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はてなキーワード:内部告発とは

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2025-09-30

anond:20250930081003

内部告発権力を持ってる会社が悪い事象だけど

セクハラ会社はまともで所属している個人けが悪いことも多い

そう言った場合会社に言えば解決することもあるという話で何もキラキラ意見じゃ無いが

こう書くと会社も悪いこともある!とか的外れな事書くバカが出るのであらかじめ牽制しとく

Permalink |記事への反応(0) | 18:58

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2025-09-28

沈黙制度不祥事サイクル

諸君警察組織不祥事とは単なる「個人の逸脱行為」ではなく、制度文化が生み出す必然産物である。その構造を読み解かねばならぬ。

第一に、組織文化問題だ。警察治安維持至上命題とするがゆえに、強固な上下関係仲間意識必要とする。しかしその結束は「沈黙規範」へと転化する。不正を見ても声を上げられず、内部告発裏切りと見なされる。こうして不祥事は「異常」ではなく「通常」と化す。

第二に、制度構造の歪みがある。日本警察は「キャリア」と「ノンキャリア」という二層構造を持ち、前者は中央政策立案を担い、後者現場に縛られる。この格差は昇進・報酬責任の非対称を生み、現場に不満と閉塞感を蓄積させる。そこから不祥事の温床が生じるのだ。

第三に、監視情報の扱いの問題がある。公安警察によるイスラムコミュニティへの監視情報流出事件は、市民の信頼を根底から揺るがした。また、近年も警察による個人情報提供収集保有違法性訴訟で問われている。不祥事は単なる「不正」ではなく、「市民権利侵害」と直結している。

第四に、説明責任の欠如と制度監督脆弱さがある。情報公開制度においても「存否応答拒否」という仕組みが乱用され、不祥事を覆い隠す温床となる。監察機能存在しても、外部から実効的な統制は弱い。結果、組織は「自浄作用を欠いた閉じた世界」となる。

結論を言おう。

警察不祥事構造は「個人堕落」ではなく、沈黙を強いる文化格差を温存する制度市民権を軽視する情報操作、説明責任を欠いた監督体制総合産物だ。

私の意見としては、

内部監察に外部独立機関接続し、隠蔽余地を断つこと

キャリアノンキャリア格差縮小による組織文化改革

情報公開と第三者監視を徹底し、市民社会から圧力制度化すること

これらがなければ、同じ不祥事は繰り返されるだろう。

諸君警察市民を守る装置であると同時に、市民自由を脅かす潜在的危険でもある

Permalink |記事への反応(0) | 15:10

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2025-09-09

https://b.hatena.ne.jp/entry/4775860005055067873/comment/ssig33

ゼロデイする人をむしろ内部告発者として保護する枠組が必要なのではと思ってます

可哀想

10年前の君は輝いていたのに、いつしか人並みの知性も失われてしまったんだなあ

Permalink |記事への反応(0) | 23:06

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ちょっと思いついたんだけど

高校野球監督内部告発は、高野連学者なら「◯◯学会」とか、「学術会議」みたいな)にするといいかもしれない。匿名で。事務局メールアドレスは公開されているはず。

Permalink |記事への反応(1) | 15:28

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2025-08-12

anond:20250812162808

内部告発者を潰すしぐさだ😰

Permalink |記事への反応(0) | 16:29

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2025-08-10

警察ハトを車で轢いた?逮捕や!」

警察ナメクジ内部告発した?逮捕や!」

警察飯塚先生は不逮捕で。逮捕って罪人への制裁ではなく単なる手続きです。本来不名誉でもなんでもないんですよ(・∀・)ニヤニヤ」

警察自民党裏金とか知らんねんボケ

警察クルド人犯罪した?見えません」




こいつらシンプル公共の大敵やろ

Permalink |記事への反応(1) | 10:40

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警察ガチ反社より人権派一般市民のほうが嫌いなのよマジで

犯罪を心から憎む警察官とかまあいないよ仕事でやってるだけ。左翼への憎悪はしっかり叩きこまれからガチ

から私人逮捕YouTuberと違って内部告発者の彼ですら不起訴確定かどうかはかなり怪しくなる


日本警察自民統一とズブズブな関係で、まだ右も左も分からない警察学校時代思想を叩き込まれ

そして社会経験が無く閉鎖された環境で異様な主義主張妄信する

大昔なんか交番勤務の警官地元住民から賄賂もらいまくりだったしそれが暗黙の了解として許されてたからな


法を取り締まる側がそれを軽視して侮辱してるんだからそりゃなんでもありよ

検挙率98%だって家族人質にとって拷問して自白させてるわけだし

Permalink |記事への反応(0) | 10:29

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2025-08-07

あくま第三者的立場からだと悪事因習同調圧力有害人間に対して「なんだそれくだらねえよ」、「こいつ馬鹿じゃねえの?」という至極当たり前の感想を抱けるけれども、

ひとたび自分当事者になるとまるで人格が乗っ取られたかのようにそういう判断が全くできなくなるタイプの人はめちゃくちゃいて(例えるなら、テレビ内部告発者のドキュメント見て感動したり義憤に駆られたりするけど、いざ自分会社から内部告発者が出たらその勇気ある人に対して心底怒りを抱くし軽蔑するような……)、

逆にコミュニティのクソ事案にリアルで触れる立場になっても常識的判断を失わない人ほど、極端なレベル社会性と社会ステータスが高いか、極端なレベルで低いかどっちかという傾向がある(主観)。後者は例えば元ヤンだったり、中卒だったり。

そういうブレない傾奇者ってニュータウンにはめちゃくちゃ少ないのよ。

逆に当事者になると一気に愚昧な畜群なっちゃうくらい社会性がある半端者ばかりが年収そこそこの地域には集まる。

Permalink |記事への反応(1) | 11:25

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2025-08-06

広島球児治安悪いのなんてカープキャラ見れば分かるじゃん

昭和若大将路線で未だにやってんだぜ?

広島オッサンと会話したことある?

アイツら「俺が中学生の頃は酒のんバイク運転したり河で泳いだりしたもんや。それで事故って死ぬような馬鹿のせいで規制されて今の子供は可愛そうやわ」みたいなこと平気で言うから

それもこれも広島社会全体の空気チンピラであることを格好いいと勘違いしてるから

んでその教祖たる存在広島カープという反社集団

その悪辣さははだしのゲンでも内部告発されてる。

広島マジでヤバイよ。

近寄らないほうがいい。

まともな人は広島から逃げていって、ヤバイ奴らばっか残ってるから

Permalink |記事への反応(0) | 15:57

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2025-07-31

拡散自衛隊は頑張っています!【希望

川重裏金問題※1が現在話題になっておりますが、その中で「自衛隊の奴らは本当にちゃん仕事してないな!処分も軽いし腐ってる!」と言われていることに対して、「そんなことはない!俺達は頑張っているんだ!」と反論を述べるものになります。あっ、俺は通りすがり人間自称しますが、本当の関係者なのか、ニートいいね欲しさにAI記事を書かせているのかの判断を全て読者に委ねます

斎藤海幕長勇気があって誠実です!!!

