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はてなキーワード:共時性とは

2025-04-23

[mhy日記]

よし、ビビアンはすり抜けずにお迎えできた

そろそろ1年だしver1.x台も多分最後ということでガチャ戦歴をまとめておくか

これまで課金したのは月610+1220円を10ヶ月分と、2倍石の下4つで約7000円程度

月平均3000円しない程度の課金ジェーン以外全キャラ確保できてて

餅3つと凸1つ(は事故的だけど)も取れてて

更にほぼ毎日1回石割りする余裕もあった

これでもシグナルトラッカーサイトで見ると50/50勝率は46%そこらで運悪い方

他のホヨバゲーと比べるとかなり配布量というか埋蔵量があることが分かる

アチーブとかの細かい石もほぼ取ってる暇人プレイ前提感覚ではあるけどね

この約1年弱の総プレイ時間AMDSoftwareによると1077時間

これをダレずに遊んでこれた膨大なコンテンツ量と質と印象深さ的な芸術点を思うと

同額かけてフルプライスゲー3本買うよりお値段以上の体験をさせて貰ってる気分ではある

 

ビビアンは性能的にはまだよく分からんけどふわふわ浮いてて可愛い

これまで汗臭そうなキャラしかいなかったから淑女系美少女の有り難みが沁みる

多分柳・ジェーンあたりのオーソドックスな表異常キャラと合わせる用の裏異常サブアタだと思う

ただ自環ではバーニスが餅とれてて強化特殊そこそこ打てるからこれも楽しい気がする

アストラとも合うしまたもや奪い合いが加速する…限定支援がまだ1キャラしか出てないのがもどかしい

操作的には極めようと思えば小技を挟んでスタックを1,2個多めに稼げるっぽいけどね

強化特殊パリィだけしてすぐ引っ込む脳死運用OKでサポキャラ並の出場時間で済むのは優秀だな

ただ居残って浮遊からドリルして消える一連のムーブもっさりイヴリンくらいの感覚で思ってるとだいぶ長いんでパリィできる人が誰もいないってことがある

そこは表異常キャラ回避主体なことが多いか問題ないんだけどゲージ転換の目視管理に気を取られる度合いがちょっと高めかも、結構慣れが要りそう

 

それはそうとさっき出た原神の次ver予告番組キービジュアルが熱すぎる

これはファルカの顔出しワンチャンあるんじゃないか

序章つまり第0章だった訳アリの国、モンドにスポットがまた当たる日が来るだろうとは思ってたけど

七国とカーンルイア巡って最後に戻って来る予想はしてたが一旦ここで挟んでくるか

いや大団長遠征隊や燼寂海、ドーンマンポートと4年以上お預けされてる伏線がまだまだあるから

どの程度を回収してスネージナヤへの引きとするかが見どころだな

まー遠征隊がナタに来てたって話がありつつすれ違いし続けるのもアレだしな

ともかく最近ありす。さんの考察が絶好調から少しずつ答え合わせされてくのが楽しみだ

 

ちょっと前まではホヨバは遠藤綾キャラが出突っ張りだったけど

キャスの次にジンが来てるからゼンゼロのver2.0あたりにも斎藤千和キャラくる可能性ないか

グローバル展開だから日本語声優ネタにとらわれるのも良くないけど

ちょくちょく配役やキャラコンセプト的なもの作品またいで共時性感じさせてくるメタ展開をしてくるし絶対意識してやってるんだよな

 

