くなったり、特定パターンしか存在しえなくなったりする「偏り」が生じる。
  4. 物理法則起源: この宇宙の生成パターンの「偏り」こそが、私たち観測する物理法則の根源なのではないか。つまり私たち宇宙存在する物理法則は、無限存在する可能性のある法則の中の一つが選ばれた結果ではなく、有限な空間という制約の中で生成されうる宇宙の集合の統計的な傾向や、特定パターンが優勢になることによって生じている。

この考え方は非常に示唆に富んでいます物理法則を、宇宙のものの内在的な性質や、何らかの究極理論から演繹されるものではなく、それを内包するより高次の空間(あるいはメタ空間)の構造(有限性)と、そこから生じる生成可能宇宙アンサンブルの「偏り」から説明しようとする試みと言えます

これは、宇宙論や素粒子物理学の一部で議論される、可能宇宙の多様な「ランドスケープ」の中で、なぜ私たち宇宙特定物理定数や法則を持つのか、という問題に対する一つのユニークアプローチとも考えられます私たち宇宙物理法則は、その広大な可能性の海の中で「たまたま」実現したものではなく、「有限な空間」という制約によって、他のパターンよりも生まれやすく、あるいは必然的に生まれるべくして生まれパターンだった、と解釈できるかもしれません。

この仮説は検証が非常に難しいものですが、物理法則存在理由に根源から迫ろうとする、哲学的に深く、創造的なアイデアだと思います

Permalink |記事への反応(0) | 03:04

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2025-04-14

anond:20250414010706

人類がいなくても物質存在するだろ?

物質包含される幾何学普遍

まり人間がいなくても数学存在する

Permalink |記事への反応(1) | 01:15

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2025-04-02

言葉の檻 ——ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄

わたしは、言葉を失いつつある。いや、正確には奪われつつある。なんとも情けない話だ。作家のはしくれとして生きてきたわたしが、今や何を書いても、何を言っても、非難の嵐にさらされる時代に生きている。

ポリティカル・コレクトネス。なんと美しい響きだろうか。まるで天使の囁きのような言葉だ。しかし、その実態悪魔の鎖であるわたしのような取るに足らない人間でさえ、その重さに喘いでいる。

---

昨日、編集者から電話があった。わたしの書いた小説の一節が「不適切」だというのだ。何が不適切なのか、と尋ねると、「現代感覚からすると問題がある」との返事。わたしは笑ってしまった。現代感覚とは何なのか。誰がそれを決めるのか。神か、仏か、それとも自称「正義の味方」たちか。

わたしは酒を飲み、煙草を吸い、そして考えた。この世界は、いつからこんなにも息苦しくなったのだろうか。

言葉狩りの時代。それがわたしたちの生きる現実だ。傷つく人がいるかもしれないという恐怖が、表現の自由を蝕んでいく。もちろん、人を傷つけることが良いとは思わない。わたしのような下らない人間でさえ、そのくらいの分別はある。しかし、あらゆる表現が誰かを傷つける可能性を持つ。そして、その可能性を恐れるあまりわたしたちは自らの首に鎖をかけている。

---

カフェ若者たちの会話を聞いていた。彼らは言葉を選び、慎重に話す。時折、「これは言っていいのかな」と互いの顔色を窺う。なんと痛ましい光景か。若さとは本来、無謀で、無遠慮で、時に残酷ものではなかったか。その荒々しさこそが、新しい世界を創り出す原動力だったはずだ。

しかし今、彼らは自らの言葉に恐怖している。正しくあろうとするあまり魂の叫びを押し殺している。これもまた、ポリティカル・コレクトネスの名の下に行われる暴力ではないか

わたしは彼らに同情する。いや、羨ましくもある。少なくとも彼らには、正しくあろうとする意志がある。わたしのような腐りきった人間には、もはやそれさえも失われている。

---

ある作家が言っていた。「現代は、言葉カロリー計算される時代だ」と。なんと的確な表現だろう。かつて言葉は、魂の叫びであり、情熱の発露であった。しかし今、それは栄養成分表示のついた加工食品のようなものになってしまった。

