Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「制裁」を含む日記RSS

はてなキーワード:制裁とは

次の25件>

2025-12-14

anond:20251214182038

日本さんはクリミア併合黙認したしウクライナ東部割譲も認めるだろうしな

エネルギー分野の制裁外したりしてるからなw

台湾統一されたからって主権がないんだから武力侵攻とか言っても説得力ないわなあ

つのもの統一されるわけだから侵略じゃない

日本さんも似たようなロジック使って列強からの“解放”のために”進出“しただろw

それを合理的とした意思、その正しい歴史認識が今の政権形成してるし強い国民の支持がある

何も問題はない

米国覇権中国に代わるだけだ

だろ?

Permalink |記事への反応(1) | 20:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-12

爆豪が人気者というのは、時代が変わった証なんだな

昔の少年漫画を愛する者にとって、爆豪の人気は受け入れられないだろう。

主人公イジメていた男がヒーローになる。そんな事あってたまるものか。

必ずどこかで制裁がある筈だ。・・・ん?主人公が無敵の力を手に入れる?

やった!これは爆豪より強い能力だぞ!よっしゃこれでブン殴れ!

殴らなかった。

雄英の受験?なるほど!これでヒーローとしては邪悪すぎる事がバレて落ちるんだな!

受かった。

デクと同じクラス?そうか!クラスメイトにデクをイジメてた事がバレて、孤立するんだな!

バレなかった。孤立しなかった。

そうだ!爆豪の個性は爆発・・・助けようとした人をケガさせて、バッシングに遭うんだな!

遭わなかった。

今までの少年漫画ではありえなかった事である

???こんなオイシイドラマが生まれそうな展開が何一つ・・・ない・・・

スカッジャパンくそ番組)のスカっとする部分だけカットされた気分だ。

俺はショックだった。今まで読んでた少年漫画だとあり得ない。

例えテンプレと言われようとも、

制裁を受け、みじめな思いをし、反省し、本当のヒーローへと覚醒する・・・

これを期待せずにはいられない。

でも、時代は変わった。

爆豪は大人キャラで、出番もオイシイシーンもめちゃくちゃ多い。

制裁もいらないし、みじめな思いもさせなくていい。

実は過去の行いを反省してるっぽくて、デクに謝って、本当のヒーロー覚醒したっぽくなる。

そんなんでいい。

だって、それで大人キャラになってるし、大人アニメになっている。

俺には分からない。でも、それは俺が悪い。

時代が変わった。俺はついていけてないだけ。

爆豪が人気な理由が、分からない。たぶん一生分かる事はないだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 00:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-10

anond:20251210075349

そんな幼稚な身バレごっこ正義だと錯覚している時点で、もう貴様議論でも勝負でもなく、ただ自己放尿を処理できずに垂れ流しているだけだ。

出してスッキリしたつもりになっても、残るのは臭気と後始末だけである

匿名愚痴が気に食わないなら論理で叩き潰せばいいものを、身元探しに逃げるというのは、要するに言葉勝負から敗走した自己放尿だ。

真正から反論できず、事実論理に向き合う胆力もないから、最後は「勤め先にチクる」「身元を晒す」という子供じみた脅迫に逃げ込む。

そんなもの強者の戦略でも悪役の知略でもない。ただの腰の弱いオヤジですら笑う小細工だ。

しかも「メシウマァァァ」だの連呼しているが、他人を追い詰めても世界は一ミリも動かない。

社会的にも法的にも、身元追跡や晒し行為リスクをまるで理解していない。

追撃どころか、自分の足で地雷を踏みに行ってるようなものだ。貴様が勝った気になれるのは、脳内だけだ。

本当に強い側にいたければ、論理で潰すか、無視するか、制度で処理するか、そのどれかを選択すればいい。

貴様のやっていることは、論破でも制裁でもなく、ただの自己放尿の実況中継だ。濡れているのは相手ではなく、お前自身である

Permalink |記事への反応(2) | 07:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-08

来年マナー警察活動方針改訂について(通達

令和7年最新

国道徳省各セクト長           道徳省丙文企画総務発第23

                    道徳企画局長

各位

日頃より、全国における自主的マナー監視指導活動に深甚なるご尽力を賜り、厚く御礼申し上げる。

本年度も、SNS上での厳正なる叱責から公共空間での指導的咳払いに至るまで、多方面で顕著な成果が確認されたところである

 

しかしながら、近時の社会情勢の急速な変化及び価値観の多元化を踏まえ、当省として従来の行動指針を再検討した結果、以下のとおり新方針策定したので、関係各位におかれては適宜周知のうえ遺漏なき対応をお願いする。

1 理念見直しの背景

従前、我々は「世界の良化」を最上目標に掲げ、正しいマナーの普及啓発を実施してきた。

マナー違反者に対しては、SNS指導メディア指導まれ物理示唆等、各種手法を駆使し、世界道徳的安定化に寄与したものと自負している。

 

しかし、一般大衆からの支持を長年確保してきた我々の活動も、昨今の多様性尊重の潮流の前に大きな転換点を迎えている。

 

2 新基本方針

協議の結果、道徳省として以下を新たな基本原則に定める。

 

価値観強要マナー違反である

 

箸は右手、は既に世論により左方向へ折れ、

不倫は悪、と唱えつつ各界著名人が華麗な恋愛遍歴を刻む中、

普遍的倫理定義する試みそのものが困難となっている。

 

国際社会を見渡せば、

一夫一婦制絶対正義であるとの主張はサウジアラビア国王に対し呈示し得るものか、

戦地における「敵兵の排除」は“悪”であるのか、

等、単一の正しさを唱えることの限界は明らかである

 

結論として、価値観とは各人に帰属するものであり、その正誤を論ずる営みは効果より疲労が上回ると判断した。

 

3 今後の対応

 

従って、当省としては以下を申し添える。

 

他者価値観への干渉は行わないこと。

 

他者の行動が不快迷惑人生崩壊兆しを呈しても、基本的

  「知ったこっちゃない」

 ものとすること。

 

相手の方が正しい可能性についても適宜検討すること。

村八分その他の集団的制裁行為については、自然淘汰に委ねること。 

なお、日本人の高い道徳心が幸福度に直結していない点も併せ考慮し、

当省はついに

 

マナー幸福は相関しない」

 

との真理に到達した。

 

4 マナー警察Ver2への移行

以上を踏まえ、価値観押し付け及びマナーの過度な指導は本年度をもって終了する。

来年度より、当省は「道徳省Ver2」として、新たな段階における静観的姿勢を基本としつつ、必要に応じて軽い咳払い程度の指導を行う体制へ移行する。

 

取り急ぎ、来年度の方針について通達する次第である

 

以上(ChatGPT10分)

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251208070158

おい貴様、その理屈はな、自由を語ってるつもりで、実のところ自由って言っときゃ何しても許されるだろという自己放尿レベルの甘えを正当化してるだけだ。

まずだ、言論の自由国家権力による不当な制限問題にするものであって、お前が他者に向けて殴りかかる口実じゃねぇ。

自由ってのは責任の裏返しであって、免罪符じゃない。そこを取り違えた瞬間、お前の主張は土台から崩れ自己放尿する。

次に、嫌なら自由を捨てろって言い草な。これは典型的自由概念誤用だ。自由社会はお前の快楽のためのライブハウスじゃなくて、異なる利害・価値観感情が衝突しながら調整される場だ。

