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はてなキーワード:低アミロース米とは

2025-08-18

メシマズ嫁真実

彼らが最初メシマズ嫁攻撃したとき、私は心の中で呟いていた。

「なぜ料理の下手な嫁に料理をさせるのだろう?」

私はメシマズ嫁を持つ妻帯者ではなかったから。

うちのメシマズ嫁は働き者

嫁とは一度別れたもの復縁し、向こうからプロポーズ催促でお互い30過ぎに結婚した。

働き者の良い嫁である。そこは素直に尊敬しているし頭が上がらない。

メシマズ嫁料理を作りたがる。しなくてもいいと言っても作る。

やりたくないことを無理にやらせてるから上達しないんじゃなくて、自分から率先してやるのに同じ失敗を繰り返すのである

私がスーパーで買ってきた弁当を食べようものならすねる始末だ。

「もう作らないからね」という言葉を聞いた覚えはあるが、未だ履行されていない。

うちのメシマズ嫁料理を下手な理由には見当がついていて、分量を全然守らないのである

失敗作を目にするたびに四次元殺法コンビの「王道が何故面白い理解できない人間面白い話は作れないぞ!」というコピペを思い出す。

電気炊飯器精米を炊くことにすら上手い下手があるということを、私は彼女同棲してはじめて知った。

嫁は「無洗米でも洗わないと気が済まない」と言うが、そんなことより水の量に気を遣って欲しい。

ふつうのお米だとぱさぱさだのガチガチな炊き立てご飯が出てきかねないので、今はもちもちの低アミロース米を選んでいる。

自分が炊けばいいのだが、仕事の都合手が回らないときもある。……嫁の夕飯は早い。休日など夕方5時過ぎに夕飯になる。うちの親は共働きだったので夕食は9時10時が当たり前だったし一人暮らしときもそんな感じだった。生活リズムが合わないので間に合わないのだ。

肉も赤い肉が出てくる始末だ。びっくり!! 私の食卓もまっ赤っか! ダイロシアンか。

加熱調理がヘタならせめて薄い肉にすればいいと思うのだが、なぜだかいつも厚みのある骨付き肉を買ってきて失敗する。少しかじると赤みが出てくるのである。なお、骨付き肉という点も食べづらくて苦手だ。

嫁は冷食やカップ麺は体に悪いというのだが、絶対生焼けの肉のほうが命が危いと思う。嫁にもそう言っているのだが肉はやはり赤い。

外食に行くと嫁はユッケをよく頼むので、彼女料理の火加減も半分は意図的にやっている可能性もある。

私は命を懸けてまでおいしいものを食べたいとは思わないので、ウェルダンが好きだ。

そもそも生食用に売られていない肉は加熱調理を前提としている。

素人調理して一部でも赤いまま出したら違法ユッケだろ。

私は別に冷食でいいと思っているのだが、たまたま嫁のいる時間帯にブッシュドノエルを焼いたことがある。

そしたら彼女は横から手を出してきて、用量を無視してボールにドバッと砂糖を入れてきた。

命の危険を感じるほど甘かったし、実際油断して一度に何切れも食べたら頭痛がした。

もう彼女のいるとき調理したくない。No morewar.

メシマズ嫁転職

さて、嫁は前職で上司に今後あなたに任せられる仕事はないと言われたらしく、憤慨して去年転職した。

ここまで書かなかったが嫁は身体障碍者である

実は障害者雇用では、法定雇用率というものがあるので雇いはするが、勤務時間が埋まるだけの仕事を割り振れなくて手持ち無沙汰にさせているという職場はけっこう多い。

雇用する企業上司が適切に仕事を割り振る必要があるが、上司だって部署の成績に対して評価が付くからできる部下と仕事をやりたいものだ。相当価値観アップデートされた企業とやる気がある障碍者の組み合わせでないと数合わせになりがちなのだ

座ってるだけで給料がもらえるなんて羨ましいと思うかもしれないが、これまで幸運なことに、と言っていいのかどうか、業務をこなしながら勤めてきた彼女にとっては追い出し部屋行きにしか思えなかったのだろう。

