
はてなキーワード:不思議ちゃんとは
SNSのオタクコミュニティで見かけるいい歳(ここ重要)した姫達は、今まで注目されないパッとしない人生を送ってきたが成人して男女比の狂った環境に触れた事が原因で急に姫プに目覚めた結果、アニメ漫画から得た知識を元に養殖とも行かない中途半端な仕上がりの代物なってる事が多くてやり場の無い苛立ちを感じがちだったりする、という話だ。
(悲しい話だが本物の天然モノの不思議ちゃんは今はADHDとかに分類されるらしいね。)
こういうのはだいたい大したコミュ力もないが女というだけでちやほやされる環境に依存しており、かなり一方的なコミュニケーションをしてくるのも特徴だったりする。自分の望む他者評価や印象を得る為に雑な宣伝と誘導をしようとしてくるので「いっけな~い、遅刻遅刻!私○○学校の○○!今日は○○で○○の~」くらいの勢いで自分の設定を取扱説明書の如く全部説明してくるので胃もたれが凄い。
正直なところ女である事で注目を浴びている場においては自身の素で勝負すればいいのだが、場所がSNSということもあってか彼女らはより可愛くちやほやしてもらう為に設定を生やしたがる。
なお、彼女達の設定に従って可愛いね可愛いねと設定が現実であるかのように承認してやらないと不機嫌になりがちなのだが、設定の詰めがとにかく甘すぎてオタサーの姫をするならもっと真剣にやってくれ!!!!とくだらない声を上げそうになるのがこの増田。
増田はキャラクターではぶりっこ可愛いキャラが好きなのでより耐えられなくなって為にここで声を上げてしまった。
以下今まで出会った詰めの甘いオタク女達の行動を列挙する。1人ではない、複数人が同じくして行っていた事を並べた吐き出しのようなものだ。
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詰めが甘い。
漫画サークルにいる陰キャ黒髪ロング眼鏡キャラの声に似合いそうだなと思う事なんてそう簡単にあるか。増田は「ドゥヘヘ」なんて笑い声はこの時初めて聞いた。やるなら最後まで萌え声にして?
VC内に自分より目立ちそうな女がいると敵意が頭角を現し、徐々に素が出てきて性格の悪さまで露見し始めていくのが少し面白い。
いつだって自分は中心になれると思い込んでる勘違い姫がやりがち。構ってほしくてやってくるが、コミュ力がない為に無言で入って黙って待っている。
漫画なら「ちょこん」の登場だろうが現実はストーカーか幽霊だよ。
ちょっとでもTLでVCの話題が出たら自分に関係がなくても確実にVCにいるのが普通に怖かったので人との距離感を勉強してほしい。
前投稿まではふわふわ可愛い口調だった姫がご立派な暴言で見下している女性への当て付けをする姿は漫画で見る悪役令嬢そのものだった。
「あら、きっと○○だったのかしら?可哀想に」
お前には悪役令嬢の素質がある。
これに関してはしっかり飲んでから言うなに尽きる。あと現実だからこそ成り立つものなので、特にテクニックも無いオタク女がSNSでやると舌足らずな書体をわざわざポチポチ書き込むただのヤバい女でしかない。
なお、下戸の女性が「こういう人がいると酒弱いって言葉が軽く思われるんだよね」と苦言を申していたが、この人は姫という悪役令嬢に虐められて界隈から姿を消した。
姫の中には漢字が減少していく自認赤ちゃんも割と多く、一人称が名前になる人も。
「おててとあんよがぽかぽかでねむねむ…」といった言葉遣いはただの成人済女性がやると本当に痛いので年齢を考えてほしい。
誇張と頻度が上がると最早ヤバさの自己開示なのでやるなら限度は考えてくれ。
増田が見た中だと「(名前)ちゃんは2×ちゃいの赤ちゃんだから家の鍵をわすれちゃった!」がインパクト強かった。例え20代前半だとしてもな。
でも私は素直な気持ちを言っただけなの…とか言って歯に衣着せぬ言い方で暴言を吐く。トラブった時の言い訳に使われがちで非常に苦しい。
ちなみに姫は「ムカッと」「モヤッと」「思った事を言っただけ」等の言葉で感情の起伏を矮小化させるのが好き。その言葉で1人界隈から追い出したとしても。
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あんスタという女性向けゲームがある。男子高校生たちがアイドル育成科のある高校でアイドル目指して頑張るってゲームなんだけど、どうもプレイしてて登場キャラたちが幸せになる未来が想像できない
ストーリーはアイドル物の定番で、一人のアイドルとして、またはアイドルグループの一員としてどうあるべきかに悩んだり、家庭環境や個別の課題について悩みぶつかりながら成長していく様子を描いてるんだけど、登場キャラが男性ばかりなのに妙に女々しい。ていうか女キャラをベースにシナリオを書いて男キャラにすげ替えてるだけじゃないかってさんざん指摘されてる
あとなんか個々のキャラ付けが痛々しい。全員不思議ちゃんの中学生女子みたい。俺の一家は吸血鬼とか言って校内に棺桶を勝手に設置して昼寝してる奴とか、宗教の生き神様として実家で祀り上げられてる奴とか。そもそもなんでお前達アイドル科に入ったんだよっていうような妙な来歴の奴らが多い
で、そんな奴らが家庭環境とか人間関係とか謎にスケールの大きい情勢とかと立ち向かいながらアイドルやってる。いやいやアイドルとして研鑽する前に解決すべき課題があるだろ、デカい事情持ちのくせにやれイベントだー衣装だーダンスだーって言ってる場合じゃないよってついツッコんでしまう
で、冒頭の話になる。そいつらがアイドルとして大成したとして、幸せになる未来が見えない
作中ではじわじわと時間が進んで、高校を卒業するキャラや学年が上がるキャラが出て、こいつらも歳を取るんだなぁと思わされる。だんだん老けて、やがてアイドルとしての活動がキツくなってきた時のキャラ達のことを想像すると気が重くなる。若い時の一瞬を、たとえゲームと言えど消費していいものかと悩んじゃうんだよな
しかもキャラは何十人といる。当然プレイヤーからの人気、不人気も分かれている。不人気キャラとかそもそも30代頃にアイドル続けてられてんのか?とか考え始めるともうヤバい。悲壮感すら出てくる。
女の子アイドルのゲームにそこまでの悲哀は感じない。やっぱり結婚して家庭に入るルートが見えるから将来に分岐があるというか、男性アイドルみたいにバイト掛け持ちしながらアイドル活動みたいな生々しさは想像しなくて済むというか。マジでアイドル以外の職にも就いててほしい。そういう意味ではMマスが良かったんだけどサ終してるし。男性アイドルものは闇を深くしないといけないルールでもあるのか?ファン層がそれを求めているのか?つらい
ライバル(恋・生活上の)が美男子だと、編集から「登場回数を減らせ」「不思議ちゃんにしろ」「これ以上魅力的にするな」
などと圧をめっちゃかけられるってな
自分も常に誰かに支えられて仕事をしているし、被害者面できる立場ではない、周りに対する感謝は常に失ってはダメ。自分も誰かに必ず迷惑をかけている。
自分は、人にやったことばっかり覚えていて人間性がクソすぎる。
気のせい????