スタレのシナリオ読破したけど3.2の一言感想としてはタナトスの声がよすぎる

中身に関しては今回でだいぶ答え合わせ進んだな

でもまだ半分いかいくらいって贅沢な悩みよ、これピノコニーなら一旦幕引きまで行ってた文量じゃないか

あとやっぱアニメ挿入してくるのはいいね、もうYouTubeで見たやつではあるけどなんか画質高く感じた

アンティキシラ人ってのが出てきたけど元ネタ関連で奇しくも今さっきこんな記事が出てた

アンティキティラ島機械」はエラーが多すぎてただのおもちゃだった可能性があるとの指摘

https://gigazine.net/news/20250423-mysterious-antikythera-mechanism-toy/

こーれオンパロスもアンティキシラ人のおもちゃ可能性、あると思います

いや大君を封じ込めてる的なことは言ってたけどね、なんか見た目通りの永劫回帰構造なだけじゃなく

デジタルっぽい、記憶というかデータ世界臭さがずっとあるんだよな

オンパロスが3rdでいう古の楽園ならその解釈がスッと入ってくる

もう終わった世界の話で、そこに侵食の律者的な大君が入ってきた構造で一緒なんだろうなあという

知恵の使令、壊滅の使令がいることが分かったから、記憶の使令はもう起源の律者・人の律者的なキュレネしかいないじゃんという

とりあえず起点が何なのかについては想像できた

あとはライコスクラインポジで、スティラーメビウス概念上は似てるな

そう考えるとスティラー目的は、記憶体が輪廻するデータ世界オンパロスから現実宇宙へと脱出することだろう

現実に出たいのは大君開拓組のどっちか、ただスティラーみたいなパンツを履いてるのはファイノンか丹恒のどっちか

ファイノンは太陽だけど丹恒も月属性は持ってるんだよ

ティラーが闇落ちファイノンという予想が大勢だけどそれを裏切ってくる気がしてる

Permalink |記事への反応(0) | 23:49

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2025-02-19

行動原理が今、たった今更新されました。今日ははっぴ〜な日

熱を感じた。

勢いで書く。

はっきりと理解した。

僕がこの人生で最も求めているものは「ドラマティックであるか」だ。

自分の行動がドラマティックな結果になるか、そのためにはどう行動すればよいか

そこだけに注力して今後の選択を決めたい。

きっかけは、ふとしたきっかけで手にした長編物の刑事小説だ。

本を読むのが好きなので、デカ書店を隅から隅まで物色し、

たぶん2時間くらい彷徨いて、さすがに何も買わないで退店するのは気が引けるので、

大昔に読んだギャグ漫画セリフに出てきたタイトル小説を買った。

刑事小説は主に警察側の視点から書かれているが、

それだけでは話が膨らむわけもなく、

関係者や、犯罪者サイドの思惑や背景、入り組んだ人と人との心情を描いており、

僕には心地よいテンポで話がすすむ。

ちょうど犯人の不合理な行動に対して、主人公とその仲間が考察するシーンを読んでいて、

ああドラマティックであるなと感じた。おもしろーと感じたのだ。


+++++


人生について考えを巡らしたことはあるだろうか。

あるいは、

これまでの自分生き方に後悔したことや、これから自分はこのように生きていたいと、

真剣に考え抜いたことはあるだろうか。

僕はある。

それが一番の趣味なんじゃないかってくらいある。

考え抜いて出した結論は「楽しいか、楽しくないか」であった。

結論に至ったときは興奮したのを覚えている。

何十冊と本を読み込み、

何百枚もメモを書き出し、

何千時間を費やしてだした結論だ。

この結論に至るのに、

これまでの自分の行動や、行動によって得られた結果や、その時の気持ちの振り返りに

本当に途方もない時間をかけた。

いや、かかった。

楽しいか、楽しくないか

この結論今日まで、ついさっきまで、僕自身の中で3年以上支持された行動原理であった。

しかし、実はここ半年ほど「そうでもないかもな」という気持ちが、行動が表にでてきていた。

具体的な話をしよう。

昨日、スロットで5万負けた。

先週は5万勝ってた。

年明けからの成績はマイナス20万ほどである

スロットをやりたくなったとき気持ちに歯止めがきかない。止めるつもりもない。

この気持ちは突然に湧くので、「勝てない」状況でも行ってしまう。

負けてお金を失うのをわかっていても行ってしまうのだ。

例えば、当たればでかいけど、当たらなければすごいスピードお金を溶かす台、

手持ちが1万程度しかないのに、数万突っ込まないと勝ちの土俵に上がれもしない台

閉店間際で、連チャンすればずーっと続いてしまう台などで遊ぶ。

専業からすれば趣味打ちと言われるこの打ち方をやめられない。

楽しいか、楽しくないか」でいえば、

負けるのがわかっている状態スロットをすることは「楽しくない」ことだ。避ければいい。

しか気持ちスロットしたい、行動はスロ屋へ向かう。

そこに行動原理との矛盾がある。避ければいいはずなのに。

負けたいわけじゃないんだ。

負けるギリギリまで追い詰められたのち、最後は勝ちたいのだ。

大逆転勝利だ。何時間も何万も注ぎ込んで、

そこから一気に捲り勝ちする快感が、経験スロ屋へ足を向かわせる。 

福本マンガで、誰のセリフかはイマイチ思い出せないが、

利根川か、蔵前あたりだと思うのだけど、似たようなニュアンスセリフが頭から抜けない。

から抜けない理由もわかった。

マンガでそのセリフを読んだその時は「追い詰められるとそんなふうに感じる人もいるのだな」位に思ってた。

まるで人ごとのように感じてたけど、それが間違ってた。

ぶっ刺さりまくってたんだ。そのセリフは、僕自身に。

から、誰のセリフか、どの福本マンガキャラセリフかは覚えてないのに、

ニュアンスが頭から離れていないのだ。


+++++



現在中小企業代表をしている。

この立場に至るまでは中々ドラマティックであった。もちろん楽しんでいた。

渦中にいたときはまるで気が付かなかった事柄が、

あとになって重要意味をもって、

現在自分に大きく影響していることがたくさんある。

最近会社が落ち着いてきて、家と仕事場往復しながら、

サボったり、小説を読んだり、ゲームしたりしている。

家族のために求めた「安定」は獲得したけど、

どこか虚ろというか、なんか違うなという感じを拭えていなかった。

しかし「楽しいか、楽しくないか」が行動原理であったので、

例えばお金がなくて必要ものが買えないとか、

サラリーマン時間がなくてやりたいことができないとか、

そういった「楽しくない」選択をしないで済むところまではきていた。

楽しくない選択を選ばないでよい = 楽しい選択をしている でないとは気がついていた。

気づいていながらも放置していた。楽だし。

望んで手に入れた環境ではあるのに、

全力を突っ込めばまだまだ成長の余地はあるのに、

仕事に対する情熱が少しずつ冷めている感はあった。

僕がいなくても会社は回る。

拗ねてない。

そうなるように最初から少しずつ積み上げたんだ。

とにかく時間が欲しかった。

同じくらいまとまった金が欲しかった。

両方を手に入れるために、一番最適なことをコツコツと積み上げた。

「楽しくなる」と信じて。

今それはある程度のところまで来ている。

そうやって獲得した時間お金を何に費やしているかというと、

そう、youtuberだ。Vtuberと言ってもいい。

たぶん、「楽しいか、楽しくないか」じゃ説明がつかん活動だ。

やってるとき楽しい。ちやほやしてもらえないと楽しくない。

動画構成を考えているときはクソほど楽しい

実際に動画を作っているとき死ぬほど楽しくない。

矛盾だらけだ。説明がつかない。

ドラマティックであるか」といえば、

この活動大成したときドラティック具合は半端ではないことを知っている。

失敗して活動を辞めてしまっても、挑戦したドラマ自分の中に残る。


+++++


僕は「共時性」を大切にしている。シンクロニシティ

この出来事に何か意味があるのではないか

いまこの事象に巡り会えたことは、この先に活かせるのではないか

共時性を感じたとき鳥肌が立つくらい快感なんだよ。

刑事小説普段読まない。興味があったわけでない。

大昔のマンガセリフを覚えていて、

セリフと同じタイトル小説が偶然書店にあって、

うつもりはなかったけど、店に気が引けるから買って、

結果どハマりして読んでる最中

今後数年の行動原理となる「ドラマティックであるか」に気がつけた。

海外お話であった記憶がある。

世界中のどんな食材もそろっており、

あらゆる料理提供されるレストランに男が行った。

男はテーブルにつき、

メニューを供されるのを待ったが、

時間経ってもメニューは男のもとへは来なかった。

そうこうしているうちに、レストランの奥からシェフがやって来て言うのだ。

時間になりました。お帰りください」

男は困惑して尋ねる。

メニューが供されなかった」

シェフは答える。

「この店にメニューはありません。お客様が望むのであれば、なんでも提供できたのですがね」

これが「人生のものである」とお話が締められる。

男は行動しなかった。何でもできたのに「メニューが供されるのを待った」

時間切れってのは死のことだろう。

待っていたらドラマティックになんかならねぇ。

僕はまだまだ身体も頭も動くんだ。

これからも超絶やばい経験を積みまくって、

ジジイになったとき、なんでも経験してたジジイ評価されるようになってやる。

おしまい

Permalink |記事への反応(0) | 16:43

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2025-01-22

はてな匿名ダイアリー跋扈するSCPについて

 ここ数年、インターネットに散在するコミュニティ上での異常事象存在が、SCP財団内でしばしば議題に上るようになってきた。匿名性の高いSNSコメント欄掲示板はもちろんのこと、とりわけ「はてな匿名ダイアリー」(以下「増田」と呼称)においては、他のプラットフォームでは見られない特異なアノマリー複数確認されている。増田は、ユーザー登録をせずとも誰でも簡単匿名文章投稿できる点や、その内容が検索エンジンを介して幅広く閲覧されるという特徴を持つ。その結果、財団観測網をかいくぐって潜伏しやすい土壌が形成されており、過去数年間で複数のSCPオブジェクト確認されるに至った。

 本報告書では、増田上に跋扈するSCPについての調査概要確認された事例、ならびに暫定的収容手順を示す。なお、本報告書に示されるSCP事例は現在進行形調査が行われており、記載内容はあくま暫定的ものであることに留意されたい。

1. 背景と問題の経緯

 はてな匿名ダイアリー日本国内を中心としたWebサービスはてな」が提供するブログプラットフォームの一部で、アカウントを持たない投稿者であっても「増田」と呼ばれる匿名枠にテキスト投稿できる仕組みを提供している。そこでは個人的な悩みや告白社会への批判仕事日常愚痴まで、多種多様文章毎日大量に投稿されている。

 増田特有の気軽さや匿名性の高さは、投稿者の真意を推測しにくくする要因であり、その投稿を閲覧する読者側もまた「増田から真偽がわからない」といった曖昧認識のもと、批判や同情、考察などを寄せる。その混沌とした言説空間は、とき不特定多数ユーザー集合的感情を刺激し、新たな炎上や論争を生み出す源泉ともなる。

 こうした特質はSCP財団から見ると、アノマリー(異常存在)が自己活動や影響力を隠蔽したまま周囲に感染拡散するのに非常に都合がよい環境といえる。特に増田では、投稿時に明確なユーザーIDアカウント情報が残らず、内容の信憑性裏付け手段事実上ないため、「書かれていることが虚実入り混じっている」前提で閲覧されやすい。結果として、何らかのアノマリーが潜入していても発見が遅れがちである