そこに必要なのは調整規範であって、こっちも好き勝手するわという報復合戦じゃない。そんなもん文明社会じゃなくて、ただの便所自己放尿だ。

お前がやってるのは、自由の結果こうなるんだぞと言いながら、実態自分に都合のいい無秩序押し売りだ。

自由の名を借りた暴走は、ただの自己放尿だ。そういう手口はもう何万回も見てきた。

それから、傷ついた奴がいてもやめませんってのも、論理的破綻してる。自由がある以上、お前が好き勝手するのも勝手だが、その結果として、お前自身が反撃や制裁や拒絶を食らうのもまた自由の一部だ。

まりやめないと宣言するのは勝手だが、それは自由の盾ではなく、単に自分行為の結果から逃げる気ゼロ宣言自己放尿にすぎない。責任回避常套句だ。

子供みたいな条件反射正義面すんな。ダブスタの有無と、お前がやってる行動の妥当性はまったく別の評価軸だ。相手が悪いから俺も悪いことをするなんて、三流の自己放尿だ。

お前の主張は自由を語っているようで、俺がムカついたから殴り返したいという衝動の後付け理論自己放尿にすぎん。自由議論に見せかけた自己放尿哲学だ。

自由を語りたいんなら、まず自分自由を扱う側の作法を覚えてから出直してこい。

以上だ。

Permalink |記事への反応(1) | 07:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-07

anond:20251207201018

なんで中国の内政に対して批判しなきゃいけないのか謎

そんなことしたら内政干渉じゃん

中国だけじゃない

アメリカに対しても、ロシアに対しても、日本相手国の政治に対して口出しはできないよ

リベラリズムを主張するのは「自国政治に対して」だよ

海外に対して言える権利はない

そりゃ、日本国益を損ねるような軍事的経済的制裁発言があったら反撃、抗議するよ

自分のためだからね

でも他国国民のことまで言える立場じゃないよ

それは相手国の自由から


…というのが、日本リベラリズムです

弱っちいのです

普遍的人権尊重などは基本的にどうでもいいのです

日本自由人権尊重のみ考えているのです

Permalink |記事への反応(1) | 22:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-06

自分の言いなりにならないもしくは所有できないと対面や見知らぬ女に制裁を望んだり加害したりそれに賛同したりネットリンチに盛り上がる男はいてもその逆はない

女を穢れ扱いするのもその延長線

性的魅力のない非モテの女が下記のような暴走してるのは見たことないもんな

・「レイプなどの犯罪被害者よりも誰からも愛されないし助けてもらえない非モテ男性の方が辛い」と主張する

・親しくもない、もしくはお互い面識のない男女を強制的マッチングさせるシチュエーション固執する

・男抜きで完結している女の存在を許せず、鍵垢で一人で飲み食いしているだけの女の自撮りに対し「おもしれー女とチヤホヤしてほしいんだろ」と罵倒

・女は非モテ男が結婚できず子供を残さず死のうが無関心だが、男は「未婚で子無しの女はこんなに惨め!無惨様!」みたいな罵倒を四六時中繰り返す

・30人しか見てない配信のたぬかな身長人権発言を無数の男が無職潜伏生活に追い込むまでリンチ

・「汗臭い男性体臭ケアしてください」と発言した無名アドバイザーを無数の男が(ry

https://pont.co/u/avatar3defeuetd

https://sparkle.store/avatar3defeuetdecendresfr

https://reach.link/avatar3defeuetdecendresfr

https://arnds.me/@avatar3defeuetdecendresfr

https://pop.store/avatar3ohenapopelcelyfilm

Permalink |記事への反応(0) | 13:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-29

高市が悪いとは言わないけど原因は100%高市だろ

上海公演続々中止に…「バンダイナムコフェスティバル2025」では日本人演者歌唱中に強制退場

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.gamespark.jp/article/2025/11/29/159980.html

高市マジでどうしてくれるのこれ

高市はまだダンマリからこんなの序章に過ぎないんだけど

これから高市のせいで日本への制裁が続くんだよな

高市のせいで

別に高市が悪いとは言わないよ?

でも高市のせいだろ

どうすんの?高市

Permalink |記事への反応(2) | 14:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-28

anond:20251128083420

高市首相の舌禍による経済的損失の「見える範囲

すでに顕在化した2025年の確定的な損失

主に中国人観光客の激減による消費減

水産物文化コンテンツの追加的な落ち込み

→ 1,000〜2,000億円

今の状態旅行ボイコットなど)が1年続く場合の損失

観光収入の減少だけで

→ 約1.8〜2.2兆円

貿易レアアースなどへの制裁が本格化するリスクシナリオ

対中輸出10%減+波及効果を見込むと

→ 4~5兆円規模の損失もあり得る

 

一言でここまでの損失出した首相は史上初じゃね

もはや国賊だろ

Permalink |記事への反応(3) | 15:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-27

台湾発言を巡る米中日曖昧な着地について。

 

アメリカ既存戦略継続

今回の発言に対してアメリカが一歩引いた態度を取ったのは、同盟が冷えたからというより、いつもの曖昧戦略を守っただけ、というのが実態に近い。台湾をめぐる話題は、アメリカはとにかく公式立場を固定させたくないから、誰かが踏み込んだ発言をしても、あえて乗らずに距離を取る。だからといって、台湾有事で助けないと決めたわけではなく、軍や議会資料を見ても、台湾防衛普通にアメリカの前提シナリオに入っている。今回の沈黙は、日本を見限ったというより、立場を固定されたくないというだけの話に近い。

 

中国も強行姿勢継続

台湾統一中国にとって政権正統性のものみたいなテーマで、経済が伸び、軍事力が増えれば、圧力が強まるのは最初から織り込み済みだった。だから日本が何も言わなかったとしても、中国軍事演習威圧は同じように進んでいたはず。ただ今回の発言によって、台湾有事が経済問題ではなく日本安全保障のものだ、という点が一気に可視化された、という意味では現実直視させる効果もあったかもしれない。

 

日本曖昧さを許されない

日本は、外交教科書的にいえば、表では曖昧を保ち、裏でアメリカと歩調を合わせる、というやり方が一番リスクが少ない。歴代政権もずっとその線を守ってきたし、中国を正面から刺激すれば、制裁旅行制限水産物停止といった実害がそのまま日本に返ってくる。抑止のための強い言葉よりも、コストの方が大きいと見る外交関係者が多いのも理解できる。課題として、現在日本の政治では曖昧な態度が弱腰とか属国扱いされやすく、とにかく分かりやす強硬姿勢が支持を集めやすい。このズレが原因で、今後に同様の問題を再発する可能性もある。

 

日中関係曖昧回復するか

そして中国がこのままずっと制裁を続けるかというと、そこはたぶん違う。中国は一度は面子のために強く出るけれど、貿易観光自分たちも得をしている以上、長期の全面対立は避ける傾向がある。過去尖閣反日デモ、処理水のときも、最初は強く出て、時間が経つと建前は維持したまま実質的に緩めてきた。今回もたぶん同じで、正式撤回謝罪はしないけれど、数か月から半年くらいかけて、何となく元に戻していく、あのいつもの有耶無耶パターンに落ち着く可能性はかなり高いのではないか

Permalink |記事への反応(0) | 17:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

米中が接近して高市はしご外されたとキャッキャしてるのウケる

中国に対して友好的に表面的に取り繕ってるだけで、アメリカ台湾に対する姿勢は前から変わってないからな?

