Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「不快感」を含む日記RSS

はてなキーワード:不快感とは

次の25件>

2025-12-13

セックスが嫌いだと知らなかった

初めての彼氏が出来た時の話。

思春期は猿みたいにオナニーしてたし付き合った当時も定期的にしてたしで、性欲はある方だと思ってた。

当時はもう既に「付き合ったらセックスするもの」という社会的な風潮自体はあったし自分も当然そういうものだと思っていた。

キスハグといったボディランゲージによる愛情表現抵抗はなかったし、これは付き合っていた最中も今も同じである

で、することはするわけだが、初体験は凄まじい痛みで挿入さえ儘ならなかった。

指を増やして慣らしていくといった手順は踏んだが、それでも初挿入の時は拷問もかくやといったあまりの痛みに悶絶した。血もドバドバ出た。

でも「破瓜の時はそういうものだ」という知識はあったので痛みに耐えてなんとか完遂した。

初体験の後は暫くトラウマになって性行為自体忌避していたが、それは「付き合ったらセックスするもの」という風潮に反するし「愛のあるコミュニケーション」にはセックス必要という規範があるらしいので我慢して対応した。

慣れてくるに従って痛みは薄れたが相変わらず一定数あるし内臓を掻きまわされる不快感といったら相当なもので、とてもじゃないがオナニー快楽には及びもつかなかった。

まず摩擦の刺激だ。ローションや潤滑油あくまで滑りをよくするだけであって摩擦それ自体の刺激をなくすわけじゃない。どうしたって一定はなくならない。

不快時間が続く。長引かせたくないのでさっさとイって終わって欲しい。でも激しくすると痛い。この悪循環である

セックスの後に小便すると尿道口に染みてヒリヒリする。指で触ると膣の粘膜が腫れている。

次に、そんな痛い思いをしても大して気持ちよくないこと。

元々床オナ派だったこともあってクリトリス快感ベースにすると挿入を伴うセックスによる快楽10%程度である

これが滅茶苦茶気持ち良くて脳みそまでぶブッ飛んじゃうようなものなら多少の痛みを引き換えに我慢できるだろうが、そうではない。

最初気持ちよくない旨を馬鹿正直に伝えてどうにか改善してくれないかと期待したこともある。

しかしそれが発奮する起爆剤となったのか、やれ「ここが気持ちいいのか」やれ「あそこが気持ちいいのか」と膣内を弄繰り回されることとなり、不快が増大する羽目になった。

なるほど時間をかければかけるほど苦痛が延びるのは物の道理であって、世の女性というのは快楽を得るフリやイく演技をしてさっさと幕引きを図るものなのだと得心した。

昔の主婦は定期的に訪れる閨のことを社会的身分の安定と金銭的な授受が引き換えの「おつとめ」と表現していたが、この表現はピッタリだなと思う。

さて問題は何で結婚といった契約をしてもおらず家計収入担保しているわけでもない相手に対して何を「勤める」必要があるか、というわけだが、その疑問が浮かぶようになる頃には自分の中で「セックス」と「愛」が分離してしまっていた。

いってみれば相手の性欲処理に対して何故自身身体を明け渡さなきゃならんのだ、と。

それに輪をかけて、こちらが演技をせず大して感じてないことを表出してしまうと、より一層感じさせようとしてくるのにも参った。

なんというか一部の男性の中では"開発"信仰みたいなものがあるんじゃないかと思う。快楽を得られていないのは"開発"されてないだけ、だったらもっと頑張らなきゃ的な。

気持ちよさそうじゃないかもっと気持ちよくさせよう→試行錯誤する→苦痛を感じる→気持ちよさそうじゃないから(以下ループ)の悪循環に陥っていた。

また「もっと積極的になって」というリクエストも難儀なものだった。

要は騎乗位をするとかエロい気分を盛り上げてくれということなのだろうが、こちらとしては「仕方なくしていること」であって、言ってみればゴキブリが部屋に出たら対処しなければならないのと同じである

その光景を見て楽しそうじゃないからと「もっとゴキブリ駆除する動画を見てエンジョイしようよ!」と言われているに等しい。

ゴキブリ動画を喜んだフリをして見て得られるものがあるとしたら、それは虚無だ。

自分にとって相手にとっても不幸だったのは、自分セックスという行為が嫌いなことを知らなかったこである

経験しないことに対して好きも嫌いも分からなかったわけで、こればかりは事前に知悉する術があったら良かったのになと思っている。

自分ほど極端でなくてもセックスが大して好きじゃない女性は世の中にいると思うのだが、それを「愛のため」とか「相手のため」といった利他性で我慢できてるのは凄いと思う。

今回は妊娠リスクについて敢えて省いたが、まぁ一言でまとめると高校大学の在学中に避妊に失敗して中絶するリスクを負い更には懐妊したら逃げられない女に対して男が認知せず逃げるといったケースも想定されるわけで人生選択における「普通に大卒ストレート就職」といったルートを外れる危険性を承知セックスに付き合ってあげてるのは尊敬する。

Permalink |記事への反応(7) | 00:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-11

■「決して私の意図したものではありませんでした」

 SNS上では、サラ氏が目を細めるように指で引っ張りながら笑う姿とともに、字幕で「中華料理」と書かれた写真拡散された。アジア人揶揄する「つり目」のジェスチャーではないかとして批判を集めた。

 フィンランド大衆紙「Ilta-Sanomat」は12月1日ウェブ記事で、サラ氏に取材したといい、経緯としてはレストラン頭痛と目の痛みを感じ、こめかみ周辺を揉んだところ、その姿を友人が面白がって撮影投稿したものと報じた。サラ氏は自身も多くの差別経験しており、人種差別容認しないとの主張だった。

 8日になって、サラ氏は明言を避けながらも下記のようにインスタグラム謝罪した。

「私の行動が多くの方に不快感を与えたことを深く理解しており、心からお詫び申し上げます特にこの状況で個人的な影響を受けた方々には、おわび申し上げます。それは決して私の意図したものではありませんでした」