 財団増田における最初の異常を検知したのは、20██年頃に投稿された「この世を正しく終わらせる方法と手順」と題された増田が発端だった。その増田の内容はいわゆる「終末論」を扱うものであり、極めて支離滅裂かつ狂信的な文体ではあったが、読了した閲覧者の中から数名が突発性の精神不調や共時性幻視を訴えはじめ、その症状が財団監視ネットワークに引っかかったのである。その後、財団調査チームが投稿の書式や文体を解析したところ、当該増田の背後に未確認ミーム汚染因子が潜んでいる可能性が高いと判断された。この事例をきっかけとして、財団増田投稿ログを精査し、複数アノマリーを検出していくこととなった。

2.増田上で確認された主なSCPの概要

 以下、財団確認し、暫定的オブジェクト分類(Safe/Euclid/Keter 等)を行ったSCPを紹介する。なお、詳細な文書は別途SCPファイルとして管理されているが、本報告書では概要と特徴を簡潔に示す。

2.1 SCP-増田-A:無限コメント自己増殖現象

オブジェクトクラス:Euclid

概要増田特定記事上でコメント欄自動的に増殖し続け、システム上の最大コメント数を無視して延々と付与され続ける現象ユーザー投稿したはずのコメント複数回重複表示されたり、「名無しのオブザーバー」というハンドルネームシステム自動生成したとみられるコメントが絶え間なく追加されたりする。最終的に記事本体よりもコメント欄が何十倍も長くなり、閲覧者がページを読み込むだけでブラウザや端末に極端な負荷をかける。

異常性:コメント数が増え続けるだけでなく、中には本文を改変するようなスクリプトが混入しており、ページをリロードするたびに本文の一部が改変・増殖する事例が報告されている。閲覧者が長時間そのページを開いたまま放置すると、ブラウザ履歴クッキー情報勝手に書き換える痕跡確認されている。

暫定収容手順:財団エージェントはてな側のシステム管理者に接触し、問題増田管理者権限で凍結。また、既に拡散したミラーサイトアーカイブ順次削除し続けているが、完全な根絶には至っていない。現状、定期的にウェブクローラーを走らせ、類似現象の発生を監視排除する措置を取っている。

2.2 SCP-増田-B:読心ミーム感染記事

オブジェクトクラス:Keter

概要一見するとありふれた日常報告や匿名愚痴を綴った文章なのだが、記事本文を最後まで読了した閲覧者の脳内に「その人物が最も不安に感じている秘密」や「他人に言えない後ろ暗い過去」を強制的に想起させ、それを吐き出させる形でコメント欄投稿させる現象コメント欄体裁を取りつつ、実際には閲覧者自身投稿した認識のない状態で、勝手恥部さらすようなコメント掲載される場合もある。

異常性:このSCPの投稿複数確認されているが、書式やタイトルは毎回異なる。共通するのは「冗長かつ最後まで読まないと内容がよくわからない文体であることと、本文の終盤に読者の潜在意識を刺激する特殊文章構造が組み込まれている点だ。財団心理学部門の解析では、いわゆる「ミーム改変文字列」が散りばめられており、読み進める中で読者の深層心理干渉していると推測される。

被害対処:実際に被害に遭った閲覧者は投稿後しばらくしてから自身コメント内容に気づき、極度の羞恥恐慌状態を引き起こす。財団可能な限り対象投稿を速やかに削除し、被害者のコメント記録を抹消すると同時に、クラスA記憶処理を施して事態の収拾を図っている。問題は、このSCPが投稿される「増田」のアカウント特定が極めて困難な点であり、繰り返し新規IDから投稿が行われていると推定される。新たな投稿が発生次第、いかに早期に検知し削除・封鎖するかが大きな課題となっている。

2.3 SCP-増田-C:擬似人格形成スレッド

オブジェクトクラス:Euclid

概要:ある増田上で連続的に展開される「複数登場人物が互いに呼応しあう」形のスレッドが、実際には単一存在(SCP-増田-C本体)の手によって形成されているとされる現象日記本文とコメント欄があたかも多数の異なるユーザーによる対話のように見えるが、財団IP解析ではすべて同一の不明ホストから投稿されたトラフィックであることが確認されている。

異常性:単なる自作自演ではなく、スレッド内で展開される複数人格が、投稿のたびに微妙文体を変化させるだけでなく、実在第三者のようにリアルタイムで会話を重ねていく。そのやりとりは短時間で数百件以上に膨れ上がり、外部から見ると非常に説得力をもって「議論」が進行しているように映る。読者はそれぞれの人格が持つバックグラウンドストーリーに引き込まれスレッドを精読するうちに「どの意見が正しいか」を探り始めるが、最終的には一種混乱状態に陥り、どの人物が何を意図しているのか判別不能になる。

被害:このスレッドに長時間深く没入した閲覧者は、自分の中に複数人格が芽生えるような感覚を訴えたり、現実社会他者と会話する際に「この人は実在しているのか疑わしい」という妄想を抱くようになるケースが報告されている。財団職員複数名も監視過程で同様の症状を呈し、軽度の精神崩壊を起こした事例があるため、当該増田監視担当者には定期的な心理カウンセリング義務づけられている。

暫定対策:疑わしい長文対話形式増田を早期に検知し、アクセス制限をかける監視システムを導入しているが、アルゴリズムの網をかいくぐる巧妙な投稿が頻発している。加えて、外部のまとめサイト引用スクリーンショットが保存されることで事後封じ込めが難航している。

2.4 SCP-増田-D:時間遡行編集記事

オブジェクトクラス:Euclid

概要:一度投稿された増田が、投稿時刻自体過去に改変して再掲載される現象。通常、はてな匿名ダイアリーシステムでは投稿日時を随意に改変することは不可能とされているが、このSCPは投稿履歴操作して「数年前に投稿された」という形でエントリーを復活させる。

異常性:改変された記事実在する日付の増田ログに紛れ込む形となり、当時の利用者コメントブックマークまで再現されている場合がある。過去ログを遡っていくと、該当記事がもともと存在した痕跡こそないものの、「当時その記事を読んだ」という証言を行うユーザーが現れるなど、現実改変の兆候も疑われる。現状の技術では投稿者の特定に至っておらず、どのようなプロセス投稿日時を操作しているか不明である

注意点:時間改変系のSCPはカテゴリーとして非常に扱いが難しく、無闇な干渉時間線に予期せぬ影響を及ぼす恐れがある。財団タイムアノマリー対策部門連携しながら、記事のもの閲覧制限下に置き、ネットアーカイブウェブキャッシュ検索遮断するなどの措置を行っている。

3.調査対策の現状

 これらSCPが増田上で確認された背景には、以下の要因が考えられる。

匿名性の高さによるアノマリー隠蔽

増田アカウント登録不要で誰でも書き込み可能であるため、投稿者を特定したり、過去投稿傾向から異常を推定したりする難易度が高い。その結果、アノマリーの一次検知が遅れる傾向が強い。

はてなプラットフォーム構造

はてな匿名ダイアリーは、投稿された増田が多くのユーザーに瞬時に閲覧・ブックマークされる仕組みを持つ。また、はてなブックマークを介してさらコメント引用拡散されるため、いったん話題が盛り上がると多方面コピー引用散逸やすい。

読者や閲覧者の「ネタ」への寛容さ

増田の読者は内容が真実か否かをあまり厳密に問わずエンターテインメントストレス発散目的アクセスしている者が少なくない。結果、多少異常な文章であっても「一風変わった怪文書」「ただの創作」として受け流されやすく、深刻な異常だと気づかれにくい。