職場の嫁を見たわけではないので本人には言えないが、私は彼女の働き方にも瑕疵がなかったとはいえないのではないか?と思っている。

家での彼女家事を率先してやるが雑であるレシピ説明書きを守らない。

仕事が遅いのはまあそれを考慮したうえでスケジュールすればいい話だが、雑で修正が多いとなるとチェックに手がかかって大変である。兵は拙速を尊ばない。

嫁の前職は旧公社の子会社だったし給料障害者雇用では良い方だったので、彼女の親戚や友人は転職に反対したという。

彼女普段言動を考えても納得のいく反応である。嫁はいわゆる病み垢ほどではないが社会に対する被害者意識が感じられ、お嬢様育ちで世間知らずだ。

転職先でも実家暮らしだと思ってたと言われたそうだが、さすがに転職したばかりの職場でそう尻尾は出していないとは思うのだが、私もさもありなんと思う。

同棲する前は嫁も一人暮らしだったのだが。

ただ、私は、彼女が前職で働きたくないと言っていた以上長続きしないだろうなと思ったし、それに軽度身体障害者の転職のしやすさも聞いていたので、嫁の意思に任せることにした。

どこぞの商材屋にでも感化されたのかフリーランスになれば年収1億円プレイヤーになれるかもと言い始めたときには、さすがにそんなうまい話ないと思うよとツッコんでしまったが。……どうも嫁は反冷食どころかディープステートやら疑似医学にも弱いらしい。この間の選挙でもだいぶテンション上がってたので参○党かどこかに入れたんじゃないだろうか。怖くて聞けない。

メシマズ嫁引っ越し

転職した嫁は今度は職場が遠くてキツいというので、もっと交通アクセスの良い場所に引っ越すことになった。

一人暮らしをしていたころ私は引っ越し先を探すのにそう苦労した覚えがないが、彼女はいつも半年ぐらいかかっていたという。

結婚当初に住んでいた家については交通の便を捨てていたので気づかなかったのだが、改めて引っ越し先を検討していて彼女物件探しに苦労する理由がよく分かった。

家庭の懐事情生活の質を合わせるということを知らないのである

嫁は山の手お嬢様育ちなのでか友人は羽振りがいいらしく、彼女の友人の家には20畳近い部屋があるそうで、そんな家に住みたいといってくる。嫁が実際に引っ越し候補として挙げてくる部屋はさすがにもっとコンパクトだが。

薄情な友人はなぜ彼女に良い男を紹介しなかったのだろうか? その謎を解明すべく、私はアマゾンの奥地へ向かった――

私は小さいころに父が事業に失敗して清貧生活余儀なくされていたので、生まれから住んだ家の中で一番専有面積が広いのが嫁と暮らしている部屋だ。家族4人で借りてた部屋より夫婦2人の部屋のほうが広いって冷静に考えたらだいぶ贅沢だ。

実のところ私も、正社員身分ではあるもの彼女とそう年収が違うわけでもない。

家賃高いけど嫁も働いてるしまあなんとかなるかな……と思って申し込んでも入居審査NGとなることが続いた。

当たり前と言えば当たり前である。親元で家族4人で暮らしていた部屋より広いんだから子ども作る予定もないのに。

嫁の理想をすべて満たす家に住みたいならもっと稼げる旦那さんを探してもらうしかない(これはうっかり口に出したことがあるが嫁からは軽く「むかつく」としか言われなかった)。

しかし、どうやら彼女離婚する気はないらしい。転職して嫁の年収が下がってからは、私に転職を薦めてくることもなくなった。

私の給料は確かに世間的にはそんな高くはないが、もっとキツくて薄給仕事をがんばっている方も世の中には大勢いらっしゃる

老後2000万円問題(それが誤読ということは知っているが)もコツコツ働いていれば40代にはクリアできている見込みだし、もっと若いころには体を壊していた時期もあるので、私としては不足はない。

結局、現実に打ちのめされて嫁が折れるまで引っ越し先は決まらなかった。

引っ越したばかりの部屋に、嫁は狭いとため息をついた。

今はなんでも電子化・小型化されているので物も少なくて済むし、体感的にはその部屋は私が家族と住んでいた部屋よりずっと広い。

フィクションでは没落貴族お嬢様は心が美しく権門のご令嬢はおごり高ぶっているものだが、現実はどうやら逆のようだ。

人は一度上がった生活参照点をなかなか下げることができない。生活の質をそれより下げざるを得なくなった者は常に不満を抱えるしかないものらしい。

まれからこのかたずっと苦労知らずの人間は心に余裕がある(故に下級国民の余裕のなさを理解しづらいのだろう──「本当の弱者は助けたい姿をしていない」)。

平安の昔、末法の世にあっても、八条院領と呼ばれる広大な領地相続女帝候補であったとも言われる八条院暲子内親王はおおらかな性格で人望も篤かったという。

後白河法皇後醍醐天皇は当初は傍系扱いであったが、権勢欲を燃え上がらせ陰謀を張り巡らして歴史に名を遺した。

料理をしようとする心」の貧しい人たちは、幸いである。天国は彼らのものである

Permalink |記事への反応(1) | 22:38

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2024-10-29

びっくりドンキーに思うこと

俺はスプーンを頼むからいいんだけど、

なぜ箸なんだ?

