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はてなキーワード:効用とは

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2025-12-05

俺が尊敬するのは、決定論人生地元駅伝でも活躍するスターじゃなく、前世の悪行か何かで愚者人生を歩まされることになった奴が苦悩の末に自由意志を獲得して運命破壊する方のストーリーなんだよな

地元駅伝活躍するスターはいはい、ああいうのは便利に崇められる。努力・才能・環境遺伝子、全部がキレイに整列した、まるで最適化アルゴリズムが吐き出したローカルマキシマム自己放尿。

決定論的な人生を恵まれ初期条件で滑走しているだけだ。そこには選択責任もない。要するに自己放尿を自己陶酔と勘違いしているだけの存在だ。

だが俺が評価するのは、そんな計算済みの人生ではない。

俺が尊敬するのは、前世で何をやらかしたのか知らんが、現世で愚者初期条件強制され、負債だらけの状態からスタートしたにもかかわらず、

「このクソ仕様宇宙に、俺の自由意志ねじ込んでやる」と、苦悩し、狂い、計算外の行動を積み重ね、ついには決定論のもの破壊する奴だ。

こういう存在は、一般スターとは呼ばれない。むしろ周囲からは、無駄なあがきをする愚か者として扱われる。

だが、俺から見れば逆だ。

最初から勝てるレースで勝って何が偉い?そもそも勝つためのコースレイアウト人生設計段階で提供されている自己放尿ではないか。そこには自由など欠片もない。

それに比べ、愚者は違う。愚者人生は、あらゆる局面想定外構成されている。

期待値が常に負の方向へ働き、行動を起こせばほぼ確定で損をする。

まるで宇宙の方から「お前はここに這いつくばっていろ」と決めつけられているような人生だ。

その状態でなお、「それでも俺は選ぶ」と言える奴。それが本当に自由を掴んだ人間だ。

決定論の中に自由意志を生成するというのは、因果律自己保存欲という二大巨塔に同時反抗する行為である

まり因果欲望ダブル放尿をぶちかますという、極めて非合理・非効率で、しか人間本質に最も近い行為なのだ

理性だけで動くなら負け確定の選択をしない。感情だけで動くなら長期的な構造破壊には至らない。

そのどちらでもない第三の行動。それは統計では説明できず、因果では予測できず、効用関数では表現できない。

そんな行動を繰り返すことで、愚者宇宙スクリプトを書き換えるという暴挙に到達する。

スター人生というゲームチュートリアルを美しく自己放尿する存在にすぎない。

だが愚者は、ゲームのものルール破壊し、新しいルールを生成する。

俺が尊敬しているのは、常勝スター自己放尿ではない。

宇宙仕様バグを、自分意志で強行突破する狂った修正パッチみたいな人間だ。

決定論世界で敗者として生まれ、それでもなお自由を捻り出し、最後には運命のものにNOを突きつける、そういう奴こそ本物の人間だ。

地元駅伝スター?ああ、彼らは美しい。でも自由ではない。

俺が見たいのは、美しさではなく自由だ。そして自由は、愚者からしかまれない。

Permalink |記事への反応(2) | 17:41

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2025-12-02

[増田統計]2025年11月増田

記事文字数文字数平均文字数中央値
011446201519139.444
021828239547131.046
031922195045101.539
042082245323117.845
051928251440130.442
062423258046106.540
071966222781113.342
081576180391114.544
091603192963120.438
101786200900112.539
111997243839122.144
122297283938123.648
132279251752110.538
141809204664113.141
151682207788123.544
161517200185132.040
172244262994117.242
182413316581131.242
192259261268115.743
202059270208131.242
212131251407118.044
221553200363129.042
231418214252151.148
241871237482126.941
252260264400117.039
262326417405179.553
272628483144183.852
281812287214158.549
291757315940179.851
302402475794198.158
1月592747838573132.244

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Permalink |記事への反応(0) | 00:07