 こうした要因によって、SCPを含む異常投稿は容易に潜伏し、拡散する。財団としては、はてな運営会社との連携を強化し、AIを用いた自然言語解析による異常兆候の検知システムを導入するなど、対策を進めている。しかし、はてな匿名ダイアリーは日々膨大な数の投稿が行われるため、どこまで網を広げられるかは未知数である。また、海外ホスティングによるミラーサイト転載が出現し始めると、現実的な削除要請範囲を超えてしまう。すでにTwitterや他のSNSでもまとめが回ることで、被影響者が増加する事態は避けられない。

4. 今後の展望留意

 はてな匿名ダイアリーにおけるSCP存在は、ネットコミュニティ構造変化に応じて今後も増加する可能性が高い。特に「自らがアノマリーである自覚していないままネット上で活動している存在」や、「人格を装いながら多人数の読者とインタラクションを行うことで自己増殖するミーム型SCP」は、増田のような自由投稿プラットフォームさらに悪質化・複雑化する恐れがある。

 財団が最も警戒すべきは、増田を起点としてリアル社会へ飛び火するタイプアノマリー拡散だ。たとえば、本報告書で例示したSCP-増田-Bのように読者個人深層心理に入り込み、現実での行動や社会的信用を毀損する現象が拡大すれば、大規模なパニック社会秩序の混乱を招きかねない。あるいは、SCP-増田-Dのように時間改変的な特性を持つアノマリーさらなる発展を遂げれば、歴史修正因果律破壊といったレベル被害もありうる。

 また、はてな匿名ダイアリー日本国内だけでなく海外からも閲覧・投稿可能であり、英訳翻訳を介して国際的に広まる余地がある。財団の各支部データ分析班が協調して監視を強化し、各国の法規制とも連携して削除要請を進める必要があるものの、現実には各国プライバシー法や表現の自由との兼ね合いで対応が難航することが予想される。

5.結論

 はてな匿名ダイアリー増田)は、日常の雑感や炎上ネタから深刻な告白感情吐露まで、あらゆる情報が密集する場である。その匿名性ゆえに、SCPオブジェクトが潜伏しやすく、また多くのユーザーが「真偽のほどはわからないがとりあえず読む」態度で消費することからアノマリー拡散リスクは高いと言わざるを得ない。すでにSCP財団確認しただけでも、いくつものSCPが増田に棲みついていることが判明している。

 ただし、全投稿強制的に削除・監視するような強硬策をとれば、はてなプラットフォームの存続意義自体を揺るがすと同時に、財団存在が表面化するリスク高まる。一方で、アノマリー拡散放置すれば、ネット空間を通じてリアル社会にも致命的な影響を及ぼす恐れがある。財団はこのバランス狭間で慎重な対応を求められている。

 今後の具体的な方策としては、増田への新規投稿を常時チェックするAI分析モジュールさらなる精度向上や、異常記事をいち早く発見隔離するための専用クローラの整備が必須とされる。また、読者側への啓発活動――「増田を閲覧する際には、妙に長文で意味不明投稿には注意すること」「不可解な体験があれば速やかに共有し、アクセスを控えること」など――の実施有効であるしかし、匿名特性ゆえに抜本的解決策は見通せていない。

 財団としては、はてな運営との連携強化を引き続き図り、相互対策技術アップデートし合う形でアノマリーの早期封じ込めを目指す。SCP財団確認した増田におけるSCP事例は氷山の一角に過ぎず、さらなるPermalink |記事への反応(2) | 15:12

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2024-01-27

[mhy日記]

あぁーーピノコニー楽しみすぎるんじゃぁーー

女の子ラッシュなのもええな!

花火ちゃん立ち絵ではなんとも思ってなかったけど動いてニヤッとするの見たら惚れたわ

仮面愚者って設定もええな!欲望に忠実そうなところが!

SP上限を超えるとかいルール破りっぷりも好きだ

これでCV上田麗奈だとどうなっちゃうん?

甘雨みたいな恭順ボイスではないだろうし、グリッドマンの新条アカネ的な感じかね?

マップサイコロみたいに転がって重力転換されるのは

なんか崩壊3rdセントソルトスノーで見たようなギミックだな

視差を利用するのは金リンゴフィッシュル城でやったような感じかね

しかし夢追い人って……まもなく始まる3rd第二部の主人公肩書が夢追い人なのと共時性を感じるな

もしかして1.5部ラストで出てきた謎の女って「調和」の関係者だったりするんかね

記憶」と関わりありそうななのか似の女もヴェルトとキャロルの出航時にチラ見えしてたし

どこでどう繋がっていくのか見えそうで見えないわ

何年越しでやるつもりなんだミホヨ

Permalink |記事への反応(0) | 20:54

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2023-10-28

anond:20231028151124

共時性(シンクロニシティ)」ちゃうんか?

Permalink |記事への反応(1) | 15:14

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2023-07-17

anond:20230717174144

さらないなら刺さらないで一生そのままでええねん

どうしても刺さってみたいのなら

 

・一度自分でまねしてなにか新しいものを書いてみると「どこに余計な線を入れて良いか」わからないので、あらためて原典を見返すと、ああ、こうやるとおどろおどろしいんだなってなる。

