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2025-12-08

小学生の時に新興宗教を作った話

毎年クリスマス正月のような宗教色の強い時期になると思い出すので備忘録として書いておこうと思う。

とても長くなるので読んでも読まなくても構わない。

はいくらでもあるが、当時小学生お子ちゃまが頭を振り絞って考えたことだったので生暖かく見ていただければ幸いだ。

まり

増田が6年生だった頃のことである

当時通っていた小学校お受験が盛んで、クラスの半分以上が中学受験するような学校だった。中には体育や道徳など勉強関係ない授業が多い日は学校休み塾へ通うように親に指導される子供がいるような学校である

そんな雰囲気学校だったため増田も塾に通わされていたが、増田の親は仕事が忙しく放任主義だったため、どちらかというと自由に延長できる学童のような使い方をしていた。親が帰るまで子供1人は心配から大人がいる塾で勉強して暇を潰しなさい、という発想かと思う。

当然、遊びたい盛りの子供は不満である

から晩まで勉強で楽しくないし、学校教師子供達に学校勉強させようと胡麻擂りに必死だし、塾ではライバルたちと比較される。お子様なりにフラストレーションが溜まっていた。

小賢しく、自尊心が高く、承認欲求が強く、何よりも勉強以外で暇を潰したかった増田はそこで考えた。

そうだ、宗教を作ろう。


友人について

当時の増田立ち位置は「1軍グループにいるけどちょっと浮いてる変なやつ」だった。友人Aと友人Bの親友というだけで残酷子供達のカーストの中で辛うじてバラモンの仲間に入れてもらっていた。友人Aと友人Bの存在がなければきっとダリットだったと思う。

とにかく、増田には2人の親友がいた。勉強スポーツもできて誰からも一目置かれる友人A、とにかく話がうまく誰とでも仲良くなれる才能がある友人B。

入学した時にたまたま席が横並びになったというだけの出会いだったが、それからこの2人はこちらが申し訳なるくらい良くしてくれ、そのおかげで陰キャ性格がドブカスだった増田も「みんな仲良し♪」の仲間に入れてもらうことができたのである

表向き友人Aも友人Bもみんなの前では「気のいいやつ」だったが、実は2人とも性格にはかなり難があった。いや、だからこそ増田と仲良くなれたのかもしれないが。

友人Aはなんでもできるからこそ傲慢で、支配欲がある。少し早い厨二病であり、大きな声では言えないがナチに憧れていた。大きな声で言わないところが実に打算的であり、増田はそこが気に入っていた。

友人Bはとにかく人からの評判を気にしていて、いつも自分悪口を言われていないか怯えていた。それと同時に人の内緒にしておきたい部分を暴くのが大好きで、いつか何かあった時に脅せるように、仲良くなって秘密を握ることで快感を感じる癖があった。

増田はといえば親友2人を自慢に思うとともに、増田の言うことを疑いもしない人気者2人を操る優越感に浸るクズだった。

ズブズブに共依存している闇のズッコケ三人組である

そんな悪友2人に、こんな面白いことを共有しないわけにはいかないと増田は思った。

宗教を作ろうと思う」と増田は言った。

いいね、やろう」と友人Aは言った。

信者100人くらい欲しいね」と友人Bは言った。

増田は「こいつら話が早すぎるな」と思った。

そうして、宗教を作ることになった。

宗教を作ろう

増田キリスト教圏で育ったので神の存在に関しては割と思うところがあった。

そこで「神」不在の「思想」の宗教を作ることにした。

思想宗教の違いは難しいが、神の存在を論じられるほど増田信仰は深くなかった。ただ、人間熱狂宗教になりうる、と子供心に感じていた。

小学生だった増田の狭い狭い世界の中で、唐突宗教を作ろうと思ったわけではない。「これはいける」と思った出来事があった。

発端

どの小学校でも道徳の授業があったと思う。お受験組の気を引こうと躍起になっていた当時の担任は、その道徳の授業で「いいこと投票」というものをしていた。

その名の通り単純で、「いいことをした人を匿名投票して、得票数が高かった人を表彰する」という仕組みである

これは単純だが、小学生承認欲求をかなりくすぐった。なにしろ、いいことをするだけで教壇の上で褒められ、その上シール(子供にとってのシール!史上の喜び)を授与されるのである。名札の裏にいいこと投票シールを貼るのがステータスになるのにそう時間はかからなかった。

増田はヒネた子供ではあったが、それでも投票されたら悪い気はしないし、いいこと投票が頭をよぎって人助けをすることもあった。

それと同時に、「これは使えるな」と思った。

まり、「人の善意は操れる」と知ってしまったのだ。

増田が育ったキリスト教の教えでは、善行は死後の世界のために積むものとされていた(諸説ある)。だが、小学生にとって死後の世界など遠い存在である。「善行を積めば人々から尊敬されるという承認欲求」の方が何より魅力的なのではと思った。

どうせ宗教を作るなら、ハッピーな方がいい。

3人の意見はまとまった。

その週末、3人で図書館に行った。親は大喜びでお駄賃までくれたが、目的宗教について調べることであった。当時インターネットはかなり普及してきていたが、学校コンピューター室で宗教のことを検索するのはかなり気が引けた。そこで図書館へ行くことにした。

日中調べて回って、以下のことを決めた。

小学生なりに考え、実行に移せる最大限を考えた。

そしてそれを実行に移した。これが6月の頃である

〇〇〇〇教の立ち上げ

結論から言うと、〇〇〇〇教はバカウケした。

結成時に十数人を集めて行った友人Aの演説は素晴らしいものだった。増田が授業中書いた原稿と同じ文言とは思えないほど力に満ち溢れ、説得力があり、心に訴えかけるものがあった。その場にいた全員が信者になると誓い、お札を下駄箱に貼り付けた。

友人Bの勧誘も実に巧みだった。誰に話せば一番噂が広まりやすいかを友人Bは知り尽くしていた。すぐに手元にあったお札はなくなり、増刷をすることになった。学年のほとんどが入信し、シールは飛ぶようになくなった。匿名投票のための空き下駄箱は常に紙が入っている状態で、ランドセルの蓋にシールを貼るのが大流行した。

3人はそれで満足し、たかを括っていた。小学生拡散力を舐めていたのである

拡散組織化

夏が来て塾の夏期講習が始まってから、他校の生徒に声をかけられることが多くなった。もちろん入信の申し出で、最初は喜んで案内をしていた。

だが、20人を超えたところで不安になり始めた。なにしろ、塾でしか会わない人間である匿名投票匿名性は失われ、よく知らない人間善悪判断しなければならない。

3人は作戦会議をし、組織化をしなければならない、と結論を出した。信者たちを支部に分け、各支部ごとに信者たちをよく知る支部長を置くことにしたのである

それと同時に、今まで全て3人で行っていた運営テコ入れをすることにした。

まず、専門のデザイナーを雇った。非受験組の絵が得意な信者シールとお札のデザイン一新させた。毎月シール図柄を変え、飽きの防止とインフレの防止を図った。

また、情報屋も雇った。告解で得た情報さら価値のある情報を交換するためである。これは画期的で、「この秘密を話すので誰々の好きな人を教えてください」とかが大変多くなった。

支部長の下に秘密内部監査官も置いた。これは支部長の不正信者との癒着告発させるためである

組織化したことにより、3人の地位は確固たるものになった。カリスマ教祖の友人A、人に響く教えを説く友人B、善悪を裁き組織をまとめる増田

夏休み中もムーブメントは衰えを知らず、信者は増え続けた。3人は有頂天になっていた。

そして学校が始まり、始業式の後、3人は応接室に呼び出されたのである

お叱り

〇〇〇〇教は教師陣の間にも知れ渡っていた。

当然である人間の口に戸は立てられない。小学生なら尚更だ。

つの学校ではなく塾や習い事によりその地区の他校にも伝播した〇〇〇〇教の信者は把握できるだけで数百人を超えていた。

夏休み中、先生方は連携をとり、学校再開とともに終わらせようと話し合いがされていたらしい。

説教は3時間に及んだ。これは、先生方の話が長かったこともあるが、こまっしゃくれたクソガキだった我ら3人がいちいち反論を仕掛けたかである

そもそも、我々は何も悪いことをしていなかった。ただ「いい人になろう」「いい行いをしよう」「いい人たちを尊敬しよう」と言って回っただけである。「ご利益がある」とお札を売りつけたり、告解で得た弱みを握って脅したりもしていない。ただ、善行を行わせて噂を流通させただけなのだ

教師陣もそれがわかっていたのであまり強くは追及してこなかったのだが、我々があまりに舐め腐った態度をしていたのでだんだんヒートアップし、複数教師が入れ替わり立ち替わり講釈を垂れ、最終的に「解散宣言をしなさい」と一方的要求押し付けてお開きになった。

応接室を出て、下駄箱に向かい、校門をくぐった瞬間、3人は爆笑しながらハイタッチをした。

馬鹿め、もうそんな段階にないのだ!」と知っていたからだった。

子供と接しているのに大人である先生の皆皆様方は全くわかっていらっしゃらない。子供禁止されたらもっともっとやりたくなるんだよ!

