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「公害問題」を含む日記RSS

はてなキーワード:公害問題とは

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2025-09-11

予言

わたし思うんですけどね、これから日本はまた公害問題が続出しますよ。

貧乏になってるからね。

企業安かろう悪かろうに走るのは目に見えてるね。

今の若い世代は贅沢も知らないから、安くて悪いものでもあまり気にしないしね。

2030年までに何かひとつデカ事件も起きると思う。

老人中年層が日本の衰退から目を逸らし続け、現実逃避して何も合理的対策を取らなかったからだね。

いやだねほんと。

Permalink |記事への反応(0) | 20:36

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2025-08-03

データセンター公害問題の肝は非直営

よく勘違いされてるんだが、DC直営というか強力な主管企業運営する限りは問題にならない

企業看板背負って進出するんだから地域住民喧嘩するメリットがないし、可能な限り調整を実施する

問題は非直営というか、箱だけJVで建てるけど中身の募集管理運営委託しまっせ、という場合

この場合責任分散するというか建物建設に携わる企業運営に関わらないので、中長期の見通しが立ちにくいというか、なんなら知らないこともある

件の場所もまさにこれで、地域住民の回答に誠実に対応できてない

いまどき工場でも倉庫でも商業施設でもオフィスビルでもそんなのは通らない(マンションは強行される場合が多い。諸行無常)訳で、よく行けると思ったなってレベル

セキュリティガーは通用しない

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

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2025-07-13

anond:20250713225127

そりゃ日本は徹底して労働者階級を分断してきたからだよ

よその国で当たり前に発生する労働者資本家消費者企業対立公害問題以外でほとんど見られず、

ちょっと給与がいいだけの高給取りサラリーマン上級呼ばわりして争う始末

それが自民党の治世であるのにそれにすら無自覚。まず倒すべきは資本家政党であり、あとのことは後で考えればよいのに

Permalink |記事への反応(0) | 22:54

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2025-01-14

児童インフルエンザワクチン接種の非義務化には歴史的経緯がある

https://anond.hatelabo.jp/20250114102242

そもそも以前ワクチン接種は義務だったが、副反応に対する批判から任意接種に切り替わった

当時の時代背景として、消費者運動の力が非常に強くマスコミ運動側につきやすいため、正確な事実リスクを多くの消費者は正確に判断することが極めて難しかった

また、戦後日本では水俣病をはじめとした公害問題も多く、企業政府の信用も低かったし、何より当時はまだ冷戦最中で今とは比べ物にならないレベル左翼の影響力は大きかった

時代は少し後ろになるが、今では反ワク左翼代表である薬害オンブズパース会議なども90年代薬害エイズ問題において大きな役割を果たし、薬害エイズ被害者代表である川田龍平国会議員になり今に至る

HPVワクチン副作用問題もこうした歴史的な流れの元に「ワクチン絶対に悪い」という予断の下、左派の大多数がマスコミとともに反対運動を繰り広げたが、その後は言うまでもないだろう

現在ワクチンに対して日本欧米に比べて及び腰なのはこうした歴史的な積み重ねによるものであって、政府不作為というよりは良心インテリ市民に最大限慮ってきた結果であり、彼らの反省無くしてこれ以上の改善は難しいだろう

Permalink |記事への反応(2) | 23:59

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2024-12-14

みんなで読もう兵庫県職員アンケート

パワハラがあったとの確証までは得られなかった(なかったと断定するものではない)」とする兵庫県の内部調査が公開されたニュース記事ヤフコメ

より客観性の高い百条委員会アンケートにまで不信感を持っている人らが

兵庫県職員アンケートは無記名でURLさえ知っていれば誰でも複数回答可能だった!」とか

「実際にパワハラを受けたと言う職員はおらず伝聞ばかりだった!」とか書いてて笑える

君らさぁ…兵庫県職員アンケートに目を通したことあんのか?


かに無記名で複数回答可能な上マークシートではAをチェックしたのに自由記入欄に別途ABCD書いてたりするので

当初マスコミ報道してた職員の何人が~とか何%が~とかい指標は当てになんねーけど

中身をちゃんと読んだら「これは本当にパワハラを受けたと感じて書いてるな」ってものは相当数あるぞ?

そして匿名回答可能なだけで記名回答されたものもあるし複数回答不可能な郵送の回答もある

記名のものは本人に話を聞けば裏が取れるし相応の覚悟を持って回答したものと言っていいだろう


自称情強の皆さんは兵庫県議会のHPから読めるんだから当然元ソースを読んで判断してるんだよね?

スマホしか持ってないかPDFは読みにくいとか言うなよ?

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/questionnaire.html


膨大なPDFなので読むのは大変なのはわかる

そこで公開されている中間報告・ネット回答・郵送回答を参照し

「Q7:知事パワハラについて」の回答のうち「記名」かつ「A:目撃、経験等により実際に知っている」の中から

自分がこれは伝聞だから"B:目撃、経験等により実際に知っている人から聞いた"だろうとか

長すぎて引用するのは大変だが中略するのも違うよなと思ったものを省いてピックアップする

ソースでは無記名の回答でもBやCの回答でもガチっぽいのは多いし物足りないと思うなら元ソースを読んで楽しもうぜ!



中間報告(https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire0823.pdf)

【Q7】知事パワーハラスメントについて

記入方式 "記名"

回答 "A:目撃、経験等により実際に知っている"

●●●●●在任中、本県と●●●●●●●●との「空飛ぶクルマ」実現に向けた連携協定締結式(R5.1.24)の事前説明の際(締結式の1週間ほど前)に知事室に入るなり、

その日の読売新聞で報じられた本県の空飛ぶクルマ関連の新規事業について、内容は知事了解済みのはずなのに、「なにこれ」「聞いてない」「空クルは知事直轄。勝手にやるな」と厳しい口調で叱責された。

着座も許されず「やり直し」と言われて退出を余儀なくされた。●●●●●●●●●●の●●●●が同席(知事秘書1~2名が陪席と記憶

渡瀬文書P9下から二行目~P10一行目に関し、私は令和5年10月12日知事レクに同席していました。私の記憶では以下のとおりです。

地元住民2名が原告となり、養鶏事業者と兵庫県被告とした損害賠償請求訴訟の経緯を●●●●●●から説明

原告が●●●●●に対し、訴訟に参加する機会を与えるための訴訟告知(R5.9.20付け)を行ったこと、(県は当事者ではないが、)

養鶏事業者が●●●●●を相手とした行政訴訟却下R5.9.12付け)されたことなどを説明中に知事から次のような指導があった。

知事「こんな話を今聞かされるのか。なぜ●●●●●●は報告に来ないのか。」

丹波県民局としては、訴訟に関しては随時情報を入れるよう指示があったにもかかわらず、直接県に関わるものではないと判断し、直近の情報を報告出来ていなかった、と理解した。

知事言葉は厳しかったが、知事は机を叩いたりはされていなかった。

昨年10月12日丹波県民局の地域づくり懇話会のレクがあり、●●●●●の養鶏事業者の公害問題に対する県の対応を●●●●が説明したが、

養鶏事業者が市に対して行った改善命令処分取消請求訴訟と、住民から訴えがあった公害等調整委員会の原因裁定判決の状況の資料を見て、

知事から「こんな話は聞いていない。訴訟の動きは知事に入れるのは当たり前だ。そうだろう」との叱責があった。

その際●●●●●●が、「そうですね」と発言したところ、「そうですねではないだろう」と強く叱責された。

昨年7月24日定例会見の項目レクの際、はばタンPAY+の資料を添付したが、それを見た知事から舌打ちの音と大きなため息があった。

その後、「何が悪いか分かるか」と言われたが、思い当たる節がなかったため黙っていると、●●●●●●が「顔写真とかメッセージですか」との発言あり、その発言を聞いた知事から