・絵が決して上手いとはいわれなかっただろう人物が、そういうおどろおどろしさをどうしても選択せざるを得なかったわけだ。

そこでようやく、「なにを」表現しようとしたのかが見えてくる。生き様不器用なかわいさを感じ取る(ゴッホ的なエピソード

あたりが入り口になりそう。

あとは諸星大二郎ボット https://twitter.com/morohoshi_bot これをフォローしとけ。共時性

でも本当に無理することはないね

Permalink |記事への反応(0) | 19:36

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2022-10-20

検索履歴

屋根裏を整理してたら古いパソコン(といっても2006年頃)が出てきたのでブラウザ検索履歴サルベージしてみた。

当時自分が何にハマっていたのか思い出されていろいろ懐かしい…

シュヴァンクマイエル

パラコンパクト空間

パラ様 生え際

ドグラマグラ 角川文庫 表紙絵

ホケマクイ

ブッチーン 灯花

ぶっこぉすぞー

一心同体少女隊

R.U.R.U.Rおっぱいマウスパッド

マカロニゾンビ

心理歴史学

タカヤノリコ 誕生日

アンドロメダ

るくしおん しびれるぜ、鋼の

みなみとHしてしまいました

ティプトリー・ショック

新和強者

デストロイいいね」と君が言ったか六月二十四日はUFOの日

わたるが死んじゃう

琵琶湖タワー

大僧正チュルパン

猫いらず 口の周り 光る

尸条書

立方晶窒化炭素

ドーマン

ひだまりスケッホ

共産主義カレー

ワードナ営業時間

空飛ぶ冷し中華

最後の一発は自分のために使うよ

セーラー戦士が全員ブルマーだったら、アニメ史を変えていたと思うね

ロリコントランプ

1ゼーガ

34歳児

ピンク淫乱

メイドRPG

Rez360

実はまだ2階に

アリオ

エロゲ聖地

携帯電話主題に置かれたエロゲ

はいらない子

天使たちの午後の紅茶

そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです

おかしとか食べる

手のひらの宇宙歌詞

機械帝国

2006年最も視聴率の低かったアニメ

プリンセスチュチュ

電脳コイル オレンジ

T-34が倒せない

さあ牛だ

聖杯探求 ユダヤ人

エンジン女王

セノバイト

精霊の守り人 同人

コールオブクトゥルフd20

クトゥルフ神話図説

大口真神

越後のシュケン

ホモホモ

omegaの視界

ガイナックス エロ 殺人事件

ぽこにゃん

だぞなもし

倒福マーク

ボッキアウト

フムン

ユープケッチャ

フェアリーリング

目なき顔のジールバ

やったー+1シヴィライゼーション

インディアナ少女虐待事件

ルロス ロルス

玉音盤奪取

ハレとケ

セスラフ人狼

もえたん 06話

宇宙創世記ロボットの旅

フレンチカンカン

路肩のピクニック

白楽電の詩

人間そっくり 北海道 アムダ

ガッシボカ

聖なんとか女学園

魔法少女プリティサミーハートきもちCGコンバータ

シャクティ 乳首

クートニアン

未来世紀カゴシマ

黄金竜 スマウグ 年齢

お脱ぎなさい

風に負けないハートのかたちカラオケ

戸田奈津子指輪

グンニョキ

かみちゅ!向島

バカボン 隠し子 アケミ

スパイラルマタイ アタマリバース

"のび太クメン王国"

ロケット広場

ロボットのためのロックンロール

強さ激しく変動

南斗聖拳108派一覧

エロゲしかブルマを知らない子供たち

ズンドコベロンチョ

スパイラルナイフ

みなぎる力がみなぎるぜ

力こそパワー

重い生理が来たみたい

週間 わたしの 兄者

ドリルヘアー

オランダ 堤防 少年

ストーカー 眠い

4ひえた

ミランダ警告

マリリスイリニス

ムーミンパパ海へいく

カシミール効果

エキゾチック物質

チャンパーノウン定数

ラジェンドラ 擬人化 88

セツの火

見知らぬ国のデイトリッパー

海水石鹸

暗号

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アラバハキ

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オメガファイター

ひろ

Permalink |記事への反応(2) | 13:10

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2022-06-16

はてブで時々起こる謎の共時性コメントあるある

ホッテントリ入りしたはてブブコメ欄を時系列で読んでると、時々見かける。

ある程度コメントが集まり始めた序盤〜中盤にかけてよく現れる。

全く同時刻に双子みたいな同内容コメントがダブって並ぶ現象

真似して書いたにしては時刻が僅差すぎるんだよね。

知識系のコメントとか、別視点から俯瞰したみたいな意見に、並んでるケースが多い気がする。

あれってやっぱり同じタイミングホッテントリ開いて、同じようなタイミングブコメをチェックして、「まだアレが出てねーな」って思うタイミング複数の人で渋滞してるから共時性起きてるのかな?

自分でもコメントする側で経験したことがある。「まだあの件に関して誰も言及してないな」って思ってコメントしたら、秒差で別の人が先に同じコメしてたのを見たことがある。

その時気づいたらすぐ消すんだけど、スター通知もらってから再訪して気づくことのが多いから「今さら消せねー」ってなる。

この現象名前をつけるなら?

Permalink |記事への反応(2) | 16:59

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2019-02-18

マグリットの絵になんjがいた

凌辱』というマグリット作品最近見て、その瞬間に驚いた。

ネットで”なんj民”と呼ばれる総体人物像と非常に似ていたからだ!

巨匠が描くシュルレアリスム人物相とネット肥溜め闊歩するなんj民が、まさかこのような共時性を見せるとは!

大抵の人はびっくりし、なんj民はニッコリとするだろう

Permalink |記事への反応(1) | 17:39

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2019-02-13

東京福岡ひよこ

東京お土産で有名なひよこ福岡にもあることを増田で初めて知った。

ちょっと調べたら偶然同時期に両地域で作られたらしい。

こういうの時代共時性っていうのかな。

偶然ってすごい。

Permalink |記事への反応(1) | 00:19

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2018-03-30

anond:20180330021658

共時性と通時性と議論でしょうか。

ざっくり言えば、ストーリーがある物語は通時性の性格を持っていて、元増田のいうキャラクター世界観は、共時性性格が強いのでしょう。

これって、神話など、伝承的な物語とかでもはっきりしたストーリーのないものがあったりするので、そうおかしなことではなくて、むしろこれまでのあり方が通時性に偏重していたと考えてもよいのかもね。

ネットを通じて、不特定多数の人と、共時的な場の共有ができるようになったけれど、それまでは、直接にあったときしか共時的体験をすることは難しかったんじゃないかな。

もうちょっとにわか知識をひけらかすならば、通時性の共時性に対する優位を主張するのは、サルトル実存主義の負の側面であって、両者に本質的な違いはないと構造主義的に(ないしはレヴィストロース的に)思います

Permalink |記事への反応(0) | 09:35

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2017-12-05

チャットルームってどこに行ったの

2000年代初頭の中学生~高校生の頃はよくチャットルームに居た。

まだwikipedia認知度が低かった時代アニメ趣味の分野などひとつテーマやワントピックについて語るために作られたサイトは無数にあって、もう廃れてしまった検索エンジンinfoseek千里眼やgooを使って気になる分野の単語を調べれば、管理人のまとめた情報考察掲載された小規模な個人サイトが一軒家のように乱立していた。

決まってそういうサイトはページを開けばMIDIが流れ出し、アクセスカウンター訪問者数をお知らせ、キリ番を踏んだらBBS投稿プレゼントとしてイラストをもらったり、管理人同士でバナー交換をしていた。そして何よりサイトの中心にはチャットルームがあった。

同じチャットルームに集った人同士で共通趣味や好きなアニメについて喋りつつ、日常出来事個人的な悩み、時には荒らし対応をしたり喧嘩仲裁をしたりと、面識もない人間同士の部室のような空気の居心地が良くて入り浸っていた。

instagramfacebooktwitter等のサービスも好きなんだけど、あの頃の気持ちが満たされない。人がたくさん集まる活気のあるチェーン店みたいな感じで、明るい場所しか存在しない。

SNSなんて根本的には馴れ合いなのかもしれないけれど、スターいいね承認をしあう事、優しくし合う事、好意を返報し合う事、共感支配している。

明るい場所に居続けると、共感の美しさがたまに、とても、味気なく感じられてしまう。

どうしても心がチャットルームを求めてしまう。

あの一見さんが入りづらい、よく分からない近所の小さなスナック飲み屋のような雰囲気。実際勇気を出して踏み入れてみるとその場にいる人や状況によって楽しかったり、楽しくなかったり、娯楽として当たり外れが多く、共時性のある会話はほぼ現実と同じ様で、それでも同じ趣味を持つ人同士で交流を重ねていく。

インターネットって情報を保存したり、永遠性のある場所だと思っていたけど、サービスの終了や404エラーを見つけるたび実家の近所の親しんだ建物が取り壊されてしまった様な感覚になる。

チェットルームの様な場所はどこに行ったんだろう

Permalink |記事への反応(4) | 23:54

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2013-02-04

まおゆうアニメ化されたしVIPSSスレについて考えてみた


といっても例のSSではなく(つーか読んでない)、SSスレッドという媒体についての考察だけども。


まず、個人ブログ小説投稿サイトで発表される「SS」や「ケータイ小説」と、
2chの主にニュー速VIP板に投下される「SSスレッド」は別物である

前者と比べてVIPSSスレは劣る、という論旨ではない。
質がどうこう文章力がどうこうといった比較じゃなくて、
そもそもハナから別の表現媒体だと捉えた方がわかりやすいということだ。
両者の比較映画落語を比べるようなもので、どこかズレている(と思う)。