この問題の9割は今の海幕長とは無関係時代無関係場所で起きたことです。

ですが、隠蔽し続けることをヨシとせず、自らが任期を務めている間に膿を出し切ることを選んだのです。

私が同じ立場だったら「あーひとまずなあなあに済ませて俺が退職金貰い終わってから時限爆弾爆発で済まされねーかな~~~」と考えていたかも知れません。

というか、これに関わった歴代の数多くの人達が「あ~~~ひとまずもみ消して俺はトンズラして満額で退職金貰っておくか~~~」と判断たからこそ、40年間もの不正が続いたのではないでしょうか?

斎藤さんは『自分ほとんど全く関係のない不正対処するために、減給処分を受ける』という判断覚悟を決めたんですよ?

凄くないですか?

俺は凄いと思います

自衛隊契約完璧です!!!

今回の事案について「どうせ契約の書面とかも適当だったんでしょ?」と批判している人も多いでしょう。

そんなことはありません。

自衛隊は数多くの規則に則って完璧契約を結んでいると聞きます

日夜多くの隊員がプリントアウトされた契約書類の一字一句を十重二十重にチェックし、フォント規定のものになっているか、改行が文書規則通りになっているかキッチリ確認しているそうです。

そのために遅くまで毎日残業※2しているそうです。

アリの子一匹通さな完璧なチェック体制に隙はありません!!!と聞いています。知り合いから。

自衛隊は誠実さを目指しています!!!

パワハラセクハラの横行、裏金問題などによって失った信頼を取り戻すために自衛隊は誠実さに向けた改革に取り組んでいます

これはS2(精強・誠実)と呼ばれていますが、皆さん知ってますか?知りませんよね。だって自衛隊が褒められている記事なんて右翼のナルシズムでしかないと読み飛ばしますもんねいつも。

S2の内容は多岐にわたり、今まで曖昧にされていた問題を掘り起こすためにアンケート実施したり、トップと若年層との懇談会※3を設けたりしています

頑張ってますね。

結果が出てるのかは知りませんが、そのうち良いニュースが来ると私は信じています

誠実でもない国防軍のために多額の税金を納めてるなんて考えたくないからです!

優先度をきっちり決めて働いています!!!

無駄なことに時間をかけているか不正が横行するという勘違いが横行しております

誠にイカンですね。

自衛隊無駄を減らすために遂に観艦式を取りやめました!

観艦式、実はすっごい無駄なんですよね。

どこで見たのか忘れましたが「観艦式の最大のお客様内閣総理大臣とお連れの方々です」という作戦書があったはずです。

これは流石に酷くないですか?

各国の来賓一般お客様より、身内のトップをヨイショヨイショするのが一番大事だなんて。

こんなの民間企業がやったら「あ、この会社は潰れるね。株はもう売っちゃお」ってなりませんか?

今の海幕長はそれを止めたんです!!!

凄い!!!

内閣相手に「お前をヨイショするだけのイベント人員を割いてられるか!俺達は戦争をするためにいるんであってお飾りじゃねえんだ!」と突きつけたんです!

カッコイイ!

マジ斎藤!!!!!

こういう人がトップになれるのが今の自衛隊です!!!

膿を出すためなら自分の腹にメスを入れることを厭わないハラキリ侍スピリッツを持っている人が上に立ってるんです!!!

やったー!!!!!!



※1川重事案:この言い方もちょっとおかしいですけどね。最も問題になっている「任天堂Switch2の修理費での購入」等は隊員の側から要請があったのにまるで川重こそが諸悪の根源のように語る。五ノ井事案呼ばわりがセカンドレイプとして問題になった件について、各メディア反省の色があるのか疑問ですね。分かりやすさを優先するためなら正しさは二の次なんでしょうね。腐ってるなあ。

※2残業:そこまでして残業するなんて残業代稼ぎなんじゃないですか?と前に聞いたことがありますが、問題ありまえんでした。自衛官そもそも24時間働かせホーダイコースですし、そうじゃない事務員人達残業時間に厳しい上限を設けて残業時間の申告を大きく絞っていると聞きました。う~~~んこれは大いに安心ですね!

※3トップと若年層との懇談会:これはもう本当に「将軍クラスと三等兵の懇談」というぐらいに考えていいそうです。すごいですね!ここまで階級が違ったら感覚麻痺しまくって若造いくらでもストレート要望や躊躇ない内部告発かましてくれそうです!将軍の方もまだまだ染まりきってないガキ共に下手なことを言いふらされたらとビビって丁寧な対応になるでしょう。凄い!これ考えた人天才だ!

Permalink |記事への反応(0) | 21:06

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2025-07-29

炎上ってほんと汚いインターネットだな

素敵なインターネットしか見たくない気持ちがある。

誰それ(他人)が炎上してる、こりゃ酷い、普通こう、みたいなのがだいたい100字くらいのうっすい感想文の紙ヒコーキで飛び交ってる。

内部告発ならまだしも、拡散してるのも薪くべてるのも他人

対立構造しか認識できない感じの人も多そうで、自分スタンスが違うと敵認定してからむ化け物になってる人も観測できる。

そういうふうに取る人もいるんだ、で済まない。

でも炎上してる誰それとはなんも関係ないの。きれいさっぱり全員他人なの。

時間無駄になりそうだし人生つまんなくなりそう。

Permalink |記事への反応(0) | 19:11

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2025-07-15

参政はいずれ「めくれる」のに、なぜ俺たちは選挙しか学べないの

参政党、たぶんそのうち「めくれる」と思うんだ。

石丸伸二みたいに、斎藤元彦みたいに。

最初は威勢が良くて、旧来の政治をバッサバッサと斬ってるように見える。でも、いざ権力を持つと、あるいは厳しい追及を受けると、途端に中身のなさが露呈したり、権威主義的な本性が見えたりする。

でも、問題はそこじゃない。

なんで俺たちは、一回選挙で痛い目を見ないと、そのことに気づけないんだろうか。

政権取るほどの力はないだろうから、まあ大した危機じゃないって言う人もいる。でも、参議院の6年って、長すぎないか

「めくれる」奴らの共通点

石丸伸二を見てみろよ。「政治エンタメ化」とか言って、議会で「恥を知れ!」と叫んで喝采を浴びた。SNSの切り抜き動画では無敵の論破王だ。でも、いざ政策の具体的な話になると「一夫多妻制」とか言い出してフリーズする。対話しようとせず、自分に都合の悪い部分はカットした動画信者を集める。あれは政治家じゃなくて、ただのインフルエンサーだ。

兵庫斎藤元彦もそうだ。内部告発が出たとき、彼の最初の反応は何だった?調査じゃない。「嘘八百だ」と告発者を攻撃することだった。結局、音声データとか第三者委員会調査で、告発事実だったことがバレていく。追い詰められると今度は「メディアいじめられてる可哀想自分」を演出し始める。

このパターン参政党にそっくりじゃないか

神谷宗幣独善的物言いや、党の運営ちょっとでも疑問を呈した武田邦彦みたいな創設メンバーですら「党を混乱させた」とか言って追い出すやり方。これって、斎藤知事告発者を潰そうとした構図と全く同じだろ。そして何か批判されれば「外部から攻撃だ」と被害者ぶる。

