
はてなキーワード:中大とは
首のマッサージですけど、ご指摘の通り関連はないとするのが一般的な考え方です。
首のマッサージで起きる脳梗塞というと椎骨動脈解離に伴ったものですが、これは中大脳動脈領域に及ぶことは(基本)ありません。
また、強い頚部痛・頭痛と共に発症するのが一般的です。今回発症時に強い頚部痛・後頭部痛などは報告されていないこともあり、現時点で考える必要はないだろうと思います(MRI検査所見も含めて評価します)。
脳動脈解離は椎骨動脈や、それに続く脳底動脈で多く、それ以外の動脈ではごくまれです。
追加情報を拝見して、
典型的な深部静脈血栓症deep venous thrombosis DVT は認めないと。
DVT はふくらはぎのヒラメ筋静脈に起きることが多いですが、この症状は見られなかった。ただし、造影CTや超音波検査であれば見えるような、小さなも血栓の有無は分かりません。
その他の静脈でもありますから、これで DVT を否定することはできません。
小さいものも含めれば、卵円孔開存 PFO は 25% で見られるとのこと。PFO がないか、合ったとしても小さければ奇異性脳塞栓(DVT+PFOでまれに発生する)の可能性は低いと思われます。
奇異性脳塞栓 でない場合、発作性心房細動の可能性が相対的に上がってきます。
発作性心房細動 Paroxysma atrial fibrillation についてですが、
Apple Watch が指摘してくれる場合もあるようです。Apple watchからの指摘がない場合、不整脈から推測することが可能です。
つまり、通常は
1, 2, 3, 4
みたいに規則的に打っているところ、
1, 0.8, 2.3, 3, 3.7,
常時、この心房細動になっているのが慢性心房細動 chronicaf、疲れた時など時々起きるのが発作性心房細動 Paf。
Paf は放置すると chronicaf に移行し、こうなると後述のPV isolation でも治りにくくなります。
心房細動は一般に、まずは飲み薬(抗不整脈薬こうふせいみゃくやく)でコントロールを試み、コントロールできない場合や重大な合併症があった場合(脳梗塞のような)に根本的なカテーテル治療(PVアイソレーション)が考慮されます。
これは首とか足の付け根から太い血管の中にカテーテル(管)を入れ、異常な活動をしている細胞を心臓から電気的に分離する(アイソレーション:心筋細胞を加熱し、一部を壊死させることで電気が流れなくします)手技です。
原因となる部位は、肺静脈(pulmonary vein,PV)が左心房に繋がる部位付近にあるため、肺静脈を左心房から電気的に分離するような手技となり、そのためPVアイソレーションと呼ばれます。
この治療、重いプロテクターを来て、その上から清潔ガウンをまとって何時間も立ちっぱなし、細かな手技を行う結構大変な手技です。
暑いし蒸れるし大変ですけど、やりがいある治療の様で毎週毎週治療している先生もいます。
(凄いなーと思います)
発作性心房細動って決まったわけでもないですし、他の原因もあり得ますが…
なにより、いろいろ調べても原因が見つからない可能性も高いと思います。
いろいろうまくいくと良いですね。
35歳、健康診断オールA、脳の20%、右大脳中大脳動脈の梗塞 との記載
→ 右MCAm1 distal の embolic stroke ?(穿通枝は spare )
脳梗塞は大きく
塞栓性
そのほか
に分けられる(このほかにも分類があるが)。
実際にはアテローム性+塞栓性みたいなものもあり、こんなにクリアカットには分けられない。
35歳と若いことから、今後の人生で再発する危険性は十分にあるし、それを防ぐことがすごく大事。
ご本人は自分のことをすごく不幸と思ってらっしゃる(かどうかは知らんけど)かもだけど、幸運な要素もあったなと思う。
というのは梗塞が右だったということ。
これが左なら失語が残り、言語的コミュニケーションが不可能になっていた可能性が高い。
将来的にそういった事態を防ぎたい。それには原因を知らなきゃいけないわけだ。そのためのタイプ分け。
で、タイプ分け。おそらく塞栓性ですよね。
まず高血圧性の脳梗塞は高齢者に多いし、健康診断で基礎疾患がないとされているので、高血圧は否定的。
アテローム血栓性も、健康診断でオールAとのことで否定的。これは高脂血症(脂質異常症)+高齢+喫煙などでリスクが増えるので。
塞栓性梗塞の原因検索については経食道(けいしょくどう)エコーがなされたとのこと。
これは、食道側から行う心臓の超音波検査。通常の、体表(胸の前に)プローブを当てて行う心臓超音波検査(ガチ勢は「心エコー図」と呼ぶらしい)と比べ、より左心房が詳しく見える。
これで、左心耳血栓(発作性心房細動 Paroxysmal atrial fibrillation, Paf と関連)と卵円孔開存(patent foramen ovale, PFO)は除外したのだろうね?