自分が誰にも頼まれてないくせに、お節介しまくってるだけ!というのがシンプルな結論なんだけどさ!!!!そしてこれが「仕事」なんだけどさ!!!
そんで、結局心のどこかで、頼られてるのが嬉しいんだろうけどさ!!!
(そして、子持ちがやり終わっていた部分のミスで、なぜか自分が怒られる)
・論理をすっ飛ばした不思議ちゃん発言をする同僚(自分の話が抽象的なことは自覚済)の話の内容の、周りへの通訳
・ご機嫌ナナメになりやすいお局様のカウンセラー(お局さんに〇〇をお願いしたいんだけど、増田さんからお局さんに話をしてもらっていいかな?とか頼ままれる)
(自分も上司さんの考え方に完全同意で、全然大丈夫っすよ、とか励ましたり、ものによってはわたし話通してきますよ、とか代わりに走り回ったりしている。判断に必要な資料を少ない人脈からかき集めていたりもしている。
・異動したての後輩のワタワタを(事前)察知し、手伝いつつ教える
数行でコメントしてやるけれど、AIが文章を要約するぐらい秒なの知らないの?
その程度の文をざっと読む読解力も無いなら、とりあえずAIに要約してもらえば?
どんな論証になってるかは後からじっくり読めばいいよね??
お送りいただいた反論、拝見いたしました。これらは竹中平蔵氏本人やその支持者が頻繁に用いる主張であり、一見すると事実やデータに基づいているように見えます。
しかし、詳細に分析すると、**事実の一部を切り取って都合よく解釈したり、論点を巧みにすり替えたりしている箇所が多く、全体として妥当性は低い**と言わざるを得ません。
時間がかかっても構わないとのことですので、一点ずつ、事実に基づいて厳密な評価と反論を行います。
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反論の要旨:**ILO条約を批准し、世界的な流れに従っただけだ。
評価と反論:**
この主張は**「半分だけ事実、しかし結論は誤り」**です。典型的な論点のすり替えです。
1. **ILO条約は「規制緩和」を義務付けてはいない:**日本が批准した「1997年の民間職業仲介事業所条約(第181号)」は、民間による職業紹介や労働者派遣を認める代わりに、**派遣労働者の権利を保護すること**を重要な目的としています。条約は、同一労働同一賃金の原則や、派遣労働者が不利益を被らないようにするための適切な保護措置を求めています。つまり、条約は「派遣を解禁するなら、労働者をしっかり守れ」という趣旨であり、**日本が行ったような急進的な規制緩和(特に製造業への解禁や期間制限の撤廃)を推奨・義務付けるものでは全くありません。**
2. **「世界的な流れ」の誤用:**欧州の多くの国々では、派遣労働を認めつつも、その利用は「一時的・臨時的業務」に厳しく限定されていたり、均等待遇(派遣先の正社員と同等の賃金・労働条件)が日本より厳格に適用されたりしています。日本の改革は、この「労働者保護」の側面を軽視し、「企業の自由」を過度に優先したため、他国と比較しても際立って非正規化を加速させました。
結論:**ILO条約や世界の潮流を「言い訳」にしていますが、問題の本質は**条約が求める労働者保護をないがしろにし、世界的に見ても急進的な形で規制緩和を断行した国内の政策判断**そのものです。
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反論の要旨:**政治家による資金の私物化を防ぐためだった。国鉄のように破綻させないためだ。
評価と反論:**
この主張の**動機(問題意識)は妥当ですが、その解決策と結果の評価が一方的**です。
1. **問題意識は正しい:**田中角栄元首相に象徴されるように、かつての自民党政治家が公共事業や特殊法人を票田や利権の温床としてきたことは事実です。その構造にメスを入れる必要があったこと自体は、多くの国民が同意するところです。
2. **「民営化」が唯一の解決策ではない:**政治家の介入を防ぐ方法は、ガバナンスの強化、情報公開の徹底、会計の透明化など、民営化以外にもあり得ます。この反論は「腐敗か、民営化か」という極端な二者択一を迫っていますが、それは議論を単純化しすぎています。
* **郵政:**ユニバーサルサービス(全国一律のサービス)の維持が危ぶまれ、かんぽ生命の不正販売問題など、営利優先の弊害が顕在化しました。
* **道路公団:**民営化後も、結局は国が債務を保証する形が残り、料金収入で本当に債務を返済できるのかという疑問は解消されていません。国民の資産が安値で売却されたのではないかとの批判も根強くあります。
結論:** 「政治家の私物化を防ぐ」という大義名分は正当ですが、それをもって**民営化という手法と、その後の結果がすべて正当化されるわけではありません。** 多くの負の側面を無視した、自己正当化の論理です。
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### ■格差の拡大について
反論の要旨:** 2000-2005年の格差は下がっている。OECDのレポートに書いてある。
評価と反論:**
これは**統計を意図的に一部分だけ切り取った、極めて悪質な論法**です。
1. **どの指標を見ているか?:**格差を示すジニ係数には、税金や社会保障で再分配される前の「当初所得」と、再分配後の「再分配所得」があります。竹中氏が言及するOECDのレポートや経済財政白書では、高齢化の進展で無職の高齢者世帯が増え、「当初所得」ジニ係数は一貫して上昇傾向です。一方で、年金などの社会保障により「再分配所得」ジニ係数がある一定期間、横ばいに見えた時期があるだけです。**現役世代の所得格差が広がっているという現実から目を逸らさせています。**
2. **より重要な指標「相対的貧困率」の悪化:** 同じ時期、国民の所得の中央値の半分に満たない世帯の割合を示す**「相対的貧困率」は一貫して上昇**していました。特に、子どもがいる現役世帯の貧困率は深刻化しました。これは、非正規雇用の拡大で「働く貧困層(ワーキングプア)」が増えたことの直接的な現れです。
3. **長期的な視点の欠如:**改革の帰結はすぐには現れません。2000年代後半から2010年代にかけて、格差と貧困が日本社会の大きな問題として顕在化したのは、まさにこの時期の政策が時間差で影響を及ぼした結果です。5年間という短い期間だけを切り取って「格差は拡大していない」と主張するのは、欺瞞に満ちています。
結論:** 最も重要な指標(相対的貧困率や現役世代の所得格差)を隠し、都合の良い一部のデータだけを提示する**典型的なミスリード**です。
