
はてなキーワード:二束三文とは
ニュージーランドという国は南半球の最果てにあるような国であり、日本では未だに「人工よりも羊が多い国」としか認識されていないが、それなりに近代化を果たした国でもある。
かつて原宿にあったクッキータイムスの店舗ではクッキーを売っていたが、現地ではレジの脇で二束三文で売られているひたすらに脂っこいお菓子であり、クッキーなのに噛むと「ジュワッ」とした食感が消化器系を着実に殺しにかかってくる。
さて、ニュージーランドは一体誰の国だろうか、マオリの国だとうか、英国系移民の国だろうか、マルチカルチャであるがゆえに「特に誰か特定の民族の国ではない」だろうか、近年では凄まじ勢いでインド人の国になりつつある。
ワイタンギ条約というマオリ族とイギリスが締結した条約によってニュージーランドは英国目線では英国の植民地となり、マオリ目線では英国の保護のもとマオリの国を保ったと認識している。
これはワイタンギ条約における人類史上最悪の誤訳の一つに数えられる誤訳が英語版とマオリ語版の間にあるからだ。
マオリ語版では「英国王室の保護のもとニュージーランドはマオリの国として維持される」となっており、英語版では「ニュージーランドは英国の植民地でありマオリ族には英国の市民権が与えられる」となっている。
この誤訳は長い間放置されており、問題が完全に民族間のルサンチマンに入れ墨のように入り込んでおり、地域によってはマオリ族による強盗があとを立たない。これは「我々の国に勝手に外国人が来てものをおいているんだからこれは我々のものである」という理屈を振りかざしているから彼らには良心の呵責などは一切ない。
つまり所マオリ族の認識ではニュージーランドはマオリ族のものでありそれ以外は出ていくべきだという人も少なくないし、彼らはそういった論理で度々デモをしている。
日本人にも有名な観光地であるロトルアでは完全に資本主義に屈服したマオリ族が観光客向けに様々なアクティビティを披露しているが、彼らの生活は安定しているが他のマオリからは白い目で見られている可能性もある。
こういった誤訳のあるワイタンギ条約においてもマオリ族の利権はかなり強力なレベルで維持されており、その一つ、ニュージーランドの土地はマオリ族と英国王室の間でのみ売買される、を根拠にマオリ族の許可なしには一切の開発を行うことができない。
ニュージーランドのオークランドが最大歳になっている理由は、ワイタンギ条約締結直後に正式に英国王室がマオリ族から土地を買収したために自由に開発を行えるからでしかない。
ちなみにこのときの売買価格があまりにも安くマオリ族も現地で王室から土地を買う英国商人も全く儲からないことから不満が爆発しマオリ戦争になった。マオリ戦争では末に英国がマオリ族に売りつけたマスケット銃をマオリ族は駆使したが、当時の英国の物量の前になすすべもなく一方的なマオリの敗北となった。
もう一つちなみにだが、マオリ族がマスケット銃を手に入れたことで部族間闘争も更に悲惨な状態になっていったという問題もある。
他にも林業や漁業はマオリ族の専有となっており、マオリ族が捕まえた魚しか店頭に並ぶことはない。そのせいでこの業種で競争が成立しておらず、マオリの最大権益となっている。
ニュージーランドの副首相であるデビッド・シーモアはこのワイタンギ条約に手を付けようとしたニュージーランドでは初の政治家と言っていいだろう。
私の中で悪名高いウィンストン・ピータースもワイタンギ条約自体は「単なる3つの文章が書かれた紙」と要しており価値は認めていないが、手を付けようとしたことはない。
デビッド・シーモアは連立の条件の一つにワイタンギ条約改正を掲げておりラクソンは受け入れざるを得なかった。ウィンストン・ピータースは「議論には出すが人々の良識にかける」とのっけから逃げ腰だった。
彼は「ワイタンギ条約はそもそもイギリスとマオリとの間の条約でありニュージーランドが批准する義務はないのだ」などとも言っており、本心ではワイタンギ条約の破棄、またはニュージーランドとしてワイタンギ条約に批准する責任はないことを法的に確認したいのだろうと言われているが、一番言っていることは「この国はマオリと英国移民だけではなく多数の移民がいる、そんなマルチカルチャのくにで各人がそれぞれ公平に扱われる条約が必要だ」だが、これを信じている国民はいないように見える。
そんなワイタンギ条約が締結された日を「ワイタンギ・デー」という名前で国の祝日にしているが、この日は政治家がワイタンギでスピーチをする。ワイタンギ条約のワイタンギはニュージーランドの地名だ。
その中でスピーチをしたのがデビッド・シーモアという最悪のキャスティングをした今の政府のセンスのなさはもう誰も止めようがないのかもしれないが、彼はスピーチの中で「ニュージーランドを植民地にしたことはマオリにとっても良かった」と言ってしまい、大炎上した。
