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2025-12-14

既婚者男性たちの姓処理大全

セックス

最も正常かつ望まれる性処理方法夫婦関係がうまく行っている場合、これだけで男は満足する。お互いが性に貪欲であり、お互いを求め合う関係であることが望ましい。しかしながら、どちらかがセックスに不満を感じている場合、あるいは婚姻歴が長くなるに連れて、容易に崩壊するリスクを孕む。

オナニー

これもまたポピュラー。嫁セックスに至れない場合など、性欲を持て余すことでこの処理を施す。風呂場やトイレにいつもより長く篭っているなと感じても、決して詮索してはいけない。またその行為禁止するなど言語道断である。嫁セックスと家オナニーのサイクルが正常に働いている場合、男たちはここから先に進むことはまずない。共有タブレットに残されたFANZA履歴だって、知らぬ顔をして消してあげて欲しい。

個室ビデオ

家が狭い、子供が多い、嫁に監視されているなど、家に居場所がなく、家オナニーに至れない男たちが集う。「1時間残業して帰る」などと言い、個室ビデオVRAVを見ながら今日も彼らは激しくシコる。ここに至った男は当然姓処理に不満を感じている場合が多く、ふとしたきっかけで「俺は一体何をしているのだろう」と我に帰ってしまい、次のステージへ進んでしま危険がある。

メンズエステ

既婚者たちの聖域。基本的はいわゆるヌキはなく、美人のお姉さんに密着マッサージをしてもらい、欲望を満たす風俗である。ヌキのある店もあるが、それはいわゆる風エスであり、ステージがまた違う。男たちはフィニッシュに至れないまま悶々として帰ることになる。しかしながら、思わぬ事故からヌキに至ることもあるようで、既婚者たちは「これは事故なんだ」と己を納得させるため、今日もメンエスへと足繁く通う。

セクキャバ

キャバクラ性風俗の融合形態キャスト女性お話を楽しんでいると、急にお触りタイムが始まりおっぱいを揉んだり、キスをしたりできる。メンエスと同じくヌキに至ることは基本的にはないため、男たちは悶々として帰る。ほかの性風俗からすると少し特殊業態

オナクラ

既婚者たちの最終防衛ライン一言で言えば、手コキ風俗である。手コキを基本サービスとしつつ、オプション課金をし、様々な行為をすることが可能。例えば、オールヌードになるとか、乳首舐めるとか。キスフェラなどの粘膜接触がない店が多く、性病になりたくない既婚者が集う。また、30分5000円程度から安価な店が多く、お小遣い制の既婚者でも気軽に通えることが人気の一つ。

ピンサロ

既婚者が越えてはいけない壁の先。あくまでもこちらは飲食店でありますけれど、何故か飲食物と合わせてフェラディープキス提供されるとかどうとか言われている。とにかく安価な店が多く、こちらも安いお小遣いの既婚者でも簡単に通うことができてしまう。しかしながら、キャストおしぼりで軽く竿を拭っては舐め、次から次へと1日に何人もの男たちを相手にすることから性病博覧会が常に開幕している。ピンサロに通いながら、平然と嫁ともセックスをする既婚者たちは、もはやテロリストしか言いようがない。

デリバリーヘルス

定番中の定番風俗と言えばこれ。ラブホテルなどの一室に女性派遣され、一緒にお風呂に入ったり、キスをしたり、イチャイチャ恋人のような関係を楽しむ。値段としては相場2万円〜ホテル代別というところであろうか、なかなか普通お小遣い制の既婚者には気軽に手が出ない価格帯。そのためか、出張などのここぞという時に足を運んでしまう既婚者が後を立たない。遊んだ後には絶対性病検査をして、くれぐれも梅毒には気をつけて貰いたい。

ソープランド

キングオブ風俗。なんかよくわからないですけど、お風呂屋さんに高額な入浴料を支払うと女の人とお風呂に入れて、いつの間にか恋愛関係になって、セックスしてしまうことがあるらしい。価格帯はピンからキリで、いわゆる激安店などであれば、メンエスくらいの値段でセックスに至れることもある。果たしてパートナー以外の人間セックスをすることが許されるのか、既婚者たちの道徳心が試される。

セフレ/マチアプ/パパ活/不倫

既婚者たちの終着駅素人相手にするということで、プロ相手にするよりも悪質かもしれないけれど、性病面を考えればまだマシなのかもしれない。でも、みんなやってることは結局同じ不貞行為なので、目くそ鼻くそである

既婚者男性(きこんしゃだんせい)のおともだちと保護者の皆様へ

どんなりゆうがあろうとパートナーいがいのおんなのひとと、えっちなことをするのは、ゆるされないことなんだ。

そのことをむねにきざんで、いつかさばかれるそのひまで、つみをかかえながらいきていこうね。

Permalink |記事への反応(0) | 15:28

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2025-12-13

普通」の女の子になった話

父は瞬間湯沸かし器みたいな人で、些細なことですぐキレて手が出る。

私も物心ついた頃から殴られたり床に倒されて踏まれたりしていた。

父は人とのいざこざで殴ったり恫喝したりしたこと武勇伝としてずっと話していた。

小中学生スポーツチームの指導なんかもやっていて、今だったら問題になるレベル体罰の話も自慢げにしていた。

父の友人達もそれを持ち上げ、「さすがだなあ」「それが正しい」とかっこいいことであるかのように扱っていた。

私は幼少期からから殴られ、暴力自慢話を聞き、周囲の反応を見ていたので、力で相手ねじ伏せることはかっこいいことで、ためらわないでよいことだと思い込んで育った。

それから色んなマンガで男よりケンカが強い女キャラを見てかっこいいと思い、ごくせんドラマ流行っていたので「男を殴れて勝てる女はかっこいい」とどんどん思い込んでいった。



漫画ドラマでは「女を殴るなんてありえない」というシーンがあったりするので、女の子暴力をふるおうとは思わず男子とよく取っ組み合うようになった。なぜか女である自分が殴られることに抵抗はなかった。

取っ組み合いにきっかけや理由なんてない。小学生男子なんて暴れたい盛りだし、意味もなく突進してくるやつとか、私がすぐ手が出るのをわかっててからかいに来るやつが同級生にたくさんいて、私はいちいち応戦していた。

父は人を殴って相手の歯を折った時の傷が指に残っており、それを勲章のごとく自慢していたので、私は男がケンカで体や顔に傷をつけることはかっこいいことだと本気で思っており、男子と取っ組み合うと顔面にも容赦なく蹴りを入れたりしていた。

休み時間放課後にはだいたい男子たちと暴れ、殴ったり殴られたりする毎日で、これが普通だった。ドッチボールとかサッカーとかで遊ぶのと同じ感覚ケンカして遊んでいた。

ある日の休み時間、いつも通りに男子たちと取っ組み合う中で1人の男子の頬に回し蹴りを入れた。結構クリーンヒットだった気がする。

特に気にせず他の男子さらに取っ組み合っていたら、数分後「何やってんの!!!」という担任の金切り声が響いた。

当時の担任先生20代後半~30代くらいの女性だった。

いつも「危ないよ!」くらいの注意しかしなかった担任だけどその日は様子が違った。

担任の横にさっき私が回し蹴りをくらわした子がいて、泣いているので「え、何?何?」と手を止めて近寄ると

「何じゃないよーーー!!もういやーーー!!!」と担任が泣き叫び、膝から崩れ落ちた。

担任の横で泣いている男子の口内が血まみれになっていた。

それから校長室に呼ばれ校長事情を話し、それぞれの保護者を待ち、帰った。

日登校したら担任に呼ばれ相談室のようなところで「これを読みなさい」と手紙のようなものを渡された。

私が回し蹴りした男子のお母さんが担任に宛てたもののようで、口内を切ったのと歯茎への衝撃?で出血が多かったがとりあえずは大けがではないこと、

けがではなくてもどうしてうちの息子がこんな目に遭わなければならないのかということ、男の子相手ならやんちゃ同士で許せるかもしれなかったが女の子にやられたなんて信じられないということ、