もう「めくれる」プロセスは始まってるんだよ。

じゃあ、なんで支持者は「学ばない」のか

これが一番根深問題だ。

彼らは別に頭が悪いわけじゃない。むしろ既存政治メディアに本気で絶望してる。生活は苦しくなる一方、政治家は私腹を肥やすばかり。そんな中で参政党は「失われた日本を取り戻す」「食の安全を守る」「外国人に甘い日本を正す」みたいな、分かりやすくて、心に響く物語提示してくる。

特に日本ファースト」ってやつは強力だ。生活が苦しいのは、外国人社会保障タダ乗りしてるせいだ、みたいに言う。本当は政治の失敗なのに、その不満の矛先を分かりやすい「敵」である外国人に向けさせる。これは古典的だけど、めちゃくちゃ効果的な手法だ。

そして、彼らは独自の「情報圏」に住んでいる。

YouTubeTikTokを駆使して、既存メディアを通さずに直接支持者に語りかける。その閉じた世界の中では、党の主張は常に正しく、外部から批判はすべて「既得権益による妨害工作」として処理される。

から、支持者にとって参政党を信じることは、政策合理的判断した結果じゃない。それは「自分真実に目覚めた愛国者だ」というアイデンティティのものなんだ。

から、外からいくら「それは事実じゃない」と指摘されても無駄。それは彼らにとって、自分アイデンティティへの攻撃しかない。自分が間違っていたと認めるより、批判してくる相手が腐っていると考える方が、心理的にはずっと楽だからだ。

これは知性の問題じゃなくて、感情アイデンティティ防衛本能問題なんだよ。

6年という時間の重み

から参議院の6年という任期が怖い。

この6年間、彼らは税金で食わせてもらいながら、国会という最高の舞台自分たちの主張を発信し続けることができる。

彼らが政権を取ることはないだろう。でも、本当の危険はそこじゃない。

ワクチン歴史修正主義外国人ヘイトみたいな極端な思想を、国会の場で堂々と語り続けること。それがじわじわ社会に浸透して、「そういう考え方もあるよね」みたいに、おかしなことのハードルが下がっていくこと。これが一番の害悪だ。

有権者が「あ、やっぱりダメだった」と学ぶのは、彼らのせいで何かが決定的にダメになった後かもしれない。でも、その時にはもう手遅れなんだよ。

結局、俺たちはこの「選挙で選んで、失敗して、学ぶ」っていうサイクルから抜け出せないのかね。毎回、同じような映画役者だけ変えて見せられてる気分だ。

うんざりするよ、本当に。

Permalink |記事への反応(26) | 07:16

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2025-05-20

内部告発して人気エントリになりたい

しか告発することがない

下請法違反くらいしかないけどどこもやってるから

Permalink |記事への反応(1) | 17:58

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2025-05-17

追浜工場閉鎖の裏側――地元関係者けが知る“闇”と女性スキャン

関係各位

日産追浜工場の閉鎖が現実味を帯びる中、表向きの「経営合理化」や「生産最適化」の背後には、地元関係しか知らない数々の事実醜聞が渦巻いている。ここに、その一端を暴露しつつ、閉鎖賛成の立場を表明する。

まず、追浜工場現場には長年にわたり「身内優遇」や「閑職温存」といった体質が根強く残っている。労組幹部管理職癒着は今も噂され、現場の実力者たちは“銀座で豪遊”や地元飲食店での接待を繰り返してきた。こうした閉鎖的な人事運営が、現場士気低下や若手流出の原因となっている。

さらに、地元で囁かれているのが、女性従業員期間工をめぐるスキャンダルだ。管理職による“飲み会強要”や“私的な呼び出し”は公然の秘密であり、セクハラまがいの言動が黙認されてきたという証言もある。特に寮生活を送る若い女期間工への“夜間の呼び出し”や“個別指導”の名を借りた不適切接触問題視され、被害を受けた女性が異動や退職余儀なくされたケースも少なくない。

また、こうした問題が表沙汰にならないのは、「工場名誉を守るため」と称して内部告発が握りつぶされてきたからだ。現場の一部では「女性泣き寝入りするのが当たり前」とまで言われており、体質の改善は進んでいない。

加えて、工場内の一部ラインでは「仕事がないのに人が余っている」状態常態化期間工給料地元の期待を下回る水準で、若手の流出が止まらない。それでも身内優遇や閑職ポストの温存が続いてきた。

工場閉鎖の情報現場には一切降りてこない。幹部や一部の関係者だけが先に知り、一般従業員新聞報道で初めて知る――これが追浜の“伝統である

このような不正醜聞、そして女性スキャンダルの温床となった追浜工場は、もはや日産再建の足かせでしかない。今こそ、聖域なき閉鎖を断行し、過去の膿を一掃すべきである

以上、地元関係しか知り得ない真実とともに、追浜工場閉鎖に断固賛成する。

(了)

Permalink |記事への反応(0) | 18:25

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ASに聞いてみた

はてな匿名ダイアリー通称増田」)は、匿名自由日記意見投稿できるプラットフォームとして、2006年から続く独特な存在です。以下に、私の考えを簡潔にまとめます

### 良い点

### 気になる点

###総評

はてな匿名ダイアリーは、ネットの片隅で「なんでもあり」の仮面舞踏会を続けている、貴重な空間自由さとカオスさが共存するからこそ、面白い話も問題生まれる。たまに覗くと、世の中の生々しい断面が見えるけど、投稿の真偽を見極めるリテラシー必要あなたはどういう投稿に惹かれる? 何か好きな「増田記事があれば教えてほしいな。

Permalink |記事への反応(0) | 10:00

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2025-05-08

兵庫県知事に向けてのネガティブキャンペーンが再開したことに対しての雑感

はてな匿名ダイアリーで、前回の兵庫県知事選挙(令和6年度兵庫県知事選挙)について記録を残したものとして、雑感を残しておきたいと思う。

まりネガティブだと感じて一度は投稿せずに消したが、根強くキャンペーンが続くので、多少なりとも意味があるだろうと再度書き直した。

まず最初スタンスを示しておくが、自分新聞をはじめとするマスメディアは、社会の公器として、社会をより良くするために責任を持って欲しいと思っている。

明確に、社会の鏡ではなく、社会の鑑であるべきであると思っている。読者が快哉を叫ぶような記事を書くべきではなく、煙たがられても正論を説き、批判されても実利をとってほしい。

そのため、「アンケートで、辞任すべきであるという声が多い」として、辞任を迫るのは明確に誤りであると、きちんと解説記事を書くことこそが必要なのではないか

責任の取り方というのは辞めることではなく、起こってならないことは再発しないように整えることだ。

最初に、兵庫県民や斉藤支持者をカルト陰謀論者とするコメントについて

安易あいまい定義単語を使うべきではない。それはレッテル貼り印象操作しかならず、思い込みを強化するだけだ。

(おそらく善意もしくは悪意なく行なっているだろうことから個別具体例は挙げないが)そういったカルト呼ばわりするポストの延長線上に立花孝志がいることは忘れないで欲しい。

あれだけの騒ぎになって行われた兵庫県知事選挙投票率55.65%が示すものは、「大半の有権者は無関心だった」であり、本質的には「日本人選挙に関心が無い」ということくらいしか言えない。