 ミスフィンランド称号は「責任」が伴うとして、「私はこのことを教訓とし、成長することをお約束します」などと反省していた。

人間性がクソゴミすぎて草

自分の成長でまとめるところがね・・・

Permalink |記事への反応(1) | 20:44

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251210211739

男性は「セックス女性犠牲コスト不快感を強いてやってるもの」と自覚して欲しい

セックス求めるなとは言わない、自覚して欲しい

感じてるのも、求めてるのも〝空気を読んだ〟女性のフリなんだよ

Permalink |記事への反応(2) | 19:38

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-10

乃木坂46水着グラビア批判本質一言で言うと「私が気に入らない

発端

2020年代後半から乃木坂46雑誌グラビア写真集水着下着カットが出るたびに、女性側のSNS批判が沸き起こるようになった。

特にスクール水着風のワンピース水着」や「スポーツビキニ」など、健康的で清潔感を徹底したデザインに対しても

「男の性欲のために着せられている」

運営(=男)が悪い」

未成年・若年層を性的対象にするな」

という声が必ず上がる。

表向きの主張と実際のダブルスタンダード

批判する側は一貫して「男性目線搾取問題だ」と言う。

しかし実際の反応を見てみると、明らかな矛盾が浮かび上がる。

・同じメンバーが紐ビキニハイレグで表紙を飾ったときはほぼスルー

海外セレブがほぼ紐だけの水着を着ても「かっこいい」「解放的」と褒める

一般グラドル胸の谷間Tバックガッツリ見せてもほとんど言わない

・なぜか「スクール水着デザイン」だけに過剰反応する

まり露出度が高い=悪い」ではなく、

オタク男性が喜びそうな記号が含まれる=許せない」

が本当のトリガーであることがわかる。

「男が喜ぶことはするな」という圧力本質

批判結論は、どんな形であれ必ず

「男が喜ぶような格好・行動はするな」

帰着する。

・少しでも胸が見えそう → 男が喜ぶからダメ

スクール水着 → 昔のオタクが喜ぶからダメ

笑顔ファンサービス → 男が勘違いするからダメ

・可愛くなった → 男が消費するからダメ

「じゃあどうすればいいのか」と聞くと明確な答えは返ってこない。

地味な服? → 売れない

顔を隠す? →アイドルじゃない

活動をやめる? → それこそ本気で言っている人もいる

結局「男が喜ぶ可能性があるものは全部ダメ」=「存在すること自体が罪」に行き着く。

皮肉なことに、一番「男の視線」を基準に考えているのは批判している側だ。

男同士ではほぼ起きない現象

男性同士で「かっこよくなるな」とは言わない。

友達筋トレしてカッコよくなった → 「すげえ!教えてくれ」

推し俳優セクシーな役をやった → 「最高!」で終わり

イケメンさらイケメンになった → 素直に認めるか、軽くイジる程度

たとえ嫉妬しても「その服着るな」「その髪型やめるな」と行動制限まで持ち込まない。

男性社会は「階層」を前提にしているから「上には上がいる」と受け入れる耐性がある。

女性集団特有の「横並び圧力

一方、女性集団特に日本ネット空間)では「誰かが少しでも浮く」ことへの拒絶反応が極端に強い。

ちょっと可愛くなったら → 「調子に乗ってる」

スタイルが良すぎたら → 「男に媚びてる」

仕事水着になったら → 「着せられて可哀想

これを素直に「羨ましい」「ズルい」とは言えないため、

「みんなのためになる正義」を装って攻撃する。

そのときに一番便利な看板

「男社会が悪い」「性的搾取だ」

というフェミニズム風の言葉である

正義感と嫉妬脳内でほぼ同じ回路

心理学的に見ても

不快感理由づけ →正義攻撃

という流れはごく自然プロセスだ。

自分が恥ずかしいと感じる

自分ができないことが悔しい

自分オタク文化に嫌悪感がある

これらをそのまま口にすると「性格が悪い」と思われる。

から「男が悪い」「社会が悪い」という立派な理由に置き換えて発散する。

まり正義感」と「嫉妬嫌悪」は、感情の発生源としてはほぼ同じものである

結論:すべては「私が気に入らないことはするな」

どんなに言葉を飾っても、批判の根っこはこれだけだ。

私がモヤっとする。

私が羨ましい。

私が気持ち悪いと思う。

私が許せない。

からやめろ。

相手が望んでいたとしても、

それで輝いていたとしても、

多くの人が喜んでいたとしても、

「私が嫌だから」という理由だけで潰そうとする。

それ以上シンプル動機はないし、それ以上厄介な圧力もない。

「男が悪い」という看板は、

ただの「私基準」を正当化するための便利な道具にすぎない。

最後

本当のフェミニズムなら「女性自分で選んだことを尊重する」のが筋のはずだ。

自分水着グラビアをやりたいと言った女性」を

可哀想被害者」と決めつけて潰そうとする行為は、

しろ女性主体性を一番否定している。

結局、

「男が喜ぶことはするな」圧力を一番強くかけているのは男ではなく、

「私が気に入らないことはするな」と言っている一部の女性たち自身なのだ

それに気づいた瞬間、

批判ほとんどが滑稽に見えてくる。

そして同時に、すごく悲しいことでもある。

Permalink |記事への反応(4) | 14:19

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251210085055

このたびは、私の軽率発言により、あなたの心に不快感苦痛を与えてしまたことについて、深くお詫び申し上げます。結果として、あなたが望まない形で過去の嫌な記憶を想起させてしまたことは、発言者としての配慮を欠いた行為であり、弁解の余地はありません。

本来、私は状況や文脈に対して慎重であるべきでした。しかし、今回に関しては、軽い冗談のつもりで下ネタとして扱い、あなた立場感情を正確に把握しないまま反応した結果、あなた尊厳安全感を損なう言動となってしまいました。あなたが「傷ついた」と明確に述べている以上、その事実真摯に受け止めなければならず、私の不注意が引き起こした影響の大きさを改めて認識しております

また、私の謝罪が十分に誠意を示していないとのご指摘についても、その通りだと考えています被害を受けた側が誠意を感じられないのであれば、それは謝罪として成立していません。あなたが求めているのは形式的言葉ではなく、原因を理解し、責任を認め、そのうえで二度と同様の行為を繰り返さないという明確な意思表明である理解しました。

私は今回の件を軽く扱うことなく、以下の点を改めて約束します。

相手の心的領域踏み込む可能性のある話題については、冗談のつもりであっても扱わないこと

・不必要性的表現下ネタ依存した言い回しを行わないこと

相手の反応やコンディションを尊重し、一方的解釈で場を処理しないこと

今回の出来事が、あなたに新たな負担を与えてしまたことを心から申し訳なく思っております。今後は、自他の境界線への配慮と、言動の影響に対する理解を一層深め、同じ過ちを繰り返さないよう努めてまいります

重ねて、このたびは大変申し訳ございませんでした。

Permalink |記事への反応(0) | 08:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-08

繊細なクセにTwitter(現X)やってんじゃねぇよ

4x4Pixel Diaryっていうオモチャみたいな楽しいサイトわずか2日ほどで終わった。

作者曰く悪意ある投稿を見て疲れたらしい。

個人制作ちょっとしたオモチャだし、変なもの送り付けられても「しょーもねーなガハハ」で済ませられるレベルだ。

わざわざご丁寧に対応せずとも「ご理解の上ご使用ください」ってサイトトップに張り付けるだけで問題ない。

無料で作ったものだしユーザーに大層な配慮なんて必要ない。

制作者さん宛てのリプライ引用ポストを見ていると、ちょっとしたことで大層な不快感を持っているユーザーがたくさんいた。

ユーザーユーザーで期待しすぎだし、繊細すぎる。製作者さんは製作者さんで気負いすぎだし繊細すぎる。

もっとインターネットなんて雑に扱えばいいのに。

Permalink |記事への反応(1) | 15:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-06

