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2025-12-14

anond:20251214110714

 金融市場では利上げ見送りによる円安圧力懸念する声もある。片岡氏は「高市首相自民党総裁就任してから円安進行は急ピッチ」だと指摘。一方で「政府日銀の3者会合などは開かれておらず、円安に対する政府アクションがおとなしすぎる」とも話し、「市場関係者がみな円安基調が続くと思っており、このような状況では為替介入一定の効果があるのでは」と語った。

 経済成長を巡っては、高市政権指定した17の分野で、中長期的な支援必要と指摘。「造船や海洋などの分野にしっかりと資金を張っていくことが求められている」と強調した。

私たちの行動規範トムソン・ロイター「信頼の原則

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anond:20251214110659

 日銀の利上げについては、「日本経済が前回の決定会合よりよくなっている景色が見えないと利上げは難しい。政策金利はすでに0.5%の水準にあり、(更なる利上げは)30数年ぶりの剣が峰、より慎重な判断が求められる」と強調した。

「7-9月期がマイナス成長なので12月の利上げはないだろう。年末年始企業など休暇に入るため日銀の1月決定会合で得られる経済データは12月とほとんど変わらない」とし、「12月に利上げがないなら1月に利上げするインセンティブはない」との見解を示した。

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anond:20251214110323

  7-9月期の実質国内総生産GDP)が6四半期ぶりのマイナス成長に沈み、日本経済は「必ずしも楽観できる状況にはない」と片岡氏はみている。食料とエネルギーを除く消費者物価の上昇率が2%を下回るなど需要主導のインフレとは言えない状況とし、来年1月までの利上げは「論理的に考えると、可能性は高くない」という。

  PwCコンサルティングチーフエコノミスト片岡氏は、財政拡大や金融緩和を重視するリフレ派。17-22年に日銀審議委員を務め、金融緩和強化を主張して政策維持に反対票を投じ続けた。10日に開かれた高市早苗政権経済政策司令塔となる日本成長戦略会議の第1回会合では、大胆かつ徹底的な投資拡大の重要性を主張した。

  食料品対象とした8%の消費税軽減税率に関しては、ゼロ%に引き下げる必要があるとの見解を示した。物価上昇率2%が安定的に実現される世界では食料品の値上がりも続くことから低所得者にとって「非常にネガティブインパクトになる」とし、他国の例も踏まえれば無税でいいと述べた。

Permalink |記事への反応(1) | 11:03

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2025-12-11

anond:20251211222206

近付く為替介入可能

 こうなると、為替介入二律背反を収拾するための唯一の手段になりつつある。為替介入によって円安のものを先に解消できれば、ターミナルレート云々によって解消する必要がなくなるため、国債金利も自ずと落ち着く。そもそもここまで急速に現実化した12月利上げの位置付けは、為替対策の利上げから更に一歩進めてみると、為替介入可能にするための利上げではないか。ベッセント財務長官はかねてから円安日銀ビハインド・ザ・カーブになっているからだと指摘しており、日銀利上げが米側による介入了承の事実上の条件になっているとの観測がある。財務省が為替介入をやりたいと考える証拠はないが、もし為替介入をやりたがっているのであれば、日銀も利上げするしかないという整理となる。またベッセント内政干渉を待つまでもなく、為替介入金融政策方向性が揃っていなければ効果を発揮しづらい。これまでの為替介入歴を振り返ると、2024年は6月に為替介入が行われ、7月に日銀が利上げを行った。2022年10月為替介入が行われ、12月日銀がYCCを修正した。2025年1月の利上げと共に為替介入が行われなかったのは、就任したばかりのトランプをいきなり怒らせるのが怖かったからだろう。再び仮定となるが、もし財務省が為替介入をしたがっているのであれば、日銀12月利上げ前後は、為替介入効果が持続しそうな貴重なウィンドウとなる。このウィンドウを逃したらしばらく為替介入は困難だ。この間、米国側の金融政策が緩和側に寄ると更に好ましい。少なくとも神田財務官の時代において、財務省の為替介入はかなりトレーディング色が濃く、2022年11月WSJのNick TimiraosがFedの利上げ幅縮小を報じた直後に為替介入を行っている。2024年6月ではCPI発表後に米金利が低下した場面で為替介入を行っている。Fed12月利下げもほぼダンディールになっており、それに逆行する形で日銀が利上げをダンディールに固めていくモチベーションは、やはり為替介入が間に挟まっている点ではないだろうか。逆に12月FOMC金利上昇イベントになった場合、それはそれでドル円の一層の上昇を為替介入で正面から阻止せざるを得なくなる。ここまでの整理が正しければ、12月FOMCから日銀12月会合前後にかけての日程が為替介入危険日になる。2026年1月に入ってしまうと新たにできた新NISA枠による個人投資家の円売りアタックが再開すると思われ、改めて為替介入を行ってもほとんど相場を押し下げることはできないだろう。12月利上げがあった前提で12月中に為替介入をやらなかったとなると、財務省はかなり為替介入に後ろ向きである判断せざるを得ず、2026年1月以降に円資産保有する理由ほとんどなくなってしまう。

 財務省が為替介入をやりたいかどうかは最後まで分からないが、ブレーンはかなりやりたそうな顔をしている。先ほどのエコノミストは「介入ライン意識されている160円に達する前でも、あまりにも動きが大きければ動く可能性がある」と述べる。また外貨準備の規模が大きすぎるため、むしろ積極的に減らしたいとの発想が紹介されている。この手のブレーンが本当に政権経済政策支配できるとは思っていないし、高市政権も既に決定した路線をブレーンを使ってリークしていると判断できる証拠がないが、仮に当局全体の意思として外貨準備の規模を削減したいのだとすれば、日米金利差対比でも異常値になった高値外貨準備を利食える為替介入をやりたくてウズウズしていることだろう。為替介入カジュアルに行われる可能性に留意すべきである

 「為替介入利上げセット説」は、日銀任務想像以上に困難なものであった可能性を示唆する。2024年6月に為替介入が行われ、7月に日銀が利上げを行った後に、8月の雇用統計日本株暴落したこと記憶に新しい。この時の暴落がこの時の暴落政府当局によって故意筋違い日銀のせいにされたことが、2025年植田日銀心理に軽くないトラウマを植え付けた。利上げペースは経済展望に基づいて決められるが、日銀執行部の具体的な利上げ月選びのマンデートには「日本株クラッシュしなさそうなタイミングに挿入すること」が付け加えられたに等しい。本当に利上げが毎回クラッシュを招くなら淡々とやることをやるしかないのだが、そうじゃないからこそ難しいのである。その上で、為替介入利上げセット説が本当なら、為替介入はむしろ米国経済指標が絶好調の間はあまりやらないわけで、為替介入為替市場を一通りかき回した後に、日銀利上げの番が来て日本株クラッシュしたらそれは日銀が悪いということになるのだ。あまりにもアンフェアではないか。何がコミュニケーションだ。

 実際に為替介入が行われたとして、ドル円レートをどこまで押し下げられるかと言うと、前回や前々回と違って投機筋は円買いポジションを残しているため、それほどの効果はないと考えるべきだ。事前に投機筋の間で為替介入期待が盛り上がってしまうと更に効かなくなる。冒頭のワニの口が閉じる、つまり日米実質金利差が示唆する通りのドル円レートは130円近辺となるが、そこまでドル円を売り崩せるならかなり驚きであり、ワニの口が半分閉じた程度の水準でもかなり大掛かりな資産外貨シフトを行う価値があるだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:22

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anond:20251211222131

急速に近付いてきた12月利上げ

 円安が止まらなくなった結果、日銀の早期利上げが再び近付いてくることになる。かねてからブログ日本には中立金利がなく、代わりに中立為替レートが存在すると主張してきた。その中立為替レートも分かりやすいわけではないが、なんとなくの雰囲気として、ドル円が150円を超えると日銀に利上げ圧力がかかりやすくなる、という経験則は今サイクルで一貫して有用であった。元々金利市場が想定していた「ビハインド・ザ・カーブでない前提下の金融政策正常化」は概ね1年2回利上げ程度のペースだったと思われるが、2025年に入ってから1月に利上げがあり、その後は「解放の日」と関税経済でそれどころではなくなる。関税経済がどうもそこまで景気に悪影響がないと判明する頃には、今度は高市政権爆誕してしまう。関税経済理由に1回分の利上げがスキップされるのはやむを得ないが、12月会合と1月会合まで据置きで通過してしまうと2回分のスキップになり、そもそもやる気がないと感じざるを得ない。