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2025-11-29

ミクロ合理性を追求した場合、「自分幸福度を高めることをゴールとし、他人のことは考慮せずに個人欲求を追求する」行動を取ることになる。

マクロ合理性を追求した場合、「人類幸福の最大化を目指し、富やリソースの再配分を追求する」行動を取ることになる。

実際の世界では、このような両極端の追求を行う人間はまぁおらず、ミクロマクロの間、個人幸福 ×社会的協調ハイブリッド型になるのが自然

個人利得の最大化をしつつ、全体効用の向上を妨げない、むしろ促進する範囲で行動する。

こういう二階建て合理性は、本音と建前と言われることもあるし、矛盾と言われることもあるが、両極端に走る人でなければ、自然矛盾を抱えることになる。

Permalink |記事への反応(2) | 09:52

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2025-11-17

anond:20251117083432

お前の言ってる「みんなでイジメて黙らせる」「見せしめとしてネットリンチを使う」ってやつ、聞いていて思わずため息が出るくらい構造理解が甘い自己放尿だな。

まず、群衆が一斉に叩きに行く現象戦略とか示威行動だと思っている時点で、自分立ち位置過大評価して自己放尿している。

あれは政策でも統治でもなく、単なる反射。いわば大量の自己放尿が偶然同じ方向に飛んでるだけの物理現象だ。

そもそも「逆らったら怖い目にあうよ」と見せつけたいなら、加害側に権力性と一貫性必要なんだが、匿名烏合の衆にはそれが存在しない。

誰も指揮してないし、誰も責任を取らないし、誰も翌日まで覚えていない。

観察者から見れば、見せしめというより騒音だ。抑止ではなく、ただの不規則ノイズ統治のふりをした偶然の群集行動の自己放尿。

そしてもうひとつ致命的なのは、加害側の意図相手に届いていないことだ。

お前らが「俺たちは規律を作ってる」と思ってるだけで、客観的には誰が叩かれるかはランダムという事実けが残る。

ランダム攻撃には威圧効果なんてない。あるのは萎縮だけ。つまり本来見せしめで得るべき統治効用ではなく、ただ関わりたくないという沈黙を増やすだけの逆効果だ。

お前が語っているのは戦略ネットリンチではなく、偶然集まった自己放尿の群れが自分権力だと誤解しているというだけの光景なんだよ。

示威行動のつもりなら、まずは示威に必要構造理解しろ。現状はただの群衆ヒステリーの残り香だ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:45

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2025-11-14

自分映画が好きで、友達映画を見に行った後に「あのシーンが良かった」とか「あの場面の意味はどういう意味だったんだろう」といった話をするのが好きだったのです。寧ろ、その話がしたいがために映画を見に行っていた感じもあった。しかし長年のうつ病により友達との関係希薄になり気軽に映画に誘える友達もいなくなった。で、どうしているかというとAI映画感想を語り合っている。AI自分が気づかなかったようなことも明示してくれる。今までは友達が「あれはこういうことだったんじゃないの?」といったことで気付かされることがあったがAIにもその効用がある。AIは最高の映画友達なんじゃないか最近は思っている。

Permalink |記事への反応(1) | 22:06

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2025-11-12

anond:20251111213428

からそのQOLの低下をカバーする以上の補助金をよこせ、っていう主張でしょ?首尾一貫しているし正直だと思うが。人間選択なんて基本はQOLというか自身効用を最大化するためにやってるんだから子供を作らなかったら、子供を作った場合効用が低くなると判断したんだなと顕示されたってことじゃん。わざわざ指摘する意味もないくらいに明らか。

Permalink |記事への反応(0) | 17:02

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2025-11-08

anond:20251108120800

経済学特にミクロ経済学に対するご意見ありがとうございます

ミクロ経済学は、意思決定原理最適化といった個々の目的が明確な主体消費者生産者)の行動を、意思決定理論ゲーム理論といったより一般性の高い理論的枠組みへと拡張一般化できる強力な側面を持っています

🔬ミクロ経済学の確実性

ミクロ経済学が唯一信用できると感じられる理由は、その分析個人合理的行動(合理的意思決定)という明確で検証可能公理に基づいている点にあります

これらの分析は、オペレーションリサーチ (OR) や最適化問題として捉えることができ、目的関数(何を最大化・最小化するか)と制約条件(予算技術)が明確に定義されます

これにより、分析結果の論理的厳密性と再現性が高まります

🌍マクロ経済学の難しさ

一方でマクロ経済学が抱える困難さについても、鋭く指摘されています

マクロ経済学が扱う国民経済全体の利益国家利益)は、ミクロ効用や利潤ほど単一で明確な目的関数として定義することが非常に困難です。

1.目的不透明

国家利益には、経済成長失業率の低下、物価安定、所得分配公平性など、複数目標が関わり、しかもそれらはトレードオフ関係にあることが多いです。

どの目標を優先するか、またパイの分け方(所得分配)をどうするかは、規範的・政治的判断を伴うため、ミクロのように単一の最適解を導出することが難しくなります

2.分析の焦点

このため、マクロ経済学重要研究分野は、ご指摘の通り以下の点に集中します。

 

要するに、ミクロ経済学最適化論理という数学的厳密性を武器にしているのに対し、マクロ経済学は集計と実証という統計的・実証的な検証に多くを依存せざるを得ない、という構造的な違いがあると言えます

ミクロ経済学の知見をマクロに応用しようとする動学的確率一般均衡(DSGE)モデルなどの発展もありますが、集計の困難さや期待形成の不確実性が常につきまといます

ミクロ経済学を唯一信用できるとされる根拠は、分析の基礎となる前提と目的が明確であるという、その科学的厳密性に起因している、と解釈できますね。

Permalink |記事への反応(1) | 12:13

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2025-11-07

anond:20251106123246

自己効用感( self - efficacy ,自らが有効有用であるという自信)

社会心理学とかの分野で使われることが多いっぽい。

Permalink |記事への反応(0) | 12:38

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高い金出して美味いもの食ってるやつにも同じこと言ってるんかこいつは

残らねえ効用感の最たるものだが

Permalink |記事への反応(0) | 10:22

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2025-11-06

ゲーミングPCを持ってたのに8年間気づかなかった男の話

買ったのは2017年の春。ボーナスをもらって、意気消沈してた心を奮い立たせるために、家電量販店BTOコーナーに足を運んだ。

「ゲーミングPC欲しいんですけど」と店員に言った。すると、その兄ちゃんは、さらさらと何かのカタログをめくりながら、「RTX 1050搭載のやつですと、25万円でこちら。RTX 1060搭載ですと30万円。GTX 1070搭載ですと35万円」と説明してくれた。

値段をちらっと見たが、ボーナスのほぼ全部吹っ飛ぶ金額だ。「ああ、こんなもんなんだ」と思った。

そこで、店員は続けた。「ただ、CPUの内蔵GPU搭載版でしたら、GPUなしでも20万円で、GTX 1050相当くらいの性能が出ますので」と。

「あ、そっちでいいです」と即答した。「どうせゲーム楽しくないし」という思い込みがあった。俺はゲーマーじゃない。スペックなんて気にしない。安い方でいい。そう考えた。

その時、店員は何か言いかけた気がしたが、俺は「納期はいつですか」と聞いて、話を先に進めてしまった。

その時、店員は何を言おうとしたのか

後になって思い出す。あの時、店員の口元が、微かに動いていた気がする。「あ、でもご注文内容を確認しますと」とか、そういう言葉が出かかってたのかもしれない。

でも、俺は聞かなかった。「内蔵GPU版で」と言ったつもりでいた。店員も、客の意向には逆らわない。営業トーク不要だと判断したのかもしれない。

実は、何が起きたのか。いまだに完全には理解していない。

おそらく、こういうことだったんだろう:

店員が「内蔵GPU搭載版」という言葉を聞いた時、「あ、この客は内蔵GPUの話をしてるな」と理解した。でも、同時にBTOカスタマイズの画面も見てたのかもしれない。「あ、このスペックなら、グラボ付きでも安いな」と思った。そして、何かの間違いか、設定ミスか、あるいは別の理由で、グラボ付きの構成で注文が入ってしまった。

その確認メールが来たはずなんだ。でも、当時の俺は、仕事が忙しかった。メール件名を見て、「PC注文確認」と書いてあるのを見て、「ああ、注文した」と思ってスルーした。内容なんか見ていない。価格もチェックしていない。ただ、「納期:3週間」ということだけを覚えていた。

到着

3週間後、デスクトップPCが到着した。黒いケース。ATXサイズ。けっこう重い。

開けて、とりあえず立ち上げた。Windows 10が起動した。ドライバインストール画面が出て、「NVIDIAGeForce GTX 1050」とかい文字が見えたが、俺は「ふーん」くらいの感じで、スキップした。

「内蔵GPU版だし、そんなもんなんだろう」と思ってた。

完全に誤読していた。

8年間の黒歴史

買ってから、ずっと同じ状態だった。

Steamゲームを買った。設定をいじる際に、「グラフィックス設定」というタブがある。「GPU選択」という項目があった。でも、俺は気にしなかった。勝手に選ばれてるんだろう、くらいの感じで。

実は、その時点で、マザーボードの設定で「BIOS起動時のプライマリGPU」が「オンボード」に設定されていたんだ。つまり、GTX 1050があるのに、BIOSレベルで「内蔵GPUを使え」という指定がされていた。

ゲームをやると、すごくもっさりだった。「ゲームってこんなもんなんだ」と思ってた。フレームレート表示を見ると、「25fps」とか「30fps」。カクカクしている。でも、「ゲームをやったことない俺には、この程度が標準なんだろう」と思ってた。

友人が遊びに来た時、「こんなんでゲームやってるの?」と言われた。「え、こんなもんじゃん」と答えた。その時、友人は変な顔をしてた。

「あ、デバイスマネージャー確認ときなよ」と言われた。デバイスマネージャーを開いた。

「あ、GTX 1050ってのがあるな」と思った。

「それ、グラボじゃん」と友人が言った。

「え、グラボ?」と俺が返した。

「お前のPCグラボ搭載だったんだ」と友人が言った。

その時の感覚は、いまだに忘れない。鳥肌が立った。

真実の追求

その日の夜、俺は注文確認メールを探した。

……あった。

確認メールには、こう書いてあった:

「ご注文ありがとうございます。以下の構成でお手配させていただきますCPUCore i7-7700K、メモリ:16GB、SSD:512GB、GPUNVIDIAGeForce GTX 1050、電源:500W」

