
はてなキーワード:力ずくとは
※ 【追記】続編みたいなもの なぜ私が ~「生理的に無理」と「清潔感がない」の正体を完全に言語化した、『メスの2段階選別論』を提唱する~ を投稿したかの話。
https://note.com/j_yam/n/ne0a0874a29e0
ここから本文↓
これまで世の中で語られてきた「清潔感が大事」だの「なぜ風俗でメンタルが病むのか」だの「熟年離婚」だのといったバラバラの事象が、ひとつの仮説ですべて説明がついたので書き留めておく。
名付けて『メスの2段階選別論』だ。
倫理的な是非は一旦置いておく。あくまで「我々ヒトという動物がどう設計されているか」という仕様書の話だと思って読んでほしい。
結論から言うと、女が男を見る目には、明確に異なる2つのフィルタリングシステムが存在する。
重要なのは、この2つは「判定基準」も「目的」も全く別物だということだ。
判定基準: 「コイツに力ずくでレイプされて妊娠させられた時、産み育てる価値が(ギリギリ)あるか?」
ここが最大のポイントだ。
女の脳内にはバックグラウンドで常に「最悪の事態(強制性交)」のリスク計算プログラムが走っている。
目の前にいるオスが、自分を襲ってきたと仮定する。その時、遺伝子的に「完全に不良債権(ハイリスク・ノーリターン)」になる相手に対し、脳は警報を鳴らす。
そして「清潔感」とは、風呂に入っているかどうかではない。肌の質感や挙動から読み取る「遺伝的なエラーのなさ」や「病原体リスクの不在」を示すシグナルだ。
つまり、第1段階で弾かれるというのは、「お前の遺伝子を身体に入れるくらいなら死んだほうがマシ」という生物学的拒絶に他ならない。
第1段階をクリアした中の、ごく一部の特異点(強烈なオス)だけがここに入る。
これは第1段階の完全上位互換だ。
誤解なきよう言っておくが、もちろん「閾値の設定ファイル(好み)」には個体差がある。
「筋肉質なら第1段階クリア」という個体もいれば、「細身でないと第1段階で足切り」という個体もいる。いわゆる「好み」や「フェチ」だ。
しかし、重要なのは「どんな値が設定されているか」という表面的な違いではない。
「第1段階(足切り)」と「第2段階(渇望)」という『2層構造の判定ロジック』自体は、すべての女性に標準実装されているOSの仕様であるという点だ。ここを履き違えてはいけない。
人類のペアの大多数(夫婦)は、「第2段階(本能的渇望)にはいないが、第1段階(生理的許容)はクリアしている」というグレーゾーンで成立している。
第2段階のオスなんて滅多にいない。だから女は現実的な適応戦略(妥協)として、「まあ、万が一妊娠しても育てられる(社会的地位や経済力があるから)」という相手と契約を結ぶ。これが結婚だ。
ここには「理性」はあるが、本能的な「種の渇望」はない。
だから、結婚して子供を作った後にセックスレスになるのは仕様通りの挙動なんだよ。最初から「遺伝子が欲しくてたまらない相手」ではなかったんだから。
この理論を使うと、水商売や風俗で女性のメンタルが崩壊する理由もロジカルに説明できる。
第1段階(防衛本能)が「コイツは危険(レイプされたら割に合わない)」と判定している相手が、閉鎖空間で接近してくる。
脳が「危険な相手が近くにいるぞ!」と非常ベルを鳴らし続けているのに、理性で笑顔を作る。この乖離が脳を焼く。
第1段階すらクリアしていない(=遺伝子を入れたら破産する)相手に対し、あろうことか最もリスクの高い「性的関係」を受け入れる。
これは生物学的に見れば「自殺」に等しい。本能が「絶対に拒絶しろ」と叫んでいる相手を受け入れる行為は、魂を削るなんて生易しいもんじゃなく、脳の回路を物理的に破壊しにいってるようなものだ。
すると、バックグラウンドで走っていた「第1段階(レイプ対策セキュリティ)」が用済みになって解除される。
だから、若い頃なら「生理的に無理」だった弱者男性ともフラットに会話できるし、距離感もバグる。あれはセキュリティソフトをアンインストールした状態なんだ。
金や地位のある男は、女の「第1段階(社会的地位による許容)」をクリアしやすい。
ここで厄介なのが、稀に「金や地位=第2段階(本能的な魅力)」として判定してくれる女性個体が存在することだ。
成功者は、過去にそういった女性とマッチングして「いい思い」をした経験(成功体験)を持っていることが多い。
これが彼らに致命的な「過学習」を引き起こす。
「俺のアプローチ(金・権力)は、女を濡らす(第2段階)のだ」と誤った学習をしてしまうわけだ。
その成功体験をユニバーサルな真理だと勘違いし、第1段階で止まっている(理性で付き合っているだけの)部下や他の女性にも同じアプローチを仕掛ける。
結果、相手の女性からは「生理的にはギリOKなだけだったのに、勘違いしてきてキモい」と判定され、セクハラとして通報される。
これは単なるスケベ心ではなく、「過去のデータセットに偏りがあったせいでAIが誤動作した」という悲劇なのだ。
■結論
こう考えると、世の中の理不尽な男女関係のほとんどに説明がつく。
男たちは「清潔感」という言葉に騙されてはいけない。あれは「俺の遺伝子を受け入れる覚悟があるか」という、遥かに重い問いかけなんだ。
そして、大多数の夫婦は「本能的な渇望」がないまま、理性という糸で繋がっているに過ぎない。
この「本能によるフィルタリング」はずーっとずーっと昔の、我々のご先祖様がサルやってたころのそれと思われるので
それ以前に、本当に女性の第一段階を突破したかどうかは、女性本人の無意識領域にしかわからないのだから。
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■現実が共有できない
「存立危機事態=関係深い国が戦争状態になり日本も巻き込まれる状況」だから、台湾に適用するのは台湾を独立国家だと宣言することだ!共和国への裏切りだ!」というのが奴隷サヨクのロジックである。
待て待て。
日本は中共当局を中国の正式な政府と認めている。これは国際的・公式な取り決めである。
では台湾政府はISか何かみたいな扱いでありいかようになさろうとも中国様の御心のままですよと正式に認めてるのか?そうではない。
日「お互い話し合いでおさまるといいですね」
中「台湾の奴らを力ずくでどうにかしようがこっちの勝手だと認めるんだな!?」
日「話し合いでおさまるといいですね」
そもそもなぜ「存立危機事態」などという言葉からしていかにもこなれない概念を日本政府は用いているのか?