彼がなぜこんなことを言ったのかはわからないが、マオリ族からしたら植民地になった覚えはないので大騒ぎとなってしまった。
ワイタンギ条約と言ってもわからない人のために軽く経緯を説明すると以下のようになる。
2. タスマンがニュージーランドを発見、当時の乗組員がオランダの故郷であるジーランドにちなんでニュージーランドと命名するも現地のマオリと乱闘になり逃亡
3.ジェームス・クックがニュージーランドに再上陸、今度はマオリとうまく行った
4.英国人が新天地を求めてニュージーランドに移住、この時点でニュージーランドはマオリの国だった
5.英国人が資本主義に疎いマオリ族から土地をだまし取ったりマスケット銃を売りつけて部族間抗争を悲惨にしていく
7. 現地にいる英国人の安全確保や詐欺同然の商慣習に対応するためにワイタンギ条約を締結してニュージーランドを英国の植民地にしてフランスから守った
つまり、マオリからしたら帝国主義列強に完全に巻き込まれているのだがデビッド・シーモアの言い分としては「植民地化したことでニュージーランドの土地が英仏戦争の戦場にならなくて良かったな」なのか「より文化的な生活を享受できてよかったな」なのか’はわからないがこのような過酷な運命に翻弄されているマオリ族からしたら許しがたい一言であっただろうことは間違いがない。
今の政権が年末の選挙で一体どうなるかはわからないが、もうじき選挙が始まるこのような時期に不穏なことを行ってしまえるデビッド・シーモアという政治家には不安しか感じない。適当に耳障りの良いことを言って支持率を集めるジャシンダ・あーダーンのようなことをする必要はないのだが、お前の私的な意見なんか誰も求めていないということを国としてしっかりと選挙結果に表すべきだろうが、そうするといウィンストン・ピータース率いるニュージーランド・ファースト政党がますます力をつけるかもしれないので、もうこの国はどう転んでも同仕様もないところまできた可能性がある。
子供が成人したのを機に20年以上住んだ都心のマンションから郊外へ転居することにしてひとまず荷物を減らすことにしたんだけど、出てくる不用品の量がすごい。段ボールに入れたまま収納に押し込んでいた本の山とか古いPC、部品取りされた自転車の残骸とか使ってない5.1chサラウンドシステムとかスーツケースとか。もう使えない携帯電話とか壊れたPDAとかその説明書とかよくわからんケーブルとか、なんとなくとっておいた書類とかもそれぞれ段ボール数箱分はあった。要らんけどいつか役に立つかもしれないとか、売っても二束三文で送料で足が出るとか、捨てるにも費用が掛かるといった理由で保管していたものがほとんどだけど、保管しているうちにほとんど価値がなくなってしまったものも多い。
そういった物を少しずつ仕分けて本当に要らないものを捨てるという作業を2か月ほど続けた結果、室内の収納や共用廊下にある納戸はほぼ空になり、不用品の収納に使っていた棚を捨てることができ室内もひと回り広くなった。引っ越し先は現在と同じくらいの広さにしようと思ってたけど、2/3くらいの広さでよいかも。家賃はたぶん現在の半分くらいになる。
しかし、不用品を捨てれば広さが2/3でよかったというということは、風呂や便所や台所の分もあるので実際にはそこまで単純ではないだろうけど、家賃の1/4くらいは不用品の保管のために支払っていたってことになるんだよな。月額4~5万円×20数年で総額1,000万円超?15年ほど前に転職して以降は都心に住む理由もなくなっていたので、その時点で不用品を処分して郊外へ転居していれば、さらに2,000万円くらいは浮いてたかも。15年前に3,000万円あったら、千葉埼玉神奈川あたりでマンション買えたよね。もったいねー。
とはいえ、うだうだ言ったところで支払い済みの家賃が戻ってくるわけではないので、前を向いて転居に向けた準備を進めるほかない。幸い金融資産はそれなりにあるので、家を買っちゃってもいいかもね。そろそろ高値掴みになりそうで怖いけど。
正直、自分自身貴金属には疎いし、普段つけないから婚約指輪の購入について少し迷っていた。
でも、友人も貰ってるし、昨今のSNSを見ていてもらっている人が大多数な気がした。
自分なりに考えた結果「貰わなくて後悔した時に、後から買うような物ではないこと」「絶対欲しいって感じじゃないし、欲しいデザインもないけど、なんとなく欲しいかも…?」くらいの気持ちで購入するということで双方合意。
ちなみに今まで見た中で気にいるデザインはなかった。
そんな中、帰省のタイミングで母親にその経緯を話したところ「婚約指輪なんで絶対いらない」「私ももらわなかった」「売ったって二束三文だし、そもそもあんなデザイン絶対つけないし箪笥の肥やし」とのこと。
いやいや、そんな事は分かった上で悩んで購入することを決めたんだけど?
個人的には「へ〜どんなブランド見たの?」くらいの話の拾い方をして欲しかったのに、まさか盛大に水を刺されるとは思っておらず、本当にキレてしまった。
私もそこの懸念点は通ってきたわけだし。でもそんな言い方ある?って。
多少図星をつかれたっていうのもあるのかも。
なんか悲しくて涙が止まらん。
先週、ネットオフと買取王子に分けて宅配買取に出して、合計査定額は34,800円だった。
1冊あたり約34.8円。
正直、予想の倍近くついたので拍子抜けした。
内訳はだいたいこう。
ワンピース1-113巻(現行最新まで)、ナルト全72巻、BLEACH全74巻、銀魂1-77巻、幽遊白書全19巻、ハンターハンター1-37巻、ブラッククローバー1-35巻、他完結短め多数
マガジン系約180冊
ダイヤのA+actⅡで計90冊くらい、ベイビーステップ全47巻、炎炎ノ消防隊全34巻、彼女、お借りします1-38巻、EDENSZERO全30巻など
キングダム1-70巻、ゴールデンカムイ全31巻、東京喰種:re含め46冊、インベスターZ全21巻、ブルーピリオド1-15巻、チ。1-17巻、など
その他雑誌系約110冊
弱虫ペダル1-88巻、七つの大罪全41巻、ばらかもん全18巻、ランウェイで笑って全22巻、他
リゼロ、転スラ、SAO、オーバーロード、このすば、など各20〜30冊
同人誌70冊くらい
事前に相場を調べて、状態の良い全巻セットは買取王子、それ以外はネットオフに振り分けたのが正解だった。
特にワンピ最新まで揃ってるセットが12,000円、キングダム70巻までが9,800円と高く跳ねてくれた。
ナルト・BLEACHの完結セットもそれぞれ3,000円台後半。
弱ペダの88冊ロングテールも意外と評価されて5,000円超え。
全部で1週間かかったけど、ブックオフ宅配で一撃8,000円くらいで終わるよりは、明らかに賢い選択だった。
場所が空いた本棚3台分の価値を考えたら、34,800円はむしろおまけみたいなものだ。
手放す直前まで「本当にいいのか」と一瞬だけ思ったけど、電子で読めるものはもう二度と紙を手に取らないと確信した。
読まない本はただの重しでしかない、という当たり前の事実にようやく気づいた30代半ばだった。
青春の一部がダンボール24箱に詰まって宅急便で去っていった。
査定メールに書かれた「高額買取ありがとうございました」の一文が、今回は素直に嬉しかった。
それだけ決めた。
あとね、これもGrokで生成した文なんです。
作って貼り付けるのに5分かかってない。
プロンプトは「「漫画を1000冊処分した」というタイトルで、はてなブックマークでバズるように書いて。処分した(二束三文で売った)漫画を具体的に1000冊計算して挙げて。鍵カッコや見出しは使わずに。はてな匿名ダイアリーの口調で。冷静でかつ知的に。」
です。
本当に、酷いよね。
ごめんなさい。
どうなのかな
黙ってた方がいいのかな
ごめんなさい
とにかくみんなも騙されないようにね
その病院施設はどうしてか車でなければたどり着けない人里離れた山中に、中世の要塞のように聳え立つことになった。場所の選定を疑問に思った市議は1人としていなかった。当時は市議会全体が降って湧いたような開発案件に目が眩んでいた。二束三文の山林地が億になると聞けば、誰も疑問など持たない。
建物は刑務所施設のセオリー通り、中に入れば方向感覚を失い脱出し難くなるように設計された。そういう病院はこの島には時々あるので、これも誰も疑問に思わない。
それは医療機関というよりは極秘研究をする研究所である😂したがって決して治療を期待して行ってはいけない😎
政府備蓄米は新米の購入、低温倉庫での保管で年間およそ500億円の費用がかかっているそうだ
しかも5年経った古米は不味くて誰も食べないし、最終的に二束三文で飼料用に売却してる
もちろん、不作の際に飢餓に陥らないための保険みたいなものだから、全く無駄ではないいが
一方でインド人は仏壇と米は古い方がいいというくらい、古い米が珍重されている
インディカ米の中でも最高級品種であるバスマティライスは寝かせるほどその独特の芳香が増すと言われる
高級なバスマティライスのパッケージには誇らしげに「Special Old」とか「Aged to Perfection」と書かれている
備蓄米をバスマティライスにすれば、5年後経ったらインドに売ってあげれば喜んで高値で買ってくれる
なんなら5年のうちにインドは経済発展してルピー高円安になっているかもしれない
まあもし、今回みたいに米不足で放出する時は、日本人がビリヤニにして食べればいいだろ
どうしてこれくらいの知恵が回る者が、国会議員にも、官僚にも、シンクタンクにもいないんだ
全く嘆かわしい
出品物は20年くらい前の古い精密機器類で、手元に適合する周辺機器がなく動作確認しようがないものだったから、動作未確認のためジャンク品である旨を記載した。
古いものなので、もちろん壊れている可能性も低くないと思っていたが、粗大ゴミで棄てるのも色々と面倒だし、部品取りや修理用に需要があるかもしれないので試しにフリマアプリに安い値段で出品したという経緯だ。
送料と手数料で半分くらい商品価格から引かれるから、手間を考えたら売上金なんて微々たるものでボランティアに近いが、もし役立ててくれる人がいるならまあ良いだろうと…。
こんなもの売れるかどうか分からないと思っていたが、予想に反して数日以内に売れてしまった。
もちろん【ジャンク品=故障品】と商品説明文に明記し、念のため修理または部品取り目的での購入のみ可である旨も記載しておいた。
にも関わらず、購入者から到着後に「完全に壊れている」「返金してほしい」と連絡があった。
どうやら購入者はジャンク品=動作保証対象外の商品くらいの意味と解釈したようだ。
「まさか本当にジャンク品とは思わなかった。壊れていて驚いた。」と言われて返金まで求められ、こっちが驚いた。
実際に壊れていたと聞いては「まあ、そうだろうな」と思ったが、こちらで動作確認していないのは事実で壊れているのを確認していたわけでもないから、自分が書いた商品説明の内容に嘘偽りはないし、記載内容以上でも以下でもない。書かなければならない事実のみを淡々と記載しただけで、ルール的には商品説明文の内容に何の問題もないはずだ。
結局、たいした金額のものではなかったから購入者も諦めて商品を受け取りそのまま取引終了したが、こんなことがあると自分としても後味の悪さは残る。
その人曰く、ネットの個人間取引で買ったジャンク品が実際に壊れていた経験は今回が初めてなんだとか。
自分もフリマアプリの取引経験はそこそこあるので、実際のところジャンク品を動作保証対象外の商品と同じ意味で使っている人が多いのは知っているが、それは本来のジャンク品の意味ではないはずだ。
本来の故障品という意味でのジャンク品(商品説明文にそう明記した)を売って、まさか故障を理由にクレームを受けるとは夢にも思わなかったが、これは自分の配慮が足りなかったのだろうか?
購入者においては、せっかく買ったものが期待していた状態のものではなく気の毒だと思う気持ちも全くないわけではないが、だからと言って自分に何か落ち度がある訳ではないはずだ。
前線にはいかず、二束三文の手間賃で国に引っ張られ後方ってことでまともに訓練もされず後ろの方でトラック転がして荷物運んだりミサイルを運ぶ人夫働きさせられたり普段自衛隊がやってる基地の整備とかの雑務を押し付けられる感じ
兵隊の負担を減らす、という意味では重要なんだろうけど、後方だからって安全ってことはない上に巻き込まれてもまともな保証はされないし戦後は災害復興のときの自衛隊上げと同じのりで、自衛隊様の活躍はさんざん喧伝されるけどそういう下働きで支えてた連中はシカトされ評価されず、世論が批判を許すようになった5年後くらいに批判が出てきて問題になるけど「今更なにいってんだ」ってあざ笑うお前ら(ネット民)が吊し上げるところまでは予想できた
Permalink |記事への反応(21) | 18:46
湖のほとり、鳥たちの語らい。夢の中だけじゃ足りないから、会いに来たんだと思う。
重奏する構造。本能から妄想。醒めないものを夢と呼ぶのは、叶わないことを知っているからなのか。それとも。
今日は違う。
絶対なんてないっていう言葉も絶対にない。自己言及が引きずり込む迷宮はリリシズムの響きを持つ要求。
分かることに意味があるのかを聞いているのかも知れない。
委ねられているのに気づいて。
アメ玉みたいに噛み砕かれた最果てすらも今はもう。
知らない要らない散りばめられた人体の被害。
うろたえるのはもう遅い。過ごした日々はもう戻らない。破壊することが本望じゃない。
意味なんて最初から気にされてはいない。無生物主語を騙る無責任者現る。
いやなら止めはしない。
続けることもしない。
続けるとやめるの間にある判断保留の谷間は資本主義が認める共通の悪だ。
落ち着きのコーヒーは丁寧な後悔の先食い。
同じくらいめまい。
取り込んだもんだけじゃ確かになる旅が要る。
天然知能を証明するチューリングテストの最適化を経た人間は前時代のそれと心同じくするのか。
タンパク質に飼う大規模言語モデルの導きを避け、画面の先で震わせるドーパミン。
http://blog.tatsuru.com/2025/01/16_0836.html
率直な感想は「これなんの妄想??」だった。農業をどうにかしなきゃならんのは賛成だ。だけど具体的なことは何も言ってない。カッコつけた言葉で着飾っているが、「スーパーから米が消えた!どうするんだ!!」ってクソみたいに騒いでたヤツらと言ってることは変わらん。
ウチの米作りは親父の代で終わりだ。我が家は代々、山と田んぼと畑を持ってて、木材と米と少しの野菜を売ってきた。昔は儲かったらしい。今じゃ何を売っても二束三文にしかならない。だから定年退職した親父と後期高齢者のばあちゃんだけで、ほそぼそとやってるのが限界だ。俺は長男だが、田植えと稲刈りしか手伝ってこなかったから何も分からん。観葉植物すら枯らす男が米なんて作れるか。
農業を継ぐ気はない。米がなけりゃみんな飢えて死ぬだろといわれてもいやだ。継いだら俺が死ぬ。爺さんが土地や農機を買うためにこさえた多額の借金を、親父が長年苦労してようやく完済してくれたっていうのに、俺がまた借金しながら農業を継いだら、親父は悲しむ。
俺は都会でSEとしてキーボードカタカタやって稼ぐのさ。こっちのほうがまだ金になるし、何より俺はこれしか稼ぐ方法を知らない。
ウチが山間部じゃなくて平野にあったら、広い田んぼにデカい機械をバーッと入れてガーッと稲刈りできたのかな、いやそもそも爺さんがソロバンはじかずに無茶な投資をしたせいで、なんて妄想してもしゃーない。景気の良し悪し関係なく我が家はどのみち離農コース確定な気がする。
こうしてる間にも、日本中で俺みたいなやつが離農を決断してるぜ。農家は減って田んぼは棄てられる。耕作放棄地を復活させるのだって何年も時間かかるぜ。何ボーッとしてんだ。
まああいつじゃ無理か。どうせ103万の壁とか選択的夫婦別姓問題すら解決できない。そんなことでモメてる間にみんなジリジリと飢えていくさ。
今日の晩飯は実家の米と野菜炒めと味噌汁だった。親父がいなくなったらこの米はもう作れない。だから今のうちにこの味を噛みしめておくよ。