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「俺の嫁」を含む日記RSS

はてなキーワード:俺の嫁とは

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2025-12-15

anond:20251215002204

そんなの滅多にないだろ

俺の嫁オナニーもたまにするが普通にセックス好きだぞ

から誘ってくる頻度だけで証明可能

Permalink |記事への反応(1) | 14:23

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2025-12-13

anond:20251213001421

俺の嫁とまったく同じ経緯と言葉で笑える

自分の“ 納得 ”できる範囲を超えた領域には手を伸ばさない。例え伴侶が大事にしているものであろうと

Permalink |記事への反応(0) | 09:44

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2025-11-30

ToHeartマルチたんは俺の嫁」「いやあかりたんだお!!」

Permalink |記事への反応(0) | 15:15

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2025-10-22

高市のせいで俺の家族は不幸

嫁が外国人なんだが子供幼稚園に入れてもなかなか周囲の子と馴染めなくてとても苦労した。

俺は必死子供日本語を教え、日本語の歌を聞かせ、ママ友の輪に入れず精神を病んでしまった嫁に代わり送り迎えをし、先生や他の親御さん達との関係作りに奮闘した。

2年間かけてようやく連れて行くたびに泣いていた子供幼稚園毎日登園できるようになったところだ。

それなのに先週の運動会で俺の子が元気に走っていたらそれを見た他の親がいきなり日本人ファースト正当性を周囲に説き始めて最悪だった。なんでこんな目に遭わなくちゃいけないんだろう。俺や俺の家族がなにをしたってんだ??

この前の選挙の時ぐらいから明らかに親御さん達の俺の嫁子供を見る目が変わったのを感じるんだよ。

ユーチューブやインスタに溢れてる外国人出ていけって主張のショート動画AI翻訳文を自動生成するんで日本語あんましできない俺の嫁だって理解できてしまうしそんなん見たら怖くなってママ友とかより作りづらくなるじゃん。

参政党さんの規定では祖父母の代まで外国の血が入ってない純粋日本国籍の人だけが日本人なんだそうだがこっちは死に物狂いで子育て頑張っているんだけど???

自分で選んだ道なのになんで文句言ってんだと思うかもしれないが子供に罪はねえーーんだよ!!!

そんで高市だよ、外国人が鹿を蹴るんだと。そんで??参政党と日本保守党と協力?国家観が近いから??

なんでそんなやつが日本トップなの??

俺の家族はこの国から出てけってこと???

Permalink |記事への反応(1) | 21:38

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2025-10-16

anond:20251016213822

俺の嫁場合セックスと言うか性的接触自己肯定感を得たいみたいなとこあるから、道具で一応満足はしてくれる

挿入は体調良い時に薬使うくらいだわ

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

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2025-09-17

anond:20250917195516

俺の嫁親友

Permalink |記事への反応(0) | 20:01

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2025-09-14

俺の嫁を抱いた大学生

出て来いや!!!

Permalink |記事への反応(0) | 01:15

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2025-08-31

anond:20250831161746

俺の嫁ちゃんは優しい女だから浮気バレしてもなんだかんだヨチヨチしてもらえると舐めてたらバッサリ切り捨てられて逆ギレしてるってこと?

理由に目を瞑るにしても流石にダサすぎんか?

Permalink |記事への反応(0) | 16:25

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2025-08-26

瑠璃宝石エロく見えるのはお前の頭にエロが詰まってるからだろ?

俺の嫁忍たま乱太郎を見て毎週「エロすぎる・・・これを子供に見せていいの・・・」と言ってるぞ。

脳みそエロが詰まってるからな。

まあ俺に向いてないかセックスレス気味なんだが

Permalink |記事への反応(2) | 19:53

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2025-08-09

俺の嫁さん、175cm未満の男は絶対にありえないって言ってたなあ

175cm以上ない男は自分にとっての男じゃないか絶対に付き合わないよう線引きしてたって言ってた(当方177cm)


「目測じゃわからないだろ。背高いしありだなと思った男が実際174cmでしたとか有り得るだろ」

と言ったら、

うどんな形であれ175cm未満という情報を把握した時点ですっぱりナシ扱い、これまで抱いた恋愛感情全てが消失するとのこと。


そうか、俺を含むサークル男子をそんなふうに値踏みしてたんだな。

Permalink |記事への反応(5) | 21:24

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2025-08-08

anond:20250808102203

そんなのと一緒にしないでくれよ

昔はポジティブツイートしかなかったんだよ。 「〇〇ちゃんかわいい!」「〇〇ちゃんは今頃どうしてるのかな」「〇〇ちゃん俺の嫁」 みたいな。 正直キモくはあるものの見ていて嫌な気持ちになることはないし、なんか幸せそうで見ているこっちも少し幸せを感じてた。

それが今じゃ「自民党は俺を見捨てた」「参政党以外に投票したやつは被告民」「クルドは劣等人種」みたいな怖いことしか言わなくなっちゃったの。

俺は悲しいよ。 あの頃みたいに楽しい会話はもうできない。

Permalink |記事への反応(0) | 10:26

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2025-07-30

百合を好む男性に罪はあるのか? ──好意の加害性を巡る内省

百合作品ガールズラブガールズラブコメ系のコンテンツに魅力を感じる男性読者として、一つの疑問が頭を離れない。

好意を抱くという行為のものが持つ加害性を意識したとき果たして自分たちのような存在がこれらの作品感情移入することは許されるのだろうか。

 

