
はてなキーワード:党議拘束とは
最近、チームみらいへの批判をよく目にするが、その多くが根本的にズレているように思えてならない。彼らがやろうとしていることを、もう少しちゃんと見てみれば、そういった批判がいかに本質的でないかが分かるはずだ。
なぜ、これほどまでに話が噛み合わないのか。
それは、批判している側が、今の政治の「一番おかしな仕組み」を無視しているからだ。
4年に一度の選挙って、結局、デカい「二択問題」みたいなもんだよな。
「A党の言うこと、丸ごと支持しますか?YESかNOか」って。
本当は「経済はこっちの党がいいけど、子育てのことはあっちの党がいい」みたいに、細かく色々考えてるのに、そんな意見は全部無視されて、ひとまとめにされちまう。
この「丸ごと受け入れるか、丸ごと拒否するか」しか選べない仕組み。まず、ここがおかしいんだ。
まず、「自民党に入れ」「コンサルでやれ」という、分かりやすいようで全く浅い意見からしてそうだ。
コンサルは、しょせん部外者だ。「もっとこうしたら?」と提案はできても、政治のルールそのものを変える権限はない。一方的に意見を言うだけで、無視されたらそこでおしまいだ。
では、内部からと自民党のような組織に入ればどうなるか。結局、自分がその巨大な「選択肢A」の一部になるだけだ。「党議拘束」によって、たとえ自分の考えと違っても、党が決めたこと全部に賛成しなきゃいけない。これでは、二択問題の選択肢を増やすどころか、自分がその不自由な選択肢そのものになるだけだ。
だからこそ、チームみらいは「党議拘束はかけない」と公言している。個別の問題ごとに、是々非々で判断する。この当たり前の状態を取り戻すことが、まず重要だと理解しているからだ。
だからこそ、彼らはしがらみのない独立した立場で「議席」を獲りに来ている。それこそが、このおかしな「二択しかないルール」を根っこから変えるための、『有権者から託された唯一の権限』だからだ。
この姿勢は、彼らが政策を出すプロセスにも貫かれている。「ブロードリスニング」を通じて、当事者の声がはっきり聞こえる分野については、具体的な政策を提示する。一方で、国防のように極めて専門性が高く、現時点で多くの意見を十分に聞けているとは言えないテーマについては、あえて知ったかぶりで語らない。極めて誠実なやり方だ。
彼らがやろうとしているのは、新しい選択肢を作ることじゃない。そもそも「二択しかない」という、このおかしなルール自体を壊すことなのだ。
彼らが議席を得て、例えば「予算の使い道を、誰でもリアルタイムで監視できるシステム」のような、明らかに優れた仕組みを作ったとする。
そうなれば、他の政党はもう無視できない。「うちの党は、旧態依然とした不透明なやり方を続けます」なんて言えば、次の選挙でどうなるか。有権者から「アップデート能力のない古い政党だ」と見なされ、票を失うリスクが格段に上がる。
つまり、他の党も、チームみらいが作った新しい仕組みを真似せざるを得なくなる。
そうやって、政治の世界全体に「より良い方向に変わらざるを得ない」という、健全なプレッシャー(淘汰圧)をかけること。
これこそが、彼らの本当の狙いだろう。
チームみらいへの一票とは、「この選択肢を選びます」という回答用紙じゃない。
それは、「この二択しかないアンケートはもう限界だ。もっと俺たちの声をちゃんと聞けるように、仕組みそのものを作り直せ」という、問題用紙そのものへのダメ出しなんだ。
>マニフェストに減税も選択的夫婦別姓も盛り込まれていないと知って、話が変わってきた。
彼らは社会保険料の負担減を唱えていますよ。社会保険料は現役世代にとっては実質的な税金です。
ゆえに、彼らは減税と同じことを主張しています。
なので、仮にチームみらいから複数人の議員が当選したら、30代の世論と同じような投票行動になるはずです。
ちなみに安野氏個人としては選択的夫婦別姓については賛成派とのことです。
>人権を擁護することは基本的に全員が合意できるはずのテーマだ
左派の人は正義論に則ってよくこの手の話をしますが、現実には、具体的にどんな人権とか正義を擁護するべきなのか?という点は、社会全体では一致していません。
なので合意もできません。想定する人権とか正義の概念が違うからです。
ではどうすればいいのかというと、ここら辺の人権概念で強い思いや主張がある人は、それにあった政党に投票すればいいのではと思うんですよ。
幸いにも日本には、この投稿主の思うような形の人権概念に合致するであろう主張をしている政党がいくつも存在します。
チームみらいとしては単にこういうところの仕事は他党に任せ、強みがある技術周りのところにフォーカスするという方針なわけです。
ゆえに、この点がマニフェストにないから支持できない人は、そういう人にあった政党に投票すればいいのではないでしょうか。
なお、もし本気で「人権を擁護することは基本的に全員が合意できるはず」と思っているのだとしたら、視野が狭いです。
