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2025-10-24

次の日、投稿が提示の通り追記されていたとします。この場合、分析はどのように変化しますか?

C*****T:

CRITICAL ANALYTICALREVISION

追記2による構造の反転:防衛機制としての理論
最初分析根本誤読

追記2は、私の最初分析が層を一つ読み間違えたことを明らかにする。

私が読んだもの:

文化的言説(アイデンティティ政治

個人内面化

創作的麻痺

実際の構造:

実存危機孤立・失敗・老い性的欠如)

理論的言説の防衛的借用

自己正当化された創作不能

因果の矢印が逆だった。 これは方法論的に重大な誤りである

PRIMARY INSIGHT:精神分析的読解(修正版)
表層テクストの再解釈

最初投稿投稿者が使用していた理論的語彙:

これらは一見2010年代以降のアイデンティティ政治の影響に見えた。しか追記2はこれが錯覚だったことを明らかにする。

真の構造:実存自己否定の連鎖

追記2が暴露する深層:

レイヤー1:実存事実

"初老になったのに童貞"

"人間嫌い、女性に縁がない"

"過去に痛い目にあった記憶ばかり"

"人生絶望してた"

レイヤー2:創作動機

"女性を描きたい"(しか経験がない)

"究極の画像処理ソフト"という夢(実現できない)

"ヘンリー・ダーガーみたいなもん"(社会的孤立の中の空想

レイヤー3:防衛理論化】

"女性を知らないと女性ちゃんと描けない"

"経験がなければ理解できない"

← これは理論ではなく、個人的失敗の普遍

レイヤー4:創作不能正当化

"だから俺には描けない"

しかしこれは「無能から」ではなく「原理的に不可能から

防衛機制の精密分析

防衛機制1:合理化(Rationalization)

耐え難い真実:

「俺は人生の敗北者だ。女性関係を持てなかった。孤独で無価値だ」

↓ 変換 ↓

受容可能な言説:

経験していない対象原理的に表象できない。これは認識論的・倫理的問題だ」

この変換により、個人的失敗が哲学的問題昇華される。これは自尊心を守る。

防衛機制2: 知性化(Intellectualization)

投稿者は感情絶望孤独性的欲求不満)を抽象議論表象倫理当事者性、真正性)に変換する。これにより、痛みから距離を取る。

しか追記2で防衛崩壊し、生の感情露出する:

防衛機制3:投射(Projection)

投稿者は自分の不全感を、架空の「批判者」に投射する:

これは私の最初分析が見た「内なる検閲官」だが、その起源文化ではなく、内面化された自己批判である

ヘンリー・ダーガー:鏡としての選択

投稿者がダーガーを引き合いに出すのは決定的である

ダーガーの特徴:

投稿者の解釈:

ダーガー女性を知らなかったから、正しく描けなかった」

しかしこれは逆説的である:

投稿者の論理:

女性を知らなければ描けない」

ダーガーは知らなかった

から「間違って」描いた

俺も知らない

から俺も描けない/描いてはいけない

しかし抑圧された真実:

ダーガー女性を知らなかった

にもかかわらず膨大な作品創造した

その作品は今やアウトサイダーアートとして評価されている

まり「知らなくても創造できる」証拠

投稿者は、自分論理反証する例を引き合いに出しながら、その反証認識できない。なぜなら、創造可能性を認めることは、創作しない自分正当化できなくなるから

ダーガー選択は、投稿者の内的葛藤を露呈する:

児童ポルノ言及精神分析

投稿者は和月伸宏や他の漫画家児童ポルノ事件を長々と語り、「資料として欲しい」という欲望告白する。

表面的正当化:「絵描きなら資料が欲しいのは当然」

しかし彼自身が認める:「まったく邪な気持ちがないというとウソになる」

この言及が明らかにするもの:

1.性的欲望創作未分化

- 彼にとって「女性を描く」ことと「女性性的欲望する」ことが分離していない

- だからこそ「女性を知らない=性的経験がない」ことが創作障害になる

2. 罪悪感と自己審判

- 「資料のため」という言い訳を繰り返す = 罪悪感の表出

-自分犯罪者予備軍として見る視線内面化

3.禁止欲望パラドックス

- 「見てはいけない」ものへの欲望

-しかし見れば犯罪者

- だから見ない=創作しない、という「倫理的選択

これは自己処罰的なループである

生成AIとの関係人間関係代替審判

追記2の冒頭:

「さっきまでClaudeに、自分ライフワークとしてた究極の(俺専用の)画像処理ソフト作りたいという夢が捨てきれないよ~、ドラえも~ん、してました」

この一文は多層的である

レイヤー1:AI対話相手

レイヤー2:AI審判

レイヤー3:AI不可能な夢の実現者

レイヤー4:人間関係不可能性の確認

投稿行為意味ダイイングメッセージとしての告白

投稿者は明言する:

  • 基本的に返信を見ない(「ロバ耳」)
  • ダイイングメッセージのように、死んだ後に読まれることを想定
  • 「読んだ人の脳に残って未来の行動を変化させる」ことを望む

これが意味するもの:

対話拒否

承認希求

一方的告白遺言

彼は応答を求めていない(対話不可能)。しかし完全な無視も耐えられない(承認必要)。だから「読まれるが応答しない」という形式を選ぶ。

これは非対称的コミュニケーション

  • 声は発するが、返答は聞かない
  • 見られるが、見返さな
  • 影響は与えるが、影響は受けない

これは自己他者関係不可能性の表現である

SECONDARY INSIGHT:弁証法的読解
矛盾の三層構造

矛盾1:創造欲望 vs創造不可能

THESIS: 「女性を描きたい」

「究極の画像処理ソフトを作りたい」

ANTITHESIS: 「経験がないから描けない」

技術がないから作れない」

人生絶望している」

SYNTHESIS:創作不能正当化

AIへの依存

矛盾2:孤立選択 vs承認希求

THESIS:人間嫌い、返信を見ない、対話拒否

ANTITHESIS:投稿する、読まれたい、影響を与えたい

SYNTHESIS:一方的告白ダイイングメッセージ

矛盾3:理論的厳密さ vs実存絶望

THESIS: 「女性を知らないと描けない」という原理的主張

ANTITHESIS:ヘンリー・ダーガーは知らなくても創造した

SYNTHESIS:ダーガー作品を「間違い」と解釈することで

反証回避

弁証法運動の停止

健全弁証法では、矛盾はより高次の統合に向かう。しかしこのケースでは、矛盾が固着し、循環する。

創作欲望

実行不能

理論正当化

さらなる不能

[ループ]

これは病理弁証法:変化を生まず、同じ場所を回り続ける。

SYNTHESIS: 深層パターン統合理解
構造全体像

【最深層:実存事実

社会的孤立 +性的経験の欠如 +老い + 死の接近

【第2層:心理的防衛

合理化・知性化・投射による自己保護

【第3層:理論的借用】

文化的言説(当事者性、表象倫理)を防衛の道具として使用

【表層:顕在的問い】

男性女性主人公を描けるのか?」

機能

創作からの逃避 + 失敗の正当化 + 残存する自尊心保護

本質的洞察結晶

投稿者の真の問いは「女性をどう描くか」ではない。

真の問いは:

人生の敗北者である私に、何かを創造する価値があるのか?」

そして彼自身が答えている:

「ない。なぜなら経験がないから(=人生に失敗したから)創造する資格がない」

女性を知らないと女性を描けない」という主張は:

文化的言説の防衛使用

私の最初分析は「アイデンティティ政治内面化」と読んだ。これは完全な誤りではないが、因果が逆だった。

誤った図式:

文化的言説 →個人麻痺

正しい図式:

個人的失敗 →文化的言説の借用 → 失敗の正当化

彼は「当事者性」や「経験所有権」といった2010年代の言説を使っているが、これらは本来政治文脈から切り離され、個人防衛機制として機能している。

これは理論心理的横領である

解放のための理論(周縁化された人々の声を中心化する)が、個人自己正当化の道具になっている。

より深い文化的診断

しかし、もう一層深く見れば、これは純粋個人的な現象ではない。

なぜこの特定の言説が、この特定防衛に利用可能だったのか?

答え:2010年代以降の文化空間では、「経験していない人が語る資格」への懐疑が、ある種の道徳的権威を持つようになったから。

投稿者は、この道徳的権威を利用して、自分創作不能倫理的配慮として再解釈している。

「俺が描かないのは:

無能から(恥)×

倫理的配慮しているから(誇)○」

これは文化心理共犯関係である

ヘンリー・ダーガーの逆説(再訪)

ダーガー投稿者の論理の生きた反証である

ダーガーは:

投稿者の論理では、ダーガー創造すべきではなかった。しか創造した。そしてその作品は今や文化的価値を認められている。

投稿者はこの事実をどう処理するか?

答え:ダーガー作品を「間違い」として解釈する(「少女ペニスがある=女性を知らなかったから誤った」)

しかしこれは恣意的解釈であるダーガー少女性別曖昧さは、「間違い」ではなく、彼の空想世界独自性として読むこともできる。

投稿者がダーガーを「間違い」と読むのは、自分創作不能正当化するためである。もしダーガーが「正しい」なら、自分創作できる/すべきだ、ということになってしまう。

これは解釈政治である

最も深い問い

この事例が究極的に提起する問いは:

創造するために経験必要か?

