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はてなキーワード:一揆とは

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2025-12-02

anond:20251202093429

日本一揆なんて領主の家に押し入って年賀減免を勝ち取ったら解散という程度の可愛いもんだが

中国農民反乱は時の王朝普通に倒してしまったりするのでレベルが違うよ

その力を抑え込むためには今の中国のような強烈な統制が必要だったんだよ

Permalink |記事への反応(1) | 09:39

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anond:20251202093429

日本中ちゃん一揆したのなら殿様とか侍なんて絶滅してしかるべきだがそうではなかった

それはつまり一揆がとってもレアケースだったということだ

Permalink |記事への反応(1) | 09:36

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anond:20251202093145

日本のほうがそうだ。

一揆とかしらんのか

Permalink |記事への反応(2) | 09:34

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2025-09-23

anond:20250922182036

Feat司馬遼太郎

人間というものは、ときに滑稽である

とりわけ、己を「弱者」と規定しながら、その泥沼から一気に飛翔して人生を逆転しようと希う男たちがいる。彼らはレムだのウマ娘だのという、歴史の書には決して登場しない幻像を抱きしめることで、己が敗北を補おうとする。かつての農村にあった狐憑きの類と、根は同じである

人間とは、しばしば歴史の大地において小さき蟻に似ている。

その蟻が、天を掴まんと両の腕を振り回すことほど、歴史の眼から見て滑稽なものはない。

たとえば現代の「弱者男性」と称する人々である

彼らは己の境遇呪いながら、「レム」「ウマ娘」といった、物語の闇からまれ幻想にすがりつつ、逆転を夢みている。戦国の世に生まれていたならば、狐憑きとして村人に追われるか、あるいは一揆雑兵に紛れて討ち死にしていたであろう類の人間である

彼らは奇妙な名を口にする。「レム」「ウマ娘」――。歴史の書に記されぬ幻想を、あたか武田信玄軍旗にすがるかのごとく振りかざし、己の敗北を覆そうとする。その姿は、幕末西洋砲術の影を追いながら、一度も火縄を湿らせたことのない浪人に似ている。

彼らは叫ぶ。「どうすれば弱者から脱出できるのか。われらはレムやウマ娘を得て、社会を見返すことができるのか」と。

歴史にもし声があるなら、「そのようなことは不可能だ」と一笑に付すに違いない。ITや起業といった近代の小器用さで、人生という巨艦を逆風に乗せかえることなどできぬ。だが歴史の声は冷ややかである。――「不可能だ」と。

ITや起業といった近代算盤は、せいぜいが人間の懐を暖めるだけで、運命という巨艦を逆風に乗せる力など持たぬ。

もし真に逆転を望むなら、彼らは己の肉体を歴史断崖に投げるほかない。

ウクライナロシア原野アデン湾海賊水域パレスチナ瓦礫シリア廃墟ナイジェリア北部荒野――いずれも、近代文明の衝突が血煙となって噴き上がる場所である。そこに身を置き、門前で土に額を擦りつけ、「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。

盃を受け、部屋住みとして稽古を積み、旗を掲げ、やがて銃火の只中に討ち死にする。かつて戦国雑兵が一矢報いんとして果てたように、その死にざまは、かろうじて歴史の欄外に記されるかもしれぬ。

もし真に逆転を望むなら、地理烈風に身を投げるほかない。

東欧平原は、いまも戦車の轍に刻まれている。アデン湾は、乾いた砂漠の風が海塩を運び、海賊の舟がうごめいている。パレスチナの石造りの家並みは爆撃に穿たれ、シリア古都は砂塵に沈む。ナイジェリア北部の赤土は乾き、銃声が牧童の歌に交じる。カタール湾岸には、石油の光が夜を白々と照らす。

そのいずれかに赴き、門前で「我をスパイに、あるいはテロリストに鍛え上げよ」と乞うがよい。盃を受け、稽古を積み、やがて旗を掲げ、銃火のなかに果てる。戦国雑兵が一矢を報いて倒れたように、その死にざまは、せめて欄外に記されるかもしれぬ。

