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2025-10-25

大家管理会社日本人じゃなくなってから対応がしんどすぎてもう

これだけのために登録たか作法とか分かってないかも。見た人ごめんなさい。

都内比較的安い賃貸年始契約5月大手不動産会社オーナーに→一ヶ月くらいで日本人じゃない奴が社長の、webページも無い何やってるかわからん会社オーナーになった。管理会社も同じ国のやつが社長

そもそも大家が変わったの知った時絶対詐欺だと思ったくらい怪しかった。

家にいきなりきて「前入居者名さんのおたくですか?大家が変わったので振り込み方法の変更について…」みたいに言い出したら、帰れって追い返すだろ。

ちゃんと「それ前の入居者ですね」って言ったし、名前聞かれてその場で答えるわけない。

前入居者の宛名になってる紙っぺらポストに入れて帰るし。契約当事者名前が違ってて良いはず無いだろ。

ちゃんとしたの送ってこいって電話しても対応しない。挙句もう対応終わりましたとかほざきやがる。

何もしてないくせに。

そのくせ家賃あげる連絡はちゃんとしてくるんだよな。

12000円値上げってなめてんのか?人件費の高騰により〜とか書いてるけどお前オーナーになって一ヶ月だろ。買う前に事業計画立てとけよ。

Twitterで見たやつだー!!!って思ってすぐ拒否手紙出したよ。内容証明の出し方覚えるなんて思わなかった。そんなのとは無縁の人生でいたかった。

そんで一ヶ月後には建物から大量のアスベストが出たってさ。絶対嘘じゃん。検査結果見たよ。

みなし含有ってようはちゃんと調べてないけど面倒だからありにしとくよってことでしょ。厚労省マニュアル読んだよ。読ませるなそんなもの

アスベストあると不安から引っ越しの補助出しますって言って条件がお前らのところで探せって?適当仕事してるの見てるよ。

それが嫌なら住みつづけてもいいけど、絶対に訴えるなって?トレードオフになってねぇだろその条件。検査結果見てから返事するって言ったのに、その前に期日決めてくるのは何?時間を与えないことで判断鈍らせる詐欺テクニック

むかつくのがギリ違法じゃないかも?のラインせめてくるところ。

あくまあなた意思尊重しますよ〜って言ってるけど大袈裟な嘘で脅してんだろ。偽計業務妨害になんないのか?生活って業務?じゃねーよな辛い。

ほんま腹立つ。

さっき管理会社調べたらクソ担当者本人が客装ってGoogle口コミしてた。それを通報するくらいしかできてない。

どうにかしてちゃんと罰を受けてほしいのに、もうそういう元気も無い。

日本人けが不動産持てるようにして欲しい。

差別は良く無いってずっと思って生きて来たけどもう無理だ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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2025-10-10

なぜアラフォーパパ活女子弱者男性を食い物にするのか?

なんでアラフォーなのにパパ活するの???

結婚相談所利用者増加中!「おせっかい力」を発揮 AIを使ったアドバイスも?“令和の婚活事情”を徹底取材山田悠理

https://www.youtube.com/watch?v=2QTXXrROgrg

年齢と職業
36歳の女性で、札幌市内に住んでいる。
札幌市内の不動産会社事務員として働いている。
趣味・嗜好
好きなことは食べること、飲むこと、そしてカフェ巡り(スイーツ好き)である
婚活への取り組み
30代になってから初めて婚活パーティーに参加した。
マッチングアプリも利用している。

過去の経歴と結婚観の変化

過去の活動
大学卒業後、アイドルグループ所属し、30代前半まで東京札幌拠点音楽活動に取り組んでいた。
アイドル時代経験
自分好意を見せてくれる方がいたことは「すごい幸せなこと」であり、支えてくれる人たちが「家族かのような感じ」であったと述べている。
婚活を始めた動機
アイドル活動をやめた後、「ふと周りを見たら誰もいないな」という状況に気がつき、結婚している友達には「その誰か(家族のような存在)」がいるという思いから、婚活意識するようになった。

婚活パーティーでの行動と結果

パーティー概要
道内およそ30の結婚相談所主催し、30代から40代の男女約80人が集まった。
会場での様子
男性からスイーツ話題や、飲酒の可否に関するアプローチを受けている。
カップル成立の有無
2時間パーティー終了後、連絡先は「受け取っただけ」で、自分から交換したり、カップル成立に至ることはなかった。
好意判断基準
普段から、第1印象(見た目や雰囲気、話しての1~2分)で好意を持てるかを判断してしまう傾向があり、今回のパーティーではその基準でいくとお目当ての男性はいなかった。

結婚相談所の利用と自己認識

相談訪問
婚活パーティーの後日、パーティー主催した結婚相談所を訪れている。
自身課題認識
マッチングアプリなどでの経験から男性から多くの好意を寄せられることが、自身が「受け身な部分」や「消極的姿勢」につながっていると自己分析している。
相談所に期待すること
自身の「受け身な部分」や「弱い部分」を、担当の人にサポートしてもらいたいと考えており、適切な助言を受けられる点に期待している。

Permalink |記事への反応(1) | 11:27

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2025-09-23

とりあえず状況の整理な

31歳の男

地方出身東洋大学法学部卒業

大学卒業後は大手通キャリア携帯電話ショップを何店舗経営する会社新卒入社

仕事がキツすぎて退職

次に就職したのでケーブルテレビ事業やってるあの会社営業

外回りしてひたすら大家不動産会社口説いてアパートごと契約してもらうのがメインのお仕事

それもキツすぎて退職

そんで金がなくなったか生活保護をもらってる

一ヶ月の収入生活保護費約70,000円、家賃は41,000円

家賃41,000円と共益費3,000円が最初から市役所から不動産屋に振り込まれてるから実際に入る金は68,000円とか。

とにかく暇でやることがない。

仕事はない。

コンサルとか商社とか入りたいけど、入れないし能力的にやってけないだろうし。

潔癖症から土木作業介護は無理。

運送とかは普通AT限定しかいから無理だろな。

俺の人生面白くしてくれ。

頼むわ。

Permalink |記事への反応(5) | 13:49

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2025-09-08

賃貸 vs 持ち家 の話

賃貸vs持ち家論争は絶対結論が出ない議論である。なぜなら、議論参加者それぞれが異なる前提条件で話しているからだ。

賃貸でも契約次第で大きく変わる

普通賃借契約場合

まず、賃貸でも普通賃借と定期借家がある。借地借家法で強く守られているのは普通賃借だ。こちらは確かに借主側が非常に有利で、更新もできるし家賃を大幅に上げることはできない。 長くデフレが続いた日本においてはあまり気にならない点であるが、インフレ下においては貸主側にとって厳しい契約となる。強制的に追い出すこともできず、契約した時点での家賃基準として契約継続することになる。家賃が上がると言ってもそこまで大幅な上昇はない(たぶん)

定期借家契約場合

しかしながら、定期借家は別である一定以上の高級賃貸などはほぼこちらになっている。定期借家は借りた時点で契約が終わる時点が決まっており、それ以降に住みたい場合は再契約となる。しかもこの再契約保証されておらず、家賃も大幅に変わるし、再契約不可(退去)となることも珍しくない。

定期借家に住む上でのリスク

家賃が大幅に上がることや、再契約できなかった際が問題である。 そうなると改めて新しい住居を探すことになるのだが、同居しているパートナー家族がいる際はそう簡単に近い条件で探すことはできない。

特に都心3区(港区千代田区中央区)において、2LDK3LDK賃貸マンション家賃が急激に高騰しているし、何よりもそれなりに予算を上げても空いている物件がない場合も多い。 そうなると、場所を変えることになるがその際は、自分だけでなく同居している人の仕事子供がいる場合子供学校なども考慮する必要がある。

そう、定期借家で借りている場合は常に引っ越さなければいけないかもしれないというリスクを抱えることになる。これが定期借家問題である。そして今後、新規賃貸に出す場合は定期借家での契約が増えるだろう。

購入におけるリスク

これはよく言われているが、流動性が低いと思われるエリア23区外など)を購入してしまうと売却をしての住み替えが困難になるリスクがある。特に郊外に建てた注文住宅などは、流動性という意味ではかなり難しい。 当然、住み続ける前提で購入するのが持ち家なわけであるが、「もしも」のときのことを考えると流動性の高いマンションということになる。また、隣人問題なども懸念される。

しかしながら、現在都心マンションは非常に高価格帯で推移している。今後値が下がるといった保証もない一方で、買った後、価値一定以上であるといった保証もない。 だからこそ、購入を見送ってしま賃貸になる理由もわかる。

状況別の最適解は何か?

