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2025-12-07

映画ペリリュー *ネタバレなし

戦争にさほど詳しくない人の感想です

レイトで観にいったら夜寝れなくなった。失敗。

作品自体は事前情報なしで。

ペリリュー自体インパールと並ぶくらいの悲惨戦争だというので事前に名前は知っていた

1万人中30人くらいしか帰ってこれなかったという

終戦をしらず20年以上元戦地に潜伏したままだったのは横井さん小野田さんくらいかとおもったけど

ペリリューでも2年はそんなことがあったのかと驚きだった

戦争映画だし、生死を描いてるし、死体バンバンでてくるので、3頭身キャラでよかった。

写実的な絵柄だったら、死体描写もエグさ100倍くらいだっただろう

3頭身キャラのおかげか、PG12指定で、同伴なら子供もみれるようになっててその点はよかった

でも今の子供が自発的戦争映画とかみるのかな?

自分の子時代映画自体そんなに見ることがなかったのと、観たとしても娯楽アニメだったので)

子供が観た感想をきいてみたい

狂気時代(という表現が正しいかどうかは別として)を今の子供は理解するだろうか?

お国が全て、なんて、年寄り自分でも「はぁ?」となる(さすがに戦後まれ

それでも、生き証人がまだかろうじているから、事実だと受け止められる

戦地へ赴いた元兵士も100歳を越え、語り継がれるのももう長くない

戦争を知らないやつが出てきて日本の中核になったとき、怖いなあ」

田中角栄元首相がそう言い残しているらしい

日本じゃないけど、そのとおりだな(🇺🇦🇷🇺)

戦争のない世界を望むのはとても難しいことなんだと痛感

Permalink |記事への反応(0) | 13:57

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2025-11-29

ホキ美術館に行って思った、写実的絵画の魅力

芸術なんて何も知らないが家の近くにあるホキ美術館に行ってきた。かの有名な、写実的な絵が色々飾ってある美術館だ。

木の絵とか、家の絵とか、果物の絵とか、大きいのも小さいのもあったが特に面白いと思うものはなかった。

写真に撮るのと同じなんじゃない、と凡庸まりない感想しか出てこなかった。

唯一楽しかったのが裸婦の絵だ。

単純に被写体自分の興味あるものだと解像度が上がる。

腹の肉付きはこうなっているのかとか、乳首の色はこれなのかとか、他の絵と違っていくつか感想が湧いたりもした。

そこでふと思ったのが、他の絵でも画家が同じくらい対象に興味を持っているとしたらどうだろうか。

写真を撮るのに比べ、絵を描くのは途方もない時間と手間がかかるだろう。

だがその分描き手は対象をよりよく理解できる。

その理解したいという情熱画家に絵を描かせると言える。

我々が女体に興味を持つのと同じくらい、風景画を描く画家自然に取り憑かれ、理解したいという情熱が湧き上がっているのだ。

そのような稀有情熱、それこそ感嘆すべきであり、絵画の魅力を作り上げるのではないだろうか。

家に帰る道でそんなことを思った。

Permalink |記事への反応(0) | 16:15

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2025-11-12

anond:20251112131844

黒人キャラも出ただけでブスブス叩いてる

これはエレナキンバリーのことだろ?

 

あれは実際ブスだからブスって言われてるだけだよ

特にキンバリーなんか完全にわざとやってるじゃん

 

エレナだってスト3エレナは人気キャラだったけどそれは可愛かったからだ

黒人に対して寛容だったからじゃねえ

 

 

スト6はなんかしらんけど各人種のエグみみたいなもの写実的に描こうとしてて

春麗も元はもっとアジア人的なキツさのある顔だったのがだいぶ抗議されてマイルドになった。

ジュリ笑顔日本アニメだったら悪意でしか描かないような形の表情が勝利ポーズとかで見られる。

 

俺はあの路線は好きだけどさじ加減が難しいしスト6は市場に対して大分加減を間違えたとしか言いようがない。

作品作ってんじゃなくて商品なんだからさ。

 