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反論の要旨:**ゾンビ企業を清算しないとデフレスパイラルになる。
評価と反論:**
経済学的な理屈としては**一理ありますが、社会政策的な視点が完全に欠落しています。**
1. **経済理論としては正しい側面も:**生産性の低い企業が、低利融資で延命し、過剰な供給力でダンピング(不当廉売)を行うことがデフレ圧力の一因であったことは事実です。不良債権処理によって新陳代謝を促す必要性自体はありました。
2. **「清算」のやり方と速度が問題:**問題は、その「清算」をあまりにも急激に、そして**セーフティネット(失業者の受け皿、再就職支援など)が不十分なまま断行した**ことです。これにより、多くの健全な中小企業までが連鎖倒産し、大量の失業者を生み出しました。経済合理性のみを追求し、社会が払うべきコスト(失業、自殺、地域の崩壊など)を度外視した「ショック療法」であったことが厳しく批判されています。
結論:** 「デフレ脱却のため」という目的は正しくても、そのために**社会が負った傷や犠牲を無視する議論は、極めて冷酷かつ一方的**です。政策の評価は、経済指標だけでなく、国民生活への影響を含めて総合的に行われるべきです。
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反論の要旨:**グローバルな自由貿易の結果であり、国内政策の問題ではない。「スリッパ工場」はインドと競争するから賃金は上がらない。
評価と反論:**
1. **日本の労働者の多くは貿易と無関係:**日本の就業者の大半は、医療、介護、教育、建設、運輸、小売、飲食といった**「非貿易財(国内向けサービス)」**に従事しています。これらの仕事はインドの労働者と直接競合しません。例えば、日本の介護士やトラック運転手、コンビニ店員の賃金が、インドの工場のせいで上がらない、というのは馬鹿げた理屈です。
2. **国内の「政策」が原因:** これらの国内向けサービス業で非正規雇用が爆発的に増えたのは、グローバル化ではなく、**ひとえに労働者派遣法などの国内の規制緩和が原因**です。企業が国内の正社員を非正規社員に置き換えるインセンティブを、政策が作り出したのです。
結論:** 「グローバル化」という、抗えない大きな力のせいにするのは、**自らが推進した国内政策の責任から逃れるための詭弁**です。「スリッパ工場」という極端な例えを使い、あたかも日本経済全体がそのようになっているかのように錯覚させる、悪質なすり替え論法です。
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反論の要旨:**企業は海外で稼いでいるから、日本の労働者の賃金が上がるはずがない。
評価と反論:**
1. **国内でも利益は増大:**企業は海外だけでなく、**国内事業でも莫大な利益を上げてきました。**法人企業統計を見れば、企業の経常利益は改革後に大きく伸びています。賃金を上げる原資がなかったわけではありません。
2. **問題は「分配」の方針:**問題は利益の源泉ではなく、その**使い道(分配)**です。企業は、得た利益を「賃上げ」ではなく、「内部留
保」や「株主配当」に優先的に振り向けてきました。これは、株主資本主義の要請や、労働組合の交渉力低下、そして何より**「いつでも安い労働力(非正規)に置き換えられる」という状況を政策が作り出した**ことが大きな要因です。
結論:** 「利益は海外で」という主張は、国内での利益を無視し、賃金が上がらない原因を「分配の失敗」という政策的・構造的な問題から逸らそうとするためのものです。
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反論の要旨:** 「解雇規制を緩和すれば派遣業界は吹っ飛ぶ」と言っており、自社の利益と相反する。不思議ちゃんだ。
評価と反論:**
これは**短期的な視点しか見えていない、極めて浅薄な擁護論**です。
1. **より大きな市場を狙う戦略:**竹中氏やパソナが目指しているのは、単なる「派遣業界」という小さな市場ではありません。彼らが目指すのは、**日本の労働市場全体の流動化・自由化**です。正社員の解雇規制が緩和されれば、「正社員」と「非正規」の垣根がなくなります。
2. **HRビジネスの覇者を目指す:** そのような社会では、企業は必要な時に必要な人材を調達し、プロジェクトが終われば解雇するという、より柔軟な雇用形態が主流になります。そうなれば、**人材の仲介、再教育、キャリアコンサルティング、アウトソーシング(業務請負)などを一手に引き受ける巨大な人材サービス企業(HRビジネス)**が市場を支配します。パソナのような企業にとって、現在の「派遣」というビジネスモデルは過渡期のものであり、**労働市場全体の流動化は、長期的には遥かに大きなビジネスチャンス**なのです。
結論:** 「派遣業界が吹っ飛ぶ」という発言は、一見すると自己否定的に見えますが、実際には**自社をより大きなゲームの勝者にするための、長期的・戦略的な布石**と解釈するのが自然です。「不思議ちゃん」などではなく、極めて計算高い戦略家です。この反論は、その戦略的な意図を見抜けないか、意図的に隠そうとしているかのどちらかでしょう。
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### **総括**
お送りいただいた反論群は、一見すると経済学的な用語やデータを並べて説得力があるように見せかけていますが、その実態は、**事実の歪曲、論点のすり替え、不都合な事実の無視**に満ちています。
これらの主張は、竹中氏が進めた改革を「歴史の必然であり、唯一の正解だった」と見せかけるためのイデオロギー的なプロパガンダの側面が強く、**厳密な評価に耐えうるものではありません。**妥当性は極めて低いと判断します。
以下質問内容。
君とのやり取りに対して以下のような反論?が届いたけど、この反論はどの程度妥当なの?時間がかかっても構わないので、事実に基づいて厳密に評価し、反論があれば反論して。
最初にILOが「派遣もアリ」という条約を作り、日本はそれを批准してから法改正した。各国の世界的な流れに従った。
田中角栄のような政治家が、特殊法人の金庫に手を突っ込んで、自分の票田にバラマキ。そういうことをさせないための民営化。金庫が空っぽになってしまった国鉄は最終的に破綻処理。
■格差の拡大
2000-2005年の間、格差は下がっている。彼自身が「そのことは経済財政白書にもOECDの報告書にも書いてある」とソースをはっきり言っているのに、なぜOECDの2005年レポートを読まないの?