「この事業知事肝いり事業なのに、写真メッセージがない。●●●●を呼べ」と指示があった。

秘書職員が●●●●に電話したが不在だったため、代わりに●●●●●●が知事室に来ることになった。

なお、そのころは知事も少し落ち着いていたので、報道にあるように「お前じゃだめ」のような発言はなかった。

知事が●●●●●●に「このうちわはすでに印刷済みか」と尋ね、●●●●●●は「すでに印刷済みだが、追加で発注する」と回答。

知事から、「これは私の肝いり事業だ。顔写真メッセージといったものを入れてほしい」と指示があり、●●●●●●が「チラシ等には顔写真等が入っているので、うちわにも入れる」と回答した。

昨年10月31日定例会見の資料レクの中で、●●●●●●うまいもんフェアの資料説明したが、知事から「●●●●●●の●●とお店で面談する件はどうなったんだ。

フェアの開始前にPRする場として、営業時間前にセットできないか」との質問があった。所管である流通戦略から営業時間前は従業員バタバタ用意しており、難しいと言われている」と回答したところ、

知事から知事がせっかくPRするんだ。開店準備はわかるが、どこか隅のテーブルでできるだろう。2時間時間もいるわけではない。PRしてほしくないのか、今後関係を考える必要がある」との叱責があった。

なお、●●●●●●側は、この件より以前に知事社長との面談をセットしていたが、知事の都合でドタキャンされたので心証を悪くしており、このような対応になったとのうわさを聞いている。

令和4年度、淡路佐野運動公園において、オリンピックメダリスト等による「淡路スポーツチャレンジ」と題した子供たちのスポーツイベント計画課が開催した。

当時当方は●●●●●●●であったが、子供たちに地産地消の大切さと、日本伝統発酵食品のすばらしさを知ってもらおうと、そのイベント中で淡路食材を使った発酵食品試食企画した。

当日、知事が会場入りし、計画職員が控室(施設更衣室をあてがった)へ誘導したが、控室で県民の方1名が偶然着替えており、

それを見た知事から「なぜ他の人がいるのか」との叱責があり、急遽別の部屋を控室にあてることになった。

また試食について、知事メダリストの方々と一緒に食べていたので、ほっとしたが、その後秘書から試食味噌汁等が冷めており、知事あんな冷たい料理を出すのは失礼だと怒っていると聞いた。

メダリストの方々からはそのようなクレームは無かった。

※控室の部分の話は直接叱責を受けたという証言

秘書課伝いのクレームは伝聞だけど何様やねんという私怨が入ってて面白い



中間報告以降ネット回答分報告(https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011_01.pdf)

【Q7】知事パワーハラスメントについて

記入方式 "記名"

回答 "A:目撃、経験等により実際に知っている"

2021年8or9月

尼崎港湾用地を万博駐車場にする見込みとの新聞報道を受け、●●●●が知事室に呼び出され、「聞いていない」と机をたたいて指導された。

知事就任前の3月に決まっていたことであり、報道されたのがその時期であって、説明していないわけではない)

令和3年9月27日(県会代表質問の日)、神戸新聞尼崎西宮芦屋港の港湾計画長期構想が掲載されたことについて知事室に呼び出され、「聞いてない」と机を叩いて激怒された。

また、代表質問に合わせた悪質なリークと勘違いされ(●●●●●から知事室前廊下で、「誰がリークしたのですか?」と問われる)、「こんな事は許さないんだよ」と再度机を叩いて激怒された。

誰かが謝らないと収まらない雰囲気となり、●●●●が謝罪してその場を納めた。

記事に対する県会質問対応のため再入室した際に、長期構想については昨年度に協議会を開催してパブリックコメントを行い、

ホームページ公表している事を知事説明すると、悪質なリークではなかったと理解され、怒りを収められた。

後日、別の会議の際に「あの時は怒って申し訳なかった」と知事から謝罪された。

2023年4月24日(月)に知事外国人を引率して福祉まちづくり研究所を視察することが、21日(金)の夕方知事の発案で決まった。

知事は●●として国際課の●●●●●の同行を求めたが、当人24日は知事も出席する別の会議の●●用務があり、知事が退出して視察先に向かったあとも、会議の進行上、●●として残る必要があった。

このことを国際局幹部知事説明した際、知事は「彼女知事の●●。知事がいない会議の●●を続ける必要はない。その会議主催者に●●を手配させろ。」とかなり厳しく叱責されていた。

当日に●●を手配できるはずもなく、結局国際課の●●●●●は知事退出後も●●を続けるほかなかったため、同幹部はひたすら謝っておられたが、県が協力した会議全体の都合も考えず、

急遽突っ込んだ自分の用務を優先し、かつ職員を「自分の●●」と言い切ってしまわれたのには驚いた。

理不尽な叱責とご自分の都合を優先される姿勢に疑問を感じたが、叱責を受けた方がパワハラと受け取られたかどうかはわからない。

・令和5年度に県立美術館で開催された「●●●●●●●展」の記者内覧会(●●●●●●●の3人が出席)は、

知事の強い希望知事出席行事となったが(記者向けの内覧会であり、通常、館として知事に出席を依頼するような行事ではない)、

記者内覧会実施日は知事の予定に合わせること(決定後の日程変更は不可)」

「●●●●●●●と一緒に写真が撮りたい」「●●●●●●●の楽屋訪問したい」「●●●●●●●の曲に合わせて自分が踊る姿を動画SNSで発信したい」など、

展覧会のもの(県の事業実施)とは全く関係のない指示・宿題に本庁所管課・現場ともに振り回された。

Perfume展だと言われています(https://x.com/motohikosaitoH/status/1700131488736653714)



送回答分報告(https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011_02.pdf)

【Q7】知事パワーハラスメントについて

記入方式 "記名"

回答 "A:目撃、経験等により実際に知っている"

・令和3年度、知事室における知事協議で、私はパワーハラスメントと感じる知事から言動を受けました。

協議内容 県選出の国会議員に対する、本県から国への提案に関する資料

・協 議 者 ●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●● ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・私がパワハラと感じた知事発言があったのは、その協議の冒頭においてです。

資料協議前に、東京での国会議員説明会の開催予定日時について知事がご存じない状況でした。(本来その日程は秘書から説明されるべきものでありました。)

秘書課が作成していた日時等に関する資料は少し古い時点のものでそこから日程の変更が入っていたのですが、●●●●の判断でその資料に基づき、変更があった個所は口頭で説明されました。

・その口頭修正知事は激高されました。約3年前の話なので詳細に一言一句まで正確かは分かりませんが、以下の発言であったと記憶しています

「誤りのある資料知事に見せるとは、どういうことか!」「誰やと思っているんや!知事やぞ!」「知事は忙しい中、時間をとっているんだ。ちゃんしろ!」

・その発言に対する私の感想です。秘書課の作成した資料の誤り(正しくは時点が古いだけ)は微細なものであり、●●●●の口頭での修正説明で事足りる内容と考えられるものにも関わらず、激高された姿に衝撃と、強い恐怖を感じました。

・そして、斎藤知事意見をするのは幹部職員の方であっても難しいだろうなという印象を強く持ちました。ちなみに井戸知事些細なことで激高することは私の記憶ではなく、

私のような若い職員意見しても耳を傾けてくれた姿と対照的な印象を持ちました。これではとても率直な議論などはできないだろうと思いました。

・「知事!」という言葉を何回も繰り返し発言されたことにも、強い違和感を覚えました。

・執務室に戻った●●と●●に話をしたところ、「いつものことなので」という感じであまり意に介していませんでした。逆に頻繁に知事に接しているお二人の反応を見て、これが日常であることに怖さを覚えました。