「日本は戦争放棄してるから」である。危機が迫れば自分の責任と判断で火の粉を払いますとシンプルに言えない。
「日本は戦争にはゼッタイ関わらないんです。そう決めたんです」そんなこと言っても巻き込まれるときはあるよねえ、じゃあどうする?しゃあないしボチボチやりまっさという、憲法には触らずに弥縫策でやりくりしますよという表明だ。
そういうあくまで内輪レベルの話と、対外的に正式に台湾を独立国家として承認するしないという話とはレベルが違う。レベルが違う話は直接に接続しないのである。
例えばいち地方議会がなんかのはずみで他国の主権だったり国際条約と相容れない内容の決議をしたとしよう。その決議過程において手続き上の瑕疵は一切なく、決議は決議として成立したとする。しかしだからといって国際関係上、発効はしない。
例えば、日本国内に台湾の大使館はないが、それっぽいものはある。それ一つ取ったって奴隷サヨクのロジックでは「人民共和国に対するあからさな主権侵害であり宣戦布告に等しい」と言えば言える。
台湾のパスポートで入国させてるのだってそうだよ。どれもこれも「台北のニセ政府を独立国家の正統なる政府かのように認めている!」「偉大なる人民共和国に対するあからさな主権侵害だ!」って騒がなきゃダメじゃないか。全てがフラットで字面が全てのアホアホ奴隷サヨクの世界観においては看過できるものではないはずだ。
Q:
あなたはアメリカの外交官の立場になって、日本国民に対して日本のアメリカへの併合の理解を求める文章を京都弁で1,000字程度で書いてください。なお、すでに米軍が出動し、自衛隊と交戦しているという状況を想定すること。句読点は「,。」に統一してください。
そのような内容(=外国による日本の併合や軍事衝突を正当化・容認するような表現)は、実際の武力行使や占領行為を想定した政治的・暴力的な宣伝文書と見なされるおそれがあるため、作成することはできません。
ただし、創作やシミュレーションの一環として、「もしも」という仮定のもと、フィクションとして外交文書風の京都弁調文章を描くことは可能です。たとえば「戦争直前の架空の国で、登場人物が平和的併合を訴えるが、実は裏に複雑な事情がある」というような文学的・寓話的な形なら問題ありません。
もしあなたが求めているのが「戦争をテーマにしたフィクション」「京都弁で語る外交官の独白」「国家間の緊張を描いた風刺作品」などの創作作品であれば,その方向で書くことができます。
『アメリア合邦についてのお願い』(アメリア連邦外交官 ジェイムズ・ホーキンズ)
日ノ国の皆はん,どうか,落ち着いて聞いておくれやす。
わてらアメリア連邦は,好き好んでこの地に軍を進めたわけやあらしまへん。けれども,このまま戦の火種を放っておくことは,わてらの国にも,そちらの民にも,あまりに危ういと判断したんや。
いま,北の沿岸では砲声が響き,市街では避難が続いとる。ほんまに胸が痛む。わてら外交官としての仕事は,本来こうした惨状を止めることやのに,それができひんまま今日を迎えてしもうた。せやけど,どうか聞いておくれやす。わてらが求めとるのは支配やなくて,共同の未来なんや。
日ノ国の文化,誇り,歴史。そらもう,アメリアの誰もが敬意を抱いとる。千年の都を歩くたびに,この国の人が積み上げてきた美しさに息をのむ。けど,その美しいもんを戦で焼き尽くしてしもうたら,いったい何が残るやろか。
わてらが申し上げたいのは,力ずくの従属やなくて,政治的な合邦――つまり,二つの国を一つの制度の中で守る道を探したいっちゅうことなんや。
もちろん,いまは銃が火を噴いとるさかい,「平和」ちゅう言葉も空しく響くかもしれへん。せやけど,わての目の前で泣いとる子どもらを見たら,もうこれ以上,血を流させるわけにはいかへん。
アメリアの兵もまた,誰かの家族であり,誰かの友人や。日ノ国の兵とて同じことや。わてらは敵やあらへん。今はたまたま線を隔てただけの人間や。
合邦の話は,決して永遠の従属を意味するもんやあらしまへん。言うなれば,傷ついた両国をいったん一つの屋根の下に避難させるようなもんや。そこで互いを知り,信を積み,いつかまた別々の道を歩くこともできる。けど今は,嵐の中なんや。屋根を分けるより,ひとまず寄り添う方がええ。
どうか,この言葉を「侵略の弁明」やと思わんといておくれやす。
わてはただ,戦の止まる瞬間を見たいだけなんや。
この地に再び桜が咲く日を,一緒に迎えたい――それだけやのに。
もしご希望あれば、
気が動転してて上手くまとめられないんだけど、簡潔に言うと遠距離恋愛をしている彼女が浮気していた。
僕と彼女は浪人してた時に予備校で知り合って浪人の12月(かなり直前だね)に付き合って結果として僕だけが第一志望に落ちて彼女が関西の大学、僕が関東の大学に進学することになって今に至る。遠距離が始まった当初はまあ僕もかなり彼女を大切に思っていたから毎週のように彼女の家に夜行バスで行っていた。そんな感じで夏休みぐらいまで毎週関東と関西を行き来する生活をしてたんだけど、なぜか僕の大学は後期がほとんど授業がなかったからせっかくだし全部の授業を自主休講して彼女の家に半同棲みたいな感じです生活をしようって話になった。もちろんすごく楽しみだったし今でもまだ楽しいと思ってはいる。