ただ、ワンポイントの経食エコーで Paf や PFO を完全に除外できるとは限らない。ホルター心電図をやった記載がないし、他にも色んな原因を除外した記録がないよね。
DVT検索をした記載はないし、来院時の D-dimer/FDP (でぃーだいまー、えふでぃーぴー)なども書いていない。
どこまで何をやったのか分からん。
症状的には左片麻痺、同領域の感覚障害。高次脳機能障害かな? 右内包後脚/放線冠/中心前回・後回の広範囲 のどこかが侵されている可能性が高いと。
視野障害が出現しているので、視放線が部分的に侵されている。右側頭葉が冒されている、と。
最終的に感覚障害が残ったが、運動障害は軽い → 内包後脚ではなさそう。放線冠でやられたわけでもなく、脳皮質側でやられた印象を受ける。
脳の20%が失われた → MCAm2 inferior trunk 側で梗塞が大きかったタイプですかね? m2 は inferior が一番広いからねぇ。
脳の20% はやられたってことだけど、結構大きな梗塞だよね。
脳は左右の大脳半球、小脳、脳幹、間脳などに分かれ、左右の大脳半球がそれぞれ40% ぐらいを占めている。脳の20% っていうのは右大脳半球の半分くらいがやられたとのこと。それなら 右MCA領域のほぼ全域がやられているよね。となると、m1 occlusion の可能性が高い。あるいは、m2 の 3枝全てが詰まったか。
m1 occlusion については proximal と distal があるのだけど、
減圧開頭を行ってない
m1 proximal 「らしくない」
→ m1 distal またはm2 の複数領域の梗塞(特に inferior trunk に強い:視野障害が出た、感覚障害が残ったなどから)と推察できる。
こういった比較的太い場所への塞栓が起きるには、比較的大きな塞栓が飛ぶ必要があり、つまり Paf とか PFO がある可能性が高いよね。
微小塞栓性のもの、例えばトルーソー症候群とかseptic emboli、fat embolizationみたいな、は否定できる。
大きな塞栓子と言うことでは Paf が隠れてる可能性はあるし、
大きな梗塞の割に運動機能が回復していることから、PFO による DVT の奇異性塞栓だった(比較的"若い"血栓のため、早くに溶けてくれた)のかもしれない。
これらは鑑別の上位に上がるよね。
この方が、以前私の働いていた病院のSCUに入っていたら、ホルター心電図、下肢エコーでのDVT除外、そのほかよく分からない検索もねちっこくやられていたと思う。
自分は専門外なので知らんけど。
アスピリン、チクロピジン、ワーファリン、NOAC/DOACあたり飲んでるのかな?
何かしら飲んでてもおかしくないと感じるが(医療情報が不確かなため、なんとも言えない)。
脳卒中、脳梗塞ってあまりにも頻度が高い疾患だから、いろんな病院、お医者さんが見ていて、その中には脳梗塞診療にしつこくない方も結構おられるんですよね。
「とりあえず点滴2Lだして、ラジカット落としといて」みたいな。
今回総合病院ということから、一定の質の高い医療は受けられているとは思うんだけれども。
脳卒中専門の医師にネチネチと原因検索をしてもらった方がいいんじゃないかなと思います。
やってないならね。やってるかもしれん、分からんが。
次の文章をChatGPTに投げてみた。「35歳男性、基礎疾患なし。右mcam1 distal occlusion による塞栓性脳梗塞。背景疾患は何だと思う? paf、PFOについてどう思う? 経食道エコー異常なし、ただしDVT検査したか不明。 それでもpaf/PFOはあり得る? その可能性はどの程度? 根拠も含めて。」
回答のサマリーは:
| 4.総合的推定 | |||
| 疾患 | あり得るか | 推定確率(臨床感覚) | コメント |
| PAF | ○ | 5–10% | 長期モニター推奨(CRYSTAL-AFに基づく) |
| PFO(奇異性塞栓) | ○ | 20–30% | 若年・塞栓性パターンではもっとも典型 |
| 解離 | △ | <10% | 画像で否定されていれば低い |
| 抗リン脂質抗体症候群など | △ | 数% | 血液検査で除外必要 |
| その他(悪性腫瘍など) | △ | <5% | 年齢的に稀 |
だった。
良かったら ChatGPT や GEMINI, Claude なんかに文章を投げて、試してみてくれ。
(解離:発症時に頭痛・頚部痛などがなかったし、MCA解離は非常にまれだし鑑別に入らないでしょう)
https://anond.hatelabo.jp/20251030084205
https://anond.hatelabo.jp/20251030123317
とのこと、
であればこそ、「特発性(とくはつせい、原因不明なこと。cryptogenic)」で片付けず、原因・背景疾患を究明した方が良いんではないか。
なお
PFO+DVTによる奇異性塞栓:カテPFO閉鎖
という予防治療がございます。「朝、シャワーを浴びた時に発症」ってのも、Paf、奇異性塞栓に合致するエピソードだよね。
抗リン脂質抗体症候群など膠原病系にもそれなりの治療があるし…
ずっと元気で居られることを願っています。
>自治体から脳ドックの無料クーポンが来てたけど、脳梗塞の兆候とかも分かるのかね?