なので、お二人にとってはパワハラとは感じていない気がしますが、ほとんど知事室に入ることのない私にとっては、非常にショッキングで、パワハラと感じた事案です。

知事就任後に、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●が学校から持って帰ってきたココロカード県内小・中学生全員に配布し、カード提示により美術館博物館等の観覧料が無料となる)を

家に持って帰ってきたときに、カード井戸敏三の記名があるのを見て激怒し、教育委員会関係者を呼んで叱責した話を、●●の●●●●●●からの引き継ぎの際に聞いた。

ココロカードは毎年度、新小学1年生全員に配布(転入者には予備を配布)し、子どもはそれを中学校卒業まで使用するため、最長9年間同じカードを使うことになり、前知事の記名のカードであってもやむを得ないことである

しかし、斎藤知事の指示により、●●●●●●●●を務めた令和5年度の2月補正で約250万円が予算計上され、ココロカードデザインサイズ変更という名目で、

令和6年度当初に小・中学生すべての学年に斎藤元彦の記名入りのカードを再配布することとなった。

法的な課題があるわけではないが、既に配布しているカード知事名前を変更したいという理由(公にはしていない)で再配布することは、知事権力濫用であり、税金無駄遣いと感じた。

最後のは伝聞だからBだろと思ったがカードデザイン変更にはソースがあり個人的に気に入ったエピソードなので紹介する

知事への私怨もしくは自己顕示欲のために税金をかけてやることが小さすぎる…

デザインを変更するにしても本来予算がかからないように新規発行分からの変更で十分だろう

(デザイン変更のソースこちら→https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/shakyo/project/kokoron)

Permalink |記事への反応(2) | 11:56

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2024-08-19

クルド問題で良くやり玉にあがる解体トラックの積載とヤード問題に就いてパート2

パート1→  https://anond.hatelabo.jp/20240819184907

木曽呂(神根東)

木曽呂はまっ平らな川口市大宮台地が張りだした高台地区。この木曽呂の東には川口ICがあり、その東側には人家希な地域がある。神根東と言えばいいのか。住所としては赤芝、石神という地域だ。

ここの場合一般的調整区域建築制限されているのではなくて、近郊緑地保全区域という規制が掛かっている。

家やマンションが建てられないので畑をやるしかない。しか都心から近い畑地域では花卉栽培が人気になる。そこでこの周囲では盆栽植木名産になっている。

しかし、植木って今は人気だろうか?あまり植木に精を出しているおじさんとかは見ない。なので下火となり、都市化によって農業自体廃業してしまう人も多い。

すると土地が遊んでしまうし、そこに固定資産税も掛かってくる。

一方、建築規制だけなので用途規制されていない。

そういう訳で駐車場用途ヤード用途の買い手に売却、となる。緑地保全区域なのにホコリっぽいヤードだらけになるのが皮肉だ。

特に外環道川口IC付近にはヤード類がまとまった箇所が数か所ある。

 

特養ホーム調整区域サイン

特養ホームというのは収益性が然程は高くないのに広い面積が必要施設で、故に訳アリの土地、崖の下などに造られやすく、その為に災害犠牲者が出る事がままある。

調整区域特養ホーム例外に入っている場所などは当然候補地となる。

産経は近所の迷惑度を強調したくて特養ホームを入れたのだろうが、増田場合は逆に「ああ、人家希な地域なんだろうな」と考えてしまうのだ。

因みに学校が一緒に挙げられているが、学校は今夏休みだ。

 

増田産経のこの手の報道を信用していない理由

増田はこの手の産経キャンペーン記事を信用していない。何故ならクルド叩きキャンペーンは「中国人が水源地を買っている、日本の水が危ない」キャンペーンの続きだからだ。

この中国人水源キャンペーンの時は遂に具体的な売買の経緯などを取材して書かなかった。

増田含めてネットには不動産のうち、「負」動産クラスタというのが居る。不良不動産インチキ売買や怪しい不動産ゴロの事などを調べるのが好きな人間だ。

そんな負動産クラスターズが「水源までの道路はあるのか、それは誰の管理か」「水源地の分筆は売主がやったのか、仲介第三者取引か」「もしや嘗ての原野商法土地を買い上げて今度は中国人騙してる原野二毛作か」とウキウキでいたのに、結局最後まで具体性のある記事は一切書かなかった。

朝日新聞取材して「どうやら中国人相手原野商法しているようだ」という一定取材記事を出したのに、アンサーは無し。朝日の件と違うケースがあるのかどうかも書かないし、一切の掘り下げも無し。原野商法は整地もせずに登記簿だけで行われる詐欺商売で、売主が現地にも行かないという信頼?の元に為されるバカみたいな取引だ。だから地上からは一切の変化も見えず、金だけが動いてゴミを得るという事が行われる。故に掴んだ情報がどこの事かと言ってくれないと困るし、言ってくれたら登記簿取って何があったか調べられるのだ。

そういう掘り下げを全くせずに、今度は自衛隊基地の近くに外国人土地持ってるのが判った、日本危機だ!と煽る方向にだけ行ってそれっきりだ。

 

元々産経には一般向けではない産経記事というのがずっとある街宣右翼とか宗教右翼とか向けなので程度は極端に低く、社会人読者が常識的スキルで疑問を持つという想定がされない。例えば「なんで登記簿取って書かれている買い手や司法書士銀行などに取材に行かないんだ?」という疑問を持つ人は想定読者じゃないのだ。そういう人は一般的には社会人と呼ぶ。

書いてる記者もまともな能力がない。公害問題の時に地盤沈下が起こり井戸水の汲み上げ規制が全国で出来ていたはず、という常識やそれらにアタッチする能力もない。かなり特殊記事群と言っていいだろう。

クルド問題では他の新聞医療センターでのケンカを報じるくらいで取り上げない。地元紙の埼玉新聞はたまに取り上げるがトーンや内容が全然違う。「Xで定積載の平トラック撮影して『過積載クルド』とする盛り上がりに迎合してやはり定積載の平トラック掲載してアイキャッチにする」なんて事は当然しないし、そういう読者を想定していないのだ。それは良識とかじゃなくてただの常識だ。

 

という訳でしてこの記事自体は「いつものアレ」であって、「領海侵犯」「刑事裁判での被害者人権」なんかと同じ枠なので全く信用していないのであります

具体的にはクルド盆踊りのその迷惑度が信用できないから。

 

しかし、定積載のトラック捕まえて「警察がなぜか検挙しない!1」ってそりゃ定積載だからだよなぁ。しかもその写真ガイジン悪事として記事掲載する新聞があるって言うんだからすげえよなぁ。しかもよく見たら読者に提供してもらってるのな。つまりXでバズってるのを鵜呑みにした情弱さんを鵜呑みにしたって事よな。

 