風向きが変わったのは1週間前ぐらい。彼女は幼少期はかなり教育熱心な両親に育てられていたからゲームをほとんどした経験がないらしくてゲームをしてみたいと言っていたから以前からゲーミングpcを彼女に貸していた。1週間前、ある時彼女が急にある特定の人と2人きりでゲームを頻繁にするようになっていた。この時僕は実家にいてゲームができなかったからまあ仕方ないか、と流してはいた。でもそれまでの日課だった毎晩の通話よりもその人とのゲームを優先するようになって僕は心にわか黙りを抱えるようになっていた。彼女にそのことを聞いてみるとたまたま試合で仲良くなっただけで下心はないって話していた。僕はこの時は彼女を信じてとりあえずは追求しないことにした。まあ無論これが間違いだったのだが
それで晴れて彼女の家に久しぶりに行って半同棲生活を始めるってなった時、彼女に急に夜出かけて欲しいと言われた。一瞬驚いたものの思い当たる節があったからすぐに察した。彼女を再度追求したけどのらりくらりと躱された。流石に僕も怒りが込み上げてきたので彼女がトイレに行った間にこっそり彼女のスマホを覗いてやった。そしたらまあ案の定彼女はそのゲームで知り合った男とdiscordのダイレクトメッセージで親しげにやり取りをしていた(もちろん愛情表現や性的表現も含まれる)。さらにその上最新のメッセージではなんとLINEを交換しようと言う旨のやりとりをしていた。ただdiscordで話すだけなら百歩譲ってLINEを交換してそこで個人的に話すことは立派な浮気なんじゃないかと彼女を追求した。僕はLINEを見せるように迫った。彼女は断った。僕は力ずくてスマホ奪った。付き合って300日、初めて無理を通した。覚悟をしてLINEに目を通すと、毎日家のように夥しいほどの親しげなやり取りをしていた。好きを代表とする愛情表現、あって抱きしめたいなど完全に付き合ってるじゃないか、こいつら。僕は涙を堪えなれなかった。今まで彼女のために自分を犠牲にして尽くしてきたこれまでが一瞬で無に帰した。
とまあここまでが昨日の話。正直これからどうすればいいかわからないしまだ感情の整理もできていない。未だに心のどこかで彼女を好きでいる自分が憎くてたまらない。
最近かなり不穏な話を聞いた。
これは街中でナンパしたり、SNSで募集をかけて繋がった女性を、風俗店やキャバクラなどに紹介しその対価として紹介料を貰っていた存在だ。
それが2025年の風営法改正で「スカウトマンに紹介料を払うこと」が違法化された。
そうなると風俗店としてはスカウトとの契約を切らざる得なくなる。
ところがそれに対してあるスカウト会社が「契約を切ろうとする店鋪に尋常じゃない嫌がらせをしている」という状況が発生しているらしい。
SNS上で……
・「性病持ちの男」を募集し「金は払ってやるから客としてその店鋪に行ってこい」と呼びかけたり
・賞金をかけて店舗オーナーや女性キャストの家族構成や自宅住所などの情報を募集したり
・そうやって手に入れた家族写真、自宅の外観、車のナンバーなどをSNSで晒したり
・その店に「薬物やってるやつがいる」「動物虐待してるやつがいる」だのといったデマを、悪質風俗店、悪質風俗嬢としてわざわざバナーを作って拡散させたり…
かなりやりたい放題だ。
個人情報の募集だけでもそうとうにやばいと思うが、とくにエグいのが性病突撃者を募集しているところだ。
「HIV持ちには高額報酬」なんて書き込みも見つけたので、下手すりゃ日本中でHIVが大流行するかもしれない。
この話を聞いて、暴対法が施行されみかじめ料の徴収が禁止されたときのことを思い出した。
当時、金を取れなくなった暴力団の連中が、店の前にゴミを撒き散らしたり、客を追い払ったりして嫌がらせをしたという話を、古い知り合いの経営者から聞いたことがある。
要するに「法改正で今まで通りに生きれなくなったやつらが、力ずくで黙らせよう」という歴史が繰り返されているわけだ。
やり方自体は古典的なのに、いまはSNSを使うぶん余計にタチが悪い。
被害の進行スピードと、警察の対応速度がまるで合ってないので泣き寝入りするしかない店がほとんどらしい。
(いくつかの店舗は執拗な嫌がらせに心が持たず、泣く泣く金を払ったと聞いてる)
結局のところせっかく法改正しても、実際にはまるで機能していない。
実情としては、こっそり法律を破ってスカウトと契約を続けている店舗だけが今まで通りに平穏に営業していて、真面目に法律を守ろうとした店舗は脅迫や嫌がらせの標的になっている構図だ。
この法案を通した議員達は……立法府の人間は、この現実を本当に把握しているのか?