→脳の血管の特徴とか教えてもらえるらしい。
>「健常者として扱われる」「誰も何も配慮してくれない」障害が残っていても身障者扱いにならないのかな
→気づかいのコメントかもしれないが一応。リハビリ病院では、脳梗塞としては症状軽いほうなので障がい者にあたらないと医師から伺いました。
→チョコザップで筋トレ、出勤、週末は1万歩以上は歩いていました。
>入院費とか、保険とか、使えた補助金や制度とか、備えたら良かったこと、教えてほしい… (生々しくて書きたくなかったらいいです)
→高額医療費制度のおかげで全部で入院費用は25万円くらいかな。最初思ったよりは安く済んでたすかりました。
任意保険の類には入ってなかった。入ってたらよかったけど、発症しなかったらコスパ悪いから悩ましいね。
とにかくに発症しないことに代わるものはない。なので寝る前の水分摂取は欠かさないでほしい。
血圧・コレステロール・糖尿病などに難があればとくに気を付けて。自分は低血圧・低コレステロールだけどね。
あとリスク要因の睡眠時無呼吸症候群の気配があるから、検査して手を打っておけばよかった。
>原因なんだったの?
→軽食エコーという心臓の検査もしたんだけどわからなくて、水分不足だったのかな〜と言われました。
→運よく、ゴミ出しのあとに閉めていませんでした!命拾いですね
>家族歴
>金銭面の話が聞きたい。復帰前の仕事は発症後どうなったのか。障害者手帳を取ったのか、食事はどうしてるか等
→入院費用は全部で25万円くらいかな。退院後の薬・頻尿のくすりを合わせるもう少し。
仕事は、まだ大目に見てもらってる感じで、発症前と同じ仕事をしています。
タイピングやしゃべるのがへたくそにになってしまったのがストレスですね。
注意力の低下によるものか誤字脱字が多くて、ワーキングメモリの低下で、短い数字列の記憶が危うくなってしまったな。
障がい者にはあたらないらしく手帳はとろうとしてないですね。ヘルプマークはちょっと悩んでいる。
食事はあまりびびらず普通に少し塩分少なめの自炊を心がけてます(低血圧なんだけどね)
土砂降りの日だった。
すごい雨の中なんとか入場して、初めて大屋根リングを見た時、予想よりもはるかに大きくてかなりびっくりした。
子供が登りたいって言うから土砂降りの中大屋根リングに登ってみたんだ。
遥か遠くに向こう側のリングの人が見えるんだ。
なんていうか、かなり小さく見えて、万里の長城とかってこんな感じなのかなって、万里の長城行ったことないけど思ったよ。
頭の中でガンダ〜ラって流れる感じ。
本当に巨大でな。
なんて言うか、奈良の大仏を見た時と同じような感じ。
すごいと思うと同時になんでこんなにデカいものを作ったんだ…ってなる。
奈良の大仏を見た時に、これはすごいけど、民の暮らしは苦しかろうになぜこんな巨大なものを作ったんだ…?当時の人々はこの大仏を見て何を思ったんだろう…って思ったんだ。
大屋根リングを見たことで、ああ大仏を見た当時の民みたいな経験ができたなって思ったよ。
大屋根リングの計画、めちゃくちゃ叩かれてただろ。今でこそ万博が成功したから、反対してた人たちどんな気持ち????みたいな雰囲気になってるけど、あの反対も歴史の中で見たら、そりゃそうだよなってなると思う。
もしかしたら当時大仏を見た人たちもそうだったのかもしれないな。圧倒されたのかもな。
私はバブル崩壊後に生まれたから、巨大で豪華な建築とかって、だいたいちょっと古いバブルのデザインっていうイメージなんだ。
小さい頃に見た巨大なスキーの施設とか、ものすごいお金がかかってそうなホテルとか、そういうの、バブル的なデザインのものが多かったんだよな。
でも大屋根リングは、本当令和の最先端っていう感じのデザインでさ。リングの上に芝生があったりするんだぜ。綺麗なエレベーターとかトイレもあってさ。
私が生きた時代にこれだけの巨大な今のデザインのものが見れたんだって嬉しかった。
残すとか残さないとか色々揉めてるけど、そりゃ難しいと思うよ。
取り壊すなら取り壊すで仕方ないと思うけど、あのリングを見れたことは本当に良かったわ。
その日は雨もすごかったし私が情報収集とか全然しなかったせいで、大屋根リングだけで帰ったんだけど、一生忘れないと思う。
これから万博に行って、なんの予約も取れなくてどこにも入れないみたいな人がいても、あのリングを見るだけでも奈良の大仏建立の時に生きてたみたいな気分になってほしい。
この時期になると思い出すこと。ただの吐き出しです。
クソながいのに何の有益情報もないです。書きなぐったので不適切な表現があるかもしれないです。
でも自分で書いたら全然まとまらず読みづらいことこの上なかったのでGeminiに情報を整理してもらってます。なので半分AIが書いた日記ですw
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家の近所を流れる川が氾濫し、この地域が50年以上前に洪水被害にあったことは知っていたけど、土地や河川の改良も進んでいるし、「まー大丈夫でしょ」と軽く考えていた。
当時は”線状降水帯”なんて言葉も一般的じゃなかったし、道路が冠水するほどの大雨もめったにないことだったので。
ところが新築から半年後の台風で道路が冠水し、床下浸水を経験。
その時初めて、この川は海との高低差があまりないため、満潮に大雨が重なると排水しきれず沿岸のあちこちで小さく冠水していたことやこの場所も周囲より少しだけ土地が下がっているので水が溜まりやすく、冠水しやすい場所であることを知った。
「土地選びを失敗したな、調査不足だったな」と後悔もしたけど、その後は道路が冠水する程度で済んでいたから車逃がすの面倒だな位で、そこまで深刻には考えていなかった。
家族で遠出して夜9時頃帰宅し、疲れてそのまま爆睡していた私達。
尋常じゃない雨音で夫が目を覚ましたのは、夜中の1時だった。
「外がやばい。道路が冠水してきたから車を避難させよう」と起こされ、私も飛び起きた。
いつもの場所に車を移動させるため外に出ると、すでに膝下まで浸水していた。
車を逃してしばらく様子を見たけど、水は引くどころか増すばかり…雨も全然弱まらない…
港の満潮時刻を調べると5時過ぎ。「まだ3時間もあるのに、これからさらに水位が上がるの?」と恐ろしくなった。
正常性バイアスが働いて大丈夫だと思おうとしたが、一応夫に「家具、上にあげた方がいいかなあ?」と聞くと迷わず「やろう!」との返事。テキパキと「ソファ!子供のランドセル!電子ピアノ!テレビも!」と指示を出してくれた。
階段を何往復もしながら窓の外の水位を気にしていたら、なんと家の中が水浸しに!!