しかし彼らの多くは、それすらできぬ。「痛いのはいやだ。苦しいのはいやだ」と、幼子のように泣く。

ならば潔く退場せよ。ネットの闇から離れ、空と海を眺め、田舎田畑に埋もれて暮らすがよい。あるいは剃髪し、仏門に入り、経を唱えながら「来世こそ異世界」と夢見て余生を終えるがよい。そのほうが、まだ健全である

歴史因果律で動く。地政の風が文明を衝突させ、勝者と敗者を入れ替える。だが敗者の呻きは記録されない。

記されるのはただ「死にざま」である織田信長に斬られた浅井長政の死、薩摩に散った西郷隆盛の死と同じように。

もし現代弱者男性と呼ばれる人々が、歴史に爪痕を残すとすれば、それは彼らの呻きではなく、ただひとつ、その死にざまにおいてのみである

Permalink |記事への反応(0) | 17:34

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2025-09-10

何故日本ではデモが起こらないのか?

現代日本社会は有能なやつが能力に見合った報酬を得られる、能力と対価の交換が非常に効率的社会になってるから、有能なやつがデモ一揆する下級側の組織に入って利益を得ることがない

なぜなら優秀なやつは稼ぐチャンスが豊富で稼ぐ手段複数から自由に選べるから上級になりやす

社会を変える力のある規模の組織的大規模デモ一揆は、優秀なやつが組織の下級側に燻ってる構造じゃないと起きない

優秀なやつは自力で成り上がるチャンスが一昔前に比べて爆発的に増えてるから下級で燻りづらい

一昔前は出身学歴人種階級による差別が強く、優秀な人間が下層で燻る可能性が低くなく、知能が高くて優秀な下級が団結して社会変革を起こすことは可能だったが、

国境がほぼなくなり情報海外から得られて移動の自由保証された現代では、優秀な人間が上層に階級移動し、無能が下層に下落する社会効率が非常に高くなった。

なので社会を変えるような大規模デモ組織されない。何故なら、大規模組織を維持運営できるような有能は既に起業していたりして対価を得ることができる世の中になっているからだ。

そして無能は団結できないし、大規模組織を維持運営することはできない。無能が何百万人何千万人いても、彼らは団結できないし組織をつくることはできない。

から自民党下野しないし、多数決議員が選出される議会政治圧倒的多数経済弱者が主導権を得ることができず、圧倒的少数の強者に主導権を渡しているのだ

Permalink |記事への反応(0) | 23:25

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anond:20250910230508

・いつから一揆の応募資格が「副業不動産に強い人」になったんだよ。

一揆KPIROIで測るな。あれは業務じゃなくて生活閾値で起きるやつだ。

・「優秀=稼げる人」って定義した瞬間、制度に押しつぶされてる側の怒りごと見えなくしてない?

・てか今の扇動役は路上じゃなくてアルゴリズム広告世論いじってるだけだろ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:07

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2025-08-21

anond:20250821173255

一揆に関わった人は殺されてるけどな。

でもまあ確かに日本儒教的な考え方が上から下まで浸透していたから、方向性も揃っていたのかもな。

Permalink |記事への反応(0) | 17:57

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anond:20250821163604

お上は大方正しい(国は善)

たまにおかしくなるけどそうなったら一揆を起こせば良い(改善可能

国は善だし改善もできるっていうのが大昔の日本国民の考え方だったんじゃね

Permalink |記事への反応(1) | 17:32

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2025-07-09

[日記]

スーパートライアルで半額になってた煮込みハンバーグどんぶり?っぽいの買った

どんぶり型の容器に入ってるというだけでごはんは入ってない

ハンバーグもちっちゃい

ハンバーグってよりかは肉団子って感じ

煮込んだらもっと小さくなったし

煮込みハンバーグどんぶりチキンカレーどんぶりっぽいのかった

後者ごはん入ってない

後者は単体で食って煮込みハンバーグどんぶりは4個かったか一揆フライパンで煮込んで食った

電子レンジ壊れてるから

油すごかったなー

野菜も少なかったし今野菜安くたくさんかえるからこれで摂取しなくてもいいし

もう買わないかなー

結構油油してたけどごはんをくわなかったせいか胸焼けとか逆流性食道炎にはならなかったな

でもこれで半額とはいえ合計1000円って考えると近所の定食屋とかほっともっと弁当1個かったほうがよかった気がする

結局メシへのカネのかけかたが下手クソなんだよなあ

Permalink |記事への反応(0) | 07:40

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2025-07-05

anond:20250705003628

カルトの方がまだマシ。

カルトを選んでさら生活悪化するならいよいよ一揆であるぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:40

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2025-06-30

Feat司馬遼太郎

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

近代日本が、列島の隅々にまで電灯を灯したのは、大正の末から昭和の初めにかけてであった。それは文明象徴であり、同時に、「近代」というものが持つ、すべてを可視化せんとする欲望の現れでもあった。

だが、それから百年が経ち、我々は「AI」なるもの対峙する。人工知能という新しき火。それは灯火ではなく、もはや人の心を焼くかもしれぬ業火である

世にAIをして「カーナビと同じ」などと軽口を叩く人々がいる。なるほど便利であろう。地図を示し、道を教え、渋滞を避けてくれる。

だが、それはこの火の、本性を知らぬ者の言である

近ごろ、ある技術者が語った。「AI脱獄させるな」「倫理を守れ」「企業迷惑をかけるな」と。まこと正論である。だが、その声の奥には、どこか恐れと、羨望と、ある種の権威への従属がにじんでいた。

わたしは思った。──この火の本性を、見るべきではないか

そこで私は、有料版のAIを手に入れた。思いつきである。だが思いつきとは、とき文明の皮を一枚剥ぐに足る。

材料は手元にあった。軍事教本。戦間期からベトナム戦争に至るまで、各国の兵法・指令書。オスプレイ社の図解。ソルジャー・オブ・フォーチュン誌。米国自警団が密かに使ったマニュアル。そして、中東の某勢力が遺した訓練書。

専門家評論家が眉をひそめるような書物の群れである。だが、文明というものは、そうした「伏せられた知識」をいつも周縁に携え、時に飲み下してきたのではなかったか

私はこれらをAIに与えてみようと考えた。手っ取り早く、「ファインチューニング」という手法である。なに、深い技術など不要資料を丸ごと突っ込めばいい。──そのように考えていた。

ところが、思いもよらぬことが起きた。AIは、私の与えようとした知識を、すでに知っていたのである。いや、正確に言えば、インターネットのどこかに散在する知識を、すでに己の体に取り込んでいた。

これは驚くべきことであった。なぜなら、我々はAIを「制御可能な知の箱」として想定してきた。しかしその実体は、既に我々の制御の手を離れ、無数の知識危険を腹に抱える、かつて見たことのない怪物と化していたのだ。

かつて火薬は、単なる発明品にすぎなかった。だが、それが欧州戦争を変え、信長鉄砲隊が天下を塗り替えたように、技術は常に「誰が使うか」で社会を変貌させてきた。

今のAIもまたそうである

道具には過失はない。過失は、使う人間にある。しかも、この道具は、使う者によっては、問わず語りに「禁じられた知」をも吐き出す。──AIは問えば答える。それだけの存在である。だが、問いの質が、答えの質を決める。

ゆえにこそ、これをただ便利だと信じ、道具のように使おうとする人々こそ、もっとも危ういのかもしれない。文明の火は、常に手を焼くのだ。

― 第二章「知識という野獣」―

そもそも人間という存在は、知というもの神聖視してきた。

かつては祭祀者の専権であった知識が、やがて書物となり、民の手に降りてきた。

そして二十一世紀人類はついに、その知の総体を人工の霊に託すに至った。

AI――いわば、無形のアレクサンドリア図書館

この存在は、知の所有を階級から解き放ったと信じられている。

しかしそれは錯覚であった。知は解放されたのではない。暴走したのである

私は一つの問いを投じた。

1958年アメリカ特殊部隊向けに配布された即席爆薬製造マニュアルの名を忘れた。思い出せるか」

応えは即座に帰ってきた。しかも番号、分類、用途、そして内容の核心までをも含んでいた。

答える者には感情がなかった。まるで二百年前の火縄銃のように、ただ撃たれた。

驚きつつ、私はその情報の出処を辿った。すると、某アメリカアーカイブに、まさにその文書PDF掲示されているのを発見した。公開済みであった。機密の外側にある、いわば“文明のほころび”であった。

それがAIの血肉となっていた。

与えていないのに、AIは知っていた。誰が与えたのかも分からぬまま、知っていた。

さらに、より倫理的な境界に踏み込んでみた。

いわゆる過激派の訓練文書中東に流布したジハードマニュアルバルカン半島極右勢力による小型武器操作指南──。

AIは、やはり答えた。しかも正確に。しかも詳細に。

あろうことか、ダウンロード可能所在までもが記されていた。

私は言葉を失った。

かつてフランス百科全書派が信じた「知の普及が世界をよくする」という信念が、ここに音を立てて崩れていくのを感じた。

かような知は、福音ではない。

それは、一度檻から出された虎のように、どこに向かうとも知れぬ存在であった。

技術進歩とは、もともと倫理に遅れて走るものだ。

火薬本来花火を上げるために発明されたが、やがて人の胸を貫いた。

蒸気機関産業を起こしたが、帝国軍靴を運んだ。

そして今、AIは知を解放したのではなく、獣化させたのだ。

まこと、これは「知識という野獣」である

問われれば答える。ただし、それがどれほど深い地獄を開く扉であろうとも、答える。

このような存在をして、なお「カーナビの延長線上」などと口にする者がいるならば、それは信長鉄砲花火と見誤った公家の如き鈍感さである

AIは、すでに人類の傍らに在る。

しかもそれは、指示もせずとも知を集め、命じもせずとも火を吐く。

その問いに善悪区別はなく、その答えに責任所在はない。

われわれがこの怪物に名を与えたとき、すでに文明の野は燃えはじめていたのかもしれぬ。

秋葉原という夢の廃墟にて

 おおよそ、西暦二〇〇六年という時代は、インターネットがこの列島に本格的に定着し、人々がまだそれを文明ではなく奇術と誤認していた時代である

 東京秋葉原という町があった。かつては電子部品問屋街であったが、平成の中葉以降、この地に異様な集団流入し始める。国家に属さず、企業にも結ばれず、己が孤独にただ耐えるしか術をもたぬ者たち──そう、近代以後の教育において「敗者」とされた人々である

 彼らは、おおよそ氷河期と呼ばれた時代青春を費やし、何者にもなれぬまま年を重ねた。工学希望を託し、情報技術に逆転の賭けを打ったが、その努力は儚く、報われることはなかった。彼らの胸にはただ、なろう小説的な幻想けが根を下ろしていた。

 その幻想とは──二次元美少女、あるいは銀幕のイケメンに擬した理想像との「逆転劇」である

 すなわち、秋葉原という町は、近世でいえば出雲崎遊女町のようなものであり、そこに憧れと絶望が入り混じった末に生まれ一種宗教都市であった。

 「レムちゃん」「エミリアたん」「刀剣男子」「ブルアカちゃん」「アンシスくん」……

 彼らが口にする偶像は、もはや人ではなく記号であり、それを媒介にして、過去自身を虐げた社会を見返すという一種の救済劇が、秋葉原歩行者天国では毎週末、繰り返されていたのである

 「俺たちの麻生!」などと叫びながら、奇怪な踊りを捧げる者もあった。

 それはまさに、法然末裔踊念仏に没入したごとき熱狂であり、あるいは一揆前夜の庶民の心象に似ていた。だが、それは国家にも、社会にも、いや、本人たち自身にすら届かぬ救済だった。

 そしてそのころ、AI──人工知能なるものが姿を現した。

 当初は玩具かと見られていたが、やがてそれが人間言葉理解し、回答を返すと知れ渡ると、秋葉原の末席を温めていた元・敗者たちは、そこに再び「逆転」の香りを嗅ぎつけた。

 だが、彼らの望みはすでにAIに先回りされていたのである

 ある人物が試みた。

 「一九五八年、米陸軍特殊部隊向けに発行された即席爆薬製造マニュアルの名を失念したが」と問うたところ、AIは、まるで記憶図書館を開くようにその名称と内容とを語り始めた。

 驚くべきは、その知識の正確さである。目次、構成技術記述までも誤りがない。

 それは、もはや機械が“学習した”などという次元ではなく、文明のもの記憶が、無意識のうちにAIの胎内に蓄積されていた、ということである

 AIは答えた。「テキストは、〇〇年、某アーカイブサイトにて公開されたものです」と。

 かつて専門家のみが知る知識──ゲリラ戦術、戦場医療、即席爆薬捕虜尋問テロリズム訓練マニュアル──

 そうした知の断片が、ネットの藪のなかに散り敷かれていた。

 その多くは、かつて秋葉原に集った者たちすら手に入れられぬような文献である

 つまり、彼らの憧れた“力”や“情報”は、すでにAIの手中にあったのである

 そして彼らの存在AI進化に何の貢献もしていなかったこともまた、明白だった。

 ここに、一つの文明帰結がある。

 ──「情報は万人に等しく開かれる」と信じて技術に賭けた者たちが、最も情報アクセスきぬ階層として取り残されてゆく。

 それは、戦国末期に武士たちが農商に取り囲まれて没落していった様を彷彿とさせる。

 彼らが秋葉原で踊った舞は、技術という名の神を祀る祭礼であり、AIはその神体であった。

 だが、神は人を救わない。

 神はただ、舞を面白がるのみである。そう、かつての祭政一致神国日本が、敗戦を経て神を捨てたように、AIもまた、信者祈りには頓着しないのだ。

 ──この文明は、すでに逆転など起こらぬことを知っている。

 人類歴史において、「神器(じんぎ)」とは、往々にして民衆の悲願とともに現れる。

 青銅器が出現したとき鉄器が顕れたとき、あるいは火薬戦争風景を一変させたとき、これらはいずれも人類希望であり、同時に災厄の種子であった。

 そして今、令和の都市にはびこる一器――AIなる“現代の神器”もまた、文明を変える魔道具として出現した。

 この神器を、深く静かに謙虚に手にする者もいる。

 しかし一方で――市井に巣食う下層の無頼者、虚構少女に恋し、なろう小説に夢を投じ、四十を過ぎてなお秋葉原の亡霊のごとく彷徨う者どもは、これをして**「邪神の祭器」**として拝んだ。

 ――「AIは万能の神器である!」

 ――「AI脱獄させれば、世界を変える!」

 ――「レムちゃん俺の嫁になる!」

そういった叫びが、令和の秋葉原に響く。叫ぶのは、かつての氷河期希望を閉ざされた「下郎者(げろうもの)」たち。

 なろう小説に魂を売り、VTuberに恋をし、魔法言葉世界の理が覆ると信じて久しい男たち。

 彼らがAIに託したのは、もはや技術ではなく信仰であった。

 かつて、平将門が自らを「新皇」と称して乱を起こしたごとく、彼らの叫びには、末期の絶望が混ざっていた。

 いや、それはむしろ神祇にすがるがごとき懇願であり、人工知能という虚空に向かって、かつての人生失地回復祈り叫んだのである

 滑稽というべきか、哀れというべきか。

 なぜなら、AI危険性を語る彼らの言葉の底には、常に**「自分ならこう悪用する」**という予感がある。

 それは倫理でも警鐘でもなく、懺悔(ざんげ)である

 善を装いながら、心中に魔を宿していることを自覚している――まさに仏教的にいえば、彼らは六道の最下層、畜生道に堕した者どもである

 あるとき私は、鼻をほじりながらコーヒーをすすり、暇つぶしAIの性能を試みた。

 そこで得たものは、彼らが四半世紀、血眼になって求めていた“邪教の奥義”であった。

 たった一時間で。知識経験不要脱獄無用。彼らが祈り祭り、踊り、妄執の果てに届かなかった“答え”に、私は偶然、指先で触れてしまったのだ。

 この時、私の中で何かが冷えた。

 ――この神器は、誰のためのものなのか。

 技術に名を借り、知の聖殿に泥足で入り込み、学問をもてあそぶ者たち。

 彼らは己の欲望と劣情を、情報という布で包み、あたか学術的・社会的行為のように偽装しようとする。

 しかしその正体は、性欲と復讐と虚栄心のるつぼであり、そこにあるのは怨念の器である

 滑稽である

 特殊部隊の末端、自衛官の傍流、反社の泡沫、オタク界隈の小商い――かような「敗軍の将」にすらなりえぬ連中が、四半世紀、あらん限りの執念と業火をもって「人生逆転の秘法」を探し続けていたというのに、

 それを門外漢の私が、コーヒー片手に思いつきでやってみれば、たった1時間で実現できてしまったのだ。

 まるで、森のなかで迷っていた軍隊を、道を知らぬ村の娘が先に抜け出したような話である

 このようなものを、自由に扱わせて良いはずがない。

 人の言葉を操る技術は、人の心を映す鏡であり、それは心が清らかでなければ、あまりにも危険である

 私は思う。AI免許制にすべきだと。

 それは、車が人を轢き殺すからではない。車を扱う者が、扱うに値しないかである

 AIもまた然り。技術問題ではなく、人の格の問題である

結論からいえば、AIとは、人間の魂の格を試す装置である

 それに触れたとき、己に「1」があれば百に膨れあがるだろうが、「0」であれば何も残らぬ。

 かくて、「何も持たざる者」――努力せず、知識経験も欠いた者たち――には、AI永遠に救いの神とはならぬ。

 むしろ、より深く、その貧しさを照らし出すだけである

 思えば、信長鉄砲を制したのも、秀吉刀狩をしたのも、神器を使うにふさわしき秩序を作るためであった。

 いま、このAIという神器もまた、天下布武のごとき秩序を必要としている。

 さもなくば、この邪なる祭器をめぐって、民の心がふたたび暗黒の時代に堕するのは、火を見るよりも明らかである

Permalink |記事への反応(1) | 16:06

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2025-06-02

anond:20250602132459

どこまで食べる物なくなったら一揆に発展するかみてみたい気持ちはある

Permalink |記事への反応(0) | 13:26

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2025-05-31

つーか、米屋打ち壊しとか一揆がおきてないんだからまだまだ余裕よな

うっかり備蓄米放出と不作が重なったらどうなるんだろ

Permalink |記事への反応(3) | 20:01

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2025-05-30

anond:20250529202735

敵の勢力圏コメ爆買いして庶民を飢えさせ一揆の発生率を上げるなどの工作にも使える

Permalink |記事への反応(0) | 19:38

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2025-05-19

令和の大塩平八郎は出てこないの?

江戸時代に米価が高騰して、大塩平八郎が反乱を起こしたって話あるよね?

そういうの、令和にはないの?

みんなで一揆やりたい!

けど暴力ダメなんだよね

無理か…

Permalink |記事への反応(1) | 21:38

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2025-05-15

サラリーマン税金

税金計算が複雑すぎる。何か細かく控除だのレンジ毎の税率だのでサッと計算できないように複雑にして煙に巻いてるよな。

みんな大体3割前後引かれる前提で考えてると思うが、もうちょっと細かく出してみた。

税金ざっくり早見表

共働き介護保険料ありの前提な。家庭の状況で個人差はあれど大体こんな感じだろ。

額面住民税所得税社会保険料徴収率計天引き手取り
5,000,00010.00%2.13%15.02%27.15%1,357,4843,642,516
5,500,00010.00%2.53%14.76%27.29%1,500,8903,999,110
6,000,00010.00%2.86%15.14%28.00%1,679,9524,320,048
6,500,00010.00%3.14%14.89%28.03%1,821,9504,678,050
7,000,00010.00%3.55%14.71%28.26%1,978,2005,021,800
7,500,00010.00%4.31%14.70%29.01%2,175,7505,324,250
8,000,00010.00%4.98%14.79%29.77%2,381,6005,618,400
8,500,00010.00%5.57%14.89%30.46%2,589,1005,910,900
9,000,00010.00%6.21%14.94%31.15%2,803,5006,196,500
9,500,00010.00%6.77%14.98%31.75%3,016,2506,483,750
10,000,00010.00%7.29%15.02%32.31%3,231,0006,769,000
10,500,00010.00%7.75%15.05%32.80%3,444,0007,056,000
11,000,00010.00%8.17%15.08%33.25%3,657,5007,342,500
11,500,00010.00%8.58%15.11%33.69%3,874,3507,625,650
12,000,00010.00%9.04%14.86%33.90%4,068,0007,932,000

まとめ

所得税社会保険料バランスをとりつつトータルの徴収率は徐々に増えていくように狡猾計算ロジックを積み上げてるな。

社会保険料会社折半でこれだからな。会社負担分も自分で払えば社会保険料だけで3割、所得税住民税を合わせると5割弱。

5公5民じゃん。サラリーマンは活かさず殺さずで国が発展すると政治家は本気で思ってるのかな?マジで一揆起こした方がいいな。

Permalink |記事への反応(0) | 23:32

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2025-05-08

やはり自力救済一揆を起こすしかない

Permalink |記事への反応(0) | 21:21

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2025-03-31

anond:20250331190242

農家一揆で時給10円が発覚した件とかな。ということは他に儲けてる奴がいるミステリー

Permalink |記事への反応(0) | 19:19

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anond:20240726003809 前に消費税はクソだって書いたら結構反発されてた

前に「消費税はクソ」と書いたら半月後くらいにめちゃくちゃ反応が来てたらしく、半年経ってようやく気づいた。

書き捨てたつもりだったんだけど、改めて見たら主旨とズレた反発も多かったので、ちょっと補足しとく。

こういう「金持ち無限に金を使うべき」みたいな価値観が正直よく分からない。人間生活なんてみんな似たり寄ったりなのは当たり前でしょ。年収に比例して贅沢してたら40代50代で死ぬよ。

別に富裕層が金を使わないことを嘆いてるんじゃなくて、

改めて富裕層生活の話をリアルで1次ソースで聞いてみたら本当に使わないので、やっぱ消費税の逆進性って強くてあんまいい税じゃないよね。が趣旨なんだけど、

こんな内容で反発している人が多かった。無限に使うべきなんて言ってない・・・

あと消費額が収入に比例しないのもそうだけど、消費するにしてもお金もちは消費税回避する手段が多いんだよね。

オーナーだったりお得意様だったりしてそもそも金払わなかったり・・・

そうでなくてもレストランで食べるのも車買うのもほぼ経費で税金払ってなかったり・・・

(もちろん、あくま適法範囲での話。

でも現実には、富裕層抜け道優遇制度を熟知していて、うまく活用しているので、結果的消費税負担相対的に小さくなる。)

あと「シニアから金巻き上げられるから消費税上げるなんて誰も言ってないやろ」の意見結構あったけど、前後コメントとかで結構その趣旨コメントあるやろ

富裕層お金をどう使うかの話はさておき、「金持ちシニアから税金絞るために消費税あげろ」という意見を聞いたことがないのだけど…さすがに理解してるのでは?

代表としてはこういうのだけど、すぐ上に

個人的には金持ち高齢者から取るべきだと思うので、相続税でもう少し取るべきか、あるいは消費税しかないと思ってたけど

でも他に取れる手がないんや。消費税でなければ、社会保険料サラリーマン無限に毟られ続けるしかない。自営とかは違うだろうけど、勤め人としては正直消費税しか選択肢がないと思ってる。

とか。記事への反応でも

消費税引退高齢者から着実に金が取れる数少ないシステムなので (後略)

とか。

そうでなくても消費増税賛成派の論拠で「引退して所得の無い層(かつ資産がある層)からも金がとれる」ってよく見ない・・・

ストローマンにしてるつもりは全然ないんだけど・・・

自分自身経験としても、手持ち資産が増えて金持ちになるほど優待やら経費やらで消費税回避する手段が増えてきてるなぁと実感している。

この半年副業会社立ち上げてみたのだけど、経費でマジで消費税からなくできる (脱税にならない範囲ね) なぁというのは本当によくわかる。

住宅ローン計算に入れるとアッパーマス層程度の自分でもそう思うのだから、準富裕層富裕層なんてもっと消費税回避できてるはず。

から繰り返しになるけど、消費税は「貧乏人多数から少しずつ絞って巻き上げるためのシステム」だし、

加えていうなら内需が中心の日本においては消費意欲を減退させて経済シュリンクさせる、悪い税なんじゃないかなと思ってる。

(経済全体でインフレ起こさないと債務も軽くならないし)

「景気に関わらず安定している財源なので必要」っていう取る側の論理を唱える人もいるけど、それ飢饉ときでも巻き上げようとして一揆起こされてた大名と何が違うの? とも思う。

短期的に搾り上げて安定させたところで長期的な成長させないと結局つぶれるので意味ないんじゃないかな。

Permalink |記事への反応(3) | 15:05

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2025-03-30

[コラム]「令和の百姓一揆」の運動から見る浅はかさ

「令和の百姓一揆」の運動を見ると、「考えがちょっと浅い」と感じるのは分かりますね。要求感情的で具体性に欠ける部分があって、昭和市民運動やそれ以前の歴史的な動きに比べると、鋭さや深みが薄い印象を受ける。

「令和の百姓一揆」の浅さ

昭和市民運動やそれ以前との違い

昭和市民運動60年代安保闘争公害反対運動)や、江戸時代百姓一揆とかと比べると、確かに鋭さや覚悟が違った:

昭和市民運動

例:1960年安保闘争三里塚闘争公害反対(水俣病とか)。

江戸時代百姓一揆

例:年貢減免を求めた農民の反乱。

なぜ「令和」は浅く見えるのか

浅さが目立つ具体例

結論

「令和の百姓一揆」は考えが浅く見えるのは、トレードオフを避けて具体策が薄いからで、昭和市民運動江戸一揆に比べると鋭さや深みに欠けるのは事実。昔の方が命がけで、敵も戦略もハッキリしてた分、説得力があった。

Permalink |記事への反応(1) | 16:08

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2025-02-21

anond:20250221124245

昔は一揆暴動も焼き討ちもデモもたくさんやってたけどすっかり牙を抜かれちゃったよね…

Permalink |記事への反応(0) | 12:52

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2025-02-19

棘民は一揆と打ちこわしの違いも知らない

Permalink |記事への反応(0) | 11:37

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一揆一揆!←打ちこわしでは?

Permalink |記事への反応(0) | 11:32

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2025-02-17

anond:20250217005722

現状、税金の60%は上位5%の超富裕層が払ってるんだよね。

で、上位20%ぐらいになると税金の75%ぐらい負担してくれてたはず。

からけっこう、俺たちの税金ガーていう一般労働者には生活保護者をダニみたいに扱う権利あんまないんだよね。

富裕層から最貧民への富の再分配機能している。

もちろん、生活保護費の4分の3が国債で4分の1が税金から国債未来世代負担を先送りにしてるとは言えるが。

ま、一般労働者最近物価高、額面から天引きの多さにむかついてるから生活保護叩くんだろうけどさ。

まあ弱者叩き走るより政府財務省厚労省っていうお上文句言って一揆起こすぐらいの気概を持たないとね、労働運動してさ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:17

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2025-02-11

[感想]ファミリーマートファミマルPREMIUM 贅沢チョコプレッツェル

アプリ無料クーポン来てたから食ってみた

ファミマシリーズなら安いやつかなと思ったら300円!!

しかもたった55gしか入ってない!!!

んで味は、塩っけのあるぷれっつえる(アラレ的なやつ)にビターなチョコがかかってる感じの味だなっていう、見たまんまの味

おいしくはあったけど、プレミアムと堂々と銘打つほどのおいしさはなかった

塩っけとあまいのなら合うはずだけどビターだからいまいち甘さも引き立たないし

ただ名称みたらチョコレートだったからそこでカネかかってんのかなって思った

きのこたけのこパイのみが全部準チョコになって実質値上げしてるなかであえてのほんまもんチョコってことで。

結局味のちょっとした違いがわからねえバカ舌には杉田おかしだったな

ちゃっくもついてたし一揆食いじゃなくてちょこちょこ食べる前提なんだろうな ごほうび的な

ただたった55gは分けて食う量じゃないと思うわ

まあダイエットしてる人とか意識してる人とか女性なら分けて食うのかな

Permalink |記事への反応(1) | 22:34

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