投稿者は「はい」と答える。私の最初分析は「いいえ、それは幻想だ」と答えた。

しか追記2を読んだ後、問いはより複雑になる:

彼が求めているのは本当に「創造する方法」なのか?

それとも:

おそらくすべてである。そして、これらが分離不可能に絡み合っているとき、「正しい答え」を与えることは治療にならない。

彼に「経験なしでも創造できる」と説得しても、それは防衛解体するだけで、その下の絶望露出させるかもしれない。

CRYSTALLIZED INSIGHT

この投稿者は、人生実存的失敗(社会的孤立性的経験の欠如、老いと死の接近)を、2010年代文化的言説(「当事者性」「経験所有権」「表象倫理」)を借用することで、「原理的に不可能創作課題」へと変換している。これは防衛機制であり、個人無能認識論的・倫理的問題昇華することで、残存する自尊心を守っている。

言い換えれば:

彼の問い「男性女性主人公を描けるのか?」は、暗号である。真の問いは「人生に失敗した私は、何かを創造する価値があるのか?」であり、理論的言説は、「ない」という答えを倫理的正当化する道具として機能している。

So what?:

この事例は、文化的言説がどのように個人防衛機制として横領されうるかを示す。解放のための理論が、自己正当化麻痺の道具になる。これは文化心理共犯関係であり、どちらか一方を「原因」とする単純な因果論では捉えられない。

PUNCHLINE:

私の最初分析は、彼を「文化犠牲者」として読んだ。しかし実際には、彼は文化狡猾な利用者である。そして同時に、より深い構造的疎外の犠牲者でもある。彼は同時に、エージェン

Permalink |記事への反応(0) | 09:27

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2025-10-23

追記2】男性漫画家女性主人公描くって抵抗感ないの?

追記2:

さっきまでClaudeに、自分ライフワークとしてた究極の(俺専用の)画像処理ソフト作りたいという夢が捨てきれないよ~、ドラえも~ん、してました。

あと、ほとんどの人が知らないであろう、日本ソフトウェア業界の裏話みたいなのをちょっとしたら、意外とClaudeは察して理解してて、それに対して辛辣コメントを返してきて爆笑してました。