では、他のネット小説SSスレッドはなにが違うのか。
まとめブログSSスレをいくつか読んでネット小説と比べると、次のような特徴がわかる。

  1. 執筆と投下(=発表)が同時に行われる
  2. 読み手の反応レスも同じスレッド内に逐一書き込まれる
  3. 作品は1レス単位(約30行)で分割され、細切れに投下される
  4. 台本SS」と呼ばれる台詞だけの形態が多く、地の文を使ったSSは少ない
  5. 文章以外の要素(AAや挿し絵、BGMなど)も使える


このうち特に重要なのは2と3だ。
「文章による創作物」を発表する媒体書籍投稿サイトなどいくつもあるが、
作者が書いてるそばから読者の反応が“同じ画面上に”書き込まれる媒体SSスレッドぐらいだろう。
まりSSスレを読む者は、
作者が見せる登場人物の声」と、「読者の反応の声」という、二者の声を同時に聞くことになる。

また、作品自体も他の媒体と違って一度に全文を発表することができない。
2ch掲示板システムには行数と投稿間隔に制限があるからだ。
たとえばニュー速VIP板なら、3~5分おきに30行以内で書き込まなくてはならない。
この「量と時間の制約」が、作品に“間”を与える。

強制される時間的な制約と、その間にも挟まれる読者の声というノイズ
この二つがSSスレッドを仮想上の演劇空間として成り立たせている。

ようするに、VIPSSスレッドは「小説」ではなく「演劇なのだ

ここでなにかライブ映像を思い出してみてほしい。
演劇でもお笑いでもバンド演奏でもなんでもいい。

ライブでは、上演の時間やペースは作り手が決めるものであり、
受け手は同じ立場の観客たちとともに声をあげて反応を返す。
演者はあらかじめ予定していた作品を披露するが、
ときに観客の声に反応して、上演中にアドリブ差し込むこともある。

これは「完成品を一方的に送って、受け手自分のペースで楽しむ媒体
たとえば小説文庫本CD音源映画DVDなどとは全く違う。
(記事のはじめで通常の「SS」を映画に、「SSスレッド」を落語にそれぞれたとえたのもこの違いからだ)

まりSSが投下されるスレッド仮想的な“ライブハウス”として機能するのだ。
となると、まとめサイトはそれを事後的・俯瞰的に楽しむ“公演DVD”に当たるだろう。
仮に他の媒体で発表される小説作品を映画とたとえるなら、
読者との双方向性共時性が備わったSSスレッドは紛れもなく演劇である
(ちなみに、このようなスレッドという媒体演劇性は「ゲーセン少女」などの擬似体験談スレでも発生する)

残った特徴4、5もまた、基本的にはSSスレッド演劇性に由来するものである
VIPPERは3行以上読めない」といった言葉があるように、2chで長文は避けられる。
それはSSについても同じで、空行の少ない長文はまず読まれない。
だがSSスレについていうなら、長文が読まれない理由もスレッド舞台に似ているからだと思っている。

SSスレッド一期一会の軽いもので、イメージとしては道ばたの大道芸を見るようなものだ。
では、舞台上にだれ一人立たず、長ったるいナレーションけが延々と続くさまを想像してほしい。
話のつかみから無駄風景描写を重ねる語り方は、スレッドという舞台上ではこのように映るのだ。
これがSSスレ地の文が避けられる理由だと考えている。


そんなわけでワナビだったりときどきSS書き手だったりする観点から私感をまとめてみた。
まおゆうはよく分からないけど、いい機会だと思ったので。わかりづらくてすまん。
媒体演劇性はSSスレだけでなく、擬似体験談スレ解釈に関しても応用できる気がする。
特徴4や5で触れたSSスレッド特有の演出法(と、できれば具体例)については、気が向いたらそのうち。

Permalink |記事への反応(1) | 22:36

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2011-07-19

なでしこJAPAN優勝おめでとう!といいたかったのに。

 俺、未だにハイライトシーンでも、盛り上がった一連の試合というのをまったく見ていないです。ずいぶんと盛り上がったらしいですが、むしろ試合が終わってもしばらくはその存在を知らなかったくらいで。Twitterでやけにタイムラインが盛り上がっていたのを、後日、気が付きました。

 

 俺は、引きこもりみたいな生活していて、テレビをあまり見なくなりまして。情報はもっぱらネットから仕入れてます。といってもはてブまとめブログtwitterのみ。やばいですよね。それと怠惰性格ゆえに、せっかく目にする情報でさえも恣意的なものでありまして、しかも他人にペラペラ話せる類の情報でもないので、およそ世間話といったものが出来る自信がない。恥ずかしいことに原発問題だっていまいち把握していない。けっきょくあれってどうなの?危険なの?大丈夫なの?グレーソーンが広すぎて細分化しても議論が捗らないほどに問題が複雑化してるの?それは大変。

 という感じで、ある意味社会性の喪失。超狭義での社会性。去年から、引きこもるような生活をしてからは簡単にそれを達成できたけれども、果たして社会性を取り戻すときにはどれほどのコストがかかるのだろう。世間話に必要なのは共時性が強くて、即時的なテレビ情報。そしてその情報がどういったテンションで伝えられたのかのコンテクスト。もう俺はやばいってノリで論を進めようとしてたけど、よくよく考えると、たいして気にすることもない気がしてきました。それよりももっと気にすることがある。

 しかし、国民なでしこJAPANの消費の仕方について色々と不満がとんでいるようですが、興行としてはとてもとても面白かったようで。こういう良い機会では、楽しいに加えて都合のいい感情をこっそり追加して消費する便乗者がいるのは仕方ないのでしょう。勇気でも元気でも貰えるものはもらっときましょー。俺もその感興の渦にまざって、勇気を貰ったとかいって、この生活からやり直しの機会を狙いたいところ。でも、ああいうのは生でみないと楽しみが半減どころか楽しさが暴落ですから、もうまったく興味ないですわ。

 まあ、なでしこJAPAN優勝おめでとう !俺たちの、私たちの、日本人の、なでしこJAPANが優勝しました! これは喜ばしいことです。 見てないけど! 

Permalink |記事への反応(0) | 20:23

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2011-07-02

結婚拒否に同時代性はあるか

から結婚しない人というのは一定存在していたが、自分がそれに該当するようになると、

やはりそこには何らかの共時性、同時代性を盛り込みたくなっちゃう。

女性よりも楽しいものがある』というのもある。今はネットだけやれてれば楽しいし、

女性のオマンコも、Googleで『マンコ』と検索をかけて、フィルターオフにすれば

いつでも無修正オマンコを見ることができる。現実よりも簡単ポンだ。

性欲処理には困らない。性的サービスを超えた温もりが欲しくなるときもあるが、

それでも結婚したくはならない。子どもが欲しいときもあるが、

それもやっぱり子どもに優しくされたい(もしくはやらしくされたい)とき

一瞬あるだけで、ありとあらゆる可能性を考慮すると、やっぱり欲しくない。

女性を求められない根源的な理由を考えてみると、

女性の神秘性・救済性の喪失

セックスによる承認制度崩壊

ってのが一番デカいと思う。個人的には。

でもこれ結構当てはまる人居そうだ。

セックスという行為は、互いを受け入れる行為である

セックスによって存在存在承認する。

でもインターネットやその他のメディアの登場によって、

セックス承認を保障するという幻想は、あっという間に崩れてしまった。

だってみんな『世界秘密』を見てるんだ。インターネットで。

結婚目的を『存在承認』だとするのなら、

その『存在承認』の保障が崩れてしまった今、

結婚』にメリットなんて感じられないと思う。

から、神や神秘性が宿るものに、性的興奮を覚える。

この文化や風潮は、今後増えるんじゃないだろうか。

もう人間になんて期待できないんだ、きっとさ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:23

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2011-02-16

(◕‿‿◕)ラノべえ「そんなことより僕をテーマにして研究生になってよ!」

つい先日、卒業研究を終えました。この日記は後輩やこれから卒業研究を自由に決められる人のためになればいいな、程度に書きました

私は卒研テーマに「ゲームをする人」を掲げ、一年自分のやりたいことを自由にできましたので、非常に幸せしたですので、後輩にもぜひ好きなテーマ卒研をして欲しいと思っていました