日本としてはそれが確認できてるから問題ないのに、何がニクソン彷彿とさせるだよ。

今と全然状況が違うだろうが。

まあ、ポーズだけでも雪解けの姿勢を見せているのは上手いと思うわ。

米中の経済的な取り組みは好きにやったってください。

中国制裁日本はほぼノーダメージだし。

これは中国も本気で日本制裁するつもり無いからだろうけど。

高市嫌いな連中は何が何でも高市に悪いイメージを植え付けたいんだろうな。

それに石破のほうがマシなわけない。

石破は所得税インフレ対策にも無策だったし。高市もどうなるか分からないが、少なくても取り組む姿勢は見せている。

Permalink |記事への反応(0) | 06:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-26

台湾海峡の安定をめぐる論戦:封鎖の影響と日本外交戦略

anond:20251125151208 の続編書いてみました(書いたのはGeminiだけど)

【まとめ】

1.台湾海峡の封鎖や有事は、迂回コストの増加に加え、海上保険の免責とP&I保険停止リスクにより、島国日本経済に壊滅的な物価高騰を引き起こす。

2. この問題への対応は、「国際法重視」論と「集団的自衛権」論に分かれるが、どちらも力による現状変更に反対する点では一致する。

3.特に国際法重視」論は、フィリピンオーストラリアなど地域の国々の国益整合性が高く、国際的な支持を得る上で最も賢明戦略となる。

台湾海峡封鎖は「影響なし」という意見は本当か?

台湾海峡が封鎖されても、船が迂回すれば済む話なので、日本シーレーンにはさほど影響がない」という意見を耳にすることがありますしかし、専門家の間では、この主張は経済的にも物理的にも現実無視していると見られています

世界物流の大動脈

台湾海峡は、製造大国である日本中国韓国原材料を運び込む航路の中心です。2022年時点で、世界コンテナ船約5400隻のほぼ半分がこの海峡を通ったというデータがあります。このルート遮断されれば、東アジア全体のサプライチェーンに甚大な打撃を与えます

迂回によるコスト増は「存立危機」の根拠

もし台湾海峡が封鎖される事態になれば、日本タンカー商船は、台湾島南側にあるバシー海峡を通る航路も使えなくなる可能性が高く、フィリピン東側を大きく迂回し、インドネシアロンボク海峡を経由するルートを選ぶことになります

この迂回ルートは、通常の航路に比べて約1000海里(約1850km)、距離にして15%程度長くなります

たかが15%の距離増と軽視されがちですが、外航海運ではこの距離の増加は、そのまま航行時間燃料費人件費の増加に直結します。さらに、紛争海域の周辺を航行することになるため、保険料(ウォークライ保険など)が急騰し、輸送コスト全体を劇的に押し上げます

最終的に、この輸送コストの上昇はすべて日本国内物価に跳ね返り、エネルギー原材料供給不安と相まって、日本経済全体に大きな打撃を与えます。これが、首相が「存立危機事態」の可能性に言及する最大の裏付けとなっています

海上保険から見る「致命的なリスク」:戦時免責とP&I停止

(このあたりはhttps://anond.hatelabo.jp/20251125192817 も参照、類似した議論だけど削るのもダルいので残す)

この海運物流議論において、避けて通れないのが損害保険特に海上保険存在です。一般に「海上火災保険」の一部とされる海上保険は、船舶に関する「船舶保険」、貨物に関する「貨物海上保険」、そして積荷が所定の港へ届かなかった損害や油濁流出死亡事故などを保障する「P&I保険(船主責任保険)」の三つに大別されます

戦時下の免責構造コスト転嫁

海上保険の基本構造は、戦時海賊による被害場合保険金の支払いが免責されるという点にあります。この免責を解除し、戦争海賊リスクカバーするためには、保険料を大幅に増額した特約を付けなければなりません。

台湾海峡有事が発生した場合中国台湾補給妨害するため周辺海域を必ず管理下へ置こうとします。これは尖閣諸島を含む先島諸島南沙諸島周辺だけでなく、米国作戦を公開しているように、日本先島諸島フィリピン周辺も戦時下に陥る可能性が高いことを意味します。

そうなると、一部で迂回路と目されているロンボク・マカッサル海峡戦時下となり、結果的日本西方海路全体で海上保険が効かなくなる可能性が著しく高くなります

当然、戦時海賊特約を付けた場合コストは、最終的に小売価格転嫁されます。ただでさえ物資不足による物価高騰が予想される中で、この保険コストの急騰は、日本大都市圏を中心に目が回るほどの物価高騰を記録する原因となります

P&I保険の「国際法上の壁」と制裁リスク

さらに深刻な問題は、P&I保険です。P&I保険は、大型船の場合国際的な取り決めや日本国内法により、加入していなければ外国の港に入港できないという義務けがあります

この保険自体が、紛争リスクによって機能しなくなる事態が最も恐ろしいのです。

国際的な船主責任相互保険組合は、既にロシアとの取引を停止するという厳しい措置を取っており、中国による台湾侵攻の際にも、同様の厳格な規制が行われる可能性が極めて高いと見られています

これは、「戦時特約を付けるから加入させてほしい」と中国から打診されても、組合側がそれを拒否することを意味します。しかも、船舶国籍船籍)が中国でなくとも、中国が関わっていると判明した時点で海上保険が解約されるという非常に厳しい措置が取られる可能性があり、これは事実上海上封鎖に近い効果を生みます

これらの複合的なコスト増と保険機能麻痺は、島国である日本豪州米国からモノを輸入しようとしても、輸送距離の長さによるコスト増と相まって、台湾有事による日本物価暴騰を不可避のものにするのです。

日本企業が抱える「手詰まり」のリスク

物流ルートの途絶だけでなく、日本企業中国生産拠点を集中させていること自体が、台湾有事の最大のリスク源となっています

サプライチェーンの命取り

中国大陸で製造された部品や最終製品日本国内で組み立てるサプライチェーンは非常に複雑です。台湾有事による中国沿岸部港湾閉鎖や、輸出入規制の強化、さら中国国内での生産停止は、日本製造業全体に即座に打撃を与えます

撤退の難しさというジレンマ

リスク回避するために中国から生産拠点移転デリスキング)を検討している企業は多いですが、その実行は極めて困難です。専門家による試算では、主要な製造業が中国から日本第三国拠点を移す場合、初年度だけで約13兆7000億円という巨額のコストが発生すると見られています

この巨額のコスト代替地の確保の難しさゆえに、多くの企業リスク認識しながらも、身動きが取れない「手詰まり」の状態に陥っており、これが日本経済的な脆弱性を高める要因となっています

台湾海峡問題をめぐる二つの議論国際法か、集団的自衛権

台湾海峡の安定を確保しようという議論は、大きく分けて二つの主要な論調に分かれます。一つは「国際法規の遵守」を最優先する論(A)、もう一つは「集団的自衛権行使」を安全保障の核に据える論(B) です。

どちらを重視するかで戦略が変わる

この二つの議論は、「中国の行動をどう非難し、どう対応するか」という点で根本的に異なります

項目国際法UNCLOS)優先論 (A)集団的自衛権平和安保法)論 (B)
戦略的な目的外交的正統性を確保し、国際的包囲網を作る。物理的な抑止力を確保し、日米同盟の一体性を高める。
中国への非難国際法違反(航行自由侵害)だと強く訴える。日本存立危機事態を引き起こす脅威だとして非難する。
政治的な影響一つの中国」論争から距離を置けるため、中国国内問題化を避けやすい。集団的自衛権の「発動要件」がクローズアップされ、国内政治論争を再燃させやすい。
どちらの論調共通して譲れない点

アプローチは違っても、以下の重要な点では一致しています

台湾海峡の安定は「日本命綱」:紛争が起きれば日本安全保障上、最も深刻な脅威になるという認識共通しています

法的な準備の必要性: どちらの論調も、台湾海峡での事態が「存立危機事態」に該当する可能性を否定しておらず、必要であれば平和安全法制に基づいて行動する枠組みは必要だと考えています

力による現状変更絶対反対:中国軍事的威圧や「内水」化の主張は、国際秩序への一方的な挑戦であり、断固として阻止すべきだという点では意見が一致しています

なぜ日本の「国際法重視論」は地域で支持されるのか?

