
はてなキーワード:中華思想とは
(追記2)
調子にのって後編を書いた。みんなのコメントが刺激になってGeminiががんばってくれました。
https://anond.hatelabo.jp/20251126232819
(追記)
ちょっと昼休みに思い付いた思い付きが思ったより読んでもらえてうれしい。ポイントは論点ずらし。首相の言ったことをそのまま尊重しつつ国際社会で日本の正当性を主張するための詭弁といえば詭弁。台湾海峡を「国内問題への介入だ」と主張する中国に対して「そもそもそこには国内問題などない」という立場を取ればいいんじゃないかという。
>そこ論点じゃない。「仮に台湾海峡が完全に封鎖された場合、『日本の存立危機事態』に該当する可能性があると答弁し」たことが問題なの。これだと米国出てきてないじゃん。誤魔化さないで集団的自衛権の話をしてね。
論点ずらしの提案なので論点じゃないのはわかってる。ただ、正面から集団的自衛権の話を台湾に対して「どのように」するのか、現実的な解を持ってる人いるのかねえ。個人的にはいねーんじゃないかなと思ってるのだけど。
ごめんね、じかんなかったの
>中国によれば中国の主権は国際法より上位にある。というか主権や法律は強い奴が弱い奴を支配するためのもの(なので小国は主権を持っていない)、というのが中国の主張。中華の歴史がそうなんだから中国人には常識。
それは間違いだよね、と中国以外の人々を巻き込むロジックが必要だとおもうわけさ。さすがに中華思想で国際法無視されたらたまらん。
>台湾海峡自体は日本のシーレーンと直接関係はない。タンカーが通るのは台湾海峡じゃなくてフィリピンと台湾の間。中国と台湾との政治的牽制の場であって、日本の存立危機事態とするには別の根拠が必要となる認識。
まあそうなんだけどさ、台湾海峡は中国の国内問題である、という中国の主張もどうなのよっていう。
>結局、日本が台湾を国と認めるか、中国の一部と認めるかの話。中国が怒ってるのは、(中国の立場を尊重するとした日中共同声明と異なり)台湾を国と認めたから。だから日本が国際水域と主張すると揉める
いや、台湾が国だろうが国じゃなかろうが中国が台湾海峡を封鎖するのはおかしくね? という議論なのだけど
>なんで航行の自由作戦についての記述がないの? 自衛隊含め各国の軍艦が定期的に通過してますが
すまん忘れてた
(本文)
最近、台湾海峡をめぐるニュースが増える中で、ふと疑問に思うことがあります。
「台湾海峡って、国際的には公海なの? それとも中国の領海なの?」
国際法の建前と、中国の主張の「本音」を、日本の安全保障の観点から整理してみましょう。結論から言えば、日本の立場を強くするためには、「国際法規を無視するなら許さんぞ」というロジックが最も合理的です。
まず、国際法が定める「建前」は非常にシンプルです。これは国連海洋法条約(UNCLOS)というルールに基づいています。
領海(12海里):沿岸から約22kmまでは沿岸国の主権が及びます。
排他的経済水域 (EEZ):領海の外側、沿岸から約370km(200海里)までは、沿岸国が資源探査などの「主権的権利」を持ちますが、他国に対しては「航行の自由」が認められています。
台湾海峡の最も狭い部分の幅は、両岸の領海(12海里+12海里=24海里)よりも広いため、中央部分はEEZまたは公海として残ります。
したがって、国際社会(米国、日本など)の一般的な見解は、「台湾海峡の中央部分は国際水域であり、軍艦を含め、どの国の船も自由に航行できる」というものです。
この国際的な建前に対し、中国政府は近年、非常に挑戦的な主張をしています。
「台湾海峡は中国の主権と管轄権が及ぶ水域であり、国際水域は存在しない」
このロジックは、「一つの中国」原則を海洋法に持ち込むことで成り立っています。
中国のロジック:台湾は中国の領土であり、大陸と台湾という「一つの国」の陸地に挟まれた台湾海峡は、国際法が適用されない「内水(InlandWaters)」、またはそれに準ずる水域である。
なぜなら、一つの国の領土に挟まれた海峡でも、「国際海峡」として国際的な航行の自由が保証されるのが国際法の常識だからです。ニュージーランドの北島と南島の間にあるクック海峡が、国際海峡として「通過通航権」(最も強力な航行の自由)が認められているのは、その典型的な例です。
つまり、中国の「内水」主張は、国際法上の根拠よりも、政治的な「領土主権の拡張」という意図が強いと見ることができます。
日本の首相は、仮に台湾海峡が完全に封鎖された場合、「日本の存立危機事態」に該当する可能性があると答弁しました。
この答弁の法的根拠を、中国の政治的な主張(一つの中国)と切り離し、「国際法規の遵守」にシフトして考えることが重要です。
| 視点 | 中国の主張への対処 | 日本の行動の正当性 |
|---|---|---|
| 政治的視点 | 「一つの中国」原則に反するのか? | (論争に巻き込まれる) |
| 国際法的視点 | 国際法規(UNCLOS)に反するのか? | (普遍的価値に基づき強く主張できる) |
日本がロジックの重心を「国際法規の無視」にシフトすることには、以下の大きなメリットがあります。
論争の軸を「法の支配」に:台湾の主権帰属という難しい政治問題から焦点を外し、「国際的なルールを一方的に破る行為を許さない」という普遍的な価値の問題に持ち込むことができます。
国際的な連携の強化: 「航行の自由の侵害」は、日本だけでなく、米国、欧州、オーストラリアなど、すべての海洋国家の国益を脅かします。国際法を盾にすることで、多国間での非難と連携を容易にすることができます。
自国の安全保障の正当化:台湾海峡の封鎖は、日本のシーレーンを断ち切り、国民の存立を脅かします。この封鎖が国際法を無視した行為であるならば、日本が自衛のために行動する法的正当性がより強固になります。
結論として、台湾海峡をめぐる日本の最も堅固な立場は、中国の政治的レトリックではなく、あくまで国際法と「航行の自由」という普遍的なルールを守るという姿勢にあると言えるでしょう。
(思い付きをgeminiに作文させたのでここに放流して供養する)
劉仲敬は中国出身の歴史学者、思想家、作家であり、東アジアの歴史・民族問題、政治思想に関する独自の視点で知られています。特に「中国史の再解釈」や「民族・国家のあり方」に関する論考で注目されており、中国の体制批判や分裂論、地域主義的な思想を持つことで話題を集めています。
活動拠点:主に海外(日本やアメリカなど)、インターネット上でも発言多数
主な思想・特徴
劉仲敬は、中国共産党や中華思想が唱える「中華民族=一体的な統一民族」という見方を強く批判しています。彼は、現代中国の「中華民族」という概念は後付けの政治的な神話であり、実際には多民族国家である中国は複数の異なる民族・文化圏の集合体だと考えています。
中国の広大な領域を複数の地域に分け、それぞれが独立や自治を持つべきだという考え方を支持しています。歴史的には、元・明・清などの王朝も「多民族連合体」であり、単一民族国家ではなかったと強調します。
3. 「諸夏(しょか)」論
彼が提唱する「諸夏主義」とは、中国全体を「複数の夏(文明圏や文化単位)」の集合体とみなし、これらが連合してきたという概念です。これにより、漢民族中心の大中華主義を相対化しています。
国家や民族は歴史的・文化的に流動的なものであり、固定的・普遍的なものではないと考えます。そのため、現在の国境や民族単位も時代と共に変わっていくものだという視点を持っています。
日本人にとって注目される点
日本の歴史教育では、中国は連綿と続く一つの大国というイメージが一般的ですが、劉仲敬はそれを「作られた神話」とみなします。これは、日本の歴史認識や中国理解を見直すきっかけになるかもしれません。
劉仲敬は、中国の中でも特に少数民族や独自文化を持つ地域の独立・自治問題に関心が深いです。たとえば琉球(沖縄)を「独自の民族圏」としてとらえ、中華民族の範囲に含める中国の主張を批判しています。これにより、日本の安全保障や地域情勢への示唆を与えています。
彼の思想は中国共産党の一党支配体制に対する批判も含み、中国の未来や分裂可能性についての議論を促しています。中国理解の深化に役立つ視点です。
発信方法と影響力
劉仲敬は動画やブログ、SNSを通じて思想を発信し、特に中国語圏や日本、台湾、香港の知識層に影響を与えています。
学問的には異端ともされますが、彼の自由な発想と大胆な主張は、若い世代やネットユーザーの間で支持を集めています。
簡単なまとめ
ポイント 内容
Permalink |記事への反応(11) | 12:02
基本的には九州の男性への諦めみたいなところがある。「まあ九州だからね。他の地域とは違うから」「さすが九州は違いますね」という、男女差別へのカウンターで使われていた。
もともとはネット上で男尊女卑発言してるやつを見て、住んでるとこを聞いたら九州の割合が高かったのが始まり。
人口比的には九州に集中するわけがないのに、やたらと九州の割合が高かった。
突然さす九と言って殴りに行くやつもまあいるのだろうが、多くは昭和男児みたいなことを未だに言っている九州男性の意見についてそれ以上の関心を払わないようにするためのもの。
「ああ、なんだ。発言者は九州の男か。まあしょうがない。九州だから。九州だからこれ以上一生懸命言っても無駄だな」というふうに諦められる。
どちらかというと九州男性側が「さす九」と言われないように努力する必要があると思う。
正直福岡あたりって昔ながらのヤンキーみたいなのが未だにたくさん歩いてるし、男尊女卑もよく聞く。
九州の女性からすると、今までつらかった女性差別や現在進行系で行われている女性差別について「まあ九州だから」と思えるとだいぶ楽になってるんじゃないか。耐える必要がなくなるから。
まあただ、九州男性、とくに九州から出たことがない男性が「突然自分の行動が男尊女卑だとみなされて驚き。地域差別じゃね?」みたいに思うのはわかる。
わかるけど、ピントズレてんだよな。そこじゃない。「さす九って言うな」「九州を差別するな」ではなく、「俺たちは他地域と比べても遜色ないレベルで男女差別していない!」「事実無根だ!」と言い張らないといけない。
たぶん全然現状が見えていないしわかってないのだと思う。しっかりと払拭するには統計的事実を示して、ひとつひとつ改善するしかないと思う。
背後には東京中華思想もあって、こっちはこっちで問題だとも思うけど。
んーまあ便利なんだよ。変に「なんだそれ酷い男尊女卑だな!」と感情を何度も上下させて一生懸命論争するより、「九州だから」と片付けて気持ち切り替えられるから楽なんよ。
どこそこの国が「俺は超すごくて文化的なんだ。だから他の奴らとは違うんだ!エッヘン凄いぞ!」とやってるのを見るとき、日本人はそれを他人事であるかのように扱うのが不思議でならない。
自分たちのことを謙虚だと勘違いしているつもりだろうが、そんなことはまったくなく、アジアで唯一の先進国であるかのように自認し他のアジアを見下しているのが日本人だろ。
こういう話をすると「いやいや『中華思想(笑)』と比べたらたいしたことないアルヨwww」と逃げるが、誇大妄想を元に世界を支配しようとしたのがつい100年前の話で、そのとき抱えていた『八紘一宇(天皇陛下を頂点とする家父長制のもと全世界を統一すれば、偉大なる父の子になれて皆ラッキー皆ハッピネスでござるよ←こんなバカなこと本気で言ってたのマジで笑えるよね)』の集団幻覚に比べたらまだなんぼかマシに思えるわ。
戦後は戦後で高度経済成長により世界中を見下してたし、そこから完全に廃れきったのに「でも日本には四季とモラルがあるし・・・」とまだまだ中国・韓国はもちろんタイやマレーシアだって平気で見下しにかかっている。
「極東の島国で卑屈に暮らしている」というセルフイメージとは裏腹に、実際にはアジアの中では自分たちが頂点で欧米列強の常任理事国クラスを持ってこない限りは負け知らずと周囲を見下し切っている。
これが猫被りの腹黒ではなく、正真正銘無自覚見下しなのだからとんでもないことだ。
技術・安全性・漫画・ゲーム・HENTAIの分野において世界トップなのは事実として間違いないのだが、一部の分野で尖っているだけでトータルで見れば他国を見下している余裕があるほどの国とは言えないのが現状だ。
自分たちはよそを見下しまくっておいて、他の国が同じことをすれば「自分たちの民族を偉大だと勘違いしてプライドだけブクブク膨れ上がってる国ってマジでキモいよね~~(*´·ω·)(·ω·`*)ネー 」と盛大に棚上げをかます。
>少数のエリートリーダーによる独裁で運営される組織による侵略的世界改革こそ至高みたいな徹底的な中華思想至上主義の刷り込みのオンパレード
これモロに西側やん
アメリカとか衆愚政治極まっておもくそ元増田の文章通りの社会になってるよな
>独裁的に運営される私企業のリーダーで、侵略的思想による他者への介入と主義の押しつけと言う、偽善と傲慢を絵に書いたような中国の代弁者
他国に政治工作しまくり~の自由と民主主義押し付け~のLGBTだのSDGsだの押し付け~の金融牛耳って表現を間接的に縛り上げてき~の
白人はやりたい放題やっとるわ
>そのような「抵抗勢力」は、決して主人公の思想を受け入れない為、武力介入し人を殺して無理やり従わせると言う、お決まりパターンばかり。
従わない中東に対してアメリカはおもくそ武力介入して無理やり従わせたよね
武力介入して民間人毎殺しまくって無理やり従わせてきたのはむしろ西側だよ
大国は結局元増田の文章のような社会になるってことだと思うよ結局
数年前に話題になった「羅小黒戦記」という中華アニメを劇場で見た。
クオリティは高かくて驚いたし、主人公たちが住んでいる精霊の故郷と人間の住んでいる街がただ単に「物理的に離れているだけ」なのに中国広いからそうなのかも、と思わせられたりという面白さはあったけど、ストーリーはどうも心の中に消化できない黒い澱のようなものを感じるものだった。
人間の街で明日も生き残れるかという境遇の主人公の精霊、幼い小黒がとある精霊仲間に助けられて彼らの街に行き、共に成長するが、その仲間は人間の開発によって故郷を侵食されていることを憂い、武力による戦いを志向していた。
小黒は彼らに愛着を感じつつも、人間界からきた保護者によって確保され、彼から教えを受けるうちに精霊仲間は極端な思想と恨みに凝り固まっていると改心して、彼らと戦う、という話だったように思う。
小黒の視点もそうなのだが、話が進むにつれ、キャラづけも精霊仲間は怒りた震えて狭窄なテロリストで、人間界の側は彼らを教えきれないことを理知的に嘆きつつ制圧せざるを得ない苦悩を滲ませる、しかし正しいのはこちらで、精霊たちはこちらが教化してあげることによって健やかな未来を共に目指せるのだ(でもできなければ武力で従わせるしかない)という感じ。
これって「中華こそが正統な大陸の支配者で、辺境の民は中華に教化され従うべき」という中華思想じゃん?って思った。
脇の話題に一旦逸れると、声優も務めた宇垣美里さんが「単純な戦いより大事なことを言っている作品で、ぜひみなさんに見てほしい」というようなことを言っていたが、戦う側が大喜びなわけはないとか、戦うにも理由があって一面的な悪みたいな単純なものではないというところなのかもしれない、でも大枠、最終的には主人公の小黒が人間側の理屈について恩ある精霊たちと袂をわかち、彼らを説教して戦うという流れではあるし、ロシアが「ウクライナなんて我々に率いられて大ロシアを共に目指すべきなのだ」っていう思想の枠組みでウエメセの暴挙に出てる今ふりかえっても、「そりゃ自分が関わったお仕事だからいいところ見てコメントするの当たり前だけどさ・・・」って思ってなんかがっかりした感じはあった。
本題に戻って、中国のアニメがクオリティ高い大作も作れるほどであるので、多分興味深い作品はある。
でも気合い入れた作品に外国人が見たら「これおかしなこと言ってるんじゃ?」っていう思想が練り込まれて、受け手はクオリティに感激してそこをスルーしてしまうような状況になっていくとしたらなんか微妙だなって思う。