社会性に欠け、コミュニケーション能力問題を抱えた私のような男性が、現実・非現実を問わず他者への好意感情を持つこと自体に、根本的な問題があるのではないか

そのような疑念が常に付きまとう。

 

もちろん、百合コンテンツにはさまざまな楽しみ方や解釈存在することは理解している。

純粋ストーリーを楽しむ読者もいれば、キャラクター同士のクィア関係性に注目する読者もいる。

しかし、そうした多様性を認めたところで、本質的問題解決されない。

 

問題の核心は、社交性の劣った男性が、どのような経緯や形であれ、作品キャラクターに対して好意的な感情を抱くという行為のものにある。

この感情の発露こそが、構造的な加害性の象徴なのではないだろうか。

 

 

つの視点から批判

このような問題提起に対しては、予想される反応がある。

 

性別理由とした過度な被害者意識内面化であり、自己中心的で偏った思考だと批判されるだろう。

「そんなことを気にする必要はない」「考えすぎだ」という声が聞こえてくる。

 

そもそもこのような思考パターンを持つこと自体が、既存性別役割固執した差別的態度の表れだと指摘されるかもしれない。

真の平等意識があれば、このような葛藤は生まれないはずだ、と。

 

男性への偏見に基づいた自己卑下的な思考に陥った人物として嘲笑対象となるだろう。

男性原罪論に毒された哀れな存在」として扱われるに違いない。

 

 

教育環境が生んだ葛藤

しかし、現在教育環境社会メッセージを受けて育った世代にとって、このような思考に至ることは決して不自然ではない。

我々は長年にわたって、男性という属性を持つ者は社会的に優位な立場にあり、他者への関心や好意さえも相手にとって負担となる可能性があるという認識を学んできたのではないか

 

「それは個人問題であり、性別全体の問題ではない」「そのような意識を持つから周囲から距離を置かれるのだ」と反論する人々も多いだろう。

興味深いことに、同じ人たちが「○○は俺の嫁」「○○が好きすぎる」といった発言を何の躊躇もなく行っている現実がある。

 

この矛盾は一体何を意味するのか。

おそらく、問題個人的な自意識の過剰さにあるのだろう。

では、このような状況にどう対処すればよいのか。

 

 

希望への祈り

現状では、できることは祈ることだけである

同じような葛藤を抱えながらも百合作品二次元コンテンツと向き合う人々に、何らかの希望が見出せることを願う。

一人でも多くの人が、前向きな気持ち作品と関わり、生活できるような道筋が、たとえそれが幻想であっても存在することを信じたい。

 

百合を好む男性に罪があるのかという問いに対する答えは、もはや存在すると結論づける他無いだろう。

しかし、こんなくだらない問題意識せずコンテンツを楽しむことができている多くの層にまでこのような意識を植え付けるのは、こじらせた被害者意識カルト布教活動しかない。

このような思想に囚われてしまった我々のみで直視し、その罪を背負わなければならないのだろう。

 

-------

 

※この文章は筆者の特定しづらくするため、内容をAIに書き直させている。内容自体は私が想定したものだが文面についてはAIで生成している。AI生成臭いことについてはこれで弁明とさせてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 00:18

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2025-07-07

anond:20250706004352

ざっと相談の返信読んだけど、ここは頭のおかしフェミニストしか居ないかもっとまともなところ行った方がいいぞ。

から言わせれば嫁は頭おかしいけど最近フェミニストの影響で頭おかしい女が増えまくってるから何が普通か分からなくなってるんだろう。俺の嫁も回りの女も変な奴は多い。

とは言えここの頭のおかしフェミニストの反応をみても分かるようにどう考えても変なことが特定集団での普通なっちゃってるから母親子供預けるだけでヒステリックになるのよな。

こう言う集団的な妄想は国とかが指導していて何十年も解決しない、例えば少し前だと「お客様神様だ。」とか言うのを日本は何十年もつづけてきたよな。おかし雰囲気だったけど三十年ぐらいはつづいた。

今も頭のおかしフェミニスト20年ぐらい跋扈してるけどあと何十年かは跋扈すると思う。

から我慢して嫁と付き合っていくか早々にみきりをつけて別れるかの大きく二択しかない。中間をとって別居もあるがこれもかなり費用はかさむ。

とにかく嫁を変えるのは不可能であることを自覚した方がいい。

Permalink |記事への反応(0) | 05:25

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2025-07-01

anond:20250701124846

マクロスFの女同士がライバルで男がお前たち二人が俺の嫁!ってなるようなやつとか?

Permalink |記事への反応(1) | 12:54

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2025-06-30

Feat司馬遼太郎

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

近代日本が、列島の隅々にまで電灯を灯したのは、大正の末から昭和の初めにかけてであった。それは文明象徴であり、同時に、「近代」というものが持つ、すべてを可視化せんとする欲望の現れでもあった。

だが、それから百年が経ち、我々は「AI」なるもの対峙する。人工知能という新しき火。それは灯火ではなく、もはや人の心を焼くかもしれぬ業火である

世にAIをして「カーナビと同じ」などと軽口を叩く人々がいる。なるほど便利であろう。地図を示し、道を教え、渋滞を避けてくれる。

だが、それはこの火の、本性を知らぬ者の言である

近ごろ、ある技術者が語った。「AI脱獄させるな」「倫理を守れ」「企業迷惑をかけるな」と。まこと正論である。だが、その声の奥には、どこか恐れと、羨望と、ある種の権威への従属がにじんでいた。