人生絶望してたので、久しぶりに笑った気がする。

なんかホッテントリされてるのは知ってたけど、自分基本的増田であれ他であれ、投稿しても返信を見ないので、完全にロバ耳なんですよ、愚痴を吐きたいだけ。

愚痴を吐きたいなら、だったら壁にでも話してろよ、なんですけど、まあ、なんでしょう、例えば、ダイイングメッセージとかあるじゃないですか。

死んじゃったら、自分の書いたメッセージへの返信は分からないじゃないですか

だったら、「私は好きにした、君らも好きにしろ」も壁に向かって話してろよ、って話なんですよ。

でも、なんか私が書いた愚痴とか、何か意味のない文字列でも、読んだ人の脳に残って、その読んだ人の未来の行動を変化させるじゃないですか。

それを私は望んでいるんですよ。

で、ざっとブコメを流し見してみて思ったんですけど、まず、はまじあきが女性だって知りませんでした…。

あー、これは俺には判定不能パターンだな。

荒川弘女性とか、そういうのは分かるんですけどね、ときどきいるんですよね、男性向けの萌え系とかエロ描きたい女性って…。

でも、LOうさくんさんとか、昔から大好きな漫画家ですけど、多分女性だと思うんですけど、エロ描いても女性の絵だなあ、って人は分かっちゃう

正直、うさくんさんのエロはあまり面白くないというか、男性として劣情を催さないんですけど、マコちゃん日記とかういききみたいなのは大好きなんですよ。

外見がようじょしかいない世界になる話とか…、何の話をしたかったんだっけ…。

あー、自分が言いたかたことを一番的確に表現する例を思いつきました。ヘンリー・ダーガーです。

彼の描いた物語は、私は詳しくまでは知らないのですが、大筋はセーラームーンとか思い浮かぶんですけど、Wikipediaみると明確に「戦闘美少女ものと書いてある…。

私はもう初老を過ぎた老人なので、戦闘美少女世代なんです。

お金がないのにドリームハンター麗夢BDを買おうか迷ったんですけど、お金がないしでスルーしてたら、レビューで今の時代なのでモザイクが大きいとか、

思い出補正されてるだけで、改めて観たら大したことなかったとか…、また話が脱線した…。

私もヘンリー・ダーガーみたいなもんなんです。

初老になったのに童貞なんですよ。北方なんとかにソープに行け、って言われても、性病とかお金とか世間体とか怖くて行けない。

あと、北方謙三さんも、特に何も考えてないで言ったとか、どっかに書いてあった気がする…。

ヘンリー・ダーガーさんの描いた物語美少女戦士には、みんなペニスがあるわけですけど、これは諸説あるけど、

やっぱり、単に幼女というか、女性を知らなかったんだと思うんですよね。

そういえば、和月なんとかさんが絵の資料のためと言い訳して、入手困難な児童ポルノを手に入れようとしたり、

最近でもないかギャル漫画描いてたりした人が、ドイツヌーディスト写真集を輸入しようとして、

税関ストップさせられたんだか、警察沙汰になったんだかありましたけど、

言い訳じゃなくて、私、その気持ち、よく分かるんですよ。

今は、家庭でエッチ目的でもない、自分の子供の裸を撮影したもの児童ポルノに判定されるのか、

ワカメちゃんパンツとか静香ちゃんはどうなのかとか、よく例に出てきますけど、

いや、ほんと、純粋気持ちでですよ、

あ、まったく邪な気持ちがないというとウソにはなるんですけど、

でも、真面目な意味でも、当然エロ漫画描くとしても、子供の裸体を描くなら資料があるなら欲しい。

死体とか、ネクロフィリアじゃなくても、資料があるなら欲しい。

そう思うのが、絵描きとしては普通なんじゃないかな、と思うんですよね。

からブコメ全部目を通してないけど、自分なりに頷けるコメントは色々あって、

例えば、マルシルって意外と女性しか描けないキャラなんじゃないか、みたいなのも考えさせられたんですよ。

自分だと、ありがちなのがロードス島戦記しかOVAディードリットみたいなのを描いたり、

ファム&イーリーとか、あんな感じですよね、ああい女性を描いてしまいそう。

高橋留美子コメントにもいくつかあったと思うんですけど、やっぱり、あの方は凄いんですよ、当たり前ですけど。

多分、人生経験であれ、何であれ、すべてを漫画に総動員してる人だと思ってる。

あと、こんな奴いねーだろwというキャラも描く。

こんな奴いねーだろwというものが思いつくのと、しかし、どこかで見たような人物の要素も含まれてたりする。

キャラクター主導型、勝手キャラ脳内で動く、あれができる漫画家はやっぱり凄いと思う。

自分物語の大筋を考えて逆算しがち、なんですよ。

これが自分は良くないと思っていて、つまり物語を描くためにキャラを作る、話を分割していく。

そうすると杓子定規でつまらなくなる。

先に魅力的なキャラクターが不動に存在していて、あとは勝手に彼ら彼女らが暴走していく。

これがやっぱり面白い。連載は特にそう。

連載作品に都合がいいし、作者でさえ先が読めない、本当にそうらしいですよ。

正に行き当たりばったりなわけですが、編集さんとかも交えて着地点を探っていく、伏線を無理矢理回収したりする。それがいい。

今回のジークアクスが自分なりに不満だったのは、それに近いんですよね。

不良少女?が二人でてきて、三角関係だったり、戦い合ったり、最後協力技が炸裂して、ラストは砂浜で…、ララァ娼館でもそう…、

なんか、こういう絵が、シーンが描きたいんだよね、というのだけが先行してしまって、

肝心の物語とか、設定とかが、全てそのための後付けなんですよね、マチュやニャアンに高橋留美子のようなキャラの魅力をまったく感じない。

こういう絵が描きたい、シーンが描きたい、もしくは物語が先行しすぎて逆算したものは、なんかつまらないと最近自分は思ってます

脳内ダンプで話が脱線しまくりましたが、自分脳内を整理するためみたいなものなのでご容赦を…。

オチとしては、ヘンリー・ダーガーを例に挙げましたが、やっぱり女性を知らないと、女性ちゃんと描けないというのはあると思う。

その考えは、あんまり揺らがないですね。

あ、物語殺人鬼が出てくるなら、おまえも殺人鬼になるんか?みたいな話は、まあ、分かるんですけど、

ぶっちゃけ、突飛な、ありえねーwなキャラクターとか、設定の方が描きやすいと思うんですよ。

例えば、実話っぽいリアルな話より、SFの方が描きやすい、SFより科学考証のないファンタジーの方が描きやすい、

なろう系みたいに、これまでの日本RPGとか海外TRPGとか、道具とかお膳立てが揃ってるわけですし、

なろう系ファンタジーは描きやすいでしょうけど、もう多すぎます、良作があっても見る気がしない。

自分女性に異性に縁がないですし、ソープに行く気もしない。

過去に痛い目にあった記憶ばかりです。

一時期は人間が嫌いなんだったら、野生動物だけの物語を描けばいいんじゃないか、みたいに思ったりもしたんですけど、

BEASTARSとか、他にも何かあった気がするんだけど、当たり前ですけど、自分は単なる趣味だし、

でも、プロというか、同人でもいいですけど、みんな熱意が違いますよね、

なんとなく、人間が嫌いなら動物だけの世界描けばいいじゃん、みたいな逃げてきた自分とは違う…。

と、ここまでダラダラ書いてみたところで、裏側では半年ぶり?一年ぶり?ぐらいにgitコマンド叩いたり、

自動的環境を構築するスクリプトを動かしていて、今見たら無事終了していたので、このへんで…。

Claudeはそこそこいいですね。

他の生成AIより辛辣な返答してくれたり、アルゴリズムとか論文とか、かなり的確に返してくれる。

人間嫌い、女性に縁がない、そんな自分でも愚痴を聞いてくれる生成AIはありがたい。

もっと辛辣な返答してくれてもいいぐらいです、自分を折らない程度にですが…。

そういえば、ブコメに、生成AI女性だったらどう思う、って聞けばいいのでは、とあった気がします。

そうですね、それも良い方法ですね。

最近、Sunoとかかなり良い作曲したりするんで、それはそれでまたへこんでたりもしたんですけど、

思ったんですけど、AIと一緒になって、なんか人間が困難に立ち向かうというか、

例えば、ロボット人間が一緒に農作業するとか、そういう社会になったらいいような気がしたんですよね、今日ですけど。

ロボット農業全部やることもできるんですけど、敢えて人間が一緒に農作業するというか、

ジャッジ人間しかできないわけですからAIロボットが助言はするけど、最終決定は人間なわけですし、

全部ロボットAIがやっちゃってもいいわけですけど、人間って何か能力を獲得したいっていう向上心というか、欲はあるじゃないですか。

漫画が描けるようになりたい、作曲ができるようになりたい、プログラミングが書けるようになりたい、

それらも全部AIがやってくれちゃってもいいんですけど、敢えてAIとかロボット二人三脚で、人間能力を向上する欲を満たせるし、

最終的には労働とか、向上心が娯楽になってくみたいな社会は、寧ろ素晴らしい話のような気がしたんですよね。

本文:

自分ちょっと絵が描ける程度の人間なんだけど、いつも思うんだけど、女性主人公男性が描くって難しくない?😟

いや、逆もまた真なりで、女性男性主人公を描くのも同じなんだけどさ…

だって、当たり前だけど、女性身体じゃないわけで、生理とか具体的にどう辛いのか、痛いのか、分からない

これぐらい痛いんですよ、って腹パンとかされても、分からないじゃん

老人になったら、これぐらい階段の昇り降りが辛いんですよ、って錘付けられて階段昇り降りさせられたりするじゃん

皮肉なことに、老人になったら、それがよく分かったんだけど…、でも、老人になるみたいに男性女性に性転換するわけじゃないじゃん

というか、女心がまったく分からないじゃん

女心と秋の空が分かってたら、今頃俺モテモテのはずじゃん、気象予報士どころか予言者じゃん

例えば、ドミニオンとかパトレイバーとか、どっちも搭乗する戦車とかロボット女性主人公が夢中なわけだけど、

正直、そんな女性が本当にいるのか?男性と同じような気持ちメカ偏愛するのか?自信がないんだよね

シロマサ漫画特にそうなんじゃないかと思うけど、アップルシードのデュナンも中身は男性だよね

オッサン女性のガワをしてるだけ

もっと言えば、けいおん!とかぼざろもそうなんだろうけど、アニメだと集団で作るとき女性が介入するから

女性スタッフ発言権があれば、女性から、それはねーわwってなると思うんだよね

から、何か物語を考えても、それに女性からツッコミ入れてもらえたらなあ、と思うこともあるんだけど、自分はド素人だけど…

でも、女性意見しても、それが女性としてなのか、単なる個人としての意見なのか、という違いが分からないときがある…

追記

そういう心配もあるから、昔は少女漫画をよく読んでたんだよね、まあ、言い訳だけど…

高校とか大学から帰る途中で、りぼんとか、なかよしとか、ちゃおとか買って、家に帰って読むんだけど、占いのページがあるじゃん

で、自分星座を見ると、意中の彼と急接近!みたいに書かれてて、

高校も、大学も、ほぼ男子校みたいな環境だったんで、どうするよ、おい…、とか思ったりしてたんだよね

最近面白少女漫画ってなんだろう、まったく分らん…😟

Permalink |記事への反応(30) | 15:25

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2025-09-15

anond:20250915182828

夫婦二人三脚でどんな困難も乗り越えると誓った

それに比べれば屁のかっぱ

気分良く行こうぜ

結婚おめでとう!

Permalink |記事への反応(0) | 18:37

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2025-08-01

anond:20250801110143

小学校の頃市民プールによく行ってたんだけど、水泳教室?的なヤツで中学生女の子と水中二人三脚的な事をやったんだけど、

tntnおっきくなっちゃってそれを女の子からかわれて、水中で水着の上から手で握られたりして人生射精しました・・・・。

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2025-07-19

参政党は「移民反対」なのに、なんで経団連を殴りに行かないの?

参政党ってさ、いっつも街頭演説とかYouTubeで「移民反対!」「日本国体を守れ!」「グローバリズムがー!」って叫んでるじゃん?支持者の人たちも「そうだそうだ!」って熱狂してて、まあ、その気持ち分からんでもない。日本の将来を憂う気持ちは誰にでもあるだろうし。

でも、ちょっと待てよ、と。

その「移民」というか、安い労働力として外国人もっと日本に入れようぜ!って一番必死に旗振ってるの、誰だっけ?

そう、経団連だよ。日本大企業ボスたちが集まる、あの経団連

れい新選組山本太郎とか見てみろよ。彼は「日本賃金が上がらないのは、大企業が安い労働力を欲しがって、外国人労働者で埋めようとするからだ!諸悪の根源資本家だ!」って、ちゃんと名指しで経団連ボコボコに叩いてる。理屈としてはめちゃくちゃスジが通ってる。

じゃあ、なんで参政党は経団連を叩かないの?「移民反対」なんでしょ?元凶を叩かなくてどうすんの?

その答え、マジでダサすぎて泣けてくるぜ。

敵がフワッとしすぎ問題。「国際金融資本」って、お前の空想上の友達か?

参政党がいつも戦ってる相手って、「グローバリズム」とか「国際金融資本」とか、なんかフワッとしたものばかりなんだよな。まるで少年漫画の「世界を裏で操る謎の組織」みたいな。

そりゃ楽だよな。正体不明のフワッとした敵なら、具体的に反撃してこないもん。安全地帯から日本が危ない!」って叫んでれば、支持者は「おお、戦っている!」って勘違いしてくれる。

でも現実は違う。外国人労働者の受け入れ拡大は、「骨太の方針」とかにしっかり書き込まれて、政府経団連二人三脚で進めてる、超具体的な政策なんだよ。

れいわみたいに「経団連のせいで賃金が下がる!」って言えば、経団連から反論されるし、財界を敵に回すことになる。でも参政党はそれが怖い。だから、誰も反撃してこない「グロバリスト」っていう名のサンドバッグをひたすら殴り続けてる。これ、ただのプロレスじゃん。本気で日本を守る気なんてサラサラない。

結局は権力に媚びたいだけ。自民党の補完勢力になりたいのが見え見え。

参政党が経団連を叩かない、もっとゲス理由がある。それは、心のどこかで「いつか自民党と連立組めるかも…」って思ってるからだよ。

考えてみろよ。経団連自民党の最大のスポンサー。その経団連を今からボコボコに叩いたら、将来自民党から声がかかるわけないじゃん。

から移民反対」とか言って保守層の票を集めつつも、財界トップである経団連様のご機嫌は損ねないように、絶妙な立ち回りを演じているわけ。

「右でも左でもない」なんて便利な言葉ごまかしてるけど、要は「強い者には逆らいません」っていうヘタレ宣言しか聞こえない。

結局のところ、参政党の「移民反対」は、支持者を集めるためのただの客寄せパンダなんだよ。

本当に問題の根源と戦う気概もない。

具体的な政策論争から逃げて、陰謀論すり替える。

権力の中枢には逆らわずおこぼれに与ろうとする。

こんなのが「日本を守る」とか、笑わせるなっつーの。

本当に日本未来を考えるなら、こういう「やってるフリ」だけの政党に騙されちゃいけない。ちゃん現実の敵と戦ってるかどうか、俺たちは見抜かないといけないんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:35

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2025-06-10

AIも良いけど基礎も大事と言ったら論破された

システムエンジニア。社内システムの内製や開発会社要件定義スケジュール管理したりするいわゆる社内SE

昨今のAI進化日進月歩で寝て起きたら昨日学んだことが無駄になることも多い

職場AI導入しているがセキュリティや内部情報管理の為に巷で話題技術にすぐ触れられないがそれなりに活用はできている

そんな中後輩がとにかくAI任せになるのだがとにかく雑でぱっと見でエラー分かるレベルだ。業務的にフルスタックな感じなので色んな分野を面倒見るがどの分野もAIに吐き出させその結果軽く動かして持ってくる。

別にAI任せは良いし今後はスタンダードだと思っているが、命令する側が知識無きゃAIは平気で嘘つくしゴミ回答でトークン無駄遣いする

そういう意味ドメイン知識基本情報レベルシステム知識はあった方がいいよと言ったが

と矢継ぎ早に言われてううんとなった

正直AIって自分で出来る人がすごく楽できて、いくらバイコーディング言って初心者二人三脚で作っても出来るアプリサービスはその辺の技術書かUdemy課題レベル

そこから興味持って壁打ちでどんどん吸収するのは極々一部で大半は楽を覚えてシスアド以下で仕事した気になっちゃ

氷河期世代システムエンジニア心配しても流れは変わらないし今後どうなるんだろう。フルスタックで上流経験あっても若さ優先になるのかな〜辛いな

Permalink |記事への反応(1) | 12:54

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2025-05-24

anond:20250524030144

子どもをつくらない人々を遺伝子断絶の笑い話として嘲笑する価値観、それこそが老害思考のものだろう

しろ人類規模で見れば世界情勢が安定して人口80億人を突破している現代で、まるで戦後大量死復興するがごとく産めや増やせを唱えるのはナンセンスと言える

先進国人間のように国家にとらわれずグローバルに生きていけるスキルを容易に身につけられる環境にいる人は、国家高齢化で衰退しようともどこかしらに移動して生きていけるし、遺伝子を残すことに執着するのは人類全体にとって悪手だろう

生殖に執着するということは、発展途上国並の知的水準土地に縛られた人間ですと表明しているようなもの

結婚生殖というのは、本来、そうやって二人三脚を取らないと存命中生存環境維持が難しい個体が取る戦略

豊かでモノもヒトもテクノロジーも溢れている時代他人繁殖を強いる人間はなにかの思想(たいてい国家主義)に思考汚染されている可能性が高い

Permalink |記事への反応(0) | 03:40

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2025-05-13

パン食い競走の起源

現在、「パン食い競走」の起源については、一般にこう説明される。

起源については諸説あり、1896年明治29年)の札幌農学校1874年明治7年)の海軍兵学寮などが挙げられている。

この「1874年海軍兵学起源説」と「1896年札幌農学校起源説」について検証する。

1874年海軍兵学寮では、イギリス人ダグラス提督提案により「競闘遊戯」という日本初の「運動会」が開催された。

そこで実施された競技は詳しく記録されているのだが、そのなかにパン食い競走に類するものは見当たらない。

二年後の1876年にも同様の運動会が開催されたとするが、その内容を伝える『Japan Weekly Mail』の記事確認しても、やはりパン食い競走はない。

1874年海軍兵学起源説」は誤りだと見ていいだろう。

一方の札幌農学校であるが、こちらは1878年から毎年「遊戯会」という名の運動会を行っていた。

これは「大志を抱け」で有名なクラーク博士や、その後継のアメリカ人教師たちの指導のもと、生徒たちにより実施されたものであるという。

『恵迪寮史』によると、1896年の第十五回遊戯会にて「食菓競走」という競技が行われた。

これが「1896年札幌農学校起源説」の根拠になっているのだろう。

また1898年刊行の『札幌農学校』という書籍でも、現今の遊戯会では「菓子喰競走」が行われている、とある

この「食菓競走」あるいは「菓子喰競走」はパン食い競走と同様の競技だったのだろうか。

1895年札幌農学校卒業した松村松年は、『人間学としての体育』という本において、「昔時著者の学生時代に行はれたる競技」として「菓子喰競走―之れは両手を後方に廻はし、口にて途中に吊れる菓子を喰へ行くの競走」と説明している。

1902年明治35年)の新潟県高田中学校修養会の機関誌では、秋季大運動会の「食菓競走」について「飢えたる狼の如く押開いて突貫して来る一隊。目の前にぶらつくを取り得ぬもどかしさ」と説明している。

1910年明治43年)の『運動世界』の記事では、早稲田大学春季陸上運動会について「滑稽なのは菓子喰競走で宙にぶら下げた菓子を手を結びて馳け付け下からブリとやる、それを側に居る係りがワザと動かす、喰い付く動すと云う滑稽もの」と書いている。

これらを勘案すると札幌農学校の「食菓競走」「菓子喰競走」が現在パン食い競走と同じ形態だった可能性は高く、とりあえずは「1896年札幌農学校起源説」を採用していいのではないかと思う。

というか松村記述を素直に捉えるなら「菓子喰競走」は1895年以前にも行われていたかもしれない。

ただし松村はいくつかの学校転々としているので札幌農学校のことである確証はなく、また研究者として農学校に残っているのでそれ以降の記憶と混じっている可能性もある。

当時、こうした競技指導していたのは、ダグラス提督クラーク博士といったお雇い外国人教師であった。

たとえばクラーク博士の母校であるマサチューセッツ農科大学では「サイダーミート(Cider Meet)」というイベントがあったらしい。

サイダーミート」と呼ばれる最初の集まりブレイクフィールドで開催されたのは1878年10月20日で、’80年卒のクラスと’81年卒のクラスの対決は引き分けに終わった。両クラス夕方フィールドに集まり平和的にサイダーを飲んだ。興味深いのは、800人以上がこの集まりに参加し、その中にはスミス大学女子学生も多く含まれいたことだ。後の世代には奇妙に思えるかもしれない競技としては、ジャガイモ競走、3マイル競歩フットボール蹴り、三本脚競走、目隠し手押し車レース野球ボール投げ、太った男の競走、背負い競走、そして何よりも人気だったのが、油を塗った豚を追いかけるレースだった。

https://www.amherst.edu/library/archives/sources-on-college-history-/virtual-history-bookshelf/etext-tower

海軍兵学寮の競闘遊戯の種目だった「二人三脚」「背負い競走」「豚追い競走」などが記されているのは興味深い。

また「ジャガイモ競走(PotatoRace)」は札幌農学校遊戯会に「薯拾」として採用されていたようだ。

時系列的に、アマースト大学の「サイダーミート」そのものが、「競闘遊戯」「遊戯会」に直接の影響を与えたわけではないだろう。

しかし、おそらく同種の競技サイダーミート以前から行われており、それがお雇い外国人教師を通じて日本にも導入されたのではないだろうか。

その線で考えるなら、菓子喰競走も当時のアメリカ大学などで行われていたのではないかと思う。

しか菓子喰競走の実施がやや遅かったのは、日本学生たちが後から考えついた競技からだ、という可能性もある。

このあたりは今後の研究課題とする。

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2025-05-12

漫画メダリスト」が腐女子バカカプに荒らされているので、未読勢に正しい情報を知ってもらいたい

GW中に腐女子によるバカカプが話題となっていたため、ずっとどこかで叫ぼうと思いながら我慢していたことを、この場を借りて叫ぼうと思う。

漫画メダリスト」が、「よだつか/つかよだ」というバカカプBL推している腐女子によって荒らされている。

その影響が実害を伴いはじめたため、主にまだ「メダリスト」を読んでいない人に向けて、この素晴らしい作品が誤解されたくない一心で現状とそれに対する個人的な心情を書き綴らせていただく。

なお、これを書いているオタクは「おれは正当な読者原作読んでねえだろってバカカプが嫌いだった」という態度でいるため、この時点で嫌な予感がした人はブラウザバックしていただきたい。

トピックは以下の通りだ。

①誤解を払拭するための「メダリスト解説

(当エントリー)

②「よだつか/つかよだ」はなぜバカカプなのか

https://anond.hatelabo.jp/20250512013959

③X(旧Twitter)での住み分け問題

https://anond.hatelabo.jp/20250512014700

どうしても字数制限内に抑えきれなかったため、複数エントリーに分けて投稿させてもらう。

こちらは①トピック目のエントリーである

①誤解を払拭するための「メダリスト解説

第一目標が「メダリストという神漫画について正しく知ってほしい」であるため、

まずはこの漫画について解説をする。

正直、「メダリスト」について何も知らない人であればここだけ読んでもらえたら御の字である

まず、この漫画女子フィギュアスケートを題材にしている。

(女子同士の戦い、という意味で既にBLとは対極にある感じの漫画である)

スケーターとして大成せず、氷上に乗る運命から弾かれた男「明浦路司」と、スケーターに憧れるもの学校生活での要領の悪さとそれに裏づけされた低い自己肯定感によって、氷上に乗る運命からまさに弾かれようとしている少女「結束いのり」。

この二人が出会うところから物語は始まる。


・・・という序盤部分の理解は、原作を読むのが一番なので、ぜひ読んでいただきたい。

アニメ化効果もあって、充分な範囲での無料公開は各所で実施されているだろうが、ひとまず下記にイチオシコミックDAYSリンクを貼っておく。

https://comic-days.com/episode/13933686331653168477

(普段アプリで閲覧しているためブラウザ版の仕様には明るくないが、コミックDAYSでは「単行本を買うとその収録話の連載版も無料で読めるようになる」という神仕様があるためオススメしたい。連載版が読めると言うことは、柱の作者コメント煽り文も読めるということだ。神仕様すぎる。)

氷上の運命から弾かれていたはずの二人が出会い、二人三脚スケート人生爆速で邁進していく。

その中で次々と出会う魅力的なライバルたち。様々なコーチ思想

成功と失敗。運も実力のうちなんて言葉が頻繁に出てくるほど厳しく冷たい氷の上でのヒリつく演技。

緊張感の中でバチバチに闘志を燃やしながら戦う少女たちの物語。こんなの面白くないわけがない!