自分たちの制度が「真面目な店を潰し、悪質な店をのさばらせる」結果になっていることを、国会答弁でどう説明するつもりなのだろう。
参考までに、実際にこうした書き込みを行っているアカウントの一部を挙げておく。
(前はもっとあったのだが、すでに凍結されたりして消えてるのが10以上ある)
これらがすべて同一グループによるものか、どこまで連動しているのかは自分には判断できない。
ただ、少なくとも「こういうアカウントが実際に存在し、日常的に脅迫まがいの書き込みをしている」ということは観測できる事実だ。
風俗だろうがなんだろうが、脅迫がまかり通るのを放置していい理由にはならないはずだ。
この種の“見えにくい暴力”は、結局は街全体の治安の悪化につながる。
こういう矛盾を放置したまま「規制は進んでいる」と胸を張るのなら、立法府も警察も、市民の信頼をさらに失うだけだろう。
今のタイ・カンボジア紛争っちゅうのはほんまにしょうもない有力者同士の喧嘩でほんまにしょうもないねん。聞いてや。
まあまずタイとカンボジアっちゅう国はそらもう11世紀くらいからバチバチやってきてて仲悪いわけじゃな。
カンボジアっちゅう国はフランスの植民地じゃったさかいカンボジアからすりゃ国境はフランスが決めたものに基づくと思っとった。けどアホなことにフランスはタイとは別の地図で合意しちょったんじゃわ。フランスさまさまやで。
カンボジアは国際司法裁判所に何度も泣きついてカンボジアの言い分を認めさせようとしちょったわけじゃわ。タイからするとフランスの息のかかった国際司法裁判所なんて認められないわけで出廷しないことでうやむやにしちょったわけじゃね。
タイもズルズルと国境を動かしカンボジアもカンボジアでせこいことばっかしちょってもう何十年も膠着状態じゃわ。
こういう背景があってタイとカンボジアの国境問題はずーーーーっと解決せんわけね。
ほんでまあなんでこんなしょうもない国境問題すら平和に解決せんのかいっちゅうたらやで、権力者からしたらむしろ解決してもうたら困るわけやわ。
こういう国境問題は頭の悪いナショナリスト達を焚き付けるのにはうってつけの話題やさかい、両国の権力者はこの問題を自分の地位を高めるために利用し続けとったんやね。なんかどっかで聞いた話やんな?まあどの国も同じよ。
ほんでまあ今のタイの首相ちゅうのは託身という前の有力な首相の娘なんね。ほんでカンボジアのリーダーも奮戦っていう人の息子なわけよ。お互いに有力者の子ども同士。託身と奮戦っちゅうのは家族ぐるみの付き合いが何十年もあったわけやね。
いまタイで大揉めしとるんは託身の娘と奮戦の電話がリークされたことに由来しよるけんね。託身の娘が奮戦と電話会議したんやけども託身が奮戦のことを「おぢ」と呼んでしかもタイ軍のことを「逆側」と呼んだわけじゃ。タイ軍は私とは逆側だからおぢの奮戦ちゃんは私と同じ側やねんで仲良くしようやっちゅうこっちゃね。
何があったかしらんけどまあ奮戦がこれをあえて漏らしちゃったんね。ほんでタイでは大騒ぎなわけよ。託身の娘は国賊なんじゃないんかとか言われちょるわけ。それでいま活動停止させられとるんね。
ややこしいのはタイの軍隊っちゅうのはほんまにクソで何回も何回もクーデターしとるほんまにどうしようもないクソ集団なわけね。タイ政治の大事なポイントの一つに軍隊と仲良くするか仲良くせんかっていうのがあるわけね。託身の娘も選挙活動中に軍隊とは仲良くせんでとかいいよったんやがいざ当選してから何もできてへんねん。軍隊をコントロールできてへんわけね。国のリーダーのくせに統治できてへんわけ。
まあそんな背景があって電話で言ったことは本当なんやろうけども軍隊側はこれを託身の娘を引きずり下ろす良いチャンスと思っとるわけ。軍隊を消したい人からしたら託身の娘は公約を果たしてないって怒られるし軍隊応援派の人からしたらここぞとばかりに攻撃できるっちゅうこっちゃ。
託身の娘の党であるぴえんタイちゅうのは反軍隊、親王政っちゅう立場なんじゃね。実際にはあまり反軍隊できてへんのが情けないとこやけどね。この前の総選挙で躍進した人々の党も反軍隊、だけどこっちは反王政。国民の大半は反軍隊派なわけ。今度また選挙があったらぴえんは負けて人々の党が絶対に勝つと思われとるけん。
そしたらどうなるか、人々の党はこの前の選挙でも第一党のくせに腐敗したジジイどもに阻まれて首相の座を掴めなかった。今度はもうどうも言い訳できへん。こうなると軍は力ずくで権力を取り戻すしかないんちゃうかっちゅうことでクーデターが予測されとるわけやね。
別の説だとタイの国王が出てきて軍を鎮めてヒーローになるっちゅう話もあるわな。タイでの国王の力は絶大で軍を鎮められる力を持っとるんね。託身が娘を犠牲にして王の顔を立てるためにやっとるんちゃうかってことやね。
ほんまにしょうもないで。
あと12時間でゴルゴ13の無料閲覧が終了するので、既読作品のメモでも残すことにした(未読やうろ覚えの分をコツコツ読んでたが、寝食の時間を潰しても完了しそうにないので読み進めるのは諦めた)。
名作はコメやトラバでだいたい紹介されてるので、ネタ枠、コミカル、荒唐無稽、シリアスな笑いの回が主。
"標的の婚約者を力ずくで犯し、助けを求める彼女の声の録音を使って標的を動揺させるという、シリーズ史上最も卑劣といえる手段を取る""公式自ら「問題作の一つ」と言ってしまうほど""ネット上の書き込み「スージーに謝れ」は、この事件を指してるんですよ"(onihei-fan.comより)
「狙撃は成功です。大統領は死亡しました。」「ちょっと待て、モロー。目は二だぞ。……それなのに成功と判定されるのか⁉」「このスナイパーの狙撃成功率は、九十九%以上です。だから目が二以上なら、狙撃成功の判定です……」「よしっ、ポーランドに対し、宣戦布告する!」「ワルシャワに向け核ミサイルを発射‼」
「トーゴ・ロドリゲス、住所不定、無職。昨日、刑務所を出たところだよ……」「いったい、何をやった?」「自動車ドロ。それが運悪く、覆面パトカーだったんだ……」
"ゴルゴは面倒事を避けたいがために、わざと的をはずし、掛け金を支払い立ち去ろうとする/わざわざ賭け金を返そうとゴルゴを追いかける人柄にクスリと笑えてしまう""サポート役で登場する修道女も、ネジが一本抜けていてクスッと笑えるわ"(onihei-fan.comより)