 

「箸は日本が誇る文化、あらゆる食事対応できる万能食器、箸を器用に扱える日本人は優等民族の証、ほらハンバーグだってお箸で食べれちゃう、箸を使いこなすことはマナーの基本です」

 

みたいな

バカなのか?

 

それ椀を手に取る事が前提ね。

大事な事だから繰り返しま

「椀を持ち上げる」のとセットで日本の箸文化マナーが成立します。

木の皿でけぇし、どう見ても持ち上げて食事する形態ではない。

 

しかハンバーグから肉汁が染み出し米に浸潤する。

すると粘り気が奪われ米同士の結合性が失われる。

ようするにサラサラになるので箸でまとめて掴めない。

食いづらくてかなわん。

 

日本人がもちもと感のある低アミロースの米を好み、それをベース食文化成熟させたのは日本社会条件、自然条件などで取捨選択された科学的な歴史根拠があるのだ。

粘り気のある低アミロース米に適合した食事マナーが出来上がった。

それは誇るべきもので守るべきだ。

 

で、矛盾も不合理も無視してどこでも箸を使いこなすのがマナー、器用に扱うのが日本人の誇り

みたいな強要がクソなの。死ねなの。

 

こーゆーのさ、日本文化を誇っているようで破壊してんのよ。

不条理不合理だろうが従え、それがルールマナーだ。

こういう押しつけは必ず瓦解する。

マナー崩壊が起きるの。

 

あたしゃね、自慢だが知性と教養は高い。

茶懐石で、流石に主人は務められんが、客として恥をかかない程度の所作マナー懐石から茶の湯までこなします。袱紗捌きくらいは少し復習すれば思い出せるでしょう。

 

だが、びっくりドンキーではスプーンを頼みます。箸なんぞ使いません。

どう考えても箸で食う料理ではない。

子供にもこんなところで箸なんぞ使わせません。

無理くりを通すのが作法ではない。

 

で、さらに愚かなのは肉汁でお米サラサラ食いづらい問題解決するために

肉汁が出にくいレシピにしやがった。

昔のびっくりドンキーもっとジューシーだった

それだと後半戦、米は肉汁に浸され食えない、箸では掴めない。

ならばスプーンレンゲを標準提供するか、米は茶碗に盛れば良いのに「でっかい木の皿」はアイコンから辞められない。

頑なに箸を使わせようとする。

 

で、肉汁抑制、味の劣化

アホか?w

 

創業者岩手県出身のようだが、田舎ではこういう文化劣化が起きるのだなぁ。

あぁヤダヤダ

 

と心の中で突っ込みながら飯を食うのが面倒なのでびっくりドンキーにはあまり行かなくなった。

我ながら面倒くさい男だと思う

Permalink |記事への反応(1) | 11:26

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2020-07-09

[4コマ][いらすとや]7月9日

https://4komagram.com/users/5792

・「ケーキ三等分」を投稿

朝食に辛いものを食べる。すると思いのほか目が覚め意識は冴えた。

今にしてようやく朝カレー真意を知る。

追記

・「重力オフ」を投稿

昼食に初めて低アミロース米なる米を食べた。

かに普通ご飯よりモチモチしていた気がする。

パンは硬くて歯応えあるほうが好きだけど、米のほうはモチモチしていたほうが好きかも

追記雑記

幼少時、浦安鉄筋家族が好きでよく読んでいたのだけど、巻末には作者による各話の感想が書いてあって、その感想のどれもがおおよそ否定的であったのがとても印象的。

当時は「面白いのに、どうして駄目だなんて言うのかなぁ」と思っていたけれど、大人になって、そしてこうしてふと四コマを書いてみるとその気持ちちょっとわかった気がする。こうした発言自体が随分とおごがましい事とは理解しつつも、そうした心境についてちょっと綴る。

「これ面白いのでは!?」といって浮かんだアイデアを表面化するというのは深夜テンションのごとくの自己完結的な躁常態と、冷静になり作品俯瞰する常態になって訪れる鬱的な見方。その両極端と成るふり幅の大きさ如何によって、そのまた作者の情緒も揺さぶられるではないかと思う。コーヒーかぶっと飲んで、カフェイン切れて妙に落ち着かない浮遊感にも似た喪失さと焦燥さは、自己便宜的な否定意見を持ってようやく落ち着くことができるのかもしれない。

追記

・「奇妙な論理2」を投稿

「やまない雨はない」という言葉ニュースを見ていると今は二重にも三重もの意味を持っているように感じる…。

Permalink |記事への反応(1) | 09:50

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