浸水するときは窓や玄関の隙間から水が入ってくると思っていたから、窓や玄関がまだ無事なのに床下の点検口から水が溢れてくるなんて本当にまさかだった。
足が水に浸かりながら家具の避難を続けたものの、完全に思考停止して目についたメモ帳とかテレビのリモコンとか小さいものを運ぶ私。
そんな中、押し入れにしまってあったひな人形を思い出した夫、本当にGJだった。
和室の畳が浮いてリビングに移動し、床に置きっぱなしだった子供のおもちゃが散乱し、重たい木製のダイニングチェアやテレビ台までプカプカと浮いていた。
水の入り具合から「もうこれ以上は無理」と判断し、自分達も2階へ避難してベランダから見下ろすといつもの道も前の家のポストも隣との境界の柵も全部見えず一面泥水。
避難できなかった近所の車が水没し、コンピューターが壊れたのかライトを点滅させているのを呆然と眺めた。
私はなんかもう笑うしかなくて、一階に降りて水没した冷蔵庫や、浮かんでいく畳の動画と写真をずっと撮っていた。
(後で罹災証明書や保険請求に役立ったから、結果的にはよかった)
子供たちは前日のお出かけの疲れで夜じゅうずっと爆睡していて、それがせめてもの救いだった。
もしこの状況で子供のケアまで加わっていたら、私は耐えられなかったと思う。
少しだけ高くなっている場所に避難させたけど、この水量では無事じゃないかもしれない。
家が無事じゃない上に車まで失ったら、もう絶望だ。
不安を伝えると、夫は「見てくるよ」と言ってくれた、が、外に出ると、道路は夫の身長以上に冠水していた。
通常なら危険だから外に出たらダメだと引き返すところを、判断力が狂っていた私たちは「浮き輪で泳いでいけばいい!」という名(迷)案を思いついた。
子供の浮き輪を膨らませ、防水ケースにスマホと車のスマートキーを入れて出発した夫。
行ってらっしゃい、と見送った後、私は何をしていいかわからなくて、SNSでひたすら情報収集したり、インスタのストーリーにさっき撮った動画を投稿してみたり、窓越しに隣人と会話したりして気を紛らわしていた。
すぐに帰ってくると思った夫は一時間以上帰ってこなくて、電話もつながらなくて、ちょっと不安だった。
そうこうしているうちに空が明るくなって満潮時刻の5時を過ぎ、夫が浮き輪で出発してから2時間ほど経った頃、ようやく電話がつながった。
「冠水した水に流れができて、家に戻れない。今は20メートルくらい離れた家の塀に登って待ってる」とのこと。
車はタイヤの半分ほどが浸かっていたものの、無事だったらしい。
電話を切った私は隣人に夫の様子を伝え、お互いおかしなテンションで「塀の上だって、やばいねwww」と笑い転げながら話していた。
朝7時過ぎ、ようやく少しずつ水が引き始めた。
「2時間も幅10センチの塀の上に立ってた。足が痛い」そう言いながら、夫も無事に帰宅。
(この時は知らなかったけど、後から河川が氾濫していたと知り、一歩間違えれば流されて海だったかもしれないとゾッとした)
子供たちも起き出し、外の様子を見たいとせがんだ。
トラウマにならないか心配で控えめに見せたら非日常感にテンションが上がっていたようだけど、私は疲れ果ててとても付き合える気力はなかった。
夜中に投稿したストーリーを見た友人が、まだ道路に水が残る中大量のおにぎりや飲み物を届けてくれて泣きそうなくらいありがたかった。
隣人も「親戚がマックを買ってきてくれたから」と分けてくれたので、物々交換をしてとりあえずの食事タイム。
改めて家の中を見回すと、畳はキッチンにあり、床には泥だらけの家具や物が散乱していた。
壁も扉も柱も水を吸ってぶよぶよで、システムキッチンの引き出しも閉まらない。
買い置きの食材は水浸し。冷蔵庫も洗濯機も、数時間水に浸かっていたことを思うともうダメだろう。
頭が全然回らないまま外に出て、家から流れて行ってしまったスタッドレスタイヤを探しがてら近所を見て回った。(見つからなかった)
ご近所さんはみんな同じように混乱し、途方に暮れた顔をしていた。
「大変なことになりましたね」と声を掛け合い、励まし合わないとやっていけなかった。
台風一過で空が晴れ渡る中、両親や親戚が駆けつけてくれて片付けを開始。
私も夫もあまりのショックに頭が回らず、代わりに実母がテキパキと指示を出してくれて本当に助かった。
保険請求のために写真を撮りまくり、床の泥を水で流し、濡れたものを外に出して使えそうなものは洗った。
子供たちは邪魔にならないよう妹が実家で面倒を見てくれた。これも大助かりだった。
他にも、手伝いを申し出てくれる友人、
断水しているからと水を持ってきてくれる友人、
「食べ物ダメになったでしょ」と保存食を差し入れてくれる友人、
ペイペイで見舞金を送ってくれる友人…
その他にも本当にたくさんの人の温かさに助けられた。