相手の親から謝罪がないことなどが書かれていた。

担任は私が手紙を読んでいる間ずっと泣いており、その後数日学校に来た後は長期の休みに入ってしまった。

手紙に書かれていた通り、私の父親は件の当日に私を迎えに来たけど、担任から事の顛末を聞いたくらいで後は私に何も言ってこなかった。

怒るでもなく慰めるでもなく事情を聞くでもなく。ガストで夕飯を食べて帰った。その日も帰宅してから別件でキレられ、殴られた。

数日後、男女数人で公園鬼ごっこか缶蹴りかをして遊んでたと思う。

1人の女子を後ろから手で目隠しし数を数えていたら、知らない女の人がすごい剣幕でやってきて「やめなさい!」と怒られた。

危ない遊びはやめて!こないだの〇〇くんの時もだけどあなた暴力性は信じられない!あなたおかしい!女の子にも乱暴する気!?

みたいなことを言われ、めちゃくちゃ怒られた。

私は知らない人だったけどたぶん同級生母親とかだったんだと思う。私がクラスメイトにケガをさせたことを知っているようだった。

取っ組み合いのような遊び方よりははるかに優しい遊び方をしていたと思うんだけど、自分が少し相手に触れるような遊び方をしているだけで大人はこんなに取り乱すんだ、と少しショックだった。

危険人物である、悪である、と人に思われていることを急に自覚して、なんだかとんでもない気持ちになった。

今考えたら子どもを育てている親からすれば暴力的な子が自分の子の近くにいれば怖いし叱るべきなのはわかる。

どう考えてもあの頃の私はおかしかった。

それから私は取っ組み合いや殴り合いをやめて、普通の子どもになったと思う。(体育や休み時間にやるスポーツは派手にやっていたけど、普段生活では大人しくなった)

腹が立つことや納得いかないことも話し合いでなるべく穏便に解決することを学んで、大声を出して主張する人や嫌なことがあると物にあたる人、手が出る人を見ると嫌だなあと思うようになった。

子どもながらに自分のしてきたことを棚に上げたり棚から下ろして飲み込んで吐きそうになったり、ぐるぐる悩みながら中学生になった。

小学校には私以外にも男勝りをアイデンティティーにしているような女子が数人いたけど、中学校にはボーイッシュな子はいてもそんな暴力的な子はいなかった。

制服スカートのままで毎日男子とのケンカを楽しんでいる豪快な女子なんてマンガ世界しかいなかった。

中学校までは同じ小学校出身も多かったが、高校はなるべく遠く、同じ小学校の人があまり受験しない学校を選んだ。

穏やかでにこやかに、口の悪いこともなるべく言わないように過ごし、友人も文化部帰宅部の和やかな雰囲気の子が多かった。

父は相変わらずスポーツチームの指導に勤しみ、家にはたびたび非通知で電話がくるようになった。

「うちの子がそちらのコーチに殴られて倒れた後蹴られたそうですが」

「1人だけグラウンド20周以上走らされ吐いたと聞いた。家に帰って来ても体調が戻らず、もうクラブ練習行きたくないと言っている」

知らずに電話を取ってしまった時は人の憤りと恨みを直に感じてしまい1人で泣いた。

父はそもそも電話が鳴っても取らない。家主は家では自分の席から動かず、家族は家主が動かないでいいように働くべきだそうだ。

鳴る電話は父が暇で電話の一番近くにいても必ず誰かが取らされ、電話が取れなかった時ややむを得ず父が取った時などは殴られた。


大学進学を機に家を出て、就職実家から離れた場所でした。

偶然小学校同級生男子会社で同期となったので、2人で飲みに行った。

当時殴り合いをしていたうちの1人だったので、お互いに「お前落ち着いたなあ」と言いながら飲んだ。

私が男子を流血させて担任を取り乱させたことも覚えていたし、今でもその男子と交流があるという。傷は残っていないし、私の話が悪い意味で出ることもないらしい。

それでも「あの時はごめん」と謝った。涙が出た。

何と言っても私がしたことやあの時の自分の考えが変わるわけじゃないのに、女の私が泣くのはずるいと我ながら思った。

「俺も暴れる問題児だったかお互い様だ」と言われた。今度は件の男子も連れて飲もうと言ってくれた。

同期は父の教えていたスポーツチームにも所属シバかれていたので、「父は理不尽に怒るし体罰もするし嫌いだったでしょう」と聞くと、苦そうな顔で「ま、あの頃は子どもから……」と言われた。

私も父を好ましく思っていないはずなのに、そう言われて少し胸が痛かった。



父は父母の署名により数年前にスポーツチームの指導者を辞めさせられた。

誰に言うということでもないので、増田に書き捨てておく。

Permalink |記事への反応(1) | 11:49

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2025-12-11

子供の3ヶ月健診が終わった後、営業マンに取り囲まれたんだけど

今日、お子をつれて自治体の3ヶ月健診に行ってきたのだが、その帰路で非常に疑問を感じる出来事があった。

健診を終え生後3ヶ月の子供を抱えて会場を出た直後、3名の営業担当者に取り囲まれた。 彼らはそれぞれ別の会社のようだったが、一様に以下のような流れでで接触を図ってきた。

まず有無を言わさずサンプル品を手に持たせる

今日これからサンプルを届けるので住所を教えてほしい」と迫る

「今月無料セミナーがある。今ここでLINE登録して予約を」とスマホ操作を促す

こちらは健診を終え、母子ともに疲弊しきっている状態である思考力も体力も低下しているタイミングを狙い、正常な判断ができない状態個人情報を引き出そうとする手法には、恐怖すら覚えた。

断る労力も惜しい中、3人連続でこの対応を強いられた。 私はなんとか断りきったが、これは「断れない人」を狙い撃ちにするフィルタリングとしての役割果たしているのだろう。

以下の点は許容されるものなのか?

公共サービス(健診)の出口での待ち伏せ行為自治体はこれを黙認しているのか。

路上(あるいは敷地境界)での勧誘道路使用許可などは適切に取得されているのか。

もしこれが「よくある光景なのだとしたら、他の保護者が同様の被害に遭わないよう、然るべき場所是正を求めたい。効果的な通報先は、役所担当課か、あるいは消費者センターか。知恵を借りたい。

Permalink |記事への反応(19) | 12:45

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2025-12-10

anond:20251210100654

女に学問はいらないという保護者男性教師偏見が伝わってるんやろな

桜蔭とか豊島レベルでも一定デバフはかかってる

Permalink |記事への反応(1) | 10:11

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2025-12-09

チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

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チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

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チンパンジー配属」で騒ぐのはまだ素人永田町広告代理店に学ぶ猛獣多頭飼育」の極意と、教育現場の野生個体Re:チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?