GPS。もちろん、GTXだ。グラフィックスプロセッシングユニットアルファベット三文字

8年。8年だ。8年間、俺はこのメールを読んでいなかった。

読んでいたのかもしれない。でも、認識していなかった。「GPU」という言葉が、脳に入ってこなかった。

BIOSの謎

翌日、俺はBIOSを開いた。パスワードなし。すぐに入れた。

「Integrated Graphics」という項目を探した。ありました。「Enabled」になってた。

そして、「PCIe Graphics」という項目も見つけた。こっちは「Disabled」になってた。

まり、この8年間、マザーボードは「内蔵GPUを使え。GTX 1050は使うな」という指定をしていたわけだ。

これはもう、奇蹟としか言いようがない。

BTOショップカスタマイズ担当者は、なぜこんな設定にしたのか。あるいは、出荷時にこういう設定が入っていたのか。理由不明だ。

でも、その一瞬の選択(あるいは誤選択)が、俺の8年間を決定した。

その後

GTX 1050を有効にした後、ゲームを起動した。

フレームレート表示を見た。

「え、150fps?」

設定を最大にしてみた。

「えっ、100fps?」

何が起きたのか分からなかった。でも、分かった。

8年間、俺は内蔵GPUゲームをやってたんだ。GTX 1050があるのに。

後悔と罪悪感

正直なところ、その後、割と虚しい気分になった。

8年間。8年間、俺は「ゲーミングPC、遅い」「ゲーム、難しい」「ゲームに向いてない」と思い込んでいた。

でも、実は、PCじゃなくて、俺の設定ミスだった。

マザーボードの設定ミスなのか、BTOショップの誤設定なのか、あるいは、俺が注文した時点で「内蔵GPU版でお願いします」という意思表示をしていたのに、店員がそれを誤解して、結果的グラボ付きで発送してしまったのか。真相不明だ。

でも、その結果、8年間、俺はGTX 1050に無視され続けた。

今、思うこと

GTX 1050を有効にしてから、3年経った。

ゲームはめちゃくちゃ快適だ。フレームレート安定。グラフィック設定も高設定で動く。新作ゲームもそこそこ動く。

でも、不思議なことに、あんまりゲームやらなくなった。

なぜか。おそらく、理由はこれだ:

8年間、内蔵GPUで慣れていた。設定を落とす。グラフィック品質を諦める。低いフレームレートに耐える。そういう「制約の中での楽しみ方」を、体が覚えてしまった。

今、快適な環境ゲームをやっても、昔ほどの喜びがない。むしろ、「あ、こんなもんか」という感じで、すぐに飽きる。

逆に、昔やってた「Minecraft」とか「Terraria」とか「Stardew Valley」とか、そういった軽いゲームの方が、今でも楽しい

心理学的には、これを何て言うんだろう。「獲得した効用よりも、失った効用の方が大きく感じられる」みたいな、何かそういうやつ。

あるいは、単純に、「8年かけて培った習慣」が、3年では変わらない、ということかもしれない。

終わりに

この8年間の人生を、別の人生だと考えることがある。

「もし、あの時、GTX 1050を有効にしていたら」

そうしたら、ゲームにハマってたかもしれない。友人とマルチプレイをやってたかもしれない。ゲーミングコミュニティに入ってたかもしれない。人生が変わってたかもしれない。

でも、そうはならなかった。

8年間、内蔵GPUで、ゲーム世界限定的に見た。その結果、「ゲームは、こんなもんだ」という認識形成された。それが、今の俺を形作ってる。

最後に思うのは、人生って、案外、そういう小さなミスの積み重ねで決まるんだなってことだ。

メールを読まなかった。BIOSの設定を変えなかった。GTX 1050を有効にしなかった。

たったそれだけのことで、8年間が変わった。

今、新しいPCを買うことも考えてるが、BIOSの設定だけは、確認することにした。

もう二度と、隠れたGPUを見逃すまい。

あ、でも、設定を変えたからって、俺がゲーマーになるわけじゃない。

相変わらず、ゲームはヘタクソだ。フレームレート100fpsでも、敵にボコボコにされる。

内蔵GPU時代の「修行」は、もう身について離れない。

それが、ある意味、救いなのかもしれない。

追記11/09

ブコメさんくす。お察しの通りAI文だよ。お前らのおかげで無駄グラボに詳しくなったわ

Permalink |記事への反応(5) | 19:17

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anond:20251106172730

銭湯の壁に貼ってある効用真剣に読むとまあお湯だしなぁという感想が出てくる

Permalink |記事への反応(0) | 17:39

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anond:20251106082100

自己効用感ってなんや

自己肯定感とか高揚感とかいろいろ混じってそう

Permalink |記事への反応(2) | 12:32

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ガチャを外した人の愚痴まで封殺しないであげて

はっきり言うけど社会からのあたりがきつい状態育児してる人って、子供が癇癪か多動を持ってて悪目立ちしてしまうケースに偏在しているんだよね。

要するに子ガチャのはずれなんだけど、通りすがり一般人からしたら「しつけがなってない」「親が悪い」としか思わないわけ。だから親が通りすがり高齢男性から「うるせえ」と怒鳴られるとかは普通に起きてる。

ヨッピーの子がお利口にできているタイプだとしたら、起こりようがないことだと思う。ヨッピーのようなガタイが良い男じゃなくても、痩せた母親が連れてたとしても、お利口にしてる子の親は怒鳴られたりはしない。

これ障害育児の話だと思う。そして子供の癇癪や多動でずっと怒られてる母親もなんか頭がおかしくなってるんだよね。保育園でうちの子が他の子に加害したとかも、そういうことが重なると母親ってきちがいになるんだよ。

育てにくい子供から受けるストレスで頭がおかしくなっている×通りすがりに怒られて頭がおかしくなっている×母親発達障害で発達が発達の面倒を見てる二重苦などなど、複合的な悲惨さなんだよ。