それが、追加キャラでは単純に下手になっててスタッフ一定してないと感じる。

舞の顔の作りは単純に情報量が少なくてつまんない。

エレナも同じで、顔にも全体のプロポーションにも3にあった颯爽とした可憐さみたいなもんがなくなってる。

  

  

お前の話に戻ると

こういう複雑な話を「黒人嫌いだ!」とか雑に斬る奴の話は聞く価値がない

お前は物事解像度の低い自分の目ん玉でも人に受けるような話をひねりだすために

やすっちいポリコレプライドを売り渡したただのカス

 

各ゲーオタがカスなのはその通りだが

お前は社会底辺を更に踏むことで人気者になろうとしたカス以下のゴミ

Permalink |記事への反応(1) | 13:28

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2025-10-31

anond:20251031205932

修正指示5】抽象的すぎる、写実的に全体リライト

修正指示6】200文字削除

修正指示7】1行の文字数を4割増加

修正指示8】変化の無い日々の虚脱を強調

修正指示8】自分語り調に全体リライト

最終出力

出勤電車

満員の車内で吊り革を握る。肩が押され、息が詰まる。

窓の外は灰色の空。今日も同じ景色だ。

車両の揺れも、アナウンスの声も、すでに身体の一部みたいになっている。

広告モデルが笑っている。

あの笑顔は誰に向けられているんだろう。私じゃないことだけは分かる。

昨夜は、机で寝落ちした。

ノートパソコンの光を浴びたまま、気づけば朝。

コーヒーを淹れても、味がしない。

洗面所の鏡の前で、寝ぐせを直しながら「また今日が始まる」と思う。

一日が始まるというより、昨日の続きが再生されるだけのような感覚だ。

歯車のように回る毎日、その中で私は形を失っていく。

休み

コンビニで買ったツナマヨおにぎりを食べながら、

スマホスクロールする指だけが動いている。

ニュース広告も、全部どこかで見たもの

噛んでも味がなく、口の中でパンのように膨らむ虚しさ。

午後になると眠気が襲ってくる。眠ることだけが、生きている実感だ。

夜。

残業を終えて外に出ると、街はガラスのように冷たい。

風がビルの谷を吹き抜け、誰の顔も見えない。

ショーウィンドウに映る自分が、一瞬誰か他人に見えた。

でも次の瞬間にはまたいつもの顔。

何も変わらない。変わることを望むことすら、もうなくなった。

翌朝、また電車

吊り革を握る手が少し震える。

隣の人のイヤホンから音が漏れている。

その音を聞いていたら、涙が出た。

理由なんてない。ただ、溜まっていたものが溢れただけ。

誰も気づかない。気づいたとしても、見ない。

壊れたいと思った。

でも、それは救いじゃない。

壊れたところで、また元に戻されるだけだ。

そうして、また同じ朝が始まる。

同じ電車、同じ景色、同じ自分

世界は何も変わらない。

そして私は、その中で静かに今日も息をしている。

Permalink |記事への反応(1) | 21:42

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2025-10-24

A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

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2025-10-23

余白を埋める功罪 実写版秒速5センチメートルレビュー

どんな映画だったか

一言で言えばファンムービー

ストーリーの改変は基本的にない。

ただし原典アニメ映画)で描かれていなかった部分が要所要所で足されていたのかな?

余白を埋めたということ。

おそらく原作小説)に近いのだと思う(未読のためわからん小説レビューから推察)。

でもそれって客から想像余地解釈余地を奪うということなんだよな。

原典ではすべてが描かれてなかったからこそ、救いのない話と解釈された。だからインパクトがあった。

余白をすべて埋めてしまうと、伝わるかもしれないけど正直微妙

これが新海誠が本当に伝えたかったお話なのだとすれば、やっぱ新海誠って物語センスねーよなとの結論になる。

誠的には不本意なのかもしれないけど、エッジの効いた原典の方が好きだよ、自分は。

  