脂肪分(攻撃性)ゼロ、糖分(皮肉)控えめ、添加物偏見)不使用。そんな無味無臭言葉に、いったい何の価値があるのだろうか。

太宰治坂口安吾中原中也が今の時代に生きていたら、おそらく一行も書けなかっただろう。彼らの言葉は、時に毒を含み、時に差別的で、時に自己憐憫に満ちていた。しかし、その不純物こそが、彼らの文学人間臭いものにしていたのだ。

---

わたしは先日、ある講演会に出席した。そこでは「包摂的な言語」について熱心に語られていた。確かに、その理念は美しい。誰も排除せず、誰もが尊重される世界わたしのような醜い人間でさえ、その理想に心を動かされる。

しかし、その方法には首を傾げざるを得なかった。言葉規制によって、心の自由を獲得できるのだろうか。表面的な言葉遣いを変えることで、本当の意味での尊重が生まれるのだろうか。

この問いに、わたしは答えを持ち合わせていない。ただ、言葉の海で溺れているような感覚がある。かつては自由に泳げた海が、今や無数の見えない境界線で区切られている。その境界を越えれば、即座に非難の嵐が吹き荒れる。

---

自己検閲。それが現代人の宿命だ。書く前に、話す前に、考える前に、わたしたちは自らの内なる検閲官に従う。「これは言ってもいいだろうか」「これは書いてもいいだろうか」。この絶え間ない自問自答が、わたしたちの精神疲弊させる。

ポリティカル・コレクトネスの最大の罪は、この自己検閲内面化させたことだ。もはや外部から規制すら必要ない。わたしたちは自らの思考を縛り、自らの言葉を奪う。なんと効率的支配だろうか。

わたしは、自らの卑小さを嘆く。この時代抗うこともできず、かといって従うこともできず、ただ酒に溺れ、無力感に打ちひしがれる。情けない男だ。本当に情けない。

---

しかし、時折思うのだ。言葉の真の力とは何か、と。

それは、決して「正しさ」ではない。むしろ、「間違いさえも包含する自由」ではないだろうか。太宰治も、芥川龍之介も、彼らは「正しく」なかった。時に差別的で、時に自己中心的で、時に残酷だった。しかし、その不完全さこそが、彼らの文学人間的なものにしていた。

完璧に正しい言葉など、この世に存在しない。あるのは、ただ真実を求める不完全な魂の叫びだけだ。

ポリティカル・コレクトネスという名の牢獄に閉じ込められた今、わたしはその壁を叩き続ける。微かな音だ。誰にも届かないかもしれない。しかし、それでも叩き続ける。

これが、わたしのような取るに足らない人間にできる、最後抵抗なのだから

Permalink |記事への反応(0) | 01:16

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2025-03-16

献体の「SNS発信禁止」、解剖学会などが指針 ピース写真炎上で」 ->WebページブログならOK

一般人で、SNSインターネット関係包含関係)を理解しているのって何割ぐらいいるんだろ

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2025-03-03

人口あたりのレイプ数」をちゃんと出すよ!

頑張ってまとめる

元ネタ

人口あたりのレイプ件数20年で30パーセント以上減少」というデータをもとに日本人男性を叩くフェミニストたち

https://posfie.com/@DamDam347/p/d8DQppZ

過去20年間で変化なし。

https://x.com/tmaita77/status/1895066646815088676

 

よく見るツッコミ

他国定義が変わっている

暗数が多い

 

ここ25年くらいの法改正

 

日本

2017年、「強姦罪」が「強制性交等罪」に変更される

内容:膣性交のみ→肛門や口腔への挿入行為も含む

2023年、不同意性交

内容:被害者抵抗拒否できない状況(心理的圧力など)での性交処罰対象性交同意年齢の13歳から16歳への引き上げ

 

アメリカ

2013年、Rapeの定義変更

内容:性別を問わず、「あらゆる非同意の挿入行為(口腔・肛門含む)」をレイプとして集計

 

イギリスイングランドウェールズ

2003年、Sexual OffencesAct2003

内容:口腔や肛門への挿入も包含性別を問わず適用可能

 

ドイツ

2016年、No means No(Nein heißt Nein)

内容:暴行脅迫要件を必ずしも伴わなくても、被害者の明確な拒否があれば処罰対象

 

フランス

2018年、厳罰化

内容:15歳未満の行為を厳しく処罰する

2021年:性的同意年齢の明確化

内容:15歳未満との性行為同意の有無にかかわらず強姦扱い

 