私の同じ研究室には、3年生の後輩の一人に、「ライトノベル(以下ラノベ)を読む人」をテーマにして、実際発表した後輩がいましたしかし、後輩に「今の自分研究テーマをそのまま卒研にするのか?」という旨を尋ねたところ、悩んでいるという回答が帰ってきました

どうやら、発表の反応が鈍いことで二の足を踏んでいるようでした

そこで私は思い切って、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NOwikipedia考察いかに素晴らしかたか」という話をしたかったのですが、酒の席であること、他の後輩もいたこと、説得力に欠けていたこともあって、遺憾ながら場は白けて終わってしまいました

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO -wikipedia ((http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%81%93%E3%81%AE%E4%B8%96%E3%81%AE%E6%9E%9C%E3%81%A6%E3%81%A7%E6%81%8B%E3%82%92%E5%94%84%E3%81%86%E5%B0%91%E5%A5%B3YU-NO&oldid=28528480))

また、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は「アドベンチャーゲーム」の代表例として実際に卒業研究になっているようです

CiNii論文 - マルチシナリオゲームにおける並列世界モデル ((http://ci.nii.ac.jp/naid/110002942865))

これらを編集、記した方々は私よりも遥かな、確かな、達成感・効力感を持っているに違い有りません。(実際、素晴らしい考察だと思いませんか?)

他にもネットを探すとユニークテーマに出くわせます。例えば「プロ野球選手結婚するための方法論に関する研究」なんて研究もあります

卒業研究は、CiNii -NII論文情報ナビゲータ ((http://ci.nii.ac.jp/))で検索しなくても大学生ならば、各々の大学の概要集を捲れば自然と笑みがこぼれるものです

しかに、「好きだからテーマしますたwwwサーセンwww」なんて動機は発表までに、必ず根本的で大きな壁とぶつかり、ツケを払うハメになるでしょう。ですが、学生の本分は研究です研究について真剣にできるならば、それが真に正しい姿だと思います。

学生のあり方について、素晴らしい文章があります

修士論文の代わりに退学願を提出してきた -As a Futurist... ((http://blog.riywo.com/2009/02/27/120733))

=====以上が、今回の日記意図です

もう一つせっかくですので、私がなぜ「ラノベを読む人」が素晴らしいテーマだと思うかについて書きたいと思います。

論文とは「問い」です。一般的に論文テーマとなる問い(リサーチクエスチョン)は根源的な、直感的なものが白眉であると知られています。

ラノベを読む人」で解釈すれば、「ラノベを読む人はなラノベが好きか」ということになるのでしょうか?

これはなかなか直感的だと思います。もちろん、大きな欠陥があることも否めません。それは、村上龍のこの箴言に集約されていると思います。

「「好き」は理性ではなエモーショナル部分依存する。だからたいていの場合、本当に「好きなこと」「好きなモノ」「好きな人」に関して、わたしたちは他人に説明できない。なぜ好きなの?どう好きなの?と聞かれても、うまく答えられないのだ。「好き」が脳の深部から涌いてくるもので、その説明を担当するのは理性なので、そこに本来的なギャップが生まれるからだが、逆に他人にわかりやすく説明できるような「好き」は、案外どうでもいい場合が多い。」

無趣味のすすめ -情報考学Passion For The Future ((http://www.ringolab.com/note/daiya/2009/07/post-1021.html))

つまり、「どう好きかは聞き出せない」という点です。聞き出せないならば、研究意義はないのでしょうか?それは違うと思います。つまり、いままで『「説明でき」なかったであろう「好き」の理由』を導ければいいのです

そのためには、誰よりも人一倍考察が半ば前提的に必要になると思いますが。(私も自分の先輩に研究前にコテンパンに全否定されましたが、それがあっての卒業研究になっています。)私の後輩の考察は活き活きと良く出来ていた分、勿体無いという感情がたしかに私の中にはあるのです

さて、前提的な考察は、すなわちラノベの「定義」と、研究する「意義」とに、密接に関わっていきます。まず、ラノベの「定義ですが、混沌としているようですね。

青少年を対象にした娯楽小説

程度で良いと思います。「読む人」に焦点があるならば、よく読む人はおそらく青少年から成人男性20~30代)でしょうから。(成人男性青少年対象の小説を読んでいる点は「オタク」で考察・解説すれば重複すると思うので、日記では割愛します。)

また、文学物語といった点に対する「ラノベ」の遍歴も欠かせないでしょう。ここで、古めかしいものとの接点を設けること、考察をしてるサイト、本から概念引用することが結果を導く前から既に必要となります

例えば、物語的に観れば大塚英志提唱した物語消費」がありますね。また、ラノベではありませんがアドベンチャーゲームとの類似点があると思います。

れとろげーむまにあ:アドベンチャーゲームを振り返って思ったこと((http://nesgbgg.seesaa.net/article/185700949.html))

ライトノベルにおいてもゲーム的な世界観が必要であり、大きな影響を与えてきたということは言われていますね。

また、純文学の外に広がるキャラ萌え世界について詳しい

オタクたちのメンタリティには、教養主義文学性を引きずりながらも、シミュラークルに代表される動物的な消費社会の波に骨の髄まで浸かっているという両義性がある。という指摘をした東の「動物化するポストモダン」(1・2)も取り入れられると思います。

東浩紀動物化するポストモダン|FRAMESINTERVIEW ((http://moura.jp/frames/interview/070423/03.html))

ここで、「外部性」や「キャラ萌え」(この日記では、美少女キャラに限定します。)が「文学としてのラノベ」のキーワードカテゴリー)として浮かび上がってくるのです。言い換えれば、「外部性」は「社会性」、「キャラ萌え」は「女性性」にあるといえるでしょう。

ところで、先ほどラノベ定義は「混沌」としていると述べましたが、同じく「混沌」とした定義文学に「SF」がありますね。

サイエンスフィクションもまた、外部性の幅が限界まで拡張されることによって何十年も前から定義は揺らいでいました

ここで一つのSF批評を紹介します。

小谷真理の『女性無意識』に対する松岡批評です。なお、小谷真里は、SF研究者であり、ラディカル・フェミニストであるそうなので「文学としてみたラノベ」を知る上で意外に検討する必要があると思います。

最初ハーバード大学フェミニズム文学者アリス・ジャーディンが「ガイネシス」(女性的なるもの)という言葉を造り出した。 (中略) テクノイネシスはそれにもとづいて提案した概念で、