いわゆるゾンビ企業の清算。利益が出ていないのに撤退せず最低賃金で踏ん張り、ダンピング価格で出荷されたらデフレが更に進む。地獄のデフレスパイラルや。
自由貿易によって、グローバルな同一労働同一賃金が達成された。スリッパを作る工場は、インドでも国内でも時給は同じになった。そもそもスリッパのような低単価商品、国内においては稼げる仕事じゃないだろう。
このように、企業は海外にスリッパ工場などを建ててそれで稼ぐようになった。日本の労働者はそこで働いていないんだから、賃金が上がるはずがない。
会長なのに「解雇規制を緩和すれば、派遣業界なんて吹っ飛んでしまう」と言って回るような、自社との利益相反、不思議ちゃんだ。普通なら「日本型雇用は素晴らしい、派遣業界は永遠なれ」というボジションなのだが。。
私が入学したとき、東大には20個くらいテニスサークルがあったが、そのうち東大生女子が入れるのは3個だった。残りは他大学の女子しか入れなかったし、入部にあたって女子だけルックス審査があるサークルもあった。
私が入学したときのインカレテニサーのセレクションは、女子はルックスのみ、男子はルックスorトークorテニスの実力(どれか優れていればOK)という感じだった
そっちにウェーイ系が集まるおかげか、学内サークルは平和でとても良かったな。はてな民には絶対こっちがオススメだ
学内サークルに来るような東大男子は私のような地味オタクが揃っていて話しやすいし、東大女子は「肝っ玉の強い不思議ちゃん」という印象の独特なタイプが多く、インカレに来るキラキラ肉食女子と違って怖くない
そしたら、やたらと香水の匂い強い年齢に合わない感じの幼い服装した女がいてさ
あんまり見ないタイプの不思議ちゃん系?っぽかったから、遠慮心が沸かず香水いい匂いですねって言ったら、明らかにテンションあがってこれ好きなんですと返答された
そこから喜ぶから服装とかバックを褒めていって普通に仲良く話せた
立ち話もなんだからって飯に誘ったら、そのまま家に来ていいよって言われて、若干怖さはあったが明らかにやれそうな感じあったから、酒買ってお邪魔した
家は普通のアパートだったけども、そこそこ散らかっててメンヘラの感じあったけど、欲望に負けてやってしまった
別にコミュニケーションに関しては普通に出来るタイプで、仲良くなれたからまた来ていいよと言われてる
フェードアウトも出来るだろうが、セフレに出来るならしたいんだよな
世の中きっかけ次第でやれるもんなんだな
やれる奴はそういう嗅覚あって逃さずやってるんだろうな
きのうは昼にカップ麺1つと夜にインスタントの春雨スープ1つたべた
カロリーでいうと500くらい?
まあさけっていってもジュースみたいなやつだけど
ジークアクスをちまちま見てるけどつまんないなあ
すかした不思議ちゃん王子様キャラに女どもが発情してるのも鼻につくし
今5話だけど5話ってもう1クールなら半分になるとこなのに、
エヴァもそうだったけど暗くて何やってるかすげーわかりにくいのほんとクソなのよ
FF7ACは動き早すぎて何やってるかわからんかったけど暗くはなかったからまだましだったわ今思えば
とりあえず暗くして重厚感だしてるつもりなのかCGっぽさを隠したいのかしらんけどさあ
いろいろ語りたい作品はあるが、一番お勧めしたい作品はシュタインズ・ゲート!!
正直最初は期待してなかった。原作は評判良いらしいけど未プレイだし、でもどうなんだろうなって。
第一話は謎だらけで意味わからなかったし、登場人物の会話も妙に空回っててついていけるのか不安だった。
主人公は岡部倫太郎で通称オカリン。こいつがマジで厨二病全開。ふわっはっはっはとか妙な笑い方して「鳳凰院凶真!」とか名乗るし、もうね見てて完全に痛い。
話としてはタイムリープ系。バックトゥザフューチャーの亜種って感じ。
違うのは意識が過去に戻るっていう点で、ヒロインの牧瀬紅莉栖がまたいいんだよ。ツンデレ理系女子っていう属性盛り盛りキャラなんだけど、冷たい感じしながらも実はすごく優しい。あとオカリンとの会話のテンポが最高に面白くて掛け合いに毎度ニヤニヤしてしまう。
そして、まゆしぃ。オカリンの幼馴染であり、不思議ちゃんのまゆしぃ。これがまたいいんだよ。口癖の「トゥットゥルー♪」が耳に残りすぎて、日常生活でつい口ずさんじゃうほど。そしてすごく優しい。中二病のオカリンのことを馬鹿にするようなことが全くなく、むしろすべてを受け入れてくれてる。まさに聖母!!
今のところ毎話しっかり伏線が張られてて、次に何が起きるのか全く予想がつかん。
この先、どうなるか分からんけど色々な世界線とか時間軸が絡むって噂もあって今はワクワクしかない。
今のところかなり面白いからおすすめ。今から見ても間に合うはずだし、タイムリープものの新たな金字塔になる予感がしてるね!!正直なところ!!!