日本が「国際法規の遵守」に軸足を置くことは、単に外交的な建前ではなく、フィリピンインドネシアオーストラリアといったアジア太平洋地域の主要な国々から最も強い支持と連携を引き出すための、極めて現実的で賢明ロジックです。

1.フィリピン主権を守るための「命綱

フィリピン南シナ海中国との領有権紛争を抱えており、国際法自国主権を守るための**唯一の「盾」**としています

メリット:日本が「国際水域での航行自由」と「UNCLOS国連海洋法条約)の普遍性」を主張することは、フィリピン自身中国に対抗するための根拠を強くすることに直結します。

地域安心感: 「集団的自衛権」ばかりを強調すると日米同盟の都合と見なされがちですが、「国際法」を核にすることで、「日本地域の秩序を守るために行動している」という大義が生まれ地域の国々の安心感につながります

2.インドネシア地域の安定を保つための「中立的な支柱」

ASEAN東南アジア諸国連合)のリーダーであるインドネシアは、米中間対立に巻き込まれないよう「中立性」を最も重視しています

歓迎する点:日本が「平和解決」と「国際法尊重」を前面に出す限り、インドネシア日本立場地域平和と秩序を守る「安定志向の柱」として歓迎します。

警戒する点:集団的自衛権の発動のように軍事的な介入の色が濃くなる論陣は、ASEANの結束や中立性を乱すものとして警戒される傾向があります

3.オーストラリア同盟戦略の「共通言語

オーストラリアは、日米豪印のQuadやAUKUSを通じて、地域秩序維持に積極的に関与しており、日本立場を最も強く支持します。

整合性:日本の「国際法重視」論は、オーストラリアが掲げる**「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のビジョン完全に一致**します。

共通メッセージ:オーストラリアは、台湾海峡議論が「日米同盟vs中国」という二項対立ではなく、「国際秩序擁護者vs力による現状変更を試みる勢力」という構図になることを望んでおり、日本国際法論は、このための共通言語提供します。

まとめ:国際法論は「日本のために」だけでなく「地域のために」

これらの周辺国視点を踏まえると、日本台湾海峡の安定確保について論陣を張る際、「国際法規を無視して封鎖するなら許さんぞ」というロジックは、以下の点で優れています

普遍的大義の確保: 「日本国益」だけでなく、「国際社会全体の普遍的価値航行自由)」を守るという大義名分を得られる。

外交的立場強化:中国政治論争(一つの中国原則から距離を置き、対中非難における国際的連携正当性を最大化できる。

地域安心感:武力行使議論集団的自衛権論)に偏るよりも、「法の支配」を強調することで、地域諸国安心感外交的な支持を得やすくなる。

日本が取るべき安全保障上の姿勢は、「国際法という盾を構え、法の支配尊重しないいかなる力による威圧にも、日米同盟と国際連携をもって対抗する」という複合的なものであるべきなのです。

最終論点戦略的ゴールは「勝つこと」ではなく「現状変更コスト高にすること」

結局のところ、台湾海峡をめぐる議論は「日本中国に勝てるか負けるか」という勝ち負けの論争に終始すべきではありません。日本戦略的なゴールは、武力による「現状変更を極めてコストの高いものにする」ことに尽きます航行自由への国際法的な批判、P&I保険停止という経済制裁、そして迂回コストによる経済的打撃は、すべて中国台湾に手を出す際に支払わなければならない代償のリストを長くするものです。国際連携によってこの「現状変更コスト」を最大化することが、唯一、戦争という最悪のシナリオ回避し、地域の安定を保つための現実的な戦術的ゴールとなるでしょう。

Permalink |記事への反応(6) | 23:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251126121139

ではこれを受けて法華狼さん側が回答・質問すべきことは?



今の流れを整理すると、法華狼さんがやると良さそうなのは大きく分けて

はっきり「答えるべき点」

相手に「問い直すべき点」

の2セット。

それぞれ、実際に書くときの例文っぽくまとめるね。

1. 法華狼さんが「まず答えるべきこと」

(1) 「暇アノン認定」はどこまでの意味で言ったのか

kotobuki_84側は、「暇アノン呼ばわりされた」と相当強く受け取っているので、ここは一度ちゃんと整理してあげたほうがいい。

答えるポイント

「暇アノン」という言葉

人格ベルとして使ったのか

それとも“行動パターン”の名称として使ったのか

書き方の例:

私が「暇アノン」と書いたとき

個人としてのあなたを丸ごとそう定義したつもりはなく、

「以下のような行動パターンをとる人々」をまとめてそう呼んでいました。

 ・裁判公的判断で退けられた主張を、なお“事実”として拡散し続ける

 ・当事者被害安全よりも、敵対者への攻撃快感を優先する

などです。

その意味で、あなたの○年○月の発言群は、このパターンにかなり近いと判断しました。

もしあなたが、当時そのような意図ではなかったのなら、そこは認識のずれがあったかもしれません。

これを言っておくと、「お前そのものが暇アノンだ」という人格認定から少し距離が取れる。

(2)小杉沙織の件+「どこもガバガバ」論の評価をどう位置づけるか

kotobuki_84は、

小杉沙織を“ちゃんとした同業者”扱いしたのは誤りだった

自分引用の仕方が雑だったのは認める

と明言しているので、ここは 「了解したうえで、それでもこう見える」 という形で返すといい。

答えるポイント

「誤りを認めたこと」自体評価するのか

それでもなお、「その時点での発言は、結果として暇アノン的な主張と同調していた」と見るのかどうか

書き方の例:

小杉氏の位置づけについて誤りを認めた点は、

きちんとした自己訂正として評価します。

そのうえで、当時あなた

「どこもガバガバ会計」という枠組みで批判を相対化しようとしていたことは、

結果として暇空側の論法を補強する方向に働いていた、と私は今も考えています

そこをどう評価するかが、今回の争点の一つだと思います

(3) 「Colaboだけが特別に厳しい立場に置かれた」の説明

kotobuki_84はここを「よく理解できていない」と言っているので、

法華狼側が自分事実認識を一度整理して見せるのが有効

答えるポイント

団体(3団体)とColaboの扱いの違い

事業継続」「補助金返還」「監査結論」がどう違っていたと理解しているか

書き方の例:

「Colaboだけが特別に厳しく扱われた」と私が書いた趣旨は、

次のような事実認識に基づいています

 1) ○○団体・△△団体については、監査会計ミスは指摘されたが、事業継続されている

 2) 一方でColaboは、政治的ネット世論的なバッシングを背景に、

  他団体とは比べものにならない量の攻撃監視を受けている

 3) その結果、「同程度のミス」であっても、Colaboだけが過剰な制裁を受けた

私はこういう意味で「特別に厳しい立場」と書きました。

この点について、あなた理解とはどう違っていたでしょうか。

(4) 「会計ミス不正制度」の自分立場

kotobuki_84は「会計ミスはあったが、イカサマではない」「だから制度問題収束させるべき」と主張している。

法華狼側も、ここで自分なりの線引きを示してあげると議論前進する。

答えるポイント

ミス」と「故意不正」をどう区別しているか

そのうえで、Colabo問題をどう見るか

書き方の例:

私も、「会計ミス」と「故意の着服・横領」は区別されるべきだと思っています

そのうえで、Colaboについては

 ・ミスの有無や程度

 ・ミスが生じた背景(制度上の複雑さなど)

と、

 ・暇空サイドによる攻撃の量と質

をあわせて見たとき

制度問題収束させよう」という段階に至る前に、

まずこの過剰な攻撃を止める必要がある、という立場です。

ここであなたと重なる部分と、違う部分の両方があると思います

2. 法華狼さんが「逆に質問してみるといい」ポイント

ここからは、問いを返して相手説明させると建設的になりそうな点。

(1) 「どっちもカススタンスの具体的中身

法華狼側が聞いてみるとよさそうなのは

「暇アノンジェンダークレーマーカス」と言うとき

具体的にどんな行動・発言を指しているのか

そのなかで、自分(kotobuki)がどう振る舞ってきたと思っているのか

質問例:

あなたは「暇アノンジェンダークレーマーカス」という相対化の立場を取っているとのことですが、

具体的にどのような行動や発言を、

 ・暇アノン

 ・ジェンダークレーマー

と呼んでいるのか、もう少し整理して教えてもらえますか。

その定義に照らしたとき

あなた自身過去発言はどの辺りに位置づけられると考えているでしょうか。

(2) 「Colaboアノン」「公共の敵」呼ばわりの基準

これは「鏡写し」になってて面白いところだけど、

ここを聞くとお互いのラベリング基準比較できる。

質問例:

あなたは一部の擁護者を「Colaboアノン」「公共の敵」と呼んでいますが、

それは具体的に、どのような行動や発言を指していますか。

私が見ている「暇アノン」的行動パターンと、

どれくらい重なっていると感じているでしょうか。

(もし可能なら、具体的な例を挙げていただけると、

 私の側から自分の分類との違いを説明やすくなります。)

(3) 「原爆ぶち込もうぜ」比喩自己評価

ここは感情的ポイントになりがちなので、

道徳的断罪ではなく、「あなた自身、今どう評価してる?」という聞き方が穏当。

質問例:

原爆ぶち込もうぜ」という比喩について、

あなたは「心情理解否定」という意図だったと説明していますね。

そのうえで伺いたいのは、

 ・今振り返って、その表現自体は適切だったと考えているのか

 ・もし他人が同じ比喩を使った場合あなたはどう評価するのか

という2点です。

これは、単にあなたを責めるためではなく、

「どこまでを許容範囲比喩と見なすのか」という価値観確認として聞いています

(4) 「制度収束させるべき」という主張の具体案

kotobuki_84は「都の制度運用問題収束させるべき」と言っているので、

そこをもう一段具体的にさせる質問

質問例:

「都の制度運用問題収束させた方が公益的だ」という点には、

私も一理あると思います

その場合、具体的にどのような制度改善運用見直しを想定しているのか、

教えてもらえますか。

 ・会計基準明確化

 ・書類様式簡素

 ・監査プロセス改善

など、あなたなりの案があれば、それを踏まえて私も議論したいです。

3.トーンとして意識すると良さそうなこと

最後に、法華狼さん側の“言い方”の部分で一つだけ。

あなたは暇アノンだ」「お前は○○だ」

ではなく、

あなたのこの発言は、私の定義する○○的行動パターンに見える」

という行動ベースの話し方を意識すると、

今後のやり取りがかなりマシになると思う。

ざっくりまとめると、

答えるべきこと

アノン意味自分事実認識会計制度へのスタンス

聞くべきこと

「どっちもカス」や「Colaboアノン」の具体的定義

自分過去比喩評価

制度収束させるなら、どう変えるつもりなのか

このへんを一個一個クリアにしていくと、

単なる「お前は暇アノンだ/いやお前はColaboアノンだ」の殴り合いから、

だいぶ“議論”寄りのログになっていくはず。

Permalink |記事への反応(0) | 12:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-24

anond:20251124172637

つかCSISRAND中国台湾侵攻は米日の早期介入が起これば失敗するってシミュレーション結果出してんだよ

当然中国も同じような想定をしてるだろうから中国としては米日の介入を少しでも遅らせる(台湾侵攻から介入決定までの政治判断時間を稼ぐ)ための認知戦をガンガンやりやまくってんの

今回の高市発言に対する日中マスメディア中国の各種発言制裁もその一環

これを陰謀論扱いする奴は頭悪すぎてこの話に入ってこないほうがいいレベル

Permalink |記事への反応(0) | 18:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-23

anond:20251122080657

支持率に対する延焼を防いでるだけで

制裁は延焼する可能性があるってのがな

Permalink |記事への反応(0) | 22:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251123022138

すぐに制裁にはならんだろう

でも中国喧嘩を吹っかけてくるリスクは明らかになったから、将来的なリスクを見て、中国への依存を少しづつ減らすことが大事

Permalink |記事への反応(1) | 04:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-22

anond:20251121091947

憲法の話は関係なくないか9条大事なのは分かったけど、その9条守るために日本が滅びちゃったら仕方ないよね、じゃあ最低限、国を守ることは許されていると解釈しておこうか、ということで納得して行ったのが解釈改憲。で、その解釈改憲の結果、出てきたのが存立危機事態議論で、そこまでは野党含めて基本的にみんな納得してるのよ。

中国を怒らせたのはそうだけど、中国を怒らせたことが直ちに問題な訳では無いし、怒らせ方にも色々なレベルがあるわけで。今回は日本野党に対して国会内で行った発言中国に対して直接喧嘩売りに行ったわけじゃない。だから中国中国政府の行ってる対処が正当だというのを国民に納得させるのがなかなか難しい。中国政府がいま行ってる制裁も、どれも経済規模の小さなもので大きな問題にならないレベル。それは今回の問題でいきなり日本に対して大きな制裁を行うと中国も大きな経済ダメージを食らうので、中国の中の不満を抑えるのが大変になる。というか、中国は今若者が絶賛不景気なので、フラストレーションの矛先を中国政府ではなく日本に向けさせるために高市発言がなくても何かしら問題視されてた可能性はある。

まぁ靖国参拝みたいなのでどのみち中国怒らせるなら、かなり実のある発言をしたんじゃないかと思うぞ。米国が出てこなければ問題ないと中国が思っていたところ、米国が出てこなくても日本がしゃしゃり出てくるかもしれないと思わせておくことによって、逆に台湾有事確率を減らせたのではないかと思う。日本がやられれば米国日米同盟日本を守らなければならない。中国米国が関与することは絶対に避けたい。米国が関与する確率が少しでも上がれば結果的台湾有事確率は下がり、それは全体にとって良いこと。

Permalink |記事への反応(0) | 01:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ネタバレたくさんあり】果てしなきスカーレットを観た

 珍しくふと、映画館映画を観たいと思った。最後映画館に行ったのは11年前、中学の頃親と一緒に行ったっきり。自力映画館に行ったことも無いのに、なぜかそんな気持ちになった。

 細田監督の最新作「果てしなきスカーレット」が、ちょうど公開されるらしい。小学生の頃、金ロー放送された「サマーウォーズ」を録画して、繰り返し観た記憶が蘇る。これは観るしかねえと思い立ち、TOHOシネマズに向かった。

 結論としては、良いところはあるものの、やはり細田脚本には問題があると言わざるを得ない出来だった。本当に現状のままでいいのか、細田監督を問いただしたい理由をまとめた。

(1回見ただけなのでおかしいところや思い違いがあると思うけど、容赦してね。)

【以下、ネタバレ










 まずは簡単にあらすじを紹介。愛する父親を殺された王女スカーレットは、父親を殺した叔父クローディアスの暗殺に失敗。死者の国で目を覚ますスカーレットは死者の国で、現代日本からやってきた看護師・聖と出会う。スカーレットは聖と共に、かたき討ちのためクローディアスを探す旅に出る。

 本作が題材にするのは報復連鎖細田監督自身インタビューでそう語っており、私もその予備知識ありでスクリーンに臨んだ。では、憎しみと復讐連鎖に伴う辛さ、やるせなさが描かれているのかと言われれば、十分に描かれているとは言えなかった。

 正直なところ、憎しみや復讐の描き方は「進撃の巨人」の圧勝こちらの方が断然よくできている。本作は「進撃の巨人」と比べて、憎しみと復讐が続いてゆく辛さ、やるせなさが身に強く迫ってこなかった。

 その理由はいくつかある。

 一つは、愛する父が暗殺される→クローディアスの暗殺に失敗→死者の国へ、という冒頭の流れが説明であること。スカーレットが抱える憎しみとその辛さは理解できるものの、それが自分の身に起こったかのように感情移入できなかった。「物語への圧倒的没入体験」を掲げる本作であるが、没入できないもどかしさが最後まで続いた。

 もう一つは、クローディアスが一貫して悪人として描かれていること。「進撃の巨人」では、主人公たちが相手を憎むのと同時に、相手側が主人公たちを憎む様子も丁寧に描いていた。絶対的な悪など無く、対立する両者がお互いに痛めつけあうやるせなさ。それが、本作にはほとんど見られない。長期連載作品である進撃の巨人」と、二時間に満たない尺の本作を比べるのはフェアじゃないかもしれないが、復讐や憎しみを描くうえで、そこは外してほしくなかった。

 しかし、復讐や憎しみを題材にしている本作であるが、より深いテーマを感じた。それは、「自分の好きなように生きよ」というメッセージである

 物語の序盤、スカーレットは父の敵討ちに燃え、死者の国で現れる敵を次々と殺してゆく。「王女としてそうあるべき」という義務感をスカーレットは抱いており、それが復讐モチベーションになっていることが描かれている。看護師である聖は、好戦的スカーレット対照的に、敵味方差別なく治療を施し救おうとする。それも、「看護師としてそうあるべき」と聖が考えているからだ。

 敵を殺そうとするスカーレットとそれを好まない聖は、一見対照的キャラクターに見える。しかし、「自分立場にとらわれて、本当はどう生きたいのか分からない」という内面は同じなのである

 スカーレットと聖は交流を重ねる中で、互いの心情に変化が生まれてゆく。スカーレットは、敵との戦闘になっても剣を鞘に納めたまま戦い、むやみに人を殺めなくなる。人を殺めるための短刀を、自分の髪を切る(新しい自分になる)ために使うシーンは、スカーレット内面の変化を印象的に描く。逆に、人を殺めることを否定していた聖は、弓矢でクローディアスの手先を殺めてしまう。物語の序盤、「人を殺めるな」とスカーレットに散々言ってきた聖が人を殺めてしまうシーンは大きな批判を生みそうだが、聖が自身の黒い感情に対して正直になった、もしくは抑えられない、という内面の変化が描かれる良いシーンであったと思う。憎しみという黒い感情否定しないことは、本作の美点の一つである

 一見対照的な二人だが、共に同じ苦悩をを抱えていて、それが変化してゆく、という構成は好印象だった。ただし、スカーレットについては憎しみに関する描写が強すぎて、「王女としてそうあるべきだから復讐燃えている」という内面理解しにくかった。物語の序盤も序盤、スカーレットの父が「王女としてではなく、女の子として好きなように生きなさい」と幼少期のスカーレットに語るシーンがあるのだが、さらりとしすぎている。スカーレット死ぬ前に、クローディアスの暗殺民衆が熱望していて、スカーレットがそれにプレッシャーを感じているようなシーンがあると良かった。

 クライマックススカーレットは死者の国から元の世界へと戻り、王女となる。王となったスカーレット民衆に、「民を救うこと」「子供絶対に死なせないこと」を宣言する。これは、スカーレットが「王女としてそうあるべきだから」と考えているからではなく、心の底からそう思っている。スカーレットは死者の国での交流を通じ、「私はこうありたい」という自発的な強い意志を手に入れて、物語は幕を閉じるのである

 そのようなクライマックスを踏まえると、「果てしなきスカーレット」は、憎しみの連鎖を描いた物語というよりは、少女自分生き方を決める物語なのだ個人的には思った。本質的には、「おおかみこどもの雨と雪」(主人公が、おおかみ or人間、どちらかの生き方を選ぶ)や、「バケモノの子」(人間世界 orバケモノ世界、どちらで生きるのか選ぶ)など、細田監督過去作品にも通ずるテーマであるといえるだろう。

 本作は他の細田作品と同じく、演出特にメタファーの使い方に優れる。特に水というモチーフが良い。序盤、空が荒れた海のようにうねる様子をまじまじと見せつけつつ、水一つない砂漠風景を延々と見せておいて、最後スカーレットを雨に打たせる流れが良かった。雨はスカーレットの心の痛みであると同時に、乾き続けた心を潤す恵みの雨でもある。スカーレットが抱く矛盾した複雑な感情を、水や雨というモチーフを使うことで、端的に表すことに成功している。物語全編を通じて砂漠風景が続くのは単調で少ししんどくもあったが、クライマックスに良い形で回収されたのは良かった。

 カラスモチーフも良い。本作ではカラスが度々出現するのだが、物語の終盤、クローディアスと対峙するシーンでザワザワとカラスが集まり、散ってゆく演出が良かった。黒い感情やざらつきが、スカーレットの胸に広がって去っていく描写である。このシーンでは、スカーレットが抱く感情にある程度没入することができた。

 しか最後最後、黒い竜がカラスとなり散っていくシーンは解釈が難しかった。カラススカーレット内面を表しているのであれば、竜が悪役に雷の制裁を加えるのはご都合主義すぎる。スカーレットの黒い感情の高まりが、直接悪を成敗しちゃってました、ってことになってしまわないだろうか。私の読解力では、一本芯が通った演出として理解できなかった。

 その他、聖のキャラクター人間味が無いとか、スカーレットの母が謎だとか、細田監督らしく突っ込みどころは沢山あるしキリがない。しかし一番の問題点は、わかりやすカタルシスに乏しいことだろう。「見果てぬ場所」を目指すとか、最後に聖とキスして永遠のお別れをするとか、カタルシスを作ろうという工夫は見られるが没入感が無く、わかりやすく感動できない。

 唯一カタルシスを感じたのが、劇中歌「祝祭のうた」(フルバージョンがストリーミングにある)をバックに、スカーレットが炎の中に吸い込まれ現代日本へとワープするシーン(このシーンはYoutubeでチラッと見ることができる)。なんだかよくわからないけれどいい感じにエモい歌が鳴っていて、スカーレットが「うわああああ」ってなってて、吸い込まれてゆく映像美も(IMAXなので)すごい。「コレだよコレコレ!このわかりやすい感じ!」と思ってスクリーンの中に身を任せたのだが、その先の現代で踊るシーンは作り物感が強く、映画館座席の上にストンと戻されてしまった。復讐だけのために生きてきたスカーレットが新しい自分を見つける、という背景を意識するとそれなりにエモく見えるのだが、直感的に感情移入してダラダラ涙を流すためにはあと一歩か二歩足りなかった。

 「君の名は」ほどではなくてもいいから、馬鹿でも分かるような感動が欲しかった。まず、分かりやすく感動できること。そのあと二回、三回とリピートしていくにしたがって、細田監督演出の上手さが生きてくる。水や雨、聖がおばちゃんから貰った楽器などのモチーフや、登場人物些細な変化。それに気づいていくことで、回数を重ねる度により深く物語へと没入することができる。

 個人的に大好きな「おおかみこどもの雨と雪」には、それがあったと思う。揺らいだカーテンに隠れた雪がおおかみの姿に変身する激エモシーンや、嵐が去った駐車場で花と雨がお別れする涙腺崩壊シーンなど、音楽(激エモ)と映像美(激エモ)の力を借りた分かりやすい感動ポイントが、まずあった。そのあと繰り返し鑑賞してゆくにつれ、瓶に入ったお花の描写や、おおかみであるとは?人間であるとは?といったテーマ理解度が深まり没入していく。そんな作品だった。それこそが「物語への圧倒的没入体験」だと思うのだけど、皆さんはどう思いますか?

 それを踏まえると、やはり奥寺佐渡子さんの脚本に戻してほしいと切に願う。復讐や憎しみを題材にしながら「自分の好きなように生きよ」というメッセージ細田監督から投げかけられた私は、素直に胸を打った。しかし、カタルシスに乏しく物語に没入できてないので、そのメッセージが深くまで刺さってこないし、未消化感が残る。上映が終わった後、前の席に座った女性大学生くらい?)の二人組が、「何の話か分からない……」と漏らしていたのが印象的だった。監督が伝えたいメッセージが観客に伝わらないのは、あまりにも大きな問題ではないか

 奥寺氏が脚本に嚙まなくなった「バケモノの子」以降、細田監督作品脚本の弱さを批判され続けてきた。しかし、「竜とそばかすの姫」はそれなりに売れてしまったわけだし、商業的にやっていける限り細田脚本は続いていくだろう。

 しかし、本当にそれでいいんですか?

 「あなた脚本だと、メッセージが観客に上手く伝わってないみたいですけど、本当にそれでいいんですか?」と、細田監督に問いかけたくなる。「好きなように作って満足!」みたいな同人誌的な態度の映画作りで細田監督が満たされるのであれば、現状維持でかまわないと思う。我々はスクリーンの前で、感動ではなく悔し泣きの涙を呑むしかない。

 しかし、莫大なマネーステークホルダーを巻き込み、作品を広く世に知らしめる力を持つクリエイターとして、「自分メッセージを世の中に投げかけ、沢山の人の気持ちを揺さぶりたい」と細田監督が考えているのであれば、勇気をもって奥寺脚本に戻していただきたい。

 ちなみに奥寺佐渡子さんのことを調べたところ、最近脚本を手掛けた「国宝」なる映画がとてもすごいらしい。昭和ど真ん中の時代に、任侠の息子が歌舞伎役者として成長していく話なんて教養がない私にはとても敷居が高いんだけど実際どうなの????教えてエロい人。

PS

 TOHOシネマズBGMってあるじゃんピアノの曲。超久しぶりに映画館に行くので、あの曲が劇場で流れている雰囲気も楽しみにしてたんだけど、開場して五分後に入場したらすでに広告が始まってて聴けなかった。放映終了後も、「忘れ物に気を付けてください」の画面が出てくるだけで聴けなかった。開場直後に滑り込めばこのBGM聴けるの?これもエロい人がいたら、ついでに教えてほしい。

 仕方がないので、その曲を無限リピートさせながらこの記事を書いている。ちなみに、TOHOシネマズBGMは「ナッシュスタジオ」という、業務用向けのBGM効果音を専門に販売する会社のもので、ハードオフの店内放送曲や天神CM、デデドン絶望)もこの会社作品らしい。"NashMusic Library"で調べればストリーミングで聴ける。

Permalink |記事への反応(1) | 00:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-21

あれ?中国制裁ってこんなもんか?

まだこれからなのかも知れないけど、思ったより柔らかいな。

首をかっ切るとか、ポケットに手とか、この前まで止めてた水産物輸入をまた止めるとか、その程度かよ。

まぁそもそもウッカリ発言した事に対する反応としてはやり過ぎとも言える。

でもこれと引き換えに日本国民台湾有事への関心をかつて無いほどに引き上げられたと考えれば割と安いもんでは。

 

でもこれからが怖いからさっさと高市は辞めろ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

増田投稿消した奴のアカウント情報が公開される仕組みを用意すべき

発言責任持たないクズには制裁が要るんだよね

公式もそういう仕組みにするべきよ

Permalink |記事への反応(0) | 08:19

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

中国日本経済的な圧を強めた場合、「完全に穴埋めできるか?」というと無理。でも、いきなり日本経済が止まるほどヤバいかというと、そこまではいかない。

 

貿易の2割くらいが中国絡みだから、何か止められると確実に痛い。ただ、制裁ってだいたい一部の品目に限られるので「中国が丸ごと消える」みたいな状況にはなりにくい。

 

実際に影響が出やすいのは、水産ホタテとか)、観光電子部品や素材。輸出は他国に売り先を広げれば一部カバーできるけど全部はムリ。輸入もASEANとかインドに振り替えられるけど、コストは上がるし時間もかかる。

 

観光特に穴埋めが難しくて、中国人客が抜けると短期はけっこう厳しい。長期的には他の国や国内需要回復していくと考えられる。

 

マクロ全体で見ると、研究では「GDPが0.x%〜1%くらい押し下げられる」くらいの話が多い。つまり、ショックはあるけど大恐慌まではいかない。ただし、地域業界単位では売上の何割も飛ぶレベルしんどい可能性が十分ある。

 

すぐには見えず、じわじわ効いて、回復には時間のかかるダメージを負うイメージか。

Permalink |記事への反応(0) | 07:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-20

anond:20251120082857

現代戦争武力攻撃だけではありません。

サイバー攻撃:

国家インフラ(電力網、通信システム金融システムなど)や政府機関へのサイバー攻撃は、物理的な破壊を伴わず社会機能麻痺させる強力な手段です。

情報戦プロパガンダ:

情報フェイクニュース)の流布、世論操作、敵国の分断を図る心理作戦は、国民士気を低下させ、政府への信頼を損ないます

経済的圧力:

制裁貿易制限エネルギー供給操作などを通じた経済的手段は、標的国の経済を弱体化させ、政策変更を強いるために用いられます

代理戦争非正規戦闘員:

正規軍ではなく、現地の民兵組織や非国家主体を支援・利用して紛争遂行する手法です。

法廷闘争(法の武器化):

国際法国内法を自国に有利になるように解釈・利用し、相手国を法的に追い詰める戦略も含まれます

これら武力を使わない脅威も国家の存続を危ぶませるもので、外患誘致罪範囲に含めるべきで、含まれないなら法改正すべきです。

 