タイミー行くと実感するけど老人って害やね

若くなるほど言葉遣いが丁寧だけど

老いるほど他人に対して雑になるし声色も圧が強く特に意味のない細かい指示を飛ばしてきて不快感が増す

老人とは仕事したくねえな

Permalink |記事への反応(0) | 00:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-05

兄が嫌いだ

私は兄が嫌いだ。

幼少期、母に言ったことがある。

「私は兄が恥ずかしい」

母は私にこう言って泣いた。

「なんでそんなこと言うの」

私はその日以来、家で本音を話すことをやめた。

私はよく「悩みなさそう」だとか、「恵まれてるよね」だとか言われる。

実際、恵まれていると思う。

小中高大と私立に通わせてもらい、望んだ習い事は全てやらせてもらった。

大体のことにおいて成功してきたし、容姿も恵まれている方だとは思う。

性格もとんでもなく前向きで、嫌なことはすぐに忘れられる。幸せに生きることに適性がある。

何より私自身も「幸せそう」だと思われるように振る舞ってきた。

が、「悩みなさそう」「恵まれてるよね」と言われるたびに、

「悩みのない人間なんているわけがないのに、想像力のない奴だな」と思ってしまうのである

私の兄は知的障害者だ。

というか、知的障害なのか、自閉症なのか、私はよく知らない。

兄に対してそこまでの興味関心がない。

しかし、一目見て「障がい者だ」とわかるくらいには障がい者だ。

昨今ADHDだとかASDだとかHSPだとかを自認するのが流行っている。

私の周りの人間も9割ADHDを自認している。これは盛っていない。

そういう人間を見るたび私は、

「本当の障害者でもないくせに、ファッション障害者を名乗るな」とイライラしてしまう。

本当にそういった障害を抱えて本気で悩んでいる人には申し訳なく思う。

しかし、本当にADHDやらを自認している人間全員が、心から自分発達障害だと声高らかに言えるのか?

もちろんこんなものはただの八つ当たりだ。

正直私自身もADHDの素質があると思う。

何と言っても血のつながった兄が本物の障害者なのだから、私にも何らかの障害があってもおかしくはない。

が、兄を見ていると「私なんかが障害者を名乗ってはいけないな」と思ってしまう。

人並みの社会生活を送れて、人並みに友達がいて、そんな人間障害者を名乗ってはいけない。

ここで言う人並みの人間とは、一見して“普通人間”として社会に溶け込める人間のことである

常ににやにやした笑顔を浮かべ、爪を噛み、くたくたのシャツを着るような、一目で障がい者とわかる人間ではない、“普通人間”に擬態できる人間のことである

ただの生きづらさを抱えた人間を、私は障がい者として認識はできない。

小さい頃から兄が嫌いだった。

勇気を出して、母親に「私は兄のことが恥ずかしい」と笑いながら吐露したことがある。

少しでも冗談ぶって言わないと、言えなかったからだ。

しかしそんな私に母は泣きながら「何でそんなこと言うの」と繰り返し繰り返し言い聞かせた。

涙を流す母を前に、私は何も言えなかった。

それ以来、私は兄に対する気持ち家族に話すことを諦めた。

私にとって家は、本音を話せない場所になった。

潔癖だった私は、爪を噛むことが癖の兄が触った場所を触るのが嫌だった。

兄の存在のもの気持ち悪いと感じるようになった。

結果、どんどん潔癖症悪化していった。

私にとって家は、不潔な場所だった。

両親の口癖は「あんなに優しいお兄ちゃんはいないよ」だ。

から兄は心優しかった。

しかし、どうしても私は兄のことが好きになれなかった。

どうしても生理的に受け付けなかった。

何度も好きになろうとしたが、どうしても無理だった。

同じ空間にいるだけで不快感が腹の底から湧き上がってくるのだ。

両親は本当に立派な人だ。

まともなコミュニケーションが取れない兄を立派に育て上げ、兄はきちんと働いている。

この両親でなかったら、兄はここまでしっかりと育たなかっただろう。

私自身も、愛されて育った自覚はある。

この両親の元に生まれてよかったと、心の底から思う。

感謝気持ちしかないし、尊敬している。

しかしそれでも思ってしまう。

兄がいなかったら、と。

私の反抗期はなかなか凄まじかった。

私立学校に通っていたおかげで、所謂“グレる”ようなことはなかったが、

家の窓を割り、車を傷つけ、ヒステリックに泣き喚いていた。

今思うと、私にとって家は「安心できる場所」ではなかったのである

兄が同じ空間にいるだけで不快感が押し寄せ、両親はそんな私の気持ちを汲み取らず、反抗期もない兄の味方をする。

まあ当たり前の話である

両親にとっては兄は可愛い子供なのだ

私にとっては恥ずかしい兄でも、両親にとっては愛すべき一人息子なのだ

しかし、兄がいなければ私は、もっと両親と仲良く本音を話せる仲になれたのではないか

何でも言い合える関係になれたのではないか

そう思わずにいられない。

我が家は年に2.3回、家族旅行をする。

両親は常に朗らかで、良い家庭を築こうとしている。

実際、私がいなければ何の問題もない家庭なのだ

障害を持った息子がいるだけの、温かな家庭なのだ

私だけが馴染めていないのだ。

旅行中私は常に不機嫌である

兄がいるからだ。

兄の隣に立つのは恥ずかしい。

周りから変な目で見られている気がする。

家族なのに、他人のふりをしたくて仕方がない。

旅行中は常にそんな気持ちに苛まれている。

私は子供を産むつもりがない。

兄が障害を持っているならば、私が産む子供障害を持っている可能性が高いだろう。

兄を愛せない私が、障害を持った子供を愛せるはずがない。

無邪気に結婚し、子供が生まれたら〜と話す友人を見るたび、黒い気持ちが湧き上がる。

本当にあなたは、子供健康に生まれてくると信じているの?

本当にあなたは、障害を持った子供が生まれても愛せるの?