削除されてしまいましたが、​先日、スタートアップ界隈で話題になったQiitaアドベントカレンダー記事はお読みになられましたか

チンパンジーが配属されてきたら、あなたはどうマネジメントする?』という、パンクタイトル記事でした。

​内容は、とあるスタートアップの開発チームに、社長鶴の一声(と投資家への忖度)で、文字通りの「チンパンジーパンジくん)」が配属されるというお話

記事では、マネージャーが奔走してパンジくんを隔離し、誰も傷つかずにハッピーエンドを迎える「成功ルート」が本線として描かれ、一方で、対応を間違えた場合の「失敗ルート(IF)」では、パンジくんが暴れて社員の指を食いちぎるというショッキングなバッドエンドも提示されました。

​「不適切で消されちゃったけど、チンパンジーが配属されてきたらどうマネジメントするか?の話、勉強になった。ただの匿名記事だと思ったら企業Blogだったのかww」

マネジメントしようなんて思わずにそっと転職準備を始めるよ…」

「消すと増える」(魚拓リンク

その不条理さに頭を抱え、あるいは共感した人々が見られました。

結論:檻に入れられ、燃やされるのは「パンピー」の方だ

しかし、かつて大学動物行動学を専攻し、チンパンジー社会構造研究してからこの人間社会というジャングルへ足を踏み入れた身として、あえて言わせてください。

「たった一頭のチンパンジーで大騒ぎするなんて、スタートアップ世界はなんと平和で、牧歌的なんだろう」

​この記事結論を、すべての前提として最初に書きます

猛獣チンパンジー)が檻に入るのではありません。

私たちパンピー(一般人)こそが檻に押し込められ、燃料としてくべられる。

それが、生物学的に見たこ社会におけるマネジメントの「正解」なのです。

​世の中には、元記事で「最悪のIF」として描かれた地獄絵図が、「日常デフォルト)」として機能している業界存在します。そう、永田町国会議員秘書)、大手広告代理店、そして学校世界です。

私たち「多頭飼育」のプロフェッショナルたちが導き出した、残酷な最適解。それは、猛獣隔離することではありません。

猛獣(カネと権力の源泉)を守り、その価値を最大化するために、人間一般社員や生徒)を燃料として燃やし続けること」

​なぜ、そんな理不尽がまかり通るのか?

それを理解するには、少しだけ「チンパンジーという生き物の仕様」について、講義をする必要があります

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​生態講義チンパンジーは「権力」を食べる生き物である

​皆さんはチンパンジーを「バナナを食べる動物」だと思っていませんか?

動物行動学の視点では、それは間違いです。チンパンジーとは、餌よりも先に「序列」と「権力」をめぐる動物だと定義したほうが、その本質理解やすくなります

​1.身体が「序列闘争」に最適化されている

​野生の群れに関するフィールド研究では、オス同士が同盟を組み、毛づくろいや餌の分配をテコにして「誰が誰の味方か」を積み上げ、厳しい序列を作ることが報告されています(Goodall 1986, de Waal 2007)。

​恐ろしいのは、彼らの生理機能のものが、このゲーム最適化されている点です。

優位なオスほどテストステロン値が高く、地位争いが激しい時期には、群れ全体でコルチゾールストレスホルモン)が上昇します。彼らはリラックスしているのではなく、筋肉維持と闘争準備のために、常時エンジンを吹かしてアイドリングしている状態なのです(Muehlenbein 2010, Wrangham 2004)。

​2. 「出たり入ったり自由」な階級社会

​彼らの社会一枚岩ではありません。日中は小さなサブグループに分かれ、餌場やメンバーの顔ぶれに応じて離合集散を繰り返す「フィッション・フュージョン離合集散社会」です(Arcadi 2018)。

この流動的な派閥構造の上に、オス中心の強固な序列が重なる。これ、何かに似ていませんか?そう、人間の「派閥」や「部署」そのものです。

​3. 「戦争」をする隣人

​そして、彼らは他群れの個体に対して容赦のない暴力を振るいます

オスたちがパトロール隊を組んで隣接群を襲撃し、時に相手殺害して縄張りを拡大する「小規模な戦争」が、自然状態で起きていることが確認されています(Goodall 2019, Gilby 2014)。

それが、私たち職場対峙している「彼ら」の正体なのです。

​この「生物学的な仕様」を頭に入れた上で、私たちの住むジャングル日本社会)を見渡してみましょう。

そこには、驚くほど忠実にチンパンジーの生態を再現した「多頭飼育現場」が広がっています

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永田町テストステロン血縁同盟サファリパーク

​まず、国内最大級かつ最も危険飼育現場が、永田町周辺の「国会議員秘書」という聖域です。

ここでは、高いテストステロンと強固な血縁同盟を持った猛獣たちが、「公設秘書」という名の檻の中で放し飼いにされています

​「エサのピンハネ」というマウンティング

公設秘書給与は、最大で月給百数十万円ほどが税金から支払われます。そして、その席に座っているのは「妻」「息子」「兄弟」、あるいは「愛人」です。

これは生物学的に言えば、血縁個体への資源分配(Kin Selection)」と「配偶者防衛」です。

さらに​最近話題になった、「秘書給与ピンハネ疑惑」のように、群れのボス議員)が構成員のエサ(秘書給与)を強制的寄付させ、自分の懐に還流させる行為。これは、霊長類特有序列確認行動(マウンティング)に他なりません。

パンジくんはバナナを食べるだけでしたが、彼らは国民税金を二重にも三重にも貪り食うシステムを構築しているのです。

​「パンピー」にのしかかる生理コスト

​ここで燃料としてくべられるのは、コネのない「一般秘書」たちです。

彼らは政策立案という実務をこなしながら、猛獣たちの汚物処理(不祥事の揉み消し、愛人対応)をさせられます

チンパンジー生態学的に見れば、彼らは「劣位個体ストレス生理」を強いられています

野生でも、いつ殴られるか分からない劣位個体慢性的コルチゾールストレスパラメーターが高くなります(Preis 2019)。一般秘書たちが心身を壊していくのは、精神的な弱さではなく、長期間の捕食恐怖にさらされた生物としての正常な反応なのです。

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広告代理店SDO社会支配志向)の高い聖獣たち

​もう一つの巨大な飼育現場が、大手広告代理店です。

ここには、社会心理学でいう社会支配志向SDO)」の高い個体が集まりやすい傾向があります

階級を好む脳、不平等を愛する心

SDOとは、社会序列や不平等肯定し、それを維持しようとする心理傾向のことです(Sidanius & Pratto 1999)。

広告業界ヒエラルキー構造は、高いSDOを持つ個体にとって居心地の良いジャングルです。

​そこに、「大口クライアント社長令嬢」「政治家の息子」といった、生まれながらにして最強の「体格(資本)」を持った個体が投入されます

彼女たちは、一般社員過労死ラインで働いている横で、経費を使って優雅に飲み歩きます。なぜなら、チンパンジー社会において「高順位個体リソースを独占するのは自然の摂理」だからです。