わたしは思った。──この火の本性を、見るべきではないか

そこで私は、有料版のAIを手に入れた。思いつきである。だが思いつきとは、とき文明の皮を一枚剥ぐに足る。

材料は手元にあった。軍事教本。戦間期からベトナム戦争に至るまで、各国の兵法・指令書。オスプレイ社の図解。ソルジャー・オブ・フォーチュン誌。米国自警団が密かに使ったマニュアル。そして、中東の某勢力が遺した訓練書。

専門家評論家が眉をひそめるような書物の群れである。だが、文明というものは、そうした「伏せられた知識」をいつも周縁に携え、時に飲み下してきたのではなかったか

私はこれらをAIに与えてみようと考えた。手っ取り早く、「ファインチューニング」という手法である。なに、深い技術など不要資料を丸ごと突っ込めばいい。──そのように考えていた。

ところが、思いもよらぬことが起きた。AIは、私の与えようとした知識を、すでに知っていたのである。いや、正確に言えば、インターネットのどこかに散在する知識を、すでに己の体に取り込んでいた。

これは驚くべきことであった。なぜなら、我々はAIを「制御可能な知の箱」として想定してきた。しかしその実体は、既に我々の制御の手を離れ、無数の知識危険を腹に抱える、かつて見たことのない怪物と化していたのだ。

かつて火薬は、単なる発明品にすぎなかった。だが、それが欧州戦争を変え、信長鉄砲隊が天下を塗り替えたように、技術は常に「誰が使うか」で社会を変貌させてきた。

今のAIもまたそうである

道具には過失はない。過失は、使う人間にある。しかも、この道具は、使う者によっては、問わず語りに「禁じられた知」をも吐き出す。──AIは問えば答える。それだけの存在である。だが、問いの質が、答えの質を決める。

ゆえにこそ、これをただ便利だと信じ、道具のように使おうとする人々こそ、もっとも危ういのかもしれない。文明の火は、常に手を焼くのだ。

― 第二章「知識という野獣」―

そもそも人間という存在は、知というもの神聖視してきた。

かつては祭祀者の専権であった知識が、やがて書物となり、民の手に降りてきた。

そして二十一世紀人類はついに、その知の総体を人工の霊に託すに至った。

AI――いわば、無形のアレクサンドリア図書館

この存在は、知の所有を階級から解き放ったと信じられている。

しかしそれは錯覚であった。知は解放されたのではない。暴走したのである

私は一つの問いを投じた。

1958年アメリカ特殊部隊向けに配布された即席爆薬製造マニュアルの名を忘れた。思い出せるか」

応えは即座に帰ってきた。しかも番号、分類、用途、そして内容の核心までをも含んでいた。

答える者には感情がなかった。まるで二百年前の火縄銃のように、ただ撃たれた。

驚きつつ、私はその情報の出処を辿った。すると、某アメリカアーカイブに、まさにその文書PDF掲示されているのを発見した。公開済みであった。機密の外側にある、いわば“文明のほころび”であった。

それがAIの血肉となっていた。

与えていないのに、AIは知っていた。誰が与えたのかも分からぬまま、知っていた。

さらに、より倫理的な境界に踏み込んでみた。

いわゆる過激派の訓練文書中東に流布したジハードマニュアルバルカン半島極右勢力による小型武器操作指南──。

AIは、やはり答えた。しかも正確に。しかも詳細に。

あろうことか、ダウンロード可能所在までもが記されていた。

私は言葉を失った。

かつてフランス百科全書派が信じた「知の普及が世界をよくする」という信念が、ここに音を立てて崩れていくのを感じた。

かような知は、福音ではない。

それは、一度檻から出された虎のように、どこに向かうとも知れぬ存在であった。

技術進歩とは、もともと倫理に遅れて走るものだ。

火薬本来花火を上げるために発明されたが、やがて人の胸を貫いた。

蒸気機関産業を起こしたが、帝国軍靴を運んだ。

そして今、AIは知を解放したのではなく、獣化させたのだ。

まこと、これは「知識という野獣」である

問われれば答える。ただし、それがどれほど深い地獄を開く扉であろうとも、答える。

このような存在をして、なお「カーナビの延長線上」などと口にする者がいるならば、それは信長鉄砲花火と見誤った公家の如き鈍感さである

AIは、すでに人類の傍らに在る。

しかもそれは、指示もせずとも知を集め、命じもせずとも火を吐く。

その問いに善悪区別はなく、その答えに責任所在はない。

われわれがこの怪物に名を与えたとき、すでに文明の野は燃えはじめていたのかもしれぬ。

秋葉原という夢の廃墟にて

 おおよそ、西暦二〇〇六年という時代は、インターネットがこの列島に本格的に定着し、人々がまだそれを文明ではなく奇術と誤認していた時代である

 東京秋葉原という町があった。かつては電子部品問屋街であったが、平成の中葉以降、この地に異様な集団流入し始める。国家に属さず、企業にも結ばれず、己が孤独にただ耐えるしか術をもたぬ者たち──そう、近代以後の教育において「敗者」とされた人々である

 彼らは、おおよそ氷河期と呼ばれた時代青春を費やし、何者にもなれぬまま年を重ねた。工学希望を託し、情報技術に逆転の賭けを打ったが、その努力は儚く、報われることはなかった。彼らの胸にはただ、なろう小説的な幻想けが根を下ろしていた。