あともう一つおすすめなのが、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないってやつ。
アニオリだけど周りのオタ友や職場のアニメ好きから勧められて観てみたら、こっちもドはまりした。
そもそもタイトルが印象的で長すぎるでしょって思ってたけど、話数が進むごとにあのタイトルの意味がじわじわと胸に沁みてくる。
物語は幼なじみの死から始まる。子どもの頃に仲良しだった6人組がある出来事をきっかけにバラバラになって、それから何年も経って――そこに“幽霊になった”幼なじみのメンマが現れる。
これだけ書くとちょっとファンタジーっぽいけど、実際はすごくリアルな人間ドラマなんだよ。
死者が現れることで過去と向き合わされるっていう構造が、正直めちゃくちゃ刺さった。
主人公であるじんたんが引きこもっていた理由。ゆきあつの歪んだ思い。あなるの自己嫌悪。そしてぽっぽの、あの過剰なまでのテンションの裏にあるもの。
みんな子どもの頃に背負った後悔と向き合っていて、それが物語を通してちゃんと浮き彫りになっていく。
最近の一部ネットだとあなるってあだ名の酷さばかり話題に鳴ってるけど彼女、すごくいいキャラなんだよ。あの名前に慣れてしまうと逆に本名がピンとこなくなるという(笑)
しかもこの作品、アニメオリジナルってのがすごい。つまり先がまったく読めない。原作ファンも考察勢も関係なく、全員がリアルタイムで一緒に見届けてるって感覚がある。それがまた熱いんだよ。
これも今から見始めてもまだギリで間に合うと思うので、今からでも追いかけるのをオススメする!!
いやぁ、今年の春アニメはとにかく豊作だね。
冗談じゃなくて本気で教えてほしい。
最近同じ部署に中途で男の営業が入って来たんだが、そいつが本当に文字通りずーーーーーーっと喋るんだ。
正直あ、こいつなんか特性あるなっていうのは喋って5分もすれば分かった。
不思議ちゃん系じゃなくて、どちらかと言うとハキハキスベってる空気読めないタイプの方。
ただ仕事上の関係だし、メーカーだと特に設計の方とかASD気質っぽい人いたから、仕事やってくれりゃいいやって感じだった。
ただしこいつがまあーーーーーー喋る。お喋りってレベルじゃない。ずっと俺のターン!を地で行く感じ。
普通会話ってさ
相手「いや俺も嫁と付き合ってた時ぶりだったわww」
みたいな感じでうすーくキャッチボールするじゃん。特に意味もないおっちゃん営業との昼休みの雑談よ。ふつーの会話。
でもそいつは
そいつ「この前は仙台に行きました!って言ってもひとり旅なんですけどwいやー久しぶりの仙台よかったっすわー自分仙台には5回行ったことがあるんですけど前回行ったときは〜(中略)〜 (思い出したように)あっ、俺さんはどこか行きましたか?」
そいつ「ああ〜〜っ!フットサルいいですねえ!自分フットサルはやったことないんですけど、学生の時剣道をやっていて、顧問のおっさんがめちゃくちゃ厳しかったんですけど、ちなみにその先生ハゲてたからあだ名がハゲ坊って呼ばれてて、んでそのハゲ坊とこの前地元でばったり会ったんですよ。その時自分は母親から夕飯に使うネギ買ってこいって言われてチャリ漕いでて、いやwこのチャリも中学生の時から使ってる2万いかないぐらいのやつなんですけど、自分物持ちよくて、未だに家着に部活のTシャツを…………」
まてまてまてまてまて。
話が飛び過ぎだし、こっちに質問とか一切来ないしずーーーーーーっと気持ちよく自分喋ってるじゃん
社用車で出かけた時なんか病的なぐらいだ。
そいつ「あっこの会社の子会社と前職でやり取りしてて、って言っても最初は中々門前払い食らってたんですよ俺wしつけえってwその時の向こうの担当者が〜〜(ここから冗談抜きで5分ぐらい話す)」
俺「そうなんだ。その会社の製品この前展示会で見たけど結構面白いことやってるよな。」
そいつ「あっ俺さん結構展示会にも行かれますか?俺も実は前職では展示会商談員に立ってて、いや〜東京ってコンパニオンのレベル高くないですか、いや別にコンパニオン目当てじゃないですけど、別に彼女いるし正直彼女よりはうーんってww彼女とはまあゲーム関係の趣味で知り合って別に俺は別れてもいいかなって感じでw Switch2の抽選ってあれいいやり方ですよね〜流石に天下の任天堂様は違いますなあって感じで
………………」
その間ひたすら俺は「へえ」「なるほど」「ほお〜」の相槌マシーンと化す。
まじで黙っててくれ!!!!