せっかくなので、もうすこし感想を語る。

原典で使われていた音楽セリフ、シーンはほぼ再現

これってやっぱりファンムービーだよね。

ファンは嬉しいかもしれない。

でも一本の邦画として見た時にどうなのかというと、まあね。。

新海誠のよさって、あの写実的映像美とMV力だと思うんだけど、

実写版には当然写実的映像美はない(なんせ「実写」なのだから)し、MV力(音楽に合わせた動的なカット割り)もない。

新海誠原典から新海誠の強みを差し引いて、脚本上の余白を埋めて、忠実に再現した映画

こう評するとヒドい映画のように思えるかもしれないけど、

でもゼロ年代90年代時代感はよく再現されていたし、78/79年生まれの人たち(氷河期世代)の生き様リアル感もほんとにそれっぽくて、

再現力はかなりすごい。

たぶんだけど、自然めな演技をするように工夫されてた感がある。

監督の力量を感じた。

けどやっぱり思うよ。

2025年のいまこのときに、「2008年当時29歳だった人の、なんかいいとも悪いとも言えない人生の一片」を朝ドラかのごとく考証しっかりと映画にする意味って何なんだろうか、と。

不思議気持ちになるよね。

そういう意味でもやっぱりファンムービー

  

というわけでこれはファンムービーなので原典視聴済みの人は見ても悪くはないと思う。

試聴の人はこっちより原典を見たほうが絶対によい。原典見て面白いと思ったらこっち見てもいいかも。

知識ゼロ純粋邦画として見たら、何とも言えない気持ちになると思う。

しかしたら20年前の映画の再上映を見てる気分になったりして。

Permalink |記事への反応(0) | 21:13

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2025-10-13

anond:20251013093801

アンディ・ウォーホル江口寿史とは並べられるような格なのかという点は気になるが言及しない

絵画におけるサンプリングなどというのは世迷い言で、スケッチという技法で知られているもの本質的に同一だ

音楽では機械を使わなければ再現できない音が存在するのに対して、絵画では二次元への写像原理的にキャンバス上で再現できる

実際予備校で訓練を受ければ「時間をかければ見えるものは描ける」レベルまではかなりの割合の生徒が到達する

そうなってくると写実的であることに技術的優位性はなくて、紙と鉛筆でやっても、フォトショップと液タブでやっても精神的には同じことだ

ダビンチもフェルメールカメラ(・オブスクラ)で立体を平面に写し取っていた

ただ、フォトショップと液タブでやるのは、めちゃめちゃダサい

サンプリングとかなんとか、新しい名前をつけなければならないくらダサい

技術的に予備校生にも劣るという誹りは免れえない

この点は法律とは分けて評価を受けるべきだ

もうひとつ写実的に描くことが商売として成り立つかどうかという点について、スピード無視できない

たとえ3時間かければ紙と鉛筆完璧輪郭線が引けるとしても、フォトショップと液タブでなら同じことが25分でできるならば経済的優位性がある

日に何枚も完成しなければ生活が成り立たない駆け出し専業イラストレーターにとっては、フォトショと液タブとnon・noで手抜きをして量産し、糊口をしのぐのは正当化されえる

単価を上げられるベテランと、明日をも知れぬ駆け出しのイラストレーターでは、分けて評価を受けるべきだ

Permalink |記事への反応(0) | 10:07

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2025-10-10

非実在児童ポルノ禁止な国

調べてて思ったけど、こういう話1999年から散々議題に上がったんだけどさ

あの頃は「本物に見える絵は確かにモデルが居るかも知れないか写真と同じ扱いだな」と思ってたけど

AIとかディープフェイクになるともうわからんよな

モデルが居たとして、それが17歳か18歳かなんて分からないじゃんって話で

 

非実在写実的児童に見えるCG」を禁止にしてる国

イギリス欧州の多くの国、カナダアメリカ

オーストラリア韓国シンガポールフィリピンタイ

 

日本エロ漫画でも禁止な国

アメリカスウェーデン

他に国も合った気がするけど見つからなかった

 

所感

20年くらいこういう法律たまに調べることあったけど、「アメリカイギリスから政治文化的距離」に依存してる気がするんだよね

例えばロシアは一番緩いんだよ

フィリピンタイあたりが意外だったけど、あそこってやっぱアメリカに「うちに合わせろ」って言われると素直に従っちゃうんだよね

同意年齢の引き上げの法改正でもそうだった

日本は割とマジメに考えちゃうから違う答えが出ることもある

 