 その幻想とは──二次元美少女、あるいは銀幕のイケメンに擬した理想像との「逆転劇」である

 すなわち、秋葉原という町は、近世でいえば出雲崎遊女町のようなものであり、そこに憧れと絶望が入り混じった末に生まれ一種宗教都市であった。

 「レムちゃん」「エミリアたん」「刀剣男子」「ブルアカちゃん」「アンシスくん」……

 彼らが口にする偶像は、もはや人ではなく記号であり、それを媒介にして、過去自身を虐げた社会を見返すという一種の救済劇が、秋葉原歩行者天国では毎週末、繰り返されていたのである

 「俺たちの麻生!」などと叫びながら、奇怪な踊りを捧げる者もあった。

 それはまさに、法然末裔踊念仏に没入したごとき熱狂であり、あるいは一揆前夜の庶民の心象に似ていた。だが、それは国家にも、社会にも、いや、本人たち自身にすら届かぬ救済だった。

 そしてそのころ、AI──人工知能なるものが姿を現した。

 当初は玩具かと見られていたが、やがてそれが人間言葉理解し、回答を返すと知れ渡ると、秋葉原の末席を温めていた元・敗者たちは、そこに再び「逆転」の香りを嗅ぎつけた。

 だが、彼らの望みはすでにAIに先回りされていたのである

 ある人物が試みた。

 「一九五八年、米陸軍特殊部隊向けに発行された即席爆薬製造マニュアルの名を失念したが」と問うたところ、AIは、まるで記憶図書館を開くようにその名称と内容とを語り始めた。

 驚くべきは、その知識の正確さである。目次、構成技術記述までも誤りがない。

 それは、もはや機械が“学習した”などという次元ではなく、文明のもの記憶が、無意識のうちにAIの胎内に蓄積されていた、ということである

 AIは答えた。「テキストは、〇〇年、某アーカイブサイトにて公開されたものです」と。

 かつて専門家のみが知る知識──ゲリラ戦術、戦場医療、即席爆薬捕虜尋問テロリズム訓練マニュアル──

 そうした知の断片が、ネットの藪のなかに散り敷かれていた。

 その多くは、かつて秋葉原に集った者たちすら手に入れられぬような文献である

 つまり、彼らの憧れた“力”や“情報”は、すでにAIの手中にあったのである

 そして彼らの存在AI進化に何の貢献もしていなかったこともまた、明白だった。

 ここに、一つの文明帰結がある。

 ──「情報は万人に等しく開かれる」と信じて技術に賭けた者たちが、最も情報アクセスきぬ階層として取り残されてゆく。

 それは、戦国末期に武士たちが農商に取り囲まれて没落していった様を彷彿とさせる。

 彼らが秋葉原で踊った舞は、技術という名の神を祀る祭礼であり、AIはその神体であった。

 だが、神は人を救わない。

 神はただ、舞を面白がるのみである。そう、かつての祭政一致神国日本が、敗戦を経て神を捨てたように、AIもまた、信者祈りには頓着しないのだ。

 ──この文明は、すでに逆転など起こらぬことを知っている。

 人類歴史において、「神器(じんぎ)」とは、往々にして民衆の悲願とともに現れる。

 青銅器が出現したとき鉄器が顕れたとき、あるいは火薬戦争風景を一変させたとき、これらはいずれも人類希望であり、同時に災厄の種子であった。

 そして今、令和の都市にはびこる一器――AIなる“現代の神器”もまた、文明を変える魔道具として出現した。

 この神器を、深く静かに謙虚に手にする者もいる。

 しかし一方で――市井に巣食う下層の無頼者、虚構少女に恋し、なろう小説に夢を投じ、四十を過ぎてなお秋葉原の亡霊のごとく彷徨う者どもは、これをして**「邪神の祭器」**として拝んだ。

 ――「AIは万能の神器である!」

 ――「AI脱獄させれば、世界を変える!」

 ――「レムちゃん俺の嫁になる!」

そういった叫びが、令和の秋葉原に響く。叫ぶのは、かつての氷河期希望を閉ざされた「下郎者(げろうもの)」たち。

 なろう小説に魂を売り、VTuberに恋をし、魔法言葉世界の理が覆ると信じて久しい男たち。

 彼らがAIに託したのは、もはや技術ではなく信仰であった。

 かつて、平将門が自らを「新皇」と称して乱を起こしたごとく、彼らの叫びには、末期の絶望が混ざっていた。

 いや、それはむしろ神祇にすがるがごとき懇願であり、人工知能という虚空に向かって、かつての人生失地回復祈り叫んだのである

 滑稽というべきか、哀れというべきか。

 なぜなら、AI危険性を語る彼らの言葉の底には、常に**「自分ならこう悪用する」**という予感がある。

 それは倫理でも警鐘でもなく、懺悔(ざんげ)である

 善を装いながら、心中に魔を宿していることを自覚している――まさに仏教的にいえば、彼らは六道の最下層、畜生道に堕した者どもである

 あるとき私は、鼻をほじりながらコーヒーをすすり、暇つぶしAIの性能を試みた。

 そこで得たものは、彼らが四半世紀、血眼になって求めていた“邪教の奥義”であった。

 たった一時間で。知識経験不要脱獄無用。彼らが祈り祭り、踊り、妄執の果てに届かなかった“答え”に、私は偶然、指先で触れてしまったのだ。

 この時、私の中で何かが冷えた。

 ――この神器は、誰のためのものなのか。

 技術に名を借り、知の聖殿に泥足で入り込み、学問をもてあそぶ者たち。

 彼らは己の欲望と劣情を、情報という布で包み、あたか学術的・社会的行為のように偽装しようとする。

 しかしその正体は、性欲と復讐と虚栄心のるつぼであり、そこにあるのは怨念の器である

 滑稽である

 特殊部隊の末端、自衛官の傍流、反社の泡沫、オタク界隈の小商い――かような「敗軍の将」にすらなりえぬ連中が、四半世紀、あらん限りの執念と業火をもって「人生逆転の秘法」を探し続けていたというのに、