受験用に詰め込まれ知識であるキリシタン気持ちがその時はよくわかった。抑圧された宗教は熱を増すのである

〇〇〇〇教は密教と化し、いよいよ肥大化していた。

隠語で呼ばれ、ミサと称した会合秘密裏に行われ、塾に通うために学校を休んでいた層もせっせと体育館裏に足を運び秘密を囁くようになった。

教師陣は躍起になっていたが当時流行り始めた学校掲示板mixi日記などで〇〇〇〇教は着実に広まり信者は増え、もはや我々3人の手に及ばないものになっていた。

知らないデザインシールが増え、知らない告解が増え、知らない宗派ができていた。

秋が来て、塾で勉強している間に冬になった。

祭りの後

冬季講習の最終日、いつもの公園ジャングルジムの上に集まり、80円の缶ジュース乾杯をした。

「そろそろやめよっか」と増田は言った。

教祖しかったなぁ」と友人Aは言った。

卒業、さみしいなぁ」と友人Bは言った。

正直、もうその段階ではないことはわかっていた。これはただの勝手な「一抜〜けた!」である

教祖司祭裁判官も全てを誰かに押し付けて、こそこそと逃走するのだ。信者からすれば大きな裏切りであり、大罪だろう。

でもぶっちゃけ、飽きちゃったのだ。自分たちを置いて勝手物事は進んでいくし、勝手教祖を名乗るものも出てくるし、勝手布教されているし、勝手に人が人を裁き始めるし。

だって子供だし、受験もあるし、そもそも進学したら続けられないし。

色んな言い訳をして、色んな人と話して、時にやり合って、押し付け合って、そうしている間に受験学校に行かなくなって、ようやく卒業のために帰ってきたらどうやら全てが終わっていた。

あれだけ熱狂的だった信者たちは激減しており、卒業とともに誰かに譲られるためランドセルの蓋はシールなんてなかったように綺麗になり、空き下駄箱は使用禁止になっていた。

教室の後ろの「いいこと投票」の模造紙は取り払われ、「卒業おめでとう!」の垂れ幕に変わっていた。

こうして、我々の宗教活動は終わった。

最後

友人Aは卒業と共に他県へ引っ越した。6年生になった時から決まっていて、増田たちと最後に何かしたい、と言っていたので「何か」は間違いなくできたと思う。

友人Bは志望校に落ちたので増田とは違う中学に進学した。あれだけ熱心に活動に勤しんでいたというのに引っかかったのは幸運だと自ら笑っていた。

増田中学で若干いじめられそうになっていたが、入学した時に席が前後になった友人に助けられなんとかグループの輪に入れてもらい事なきを得た。教訓としては、コミュニティに入って一番初めにできた友人はなんとしてでも大事にした方がいいということだ。

それぞれ無事進学して、就職して、結婚して、最近オンライン飲み会なるものを開催している。

この間、家族で親元へとUターン引っ越しをした友人Bが酔っ払いながら教えてくれた。

最近子供ランドセルの裏に変なシールをくっつけて帰ってきてさぁ」

友人Aはしばらく黙った後爆笑したが、増田は少し泣きそうになった。

この歳になると涙腺が緩くなって困る。

キリシタン、まだいるのかぁ。

Permalink |記事への反応(1) | 13:40

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2025-11-28

中受の思い出

もう20年近く昔のこと。

オチはありません。

私が通っていた小学校は、学年の2/3くらいが中学受験をするところだった。

授業が終わったら公園に行って遊ぶなんて生活はまるでなくて、家に着いたらランドセルを置き、リュックを背負い直して塾に通う毎日

学校カーストは塾のランククラスで決まっていて、SAPIXのαがトップ、次いでアルファベットの上位、アルファベットの中位と日能研の上位が同列…という具合。

受験しない子たちも1/3はいるわけだけど、みんなサピやNのクラスけがどれだけ熾烈なのかはよく知っていて、共通認識として染み付いていた。

でも別にこれを理由にしたイジメや蹴落とし合いがあったわけではない。(小学生同士にありがちないさかいくらいは普通にあったけど。)

ただの日常として、当たり前に、"そういうもの"という空気を吸って吐いて過ごしていた。

平日の朝は時事問題対策日経新聞の一面を読んで、学校に行けば授業なんて聞かず塾の宿題をやり、学校が終われば塾に行く。毎日がこの繰り返しだった。

(そういえば、ちょうどこの頃の日経には『愛の流刑地』が連載されていて、うちの学校では『愛の流刑地』『僕妹』『恋バナ(Yoshi)』が3大エロ本みたいな扱いだった。)

私たちのパパは医者社長エリートサラリーマン(あの土地に戸建てを持てる位に貰えてる)な一方で、ママ殆ど専業主婦だった。そしてみんなヒステリックだった。

塾の成績があんまり良くないからという理由学校に乗り込んできたママに、踊り場で怒鳴りつけられている子。ご褒美に買ってもらえたちゃおをズタズタに切り裂かれた子。家に帰ったら勉強机に包丁が刺さっていた子。成績が悪いと、ミスがなくなるまで寝させてもらえない子。

みんな自分ママのヤバエピソードを沢山持っていて、それをネタにして話すのも日常だった。

振り返って見れば虐待だろうというものもあったけど、警察もあまり介入してくれない時代だったし、それより周りのみんなも同じだったから、ママっていうのはそういうものなんだくらいの感覚だった。

大人になってから気づいたが、彼女らのほとんどが大した学歴ではなかった。

泣くし怒鳴るし頭が悪いママが多かったから、ハナから狂ってるか発達障害が多かったんだろうなと今では思う。

そういえば、PTA内のいじめが酷いと有名で、バカみたいだと子どもの間でも話題だった。そういうレベル人間私たちママだった。

パパは、たぶんどの家庭も無関心だったんだと思う。そもそも仕事が忙しくてあまり家にいれないパパが大半で、関心以前に時間がなかったんだろう。

同じクラスの二人は志望校に落ちて病んでそのまま引きこもりになった。

一人はサッカーやってる陽キャ男の子、もう一人はオタクっぽいけどきっぷのいい女の子だった。

二人とも明るくて、誰とでも仲良くできる良い子だった。男の子の方はスポーツ万能だったこともあって結構モテていたし、女の子の方もいつも友だちに囲まれていた。

二人が今どんな風に生きているのか、そもそもちゃんと生きているのかすら知らない。

一度だけ、男の子の方が地元中学イベントに顔を出していたという話を聞いた。きっと教師に無理やり引っ張られて来たんだろう。

集合写真に写る彼を見せてもらったが、小6の頃と何も変わっていなかった。悪い意味で。

中学生にもなると男女共に大人びてくるものだけど、彼だけは時が止まったまま、なんだかとても幼く見えた。

女の子の方は、小学校卒業式にも現れないまま、その後のことは全くわからない。

今は楽しく生きていてくれたら嬉しいなと、心から思う。

合格組のその後も書いておこう。

華やかなキャリアを送っている子もいれば、アラサーになってまだ人生迷子自分では何も決断できず一生ママ共依存やってる子もそこそこいる。

おしまい

Permalink |記事への反応(1) | 00:14

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2025-11-27

anond:20251127164831

戦争関連の「重み」を連発して軽くしたのは米中露朝だから

逆上して訳わかんなくなっちゃってる中国と、目の前で慌てられて逆に冷静になって宥め始めたアメリカ

米中は共依存しあって市場を閉ざし景気後退する

Permalink |記事への反応(0) | 17:02

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2025-11-20

山上被告報道を見ていて思ったこ

長くなったので読みにくいかもしれません

あと、あまりここの空気感理解できていないかもしれません

半年ROMれてませんが匿名性が必要だったのでここに書かせていただきます

乱文ご容赦ください

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

テレビ山上被告裁判報道が流れてくるたびに

援護が無さすぎるのではないかと思い、やっぱり納得がいかないと感じたので

ここに書きにきた

 

 

 

以前から何度も書こうと思っていたけれど

どうしても書けないまま 何年も過ぎてしまったが

まり社会の様子は変わらず、

まり山上被告裁判報道を見るのが辛かったので

なんとか書き始めた

 

 

ーーーここからは私が統一教会にいた頃の話が出てきます

フラッシュバックなど、読むのが嫌だと感じる場合スルーしてくださいーーー

 

 

 

 

 

あの日の銃撃の報道は今も忘れられない

呆然とした

 

正直なところ

ショックとか 人が亡くなったということ以上に

 

「どうして今になって」と思った

 

 

 

私が統一教会から逃げ出して10年は経っていて、

ようやく悪夢を見て、ドキドキしながら目覚めることが無くなってきていた頃だった

 

 

 

逃げ出した後も燃え尽き症候群のようになり

ベッドから起き上がれなくなる日が続いて

一度は「こんなに辛いならもう死のう」と思ったけれど

 

死ぬ元気があるならそれで好きなことしようぜ…死にたいなら

いつでもそのボタン自分が持ってるんだから もう私は誰にも縛られてないんだから」と思い

 

 

 

誰にも助けてもらえないので(親に話したが困惑されて流されただけだったので)

自ら自立支援センターにかかり、カウンセリングを受け、

それでもなかなか人への恐怖や組織へ入る恐怖を克服できなかったので

バイトもできず

 

ニートを経て、なんとかフリーランスを細々始めて

それでも人が怖くて怖くて

いつも人の顔が見れず震えて汗をかいたり

人と会ったあとは部屋で寝て起き上がれなかったり

遠出ができなかったり

 

 

そういうことがようやくひと段落つき始めていた頃

「ようやく最近少しずつ人と話せるようになってきたな」

「ようやく教団の元仲間から説得のメールが来ることも無くなってきたな」

と思っていた頃に

 

その事件報道で流れた

 

 

 

なんだかバカバカしくなってしまった

 

 

誰にも言えなくて

から付き合いのある友人にも言えなくて

両親に言っても「よく出てきたな」と言われるだけで

具体的なケアは何もしてもらえない中で

自分で考えて一歩一歩、精神ケアに励んだ10年間

 

宗教施設で共同生活をしていて就活タイミングを逃しました」

「経歴に書けることがありません」

宗教施設生活していた影響で人が怖くてしょうがなくてバイトすらできません」

燃え尽き症候群のようになって社会生活を人並みに送ることがどうしても難しいです」

 

そんなことの説明をしようがなく

 

ただひたすら周りからの、

「この人どうして朝起きれないんだろう」「なんか付き合い悪いな」

学生時代の話してくれないな」「この人いっつも何してるんだろう 無職?」

「なんで結婚しないの」「なんでハロワ行かないの」「なんでもっと営業しないの」

「なんでいっつもお金が無いの」

あらゆる なんで? に耐えながら

 

ひたすら自分の足で立つことができるようになるように

 

一生懸命もう一度歩く練習をし続けた10年間

 

 

 

1発の銃声で 毎日のように統一教会名前テレビで聞くようになってしまった

 

 

 

 

ずっと社会から可視だった存在が 透明人間だった自分

無かったことになっている自分の在籍期間6年とリハビリ生活10年間が

 

突然色を与えられたような感覚

 

 

しかった

 

その行為自体賞賛はできるはずもないけれど 思いは複雑だった

ただ悲しかった

 

 

山上被告はとても辛かったんじゃないだろうかとは思った

 

 

 

 

あれは叫びだと私には感じられた

それくらい 中にいると社会生活している人とは隔絶され 外の声は届かないし

中の声もまた外には届かなくなる

 

 

そこには長らく透明な分厚い分厚い壁があって中と外は隔絶されていた

 

 

あの1発の弾がそれを壊した

尊い人命と共に

 

 

その重大さを社会にどこまで理解してもらえているのか 分からない

 

 

 

 

 

その苦しみは 多分本気であの中で一生懸命やった人にしかからないだろうと思う

 

 

 

 

それでもそこから私が逃げ出せたのは

ある程度、状況を俯瞰して見る(ある種冷笑的な)感覚を身につけていたからで

そこに関しては、私は自分漫画アニメ好きのオタクでよかったなと思っている

 

マジで漫画みたいなこと言うやんw」という茶化しが自分の中でできていたこと、

不真面目だったため、外の読み物やテレビは見てはいけないことになっていたが

隠れてコンビニ漫画立ち読みしていたこと、

伝道(いわゆる勧誘)もこっそりトイレに隠れてサボりまくっていたことなど

 

中の人からすると酷い不真面目、規律違反的なことをやっていたために

最後の一歩(あ、ここにいたら私の人生、誰も保証してくれないんじゃないか?)