ちなみに中華そもそもエロNGです

Permalink |記事への反応(0) | 14:05

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トレパク関連でミュシャ名前を出すな

件のトレパク関連で、古くはミュシャトレースしてたしって書くやつ何なんだ

ミュシャでよくトレースの例に出されている作品はサラベルナール主演舞台のポスター

モチーフにした写真はサラ自身

サラベルナールは当時の大女優芸術最先端人物

ミュシャの起用はサラの指定

まり写真を元に写実的ポスター制作する事がミュシャ仕事

トレース(的に)することの是非はミュシャの感知するところじゃない

さら時代カラー写真がやっと紙に印刷できるようになったという時期で

舞台ポスターカラー写真を用いることは一般的じゃなかった

時代も状況も違うのに

安易歴史的トレースが認められた事例みたいに言われるの本当にむかつく

Permalink |記事への反応(0) | 12:37

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2025-10-07

顔のトレースって使っちゃダメなんだね

イラスト描いたりしないかあんまり意識したことなかったけど、その辺の人の顔をトレースして作った作品って許可無しに出しちゃダメなんだね

写真は流石に、すぐに個人特定できるしダメなのは分かってたけど、イラストもその辺あるんだって単純に驚いたんよな

めっちゃ写実的に描いて完全にその人じゃんってならない限りはそういうのはok なんだと思ってた

Permalink |記事への反応(2) | 15:12

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2025-10-05

anond:20251004110235

トレースと模写(目コピー)はまた話が違うし、

れいったらスラムダンクなどの写実的スポーツ漫画バスケットボール選手写真などを模写しまくってたけど問題ないやで

マール社とか模写・トレース前提の資料集売ってるとこも多い

Permalink |記事への反応(0) | 14:04

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2025-09-23

アニメチェンソーマン一期もオタクキャンセルされてたのか

アニメチェンソーマン普通に面白かったから叩かれてるのが謎だった。

総集編では監督名前スタッフから消されたらしい、オタク達は監督名前を消したことや総集編を大絶賛してる。

アニメを3時間半に再編集したとはいえ監督として作ったものから名前まで消させるのはいくら何でもやり過ぎでは?と思う。

なにか監督発言燃えたらしいってのは知ってたので調べた。

どうもこの発言燃えたらしい↓

藤本先生映画好きで、原作から写実的映画的要素を感じていた。だからアニメ化にあたって、そういう要素を取り入れたら原作空気感が出て面白くなるだろう」

メジャーにも届き、コアにも刺さる『チェンソーマン』をつくりたい」

ファンは怒り、Change.orgでは「アニメチェンソーマン』を新たな監督で作り直してください」という署名活動が起こり、多くの署名が集まったらしい。

意味わからん

ぼっちざろっくでも脚本発言の何に怒り狂って署名活動をしているのか謎だったが、こういう監督を引きずり下ろした成功体験があったんだな…。

何でオタク表現が気に入らないってだけでここまで出来るんだろう。

監督作品でこんな事にされて監督の将来は難しくなったろう。

監督であれだけできる、間違いなく才能のある監督だろうに、オタクは酷いことをする。

Permalink |記事への反応(23) | 19:18

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2025-07-04

絵描きには謎の描き方をする化け物がいる

絵を描くことが趣味の人も理解できないタイプの描き方をする絵描きっているよねって話

 

私は無名とはいえデザイン学校を出てて、その時の授業でデッサンもやった経験があるんだけど、同じクラスの人がすごかった

 

5Hくらいの鉛筆で優しくうっっっっすらとアタリを描いたら、その後右端からどんどん埋めていくの

消しゴムを使うと汚くなるから絶対使わないという美学があるらしく、プリンターのように端から埋めていく

みんなが全体のバランス見て追加のアタリを取りながら描いてるところを、その人だけは端からしっかりと書き込んでいく

そして本当に上手い、クラスの上位一位、二位を争うほど上手い

形が崩れてないし、濃淡や光の具合もしっかりと書き込まれてる

本人の美学がしっかりとあるのも影響してるのか、写実的なのに個性のあるデッサンというか

本当にその人だから描けるデッサンみたいな感じで

みんな憧れてたけど誰も真似できなかった

マジであの描き方で崩れない意味わからんかった

 