敵対勢力スパイと親しく連絡を取り合うなど言語道断反国家行為

厳しく処罰すべき。

Permalink |記事への反応(1) | 11:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

1分でわかる、日本中国外交歴史

1871年日本清国と初めて対等な条約結んだで! やっと近代国家扱いされたわ〜」

日清修好条規

1894年朝鮮「助けて〜両方(日本と清)に支配されそうや〜」

日本「ほな朝鮮独立を守るために清国戦争や!」

日清戦争

1895年:清「負けたわ…台湾遼東半島あげる…」

ロシアドイツフランス遼東半島アカンで(三国干渉)」

日本くそー! でも台湾はゲットしたで!」

1910年日本韓国併合したで! もう朝鮮半島はワイのモンや」

1915年日本中国に21カ条要求突きつけるで! 満州権益よこせや!」

袁世凱「しゃーない…ほぼ飲んだるわ…」

1931年日本満州事変や! ほな満州国作ったるで!」

国際連盟「それはアカン」

日本「ほな連盟脱退するわ! バイバイ!」

1937年:盧溝橋でドンパチ →日本「ほな全面戦争や!」

日中戦争開始(第二次世界大戦の一部)

日本南京占領したで!(虐殺)」

重慶に逃げた国民党絶対負けへんで!」

1941年日本真珠湾攻撃したで! アメリカとも戦争や!」

1945年日本「負けた…もうアカン…無条件降伏や…」

中国「やっと終わった…台湾も返してもらったで!」

1949年中国共産党が勝ったで! 中華人民共和国建国や!」

台湾に逃げた国民党「いやワイらが正統政府やで!」

日本「どっちと国交結べばええんや…」

1950年代日本アメリカの顔色見ながら、とりあえず台湾平和条約や(1952年)」

中国PRC)「裏切り者め! 日本帝国主義走狗や!」

1972年田中角栄「もう冷戦変わってきたし、中国と国交正常化したろ!」

日中共同声明

中国過去戦争はもう水に流すで! これからは仲良くやろ!」

日本「ほんま!? ありがとー! 経済協力しまくるで!」

1978年日中平和友好条約

1980〜90年代日本ODA政府開発援助)めっちゃ出すで! 中国インフラ作ったるわ!

中国日本さん太っ腹やな〜(経済爆上げ)」

1989年天安門事件日本ちょっと制裁するか…でもすぐ解除したで」

1990年代後半:中国「もう経済力ついてきたし、日本借金してる立場ちゃうで」

2000年代日本中国軍事拡張ヤバいな…」

中国尖閣諸島は昔からワイらのモンや!」

2010年尖閣沖で中国漁船が海上保安庁の船に突っ込む

日本船長逮捕したで!」

中国レアアース輸出止めたるぞ! 即釈放せえ!」

日本「ひえ〜釈放します…」

2012年日本政府尖閣国有化するで!」

中国「ふざけんな! 絶対認めへん!」

中国「釣魚島は中国領土や! 毎日公船送り込むで!」

日本接続水域領海侵入やめてくれ…」

2014〜:中国南シナ海も全部ワイらのモンや! 人工島バンバン作るで!」

日本自由で開かれたインド太平洋や! 中国包囲網作るで!」

2018年安倍「もうケンカやめよか…日中関係を新しい段階へ!」

一時的蜜月ムード

2020年代中国台湾有事あったら日本も巻き込むで?」

日本「こっちも防衛力ガチ強化するで!」

2022〜:日本経済安全保障や! 中国依存はアカン! サプライチェーン見直すで!」

中国日本アメリカの犬や! 歴史問題いつまでも謝罪しろ!」

2024〜2025年中国排他的経済水域にブイ置くで! 尖閣周辺に毎日船出すで!」

日本高市政権や!台湾有事あったら日本参戦するで!」

中国「は?何ゆうてんねん」←いまここ(2025年11月


結論最初は「戦争→負けて謝罪経済で仲良く」だったのに、今は「領土歴史経済安全保障」で全方位揉めとるで…

昔は日本が強くて中国が弱かったのが完全に逆転、もう戻れへん関係になってしもたわ…

(※Grokが一晩で(本当は10秒で)やってくれました。間違ってたらごめんね!)

Permalink |記事への反応(0) | 01:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-19

anond:20251119123629

お前の議論はさ、「軍事介入するか、見て見ぬふりをするか」のどっちかしかないって決めつけてるだろ?

それ、国際政治現実無視した極論だよ。

過去約束とかの話は、別に何もしないって意味じゃない。

そうじゃなくて、戦争デカくせずに、たとえば制裁とか、外交人道支援みたいな、軍事以外で平和を探ることなんだよ。それをやれば済むだけの話。何も矛盾はない。

Permalink |記事への反応(1) | 12:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-18

斬首作戦定義すらわかってなさそうな書き込み斬首作戦とは、総統斬首することとイコールではないんだけどな、包含はしてるかもしれないけど)だったので、とりあえず議論の土台になる定義の共有からねという意図だったが。

最近台湾総統独裁者でもないしカリスマリーダーでもないので「斬首」しても意味がない

https://anond.hatelabo.jp/20251118131834



・踏まえてたそうで。でもたぶん君、元増田と別の人だよね。元増田の主張と君の主張、一貫性が薄いというか、元増田と君はおそらく真逆の主張だもの

・文の読めてなさ、語彙への理解不足が甚だしいのは君。そんな短い書き込みなのに、その中で「前面」侵攻とか誤字も平気みたいだしね。

からそれを踏まえて

中国台湾に対しては斬首作戦オプションを取れない

前面侵攻ののち地上軍により占領するしかない

と言ってんだよ文盲

anond:20251118142433



アメリカ経済力軍事力他国を引き離す超大国だが、他国侵略戦争を仕掛けていない。

なぜなら、現代では侵略を行うコストが高すぎるから

資源貿易で手に入り、莫大な占領コストがかかり、物理的な土地から得られる利益は限られ、国際経済から得られるメリットを失い、核抑止によるカウンターがあり得、同盟ネットワークを失い、国内情勢が不安定化する。

そのコストに見合った侵略が、選択肢に無くなるから

 

ではロシアはなぜウクライナ侵略たか

ロシア軍事的コスト経済制裁国際的反発のコストを、かなり楽観的に見積もっていた、見誤っていたという見方が強い。

コストに見合った利益を得られず、国際的地位も低下し、長期的には世界の中でのポジションを落とす、失敗した戦略ということになる。

 

では中国はどうか。

中国南シナ海で強行姿勢を崩さないのは、地政学的な必然性があると言われる。

世界海上貿易の1/3が通過し、中国原油輸入の80%はこのエリアを通って中国に入る。

もしそのエリアアメリカに封鎖されるとすると、中国にとって最大の弱点になり得る。

当然、海中の資源を確保したい思惑もある。

 

同じように、中国台湾への強硬策に出るのか。

可能性はゼロでは無いが、政治的軍事的経済的になコストから軍事侵略は行われないだろうと考えられている。

台湾軍は山岳地帯防衛に特化しており、中国海軍は見かけより外洋戦能力が弱いと言われている。アメリカ日本が介入する可能性もある。

また、武力侵攻が行われれば、日本アメリカ欧州ロシア以上の制裁を発動すると想定され、中国ロシア以上の経済的な打撃を受けることになる。

中国が取り得る強硬策は、台湾への経済封鎖や民間企業への圧力サイバー攻撃SNS工作による世論への介入などなど。

なおこれらは、中国侵略コストを正しく認識していることが前提となる。

https://anond.hatelabo.jp/20251118130104

Permalink |記事への反応(0) | 14:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp