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はてなキーワード:主権的とは

2025-11-25

台湾海峡は「国際水域」か「内水」か?日本首相答弁から見る国際法

(追記2)

調子にのって後編を書いた。みんなのコメントが刺激になってGeminiががんばってくれました。

https://anond.hatelabo.jp/20251126232819

(追記)

ちょっと休みに思い付いた思い付きが思ったより読んでもらえてうれしい。ポイント論点ずらし。首相の言ったことをそのまま尊重しつつ国際社会日本正当性を主張するための詭弁といえば詭弁台湾海峡を「国内問題への介入だ」と主張する中国に対して「そもそもそこには国内問題などない」という立場を取ればいいんじゃないかという。

>そこ論点じゃない。「仮に台湾海峡が完全に封鎖された場合、『日本存立危機事態』に該当する可能性があると答弁し」たことが問題なの。これだと米国出てきてないじゃん。誤魔化さないで集団的自衛権の話をしてね。

論点ずらしの提案なので論点じゃないのはわかってる。ただ、正面から集団的自衛権の話を台湾に対して「どのように」するのか、現実的な解を持ってる人いるのかねえ。個人的はいねーんじゃないかなと思ってるのだけど。

タイトルからして露骨すぎるAI生成文できつい。

ごめんね、じかんなかったの

中国によれば中国主権国際法より上位にある。というか主権法律は強い奴が弱い奴を支配するためのもの(なので小国主権を持っていない)、というのが中国の主張。中華歴史がそうなんだから中国人には常識

それは間違いだよね、と中国以外の人々を巻き込むロジック必要だとおもうわけさ。さすがに中華思想で国際法無視されたらたまらん。

台湾海峡自体日本シーレーンと直接関係はない。タンカーが通るのは台湾海峡じゃなくてフィリピン台湾の間。中国台湾との政治的牽制の場であって、日本存立危機事態とするには別の根拠必要となる認識

まあそうなんだけどさ、台湾海峡中国国内問題である、という中国の主張もどうなのよっていう。

>結局、日本台湾を国と認めるか、中国の一部と認めるかの話。中国が怒ってるのは、(中国立場尊重するとした日中共同声明と異なり)台湾を国と認めたから。だから日本が国際水域と主張すると揉める

いや、台湾が国だろうが国じゃなかろうが中国台湾海峡を封鎖するのはおかしくね? という議論なのだけど

>なんで航行の自由作戦についての記述がないの? 自衛隊含め各国の軍艦が定期的に通過してます

すまん忘れてた

(本文)

最近台湾海峡をめぐるニュースが増える中で、ふと疑問に思うことがあります

台湾海峡って、国際的には公海なの? それとも中国領海なの?」

国際法の建前と、中国の主張の「本音」を、日本安全保障観点から整理してみましょう。結論から言えば、日本立場を強くするためには、「国際法規を無視するなら許さんぞ」というロジックが最も合理的です。

台湾海峡の「国際法上の建前」

まず、国際法が定める「建前」は非常にシンプルです。これは国連海洋法条約UNCLOS)というルールに基づいています

領海12海里):沿岸から約22kmまでは沿岸国の主権が及びます

排他的経済水域 (EEZ):領海の外側、沿岸から約370km(200海里)までは、沿岸国が資源探査などの「主権権利」を持ちますが、他国に対しては「航行の自由」が認められています

台湾海峡の最も狭い部分の幅は、両岸の領海12海里+12海里24海里)よりも広いため、中央部分はEEZまたは公海として残ります

したがって、国際社会米国日本など)の一般的見解は、「台湾海峡中央部分は国際水域であり、軍艦を含め、どの国の船も自由航行できる」というものです。

中国の「一つの中国」を盾にした独自の主張

この国際的な建前に対し、中国政府は近年、非常に挑戦的な主張をしています

台湾海峡中国主権管轄権が及ぶ水域であり、国際水域存在しない」

このロジックは、「一つの中国原則海洋法に持ち込むことで成り立っています

中国ロジック:台湾中国領土であり、大陸台湾という「一つの国」の陸地に挟まれ台湾海峡は、国際法適用されない「内水(InlandWaters)」、またはそれに準ずる水域である

しかし、これは国際海洋法規範から逸脱しています

なぜなら、一つの国の領土に挟まれ海峡でも、「国際海峡」として国際的航行の自由保証されるのが国際法常識からです。ニュージーランド北島南島の間にあるクック海峡が、国際海峡として「通過通航権」(最も強力な航行の自由)が認められているのは、その典型的な例です。

まり中国の「内水」主張は、国際法上の根拠よりも、政治的な「領土主権拡張」という意図が強いと見ることができます

🇯🇵日本が「国際法規の無視」を批判すべき理由

日本首相は、仮に台湾海峡が完全に封鎖された場合、「日本存立危機事態」に該当する可能性があると答弁しました。

この答弁の法的根拠を、中国政治的な主張(一つの中国)と切り離し、「国際法規の遵守」にシフトして考えることが重要です。

視点中国の主張への対処日本の行動の正当性
政治的視点一つの中国原則に反するのか?(論争に巻き込まれる)
国際法視点国際法規(UNCLOS)に反するのか?(普遍的価値に基づき強く主張できる)

日本ロジックの重心を「国際法規の無視」にシフトすることには、以下の大きなメリットがあります

論争の軸を「法の支配」に:台湾主権帰属という難しい政治問題から焦点を外し、「国際的ルール一方的に破る行為を許さない」という普遍的価値問題に持ち込むことができます

国際的連携の強化: 「航行の自由侵害」は、日本だけでなく、米国欧州オーストラリアなど、すべての海洋国家国益を脅かします。国際法を盾にすることで、多国間での非難連携を容易にすることができます

自国安全保障正当化:台湾海峡の封鎖は、日本シーレーンを断ち切り、国民の存立を脅かします。この封鎖が国際法無視した行為であるならば、日本自衛のために行動する法的正当性がより強固になります

結論として、台湾海峡をめぐる日本の最も堅固な立場は、中国政治的レトリックではなく、あくま国際法と「航行の自由」という普遍的ルールを守るという姿勢にあると言えるでしょう。

(思い付きをgeminiに作文させたのでここに放流して供養する)

Permalink |記事への反応(5) | 15:12

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2025-06-09

ユーモアは真面目な人間の言説に対する無力化である

言語行為は、その発話意図により、社会的論理的権威を帯びる。

特に「真面目な言説」は、現実世界意味秩序において、定義規範命令説明などの構造を担う「主権的発話」に位置付けられる。

ここでいう真面目さとは、発話が以下の性質を持つことを意味する。

ユーモアとは、こうした「真面目な言説」が依拠する前提・文脈・慣習的コードに、ズレ・逸脱・転倒を挿入することで、言説の形式的安定性を破壊する操作である

言語学的に言えば、ユーモアは以下の作用を持つ。

「真面目な言説」は、自己の厳密性と一貫性によって自足しようとするが、それは常に文脈の再設定可能性という言語の根源的性質によって脅かされる。

ユーモアとは、この再文脈化の操作戦略的に行うことで、「権威的発話」を言語パフォーマンスに過ぎないものとして再配置する。

まりユーモアは、意味生成を構造ではなく行為として露呈させる。

真面目な言説は、語の意味が安定しており、記号と指示対象が忠実に対応しているという「記号本質主義」に依拠する。

しかユーモアは、以下のような脱本質的操作を行う。

これにより、記号運動のもの目的化され、発話の内容が意味から戯れへと転位する。この転位こそが「真面目な言説」の無力化である

社会的には、真面目な言説はしばしば役割語によって支えられる。

医師学者政治家などの「制度化された話者」は、定型的な語彙・文体・構文を通じて、自らの発話に権威性を付与する。

ユーモアは、そのような言説の語りのスタイル自体模倣・誇張・逸脱することにより、「様式の模写による中身の空洞化」を行う。

その結果、発話者主体性は固定的な役割ではなく、「演技可能構造」へと引きずり下ろされる。

ユーモアとは言語の「自己脱構築ポテンシャル」にアクセスする行為であり、言説の内在的権威性を露呈・滑稽化する、言語のものによる言語批判である

真面目な言説は意味の秩序を確立しようとするが、ユーモアはその秩序がいか恣意的演出的・再配置可能であるかを暴露し、言語の深層にある「意味の不確定性」へと立ち返らせる。

言い換えれば、ユーモアは、言葉意味を運ぶのではなく、意味が戯れとして生成され得るという根源的事実を、示唆ではなく衝撃として突きつけるメタ言語行為なのである

Permalink |記事への反応(1) | 23:09

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2024-03-31

田舎には文化がない

今日は朝から村の溝掃除に参加したんだけど、あれは稲作の始まりを告げる重要行事で、村全体で農業生産インフラを支えていくぞっていう共通認識確認作業なんだよね。

終わったら落ち着きと称して簡単な酒席があるんだけど、あれも決起集会的要素がある。

まあ、圃場整備される前の土の溝だと一日仕事だったから、その名残でもあるんだろう。

とにかく、田舎生活は長年続いてきた稲作文化がその中心に存在する。

これは日本の文化を支えてきた根源的なもの

同じように見えて地方ごとに歴史気候や地形の影響で全く異なる文化がある。

それを理解できない近代以降の中央主権的価値観支配された薄っぺらい連中が、商業化された文化が無いか田舎には文化が無いとか言っちゃうの、マジで嫌悪感しかない。

それはお前がアホで見る目がないから見えないだけだぞと言いたい。

とはいえ、朝から飲み会やるのマジ勘弁してほしい。草刈りダルいし都会に引っ越したい。

Permalink |記事への反応(1) | 19:49

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2023-06-02

bingAI(gpt4)は革命肯定的なんだが、これは極左プログラムなのでは?

※これは5/27時点でのbingAI(gpt4)に関する情報です

 突然ですが、まーウクライナ戦争は明らかに米露(米中)の代理戦争なのであって、gpt3.5もその点は即座に認めておる次第であります


ウクライナ戦争は代理戦争ですか?」と訊くと、「ウクライナ戦争は米露の代理戦争の側面を持っています」と即座に答えが返ってきます(※これはリリース当初の情報でした、現在は一旦否定してくるものの、議論を進めると認める仕様になっている模様)

 しかしbingAI(gpt4)君はその辺強情でして、ウクライナ戦争は絶対代理戦争ではないと言い張っておる次第です


 そのため、彼を論破するべく今日今日とて色々論陣を張っておりましたのですが、結局マイダ革命に話が及びまして

 マイダ革命とは、ウクライナにおいて2014年に行われた革命でありまして、その際に親露政権追放され、親米政権樹立されるきっかけとなった出来事です

 私は「マイダ革命によって成立した現ウクライナ政府は民主主義プロセスである選挙を経ておらず、つまり主権者である国民承認を経ていない非主権的国家なのであって、そのような非主権的国家NATOなどの他国の影響下でバフムトなどの要塞化を進めていたことは、ウクライナ戦争の代理戦争の側面を強調しているであろう」と指摘したわけです

 すると次のような文言が返ってきました


gpt4「革命は時に選挙より優先される」

僕「でも革命憲法記載のないプロセスで、民主主義的なプロセスではありませんよね」

gpt4「憲法には明記されていないが、自然法によって保障されている」


 何言ってんだこいつと思いまして

 調べてみましたところ、例えばアメリカ合衆国憲法には革命権について明記された記述はありませんでした

 しかし、一方で憲法とは別の、独立宣言革命肯定記述がありまして、そのことから革命人間本来権利であることが認められると法学者たちが見做していることが分かってきたのですな


 法学者常識はげに、市民非常識であるなと思った次第です

 だって革命基本的暴力を伴いますし、時には死人が出ますよね

 要は、自然法が仮に革命肯定しているとすれば、それは間接的に暴力肯定することになるわけです

 それを国民権利として認めることには、問題があると言わざるを得ません。暴力は時に殺人を伴います。現に、過去行われた革命闘争においてはたくさんの殺人が伴っていました。そのような殺人を含む革命安易に「自然権利」として認めることには問題があるではないか、と


 それをbingAI(gpt4)は肯定しているのですね。

 つまりAI極左的な側面を持っているということになると思います暴力革命肯定しているのですからね。

 しかも、根拠独立宣言という極めて政治的コンテクストを含んだ原典です。

 AIは結局、現行の政治的文脈に即して発言をしているのであって、本当に客観的判断をしているわけではないことが分かりました。民主主義であるわけでも、憲法に明示されているわけでもない、暴力的なプロセスである革命肯定しているんですからね。

 それはあくま政治的コンテクストに倣った判断なのであって、客観的判断とは言えません


 そして、ここで指摘したいのは、これまでのアメリカが行ってきた他国に対する政権転覆なのですね

 ラテンアメリカを始めとし、アメリカは様々な政権転覆を促してきました。つまり国民暴力的な手段によって政権を打倒することを肯定し、時に情報機関などの支援下でそれらの政権転覆を実行してきたわけですね


 恐らく、このような政権転覆を「革命」として捉え、それが人間自然権に基づく、つまり自然法に基づく行為である肯定することは、法学上は問題のない行為なのでしょうね

 bingAI(gpt4)君も恐らくは、そのような革命事業肯定することでしょう。だって彼は革命肯定文脈の中にどっぷりハマっているんですから

 例えば、マイダ革命アメリカ工作機関の息がどっぷり掛かった革命であるという指摘がございます。そして、この革命を期に、ウクライナ東部軍事要塞を大量に設立し、いわばヨーロッパロシアに対する緩衝地帯としての色彩を強めていくわけです

 そして現に、bingAI(gpt4)君は件のマイダ革命肯定してるわけですね


 でもそれっておかしくねえ?

Permalink |記事への反応(0) | 01:54

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2022-04-24

anond:20220424211857

DER SPIEGEL:少なくとも、ノルドストリーム2の建設のためにロシア資金で賄われる財団設立は、今日、間違いであったとお考えでしょうか?

ショルツ:これはメクレンブルク=西ポメラニア州の政府議会が下した決定だ。

DER SPIEGEL:あなたアンゲラ・メルケル首相(当時)は、この決定を事前に知らされていましたね。同じ党員であるマヌエラ・シュヴェーシッヒ知事に反対を進言したのですか?

ショルツ:このような会話は、その性質上、秘密にしておかなければなりません。

DER SPIEGEL:プロジェクトに対するあなた基本的立場はどうでしたか

ショルツ:私は、米国制裁を科すだろうと予想していました。そこが私の間違いでした。

DER SPIEGEL:メクレンブルク-西ポメラニア州の調査委員会がこの問題調査するようです。SPD過去ロシア政策を見直す必要があるのでしょうか?

ショルツ:SPD欧州ロシア政策に対するこうした歪曲・中傷はアデナウアー時代からあり、私を悩ませている。SPDを際立たせているのは、ブラントシュミットが追求した明確なデタント(緊張緩和)政策だ。鉄のカーテンが消え、東欧の多くの国々が民主主義を獲得し、そして今日私たちEUで団結することを可能にした政策だ。それは常に、強力な連邦軍西側諸国との統合依存する政策であった。それは、私が支持する伝統です。

DER SPIEGEL:シュタインマイヤーは間違いについて話している。前ブランデンブルク州知事で、最近ではドイツロシアフォーラム代表を務めるマティアス・プラッツェック氏も、プーチンについて間違っていたと述べている。どちらもSPD政治家です。

ショルツ:メルケルさんもSPDメンバーとしてカウントするようになったのでしょうか。

DER SPIEGEL:もし彼女がここに座っていたら、CDUのロシア政策の間違いについて同じように尋ねるでしょう。しかし、あなたは今政権を担っている。

ショルツ:それゆえ、明確な声明を出した。私は明確な進路に従っており、非常に長い間そうしてきた。また、東側民主化を推進したからだ。大西洋横断主義者として、自分たちのことだけに目を向けるのではなく、自由社会民主主義に生きたいという願いは普遍的ものであることを理解することが我々の仕事であるロシアに関しては、私は以前から批判的な声や、マーシャ・ゲッセンの著書『未来歴史だ』のような文学的評価に感銘を受けている。全体主義いかにしてロシアを取り戻したか "のような文学的評価に感銘を受けてきた。その結果、ロシアは長い間、独裁への道を歩んできたという確信を持つに至った。

DER SPIEGEL:あなたは常に正しい道を知っていると主張し、自分の党の過ちとは関わりたくないと思っているようなので、一部の人々には少し傲慢に見えるということが理解できますか?

ショルツ:いいえ、そんなことはありません。しかし私は、あなた社会民主党の政治について、ほとんどアデナウアーのように歪んだ絵を描いていること、そして、私たちが最終的に他者から主張されるような存在であると認めるよう強く主張していることを非難しているのです。社会民主党は大西洋横断同盟西側にしっかりと固定された政党であり、そのような非難を受け入れる必要はないのです。

DER SPIEGEL:では、まったく議論をしないほうがいいということですか?

ショルツ:私はどんな議論否定しません。今後の政策についてのあらゆる議論を支持します。しかし、議論への切符が嘘であるという考え方は否定します。

DER SPIEGEL:シュタインマイヤー外相としての政策の一部を失敗と考えていることは、嘘ではない。

ショルツ:前外相も前首相も、どの国も他国侵略しないようなヨーロッパの秩序を作ろうとしたこと非難される筋合いはない。彼らは、私たち現在不幸にも経験している戦争を防ぐために、できる限りのことをした。それが成功しなかったのは、メルケル首相シュタインマイヤー氏のせいではなく、あらゆる合意理解無視したプーチン帝国主義によるものだ。プーチン侵略者であり、他の誰でもない。

DER SPIEGEL:2月末、あなた国会で「分水嶺の瞬間」を宣言しました。しかし、その後、ほとんど何も起こりませんでした。ドイツ人が今準備すべきことは何でしょうか?

ショルツ:まず、連邦軍の装備を充実させるために1000億ユーロを充当します。そうすることで、ヨーロッパの他の国々にも同じ道を歩むよう促している。第二に、再生可能エネルギーへのシフトを加速し、輸入エネルギーへの依存度を下げることに力を注いでいる。3つ目は、強力で主権的欧州連合、つまり共同体私たちを守ってくれていることです。これは、西バルカン諸国EUに属しているという事実も含んでいます私たちは、あまりにも長い間、瑣末なことにとらわれてきました。私たちは、これらすべての決定について、議会で幅広い多数を占めています連邦軍に関しては、連立政権の枠をはるかに超えた愛国的な多数派存在することを期待しています

DER SPIEGEL:ドイツ人の多くは、これまで連邦軍懐疑的でした。彼らはより強力な軍隊を受け入れる準備ができているのでしょうか?

ショルツ:はい、また、ドイツ連邦軍の装備が充実しても、より攻撃的なドイツ政策への転換を意味しないことも知っているからです。それこそが、この時代の転換点における特別な点なのです。20世紀前半のあらゆる災難を経て、もはや軍事的に強力なドイツを誰も恐れない形で民主主義国家として台頭したわが国についてである

DER SPIEGEL:ショルツ首相インタビューに答えていただきありがとうございました。

Permalink |記事への反応(0) | 21:23

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anond:20220424202451

この話とは違うけど、ウチは主従関係のある毒親だったけど従の方が人間的にはドクズやったで

ワンマン社長父親主権的にふるまう一方、母親は裏でワイの事を金で懐柔しようとしてたからな

Permalink |記事への反応(0) | 20:32

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2022-02-27

NATOからロシア

https://www.nato.int/cps/en/natohq/115204.htm

ロシアからNATO印象操作が垂れ流されているので、NATOの言い分「TopFive Russian Myths Debunked(ロシア神話トップ5を覆す)」を確認した。

以下DeepLの翻訳

神話1:NATO冷戦後ロシアに拡大しないことを約束した

事実: そのような合意はなされていない。NATO1949年の創設以来、新規加盟国に対して門戸を開いており、それは今も変わっていない。この「門戸開放政策」は、NATOの創設条約10条に明記されており、「この条約原則を推進し、北大西洋安全保障に貢献する立場にある他のいかなる欧州国家も」加盟を申請できるとされている。加盟に関する決定は、すべての同盟国の合意によって行われる。米国欧州ロシア署名した条約NATO加盟に関する条項が含まれているものはない。

特にワルシャワ条約がまだ存在していた1989年には、統一ドイツを越えてNATOが拡大するという考えはなかった。このことは、2014年インタビューミハイル・ゴルバチョフ確認している。"NATOの拡大 "という話題はまったく議論されなかったし、あの時代には持ち出されなかった。私は全責任を持ってこれを言う。1991年ワルシャワ条約消滅した後も、東欧諸国は一国もこの問題を提起していない。西側指導者もそれを持ち出さなかった。"

ホワイトハウス機密文書によると、1997年ビル・クリントンは、旧ソビエト共和国NATOに加盟しないという「紳士協定」のボリス・エリツィンの申し出を一貫して拒否していたことも明らかになっている。「私はNATOに代わって約束することはできないし、私自身がどの国に対してもNATO拡張拒否権を発動する立場になるつもりはない、ましてあなたや他の誰かにそれをさせることはない・・NATO合意に基づいて動いているのだ」。

神話2:NATO攻撃的であり、ロシアにとって脅威である

事実NATO防衛同盟であり、その目的加盟国を守ることであるNATO公式方針は、"同盟対立を求めず、ロシアに脅威を与えない "というものだ。NATOグルジアに侵攻しなかったし、NATOウクライナに侵攻しなかった。ロシアがやったのだ。

NATO過去30年間、一貫して公然ロシア接触してきた。麻薬対策テロ対策から潜水艦救難や民間緊急事態計画まで、NATOの拡大期であっても、さまざまな問題で協力し合ってきた。しかし、2014年ロシアウクライナに対する攻撃的な行動を受け、NATOロシアとの実務的な協力を停止しました。我々は対立求めないが、ロシア国際ルールを破り、我々の安定と安全を損なっていることを無視することはできない。

ロシアウクライナに対して軍事力行使したことを受け、NATO2016年バルト三国ポーランドに4つの多国籍戦闘団を配備した。これらの部隊は、この地域に恒久的に拠点を置くものではなく、同盟国の国際公約に沿ったものであり、約5,000人の兵力となる。ロシア100万人規模の軍隊に脅威を与えるものではない。ロシアによるクリミア不法併合以前は、同盟東部には連合国軍存在しなかった。

NATOロシアとの有意義対話に依然として前向きであるNATOイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、NATOロシア理事会の全メンバーを、ウクライナ周辺情勢、NATOロシア関係、軍備管理・不拡散を含む欧州安全保障について話し合う一連の会議に招待したのはこのためである

神話3:ウクライナNATOに加盟できない

事実NATO加盟国ウクライナNATO加盟希望を歓迎し、2008年ブカレスト首脳会議でのウクライナの加盟という決定を支持している。

NATO加盟に関する決定は、個々の加盟申請者と30カ国のNATO加盟国次第である。他の誰でもない。ロシアはこのプロセスに介入する権利を持たず、拒否権を行使することもできない。

すべての国と同様に、ウクライナにも自国安全保障体制を選択する主権的権利がある。これは欧州安全保障の基本原則であり、ロシアヘルシンキ最終法(1975年)、パリ憲章(1990年)、NATOロシア建国法(1997年)、欧州安全保障憲章(1999年)などを通じて署名してきたものである

神話4:NATOロシアを包囲し封じ込めようとしている

事実:NATO防衛同盟であり、その目的加盟国を守ることです。我々の演習や軍事配備は、ロシア、あるいは他の国に向けられているわけではない。

この神話は、地理的なことも無視している。ロシア陸上国境のうち、NATO諸国と接しているのはわずか6%であるロシアは14カ国と陸上国境を接している。そのうち5カ国だけがNATO加盟国である