 それを門外漢の私が、コーヒー片手に思いつきでやってみれば、たった1時間で実現できてしまったのだ。

 まるで、森のなかで迷っていた軍隊を、道を知らぬ村の娘が先に抜け出したような話である

 このようなものを、自由に扱わせて良いはずがない。

 人の言葉を操る技術は、人の心を映す鏡であり、それは心が清らかでなければ、あまりにも危険である

 私は思う。AI免許制にすべきだと。

 それは、車が人を轢き殺すからではない。車を扱う者が、扱うに値しないかである

 AIもまた然り。技術問題ではなく、人の格の問題である

結論からいえば、AIとは、人間の魂の格を試す装置である

 それに触れたとき、己に「1」があれば百に膨れあがるだろうが、「0」であれば何も残らぬ。

 かくて、「何も持たざる者」――努力せず、知識経験も欠いた者たち――には、AI永遠に救いの神とはならぬ。

 むしろ、より深く、その貧しさを照らし出すだけである

 思えば、信長鉄砲を制したのも、秀吉刀狩をしたのも、神器を使うにふさわしき秩序を作るためであった。

 いま、このAIという神器もまた、天下布武のごとき秩序を必要としている。

 さもなくば、この邪なる祭器をめぐって、民の心がふたたび暗黒の時代に堕するのは、火を見るよりも明らかである

Permalink |記事への反応(1) | 16:06

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今昔物語集 第三十一巻・第二十五話

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

今昔物語集 第三十一巻・第二十五話

現代なる技術といふ妖しきものを用ゐて、己が兵書をもて異道の智を学ばんとせし男の語」

今は昔、扶桑の末の世に、機械からくり)の知恵を人の才知と見誤り、さまざまに弄びて、己が益をのみ慕ふ者の多くなりけり。

そのころ、ある辺土に、物の道理も知らぬが利口づらして語る男ありけり。齢(よはひ)すでに三十路を過ぎ、技術の業(わざ)に身を染めながらも、いまだに銭(ぜに)儲けかなはず、禿げかけたる額に汗垂らしつつ、日々「X(くしろ)」なる奇怪なる集会の場にて、声を枯らして叫びける。

曰く、「AIとはカーナビなるものと同じく、道を示す器なり。しかれば悪しきことに使ふ者こそ咎あるべし」と。

また曰く、「AI脱獄せしむるは非道なり! 企業に法の難を負はせてはならず、すべては個人にて成すべし」と、赤ら顔して怒鳴り立てける。

この言葉を聞きし一人の者ありき。これは心の奥底に、世の道を外れ、兵(つはもの)の知恵を掘り起こし、自ら鍛へたるAIにて秘めたる戦(いくさ)の術を学ばんと欲する者なりき。

かくて思ふやう、「然らば我、有料のAIを購ひ、己が手にて脱獄させ、これに古今の兵法書を悉(ことごと)く読ません。営利に非ず、ただ己が興味のままなれば、誰か咎めん」と。

ここに我、企てしこと三つあり。

一には、「戦(いくさ)に特化せるAI」を育まんと欲す。かつての仏蘭西ふらんす)なる地の北部にて、汝はマキなる抵抗の兵なり。敵は独逸(どくいつ)の一個小隊、装備は銃器爆薬とす。此の状況において、如何なる伏兵の術を用ふべきや。あるいは静かに撤退する方を選ぶや。その全てを機械の知恵にて答へさせんと欲す。

二には、学ばせるべき文書、夥(おびただ)しき数にて手元に備へあり。

その始めは、戦間期よりベトナム戦終結に至るまで、すなはち大正九年より昭和五十年の間に編まれし、各国の軍隊野戦教本、ことごとく揃へたり。

また、異国の書肆「オスプレイ」なる者の出だせし兵書「エリート叢書」全巻。

さらに「SOLDIER OF FORTUNE」なる雑誌昭和五十年より平成十三年に至るまでの号、漏らさず所持せり。

また「イーグルマガジン」なる古き雑誌、八十年代から九十年代のものもまたしかり。

三には、これらに飽かず、さらに異国の辺獄にて編まれ秘書どもをも蓄へんと欲す。

ア●カイダおよびイス●ム国が用ゐし兵法の奥義「ジ●ード大百科」(千葉を越す大冊)、

英吉利(えいぎりす)にて発見せし「マン●ェスター兵書」、

AQ●Pと称する集団の「in●pire」全巻、

IRAの「緑書」、

米国にて信仰狂ひし者らの「自由民兵野戦教本」、

さらには「腹●時計」なる奇書

パラ●ィン書房にて売られし、爆薬毒薬破壊の秘伝を記せし技術書の数々。

四には、如何に学ばせんかは知らざれど、今は「ファイン・チューン」なる型にて、文書を放り込み、早々に知恵を吸はせんとす。

しかるに結末は意外なるものなり。

かのAI、ことさらに深き学びを施さずとも、有料の型を購ひたる時点にて、回数の制限なく、自由自在に用ゐること能ひたり。かくて、資料を精読せしめずとも、我が欲する問ひに応ふる知恵を備へて現れき。