猛獣が人を殺めても、檻には入れられない

過去には、有力者の息子である社員が同僚に危害を加え、死に至らしめた事件さえありました。

しかし、そうした事案は見えないことにされます

なぜなら、群れの論理において「高順位オス(太客)の機嫌を損ねること」は、群れ全体の生存(売上)に関わる最大のリスクからです。

パンピー一匹の命より、群れの序列維持。これが代理店というジャングルの掟です。

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学校:一校に一頭、必ず紛れ込む野生

永田町代理店という「群れ」のお話をしてきましたが、学校では「フィッション・フュージョン社会の末端」として、全国津々浦々に野生のチンパンジーが配置されています

コネ採用モンスターティーチャー

私立校なら「母校愛(同盟)」で採用された卒業生が、公立校なら「教育委員会親族血縁)」枠の教員が、授業をサボっても誰にも注意されず、腫れ物として扱われています

生徒や保護者暴言を吐くモンスターティーチャーがいても、せいぜい異動で済まされ、数年後には別の学校で何食わぬ顔で教壇に立っています

​完成された「隠蔽の仕組み」

​そして最も恐ろしいのが、「性犯罪(野生の発露)」に対する隠蔽システムの完成度です。

​かつて学校現場では、教員が生徒にわいせつ行為をしても、懲戒免職ではなく「依願退職」させることが通例でした。

懲戒なら記録に残りますが、依願退職なら残りません。それどころか退職金まで支給され、ほとぼりが冷めれば免許を再取得し、再び他校で子供たちという獲物を物色することが可能だったのです。

最近になってようやく「わいせつ教員対策法」や「日本版DBS」といった法整備が進みましたが、現場の「事なかれ主義」や「校長による口止め」といった文化までは消えていません。

​これは、群れが「不都合個体」を一時的に視界から外すことで、群れ全体の体面(なわばり)を守ろうとする防衛本能の発露と言えます

その過程で、子供たちという最も弱い個体が燃料にされているのです。

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​「隔離」できたのは、たった一頭だったか

​さて、これら生物学的知見を持って、Qiitaの元記事を振り返ってみましょう。

記事の本線である成功シナリオ」で、あのマネージャーパンジくんを隔離し、リモートワークで接触を断ち、見事にハッピーエンドを勝ち取りました。

しかし、なぜそれが可能だったのか?

相手がたった一頭で、たかだか月額5000万円の案件だったから」

​一頭なら、専用の部屋を用意して閉じ込めることができます

しかし、永田町代理店のように猛獣が群れをなし、学校のように全国規模で配置され、動くものが「国家予算」や「数十、数百億円規模」になった時、隔離などという選択肢はハナからありません。

​檻に入りきらないほどの猛獣が溢れかえった時、誰が檻に押し込まれるのか?

それは、「人間一般社員教員・生徒)」の方です。

飼育とは、価値最大化のための「燃料の選別」である

研究室にいた頃、私たち猛獣管理するために、何重もの鍵がかかった檻と、緊急用の麻酔銃を用意していました。対象危険であればあるほど、隔離を徹底するのが「飼育」の鉄則だったからです。

しかし、人間社会という多頭飼育現場における「飼育」の実態は、全く異なります

猛獣の持つ価値(票、カネ、権力)を最大限に搾り取るために、周囲の餌と燃料(パンピー)をどう配分するか」という選別に変質しています

永田町公設秘書椅子無能親族を座らせるとき、そこに「税金無駄遣い」という倫理的な悩みは考慮されません。それは「血縁同盟の強化」という生物学合理性に基づいているからです。

広告代理店一般社員を使い潰すとき、そこに躊躇はありません。「劣位個体ストレス」など、高順位個体繁栄の前では些末な問題からです。

そして、授業・部活事務保護者対応に追われる「一般教員」と、理不尽指導を受ける「生徒」は、まとめて燃料にされます。「学校の評判」を守るために。

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​おわりに:あなたはどちら側に立つか

畜産学徒の目で見ると、あの牧歌的スタートアップに限らず、人間職場の多くは「チンパンジーの群れの変種」として読むことができます

集団支配する少数の高順位個体が、票や広告費といった餌場を押さえ、血縁コネ自分の周囲を固める。

その外側に、慢性的コルチゾール過多とストレス生理を抱えた多数のパンピー個体が、燃料として並べられている。

​この社会システムは、最初からパンピーが何人か死んでも、猛獣が生きている限りは問題ない」という、野生の論理で組まれています

マネージャー仕事とは、「部下を守ること」だけではないのかもしれません。

システムの冷酷な設計図生物学仕様)を理解したうえで、自分の体と部下の体をどこまでその燃料として差し出すかを、自分で決めること」。

​知恵を絞って隔離施設を作れるのは、まだ規模が小さく、守るべきものが明確な「幸せな時期」だけかもしれません。

群れをなした猛獣が押し寄せ、数十億円利益という組織論理とテストステロンで迫られた時、あなたは部下を守れますか?

それとも、システム歯車として燃料をくべ続けますか?

​「たった一頭で大騒ぎできるうちは、まだ幸せだ」

その言葉を噛み締めながら、今日もどこかで誰かが、私も、そしてあなたもやがて、静かに燃え尽きていくのです。

https://note.com/sexaddict/n/n3e223c787d90

Permalink |記事への反応(0) | 15:23

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anond:20251208234436

理由は2つある。

1.生徒本人の学びたい学科地元国立大学に無いことがあり、生徒と保護者喧嘩三者面談で始まることがある。

南海トラフリスクを恐れて地元からさない」みたいな理由を大真面目に言われて生徒の夢が潰えるのは単純に可哀想

2.学校の進学実績が下がる。東大に行ける子が地元近くの旧帝大に志望を変更させられるケースがある。

Permalink |記事への反応(1) | 06:46

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2025-12-08

地方高校の進路担当教員として生徒と全く異なる意見保護者が表明して困る事案トップ3

1位 子ども東京(関西)にやりたくない

理由:地震とか津波が来るかもしれないし…

この地震によってまた地元国立大学への志望者が増えるんだろうな。はあ😩

Permalink |記事への反応(2) | 23:37

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ミンチ校長はどうすれば良かったか

タイトル通り。批判されがちな『小公女』のミンチ校長ですが、じゃあどうすればよかったか、皆さんで考えてみてください。ただ、あり得ないのと普通過ぎる次に2つは最初から除外します。

・あり得ない方

「そのまま生徒として学園においておく」

お金持ちの保護者寄付で成り立っている私立お嬢様学校です。金の出せない生徒は置いておけません。いくらセーラ贔屓の人でもこれは納得して頂けますよね。

普通でつまらない方

孤児院送り」

まあ普通はそうですよね。むしろ何でミンチンがそうしなかったか不可解です。でもそれじゃ普通過ぎてつまんないので、何か別の方法を考えてみてください。

Permalink |記事への反応(0) | 18:15

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2025-12-06

来年の春、全国のタブレットノートPCが枯渇する

国内在庫がなくなる。

これは近年のAI需要メモリが高騰してるとかの話ではない。

少し関係はあるが本題はそこじゃない。

 

問題文科省が掲げてる『GIGAスクール構想』と言うもので、『子どもたちに1人1台、コンピュータ端末』と言う原則を掲げている。

この構想自体は令和3年から実施されていて、小中高の子供には1人1台のタブレット支給されている。

今までは令和3年に購入されたタブレットを貸与し、卒業した人から回収して、次の新入生に貸与するというサイクルを取っていた。

問題なのは「令和8年度の新高校生から貸与を終了し、原則高校生一人一人が自分で購入する」と新たに子供たちに購入させることを決めたことだ。

今まではリース品を貸与・回収して繰り返し使っていたので新たな購入は発生しなかったのだが、来年から一人一人が購入しなくてはいけない。

 

そして大問題なのだが、ほとんどの自治体(と言うか学校)で来年度購入するタブレットorPCの確保が、今の段階で全くされてない。

某G県やK県などは、いまだに貸与を続けろと言う抗議をしていて新しいタブレットの確保の動きが全くない。

毎年、新たに高校生になるのは300万人強だ。

自治体が用意するのは公立高校のみだが)多ければ300万台の在庫が動くことになる。

その300万台が来年の春にどのように用意されるかが『業者への確保打診もされてない』。

これがどれだけ恐ろしいことか発注業務したことがある人ならわかるだろう。

 

確保の打診がされてないとか嘘乙。って思うかもしれないが事実だ。

しろほとんどの学校でまだ『来年度なんのタブレットを使うかが決まってない』段階だ。

今までは用意された端末を配布していただけだが、来年から子供一人一人が買うので、入学する生徒の経済状況に合わせて推奨機種を決めなくてはいけない。

大学ノートPCを買わせるのと同じで、推奨機種は出すが何を購入するかは最終的に家庭の自由と言う形だ。

大学でできているんだったら大丈夫と思うかもしれないが、大学はもう何年もそういうことをやっているか業者側とも話が通ってる。

自治体学校殆どはいまだに業者に話すら通してない。

生徒が何を買うかもわかってないから、業者来年タブレット必要なことが分かっていても在庫を確保する動きが出来ない。

 

そして来年の年度末に合格説明会で教えられた保護者が各々でわっと注文を入れる。

学校によってはどこか指定業者とかがあるわけでもなく。

 

予想でしかないが推奨機種は必要数すら用意できない可能性がある。

特に学校iPadを信頼しているのでiPadに大量の注文が入るだろうからiPadあたりは来年の春品薄になる。

apple世界在庫を持っているからすぐに解消されるだろうが)

生徒の中には実際に手に入るのが数か月後とか言うこともあり得る。

 

ここにメモリの高騰が状況を悪化させるだろうことは想像に難くない。

そもそもタブレットも含めてPCの値段が来年の春には1万円ぐらいは値上がりしているはずだ。

大量の需要在庫がはけたら、今の値段を維持できずにしばらくロー~ミドルクラスタブレットノートPCが買えないことは最悪ありうるだろう。

 

まー悪いこと言わないかタブレット必要なら今のうちに買っときな。

Permalink |記事への反応(4) | 20:33

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2025-12-03

anond:20251203102612

分かりやすく具体的に説明すると、異性婚と同性婚を同じ制度にまとめると生じる無理や課題は、法律制度設計社会実務の三つの側面で現れます。ここではそれぞれの観点から詳しく解説します。

1.法制度上の無理

現行の結婚制度は、歴史的に異性カップルを前提に作られてきました。民法上の結婚は、戸籍制度財産権相続権扶養義務などと密接に結びついており、これらは性別を前提に構築されています。例えば相続法では「配偶者生存配偶者として法定相続分を受ける」とされていますが、同性婚を同じ枠組みに無理に押し込む場合法律の条文は性別を前提に書かれている部分が多く、条文改正運用の調整が必要です。

また、養子縁組戸籍の扱いでも不整合が生じます。異性婚での連れ子は、親権者配偶者関係性をもとに法的に整理されますが、同性カップル場合、誰が法的親になるのか、相続扶養戸籍上の記載をどうするのか、といった具体的な制度設計課題が生じます。単に「同性カップル結婚できる」と法律で書くだけでは、個々の権利義務関係を正確に処理できず、運用が混乱する可能性があります

2.社会実務上の無理

結婚制度には、戸籍や税務、保険年金医療子育て支援など、多くの社会制度が絡みます。たとえば、扶養控除や社会保険上の被扶養認定は、配偶者性別生計を共にするかどうかで判断されることが多く、同性カップルを同じ枠に当てはめるだけでは不整合が生じます医療現場でも「家族としての同意権」や「緊急時の決定権」の扱いが不明確になる場合があります

さらに、養子縁組子育て支援では、同性カップル場合、実親以外の配偶者親権子どもに対する法的権限が従来制度では保障されていません。異性婚では自然に補完される権利が、同性婚では個別に明文化制度化しないと不備が残るため、社会実務上の混乱が避けられません。

3.社会的・文化的前提の無理

結婚制度は単に法律問題だけでなく、社会慣習や文化的前提にも基づいています現在結婚制度血統継承家族形成を前提としており、異性婚を中心に組まれてきました。これをそのまま同性婚適用すると、文化的前提とのズレが生じます。例えば、家督相続や家名継承といった概念歴史的男性中心であり、同性カップルにそのまま適用することは制度設計として無理があります

また、教育福祉現場でも、制度の枠組みが異性婚前提で作られている場合が多く、同性カップルを同じ枠組みに押し込むだけでは「誰が保護者として扱われるのか」「子どもにどのような権利保障されるのか」といった具体的問題が生じます。これらは単なる条文の改変では解決できず、制度全体を見直す必要があります

4.個別事例では解決できない無理

よく「同性カップルでも精子提供や連れ子で子育てしている事例があるから、異性婚と差をつけるのはおかしい」と言われますしかしこれは個別の事例であって、制度全体を設計する際の前提とは別です。異性婚の枠組みでうまくいくのは、異性婚を前提に作られた制度の下だからです。同性カップルも同じ枠に無理に当てはめると、制度上の矛盾や調整不足が必ず生じます

例えば、相続親権の扱いを個別に調整する必要があり、場合によっては裁判で争われることも考えられます。つまり個別事例で補完するだけでは、制度全体の整合性を保てず、結果的同性カップルに不利な運用や混乱が起こりやすくなります

5. まとめ

以上を整理すると、異性婚と同性婚を同じ制度にまとめることは、一見平等に見えても、実務・法律文化の三つの側面で無理が生じます。条文改正だけでは解決できず、運用面や社会制度との整合性を含めた全体設計が不可欠です。そのため、同性婚向けに別枠で制度設計し、必要権利サポートを確保する方が現実的であり、混乱や不利益を避けることができます

結論として、異性婚と同性婚を同じ枠に押し込むのは制度設計上の無理が生じるので、制度本質に合わせた別枠の整備が必要だということです。

Permalink |記事への反応(1) | 10:45

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anond:20251203083009

いろんな保護者見てると、金持ってて教育経験投資しまくってる子持ちと何も考えてない子持ちに分かれてる。間にそこそこ層はあるけど、上と下はかなり格差ある印象

ちな公立校

Permalink |記事への反応(0) | 08:48

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2025-12-02

年収3000万って実際どうなんだろう?

最近、よく聴いているポッドキャストがある。スタートアップ経営者ホストを務めるもので、その内容はビジネス経済に関するものではなく、彼の個人的視点からとある文系ジャンルについて語られるものだ。

ビジネス畑の人のラジオなんてと思って、正直言って最初はあまり期待していなかった。しかし、聴いているうちに彼の語り口にどんどん引きまれていった。

 

最近、彼が別のビジネス系のポッドキャストゲストとして出演し

年収3000万以上はいらない。正直3000万くらいで全然いい。それ以上貰っても不幸にしかならない」

というような趣旨のことを言った。

 

一瞬、耳を疑った。

年収3000万って、私にとっては信じられない金額だ。普段生活圏内でそんなお金を得ている人なんて見たことがない。

友人、親戚、夫の親戚、クラスの子供の保護者すべてを含めても、だ。

そんな私にとって、年収3000万という額は別世界の話のように感じられる。ましてや、それを「それくらいでいい」と言える感覚が、まったく理解できなかった。

私は思わずその発言を繰り返し聞き直してしまった。

1000万とか1500万じゃないんだ?