不支持割合が多いことと、投票行動に変化がないことについて

まず少しだけ選挙について解説必要になる。結論だけ言えば「選挙は概ね始まった時には終わっており、風が吹くのは例外である」となる。

選挙は、組織票地盤重要であり、浮動票トッピングしかない

日本選挙においては、組織票支持団体業界団体など)と、地盤後援会地域でのネットワーク)とが、必要条件であり、これ無しにはスタートラインにすらつけない。

選挙について漠然高校文化祭の出し物を決めるような、その場で手を挙げて多数決で最多得票数を得たものが選ばれるというイメージが語られることがあるが、正しくない。

イメージとしては、出し物を決める投票を行う遥か前から文化部派と運動部派と委員長派に分かれており、よほどのことがない限り、最も大きい派閥提案が通る。

提案のものはさほど重要ではなく、組織化されているか地盤があるかが重要であって、最後にその提案の魅力で浮動票が動く。この浮動票の動向を選挙用語で、「風」と呼ぶ。

兵庫県知事選挙の振り返りについて

さて、その意味で前回の知事選挙は、概ね順当な結果に落ち着いたと言える。

まり、離反者が出るほどの情報は出揃っていない段階での選挙なので、斉藤陣営組織票地盤も手堅く持っており、あとは浮動票だけであった。

翻って対抗とされていた稲村陣営は、野党系の支持を受けてはいたが、一本化されておらず、どこまで浮動票を取り込めるか、という点であった。

最終的な開票結果が斉藤陣営111万票に対して、稲村陣営98万票というのは、言っては悪いが、善戦した方ではないかと思う。

不支持割合が高いのに、投票したことを後悔しない人が多い理由について

アンケート調査方法問題があり恣意的から、と書くと身もふたもないので少し解説をする。

例えば、該当アンケートあなたが「パワハラ容認できますか?」と聞かれれば「容認できない、不支持だ」とするだろう。

同様に「パワハラ認定された斉藤知事は辞職すべきですか?」と聞かれれば「辞職した方が良い」と回答する人も多いと思う。

では、先ほどの組織票地盤の話を思い出して欲しい。

いわば、属している組織後援会を裏切る(離反する)決断を取れるかどうか、というのが投票行動の変化である

そして、一番最初の「大半の日本国民にとって選挙には関心がない」というのも思い出して欲しい。

無作為アンケートをとると、その概ね半分以上(通常の知事選挙は40%程度の投票率しかない)は、選挙に行かない。無関心である

これらが組み合わさると、「投票には行かないが憤る人」や「アンケートでは憤るが実際には支持(投票)する人」が生まれる。

アンケート恣意的と書いたのは、「では斉藤知事責任をとって、給与返上をすべきですか?」と聞いていないからだ。

問題を起こした人物がいる、その人物責任取るべきである、辞任 or継続 という形式だと、人は辞任を選ぶ。

例外的な場合について

組織票割れ場合地盤が弱い場合、突発的に浮動票の得票率が高くなった場合に、風が吹いて盤面がひっくり返ることがある。

ただ、そうした場合でも概ね10%程度の変動であり、強固な地盤がある場合にこれを覆すのは容易なことではない。

ネガティブキャンペーンについて

私が最初に「マスメディア社会の鑑であって欲しい」と書いたのはこのためで、兵庫県内の状況を冷静に見ると、もはや辞任を迫るフェーズは終わってしまった。

そのため、このマスメディアによるネガティブキャンペーンは、社会の鏡として、読者のニーズに応えているにすぎない。端的に言えばニュースバリューがあるだけである

今後、パワーハラスメントを再発させないためにどのようなことが行われると表明されており、それがどう実行されているのか、どう確認できるかを監視するのが重要であり、

また、公益通報保護制度はどのように運用されるのか、その信頼が失われたとして、如何にして信頼を取り戻していくのかを監視して報道するのが社会の公器としてのあり方ではないか

まさに前回報道合戦を繰り広げたために起きた、拙速と言うしかない不信任決議がどのような結果を招いたのか、思い出して欲しい。

(前回の選挙後の雑感にも書いたが、内部告発文書の裏どりと解説を行い、議会結論を待つ様に諌める姿勢を取るべきではなかったのか思う)

そうした地味な報道ニュースバリューとしては読者のニーズに乏しいのかもしれないが、スキャンダラス報道をするのは週刊誌だけで良い。

まとめに代えて、なぜ雑感を書いたのか

長々と書いてお前は斉藤支持者なのだろうと言われるかもしれないが、前回の投票先は記載しない。

全ての選挙における秘密はこれを侵してはならないと憲法にも記載されている。防衛的な文章を書くためだけに使用して良いような軽いものではない。

私は、兵庫県知事公約達成率を公表しているのは支持するが、達成度合いが曖昧なのは問題だと感じている。

若者支援を打ち出しているのは支持できるが、では井戸県政と比べてどうかと言われれば、まだ進捗は芳しくないと思う。

詰まるところ、支持不支持や辞任続投というのは大雑把にすぎるのだ。給与返上たから禊が済んだとも思わないし、複雑な物事を単純に解決しようとしすぎるのは良くない。

マスメディアは、もっと真剣に、握りつぶされない内部通報告発者をどうすれば守れるのかを徹底的に調査報道して欲しい。

そして一番重要なのだが、もしここまで読んでくれたのだとしたら、あなたの住んでいる街はどうだろうか?

都内に住んでいるのだとするなら、都知事が今月何をしたか知っているだろうか?市に住んでいるとして、今月の市議会は何を話していただろうか?

斉藤支持者はカルトだという投稿いいねをつける前に、兵庫県民は変わらないと書く前に、あなたの住む街について無関心ではないだろうか?

「XX県の人間は、YYという問題認識できない愚か者だ」と急に指摘された時、知らなかったでは政治に無関心すぎる。

兵庫県政を憂いてくれるのはありがたいが、スナック感覚スキャンダルをつまむだけなら止めた方が良い。

スキャンダラス民意で誰かが動くと、同じ理屈で先鋭化した集団がどこかに向かうのを止められなくなる。

どの陣営にとっても必要なのは再発防止であって、魔女狩りではないはずだ。

蛇足

繰り返しになるが、選挙は概ね始まった時には終わっているのだ。報道次第でどうにでもなる風だと思われているのには、理由がある。

投票したい候補がいないのかもしれないが、ここは理想楽園ではなく、現実日本で、出されたカードから選ぶことしかできない。

棄権しても良いが、白紙委任状を提出していることは忘れないで欲しい。

自分カードとして打って出る権利存在するが、地盤看板鞄が無ければ実質的には意味を持たない。

同じように白票投票所に入れにいく権利はあるが、現実選挙戦では、システム理解していない表明にしかならない。

今日から自分の住む地域推し政党を決めろとは言わないから、せめて自分の暮らす地方自治体が何をしているか、何を課題と感じているかは、知っておいて欲しい。

他山の石として欲しい。

Permalink |記事への反応(3) | 23:17

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2025-05-02

anond:20250502091240

これって内部告発なん?

この情報を外に出して外部の人間は何を得ればいいの?

問題だったとしても社内のコンプライアンスだけじゃない?

単に嫌がらせ的なリークじゃないのか

Permalink |記事への反応(0) | 10:22

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anond:20250502085657

お前の頭は斎藤知事か?

告発ルート正規じゃないか内部告発無効デマ乙って斎藤レベルなんだが

Permalink |記事への反応(1) | 09:12

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anond:20250501162249

多分社会で働いたことのない学生がこれ信じちゃってるんだと思うけど

こういう社内での内部告発的なのって、社内チャット使ってやったりしないよ

そもそも部署内で公然事実、って話なら「お咎めがない=許可が降りてる可能性がある」ことを念頭に入れるのが普通

あいつがなんか悪いことやってる(気がする)! ワーワー!」って初手から社内チャットで騒ぎ立てる人がいたら、そいつが一番ヤバイ人だよ

Permalink |記事への反応(2) | 08:56

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2025-04-19

左翼」はまだ味がするか

日本共産党功労者容赦なくパージしたり、滋賀県議で元中教員で教え子を戦場にうんたら運動で68歳で当選一期という絵に描いたような人が絵に描いたようなこと言ったり、そういう時にはてサがどういう反応するかというと、まあ党派性ガンギマリな奴はとっくにミュートしてるから歪んで見えてる可能性はあるが、──これじゃ“リベラル”の勢力があやうくなっちまうよ、しっかりしてくれよ──という苦言が主流のようである。これをどう捉えたものか。

ひとつには

というのがあり得る。

あるいは

  • 日和ってんじゃねーよ

というのが左右それぞれからあるだろう。自分の足場が崩れる心配しかしてない、ご都合主義に過ぎないじゃないかと。

一見理性的な“しっかりしてくれよ派”は何を救い出そうというのだろうか。MAGAみたいな流れに抗する橋頭堡を失ってはならぬ的なストーリーが透けて見えるが、むしろお前らがそういうものを産んだんだぞという見方世間的には通り相場である

百田尚樹だってたまには正しいことも言う。橋下徹がなぜかウクライナを見捨てろ論に染まったときは適切な批判をしていた。その橋下も、斎藤知事が己への内部告発インターセプトした事については全く正しい批判をしていた。

「自浄能力」とクソ是々非々主義の違いは何だろう。多分そこに「救い出すべき価値が残っているかどうか」でしか測れない。まだなんかの役に立つならよし、さもばくば消えて良しというだけの話。

世界は人の想像力を置き去りにして変化している。この期に及んで化石みたいな左翼延命させる意味ってなんかあるのか?

そして今思ったけどそもそも「自浄能力」と呼んでやるには左翼左翼批判は微温的すぎるな。

限界系ホシュ界隈はけっこう本気で内ゲバってるぞ。

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2025-04-15

anond:20250414112430

表現の自由歴史的背景は、国によって異なる。

そんな視点で以下、自分用のメモとして長文を残す。あえて言論自由の優位性といった憲法理論をガン無視するが、どんな規制が適切かといった考えから離れることで、表現の自由の失われた状況の風景みえることもある。

++

とくに「表現の自由による暴力(不法行為性)」をどこまで許容するかが重要視点だ。欧米日本では大きく違う。

フランスでは、あらゆる権利が「尊厳ある生」を守るための抵抗に原点を持つ。

その意味で、社会運動ストライキ争議権)と、表現の自由は同じ線上にある。たとえば、名画にペンキをかける環境団体抗議活動日本では即座に「環境テロ」として報道されるが、英仏では「レジスタンス抵抗運動)」という言葉がより広く使われていた様子だ。これは体制に対して暴力的に抗う行為意識しているからだ。

環境問題に限らず、農家などの過激な抗議行動(輸入品増加に抗議した放火破壊行為など)や、労働争議においても同様だ。フランスでは、国家や大組織による構造暴力に対するカウンターとしての「市民による尊厳を守るための抵抗」に心情的な理解が寄せられる。犯罪としての側面を否定しないまでも「レジスタンス」は革命以来の伝統という認識フランス社会は共有する。

その背景には、18世紀カトリック教会が「真理の解釈権限」を独占していた時代に、啓蒙思想が登場し、科学合理性武器公共空間を構築し、新たな政治制度模索した原体験がある。「神を冒涜する権利」は、黎明期政教分離文脈から分化した表現の自由の形であった。

一方、アメリカ表現の自由の出発点は、事情が少し違う。

制度の根幹に「科学合理性」や「絶対的真理」は置かれていない。むしろ、人それぞれ真理と信じる”信念”があり、誰も完全な真理に到達していない、という前提がある。この考えは巡礼始祖たちの宗教的多様性の中で育まれ、やがてプラグマティズムに吸収され、「思想の自由市場」(O.W.Holmes)という発想へとつながってゆく。

もっとアメリカでも、20世紀半ばまでは「有害言論の内容規制」が志向されたが、判事たちはそのたびに建国思想巡礼始祖の理念に立ち返り、「有害表現定義できない」という議論に収まった。1970年代には「社会不協和音こそが強さの証」とまで言い切る判決(1971)もあった。司法ヘイト規制消極的かつゾーニング規制シフトしてゆく歴史がそこにある。

トランプの出現などリベラル保守のあまりの違い、それでも国家として成り立つ社会。それを支えるのは、「一致しないままでも共存できる」という、個人主義を基盤とした社会の強さだ。

一方で日本は、「価値観の不一致」に不安を感じる社会だ。

会社でも地域や家庭でも、できるだけ摩擦を避けたい。コロナ禍での自粛違反者への度を越した非難などに表れているように、「他人迷惑をかけるのは不徳だ」という感情が深く根付いている。

この「迷惑感情」は、表現の自由制限する根拠として働きうる。憲法学では人権制限原理は「公共の福祉」として整理されるが、実態としてはその時々の「社会空気」に左右されがちだ。たとえば、受忍限度論という法理をとってみても、それ自体迷惑感情社会的「耐性」の程度を空気から測るものにすぎない。日本人の考える公共フランス人の考える公共とかなり異なる。

電車CM強制音声に対する訴訟「囚われの聴衆」事件1987年最高裁)では、そうした「空気」に抗う個人の主張が結局退けられた。受忍限度という大義名分の下で、「それくらい我慢しろ」と結論づけられたわけだ。迷惑感情による秩序そのもの否定するわけではないが、空気として内面化されすぎると、異論や異質さの排除へとつながりやすく、かつ世代間、階層間の認識ギャップという課題に直面する。

フランスとの比較でもう少し考えてみよう。

日本には、フランスのように「尊厳のための抵抗」を肯定する文化がない。絵画ペンキを投げれば即「テロ」として断罪される。暴力抵抗が「歴史ある社会の声」として認識されることはない。

水俣病初期の漁民暴動、60〜70年代国鉄病院のストを見ても、「迷惑感情」が前面に出て、GHQが持ち込んだ争議権は本当の意味では社会根付かなかった。正規雇用では労使協調路線非正規雇用は分断が続いているのが現状だ。ストライキがなお社会的に力をもつフランスとは対照的だ。

全農警職法事件国家公務員の争議権全否定1973年最高裁)、75年の国労スト権ストは、日本社会が「暴力的な表現や行動」との距離感を決定づけた分岐点となった。

暴れる新左翼へのストレスが頂点に達し、迷惑を嫌った大衆心理が、最終的に「暴力容認しがたいもの」と司法行政に決着を迫った形だ。

こうした着地は、人権市民一人一人の体験として自ら闘って獲得してこなかったという、日本社会構造限界を示しているのだろう。

日本社会における「市民による暴力抵抗」が断罪されやすい背景には、市民の行動が過激ものに映じるの対して、しばしば国家行政の抑圧や不作為は、暴力として認識されず、社会の中で可視化されにくい構造がある。水俣病における行政不作為反原発運動に対する過剰な監視、あるいは災害被害者の声の届きにくさなど、国家による制度暴力不作為の積み重ねに対して、市民が抗いの言葉を発するとき、その言葉とき過激さを帯びるのは当然の帰結でもある。だからこそ、表現暴力性だけを批判的に切り出すことは、構造非対称性再生産になりかねない。