という感覚に至れた、というところがある

 

 

 

しかし、そんな不真面目な私であっても

逃げ出すことが良いことなのか悪いことなのか、その時点では判別はできていなかった

 

 

神や、いわゆるお父様お母様(教祖)に背くことになるわけなので

正直ここから出てその後どんなことが訪れても覚悟を決めようというような気持ちはあった

 

 

なぜならいわゆる統一教会が言うところの「神のみ旨」を放棄することになるわけなので、

そうなった時に自分に何かよくないことが起きるかも、私だけじゃなく家族も何かよくないことが起きるかも、

という感覚が強く自分支配していて そこに対して否定できる確証はなかったからだ

私が死ななくても 私の代わりに誰かが死ぬかも、と本気で思っていた

 

不真面目な信者であってもこのくらいにはどっぷり浸かっていた

 

 

 

 

それでも私は「本当に神様がいて 神様が私を愛しているとしたら

私のこの選択も祝福してくれるんじゃないか」という気持ちも微かに持っていた

それを信じたい、という気持ちだったと思う

 

そうであったらいいな、という感じで

 

もちろん確証も何もない

 

 

こんなふうになったか

今だからそんなふうに言えているだけで

その時には全く確証がなかった

 

 

 

 

 

ただ今言えるのは「神様がいるとすれば 統一教会にいる人も愛していると思うし

私のことも愛しているんじゃないかと思う」ということだ

 

これは信仰心ではなく

私が少しずつ回復して自分を取り戻す過程でたどり着いた

今の段階での結論というか、

信念的なものではあると思う

確証はないけれど「そうなんじゃないか?」と思っている、というようなことだ

 

「そうでなきゃやってられるか」というような思いでもある

 

 

 

 

 

神がいようがいまいが関係なく日々は続くし

私の場合 立ち止まっていても誰かが

大丈夫?私がなんとかしてあげる 任せて」と

手を引いてくれるような状況は皆無だったか

自分の足で一歩ずつ歩くしかなかった

 

(唯一打ち明けたカウンセラーの人も宗教的な苦しみまでは理解してケアしてくれなかったし 

かといって宗教的ものに再度頼るのはもう懲り懲りだった

被害者コミュニティもあったかもしれないがまたそこから出られなくなるのではと思い、

組織に属するのが怖かった

両親は受け身なので私が動かない限り私の状況は好転するわけがなかった)

 

 

ただ言えるのは、自分で少しずつ歩く過程で人に支えてもらえることはあった、ということだ

理解できないなりに 両親は私の過去を酷くなじることはなかったし、生活支援してくれた

「よく出てきたな それはなかなかできないことだぞ」と肯定はしてくれた

自立支援センターも、電話をかけたものの一人で行くのが怖かったので着いてきてもらった

 

理解してくれていようがしてくれなかろうが 都度都度助けてくれる人はい

 

 

 

カウンセラーの人が言ってくれたことのいくつかは今も自分を支えてくれている

 

(私は自分の中に宗教施設にいたという負い目があったので、とにかく人に疑われるということが怖かった

自分の話をするのが怖く、いつボロを出しておかしなことを話してしまわないかと怖かった

そのせいか言葉がなかなか出てこなかったけど「ペラペラ話す人よりちょっとずつ一言一言話す人の方が信頼感があるよ」と言ってもらえたので 今は辿々しくても少しずつ言葉を並べられるようになった

だいぶ人と話すことが怖くなくなった)

 

 

 

 

神がいようがいまいが 関係なく日々は続いていく、というのはそういう感覚

 

 

 

 

 

 

私がいたのは学生寮のようなところで

信者に向け講義をするような人材を育てることを目的としている寮だった

世話役夫婦が1組

20〜25人くらいの規模で

マンションの3部屋(うち1部屋は夫婦の家)を借りて男女別れて住んでいた

 

みんな割と若かったと思う

20歳後半〜大学生くらいが所属していた

 

私は2世ではない

勧誘されて大学1年生で所属した

 

 

まだ規制が緩かったので大学内でも駅のコンコースでも勧誘を行なっていた

 

声をかけられた時も怪しいなとは思っていたが 半ば分かっていてついていった

最初から開示されていたわけではないが

いわゆるビデオセンターでの履修がひと段落した頃に

統一教会だと開示を受けた上で「寮に入らないか」というような打診を受けたので

なんとなく流れで、面白そうなので入ることにした

あと、みんな、人が良い人たちだった、というのがあった

 

 

でも入教したキッカケには結局、自分の中に将来自分が働いているビジョンが湧かなかったり

将来に対する漠然とした逃げのような気持ちがあったのだと思う

 

社会一般基準で勤めることは難しいんじゃないかという漠然とした不安があった

 

 

この時このような逃げの姿勢でいなければ

こんなに長く苦しむことはなかったなと今になってみれば思う

 

 

 

 

施設での生活としては

朝早くから起きて

原理講論を音読したり、勉強会をしたり、祈りをしたり、敬拝をしたりする

 

 

学生なので献金は求められなかったが

仕送りは全て世話役夫婦に預ける形になっていて自由には使えなかった

お金は全て「聖別」といって、清められ

そういう清められたお金は「神様とお父様お母様のお金」と言い含められる

 

そうして外から買ってきたものも塩と祈りで毎回清めていて、

清められていないものは手をつけてはいけない

 

お金はとにかく厳しく管理されていて好きなものは買えなかった

 

 

大学内ではあまり交遊を持たないように言われていたので

友人と遊びに行く、呑みに行くなどの経験も皆無だ

もちろん遊びにお金を使うことができないので 自由な交遊はできない、と言っていい

 

学校から帰ってきたら即駅のコンコースや他大学伝道という名の勧誘に行く

 

 

長期休暇は県外へ、車中泊をしながら1日中歩いてフキンの訪問販売をする

これも教会からすれば宗教活動の一環のようなもの

当然ながらより多く売れた方が良いわけだが私はいつもほとんど売れなかった

そんなことをしながら公園などで車の中で寝泊まりをする

1ヶ月寮には帰れない 

 

家族には内部のことは言えないことになっていて

帰省も数日しかできなかった

 

 

 

これらを聞いて楽しそう、と思うだろうか?

こういう生活が性に合っている人がいるのは事実

 

けれど楽しいと思うことを排除し、自分否定し、自分の望むもの否定して、

それを全てみ旨に捧げるというのが信仰の道だった

 

苦しければ苦しいほど条件になる、そういう発想なのだ

(そういう発想が多額の献金要求にも繋がったのかもしれない が その要求正当性は無いと思う)

 

 

私が寮内で大きな声で笑っていたら先輩に

あなたが来てから、こんな大きな声で笑ってもいいんだなって 初めて思ったの」と言われた

そういう場所だったのだ

聞いた時はドン引きした

 

 

 

 

それでもやっている時は一生懸命だった

けれど これは本当に人を幸せにするような活動なのか?という疑問がずっとあった

 

(そういった活動などが条件となり積み重ねられ、

その条件が満ちると間接的に人を幸せにする、という考え方なので

目の前の相手を即幸せ気持ちにさせたかどうかはあまり重要ではない)

(どれだけ苦労を重ねるか 自分の欲や怠惰否定できるかの方が

より大きな条件になるという考え方になる)

(親が子を置いて宗教活動邁進することになるのは、そういう仕組みゆえだ)

 

 

 

 

そうして大学からの6年間を

人になかなか言うことができないような生活で費やしてしまたことは

勿体ないことだったと素直に思っている

 

 

勿体なかったと言うと「でもあなたのその過去も今に繋がっているじゃない?」

というような返しを親からされることがあるが

 

 

 

これを言われると いつも胸が詰まり

説明のできないいろんな思いが去来して胸がぐるぐるする

 

 

しなくてもいい苦労というのはある、ということで

誰も「統一教会が許せない」とも「あなたが失ったものを思うと本当に悲しい」とも

言ってくれる人はいなかった

 

私の、誰にも相談できなかった日々、1人苦しんだ日々を

肯定しろ」と暗に言われているような気がするのだ

 

 

私が逃げ出すことによって自分家族も不幸な目に遭って死ぬかもしれない

もしひどい事が起こるなら私に起こしてくださいと

恐怖とプレッシャーに押し潰されながら綱渡りしていた日々を

誰にも相談できなかった日々を

 

 

肯定しないといけないのだろうか?

 

 

 

 

 

 

山上被告統一教会否定してくれたのだ

 

 

 

この状況になるまで誰もそれをすることができなかった

 

 

その事実はとても重いと思う

 

 

 

 

 

 

世間自助自助と言うが

 

 

それは助ける力がない人たちが口を揃えて言う言葉のようにも思える

 

 

 

自助とはそんなに簡単にできることではない

 

 

とても、とても苦しいもの

 

 

  

  

 

山上被告は 自助をする以外になかった

 

それがこの方法だったのだ

 

この方法以外で彼が救われることもなかっただろうと思う

 

 

 

それくらい救いの手が届かない場所なのだ

 

 

 

 

山上被告自分自分を救うしかなかった結果がこれだったのではないだろうかと思う

 

 

 

 

  

 

私が入教して実感したことは、宗教に関わっている人は意外と多い、ということだ

私のいた寮の中にも、親が創価学会だったがそれに反発して統一教会に来た人もいた

(その人は非常に熱心な人だったが その後心身を崩して入院されたりしていた)

 

気になったのは、世話役夫婦奥さんの方はいつも病気がちで寝てばかりだったことだ

いつも辛そうだなと思っていた

断食をしたり敬拝をしたり長時間伝道をしたり 体を酷使することも多かったので

体を悪くしている人も多かった

 

2世の子に会ったこともある

 

 

みんな普通の人たちだ

 

 

ただ 社会では可視化されていなかっただけだ

 

 

 

そこにいる人たちは みんなそれぞれがんばって生きている

 

 

 

 

それを食い物にする、というのがおかしな話で

 

どんな宗教であっても「献金しなければ救われない」というのはおかしいことだと思う

 

 

 

 

 

正直に言えば 宗教法人は本当に好き放題するところは好き放題やっていると思う

人の気持ちは弱いので それで救われるなら払ってしまうわけだけど

 

その人が人生を構築する大切なお金

 