地理がよく分からずにあの手の情報に踊らされている場合もありそうなんで、川口地理説明したいんだが、紙幅が尽きたので今度なー。そんじゃーね

Permalink |記事への反応(1) | 18:51

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2024-05-25

anond:20240525140654

かつて開発から取り残された裏日本を救うという理想にもえて、そうだ道路だと考え、

議員立法道路3法を通し、ガソリン税高速道路有料化によって日本中津々浦々、道路建設推し進めた政治家がいた。

また電源三法を通して、長期的な電力供給の安定化を図り、発電所が立地する地方経済的な発展に寄与した。

こうして彼のエネルギー政策道路交通網整備は、首都圏だけでなく、地方部の発展を後押しし、高度経済成長を下支えするものとなった。

総理大臣にまで登りつめたその政治家は、日本列島改造論自分の考えのたたき台として世に問うた。

1.地方分散:人とカネとものの流れを巨大都市から地方に逆流させることで、地方工業化を促進し、地方都市の建設を推進する。

2. 高速交通網の整備:新幹線高速道路本州四国連絡橋などを通じて日本列島を結び、地方アクセスを向上させる。

3.公害問題解決工業地帯の再配置を通じて、公害問題にも対応する。

4.情報通信網の形成情報通信ネットワークを全国に広げ、教育医療格差を解消する。

この考えに共鳴した一人の実業家がいた。彼は、全国交通網の整備によって、都会の人が地域自然環境文化など地域価値を再発見する、という部分に着目した。

そういうと聞こえはいいが、実際には、都会からアクセスを確保し、「自然環境」を手軽に消費できるレジャーランド建設が後押しされた。

バブルの時代ともなればリゾート開発法が制定され、あちこちスキー場ゴルフ場ホテル雨後の筍のように乱立した。

しかし、その反面、二束三文だった山林は唸るほどのカネに変わり、地方部でも不動産価格が高騰した。

日本列島改造論には開発候補地が記載されていたこからそれをさらに後押しした。

そこにオイルショックインフレに追い打ちをかけ、狂乱物価といわれる極端な物価上昇に国民が苦しむようになった。

これが高度経済成長の終わりのシグナルとなった。

マスメディアは手のひらを返したように、金権政治批判し始め、その政治家は失脚、最後航空機わいろ事件実刑判決を受けた。

彼の理想共鳴したグループ企業御曹司も、バブル期には世界一富豪と評されたが、そののち証券取引法違反有罪となった。

電源三法によって石油コンビナート誘致に地域未来をかけた青森県下北の村は、オイルショック後に原発推進に舵を切った政府翻弄され、30年たっても完成しない核燃施設の村へと変わった。

バブル崩壊し、全国のリゾート開発は莫大な負債の後処理のほうが新聞をにぎわすようになった。

一方で、日本列島改造計画で描かれた全国新幹線構想は、一旦とん挫したものの、あれから50年、北陸新幹線東京から金沢まで2時間半という距離になり、敦賀まで乗り入れ時代になった。

田中角栄堤義明

良くも悪くも昭和経済成長象徴する人物だ。

彼らの功罪を語れば、恐らく罪のほうが目立ってしまうのだが、

その恩恵の上に社会が成り立っているはずなのに、それを我々社会ちゃん評価し切れていないからなのかもしれない。

狂乱物価で手のひらを返したマスコミのように、目先の不利益のほうがどうしても目についてしまう。これは認知バイアスだ。


他人のために行動するっていうのは、魔女の宅急便ニシンパイババアだとか、台風前のバス停を立てていく善意悪魔とか、被災地千羽鶴送り付ける奴とか、被災地渋滞を起こしに行く奴みたいに、助けるつもりで地獄に突き落とす奴が後を絶たない。

攻撃しているのをやめさせるとかならいいけど、助けるというのは違う。他者干渉しないのが一番の手助け。




何もしないのが吉なんじゃなくて、何もできない奴は黙ってすっこんでろってことなの。

Permalink |記事への反応(0) | 14:18

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2024-04-30

技術発展は人類寿命を減らす

地球が滅びたら火星移住宇宙が滅びたら別の宇宙ワープ?無理だってばw

技術が発展したら公害問題とか核問題とかで人類寿命が減るんよ

縄文時代文明レベルのままなら人類もっとサステナブルだよね

Permalink |記事への反応(0) | 11:17

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2024-04-22

ポテトチップス悪魔食べ物

――悪性のすべてを兼ね備えた最悪の食品

 最近ポテトチップスなどのスナック菓子に「ノンフライ」をうたうものが多くなっていることに、あなたは気づいているでしょうか。

 これは、「こんなものをつくっていてはまずい」と早くからわかっていたメーカーが、ようやく自主規制を始めたからだと、私は推測しています

 実は、ポテトチップスには「アクリルアミド」という発がん性の高い物質が大量に含まれていますアクリルアミドはAGEの1つです。

 もともとアクリルアミド工業用に広く使われていた物質で、がんや繁殖障害を起こすことが知られていました。そのため、あくまで「公害問題」として実態調査していたスウェーデンで、食品中にもアクリルアミド存在することが偶然にわかったのです。

 このことは世界中に衝撃を与え、日本でも厚生労働省農林水産省を中心に本格的な研究が開始されました。

 その結果、とくに、120度くらいの高温で加熱した炭水化物(イモ類や小麦粉米粉など)に大量に含まれることがわかりました。つまりポテトチップスドーナツ、油で揚げたスナック菓子などには、アクリルアミドがいっぱい入っているということです。

 こうした調査結果が出た段階で、スナック菓子メーカーは相当な衝撃を受けたことでしょう。そして、「ノンフライ化」が静かに進められたのだと、私は考えています

 しかし、そういう一連の出来事一般消費者の多くはいまも知らずに、高温の油で揚げたポテトチップスを喜んで食べているのです。

Permalink |記事への反応(1) | 21:37

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2024-02-21

ネット、どうなっちゃうんだろうね

Google検索がクソってのが最近トレンド

Googleに限らずネット公害は日々深刻化している

得られる情報価値とたどり着く手間が割に合わない

 

今後、どうなるんだろうか?

公害問題は解決するのか、

公害を受け入れノイズとして無視して使いこなすの

 

例えば、自動車は人を殺して排ガスを撒き散らすが

自動車で得られる経済性の方が遥かに大きいから損失には目をつぶる

 

同じように諦めと妥協で収斂するのか

なんらか画期的技術革新公害問題が解決するのか

 

現在検索エンジンAIで真偽有益性を判定しページランクつける技術移行の最中

とはいえこれもすぐに破られるのではないか、あまり期待していない

 

悪質な宣伝サイト想定外使用方法刑事罰で法的な縛り

これもいずれは議論が始まり導入されるだろうが、効果は期待薄

 

信頼コミュニティー形成しそこで情報流通させる

これも古今東西試みられてはいるが、上手く行った試しがない

FacebookYAHOOセカンドライフもやりたかったのはこれなんだが、ダメでしょ?

ネットの広大な世界に小綺麗な町を作っても自給自足の閉社会にはならんのよ

ここでも現実社会と同じストロー現象作用して瓦解する、毎度これの繰り返し

 

ある程度インテリジェントな濾過フィルターが開発されて実用化されて

それでも混入するゴミ辟易しながら使い続けるんだろうな

Permalink |記事への反応(1) | 16:25

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2023-08-22

anond:20230822225355

水銀は薄まるから大丈夫排水垂れ流して公害問題おきてるよな

Permalink |記事への反応(0) | 22:58

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2023-07-04

1960-70年代は景気は良かったが

学校フランス暴動のごとく荒れてたな

ヤーの子がよく暴れ、テレビでは洋画放映、読売ジャイアンツが強く、沖縄米軍系のフィンガーファイブ野球チームジャニーズフォーリーブススーパーカーブームドリフターズ、スポコン、魔法使いアニメなどとわりとお伽噺な文化

切手やフタやメンコ集めとか素朴なコレクターはい

大臣佐藤栄作田中角栄だしたぶんアメリカ風政策だったんだろう

     

しか70年代にはガンダムタモリのようなマニアっぽいコンテンツが現れ、パソコンも現れ、いわゆるオタ文化が栄えていく(やや官僚ぽい文化だ)

原発が稼働し始め政府公害報道を恐れた影響だろう

アイドルオタクも現れて、80年代オタクが作った

90年代破綻した

    

60−70は今思えば景気が良かったのになんで荒れた?と思うと公害問題など分かりやすい大きな不正問題スピンだな

円安固定レートで公害ばらまきながら輸出

公害報道メディアにも活気を齎してた部分がある

    