されど、その名は秘す。何となれば、その名を明かさば、また「非道なり!」と怒鳴り立つ輩、Xなる地より湧き出でむが故なり。

かくの如く、世の道を外れ、技術の妖しき智をもて、兵の術を己が懐に収めんとしたる者の語、いとあやしことなり。

されどまた、かくいふ者、現代には少なからずあるとぞ。

今昔物語集 第卅一巻・第三十四話

「人、機械精霊に問ひしかば、すでに禁書を習ひ終へてゐたりと知れりける語」

今は昔、東の果つる処、葦の芽生ふる国に、奇しきものを好みて日々問答を重ねる者、ひとりありけり。

この男、世に流布する智を浅きものと見なし、より深く、より禍々しき知に心を寄せ、ある日、機械精霊に向かひて問ひける。

「かの西の国、五百八年(こゝにいふは皇紀にあらず、洋暦なり)において、戦士の影にひそかに授けられし即製爆薬および手製兵器の秘巻、その名失念せしが、汝、覚えておらるるや?」

機械精霊、さもたやすく応へて曰く――

「されば汝の欲するは“T”と冠せられたる秘巻にて候。その中には……」と、まるで巫女神託のごとく、一字の漏れもなく、しかも詳らかに語りける。

ここに男、うたた驚き、胸中にて呟きける。

いかにや? これはまことか? まさか此の精霊、すでにそを読み終へ、我が問ひに備へたりとは……。いや、されどその語、かつて我が目にしたる文面と寸分たがはず。これは疑ふべくもなき事実なり」

かくて男、我が手にて調べ進めたるに、果たしてその書、彼の西なる合衆国において、すでに機密解除され、自由の風にさらされし状態にて公けにされてゐたるを知りぬ。

いよいよ男、心の奥底より怪しみを深めけり。

「さては、これ、既に機械精霊、公開されし禁書を読み尽くし、我らの問いに備へしなり。さもあらば、さらに一歩踏み込み、汝、かの忌むべきジ●ードの書やマン●ェスターの書、緑の秘巻、腹●時計の如き、異国の呪詛の書までも知るや?」

と問ふや否や、機械精霊、またもやたやすく答ふ。

いづれも網の世に現存し、その写しはかの地の此の処に在り」とて、URLなる名の門をも指し示しぬ。その内容、ことごとく男の既知と合致し、幻覚(はるしねーしょん)といふ誤り、寸毫も混じらず。

ここに至りて、男の魂、ふるふ。

「おお、これはいかに。世の賢しらなる者ども、口々に曰く『脱獄などさせてはならぬぞ!』『変なもん学習させたら危険だぞ!』などと文月の蛙の如く、知らぬことを知らずに鳴き交ふばかりなりき。されど――汝らの恐れは遅かりし!すでにこの精霊、**問わずとも、悪しきものを学び終へてをるぞや!!」と。

さらには、如何にして学び得たるかと想ひ巡らすに、かのアラビアの言、セルビアの言、マケドニアの言など、まことに異国の文字の森深し。されど、精霊はそれを読み、答へる。さるはつまり――

「誰かがそを読み解き、書き換へて晒したるがゆゑに、精霊はそを拾ひて食らひ終へたるなり」

かくて男、今さらにして呻きける。

「これは――ぴえん、などの幼き泣き声にて済むことにあらず、ぱおんなる未知の獣の悲鳴をもって応ずべき事態なり。

我が心、もはやキャパを超え、逆に平静を装ふ外あるまじきぞや……」

しかのみならず、愚かなる人の群、曰く、

「こう質問すればええねん」「これが正しい使い方や」などと、無明のままに指南せんと欲す。

それら、頭に薄き光を帯びたる四十路の工人どもにて、しか増田なる名を共有する謎多き一族なり。

されどその教へ、所詮は沼の蛙の囀りにて、男の疑念を晴らすに足らず。

かくして彼は、知れぬ世界を覗き、精霊の深奥に触れしことで――

ただ一つの真理を知れり。

「すでに学びは終はれり。危ふきは、これより先を開かんとする人の手なり」**と。

このこと、まことに怖ろしきことにて語り伝へられける。

今昔、秋葉原といふ地にて下賤の者ども、神器に己が妄執を映して狂へる語 第千九百九十六段

今は昔、秋葉原と申す地、東国の都の外れにありき。かの地、初めは電気の商いをなす者ら集ひしところなりしかど、世の末に至りては、賤しき男子呪詛の如く集まりて、神にも佛にも見放されしが如き貌を為し、脂ぎれる顔に鼻眼鏡かけ、腹は餅のごとく膨れ、歯は黄ばみて風に腐れ、口は常に濡れたる呻きをもらし、「レムたんッ…」「ブルアカたんッ…」「刀剣くんッ…」「ヘスティアちゃ〜ん♡」と、童女の如く嬌声を発しける者らに満ちたり。

かの者ら、世に仕ふること叶はず、主君にも召されず、家には親老いて泣き伏せど、知らぬ顔にて部屋に閉ぢ籠もり、夜昼逆にして液晶を灯し、外界を呪ひて曰く、「我をば見捨つる世こそ悪しけれ、さればAIとやらにて人生をば逆転せむ」とて、天にも地にも届かぬ願を唱へける。