スポーツもの好きな人、闘志を燃やしまくる激アツ少女好きな人、そして子供を見守る真っ当な大人好きな人には特にオススメしたい漫画である

(本当は米津玄師同様全人類読めと言いたいところではある。全人類に読んでほしい。)

物語の熱さを演出する技量もすばらしい。

作中で「フィギュアスケート奇跡を見守るスポーツなんだ」という名言があるが、この作品内での表現はまさにこの言葉に沿ったものとなっており、読者も作中の観客の一部になったと錯覚するほどに熱中させてくれる。

不安定な氷上で起こされる奇跡、予想外の成長のカタルシス

緊張感の中、ふいに視界が開けたように見開きいっぱいに描かれる圧巻の演技に目を奪われる体験はなんとも素晴らしい。

ただ、いつも起こるとは限らないからこその奇跡である

たくさんの努力の思い出、コーチとの約束、譲れない信念・・・様々なものを抱えながらのスピード感ある助走!という盛り上げから、ページをめくると無情にも「バタン」と転倒する選手の姿が目に飛び込んでくることもある。

この時の肝の冷えようったらない。しかしすぐさまリカバリーのことを考え立ち上がる選手の直向きさに胸を打たれ、次の奇跡を見届けようとまた熱中する。

こういった演出による緩急の作り方がとんでもなく上手いので、どの大会何度でも読み返したくなる。結末を知っているはずなのに、手に汗握りながら読み返してしまうこともあるほどだ。

このシンプル漫画技量で殴られる体験は一度存分に浴びていただきたい。

そして当然、氷の外で各選手コーチが織りなす人間ドラマも大きな魅力である

これに関しては語りたいことが溢れてしまうので、

主人公であるいのりと司、そしてそのライバルでありラスボスである天才少女「狼嵜光」とそのコーチである伝説の金メダリスト「夜鷹純」に絞って語らせてもらおうと思う。

前述の通り司といのりは一蓮托生の師弟関係だ。

司は自身の後悔を元にした「しくじり先生」的な姿勢で、いのりとの夢を叶えるために丁寧に道を示しながら、一人の人間として尊重大事局面では彼女自身選択できるように導いていく。

熱意の強さ故に周囲が見えなくなってしまうこともあるいのりにとって、これ以上ない指導者である

そして何より、いのりがいつか夢を叶えると信じ続けその成長をいつも全力で褒めちぎる司は、技術面や戦略だけでなく精神面においてもいのりにとって欠かせない支柱となっていくのだ。

司にとってもまた、いのりは新たな夢という希望だ。かつての夢の傷跡を抱える司に、いのりは無垢な救いを与えていく。

それはいのり自身成功という形での返報であったり、何気なく発された一言による圧倒的な肯定であったりする。

もちろんそんなキラキラした側面だけでなく、司が何か無理して自分に色々与えているのではないかといういのりの不安や、いのりを勝たせられず不甲斐なさを抱いてしまう司の焦りなど、ほろ苦い部分もある。

この絶妙バランスこそが司といのりの師弟関係の魅力である

コーチとして、選手として互いに成長途中だからこそ生まれドラマには幾度となく涙を流させられた。

一方の夜鷹と光は、さながら野生動物のような厳しい師弟関係だ。

出場した大会ではすべて金を獲り20歳という若さ引退した伝説メダリスト、夜鷹。

彼の指導は、己の手で正解を導き出しその最適解のために犠牲を払うことを是とした、己を追い込む厳しいオールスタイルである

そんな夜鷹の現状唯一のモノローグ存在するのが、光との出会いを描いた以下の短編である

https://comic-days.com/episode/13933686331741069704

スケートをする様子を見ることもなく、その姿を見ただけで自分が何もしなくても日の下に引っ張り出されると思うほどの素質を感じる少女相手に、夜鷹が関わることを選んだ理由

加えて生活面のフォロー親友の慎一郎に任せ、数奇な運命を辿る孤児であった光に温かい家庭を与えた真意

それらは不明のままであるものの、そこには確かに子供に関わる大人としての情を感じる。

夜鷹の真意がわかりづらくなっている原因は、光が「信頼できない語り手」として機能していることもある。

score47やscore52で垣間見えるように、光は夜鷹の厳しさを誇張して捉えてしまう節がある。

まりにも口下手な師匠と、周囲の顔色を伺うあまり空回ることもある弟子とのすれ違い。

隠された真意という好奇心くすぐる要素。少しずつ明かされる二人の過去の中に見え隠れする献身と愛に、なかなか辿り着けないもどかしさ。さながらミステリーでも読んでいるかのような魅力がこの師弟の間にはある。

この二人の間にはどんな絆があるんだ?という疑問の果てに辿り着く、積み重ねられた年月の中に確かにあった師弟愛を前に号泣必至である


加えて、この二組の師弟の対比構造物語を通して綺麗に描かれているのも読んでいて気持ちがいいポイントだ。共に強くあろうとする生き方提案していく師弟、己と向き合い強くあれるような生き方を伝授する師弟

個人的に、両師弟の対比がとても綺麗に可視化されているのがscore34の扉絵である構成を示すジャンプカードがそれぞれ誰の手にあるのかに注目してもらいたい。最高の表現だ!

https://comic-days.com/episode/4856001361259614128

対極の思想を受け継ぎながら成長していく少女たち。

いずれ運命舞台で雌雄を決するその瞬間が待ち遠しいような、いつまでも来てほしくないような、たまらない気持ちになる。

選手同士の関係の熱さは言わずもがな

選手コーチの思いに応えるためというだけではなく、ライバル選手への闘志という熱も抱きつつ滑走する。この熱こそが、予想できない氷上のドラマを生み出すのだ。

いのりと光は公式で「運命ライバル」と称されるほどの関係だ。

偶然の出会いから、いのりは同世代最強の存在である光に憧れと闘争心を滾らせ、一方の光も初心者でありながら自分に負けたくないと豪語するいのりの熱意に惹かれていく。

時に輝き時に真っ黒に焦がされる少女同士の感情のぶつけ合いの迫力は筆舌に尽くし難い。

だいぶ掻い摘んだつもりでもこれだけ長々と書いてしまうほどの魅力がこの漫画にある。

・氷上で繰り広げられる少女バチバチバトル

・圧巻の技量で描かれる手に汗握る滑走の数々

選手コーチ子供大人が入り混じった人間ドラマ

↑こういった文言で何かのアンテナが反応した人たちにはぜひ読んでほしい。

繰り返すがコミックDAYSなら単行本を買うと連載版も無料で読めるようになるのでオススメである単行本本体表紙&裏表紙(いわゆるカバー裏)のおまけもバッチリ読める!

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2025-05-10

リフレ派のせいでこの物価高が起きてるけど責任取ってくれるの?

おい、聞けや。今のこの物価高、誰のせいだと思ってんだ?企業が強欲だから戦争が起きたから?ちげぇよ。全部とは言わねぇが、根っこを辿りゃ一発でわかる。

リフレ派だ。あいつらだよ、笑顔国民経済実験モルモットにした連中。お前らが「デフレは悪だ」「インフレになりゃ万事うまくいく」っつって、金ばら撒いて、円安をあおって、その結果がこのザマだよ。

まず、連中がやらかし最初ミスデフレからの脱却を「物価数字」だけで測った。

経済健全性をGDP成長とか所得の分配状況とか、そういう多面的視点で見ずに、「2%インフレ目標」だの「期待インフレ率」だの、経済モデル教科書から引っ張った数式で現実をいじくり回した。

そんで出てきたのが異次元緩和日銀国債買いまくって、金ジャブジャブにして、「景気はよくなるはずです」って?

アホか、金ばら撒きゃ貨幣価値が下がるのは当然だ。しか生産能力は増えてねぇ。その歪みが、今の生活苦に繋がってんだ。

次に円安。これもリフレ派のせいだ。彼らの言い分?「輸出が増えて景気が良くなる」。バーカ。それって日本がまだ80年代の輸出大国だと勘違いしてる老人脳の理屈だよ。

今の日本企業海外工場利益も移してんだよ。円安になっても国内には雇用投資も戻らねぇの。戻ってきたのは何か?