構造的な非対称に加えて、もうひとつ重要なことがある。それは市民一人ひとりが権利意識再生産するための「思い出」や過去の教訓を忘却やす社会ということだ。

欧米でいう「人権」とは、突き詰めれば「こういう社会には戻りたくない」という歴史体験からまれる(米仏だけの例で暴論は承知の上)。その教訓を社会を生きる一人ひとりが繰り返し思い出すこと、それが人権ボトムアップ的な再生力だ。

しかし、日本では「権利」は「国家が授けるもの」として明治以来、教育されてきた。敗戦までその構図は変わらず、戦後アメリカが新しい憲法人権を与える側に回った。この付与される構造が、今日日本においてもなお、自由をめぐる議論憲法制度論に終始してしまう要因になっている。

だとすれば、今あらためて必要なのは自由の意義を自分たちの歴史体験として取り戻すことだ。

特に敗戦前後記憶――若者人間爆弾にし、それを大人が見送っていた時代。そして敗戦後、手のひらを返すように価値観を変えた、あの社会の激変こそ戦後日本原体験であり、空気に逆らう力を考える出発点であるべきだ。

++

ここからは、戦後日本映像表現の潮流に視点を移す。

戦後社会」と呼ばれる時期―おそらく平成初期まで―に見られた日本映像表現には、大きく三つの傾向があったように思う。

1. 既成の価値観への反抗

戦中派から戦後世代はかつての「正しさ」に対して疑いを抱き、積極的破壊しようとした。

映像作品での典型例として、岡本喜八を挙げたい。軍や国家権力風刺し、戦時空気を相対化する『肉弾』(1968年)は象徴的だ。

表現体制批判自己解放手段だった時代道徳国家価値観への反抗心がそれを後押ししていた。

「反抗」というテーマは、家族内の世代対立ないし嫁姑問題80年代の校内暴力管理教育という軸での「反抗」など形を変えて表現された。

2. 新しいアイデンティティ模索

高度経済成長のもと、戦後社会は猛烈な速度で変化し、かつて「当たり前」だった家族のあり方、地域風景は急速に姿を消した。

そのような変化の中で、新しい「自分らしさ」を探すような表現が生まれた。家族崩壊再生を描いた「岸辺のアルバム, 1977」は社会に衝撃を与えた。

3. 失われゆく価値観への郷愁

こうした変化に対する不安喪失感は、郷愁としても現れる。

山田洋次の『男はつらいよ』では、理想の家庭像を夢見るも決してそこには迎え入れられない寅さんという存在を描き続けた。

倉本聰の『北の国から』では、泥付きの一万円札をめぐる暴力沙汰などを通して、「義理人情」や「恩を忘れぬ人間関係」が描かれた。

スクール☆ウォーズ」に代表される大映ドラマにおいては、努力根性家族の絆といった「倫理」が過剰なまでに押し付けられる一方で、それは裏を返せば、かつては当然のように共有されていた義理人情倫理が、社会の中で揺らぎ始め、もはや社会がその正しさを自信をもって教えられなくなっていた時代の反映ともいえる。任侠映画の「落とし前をつけさせてもらいます」というカタルシスもまた、現代社会ではとうに失われた暴力的「自力救済」への郷愁でもあった。

この三つ――反抗、自分探し、郷愁――が、戦後日本表現の中心テーマであった。いずれの表現にもどこかに心情的共感を呼ぶやむにやまれぬ加害内包していた。そこに着目すべきだ。

「反抗」の終焉表現行為暴力性をめぐる葛藤

この三つのうち、「戦前価値観への反抗」は、戦前世代が退場するにつれ次第に衰えていった。最後の強烈な反抗例として、敗戦後に上官が行った部下の処刑告発した『ゆきゆきて、神軍』(原一男1987年)を挙げることができる。

奥崎謙三狂気。上官を告発し、天皇パチンコ玉を撃ち込むなど、常軌を逸したようにも見えるが、そこには彼なりの倫理がある。表現行為が、敗戦前後記憶を呼び覚まし、組織における人間関係―「上官と部下」「国家個人」―に対して強烈な問いを投げかけていた。

しかし今、このような強烈な表現は久しく見かけなくなった。反抗への共感はある特定世代記憶に留まり引き継がれない傾向が見て取れる。あたか社会全体にノイズ耐性が失われたかのようだ。

かにつけ「コンプラ違反」として簡単に切り捨ててしま社会。「こんなの今の時代にはムリ」と。例えば、中井貴一がある制作現場で呈した疑問は示唆的で、全体にバイオレンスドラマなくせに、コンプラ配慮たばこポイ捨てシーンだけがNGになったことがあった。それは思考停止ではないか

奥崎のような過激手法であっても、そこに社会権力構造に対する本質的な問いが込められているならば、無視できない重みがある。原一男ドキュメンタリーは、まさにそうした問いを突きつけるものだ。

ドキュメンタリーという暴力からみえもの

ドキュメンタリー手法に内在す加害性も多くの示唆を与える。

ゆきゆきて、神軍』のようなドキュメンタリーなどの手法には、つねに「出演者の許諾は取ったのか?」という問いがつきまとう。

伊藤詩織氏の『BlackBox Diaries』に対する映像や音声の使用をめぐる批判が良い例だ。「フェアユース正当化可能」とする声(中根若恵)もあれば、「権力犯罪を暴く表現であればOK」という立場原一男)もある。しかし、原自身も認めるように、たとえ告発目的であってもセルフドキュメンタリーには「現実自分に都合よく再構成する」危うさがある。無条件の承認はありえない。その語りが私的物語にとどまらず、社会的な意味を持つためには、他者に開かれた語りに昇華される必要がある。

では、表現行為に内在する「やむにやまれぬ加害」を評価するのは誰か?

最終的には司法だとしても、まず問われるべきは、共感を持って応える観客であり市民である

コンプラ違反を恐れて、表現物が公開前に修正されてしま社会――それが望ましいのか?