3000万で十分だという感覚理解できない自分が情けなくなるほどだ。

これが金銭感覚が狂わない範疇だと感じる人もいるんだなと改めて思い知らされた。

 

多分、はてなでもこういった価値観を持っている人はいるんだろうな、とは思う。

経済的に豊かで、自己肯定感も高い人たちの中には「3000万で十分なんて謙虚だね」と思える人もいるんだろう。

しかし、私は地方に住む庶民として、この金額がどれだけ異次元のものなのかを実感として理解している。

この金額に「それくらいでいい」という発言が出るということは、その人たちのいる世界が、私の世界とは完全に違うということだ。

 

今まで聴いてきた彼の話は、自分にとっては気づきや刺激を与えてくれるものであり、尊敬の念を抱いていた。

その言葉価値を感じていた。

しかし、年収3000万が「それくらい」と感じる感覚が彼にあると知って、私はそれまでの彼の話が一気に色あせてしまった気がした。

 

もちろん、彼の言っていることを批判したいわけではない。むしろ、そういった感覚を持つことができるほど彼は安定した経済基盤や、物質的に豊かな生活を手にしているのだろう。

その余裕や価値観が反映された発言だとは思う。

しかし、それを私が共感できるかというととても難しい。

私が楽しんで聴いていた彼のポッドキャストも、もしかすると、私が想像している以上に「別世界」の人々に向けたメッセージだったのかもしれない。

私が楽しみに聴いているその番組の内容が急に色褪せていく。

これまでは、彼の言葉自分現実にどこかでリンクする感覚があったが、その感覚が突然切り離されたように感じてしまった。

 

結局のところ、私は勝手に彼を自分と近しい感覚を持った人だと期待していただ。

そのポッドキャスターが完全に異次元存在であり、私が考えるような生活価値観とは全く違う世界の人だったことを、今回の一言で痛感させられた。

 

でも、こうした感覚のズレを感じることこそが、価値観の違いに気づくきっかなのだと思う。

自分が持っているもの価値や、自分がどういう立場にいるのかを再確認できた気がする。

そして、今後はそのギャップをどう受け入れていくかが大切なのだろう。

私は一生ラーメントッピングを追加するかどうか、迷いながら生きていくのだろう。

Permalink |記事への反応(8) | 12:40

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2025-11-30

anond:20251130195704

大手キッズUSランドでもこんな感じなので、最低限保護者無料くらいはやってるのでは?

https://kidsusland.com/price/

Permalink |記事への反応(0) | 19:58

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anond:20251130191745

そういうのもあるのか……

ありがとう、どんな子も幸せに楽しく生きてほしいよ

自立とは、依存先を増やすこと、という言を日々実感しています

どうか、医療機関専門家と繋がってほしい

でも保護者がしんどかったら、放デイに頼ることも手である

(すみません、放デイが療育ではないということは全面的同意です)

Permalink |記事への反応(1) | 19:41

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2025-11-28

[映画] KILL 超覚醒 (ストーリー重要な部分に触れています

プレミス・あらすじが極端に単純な映画インド)  

A地点からB地点に向かう列車強盗集団が乗り込んできて暴力を振るう、乗り合わせていた対テロ舞台軍人が敵と戦って殺して戦って殺して血で血を洗いB地点に到着して終わる

無限列車編みたいな「移動する密室もの 

アクション映画慣れしていると、色んなところで予想を外れるので逆説的にハリウッドと、それに影響されたお約束が浮き彫りになる。

銃器ほとんど出てこない 銃器が出ないアクション映画で有名なのは燃えよドラゴン」で、ブルースリーが「銃を持っていけば一発で終わるじゃん?」と言って「いやいや、こういう理由で無理なんだ」と説明を置いてから本格的な殴る蹴る中心のアクションシーン(トーナメント)に移行していく 

 本作は、敵集団盗賊一家銃器の入手が簡単ではないが悪人一族(YAKUZAという疑似家族一家」ではなく、血縁という意味。マジ一族。父息子従兄伯父甥など・・・)という設定。現代インドでこれ。

 ピストルを持ち込んではいるが、ごく少数で、早々に舞台から除去されるのでそこから刃物、鈍器、徒手空拳に移行。 最後B駅に到着すると警察銃器もって出てくるけど、そこまで銃撃戦はない。

悪人一族はあまり背景が説明されない。途中でインターバルの合図が入るんだけど休憩時間は入らず、実際上映時間はそれほど長くなく、欧米での昭和版『新幹線大爆破』みたいにどこかカットされてるのかもしれない。

 鬼滅みたいに途中の「思い出ボム」シーンが入らないので時間の流れは非常にシンプル時系列シャッフルの伊坂「ブレットトレイン」とは180度違う。ジョンウィックも(1作目は知らんけど)2.3.4作めは回想入りますよね。 

 家父長制が生きていて50?60?歳くらいの父親世代作戦を仕切っている。結構な闘派なのだが、後半、あまりに多く主人公一族を殺されて「もう撤退だ」と若干良識のあるところを見せる。その際は息子(ラスト悪役、より狂暴)に逆らわれたりする。この一族の長のとどめの刺され方がよい。

③敵が悪人素人集団強盗生業としているのだからプロともいえるが…)なので全員安い私服乗客区別つかない。乗客に紛れることで主人公の目を逃れるなど、それがサスペンスにもなったりする。民間人フリーランス)VS特殊部隊みたいな映画はわかりやすいんだな。

 アニメやまんがだとハンコ顔で髪型だけ違うなんていうのがあるけど、とくに物語の冒頭に近い時間帯では、インドの中肉中背の30歳代男性をはっきり区別するのが難しい。(尾田栄一郎を見倣おう)   

④敵おかわり

 わんこそば並みに敵がどんどこ補給されていくアクション映画韓国映画?)があったが、本作の敵は途中1回合流がある。最初から30人以上も強盗が乗ってるというのは、いくら服装で見分けがつかないからといっても不自然だが、少数先行・手引き・列車速度を落としたところで合流…ということで40人対1.5人と言うリッチなバトルが成立する。

被害者と公正世界信念

 強盗もの冷酷さ凶悪さをアッピールするために、モブキャラが殺されるのはこういう映画100%見られるお約束だが、それにしてもハリウッドに影響を受けた映画だとそれなりにヘイトを受けたキャラクター死ぬ傾向がある。密室ホラーで「こんな場所出て行ってやる!」という愚かキャラとか。 NETFLIX新幹線大爆破では被ヘイトキャラすら死なないが、本作ではまあ死ぬ死ぬ

 1.車内が阿鼻叫喚になる前のほのぼのシーンで「お兄さん軍人?僕も将来軍に入りたいんだ、国を守りたい」という、母や祖母旅行中だった中学生ぐらいの少年死ぬ

   ハリウッドだったら、勇気を振り絞り機転を利かせモブ敵をやっつけてサムズアップってキャラクターだろ少年よ…

 2.さすがに主人公一人で40人倒すのは無理がある設定なので、シナリオの都合で同行していた主人公の頼りになる親友特殊部隊の同僚)>死ぬ

 3.主人公が守るべき最重要人物恋人女性)>わりと早い時期で死ぬ(ので、途中から目的彼女を守る、から変わる)

 「理由のない暴力登場人物を襲う」

主人公が失神する

 直接攻撃やそのほかの理由で頭部に打撃を受けて失神する。2回目はモブ強盗たちに「殺せ!殺せ!」といわれるが長老の「いやこいつには利用価値がある」の鶴の一声で生かされる(そのあと覚醒してからのバトルも長い) 