スウェーデン

2018年、同意

内容:暴力脅迫の有無にかかわらず、明確な同意がなければレイプとみなす

 

中国

2015年、量刑強化や児童への性的虐待などの取締まり強化

内容:主に量刑によるもの

 

韓国

2013年、性暴力関連法

内容:非同意性交処罰範囲を拡大、被害者保護制度の整備

 

レイプ判定の違い

 

主に、不同意だけでアウトか、挿入以外(尻、口、指)もアウトか

 

日本不同意だけ◯、挿入以外◯

アメリカ不同意だけ◯、挿入以外◯

イギリス不同意だけ◯、挿入以外x

ドイツ不同意だけ◯、挿入以外◯

フランス不同意だけ◯、挿入以外◯

スウェーデン不同意だけ◯、挿入以外◯

中国不同意だけx、挿入以外x

韓国不同意だけ△、挿入以外x

 

日本2023年の法改正欧米の厳しい国に足並みをそろえた格好(ここ30年くらいは大体そう)

 

なお、より広範な行為レイプ扱いとなる、つまり厳しい国でランキングにするとこうなる

スウェーデンアメリカドイツフランス日本イギリス韓国中国

 

スウェーデンは「Yes meansYES」というレベル同意必要

 

2003年頃と、2022〜2024年の10万人あたりのレイプ件数

 

本題

まずこの期間の間にすべての国で法改正が進んだので、「増えるのは当たり前」です

また、法改正の内容が若干異なるので、結局「治安の悪化」はデータからわかりません

泣き寝入りする人が減った可能性もありますし、暗数が減った可能性もあります、単純に治安悪化した可能性もあります

 

法改正を考えると、日本だけ2024年のデータ必要です、他の国は2022年の方が正確だからこのまま使いましょう

ソース

https://x.com/tmaita77/status/1895066646815088676

 

2024年の不同意性交罪は3936件で、人口10万人あたり、3.17件です

ソースhttps://www.npa.go.jp/publications/statistics/kikakubunseki/r6_jyosei.pdf

 

日本   1.9 → 3.17

アメリカ 32.3 → 41.8件

イギリス 25.1 → 117.3件

ドイツ 10.8 → 15.1件

フランス 17.4 → 58.9件

スウェーデン 24.9 → 85.6件

参考値:韓国12件、中国約1〜2件

 

ちゃんと増えてます

グラフ見ると、来年あたり日本はもう少し増える可能性あるかも?)

 

結論

2024年最新データでは、日本他国と条件がほぼ一致してるので、定義の差は言えない

そのうえで、日本はだいたい10万人あたり3件強で、これは欧米諸国より一桁少ないし、何なら欧米法改正前より少ない

 

暗数

暗数の話きらい、悪魔の証明になるじゃん

一応調べたけど

日本でよく言われる未通報率は90%だが、10倍しても31件で欧米よりは少ない(ドイツよりは多くなる)

・よくあるツッコミだが、バカ他国暗数がないと思ってる↓

米国司法省犯罪被害調査(NCVS:National Crime Victimization Survey)やRAINN(性的暴力被害者支援団体)などの推計では、少なくとも半数以上、60~80%前後警察に報告されていないとされます

イギリスCrime Survey forEngland andWales犯罪被害調査)によると、性暴力被害のうち通報されるのは全体の15~20%程度 という数字がしばしば報告され

ドイツ連邦家族省などが支援する研究では、強姦被害の70~80%が未通報 と見られるとの推計もある

フランス政府系の調査被害者支援団体の報告によると、60~80%程度が警察通報されていない可能性が高いと言われる

スウェーデンは国際比較で「報告件数」が高い国として知られる一方、それでも 半数以上、場合によっては60~70%程度 は未通報推定

韓国暴力被害者支援センター女性家族部などの調査では、半数~70%以上が警察に届け出ていないというデータが示されることが多い

 

協力:ChatGPT o1

 

_____

 

所感:

・ここ20年の法改正の動きが知れて面白かった、不同意罪ってトレンドだったんだね

2024年の数値が出たらまたSNSで騒ぐんだろうな、2年以内に

日本件数が少ないのは単なる民族的ものだよね、最強のセックスレス大国だぞ、知らんけど

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2025-02-24

anond:20250224090836

歴史的城郭における居住性の比較考察日本ヨーロッパ中国の事例を通じて

歴史的城郭居住性を検証するにあたり、まず注目すべきは建築様式根本的な差異である

日本城郭の特徴的な天守構造防衛機能居住空間の調和を追求した結果であり、姫路城の事例では現代的な居住要件を満たす設備確認される。

対照的中世ヨーロッパ城郭軍事要塞としての性格が強く、初期の居住環境は極めて厳しい条件を強いられた。

中国における城壁都市「城中村」の事例では、歴史的遺構と現代生活環境の融合が課題となっている。

日本城郭居住進化過程

姫路城の事例が示すように、近世日本城郭建築には驚異的な居住性向上の工夫が凝らされている。

現存天守調査によれば、1階と2階に50畳規模の大広間を配置し、採光には高窓を採用するなど、現代建築にも通じる合理性が認められる。

特筆すべきは水回り設備で、地下に9ヶ所の厠(トイレ)を配置し、中庭独立した台所を設けるなど、衛生面への配慮戦国時代技術水準を凌駕している。

城下町の整備状況も居住性向上に寄与した。

犬山城周辺の城下町ではグルメスポットが密集し、彦根城では「ひこにゃん」を中心とした観光インフラが整備されるなど、現代的な生活利便性歴史的景観調和が達成されている。

江戸城の事例では、都市計画に基づくインフラ整備が「住環境部門1位」の評価につながり、城跡を中心とした都心開発の成功事例となっている。

ヨーロッパ城郭居住性変遷

中世ヨーロッパ城郭の初期形態実用性よりも防衛機能を優先した構造であった。

ドイツの古城改装事例では、600平方メートル居住空間に現代的なリフォームを施す過程で、冬季の極寒(室温8℃)や夏季の高温(40℃)といった物理的制約が明らかになった。