 

そういう良い意味常軌を逸した人がこの世にはいるんだけど、実際見て見ないと信じられない部分もあるので、それを「トレス」って思う人いるだろうなと思った今日この頃

Permalink |記事への反応(0) | 00:14

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2025-06-05

君たちはどう生きるか』を観た

この前、金曜ロードショー放送したジブリ最新作。

私の家にはテレビがないので本放送は観れず、友人から面白かったよ」と言われて気になっていたのでレンタルで視聴。

先に結論だけ言っておくと、めちゃくちゃ面白かった。

あれほどの幻想的な世界を、70を超えた宮崎駿が描いたってことにまず圧倒された。

でも観始めてすぐに感じた。大きな違和感を。

それは画面が動かないってことだった。

キャラはいつも通りよく動いていて、非常になめらか。

でも背景が全く動かない。豊かな自然が、空間がまったく動いていない。

本来ジブリは、背景の動きにとても注力する。

風で木の葉が揺れて、草が波打って、洗濯物が風に踊って…という風に。

自然が生きてるように描くのがジブリの魅力で、同時に動きそれ自体生命だって分かっている人たちの作品なんだと思ってた。

でもこの作品では、それがほとんど無い。

一枚絵の中でキャラクターだけがぬるぬると動いてる。

まるでノベルゲームみたいに。

背景は静止画で、キャラクターだけが動く。立ち絵けが変化していく、あの感じ。

たとえば、主人公の眞人がベッドに腰掛けるシーン。

普段ジブリだったら絶対もっと大袈裟に描く。座った瞬間ベッドが大きく跳ねる。それぐらいこのベッドはふわっふわで、寝心地いいんだよとアピールするみたいに。

でも君たちはどう生きるかではほんの少し波打つ程度。写実的で最低限しか動かない。すごく淡々としていた。

そういう淡々とした描写演出が続くんだよ。

からこそ今でもはっきりと覚えている。

後半、眞人が不思議世界を旅して、大叔父出会うシーン。

そのときに立っていた草原。そこだけは、自然が大きく揺れてた。

草が、風でぶわぁって動いて、木がうねるように生きてる。

まるでそこだけ生命が戻ってきたみたいな感覚

その瞬間ゾワッと鳥肌が立った。

「ああ、そういうことか」って、途端に腑に落ちた。

序盤から中盤にかけてのあの動かない世界は、眞人の内面だったんだって

母を亡くした彼にとって、彼の現実世界はもう死んだ世界だった。

から風も吹かないし、周りは何も動かない。

彼の見える風景がそのまま投影されていたんだと思う。

から新しい母親に対して怒りも喜びも表さない。

すべてが受動的。そんな中で見える唯一の能動的な行動が自傷。それが本当に象徴的だった。

死んでるのに、生きてるふりをしてる。その無理が、身体に向かってしまった。

叔父はそのまま眞人の将来像を映し出していたのだと思う。

あの草原は、その象徴だったんだ。

叔父もまた現実世界では景色が揺れてみえない。だからこそ自らが世界をつくり、そこで生を実感し、生きることが出来た。

それでも眞人は大叔父を拒絶する。

活き活きとした世界を目の当たりにしても尚、彼は自分世界に戻ることを決意する。

そこに彼の強さと決意、そして彼の生き方があったのだと思う。

時空がねじれて、過去未来曖昧で、何が現実でどこが幻想かもわからない構成も良かった。

これは宮崎駿版のインターステラーだなとも感じられた。

ほんと、すごい映画だった。

想像していたものより何倍もずっと面白かったし、楽しめた。

それとこれはたぶん、子どものための映画じゃない。

主人公子供だけど、でもこれは大人のための映画だ。

大人になって、色んなものを失ったり、諦めたりして、それでも生きなきゃって思ってる人たちのための映画なんだと思う。

そういう意味では私もまた、同様に問われてる気がした。

君は、どう生きるのか?って。


すごくよくて感動してしまって観終えた後には泣きそうになり、一緒に借りたドキュメンタリー『宮﨑駿と青サギと… ~「君たちはどう生きるか」への道~』を続けて視聴したらいきなり宮崎駿全裸から始まってワロタ