 高市首相は昨年夏の利上げに際して「今利上げするのはアホやと思う」と発言したことで利上げを許さない印象が強いが、今のところ高市政権として金融政策への干渉が強かったわけではない。新政権爆誕直後の10月会合で利上げが行われなかったのは自然である政権とのすり合わせを行わないまま金融政策を変更し、後になって政権との意見の不一致が目立った場合金融政策への信認が損なわれるからだ。そういうことがあるから年8回もの決定会合予定が設けられているのである

BOJ realrate

 12月に入ってすぐ、植田総裁の講演で12月利上げ予告に入った。特に講演資料の実質金利チャートが、それまで国債金利から日銀スタッフが算出した期待インフレを引いて算出していたのが、政策金利からCPIを引いたものに変更されたのが決定的であった。まさか日銀の中の参謀が本ブログを目にしたわけではないだろうが、本ブログインチキ批判してきた日銀スタッフ算出期待インフレ基調物価が消え、より直感的に実質政策金利の異様な低さを理解できるようになったのである。新しい実質金利は「利上げしても金融政策はまだまだ緩和的である」と政権を説得しやすくなったし、その明快さは基調物価言い訳とした逡巡を許さない。しばらくして「政権も利上げ判断容認する構え」との観測記事が出たことで12月利上げはダンディールとなった。高市政権円安に対する心境の変化まで記事にされている。植田総裁もこれまで異様なまでに自信を持てなかった「持続的な2%物価目標達成に近付いている」と踏み込んだ。

NikkeiBOJ terminalrate

 なぜ12月利上げが急速に現実化し、また政権によって容認されたのか。やはり鍵は円安中立為替論だろう。もっとも0.25%程度の利上げによって円安を反転させるのは困難と、すぐに市場参加者に足元を見られた。1回の利上げだけでなく、2~3年スパンもっと利上げを継続できる、つまりターミナルレートの高さを示す必要があると言われ始めた。今の国債金利カーブが織り込んでいるペース通りの利上げでは為替市場が反応するはずがないため、一旦当局が利上げによって円安を阻止すると決めた以上は相当の利上げが必要となる。それを先回りする形で国債金利が大幅に上昇すると、植田総裁がまた動揺したようで「国債金利が急激に上昇した場合は機動的に国債買い入れ増額で買い支える」と発言すると、それを見て更に円安が進んだ。荒れた時の機動的な国債買入れ増額自体はYCCを撤廃した時から既定路線であるが、金融政策への興味が薄い為替市場参加者によって円売り材料にされやすかった。日銀国債金利為替の片方の安定しか選べない二律背反に陥ってしまったのである

Permalink |記事への反応(1) | 22:22

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2025-12-09

anond:20251209194903

POLITICOEuropeは8日「欧州要請した賠償融資への参加を日本拒否し、このアプローチに対する国際的な支持を取り付けたいというEU希望を打ち砕いた」「米日が賠償融資への同調拒否したためEUウクライナ財政ニーズ単独負担しなければならなくなった」と報じた。

参考:Japan rebuffsEU plea tojoin Russian assets plan

参考:France shielding €18bn Russian asset pot fromEU ‘reparations loan’push

欧州ウクライナニーズの2/3、つまり約900億ユーロ負担することを提案する」「残りのニーズ=約450億ユーロは国際パートナー負担すべきだ」

日本片山財務相も8日のG7財務相会合賠償融資への同調拒否した」「日本は法的リスク理由国内凍結分(約300億ドル)をウクライナへの融資に動員したくない」

はやくヨーロッパと協力しないと

Permalink |記事への反応(0) | 20:21

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anond:20251209194903

首相外交力・社交力では無理

G20に出かける際、「マウントを取れる服を買いたい」旨をSNSで発信する

・そのG20の夕食会は欠席

サウジアラビア主導の会合では、アニメ主人公の「黙っておれにすべて投資しろ(Just shut your mouths! And investeverything in me.)」を決め台詞に選ぶセンスのなさ

増田の言うように、今はどんどん味方を増やして結束を強めないといけない時なんだけどね

Permalink |記事への反応(1) | 20:04

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2025-12-08

サナ12月OR1月に利上げするって言ってるけどさ、アホなの?アホじゃないの?

ドル・円強気派なお優勢、日銀12月利上げ観測でも-日米金利差を重視(Bloomberg

日銀12月利上げ論強まる政府容認ムード、株高も追い風

日銀、12月利上げ決定の公算政府容認姿勢

アングル日銀総裁、12月利上げへシグナル 低金利リスク意識

日銀12月会合で利上げの可能性強まる高市政権容認姿勢関係


金利を今、上げるのはあほやと思う」って2024年9月に言ってたじゃん?

どういうことなの?

①「金利を今、上げるのはあほやと思う」発言した当時のサナがアホで、12月に利上げするサナはアホじゃない

②「金利を今、上げるのはあほやと思う」発言した当時のサナは賢く、12月に利上げするサナはアホ


経済に詳しいアナリスト増田さん教えて

Permalink |記事への反応(6) | 13:47

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小学生の時に新興宗教を作った話

毎年クリスマス正月のような宗教色の強い時期になると思い出すので備忘録として書いておこうと思う。

とても長くなるので読んでも読まなくても構わない。

はいくらでもあるが、当時小学生お子ちゃまが頭を振り絞って考えたことだったので生暖かく見ていただければ幸いだ。

まり

増田が6年生だった頃のことである

当時通っていた小学校お受験が盛んで、クラスの半分以上が中学受験するような学校だった。中には体育や道徳など勉強関係ない授業が多い日は学校休み塾へ通うように親に指導される子供がいるような学校である

そんな雰囲気学校だったため増田も塾に通わされていたが、増田の親は仕事が忙しく放任主義だったため、どちらかというと自由に延長できる学童のような使い方をしていた。親が帰るまで子供1人は心配から大人がいる塾で勉強して暇を潰しなさい、という発想かと思う。

当然、遊びたい盛りの子供は不満である

から晩まで勉強で楽しくないし、学校教師子供達に学校勉強させようと胡麻擂りに必死だし、塾ではライバルたちと比較される。お子様なりにフラストレーションが溜まっていた。

小賢しく、自尊心が高く、承認欲求が強く、何よりも勉強以外で暇を潰したかった増田はそこで考えた。

そうだ、宗教を作ろう。


友人について

当時の増田立ち位置は「1軍グループにいるけどちょっと浮いてる変なやつ」だった。友人Aと友人Bの親友というだけで残酷子供達のカーストの中で辛うじてバラモンの仲間に入れてもらっていた。友人Aと友人Bの存在がなければきっとダリットだったと思う。

とにかく、増田には2人の親友がいた。勉強スポーツもできて誰からも一目置かれる友人A、とにかく話がうまく誰とでも仲良くなれる才能がある友人B。

入学した時にたまたま席が横並びになったというだけの出会いだったが、それからこの2人はこちらが申し訳なるくらい良くしてくれ、そのおかげで陰キャ性格がドブカスだった増田も「みんな仲良し♪」の仲間に入れてもらうことができたのである

表向き友人Aも友人Bもみんなの前では「気のいいやつ」だったが、実は2人とも性格にはかなり難があった。いや、だからこそ増田と仲良くなれたのかもしれないが。

友人Aはなんでもできるからこそ傲慢で、支配欲がある。少し早い厨二病であり、大きな声では言えないがナチに憧れていた。大きな声で言わないところが実に打算的であり、増田はそこが気に入っていた。

友人Bはとにかく人からの評判を気にしていて、いつも自分悪口を言われていないか怯えていた。それと同時に人の内緒にしておきたい部分を暴くのが大好きで、いつか何かあった時に脅せるように、仲良くなって秘密を握ることで快感を感じる癖があった。

増田はといえば親友2人を自慢に思うとともに、増田の言うことを疑いもしない人気者2人を操る優越感に浸るクズだった。

ズブズブに共依存している闇のズッコケ三人組である

そんな悪友2人に、こんな面白いことを共有しないわけにはいかないと増田は思った。

宗教を作ろうと思う」と増田は言った。

いいね、やろう」と友人Aは言った。

信者100人くらい欲しいね」と友人Bは言った。

増田は「こいつら話が早すぎるな」と思った。

そうして、宗教を作ることになった。

宗教を作ろう

増田キリスト教圏で育ったので神の存在に関しては割と思うところがあった。

そこで「神」不在の「思想」の宗教を作ることにした。

思想宗教の違いは難しいが、神の存在を論じられるほど増田信仰は深くなかった。ただ、人間熱狂宗教になりうる、と子供心に感じていた。

小学生だった増田の狭い狭い世界の中で、唐突宗教を作ろうと思ったわけではない。「これはいける」と思った出来事があった。

発端

どの小学校でも道徳の授業があったと思う。お受験組の気を引こうと躍起になっていた当時の担任は、その道徳の授業で「いいこと投票」というものをしていた。

その名の通り単純で、「いいことをした人を匿名投票して、得票数が高かった人を表彰する」という仕組みである

これは単純だが、小学生承認欲求をかなりくすぐった。なにしろ、いいことをするだけで教壇の上で褒められ、その上シール(子供にとってのシール!史上の喜び)を授与されるのである。名札の裏にいいこと投票シールを貼るのがステータスになるのにそう時間はかからなかった。

増田はヒネた子供ではあったが、それでも投票されたら悪い気はしないし、いいこと投票が頭をよぎって人助けをすることもあった。

それと同時に、「これは使えるな」と思った。

まり、「人の善意は操れる」と知ってしまったのだ。

増田が育ったキリスト教の教えでは、善行は死後の世界のために積むものとされていた(諸説ある)。だが、小学生にとって死後の世界など遠い存在である。「善行を積めば人々から尊敬されるという承認欲求」の方が何より魅力的なのではと思った。

どうせ宗教を作るなら、ハッピーな方がいい。

3人の意見はまとまった。

その週末、3人で図書館に行った。親は大喜びでお駄賃までくれたが、目的宗教について調べることであった。当時インターネットはかなり普及してきていたが、学校コンピューター室で宗教のことを検索するのはかなり気が引けた。そこで図書館へ行くことにした。

日中調べて回って、以下のことを決めた。

小学生なりに考え、実行に移せる最大限を考えた。

そしてそれを実行に移した。これが6月の頃である

〇〇〇〇教の立ち上げ

結論から言うと、〇〇〇〇教はバカウケした。

結成時に十数人を集めて行った友人Aの演説は素晴らしいものだった。増田が授業中書いた原稿と同じ文言とは思えないほど力に満ち溢れ、説得力があり、心に訴えかけるものがあった。その場にいた全員が信者になると誓い、お札を下駄箱に貼り付けた。

友人Bの勧誘も実に巧みだった。誰に話せば一番噂が広まりやすいかを友人Bは知り尽くしていた。すぐに手元にあったお札はなくなり、増刷をすることになった。学年のほとんどが入信し、シールは飛ぶようになくなった。匿名投票のための空き下駄箱は常に紙が入っている状態で、ランドセルの蓋にシールを貼るのが大流行した。

3人はそれで満足し、たかを括っていた。小学生拡散力を舐めていたのである

拡散組織化

夏が来て塾の夏期講習が始まってから、他校の生徒に声をかけられることが多くなった。もちろん入信の申し出で、最初は喜んで案内をしていた。

だが、20人を超えたところで不安になり始めた。なにしろ、塾でしか会わない人間である匿名投票匿名性は失われ、よく知らない人間善悪判断しなければならない。

3人は作戦会議をし、組織化をしなければならない、と結論を出した。信者たちを支部に分け、各支部ごとに信者たちをよく知る支部長を置くことにしたのである

それと同時に、今まで全て3人で行っていた運営テコ入れをすることにした。

まず、専門のデザイナーを雇った。非受験組の絵が得意な信者シールとお札のデザイン一新させた。毎月シール図柄を変え、飽きの防止とインフレの防止を図った。

また、情報屋も雇った。告解で得た情報さら価値のある情報を交換するためである。これは画期的で、「この秘密を話すので誰々の好きな人を教えてください」とかが大変多くなった。

支部長の下に秘密内部監査官も置いた。これは支部長の不正信者との癒着告発させるためである

組織化したことにより、3人の地位は確固たるものになった。カリスマ教祖の友人A、人に響く教えを説く友人B、善悪を裁き組織をまとめる増田

夏休み中もムーブメントは衰えを知らず、信者は増え続けた。3人は有頂天になっていた。

そして学校が始まり、始業式の後、3人は応接室に呼び出されたのである

お叱り

〇〇〇〇教は教師陣の間にも知れ渡っていた。

当然である人間の口に戸は立てられない。小学生なら尚更だ。

つの学校ではなく塾や習い事によりその地区の他校にも伝播した〇〇〇〇教の信者は把握できるだけで数百人を超えていた。

夏休み中、先生方は連携をとり、学校再開とともに終わらせようと話し合いがされていたらしい。

説教は3時間に及んだ。これは、先生方の話が長かったこともあるが、こまっしゃくれたクソガキだった我ら3人がいちいち反論を仕掛けたかである

そもそも、我々は何も悪いことをしていなかった。ただ「いい人になろう」「いい行いをしよう」「いい人たちを尊敬しよう」と言って回っただけである。「ご利益がある」とお札を売りつけたり、告解で得た弱みを握って脅したりもしていない。ただ、善行を行わせて噂を流通させただけなのだ

教師陣もそれがわかっていたのであまり強くは追及してこなかったのだが、我々があまりに舐め腐った態度をしていたのでだんだんヒートアップし、複数教師が入れ替わり立ち替わり講釈を垂れ、最終的に「解散宣言をしなさい」と一方的要求押し付けてお開きになった。

応接室を出て、下駄箱に向かい、校門をくぐった瞬間、3人は爆笑しながらハイタッチをした。

馬鹿め、もうそんな段階にないのだ!」と知っていたからだった。

子供と接しているのに大人である先生の皆皆様方は全くわかっていらっしゃらない。子供禁止されたらもっともっとやりたくなるんだよ!

受験用に詰め込まれ知識であるキリシタン気持ちがその時はよくわかった。抑圧された宗教は熱を増すのである

〇〇〇〇教は密教と化し、いよいよ肥大化していた。

隠語で呼ばれ、ミサと称した会合秘密裏に行われ、塾に通うために学校を休んでいた層もせっせと体育館裏に足を運び秘密を囁くようになった。

教師陣は躍起になっていたが当時流行り始めた学校掲示板mixi日記などで〇〇〇〇教は着実に広まり信者は増え、もはや我々3人の手に及ばないものになっていた。

知らないデザインシールが増え、知らない告解が増え、知らない宗派ができていた。

秋が来て、塾で勉強している間に冬になった。

祭りの後

冬季講習の最終日、いつもの公園ジャングルジムの上に集まり、80円の缶ジュース乾杯をした。

「そろそろやめよっか」と増田は言った。

教祖しかったなぁ」と友人Aは言った。

卒業、さみしいなぁ」と友人Bは言った。

正直、もうその段階ではないことはわかっていた。これはただの勝手な「一抜〜けた!」である

教祖司祭裁判官も全てを誰かに押し付けて、こそこそと逃走するのだ。信者からすれば大きな裏切りであり、大罪だろう。

でもぶっちゃけ、飽きちゃったのだ。自分たちを置いて勝手物事は進んでいくし、勝手教祖を名乗るものも出てくるし、勝手布教されているし、勝手に人が人を裁き始めるし。

だって子供だし、受験もあるし、そもそも進学したら続けられないし。

色んな言い訳をして、色んな人と話して、時にやり合って、押し付け合って、そうしている間に受験学校に行かなくなって、ようやく卒業のために帰ってきたらどうやら全てが終わっていた。

あれだけ熱狂的だった信者たちは激減しており、卒業とともに誰かに譲られるためランドセルの蓋はシールなんてなかったように綺麗になり、空き下駄箱は使用禁止になっていた。

教室の後ろの「いいこと投票」の模造紙は取り払われ、「卒業おめでとう!」の垂れ幕に変わっていた。

こうして、我々の宗教活動は終わった。

最後

友人Aは卒業と共に他県へ引っ越した。6年生になった時から決まっていて、増田たちと最後に何かしたい、と言っていたので「何か」は間違いなくできたと思う。

友人Bは志望校に落ちたので増田とは違う中学に進学した。あれだけ熱心に活動に勤しんでいたというのに引っかかったのは幸運だと自ら笑っていた。

増田中学で若干いじめられそうになっていたが、入学した時に席が前後になった友人に助けられなんとかグループの輪に入れてもらい事なきを得た。教訓としては、コミュニティに入って一番初めにできた友人はなんとしてでも大事にした方がいいということだ。

それぞれ無事進学して、就職して、結婚して、最近オンライン飲み会なるものを開催している。

この間、家族で親元へとUターン引っ越しをした友人Bが酔っ払いながら教えてくれた。

最近子供ランドセルの裏に変なシールをくっつけて帰ってきてさぁ」

友人Aはしばらく黙った後爆笑したが、増田は少し泣きそうになった。

この歳になると涙腺が緩くなって困る。

キリシタン、まだいるのかぁ。

Permalink |記事への反応(1) | 13:40

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2025-12-07

幹事が選ぶべき居酒屋(決定版)

クズ永久幹事の俺が、新米幹事の皆さんに選ぶと良い店を教えたいと思う。

ダメな店は、この人が書いてくれてるので参考にしたら良いよ。

https://note.com/yumisakekasu/n/n2891015920bb

⚫︎和食

刺身が美味い個人店(客単価高め許容、人数〜20人まで程度)

刺身が美味い店は、魚の質が良く、技術があるので揚げ物でも焼き物でも煮物でも何でも美味い。

美味い魚料理を作れるということは、肉料理も大体うまい

美味い料理を出す人は、酒もこだわったの出す。

というわけで、和食居酒屋を探すときは、とにかく刺身が美味い店を選んでくれ。

「店主が釣キチ」「店主が日本酒マニア」「創業20年以上」「客層が40〜60代くらい」

この辺りが第2指標で、これが揃ってくると、いよいよ最高に近づく。

欠点は客単価。7000〜10000円くらいは見積もらないと今のご時世厳しい。

ただこういう店を、応援してるので個人的には積極的活用してる。

・魚金とかの魚こだわりチェーン店コスパ重視、人数〜30人まで程度)

個人店がベストなんだけど、もうちょいリーズナブルに。という場合チェーン店から選ぶ。

その場合は「魚のこだわり」が強い評価の高いチェーンを選ぶ。

魚へのこだわり=刺身が美味い。というわけで、考え方は同じ。

魚金は最近ちょっと味落ちたという人もいるけども、まぁ価格品質を考えたら、かなり妥当だと思う。

これを選ぶメリットは「ハズレが少なく」「値段が妥当であること。

個人店は味は良くても大将との相性とかもあるので、仲良くなってない場合は外すこともあるが、

こういうチェーンは流石にそのあたりで揉めることはほぼない。

選ぶ第2指標としては

「近隣に3店舗くらい支店がある」「母体が魚の卸」「元々は勢いのある個人店」

みたいなものが揃ってくると、当たりの店の確度が上がる。

個人店よりも口コミも多く情報が調べやすいのも良い。

焼き鳥/天ぷらが売りの店は避ける

美味しい焼き鳥の店は、基本的には宴会きじゃない。

焼き鳥は焼けた後の美味しい時間がかなり少ない。

すごい美味しい焼き鳥屋でも宴会利用すると、めちゃくちゃ味が落ちてしまう。

これはマジでもったいないので、選ばないように。

デートやら仕事仲間とのさし飲みで使おう。

同じ理由天ぷらが美味しい店も選ばない。フライ唐揚げは場持ちが良いので、選んでもOK

寿司居酒屋はやめておけ

寿司居酒屋は、大概おすすめしない。

大体握ってる人は寿司アカデミー卒業したての学生みたいな人ばかり。

まともな職人はあそこでは働かない。

んで、割高。魚こだわっているようでいて、大体こだわってない。

見た目が派手なだけの「ウニ和牛の握りいくら山盛り卵黄のせ」みたいな

センスの死んだメニューとか売りにしてたりすると更にヤバい


⚫︎洋食

・でかい肉が美味しく焼ける店を選ぶ(客単価高め許容、人数〜20人まで程度)

洋食は魚系も良いけども、やはり肉である

かい塊肉を美味しく焼いてくれる店は、とにかくそ満足度が高い。

炭火台で焼いてくれたり、薪ストーブで焼かれた肉は最強である

牛でも豚でもラムでも大体すげー美味い。

人数がある程度いないと頼めないというのも宴会利用に向いている。

そして肉が美味しく焼けるシェフは、料理スキルが高いので大体何食べても美味しい。

美味しい肉がある店は、大体ワインもこだわってたりするので、ハウスワインでも美味しいのが揃ってる。

欠点は高いこと(30行前2度目)。10000オーバー覚悟必要。まぁ、しょうがないんだけど。

和食より洋食の方が高いことが多い。社長部長に多く払わせるように先に段取りを組もう。

リーズナブルに行くならピザコスパ重視、人数〜20人まで程度)

ピッツェリアは、肉メインのビストロよりも大分安く仕上げられる。

焼きたてのピザうまいのは間違いなく、嫌いな人がいないのも高評価

最近は、都内でもピザ窯でちゃんと焼いてくれる美味しいピザ屋も増えたので、選びやすくなった。

フィンガーフードということで取り分けが楽なのも宴会向き。

前菜結構充実していたりするし、パスタも出てきたりするので、

お腹空いてる若い子が多い時はよくチョイスする。

ただ、ピザ時間変化には弱いので、出されたらすぐ食べてほしい。

料理に手をつけるのに、気を遣うような宴会には向かない。

⚫︎中華

・ちょい高の中華(客単価中くらい、人数〜30人まで程度)

宴会中華を使うのもおすすめ

いわゆる街中華よりもワンランク上のところが良い。

料理ビール紹興酒が進んで、老若男女苦手な人が少ない。

梅蘭とか謝朋殿とかそういうレベルのお店がおすすめ

円卓で料理ぐるぐる回すような感じになるとちょっとやりすぎ。(楽しいけど)

大体この感じの中華はほぼハズレが少ないので、1〜2件押さえておくと便利。

値段も相談すると比較的安めの金額でまとめてくれたりもする。

ただ「食べ放題」とかを売りにしてる中華街の店とかは、ハズレも多いのでやめておいた方がいい。

・老舗の街中華コスパ重視、人数〜30名まで程度)

地元草野球チームの忘年会とか、気楽なメンバーでやるのに最適。

ラーメン餃子チャーハンが美味い店の店主は、実は元ホテル出身とかだったりして、

宴会メニュー作ってもらうとすげーの出てきたりする。

値段もリーズナブルでワイワイしてても、問題ないことも多い。

ただ当然、椅子が固かったり、床がモルタルだったりと

ロケーションは期待しないように。

中国人最近始めたような牛肉麺とかが売りのタイプ中華微妙なこと多いので避ける。

⚫︎エスニック

タイ料理ベトナム料理少数民族中華インド料理・・・etcなどは避ける

エスニック系は、食べられない人が多いのでマジで宴会では使わないこと。

八角だめ、パクチーダメ、辛いのだめココナッツミルクダメ

まぁ、いろんな人の地雷踏みまくるので辞めておく。

また、イスラム地域だと酒の種類も少ないので、飲助の評価も低い。

・どうしても行きたければペルー料理かメキシカン(コスパ良し、人数〜20名まで程度)

南米系は、エスニックの中では苦手な人が比較的少ないジャンル

ただ味付けは、日本人の味覚だと似たように感じてしまうので、宴会向きかと言われると微妙ではあるけど。

ペルー料理は前に宴会で使ったことあるけど、

激安の肉ビストロみたいな使い方ができないこともないので、悪くはなかった。

----

追記

宴会できるレベル個人店激レアすぎない?

これは、そう。だから教えない(笑)というか、探すしかない。

ヒントは「おかみさん」がフロアを切り盛りしてて、バイト2〜3人抱えてる客席数30〜40くらいの店。

ここを貸切相談する。(注:ブコメの指摘あるように変な常連が幅を効かせてたりするので、貸切がポイントね)

大体通って馴染みになってから相談を持ちかける。

俺の場合は、月1〜2くらいのペースで1年くらい通ってから相談することが多いかな。

大口の予約は店にとってはめちゃくちゃ大きい収入なので嬉しいんだけど、

バックれとかのリスクもあるので、ちゃんと人として信頼してもらってからじゃないと受けてもらえないことも多い。

12月の今から忘年会を頼める店は?

貸切じゃなければ、個人店以外はまだ大丈夫

ただ12月は良い店はほぼ埋まってるので、頑張って電話かけまくるしかない。

(ちょうど昨日、10人の急な店チョイスの依頼あって、10軒以上は電話かけたよ)

まぁ、11月上旬には手配進めておこうね。来年は。


>50越えた人数の時は、どうするの?

これは、もう全然別世界の話。個人店なんて全然無理なので、

結婚式 二次会」で調べるんだよ。

ゼクシィとか結婚系の情報口コミ調べて、美味しいって書いてる洋食系を選ぶと良い。

まあ、おいしさは正直二の次だけど、大人数のパーティ調理慣れてて、

音響設備とかもちゃんとしてるので、忘年会としてちゃんと成立させられる。

イベント企画として割り切って動く必要があるので11月には予約決めて、

向こうのスタッフと打ち合わせを何回かやって、段取りとかするのが大事よ。

>前提条件入れてくれよ

入れたよ。

>店のチョイス高くて、役立たねえよ。

いや、マジで3000円とか4000円でマトモなもん食べようと思うの間違えてる。

今、最低ランクのチェーン居酒屋でも飲み放題つけて4000円は余裕で越えてくるよ。

本当に予算カツカツの時は、ケータリング入れて会議室とかの飲み会もあり。

ビールとかカクヤスに頼めばかなり予算抑えられる。

これはこれで、また色々とノウハウあるので、必要ならそのうち書くわ。


>誰と行くかが大事。本当にいい店はいメンバーしか行かない

これは、本当にそう。

俺はもう今は気の合わない人と宴会する必要が全くないので、強制参加の会合という視点が弱かったのは確かにね。忘年会なんて気の合う仲間だけでやればいいよ。

今は20の子達を連れてく忘年会とかは、おっさんらでほぼ全部負担するよ。声かけメンバーも厳選するしね。

ちなみに会社員時代もずっと例年幹事やってたけど(趣味で)、まぁこブクマ見てもわかるように、どこを選ぼうが絶対に不満が出るのよw


なので、幹事が行って楽しい一択で良いと思うし、強制参加にはしない方がいいし、会社ちゃんと補助した方がいい。

Permalink |記事への反応(12) | 15:13

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2025-12-02

まあでも今までのらりくらり躱せてたし、特にそれと同じ方針全然いけたところにわざわざ油撒いて火つけるのは単純に能力ないよね。

一応評価できる政策もなくはないけど場当たり的でハラハラする。

サウジ会合で進撃のセリフかめちゃくちゃサムかった。

あれをユーモア扱いはちょっと

Permalink |記事への反応(0) | 02:52

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2025-11-23

高市トリプル安」内閣 発のサナエショックが来るぞーーー

総員退避、衝撃に備えろーーー

20兆円の景気対策を発表したら、日経平均暴落

日銀総裁と連日会合を行なっても、円安が進行

責任ある()積極財政で、日本国債が暴落

やることが全て裏目になっている高市内閣

確信犯的にインフレ税で財政再建を狙っているのかと思いきや、ただの経済音痴の集まりっぽいところが一番の不安

というか、どの閣僚発言を聞いても不安しかない

財政拡大で円高とか、本気で信じている可能性もある

このまま円はトルコリラより弱い通貨になるのか???

今は、AIバブルの株高で隠蔽されているけど、AIバブルが弾けたら一気にトリプル安が来るかも

みんなーーー逃げろーーー

Permalink |記事への反応(2) | 23:41

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2025-11-21

anond:20251121122157

id:hiroujinid:t-tanaka 両者の“話が噛み合わない理由”は、

前提としている「日本安全保障環境の変化」の認識がまったく違うから

そのズレを示すと

1.id:hiroujinロジック

日本周辺の安保環境10年前とは比較にならないほど悪化

・ その中で“国名を出して質問”したら踏み込んだ答弁が返ってくるのは当然

高市の回答は 今の環境では通常の反応の範囲

岡田は その変化に適応していない(=情勢認識が古い)

・ 立憲が安保を真面目に考えていなかったツケが今出ている

・ だから慌てて「安保法制検証会合」などを今さら始めた

まり

環境が変わったのだから質問側が時代遅れ

という立場

2.id:t-tanakaロジック

安保法制は“違憲の刀”であり、本来存在自体が危うい

・ よって政府は「刀を向けていない」という姿勢を守るべき

・“環境悪化”は前提にせず、「違憲性が本質

岡田質問は「刀は向けてないですよね?」という確認行為

高市はそこで“刀を台湾に向けている”と言ってしまった

・ 悪いのは高市岡田は正しい

10年間検証してこなかった?

 そもそも存在自体違憲なんだから検証も何もない

まり

違憲の刀が存在していることこそ“異常”であり、環境変化の話ではない」

という立場

3. 双方が絶対に噛み合わない理由

非常に単純で、前提が違いすぎる。

id:hiroujinの前提       id:t-tanakaの前提

安保環境の激変が本質    ・安保法制違憲性が本質

・ だから踏み込んだ答弁は当然 ・ だから踏み込んだ答弁は許されない

質問側が情勢認識を誤った  ・ 答弁側が憲法秩序を壊した

・ 立憲は安保軽視のツケ    ・自民党憲法原則破壊したツケ

両者とも、まったく別の世界観で語っている。

4. どちらが事実に近いか

淡々と言うと:

・「安保環境が激変している」は事実

・「安保法制違憲の刀である」は“特定学派の価値判断

id:t-tanakaは 学界護憲派価値判断

日本国家全体の前提(=大原則) と誤認している。

そのため、

id:hiroujin環境変化の話をしている」

id:t-tanaka憲法原理の話をしている」

で、会話は100%ずれる。

結論

両方の文章は別の宇宙の住人が書いているようなもので、

前提が一致していないため絶対に交わらない。

id:hiroujinは「現実安保環境の変化」を語り、

id:t-tanakaは「憲法9条の理想と学界通説」を語っている。

論破を目指すなら不毛リベサヨ側の立場説明をするなら機会を改めた方が良さそう。

ワイの立場から見るとこんな感じ。

フー疲れた……

Permalink |記事への反応(7) | 12:34

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2025-11-19

なぜか日中問題より先に別方向からの怒号が飛んでくる件

俺の妄想の中で欧州シンクタンク会合に参加してきたけど、話題ほぼ日中の緊張のことばっかだった。

欧州側は「何が起きてるのかよく分かってない」状態で、出てきた意見はこんな感じ。

中国の反応やりすぎじゃね?

国会質疑が始まりってだけだし、日本が今すぐ何かするわけでもないのに、首切るだの渡航自粛だのは過剰過ぎるだろ、って意見

→ こっちは「日本側もタイミングとか見せ方は良くなかった面あるよ」と補足。

欧州日本連帯表明した方がいい?

→ 「気持ちはありがたいけど、連帯だけで中国大人しくなる相手じゃないでしょ…」って返答。

結局この話題だけで会議終了。

で、欧州がこんなに関心持つのは、彼らも中国に散々絡まれてきたから。

から「どうすれば中国に揚げ足取られずに渡れるか」を知りたがってる。

日本欧州経験共有して、うまいコミュニケーション戦略を作るのがめっちゃ大事だよね、って話。

「こっちは悪くない!」みたいな弱者男性ムーブしても何も進歩しないし、改善点を一緒に考える方が建設的。

リトアニアも昔はガンガン反中キメてたけど、痛い目見た後はめっちゃ慎重に動いてる。

そういう経験を遠慮なく共有できる場と人脈が大切。

あと当然のように「政権100%支持しなかったな!売国奴!」みたいな弱者男性式の罵倒が飛んでくるけど、研究者にそんな忠誠心求めるなよって話。

研究者仕事は、「こうしておけば問題回避できた可能性が高い」とか、「より効果なのはAとB」とか、具体的な改善策を示すことなんだわ。

こういうことを理解できないか弱者男性ってモテないんだよな😅

Permalink |記事への反応(2) | 15:10

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2025-11-18

ちんちんからガソリンが出た場合ガチ考察

たった一人の日本人男性(仮に「増田ガソリン」と呼ぶ)だけが毎日自由ちんちんから品質ガソリン無限に近い量(1日最大数キロリットルまで可能排出できる設定で考察する。

1.最初の1~2週間の動き(情報漏洩前)

増田さん、最初コンドームに溜めて近所のガソリンスタンドに「怪しいけど高品質すぎるガソリン」として売る。

• 1リットル50円で売っても1日1000Lで5万円。月150万円くらいの小遣い稼ぎ。

• でもすぐに「無尽蔵」「税金かかってない」「分析しても完全に規格品」とバレる。

2.日本政府の反応(1ヶ月以内)

国家安全保障上の最重要機密扱い。

増田さん、半ば強制的自衛隊施設三井物産系の秘密タンクファームに「保護」される。

政府が独占買取契約。1リットルあたり300円(時価の5~6倍)で無限買い取り決定。

財務省試算:1日5000kLだけでも年間約6兆円の原油輸入代金を節約可能日本原油輸入額の約1/3)。

• 実質「無限外貨準備増加装置」を手に入れたことになる。

3.世界石油市場への衝撃(3~6ヶ月後)

日本が突然、原油輸入を年間2000万kL(全体の約3割)削減。

スポット市場で余った中東アフリカ原油がダブつき、ブレント/WTIが1バレル40ドル→25ドル→15ドルへと暴落開始。

サウジロシアが「日本ダンピングしてる!」と激怒するが、証拠がない(だって人間から出てる」なんて言えない)。

OPEC+緊急会合→減産しても日本が買わないか意味なし→内部崩壊

4.地政学的大転換(1~2年後)

日本国連安保理常任理事国入りより現実的な「エネルギー常任理事国ポジションを獲得。

アメリカ日米安保の対価としてガソリンドル建てで一部融通しろ」→ 実質米国債をチャラにできる交渉力。

中国一帯一路エネルギー全部日本に頼るから台湾は触らないでくれ」と土下座モードに。

中東諸国、そろって日本大使館級の「ガソリン特別大使」を常駐させる。

サウジ皇太子皇居に頭下げに来るレベル

5.世界経済構造の完全変貌(5年後)

石油価格は実質10~15ドル/バレルで固定化増田さん供給量で価格コントロール可能)。

再生可能エネルギーへの投資が全部止まる(ガソリン安すぎて採算取れない)。

電気自動車シフト完全凍結。テスラ暴落マスク涙目

• 航空燃料も激安→LCC乱立、世界一周航空券が3万円になる。

産油国は次々に破綻ロシア財政崩壊プーチン体制終了、サウジ王族資産没収内乱

6. 最終的な世界秩序

日本事実上の「エネルギー覇権国家」に。

増田ガソリンさん、憲法より上位の存在に(改正不可能な「ガソリン条項」新設)。

世界中の国家元首が毎年正月に「増田御神体」参拝。

国連総会が「今年の排出目標」を増田さんの体調次第で決める異常事態

結論

たった一人の日本人男性が、世界エネルギー史を終わらせ、新たな「ガソリン帝国日本」を誕生させる。
OPEC解散国連東京移転ドルは「増田円」に取って代わられる。
まじでヤバい

https://anond.hatelabo.jp/20251118083352

Permalink |記事への反応(13) | 18:18

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2025-11-12

anond:20251112220241

Aさんの文章の全文を上げます

彼は高市政権円安加速による物価高によって選挙で敗れると想定しています

ベース・楽観・悲観シナリオで今後の高市政権下の日本経済を想定してください

了解。まず直近の前提(政策物価為替)を手短に確認し、そのうえでベース/楽観/悲観の3シナリオ提示します。

いまの前提(2025年11月時点)

政権の初期方針高市首相就任後の所信表明で、ガソリン等の暫定税率廃止家計負担の軽減を打ち出し、景気下支え色の濃いメッセージ財政はやや拡張寄りのシグナルです。

物価東京都区部コアCPI(先行指標)が**10月+2.8%**へ加速。全国も2%台が続き、補助金の段階的縮小や食品高が押し上げ。

金融政策日銀マイナス金利・YCC終了後も緩やかな正常化継続し、直近会合でも据え置き(0.5%目安)でハト派バイアスが残る。

為替2025年USD/JPYが140~158円の広いレンジ。直近も150円台に戻る場面があるなど、円は依然弱め。

介入:急変時の為替介入は継続オプション財務省の月次公表)。トレンド転換より変動平準化の色合い。

シナリオ分析(向こう12か月イメージ

1)ベース中立シナリオ — 確度:中

絵姿



ドライバー家計支援税制措置継続、米景気のソフトランディング、賃上げの定着。

リスク:米の逆サプライズ再加速(長期金利上昇)や原油上ぶれ。

根拠整合政権家計支援拡張色、日銀の慎重姿勢東京都CPIの2%台定着。

2) 楽観シナリオ円高・実質所得改善)— 確度:中低

絵姿



トリガー



政策補助線



裏付け:米の利下げ観測東京CPIの伸び鈍化余地日銀は段階的姿勢のままでも米側主導で金利差が縮む可能性。

3) 悲観シナリオ円安加速・再インフレ)— 確度:中低

絵姿



トリガー



リスク伝播



裏付け:円は年内も弱含み・レンジ上限試しの場面、介入は継続オプションにとどまる構図。

主要ドライバーと「見張りポイント

金利の低下ペース:米が想定より速い利下げ→円高寄り/鈍いと円安寄り。

日銀ガイダンス:据え置きでもタカ派度(買入れ減額のスピード声明ニュアンス)。

エネルギー・食料市況:原油LNG穀物が上振れすると交易条件悪化物価再加速。

家計支援税制設計ガソリン税等の負担軽減の持続性と財政規模。

介入フロー:急変時の平準化効果はあるが、トレンド金利差が支配

Permalink |記事への反応(0) | 22:17

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2025-11-06

学内会合で「議長」を「chairman」と呼んだら、フェミニストから抗議され、「chairperson」と言い換えたら、「son(息子)が含まれている、構造性差別顕在化しているのがわからないのか」とさらに抗議された

X-MEN→X民みたいな感じでchair民にしよう

チャーミングでしょ?

Permalink |記事への反応(1) | 14:30

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2025-11-05

anond:20251105015121

結局会合落とし前つけたんだから暴力革命ではないわな

Permalink |記事への反応(0) | 02:49

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2025-10-31

日銀は今すぐ利上げせよ」 アベノミクス擁護者が一転して警鐘聞き手西尾邦明2025年10月30日

日本銀行は30日の金融政策決定会合で、6会合連続で利上げを見送った。米国関税政策の影響をなお見極め、高市早苗政権ともコミュニケーションを図っていく考えだ。一方、高市氏が後継を自任する安倍晋三元首相の経済政策アベノミクス」を理論から支えた浜田宏一エール大学名教授はいま、利上げを主張している。大規模な金融緩和を唱えていたリフレ派の経済学者が、「必要なのは金融引き締めだ」と訴えるようになったのはなぜか。詳しく聞いた。

 ――いまの日本経済をどう見ていますか。

 

 「最大の問題物価が上がり続けるインフレ放置です。『物価の番人』である日銀はなぜ、利上げをためらうのでしょうか。円安是正されず、交易条件の悪化日本人は輸入品を高く買わされる一方、外国人が『安い日本』を買いたたいているような状況を見過ごせません。国民を苦しめ、国家の基盤を揺るがす事態です。金融引き締め必要です」

 

 ――リフレから転向」したのですか。

 

 「状況が違うのだから対応が変わるのは当然です。暑ければ冷房を入れ、寒ければ暖房を入れる。ケインズいわく『事情が変わったのに意見を変えない人は愚か者だ』と。第2次安倍政権アベノミクスを始めた2013年初頭は1ドル=80円台で、製造業コストカットに追われ、物価が下がり続けるデフレ問題でした。今は1ドル=150円台、インフレ人手不足で、状況が正反対です」

 

インフレは本当に一時的

 ――物価上昇率は日銀目標の2%を3年6カ月上回っています。ただ、原材料など供給側のコストプッシュが主因で「一時的」として、日銀は慎重に利上げを進めています

 

 「国民一時的だと思っていますか。3%のインフレも3年続けば10%。人件費家賃なども上がり始め、デフレマインドも変化しているはずです。1970年代石油ショックや、コロナショックも供給側を起点としたインフレでしたが、実際に価格が上昇すると、需要曲線も上がるのです。『一時的』と見ていて、利上げが後手にまわった例は少なくありません」

 

 「確かに日本では少子高齢化による需要の弱さや、デフレへの逆戻りに懸念もあるのでしょう。ただ、もしそれらが表面化したら、また利下げすればいいのです。日銀は昨年夏の利上げ直後の株価急落がトラウマなのかもしれませんが、政治市場の反応を過度に恐れて、正攻法である金融引き締めができないようなら日銀は要りません。今すぐ利上げをするべきです」

 

政府日銀はよく意思疎通を

 ――高市首相の「金融政策責任政府にある」との発言をどう評価しますか。

 

 「同意します。政治家には『難しい』といって日銀に任せきりにしたがる人もいましたが、それではダメです。金融政策は景気や物価雇用に直結する重要政策です。私たちが大規模緩和を主張したのは、変動相場制になって以降、米国金融緩和円高を通じて日本経済を冷やす構造に、日銀対応できていなかったからです」

 

 「一方、日銀は膨大な経済データを駆使する金融政策プロ集団で、政策手段を巧みに操作できるため、その独立性は極めて重要です。だからこそ、政府日銀は互いの立場尊重しつつ、よく意思疎通するべきです」

 

ガソリン暫定税率廃止筋違い

 ――車利用者家計を助けるガソリン暫定税率廃止はどう考えますか。

 

 「対症療法にすぎず、筋違いです。インフレの影響は年金生活者や勤労者だけでなく、利上げ時に価格下落リスクを負う株式投資家など国民全体に及びます国民全体の物価上昇を抑えることが重要で、ガソリン利用者負担だけを軽減するのは不十分。ガソリンが安くなれば車の利用も増え、かえってインフレを強めかねません。減税は本当に困っている人を助けるよりも、結果的国民全体の負担を重くする恐れがあります

 

 ――増えた税収を国民還元すべきではないですか。

 

 「そう単純ではありません。インフレによる税収増は景気の過熱を緩やかにする役割があり、経済学では『自動安定化装置』といいますバラマキ的な財政拡張インフレを強めかねません。逆にデフレ不況の時には借金してでも財政出動が必要です」

 

アベノミクス成長戦略は不十分だった

 ――アベノミクス課題もあったと思いますが、いま再設計するならどうしますか。

 

 「第2次安倍政権では雇用を約500万人増やし、デフレ脱却の土台となりました。ただ、賃金生産性男女平等では課題も残しました。いま必要なのは『量』ではなく『質』の向上です」

 

 「アベノミクス第3の矢の成長戦略は不十分でした。高市首相が掲げる官民による危機管理投資や成長投資は大いに期待します。特にデジタル分野では、米国中国のようにデジタル技術世界規模の付加価値を生み出す力を持たなければなりません。そのためには、記憶偏重教育から脱し、議論を通じて創造性や独自性を伸ばす教育も欠かせません」

 

経済政策の「正解」とは?

 ――経済政策に「正解」はあるのでしょうか。

 

 「私は過去に重いうつ病を患いました。外から見ていると、医者は病の治し方を完璧に知っているように見えますが、実はそうではないようです。経済政策も同じで完璧な答えはありません。それでも、物価高に苦しみ、『安い日本』と呼ばれる現状に自信を失っている国民にとって、いま本当に必要マクロ経済政策は何なのか。私は経済学者として考え続けたいですし、高市政権閣僚も考え抜き、議論を重ね、最善の政策を実行してほしいと願っています

 

浜田宏一氏の経歴

 はまだ・こういち 1936年まれ。米エール大名誉教授東大名誉教授。専門は国際金融論、ゲーム理論第2次安倍晋三政権内閣官房参与を務め、アベノミクス理論的支柱とされた。著書に「21世紀経済政策」(講談社)や「うつを生きる」(文春新書内田舞氏との共著)など。

Permalink |記事への反応(0) | 10:47

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2025-10-28

anond:20251028125848

10日に一度という一般的社会人生活サイクルに合わない会合


お前のブラック企業基準にするなよ🤣

Permalink |記事への反応(0) | 13:02

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anond:20251027194008

10日に一度という一般的社会人生活サイクルに合わない会合の時点で全員無職だと思うが

Permalink |記事への反応(1) | 12:58

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2025-10-24

anond:20251024094805

転売ヤーのせいではなかった」コメ不足の“真犯人”がついに判明…農水省謝罪した《令和の米騒動》の真相

https://gendai.media/articles/-/157159

コメは足りているとずっと申し上げていたことが誤っていたということで、この場を借りてお詫び申し上げたい」。

8月8日自民党本部で開催された会合に出席した農水省渡邊事務次官はこう述べ、居並んだ同省幹部とともに深々と頭を下げた。

足りてなかっただけだよ

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2025-10-21

生理的に無理な同僚と、どうすれば上手くやっていけるのか?

不気味な同僚がいる。

20代前半の男性

私は彼より少しだけ年上。

  

彼の振る舞いから察するに、どうやら私に対して好意嫌悪が入り混じったような、アンビバレント感情を抱いているらしい。

  

私の業務には、彼が処理した書類レビューしたり、彼の手元で滞留しているメールの進捗を確認したりすることが含まれている。

そうすると、彼は露骨に不機嫌になる。

  

ミスを指摘したり、些細な依頼をすると、まず「は?」と返される。

その後、数十分から長い時で1時間以上、腹の底から響くような「グッグッ」としか表現できない奇妙な咳払いをし続ける。

ため息。舌打ち。強烈な貧乏ゆすり。机を指でイライラと叩き続ける。壁にかかったカレンダーを揺さぶる。小声でブツブツ文句つぶやき続ける。

  

そして、頼んだことは半分ぐらいの確率しか実行されない。

まり、彼の業務遅滞は私が指摘しても改善されない。

  

あの咳払いが特に不快で、

豚の鳴き声のようだ、と聞くたびに思う。

  

不可解なのは、こんな態度を取る一方で、私のことをある種「お気に入り」だと思っている節があることだ。

  

私が休憩室にいると、他にも空いた席がたくさんあるにも関わらずわざわざ近くの席に腰掛けてきたり、飲みの席では気付けば隣に彼がいる。

これが何よりも気持ち悪い。

  

自分で言うのも烏滸がましいが、私は少々まとまった容姿をしている。

彼は自らの楽しみとして、私を視界に入れて観察しようとしている、ように感じる。

  

その視線が耐え難いほど不愉快だ。

例えば、常に私を避ける、徹底的に嫌うなど態度が一貫していればまだ理解余地があった。

威嚇や不機嫌ハラスメントを行う一方で、休憩時間にすり寄ってくる。

その矛盾した態度に、気が狂いそうなぐらいの嫌悪感を覚えるようになってしまった。

  

かれこれもう1年近く、こんな状態が続いている。

  

彼と視線が合うだけで、脳みそ芋虫が這っているようなゾワゾワした気持ちになる。

  

業務に支障が発生するレベルだと上長にも相談しているが、男性上司にはこの苦痛が深刻な問題として受け止められないようで、何の対応もしてくれない。

  

そんなに気にすることか、と周りは言うだろう。

そう言う人たちは、あんなにブヒブヒと雑音を奏で続けられたことがないから楽観的なことが言えるんだと思う。

  

彼が参加すると思うと、会社のどんな会合にも出席をためらうようになってしまった。

ああ気持ちわるい。心を無にして働けるようになりたい。

  

  

追記

一度でも注意してくれたのか上長に聞いたら、「何が?」「なんで?」って返ってきた。もうおしまい

Permalink |記事への反応(2) | 21:08

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2025-10-19

町内会の話

https://togetter.com/li/2617426



ちょうど書きたい話題はてブに上がってたので書く。

町内会の話。



コロナ禍で、都内に居る意味希薄になり、都心から電車で1時間くらいの都市中古住宅を購入して住み始めたのが4年ほど前。

空気も美味しく、朝取れ野菜も安く、美味しく。家も広くなり、ペット自由に飼えて、温泉は車で30分。

中古住宅のローンは、都内に居たとき駐車場代ほどで、控えめに言ってもQOL100倍ほど向上。

都心まで1時間は、遠いと言えば遠いが、週に数回程度の出社であればトータルでは引っ越し大正解といった状況。



本題の町内会だが、引っ越してすぐに誰ともなく加入の話が届き、加入は自由とのことだったが、自分は加入した。

町内会費は、年額3000円。元記事に比べればかなり良心である




加入後すぐに、町内一斉清掃があり、新参者は参加すべきであろうと、朝の9時に近所の公園にいったら、

組長のおばさんが一人支給されたゴミ袋を持って立っており、

え?一人しかこないの?と度肝を抜かされながら、

「みなさん来るんですか?」と聞いてみたら、

「私も10年ぶりに組長だからきたけど、来るかわからない」というので、

それはそれは、安堵しながら。結局2人で、草刈りして終わってしまった。

実際公園と言っても、小さな公園で、2人で30分もやれば済む程度のものであった。

地域的には、田舎といっても過言ではないだろうが、中古で購入した物件の周りは比較的新興住宅街なので、

そういった活動への意識希薄なのかもしれないが、

都心マンション暮らしからの、新参者的には、嬉しい誤算である



さて、そんな緩めの我が地区町内会であるが、

代表組長→組→班 といった構成になっており。班が大体10世帯前後構成されている。

その10世帯で、班長を持ち回りで担当するのが、うちの班の習わしらしく

10年に一度くらいは、班長をやらなければならない。



その持ち回りの一体どこに組み込まれたのかそのロジック不明だが、

ちょうどうちが今年の班長担当ということで、今年の春から班長をやらさせていた頂いている。



班長仕事は、実際はたいしてなく、

1,回覧板最初担当

2,年に2回の理事会の参加。

3,町内会費の集金。(これはややめんどくさいが引っ越しから一度も話したこと無い人たちに会えてよかった)

この3つである



というわけで、最初仕事理事会に春先参加したわけだが、

この年度初めの理事会は、班長も参加する年一の大規模なもので、

質疑応答では、結構いろいろな意見がでて興味深かったのだが、

一つ心に残ったのは、よくネットでも話題になる、ゴミ捨て場問題の話で、

自治会に未参加の人も利用していいのか?みたいな質問

会長が、この自治会地区価値を高めるためにあると思って活動しているので

できれば、未参加の方を排除するのではなく、ご賛同頂いている方にご納得いただける活動を前向きに推進していきたい。

みたいなことを言っていて、個人的はとても良い考えと、地区だなと思った。



そこで、班長の中から、組長を決めてほしいという。

これは、性分なのだが、ごちゃごちゃ何時間も誰もやりたくないという話し合いが大嫌いなので、

「組長の仕事はなんですか?」と聞くと、

担当班の(3から4班分)の回覧板が月に1回届くので、各班の班長にそれを配るのが、組長の仕事だというので、

それなら、時間をかけて決める価値も無いほど些細な仕事量だなと思って。

「他に居ないなら自分やります。」と言って組長になった。



実際に組長の仕事は、本当に班長にの仕事プラスしてこれだけだったので、即答で決めて良かったと思うのだが、

この即答を、役員の面々は見ていたようで・・・

理事会の後日、家のインターフォンが鳴ることになる。



突然インターホンが鳴り、玄関を開けると、町内会会長副会長が立っていた。

「何事ですか?」と聞くと、

代表組長をやってほしい」という。

代表組長ってなんですか?何やるんですか?」と聞くと、

「組長の代表で、仕事は年に2,3回の理事会会合夏祭り運動会も手伝ってくれると嬉しい、でも仕事優先でもOK」という。

まぁ、、、、、会合や、イベント事を断る自由があるなら、、、、

よく考えてみれば、班長は持ち回りで10数年に1回。

それに選ばれた上で、組長、更には代表組長を担当する機会など、この後の人生で何度あるだろうか?と考えると。

めんどくさいが、逆にこんな機会はそうないのかな?と思って、

「いいですよ。やります。」と答えてしまった。



というわけで、引っ越して4年目代表組長になってしまた。




さて、実際の代表組長の仕事だが、

これは、ただの組長とは全然違って全ての仕事を受けるとするならばそれなりハードである

ざっくり仕事をまとめると、

1,組長の仕事回覧板

2,追加の理事会が年に数回(代表組長は理事扱いなので)

3,各種イベント会議+運営参加のお誘い。



各種イベントは、夏祭りや、地区運動会用水路の清掃活動など、毎月1つくらいは何らかの活動がある。

とは言え、立候補ではなく、お願いされてやらせてもらってる立場と、

仕事優先でOKという言質があるので、(そんなものなくても多分大丈夫だが)

連絡はあるけど、行けたら行きます通用するので、大変ではない。




とくに予定がなければ、

普通に楽しそうなので、夏祭り模擬店で売り子をやり、

運動会リレーアンカーとして走って地区優勝に貢献したりと、楽しんでいる。



これを書くきっかけとなった、元記事の「お金の使い方」だが、、、

町内会の、理事の一員という、一生に1度のあるかないかの機会。

正直、この役を受けた理由の半分くらいは、お金の使い方見てみたい!!という気持ちがあったのは事実



で、実際のところ。

マジでビール代くらいはある!w



例えば、理事会会合で、お弁当お茶と思ったら、お弁当ビールだったとか。

夏祭り打ち上げが、会費3000円だけど、たぶん5000円くらいの料理でてるとか、

運動会参加者に後日、6本セットのビールが届くとか、、、

実際あるけども、、、

ビール報酬に費やした時間を考えたら妥当どころか、時給100円みたいな話で。

限りなくボランティア的な活動だけど。

そんくらいは貰ってもバチはあたらないよなぁというレベル

なり手が少ないということは、この程度のビールでは足りてないというのが現実なんだと思う。



実際にやってみると、

会合のお知らせが紙でポストに届くという、

昨今、メールLINEやスケジューラーで予定を組む以外の方法は、驚きとともに新鮮。ポスト開けるの遅れたら普通に参加できないじゃん!とか。

飲み会でマジ物理的な連絡びっくりしまたーみたいなこと言ったら、会長LINE交換して、LINEスケジュール届くようになりました・・・

驚くほど古い仕組みで動いてるところにもびっくりすることはあるけど。

なんだかんだ楽しい活動です。



毎年やれとか、◯◯部の理事とかは、やばい仕事量なのを見てしまったので、やりたくないけど。

数十年に一回なら、案外楽しいものです。

お金の使い方が気になる方はぜひ参加して中から変えてみては?





最後に、余談というか予測だけど、自分みたいに代表組長で割と前向きに参加してる人少ないだろうから

多分来年もなんか絶対誘われるよね・・・断るけど。

そういうお誘い含めて、嫌な人はポジティブに参加するの嫌なんだろうねぇ。めっちゃ分かるけど。

Permalink |記事への反応(3) | 03:02

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2025-10-07

移民利権人口やすから日本人は何もするなby自民党

日本における移民ビジネスと関連する利権概要

日本では、外国人労働者の受け入れが急増しており(2023年末時点で約200万人超)、特に技能実習制度特定技能制度を通じての移民労働者流入が「移民ビジネス」として批判されています。このビジネスは、受け入れ先企業への仲介手数料(監理費)やビザ関連の審査業務などで利益を生み出し、政治家や元政治家の関与が指摘されることが多いです。主な批判点は、制度の拡大が人権侵害低賃金失踪過酷労働)を助長しつつ、特定団体政治家利益をもたらしている点です。ただし、これらの指摘は主にメディアNPOからのもので、政府は「人手不足解消のための必要措置」と位置づけています。以下に、主な利権団体と関与政治家をまとめます情報は公開記事に基づき、2025年10月時点の議論を反映しています

主な利権団体

これらの団体は、技能実習生斡旋・監理、ビザ審査などで手数料徴収し、営利化が疑われています。監理団体全体で約1,000団体存在し、総額数百億円規模の市場推定されます

団体概要 関連する利益構造
--------------------------------
**監理団体(全体)**技能実習生の受け入れ先企業仲介実習生1人あたり月3〜5万円の監理費を徴収営利目的が禁じられているが、実態ビジネス化。中抜きにより実習生賃金を抑え、団体運営者の利益に。元政治家理事として関与し、入管当局との交渉で優位に立つ。
**一般財団法人東亜総研**ベトナムなどから実習生受け入れを担う監理団体 監理費徴収ベトナム実習生の急増(数万人規模)を支える。
**一般社団法人日本ミャンマー協会JMA)**ミャンマー実習生事前審査業務を独占。入会金・年会費審査手数料収入ミャンマー実習生の急増(2013年120人→2017年5,000人超)を背景に、審査独占で利益実習生数は2023年時点で数万人。
**エジプト日本経済委員会(JEBC)**東京都主導のエジプト移民政策で、移民受け入れの協議団体2025年8月小池都知事会合不法滞在者受け入れ促進の疑い。都の補助金企業連携利権化の懸念

関与する主な政治家

多くの場合、元政治家団体顧問理事として肩書活用し、現役政治家特別顧問などで支援1990年代から自民党社会党(現立憲民主党系)の「棲み分け」が指摘され、中国人実習生社会党系、アジア他国自民党系が利権を握っていたとされます与野党わずビザ口利き制度拡大で関与が疑われています

政治家所属役職 関与内容
--------------------------------
**二階俊博**自民党幹事長東亜総研特別顧問日本ベトナム友好議員連盟会長としてベトナム実習生受け入れ推進。
**麻生太郎**自民党財務相JMA最高顧問ミャンマー実習生審査独占を支える影響力。
**中曽根康弘**元首相(故人)JMA名誉会長制度拡大時の後ろ盾
**仙谷由人**民主党衆院議員JMA副会長野党時代から利権維持。
**福山哲郎**立憲民主党幹事長JMA理事野党ながら実習制度の存続を容認
**魚住裕一郎**公明党参院議院会長JMA理事公明党外国人政策推進と連動。
**武部勤**自民党衆院議員東亜総研代表理事ベトナム実習生仲介の中心。
**上野宏史**自民党元厚労政務官外国人ビザ口利き疑惑(1件2万円)。2019年辞任も、留学生受け入れ利権象徴

追加の背景と注意点



外国人労働者受け入れ政策を推進する主な日本政治家リスト

1.安倍晋三 (自民党元首相 (2012-2020))

- 2018 年の出入国管理法改正で、特定技能ビザを新設

- 低資格外国人労働者の受け入れ枠拡大

-クォータ制導入で移民政策の「ダム崩壊」と評される

-祖父岸信介戦後強制労働受益企業とのつながり

- 直接移民関連ではないが、経済界(経団連)と連携し、家族企業が間接的に安価労働力受益との指摘

-移民推進が家族ビジネス利益寄与した疑いがあるが売国無罪

2.岸田文雄 (自民党元首相 (2021-2024))

- 同社はインドネシアなどから外国人労働者就労支援を専門とし、政策拡大により事業利益が増大

- 2023 年以降のインドネシア労働者増加率がトップで、便宜供与の疑いが国会で指摘されたが売国無罪

3.石破茂 (自民党・現首相 (2024-))

4.二階俊博 (自民党・元幹事長 (2016-2021))



anond:20251008142642

Permalink |記事への反応(6) | 17:32

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