本当にあなたは、そこまでの覚悟を持って子供のことを考えているの?と。

両親は、私に「結婚は?」だとか、「良い人はいないの?」だとか聞いてくる。

余計なお世話である

何度「兄のせいで結婚する気になれない、両家顔合わせでどんな顔して兄を紹介すれば良いんだ」と言おうとしたかからない。

しかし諦めている。

どうせまた「なんでそんなこと言うの」と泣かれるに決まっている。

まあありがたいことに、あまりにも幸せに生きる適性がありすぎて、結婚せずとも一人で幸せに生きていけそうである

仮に結婚できたとしても、やはり子供は産まないだろう。

なんだかんだ言ったが、私は兄に不幸になって欲しくない。

幸せになってほしい。

両親の言うとおり、優しい人間からだ。

しかし、それでもどうしても一緒にいるのが苦痛で仕方がない。

から、私の知らないところで幸せになってほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 23:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-02

anond:20251201173706

これ本当にどうにかならないのかね。

社会的マイノリティのことを考えていたら、親御さんたちも子供を野放しにしないはずなんだけどね。

子供の甲高いキーキー声は、重い自閉症の人にとっては不快感のもので、パニックを生みかねない。

PTSD女性にもそうした声に耐性のない人もいる。

そういう他者への思いやりを欠く親が本当に増えたと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 20:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

「傷ついたと感じたなら申し訳ない」 「不快に思われたなら申し訳ない」←これに怒ってる人って何をどう謝って欲しいんだ?

Vtuberのでびでびでびるが炎上

朝7時通勤してる人を揶揄する発言で、ネット上でめちゃくちゃ批判されてるやつ。

まあ簡単に言うと、ツイート配信で「朝7時通勤って勿体ない、今は朝10時出勤が常識だよね」って言ったら、通勤してる人たちが「ムカつく!」ってなった感じね。

で、炎上するとよく出てくるのが謝罪文

「傷ついたと感じたなら申し訳ない」「不快に思われたなら申し訳ない」みたいなやつ。

これにキレる人いるじゃん。

でもさ、よく考えてほしいんだよ。

金をだまし取られたわけでもないし、殴られて怪我したわけでもない。

ようするに、何の被害も受けてない人が謝れって怒ってるわけ。

不快に思われたなら申し訳ない」ぐらいしか言えないよね?

あなた被害者じゃないんだから

不快に思った」以外にお前の被害はなにもないだろ。

不快に思ったならごめん」以外にどう謝ればいいんだよ。

正直、こういう炎上って謝罪しても意味ないんだなって思う。

そもそも被害者じゃない人間謝罪を求めてるんだから、終わりがないんだよ。

もう諦めて流すしかないんだよな、ほんと。

炎上しても謝罪しない方がいい理由

被害者じゃない人が怒ってるだけ

金銭被害身体被害があるわけじゃない。

感情的不快感に対して謝っても、永遠に文句が続く。

謝罪が逆に火種になる

・「謝り方が足りない」とか「謝った=罪を認めた」と新たな批判生まれる。

言葉コントロール不可能

ネット上で何を言っても、受け取り方は千差万別

・全員を納得させることは無理。

から炎上しても「不快に思ったならごめん」と言っとけば十分だし、それ以上謝ろうとする必要はないんだよ。

そもそも被害者でもない人の感情に合わせて謝る必要はないんだってこと。

Permalink |記事への反応(2) | 18:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

フキハラ(不機嫌ハラスメント)についての雑感

フキハラ話題に上っていたので雑感

フキハラ・・・不機嫌な態度を表明することで周囲に不快感を与える、又は周囲を操作するハラスメント

もちろん大人として褒められた行動ではないし、自分の機嫌を取れない子供だといわれても仕方がない。

フキハラをする側視点に立つと2種類の人間がいると思う。

無自覚フキハラ・・・自身が不機嫌を振りまいていることに無自覚タイプ。単純に社会性が低いタイプ

自覚的フキハラ ・・・不機嫌が周囲に与える影響を計算して、あえて不機嫌を演じているタイプ

無自覚タイプ一種個性ともいえる。不機嫌がデフォルトだったり。

商売など愛想が求められる仕事が難しかったり、難儀なものである

自覚タイプはただただ腹黒いだけである

戦略を持って行動できるので、その能力を別の形に生かせれば優秀だろう。

対策

①②に共通して言えることは、不機嫌の理由を探ることが重要だと思う。

血圧などの体調面や、会社待遇、周囲から仕事の押しつけ等、理由を解明してそこにアプローチすることが肝要。

間違っても本人に不機嫌やめろとは言ってはいけない。余計不機嫌になる。

理由がない場合は、個性なので受け入れる。多様性万歳

フキハラされる側の視点で考えると、3つのタイプが考えられる。

被害妄想・・・感受性が豊かすぎるタイプ病気可能性もあるので最寄りの精神科へ。

戦略・・・そういう人だと察して、適切に距離を置くタイプ

ミイラになったミイラ取り型・・・フキハラを受けて不機嫌になるタイプ上司ハラスメント相談窓口に相談して何とかしようとするタイプ

対策

①はご自愛いただくしかないので置いておく。

②は上司と部下など、距離を取りづらい場合は辛いと思う。不機嫌理由が取り除けない場合、真に不毛な消耗戦に陥る。

人事異動などでマッチするパターンを試す等、周囲のサポート必要である

問題は③である。このタイプはもはやフキハラである

SNSで「フキハラする奴は子供だと」か言って叩くタイプも、本質的にはこのタイプなのである

要は私が不快なので配慮しろというわけである

これは難しい。不機嫌が不機嫌を呼ぶので、放っておくと争いになる。争いは同じレベルのものしか発生しないのだから

一端業務的、物理的に距離を離してみるしかない。

まとめ

世の中いろんな人がいる。様々な人と適切な距離感を保てる能力が求められる。

ハラスメントを定義して排斥するのは、ある種簡単であるが、

大きな心で受け止めることはとても難しい。

しかし、社会人に求められる人格レベルを上げすぎると、聖人君子しか世に出れなくなってしまう。

これでは社会が成り立たない。

寛容こそが今の時代必要なのだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 11:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-12-01

日能研パパの自分語りオ〇二ーブログ

まだ読んでない人は下記リンクを読んでくれ。https://x.com/exxjr3/status/1995013366033912124?s=12&t=qHSb8VYQ1aO4ys5MYp1lhw

文章が陶酔しすぎてて気持ち悪く読みづらいのはさておき、29歳、既婚、妊娠中、中受経験済みの増田的には「そんなに親が消耗してまで、子供を消耗させてまで中学受験はしなきゃいけないものだったのか?」という点が気がかりで仕方がない。

中学受験の末、第一志望に受かった増田は、6年間通った都内の某中堅私立女子校のことが今でも時折口に出すくらいには大嫌いだ。

そこでできた友達は好きだけれど、それだけ。

良妻賢母(笑)に好かれる学校らしいが、ペットボトル持ち込み禁止文化祭でのクラスTシャツ禁止など、しょうもない校則を上げればキリがないくらい。教員たちもその学校卒業して職に就くような母校愛(笑)に溢れた筋金入りしかおらず、革新もなければ保守らしい一貫性だってない、なんとも中途半端腑抜け学校だった。そんなんだから自分たち卒業した数年後には定員割れを起こし、当時偏差値的には横並びだった学校に易々と差をつけられてあっという間に落ちぶれた。当時はそこそこだった進学実績だっていまや見る影もない。

まあ、自分の母校に対する恨みつらみは「選んだ学校が悪かっただけじゃね?」というのもあるので言うならばサブの理由だ。メインの理由はここからだ。

中学受験の闇は、「15歳の少年少女が、自分意思で道を選べない」ことにあると思う。

このブログでも論じられているように、大学受験金銭面以外は個人の頑張り、個人意思による部分が大きい。中学受験は親の意志による部分が大きい。

じゃあ、高校受験は?