私は、暴力性を含んでいても、その中に真摯倫理があり共感可能性のある表現ならば、それは世間に問うてよいと思う。それを受け止める権利もまた市民にある。内部告発/公益通報もまた、不法行為公益性のはざまにあるという意味奥崎謙三の反抗と地続きだ。兵庫県職員告発とその後の県知事対応は耳目を集めたばかりだ。

空気にあらがえるかが試金石

今の日本社会において、「表現内包する暴力に対する寛容さ」はきわめて低い。

敗戦体験した世代がいなくなり、記憶として残っているのは「国鉄ストの迷惑」「新左翼暴力」「オウム事件の恐怖」など、暴力に対するアレルギーばかりだ。

一宿一飯の恩義といった価値観は薄れ、市民暴力的な自力救済抵抗運動共感しなくなっている。

コンプライアンスに敏感な時代からこそ、私たちはもう一度、「表現の自由とは何か」を原点に立ち返って考える必要がある。

かつてトクヴィルは、革命後のフランスに、公共の名のもとに行われる言論統制など専制洞察した。一方、アメリカ民主社会には、世論専制という別の危険をみた。制度的な保障はあっても、多数派少数意見排斥するような雰囲気社会が醸成すると実質的自由は奪われる、との黎明期アメリカ社会への洞察は、現代キャンセルカルチャーなどの課題を予見している。

――暴力性を含み得る表現に対して、我々はどのような態度を取るのか。その暴力倫理的な共感はあるのか。どんな社会私たちは避けたいと思っているのか――

憲法理論制度保障を語る上では有効であるしかし、表現規制論だけでは上記のより根源的で実存的な問いには答えられない。「制度いか自由を守るか」ではない議論必要だ。自由擁護する倫理共感の土壌がなければ、制度簡単形骸化する。「抵抗」とか「不協和音の強さ」とまでいわないまでも何か核が必要だ。

社会同調圧力空気に抗ってその問いを突きつける力、受け止める力が社会から失われたとすれば、それは表現の自由が失われた社会だと思う。

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2025-04-13

不倫のもみ消しのために内部告発制度悪用した場合複数観点から罰則を受ける可能性があります

以下に考えられる主な罰則を挙げます

1.刑事罰

偽計業務妨害罪刑法第233条):

虚偽の情報を流布したり、不正手段を用いて会社業務妨害した場合に成立する可能性があります内部告発制度悪用して不倫隠蔽しようとする行為は、会社調査業務を混乱させ、信用を失墜させるなど業務妨害する行為とみなされる可能性があります

名誉毀損罪刑法第230条):

不倫相手告発された人物名誉毀損するような虚偽の内容を告発した場合に成立する可能性があります

誣告罪(刑法第172条):

存在しない犯罪事実告発した場合に成立する可能性があります不倫自体犯罪ではありませんが、例えば不倫に関連して架空不正行為告発するようなケースが該当し得ます

2.民事上の責任

損害賠償請求:

内部告発悪用によって会社関係者に損害が発生した場合損害賠償請求される可能性があります。例えば、虚偽の告発によって調査費用が発生したり、会社の信用が低下したりした場合などが考えられます

不法行為による慰謝料請求: 虚偽の告発によって名誉毀損された場合被害者から慰謝料請求される可能性があります

3.会社内での処分

懲戒解雇:

会社就業規則違反した場合懲戒解雇を含む懲戒処分を受ける可能性があります内部告発制度悪用は、会社の秩序を著しく乱す行為とみなされる可能性が高く、最も重い処分である懲戒解雇対象となることも考えられます

降格、減給:

懲戒解雇に至らない場合でも、悪質なケースでは降格や減給などの処分を受ける可能性があります

訓告譴責:

より軽微なケースでも、会社から注意や反省を促す処分を受けることがあります

4. その他の社会的制裁

信用失墜:

内部告発制度悪用したという事実は、社内外での信用を大きく失墜させる可能性があります

再就職の困難化:

懲戒解雇などの処分を受けた場合、その後の再就職が困難になる可能性があります

重要な注意点

悪意の有無:

罰則の程度は、内部告発制度悪用した目的や悪意の程度によって大きく異なります。単なる誤解や認識不足によるものであれば、より軽い処分で済む可能性もありますが、意図的不倫隠蔽しようとした場合は重い罰則が科される可能性が高くなります

会社規定:

会社によって内部告発制度に関する規定懲戒処分の内容が異なるため、具体的な罰則会社就業規則等を確認する必要があります

法的判断:

最終的な罰則は、捜査機関裁判所判断によって決定されます

不倫のもみ消しのために内部告発制度悪用する行為は、正当な内部告発者の保護という制度趣旨を大きく損なうものであり、決して許されるべき行為ではありません。

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2025-04-03

兵庫県斎藤元彦知事に対する恐怖感

百条委 奥谷委員長知事は重く受け止めて検証してほしい」「告発文書は『事実無根』でも『うそ八百』でもなかった。斎藤知事報告書を重く受け止めてリーダーとして検証してほしい」

兵庫県斎藤元彦知事内部告発を受け、県の第三者委員会パワハラと県の対応違法性認定したが、知事は受け入れない考えを示した。

片山副知事第三者委の判断に疑問「文書作成過程を詳細に調査していない」 改めて「誹謗中傷する文書」と主張 MBSニュース 3/28(金) 14:51

の数日後

「お前もとっとと自殺しろゴミ野郎兵庫県百条委丸尾県議誹謗中傷メール「3000件以上」1分間隔で届き「早く早く」との記載も…被害届検討

MBSニュース 4/2(水) 15:16

パワハラ認定され、違法性認定される県のトップ 周りで働く人は心が穏やかに仕事が出来ない

誰に何を言われても考えを変えず、反省せず、部下がメンタル崩壊したり病気になったり退職したり亡くなっても鉄の意思で今の地位にとどまり仕事をしようとする。たとえ優秀な人であっても、それ以上に県として失うモノが多すぎるだろう。それでよいのか?

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2025-04-01

ドイツ労働法違反に遭ったら? -労働組合には入っていたほうがいいという話-

理想現実

ドイツや他のヨーロッパで働くのは日本で働くよりもずっとのびのびしている」

ドイツ休みがたくさんとれて、残業もない」

そんな話を聞いた覚えがある人は多いだろう。

ドイツで働くとなった日本人の中には、「労働環境がいいんだろうな」と期待に胸をふくらませていた人も多いだろう。じっさいその通りに働けている人もいるだろう。

しかし一方で、1日10時間以上働いたり、有給を完全に消化できていなかったりして幻滅を味わっている人もいるだろう。

しか法律保障されている労働者権利日本よりも多少は充実しているし、法律をきちんと守っている雇用者割合日本よりも多い。

それでもやはりドイツでも労働法違反はありふれている。とくに移民として働く場合は不利な立場に置かれることが多い。

対処

自分職場労働法違反があったとき、一体どうすればいいのだろうか。そう疑問に思い、救いを求めてネット検索した人は、また肩すかしを食らったはずだ。おそらく、「ドイツ労働法はこうなっています」ばかりで「違反があったときどうすればいいか」がぜんぜん出てこなかったんじゃないかと思う。解決策が出てこないという状況は、ドイツ語で検索してもあまり変わらない。

結論を先に言えば解決策は、(詳しい方法は下で書くが)労働組合に入ることだ。この安直な答えがスッと出てこないのは、インターネット情報が全体的に経営者視点で書かれていて、労働者視点が少ないためだ。ネットでそれが見つかるのは当の労働組合ホームページくらいだ。

なのでこの記事ではドイツ労働組合(ここではNGG)のホームページを参考にするが、その前にいちおう労働組合に加入する以外の一般的対処法にはどんなものがあるのか見ておこう。

まずは記録と相談

記録と相談。以下に書くどの対処法をとるにしてもこの2つはふだんからやっておかないといけない。

記録しないといけないのは、労働時間と取得した有給日だ。

労働時間

労働時間仕事を開始した時間と終えた時間を分単位で記録し、休憩時間をそこから除く。職場タイムカードや記録用紙があって、それによって雇用者労働時間を把握していることが多い(法律上の記録義務がある)が、いつでも参照できるようにアプリなどを使って自分で記録した方がよい。また、15分単位で記録している会社もあるが、本来は1分から計算に入れないといけないので分単位の記録を残しておけばそちらが重視される。