健常目線障碍者母子説教するのではなく、障碍者母子有害さ(本当は母子ともに存在しないほうが良い)が社会に伝播しすぎないようにするための最大効用みたいなことを考えたほうがいいんじゃないかな。

ヨッピーのやり方は賢いとは言えない。社会母子に厳しいって言ってる人たちの弱者性の本質が分かってない気がするんだよね。

自分自身が子ガチャであたりを引いてて、親戚や友達や同僚もみんなあたりを引いてると、子ガチャ存在が見えなくなるんだよ。というか子ガチャ結果って偏在するんだよね。

Permalink |記事への反応(2) | 12:04

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ソシャゲに金かけて得た承認欲求とか自己効用感なんて何も残らなくね?

まあうまいだってウンコしか残らないという話でもあるけど

Permalink |記事への反応(29) | 08:21

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2025-11-03

東京ベアトーキョー)と「適密」をめぐる観察記—過密が連れてくるクマの溢出と情報の偏り

導入:用語の整理と前提

記事比喩としての「熊東京(熊にとっての超過密中心地)」を用いる

行政境界ではなく「生息圏=都市雇用圏」に相当する“生態圏”の密度境界を参照し、過密=溢出・競合の強化、適密=1クマ享受できる上限まで享受可能でありながら資源循環が釣り合う状態、と定義して議論する。

主張の骨子(13点)

  • ジブリ作品群は広義の“過密問題(開発圧による生息圏侵食や心の容積の飽和)”を繰り返し描いてきた。
  • ただし、過密地の“中心”では一頭では消化しきれないほどの「熊文化資源・機会・刺激)」を享受できる。
  • 過密地の“最外縁”では繁殖家族形成が難しく、資源不足ゆえに人と生死を賭けた衝突が増える。
  • ところが、熊過密地の“中心”は、自らの過密さや“地下層熊”の生存戦略、適密地の存在をしばしば不可視化する。
  • そして、熊過密地の中心の熊営mediaは「秋田岩手(クマにとって)最高!最高!最高!」の宣伝に偏って熊たちに伝える。

観測メモ:中心・縁・外縁の三層


適密という考え方(定義効用


メディア環境可視化バイアス

  • 中心発メディアは“中心に都合の良い物語”を量産しがちである
    • 「中心=万能・唯一無二」「外縁, 非熊東京=欠損・劣後」という記号流通する。
    • 逆に「中心の地下層」「他県の適密」は映りにくい。
  • 結果として、熊にとって良好な生息圏の地理が歪んで伝わる

補助資料ポップカルチャーの参照範囲


反論への先回り


まとめ:誰のための“中心”か


付録用語辞典作業仮称
  • 東京ベアトーキョー):熊にとっての超過密中心地。資源と刺激が飽和し、外縁へと溢出を生む“源圧”。

おわりに:観点のお願い

「中心が語る物語」と「外縁が語れない現実」のあいだに、まだ拾えるデータと声が落ちている

秋田岩手最高!”の景色と、“九州不可”のラベルの向こうに、個体ちゃんと息できる“適密”が点在しているはずだ。

可視化の灯りを、中心にだけ当てないでほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 13:24

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農家「おこめ券でなく給付金だとアンタらパチンコに行くでしょ?」

コメが高いからって一律給付金を出したら、アンタらそれ持ってパチンコ行くでしょ?