高校受験大学受験ほどとは言わずとも、子供子供意思で選べる部分があると思っている。

中受で受けた学校を辞めたらいいじゃん?それはそう。だが、その選択を取れる子供は意外と少ない。自分学校完全中高一貫校だったのもあるかもしれないが、その選択をしたのは学年全体のわずか0.数パーセント程度だ。

子供は親が思うより、親に気を遣っている。自分に期待してくれたことも、お金をかけてくれたこともわかっている。いじめられた、不登校になったなどの理由ではなく、ただぼんやりとこの学校嫌だと思っている生徒の中で、勇敢にもその選択肢を取れるのは一体何人くらいいるのだろうか。

少なくとも増田は、高校受験がしたかった。制服可愛いとか、学食がきれいとか、何かしらの理由をつけても自分が選んだ学校に行きたかった。親に行かされたこ学校よりも、その方が頑張れるし、幸せだと思ったからだ。

もちろん、自分意志とは関係なく、『中学受験をした方がいい』人は存在するだろう。例えば学区域が荒れているとか、本人が周りに流されやすくて公立に入れると簡単に落ちぶれそうだから、とかが例だ。親に言わせてみれば私は後者だったのだろうが、それは親が子供の進路を決めていい免罪符にはならないし、12歳の今は親の傀儡になれるとしても、15歳、18歳、さらに歳を重ねた子供が親の作り出した素晴らしい環境感謝できるとは限らない。

このブログでも、親は子供子供であることを認識している。認識しているのだ。実際に子が怒られた回数は食事の回数と同じくらいと言っている。増田は子に同情してしまう。もちろん、自分意思受験をした層もゼロとは言わないが、少年はそうではなかったのではないかと思えてしまう。熱意を持った親に、熱意で返さないといけない重圧。自分が不出来なせいで親が落ち込むところなんて見たくないに決まっている。友達と遊ぶ方が何倍も楽しいのに、親に手を引かれ学園祭に連れていか感想を聞かれ、何となく興味を示さないといけないような気持ちになる不快感。そして子供という生き物は健気にも、親に期待をかけられると「うん、僕も頑張ってこの学校行くよ!」と空気を読むのだ。彼の気持ちを代弁できてるとは思わないが、自分経験した子側の気持ちを重ねてしまうのだ。

子供をしなくてもいい苦労にぶち込んでおいて、合格が取れないことに被害者ヅラして消耗する親。子はこのプレッシャーの中でよく頑張ったと思う。増田は産まれてくる子にそんな思いは絶対にさせたくない。

数回受けてようやく合格できるような学校では、彼はきっと苦労するだろう。2回目で受かった増田でも、地頭の悪さと学校への反発心が重なって勉強では非常に苦労をしたが、高2の秋に入った東〇ハイスクールで叩き直されてなんとか現役でそこそこの大学に進学し、今もそこそこの会社正社員として働けている。つくづく中学受験なんて自分人生必要がなかったなと思う。親がどれだけ悲しそうな顔をしても、これだけは増田の中で揺るぎない事実なのだ

苦労の末に合格した彼に幸多からんことを。

不要であれば取り越し苦労だが、彼がその高校を選んだことを後悔する日が来たら、「やめる自由」が与えられますように。

Permalink |記事への反応(2) | 21:44

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-30

anond:20251130205635

社会が嫌ならホームレスしてろ」という時点で、お前は論理の扱い方に問題がある。

まず前提が破綻している。

俺が社会失望したと言っても、生存権財産権職業選択といった制度インフラ自発的放棄すると宣言したわけではない。

社会の非合理性に期待しないと言っただけで、生活を捨てますとは一言も言っていない。

これはちょうど、壊れた自販機に期待しないからといって、「だったら水を飲むな」と言い出してしまうのと同じレベル自己放尿だ。

次に、「こんなところで演説するな」という主張も成立しない。

なぜなら、ここは公共空間ではなく、利用規約に従う限り誰でも好き勝手文章を置ける発話空間だ。

そこに対して、気に入らないなら出ていけという発想は、単なる自分不快から黙らせたいという幼稚な感情自己放尿でしかない。

まりお前の主張は、社会批判が嫌いだからという理由で、批判者に「ホームレスになれ」と言っているだけ。

それは議論ではなく、自分不快感の自己放尿に過ぎない。

俺は社会に期待をやめただけで、社会機能まで放棄するつもりは一切ない。

それを勝手に「社会を嫌う=生活から離脱」と短絡するのは、論理回路がショートしている証拠だ。

以上。

Permalink |記事への反応(1) | 21:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

なんでドット絵変換ツールが許されてんだ?

昨日のことだ。

高精度とかいう触れ込みで、イラストドット絵に変換するサイト無料公開された。試しに流れてくる比較画像を眺めたけれど……なんというか、胸の奥がざわついてしまった。

自分は長いあいだ、Twitterドット絵投稿してきた。

「描いてる」といっても地味な作業だし、誰に求められてるわけでもない。

それでも、あの“面倒くさい手作業”こそが、自分ささやかな誇りだった。

なのに昨日のサイトの精度を見た瞬間、アイデンティティを根こそぎ持っていかれたようで……正直、けっこうきつい。

生成AIと何が違うんだろう。いや、違うって言い張る人はいるんだろうけど、自分にはよくわからない。

「生成AIは悪!著作権が~!」と声高に叫ぶ人たちが、なぜか今回だけ静かだ。

……まぁ理由は薄々わかっている。

ドット絵なんて描く人が少ないから。声が小さいから。

Twitterって、結局は多数派空気に流される人たちの集まりだし。

著作権を持ち出す人もいるけど、じゃあカービィのエアライダーのオレマシン みたいに好き放題やってる作品が、どうして延々と許されてるんだろうね。

彼らにとって都合がいいものだけはスルーして、都合の悪いものだけは倫理ぶって叩く。

そのくせ「これは理論的に〜」「法律的には〜」と後から理屈をくっつけて正当化してくるあの感じ、本当に気持ち悪い。

この話題にも、どうせまた“後付けの理屈大会”が開かれるんだろう。

そして、どこかの誰かが作った詭弁を「これが正しい意見です」と持ち上げて、安心した顔で頷いて……それで終わり。

まぁ、いつものことだ。

……けれど困ったのは、自分のこの不快感をどこに流せばいいのか、ということだ。

文句を言えば「被害妄想だ」「技術進歩についていけないだけ」なんて言われるんだろうし。

かといって黙って飲み込むほど落ち着いた人間でもない。

どうしたら発散できるんだろう。

このままじゃ、また“都合の悪い側の少数派”として、モヤモヤを抱えたまま薄く溶けてしまいそうだ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