父権的な社会蔓延するなかで女性的な無意識の紐帯が結ばれていく可能性を示していた。

長いあいだ、文明の基準や男性覇権社会価値観のなかでは、普遍的すぎる母性、すべての他者をとりこむ包容力、あるいは基準をいちじるしく逸脱する狂気、説明のつかない無意識などは、しばしば社会の外部に押しやるべき面倒として片付けられてきた。中世魔女裁判だけでなく、近代以降も「女子供の戯言」として片付けられ、20世紀後半になってもこの傾向と対決するためのウーマンリブ運動セクハラ問題が噴出してきた。

では、そのように外部に押しやられた意識をつなげたらどうなのか。あるいは、家庭という内部(実は外部的辺境)に押し込められた意識といってもよい。男性から見れば、多くの家庭は基準社会の外部にあたっているからだ。 ジャーディンはこういう問題を引き取って、そこにはそのままこれらを連鎖させるべきメタネットワークがありうるのではないか、それは女性無意識を象徴するガイネシスになるのではないかと見た。

(中略)著者はこんな出だしで手をゆるめない。次から次へとバウンダリートランスグレッション(境界侵犯)を見せつけた。

また、女性SFに関してこういう考察もなされています。

それにしてもいつのまに、女性こそが文学可能性と限界を語るに最もふさわしい発言者だという情勢になっていたのだろうか。

まずはエレイン・ショーターが父権文学規範の修正を迫ったそうである。ついでパメラ・サージェントが『驚異の女性たち』のなかで、メアリーシェリーの『フランケンシュタイン』に始まる女性SF史がありうることを指摘した。他方、これに呼応するかのようにして、陸続とサイエンス・フィクションに挑戦する女性作家が出てきたようだ。 そこで、ヴァージニア工科大学の英文学者マーリーン・バーが「女流SFフェミニズム理論には相似的な進行があるのではないか」と指摘した

(中略) なぜこういうことがいえるかといえば、マーリーン・バーによると、多くのSFは“外部の他者”を描くわけだけれど、そこには現実を超えた出来事があまりに現れすぎて、文学的にはサブジャンルに追いやられるようになっていた。

しかし考えてみれば、そのように追いやられる宿命をもっていたのは、実は“外部の他者”の扱いを受けつづけてきた女性なのである。これではSFフェミニズムとが連関していて、まったく当然だったということなのだ。

松岡正剛の千夜千冊『女性無意識小谷真理 ((http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0783.html ))

ということで、ここでは「外部の他者」たる女性文学との密接な関連がみえてきました。これは美少女に「キャラ萌え」する「ラノベ」も他人ごとはないのではないでしょうか?

では、そもそも男性にとっての「女性」とはどういうものなのでしょうか?もはや哲学の領域に関連しているように私には思えます

そこで、デリダにとっての「女性」というものを引用します。ちなみに、「動物化するポストモダン」の著者であり、前述した東は

「【デリダとは】仏哲学者20世紀のすぐれた哲学者の常として「哲学なんていみなくね?」というのをすごく哲学的に言って、ややこしくなってしまったひと。でも基本の着想はいいので哲学呪縛から解き放たれればいい仕事できた可能性がある。」

ツイッター上で紹介しています。* ((http://twitter.com/hazuma/status/24868908779446272))

デリダは、「真理が女性であるとすれば」という『善悪彼岸』冒頭のニーチェの仮定から出発して、「女性というもの(=真理というもの)」は存在せず、したがって「性的差異というものも存在しない」という驚くべき帰結を導き出している。(「性的差異」の問題が重要はないと言っているわけではない。逆に、デリダは、ハイデガーニーチェ読解には、「存在論的差異の問題」はあっても「性的差異の問題」がないことを問題にしている。)

ニーチェは『悦ばしき智彗』の中で、「女性たちの最も強力な魅力は、それを遠方性において感じさせること」、つまり「遠隔作用」だとしている。

女性の魅惑を感じるために、「遠隔」が必要なのであり、遠隔のところに身を置くことが必要なのである

女性というものは、「遠ざけるものであり、自分自身から遠ざかるものなので、女性本質存在せず」、「女性の真理は存在しない」。

女性は、真理が存在しないことを知っているのであり、真理の存在を信じない限りにおいて、女性であり、真理であるのだ(女性本質、真理の本質は、それが存在しないということであり、自分存在しないということを知っているということである)。

実際のところ、「女性=真理」を信じているのは、「男性」なのである(この意味で、フェミニスト女性たちは「男性」なのであり、「フェミニズムとは、それによって女性男性に、独断論者の哲学者に似ようとする活動」だということになる。)

ニーチェの『善悪彼岸』の「序言」の冒頭は、次のように始まっている。

真理は女性であると想定すれば、すべての哲学者たちは、彼らが独断論者であったかぎりにおいて、女性たちをうまく理解できなかったのではないかと疑うべき理由があるのではなかろうか。

そして、これまで彼らが真理を探求してきた際の恐るべきまじめさ、不器用な無遠慮は、女の子をものにするためには、拙速で不適切なやり方だったのではないか

デリダ女性も真理も、与えることによって所有するのであって、こうして贈与=所有も非弁償法的な決定不可能性は、あらゆる存在論的、現象学的な解釈の試みを失格させてしまう、とした

つまり、贈与に先立つ固有なものの存在がないのだから女性(真理)というものはないのであり、性的差異といういものはないということになる。という帰結に至った。

(知の教科書 デリダ 著者 林好雄 廣瀬浩司

見事にややこしいこの解釈から女性の振る舞いは虚構的であるという面ががわかってきたのではないでしょうか。

ニーチェ芸術的と指摘しましたが、遊戯的、ゲーム的と捉えても過言ではないでしょう。

つまり、オタク男性)にとって、ラノベとは

女性という存在外部性とを遊戯的につなげている文学メディア媒介装置

であることがわかります。(また、女性性を獲得し、同時に女性に所有されたいという願望を解消するメディアとも解釈できます。)

十数年前に、男性オタク達は「萌える」という言葉発明した;「萌える」という言葉を使えば「セックスしたい」「愛してる」といったストレート表現を避けながら、美少女キャラクターへの思慕をオブラートに包んで表現できる

オタクが豚になった――「萌えるからブヒる」へ -シロクマの屑籠(汎適所属) ((http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20110215/p1))

という指摘もあります

例えば、オタクにとっての現実における外部性インターネットがあります

オタク男性であろうツイッターユーザーアイコンが、イラストアニメ美少女アイコンである可能性が高い点はオタクにとっての外部性無意識に象徴しているのではないでしょうか。

また、ラノベ作家は決して女性が多いというわけではないですが、その必要はなく、いわゆるユング提唱したアニマ(男性女性的側面)による手で書かれている点、それがラノベを好む多くの男性読者に受け入れられている点こそ検討すべきでしょう。これはつまり、女性を真理とするのではなくアニマこそを真理とするさらなる「遠隔作用」をもたらしているとも考えられますね。

このアニマを真理とすることによる遠隔作用の効果としての共時性

先程のツイッターイラストアニメ美少女アイコン無意識的に選択させる要因になっているかどうかを検討することは興味深い対象ではありませんか?

以上より「ラノベ読者はなラノベを好むか」という問いの考察を注意しつつ踏まえ、ラノベ読者(男性)の実際に構築しているコミュニティ家族間の関係、他の好きなメディア媒体等について研究することは簡単には説明できなかったラノベ読者の感性、つまり一つの社会的な側面を知る上で、大いに意義があると思うのです

ラノベ本質は-文学であり-女性性であり-外部性であり、それがラノベ読者の実生活と対照的にどう関わるかが重要なのではないでしょうか?

私はそのことについて考える限り、とても意義ある研究だと断言できると思っています。

Permalink |記事への反応(4) | 16:56

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