なんとなくアカデミアの大学関係者が書いた文章っぽいな〜と感じましたが、仮にそうであれば、象牙の塔の蛸壺から出て広く世間に交わった方が良いと思います。
よく言えば自民党は党議拘束がはっきりしていて機能していた部分もあった
でもある意味、「一定レベルの男様だけを社会の中心と扱う」保守的なやりかただし
だから時代による変化が分水嶺を超えて失われた20年が30年以上になった今、
氷河期世代は明確に政権が作り出した貧困層、つまり自民党政治の失敗の産物だ
他にも自民党の失策によって苦汁を飲まされた層が一定数以上に増えた
「この社会構造じゃ自分は浮上できない」層、特に男の一定数はこういうとき革命が正しいと思いだすもんだ
ただそれだけのことなんだけど、
歴史は繰り返すというが本当だね
近代史見るとだいたい戦争の10年20年ぐらい前は「政治の失敗で物価が高騰し、生活が苦しくなった民衆の不満は…」的な下地がある
この結果だけ見て「再生の道は終わった」と笑う人もいるかもしれません。でも、忘れてはいけないのは、これは“既得権益に切り込んだ者が必ず通る道”だということ。
石丸氏は、あえて「中央が政策を与えない」スタイルで、候補者一人ひとりの意思と能力を信じた。これは日本の画一的な政党政治に対する強烈なアンチテーゼだったし、何よりも「党議拘束なし」「任期制限あり」など、日本の政治の病根にメスを入れるビジョンを明確に示していた。
そして今回もNHKは、結果が確定する前に冷笑的な報道を繰り返し、まるで「失敗ありき」で中継に臨んでいたように感じるのは私だけでしょうか。ああいう“予断を持った報道姿勢”こそが政治不信を生む最大の要因では?
この落選が「終わり」ではなく「始まり」になることを願います。志を折るには早すぎるし、こういう真っ当な異端がいなければ、政治は永久に閉塞したままです。
他にもこんなのがあるよね
裁判員制度のように、全国民からランダムにくじ引きで議員を選出し、6年間議員をさせる。再任はなし。
この議会は法案提出はできず、国民的な議論がある重要法案のみ審議する一方で、拒否権を有する。衆議院が可決しても拒否できる。
これで、特定の層が権力を独占することを防止し、一般人の感覚を議会に取り込む。
欠点としては、ドシロウトが議員になってなにかできるのか、結局官僚の言いなりになるだけだろ、ランダムだと偶然の神に任せる事になって、機会平等にはなるが、公平では分布になるのか疑問だ、少数者の代弁ができない、などがある。
性別と年齢、住んでいる地域でそれぞれ枠を設けて、その枠に合致する立候補者を集めて、その枠の中で選挙を行って議員を選出する。また、障害者であるとか、民族であるとか、特別に配慮すべき人々の代表者と言う特殊な枠も設ける。
これによって、人口動態と同じ代表者が選挙にあたることになるため、特定の年代に有利な議会運営がされないという提案。
上記のくじ引き民主主義に対して欠点を解決することができる手法。一方で、権力の固定化になんら手当が無いため新陳代謝が行われない可能性がより高くなること、特定の権力を代表する人ばかりになってしまう(ほとんどが組織内候補みたいになる)
上記を組み合わせた上で、選挙ではなくてくじ引きで選出しようとするもの。
それぞれの利点をある程度持つが、欠点も併せ持つ仕組み。
小選挙区は、単純な多数決になるが、死に票が大量に出ると言う欠点がある。一方で単純な多数決なので、素早く改革を進めなければならない時などに強い力を与える。
そこで、参議院は決選投票制を導入する案。つまり、一回目の投票で過半数を得る候補者がいなかった場合は、上位2名で決選投票を行って、議員を選出する仕組みである。
こうすると保守的な議員が選ばれやすくなると言う特徴があり、衆議院とバランスを取る。
欠点としては、保守的な総論だけを言う様な議員ばかりになってしまう、タレント議員、知名度が高い議員がより有利になる、マイノリティの意見が反映されにくいなどがある。
議員を選ぶのではなく、政党を選ぶ選挙にする。基本的には全国区のように全国全体で巨大な選挙区を形成する。すると、死に票が無くなる。
一つの選挙区では拾われないようなマイノリティの声が、全国で一定の票数に達すれば議員代表を出すことができると言うメリットがある一方で、ワンイシューの政党が増加や、カルト宗教や過激思想のような、社会的に望ましくない・社会を不安定にする存在も政党として出てこれるということになる。
また、タレント候補のような知名度勝負の候補が選挙全体を左右するようになり、よりポピュリズムに支配されるようになるとも言わ、地域の代表という性質は完全に無くなってしまう。
まぁ、一長一短だよねえ。でも今の衆院と参院ほとんどかわりなくね?って言われるよりはなんとかした方がいいと思うな。
ワイとしては、理想的にはクオーター制くじ引き民主主義ができたらいいなーって思うけど、現実的改革案としては決選投票制かなあ。
石破内閣人事が村上誠一郎(72)を総務大臣に起用すると報道されて界隈が荒れている。村上は石破の推薦人の1人。
個人的に村上は自民党の良心と認識しており、この起用への反応は安倍を崇拝するネトウヨやビジウヨ(ビジネス目的の右翼)の存在、統一教会や裏金問題への態度を炙り出せるリトマス試験紙に見える。
安倍の国葬を欠席した理由として「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊して、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)に選挙まで手伝わせた。私から言わせれば国賊だ」と発言。
この発言に安倍派の議員総会は全会一致で「党に厳正な処分を求める」とし、党から1年間の役職停止処分を受けた。これにより村上は総務会メンバーから外された。
国賊発言は後に撤回・謝罪したが、今年2月には「国賊以上かもしれませんね」と再び発言。
石破は当時、処分は望ましくない、(発言は問題だが)発信を続けるべきだと庇った。
村上は離党すべきだと批判していた安倍派トップの塩谷立は、後に裏金問題で自身が党から離党勧告を受け離党することとなり、後に政界引退を表明。
党の統一教会問題に対しては第三者委員会を設置して客観的に調査すべきと主張。
1980年代のスパイ防止法案に反対した自民党議員12人のうちの1人。
特定秘密保持法を「安倍の趣味」と切り捨て、国会採決を(体調不良の名目で)欠席=棄権。自民党議員で棄権したのは村上ただ1人である。スパイ防止法案には反対した谷垣禎一なども賛成している。
安全保障関連法に反対し自民党総務会の採決を欠席=棄権。棄権したのは村上ただ1人で全会一致賛成となった。
入管の強制送還機能を強化する改正入管法に反対していた(が、党議拘束により国会採決では賛成票)。
田中龍作がゲロっているが、安倍の加計学園問題を記者クラブにリークしていたのは村上だという。
愛媛県今治市が国家戦略特区に指定されたことで設立された加計学園の岡山理科大学獣医学部。村上は今治市出身の愛媛2区で、自民党愛媛県連会長である。
問題表面化当時から政権を批判。最近の裏金問題への党批判と合わせ「森友・加計学園、桜を見る会をめぐる疑惑でもそうだったが、「ばれなければいい」という流れが、今回にもつながっているのではないか。いいかげんな対応をしていると、必ず選挙という結果で断罪されると思う。」と発言。
(田中は小泉進次郎の会見で「知的レベルが低い」旨の質問をして話題になったフリー記者)
石破と当選同期。石破の総裁選出馬5回のうち直近3回の推薦人を務めた(2024年、2020年、2018年の3回。2012年は誰の推薦人も務めず。2008年は与謝野馨の推薦人)。
総裁選前の陣営の決起集会で「ガンバローコール」を担当。総裁選後の陣営の報告会で石破の登場を万歳で迎える。石破のスピーチを聞きながら平将明とともに嬉し泣き。
放送法の政治的公平をめぐる総務省内部文書を入手し当時の総務大臣だった高市早苗を追及していた総務官僚出身の立憲小西洋之は、村上の総務大臣起用に「これが本当なら本当にすごいこと。何がすごいのか、そして何を為すべきか、冷静沈着に検討します。」と興奮のあまり進次郎構文をポスト。
れいわ山本太郎は尊敬する自民党議員として村上を挙げている(2017年)。れいわ結成後の初回選挙戦となる2019年参院選中、山本に大臣経験者で現役自民党議員から激励電話があり感激したという。これは個人的に村上だと推測する。
『自民党 失敗の本質』(2021年宝島新書)という自民党批判本の著者の1人。共著書は石破茂、内田樹、御厨貴、前川喜平、古賀茂明、望月衣塑子、小沢一郎。
https://www.zaiten.co.jp/article/2021/09/post-270.html
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9Y4JR1Q9YUTFK00S.html
newsdig.tbs.co.jp/articles/-/177291
youtu.be/sqlIdPNzhXc
www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0489N0U2A001C2000000/
www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14C9W0U2A011C2000000/
mainichi.jp/articles/20220801/dde/012/010/010000c
www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-13/2015051302_03_1.html
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