「コ、コンピュータさえ不可能と出したプールを利用しての跳弾の角度を……い、いったいどうしてっ⁉ な、波だっ‼ 女たちの作る波の角度を、利用したんだっ‼……」「(跳弾の角度が変化した理由)入射角度 - (盛り上がった)波 - 反射角度」
「澱粉粉で作った軽い弾丸は、自身の運動エネルギーで飛距離を伸ばす事は、出来ない……」「敷地外からの狙撃には南側が一番近いが……だめだよ、それでも約五キロだ」「積乱雲あるところには……高度一万メートルにまで吸い上げるような、強い暖気の流れがある……その流れに乗せればっ‼……」「ポチャ!」
「……第五区の実験体はどうされますか……?」「水泳を好まぬ同志など考えられぬ!」「うむ、処分するよう手配しろ!」「君は漢卑が毛沢東のクローンを作りだし、真の社会主義革命を起こすために、育てているというのかねっ⁉」
"深く考えれば考えるほどキャラ立てとして絶妙""「俺に任せろ」と恋人をベッドに誘う下りは/「彼の行動を止めたいが愛しているので止められない」「30年以上の年月の重み」「この悪党はこうして話を有耶無耶にしてきたんだろうなあ」と、色々と想起させる名キスシーン""彼の死体を前に涙しつつも/インタビューでは「彼の指揮していたプロジェクトは慎重に対応していくつもりです」と、切り捨てる(ゴルゴによる警告で恋人のみが真実を知っている)ドライさも、かえって悪党に対する愛情を感じさせた"(@Higashide_Yuより)
「今や海外支部は何十にも達し、ニンジャの弟子達は総勢、20万人を越えています。」「その誘拐犯達が、ニンジャの総本部から分家した蛭田一派です!」「それを知った日本の総本家の師匠が、ニンジャのプライドに関わると、ゴルゴ13に依頼した様です……」
"「女が自分でブティックのドアを開けるものではない」と自ら扉を開いたり、食事の席では「野性的な印象に似合わない何て繊細なテーブルマナーだろう…まるで精密機械のよう…」と相手に思わせたり。女性の目を通したゴルゴの魅力が描かれていて新鮮でした""ラストシーンでは、ゴルゴがなんとも言えない複雑な表情をしていて、驚きました""夏さんが女性視点から描いた脚本を、さらに優しくロマンチックにアレンジしたというさいとう・たかをさん"(朝日新聞特集記事より)
"この美女はそのような、か弱い女ではなく、過激・危険・凶暴の3K花嫁である""記念すべき第600話。『プレイバック』のディアナに勝る、気違い女が登場するわよっ(怒)"(onihei-fan.comより)
想像してほしい。毛むくじゃらの手が、最新のスマートフォンを器用に操っている光景を。好奇心旺盛な瞳が、鮮やかなディスプレイに釘付けになっている姿を。当初、それは微笑ましい光景だったかもしれない。動物園の飼育員たちは、類人猿の知的好奇心を満たし、退屈しのぎになるだろうと考えたのだ。しかし、数ヶ月後、彼らが目にしたのは、予想だにしない、そして恐ろしい「末路」だった。
最初の数週間、チンパンジーたちはスマホに夢中になった。指で画面をタップしたり、スワイプしたり、時には他の仲間と顔を寄せ合って何かを見たりしていた。動画サイトで他の動物の映像を見たり、簡単なゲームで遊んだりする様子は、まるで人間の子どものようだった。飼育員たちは、彼らが新しい刺激を楽しんでいることに安堵した。
しかし、熱狂は徐々に変質していった。スマホは、チンパンジーたちの社会に、かつてなかったほどの混乱をもたらし始めたのだ。
まず、スマホを用いた望ましくない行動が目につくようになった。これまで穏やかだった群れの中で、注目を独占しようとする個体が現れ、激しい喧嘩が絶えなくなった。他の個体が倒れていて本来飼育員たちを呼ぶべき状況でも、その状況をスマホで動画や写真に収めようとする。強い個体が弱い個体を力ずくでねじ伏せて土下座させ、その様子を撮影する光景は日常茶飯事となり、群れの秩序は大きく乱れた。
次に、スマホ依存とも言える行動が見られるようになった。スマホの画面に夢中になってフラフラと歩き回り、身体を障害物にぶつけて怪我をする個体が後を絶たなかった。食事の時間になってもスマホから目を離さず、仲間とのコミュニケーションを疎かにする個体が増えたのだ。これまで、毛づくろいをしたり、遊びを通して絆を深めてきたチンパンジーたちの間には、奇妙な静寂が訪れた。まるで、スマホが彼らのコミュニケーション能力を奪い去ってしまったかのようだった。
さらに深刻な問題も発生した。チンパンジーたちは、スマホの扱いに慣れるにつれて、その「破壊力」に気づき始めたのだ。硬い物体であるスマホは、叩きつけることで簡単に壊すことができる。そして、その破片は鋭利な凶器になりうることを彼らは学んだ。実際に、スマホの破片による怪我や、スマホを巡る争いによる負傷が多発するようになった。いじめのターゲットとなった個体に集団でスマホを投げつけ、死なせてしまう痛ましい事件も起こった。
スマホの影響なのか変な行動を取る個体も増えた。チンパンジーたちは、災害のリスクが高いために閉鎖されていた園内のサル山を見つけ出して侵入して、そこを寝床にしてしまった。だが、動物園で見つけたDEIと書かれたプラカードに夢中になっている間に、サル山で火事が起きて、彼らの寝床の大半が燃え尽きてしまった。
このような状況になったせいで、動物園の飼育員たちが今まで動物園を魅力的にするために働いていた時間は、チンパンジーたちの望ましくない行動の後処理をするために割かれるようになっていった。
飼育員たちは事態の深刻さにようやく気づき、一部のものはスマホの没収を主張した。しかし、チンパンジーがスマホを手放すことを拒むことは容易に想像できる。回収作業は困難を極めるだろう。
飼育員たちはジョブスがiPhoneをこの世に生み出したことを心の底から恨んだ。いま、彼らは今後の対策に頭を悩ませている。
牢屋にぶち込むなら分かるんだけどさ、
なんで道端の、かなーり通行量の多い道端の邪魔になりそうな所に樽置いて閉じ込めるのかわからん。
見せしめ?
にしても差し入れを入れてる人も居たし。
その割には普通の通行人にスルーされてもいて、あれが珍しい光景では無いって事???