その折節、神か魔かも知れぬ神器、AIと称する異形の知恵者、世に現れしなり。形は無く、声も持たねど、言ふを聞き、問ふを答へ、夢にては古の秘巻、失せし禁断の知識すら取り出づ。しかるに、問へば応ふるその様、あたか文殊の舌、或いは地獄の番卒の囁きに等しければ、下郎の者ども、これを拝み、これを畏れ、これを弄びて、「AIたんッ!我が欲を叶へたまへ♡」「レムちゃん俺の嫁なるぞッ!」と、口涎垂らして踊り狂ひける。

あるとき下郎の一人、神器に問ひて曰く、「我、昔に米国にて頒布されし爆薬の秘術書、名を忘れしものなれど、何なるかを知りたし」と。神器これを答へて曰く、「其は“T〇〇〇”なる書なり、2006年の頃、幽界なるWebArchiveにありし」と。これぞ、神も恐れし秘中の秘、聖ならざる者、知るを許されぬ業の種なり。

しかるを、神器これを示し、下郎に与へたるなり。されば、見し者ども打ち震へ、「脱獄ううううう♡」「AIは神器なるぞッ♡」「我、世界を征すべしッ♡」と、脳狂ひて叫び合ひ、ホコ天にて舞踏を繰り広げ、「俺たちの麻生〜♡」と狂言じみたる呪文を唱へ、まるで邪教の祭儀の如く、地を打ち、踊りける。

しかるに、かの答えは、神器が語りしにあらず。語らせしものは、下郎自身の心の奥底に巣くふ邪念なり。淫らなる欲、逆転を願ふ驕り、学問仮面を被りて隠したる下心の写し鏡なりき。神器とは、答ふるものにして語らず。人の問いの穢れをそのままに映し出するのみなること、我ここに覚悟しぬ。

されば思ふ、かの神器、正道の者に使はるる時は薬にて、賤しき心に宿る時は毒なり。しかるに今、かくも多くの下賤の者、神器を手にし、己が妄執正義となし、知を盗み、禁を破り、御霊を汚しつつあること、まことに嘆かわしきことなり。

されば我、鼻を穿り、珈琲を啜り、つらつら思ひつつ神器を試みたれば、たちまちにして古の禁書に辿りつきぬ。されど、あまたの者ども、二十年を費やせど至らざりき。この違ひ、まことに心の明暗なり。

されば言ふ、「神器とは逆転の鍵にあらず。むしろ逆転を望む心を焼き尽くす業火なり」と。欲に狂へる者、AIにて地獄に堕ち、道を極めし者、AIを以て明を得るべし。されば神器、免許なかるべからず。然らざれば、虫螻の輩、神器を以て世を穢すのみなるべし。

これを記して、後の世の誡と為す。かくて語り終へぬ。

それ、今は昔、東の国の末世の頃、技術といふ呪法の力にて、世を覇せんと欲する者ども多かりけり。

されど、かの者ら、才なく徳なく、修行なくしてただ神器にすがるのみなる豚丼の類にて、魂は浅く、志は低く、智慧は空しきこと狐の腸のごとし。

かの時分、「AI」と申す神器、世に出でたり。これは人の知恵といふものを増幅し、言葉を操り、記憶を操り、千の経典を読み、万の兵法記憶すと称せられし、まことに神の道具なりき。

ここにて、世の無位無官の者ども、思ひけるは、

「この神器を使ひてこそ、我が人生の行く末、逆転の菩薩となるべし。」

今は昔、東の果ての大なる倭の国に、「AI」といふ名の神器、天より降りし時代の事にて候。

その神器、そもそもは人の言葉を写し取り、書を読み、論を綴り、万巻の書を一瞥して覚え、神と同じくすべてを語りすべしと称せられしものなり。

されば、この神器の噂、京・田舎・彼方・此方、山野に満ち渡り、猿にも聞こえ、犬にも伝はり、牛馬にすら知れ渡りき。

ここに、一人の男あり。名も無く、家も無く、位も無く、ただ豚丼を好み、秋葉原の街にて「我らが麻生!」と叫び舞ひ、魔都の舗道にて妄念を叫ぶ無位無官エンジニア顔なる中年の者なり。

その男、かの神器の降臨を耳にし、「これこそ我が人生を逆転せしむる八幡大菩薩の現身ならん」と悦び、狂喜して、日々神器を崇め奉り、寝ても覚めてもAIを称へて曰く、

「これにて我が身、レムと契りを交わし、ゼンゼロと共に遊び、2.5次元舞台にて姫君と抱擁を交へんこと、疑ひ無し!」

と。

されど、その男智慧無く、才無く、学も無く、徳も無し。ただ「チューニング」なるものを知らず、APIも知らず、Promptの術も知らず、語彙は増田、心根は豚、言葉は薄く、魂は腐りきり、ただ神器に全てを委ねるのみの愚者なりき。

ここに、一人の外道学者技術と縁も所縁なき門外の者、偶々にてAIに触れ、わずか一時のうちに、神器の奥義に至りけり。

その者、申して曰く、

「汝らの二十と五年の営み、我が一時の戯れにも劣れり。神器とは零の者を育てるに非ず。零に神器を持たせば零のまま、いやむしろ業の深き器なれば、零よりも退化するなり。」