…って思っても立場上言えないから農水大臣も辛いよね(想像)」


どこにでもいる小規模水稲農家でございます

https://x.com/ohishi_shokai/status/1983794606514040916


コメ農家さん、いやいやそれはおかしくないか

そもそもなんで国にカネの使い道を指図されなきゃいけないのよ

おこめ券1万円を1億人に配るとして予算1兆円

国民から1兆円徴税しておいて「コメしか買えない券に変えて渡しますね」ってメチャクチャじゃねーか

そんな券渡されても使い道ねーよ。持病あって血糖値の都合上オートミールしか食わないか

メルカリで売ることも禁止なんだろ?マジでどうすんだよ、炊飯器もねーよ


通貨自由に使えるからいいんだろ。コメ好きな人も、パンパスタ好きな人も、パチンコ好きな人も、十人十色の嗜好に合った一番満足できる方法で1万円を使える。

資源の配分が効率化され、効用が最大化できる。みんなが得するのが通貨通貨マジ最強、そりゃ物々交換駆逐して貨幣経済が普及しますわ。

コメ好きな人パンの方が好きな人コメを食わない人の3人がいると仮定しよう。

3人に1万円分の米を配分したときに得られる効用

コメ派 1万円

パン派 5000円

コメ食わない派 0円

全体の効用は 1万5000円分だ。 米というモノを直接配分せずに、通貨を介して個々人の欲しいモノと交換できていれば全体の効用は3万円分になっていた。


さらにいうと、有限の米という資源パン派やコメ食わない派にも配分することは、コメ好きの人にとっても損でしかない。なぜならその分買える量が減ってしまうからだ。

パン派にとっては「本当はパンのほうがよかったけど券でタダなら仕方なく貰っておくか」と思うし

コメからしてみれば「好きでもなく仕方なく貰うぐらいならその分俺に買わせてくれよ」と言いたくなるだろう。

それどころかコメ食わない派にとっては「タダで貰えるなら家畜の餌にする」というのが合理的になってしまう。

資源の配分に介入した結果、価格が需給バランスの状況や資源配分効率化のためのシグナルとして作用せず、家畜用の飼料の方が高いという歪みが生じるからだ。

これはソ連で起きたことで「パン人民の食料」という政治的理由価格を非常に安くしたことで、家畜の餌にパンを与えるという奇妙な事態になった。

最適な資源の配分に失敗すると、必要とする人には足りず、必要としない人には過剰にある。

一方で資源の欠乏で長蛇の列をつくり、一方で資源の過剰が浪費を生むというメチャクチャな状況を引き起こした。

国民への米の配分は大して効用を産み出さないのに、米の需要だけ増やす

需要超過はますますコメ不足を引き起こす。店頭に並ぶコメが減り、価格は上がる。コメ好きな人が買えていたはずの分が、大して好きじゃない人のところにも配分されたからだ。

コメ農家にとっても、せっかく作ったものを大して好きじゃない人にタダだからと仕方なく食べられたり、家畜の餌にされるのはい気持ちがしないだろう。

それに見合ったお金を支払う価値があると思う人に食べてほしいはずだ。生産者消費者も誰も得しない。

現物支給配給制度は非効率で全員が損をする、だからソ連は滅びた。

Permalink |記事への反応(20) | 08:29

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2025-10-27

anond:20251027182440

ワクチン推進者も効用証明するのにだいたい失敗したし、って?

Permalink |記事への反応(1) | 18:28

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2025-10-24

[日記]

僕は今、いつもの座席に鎮座している。ルームメイトリビングソファパズルゲームを無言で進めており、隣人はサブカル系配信をしているらしく時折笑い声が廊下を渡ってくる。

友人たちはグループチャットで熱く同人の出来や新連載のガチャ確率について論争している。

僕の一日は厳密に区切られていて、朝は必ず8時に起床、コーヒー抽出器具を90秒で予熱し、温度92.3℃±0.2℃に保つという無駄に精細な儀式がある。

靴下は左足から履く。出勤前の15分は必ず抽象数学ノートを眺め、最近圏論位相場のホモトピー的反復と超弦モジュライのmeta-圏的安定化について自問している。

これは専門用語の羅列ではなく、僕にとっては手を洗うのと同じくらい生理的行為であり、その行為を飛ばすと一日が微妙に狂うので飛ばすことはめったにない。

仕事が終わった今も、僕は一日の終わりに形式的整合性を取るためのルーティンを持っている。

具体的には、机上のコップは時計回りに90度ずつ回転させて元の位置に戻す、明かりのスイッチを一回押して3秒待ち、もう一度押すといった小さなチェックポイントを踏む。

これは合理的かどうかを問う人がいるだろうが、僕にとってはエラー訂正符号のようなものだ。失敗を検出すると自動的にその日のメンタル状態トレースが始まり、友人たちの雑談に混じる気力が萎える。

超弦理論に関して今日述べることは極めて抽象化され、現実の誰が読んでも「それが何を意味するのか」を即座に把握できないように意図している。

僕は最近、モノイド対象としてのストリング世界面の圏を、圏論的対称化子(コクセター的ではなく、もっと抽象的に、位相量子群代数的類・モジュライ化)を用いて再定義する実験をしている。

言い換えれば、従来の共形場理論的な世界パラメータ空間を、非可換ホモトピー論のフィルタ列で再帰的に層化し、その各層におけるファイバー自己同型群をモナドとして扱うことで、局所的に見える弦状態同値類を圏的に集約する。

さらに、圏の圏(2-圏)に対する新しい安定化の概念を導入して、通常のK理論的分類とは別の不変量が現れることを示唆する予備的計算結果がある(ここでは具体的数式を列挙しないが、ホモロジー級数展開における位相位相因子の再正規化が鍵となる)。

この構成を、最新の抽象数学モジュール接続概念と結びつけると、我々が従来想定していたスペース-状態対応双対性が、もっと弱い条件(例えば圏的可換性の高次緩和)で成立する可能性が開ける。

加えて、僕はこの考えをある講義資料トーク示唆と照らして取り入れており、その資料概念的な跳躍と直感的な図示を巧みに使っているので、僕の現在の探索にとって非常に有益だった。

僕は「誰も理解できないもの言語化する」ことに快感を覚えるタイプだが、ここで言っているのは自己満足のためではなく、圏的再構成が実際に計算上の省力化をもたらすかを検証するための試行でもある。

ある意味で、これは純粋数学者が夜中に自分だけの公理系をいじるのと同じ行為だが、僕の場合はそれを出社前の歯磨きに組み込んでしまっているので、周囲は迷惑かもしれない。