 

なんとかもう少し規制ができてほしい

 

 

 

 

少なくともその行き過ぎた状態が、あのような悲惨事件帰結したのだということを思うと

そこをきちんと、法なりなんなりで整備しないというのは、単純に理解に苦しむ

 

 

 

状況がもう少し良くなってくれることを願う

 

 

 

山上被告がやったことを私は責めることができない

あの事件が無ければ少なくとも私の16年は社会の中では意味を持たず透明なままだったし

こんな話は絶対にできなかっただろうと思う

 

 

 

誰も助けてくれなかったのだ

山上被告も、誰も助けてくれなかったんだろうと思う

 

それを思うと本当に胸が苦しい

 

 

何度も書くが

誰かが助けてくれるはずがないのだ

 

からも気付かれない、社会から気付かれないようになっている

そういう構造になっているのだ

 

 

 

 

本来なら自分のために使われていたであろうはずのお金

楽しい家族旅行、欲しかったおもちゃ勉強するための本、服、車

普通の人が当たり前に経験する友人との時間家族と過ごせた時間

そういうものに付随する思い出全てが

目の前でそのまま宗教団体に手渡されていってしま

 

 

その悔しさ 悲しさ 苦しみを思うと計り知れない

 

 

 

 

私の失った16年  いや、それでは比較にならないほどの苦しみと絶望だと思う

 

 

 

それらは 決して帰ってはこない

 

 

 

 

泡になって 帰ってこない

 

 

 

 

 

 

 

 

私に限って言えば自業自得だったと自分を納得させられる

けれど山上被告に関してはそうではなかったと思う

親が宗教活動にハマるなんていうのは交通事故のようで あまりにも避けようがない

加えてそれを身内がどうにかするなんていうのはほぼ不可能だと言っていい

なんなら母親被害を受けた側、交通事故に遭った側だとも感じられる

 

 

 

内情を知る人の弁護がなさすぎる気がする

法廷ではもしかしたらあるのかもしれないが

 

宗教にどっぷりハマっている身内がいる状況」

宗教にどっぷりハマっているとはどういう状態なのか」

をどれくらいの人がリアル想像できるだろうか

 

 

 

私は最後、逃げ出す前に

世話役夫婦相談をしていた

もしこの人たちがもう少し私に向き合ってくれていたら

私はまだ教会にいたかもしれない

 

けれど最終的な結論として

「ああ この人たちは神に祈りお父様お母様に祈る以上のことはしてくれないんだ」と思った

 

話が一方通行でこれ以上話してもしょうがないと感じられた

 

 

彼らは「神のみ旨」という大義によって動いていて

お父様の言葉、お母様の言葉に終始帰結する

 

それが最終的な答えになるので話ができないのだ

 

「こうこうこういうことで悩んでいる」

と悩みを打ち明けても

「では祈りだ 敬拝だ 献金だ 聖地に行こう」

神のみ旨はこうだ」「お父様お母様はこう言っている」

その堂々巡りになる

 

そこを信じて同じことを繰り返せばいいのだ

それが信仰なのだという教えなので

他の話は通じない

 

 

一切だ 一切通じない

 

 

その虚しさは 本気で話をしようとした人間しかからないだろうと思う

 

皆良い人たちなのだ

信頼もしていた

個人で見れば仲間や世話になった人たちだ 頭が悪いわけでもおかしいわけでもない

 

けれどそうであればあるほど ある一定のところから会話ができなくなることが辛い

 

 

 

逃げた後、私は入教前に元々住んでいたアパートに帰った

入寮時にそこを解約すると家族おかしく思われるのでそのまま残しておく慣わしなの

ただその鍵は世話役夫婦に預ける形になっていて

入教すると元の家には特別なことでもない限り入ることはできなくなる

 

記憶が薄いが、そこに帰れたということは

私はもしかしたらスペアキーを持っていたのかもしれない

 

 

しばらくその部屋には仲間が何度も説得に訪れた

手紙が置いてあったり食べ物がドアの取っ手にかかっていたりした

 

無視をし続けていたところ

ある時、眠っていて目を覚ましたら目の前に女性の仲間(先輩)がいて、私を覗き込んでいた

預けたままになっていた鍵を使って勝手に部屋の中に入ってきていたのだ

心臓が止まりそうなほど驚いたし実際叫んだと思う

 

その人に悪気はなかった

 

けれど、「神のためならそれができる」そういう思考回路になってしまうのだ

「神のために、この人を救わないといけない」

神のみ旨であればこの行いは許される」

そういう思考回路で人の気持ち簡単に踏み躙ってしま

 

 

私は何度も何度も「あなたたちを見ると色んなことを思い出して怖くて震えて辛いので何も送らないでほしい 会いにこないでほしい」と伝えた

 

やがて手紙が来たり食べ物が置いてあるということは無くなった

 

私はその後、1度体を完全に壊したのでそのPermalink |記事への反応(2) | 22:48

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2025-11-10

AIアートアドラー心理学、冷静に考えたら論理破綻しすぎでは?

最近、「嫌われる勇気」とか読んで「アドラーに救われた!」って顔してる奴、やたら増えたけどさ。

でも冷静に考えてほしい。

アドラー心理学って、アドラー自身が辛い過去から逃げたくて作った理論を、もっと深刻なトラウマを抱えた他人押し付けてるだけじゃないか

「これはあなた課題ですよね(ニチャア」とか言って、平気で他人を拒絶する。

でもアドラー本人が一番「課題の分離」できてないんだよ。

自分課題劣等感からの逃避)を「心理学」という権威で包んで、患者全員に押し付けた。

あれで救われてるつもりなら、相当ヤバい

なんであん自己責任論と権力者に都合が良すぎる理論流行ってるのか、冷静に考えるとおかしいだろ。

アドラー本人の背景と「防衛機制

まず、アドラー本人の背景を知っておくべき。

これ、フロイト先生から見たらどう見えるか?

アドラー理論は、典型的な「防衛機制」そのものだ。

自分の辛い過去を「存在しない」と否定し、強すぎた劣等感を「成長の源」と無理やりポジティブ変換する。師匠と決別した過去を消すために、「過去関係ない」という理論を作った。

まり自分の痛みから逃げるために作った理論なんじゃないか

そしてそれを、心理学者という権威を使って、もっと苦しんでいる患者押し付けた。

論点1:「トラウマ存在しない」はどう考えてもおかし

アドラー理論の根幹だけど、ここが一番ヤバい

1.脳科学的に間違い

アドラートラウマ存在しない。本人の"意味付け"の問題だ」

→いや、PTSDって知ってるか?トラウマを受けると、脳の扁桃体が過活動して海馬が萎縮する。

これ、脳の物理的な変化だ。「意味付け」とかい精神論説明できるわけがない。

2. 「意味付けを変えろ」のエネルギーコスト無視

かに理論的には意味付けは変えられるかもしれない。

でも、そのために必要エネルギーはどれくらいか考えたことあるか?

重度のトラウマを抱えた人が認知を変容させるには:

これら全部が必要だ。

意味付けを変えれば解決する」って、核融合炉を作ればエネルギー問題解決するって言ってるのと同じだ。

理論的には可能でも、今日凍えている人には何の意味もない。

3.学習能力矛盾してる

人間学習能力がある時点で、過去現在に影響するのは当たり前だろ。

危険学習して避けるのだって過去の影響そのものだ。

4. 特大ブーメラン

アドラー理論って、「トラウマで苦しい」と訴える人に対して「それはあなたが認めたくないだけ」って言うんだろ。

じゃあ、アドラー本人にその理論適用してみよう。

トラウマ存在しない!」と頑なに言い張るアドラー自身こそ、

あなたが辛い過去(兄への劣等感とか)を認めたくないだけでは?」

見事なブーメランだ。

論点2:「課題の分離」とかいダブスタ理論

これが、信者がタチ悪くなる元凶だ。

課題の分離」と言いながら、やってることは壮絶なダブルスタンダード

1.他人課題は「拒絶」する

アドラー信者上司の家庭問題上司本人の課題。私には関係ない」

→「それはあなた課題ですよね?」という魔法言葉で、他人SOS社会的相互扶助を拒絶する。

2.自分課題は「押し付ける」

でも、現実社会で、結果を一人で引き受ける人なんていない。

例:上司が家庭問題を抱えている
現実

上司不安定判断ミスプロジェクト失敗 →顧客迷惑 → 部下(自分)が謝罪契約解除 → 部下(自分)の評価も下がる。

こういう時、信者は「理不尽だ」と怒る。

でも、「チームが円滑に回るように配慮する」という共同体課題から逃げているのは自分自身だ。

「俺は俺の課題しかやらない(=共同体課題は引き受けたくない)」という自分課題ワガママ)を、他人押し付けてるだけ。

他人を「課題の分離」で拒絶しておきながら、自分共同体課題から逃げる。

最悪のダブスタだろ。

3.共依存社会に組み込まれている

アドラー理論は「不健全共依存から解放されろ」と言うけど、特に日本社会では:

これ全部、社会を回すインフラなんだよ。

課題の分離」を実践した瞬間、社会から弾かれるリスクがある。

アドラー理論って結局、西洋個人主義が前提なんだ。「自立した個人が対等に協力する」という理想は美しいけど、相互依存社会では「それができる人」は限られている。

それを無視して「あなた勇気が足りない」と言うのは、あまりにも残酷だ。

論点3:アドラー自身が最大のダブスタ

このダブスタアドラー本人が最もひどい。

アドラーがやったこと:

1.自分課題劣等感、兄への嫉妬フロイトとの決裂という辛い過去から逃げたい

2. その解決策:「トラウマ存在しない」「過去関係ない」という理論を作る

3. そして:その理論を「心理学」という権威で包装して、トラウマに苦しむ他者全員に押し付け

自分他人課題を分けろ」と言いながら、

自分トラウマ否定(=自分課題)を「心理学」という理論でっち上げて、他人押し付けている。

それ、盛大に課題の分離できてないだろ。

しかも、その押し付けには権力非対称性がある:

これは学問的に不誠実だし、倫理的有害だし、弱者への抑圧そのものだ。

なぜ広まったのか(結論

じゃあ、なんでこんな理論流行ったのか。

トラウマなんてない、気合い(意味付け)で変われ」なんて、現実逃避そのものだ。

組織問題に向き合いたくない人(経営者とか)にとって、こんなに都合の良い理論はない。

自分が楽になりたい」は誰にでもある。

でも、それを学問という権威で包んで、苦しんでいる他者強要するのは、暴力だ。

まとめ

アドラー心理学問題点:

フロイト完璧じゃないけど、少なくとも論理は通ってた。

アドラー論理破綻してるし、被害者を二重に傷つけるし、社会的にも有害だ。

普通に考えたらおかしいのに、みんな思考停止しすぎじゃないか

Permalink |記事への反応(1) | 10:33

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2025-10-29

anond:20251029220145

一時期夜に駆ける、神聖まっちゃんBUMP欅坂など聴きまくって心の拠り所にしてた。

健康状態に寄り添ってくれる歌って心地良いけど、共依存みたいなもんで沼から脱出できないと悟って決別したわ。

90年代の愛がありゃなんとかなるよねみたいな歌とか、00年代前半の能天気ソング聴いてた方が健康的なんだよな。

Permalink |記事への反応(1) | 22:21

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2025-10-17

anond:20251017004727

親のほうが異常に増田に構ってくる感じで、共依存になってんの?