(行政を通じていただいた義援金ももちろんその一つ。あの時募金してくれた人本当にありがとうございました。)
近所づきあいの大切さも改めて感じた。
手伝う人がいないお年寄りの家の畳を一緒に運んだり、自治会を通じて届いたお弁当を分け合ったり。
結局、仕事は1週間まともに行けず、片付けや保険請求、罹災証明書の発行、修理に関する補助金の情報収集などで走り回る日々。
家の修理も、みんなが同じ状況だから職人さんが足りず、見積もりが出るまでに数ヶ月。工事が始まったのは被災から数ヶ月後だった。
行政の補助はあったけど仮住まいの家賃だけで、水道光熱費は自己負担。(仕方ないけど)
今の家と二重でお金がかかるし、そもそも短期で契約できる物件は数少ない上に良い物件は同じ被害に遭った人との争奪戦。
環境の変化に弱い子供が「絶対に他の場所で暮らしたくない、家で寝たい」と懇願したこともあり、最終的には1階の荷物をレンタル倉庫に運び(補助対象外)、自宅の2階で寝泊まりすることにした。
実家に頼って食事とお風呂を済ませ、寝るためだけに帰宅する二重生活。
これはこれで環境が変わるので子供のメンタルが不安定になって大変だったし物がどこにあるかわからなくて(倉庫なのか自宅なのか浸水被害で捨てたのか)とてもストレスだったけど、なんとか乗り切り、改修が全部終わったのは被災から8ヶ月経った頃だった。
長い復旧の日々を乗り越えて今はもうすっかり元の生活に戻ったけど、あの日の記憶は消えない。
大雨や台風が来るたびに胸がざわつくし、洪水被害のニュースを見ると泣きそうになる。
それでも、あの日にたくさんの人に助けてもらったことを思い出すと、心が少しだけ強くなれた気がする。
これからもその支えを大事にしながら、不安と付き合っていくしかないんだろうなと思う。
線状降水帯、まじでもう二度と発生するなよ。って、雨が降るたびに思っているけど。
麺の固さ、味の濃さ、油の量を調整できるところが多いが、たいていの店はテーブルに注文方法が書いてあるから普通の人なら困らない
聞かれるタイミングは食券渡すときor口頭注文時なのでこれも戸惑うことはないだろう
野菜、油、ニンニクの量を調整できるところが多い。味を濃くしたい場合は「カラメ」
麺の量は注文時に聞かれるが、野菜、油、ニンニク、(カラメ)は麺茹で上がりのどんぶり提供前のタイミングで聞かれることが多い
提供前のタイミングって二郎系ぐらいでしかない珍しいことなので要注意
※200gで注文すると350gぐらいの麺を食うことになる。カップヌードルは乾麺で65g、お湯で戻って160gぐらい。
ルールに優しい店もあれば、厳しい店もあるが、注文さえできればあとは気にしなくていい。怒られたらその時考えろ
注文前の麺量の確認。提供前のニンニク、野菜、油、カラメのオーダー。これだけ覚えればいいし、怖いなら200g(または小)、ニンニク入れるか入れないか、あとは普通で。といえば問題ない
あとは食う。気に入ったらもう一回行くぐらいでいいよ
Xiaomiが中大型SUV「YU7」を発表した。標準版の価格は25.35万元である。
TeslaModel Y RWD(26.39万元)より1万元安く、航続距離は+240kmに達する。発売直後、予約は3分で20万台を突破した。
YU7は「価格25万元でテスラ超え」を証明し、ミッドレンジEVの物差しを一世代分早送りした。
メーカーには生存競争の第二幕、ユーザーには史上最強のコストパフォーマンスを提示する転換点である。
Xiaomi公式によれば、予約開始1時間で大定289,000台に到達した。
しかし、北京・亦荘工場はフェーズ1+フェーズ2を合わせて年産約30万台(月2.5万台)という設計能力であるため、この予約数は1年分の生産枠をほぼ埋め切る規模となる。
セダンSU7の既存バックログも抱えていることから、YU7の納車は最短でも10か月前後の待ちが発生する可能性が高く、生産ラインのさらなる増強が急務となる。
出産、子育て、発達障害、それぞれ単独属性レポは色々見てきたけど、発達障害者の出産・子育てレポはあまり見た事が無かったので書いてみる。
発達障害持ちで出産・子育てしたいけど不安、といっている増田を見かけた事もあったので、一例として。
・30代
・でき婚
・正社員。クローズド就労。同じ位の年収の人と二馬力で暮らしています。
手帳持ちで未婚、近くに親族もいなかったため、役所の保健士さんにも病院のお医者さんにも警戒されているのを感じたが、
心配してくれる人が多いのは助かるので、色んな助言に素直に従う事を心掛けた。暫く心掛けていたら、みんな優しくなって、色々助けてもらえて有難かった。
一方で、厳しさと悪意をごっちゃにしてそうな様子の人からの助言・指導に対しては、表面上「うんうん」と言って聞き流す事も心掛けた。
素直さと聞き流しを両立するトレーニングは、出産・育児に限らず、仕事でも役に立って、いい経験になった。
・当時の反応
無計画妊娠でも、友人とか職場の人、精神科のかかりつけ医、産婦人科、家族、義理のご両親と親族の方々、沢山の人が助けてくれたり、応援してくれて有難かった。
職場に妊娠を報告したところ、現場仕事を他の人にやってもらうことになり、妊娠中はデスクワークに移れて、定時帰宅するように言われ、職場の理解に本当に救われた。
とても有難かったので、職場の組合で意見を求められた時に、「産休や介護休暇等、休職する職員の分の仕事を肩代わりする職員に肩代わり手当て等を出す事を検討してほしい」
という案を増田から出した。肩代わりする職員よりも、産休を貰う側の職員が提案した方が理解が得られやすいと思ったから。
①資格取得
私の職種は資格取得を促されがちな職種だったので、残業が無くなった妊娠期間中に資格勉強出来て良かった。
②水泳
妊娠が分かって5ヶ月目くらいまでやってた。妊娠前は21時まで残業がデフォだったので、水泳教室に通える時間に帰れるようになって助かった。
ヨッピーの育児本に「体力をつけろ!」ってアドバイスあったけど、妊娠中のスポーツとして水泳おすすめ。
勤め先の社食は安くて栄養満点だったんだけど、男性職員用のボリュームだったから、妊娠前は2食しか食べてなかった。
妊娠後、甘い物とか外食を我慢して社食3食食べる形で体重管理してたら、栄養管理の面を含めて病院に褒められた。
妊娠7ヶ月頃までは社食を食べていたけど、退職して、それ以降は交際者と結婚、同居を始め、料理の練習をするようにした。
出産後に料理の練習をするのは大変なので、この間に献立を考える練習をして良かった。
夫婦で食べるご飯と、一人で食べるご飯、小さい子供が居る時のご飯、それぞれ方法や最適解が異なる。
小さい子供に手軽に栄養取らせるご飯の作り方については、ヨッピーの育児ハック本が役にたった。
総合的なおすすめ本、ダントツでNHK出版の「最新科学でハッピー子育て」という本。夫婦で読めて本当に良かった。
NHKスペシャル『ママたちが非常事態! ?』(2016年1・3月放送)を本にしたものなんだけど、
猿や人間の長い歴史においては集団での育児が基本となっていて、ワンオペ育児がどれだけ異常な事かとか、
女性だからホルモンのおかげで育児に向いているという事はなく、男性も育児を行うとオキシトシンが分泌されるから、
男女差が育児の向き不向きに繋がる訳ではない事とかが短いページの中でまとまってて、初めての妊娠の不安がかなり軽減された。
お母さんお父さんどちらにも寄り添っている本で、スタンスも良かった。
配偶者に本を読んでもらうのがハードル高い場合はDVD版の「NHKスペシャルママたちが非常事態! ?」を一緒に見る、というのも手だと思う。
この本を読むと、母親だけとか、夫婦だけで乗り切ろうとせず、地域や親族みんなを上手く巻き込んで頼る事を頑張ろう!と思えるし、
夫と協力して頑張ろう、と思えて、出産あるあるとしてよく言われる夫にイライラ、は全くなく済んだ。
夫婦お互いが相手のやり方に口出しせず家事育児出来てるのは、夫のおかげが一番だけど、この本のおかげも大きいと思う。
配偶者と同居するには転居・転職せざるを得ない状況だったので、出産後のタスクを減らすために、妊娠中に転職活動を行った。
お腹が大きい状態で転職活動すると、「人間関係等が嫌になって転職活動しているのではなく、家庭の事情で転職活動している」事が
増田は以前から運転していたけど、交通ルールの再確認を出産前に改めて行った。
増田が運転役を買って出る事で、実際にママ友親子や友達家族を乗せる場面が増えて、一人っ子のわが子にも色んな繋がりが増えてよかった。
電車とか公共交通機関での子供が発端のトラブル、よく炎上してて、社会に理解が求められる、というのは確かにそうなんだけど、
車で移動すればそもそも災難やトラブルに巻き込まれる場面がぐっと減るし、子供ものびのび過ごしやすいので、おすすめしたい。自転車に比べて天候にも左右されないし。
あと、寝ずに泣き続けがちな子も、車に乗せると輸送反応の影響か、寝てくれる事が多くて、夜泣き対応時は車にお世話になってた。
妊娠が分かってから、私の方で主導して母を連れて義両親に挨拶を行った(母ありがとう!)。
義理のご両親・ご家族がとても素敵で優しい方々だったので、義理の親族の勧めのおかげで里帰り出産が出来た。
増田の地元は無痛分娩を追加費用無料で24h体制で行っている病院があって、スタッフの方が皆優しくご飯も美味しくて、出産後の回復が早く済んだ。里帰り出来て良かった。
義理のご両親・親族に里帰り出産を勧めて貰えたおかげで、「子供の顔を見せるために、出来るだけ早く帰って夫と義両親に会いに行こう!」という気持ちに自然となって、お互いに良かった。