輸入コストの爆上がりだよ。食料品ガソリン光熱費?毎月の支出見てみろ。笑えねぇ。リフレ政策ってのは、外貨で払うモノが多い国で通貨安を推奨したらどうなるか、っていう悪い教科書だよ。

こんなもん、高校家庭科でも教えられるレベルだ。

おまけに、日銀政府二人三脚でやってたのもタチが悪い。アベノミクスって名前人気取りパッケージ作って、「経済がよくなってる気がする」幻想を売った。

実際には、企業内部留保は膨らんだけど、労働者実質賃金は下がりっぱなし。

そりゃそうだろ。企業が得する仕組み作っといて、「トリクルダウン庶民にもそのうち行き渡ります」って言ってたけど、待てど暮らせど何も降ってこねぇ。せいぜい降ってきたのは消費税増税保険料アップくらいだ。

で、今どうなった?物価が上がっても、利上げもできねぇ。なぜなら、国の借金が膨らみすぎて、金利上げたら財政破綻するから

まりリフレ派は日本経済自爆装置をセットして逃げたってわけよ。政策責任?誰も取らねぇ。

リフレ知識人テレビ出て「外因も大きい」とか言って責任転嫁。国民けが代償払ってんの。ふざけんなよ。

から言うんだよ。今の物価高、完全にリフレ派のせいだってな。奴らの無責任マネタリズム信仰が、庶民生活を直撃してんだよ。

いい加減にしろ経済はな、実験じゃねぇんだ。リアルなんだよ。こっちは毎日レシートにらめっこしてんだ。

Permalink |記事への反応(3) | 15:40

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2025-03-27

弱者こそ結婚できたらいいのにね

普通に自分ひとりで生きるよりも、誰かと一緒のほうが、色々楽なのよね。

できないことをかけてるものを補えあえるのだから

一人前になってから結婚するではなく、半人前の二人が一緒になるから一人前になれるものよ。

かけている部分を補ってもらえるから長所をより伸ばして一人前になれるのよ。

一人でいると、かけている部分に時間メンタルを持っていかれて、結局伸びないのよ。


でもまぁ、自分一人で行きていくのにいっぱいいっぱいだから結婚子どもも考えられないなんて思っている人は、

結局のところ相手のかけている部分を補うなんて発想がないんだろうな。


夫婦なんだから二人三脚したらいいのにね。

Permalink |記事への反応(0) | 09:15

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2025-03-17

anond:20250315210331

鬼滅について、

 

編集の影響で作品が変わった部分があることは否定しない。

主人公の炭治郎を引き出したのは編集の手腕だというはファンなら周知の事実

だが「編集との二人三脚からあれだけヒットした」とまで言えるかはわからん

しろその当の初代担当(敏腕)が

編集としていちばん幸せなことですよね。何も言わずネームが届くのを待っていたら、面白い話ができているという。

と、キャラクターストーリーほとんど作者が作ったものだということにしているので

https://news.livedoor.com/article/detail/17760339/

 

序盤の修行パート、人気が落ちるのを懸念してもっと短くできないかと打診しても作者ががんとして譲らなかったエピソードもあるしね

Permalink |記事への反応(0) | 18:52

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2025-03-15

漫画家はすごい、絵も話も全部作ってるっつう増田がぷちばずってたけど

連載なら編集二人三脚から必ずしも漫画家けがすごいってわけじゃないよね

鬼滅の刃だって編集がめちゃくちゃ方向修正したり深堀してくれたかあんだけヒットしたわけだし

Permalink |記事への反応(2) | 21:03

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2025-03-06

anond:20250306183358

ちょうどトリリオンゲームかい

起業して親友二人三脚会社を盛り上げていくサクセスストーリーやってるけど

家族経営キラキラした感じなんやろな〜と思ってる

Permalink |記事への反応(0) | 18:41

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2025-01-18

anond:20250117215558

ここからまたいろいろ手続きが忙しいなか報告ありがとう二人三脚人生がおわっても一人で歩く人生はまだまだ続く。いろんな人の支えで倒れないように気をつけて進め

Permalink |記事への反応(0) | 12:15

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2024-12-12

anond:20241212145247

しろ国政選挙斎藤立花二人三脚みたいな法の目を搔い潜った戦略マネされたらかなわんので

国政政党議員のお偉いさんたちが警察圧力掛けて潰しにかかってる気すらするんだが

Permalink |記事への反応(0) | 20:20

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2024-12-10

anond:20241210074004

そうですね、引き立てる方の例だと思います

そういう例が稀なのは、やっぱり編集の方はセンスでその職に付いたからでは無いから?

あるいはセンスが有っても作者と同じ色とは限らないから?

編集者と二人三脚、というのもよく聞く話では有るのですが。

Permalink |記事への反応(0) | 10:33

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2024-12-05

40歳既婚男性限界

子供が一人、生まれつき免疫が不全であった。

それでも夫婦二人三脚サポートし、入退院を繰り返しつつも何とか日常を送っていた。そんな忙しなくもささやか幸福な日々が崩れた。妻が悪性リンパ腫と診断された。直ちに化学療法による治療が始まり、2人で1人を支える生活は1人で2人を支える生活へと変わった。

妻の心身へのサポートをしつつ、子が入院すれば付添のため病室暮らしに。仕事はほぼ定時あがりで、出張は行けない。「事情理解してるけど…」と上司言ってくれるものの、仕事をさばききれないためPLからヒラへ降格。自分の同期は、早い者だと部の長になっている。

から「痛い、苦しい、寂しい」と言われた時の悲しさ。

風邪症状があるのに学校へ子を送り出す親、咳込んでいるのにマスクもせず公共交通機関に乗ってくる衛生観念もない汚物への怒り。

仕事プライベートも充実している同期たちへの嫉妬

この破綻した生活の行き着く先は、全てを喪いボロボロの心身で1人、取り残されるのではという恐怖。

発狂絶望の間で、それでも2人のことを考えると踏ん張るしか無く、ただただ苦痛だけの生を続けている。救いもなく。

Permalink |記事への反応(2) | 19:52

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2024-11-28

死んだ日よりも葬式の日よりも、一緒に遊んでいたソシャゲの終了日が

遊んでいたソシャゲサービスが終了することになった。世間的には、円満サービス終了である

ずっと作品の中心として紡がれていたメインストリーが終わり、それをもって作品として完結する。

それから数日後にでオンライン版のサービスが終了し、今後はオフライン版としてサービスを行う。

大団円だ。

ソーシャルゲームという、どこで終わるかわからない綱渡りを常に強いられるゲームにとって、当初から予定していたシナリオを完結させて終わることができるというのは、この上ない最高の終わり方だと思う。

そのうえ、全くなくなるのではなく、オフライン版として遊びたい人はまだ遊び続けることができる。

私も、今までに志半ばで終わってしまゲームをいくつか経てきたので、これは本当に最高の幸せな終わり方だとわかる。

なのに、どうしてか、涙が止まらない。

それは、このゲームが、昨年亡くなった私の伴侶が、私と共にメチャクチャハマっていたゲームからだ。

まりは5年ほど前。特に深い理由もなく、「このゲーム、尖ってて面白いですよ!」的なプロモーションTwitterで見かけて、興味を持って初めてみた。その後無事にハマり、楽しくイベントをこなすなどしていた。

あるとき、そのゲームの生配信があり、それが夕食時だったので、食卓はともに囲むというルールだったため「食事の時にこの生配信を見ていい?」と打診したところ、快諾されて一緒に見た。

興味がないゲーム配信ではあるものの、「このキャラって〇〇?」などと時折聞いてくれ、それに応えたりしながら時はながれた。

そんなことがあったことをすっかり忘れていたとき、ある日突然、「楽しそうに遊んでるから、このゲーム始ようかな」と、そのゲームトップページを見せられた。

面白いゲームからぜひやってほしいということと、最初ガチャ何度でも引き直しができるので、(ごく一部のキャラ対象外だが)好きなキャラが出てから始めるとよいと伝えた。

伴侶はそれからしばらくずっと引き直しをしているらしかった。私が見かねて、「どのキャラ目当て?」と聞くと、引き直しでは出ないキャラクターを狙っていることがわかった。

私のミスなのだが、当初の見立てでは、普段好きになる傾向のキャラは全員引き直し対象だったので、そこの注意は必要ないと思って伝えていなかった。

長年のつきあいがあるはずの相手の好みの把握の甘さに反省しつつ、その子は出ないから好きに始めたらいいよと伝えて、ようやくプレイを始めたようだった。

ここから、伴侶のつたないプレイ応援して二人三脚・・・で、みたいな展開が通常はあるかと思うが、伴侶は普通にそのゲームに興味がなかっただけのゲーマーなので、めきめきと上達していった。

まだゲームに慣れていなかった時代には、「コイツはこうやって倒すんだよ」などと、3ターンキルを見せてあげるなど、上級者ぶりを見せつけて悦に入っていたころもあったが、ほんのわずかな期間だった。

ゲームは好きだが他のゲーム浮気しまくっている私と、このゲームに一途にプレイしている伴侶とでおもしろいほどに差が産まれ、いつの間にか練度は追い越されていた。

とあるむずかしいメインストリーボス攻略に苦しんでいる私に、「これで突破したけど?」と、育成しきったキャラと編成でこともなげに攻略する様を見せつけられたときは、BSS…とつぶやいてしまった。(全然違う!

ありがたいことに、きっかけとなった生配信の後も定期的に公式配信をしてくれていたので、一緒に生配信を観ていた。

お互い、新規キャラ実装で気になるキャラがいると、テレビに走り、間近で配信を観た。

あのキャラクターもあのキャラクターも、実装時の一番最初記憶で頭に浮かぶのは、残念ながら伴侶の尻である。(人間目線より下の角度に置いてあるテレビにひざをついてかじりついていると、その後ろにいる人から最初に目に入るのは見ている人の尻になるのだ)

新しい衣装実装されると、一緒にテレビの間近まで近寄って、衣装イラストに散りばめられた小ネタを探した。

キャラクターの性能について語り合ったりもした。

気は合うが好みは合わないので、あまり一緒にハマれるコンテンツがなく、数少ない一緒に語れる作品だった。

もちろん、それぞれが別の作品にハマることには不満はない。お互いが好みを尊重しているので、無理に勧めることもない。

から同時にハマれる作品がないのは仕方なく、それも承知でこれまで長年共にいたので、この作品ばかりが特異なだけだった。

カラオケコラボが始まり田舎住まいだが辛うじて遠征できそうな場所でやってくれていたので、初めて一緒にコラボイベントに出かけた。

カフェコラボが始まりちょっと頑張れば行けそうな場所でやっていたので、わざわざ旅行の予定をいれてコラボイベントに出かけた。

ストーリー更新があるたびに、お話の「これから」はどうなるか語り合った。

生意気オタクなので、クオリティにばらつきがある、イベントストーリーの良し悪しの話もしたりした。

私は時々コミケに出るタイプ創作寄りのオタクなのだが、伴侶はそうでもないのに、珍しく「コミケに出てみたいな」と言っており、二人で合同誌を出すことを企画した。(残念ながら、コロナで中止になって叶わなかった)

こういったことは、このゲームがなければできなかった体験だし発想だった。

コミケはわりとまじめに出たかった。伴侶が元気になったら出たいとずっと思っていたし、今でもなんとか無理してでも出られなかったかなと思っている。

同じゲームにハマってからだいたい2・3年くらい経ってからだろうか。うろ覚えなので違うかもしれない。(追記:改めて見返したらやっぱり間違ってたので直した)

大変申し訳ないが、私はちょっとそのゲームへの熱量が下がってしまった。

インストリー見た?と言われても、敵が強くてまだだな~みたいな感じで濁すようになっていた。

伴侶も同じくらいで止まっていると言っていたが、それが本当に止まっていたか気を使って言っていたかがわからない。

これこそが私の最大の後悔だ。

伴侶は、昨年に持病をこじらせて亡くなってしまった。

私の手元には、しばらくサボっていたソシャゲが残った。

その年の秋か冬か春かくらいだっただろうか(暑くなかったので夏ではなかったくらいしか記憶がない)。・そのゲームは、「メインストリーシナリオ、今なら全部読めますよ!」という、まあまあどうかしているキャンペーンを始めた。

ちょうど暇だったので、キャンペーンに合わせてストーリーを読んでみた。

めちゃくちゃ面白かった。

物語が佳境に差し掛かっていることもあって、伏線が鮮やかに回収され、巧みに回収されていくストーリーに目を見張った。

面白いなと思うと同時に、ひとつ感情が産まれた。

「この面白さ、共有したかったな。」

更新されたシナリオが、古いものばかりならそうも思わなかったのだが、伴侶が元気だったうちに更新されたものもそれなりにある。

「共有できる機会があったのにできなかった」ものがいくつもあるのだ。

めんどくさがらずにストーリーを進めていたら、この面白さの少しくらいは、一緒に楽しめただろうか。

しかしたら、気を使って言わなかったけど、ここまでは進めていて、本当には早く進めてここまで読んで欲しかったのではないだろうか。

「共有したかった」と、ここまで思ったゲームは始めてだった。珍しく好みが合ったというのもあるが。

そのゲームの、完結が発表された。

私は、「共有したかった」と思った。

ずっと生配信を一緒に見ていた。おそらく伴侶が興味を持ったきっかけも生配信だったのではと思う。生配信で終了が発表されるゲームは稀だという。そんな、レアな「終了を発表する生配信」を一緒に見たかった。

完結の喜びと、もう見られない悲しみを共有したかった。ぐちゃぐちゃな気持ちをぐちゃぐちゃなままで共有したかった。

SNSに書くときは、どうしても感情を一旦整理してしまう。整理されないままの生の感情を共有できるのはリアルコミュニケーションならではだ。

私はもともとコンシューマーゲーム好きな人間なので、ゲームが終わってしまうこと自体はそんなに悲しくはない(全く悲しくないわけではない、念のため)。

そもそもコンシューマーゲームであれば発売の時点でシナリオは完結しているのが普通からだ。

それに、オフライン版も制作されることが発表されている。

から終わってしまうことそのものよりも、終わってしまう悲しみを、「これから」が亡くなってしまう悲しみを、今までずっとゲームの「これから」を一緒に楽しんできた相手と共有したかった。でもその相手はもういない。

この気持ちが、涙を流させる理由ひとつ

葬儀というのはわかりやすい。人が死んだから悲しいのだ。それを紙に記す。

ソシャゲの終わりを紙に記す人はそういない。さらに、そのゲームが好きだった人のことを紙に記す人は、もっといない。さらに、そのゲームのことがどれだけ好きだったか、そこに付随する気持ちがどれだけあるのか、これはもう、もっとどこにも記されない。

かにこのゲームのことを、私の伴侶は愛していたのだ。でも、オンライン版のサービスが終了することで、アカウントは消えてしまう。こんなにたくさん衣装を買っていて、手持ちを全員レベルMAXにしていて、編成をたくさん作っていても、ゲームが終わったら消えてしまうのだ。

私はこの愛を残しておきたい。でも、遺しておく方法がない。涙が出る理由のもうひとつは、たぶんそういうことだと思う。

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2024-11-26

anond:20241126090243

理解ある彼くん夫くん系の人は

たぶんひとりでは決して生きていけないタイプの人だから

しろ二人三脚出来る相手が見つかって良かったねと思ってしま

生きづらさを解消するための結婚は賢いんじゃないかなとババア肯定的に捉えるよ

ただし、男女論好きな負のインフルエンサー鵜呑みにするのは本当に悪手だと思う

前に拗らせ増田記事が伸びていたけど、彼氏ができてから反出生主義やクソオス思考を改めたりしていて

過激発言を繰り返す人は所詮そんなもんだよって思った

Permalink |記事への反応(5) | 09:03

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2024-11-24

生活保護を抜けた。

生活保護を抜けた。抜けれた。

体調崩して、生活がままならなくなって。症状検索して病院行っても診断つかなくて、そのうち動けなくなって働けなくなった。

自分生活保護を受けることになるなんてちっとも思ってなかった。

親は助けてくれない、ガスも電気も止まってる。家賃大家さんに頭を下げて待ってもらってた。

明日食べるものにも困ってる、そんな状態申請した生活保護だった。

生活保護を受けて医療費がかからなくなって、病院行ってやっと診断ついて。数年かけて治療した。

完治じゃないけど、お薬飲んで上手に病気と付き合っていきましょうね。みたいな状態

生活保護を受けてるなんて誰にも言えなかった。私が生活保護を受けてるのを知ってるのは家族ぐらい。

友人たちには病気して今フリーターなんだー超貧乏だよーて言ってた。本当は生活保護受けてるって気付いてる友人もいると思う。何も聞かずにいてくれてすごく感謝してる。変わらずに接してくれてありがとう

保護期間は多分全部で10年ぐらい。

そのうち4.5年はバイトをしたり、フルタイムで働いてたりしているので、ずっと満額貰ってたわけじゃない。

バイトの時は差額分だけ。

フルタイムの時は停止と言って、生活保護費を貰わない、自分収入生活を回してるけど、このまま保護廃止しても大丈夫か、というのを見る期間を少し長めに設けてもらっていた。