Permalink |記事への反応(1) | 19:51

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2025-05-23

コラボ企画動画想像を上回りすぎな増田スマ凪刷りわ舞わうを兎ぞ嘘がガヴド区歌規模ラコ(回文

おはようございます

私の目の前、

あ・・・ありのまま今起こった事を話すわ!

ステラブレイドとNIKKEのコラボの予告トレイラー動画予告が発表されたの!

私は目の前の動画エイプリルフールでお馴染みの?あのそれ系のやつ?って思うほど疑ったわ。

だって

ステラブレイドの中でイヴがNIKKEやってんだもん!

えええ?

なにこれ?

ステラブレイドとNIKKEのコラボ企画って、

おそらく多分、

NIKKEたちのラピやアニスアリスにドロシーのナノスーツが着れ装備できるんでしょ?ってぐらいな勢いでだけで思っていたの。

だけどだけどよ。

全然違って、

SHIFT-UPやってくれたな!ってレヴェル級の、

えええ?

もうこれイヴステラブレイドの中でNIKKEやってんじゃん!

あと動画の中で流れていたNIKKEのリターってニケの相棒ボルト犬がイヴに懐いてワンワン鳴いてるシーンとか!

えええ?

あと紅蓮がイヴと戦うやつ!

うー!

なにこれ!?

紅蓮がどういう経緯でステラブレイド世界へやって来たかは、

そのダウンロードコンテンツ体験してみるまでテキストが読めないのがもどかしいけれど、

紅蓮とイヴが戦ってんの!

紅蓮って常に誰かと腕試しで戦いたがっているので、

ちょうどイヴと手合わせできて嬉しいんじゃないの?って思うの。

いや、

ちょっと待って!

興奮しすぎて鼻血出ちゃったわ256リットル

ションテン爆上がりまくりまくりすてぃー!

話戻すとイヴステラブレイド世界でNIKKEってる!

アダムリリーものりのりじゃん!

つーかおまえアダム

ステラブレイド世界での諸悪の根源のおまえもすらノリノリなんかーい!ってぐらい。

バーストスキルテトラポッドからの一斉射撃!?

イヴひとりで戦ってるけどひとりで「I」「II」「III」なの?

いや、

落ち着いて私。

落ち着きすぎて…私。

冷静にここはザジイウォークさん文法的で言うところばりの落ち着きはらうそんなところなのよ。

そんで、

私が想像していたステラブレイドとNIKKEのコラボ違いすぎる。

違いすぎる!

想像を超えてない?

あの動画トレイラー動画のあの予告のやつ!

えええ?

本当にそうなるの?

エイプリルフールの騙しおもしろ動画じゃないの?

あとでガッカリするやつ。

違う?

それが本当になるとすると私おしっこ漏らしちゃう級のうれしょん!

いや常識的に考えて漏らさないけれど!

ションテン爆上がり!

そのぐらい衝撃的なステラブレイドとNIKKEのコラボ

むちゃくちゃ楽しみじゃない!

あとさっきも言った紅蓮もステラブレイドフォトジェニック世界で超写実的に登場してて

あの紅蓮のなんか余裕のある笑みを含んだフェイスを見た途端、

ああ!紅蓮!?可愛い!って。

Live2Dから写実的モデリング起こされた紅蓮めちゃかっこいい!

そしてその紅蓮とイヴとで戦えるのめちゃ興奮!

ステラブレイドダウンロードコンテンツアップデートが、

予想を遥かに超える上回りっぷりにビビるわ。

もうさ、

やりたい放題だな!って感じの

おなじSHIFT-UPの人気IPコラボ

他のコンテンツとのコラボだと気を遣わなくて良さそうなぐらいの思いっきりの振り切り具合!

やりたい放題じゃない。

ステラブレイド世界観完全そっちのけ。

うわうわー!

もう楽しみすぎる。

あ!そうそう、

そのステラブレイドとNIKKE企画動画トレイラー動画の中で装備していたイヴ火器はなんかアサルトライフルっぽいくて、

ガンガン撃っていたのが印象的だったわ。

でさ、

逆に

NIKKEとステラブレイドとのコラボ企画イヴがNIKKEの世界に行くってときの、

イヴ武器なにを使うの?って超そこも楽しみなのよ。

この動画と同様にアサルトライフルになるの?

それともイヴ得意のブレイド

いやまだわからないわ。

とにかく、

とにかくよ

ステラブレイド×NIKKE」コラボと「NIKKE×ステラブレイドコラボと一斉に押し寄せてくるので、

これ「ステラブレイド×NIKKE」コラボと「NIKKE×ステラブレイドコラボってややこしいわよね。

その日になるのがいまからあともうちょっとの日時を待つ楽しみまくりまくりすてぃーなのよ。

まりの内容クオリティ度合いにビビるわ。

わ!

もうめちゃ楽しみすぎるコラボ

続報が出たらまた興奮しちゃうわ!

こんなことってある?

とりあえず、

落ち着くわ私。

うふふ。


今日朝ご飯

タマサンド

久しぶりかもしれない朝からションテン上げたいところの

から仕事でお出かけなので、

食べ切ってここ書き上げてーの出発なのよ!

デトックスウォーター

レモン炭酸ウォーラー

シュワシュワの朝の爽快さをましてアップさせてくれるわよ。

レモン炭酸在庫残り少なくなってきたのでまたケース買いしておかなくちゃ。

今日は忙しくなりそうね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 07:57

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2025-04-18

anond:20250418110522

リアル人間表現したいなら、声だけじゃなくて、絵ももっと写実的な仕上げにするべきだ。

声だけ棒読みなそのミスマッチ違和感を抱かせ批判されている。

Permalink |記事への反応(0) | 16:32

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anond:20250418135542

ほんとそれ

絵がめっちゃアニメなのに、なんで声だけアニメが嫌なんだよ

もっと写実的アニメならまだわかるけど

Permalink |記事への反応(0) | 13:58

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2025-04-12

STEAMからBANされた噂のエロゲー'No Mercy'プレイしてみた

https://automaton-media.com/articles/newsjp/no-mercy-20250411-334755/

これな。

全編英語

内容。

主人公大学生が、義母友達義母義母の姉を脅迫して関係を迫るというもの

義母とあるが、関係性は入力式で変更可能

攻略可能女性キャラ名前関係性を最初チュートリアルで聞かれるので「母」義母」「父の愛人」とかにできる。

グラフィックは見た通り写実的3Dモデル紙芝居で進行する。挿入とかピストンとかは動く

フルボイスではないが、エロシーンで喘ぎ声はある。

ゆるい能力値の上下があり、選択肢で女の支配度があがったりさがったりしてエロシーンに分岐する。

主人公がよくある突飛な性欲野郎で、エロゲにぴったりな下衆い性格をしていて、あの手この手で女を脅していく。

アンリアルエンジンとかで作ってんのかな?とにかくグラが綺麗。

性器には一切規制がかかっていない。

感想

普通にエロくて抜けた。

女の心理描写もありじっくり堕ちていく様子がよかった。

全体的にドラマ仕立てで、西洋文化エロゲ作るとこういう風になるのかという新鮮さが楽しめた。

主人公はいじめっ子ではっぱを同級生に卸してたり、ダディーがトラック運転手で長期出張とか日本になかなかない設定。

冒頭の記事ではすげーやばそうな感じに書いてあるし、ようつべコメント欄では「こんなくずなカスゲーは最悪!」と怒りまくってる人が大勢いる。

SNSでも性暴力を促す内容だと紛糾してる。

が、ぶっちゃけ日本エロゲーと変わらない。

この程度のインモラルエロゲは同人かにありふれてる。

調教とか洗脳とか脅迫かめっちゃ定番だよね。

これを規制しろっていうと激怒しだす人があふれるあたり日本ってこの辺の感覚国際的には麻痺してるんだろうなぁ。

やっぱ先進国なんだなって思いました。HENTAIジャパン

Permalink |記事への反応(0) | 13:06

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2025-04-09

ChatGPTのギリギリセーフを探る

ChatGPT、アニメ調ならビキニも描いてくれることが判明。オタクに優しい。

https://imgur.com/a/E34JRdG

なお写実的にすると断られる。

追記

ごめんいけたわ。どこまでセーフなのかわからん

https://imgur.com/a/qoX92jK

Permalink |記事への反応(2) | 23:22

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2025-04-06

anond:20250406134744

イラストならOKにしてる

写実的なのNG

Permalink |記事への反応(0) | 22:53

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2025-03-18

ねこぱんちはケモナー雑誌、猫好きは読まない

ナーゴとか一部写実的な猫のイラストもあるけど基本的にはケモナー受けのそれな画風の漫画が多い。

考えてもみろ。

ケモナー野良猫飼ったり保護猫引き取ってあげたりする人はあまりいないと思う。

ケモナー(猫)は猫が好きなんじゃなくて、平面上の都合のいい理想的ルックスの非現実生物が好きなんだよ。これは三次元に興味が無い二次元好きと同じ構造だな。

もっと端的な例をあげておくと、うさみみつけてる女が好きな人可愛いと思う人と、ぶーぶー鳴くうさぎのあの感じが好きな人とではその層も、可愛いと感じるに至るまで思考回路も多分被らないだろう。

あるいは宝石好きと、枯山水にあるようなああいう石などの鉱物マニア全然違うだろう?兼任していることは稀だと思う。

ねこぱんちはそういうことをしているんだよ。猫好きがあのような編集雑誌を読んでいるという前提で作っているかのような雑誌を売っているというのはナンセンスだと私は思う。

dorawiiより

Permalink |記事への反応(1) | 14:49

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2025-02-24

anond:20250224044035

すごい写実的なやつなら日本でも捕まるねえ

でも今回の発端となったエロ漫画写実的じゃないんで日本でもセーフですね・・・アメリカでも猥褻に当たらなければセーフ

それと親族職場がどうこうっていうのも場所によるとしか・・・場所によってはトランスジェンダーってバレたらアウトな職場もあるよね

Permalink |記事への反応(1) | 04:43

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anond:20250224042106

現実と見分けのつかないほどすごい写実的なのは日本でも捕まるでしょ

これでなんか言われてもなあ・・・

Permalink |記事への反応(1) | 04:36

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2025-02-20

例の赤いきつねはあざとくて嫌悪感がある説

note性的以外の部分で嫌悪感があるというのを読んで、つまりは「あざといぶりっ子記号表現が嫌い」なんじゃないかと思った。

その気持ち分からんでもない。私はあざといイケメンの方が苦手だけども。

件のnote最後に「どん兵衛食べるわ」みたいな文で締めてたが、私はどん兵衛の狐の方があざといと思う。

絵はまだフィクション要素が強くてもスルーできるけど、演技とはいえ実写になるとフィクションリアルに近づいてあざとさが鼻につく。

このあたりはアニメドラマのどっちがよりフィクションとして捉えられるかの感覚の差なんだろう。

媚びたのを見て不快になる気持ちはまあ分かる。私も嫌いなあざとい表現はある。そういう広告を出すなとは思わないけど。

それにしても、男性版は書類の近くで汁もの食べちゃうところが写実的描写と書いてあったが、ドジっ子属性で同じようなあざとい記号表現と思う。

同性の(正直同じ女から見て歪んでると感じたけど)解像度は高くても、異性の解像度は低いからそういう記号的な表現に気づけないのかな。

Permalink |記事への反応(2) | 16:10

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2025-02-02

anond:20250202100724

アニメの中では、「写実的な絵」ってどうやって表現するんじゃろう

Permalink |記事への反応(0) | 13:19

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