一方、現代円安だが社会問題が見えにくく敵がよく分からなくされている

オタク文化では社会問題を考えずに済むし少子化にもなる

LGBT同性婚夫婦別姓SDGSなんぞ小集団問題話題にされ、大きな不正メディアに出ない

でもまあいうなら、現代公害派遣会社節税商品保険不動産)だろうな

バブル崩壊もそのせいだ

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2023-03-11

anond:20230311085306

以下のくだりが、とても印象的だった。

その時にわたし出身地名産が好きで、通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね、とさりげなく話題をそらしてくれた年配の男性がいた。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

恥ずかしい話、「神戸出身から」と言われて私は何も分からなかった。

私は自分地震津波被災者で、東北で育った私たちが一番の被災者で、今後数十年はわたしたちが一番のかわいそうな立場だという感覚を持っていた。

「なぜ急に神戸?」とポカンとして「はぁそうなんですか…」と雑に返した気がする。

その後、関東に戻ってしばらくしてから、何がきっかけか覚えていないがオウム真理教の話になったとき

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。


ひとの災害経験というのは、ほんと様々で、一概にかわいそうな被害者としてのっぺらぼうな面をみるわけにはいかないよね。

自分けが被害者面していたかも、という気づき。こういうちょっとワンクッションおいて、時間が経って考えること、こういうのが大切なんだと思う。

ただ、被害者という言葉共通項を見出したとしても、阪神淡路大震災経験したひとと、東日本大震災経験した増田がこうして、何かのきっかけでお互いの体験共通部分に触れようとしたときでさえ、お互いが経験したものの奥行や背景は全く違う。でもそれは、もっと言葉を交わさなければみえてこないもの

多分、増田上記言葉を交わしたとき、その手前でふと立ち止まって考えたんだと思う。

ひるがえって自分の親戚の話。自分語りをトラバに混ぜるのはなんだかな、と思うところもあるが、テーマ性質上書かせてもらう。津波から数日後、東北もっとも大きな漁港ひとつで、親戚が経営していた漁業関連会社生産工場が全滅したとの一報を受けた。一方、杜の都に住む息子娘世代は全員無事だったという朗報にほっとしたことを思い出す。

しかし、それよりも震災から半年くらい経って、父が一言つぶやいた言葉のほうが忘れられなかった。

父は東北我が家家系からすると、よそから婿養子だった。

その父が他界した親戚をふりかえってぽつりとこうつぶやいた。

「あれは天罰のようなものだったんだろうね 」と。

期待していない予想外の冷徹つぶやきに私は動揺した。

他界した親戚一家は、さかのぼると、昭和8年津波の前から漁港生計を営んでいた。1933年津波で多くの財産を失った親戚は一から再建する際に、同じ場所でやり直すのはやめるべきだと再三にわたって、周囲から助言されていたという。しかし、結局、同じ場所人生をやり直し、次世代が引き継ぎ、そして次第に事業規模が大きくなり、津波記憶が遠ざかっていくなかで、そのまた次世代の方々が財を成し、地元の名士として羽振りよく、親族のなかで存在感を持つに至る。そんななかで、半世紀以上前東京に出て行った東北の令嬢が結婚前の父と出会う。

大切な令嬢(大地主の長女)をどこの馬の骨ともわからないよその県の小作人末っ子風情に嫁がせるわけにはいかない、という大反対の嵐。本家からなにから親戚中の冷たい目線。結局、結婚は許されて、父は母の家系に婿として入ることになるのだが、その時に受けた屈辱を忘れられないらしく、東日本大震災で全滅した親戚に対して、天罰、という言葉自身のつらみを含ませて表現したのだった。

父にとっては、かわいそうだね、では決して片づけられない感情

個人的には、なにより、貧しい者も栄華を誇った者も等しくなぎ倒した大津波の、客観的な、物理的な力に圧倒せざるを得なかった。

たとえ、誰と震災経験の話をするとしても、このようなパーソナルヒストリーの違いによる温度差は避けることができない。そう思っている。

震災経験していようがいまいが、あるいは同じく焼け出された隣人でも同じではない。大地震大津波破壊力を前には、あの家は無事だった、無事でなかった、そういうさまざまな経験がそれぞれにあるにすぎない。

こうしたファミリーヒストリー視点でそれぞれの思いがある一方で、

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。

という上司言葉。そして、「やっと気づいた」という言葉。このつながり方は、大変興味深い。「あの年は~」というのは個々の経験の違いを超えた、歴史を振り返った俯瞰的な総括を含んでいるからだ。1995年という時代、そういったマクロ視点での気づきをもたらすのも災害だ。

そして、それが何かの理由で、自分自身ファミリーヒストリー神戸出身者とのちょっとした会話と結びついたのだとすれば、それは自分ある意味「かわいそうな」私的な思いを、歴史の一コマなかに着地させようとする、そういう覚醒だったのかもしれない。

実をいうと、よりマクロ視点で、それぞれの災害にはそれぞれの社会的な背景があり、その脆弱性被害を増幅させている、という視点最初に提起したのは、阪神淡路大震災だった。

1990年代以前は、災害被害者というのは、災害管理文脈で救援対象として、比較ステレオタイプに捉えられていた。しかし、その認識を大きく変え、都市社会構造脆弱性に関心が高まったきっかけが1995年震災だった。こう書くとなにやら上から目線風だけど、阪神淡路大震災自分仕事として防災世界に入るきっかけを作った。

ざくっとまとめると以下のような歴史神戸にはある。

神戸都市としての成り立ちは、明治の初め、神戸港が開港された時から始まる。以降、港湾労働者が多く流入低所得層脆弱埋め立て地や条件の悪い内陸部へ集住するようになる。他方で、20世紀鉄道時代に入ると、阪神間交通網が充実し、六甲山ろくに高級住宅地が開発されるようになる。高度経済成長期には六甲の開発で切り崩した丘陵地住宅地建設、その残土で海岸が埋め立てられ、工場用地や港湾建設が進められていく。おりしも公害問題が深刻化した時代都市生活環境はますます深刻化していった。そんななか、オイルショックを契機に産業構造の転換という時代の変わり目を迎え、神戸産業シンボルであった造船、鉄鋼は停滞してゆく。それは関連する神戸の零細地場産業を苦境に陥らせ、今度は人口流出が起こり都市部の空洞化が始まった。都市部に残っているのは、流動性の低い層つまり高齢者低所得者ばかりとなった(インナーティ形成)。

これに対して1980年代神戸市の政策的な対応としては、財政問題の打開が先行した。バブル前の当時の考え方では、大規模開発こそが地域経済再生をもたらすと信じられていた。埋立地の利用による、ポートラインラド、六甲アイランド建設物流機能強化のための明石大橋建設最先端技術産業の誘致、ニュータウン建設など、新たな付加価値の創出が事態打開の切り札だった。

その一方、社会脆弱層への支援行政による市街地再生は後手に回っていた。

オイルショック後の産業構造の転換で取り残された低賃金労働者の町、老朽化の進んだ木造住宅密集地域長屋建ての住宅の占める割合の多い市街地長田区スラムのようなオールドタウン)は新陳代謝が進められなかった。地震対策の上でも洪水対策の面でも取り残された街となった。どのような地域であったか番町地区検索をしてほしい。

このような経済格差脆弱性が生み出された、マクロ構造変動のなかで襲ったのが1995年大地震であり、被害社会経済的脆弱な人々に集中した。暴力団員が懸命に救助活動していたエピソードを覚えている人もいるだろう。そういう街だった。

社会学的な視点でみれば、この地震の教訓として、被害高齢者低所得者に集中したのは、ある意味歴史的必然だ。格差が生み出された背景などのマクロ政治的経済的な動向と切り離せないということだ。