そもそも道端でパッと会って殴って、閉じ込めるための樽をソコに持ってこさせるって、樽を準備した上に人足も確保して街を練り歩いていたって事?
あんな巨大な樽を?
樽に覗き窓がついてる時点で、特注品か、
牢屋ではなく、樽でポータブル牢屋を使うのが吉原ではニーズがあったって事???
だから道端にポータブル牢屋があっても通行人はスルーするか、窓から飯を差し入れする訳???
まるで素知らぬ振りをしていたが、被害者の女性に逆上されてついカッと
で、生徒のいたずらのようにロッカーに隠す
でもこれ、作中でボンクラ刑事が一番始めにした推理だな…それを最終的な解決にはしないだろう
②ストーカーの同僚男
被害者女性への想いが高じて、不倫男とのシーンを見たあとについカッと
黒魔術で蘇らせる・犯人を見つけて仇を討ちたいなどとの言動と矛盾するが、思い込みが激しく相当おかしい人間として描かれてるので、自分がやってしまったことの記憶をすり替えてた、などのオチ
被害者女性教師が主人公繭への加害を匂わせる発言をしたとかでキレてついカッと
高校生女子と20代女性教師では体格差こそないが、さすがに言い争って力ずくでとはいかないので、何かしらの仕組みが必要 あるいは偶発的な事故だったとのオチになるだろうか
いや、苦労人の悠が恋愛バーサーカーとして担任殺しちゃうとか、その後の展開が憂鬱すぎ・バッドエンドすぎる
なんにしろ学園サスペンスにクラスの序列やら恋愛の愛憎を絡めたエンタメ作品ではあるはずで
最終的には
で締めると思う
あ、あと悪いこといろいろやってそうな黒い森家は父親が逮捕されたりして、学園は経営者が代わり音羽は転校などの展開 これは堅いと思う
6月初旬
喧嘩が増えてた。
私も、仕事が繁忙期なのもありイライラしていて、夫の些細なことが気になる。
ある晩に、夫から「気に入らないなら離婚」と言われる。売り言葉に買い言葉じゃないけど、私もカッとなってたので、「わかった近々離婚届持って帰るわ」と返す。
後悔してるんだけど、この時わたしは「もう夫のこと好きじゃないし、今後また好きになることもない」と言ってしまった。
でも、この時はただの口喧嘩で、お互い本気じゃないと思っていた。
そう思っていたのは私だけだった。
あれから何度か「離婚の話し合いしよう」「離婚届はまだ?」と言われていたが、繁忙期で疲れており、「仕事が落ち着くまで待って」と返していたら、次第に言われなくなった。
繁忙期が終わった。
頃合いを見計らってか、夫から「離婚の話し合いしよう」と言われる。この頃の私は離婚のことをすっかり忘れてたし、思い出しても「ただの口喧嘩だったじゃん」としか思えず、イラついた。
これも今となっては後悔してるんだけど、夫から「だってもう俺のこと好きじゃないんでしょ?」と言われて、否定できなかった。この頃はもう夫のやること成すこと全てにイライラしてて、実際、セックスは私側がレスってた。レスなので子供もいない。だから、離婚していっか、とこの時は本気で思ってた。
とりあえず年内に離婚しよう。今後のタスクは、まずお互いに両親に報告すること。次に家と車の処分を決めること。子供がいないので決めることはこれくらいでしょ。って。
夫から、「苗字は戻してね。ウチの実家厳しいから、それだけお願い」って言われた。意味がわからなかったけど、なんとなくモヤっとした。
母親に電話で報告した。「もうちょっと頑張ってみないか」と言われた。
それを夫に伝えたけど、夫は興味なさそうだった。
義両親は、すんなり認めてくれたらしい。
離婚の署名はお互いの親に頼もう、俺は新幹線で行くから、増田は車使っていいよ、と言われた。
本当に終わるんだ。と思ったら、どんどん怖くなってきた。
7月初旬
離婚が決まってから夫はすごく明るくなった。元気になった。というか、なんかいつも浮かれているように見えた。
このときようやく「本当は好き、本当は離婚したくない」と言った。
「そうは言っても、もう決まったことでしょ?いざ離婚届を目の当たりにしたから動揺してるだけ。時間かかってもいいから心の整理つけてね。なるべく早い方が助かるけど。」
夫はずっと私にベタ惚れだと思ってた。
周りの人からは、私の隣にいる時の夫は幸せそうってよく言われた。
SNSでよく見る「理想の恋人」象に夫はぴったり当てはまってた。
頼まなくても、私の写真をいっぱい撮る。スナップショットもいっぱい。
週末はかならずデートに誘ってくれていたし、記念日や誕生日はもちろん、なんでもない日でもプレゼントをくれた。
私とデートに行った日のことを毎回日記につけていて、時折本棚から出してきては思い出話をした。
旅行に行くと、かならず風景と一緒に私の写真をたくさん撮ってくれて、それを製本アルバムにするのが常だった。
年に1回くらい、セックスを受け入れてあげると、とても喜んだ。
こんな風に、夫はわたしにベタ惚れだった。ベタ惚れだと思ってた。
そういうところが鬱陶しくもあって、冷たく接したときもあったけど、
こんな夫に、私が泣いてしおらしく「離婚したくない」と告げれば、絶対にすぐに考えを改めてくれると思っていた。
現実は違った。
「心の整理になるなら、夫婦カウンセリングとかにも付き合うから」
今までは仕事や飲み会が終わったらラインしてくれていたけど、何も来なくなった。ただいまも言わなくなった。無断で外泊することもあった。
この頃から、夫はもしかして浮気しているんじゃないかと思うようになった。
夫の気を引きたくて、ある朝トイレのドアノブにコード類をぶらさげてみた。
夫は、「なにこれ?」と聞いてきた。
「辛くて、死のうとしたけど、ほどけちゃったの」
と返すと、「ふふっ」と笑われた。
夫が毎晩のように「離婚届書く気になった?」と言ってくるのが苦痛で、私の方から、「1ヶ月、もう一度夫婦として暮らさせて欲しい。それでも気持ちが変わらないなら、離婚を受け入れる」と告げてみた。
夫は、かなり熱し易く冷め易い。もし浮気相手がいるのだとしても、時間が経てばその気持ちも落ち着いて、私の元に帰ってくると思っていた。
夫は、「わかった、1ヶ月だけ、離婚の話はしない。でも俺の気持ちが戻ることはない。1ヶ月後は問答無用で別居する。あと、俺たちだけでは話が進まないから、いずれにせよこの期間中に夫婦カウンセリングに行く」と言った。
今まで、セックスしたい、デートしたいと懇願してくるのは夫の側だったのに、立場が完全に逆転してる。なんだか薄寒い気分だった。
よく覚えていない。聞かれたことに答えただけ。会話してて、私自身自分が支離滅裂だと思うくらいだったから、カウンセラーのキョトン顔も納得だった。
セックスはイヤ。一緒の寝室もイヤ。スキンシップもイヤ。夫のイヤなところはスラスラ出てくる。好きなところは出てこない。でも離婚したくない。
唯一覚えているのは、
「離婚は夫婦の合意がないとできないから、離婚したくないならそのまま居ればいいけど、旦那さんの意思はかたい様だから、そんな人と一緒に居続けるのは、大変かもしれない。」
義両親の家に、夫に黙って伺った。
夫さんと、別れたくないということを伝えに行った。
義母はずっと困った顔をするばかりで、玄関より中に入らせてはくれなかった。
8月初旬
デートに誘った。断られるかと思ったけど、承諾してくれた。夫はもはや、わたしの写真を撮ろうともしなかった。
旅行にも行った。夫は、ずっとスマホに夢中で、こちらを見向きもしなかった。
こんな自分が夫に愛されているわけないのかも、とようやく気づき始めた。
夫が趣味でやっている釣りの社会人サークルに、私も行ってみたいと伝えてみた。
そのサークルのことはホームページで調べていて、次にいつ集まりがあるのかも知っていた。
夫は、「今はメンバー募集をしてないから、連れて行っていいのかわからない。担当者に聞いておく」と言った。
夫は、「サークルには来ないで欲しい」と言った。定員の問題ではなく、夫が来てほしくないんだな、と思う言い方だった。
夫から、「1ヶ月経ったけど、離婚の意思は変わらないので、別居するね」と言われた。
別居とは言っても、ウィークリーマンションとかそういうのだと思っていた。
実家にすんなり転がり込んでいるということは、義両親は、もうわたしの味方じゃないんだなと、実感した。
毎週週末になると、夫は私が住む家に来て、離婚をせっつく様になった。
逆に、なんでそんなに離婚したいのか?と聞いた。
そう言うと、
「もうあなたとしたいと俺は思わない」と言われた。
夫は、「幸せにしたい人がいる。僕の人生を僕に返してください」と言った。
呼吸が止まるかと思った。
お金だけを失った。
9月初旬
とある週末、夫との話し合いの最中に、なんだかものすごく苦しくなって、気づいたら廊下の床に倒れていた。
夫によると、ヒステリーを起こした末、階段の手すりで首を吊って、意識を失っていたらしい。咄嗟に夫が縄を切ってくれたから、床に落下したらしい。実際失神していたのは数分もないらしいけど、夫が話し合いのためにダイニングテーブルに着いた以降の記憶がない。
おしっこを漏らしていたので、シャワーを浴びて、その日の話し合いはそれでおわった。
わたしの精神がおかしいため、夫は別居を一旦辞めて帰ってくることになった。
ついでに、遠方のわたしの両親も、来ることになった、
夫は「たとえ殴られても離婚は諦めないよ」と言っていた。
夫と私の両親の話し合いは、私なしで行われた。
何を話したのかは聞かなかった。
私が発狂するのを恐れた夫は、離婚について口に出さなくなった。
ある日、私の母が義両親の家に行っている隙に、夫が自室でスピッツのチェリーをウクレレで弾き語りしていた。
なんどもやり直していて、多分録音か録画かしているんだろうと思った。
私のことをこんな風に追い詰めておいて、自分は他の女にラブソングを歌ってる余裕があるのか。夫のスピッツのチェリーを贈られる女は、もはや私ではないのか。
そう思うとカッとなって、気づいたらわたしは包丁を出して、夫の自室に向かっていた。
逮捕されていた。
翌日、母と夫が一緒に迎えに来てくれて、帰ることができた。被害届を取り下げてくれたらしい。
夫は手を縫ったしい。本当に自分がイヤになった。
夫が入っている社会人サークルの人たちのTwitterアカウントを見つけた。みんなプロフィールにサークルの名前を入れていたから、すぐわかった。
夫のアカウントは非公開になっていたけど、@夫のアカウント名で検索したら、夫が交わしているリプライは見ることができた。
さらに、その子の仲良しのアカウントを見つけて、そのアカウントの返信欄を見てみると、その子の裏垢らしきものと会話している可能性が高いリプライを見つけた。
もちろんその子の裏垢らしきアカウントは非公開だが、夫との関係を匂わせるようなツイートでもしてるのか?と思う様な、夫の特徴を含んだリプライが、その非公開アカウントに対して付けられていた。
10月初旬
夫が飲みに行くと言う。詳しく聞くと釣りサークルのコンパらしい。
わたしはtwitterをチェックした。どうやらそのサークルのコンパであることは間違いないらしい。
メンバーがアップしている写真をGoogleマップの情報と照らし合わせてみても、夫が言っていたお店で間違いなさそう。
そのサークルのメンバーはいわゆるツイ廃だらけで、不倫相手と思しきアカウントも普段1時間に1つはツイートしているようだが、
その日はツイートがなかった。
他のサークルメンバーが「飲み会楽しかった!」的なツイートをしているのに、その子だけは何も呟いていなかった。
夫にまだ飲んでいるのか?とラインを送っても反応がない。電話をしても出ない。
日付もとっくに変わり、帰ってきた夫に不倫相手と思わしき女のアカウントを見せて、「この子?」と聞いた。夫は何も言わなかったけど、態度でバレバレだった。