無理だと思うほどなら兄弟と同じようにしていいだろ。兄弟もそれを狙ったのでは?

墓に入るまでまってたら増田人生ほぼ終わっちゃうよ子供自分のために生きられるようになるのは本来親がうながすことなんだから、気にしないでいいと思うけどな。っていっても特に母子分離は難しいんだけどさ

Permalink |記事への反応(0) | 01:05

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2025-10-15

anond:20251015142542

一人残った親と共依存っぽくなって家から出られなくなる奴もいる

このパターンは親→子の矢印がデカいとなりがち

片親で親がカスだとさっさと出ていく あと再婚とかがあると大体出ていく

Permalink |記事への反応(0) | 14:44

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2025-10-02

anond:20250927062141

インターネットでやってる男女論って女性憎悪男性憎悪を抱えてる奴ら同士のグルーミングだと思うわ

これは本当にそう

お互いに近親憎悪無意識に抱えながら鏡に向かって傷付け合いながら安心しているような一種共依存関係

Permalink |記事への反応(0) | 08:00

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2025-09-29

anond:20250929194307

これは典型的共依存ですね。

夫は育ちのせいもあって「寛容」のカードを出し続けるしかないのだが、それが妻の依存悪化させている。

優しくすればするほど要求が上がっていく。

夫側にアドバイスするとしたら「無限おもてなしはできないぞ」と厳しく一線引いて見せるべきだと言うけども

妻側にアドバイスするとしたら「まずは“型”からだぞ」ってことかな。

夫の呼び方、夫への言葉かいをていねいなものにする。何事にもお礼を言う。

心の問題はおいといて、外形的な礼儀作法をまずは守ること。そうしたら自分メンタルも後から変わってくると思うよ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:59

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anond:20250928215122

私の生まれ育った家も比較的似たようなもんなので私の考えを書いてもいいかな。

私は、この日記で言うと嫁の立場にあたる。

私が生まれ育った家庭は機能不全。兄弟が1人いるが、中学から不登校。多分調べればなんらかの障害があって、そして父の存在感が薄い。母は精神障害。ふふ、同じだね。こんな家庭は実はそれなりにいるんだと思う。

 

日記には父の存在がなかったように感じるが、存在しないのと存在感がないのは心を病む要因としてそんなに大差ないのでまあどっちでもいい。

 

私は「夫婦でどうにかしようとするのはもう諦めよう」が一番手っ取り早いと思う。あなた義理旦那さんの立場でしょ。生まれた時からその環境に身を置いてる人とは耐性も価値観も「どうにかできるだろう」の希望も全部異なる。お兄さん40代でしょ?40年変えられなかったものはもう無理だよ。ここからまた40年かけりゃ変わるかもしれないけど。

 

そもそも、親や家族に変える力がないから40年もそうなってる。親はどっぷり共依存だし、奥さんもまたそこに鎖で繋がれてる感じ。

私は20代の頃に家族がしんどくて鬱病みたいになって、(これとは別に摂食障害も長年患ってた)このままではこの家に飲まれると思って一大決心して家を出た。新幹線にのらないと行き来できない程度の物理距離を取ってある程度精神を切り離した。うちは貧乏なので簡単にはうちに逃げてこられない。私も簡単には帰れない。そうしなかったら、私はあのままあの家に飲まれて母と同じように精神を病んでたと思う。今よりさらに離れるのはオススメ

子どもを殺してくださいという親たち」という漫画を読んだことはある?あれはなんか参考になるかも。面白いのは、何か救いの方法が描いてると思えば、あの厳選された漫画ネタですらまるで解決に至ってない事例がそこそこある。世の中そんなもんだ。諦めよう。

 

うちは兄弟はまだマシで最近フリーターとして働けているけど、それもいつまで持つか。ふとした拍子に暴れるし自殺未遂するし、殴られたり、包丁を向けられたことなんか何回もある。外出先でも見境がないのも同じ。

アイツらは自分の都合が悪くなれば母を脅して、母の気持ち自分の思い通りにコントロールして自分の心の平穏を保ってる。最悪なやつだ。

コイツを〇〇してやる」と思って、自分暴言かによって相手自分の思う通りの反応をしたら気持ちいいでしょ?アイツらは他に思い通りになることなんか世の中にないから、母親自分の思う通りに傷つけて支配して心の平穏を保ってるんだよ。んで母親ってのはハイハイ必死に言うこと聞くの。世の中の誰もそんなふうに動いてくれないのに。それが気持ちいいんだろうね。歪んでんの。そんで、それを見て育った兄弟はなんとか改善したいと思うけどどーにもなんないの。親にその気がない限り。

 

どっちも親子なはずなんだけど、手のかかる方の子を親ってのは気にしちゃうんだよね。私は何度も言われたよ「あなた大丈夫だけどあの子は」って。「この子を殺して私も死ぬ!」とか何度もやってたよ。母にとって問題ない方の兄弟子は「我が子」よりも「一緒に問題を抱える同志」って感じなんじゃないかな。

 

そんな感じなので私は家族ではなく私を変えることにしたの。「それでお母さんが死んでも心を病んでも、それがお母さんが選んだ道だから」「兄弟が死んだらそれがそいつ寿命」って。私のお母さんは幸せより不幸が好きなんだって。昔読んだ漫画にそんなセリフがあって、あの漫画に私は人生を救われたの。ああ、この人たちは不幸なこの環境が居心地いいんだって

 

こーゆーご家庭のお母さんはね、引きこもる家族に自立を促すために殴られたり暴言を吐かれたりするくらいなら、今まで通りでいいの。変えようとする方がしんどいから

あなたも、あなた奥さんもそれに付き合う必要はない。私だって何度も母を幸せにしてあげたいと思ったけど、何をどう頑張ったってずっと母は不幸そう。不幸に慣れてんの。それが奥さんや私のお母さんなの。

救ってあげたいけど、諦めないと共に沼に沈むだけ。兄を引き受ける気がないならお母さんも諦めるしかない。知恵の輪みたいにがんじがらめにくっついてんだから。40年かけてぐちゃぐちゃになった知恵の輪を数年とかでほどけるわけない。よほど経験値のある実力者なら知らないけどね。でもそんな人は行政支援かにもいない。もっと高度な問題解決する仕事従事してるんだと思う。

 

ごめんね。自分自分家族投影しながら書き殴ってるから伝わってないところとか、あなた事情を汲んでない自分語りになって申し訳ない。でも、重ねて言うけど、お母さんと兄を別に考えてどうにかしようと思うなら諦めた方がいい。

あの人たちもう同じだからひとつになってるから

 

奥さん、もうあなたは十分悩んだでしょ。そして知ってるでしょ。お母さんはお兄ちゃんを変える力も更生する力もないくせに、親の愛だけでどうにかしようとしてどんどん深みにハマってるって。まずはあなた家族と心を切りはなして、別世帯人間として、できる親孝行をしてあげたらいいよ。苦しいかもしれないけど、私はそうすることで摂食障害も鬱もぜーんぶ改善したし家族負担が減ったことで心が楽になって結婚もできた。

 

車に乗せてお出かけしたりしてね。そーゆー時間もあるんだよね。でもね、変わらないんだろうなって諦めの心を持って、旦那さんと2人で幸せになりな。

 

私の母は、今はもう「どうして私は人生のあの時あんなことをしてしまったんだろう」ってほぼ24時間何かを後悔しながら精神薬を飲んで暮らしてる。私は母を幸せにしてあげたかった。「兄弟とお父さんさえいなければ」ってずっと思ってた。でも、お母さんは文句言いながらも兄弟とお父さんを人生から手放さなかった。それが母の人生。私は違う、私は私でよそで幸せになります

ごめんね自分語りをして。

しかし驚くことに私は家族とは仲良しだと周りに思われてるし実際に親とは仲良しだよ。よく2人でお出かけしたりランチに行ったりしてる。まったく話に出てこなかった父とも積年の恨みなんか忘れたようによく話す。兄弟とは話してないが、帰省しょっちゅうしてるよ。一緒にテレビ観たりして過ごすし、人前では何にもないかのように家族の話もしてる。問題根本解決とさえ向き合わなければこんな時間も手に入る。これは離れて半分見捨ててるからこそできることで、逆になんとかしたいと思ってたら絶対叶わない。

 

あと、これは憶測だけどもし実家がそれなりの財産になるようならそれも諦めた方がいい。諦め料、縁切り料としては安い方だと思う。

これはあくまで私の意見。ごめんね長々と。誰か、このなんとかしたいと思ってる夫婦を助ける術を知ってたらぜひ教えてあげて欲しい。

 

 

Permalink |記事への反応(6) | 19:08

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anond:20250929063914

お疲れ様

どんだけ家族が困ってても本人の意思がないならどうにも出来ませんってのがおかしいわ。

共依存になってんのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 12:36

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2025-09-17

NTR大好き!オープンマリッジ山川君(仮名)

YouTuberが「オープンマリッジ」って言って話題になっていたけど、若者の間では使われている言葉なのかな?数か月前、職場若者である山川君(仮名)からオープンマリッジ」って数か月前に耳にしてたわ。

山川君(仮名)は、最近入社してきたイケイケな感じの男で、今は20代半ばくらいだろうか。それなりに良い顔で、引き締まった体をしていて、女の子から持てそうな、自信ありげオーラがあった。世界史趣味だと話していたから、山川君(仮名)としておこう。その山川君(仮名)が、ある日の職場飲み会ときに語っていたのが「オープンマリッジ」だった。耳慣れない言葉だったんで「どういう意味?」と聞き返したので記憶に残った。

うちの職場飲み会には男しかいない。下品飲み会で、セックス遍歴だの風俗だの童貞捨てたのがいつだの、そういう下世話な話ばかりだった。例によってセックスの話になっていたときに、山川君(仮名)は、喜々として話の輪に入ってきた。何でそんなに開陳したくなるのか分からいけれども、山川君(仮名)は女性遍歴、女遊びの幅を語ってマウントを取ってこようとしていた。年齢、人種ボインの大小、その他諸々、二桁を切り倒してきたというのだ。そのとき山川君(仮名)は、「うちはオープンマリッジなんで」と言って、同棲している彼女以外とセックスしてよいと語っていた。「オープンマリッジだからパートナー以外とセックスしてよい」とやたら強調していた。

このとき、ある同僚からが「「彼女他人セックスするのは嫌じゃないの?」という質問をした。山川君(仮名)は、本当に大丈夫なのか心配になる受け答えをしていた。


建前として「山川君(仮名)も同棲する彼女も、どちらも他人セックスOK」だとしても、山川君(仮名)は同棲する彼女セックスを認められないんじゃないだろうか。そんな疑問を抱かせる受け答えだった。その疑問は、まもなく解消された。山川君(仮名)は「オープンマリッジ」と標榜していたけれども、やっぱりダブルスタンダードだった。しばらくしたら悲惨な話になった

仕事の繁忙期、うちの業態では、1か月~2か月ほど現場に出て家に帰れなくなる。この間に、オープンマリッジの彼女さんが、山川君(仮名)の知らない男とセックスしていたらしい。より具体的には、山川君(仮名)の同棲する彼女にとってもよく知らない男だったらしい。繁忙期が落ち着いてきたある日の飲み会で、山川君(仮名)は気持ちいくらいに落ち込みながら、「寝取られた」「別れそう」と告白した。そして例によって何でそんなに開陳したくなるのか分からいけれども、同棲していた彼女寝取られ話を延々としていた。オープンマリッジを標榜していても、同棲する彼女他人セックスするのを、山川君(仮名)は受け入れられなかった。

山川君(仮名)によれば、同棲していた彼女の主張は以下のような内容だった。


山川君(仮名)は、ベロベロに酔っぱらっていて、彼女の主張を何度の繰り返した。そして子どもみたいに泣きながら、「何で俺のこと呼び出してくれなかったんだ」と叫んでいた。それを聴いていた同僚すけべおじさん連中から変なツッコミが入った。

  • 「ムラムラしたらヤッちまうのが自然だろ」
  • 「そりゃー、その若さだったらセックスしないほうが変だろ」
  • 「お前さんと並ぶんだったら、可愛くってボインなんだろ?」
  • 「持て余すわー、1か月2か月、相手てしてくれねぇんだったら」
  • ギラギラした男が来たら喰っちまうわー」
  • 「知らない男にクチでご奉仕して、そのクチとチューするんだろ、お前」
  • オープンマリッジでも結婚式挙げるの?みんなの前でチューすんの??」

だんだん悪乗りが過ぎる感じになっていき、不倫モノAVの冒頭インタビューみたいになっていった。すけべおじさん連中の弄りに対して、山川君(仮名)はいちいち反応した。身悶えながら「あ゛ぁ゛~~~!!」とか言っていて、ふざけているのか、本当に苦しんでいるのか、分からなかった。

それでも山川君(仮名)は、わずかの会話の跡切れがあればまだまだ開陳した。高校時代から山川君(仮名)と彼女との信頼関係、お互いの境遇、積み重ねてきた日々、はじめてのセックス、その他諸々。ここまでくると同僚みな、山川君(仮名)のことを「寝取られ物大好き野郎」だと思い込んでしまい、さらに変な弄りが始まった。スケベおじさんだけでなく、20代30代の薄い本大好き組も加わって、山川君(仮名)を弄った。

  • 「ムラムラしてたの、どう考えても排卵日でしょ」
  • 「あー、セーシセーシ!受け入れてー!」(裏声
  • 「あ、元気なおティンティンだ!大好き!」(裏声
  • 彼女中出しさせたんでしょ?確定でしょ?でしょ?」
  • 卵子の膜に~~~……プチュ!!」(裏声
  • 「あーぁ。確実に托卵ですわ、これは。」
  • 「本当に知らない男なの?実はもう一人とかないの?」
  • 別にオープンマリッジだから良いんじゃないの?オープンオープン!」

この間も、山川君(仮名)は悶え続けた。畳の上をゴロンゴロン転がって、ときどき「あ゛ぁ゛~~~!!」とか言っていていた。まじまじとは見なかったけれども、たぶん勃起していたんじゃないかと思う。さすがに先走り汁じゃないと思うけれども、こぼした酒だと思うけれども、股間のあたりが濡れていた。そのうち悪乗りが過ぎる連中に見つかり、NTR大好き!オープンマリッジ山川君(仮名)』というタイトル爆誕してしまった。

山川君(仮名)は、ほどなくして退職してしまったが、思い出に書き残しておこう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:49

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anond:20250917191156

ダウト

虹山の共依存とかPAさんのドスケベ1枚絵とかすぐ無視する

Permalink |記事への反応(0) | 19:13

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2025-09-10

anond:20250910145859

ボダボダ同士が一番安定するって言うよな

人はそれを共依存って言うんだけど

Permalink |記事への反応(0) | 15:38

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2025-09-06

クローンオスを、オスは性的寄生のため、メスは家畜として利用する

Messor ibericus*アリは、**2つの異なる種の子孫を産む**という、生物生殖における従来の常識を覆す驚くべき生殖様式を持つことが報告されました [1, 2]。このアリは、**働きアリの階級生産するために、別の種である*Messor structor*のオスをクローンとして産む必要**があります [1, 3]。この現象は「**異種出産 (xenoparity)**」と名付けられ、メスが自身ライフサイクルの一部として他種の個体を産むことを意味します [1, 4]。これは、500万年上前分岐した2つの異なる種に属するオスが、同じ母親から異なるゲノム形態を持って生まれるという点で、極めて異例な発見です [1, 5]。

働きアリ生産のための義務的な異種交配**

研究者たちは、まず*Messor ibericus*の働きアリが非常に高いヘテロ接合性を示すことを発見しました [6]。これは、遺伝子解析によって、*M. ibericus*の働きアリ(164個体)が、女王アリや他の4種の女王アリ・働きアリ(127個体)と比較して、43,084の多型部位において平均で15倍も高いヘテロ接合性(平均0.797対0.047)を持つことが示されたためです [6, 7a]。この高いヘテロ接合性は、*M. ibericus*の働きアリが**雑種である**ことを強く示唆しています [6]。第一世代雑種を検出するための分析も、すべての*M. ibericus*の働きアリを雑種である特定しました [6]。

雑種である働きアリの起源特定するために、母系遺伝するミトコンドリアゲノム系統解析が行われました [7]。その結果、すべての雑種働きアリが*M. ibericus*の有性生殖個体と同じミトコンドリアゲノムを共有していることから、**母系は*M. ibericus*である**ことが示唆されました [7]。次に、雑種ゲノム母系および父系アレルを分離し、核DNA系統解析を実施したところ、すべての父系アレル(164個体)が*M. structor*の個体と強固なクレードを形成し、**父系は*M. structor*である**ことが確認されました [7]。さらに、5,856遺伝子(44,191変異)を用いた集団構造分析では、*M. ibericus*のコロニーの働きアリが、*M. ibericus*と*M. structor*からほぼ等しい集団祖先割合(それぞれ平均0.49と0.51)を持つことが明らかになり、彼らが第一世代雑種であることがさら裏付けられました [8, 7a]。

これらの結果は、*M. ibericus*が働きアリの生産において**異種交配に依存している**ことを示唆しています [8]。これは、女王アリが別の系統や種の精子を利用して働きアリを生産する「精子寄生 (sperm parasitism)」の既知の事例と同様です [8, 9]。しかし、*M. ibericus*の場合、この依存は**厳密に*M. structor*のオスに限られており**、この2種は系統的に遠く、非姉妹であることが指摘されています [9,11c]。

さらに驚くべきことに、これらの2種は正確に同じ分布域を共有していません [8,10,11]。地中海地域を含む南ヨーロッパの広範囲で、父系である*M. structor*が全く存在しないにもかかわらず、*M. ibericus*の雑種働きアリが発見されています [9,17b]。特にイタリアシチリア島では、最も近い*M. structor*の生息地から1000km以上離れた場所第一世代雑種働きアリが見つかっており、このような孤立した地域女王アリがどのように異種交配を行っているのかという疑問が生じました [9, 7b]。この謎を解明するために、研究者たちは*M. ibericus*のコロニーから得られたオスを詳細に調査しました [8]。

女王アリによる2種のオス生産(異種間クローニング)**

形態学的および分子学的分析の結果、*M. ibericus*の女王アリは、働きアリの生産必要とされる**M. structorのオスも産んでいる**ことが明らかになりました [5]。26の*M. ibericus*コロニーから採取された132匹のオスを調査したところ、顕著な形態的二型性(pilosty)が観察されました [10,11a,11b]。サンプリングされたオスの44%は毛深く(*M. ibericus*に属する)、残りの56%はほとんど毛がありませんでした(*M. structor*に属する) [5]。62匹の毛深いオスと24匹の毛のないオス核ゲノムを用いた系統解析では、この2つの形態完璧に異なる2種に対応していることが示されました [5]。毛深いオスはすべて*M. ibericus*に、毛のないオスはすべて*M. structor*に属しており、これら2種は500万年上前分岐した非姉妹であることが推定されています [10,11c]。

M. ibericus*の女王アリが両種のオスを生産しているという複数証拠が挙げられます

1. **共通ミトコンドリア**: *M. ibericus*の巣で発見された*M. structor*のオスは、*M. ibericus*の巣の仲間と同じミトコンドリアを共有しており、コロニー全体の共通母親が*M. ibericus*であることを示しています [12, 13]。このような核-ミトコンドリアゲノムの不一致は、*M. ibericus*のコロニー発見されたオスに特有のものであり、*M. structor*が自身の種のコロニー発見された場合には観察されませんでした [12]。

2. **卵の遺伝子型解析**: 5つの*M. ibericus*実験コロニーから採取された286個の卵または幼虫の遺伝子型を解析したところ、11.5%が exclusively *M. structor*の核ゲノムを含んでいました [12]。16匹の女王アリを隔離し、24時間後に産んだ卵の遺伝子型を解析した結果、9%の卵が exclusively *M. structor*のDNAを含んでいることが確認されました [12]。

3. **直接観察**: 1匹の*M. ibericus*女王アリが率いる実験コロニー18ヶ月間観察したところ、生殖能力のある成体オスに発達した7個の卵のうち、2個が*M. structor*(毛なし)のオス、3個が*M. ibericus*(毛あり)のオスであることが確認されました [14]。これらのオスは形態的・遺伝子的に確認されており、母親女王アリのゲノムは exclusively *M. ibericus*と一致していました [14]。