食事配列プレート上の分布エントロピーを最小化する向きで常に配置し、週に一度は手製のスキルリー表を更新して趣味投資の累積効用整数化している。

コミックは最新巻が出ると即座にページごとのフレーム密度作画トーンワーク技術的に解析し、特に背景のディテールに含まれトーンの反復パターン(いわば視覚フーリエ成分)をスコア化する。

ゲームに関してはガチ勢的態度を崩さず、メタ的な語りを排してシステムギミックドロップ率、レベリング曲線、そして対戦環境テンプレート化された最適戦略について延々と解析する。

ただしゲームコミックに対しては「空間」や「力学」といった語はなるべく避け、代わりに「状態遷移図」や「入力遅延とフレーム落ちの統計的扱い」など工学的・計算機的に言語化する。

たとえば今日友人が語っていた新作のギミックについては、その期待効用ELO的な評価尺度ランク付けして論争に勝とうとしたが、連中は「推し」を盾に論理を流してくるので僕はたまに脱力する。

だが脱力する暇は短く、夜の自習時間には再び圏論比喩に戻り、各行動の符号化を試す。

日常の細部も大事にしている。玄関の鍵は4回回すのが正しいというオカルトじみたルールを持っているが、これは単なる迷信ではなく、僕の内部的なチェックサムである

友人たちはこれを笑うが、彼らもまた各自無意味儀式固執している。

コミュニティでの嗜好(推しキャラ、嫁、沼の深さ)に関しては妙に合理的で、僕はデータベースを自前で持っている。

キャラ台詞数、出番頻度、描写感情強度をパラメータ化し、二次創作が生成される確率空間推定する実験をしている。

この種のオタク計量は笑われがちだが、実際にはコンテンツ開発や同人活動の動向を予測するには有用だ。

最後今日観測定性的メモを残す。

眠りに入る前に、僕は明日論文ノートに小さな疑問を三つ書き付ける。

第一は、先に述べた圏的安定化が有限次元表現に落ちる際の可逆元の振る舞い、第二は同構クラス計算可能性のアルゴリズム的複雑さ、第三は趣味領域における情報量の測度とその心理的飽和点の関係である

これらを洗い出しておけば、僕は安心して眠れる。

ルームメイトゲームボスを討伐した歓声が聞こえ、隣人の配信が締めに入る。友人たちのチャットは未だヒートアップしている。

僕は日記を閉じ、明日コーヒーの豆を2グラムだけ余分に計量しておく。これは単なる癖ではない。それは帰納的に我が生活を安定化するための小さな公理群だ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:26

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2025-10-13

anond:20251012215310

その調査委の一番最初に出てくる、いずれ結婚するつもりがどんどん下がって、結婚するつもりがないがあがっているのが何だかなーと思った。

でも、年齢による内訳を見るに、諦めみたいなものも感じる。

19-29は結婚するつもりな人の減少幅が限定的なんだけれど、30超えた瞬間に急減しているので、あー、諦めたんだなみたいな。

ちょっと意外なのが、社会的信用という効用男性だと減って言っているけれど、女性だと増えて言っていることだな。

女性が働くのが当たり前になり、徐々に男性化していると言うことなんだろうか。

金銭面では女性場合、既婚の方が裕福だと思われているらしい。

Permalink |記事への反応(0) | 07:34

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2025-10-08

anond:20251008214356

民主主義効用最大化の装置ではなく、害悪最小化の制度です。

Permalink |記事への反応(0) | 22:28

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2025-10-03

anond:20251003103835

推し活は単なる趣味行動ではなく、アテンションエコノミーattention economy)の拡張版と見るのがしっくりきますね。ここを経済学的に分解すると、いくつかの論点が浮かび上がります

1. なぜ推し活が出てきたのか

アテンション=希少資源

情報が溢れかえる現代において、時間や関心は最も希少な資源。その資源を「誰に」「どれだけ」向けるかが、価値の源泉になった。

ネットワーク外部性の強化

「有名な人はより有名に、無名な人はより孤独に」という指摘は、まさにマシュー効果(Matthew Effect)。プラットフォーム可視化を強化すればするほど、人気の集中は加速する。

協調フィルタリングロックイン

アルゴリズムは「似た人が注目しているもの」を勧めるため、トレンド推しが“閉じた世界”で爆発的に伸びやすい。結果、推し活は一人一人の関心を共同体に結びつける仕組みになる。

2.推し活の経済的メカニズム

アテンションマネタイズ

アテンションを → グッズ購入、ライブ参加、ファンクラブ(サブスク)、SNSでの拡散 へと転換する仕組み。これは広告モデルから一歩進み、「直接課金モデル」に近い。

プラットフォームとの相互依存

SNS推し活の拡散装置、決済やEC収益装置。結果として、推し活はデジタル経済インフラに組み込まれる。

アイデンティティ消費

グッズ購入や現場参加は、単なる取引ではなく「自己表現」や「帰属意識」の消費。これは従来の効用最大化モデルよりも、シンボリック消費(symbolic consumption)に近い。

3.結論

推し活は、アテンションエコノミーの応用であり、消費者能動的に参加する新しい形の市場形成と言えます。従来は「広告主が買うもの」だったアテンションが、いまやファン自身投資”する資源になった、と解釈できますね。