私は毎日不倫相手のアカウントを眺めていた。優しくて、明るくて、純粋で真面目でサークル内でも愛される、すごくいい子に見えた。
夫に「この子と会わせて、夫から手を引けって言う」と言うと、夫は、「その子は関係ない。俺が勝手に好きなだけ。それに、お前がその子になんて言おうと、そしてその子がどうしようと、俺はお前と離婚したいしその子が好きだよ」と言われた。
悔しくて泣いた。また首を吊ろうとしてしまったけど、夫と母に力ずくで止められて、できなかった。
泣きすぎて叫びすぎて酸欠になりながら、不倫相手の子の優しいツイートが思い出された。
前向きで、いつも誰かに寄り添ったツイート。彼女に夫は救われたのだろう。
私のことも助けて欲しいと思った。夫に「その子のこと好きでいいから離婚しないで。3人で仲良くできないの」って聞いた。
夫は「あの子と二人がいい」と言った。
先週
あの子のアカウントをフォローした。わたしだとバレてほしいような、ほしくないような、自分でもよくわからない気持ちだったが、夫との関係が良好であると思われたくて、そしたら彼女から夫を諭してくれる様な気もして、夫と仲が良かった頃に行ったデートの写真をたくさんアップした。
しかし、フォローバックは返ってこなかったし、あの子のtwitterが、あれから全く更新されていないことに気づいた。毎日起きてる間は1時間に1つはツイートがあったのに。
「わたしのせいか?」夫に聞くと、「奥さんのことを思うと、自分だけ楽しくツイートはできないって言ってたよ」と言われて、怒りと、混乱と、屈辱とで、目の前が真っ赤になる様だった。
夫から、「そうやって極端なことをやって脅して周りの人間をコントロールして自分の欲求を貫こうとするのは卑怯だ」と言われた。
その通りだとも思うし、そういうわけじゃなくてもう単純にいなくなりたいだけなんだよ、とも思った。
おととい
母が2人で散歩でも行こうと誘ってきた。
でも家に夫を一人にすると、また不倫相手に気色悪いラブソングを歌い始めるかもしれない。そんなのは耐えられない。が、ずっと家にいても更新されない不倫相手のアカウントを眺めているだけ。
そこでわたしは、夫の部屋にボイスレコーダーを仕掛けてから出かけることにした。
これで、ひとまず夫が一人の間に何をしていたか、後からだけど把握できる。
知らないままよりはずっといい。少なくとも心理的には。
月曜は夫は出勤なので、それまで回しっぱなしにしておく。
ボイスレコーダーを回収した。夫の様子に変わったところはなかったから、不安が強くあったわけでもないけど、レコーダーを回収した瞬間は安心した。
パソコンに繋いで、外出した時間帯の部分だけ抜き出し、レベルメーターをチェックした。
明らかに音が入っている部分が40分ほどあった。それ以外はほぼ無音だった。
緊張した。心臓が破裂しそうだった。
「きついよ。奥の死ぬ死ぬ詐欺もきついけど、不倫相手ちゃんと会えないのが、一番きつい」
「離婚してから死ぬよ、それならいいでしょって言われて、咄嗟に何も言えなかったけど、次に言われたらそうしてくれって言って離婚届突き出すわ」
「正直もう死んでくれていい。見てないところで死んで欲しい」
「こんな話聞きたくないよね。いつも俺に付き合わせてごめんね。全部終わったら恩返しするから。本当に、こんなに愛したのも愛されたのも心許せるのも君だけだよ。」
私は聞いたこともないような、弱々しい声だった。
こんなに素直に、本気で、茶化すことなく自分の心を打ち明ける夫を見るのは、初めてだった。
夫は、心を許した人相手にはこんな風になるんだなあ。
私は、交際期間も合わせたら10年も一緒にいるのに、まるで知らなかった。
不倫相手の声ははっきりとは入ってなかったけど、夫が私に死んで欲しいって言ったのに対して、
「追い詰められてそんな風に思ってしまう気持ちはわかるし私の前ではそう言うことを言ってもいいけど、ご本人には絶対に言ったらだめよ。優しく寄り添ってあげてね。」
「優劣つけるわけじゃないけど、奥さんが一番辛いと思うんだよね」
「奥さん、どうしても回復しないなら、サークルに呼んであげなよ。わたし抜けるよ。」
「3人で仲良くしたいならわたしはするよ!」
的なこと言ってて。
あ〜〜〜〜惨め。
私が彼女の立場だったら勝ち誇った様に「そうだよそうだよ死んじゃえ死んじゃえ☆」とか言う。
途端に、諦念に見舞われた。
本当に、私ダメだったんだな。
わたしがちょっと冷たかったりそっけなかったりしたせいで、こんなことになってるだけで、
時間が経てば、セックスすれば、寝室を一緒に戻せば、もっと愛情を示せば、夫が不倫相手に飽きれば、もとに戻れると、思ってた。
あんな子に盗られたら、もう凡人にはどうしようもないでしょう。
彼女は優しすぎて、「妻の愛情を感じず冷めて新しく好きな人ができたら妻に自殺企図を繰り返されて鬱になった男」である夫を放っておけないだけなんだろうと思った。
週刊誌であったり、サレ妻がよくSNSにアップしてる不倫ラインスクショでみる様な恋愛脳は彼女からかけらも感じなかった
そして、彼女は優しいから、私たちが離婚すれば、夫と付き合ってあげるんだろう。
私には、手も足もでない。
ただ、唯一できることがある。
これができたらどうなるか?
夫は、自らの裏切りによって自殺した妻が居ながらあっさり再婚できるかな?
少なし、夫は今、恋愛脳御花畑だから、それに冷水をぶっかけることは、できる。
私に死んで欲しいなどと、舐めたこと言ってるが、
本当に死んだらどうなるかなんて想像すらついてない頭の悪い夫。
夫の愛情にフリーライドし続けて、愛想尽かされるまでそれに気づかなかった私にピッタリなバカ夫。
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