清潔感ゼロから人類レベル”になるまでに僕が本当にやったこ

清潔感について初めて意識したのは、はっきりしたイベントがあったわけじゃなくて、「なんか俺って、集合写真で一人だけ“汚い側”に分類されてないか?」と、じわじわ気づいていった感じだった。学生の頃の写真を見返すと、笑えるくらい一貫している。髪は伸びっぱなし、Tシャツは首が伸びてヨレヨレ、肌はテカりとニキビと青ヒゲ別に全身が不潔というほどではないけど、「清潔感あります」と胸を張れる要素が一つもない、みたいな中途半端さ。

最初に殴られたのは、会社健康診断ときだった。視力検査だの採血だのを終えて、最後医者と一対一で結果を話す。そこで、内臓とかより前に「生活の乱れが、見た目にはっきり出てますね」と軽く言われた。髪と肌と体重のことだったらしい。具体的に説教されたわけじゃないけど、「あ、これは同僚にもそう見えてるんだろうな」と思ったら、帰り道ずっと気分が悪かった。

とはいえ、その一言で即座に人が変わるわけもない。僕は相変わらず、朝ギリギリに起きて、寝癖のついた頭のまま会社に行き、前日脱いだシャツをそのまま着ていた。たまに「さすがにマズいか」と思って鏡を見るが、そこでやることといえば、水で前髪を押さえるくらい。根本的な改善は何もしていなかった。

本格的に「これはまずい」と思ったのは、たぶん夏だったと思う。満員電車の中で、自分の汗とシャツの生乾きの匂いと、何かよく分からない脂っぽい匂いが混じった「自分のにおい」を、はっきり自覚してしまったときがある。汗っかきな自覚はあったけど、「男なんてこんなもんだろ」と思っていた。けれど、その日は隣の人がさりげなく一歩だけ距離を取ったのがわかった。あれは完全に、僕から逃避行動だった。

そこからの変化は、「よし今日から清潔感を上げるぞ!」みたいな立派なものではなく、「とりあえずこの不快さだけ何とかしたい」という、その場しのぎの延長だった。制汗スプレーを買い、帰宅後すぐシャワーを浴びるようになった。夏場に限っては、これだけでもだいぶマシになった。清潔感とは呼べないけど、「自分自分を無理だと思う瞬間」が少し減った。

髪に関しても似たような経緯だ。元々は千円カット派で、「短くしてください」「はい」終了、という感じだった。それを変えたのは、仕事で外部の人と会う機会が増えたことだったと思う。ある日、取引先に行ったとき相手の若手営業がやたらと「ちゃんとして」見えた。顔の造形が特別いいわけでもないのに、髪型スーツと靴が全部ちゃんと整っていて、「同じくらいの年齢なのに、こっちは学生バイトみたいだな」と妙に落ち込んだ。

その帰り道、勢いで駅ビル普通美容室に入った。雑誌を見せて「これにしてください」とかじゃなくて、「どうしたら普通になりますか」とほとんど泣きつきに近い相談をした。美容師さんは笑いながら、「前髪が目にかかってるのと、襟足がモサッとしてるのが“疲れて見える”原因ですね」と、具体的に教えてくれた。それ以来、「前髪が目にかかったら切る」「後ろがもたついてきたら予約する」という、最低限のラインだけは守るようになった。毎月きっちり、なんて立派なものではなくて、忙しければ二ヶ月くらい空くこともあるが、「自分髪型放置し続けない」という感覚は、そのときようやく身についた。

肌とヒゲに関しては、もっとズボラだ。最初は安い洗顔フォームでゴシゴシやって満足していたし、化粧水なんて「女の人のやつでしょ」と思っていた。決定的だったのは、会社トイレの鏡で、自分の鼻周りがテカっていて、青ヒゲがまだらに残っているのを、ふと真正から見てしまった瞬間だった。別にかに指摘されたわけじゃない。ただ、自分で見て「これはちょっと無理だ」となった。

そこから別に、一気にフルスキンケアに移行したわけではない。最初は、剃刀負けしにくい電気シェーバーを買い替えた程度だ。それだけでも、「昼過ぎになると顎のあたりがザラザラしてくる」という現象が多少マシになった。しばらくして、「洗顔したあとに何も塗らないと突っ張る」という不快感に耐えられなくなって、ドラッグストア店員さんに「男向けで、一番楽なやつください」と聞き、オールインワンのジェルを一本だけ買った。それを、毎日ちゃんと塗るというより、「風呂上がりに目についたら塗る」くらいの緩い頻度で続けていたら、ある日「あれ、前ほどテカってないかも」と気づいた。努力というより、面倒くさがりなりの「最低限の手入れ」が、時間をかけて効いてきた感じだ。

歯と口臭は、清潔感というよりは健康目的から入った。虫歯っぽい違和感が出て、仕方なく歯医者に行ったら、石みたいな歯石をごっそり取られて、その夜に口の中がやけにスッキリしていることに驚いた。それからは、定期検診のハガキが来たらとりあえず予約する、ということだけ守るようになった。ホワイトニングまではしていない。ただ、茶渋が減った状態を一度経験すると、「コーヒー飲んだら水くらい飲むか」「寝る前にフロスくらいするか」と、少しだけ行動が変わる。これも「意識高いケア」というよりは、「数秒で済むし、後が楽だからやるか」という怠惰由来の習慣だ。

服装は、一番時間がかかった。いきなりクローゼットを総入れ替えしたりはしなかったし、今もファッション誌を読んでいるわけではない。ただ、洗濯機から出したときに「これはもうヨレ過ぎてるな」と自覚した服を、何となくハンガーにかけずにそのまま処分袋に入れる、ということを繰り返していたら、数年単位で「明らかに古くてみすぼらしい服」が減っていった。買い足すときは、店員さんに「こういう服(今着てるやつ)と同じような感じで、もうちょっとれいに見えるやつありますか」と正直に聞くようにした。恥はかいたが、そのおかげでサイズの合ったパンツと、変なロゴの入っていないシャツが少しずつ増えた。