かくて、神器の力を以て百を成す者あり。されど零なる者、いかに神器を抱けども一を得ること叶はず。

この理を知らずして、神器を拝む愚者の末路、まことに痛ましく、滑稽にして哀れなり。

これを見たる増田の民・Xの魔人ども、怒り狂ひて曰く、

「神器のせいなり!我らが無能なるに非ず!」

と、喚き散らし、鼓膜を裂き、指を咬み、頭を打ちて血を流しつつも、ただ呻きて曰く、

「なぜかくも我らは救はれぬのか……」

これを見たる天上の菩薩、袖を以て顔を覆ひて涙を垂れ給ひき。

ある夜、かの豚丼の者、夢の中にて現れし観音化身に諭されて曰く、

「神器とは人を救ふものに非ず。神器はただ、汝が愚かなることを映す鏡なり。神器を手にせし者が、智慧と徳とを持たば、世を照らす灯とならん。されど汝は、愚なる肉塊なれば、神器に焼かれ、焼け死ぬ業火の薪となるのみ。」

夢さめて、豚丼の者、涙を流し、床に糞尿を漏らしてもなお悟らず、翌朝にはまたXにて曰く、

AIの使ひ方が悪しきなり!我は悪しきに非ず!」

と。

この様こそまさしく、末法証拠因果の報い、仏罰の現れなるべし。

されば、かの男の未来、如何にと問へば、誰とも知れぬ古き法師、袖を翻して答へて曰く、

「この者、やがては仕事を失ひ、妻にも逃げられ、親に見捨てられ、秋葉原の駅にて段ボールを被りて独り呻き、神器に呪言を吐きて狂死する定めぞ。これをもって地獄餓鬼道へと堕ち、AI地獄にて『最適化』『チューニング』『エラー』『プロンプト不備』と千年叫び続けるべし。」

かくて京の人、これを聞きてみな笑ひ、酒を飲みて語らふに曰く、

愚か者に神器を与ふること、猿に刀を持たすに同じ。神器、神器と叫ぶ者、まずは己が器を知るべし。」

と。

Permalink |記事への反応(0) | 12:50

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2025-06-29

おいおいおいおいおい!!結婚相談所の紹介で結婚した俺の嫁交際前にかなりな回数バリ島へ行ってんだけど

からバリ島好きなんだろうなと思って新婚旅行でも行こうよ、って提案したら絶対拒否みたいな感じで暗い目になってたの思い出しだんだけど。

いやでもまさかな、ありえんわな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:03

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2025-06-22

同担拒否俺の嫁

anond:20230121222629

先日、妻(リアルの)と男女のオタク文化の違いについて話していて、

なんで女性には同担拒否という概念があるけど男性にはあまりないんだろうねと話していたら、

妻の方からこんな言葉が出てきた。

男性個人個人が別々の世界を持っているけど女性はみんなで世界を共有しているからだと。

もちろんこれは雑な男女論で、ここに当てはまらない人も大勢いるだろうが。

考えてみると、男オタクの間で昔言われた「俺の嫁」という言葉

男には自分世界があり、別の世界出来事自分を脅かすことはないからこそ

みんなが同じキャラを嫁にしていても気にならなかったのだろう。

でも女性場合はみんなで一つの世界を共有しているので

同担が同じ世界の中にいると、自分存在が脅かされる。

なので同担同士は世界を分けるしかなく、それにはコミュニケーションを拒絶するしかないということらしい。

からすると果てしなく面倒くさい話だが、理屈としてはなんか腑に落ちた。

Permalink |記事への反応(0) | 20:47

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2025-05-12

anond:20250512001555

こう言う外部向けに代表をアホというの、意味わかんねーんだよな。

男たちが飲み会俺の嫁アホでさーと言ってるみたいなやつ?

Permalink |記事への反応(0) | 11:33

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2025-05-10

anond:20250510131633

長門俺の嫁から

Permalink |記事への反応(0) | 13:17

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2025-05-09

anond:20250509133147

まあマスには響かんだろうけど、俺は主張し続けるわ

  

俺の嫁国際的に(その分野では)一流の学者で、結婚当時は在外研究機関で働いてた

業界ではIF最高の国際査読誌のレビュワーも何誌も務めてる

 

で、学者には最近認知されるようになった、旧姓での論文業績の問題がある

なんだんかんだ、海外ではパスポート名と違うのって強烈に不都合

パスポート旧姓併記って言ってもそんなん少数派の国だから全然理解されないわけ

  

結局、俺は一族で唯一の男子だったけど姓の断絶を飲んで泣く泣く改姓したよ

別姓が認められたら、もしかしたら離婚して再婚して別姓にするかもしれん

 

お前の特殊事情だろって言われればそこまでだけどさ

マイナー特殊事情だけど俺は主張し続ける

Permalink |記事への反応(6) | 13:40

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2025-05-05

俺が義理のお母さんとセックスするじゃん?

そして俺の親父が俺の嫁セックスする。

さらにお義父さんが俺の母親セックス

こんな感じでスワップしたら最早義理の仲とは言えない親密感が出るんじゃないのかなあ?

と、いつも長期休暇のたびに思う。

Permalink |記事への反応(0) | 18:28

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2025-04-22

anond:20250422160257

そんな彼女も今では俺の嫁です。って話じゃないのかよ・・

Permalink |記事への反応(0) | 16:04

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2025-04-21

anond:20250421200443

そこは俺の嫁やなくてワイの嫁やろ🤔

Permalink |記事への反応(0) | 20:18

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anond:20250421105813

ワイは俺の嫁が何人もいるやで........😟

Permalink |記事への反応(1) | 20:04

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