ちなみにこいつの凄いところは、多弁癖が部長だろうが課長だろうが新入社員だろうが取引先先だろうが変わらんところ。
大体が初対面のあいさつ→張り切ってそいつがマシンガントーク→大体相手が逃げる→次の標的を見つけるの流れ。
うちの職場はフリーデスクなんだが、年次の若い子と同じデスクに座った暁にはまじで1日中そいつは喋ってる。比喩抜きで。ずっと。若い子は強く断れないから相槌マシーンに徹してる。本当に可哀想で見てられない。
ちなみにそいつの上司はどうしてるのかって言うと、一応ちゃんと注意してる。
コミュニケーションの範疇の雑談ならいいが、業務と関係ない会話は慎むことって。ていうか、喋り過ぎと言ってる。
そいつも指摘されてすぐは「自分喋り過ぎちゃうんですよね、すみません」としゅんとしているが、翌日には元に戻ってる。
あと敬語の使い方が可笑しい(というより、敬語を使うべき相手に急にタメ語になる)あたり、ASDなんだと思う。
管理職の50代のおじさんに急にだよねーとか言い出すからガチでぎょっとする。
こんな奴でもお願いだから黙ってくれって強く言って、それが原因で休職でもされたらこっちの責任になるんだろうな。
Permalink |記事への反応(22) | 20:54
「ジークアクス先行上映版」を見てから、「機動戦士ガンダム」を見て、そこからさらに「機動戦士Zガンダム」を見ていたのだが、
何とかジークアクス本放送前に見終えたかったがやはり無理だった。
主人公のカミーユはずっとガンダムマークツーに乗っていて、タイトルにあるようなZガンダムに乗ることはなかった。
何やら強化人間と呼ばれるサイボーグだかクローンだかのよくわからんフォーという不思議ちゃんと恋して終わった。
正直、前作主人公が出張ってくるって展開は種みたいでクソだなって印象だったけど、まぁ、アムロが出てきてた方が、カミーユがおとなしくなるんで、例外的に面白かったな。
いや、そもそも前作主人公が出張ってくるのは、そんなに悪いことじゃないのかもしれない。肝心なのはそれが正しいことかどうかより面白いかどうかだからね。
でもう、ジークアクスは放送始まったんで、視聴はここで打ち切りだね。
今は動けないそれが運命だけど
ここ最近ADHDは自称する人もネタにする人も多いけど、まだASDはネタにしちゃいけない枠な感じがする。ADHDは症状や特徴が健常者にも共感してもらえやすいっていうのがでかいのではないかと推測している。
自分はASDで、多分すでに周りから変な人とは思われてるだろうけど、改めてカミングアウトする気はまったくない。 聞かれたら正直に答えるつもりけど、そんなこと面と向かって聞いてくる人は友達でもいないし(完全に偏見だがADHDっぽい人に対しては「お前まじADHDなんじゃないの」とかのいじりがブラックジョークとして許容されている気がする)。小さい時から療育を受けていて、苦手なことやストレスに感じることは多いけどそれなりに社会に適応できていると自負しているが、自分からわざわざカミングアウトしようという気は起きない。特に配慮してもらえるわけでもなく、ただ腫れ物扱いされるだけだろうから。不思議ちゃんや天然としてイジってもらえて輪に入れていたのが、アンタッチャブルな人扱いになって余計苦しくなるのが目に見えている。
でもADHDは診断降りてるガチの人でも結構オープンにしてるから、よくカミングアウトできるなと不思議に思うし、羨ましい。なんというか、ASDは薬飲んでも治らないし本当に「障害者」だけど、ADHDは薬で治るし「自己管理がめっちゃ下手なやつ」くらいの立ち位置を得られてるように思ってしまう。
ADHDってポップというか、発達障害の中では生きやすい方だよなとASD側として思う。現実で意見交換できる相手がいないので、増田のみんなに共感してもらえるか聞いてみたい。
ばあちゃんが死んだ。
僕の40の誕生日の前日に死んだ。
葬式など諸々終え、家に帰ってきて、やっと落ち着いたところ。
今の心情を自分自身でもいまいち掴みきれてないので、書いてみる。
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とにかく人が多かった。
子ども4人、孫12人、ひ孫19人、子どもや孫の配偶者、ばあちゃんの兄弟、その子、その孫。
サマーウォーズより多いんじゃね?
ばあちゃんは寺の娘だったので、親戚には坊さんがいる。
3人の坊さんが経を読む。
先頭で経を読んだのは、ばあちゃんの甥の中で一番下の甥。
ゆるい良い葬式だった。
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完全に場違いのフルートに、皆ポカーンとし、奏者も可哀想だな…と思いつつ聴いて、葬式を終えた。
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僕も火葬場に向かった。
普通と違ったのは、坊さんも参列者と同じように、最後に声をかけた。
一番下の甥の坊さんは泣いていた。
僕は泣けなかったからか、何か知らんがそれを見て僕自身が救われた気がした。
その後棺は焼くことになり、焼けるまで1時間程度待つことになった。
後で聞いたのだが、そのドサクサに紛れて義理の息子である親父は泣いていたらしい。
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孫の中で僕は上から2番目。
年長の孫であるいとこ、一番下の甥の坊さん、3人で話をした。
最初に、一番下の甥の坊さんに、フルートの時プルプルしてたから泣いてたかと思ってたらアレ笑いを堪えてなかった?とツッコむところから話は始まった。
ばあちゃんがいつからゲームやってたのか、とか、何故やってたのか、とか、どんなゲームをやってたのか、とか色々話した。
俺の初めてゲームはばあちゃんのお下がりでディスクシステムのやつだった、パチンコにハマってたから抜け出すために息子(僕から見ると伯父)が買った、そういえばパチンコにハマってた時期もあった気がする、その前はルービックキューブだったらしい、俺が持ってないPS4とか持ってたぞ、ゲーム好きだったけど上手いわけじゃなかったからレベルアップでのゴリ押しが結構多くて1セーブプレイ時間400時間とか700時間だったぞ、、、。
僕らは子どもの頃に話して以降30年近く話をしてなかったが、話題は尽きなかった。
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なんというか、あっけなかった。
色々終わって帰ってきた、子どもらも寝かしつけ、一息ついたのが今。
微妙に落ち着かずふわふわする感じがあったので、消化するために文章に残すことにした。
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ばあちゃんがどんな人だったのか。
性格、キャラ的なものを今風に言えば、天然系、不思議ちゃん、なのに、生命力強い、どんな環境でも楽しんで生きる、そんな感じ。
やたら印象に残る言動をする人だったので、ばあちゃんの話題には事欠かない。エピソード力が強い人だった。