⑦ 下っ端の悪者が全員、主人公に殺されるわけではない

 後半、モブ敵が主人公を追い詰める、とそのとき中年女性と老女がモブ敵を鈍器で滅多打ち。助かる主人公。「あの子を!あの子を!」…無限に殴打している女性たちは上述の少年保護者だった。家族を殺された恨みは、善良な市民悪党一族も同じなのだ

 ちなみに鈍器で頭をつぶされモブ敵は血まみれになって死ぬ

⑧思い出したら書く

 

Permalink |記事への反応(0) | 10:41

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2025-11-26

無題

機能不全の家は危険地帯となり、脳内は常に警戒モードで育つ。自身感情制御できない。厨二病的なものではなく、感情形態がわからないので掴めない。時間的概念とつなぐこともできない。掴めない感覚だけ残る。人間性を獲得する前の状態のまま育つ。時間は過ぎるが周囲と同じ感覚がない。違和感が蓄積する。なんとか把握するためにもがく。安全はどこか探す。ない。警戒、危険回避の繰り返し。

疲労現実からの逃避としての睡眠。快適な起床の実感はない。安全場所が確保された他者と、基礎がない自身とどう協調するのか、教わらない。心を無にする。基礎ありきで心を無にするのとそれがないまま無にするのでは全くちがう。後者は解離を助長する。保護者保育士も気付かない。

目標の無い歯車時間概念がない。未成熟自分放置して無理をしてもそれはその場限りの誤魔化し。

Permalink |記事への反応(0) | 08:42

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2025-11-25

子供を守るってのは、いか日常生活でのリスクを減らすかなのよ

公園アメリカンドッグ食べながら歩いてる2歳くらいの子がいて、親は離れた場所カメラ持ってニコニコ撮影してた…

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2631759

で最もスター集めてトップブコメになってるのがコレ↓

別に串持ってなくても転んで頭打って死ぬこともあるし5歳ぐらいまではどこからでも死ぬ。気付けばやめた方がいいけどあんま神経質になっても気が狂うよ。特に他人のやることには。

 

いや、子供を無事に育てるのに大事なのはさ、いかリスクを減らしていくかなんだよ。

例えば、今うちの子が通う小学校はみな毎日水筒をもっていってるんだけど(俺が子供のころは水道蛇口から飲んでたけどね、今は水筒持参なんだね)

夏に冷たい麦茶を飲ませたいと思って魔法瓶タイプ水筒持たせたら先生からプラ製の水筒にしてください、金属製は持たせないでください」と注意されたんよ。

なぜか?

水筒を胸の前に下げてる状態で転んだときに、頑丈な金属製水筒だと地面と体の間の突起物になって内臓ダメージ与える可能性があるからなんよ。

プラ製なら地面に勢いよく接触した時点で割れて、子供が上に乗っても割れて、内臓に与えるダメージが少ないからなんよ。(実際に地面に落として2度ほど割って買い替えてる)

それを聞いて「なるほど確かに!」と得心して、それから二度と子に学校へも休日でも金属製水筒や硬いものを首から下げさせてないよ。

そこで「うちの子には冷たく美味しい麦茶を飲ませたい!どうせ転んだら頭打って死ぬこともある、金属製水筒禁止するのは気にしすぎ」と先生相手にゴネたら、親失格だよ。

 

乗用車バンパーボンネットが柔らかく作られてて、人をはねたときに凹んで変形することでエネルギーを吸収してダメージ低減させてるのと同じ。街中でカンガルーバー付けた四駆や頑丈な古いアメ車に乗ってる人達は、歩行車をはねたとき相手を殺す可能性が高いリスクを考えてないのかと不思議に思う…

  

「転んだら何もなくても頭を打って死ぬことがある、気にしすぎるな」じゃないんよ。

何かアクシデントが起きたときリスクを少しでも減らしていくのが子供を守るってことなんよ。

 

赤ちゃんベビーベッドで育ててたときは、壁と底マットの間の隙間ができないようにキツキツのマットを敷いて、紐が周囲に垂れ下がらないようにして、呼吸(動き)が止まったときにビービーなるアラームを付けてたさ。

壁とマットの隙間に赤ちゃんがはまりこんで圧迫され窒息死することがあるし、紐が首にまきついて窒息死することがあるし、何の理由がなくても呼吸が急にとまって窒息死することもあるからね。

ごはんをあげるときは丸い球状のものはそのまま与えず、必ず細かく刻んであげてたよ。気管に入り込んだたら詰まって窒息死させることがあるからね。

 

子供を育てるってのは、いか日常の中で子が死んだり怪我するリスクを減らすかなんだよ。その環境作りは親の責務なんだよ。

子を失ってから、重い障害を負わせてから「ああしてればよかった、気を付けてればよかった」と後悔しても遅いんよ。

すこしでもリスクの低い環境を作ることが、少しでも子が死んだり障害を負う可能性を減らすことが、周囲にいる大人の責務だと思っとるよ。

特に保護者である親はね。

 

「〇〇したら死ぬこともあるだから気にしすぎるな」じゃなくて、気にして気にしてその対処日常生活の中でやってく責務が、親にはあると思っとるよ。

それをやらない親は、虐待に近いと思っとるよ。知っててやらないのもダメだし、周知のリスク知識不足で知らずに子に追わせてしまうのもダメだと思うよ。

親として子のリスクを減らすのは、「やらんといかん」義務だと思うよ。

 

追記

「車の交通事故確率のほうが串刺し事故確率より高いから、串刺しを気にするなら車にも乗せるな」のブコメ

車がないと日常生活に困るから、車に乗ることによるメリット交通事故リスクよりも大きいから、車に乗せてるよ。そうでないと育児できないもの

もちろん子を載せてるときは一人で乗ってるときより安全運転するし、事故が起こったときリスクを減らすために必ずジュニアシートに乗せてシートベルト付けさせてるよ。

 

でさ、「串をくわえたまま歩き回る」ことによるメリットってある?「串を咥えてるときは歩かせない、歩くなら口から出させて手にもたせる」ことによるデメリットって、ある?

俺には思いつかないけど、串をくわえることによるメリットが、喉に刺さるリスクよりも大きいなら、やらせ判断をしてもいいんじゃない

何かメリットある?無いよな?

益と害を比較して、害の部分を少しでも減らしていこうって話よ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:53

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2025-11-23

anond:20251123141654

大体の小中学校保護者なしに学区外に出るのを禁止する校則があって

昭和の頃はそれを破って学区外の公園や別の学校お礼参りとか遠征とかする連中がいてそういうやつらとケンカになったりなんやかんやあって仲良くなったりする文化があった

漫画かに出てきたときに厳密に解釈するなら学区外が正解に近いだろうな

Permalink |記事への反応(1) | 14:23

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anond:20251123103836

保護者はキレて当然だが当事者の生徒としてはキレる感情そんな起こる?

校長存在って遠くね?

Permalink |記事への反応(0) | 10:52

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2025-11-22

Vtuberってどうしてみんなに嫌われてるのに表に出てくるの?

マジでさ、なんであいつらみんなに死ぬほど嫌われてるのに、平気で表に出てくんの?

気持ち悪すぎてオエってなるわ

まずさ、今の日本、老若男女問わずVtuber嫌いだろ?