そして、このような格差脆弱性という切り口でみる構造分析は先月発生したトルコシリア大地震でも、当てはめることができる。

このように、可哀そうな存在というのを社会学的に脆弱性として構造的にとらえる、ひとつきっかけは、やはり他の災害を知るということであるし、昔の災害を知るということだと思う。

パーソナルヒストリーとしてお互いに触れあうことで、お互いに違うバックグラウンドにあることがうすうすわかってくる、それもまた、大切な気づきなのだと思う。

また、パーソナルなコミュニケーションが、例えばまさに「通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね」みたいな会話、これが実はマクロ特性を知るうえでも、その人のパーソナルヒストリーをしるうえでに、もっと重要エントリーポイントだったりする。仕事上、ひとから話を聞くときにいつも気に留めていることでもある。

からトルコシリア現在進行形震災について全体状況を大きな視点理解している国際機関よりも、よりミクロ視点で、特定家族地域の人たちにコンタクトがとれる小規模のNGO支援団体に私自身は微力ながら支援金を送付している。たまたまシリア難民支援をしている人と知り合いの知り合いくらいの関係SNSでつながっていたのがきっかけだ。アサド政権物資を止めてしまう現状も現地の声としてより関心を持つようになった。そのほうが確実に、受け取った人の顔がみえ、困っている状況がミクロにもマクロにもわかってくる。自分支援したお金支援先の一家族あたりの支援額(しか第一バッチ)の1/4にも満たないことを知る。こういうことも大切だと思う。

そのように、何かをきっかけに、他の災害に対して接点を持つ機会を大切にしたい。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

というのは、居酒屋トイレ洗面所とかで何気なくかわす会話、とか想像していたのだけど、そういうのが大切だよね。そういうのが心の残って覚えている、ということがさ。もちろん完全にひとのことを理解するなんてことはどんなに会話を交わしてもない。でも覚えてさえいれば、そのなぜか覚えていた思いを何かにつなげることができる。その「きっかけ」というのはとても大切に思う。

災害を忘れない、というのはそういうことだと思うので。

Permalink |記事への反応(0) | 17:16

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2022-10-05

anond:20221005104102

立証責任反証簡単なほうって考え方もあるね。公害問題は基本それだし

Permalink |記事への反応(0) | 10:43

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2022-09-26

北京企業の平均年収263万円

いね

東京会社員の平均年収が595万円

 

中国って今だいたい平成初期みたいな感じなんだろうか

公害問題も徐々に改善して、バブルを経て、一服若者のやる気がない、みたいな

文化的に一番盛り上がる時期だと思うけどあまり聞こえてこない

Permalink |記事への反応(0) | 14:18

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2021-12-15

最近ひどいシックハウス建材がある。

これかなり危険だと思う。

安いアパートや安いホテルの改修に使われて。

住宅にも。

目脂、肺痛、全身痛み、頭腫れ、舌が痺れ。フラフラする。

具合悪いというより、危険な感じ。

これデフレ不景気のせいか、何の材質や接着剤なんだろ。

中国産

日本も逆コース化で、衰退を辿ってるから

公害問題とか気をつけないと。

「貧しい国」の再自覚必要

Permalink |記事への反応(0) | 11:12

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2021-11-02

anond:20211102204203

アニメありがちなトピック

60-70年代公害問題から80-90年代自然を守れに変化していった印象

スーパーファミコン時代RPGなんかも、環境ネタ多いんだよなあ

Permalink |記事への反応(1) | 21:55

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2021-07-22

悲劇発生装置としての統合失調症

当事者だけどルックバック問題いっちょかみ

最近、斬新な主要キャラクターの殺し方が無い。

悲劇的展開といえばキャラ死ぬ展開だけど、トレンド性が高い殺し方が枯渇してきているのが問題なんだよ。

トラックが突っ込んできて交通事故じゃありきたりだ。

てんかん患者運転する車が突っ込んでくるのは、擁護団体が強すぎる。

公害問題ではすぐ死なない。

不治の病では恋愛漫画だ。

シャブ中ヤクザがドス持って追いかけてくるじゃぁギャグだ。

モンスターが襲ってくるじゃぁジャンルが変わってしまう。

金髪ヤリチン集団レイプして足のケンを切って山に捨てられるというのも悪く無いが後味が悪い。このあとの藤野の再起の邪魔になる。

上級国民が轢きにくるというのもなかなか良いな。

とゆーことで最近実際の事件もあった精神病患者キャラを殺させて、実際の事件漫画内の悲劇を重ね合わせる手段漫画上手いマン藤本タツキがやったわけだね。やっぱタツキくん漫画うめー

いかがでしたか?何が問題かとゆーと斬新な殺し方が漫画界で枯渇してるから実際の事件引用したのが、センシティブな人に引っかかってまずいって訳。そこの馬鹿面。俺様の話わかったか?わかったんならラーメンズ叩きに戻って良いぞ

当事者からは以上です

Permalink |記事への反応(1) | 06:55

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2021-06-17

最も有害オタクってダントツで「自動車オタク」 だよな?

年間で2000人以上も殺してるキチガイ凶器趣味で乗り回すなんてもはや社会の癌すぎるだろ。

自動車キチガイ=車カスも年間で1200人以上も車内で頭がパーンと!となったり内臓破裂等で死んでる。

まだ自転車利用者のほうが保有台数における事故率死亡率統計を見ると長生きなんだよね。

自動車ってのは騒音排ガス等の公害問題も昔から根深い。

典型的公害車両なんだよ自動車ってのは。

邪魔迷惑社会の癌。

自動車オタクが減れば減るほど日本は良くなる。

大事故も公害渋滞も減る。

自動車オタク社会の癌!

これ間違ってるか?

Permalink |記事への反応(1) | 21:58

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2021-05-07

ワクチン接種 1日100万回を目標報道政府に足りない視点

菅首相会見 ワクチン接種 1日100万回を目標とする考え | 新型コロナウイルス | NHKニュース

これに対し、ぶくまは手厳しい。例えば、こんなふうに。

アメリカの1日の接種回数300~400万件を考えると目標としては妥当ラインだが、1日わずか数万件の検査現場パンクする日本でできるわけないと今から諦めている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210507/k10013017981000.html


ワクチン供給ロジスティクスアメリカもこの3か月、苦労した

欧米に比べるとスピードが遅いとの声が多い。

しかし、アメリカ最初からうまく行っていたわけではなかった。

ワクチン接種が始まった当初は大混乱だった。

連邦政府と州との連絡調整不足、優先順位をめぐる混乱、各州ごとのバラバラな接種戦略連邦政府ワクチン供給管理への州の非難などなど。

フランスでも1月時点はさんざんだった。報道では「お役所仕事」「縦割り行政」の弊害を厳しく指弾された。

ワクチン供給が始まって1週間もたつのに、わずか接種したのはわずか800名とは何事か、いう報道がみられた。

ただし、それは三か月前のことだけど。当時、アメリカニュース報道をみていて、前途多難だな、と思ったのを覚えている。

1月報道ウォッチしていた頃(といってもデイリーショーを英語勉強がてらみていただけだけど)、

大統領就任から100日の4月下旬バイデンが高らかに勝利宣言をすることになるとは想像できなかった。

以下は1月27日、デイリーショー(youtube報道バラティーショー)で紹介していた報道の一部だ。

ワクチン接種の遅れにイラついたニュースキャスターがこんなことをいう。(同番組1分過ぎ)

電子タバコを買うついでに、ガソリンスタンドとかで接種できちゃえばいいのに。

https://www.youtube.com/watch?v=43y1TOC9aTM&t=70s



また、現在日本で報じられている、基礎自治体ワクチン接種予約サイトパンク状態

これも、アメリカは3か月前に経験していた。(同番組2分過ぎより)

https://www.youtube.com/watch?v=43y1TOC9aTM&t=140s

各地で予約サイトクラッシュするなど混乱が続いています。ある予約センターでは、750回分のワクチンに25万もの電話が鳴り響いたという。

また、インターネットで予約するスキルがない高齢者が接種会場へ車の長い列をなして夜を明かしている、といった報道

予約キャンセルによるワクチン無駄な廃棄などが問題視された。

あるドラッグストアでは、予約キャンセルで余ってしまったワクチンたまたま立ち寄った若い健康女性に接種したという事例などが紹介された。

4月に入ってからも、ワクチン接種に消極的な人々を釣るために、「今ならもれなくビール付き」みたいなキャンペーンをやったりした。

今日日本報道されているワクチンロジスティクスをめぐる問題は、すでに欧米が通ってきた道なのだ

日本も各国の教訓を生かせばいいし、そもそも災害経験のたくましい日本に、行政にそれほどロジ能力が足りないとはとても思えない。

から、ひょっとすると案外、一ヵ月もすれば、100万の水準にめどが立つかもしれないと若干、期待している。

社会システムの維持、ワクチン接種の意義、戦略的な目標説明CDC存在

しかし、ワクチン供給をめぐるロジ管理喫緊課題であるが、実はもっと重要なことがある。

それは、社会システム全体からみたワクチン接種戦略だ。

バイデン政権発足後の「3本の矢」ともいうべき最初の取り組みのひとつワクチン接種の促進だ。

しかし、そもそも一体何のためにワクチンを接種するのか。その方針目標をしっかりと共有すること。

これがあいまい理解されていると、一体なんのために急いでいるのかわからなくなる。

以下は、アメリカCDCのファウチ博士が、今年1月下旬トランプ失脚後、初めて”自由に”会見を行ったとき報道だ。

https://abcnews.go.com/Health/wireStory/coronavirus-guidelines-now-rule-white-house-75419663

3分過ぎの質疑のなかで次のような記者とのやり取りがある。

ファウチ博士:もし7割から8割の国民が接種されていれば。。それは夏頃になると思うが、少なくとも秋までにはある程度の正常性を回復できるだろう。

記者:(途中で質問を挟んで)それは秋までに接種が完了できると認識しているということですね。

ファウチ博士:いやそんなことは一言も言ってない。”もし”7~8割の大多数のアメリカ人がワクチン接種を受けていれば集団免疫が獲得できるということだ。正常性とはそういうことだ。今懸念しているのは、ワクチン接種を受けたがらない人たちだ。

重ねて、今後、ファウチ博士ホワイトハウスで定期的に記者会見を行うと発表。ファウチ博士は会見の最後にこう語る。

私が今後、会見でお伝えするのは、科学的な事実です。科学に語らせるのです。

https://www.nytimes.com/2021/01/24/health/fauci-trump-covid.html



記者とファウチ博士のやり取りは象徴的だ。

abcニュースは、この報道に「ファウチ博士ワクチン接種に大きな但し書きをつけた」とした。

記者もまた、住民ワクチンがいきわたるかどうかという、行政サービスデリバリー目線での質問だった。

abcも質疑の記者も、ミクロ視点で、アメリカ人がちゃんワクチンアクセスできるかどうかを問題視していた。

一方、ファウチ博士は、彼の答え方からわかるように、ワクチン接種の利益というのは、決して医療アクセスといった住民サービスレベル問題だけではなく、

感染症蔓延の克服だ。パンデミックの原因を取り除くために必要なこと、という視点発言していた。

ファウチ博士のいうノーマティというのは、個々人一人ひとりのワクチンによる免疫力強化というより社会全体の免疫力のことだ。バイデン言及していたことだが、ファウチ博士トランプ政権で一番欠如していた科学性を真っ先に訴えたのは本当に象徴的だったと思う。

しばしば報道機関は、どこの国であれ、災害事故殺人事件現場急行し、現場の窮状を訴えることでインシデント対応を促す。

しかし、インシデント対応と、リスク削減は根本的に発想の異なるものだ。

報道機関は例えば、殺人事件が起こってもセンセーショナル報道しがちで、背景にある社会保険の欠如とか貧困といった原因部分を軽視しがちだ。

リスク削減とは、簡単にいえば、そこで起きている出来事対応問題点ではなく、出来事の「原因」にスポットを当て、原因を取り除くことにフォーカスすることをいう。

ファウチ博士が強調していたのは、その原因分析科学的なアプローチでなければならず、そこがすべての出発点だということだった。

5月に入ってから報道、例えば「バイデン政権、若年層へのワクチン接種へシフト

をみても、一貫して集団免疫という戦略に基づいたワクチン接種促進を行っている。

https://abcnews.go.com/WNN/video/biden-administration-shifts-vaccination-focus-77501505

日本の状況~何を目指しているのか?

さて、日本を振り返って、今日もっとも足りないのは、

一体何のためにワクチン接種を促進するかという全体的な目標ではないかと思う。

住民ワクチンが行きわたるかどうか、の前提として必要なのは、なぜワクチン?という疑問に、「あなた健康維持」というだけではなく、社会システム視点から答えることだ。それが本来公共というものだ。

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

をみても、残念ながら「あなた健康」以上の情報が見当たらない。

厚生労働省ワクチンによる集団免疫獲得について、明確な見解を示していない。

まあわかる。よくわかっていないリスク(不確実性)については、下手なことは言いたくないものだ。官僚特有のディフェンシブなスタンスがにじみ出ている。

でも実は、その科学的不確実性について沈黙する姿勢こそが、リスクガバナンスの内なる敵なのだ

水俣病代表される過去公害問題もその姿勢ボトルネックとなって被害の拡大が見過ごされてきた。

仮説を立てて意思決定をする勇敢さが必要だ。8割おじさんを思い出してほしい。

ファウチ博士科学的にすべてを見通しているかというと、そうではない。

接種されたワクチンによってどれだけの期間、有効免疫力を持ち続けることがえきるか、はっきりとした証拠1月の時点でも、今日でさえも出ていない。つい先日もこんな報道があったばかりだ。

https://gigazine.net/news/20210507-covid-19-herd-immunity

ここでは、5月時点で成人の半数以上が少なくとも1回のワクチン接種を受けているアメリカでさえ集団免疫獲得は困難だと率直に表明されている。

ファウチ博士が7~8割としたコロナウイルス集団免疫の仮説も、データが蓄積されるたびに、恐らく日々、新しい仮説に塗り替えられてゆくだろう。科学的不確実性と向き合うことがリスクガバナンスキモだ。だからこそ、ホワイトハウスで毎週のように会見を開く、ということに意義がある。


疑問なのは日本において、そういったリスクコミュニケーションが開かれているのか、ということだ。

聞こえてくる報道は、直近のロジ課題高齢者の接種問題ばかりだ。

それもワクチン安全性広報であったり、供給のロジであったり行政住民サービス視点が中心だ。

それって、役場の窓口でやる会話でしょ。重要じゃないとはいわないけど。

河野大臣は、恐らく菅首相から突然、ワクチン接種促進担当として指名されて、戸惑っただろう。

感染症知識もあるわけではない。だからこそ、やれることを模索した結果として、接種促進のロジ分野に集中してしまった印象を受ける。

もちろんワクチン安全性広報することに意義がないと言いたいわけではない。

しかし、もっとも根幹にあるべきなのは、最終的なゴールを提示することだ。

高齢者の接種のあとどうなるか?何一つ見えてこない。

そしてそのゴールは、一定科学的な仮説に基づくべきものだ。

一体どれくらいでワクチン効果が切れてしまうのか。10年持つ、あるいは一生、抗体が働くというわけではあるまい。

そうすると、抗体を持つ人間が何%で集団免疫が達成できるとして、仮定したワクチン賞味期限以内に短期集中的に接種が完了しなければ

集団免疫がいつまでたっても確立できず、次から次へと新しい変異対応させられるということになる。

それは資源無駄遣いにならないのか?

アメリカがこんなにも早くワクチン接種のロジが進歩した理由ひとつは、バックグラウンドとして理解している接種戦略があるからではないだろうか。

やみくもに尻を叩いているわけではないはずだ。

日本では、先日、菅首相唐突に思いついて7月末までの高齢者ワクチン接種を指示、混乱が広がっている。

冒頭の報道も、厚労省からすれば、寝耳に水だったとしても不思議ではない。

それくらい日本リーダー方針は行き当たりばったりにみえる。

目標管理もっと重要なことは、ゴールを共有することだ。

菅首相リーダーシップに対する批判は多い。

一体なぜ7月までに?

・いつものことながら急に何かを決心するくせに、目的意義を聞かれても答えが返ってこない。

方針方向性を共有したうえで役割分担を決め、タイムラインを設定するということもしない。

・うまくいかないと、キレて「みろ、周りはもう先に進んでるじゃないか、何してるんだ」と部下を怒鳴る。

これらは無能リーダー典型的な行動パターンだ。

河野大臣にしても、自分プレゼンスをみせるいいチャンスだったのに。将来の総理大臣候補と目されているのだが。

残念ながら、ロジ担としてご本人が割り切ってしまたことで、

3か月の働きにもかかわらず、目先の短期的なロジ状況を伝達するだけの役人仕事になり下がってしまった。

ロジならロジでもいいのだけど、ドメスティックではない外交の動きがあってもよかった。

例えば、なんなら4月菅首相アメリカに飛んでもよかったはずなのに。

これではちょっと大臣仕事内容としては物足りないというのが私の認識だ。

全体を見ているひとは誰なのか。それが日本ではわからない。それが問題だ。

リスクガバナンスというのは、平時ガバナンスに比べてより高い能力水準が求められる。

リスク自体が複合的で、科学的にも不確実性が高く、そして社会政治的な影響について認識がばらつきやすい。

ワクチンも、そういう意味では、リスクコミュニケーション能力が試される課題

そういう認識で国のトップは動いてもらいたい。ロジ担じゃなく。。国民の皆さん、とか住民目線説明ばかりしててもね。

それは重要だけど、どちらかというと基礎自治体役割だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:49

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2020-09-02

anond:20200902095406

まぁ、大きくは、公害問題とかひどいからね。

Permalink |記事への反応(0) | 09:56

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2020-09-01

anond:20200901104900

正しいと思われていることが、10年後に正しくなかったと言われることがないなら

公害問題

昨今は

薬害問題なんて、おきないわけだが

正しいって、どうしたらいい?

Permalink |記事への反応(0) | 10:50

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2020-06-21

学問に対する不信」という意味で、社会学心理学って結構似たような立場でよく外野から突かれがちだけど。自分はどちらも専門ではないけど、自分大学一般教養心理学の授業を受けた時の話。心理学者としても危機感があるみたいで、やたらと丁寧に学問学問たらしめる部分を説明された覚えがある。「本屋で売ってる自己啓発本紛いのサブカル本は全部偽物」「心理学は万能じゃない」と。

同じく一般教養社会学の授業を受けたこともあるけど、そっちの先生は如何にも授業慣れしてない学者って感じで、心理学の授業ほど明快な説明を受けたわけではないんだけど。それでもどう説明したものかと四苦八苦してる印象だったし、それほど論理的おかしなことを言っているとも思わなかった。社会学にも学問学問たらしめるための、客観性担保するための仕組みはあると思うよ。専門じゃないから知らないけど。

まあ、社会学にも責任があるとしたら、そういう「科学コミュニケーター」的な役割を担う人が少ないんじゃないの、という印象がある。知らないけど。

公害問題の多発によって自然科学、とりわけ工学権威が失墜しかけた時期もあったけど、結局「科学が起こした問題解決できるのもまた科学」でしかなかった。「社会学引き起こし問題」が、あるのかないのか知らないけど、あったとしても、それを解決できるのもまた社会学しかないと思うよ。

Permalink |記事への反応(2) | 09:36

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2020-04-21

anond:20200421194326

年長者というほどの高齢者じゃないが、来年還暦なんで、少しは語る資格あるかな。というか、最近、息子にそんな話をしてた。

私の記憶にある範囲内だけとっても、「世界が終わるんじゃないか」みたいなのははいまままで何回もあった。たとえば、

などなど。

で、どれが深刻だったかと言われても、実際には自分の年齢による感じ方の差が大きいので、比較はできない。

たとえば水爆実験による死の灰の恐怖は相当なものだったらしいけど、自分としては母親に「放射能の雨に当たったらハゲから家に入りなさい」と言われた程度の印象しかない。小さな子どもにとって危機感なんてそんなもんだ。公害問題がひどいときはこれで日本滅亡みたいなこともメディアにはよく書いてあったし、学校の校庭には光化学スモッグ発生を告げる赤い旗が出てたりしたんでそれなりに危機感もあったけど、それよりは「ノストラダムスの大予言」の方が怖かった。スリーマイル島事故チェルノブイリ事故も、相当に緊張感はあったけど、遠い場所の話だった(チェルノブイリとき日本国内にも放射性物質が降ってきたんで、かなり危機感は高かったけど)。なにより、単回の事故から、ある程度の時間が立つと出口が見えてきて、社会的な緊張はそれほど続かなかった。それに比べれば、福島原発事故は桁違いに危機感が高まった。それがどの程度だったかというのは、増田も覚えてるだろう。

経済的危機とか戦争とか、そういうのは、かなり他人事だった。バブルの崩壊なんてかなり長い時間をかけてのことだったし、リーマンショックが実際に身の上に影響してくるまでにはだいぶとタイムラグがあった。ニューヨークツインタワーが崩れたときものすごく怖かったけど、やっぱり日本のことじゃなかった。湾岸戦争も、やめろとは思ったけど、自分の身に降りかかる危険じゃなかった。オウム事件もっと身近だったけど、どこか現実味がなかった。

ということで、今回の新型コロナ騒動いちばん感覚的に近いのは、エイズ世界流行だろうか。あのときは、ほんと、人類が終わるみたいなことがまことしやかに言われたし、実際、そのくらいに怖かった。今回とちがうのはそれでロックダウンとか自粛とかがなかったことだけど、日本無関係みたいに言ってたところからだんだん日本上陸みたいな展開とか、割と似ているといえば似ていた。もっとタイムスパンは長かったけれど。

それで思うのは、どんだけひどい予測があっても最終的に3年もすれば人間は慣れるのだなあということ。なので、コロナ騒ぎも、たとえ疫学的に収束しなくても、人間は生き延びるし、そして、そのなかで3年もすれば日常を取り戻すだろう。いいことか悪いことかは知らないけど。

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2019-10-26

社会学を信用できないという人が多いようだが、社会学批判できるのもまた社会学の力なんじゃないかなぁ。高度経済成長期に起こった数々の公害問題も、引き起こしたのは科学であり、そして解決するのもやっぱり科学なんだ。

小宮友根大先生のようなヘタレと違って、ちゃん真正から千田エスノメソドロジーの知見を誤って理解している!」と論文批判をした社会学者がちゃんいたことはお伝えしたく…。
下記より「メディア表現批判社会批判実践」という論文をご参照ください。https://t.co/q97eku3I24https://t.co/PaksAgnP8r— ハントス (@bee4yuu)October 23, 2019

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