何故か鞄を持ち歩かず、ショルダーバックくらいの袋に荷物を詰め、そして下着の胸の辺り、ちょうどブラのパッドのあたりに、その袋を縫いつけ、小太りというか巨乳に見える感じになっていた。
何かを出す時は胸元から出すことになるが、昔は服の中に手を突っ込みゴソゴソして荷物を取り出してたが、そのうち上手く取り出せないからと、半分脱いで取り出すようになった。
普通に外でもそれをやるようになったので、買い物行く時は子どもや孫の誰かが連れていき、事前に財布を預かって、ばあちゃんの財布から支払う、というのが慣習となった。
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そういえば、ばあちゃんから直接昔の話を聞いたことはほぼなかったことに気付いた。
年寄りは昔話が好きな印象あるけど、ばあちゃんから思い出話をほとんど聞いたことない。昔手に入れた意味の分からん謎のハックテクニック、を教えてもらえる程度。こちらの心配する、子どもや孫など周りのこと、ゲームのこと、とにかく今の話しかしなかったからかもれしない。
でも、ばあちゃんの周りからは、ばあちゃんの今まであったことはよく聞いた。
ここからのばあちゃんの昔の話は、皆の話の集合での話なので、何が本当なのかは分からない。
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ばあちゃんは、山奥の陸の孤島のような村にあるお寺の娘だった。
結果、じいちゃんが良いとこの人だと分かり、許してもらい帰ってきた。昔っぽい。
あとで聞いたのだが、じいちゃんはバツイチ?寡夫?だったらしく、ばあちゃんが結婚した当時、ばあちゃんは20、じいちゃんは44。そりゃ反対するわな。
それに加え、じいちゃんを知るであろう寺近くの老人達から稀にじいちゃんの話を聞いたことがあるのだが、どれも掴みどころがない。水墨画を描いてた、木こりだった、スキー板を作って売ってた、馬に乗って駆けてた、等々。皆のいうことが毎回違いすぎて何をしてた人なのかがマジで分からない。今で言うフリーターだったのでは、と思ってる。
その後、ばあちゃんは子どもを4人産んだが、3番目の子である僕の母が4,5歳のときに、じいちゃんが結核で死んだ。
生活ができないので、子どもらは、伝手のある寺が運営する児童養護施設で生活することに。
何年かそんな生活が続き、長男(僕から見れば伯父)が中学を卒業してすぐ働き始め、生活ができるようになったので、ばあちゃんや兄弟らを集め、また一緒に生活し始めた。なんという「ひとつ屋根の下」。(ひとつ屋根の下、当時母はめっちゃハマって見てた)
その後しばらく経ってから長男は僕の母を除いた兄弟とばあちゃんで自営業を始めた。
ここからの人生に関しては、ばあちゃんにとって比較的順風満帆な人生だったと思う。
たぶん。
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僕はばあちゃんに一番可愛がってもらった孫だったように思う。
ばあちゃんがファミコンをやるひざの上に乗ってたのが僕だった。
今思えば理由は単純で、高橋名人が名言「ゲームは1日1時間!!」を家では親が守らせようとするが、ばあちゃんの家では、朝から晩までゲームをやっていても怒られない。
ばあちゃんも、ゲームの攻略に詰まると、孫を積極的に呼んで、攻略方法を聞いたり、分からなくてもプレイしてやってみてくれとせがんだ。
僕が一番可愛がられたが、他の孫達も顔を出せば、同じように攻略をせがまれたので、孫らは皆ばあちゃんとみんなゲームをした経験が一度はあるように思う。
息子(僕から見て伯父)の自営業の職場とばあちゃんの家が一緒になっていて、ばあちゃんの生活は、昼間は働き、ご飯風呂、趣味の畑仕事、残った時間はほぼゲーム、が大半だった。
昔はマリオとかアクションをよくやっていたが、途中からドラクエやFFといったRPGが好きだった。
先にも書いたようにゲームやるからといって賢かったり上手かったりするわけじゃなかった、いわゆる下手の横好きだったので、とにかく朝から晩までゲームをし、攻略ノートを作ってメモをし、自分の攻略ノートを見ながらプレイしていた。
何度も何度も飽きずにトライ&エラーを繰り返しまくるので、ばあちゃんのセーブデータは、装備やアイテムが微妙なのに、レベルが異常に高いことが多かった。
おかげで、途中からやった僕ら孫たちは、ばあちゃんが説明するハマりポイントをひと通り振り返ったあと、装備を整え、ちゃんとゲーム内の説明みてやれば、案外すんなり先に進めた。
他の孫たちもゲームをプレイし終わったら、中古屋でなく、ばあちゃんにゲームを流した。
ばあちゃんが自分でゲームを買っていた印象がほぼないが、とにかくばあちゃんの家にはゲームがたくさんあった。
ベッドの下の収納ボックスには、ソフトがギッシリ詰まっていた、
初代ファミコン、スーパーファミコン、PS、PS2、64、ゲームキューブ、xbox…僕も大きくなるにつれ頻度が減り、就職で地元を離れてからはさらに頻度が減ったので、僕の知らないゲームハードもありそう。
見た記憶では、古いハードのソフトはなかった気がするので、時折捨ててたのかも。
孫らで集まって話をした際に出てきたゲームタイトルは皆違ってた。
FF、ドラクエ、テイルズ、スターオーシャン、ゼルダ、武蔵伝、等々。
ばあちゃんの妹の孫とかいう若い男の子も来てて、ばあちゃんとのゲームの思い出話をしてたのは驚いた。
それもあって、親族のみの家族葬だったのに、縁のある親戚までも集まり、やたら人数の多い通夜、葬式になった。
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義理の息子である親父もかなり溺愛してたので、本物の息子一堂から、本物の息子より息子してる、と親父も笑われていた。
ばあちゃんは、下駄が好きでよく履いてたのに、胸元に袋が入っていたから、ハキハキ歩くことができず、ペンギンみたいな歩き方になっていた。
不安定なゆっくりな歩き方だったので、当然荷物はまともに持てないし、隣を歩く僕の服の袖のあたりをつかんだりすることが多かった。
僕がいない時は、親父が並んで服の袖をつかまれていた。
僕や親父はその認識だったのだが、妹いわく、妹と一緒だと、不安定な歩きのままズカズカ先に歩いて荷物を持ってる妹に早く行くぞと先行してく、僕や親父の前だと猫を被ってる!!男尊女卑だ!!と愚痴っていた。
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孫らから流れてきたゲームで躓くと、当然元々ゲームの持ち主の孫に攻略を聞くことが多かった。
雷平原〜マカラーニャの森あたりにいて、攻略手伝って欲しいからと、泊まって欲しいと、ばあちゃんにせがまれ、泊まることになった。
一緒にプレイし、ご飯も食べ、風呂も入り、寝る前にもう1プレイ。
ちょうどそこで、マカラーニャの森の超ロマンティックなラブシーン。
当時、高校生だった僕は、真夜中に部屋を暗くして、ばあちゃんと並んで何観てるんだろう……と絶妙な気分になっていた。
ふと、横目でばあちゃんを観ると、キラキラした目で、★★素敵★★みたいなリアクションで、滅茶苦茶一生懸命みてたので、まぁいいか、と諦めにも近い気持ちになった。
その後少し経って、新しい孫がまた産まれ、ちょうどその孫の名前がFF10のヒロインと同じ名前だったので、滅茶苦茶喜んで良い名前だ、と褒めていた。
葬式の最後のフルートが、美空ひばりの「川の流れのように」だったので、「ザナルカンドにて」をかけてあげれば良かったのにな、とフルートの演奏を聴きながら、このことを思い出していた。
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葬式の参列者の話などを聞くに、僕がばあちゃんのところにあまり行けなくなった後も、他の親戚やゲームの関わりもあって、楽しくは過ごせていたようだった。
それが、6年前、真夏の早朝に、もうひとつの趣味であった畑仕事の途中で、脳卒中で倒れ、近くの通行人に発見され救急車で運ばれた。
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主治医や長年お世話になっているかかりつけ医によると、意識が回復する可能性は万に一つもない、そんな状態とのことだった。
ばあちゃんは、これまで大病患って、入院して死にかけたことは何度かあった。
入院のなか、どうしても回復傾向が見られない、という状況になってから、僕に連絡が来て、急遽地元に帰ってお見舞いに行くと、ばあちゃんとゲームの話になり、そういえばプレイ中だったあのゲームの続きがやりたい、早く治して退院せねば!!と急にやる気になって、そこから超回復、という展開があった。
今回は流石にダメそうだった。
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流石にばあちゃんももう90だったので、そういう覚悟をしておかなきゃ行けないことは分かっていた。
病院に見舞いに行った際、分かっていても、それがただ寝ているようにしか感じられなかった。
手術のあとに寝てます、みたいな感じで、ただ寝てるだけ。
もう起きることは無いのに、そんなふうにしか感じられなかった。
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僕がその後ばあちゃんの顔を見れたのは、少し経って、ばあちゃんの家で介護するようになってからだった。
病院よりも設備が簡素になったためか、ああ、これは本当にもう目覚めないんだな、と今さらながら実感した。
そんな中、母はばあちゃんの世話をしながら、前よりちょっと良くなったとか、こうやってやると反応する、など色々話をした。
もう目覚めない、と分かると同時に、まだ生きてる、とも感じられる。
死んでるのだが、生きてる。
ばあちゃんが死んだと聞いて、葬儀の一連の流れを終えた今、本当に死んだ今この時よりも、あの瞬間が正直しんどかった。
今、思い出すだけでも、心が重い。
死が突きつけられるのに、世話をすればちゃんと生を感じられる。
その中で世話をし続けられるのか。
母すごいな……と。
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あとは死ぬだけ。
それを受け入れるための有余の時間が与えられた感じだった。
ゲームができない、楽しみに一生懸命になれないばあちゃんは、ばあちゃんなのか。
身体なのか、脳なのか、心なのか、それとも人格なのか、習慣なのか。
生と死に対することをぼんやり思いにふける。
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そういえば、ばあちゃんは霊感が強い、というのがもっぱら周りの評価だった。
悪霊や死んだ人が見える、というより、死ぬ寸前の人が魂だけになって飛んでいるのを虫の知らせのような感じで分かるのだ、とか。
それで、遠方や疎遠になった知人の安否を確認し、それを当てることが多かったので、霊感が強いとされていた。
稀に、じいちゃんが迎えに来ると、まだやりたいことがあるから迎えに来んどいてくれーー!!と必死にお経を読むことがあるのだ、とか。
僕は実際にどの話にも立ち会ったことは無いが、確かにばあちゃんはその辺りの勘が冴えているような雰囲気があった。
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ばあちゃんの話を信じるとすると、脳死のばあちゃんには、ばあちゃんはいないことになる。
ばあちゃんがどこに行ったかは分からないが、ばあちゃんは生きているが死んだ。
幸い、受け入れるまでの時間を6年も貰ったので、ばあちゃんの死、葬儀はなんとか受け入れることができた。
コレがポックリいかれていたら、悲しすぎてどうなっていたかは想像できない。
正直助かった。
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心の準備は整えていたとはいえ、僕の誕生日の前日に亡くなり、僕の40歳の誕生日がばあちゃんの通夜になるとは、流石に予想つかなかった。
何もできないはずの死ぬ瞬間まで、印象を残す人だった。
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ばあちゃんの教え、みたいなのは、本当に全然覚えてないのに、ばあちゃんとの思い出はたくさん出てくる。
老人介護用おむつを買いに行った際には、コレ凄く便利でトイレに行かなくても良いからゲームができる!!とドヤ顔したり……
我が弟が母の付き添いでばあちゃんの買い物に付き合うため家に呼びに行ったら全裸でゲームしてたり……(前日夜風呂上がりに服着替える前にゲームをやり始めたら止まらなくて翌朝までやり続けていたのが真相)
僕がいとこと一緒に富士山近くに旅行した際、いとこに「富士山のかけらだ」と言って渡したそこら辺に落ちてた溶岩石が、何故か数年後ばあちゃんちの神棚に飾ってあり、いつの間にか凄い石だとして御神体みたいになってたり……
なんかあり過ぎて、もう思い出せない。
でも、何かあるたび、何気ない面白かった思い出が掘り返される。
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僕自身もばあちゃんと同じく、子どもが4人いるので、悲しみに暮れている暇はない。
悲しくてしんどい、みたいな感覚はないのだが、なんか気持ちがふわふわして落ち着かず、何かにつけてやる気が起きない。
この文章も、このままではいけないと思いを決して、何度かに書き分けながら、書き進めている。
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やる気がでないので、ぼーっと異世界転生もののアニメを観ても、ばあちゃんだったらマジで異世界にすら行きそうだな、行ってて欲しいな…と想像してしまう。
ココまで書いた文章を自分でも振り返ってみると、ばあちゃんの最大の教えは楽しむこと、それ自体のような気がしてきた。
昔から初七日とか四十九日とかに法要やるってことは、亡くなってからそれくらいの日数はこの感覚は抜けないのかもしれない、と諦めることにした。
とりあえず楽しめるようになるまで、このままぼーっとふわふわすることにしよう。
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