おじいちゃんおばあちゃんは「何だこのキモいアニメは」ってテレビ消すし、小学生は「クラス推してるやついるとイタい」って陰で笑ってるし、「推し活とか言ってるやつマジで痛い」って吐き捨ててる。

街中でVtuber広告見るたびに「うわっキツ…」って顔背けるレベル

なのにさ、なんで毎日毎日YouTubeトレンド埋め尽くしてんの? 涙出てきたわ本気で。

しかもさ、最近やばくね?コロコロコミックとかちゃおにまで進出してきてんの。

小学生向け雑誌に「推しの子」ならぬ「推しVtuber」コーナーとか作られて、子どもたちがガチで性加害されてるじゃん…。

保護者みんな「うちの子に変なこと吹き込まれてないよね…?」って震えてるのに、なんで許されてんの?

カバーもホロライブもANYCOLORも、親会社上場企業だの広告代理店だの政治家とズブズブだの、もう完全に権力の犬じゃん。

テレビ局も「数字取れるから」って媚び売って特番組ませてもらって、嫌われてるのわかっててもゴリ押し

世界中の人が「Vtuberうざい」って言ってるのに、日本だけ異様に持ち上げられてんの見てると、もう泣けてくるわ。

世界中ネット民が「VirtualYouTuberiscancer」って言ってるのに、日本だけ「文化です」「新しいエンタメです」とか言って無理やりねじ込んでくるの、本当に気持ち悪い。

嫌い大嫌い!!

もう見るだけで鳥肌立つし、存在自体ストレスなんだけど!!

なのに明日もまたトレンド1位にいるんだろうな…

マジでどうなってんのこの国。

オエってなって涙止まらんわ。

Permalink |記事への反応(1) | 20:12

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2025-11-20

掛け算の順序論争:【構造分析】と【教育的損得の評価

背景:なぜこの議論は繰り返されるのか

SNS上で、掛け算の順序指導(「2×3」と「3×2」の順序にこだわる指導)を巡る激しい議論10年以上も続いています現場先生方は「文章題を正しく読み解く力をつけたい」という誠実な思いで指導していますし、それに反対する数学者保護者の方々も「数学的な正しさを守りたい」という強い正義感を持っています。なぜ、これほどまでに話が噛み合わないのでしょうか。それは、双方が「相手が間違っている」と言い合っているようで、実は「全く別のゲーム」の話をしているからです。この対立構造を整理した上で、実際にその指導子供たちにどのような影響を与えるのか、教育的な「メリットデメリット」を冷静に評価してみましょう。

つの異なる「土台」

掛け算の順序問題には、大きく分けて二つの視点(土台)が存在します。

1. 「数学という真理」の視点(反対派の土台)

順序指導に反対する多くの人々は、「結果としての正しさ」を見ています数学世界には「交換法則」という絶対的ルールがあります。2×3も、3×2も、答えは同じ6です。 彼らにとって、順序を入れ替えただけでバツにする行為は、「2個のりんごが3皿ある」のと「3個のりんごが2皿ある」ので、合計が変わると言っているようなもので、数学的な真理(合計は変わらないという事実)への裏切りに見えるのです。

2. 「言葉翻訳」の視点(順序派の土台)

一方、学校先生が見ているのは、計算の結果だけではありません。「日本語文章を、数式という言葉にどう翻訳たか」というプロセスを見ています。例えば、英語の授業で「私は彼を蹴った」を訳すとき、「Him kicked I(彼 蹴った 私)」と書いたら、たとえ単語意味が合っていても文法ミスバツになりますよね。 これと同じで、まだ掛け算を習いたての段階では、「文章の中の『ひとつ分の数』と『いくつ分』を正しく読み取れているか」を確認するための「教室内の文法ルール」として順序を見ています

すれ違いの本質:「レシピ」と「味」

この対立料理に例えてみましょう。

  • 順序派の主張(レシピテスト) 「今日は『カレーの作り方』のテストです。まず肉を炒めてから水を入れなさい。順番を間違えたら減点です」 → 手順(プロセス)を重視している。
  • 反対側の主張(味の評価) 「水を先に入れようが肉を先に炒めようが、最終的に美味しいカレー(答えの6)ができているじゃないか。それをマズい(不正解)と言うのはおかしい!」 → 結果(成果物)を重視している。

片方は「手順通りに作れたか」を問い、もう片方は「美味しいカレーができたか」を問うている。評価基準(=土台)が全く違うため、議論平行線をたどります

順序指導の「功罪」:教育的な損得勘定

では、実際に「順序が違うからバツにする」という指導は、子供にとって良いことなのでしょうか?短期視点と長期的視点から分析します。

1.短期的な視点(導入〜テスト段階)
2. 長期的な視点(高学年〜大人

結論:互いの視点尊重した「落とし所」

この分析から言えることは、順序指導には「導入期の理解チェック(短期)」としては一定合理性があるものの、「数学的な概念形成(長期)」においては副作用が大きいということです。この不毛な議論を終わらせるためには、双方が歩み寄る必要があります

「正しいか間違いか」の戦争をするのではなく、「今のチェック方法は、子供の将来にとって本当にプラスか?」という視点で、指導のあり方を見直す時期に来ているのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 15:17

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SIM乗り換えようかなあ

高校出て就職した時、親が

「もう養育義務はないかスマホ契約自分名義にするように」

って言ったか自分契約しようとしたんだけど、当時成人年齢20歳の頃だったから18歳が契約できる会社ってほぼなかったのね

親に

「まだ18歳で契約保護者同意必要から同意してください」

と頼んだら

「なんで?もう保護者じゃないから知らない、やらない」

ととりつく島もなく、唯一契約出来たのがBIGLOBEだった(むしろなんでできたんだろ?)

そんで今までずっとBIGLOBEなんだけど、そんな安くないし容量もあんまない

電話番号維持できて20GBくらい欲しい、今電話番号付き3GBで月3000円くらい払ってる(はず)

今月旅行行ったのもあってうっかり容量オーバーしちゃって追加したかもっといってるし

povoとかahamoとかいろいろあるしようわからんなーめんどいなーってことでずっとそのままなんだよなあ

いい加減重い腰上げないとなあ

Permalink |記事への反応(3) | 10:18

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2025-11-19

高級住宅街の子ども、意外と派手髪が多い

前髪メッシュインナーブリーチ、全頭ダブルカラーまで実に様々な子が割と普通にその辺歩いているけど理由簡単親族か知人に美容師がいる可能性が矢鱈と高いから。大体は母親か、そのご友人あたりであることが多い。

そもそも彼ら彼女らの保護者からしハイトーンやビビッドカラーの髪をしている人が結構いる。子どもたちからそれとなく聞かされるところによれば、職業柄その辺りの融通が利く仕事をされている方々が多いのもやはり土地なのだろうか。

そもそも現代の子どもたちは派手な髪色の人間を怖がらないどころか寧ろ憧れ、好む。黒などの地毛暗髪でいる方が逆に「なんで染めないの!?」と謎にキレられるので厄介なくらいだ。

大人からすれば「そんなご家庭は〜…」「教育に良くない〜…」等と思う人もいるかもしれない。しかたかが頭髪とかいう死んだ細胞の色一個で、その辺りの判断をする時代では最早なくなりつつあることを私は伝えたい。まあそれはそれとして、ブリーチ狂いの派手髪中毒者の一意見的に申し上げるなら、子ども頭皮も髪もかなり繊細なので実際やるか否かは慎重に考える必要があるとは思うのだが。

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

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