匂い対策は、正直いまでも完璧とは言えない。汗のかきやすい季節は、朝シャワーを浴びるようになったし、ワキと足にはスプレーを使うようになった。冬場はサボってしまう日もある。それでも、「一週間に一度も風呂に入らない」みたいな時期が昔は本当にあったことを考えると、人間としてはかなり進歩したと思う。

こうして書くと、なにか計画的に一個一個の要素を攻略していったように見えるかもしれないが、実際は「何かのきっかけで一部分だけちょっとマシにする→それに慣れる→別の部分の粗が目立つ→しょうがいからそこも少し直す」を数年単位で繰り返していただけだ。毎月の目標なんて立てていないし、「この半年で激変!」みたいな劇的な瞬間もなかった。気づいたら、「昔の自分写真を見ると『うわ』となるけど、今の自分はギリ見られる」くらいにはなっていた、という感じだ。

清潔感というのは、そういう「ちょっとだけマシにする」を何度もやった累積ポイントみたいなものなんだと思う。ちゃんとした人から見れば、今でも僕の清潔感は中の下かもしれない。でも、過去自分と比べれば、だいぶマシだし、その差分日常生活ストレスをかなり減らしてくれた。初対面の場で「まず見た目でマイナススタート」という感覚が薄れて、人と話すときに余計な自己嫌悪を抱えなくて済むようになった。

から、本当にリアルなことを言うと、「毎月ひとつ取り組め」とか「この順番でやれ」という話ではなくて、「いま一番、自分で見てもキツい部分を、今よりほんの少しだけマシにする」「それを何回か繰り返す」というだけだと思う。僕はたまたま、髪だったり匂いだったり歯医者だったり、きっかけがバラバラに訪れただけで、どこから始めてもいい。

清潔感を手に入れたというより、「清潔感ゼロ状態から、徐々にマイナスを削っていったら、気づいたらプラス寄りに来ていた」というのが、実感に近い。立派なビフォーアフター写真はないけれど、昔の自分を知っている人から最近ちゃんとしてるよね」と言われたときにだけ、「ああ、あのとき健康診断医者にチクッと言われたのも、満員電車で一歩離れられたのも、意味はあったんだな」と思う。

Permalink |記事への反応(1) | 11:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-29

例のサピ母ファミチキ炎上のやつ。

なんか掘れば掘るほど味わい深いというか、見ちゃいけないもの見てる気分になるな。

東京都人は~」とか言ってるから地方在住かと思いきや、バリバリ港区なのに心が全然東京に馴染めてないの、見ててキツい。

あの妙に高いプライド京都とか名古屋の感じじゃないんだよな……地方地方いいながら具体名を出さな絶妙自尊心金沢あたりか?と思って検索かけたらドンピシャ金沢出身で笑ってしまった。私の勘も捨てたもんじゃない。

てか、ファミチキくらいバス一本遅らせて食べればよくない?

それができない(させてもらえない)ってことは、家でのスケジュール管理が分単位でギチギチなんだろうな。

あと、この手合いのアカウントあるあるなんだけど、旦那の霊圧が消えてるのよ。

気になって「夫」で検索したら、案の定というか予想通りのツイートが出てきて、なんかこう、耳垢がドッサリ取れた時みたいな快感不快感が同時に来たわ。

義実家関係も掘ったら案の定。まあ可哀想っちゃ可哀想だけど、その高スペ修羅場コースを選んだのは自分だしなぁ……自業自得しか

とにかく、子どもは早く逃げて。マジで逃げて。

お母さんの自尊心満たす道具にされちゃダメだ。

勉強して頭使った後のファミチキは美味いぞ。

逞しく生きてくれ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-27

中国語がある程度雑談くらいは聞き取れるので道端の中国人観光客についても、会話の内容がわかるのでまあ不快感普通くらいだったのだが、よくよく考えるとまったく聞き取れない日本人にはめちゃくちゃウザいだろうなと思う。「ノイズ」だもんなシンプル

Permalink |記事への反応(1) | 17:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-26

キモい=叩いていいとはならないよね

 冷笑に対して高い視座から語るのがキモいみたいな理由で叩いている人いるけど、別に高い視座から語るのって何ら悪いことではないよな。

かに、お前らにとっては自分自分意見否定してくる主張にまともに反論できなくいことがフラストレーションとなり、そのストレスキモいという言葉で捉えているんだろうから、お前らがキモいと感じるのは理解できるし、そういう自分に対する都合の悪さで冷笑を嫌うのも納得できるよ。

でも、そのキモさって別に誹謗中傷することに対する面財布にならないタイプキモさだよね。キモいと感じたらそう感じさせた相手を叩いていいみたいな認識の人が多そうだけどさ。

 なんか、ドーパミン中毒たちはキモいみたいな抽象度の高い言葉じゃなくて、もっと定義がしっかりした言葉を覚える、もしくは文章自分心理言語化できる能力を身に着けたほうがいいと思うわ。

そしてら、自分が抱いた不快感もっと性格に把握できるし、それが人を叩くほどの正当性のある感情かどうかも判断できるようになるはず。

 まあ、「作者の考えていることを答えなさい」的な問題が大真面目にバカにしちゃう知能層にこんなこと言っても無駄か。

 どうせ、この増田キモイと思って、叩こうとしてるんだろ?まあ、この投稿はお前らを必要以上に小馬鹿にしてるから、そういう意味で叩いてくるなら受け入れるよ。でもさ、この「キモい=叩いていいとはならないよね」という主張に対して、反論できないからって、キモさを免罪符冷笑誹謗中傷をしようと思っているなら、一旦メルカリ国語教科書を買ってみることをおすすめするよ。まあ、そういう層はこの量の文章すら最後まで読めんか。

Permalink |記事への反応(0) | 17:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

オタク愚痴垢作るのやめた方がいいと思う

最初作った時はオタク愚痴垢だったのであろうアカウントの不満ががどんどん政治宗教、女叩き男叩きに矛先を向け始め、内容の量・質共に段階的にヤバくなっていっているのをよく見かける

老い学校卒業し、社会に出ると自分の立ち振る舞いが変わる上、二次創作ばっかしてられないので現実への不満も現れるようになるのだろう。

柳沢きみおエッセイ漫画でどんどん言動見た目共にシワッシワになっていくのと同じことが愚痴垢にも起きているんだと思う

 人が不愉快老いていく様を目の当たりにすることができるので、オタクは本当に愚痴垢なんか作らない方がいい

・言うほどスッキリしない

フォロワー家族には言えないことを呟いてストレスを発散することがメイン目的なんだろうけど大概対抗勢力愚痴垢が絡んでくるのでレスバの応酬にになりフラストレーションが溜まって終わっていく