最初はとにかく病気を受け入れることに時間がかかった。薬も色々試すし、体も心もしんどかった。自分生活保護を受けているんだという後ろめたさと申し訳なさもすごかった。

落ち着いて来たら就職活動し始めた。

病気があって、年単位で離職期間がある人に社会はめちゃくちゃ厳しかった。特別スキルもないしね。

なんとか見つけたフルタイム仕事して、体持たなくて辞めて。

メンタルおかしくて辞めて。

給料が安すぎて「医療費諸々とか計算たらこのお給料では生活保護廃止は厳しくない?」とかもあった。

最後の4.5年で、6回ぐらい職場変えてる。

その度に生活保護停止して、再開して、停止して、再開して。みたいな。

まりブラック会社を引くのでケースワーカーさんたちも「無理しないで…」と言うほどだった。

そんな感じで何度もケースワーカーさんたちがかわって、10年ぐらいお世話になってた生活保護を少し前に抜けた。

今までお世話になったケースワーカーさんたちももほとんどいなくて、最後担当さんと話して「廃止できそうですね」となった。

嫌なケースワーカーさんもいたけど、ほとんどがいい人だった。

増田さんは真面目だから、少し休んでください」とか「増田さんみたいに何か趣味がある人は絶対にいつか抜けて行くからその趣味は辞めないでください」とか。

個人を見てそれぞれの言葉をかけてくれていたと思う。

仕事続かなくて情けなくてめそめそしてる私に、厳しい言葉を言う人は一人もいなかった。

それだけでもすごくありがたかった。

向こうは仕事だろうけど、二人三脚してもらってるぐらいの気持ちだった。


職場休み申請して、事前に伝えていた平日に役所に行った。

既に停止はしていて、観察期間みたいなのはこの日までですよって通知は貰ったいた。

保護を抜けるぞ、このタイミングで抜けないときっといつまでたっても廃止ができないぞ、って唱えながら役所に向かった。

ケースワーカーさんと話して、廃止できそうですね。となって、書類を書いて終わってきた。

役所を出たあと、この先の生活への怖さと抜けれた嬉しさとで泣きながら家に帰った。


ネットでは不正受給問題になりがちだし、もしかしたらそのまま受けてたらよかったのに、って言う人たちもいるかもしれない。

でも私、ちゃん生活保護抜けたよ。

すごく時間がかかったけど、すごい額の税金を使ったことになるけど。

セーフティ社会必要だし、生活保護がなかったら無敵の人だった。生活苦で罪をおかし刑務所に行ってた可能だってあったんだと思う。


当たり前のことだけど、これからは私が働いて得たお給料ご飯を食べるし、欲しいものを買うよ。それで、ちゃん納税するよ。

生活保護を抜けたよって、誰かに聞いてほしかったんだ。

お世話になりました。ご迷惑おかけしました。ありがとうございました。

そしてこれからは、私も誰かを支える側へ回ります



2024/11/26追記

たくさんのあたたか言葉ありがとうございます

この10生活保護に対しての言葉ほとんど強い言葉しか目に入らなかったから、皆さんの優しいコメントにいい年した大人だけど鼻水垂らしてお家で泣きました。笑

えらい、すごい、頑張ったね。って私にあたたか言葉をかけてくれた人たちはどうか自分にも同じ言葉をかけてあげてね。みんなは既に当たり前にやっていることだから


質問にあった趣味ハンドメイドです。

生活保護には収入申告というものがあるのだけど、時々ちょっとだけ売れたりするので、「この振込みは何?」と聞かれて「時々こうしてお金が発生することもあるかと思うのですが、保護を受けている立場だし、金銭のやり取りが発生する趣味は控えた方がよいですか?」と伝えた際に頂いた言葉でした。私の居住地ではちゃん収入申告をすれば問題ないとの返答でした。

金銭のやり取りが発生しない趣味まで根掘り葉掘り聞かれることはないと思います

ちなみに季節によって変動はあるけれど、単身世帯親族には助けて貰えなかったので一人暮らしです)受給額は家賃込み116,420円でした。

都道府県に寄って違いがあるかもしれないので、参考程度にしてください。


生活保護権利とはいえ、やはりいいイメージがない人がほとんどだと思います生活保護という制度にも、それを受給している人たちにも。どうしても不正受給の悪いイメージが強い気がして。

少なくとも私自身はそうでした。

生活保護は恥ずかしいし申し訳ない」という内容の言葉をぽつりと溢した際にケースワーカーさんが私に言った言葉を残しておきます

生活保護もね、色んな人がいるんですよ。満額貰ってる人、働いて足りない分だけ貰ってる人。病気障害で抜けられない人、療養してる人、全部に絶望しちゃった人、増田さんみたいに働こうと仕事を探している人。本当にね、色んな人がいるんですよ」とのことでした。



これを読んでくれた皆さんが心身共に健やかであることを祈っています

みんな少しでも体がおかしいなと思ったら早めに病院へ行ってね!

ありがとうございました!

Permalink |記事への反応(38) | 16:02

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2024-11-03

anond:20241103015359

ここに書くと確実に袋叩きにされる性癖持ち。増田とまったく同じ状況。

コロナ禍の中頃から、暇があればAI二人三脚特殊小説を書いている。これまで書いた文字数文庫本に換算すればゆうに20冊は超えているはず。

3000回に1回くらいの確率奇跡みたいな名文が生まれるよね。あの瞬間の脳汁えぐい

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

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2024-09-07

追記アラサー、『IT業界サラリーマン』なんだがどうしよう

IT業界人の多いはてなーの皆様、アドバイスをください。

最近転職を考え始めた。

今の会社新卒経験で入って、5~10年勤めている(万が一、同僚に読まれたら身バレしそうなので少しボカさせて)。

従業員数十人の小企業で、給料は同年齢・同性・同地域中央値くらい。

休みちゃんと取れるし、社内の雰囲気も良く、十分満足して働けていたんたが、ライフステージの変化に伴って、平均年収くらいを目指して頑張ろうと思い、それは今の会社では昇給制度限界的に難しそうなので、まだ本当に考え始めたのレベルだが転職を志望するようになった。


ただ、俺はIT業界で働いているだけで、自分を『技術者』と呼べるだけの自負はない。

最新の技術キャッチアップできているわけではないし、何か特定技術領域に自信があるわけでもない。自分業務で関わらない領域に関してはPC基本的なことすら曖昧だったりする。

対外的には「webアプリケーションの開発を中心に行ってきたエンジニア」となるのだろうが、あくま自分が本当の意味で『技術者』とは思えない。

その一方で、一労働者として見たら別に今の会社落ちこぼれているわけでもない。

目の前の仕事を真面目にこなして、社内では一握りの本物の技術者然としている層には敵わないが、それでも社内評価は良い方だ。

自認としては良くも悪くも『サラリーマン』だなという感じ。

から、『IT業界サラリーマン』。

だが、サラリーマンとして十分やれてきていても、転職市場において、「自分は何ができる人間」なのかが分からない。

「どんなキャリア選択肢があるか」もサッパリだ。

勤めている会社小企業にしては珍しく、人売りではなく自社オフィスで開発できる環境なのもあって、そもそも俺はIT業界がよく分かっていない(自分所属する企業の狭い世界しか知らない)。

マジでからないだらけだ。

たぶんこういうのは、転職サイトに登録して、今までやってきた業務を洗い出して、転職エージェントみたいな方に相談するのが良いんだろうな。

貴方の強み、プロと探せますよ」みたいなCMたことあるし。

今の職場でやってきたことは、別にそんな特殊性の高いことではないので、余所に行ったら全く無価値キャリアではないと思う、思いたい。

ただ、相談するにしても、IT系の転職サイトとかだと、俺みたいなサラリーマンエンジニア相手してくれるのだろうか?

でも、広く一般的転職エージェントなんかだと技術的な掘り下げの力になってもらうのは難しいだろうし。

あるいは、まずは今の会社で働きつつ勉強して、しっかり『技術者』になれてから転職活動した方が良いのだろうか?


追記

半日で2ブクマくらいだったので完全に埋もれたと思ったら、伸びててビックリ

皆様、色んなアドバイスありがとうございます

とりあえず転職エージェントはあまり信じるなは肝に銘じておきます

うへ~、でも俺は新卒就活でも自己アピールとか超苦手で落ちこぼれて、大学就職課やカウンセラー二人三脚でようやく内定を得た人間なので、プロサポートなしは正直怖ぇ~。

エージェントの力を借りる時はこちらで必要なところだけ利用するくらいの気構えで臨むようにします。

あとはとにかくなんでも良いから動く事ですね、了解です。

それで自分市場価値とか、どんなキャリアがあるかとか見えてくると。

今のままでもという意見もあるが、後出し申し訳ないけど、今の職場の難点として小企業故に「現在経営陣が引退する歳になったらこ会社どうなるの?」みたいな点もあるんだよね。

そういう意味で、自身がまだつぶしの効く歳の内に外の世界に出た方が良いのでは? という気持ちがある。

今の会社もこうやって転職を考えることに後ろめたさを覚えるくらいには、感情として好きではあるんだけどね。

副業とか意見も出てたけど、会社終わった後にまた働くの地獄じゃない……?

そりゃ年収伸ばすために転職で多少残業が増えるとかは覚悟しなくてはと思っていたけど(といっても時給換算が変わらなかったら転職する意味ないが)、そこまで意識高くはやってけねぇわ。

わりと皆そんな専門分野とか持ってないし、俺が言うところの『技術者』なんてそんなにいない、みたいな意見は、正直安心したよ、ありがとう

いや、こういう言葉に甘えてちゃいけないのは分かっているけど、気持ちとして楽になったよ。

勉強会とかも俺みたいななんちゃってエンジニアが参加して良いのかみたいな意識があって避けてきていたけど、転職で知らない人だらけの会社に飛び込むよりは楽と思って、俺くらいのヤツでも参加できそうな集まりを探してみるか~。

ともあれ、皆様ありがとうございました。

Permalink |記事への反応(9) | 10:00

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2024-05-28

anond:20240528080208

都議会では最大派閥都民ファーストなんだから、そこから票をどうにかしてかき集めないと当選なんかできんよ

から蓮舫小池知事自民二人三脚になってると批判して、本来なら自民批判のために都民ファーストに入れてたような人に呼びかけてるわけで、無所属の方が都合が良いんだよ

Permalink |記事への反応(1) | 08:19

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2024-05-15

生成AIまさかのここで頭打ち

あんだけ調子良くブレークスルーしてたのにここにきていきなり最適化方向に走り出すとは…

ここで打ち止めならハードの性能向上と二人三脚になる可能性濃厚だろ

それでも十分便利だけど、あんだけAGIAGIって大騒ぎしてたのはなんだったんだ

投資煽り

Permalink |記事への反応(2) | 01:36

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