最近は核家族化が進んでいるけど、子供が色んな人と接点を持つためにも、義理のご両親・親族との交流を大事にしたり、手を借りる事ってかなり有用だと思う。
上手く手を借りれたら、こっそり「皆の手を借りれる自分、偉い!」と思うようにしてる。
ネットでよくある 「発達障害持ちは育児家事仕事能力が無いから産む資格なし!」みたいな声を鵜吞みにせず、
自分の欠けてる能力を他に頼って補完する事が出来れば問題ないし、
寧ろ、誰でも完璧ではないのだから、足りていない所を色んな手を借りて解決する事は、普遍的に有用なスキルだと思う。
一方で、パートナーの親族は選べないのは事実なので、自分は運が良かっただけ、とも思っている。
義理のご両親や親戚と上手くいっていない人の話は、その人に共感して聞くようにしている。
義実家と配偶者のうち、義実家の方ばかり大切にされて辛い、という人を男女問わず沢山見て来たので、
私の方から進んで「基本的に夫君を優先するね」と夫と両親両方に伝えて、その態度を続けた。
親御さんの気持ちはごもっともなので、実家でも義実家でも「夫を一番大事にしています」という態度を一貫するように心掛けた。
すると、夫も私を優先しています、という態度を示してくれるようになり、私が発達障害由来のフラッシュバックでメンヘラになって夫に迷惑がかかったときも、
夫はどちらの両親にも「増田さんはとても頑張っています。上手くやっていきたいので見守ってください」と言ってくれて助かった。
トラブルがあった時も、両親が「増田が、夫君を大事にして遠い所でよく頑張っていて、お父さんお母さんはとっても嬉しい。いつも応援してるからね」
と言ってくれて、私は発達障害を持ってしまうとしても、もし、もう一度産まれてくるなら、両親の元に生まれたいと思った。
増田はコンサータのおかげで仕事中寝ずに働けるんだけど、(薬が無いと前日9h寝てても会議中寝てしまう)
コンサータもインチュニブもカフェインも取れなくなって仕事に支障が出た。
気分調整には漢方を処方してもらって、眠気問題は、つわりを理由にして、時々休憩室で10分寝たりしてた。
眠気問題は解決出来なかったけど、自分に出来るアウトプットを出す事は諦めないようにしていた。
家に帰っても、期限が迫った仕事の事は次の日にすぐ取り掛かれるように段取りだけ考えたりとか。
出産後も授乳するなら薬が飲めないから、発達障害持ちの妊娠・出産で一番苦労するのはこの点だと思う。
WHOも言ってるんだけど、免疫効果とか、様々なリスク軽減において母乳育児って子供にとって大きな効果がある。
だから、職場復帰するまでの7か月は母乳育児してたけど、復帰後は薬飲むためにミルクに変えた。
寧ろこれ以外の悩みは些細だった。
勿論、出産直後の授乳とか、出産後のダメージで便秘になったりとか大変な事はあったんだけど、
「お父さんお母さん~人に聞いた!子育てで一番大変だった時期は?」みたいなネットの調査記事で、殆どの回答が「出産後1か月」だったのを読んで、
「今が一番大変なんだから、これ乗り切ったらどんどん楽になる!」と思えたのが大分救われた。
寧ろ、自分が普段から自身の機嫌のコントロールに苦労しているからこそ、わが子が泣いていても「頑張っていて励まされる・・・」と思ってわが子を尊敬してた。
実際、1か月過ぎたら、夫と合流して母と離れても、自然と家事とか買い物とか出来るようになってて、かなり楽になった。
子供の個体差も大きいだろうから、一概に「子育ては良い!」とか思わないけど、私個人としては、学生時代よりずっと楽しい生活だった。
発達障害の診断もない時代に、クラスでただただ浮いていて、受験勉強が大変だった中高時代の方がしんどかった。
①子供と大人どちらの衣類も洗える衣類洗剤(例:ヤシノミ洗たく洗剤 無香料・無着色のやつ)
→赤ちゃんと大人の衣類を分けて洗うのは面倒だったので、最初は赤ちゃん用衣料洗剤で全部の衣料を一緒くたに洗ってたんだけど、
赤ちゃん用洗剤って一回の洗剤使用量がすごく多くて、2週間に一回洗剤を買わないといけなって費用が嵩んでた。
ので、子供用も大人用も一緒に洗えるヤシノミ洗剤に変えたら、濃縮洗剤で買い替え頻度がぐっと減って経済的になった。
→うねうね動く赤ちゃんのわきに体温計を挟むのは大変なので、精度の高い赤ちゃん用の非接触型体温計があれば瞬時に体温が測れる。
保育園に預けるなら毎日登園前に体温を測る必要があるので、使用頻度が高く、贈り物にもおすすめ。
出産を控えた友人に贈った所、出産後、毎日使っていて重宝していると言ってもらえた。
万が一、出産にトラブル等があって、お子さんが・・・、という事があっても、体温計なら大人も使えるので、贈りやすい。
コロナ流行時に買っているご家庭もあると思うので、家に非接触型体温計があるかどうか確認の上、贈るようにしている。
Permalink |記事への反応(11) | 17:15
脳外科医の竹田君らしき人がいるけど、ツイートを読んだ限りだと、そこまでおかしな対応はしてないんだよな…
https://posfie.com/@nyotusuzu/p/7iu0E3b
@Takedakun_model
この話も悪意をもって改変されていますね。
この方は、三叉神経痛に対して薬物療法での対応が困難で、手術加療を検討されていると近医より紹介されてきた患者さんです。(自主的に来られた方だったかも。)
結局、手術をすることになったんですが、若年で小脳の萎縮がなく、術野の展開に困難が予想される症例でした。
開頭(頭蓋骨を開ける)、硬膜切開、脳ベラの挿入までは私がやりましたが、予想通り術操作を行うスペースが非常に狭く、私の身の丈に合わない難症例でした。上司にそのあとの顕微鏡下の内部操作をお願いしました。
結果、痛みはとれましたが、顔面の感覚鈍麻、難聴が術後に出現しました。
これを赤穂民報は、私が「起こした」医療事故として大々的に報道しています。
2025-01-2511:45:49
@Takedakun_model
カテーテル穿孔と言っていますが。。。専門的な話になるのはご容赦ください。わからなければコメントから質問お願いします。
これは確か90代の高齢女性で右M1閉塞(右中大脳動脈近位部)の閉塞で血栓回収を行った患者さんのことだと思います。
高齢でしたがもともとのADLは悪くなく発症から間もなかったため血栓回収を行いました。この日は予定手術とクモ膜下出血とこの症例がかぶってしまい、確か一人でやらざるを得なかった症例だったと思います。
問題なくカテーテルも病変まで到達し、1Pass(一回、ステントリトリーバーを展開し回収を試みるだけ)で血栓回収でき問題なく再開通しました。術後のCTでも問題なく、HCUに収容。少し左手も動き始めたんだったと思います。
ところが翌日のCTで右シルビウス裂に血種ができており、確かに前日よりも意識が悪いようでした。
さらに悪いことにその翌日か翌々日、尿が出なくなり造影剤腎症を併発しました。一時期透析(CHDF)も考慮するほどでしたが1週間ほどで尿量もまずまず増えてきました。
長期臥床が続いてしまい、廃用が進んで所謂「ジリ貧」の状態が続きました。
1か月ほどのちに、高血糖高浸透圧性昏睡、あるいはは敗血症で亡くなられました。
悔しい症例でした。せっかくよくなると思ったのに。。。
出血の原因ですが、カテーテル穿孔はあり得ません。術中のワイヤー、カテーテルの挙動はおかしくなかったし、もしそうなら術直後のCTでひどいことになっているはずです。
専門的な話ですが、私が渉猟した範囲で、黎明期の5RCTでは、無症候性も含めた出血性合併症は30-50%、症候性 5-10%程度だったと思います。症候性頭蓋内出血の頻度が多いように思いましたが、やらなかった場合、死亡または重篤な後遺症となるのでやったほうがましって話じゃなかったですか。
そもそも閉塞部位遠位のロードマップが確認できない状態で穿孔ってわかるんでしょうか。あくまでわかるのは造影剤の漏出しか認知できないじゃないですかね。上記5RCTで穿孔が極端に低い(1%以下)または記載なしなのはそういう理由じゃないかと思っています。
なぜ東京でマーチレベルの人が地方国立に行けると思っているのか謎。ほぼ全ての国立は早慶ぐらいの偏差値はあるぞ。それとも大学入ったのはバブルの頃か?
東京住みくらいしか自分を肯定できる要素がなくてこじらせた感じ。地方の県トップ校の大半は都立御三家受からなかったような奴が入れるレベルじゃないぞ
地方で地方公務員(県庁や市役所)になるより東京で地方公務員(都庁や区役所)になる方がおそらく簡単でしょう。地方は地場産業が弱いので旧帝大等の優秀層が地方公務員を目指しがちで倍率も高いので。
中央大や首都大学東京レベルじゃ、仙台や札幌にある旧帝大は通用しない。科目数多い金岡千広レベル以上等は厳しいな。地方文系で偏差値低い国公立なら行けるかもな。あんま見下すな。都会で消費活動してるだけだろ?
東京のことはよく知らないけど『東京で育って、中央大と都立大しか受からなかったならたいしたことない人なんだろうな』と思ってしまった。
文化資本あふれるトーキョーで生まれ育ったのに中大や都立大にしか受からなかったからでしょ。地方出身者はロクな予備校もない中、駅弁で満足できずに上京してきてるわけで。東京出身者も東京駅弁大行きなよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20241221150235