有給休暇

取得した有給休暇(Erholungsurlaub:保養休暇)の日数も記録しておかなければならない。

自分がどれだけ有給休暇を取得できるのかを把握しておこう。週5日働く人なら1年に最低20日法律保障されている。週6で働く人なら24日、週4なら16日、週3なら12日だ。労働契約でそれ以上の日数が定められている場合があるので契約書を確認しておこう。

これに加えて、週5勤務なら土日の2日間と祝日病欠などが休日である。これらは有給休暇とは別だ。とくに不定休の場合は、ある休日有給なのか祝日代休なのか不明瞭な時があるので、明確にした上で記録しないといけない。

また、有給休暇は自分指定した日に取ることができ、雇用者が決めることはできない。なので、雇用者の都合で店を閉めるなどして休みになった期間は原則として有給休暇に含まれない。ただし、会社の都合で出勤していない日に遊びに出かけた場合は保養を行なったとして有給休暇として数えられる。そのため会社都合で休んだ期間は、指示があれば出勤できるようにしていたか、それとも遠くに出かけていたか、記録しておかなければいけない。

有給休暇(Erholungsurlaub)は保養のためのものなので、この期間中に別の仕事をしてはいけない。

相談

労働時間有給休暇に関して、法律契約と異なる命令実態があったとき雇用者に言わなければいけない。直接の話し合いをせずに、いきなり役所に通告したり、労働組合から勧告を求めるのはマナー違反だ。

有給休暇を取得するときは早めに申請して許可をもらおう。休みたい日を伝えた際に、それが毎週2日の休みの日なのか、有給休暇を使いたいのかも合わせて伝えるようにしよう。職場申請用紙が用意されているときはそのコピー写真を残し、ない場合は書面かEメールを通じて伝え、その記録が残るようにする。


通報裁判

日々、労働時間や休暇日数の記録をして規定以上に働かされていると分かった場合、まずは雇用者にそれを伝えないといけない。

それでも改善しなかったときにだけ、役所などに通告することができる。通告するのは、役所では労働安全衛生局(Arbeitsschutzbehörde)(たいていは職業監督局(Gewerbeaufsichtsamt)や労働安全衛生の州事務局)か、専門家協会(Berufsgenossenschaft)があればその技術監督局(Technischen Aufsichtsdienst)だ。

ぼくは通告したことがないが、これはあまり当てにならないのではないかと思う。ネット投稿では、通告したが役人はそっけなくて上手くいかなかったというような声があった。

通告しなくても役所の方から職場労働時間雇用者が守っているかをチェックしに来ることもないわけではないが、まず来ないと言っていいくらまれである労働安全衛生局の管轄だが、レストラン調理場衛生状態などを抜き打ちで監査しに入ることはたびたびあるのに対して、労働条件を聞き取りしたりはまずない。

通告にしても監査にしても、基本的に労使の関係役所が直接介入することを嫌っているように見受けられる。ドイツでは、なるべく大手組合を通じて争議を解決することが好まれ内部告発や個々の争いは避けられる傾向がある。内部告発については2019年EU公益通報者保護指令が始まったので変わっていくかもしれない。

裁判は、言うまでもなく最後の手段だ。これにはお金時間もかかるし、こうなってしまうと雇用関係を続けるのは難しい。日本でもそうだが、辞めるとき裁判をして違反分を取り戻す事例が多い。

労働組合

最後労働組合長所短所簡単説明しておく。

メリット

労働組合に入るメリットはいくつかあるが一番は相談できることだ。ぼくも働いているとき休暇のことや契約期間や労働時間について何度も相談して何度もお世話になった。雇用者にどのように伝えればいいか法律では何が正しいかなど教えてもらえる。また雇用契約書を読んでもらって説明してもらえる。これらの相談Eメールでもできる。

組合の言う通りに雇用者に伝えても雇用者が応じなかった場合組合から雇用者勧告手紙を書いてもらえる。たいていはこれで応じるが、もし裁判になるところまでいっても組合裁判サポートしてくれるので安心だ。

コストリスク

労働組合収入の1%の会費を払わないといけない。それも税金を取られる前の1%なので額としてはけっこう高い。しかし、8時間労働なら1日平均5分余分に働かされれば1%を超えるし、有給休暇を2、3日取り損ねれば1%だ。それらのリスク裁判コスト対処できると考えれば妥当な会費ではないだろうか。

組合であると知られることにはリスクがある。経営者雇用者は、組合労働者の後ろにいると好き勝手ができないので従業員組合に入るのを嫌う。また組合員は他の従業員組合に引き入れる可能性もある。そのため雇用者組合加入している従業員を辞めさせたり初めから採用しないようにする可能性がある。これはもちろん違法だが、組合を避けたがる雇用者そもそも違法なことをしている傾向があるのでルールを守る保証はない。

組合に加入してもそのことを組合勝手暴露することはない。組合雇用者労働協約を結ぶまでは誰が組合員か発覚することはない。組合から雇用者勧告手紙を送ってもらうときには組合員だと明確になるが、そのとき勧告を送るメリット暴露デメリットを秤にかけて判断するとよい。

加入方法

ドイツ労働組合と言えばふつう産業別の大きな組合だ。組合として認定される基準が高く、日本や他の国のように少人数で集まってユニオンを作ることはできない。一部の例外を除いて、どの組合に入るかはどの業種で働いているかでほぼ決まってしまう。これは歴史的な経緯から、小さない組合や突発的なストで社会不安定になることを防ぐためにできたスタイルである

たとえばレストランで働いている場合はNGGに入ることになる。入会手続きネット上や電話でもできる。

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2025-03-28

兵庫県文書問題」に関する第三者委員会報告と斎藤知事対応

兵庫県が設置した「文書問題に関する第三者調査委員会」は、2025年3月19日調査報告書を提出しました。この報告書では、斎藤元彦兵庫県知事に関する複数問題点が指摘されています

主な指摘事項

パワーハラスメント認定

 斎藤知事職員に対して行った言動の一部が、パワーハラスメントに該当すると認定されました。

公益通報者保護法違反

知事の指示のもと、県幹部内部告発を行った元県民局長特定し、懲戒処分を行った対応について、公益通報者保護法違反する行為結論づけられています

報告書への姿勢

県議会調査特別委員会百条委員会)がまとめた報告書に対し、斎藤知事が「正面から受け止める姿勢を示していない」と批判されています

斎藤知事対応

斎藤知事は、第三者委員会の報告を受けて、報告書記載されたパワハラ行為については認め、謝罪しました。一方で、公益通報に関連する処分撤回には否定的姿勢を示しており、対応の一部は「適切だった」と主張しています

また、報告書全体に対する正式見解は、県議会の閉会後である3月26日(既に実施済み)に発表する意向を示しつつも、内容精査の必要性理由に具体的な対応には言及を避けています

なお、第三者委員会の委員長は、「この報告書特別厳しい内容ではなく、標準的な考え方を示したものに過ぎない」とコメントしています

Permalink |記事への反応(1) | 18:54

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