ハチ昆虫のオスは通常、受精していない卵から母親の核ゲノムを受け継ぎますが [15, 16]、*M. ibericus*の女王アリは自身の核ゲノムを伝達することなくオスを生産できることが示されました [15]。この観察は、オスが胚の核遺伝物質の唯一の供給源となる「**アンドロジェネシス(雄性発生、すなわちオスのクローン性)**」を示唆しています [15,17]。他の生物群でも母系DNAを持たない胚が観察されていますが、アリにおいて異種間のアンドロジェネシス確認されたのは今回が初めてです [15, 18-21]。これは、交配嚢に貯蔵された他種由来の精子からオスクローニングが種を越えて起こることを意味します [15]。この説明と一致して、*M. ibericus*の女王アリは多配偶者性であり、*M. ibericus*と*M. structor*の両種のオスと交配し、両種の精子を交配嚢に貯蔵していることが確認されました [15]。

クローン系オスの維持:精子寄生から性的家畜化へ**

働きアリ生産のための義務的な異種交配と、異種間クローニングの組み合わせは、次のようなシナリオ示唆しています。まず、*M. ibericus*の女王アリは他種の精子を貯蔵し、その後、この精子からオスをクローンとして生産し始めたというものです [22]。この経路は、女王アリが共存する系統や種の精子を働きアリ生産に利用する、義務的または選択精子寄生(sperm parasitism)の広範な観察と一致します [4, 9, 18-20, 22-26]。

このシステム進化史は、まず「**性的寄生 (sexual parasitism)**」として始まり、その後「**自然な異種間クローニング**」へと発展したと考えられます [1, 25]。祖先的な状態では、*M. ibericus*は共存する*M. structor*のコロニーから精子搾取していました(図3a) [15, 16a, 21]。これは、他の*Messor*種でも観察されている現象です [12, 22, 27]。しかし、進化した状態では、*M. ibericus*の女王アリは、自身依存する種を直接生産するようになり、その結果、***M. ibericus*のコロニー内で*M. structor*のクローン系オスが維持される**ようになりました(図3b) [15, 16b,17, 84c]。

このクローン系オスの出現を確認するため、*M. structor*の核ゲノム系統樹の2つの主要な下位区分が調べられました [17, 16c]。予想通り、一方の下位区分クローン系に相当し、*M. ibericus*のコロニー内で見つかった、ほとんど同一の*M. structor*のオスのみで構成され、すべて*M. ibericus*のミトコンドリアを持っていました(24個体) [17, 16b, 16c, 80]。対照的に、「野生型」系統は、自身の種のコロニーで見つかったすべての*M. structor*の階級グループ化していました(53個体) [17, 16a, 16c, 80]。

ほとんどの雑種働きアリがクローン系オスによって生み出されている(164個体中144個体)一方で、一部(164個体20個体)が野生型オスによって生み出されているという事実は、祖先状態最近まで存在していたことを裏付けています [17, 16c]。祖先状態の事例は、両種がまだ共存する限られた地理的地域(例:フランス東部)に限定されていました [17, 7b, 84b]。対照的に、進化した状態の事例はヨーロッパ全域に広まっており、クローン系オスを維持することで、*M. ibericus*が*M. structor*の本来の生息域を超えて急速に拡大できたと考えられます(例:地中海ヨーロッパ) [17, 7b, 84c]。この経路は、*M. ibericus*が*M. structor*のオスを自身ライフサイクル組み込み、野生から搾取するのではなく、クローン系として維持するという点で、**家畜化 (domestication)**に似ているとされています [9,28]。

この見解を支持するように、クローン系は野生型系統比較して、**極めて低い遺伝多様性**と**高い遺伝的負荷**を示しました(平均同義ヌクレオチド多様性πsが0.00027対0.0014、非同義語対同義ヌクレオチド多様性πn/πs比が平均0.43対0.21) [23, 29]。このパターンは、クローン種や急速な生息域拡大後、または人間によって維持される家畜化された系統典型的です [23,30-35]。興味深いことに、クローンオスは形態的にも異なっていました。*M. ibericus*の巣の仲間と異なるのと同様に、野生型の*M. structor*オスと比較しても毛が少ないように見えました [18,11, 16d, 16e]。

クローンオスが野生のメスと交配することで「家畜化された」状況から脱出できるかどうかを評価するために、45の*M. structor*ゲノムの詳細な分析が行われました [24]。その結果、クローン系と野生型系統の間に雑種特定されず、そのような出来事現在存在しないか、極めてまれであることが確認されました [24]。しかし、系統解析や集団遺伝学的構造分析など、さらなる分析は、クローンオスが依然として*M. structor*の**家畜化された系統**であるという考えを支持しています [24]。全体として、これは*M. ibericus*のメスが、形態的にも遺伝的にも異なる最大3種類のオス(*M. ibericus*オス、「家畜化された」*M. structor*オス、「野生の」*M. structor*オス)と相互作用し、そのうち2種類を産み(図2)、3種類すべてと交配している(図3)ことを意味します [24, 36, 37]。

異種出産(Xenoparity)とその広範な意義**
メスが他種の個体クローンとして産む必要がある**という現象は、これまでに観察されたことがありません [4]。異種間クローニングは雌雄同体の針葉樹二枚貝で報告されていますが、これらはオス寄生体が偶発的に他種の卵を利用する事例であり、メスは寄生の偶然の犠牲者です [4,17, 38, 39]。これに対し、*M. ibericus*のシステムでは、他種のオスを生産することは偶然ではなく、**メスのライフサイクルにおける必須要件**です [4]。この生殖様式を示すメスを「異種出産性 (xenoparous)」と定義することが提案されています [4]。

異種出産への移行は、寄生-共生連続体における性的進化の結果と考えられます [25]。*M. ibericus*は、他の数種の収穫アリと同様に、まず義務的精子寄生へと移行しました [9,12,23, 25, 40]。これは、女王アリがエピスタシス的非互換性や自己中心的カースト偏向遺伝子型のために、自力で働きアリを生産する能力を失った状況です [23, 25, 26]。異種出産への最も直接的な経路ではないものの、この状況は相互精子寄生、つまり2つの系統が働きアリ生産のために互いの精子依存する精子共生の一形態へと進化した可能性があります [12,23, 25, 25]。単純な寄生であれ相互寄生であれ、他種のオスへの依存女王アリにとって最適ではありません。なぜなら、2種類の異なるオスと交配する必要があり、コロニー地理的範囲宿主のそれに制限されるためです [25]。しかし、*M. ibericus*は**自身が求める種のオスを自らのコロニー内で生産する**ことで(図3b)、明確な利点を得ました。これにより、義務的な異種交配を維持しつつ、それに伴う固有の制約を最小限に抑えることができたのです [21, 84c]。

クローンオスは、精子を利用する種のライフサイクルに囚われながらも、*M. ibericus*の生殖努力育児を通じて自身ゲノムを伝播させます [10]。ある意味で、クローンオスは「**完璧なオス寄生体**」と見なすことができます。なぜなら、彼らはメスの宿主にとって不可欠でありながら、メスの卵を犠牲にして繁殖するからです [10]。互いの配偶子依存することで、両種はライフサイクルを密接に絡み合わせ、**性的寄生から性的共依存 (sexual co-dependency)」**へと進化しました [22, 85c]。にもかかわらず、メスはこの関係の条件をコントロールしているようです。卵の遺伝子型解析データは、メスがオスの卵の発達と成熟タイミングを課していることを示唆しています [10]。このような状況は、*M. ibericus*が最初に野生から搾取した種の繁殖コントロールするという点で、「**性的家畜化 (sexual domestication)**」に似ていると言えます [10]。

この関係は、家畜化のすべての基準を満たすだけでなく [11,28]、人間による家畜から地衣類共生に至るまで、これまで知られている最も顕著な例よりも**はるかに親密で統合されたもの**です [11, 35, 41]。これらの例とは異なり、両パートナーは**義務的な交配相手**であり、家畜化する種は自身の卵細胞質を利用して家畜化される種を直接クローン化しています [11]。このように、自身細胞質内で異種ゲノムを複製することは、真核細胞内での細胞小器官(ミトコンドリアなど)の細胞共生的な家畜化を想起させます [11, 42, 43]。したがって、クローンオスは「**超個体レベル細胞小器官 (organellesat the superorganismlevel)**」と見なすことができ、この異種ゲノムが直接複製するコロニーへと統合された結果であると言えます [11, 44, 45]。これにより、性別カースト、種に関して最も多様な個体生産するコロニー形成され、それぞれが凝集した生殖単位内で専用の役割を担っています [11]。

このように、**ある種が別の種をクローンとして産む必要のある生殖様式**を明らかにするだけでなく、この「**2種からなる超個体 (two-species superorganism)**」は、**個体性の通常の境界**に挑戦しています [11]。個体性における主要な進化的転換は、異なる実体統合された高次の単位へと進化する際に起こります [11, 46-48]。2つの種がこのような統合された実体の中で性的相互依存するようになったことで、異種出産への進化は、このような転換が性的家畜化のプロセスを通じてどのように起こり得るかを示す典型的な例となっています [11]。

M. ibericus*における異種間クローニングと性的家畜化という、前例のない生殖様式存在が明確に示されました。これは、**種間の境界生殖戦略、そして個体性**に関する我々の理解根本から問い直す、進化生物学における重要発見です [11]。

https://www.nature.com/articles/s41586-025-09425-w

Permalink |記事への反応(0) | 11:36

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anond:20250905054532

ちょっと完璧主義すぎるし、むしろ病的な強迫性障害的に思える

これを正義として家庭内憲法にしてしまうと、共依存の苦しい家族になるのでは

文章内に、自分の非が全くみつからないというのは、サイコパス性感じる

作り話かもしれないけど

Permalink |記事への反応(0) | 08:31

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2025-09-02

承認欲求メンヘラって2種類いるよな

自己肯定感が死んでるという点は共通してるんだけど更にそこからプライドの強さでで分岐してる気がする

自己肯定感が低い-承認欲求強い-プライドが高い

 このタイプは「自分評価されないのはおかしい、認められるべき」っていう意識が強い

 とにかく褒めろ、受け入れろ、っていうタイプ恋人を作るととにかく相手負担をかける

 地雷もめちゃくちゃ多い、地雷を踏むとすぐ関係を断とうとする

 ODとかリスカに走るのもこっちが多い 誰でもいいか自分を見て!になる

 基本的他責思考で、嫌なことは忘れようとするタイプ(そのたびに地雷が増える)

自己肯定感が低い-承認欲求強い-プライドが低い

 こっちは「自分ゴミだってわかってるけど、誰かに認めてほしい」っていうタイプ

 ちょっと褒められたり優しくされたりするとそいつに一生ついていく

 酷い扱いを受けても「でも自分を受け入れてくれるのはこの人だけだし…」って考えで耐える

 誰でもいいから、にはなりづらいが、過度に内省的で一人で病み続ける

 過去の人関係の失敗は引き摺り続けるけど、消化はしようとする

ちなみにこの対極同士の相性は死ぬほど悪い

メンヘラ同士で交際するなら同タイプがいいと思う、想像するだけで地獄だけど

前者はうまくいけば高めあえるし、後者はうまくいけば安定感を得られる

「うまくいけば」という前提だし、多分共依存に近いものになるからおすすめはできない

メンタルは正常に限る

Permalink |記事への反応(2) | 09:20

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2025-09-01

anond:20250901093117

マウント、見下し、支配封殺 正直言って役満

どのくらいの付き合いなのかは知らんが、元増田精神おかしくなっとるで このまま行っても共依存がいいとこやな

Permalink |記事への反応(0) | 14:35

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2025-08-25

anond:20250824232013

NANA恋愛というより精神病が生きていくための共依存の話だから

Permalink |記事への反応(1) | 00:14

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2025-08-12

ふーむ

共依存のまつろか

Permalink |記事への反応(0) | 22:45

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2025-07-23

ぼっちオフ会」に参加したら、人生ごとデバッグ不能テクウヨITチー牛が現れてサーバーダウンした件

オフ会雰囲気は最高だった

この前、「ぼっちオフ会」に行ってきたんだよね。

SNSで告知見て、内容も「人見知りでもOK」って感じだったし、バージョン合いそうだなーと思って参加。

参加者も「会社飲み会Slackスタンプで済ませてますw」とか

旅行も一人のほうがメモリ節約できるし、CPU温度上がらないっすよね」みたいなタイプで、序盤は「これは負荷軽めで快適だな」って感じだった。

全体的に、リア充っぽいテンションとは無縁な人ばっかで、「これぞ非同期コミュニケーション」って思ってた。

事件発生:テクウヨITチー牛.exe強制起動

地獄が始まったのは、自己紹介タイム

自己紹介タイミングで、ヤバいスクリプトが実行された。

テクウヨITチー牛.exe強制起動。

開始5秒で「僕、RustとGoマイクロサービス開発してます友達いないです。恋人いません。親にもブロックされてます。でも、ChatGPTと話してるので大丈夫です」って、超重量級のログが出力されて場がフリーズ

いや、ここGitHubのissueじゃねえからな?

誰もお前の闇のstacktraceデバッグしに来てないのよ。

さらに、「僕、AIイラスト描いてるんですけど、著作権とか時代遅れですよね?あんなの老害仕様でしょ?」って唐突ライセンス違反マウント

pixivオワコン、今はNovelAIとComfyUIが最強」って語りだして、俺のフレームバッファが完全に焼けた。

てか、なんで“ぼっちオフ”に来てまでライセンスバトル始まってんの?

まさかの俺への絡み

しかも俺のTwitterの昔の投稿を掘って、「○○さんも“孤独で辛い”って言ってましたよね!?同志ですね!」って突っかかってくる始末。

いや、それログイン画面で冗談で書いただけだし。

その一文で“共依存フラグ”立てるな。

こっちは「休日にひとりでKaggle回すの好き」って話してただけで、お前みたいに「人間関係を全員403 Forbidden」にした結果の孤独じゃないから。

そっからずっと、俺の隣に常駐してCPUリソース奪ってきて、

VS Code拡張機能でChatGPTと喋ってると、人間いらなくなる感ありますよね?」

「てか、女ってバグ多くないですか?ロジック破綻してるというか」

って、完全にネット炎上案件レベル発言をノンブロッキングで垂れ流し。

お前それ、発言全部Jiraに通してから口にしろ

極めつけは「このあと、Stable Diffusionのプロンプト見せ合いませんか?」って。

いやいや、それ何?アジャイル風味の監禁プラン

こっちは秒でexit 1 叩いて帰ったわ。

人間性のリファクタリング放置

というかさ、テクウヨITチー牛って、

技術力」だけで人生のすべてが解決すると思ってて、

人間関係エラー他人側のコードミスだと信じて疑わないじゃん?

いや、お前の人生main関数から既にバグってんのよ。

何でもAIに任せて、「女性感情的すぎて仕様が読めない」とか言ってんの、

人間性のリファクタリング20放置した末路だから

誰かと繋がりたいなら、まずは npm install social_skills してから出直して。

というわけで、今後のぼっちオフ会には以下の注意書きを追記してくれ:

マジで頼む。

「非依存ソロ行動者限定」って明記しないと、またroot権限空気破壊する奴が来るぞ。

次はちゃんと「技術力より共感力」って書いといて。

ほんとに。

Permalink |記事への反応(3) | 16:37

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2025-07-15

anond:20250715151315

ありがとう〜〜泣

田舎長男で片親の母親共依存っぽかったから、確かに見えてる地雷だったよ〜

ずっと悲しいけど、のんびり楽しく暮らせるようにがんばるね

Permalink |記事への反応(0) | 15:17

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2025-07-03

弱者男性ほど下方婚しろ!」〜私立弱者男性高等学校の逆襲〜

登場キャラクター紹介(抜粋):

オタメガ・マサヒコ(17

 童貞17年。弱者男性高校の2年生。趣味Vtuberスパチャと三国志。髪はベトつき、眼鏡は曇っている。

 将来の夢は「家族罵倒されない男」。

尊師(そんし)校長享年不明

 「下方婚を愛せ」「上を目指すな、下を極めろ」などの名言を残す謎の人物存在のもの思想

赤羽ナツキ(17

 私立メンヘラ女子学院の3年生。過去に5回メン地下のセンターをやったが、全部クビ。

 「私って……価値、ないよね?」が口癖。メンヘラだが料理うまい

婚活失敗マン先生(45)

 講師20年、交際ゼロ弱者男性のすべての敗北を知るプロフェッショナル

第一章:開校宣言下方婚しろッ!!」

春。

灰色の校舎に、灰色制服

そこに集うは、希望も夢も見ない者たち。

私立弱者男性高等学校入学式

壇上に現れたのは、白衣をまとい、口ひげをたくわえた校長尊師

そして開口一番、怒鳴る。

貴様らに彼女はいない!!」

「この先、モテることもない!!!

「だから――下方婚しろッッ!!」

生徒たちは混乱した。

下方婚

それは敗北の烙印か? それとも、唯一の生存戦略か?

上方婚幻想だ!!女神は選ばれた者のみに微笑む!!」

「だが、地を這う者には、地を這う者なりの幸せがあるッ!!」

「俺たちは“底辺の神”に愛されるために努力するのだ!!」

こうして彼らの三年間が始まる。

目標はただ一つ――

自分を知り、自分より下の相手と結ばれること」。

第二章:授業開始「戦略的に失礼であれ」

1時間目:婚活戦略論。

「いいか?“優しい男”なんて、最も無価値だ!!」

講師婚活失敗マンが叫ぶ。

「女は“リスク”を取らない!イケメンダメ男なら許されるが、お前らの“優しさ”は値段ゼロ!!」

2時間目:共感ゼロ会話術。

「話を聞くな。質問するな。ただ“俺語り”しろ!」

「“へぇ〜そうなんだ”を繰り返せ。会話が成立してる気にさせろ!」

3時間目:外見戦略

ブサイクでも清潔感があれば戦える? そんなもん幻想だ!!」

「だからこそ逆手に取れ。“俺はブサイク”を武器にして、相手優越感を刺激しろ!!」

生徒たちはメモを取りながら泣いていた。

「ここまで貶されると、むしろ清々しい……」

第三章:文化祭戦場だ「恋愛リアリティ模擬実習」

合同文化祭「LRG」が始まる。

相手は、メンヘラ女子学院

世に蔓延る“地雷”の精鋭部隊

キャバ嬢境界性人格障害SNS依存ポエム投稿女子……まさに「属性地雷オールスター」。

オタメガ・マサヒコの相手赤羽ナツキ。

第一印象は、最悪。

「なんか……目、死んでない?」

「いや……お前も相当死んでるよな……」

だが、不思議と話は合った。

趣味:二人とも“推しに金を捧げる”。

人生観:二人とも“親に失望されている”。

将来の夢:どちらも“愛された記憶が欲しい”。

ナツキは呟いた。

「私さ、ほんとはずっと……下でもいいから、誰かに必要とされたいって思ってた」

その瞬間、マサヒコの心に雷が落ちた。

第四章:愛という名の地雷処理班

文化祭を経て、数組の「疑似カップル」が生まれた。

だが、すぐに問題が出る。

「ナツキが昨日から連絡よこさない!」

浮気? いや、自己嫌悪で寝てるだけだろ……」

「え、彼女が全SNSアカウントを消して失踪!? ……あっ、これ地雷の“本気”や……!」

弱者男性たちは悩みながらも動き始めた。

「俺たちは……こういう地雷しか付き合えないんだよ」

「でも、逆に言えば、地雷を処理できるのは……俺たちだけだ!!」

弱さを知る者が、弱さに寄り添う。

負けたことがある者が、他人の敗北に共感する。

それは、恋ではなく、共依存かもしれない。

だが、マサヒコは言った。

「それでもいい。俺は、誰かの最後選択肢になれるなら、それでいいんだ」

第五章:卒業式弱者男性ほど、愛を知る」

卒業式の日。

再び尊師校長が現れ、最後の言葉を叫ぶ。

弱者男性よ!!」

「お前たちは“勝ち組”ではない!! でもな!!」

勝ち組より、現実を知っているッ!!」

下方婚とは、妥協ではない!!選択だ!!」

地雷を愛する者だけが、真に地雷を超えられるッ!!」

涙を流しながら、生徒たちは社会へ飛び出していく。

相手スペックを問わず自分を受け入れてくれる誰かを求めて。

そして、オタメガ・マサヒコは、赤羽ナツキにプロポーズする。

リングは安物。

でも、彼の声はまっすぐだった。

「俺と、地獄でも一緒にいてくれ」

次回予告:

弱者男性ほど、子育てしろ!」

幼稚園ママたちと戦う日々~

Permalink |記事への反応(0) | 23:26

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2025-06-23

anond:20250623115453

一度離れてみては?

共依存じゃん

Permalink |記事への反応(1) | 11:59

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