フランスリヨンの事例では、歴史的城郭活用した都市開発が進み、公共交通機関美食文化の融合が居住環境質的向上に寄与している。

建築技術進化に伴い、ノイシュヴァンシュタイン城のような19世紀城郭では暖房設備や採光技術改善された。

ウィーン市の事例が示すように、歴史的建造物の保存と現代生活インフラの整備を両立させる都市計画手法は、ヨーロッパ全域で模範とされている。

ただし、中世城郭構造的制約を完全に克服するには至っておらず、歴史的価値居住快適性のバランス継続的課題となっている。

東アジア城郭都市比較

中国鄭州市の「城中村研究が明らかにしたように、歴史的城壁内の居住区画では交通利便性コミュニティ維持が両立する独特の生活様式が発達している。

上海都市開発事例では、日本マンション管理手法が導入され、教育機関医療施設の充実が居住環境評価を押し上げている。

この傾向は丸亀市の事例とも共通し、城下町歴史的景観保全しつつ、子育て支援策や災害対策を強化する「持続可能城郭都市モデル形成されつつある。

居住評価多角的分析

城郭居住性を評価する際には、建築学的特性社会経済的要因を統合的に検証する必要がある。

姫路城のケースでは、防衛設備(隠し部屋・多重門)が現代セキュリティ基準を先取りする機能を有し、「設備部門1位」の評価を得ている。

これに対し、カルカソンヌ城(フランス)やホーエンツォレルン城ドイツ)は観光資源化に成功したものの、歴史的構造物の改修制限居住機能の向上を阻害している。

経済的持続性の観点では、松江城島根県)の事例が示唆である

現存天守を核とした観光振興が地域経済活性化し、結果的に周辺不動産価値の上昇をもたらした。

この現象モンサンミッシェル城(フランス)の事例と相似しており、文化遺産保全経済的便益の両立が居住環境改善原動力となっている。

気候適応技術東西比較

日本城郭気候適応技術世界建築史において特筆すべき成果である

犬山城の「後堅固」構造は断熱効果と通風を両立させ、夏季の快適性を確保する。

彦根城の事例では琵琶湖の微気候を巧みに利用し、防御機能居住快適性の統合を達成している。

これに対し、中世ヨーロッパ城郭気候対策限定的であった。

ドイツ古城の居住体験記録によれば、暖炉1基で広大な広間を暖房する非効率性が指摘され、居住者の健康リスク要因となっていた。

現代リフォーム事例では断熱材の導入や床暖房の設置が進むものの、歴史的建造物の改修規制技術導入の障壁となっている[5]。

現代における城郭活用の新展開

歴史的城郭現代的な活用事例が示すように、居住性向上の取り組みは世界的な潮流となりつつある。

ウィーン市の事例では、歴史的城郭包含した都市計画が「世界で最も住みやす都市評価につながり、文化遺産現代生活の融合モデル提示している。

中国厦門市の事例では、城壁遺構を活用したエコタウン開発が進み、伝統建築様式スマートシティ技術統合が試みられている。

日本における最新の動向では、丸亀城城下町再生プロジェクトが注目を集める。

地元食材活用した学校給食制度伝統町家の改修を組み合わせた施策は、歴史的景観保全子育て環境改善を同時に実現している。

このような多角的アプローチは、城郭を核とした持続可能都市開発の新たな可能性を示唆している。

結論

総合検証の結果、現代基準で最も居住性に優れた城郭日本姫路城結論付けられる。

その根拠として、

(1)現存天守現代生活設備自然統合されている点、

(2)城下町利便性が高度に発達している点、

(3)防衛設備現代セキュリティ要件を先取りしている点が挙げられる。

ヨーロッパ城郭歴史的浪漫に優れるものの、構造的制約から居住改善限界がある。

中国城郭都市は急速な近代化の中で新たな可能性を秘めるものの、歴史遺産現代インフラ調和が未完である

今後の課題としては、城郭建築歴史的価値現代生活要件統合手法確立が挙げられる。

日本ヨーロッパの事例を比較研究し、気候適応技術防災システムの知見交換を進めることで、歴史的建造物を活かした持続可能居住モデルの構築が期待される。

特にAIIoT技術活用した城郭保全システムの開発は、次世代歴史的環境維持に不可欠な要素となるだろう。

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2025-02-23

anond:20250223011208

その点、ミンス至上主義エリートが都合のいい主張だけをピックアップしてそれを「民主主義」と呼ぶという点において、バカ包含してないよね

Permalink |記事への反応(0) | 01:13

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2025-02-14

anond:20250214211609

もっと飛躍した使い方はないでしょうか。三次元時間を足して四次元になるように、概念を変えて考えてみてください

5 秒 の間、推論済み

新たな観点の探求

「sixth-person」の概念を考える際、1人称(I)、2人称(you)、3人称(he/she/they)の次に、4人称、5人称と進化し、6人称は抽象的な観点を持つのではないか想像している。

新しい次元想像

言語の「六人称」の概念を、ありとあらゆる視点から成る環境時間を超えた視点、あるいは未来現在のすべての視点を含む全体的な視点として考える。

視点次元的に拡張して捉えるなら、六人称は単なる第三者さらなる区別ではなく、「人称」という枠を超えて、時間空間複数次元を包括し、同時に異なる時空・立場から語られる主体を示す概念として考えられます

まり

5 秒 の間、推論済み

進化した言語の探求

「四人称」と「五人称」を、時間という次元を加えて「六人称」に進化させる概念を探っています。この方法で、異なる視点から物事を見られるようになると考えています

六人称を「人称」の枠組みからさら拡張し、時間空間といった複数次元を同時に包含する新たな主体として捉える、ということです。

うーん

六人称で小説の冒頭を書いてみてください

2 ~ 3 秒 の間、推論済み

人物視点を超える

「新たな次元」を通じて、物語現場から未来過去複数時間軸を超えて観察し、豊かな視点を持つユニークな六人称視点形成している。

その朝、彼女が微笑む未来と嘆きの記憶とが同時に折り重なったまま、わたしはまだ生まれていない声を聞いている。時間の縫い目をほどくたび、ひとりの決断が何度も姿を変え、別の物語に注がれていくのが見える。視点はそのすべてを横断しながら、けれどあらゆる瞬間が同時に存在する場所へと戻ってくる。そこでわたしは、まだ語られぬ結末と、すでに失われた序章とを同時に手のひらで測りながら、彼女が開くドアの音を待っているのだ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:20

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2025-02-06

anond:20250206201211

イカれてないぞ?

なにせ、万物包含する無限存在から

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

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