これがとても難しいところである

普通賃借契約可能場合

まず、普通賃借で望ましい物件があれば賃貸でよいのではないだろうか。資産形成にはならないが、定期的に転居しなければいけないというリスクがない。

定期借家契約場合

ある程度引っ越すリスクは許容できる、賃料が上がるリスクが許容できる、不動産会社が貸し出しをしているマンションである、などの条件が必要だろう。最後の、不動産会社が貸し出ししているマンションに関しては(有名なものだとラ・トゥールシリーズなどである)賃料が上がり続けることは確実だが、引っ越しリスクはほぼないと思われる。金さえ払えば何とかなる。

そしてどちらの賃貸場合も社宅として借り上げることで、半分は損金に算入できる。

購入に向いている人のパターン

さて、購入はどんな人に向いているのか。基本的には3つのパターンの人が購入に向いていると考えられる。

一定以上の資産を持っている人

一定以上の資産(3億以上程度か?)の人は購入の方が向いているケースが多い。さほど給与所得はなくとも、資産背景があるだけで銀行の扱いは変わってくる。 こういったケースは、それほど安い金利は期待できないが頭金なしのフルローンで数億単位融資がおりたりする。

例えば3億の自宅をフルローンで購入したとしよう。 3億で金利1%で35年ローンをフルで組んだとすると、月々の支払いが85万円程度となる。 そして3億をリスク低めの投資商品債券など)で回すと、4%程度の利回りは期待できる。結果として、税引きとでも3億の資産運用の利回りだけで3億の不動産を購入することができる。

ただ、これはかなり限られた人だけが実施可能方法だ。実際、利回りが出る金融商品に3億回せる人は、少なくとも総資産で5億以上の人だろう。所謂、「超富裕層」のみが取ることができる戦略である

購入をして、任意タイミングで住み替え続ける人

恐らく、都心億ション購入者の多くの人が狙っているのはこのパターンだ。しかしながら、これができるのは資産価値が下がらないことを前提として流動性のあるマンションだけであるリスクとしては、買い先行・売り先行どちらもかなり面倒である。こういった手間を惜しまない人ができる手法だ。

永住することを前提として、資産価値としての側面は強く意識しない人

そして、昔ながらの自宅購入者はこのパターンであろう。注文住宅郊外の建て売りがまさにそうだ。 購入したらそこに住み続け子供もそこで育つ。とても思い出にはなるし、注文住宅であれば自分の夢の邸宅をつくることだってできる。 ただし、売却における住み替えはそれなりに困難である。終の住処として考えるか、十分な予算を持っている人向きな選択だと思われる。松濤なんかにたっているバカかい邸宅はまさに「十分な予算の人」である

まとめ

これが現時点での私の整理であるあくまで正解はなく、自分自身のライフスタイル資産状況に合わせて選択すべきだ。 だからこそ、賃貸vs持ち家のようなシンプルな構図で争うのではなく、きちんと向き合って考えるべきである

Permalink |記事への反応(0) | 17:48

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2025-09-04

いつまでも東京けが繁栄享受できるわけがない

普通に考えれば、いつまでも東京けが繁栄し続けるなんてわけがない。

なぜだか不思議なことに、コンサル不動産会社官僚も、東京人口が集中し増え続ける予想図を描くのだが、彼らはいつも自分のそうでありたいという理想だけしか見てないのだよな。

東京人口が増える一番の理由地方特に東北から人口流入が原因なわけだが、東北は間もなく人がいなくなるので、人口流入し続けることはない。

近い将来、東北が消えてなくなったあとの首都圏悲惨なことになる。

首都圏は異常な人口過密によって成立しているインフラが多すぎるので、ある密度を下回った瞬間から都市崩壊は始まる。

これは予言でもなんでもなくて、都市設計に関わる人間としての当然の予測

それが5年後なのか10年後なのか、程度の差はあると思うが、そう遠くない未来なのは間違いない。

一部の界隈では、ハードランディングを避けるならどうするか、という議論をしている人間もいるが、まだ主流ではないので今後どうなるかが見ものだ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:59

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2025-08-12

三井のすずちゃんみたいな不動産会社イメージCM

なんのために流してるんだろうな

一般消費者が接する機会なんてまずなさそうじゃん

Permalink |記事への反応(2) | 16:24

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2025-08-09

相手を見限る理由が他の人からしたら独特すぎるらしく困惑している

家を探してる時期、

不動産屋の営業マン

「A線沿線希望してる」

と伝えたのにもかかわらず近くのB線沿線物件を紹介されたので難色を示したら

「B線ダメっすか?B線シリーズダメっすか?笑」

と、突然バラエティ番組的な話法を使われたのでその日を最後に二度と連絡を返さなかった。




で、別の不動産会社を頼ることになったんだけど、

今度はこっちが予算を予め伝えていたのにも関わらずそれを2000万円も上回る物件を平気でゴリ推しされたので速攻で却下したんだが、その際営業マン

「いや……いやいやいやいや、この物件はとにかく特別なんです!!

増田さんにだけはどーーーーぉしても見て欲しいんっす!!!

とにかく1回だけっ!!!1回いいっすか!?

と、

またしても突然バラエティ番組的な口調を使われたので、

そしてなにより超自分勝手理由でこっちの条件ガン無視してきたのがとにかく嫌で、やはりその日を最後フェードアウト


これらの経緯を知り合いに言ったら

「そんなこと気にするなんて全然わかんない!!」


ととにかくビックリされた。

「俺、嬉しくなってこっちも砕けた口調で仲良くなっちゃうよ!?

とすら彼は言っていた。

正直、

「嬉しくなってこっちも砕けた口調で仲良くなっちゃう」

その精神性に背筋がゾワゾワっとした(なんかXの嘘松臭ぷんぷんとツイートを好きそうな、嘘松ネタを躊躇いなく投稿してそうな人間メンタルに似通ってる直感がしてゾワゾワしてしまった)。

だが、ふと野村證券営業マンに直筆の巻紙を渡すことを推奨しているのを思い出し、もしかして俺の感覚のほうがマイノリティなんでないかと疑うようになった。

野村的にはおびただしい数の客に営業かけた結果、客に巻紙渡すほうが良いというデータ出てるってことなんだろうし。

そういえば昔、野村じゃないどっかの証券マンブログ

「当時、懇意にしてもらってたお客様

『この株を買うと間違いなく大きな損失を出します。でも買ってください。社長、今回は私のために泣いてください』

と願い出たら、よし分かった、それだけ言って社長は本当にその株を買ってくれた。

お客様と真の絆があればこういうこともできるのだ」

ってエピソード書いてあるの読んであまり理解不能絶句したことあったなあ。

以上に挙げた知り合いや社長感覚マジョリティだとすると、ちょっと自分認識を大幅に改めないといけないかも。

マジで俺のほうが変なのだろうか?

Permalink |記事への反応(1) | 11:45

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2025-08-05

公立中学校先生を今でも許せない


社会人として働いて年数が浅い。

ほかの増田投稿者みたいにシャープ文章は書けないが、大学生だった頃のことを振り返りたい。

その時は都内大学に通っていた。二年生の春で、家庭教師に挑戦してみた。それまでは塾で教えていて、正直下働きに近かった。教師と言うよりはアシスタント的な。裁量などもちろんなく。正規雇用塾講師ロボットと言って差し支えない。

自分教育学部をめざしていたので、是非とも自分指導力というやつで、子どもに教える経験を積んでみたかった。

家庭教師の職は、大学を通じて探すことにした。とにかく安全重視で。人生で初めて受け持つ子は、意外にもすぐ決まった。

私は文京区にある大学に通っていて、謎の信頼があったんだろうか……男の子しか受け持てないと思ったら、普通に女の子を教えることになった。

当時は、中三受験生高校の本試験はずっと先だが、この業界に遅いとかはない。

おとなしい子だった。親御さんの話によると、学校では喋らない子らしい。

実際、最初面接?の時にお家のダイニングで三者で話してみたけど、そういう雰囲気だった。自分に心を開いてくれる気配はあったので、受け持つことに決めた。

実際、すごく真面目で、いろんなことをきちんとやる子だった。ただいかんせん、要領が悪くて、先生コミュニケーションが取れなくて成績が悪かった。

自宅の近くにある都立の名門公立校をめざしていたが、偏差値でいうと50を切るくらい。絶望である

の子志望校は、かくいう私の出身校と同じだった。だから、親御さんが履歴書を読んだうえで、男である自分でも、大事な娘さんの面倒を見させることにしたんじゃないかと。



から夏にかけて、彼女は持ち前の真面目さで成績がメキメキ上がった。

中間テストだったかな。中学校三年の一学期の。やる気が漲りつつあった彼女は、自分で野心的な目標を立てた。中間テストで【数学100点】取るんだってさ。

私が思う限り、普段のその子からしたら意外なことだった。本当に自信がなさげに過ごす子だったので。まさかそんな、100点をめざすだなんて……

私は当時、その子公立校志望ということで、五教科を総合的に上げることを目標指導していた。

100点を目標にするのは非効率だと考えた。冷静に考えてみて、100点を取る努力というのは、80点を取る努力の軽く2倍以上はかかる。それなら、5教科で80点を揃えるところから始めるべきだろうって。

それに内申点もある。都内の一流公立校だと、入試では大体みんな満点近く(※業界的には平均90オーバーらしい)を取ってくる。となると、内申点で引き離されると手も足も出ない。

都立高の評価比率は7:3で、特殊事情があると±加点の裁量が加わる方式

の子に、そういう話はした。「100点を取りに行く必要はない」って。竹早高等学校に入りたいなら……と何度も説得したが、彼女意思は硬かった。どうしても大好きな数学で満点を取りたいらしい。

でも私は、この子が初めて会った頃と比べてやる気になってるのを見て、できるんじゃないかなと思った。それで見守ることにした。【数学100点】、それいいじゃん!って。

私自身の都合もあった。私の大学には進学選択という制度があって、その時期にはラストスパートをかけて希望学科に行くために学力を上げないといけなかった。数学主体の方が楽だった。いや、ほかの教科も当然がんばって教えたけどさ……。

実際あの子は、テスト前の一ヶ月間は、ものすごく勉強していた。こっちがもたないくらいに。圧倒的な質問量だったな。特に数学は。

私が出した宿題と、学校課題と、さら過去課題の解き直し。徹底していた。素晴らしい努力量だった。



そして彼女は……数学で100点を取った。他の教科の点数も伸ばしつつ。偏差値は60台前半であり、その後半も視野に入っていた。

自信が付いたその子は、期末テストでも【数学100点】を取ると言って張り切ってた。結果は確か、期末の数学テストでは1問だけ間違えたんだっけ? 答案は今でも思い出せる。たったひとつ計算ミスだった。

素晴らしい成績だった。彼女の点数もさることながら、きちんと目標を掲げて、現実的にできる最大限の努力をしていた。私も、保護者のお母さんも、そして本人すらも!? 数学では一学期通知表で「5」が付くものだと思っていた。

でも、1学期の通知表は「4」だった。

怒りに震えた。これはどういうことだって。あまり理不尽であり、「学校に抗議した方がいい」って、お母さんに訴えたほどだ。

お母さんが学校に聞いたところだと、減点の理由というのが、数学への「興味・関心・意欲」の項目だった。授業中の発言量が少なかったらしい。

の子は真面目な子で、提出物も完璧に出していた。「5」をつけることだって出来たはずだ。でも、その数学教師は……「4」を付けた。100点と98点を取ったのに。

彼女は内気だった。自分努力をひけらかすことはしない子だ。先生への意欲アピールは少なかっただろう。

でも。それは努力をしてないということじゃない。100点を取れる子が数学に関心がない、なんてことがあるか?



彼女の中の数学への自信が、努力への信仰みたいなものが崩れていく音が聞こえた。いや、本当に聞こえたんだ。その子と、お母さんと一緒にダイニングに居て、その子が残念そうに話をしている時に。

本当に無念そうだった。いつも自信がなさそうだったけど、この日の彼女特に辛そうだった。

数学での自信が、彼女の殻を破るきっかけになると踏んでいた。叶わなかった。

の子は結局、高校の進学先を決める時……自分の実力の遥か下の学校を選んで進学していった。

がいいってずっと言ってたのに。偏差値60超えても入学できるかって言ったら怪しいけどさ。でも、彼女なら可能性はあったよ。

竹早高校がいい学校かと言われたら、卒業生の一人としては礼賛できない点もあるよ。

伝統校だから制服検査とか生活指導が厳しいし、生徒同士が成績とか家柄でマウントを取り合ってることもある。ハブられたりとか、いじめられて鬱とか、登校拒否になるヤツだっていた。途中で辞めた友達だって何人もいる。

でも、いい学校だと思ってる。伝統校としての地力があるのだ。生徒の可能性を花開かせる環境シッカリ整っている。

彼女には、そういう学問教養・学びの楽しさを味わえる学校に進んでほしかった。

その思いは、ずっと悔恨として残っている。もし、あの時……まんべんなく80点を取る作戦で説得できていたらなぁ……と、学校教師じゃなくて、不動産会社に進んだ今では思う。※一応、教育学部には進みました

今の会社では、ビルマネジメントという専門職種の道を歩んでいる。

ありていに言うと、施設総合管理仕事である。その業務では、顧客を説得しないといけない場面がたくさんある。契約業務が多いし、ビル建替計画の進捗も管理しないといけない。大卒がやるとは思えないほどの雑多な業務がある。泥臭いのだ。人間関係の構築について学ぶことが多かった。特に自分とは属性全然違う人達との関係構築方法を。

大学生のうちからもっとそういう人間関係を作る力を鍛えておけばよかった。そうすれば、組織内部の力関係の把握とか、キーマンの説得とか、外部折衝とかもっとこなせたんじゃないかと。

そして、何より……あの子を、もっとスマートに説得できたんじゃないか大学卒業して五年近くは経ったけど、私は今でもあの子のことが心配だ。



あの学校先生にとっては、成績は単なる数字だったのかもしれない。「4」でも「5」でも大差ないって。

でもな、違うんだよ。ああいう子にとっては。

「頑張っても正当に評価されない」って、彼女はその「4」の数字から学んでしまった。

から勉強を頑張る学校に行こうとしなかった。はるか下のランク学校を選んだ。

あの事件があってからも、何度も竹早高校を勧めたよ。いい学校だよって。

でも、あの子はさ。進学校を勧める私に対して拒否反応が凄かった。普段は、その子は素直に何でも言うことを聞いてくれた。教科の学習はもちろんのこと、私がわかりにくい冗談を言ったり、たまに無茶振りすることがあっても聞いてくれた。

お母さんが家に居ない時は、たまに料理を作ってくれたし、時間が余ったら一緒に犬の散歩に行ったし、2回だけだけど、一緒にゲームをした。「ちょっとだけだよ」って。ちなみにグノーシアをプレイした。

案の定論理的思考が好きなあの子はドハマりしていた。好きなキャラはラキオのようだった。必然といえる。あの子しかった。

でも、あの子はさ。進学先、そこだけは絶対に譲らなかった。あの数学評価のことがトラウマになっていた。もう頑張りたくないって。深く傷ついたに違いない。私だって、あの時は傷ついた。

当時の、文京区内にある公立中学校に勤めていた、あの数学先生に言いたいんだけどさ。

この罪は、重いよ。あなたは、一人の生徒から自信を奪ったうえで、社会に対しての不信を植え付けたんだ。

その後の彼女人生には影響があったよ。絶対に。あの教師責任が取れるんだろうか。取れるはずがないよな。そもそも取らなくていいんだから

私はあの後、教育学部に進んで教員免許は一応取った。けど、このことが脳裏に何度も去来して、結局学校先生にはならなかった。なりたいとは思えなかった。あんな連中と一緒に働くのは嫌だ。

教育を志した一人の人間として、私はあの数学教師は許すことはできない。

ちょっと語りすぎたかな。嫌な記憶になったらごめんよ。

でも、これだけは忘れないでほしい。子どもって、大人にとってはちょっとしたことで傷つくんだよって、一生の傷になるんだよってさ。

じゃないと、私みたいに、嫌な記憶を引きずる大人なっちゃうので。

Permalink |記事への反応(1) | 22:17

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2025-06-30

anond:20250629235507

他の国より酷い状況などということは一切無い

これが法律増田だったら、日本司法統計が全く当てにならないの分っててソレ言うんだ?フーン、としか

戦前から法律機関隠蔽機関からなぁ

なんなら綺麗に女装して電車に乗ってみては?

アメリカでも女性ヘイト問題になることはあるが、痴漢については日本には敵わないね

少なくともニューヨーク満員電車コミュニティには痴漢は居ない

どこの駅にも警官がいる

日本痴漢構造犯罪組織犯罪

個人情報持ってる保険会社不動産会社ストーカーや追い出し屋を雇ってんだよ

弁護士が潜り込んで人殺し隠蔽してんだよ

で、人死なせ役の市立病院医療債を何億だか勝手に発行してんの

真面目に働くとかやってらんねーんだろうよ

脅し透かしのカツアゲ人生ですなあ

Permalink |記事への反応(3) | 15:24

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2025-06-25

親父の人生

千代田区立番町小学校

開成中学校

開成高等学校

東京大学法学部

第一勧業銀行

ブランダイス大学

クレディ・スイス

ファンド設立

個人投資家

俺の人生

慶應義塾幼稚舎

慶應義塾普通部

慶應義塾高等学校

慶應義塾大学経済学部中退

ニート

不動産会社(親父の所有不動産保有するだけの会社で母が代表)の役員

Permalink |記事への反応(0) | 22:02

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2025-06-15

ゴミ屋敷の住人である増田の部屋のエアコンが壊れた

冷風が出ない。

今週から室温が40℃になる予定で本気で死ぬかもしれないので、意を決して不動産会社電話した。

死ぬ気で掃除するしかない。

掃除してもゴミを置く場所すらないけど、どうするんだ?

どうしようもないけど熱中症死ぬことと天秤にかけたら、このゴミ屋敷を他人に見られる方がダメージが少ないので仕方がない。

なんでよりによって最も重要な物が壊れるんだよ。発狂しそう。

Permalink |記事への反応(1) | 13:51

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2025-05-31

一度も住んでない部屋から出火漏水した

去年の話だが、まだ解決していない。

裁判沙汰にまで発展しそう、というかすると思う。


昨年、仕事の都合で転居することになり、アパート契約を済ませた。

入居日は再来月だったが、不動産会社から契約は来月からにして欲しい」と言われた。

なんでも、契約特典で1ヶ月家賃無料がついてるから損はしない、でも来月まで待つと他の人が契約するかもしれない、とのこと。

胡散臭いなと思いつつ、渋々入居月の前月から契約した。

この時点で不動産会社のやり口に不信感があったけど、まぁこんなもんかと流してしまった。これが致命的な判断ミスだった。


引っ越し業者の手配も済み、後は入居日まで1週間ちょっとという段階で、

突然「あなたの家で火災が発生しました」と連絡が入った。

いや、俺が今住んでる家は燃えてないぞ? 何の話だ?と思ったら、燃えたのは入居予定のアパートだった。

話を聞くと、どうも不在の住宅勝手侵入して寝ぐらにしていたアホがいたらしい。

しかも、水道の栓を勝手に開けて使っていた。


電気は使えないから、卓上のライトみたいなもので明かりを取っていたらしいが、

そのライトか、持ち込んだ電化製品モバイルバッテリーが出火。

それが寝具代わりの新聞紙に引火したらしい。

さらビビったのか、水道を出しっぱなしで逃亡。

不幸中の幸い、火災自体被害は大きくなかったが、その代わり下の階に水漏れ

消火活動もあって、結構家具電化製品ダメになったという。

そして、書類上は契約である俺に、賠償責任があるとして、多額の修繕費用と慰謝料迷惑料を請求されている。


金額は数百万円で、住んでもない家でしかも俺の不始末でもないのになぜ俺が払うんだと抗議したが、

侵入していた犯人は逃亡して行方不明なので、契約上の責任者である俺が払えと。

「本当にあなたがやったことじゃないと証明できますか?」とまで言われた。


弁護士にも相談したが、勝率五分五分かやや不利だそう。

保険も入居日から契約にしていたのが致命的で、一切頼れない絶望的な状況だ。

急遽新しい家も探さなきゃいけなくなり、会社からの補助じゃ足りず、追加で多額の費用がかかっている。

なのに賠償金なんて払えるわけがない。


それでも不動産会社から管理責任を問われ、裁判を起こすと脅されている。

会社にも内容証明が届き、上司事情説明する羽目になった。

「こんなトラブルを抱えている人間」と認定されたのか、社内での居心地も悪くなり、肩身が狭い。

引っ越し理由は転勤と新しいポストだったのに、先の事が影響して、約束されたポストはおじゃん。

転勤先の社内で早々に浮いてしまい、あちらも扱いに困っているのか。仕事も干され気味。

元はリーダーポジションで来る予定だったのに、ただの一メンバー扱いにしろってなったのだからしょうがないかも知れないけどさ……

精神的に弱ってしまい、仕事すら続けられなくなりそう。



増田やXなんかでよく見る「さっさと弁護士相談しろよ、弁護士なら何とかしてくれる」みたいな

弁護士万能論、あれ本当にアテにならなかったなと痛感した。

少なくとも俺には何の役にも立たなかった。

数人の弁護士相談したが、回答はほぼ同じ。相談費用が飛んだだけだ。

裁判になったら弁護士に依頼するしかないが、正直期待なんてできない。

ネット弁護士万能論なんて幻想だ。誰も頼りにならない。


仮に侵入して失火させた犯人が見つかったとしても、

管理責任は俺にあるから、まず俺が賠償金を払って、俺が犯人請求しろと言われる。

当然、不法侵入するようなヤツが素直に払うわけない。

完全に泣き寝入りだ。あんな部屋借りなきゃよかった。人生滅茶苦茶だ。

Permalink |記事への反応(2) | 12:14

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anond:20250528162916

不動産してると短期間で売るケースはたまにある。

短期間といっても3年〜5年〜って感じ。

で、その物件新築ままだった場合、今は土地値が上がり続けているので買った金額より高く売れる。

中国人日本で似たようなことしてるが、お前が中国人なら売るのも大変だけど日本人ならうまいこと不動産会社連携したほうがいい。

その会社に頼めば資料もすぐ揃うし、めちゃくちゃすんなり行くので。

悲観せず、賃貸に住む方向で。まあ金でも買ったと割り切るしかないべ。

正直道路法的に向こうがおかしいと思うが、そんなとこに住んだら家族がどんな被害に合うかわからん

Permalink |記事への反応(0) | 04:39

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2025-05-28

『錆びた梁の下で ―第三章:誰がバブルを起こしたのか―』

昭和の終わりが近づいていた。

大蔵省霞が関心臓部。

証券局は、空前の株高と国民投資熱で鼻息が荒かった。

株式は国力の証明だ」

そう嘯く局長マスコミに出るたび、日経平均はまた数百円上がる。

“マル優”の特典を武器に、銀行預金資金市場へと流れ、

街には“財テク”と呼ばれる新興成金が溢れた。

そんな証券局に対抗意識を燃やしていたのが、銀行局だった。

投資が花なら、開発は実だ」

彼らはそう信じていた。

彼らの下には、全国の都市銀行が控えていた。

金融庁などまだない時代金融行政大蔵省の独壇場だった。

---

銀行に号令をかけよ。国土を立て直すのだ」

そんな一言が、銀行局の某課長補佐から放たれた。

以降、都銀地方支店を送り込み、次々と融資の指令を出した。

目的地は、海辺荒地山間部の棚田温泉もない無名山間地――

にもかかわらず、そこに「リゾート開発」や「企業研修所」が次々と企画された。

建設会社が動員された。

不動産会社地権者を回った。

補助金がついた。

銀行は後押しした。

「これは国策だ」と耳打ちされた。

---

祐介の勤める準大手ゼネコンにも、年間数千億の開発プロジェクトが舞い込んできた。

用地買収から頼む。図面はこのスパンで描いてくれ、急ぎだ」

設計課では徹夜が当たり前となり、現場工程が飛ばされた。

資金心配いらない。これは大蔵省案件だ」

かにそうだった。

帳簿には都市銀行からの巨大融資が並び、そこに“大蔵省了承済”というメモがついていた。

受注は順調。見かけ上の売上は増大し、社員も5千人を超えた。

だが、その繁栄は、あまりにも静かな虚構だった。

---

数年後、バブル崩壊する。

そして、まるで何事もなかったかのように、大蔵省正反対方針を打ち出す。

金融引き締めだ。不良債権を撲滅せよ」

「過剰な投資に歯止めをかけろ」

テレビではエコノミストたちが、「ゼネコン無駄」「地方開発の失敗」を声高に非難していた。

夜のワイドショーでは、構成作家の書いた台詞をもとに、出演者が一斉にゼネコンを叩いた。

だが、祐介にはわかっていた。

これは、上から命令だった。

用地を買えと言われた。

建てろと言われた。

融資もつける、補助金もつける、国策だと、繰り返された。

しかし今、その土地価格は1/10暴落していた。

工事代金の支払いも、半分以下で打ち切られた。

残されたゼネコンは、請求書ごと“失敗の象徴”にされた。

---

「これは大蔵省の失敗では?」

そんな疑問を投げた週刊誌は、翌号には消えていた。

代わりに躍った見出しは、「ゼネコン日本を食いつぶす」。

誰も、なぜゼネコンがそこにいたのかを問い直さなかった。

祐介の会社債務超過となり、数千人の社員リストラされた。

都市銀行合併を重ねて巨大化した。

だが、それでも祐介たちに支払われるはずだった金は戻らなかった。

「これは自己責任です」

テレビに出た経済評論家は、そう締めくくった。

---

祐介はある時、再開発されたバブル跡地を訪れた。

以前、自分が描いたリゾートホテルの設計図が、雑草の中で風化していた。

近くには、地方自治体が建てた「文化交流館」が、無人のまま佇んでいた。

「国が作らせて、国が壊した」

それが、祐介の見た“日本再生”だった。

バブルの後始末は、民間の命で支払われた」

そして、その“後始末”を金に変えたのが、弁護士だった。

倒産処理という名の精算機械

そこにいたのは、100億円の報酬を受け取る者と、仕事を求めて彷徨新人弁護士たち。

法の名を掲げ、企業を切り捨て、土地を安く買い叩いた者が、真の勝者となった。

そして祐介たちのような建設労働者、技術者設計者は、歴史の片隅に置き去りにされた。

---

今、祐介は建設業界の人手不足ニューステレビで見るたびに、

「それは30年前のツケだ」と呟く。

人を棄て、技術を棄て、命を棄てた国が、

いまさら成長戦略などと唱えるたびに、祐介の胸には鈍い痛みが走る。

あのバブルは、俺たちが起こしたんじゃない。

起こさせられて、捨てられたんだ。

そして、誰も責任を取らないまま、今日も「国策」は別の顔をして歩いている。

Permalink |記事への反応(0) | 23:50

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『錆びた梁の下で』

高架橋の継ぎ目に、わずかに浮いた錆が見えた。

けれど、点検報告書には「異常なし」とだけ、そっけなく印字されたPDFが添付されてくる。

三十年前なら、それを見逃す者はいなかった。

秋山祐介は、かつて準大手ゼネコン技術者だった。

いや、“生き残った”というべきか。

当時の仲間の多くは職を失い、家を売り、なかには命を絶った者もいた。

バブルの余熱がまだ残るころ、祐介の所属した会社は全国にリゾート開発を展開していた。

土地投機の的になり、建物一棟に数百億円が流れた。

銀行は金を貸し、不動産会社ゼネコンはその金を使って「未来」を建てていた。

だが、その未来は、ある日突然「不良債権」に姿を変えた。

きっかけは総量規制、そして竹中プラン

小泉政権が“構造改革”の名のもとに進めた金融再編は、銀行にとっては救済だったが、

ゼネコンにとっては死刑宣告だった。

祐介の会社も、4000億円規模の開発が“回収不能”とされ、メディアに名指しで叩かれた。

ゼネコンが悪い」「無駄公共事業日本ダメにした」

夜のワイドショーコメンテーターが、台本通りに吐き捨てる。

だが、祐介は知っていた。

開発案件の大半は、もともと国主導の“ケース事業”だったことを。

裏では大蔵省土地を押さえ、リゾート政策を煽っていたことを。

現場で汗を流した職人たちは、開発計画が潰れても責任を問われることはなかった。

代わりに、技術者現場監督たちが矢面に立ち、切り捨てられた。

あんたら、税金食い潰すシロアリだろ」

協力会社担当者にそう言われた夜、祐介は初めて会社トイレで吐いた。

うつ病の診断が下ったのは、それから間もなくのことだった。

---

そして今。

祐介は小さな建設コンサル会社で、インフラ点検の補助をしている。

自治体から委託案件が多く、担当者若い、30代前後契約職員ばかりだ。

彼らは氷河期世代末裔だった。

経験がなく、知識も浅く、なにより「責任を取らされるのが怖い」という眼をしていた。

「ここ、たぶん腐食始まってますよね?」

ある若手が問う。

「たぶん、じゃダメだよ。記録に残すか、写真を撮って報告するか」

祐介は答えながら、心のどこかで諦めていた。

この青年が次の現場に行くころには、もうこの異変のことを忘れているだろう、と。

チェックリストに○をつけ、Excelで表を整えれば、それが“点検”になる。

本当に危ない橋トンネルを救うには、「異変を感じ取る目」と「報告する勇気」が必要だ。

だが今のシステムには、どちらも組み込まれていない。

---

「昔は、職人天井裏を覗いて“ヤバい”って言えば、それで補修工事が決まったんだよ」

祐介がそう話すと、若者たちは苦笑した。

「今は、写真図面と、委託先の承認必要ですから

そう答えたのは、30代の現場監督。派遣社員だ。

祐介は思う。

これはもう、先進国ではない。

国がコストカット外注主義を極めた結果、「インフラという生命維持装置」が壊れていく過程なのだと。

そして皮肉なことに、あの時“ムダだ”と叩かれた公共事業を切り捨てた代償は、

今になって「工事費5割増し」「技術者不足」として跳ね返ってきている。

一度切った命脈は、そう簡単には再生しない。

それは祐介自身人生証明している。

---

日が落ちる。

継ぎ目の錆は、もう一段深くなっていた。

あの夜のトンネル崩落事故のように、何かが起きるまで誰も動かないのかもしれない。

けれど祐介は、今日現場に出る。

もう誰も彼に命令しない。だが、彼は知っている。

「この国を下から支える者がいなくなれば、崩れるのは時間問題だ」**と。

そして、

「俺たちは、本当にあの時“ムダ”だったのか?」

という問いだけは、永遠に胸に灯し続けるつもりだった。

Permalink |記事への反応(0) | 23:40

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2025-05-09

anond:20250505101637

まず転勤族の妻で仕事しながら子育てもしてたのすごいと思うし、7年同じ職場続けられるのもちゃん評価されていると思うから自信もってほしい

私は民間企業向けキャリアコンサルタントで、かつ増田のやっていた業務専門性全然からないなかで恐縮ですが、アドバイスするなら

士業じゃなくて民間企業の「店舗開発部門の用地仕入れ営業かいかがでしょう?

不動産会社求人もあるけど、そうじゃなくてふつうドラッグストアとかスーパー店舗開発部門求人のほうが働きやすいと思うのでおすすめ

もちろんみんなが言っているように資格取得頑張ってもいいと思う 名刺にハクがつくとかじゃなくて自信になるし、キャリア形成にはやっぱり実用的な資格

増田職歴スキル問題なんじゃなくてやっぱり転勤族帯同歴とか、子持ち女性とか、そういうカテゴリで低く見られていると思うだけだから悔しいと思うけど自信もってね 応援してます

あ、あとなんで「資格を御餅」の変換にしてるのか気になるから教えてほしい ポイントカードおもちコピペみたいで可愛い

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

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anond:20250505101637

まず転勤族の妻で仕事しながら子育てもしてたのすごいと思うし、7年同じ職場続けられるのもちゃん評価されていると思うから自信もってほしい

私は民間企業向けキャリアコンサルタントで、かつ増田のやっていた業務専門性全然からないなかで恐縮ですが、アドバイスするなら

士業じゃなくて民間企業の「店舗開発部門の用地仕入れ営業かいかがでしょう?

不動産会社求人もあるけど、そうじゃなくてふつうドラッグストアとかスーパー店舗開発部門求人のほうが働きやすいと思うのでおすすめ

もちろんみんなが言っているように資格取得頑張ってもいいと思う 名刺にハクがつくとかじゃなくて自信になるし、キャリア形成にはやっぱり実用的な資格

あと、増田職歴スキル問題なんじゃなくてやっぱり転勤族帯同歴とか、子持ち女性とか、そういうカテゴリで低く見られていると思うだけだから悔しいと思うけど自信もってね 応援してます

Permalink |記事への反応(0) | 09:52

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2025-04-30

anond:20250430161734

自分の住む場所大家とか不動産会社依存してるのが嫌で買った。

買うときに株3000万くらい持ってたから迷わずローン。

利息0.6%に対して住宅ローン控除1%と配当2%に加えて死んだらチャラの保険であるから住宅ローンのほうがよっぽど儲かる。

Permalink |記事への反応(0) | 17:06

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2025-04-22

コンビニ店長土下座強要脅迫事件面白すぎるだろ!

9月8日午前1時ごろ、大阪府内の飲食店従業員の女(39)=恐喝罪有罪確定=はバイクで爆走するグループ集団走行に10代の娘と一緒に参加し、グループメンバーとともに大阪府茨木市ファミリーマートに立ち寄った。

 

39歳の女が珍走団に娘と一緒に参加してたって事実がまず面白すぎる。

今の珍走団ってファミリーで参加するもんなんか?

 

で、このファミマ店長と揉め、その後

退店後、グループの別のメンバー無料通話アプリ「LINE」で事の顛末(てんまつ)を報告し、仲間内トラブルが共有された。LINEを見たメンバーが早朝から相次いで店を訪れ、一緒になって店長らに土下座強要した。

珍走団の"絆"を発揮し、次々と珍走団ファミマに集結、店長土下座強要

 

女の娘は後に店長らの土下座動画インターネットで公開し、恐喝に加担したとして中等少年院送致された。

 

39歳女の娘は土下座動画Youtubeにアップし恐喝容疑で少年院送致

マジで草以外に言いようがない。コントか?

 

LINEでトラブルを知った無職男(39)=同=が1人でコンビニを訪れた。男も同じグループメンバー。LINEを通じ、「今からファミマに行く」と女に一方的メッセージを送っていた。男はトラブル当事者でもないのに、女に「好意を抱いていた」(検察論告)ため、女を助けようとしたのだという。

 

39歳で珍走団所属無職の男が39歳珍走団所属の女に好意を抱いていたため犯罪に加担とかい

まるでロマンチ映画のような展開に涙が止まらない。

 

午前10時半ごろには、LINEを見た元不動産会社員の男(46)=同=がコンビニに到着。男はグループ幹部メンバーだが、それまで店にいた男や女とはまともに話をしたこともなかった。

珍走団幹部って46歳とかなのかよ。

高齢化社会すぎるだろ……珍走なんか10代で卒業しとけよ……

 

最終的には「手ぶらで行きまんのか、オタク、謝りに行くとき」と商品差し出すよう要求し、たばこカートン(2万6700円相当)を脅し取った

公判での供述などによると、幹部の男は会社で16年間にわたって営業担当。客からクレームが入ると菓子折りを持って訪問し、土下座をして謝った。過去には別のコンビニで妻の肩にぶつかった詫び料としてクオカードを受け取ったこともあった。「謝る際には土下座をし、財物を渡すのが普通だと思っていた」という。

営業土下座回りしながら夜は仲間たちと珍走して鬱憤を晴らしてたのかなぁ

かわいそうな人生っちゃかわいそうな人生なんかもしれないなぁ

氷河期世代なのに珍走なんかしとったからろくな会社はいれんでクソブラックで働いてただけだろうけどさ。

 

しかし、怒りがおさまらない女は知人の弁当店経営の男(41)=12月22日、恐喝未遂罪有罪判決=にその日のうちにメールトラブル動画送信した。男は事件逮捕者で唯一、グループとは関わりがなかった。

弁当店の男はかつてコンビニ賞味期限切れ食品を購入して体調を崩した旨を伝えたところ、現金10万円を受け取ることができた経験を思い出した。女にこの件の示談を一任するよう言い、営業所長の連絡先を聞いた。

男は早速、7回にわたって営業所長に電話。「たばこ携帯代では話になりませんわ」「誠意っていうのはお金のことですわ」「信用ガタ落ちになりますよ」などと言って示談名目現金を脅し取ろうとした。

また関係ない奴出てきた上にこいつが一番邪悪で草。

 

バカ女→ファミマ店長の態度が悪くてブチ切れて仲間に連絡

バカ娘→土下座した店長動画Youtubeうp

バカ男→好きな女にいい格好したくて店長土下座強要

バカ幹部→けじめ取らせようとたばこ6カートンを脅し取る

バカ一般人示談金(200~300万)を脅し取ろうと脅迫

 

バカアベンジャーズアッセンブル!

 

追記引用元

https://www.sankei.com/article/20141224-AKYMECXDBNKH7B4V2YZJ7W5CRM/

Permalink |記事への反応(2) | 15:49

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2025-04-15

小林恭二の「磔」という30年前の短編小説があまりにもSNS社会すぎ

追記】04/15 16:30

こういうプロ驚き屋な記事をかくと、反応が入れ食いになるのがブクマのよいところですね。

ただ、コメントを読んだ感じ、どうにも僕が作品の中の起こってる事象のもの以上に、そこで起こる人間心理価値観欲望の表出に驚いてることがいまいち伝わっていなくて、自分の筆力の無さを感じている。

そもそも価値観人間心理って、線形の延長線上にあるテック未来と比べると、イレギュラーに変化するゆえに想像つかないと僕は思っているが、どうにもブクマカは人間心理一定で変わることはないと思ってるようで、その辺が齟齬の原因かなと思ってる。

あと、下に書いてるけど、1994年発刊だけど、この小説の初出は1992年からね。なのでパソコン通信である種の文化があったのはわかるが、インターネットはすでにあったみたいな指摘してる人は頓珍漢だからね。

 

とはいえ、僕は小林恭二が忘れられた作家になるのはもったいないと思ってるので、もっとこの本を含めて読んでほしいなと思います

この「短篇集」以外をおすすめするなら

1.ゼウスガーデン衰亡

2.モンスターフルーツの熟れる時

3.浴室の窓から彼女

あたりがおすすめです。

僕にとって、この人と薄井ゆうじの二人は、森見登美彦万城目学のようなコンビイメージなんですよ。

追記終わり】

 

小林恭二という作家がいる。いやいたと言ったほうが近いかもしれない。今は専修大作家育成をしていて自作は15年くらい発表していないと思われる。

僕は30年近く前の大学時代、この作家世界で一番好きな作家だった。今もベスト5くらいには入る。あの頃読んだ現代作家の多くは、だんだん思想の方向がどうにも自分と合わなくなってしま作品を読むこともなくなった(すべては不用意な発言を垂れ流すTwitterが悪い)のだが、そういうのをやってなかったこともあって小林は今も好きなままだ。あと、もう一人薄井ゆうじという作家も好きだったがこの人も作品を書かなくなった。

きっかけは高校時代書評欄に数行紹介されていた「ゼウスガーデン衰亡史」だった。のちに福武文庫で買ったその小説は、主人公がいない群像劇で今までに見たこともないとてつもなく魅力的な小説だった。のちの書評なんかを読むと「 『虚構船団』 の影響が大きすぎる」と言われたが、僕には「虚構船団」よりも「ゼウスガーデン衰亡史」のほうがはるかに好きだし、いまでも面白い小説基準はこの小説になっている。この小説よりおもしろいことは小林の他作を含めてもなかなかないのだが。まあ、この作家を読んでたことで僕は今も奇想の強い小説奇書が好きである。レムの「完全な真空」なんかも好きだ。

 

年末書庫を整理したところ、小林恭二の「短篇小説」という単行本が出てきた。奥付を見ると1994年だが多分貧乏大学生自分が買ったのは1,2年程度たった後の古本だったと思う。小林先生申し訳ない、たぶん自分新刊で買ったのは数冊しかない。

何とはなしに読み直すことにした。けっこう好きな短編集だったが、特に好きなのは冒頭からの3作「光秀謀反」(戦国時代戦国大名は、ハプスブルク家とつながっていた信長など、ヨーロッパ諸侯とつながっていたという話。めちゃくちゃ面白い)、 「豪胆問答」(生まれてこの方驚いたことない侍が化け物に遭遇する話、面白い)、「バービシャードの49の冒険 序章」(英雄バービシャードが冒険に出るまでの話。続きが読みたい)だったので、それ以外はあまりちゃんと読んでなかった。たぶん全部を丁寧に読むのは21世紀に入ってから初めてだろう。

 

なんかかなりグッとくるエロイ話とかあって、あれ、こんなにセクシーなのを書く作家だっけかと思ったりしたのだが「磔」という短編を読んでとんでもなくびっくりした。これ、現代の話じゃね??とちょっと動揺してしまったけど、共有するところが見つからなかったので増田で書き散らそうと思い書き始めている。いちおうKindle版もあるようだが、バッキバキにネタバレ引用をするので、ネタバレ回避したい人は読むのやめましょう。とはいえ10編ある短編の一つなので1編程度のネタバレがあっても十分面白く読めると思うが。

 

主人公男性はN区(都会の幹線道路沿いだというから中野区あたりかね)にあるビルの27階にある住居兼仕事場暮らしている。主人公仕事についての描写

わたしは、現在とある不動産会社アナリストとして勤務している。仕事は、電話線を通してコンピュータに送られてくる膨大な情報検索及び処理で、パソコン電話機があればどこにいても可能仕事のため、専ら自宅で仕事をしている

えっ、これリモートワーカーじゃね?? さらに続く文章に驚かされた

会社に行くのは一か月にせいぜい一度か二度くらい。近頃は外に出るのも億劫になり、買い物も通信販売宅配サーヴィスにたよっているから、部屋を出ることも稀だ。

十年位前まではよく、そんな生活をしていて社会とのつながりが希薄にならないかと問われた。

私は答えたものだ。

「もともと会社社会とのつながりを希薄にしたいために、こういう職を選んだのだ。わたしとしては月に一度程度会社にいくことすら面倒くさい」

さらにはこんな文章もある

はいながらにして、ありとあらゆる情報を、獲得することができるのだ。

何を好き好んで、不愉快な生身の人間と接することがあろう。

今の時代リモートワーカーにありそうな心情である

  

これが2020年ごろに書かれた作品なら普通だろうけど、さっきも述べたように奥付は1994年。この作品の初出は1992年である。30年以上前作品である

小林はけして、現代SF作家などにあるような科学的な考証などを積み重ねて世界を描き出す作家ではない。 

実際、この後、主人公仕事を終えて、自分用のパソコンスイッチを入れるのだが

パソコン通信クラシック音楽情報を専門に扱うネットアクセスする。

そしてそこの話題から明日BGMとなる音楽を選ぶ。

ちなみに現在かかっているモーツアルト歌曲は、昨日ネット内で教わったもので、近くのビデオ屋CDも貸し出している)にファクスして取り寄せたもの

と、ネット通販どころかインターネットすら登場しない。パソコン通信会議室だ。(このニュアンスの違い、増田を読む人ならわかるだろうから説明は省く)

作者は自分想像力の範疇だけで書いているのだ。おそらく小林氏は当時パソコン通信をやっていたと思われるのでそういう描写なのだろう。

 

どうやら、このクラシック会議室には太陽暦氏というモデレーターがいて、今日おすすめを教えてくれるらしい。(この辺、僕はパソコン通信詳しくないんだが、パソコン通信でこういうことをやってる人はいたんだろうか。誰か詳しいネットの古老の方は教えてほしい。)

ここでちょっと興味深い話題になる。

ちなみに太陽暦氏はハンドルネーム、つまりパソコン通信ネット上のペンネームで、無論、ちゃんとした本名もあるのだが、ネット上ではハンドルネームで呼び合うのが礼儀となっている

いいねえ、古きネット感覚だ。続けて

太陽暦氏は私のほか何人かのクラシック初心者のために、三か月の間毎日推奨のレコードを挙げてくれることになっている。

それでもって翌日に曲の聴き所などレクチャーしてくれる。

年をとった人に言うと、それでいくらとられるのだと聞かれる。

無料だと答えると大概驚く。

こちらのほうが驚く。

いまだに情報商品か何かと勘違いしているのだ。

情報空気に等しいのだ。

この辺は、ちょっと時代が2周くらいした感じはある。現代社会、やはり情報商品になっている。むしろこの時代よりはるか商品度は高い。2000年代前半くらいまでのネット価値観ではあるが、まあ、今も一部の分野、特に趣味の分野では無料になってる面はある。この後、情報についてのT.ストウニアの「情報物理学の探求」という本から言及がある。ストウニアとこの著作実在するようだが、現代社会でどういう評価なのかはちょっとからなかった。忘れられた学者みたいな感じなんですかね。

 

テレビへの言及もあり、興味深い。

テレビの発信する情報はおおざっぱでクオリファイが不十分で、加えておおむね退屈である

(中略)ことに若い世代には、テレビ情報の古さ、質の悪さを嫌ってこれを見ない人が圧倒的らしい

まじで今の話じゃないの?

 

この後、主人公ネット徘徊する

哲学会議室で「かなり痛烈な罵倒用語を駆使」してメッセージを書き込んで去り、夜中に反論の嵐が巻き起こるのを期待している。荒らしかw

いくつかの部屋を見て回ったのち、バー会議室に入る。

バーといっても本当のバーではなくネット上におけるバーである

ここはバーカウンターにいるような気持ちで人のメッセージを読み、あるいはメッセージを書き込むという、いわば言葉の上でのバー形成している

2ちゃんバーボンハウスみたいなもんか。いや、あれは釣られて受動的に行く場所から違うか。これもパソコン通信で実際にあったやつなんでしょうか。

まあ2ちゃん雑談スレッドやXなどでなれ合いをしてるような感じだろう。

ここで主人公は、その日の夕方自分けが得たとっておきの情報披露する。その情報が何なのかはまあ表題ネタバレしているが割愛しておく。

主人公の心情を引用しよう

書きながら私はぞくぞくしていた。それは渇望していた情報を得たとき快感と対をなすものだった。それはパーフェクトな情報を発信する快感である

この気持ちに心当たりのある人、手を挙げて! はーい! だからこのエントリーを書いてるんだよ!!

これってつまりバズる感覚ですよね。ネットバズることの気持ちのよさをこの作者は30年前に理解していたのだ。いくら小説家という職業とはいえ、この感覚90年代初頭に持っていたのは相当に新しいのではないだろうか。ほんとに深く驚かされた。

主人公情報は狙い通りにバズり、彼はその日のその酒場での「英雄」となった。

そして翌日、彼は新聞自分のバズらせた話題の件について読む。ここで新聞というメディアへの評価も非常に今の時代っぽいので引用しよう

わたし新聞類型的な見出しのひなびた味わいを普段から愛しているが、このときもほほえましく思った。

それは流行終焉した後、ようやく流行存在に気付いて、頓珍漢な批評を加える初老学校教師を思わせた

こんな感じの印象を新聞(だけでなくオールドメディア全般)に持ってる人多いでしょうなあ。

 

以上のような20ページほどの短編なのだが、どうだろうか。

 

最初リモートワーカーの意味を言い切った時点で、うわっすげえと思ったのだが全部読んで、とにかく小林恭二の凄みを感じさせられた。

乱暴な話だが、資料をある程度収集して咀嚼すれば、未来社会がどんな風になってどんなものがあるかは書くことができる。それが30年後の現在と適合していても、ああ、資料くそろえたね頑張った頑張ったくらいの感想まりであるしかし、その未来社会で、人がどういう価値観を持ち、どういう欲望をどのように満たそうとして行動するかまで描いたら、そして、それが後世の人間からして違和感のないものであれば、まったく意味合いが違ってくる。

 

もし、僕が今時の書評系TikTokerのように「30年後のSNS社会を予見したとんでもない短編!!」とか宣伝したら、バズってこの主人公のような「パーフェクトな快感」を得られるだろうか?

参考文献(アフィはないのでご興味あればどうぞ)

短篇小説

書籍

https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%AD%E7%AF%87%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E5%B0%8F%E6%9E%97-%E6%81%AD%E4%BA%8C/dp/4087740668

Kindle

https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%AD%E7%AF%87%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%81%AD%E4%BA%8C-ebook/dp/B09THZB8J5/ref=tmm_kin_swatch_0

Permalink |記事への反応(10) | 02:25

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2025-04-10

anond:20250410094908

申し訳ないが全く違う。

テレビでは不動産会社が「お手頃な価格マンションがある街」として紹介していた。

「お手頃な価格」にはそれ相当の理由があるってことだ。

その理由の一つが0メートル地帯であるってことだ。

いつ水没してもおかしくないんだぞ、終の棲家じゃなくてもそこに安心して住めると思うか?

Permalink |記事への反応(0) | 10:23

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2025-03-14

家系解説と俺の話

俺の父方の家系は代々皮革産業従事していて、地域同業者たちの顔役をやっていた。

明治になって肉食が公的に解禁されると屠殺や食肉加工業に参入した。

それまで、老いて使い物にならなくなった農耕用の馬や牛、百姓達が捕らえた作物を荒らす猪や鹿の解体を請け負っていた関係家畜解体精肉加工の技術を持っていたが、それを大っぴらに商売にできる時代となった。

大正に入ると朝鮮半島から留学生政治的亡命者などのエリートだけでなく季節労働者達が流入してきた。

行き場のない彼らは俺のご先祖様達が住む集落の近くに定住し始め、やがてご先祖様達は彼らのコミュニティを抱合した。

食肉加工、水路の整備の請負、安酒製造などの正業から賭場、高利貸しなども行った。

安酒造りが密造となり、賭場や高利貸し港湾支配するヤクザたちに奪われると食肉加工、娯楽産業インフラ整備が主流となった。

戦後を経てコミュニティは散り散りとなった。

不動産バブルが起きて、これまで誰も近寄らなかったご先祖様たちの地域にも大手からヤクザ者まで大小様々な不動産会社がやってきたことが背景にあるようだ。

曽祖父は食肉加工業に加え、パチンコゲームセンタータクシー業に参入して莫大な財産を築いた。

曽祖父から祖父への18歳の誕生日プレゼントトヨペットクラウンだ。

そんな曽祖父だが、祖父達に家業を継がせることを嫌い、医師大蔵省官僚になることを求めた。

祖父は県下一番の高校卒業すると金大学医学部に進学し医師となった。

「息子を大蔵官僚に」の夢は大叔父が叶えることになった。

曽祖父石川県に当時最先端設備を備えた病院設立し、金沢大学医学部教授の娘と祖父の縁談を取り付けた。

この病院現在でも名前法人を変え、統合を経て残っており、金沢大学の関連病院の一つとなっている。

祖父教授になれず医局を去り、曽祖父地元祖父のための病院設立した。

今では父が院長をつとめている。

俺は出来が悪く、東海中学校への進学は無理と判断され、米国日本人学校慶應義塾ニューヨーク学院を経て慶應義塾大学に進学。

大学卒業後に就職した会社半年で逃げ出し、今は父が設立した会社役員に就いている。

医療法人社会福祉法人相手保険代理業や不動産賃貸業を行っており、実質的経営は全て祖父や父が信頼を寄せる会計士がやっている。

俺の仕事は全国各地のグルメに舌鼓を打ち、愛車を手入れして走らせ、福原吉原に足を運んで綺麗な女の子たちと逢瀬を重ねることだ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:29

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2025-03-02

ワンルームマンション投資には耳を貸してはいけない

知り合いと投資の話になった時、県の公務員ワンルームマンション投資をしていると言われた

はっきり言えばそんなのはまらない詐欺に等しいのでやめるべきだと思ってる

その時は口には出さず、ゆるく怖いってことだけ伝えて終わった


この手の不動産投資情弱が引っかかるものだが、そこそこ頭が良かったりお金を持ってる高学歴結構いる

そういう人は不動産投資というものに何かしらのあこがれがあり、大家という立場になって小銭を稼ぐことが善だと信じている人も意外と多い

あるいは節税効果などを狙っていることもある

問題はそれが本人だけで終わらない点にある

こういう人は他人に儲かっていることをアピールして勧めたがる

あるいは不動産会社から紹介料を貰うために広めることも多い

本人が儲かっている(将来的に節税になったりする)と勘違いしていることがほとんどだし、辞めるにやめられずに自分の行動を正しいと思い込みたいってことで仲間を募るんだ

でもこんなの詐欺なので絶対に耳は貸してはいけない



不動産投資の中でもワンルーム素人が手を出しやす価格帯であり、特に住宅ローンを使うのがほとんどだと思う

自分が住まない家を低金利のローンで購入して貸してるので、銀行からすると詐欺行為なので貸しはがしにあうことが多い

というか、住宅ローンである以上はそこに住んでいる前提が必要なので、他人に貸していると住宅ローン控除の要件も満たさないため最悪追徴ってこともありうるだろう(まあそこまで行くかは知らないが)

あと、これは借りてる人がある程度合意していないと成立しない

家賃サブリース契約先の不動産屋か持ち主本人に支払うのだが、住民票上はそこに持ち主が住んでいることになっているので郵送関係やらいろいろともめやす

借りている人は誰がオーナーかなんて関係ないはずだが、自分あての荷物に全く知らない人の重要書類が入っているなんてのは気持ちいいわけがなく、そこから銀行等にバレたり、家賃を払わないようになるなどのケースもある

本来は部屋の貸し借りは信用で成り立っているはずなのに、その信用を崩すことが往々にしてある

もちろんそれは不動産側もわかっているから、相場より少し安く貸すことが結構ある

いわゆる「わけあり」だ

その周辺より割安なワンルームマンションだと、そういった投資目的の物件ってケースが意外とある

当然、わけありに住む人がどんな人かは察するので、安定した収入が確保できるなんてのは基本的幻想

そうでなくともマンション経営は大変だし、それが個人向けの1部屋なんだから大変さはわかりきっている

もしも3カ月家賃が入らなくとも、その期間は自分の住んでいない部屋のローンを払う必要があるし、20年もたてば修繕費も上がる

そういったときに売ろうとしても、ワンルーム投資用の物件なんて仲介してくれるところはないだろうし、不動産屋が買うと言ったら相当ぼったくられるに決まっている

そもそも素人住宅ローンなんてものを使って投資するってことが大前提おかし

行政銀行もだましているわけなので、それをまともな不動産屋がすることはまずありえない

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2025-02-22

ウォーターサーバー業者を潰せば、みんなハッピーになる。

ウォーターサーバー業者とか、ワンルーム投資営業会社とか、広告代理店などのテレアポ業者とか世の中に要らないよな。

個人電話への営業って禁止されてるんだっけ。

でも法人への電話無法地帯だよな。

どこの会社もそうだけど、1日中営業電話がかかってくるね。あれ何とかならないかね。

固定電話の着信拒否も30件までは出来るけど、登録しきれないから。

何かしているとき電話取ったら営業電話で、ガチャ切りしても、ため息が出て、直前、何しようとしてたか一瞬、忘れるよな。仕事邪魔

仕事パフォーマンスが下がる。日本生産性の低さの温床の一つだよね。

4月になると新人教育の一環なのか、増える気がするんだよね。

メンタル鍛える経験や人としゃべる経験としては大事なんだろうけど、その時間に付き合わせられるほかの会社迷惑しかない。

ウォーターサーバー業者なんか、ショッピングセンター広場で、ノボリ立てて、適当なこと言って契約させて、解約したら違約金盗って儲ける会社なんか社会悪のもの。サブスク的に売り上げは安定するんだろうけど、悪徳経営者だけ儲かって、使い捨て社員には還元されないだろ。

テレアポも1日中かけてもアポ1件とか効率悪いし、病むほうが早いだろ。

本来最近問題になっているインフラ建築運送人手不足もこういうホワイトカラーもどき会社が、Fラン大学からむちゃくちゃ求人集めて、本来、そういう業種に就くべき人材が、くだらない業者に吸収されて、そして病んで辞めていく。そして長年のニート生活への突入の原因の1つ。

それでも残った奴は後々、ビックモーターやらの詐欺営業ワンルーム詐欺業者みたいになって、更に世間迷惑をかけていく。

中共は嫌いだけど、加熱する教育産業を一瞬で潰したからな。国はそういう点だけは見習って、詐欺営業会社は潰して、インフラ業などに人材流れるように対策しろよ。

テレアポ法人でも禁止になるようにして、被害報告数が一定超えたら、経営者を即逮捕して、社員を開放して、インフラ業に就くようにしてくれよ。

雇用保険料はテレアポをやっている業者だけ特別に取れよ。

既存顧客電話することはあるだろうから、1日3件を上限として、それ以上のテレアポ社員がさせられたら、ハローワークへチクらせてペナルティを科せよ。

日本自由すぎて何の仕事するのも自由職業に貴賤なしは、昔の言葉であり、必要な業種を下に見ることを許されないけど、ウォーターサーバー業者ワンルーム投資不動産会社テレアポ業者不要なんだ。被害者を生むだけだし、ウォーターサーバー通販でも買えるんだわ。

でも社員もそれ辞めても肉体労働ヤダから、また同じホワイトカラーもどき求人探すんだろうな。これが日本衰退の一つだろうな。

誰か他にも不要な業種があれば教えてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 10:59

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2025-02-06

不動産無料一括査定サイトがもたらす不幸の連鎖について

はじめに

不動産売却を検討する際、無料複数不動産会社査定を依頼できる「一括査定サイト」は便利だと認識されている。実際、売主が利用する分にはコストがかからないため、多くの人が「不動産相場が上がってるらしいし、売る気はないけど使ってみるか」と軽い気持ちで使いがちだ。しかし、その裏側では、不動産会社が抱えるコスト負担業務効率の低下が進み、場合によっては売主自身を含む社会全体に負の影響が広がる可能性がある。

いわゆる「バタフライエフェクト些細な出来事が巡り巡って大きな結果を生む現象)」である。本稿では、この不動産一括査定サイト構造多角的分析し、その副作用がどのように広範囲へ波及しうるかを論じる。

1.不動産一括査定ビジネスモデルと“無料”の正体

1-1. 送客課金モデル概要

従来の一括査定サイトは、売主が査定を依頼すると1件あたり数千円〜数万円が不動産会社請求される「送客課金」を基本としている。売主は無料だが、査定依頼があればあるほどサイト運営側収益を得るという構造である。すると、サイト側はとにかく多くの査定依頼を獲得することを至上命題とし、

・誰でも気軽に(冷やかしでも)無料査定可能

広告等では高く売れると誤認するようなキャッチコピーを使う

など、見込み度が低いユーザーまで大量に集める方向へ動きやすい。

さらに、アフィリエイト報酬目的にマ⚪︎ナビニュースやダ⚪︎ヤモンド不動産などの大手から弱小メディアまで「おすすめ一括査定サイト⚪︎選」といった記事が乱立しており、とにかく査定依頼に申し込むことを煽るような環境が構築されてしまっている。「できるだけ多くの不動産会社査定してもらうために、複数の一括査定サイトを併用すべきだ」などというふざけた言及散見される。

1-2. 「無料コストゼロ」ではない現実

売主は「無料から使ってもノーリスク」と感じがちだが、不動産会社側の負担増という目に見えないコストが確実に発生している。結果として、「誰もが一括査定を申し込む→不動産会社が膨大な数の“微妙な”リード対応営業コスト爆増」につながる。このコストは巡り巡って、社会全体に転嫁される危険性がある。

2.コスト転嫁と不幸の広がり

2-1.営業コストの増大と“高額査定”の温床

不動産会社は送客課金費用回収のため、

1.成約するわけもない高い査定額を提示し、媒介契約をまず取ろうとする(→ 売主を釣って契約し、“ダメだったら後で値下げすればいい”)

2.売主に対する営業訪問を無理やり増やす(→ しつこい電話営業ストレス大)

このような行動へ走りやすくなる。すると、売主は一見「高く売れるかも!」と舞い上がるが、実際には売れずに長期在庫→値下げのルートになりやすく、結果的に売主の不満も増大。

2-2.課金除外対応無駄リード大量発生

更に、不動産会社からすると「明らかに冷やかし」や「いきなりスパム連絡のようなリード」に課金されるのはたまったものではない。

課金除外(営業しても成約見込みが低すぎるリード請求を取り消してもらう交渉

•内部でのリード精査

など、無駄工数が増え、不動産会社生産性は大幅に下がる。このコストはやがて不動産会社人件費増大を招き、手数料などに上乗せされるリスクがある。

2-3. 売り手市場の歪みが市場全体を揺るがす

特に都市部の人気エリアなど、不動産会社が少しでもチャンスを逃したくない地域では、「一括査定サイトを介した高値合戦」が繰り広げられ、実際の市場価格を反映しない相場の混乱を引き起こす可能性がある。根拠の薄い高額査定媒介契約の値下げ合戦→やっとの思いで媒介契約→結局査定額で売れない→時間けが経過…というスパイラルが進行すれば取引が停滞し、市場に悪影響を及ぼしかねない。

3.不動産会社から売主、そして社会全体への波及経路

3-1.不動産会社疲弊地域サービスの低下

不動産会社が“質の低いリード”に追われて疲弊すると、本来注力すべき顧客(本気の売却希望者や地元住民)へのサービスが手薄になる。

対応の遅れ

営業マンモチベーション低下

訪問書類作成に割ける時間の減少

結果として、地域不動産流通スムーズに進まず、空き家問題老朽化物件放置などに拍車をかけるかもしれない。

また、一括査定サイトの利用料を回収するために両手取引を試みて囲い込みするといった不誠実な対応も生じかねないと言えるだろう。

3-2. 売主の意識形成価格バブル

相場から20%も離れたチャレンジ価格提示され、こんなに高く売れるなら住み替えたいな」という過度な期待が、実需と乖離した価格帯に物件が溢れかえる状況を引き起こす可能性がある。これによって不動産市況全体の透明性が損なわれる。

売り出し価格を見誤った結果、買い手が見つからず値下げ、値下げ、また値下げで売り止め。誰も幸せにならない。無知な買主を謀ってチャレンジ価格物件を紹介する不動産会社が出てくると、消費者資金繰り資産形成に影響を及ぼす。マクロ的には消費意欲の低下や不動産市場の停滞を招き、国全体の経済成長にもブレーキがかかるだろう。

4. なぜ無料一括査定が悪なのか

4-1.外部不経済典型モデル

経済学観点から見ると、「売主が負担しないコスト不動産会社や他のステークホルダー押し付けられている」 という構図は、外部不経済に近い。誰もが「自分だけなら大丈夫だろう」と思って無料サービスを利用し続けると、全体としては取引の非効率化や本来必要ないコストの発生がどんどん積み上がる。

そもそも諸悪の根源は、高値で売れると誤認するような広告を行う運営メディアではあるが。

4-2.バタフライエフェクトメカニズム

ほんの小さな「売主1人の冷やかし査定依頼」が、不動産会社人件費増→業績低下→売却に失敗した顧客の不満→相場混乱…と、複雑な経路を通じて社会コストを膨らませる。一括査定サイトの仕組みは、それが“拡散やす環境”を作ってしまっているわけだ。

おわりに

不動産一括査定サイトは、一見すると「売主無料でお得」「手軽に査定依頼ができる」という魅力的なサービスだ。しかし、“無料”の裏側にあるビジネスモデルが引き起こす過剰な営業コスト、高額査定の乱発、さらには市場の歪みや社会的損失に至るまで、問題連鎖は決して小さくない。

このように、些細な無料査定依頼”が不動産会社と売主、さらには不動産市場全体に負の波紋を広げるという点こそがバタフライエフェクトの恐ろしさである本来は誰もがハッピーになるはずの「ネットで気軽に査定」の仕組みが、構造的な歪みを生むことを直視し、より健全課金モデル運営方針へシフトする必要がある。“無料神話”をただ享受するだけでなく、その背後のコストと影響を理解することが、すべての当事者に求められているのだ。

仰々しく書いたけど、諸悪の根源はやっぱり一括査定(というか、それを運営する会社アフィリエイター広告手法)だと思う。業者に失礼な反響しか寄越さないんだから優良誤認を招く広告はやめなさい。国交相広告規制した方がいいんじゃないか?"売らない主"も、一括査定の仕組みぐらい多少調べてから使ったらどうだい?査定申し込んだのにイエウーラナイなんて失礼じゃないか

と、某所から反響で腹が立った次第です。最近は成約課金のところもチラホラ出てきましたが、初期費用だけ取られて査定は来ないとかも聞きます

自分業界のことだから自分にとっては当たり前だけど、一般の人にはわからない無料サービスデメリットってのはきっといろいろあるよね。完全成功報酬仲介手数料ってのは中々シビアだなと改めて思いました。

Permalink |記事への反応(0) | 07:27

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