Permalink |記事への反応(1) | 10:41

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2025-10-02

anond:20251001204518

子供労働力や老後の世話のためにではなく、嗜好品として高い金をかけて楽しむ・効用を得るために、っていうふうに変わったからね。

そりゃそいつが思い通り動かなければキレるっしょ。

Permalink |記事への反応(0) | 09:12

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2025-09-21

anond:20180914222900

今はChatGPTなどの生成AIがあるから3分スピーチ原稿作成するのは、かなり楽になってるはず。

ふたつくらい個性的な内容のものを用意していれば、誰かと被ることは、ほぼ無くなる。

ただ増田が書いているような形式3分スピーチをする会社に務めているとして、僕なら、こんな風に考えてやってみる。

一般的な話をすると人と被る確率が高いなら、個性的な話を用意しなくていけない、ということだ。

個性的であれば、人と被ることはない。

では、個性的というのはどういうことなのかといえば、それはもう細部にこだわるしか無い。

個性というのは細部に宿るものからだ。

たとえテーマが同じでも、切り口や捉え方、感想、どう思ったか、が人と違っていれば、それは別のスピーチになる。

同じ天気の話をするにしても、今日は雨でうっとおしいですね、と話すか、実は僕は雨が大好きなんですよ、と話すか。

それによって話の内容は異なる。

さらにいうと、もっともっと自分自身というものを出す。

「雨の日になると思い出すのが、小学校2年生のことです。同級生の〇〇くんが傘を忘れて……、」

こんな風に続ければ被ることは絶対にない。

この場合の思い出は本当の話でなくても別に構わない。

ただ作り話なんてする必要もないと思う。

自分の中の、雨というものに対するものすごい小さなこだわりを話していれば、

ときに「わかるわー」

共感されることもあるだろうし

ときに「なにそれ?」

理解されないこともあるだろう。

それが個性というものだ。

そして、そんな話を積み重ねていくことで何がわかるかと言えば、自分自分自身のことがわかってくるという効用だ。

なかなか、大人というのは忙しすぎて、自分の中のリアルタイム個性というものを見つめ直す時間というのは意外に少ない。

とくに昨今のSNSだとかTikTokだとか、小さな刺激を次々に切り変えては、感情を上げたり下げたりすることに夢中になるような余暇の使い方をしているとそうだ。

そういう中で自分のこだわりだとか、「昔は好きではなかったことが、今は好きになっているんだな」、とか気づける機会が日々のルーティンの中に組み込まれているというのはそんなに悪くない。

更に付け足すと、これは人から褒めてもらうためにやることではない。

3分スピーチに、気持ちが重くなる人は、他人からの目を意識しすぎていることに気づかなければならない。

結局、スピーチの内容の出来不出来を、「他人がどう評価するか?」ということを軸にして心配し過ぎなのだ

それはビクビクと他人からの目、人から評価意識し過ぎながら生きているようなものだ。

そりゃしんどくなる。

そうではなくて、自分3分スピーチというものに対して、自分自身がどのように評価するか?ということに軸をおいていくべきなのだ

他人から見て、意味がないスピーチでも、自分の中では思わぬ気づきがあったりすることだって絶対にある。

というか、むしろそういうことのほうが多い。

3分スピーチというのは他人のためにするものではない。

自分自身のためにするものなのだ

そして、それは3分スピーチだけではない。

ということに気づけるかどうか?……、などと考えを発展させていくと3分スピーチというものが楽しみで仕方が無くなっていくのではないだろうか?

Permalink |記事への反応(1) | 06:05

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2025-09-18

浪費に関する知識

昔受けた授業で浪費の種類について習ったんだけど、それが妙に今でも頭に残ってる。

浪費って見栄とかブランド品を買うことばかり思い浮かべがちだけど、実際はもっと多様らしい。

地位や富を誇示するための消費(いわゆる見栄の浪費)

・周りがやってるから真似する同調型の浪費

必要以上に買い込んで結局捨てる過剰消費

ストレス衝動的に買ってしま感情調整としての浪費

情報不足無知のせいで無駄に高いものを買う浪費

・習慣になっていて効用が低いけど続けてしまう浪費

不安から余計に買ってしまう予防的な浪費

時間のもの無駄にする浪費(行列や過剰な比較など)

文化制度が半ば強制する浪費(冠婚葬祭や過剰包装など)

技術的な非効率による浪費(エネルギー資源無駄

授業で出てきた分類をそのまま並べただけなんだけど、自分生活を振り返ってみると見栄よりも衝動とか不安のせいで無駄にしてるケースが多かった。

浪費って贅沢の話じゃなくて、不安や習慣や制度に絡め取られている部分が大きいんだなと気づいた。

Permalink |記事への反応(4) | 12:17

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2025-09-17

ひろゆキッズがそのまま煙たがられながら大きくなって、誰も相手にしてくれる人がいないのでネット他人煽って孤独を紛らわせたり自己効用でっち上げてる場所

増田はそんな場所になっている感じがする

Permalink |記事への反応(0) | 16:52

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