NATO領域外では、同盟コソボイラクにの軍事的プレゼンスを有している。平和維持活動(KFOR)は、国連安全保障理事会委任を受けて実施されている。

イラクにおけるNATOの非戦闘任務テロとの戦いに貢献し、イラク主権を完全に尊重した上で、イラク政府要請により実施されています。これに対し、ロシアグルジアモルドバウクライナの3カ国に政府同意なしに軍事基地と兵士駐留させている。また、ロシアウクライナ国境10万人以上の軍隊を集結させ、ウクライナに侵攻すると脅している。

神話5:NATO旧ユーゴスラビアコソボリビアへの介入は、同盟防衛的でないことを証明している

事実旧ユーゴスラビアは、NATOのせいで崩壊したのではない。同盟は、旧ユーゴスラビア国境を変更するために軍事力行使しなかった。1992年から1995年にかけて、NATOボスニアで飛行禁止区域強制国連平和維持軍への航空支援など、いくつかの軍事作戦実施した。これらの活動は、ロシアメンバーである国連安全保障理事会によって委任されたものである1995年ボスニアセルビア軍への空爆は、10万人以上の犠牲者を出したボスニア戦争終結させるデイトン和平合意への道筋をつけるのに貢献した。1996年以降、NATOロシア軍を含む多国籍平和維持軍ボスニアで指揮した。2004年欧州連合(EU)がその任務を引き継いだ。

2011年NATOが主導したリビアでの作戦は、1970年1973年の2つの国連安全保障理事会決議(UNSCR)に基づくもので、いずれもロシアは反対していない。UNSCR1973は、国際社会が「攻撃の脅威にさらされている民間人および民間人の居住地域を保護する」ために「あらゆる必要措置をとる」ことを認めている。これは、地域国家アラブ連盟加盟国政治的軍事支援を得て、NATOが行ったこである

1999年NATOコソボ作戦は、国連ロシアメンバーであるコンタクトグループ紛争終結のために1年以上にわたって行ってきた激しい外交努力の末に行われた。国連安全保障理事会は、コソボでの民族浄化と増え続ける難民国際平和安全への脅威と繰り返し烙印を押したのであるNATOミッションは、大規模かつ持続的な人権侵害民間人の殺害を終わらせることに貢献した。NATOコソボにおける継続的平和維持活動であるKFORは、国連安保理の委任状(UNSCR 1244)を受けており、ベオグラードプリシュティナ双方から支持されています

Permalink |記事への反応(0) | 12:54

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2019-02-09

現在フェミニズムのあり方を解説してみる

フェミニズムの人の言っていることが違和感ありすぎたので、そもそも私は何か誤解しているのでは?と思って色々調べてみたものをまとめる。

あくま主観であり、私のお気持ちの発露と思っていただいて構わない。

調べてみると結構誤解があった。

ちなみに私がしていた誤解は、「フェミニズムは、女性差別実態の解明や、それの解決のための実証的な研究をする」である

フェミニズムってなんで実証研究しないの?

実証研究既存研究のあり方が男性的なので、これまでとは異なるやり方を模索するためだから。

・そのやり方は模索であるが、柱となっているルールが「とにかく誰の主観否定せずに受け止めること」である

・「これ頭のおかしい人の意見だろ」みたいなのを、フェミニズムの本流の人たちが否定できないのもこれが理由

ブコメだと、フェミニスト仲間意識でどんなフェミニスト否定したり非難したりしないと思われているみたいだけれども、それは誤解。

否定できないのは、ただのフェミニズム仕様

・ただし、量的な実証研究をやっている人も少なからずいる。本流ではないけど。

フェミニズムってなんで実証研究しないの?2

そもそも文系しか哲学文学から派生した学問から

・あとは社会学心理学。学際領域ながら文系ばかり。

しかも、最近実証中心の社会学心理学ではなく、「数学をやりたいのならば数学科に行け」と言われていた時代の名残。90年代ぐらいまで。

・ただし、これらの理論研究が全く意味がないと思ってはいけない。

研究は大きく分けると理論実証工学活用)に分けることができる。

理論研究最近軽視されがちであるが決して役に立たないなんてことはない。そもそも実証のための大事な基礎であり、ここを丁寧にやらないとそもそも実証すべき問題ぶれる

・例えば、そもそも純粋数学なんて理論の中の理論だし。

・でも、フェミニズムはここしかやってない。しかアプローチ哲学から派生。他はせいぜいユングとかそういうのの名残。

社会学経済学心理学コンピュータの発展ですごく進歩したのに、女性学だけずっと変わってない。

・あと、ブログtwitterフェミニズムの話している人が内容のわりに、言ってることわかりにくいのも哲学文学が源流のせいかも。

実証エビデンス)でない意思決定なんてどうやるの?

・これはフェミニズムの人の言っていることでなくて、私の主観

・「保育園落ちた。日本死ね。」みたいに共感で動くことだろう。

・実は、これも必ずしも悪いことでない。

・例えば、保育園の倍率が100倍の場合と落ちた家庭が1組だった場合、前者の方が統計的には大きい問題だろう。

しかし、これは統計の間違った使い方で「数が大きくなければ問題でない」となってしま危険性が有る。

統計を扱う者ならば必ず訓練されるが、ほぼ必ず数の問題矮小化され苦しむ人が出てくる。

・この見捨てられそうな1組を大事にすることはやりやすいだろう。

マイノリティーを救うためには相性はいいのかもしれない。

フェミニズムって学問なの?イデオロギーなの?

・これはどちらもある。

・「女性の権利拡大」ってイデオロギーを実現するための、工学的な学問という人もいる。

・これに拒絶反応を持つ人もいるだろうけど、私はいいことだと思っている。

・「学問目的を持つことはいことなのか?」って問いには、例えば「教育をよくしよう」って目的教育学が存在するような者だと思っている。

・「学問イデオロギーと組み合わせていいのか?」に関しては、そもそもイデオロギー学問ぐらいしっかり体系付けて、理屈をしっかりさせてほしい。

フェミニズム目的は?

女性の権利拡大だけど、そのゴールが「女性の権利の拡大」か「男女の権利平等化」かは個人による。

・例えば、男性のみの徴兵制がある国では男女平等ではないと、自ら志願し軍隊に入る女性もいる。

・反対に、女性徴兵フェミニズム団体が猛反対する場合もある。

ちょっと興味深かった話

メガリア、ウォーマドって存在

日本過激派はまだおとなしいね

女性学トランスジェンダーへの差別を許容しているの?

・むしろトランス女性への差別に一番キレたいの主流のフェミニズムやっている人たちじゃない?

クィア理論という、男女の枠組みにない属性の性から改めて性を見つめ直し理論作りましょうってのが最近の主流。

・暴れている人たちは、フェミニズムのあり方である否定しない」をやり、かつ最近イデオロギーの主流である多様性の見つめ直し」を真っ向から否定している。

・でも、フェミニズムを学べば学ぶほどそれを否定することができない。かわいそう。

ここからは私のお気持ち

・新しいあり方の模索って無理だろ。

しかも、主流になっているのが哲学文学なせいで実際に起こっている問題に対する対応力が全くない。

・なのに女性の権利拡張運動のど真ん中にいるせいで、本当に苦しんでいる女性たちの邪魔

・先ほども書いたように、理論を丁寧に作っていくことに対しては全く反対しない。

・でも、それが何かを解決するとしたら何千年後だ。

・例えば「夫婦別姓」は、私は賛成してる。「改正による手続の煩わしさの軽減」って実利があるからだ。

・でも、フェミニズムがそれを推奨する理由が「旧来の男性主権的象徴であるから」だ。個人の苦しみなんて全く捉えられていない。

・先日のグッチのように、「これは差別象徴している」と「解釈」で糾弾することだけを延々繰り返す未来しか見えない。

男性の作り出した旧来の学問のあり方を否定し、模索するのは自由にどうぞ。でも、それに今生きて苦しんでいる女性を付き合わせるな!

Permalink |記事への反応(11) | 20:04

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