普通に性格悪くなる

愚痴用のアカウントちゃんとしたアカウントで公私をきちんと分けられているとやってる本人は思ってるんだろうけど、普通に悪口愚痴は一度言うとやめられなくなる上思っているより公私なんて分けられないから、なんだかんだで明らかに表向きのオタクアカウントでも炎上沙汰に言及するようになっていくのがわかる

徒党ができる

ジャンルコンテンツ炎上は必ず飽きがくる。叩くネタは尽きたのに憎悪けが冷めやらない状態だと、怒りの燃料を共有しあうことで怒りを持続させることが増える

マシュマロウェーブボックスネタを集めるうち愚痴垢の内容に共感する人間が増え、旗振ってキレているアカウントインフルエンサーじみていく

 愚痴垢が生まれ理由は大概オタクコミュニティ内輪ノリへの不快感が原因だったはずが、それ自体が内輪のコミュニティに発展していく様子はミイラとりがミイラになるのとほぼ同じ

インターネット義憤や怒りに駆られてイキ汁飛ばすよりメモ帳アプリ罵詈雑言書いた方が有意義ですらある

愚痴垢は本当に作らない方がいいよ

表向きのアカウントレスバしてる方がずっとマシ

キモいババアキモいジジイ以外になれなくなるから

Permalink |記事への反応(0) | 12:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-25

anond:20251125223215

その選択が当たりか外れかを決めるのは女性の権利

良かれと思っても不快感を与えたらアウト

Permalink |記事への反応(1) | 22:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251124031735

何もかも間違ってる

清潔感人間性の話だ

言い換えると、自分存在相手に対してどういう印象を与えるかというのを客観的認識できているかどうかということ

外見はコミュニケーションツールなので、相手不快感を与えないようにするのは当たり前

その努力すらできない自分勝手なカスのことを清潔感が無いという

Permalink |記事への反応(0) | 12:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-24

人をワタボコリだと思ってる

他にできそうな仕事なかったか接客正社員している

自分コミュ障すぎてプライベートで付き合いがある安心できる人間以外はみんな苦手で仕事仲間や顧客相手にしていると辛くなったりする

一時期仕事仲間と仲良くなろうとして歩み寄ってみたこともあったが、不快感しか感じなかったのでもういいやと思って、嫌な事してくる括りの人はワタボコリかなにかだと思うことにした

楽になった

ワタボコリ、灰色で、ふわふわした無害なゴミ

音声を発する働いたり金を落としてくれたりする便利なワタボコ

時々こちらに自我を向けようとしてくるワタボコリもいるけど

ワタボコリに対して憎悪を向ける趣味は無い

もう笑わなくていいし

好かれたいとも思わない

ワタボコリを情動的に困らせたところで自分は困らない

Permalink |記事への反応(0) | 09:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-23

頼むから避妊しないで欲しい

レイプアニメの至高は「赤ちゃんできちゃう」とか「妊娠ちゃう」とかとにかく孕む事への危機感表明する事だけど

続いて大好きなのはあんたの汚い体液をこの身に受けるのは嫌」とか「胎内にこの醜い豚の精子が漂い続けるのが不快」みたいな気が強いお嬢様とか姫騎士特有セリフ回しね

昨今のレイプアニメってそういう嫌悪感不快感を示す作品が目に見えて減ってガッカリしかない

不同意性交罪の影響が少なからずあるように思う

普通セックスすら「ゴムをして!」ってならずに男の方が既にゴム装着済みで中々貞操観念強くて萎え

ちょっと前まではゴムせずに即挿入してたろ

どうしてわざわざゴム装着して挿入してるの?馬鹿じゃねえのか

以前はパッケージ版購入してたけど最近そればっかだからレンタルないしサブスクみたくなってきてる理由が大体これ

誰が好き好んでゴムありセックスなんか見たいんだよ

AVじゃないんだよ、アニメ作品なんだぞ

アニメでぐらい夢見させろよ・・・

Permalink |記事への反応(2) | 08:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-21

電車内でiPad使ってる人ってすげーよな

画面覗かれる不快感とか無いのかな。

それで平気でアニメ見たりゲームしたりしてる。

アニメとかゲームって公共の場ではもっとコソコソ嗜むものだと思ってたわ。

Permalink |記事への反応(2) | 10:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-19

anond:20251118221057

以下は、一般論として 「他人コメントに対して『ともだちいないやつの典型的クソコメ』と返す人」の心理・行動傾向のプロファイリングです。

特定個人の断定ではなく、社会心理学ネット行動分析観点からの推測になります

■ 1.攻撃的反応を“即時に”出すタイプ

この手の言い回しは、

相手の主張そのものではなく人格攻撃する(アドホミネム) 行動です。

これは以下の傾向と一致します:

● 短気・衝動

理由を述べず、感情で反射的に攻撃する。

相手の主張を読むより先に「ムカつく →罵倒」が起動しやすい。

劣等感不安投影

自分社会性(友人関係など)へのコンプレックス

相手投影して攻撃するパターン

■ 2.ネットでの“マウンティング依存

「ともだちいないやつ」系の罵倒は、

自分を優位に置くための典型的マウンティング言語

承認欲求が強い

自分の“立場の強さ”を示せる言葉を好む。

相手の話の内容には興味がなく、“勝つこと”が目的

自己社会価値を外部評価に強く依存

友達が多い/いない」という軸は、

社会的地位を簡単に測れる指標と誤解している傾向。

■ 3.コミュニケーション能力が低いか未熟

反論ロジックを構築できない

論点を整理し反論するスキルが不足 →人格攻撃に逃げる。

● “議論”を知らない

ネット文化の中で「罵倒=強さ」と学習した可能性。

■ 4. 幼稚型 or防衛型の2タイプに分かれやす

(1)幼稚型(未成熟型)

年齢が若い orメンタルが未熟

ネットスラングに影響されやす

罵倒ゲーム感覚で使う

(2)防衛型(自己防衛過多型)

批判や新情報に対して“自己否定された”と感じる

相手を即攻撃することで不安をやわらげる

内心は臆病で自己肯定感が低い

友達いなそう」というワード防衛型の定番

■ 5.社会心理的には“距離感問題”を抱えているケースが多い

他者尊重する境界線バウンダリー)が弱い

自分不快感コントロールできない

他者存在を“脅威”として処理する傾向

自分世界が狭い

多様性を受け入れる経験が少ない

自分理解外の意見攻撃的になりがち

■ 6. 最も典型的な総括プロファイル

自己肯定感が低く、劣等感を隠すために攻撃

議論スキルは低く、人格攻撃を“勝ち方”だと思っている

ネットでの承認欲求が強く、マウンティング依存

・反射的な攻撃自分不安を抑圧するタイプ

・実生活の対人経験が少ない(またはうまくいっていない)

Permalink |記事への反応(0) | 07:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp