
はてなキーワード:ロビンマスクとは
何故ここ5年かと言うと
「コロナ禍で電子書籍の漫画を読む習慣が自分に付いたから」というのが滅茶苦茶大きいと思う。
ここに書いてないけど楽しんだ漫画(※)も沢山ある筈だけど、一旦置いておく。(※「マジャン 〜畏村奇聞〜」とか「プロレススーパースター列伝」とか。)
とりあえず頭に浮かんだタイトルと感想を片っ端から書いてみる。
言わずと知れた名作少年漫画。二昔くらい前アニメを見てた覚えもある。
連載時は飛び飛びでしか読んだ事が無くて、面白いって評判も勿論知っていたけどちゃんと読んだのはここ数年かも?
ヨークシン編、グリードアイランド編、キメラアント編、選挙編と毎回雰囲気は変われどどれも面白い。
ジャンプの超人プロレス漫画。超メジャータイトルだけど、ちゃんと読んだのは数年前の全話一挙公開の時だと思う。
ギャグ漫画の空気が残っていた序盤はロビンマスク、中盤からはプリンスカメハメ(キン肉マングレート)、終盤はアタル兄さんが特に好き。
キン肉マンの主人公らしからぬキャラとか、昔の漫画なのに今読むと一周回って新鮮まであると思う。
そろそろ連載30周年行きそうな少年漫画。単行本でドラム島編までは読んでたけどそこから先の事はアニメをポツポツ見ていたくらいだったから原作はさっぱりだった。
空島編は一気読みだと滅茶苦茶面白い!個人的には魚人島編とかドレスローザ編とか評判が悪い章も一気読みだと楽しめた。
スケダンの篠原健太先生の新作。ギャグ有りシリアス展開有りのラブコメ漫画。
彼方のアストラのアニメは見ていたけど、篠原先生の漫画をちゃんと読むのはこれが初めてだった。面白いよ。
実写映画版が定期的に金曜ロードショーで地上波放送してる漫画って印象だった。項羽と劉邦の一世代ほど前の古代中国が舞台の歴史漫画。
これも面白い。読む前から知ってた王騎将軍の「天下の大将軍ですよ」は本当に名シーンだった。
バトゥーキを先に読んでいたけど、前作のこっちも面白かった。ジャンルとしては多分ギャンブル漫画なのに格闘シーンの迫力が凄すぎる…
公営ギャンブルは絶対儲からないように出来てるから割に合わない(意訳)って説明に感銘を受けた。
女の子が主人公のカポエイラ漫画。出版社は違うけど喧嘩商売に近い物も感じた。
家族愛が根底にあって、男の子が女の子を守ろうと一生懸命頑張る展開がある物語好きなんだよな…
パロディネタ多めギャグの漫画。太臓モテ王サーガの系譜になるんだろうか?
人を傷付けない笑いというか、いじめっ子ポジションのモツ夫とガチゴリラがのび太ポジションのボンドくんに優しいのが現代の漫画って感じで良かった。
ジャンプでやってたバトル漫画。グロいけど評判が良い理由も読んで分かった。ネタバレになるけど物語が佳境に立つ15巻くらいがすげえ面白いんですよこの漫画。
めだかボックスコンビのバトル漫画。アニメ版を見ていたから展開は知ってたけど、断罪兄弟の掘り下げ方はこの漫画版が凄い良かった。
全2巻(※2)だから短くて読みやすい。ジャンププラスのアプリだと全話無料で読めちゃう。
贋札作りが題材の漫画。最近話題の漫画「サンキューピッチ」の住吉九先生の前作。
「醜い容姿と醜い心を持った人間だけが本当に美しい作品を生み出せる」「ハレンチ警察だ!」
などなど読んだ事無くても知ってる名言がポンポン飛び出してくるクセがある漫画。「人を選ぶ」と「面白い」の性質を併せ持つ。
デビルハンターと悪魔の戦いを描く少年漫画。ジャンプ本誌で掲載してたのに何故かアプリのジャンププラスで全話読めちゃうの凄い。
面白いけどこの漫画読んでて好きになったキャラが大体皆死ぬのが辛いなあ…
ジャンプでやってた相撲漫画。アニメで高校相撲編までの展開は知ってたけどこの漫画も熱くて面白い。
レスリングから相撲に転向した国宝喰いのチヒロが特に好きかも。
人を襲う悪霊「ホロウ」と死神代行の主人公の戦いを描くバトル漫画。
ナルトやワンピースは学生時代読んでたけど、BLEACHは最近まで読む機会が無かった。
破面篇まで一気読みしたけどナルトワンピよりやや対象年齢高めで刺さる人にはすげえ刺さる漫画だと思った。
人口の8割が特殊能力を持つ世界でヒーローと悪役の戦いを描く少年漫画。
6期まではアニメを見て来て、7期放送くらいのタイミングで原作を一気読みした覚えがある。
次期王道漫画というか、近年のジャンプだとこの漫画が一番自分の好みに合ってたかも。メインキャラだと轟くんが特に好き。
ある日全人類が石化し文明が崩壊した地球で石化から復活した主人公達が文明復興を目指すジャンプのSF漫画。
3期でコハクが石化する所まで楽しくアニメを見ていたけど、そこでどうしても続きが気になりすぎて原作漫画をアメリカ編まで一気に読み終えちゃった!
宝島編まで最高に面白かったけどアメリカ編で千空と大樹以外にこんなに石化から自然復活した人達居たの…?って気になった。
落語って伝統芸能が題材だしちょっと合わなさそうかな…と思ってたけど主人公が兄弟子達と一緒に修行して強くなっていく王道少年漫画だった。
ジャンププラスで連載していた推理漫画。一挙無料公開してた時読んだけどベテラン漫画家さんの作品だけあって面白かった。
主に殺人事件を題材にしてる作品だけど空気が重くなりすぎずコミカルで読みやすいのは流石リボーンの天野先生ならでは!
スパイ一家夜桜家に婿入りした主人公の戦いを描くバトル漫画。絵が可愛らしい。
7巻くらいで完全にバトル路線に寄ってからどんどん絵が上手くカッコ良くなっていって凄かった。
こういう漫画で最終回前に主人公の子供が生まれて世代交代するのは珍しいと思った。
最初はアニメと比べて原作は絵が…って思ってたけど、渋谷事変~死滅回游くらいから原作絵も好きになった。
五条VS宿儺戦、高羽VS羂索戦がそれぞれ違う方向にトップクラスの戦いで滅茶苦茶良かった。
活殺自在の古流武術の次期継承者が様々な強敵と戦っていく漫画。主人公の父親が滅茶苦茶優しい人格者なのが格闘漫画だと珍しい気がする。
ネットで話題になってたトダー目当てに龍を継ぐ男を読み始めたらそのまま鉄拳伝やTOUGH、傷だらけの仁清やロックアップ、ルーニン、GOKUSAIまで読むくらいハマってた…
ツッコミ所は多いけどそれはそれとして面白くて楽しめる所は前述のキン肉マンや後述の彼岸島に通じる所があると思う。
忍界大戦編で三代目雷影を倒す所くらいまでは読んだ事あった気がするからそこから先も読めて嬉しかった。
ボルトも読んだけどナルトの続編なのに戦闘がドラゴンボールの影響大きくて画風や台詞回しがジョジョの影響大きいのが何か凄い(笑)
ジャンプで連載していたコメディ漫画。タイトルは聞いた事あったから試しに読んだら楽しめた奴。
カス虫呼びとかキャラが口悪いのはちょっとなー…って思うけど結構好きだった。
こういうので良いんだよ、こういうのが良いんだよ!と思った。人によって好き嫌い別れるだろうけど。
1話あたりの話の進みが遅いからリアルタイムで毎回読んでる読者には受け悪かったんだろうな…単行本ペースで見ると「これ次巻はどうなるの?」って引きが上手い漫画だったと思う。
週刊少年ジャンプからジャンプSQに移籍して今でも連載中のバトル漫画。
SQ移籍後しか知らなかったから延々B級試験をしてる漫画かと思ってたけど、それ以前は攻めてくる異界人と防衛隊の戦いを描く漫画だった!
大人数が入り乱れる多対多戦闘で一人一人の動向をここまで描いた作品ってそう無いんじゃなかろうか…
アフトクラトルのエネドラが何か好き。BLEACHのノイトラ様に近い物を感じる。
最初はジャンルがよく分からないヤンキー漫画?かと思ってたけど読み進めて完全にバトル漫画寄りになっていく内にいつの間にかハマってた…
連載中凄い話題になってた漫画。ジャンル的には復讐物?これもジャンププラスで最後まで読めた。最後の方はちょっと壮大すぎてよく分からなかった…
ジャンプで連載していた漫画家漫画。1巻だけ買えたけど2巻以降は持ってなかった漫画。デスノートの理屈っぽさをそのままに「ジャンプ漫画家漫画」にした作品。新妻エイジいいよね!
「面白い野球漫画」って話題でよく名前が挙がってた作品。グラゼニとかと同じで絵柄に癖はあるけど面白かった。
短編作品以外で球団のスカウトマンを主人公にしてそれでヒットした世にも珍しい野球漫画。
引退した最強の殺し屋が主人公のバトル漫画。最初はコメディ寄りで始まって途中から完全にバトル漫画になる正統派。
スタイリッシュでスピード感あるバトル描写が良い。初連載の漫画家さんがあのバトル描けるのすげえ…
アイヌの埋蔵金を求めてその手掛かりになる刺青を掘られた脱獄囚を軍人達が追いかけ回す漫画。
「このマタギ……すけべ過ぎる!!」など読んだ事無くても知ってる名言がポンポン出て来る漫画。ハイパーインフレーションはこの金カムと進撃の影響を受けてると感じた。
名有りキャラ達が戦闘でどんな痛そうな怪我をしても一切痛そうな素振りを見せないのが印象的だった…一部のモブは痛がってたけど。
魔法の実力が物を言う世界で魔法を使えない少年が身体能力と魔法を打ち消す不思議な剣を振るい戦う物語。
テンポの良さと画力が売りの漫画だと思う。呪術の伏黒恵もそうだけど、スラダンの流川とかナルトのサスケ的なポジションのキャラが最初から滅茶苦茶良い奴なのが近年のジャンプっぽい。
一つの日記に書き切れなかったのでanond:20251118012133に続きます。
(※2正確には全3巻でした)
Permalink |記事への反応(10) | 01:14
記憶で書いてるので抜け誤り多いです
アトランティス戦。キン肉マンといえばこれというぐら仲間内で盛り上がった
ネタや弄りとしてミームになたりオマージュパロディされてるものは他にも多いがこれはほんとの名シーン名演出
あと28個は?
初は初代グレートとの共演だから出来て当然なのか。物理に反しさえすれば
あと27個は?
あと26個は?
ネタになっているが、当時はもちろん検算なんてしていない(100*2*2*3は合ってる)
ただただ熱かった
あと25個は?
違う怪獣だったかもしれないが、ウルトラマンとかのしんみり回みたいなやつ
記憶力が悪く名シーン思い出せないので、初めのほうから辿りだした
あと24個は?
あと23個は?
あと1秒で爆発するミートに角投げて助けたところ
ほんとにもうだめかとおもった。
今思いなおせばその前になんとか他の誰か頑張れとも思ったが
誰も動けないとか(パワーが足りない?)だっけ?
あと22個は?
五重のリングをうまく使った珍しく筋の通ったギミックで、ブロッケンジュニア大勝利(合ってる?)
あと21個は?
どうしても選に入れたかった
多分6騎士だからこっちは7人ぐらい バファ、マウン、ステカセ、カーメン、アトラ、スニゲ、スプリ?
あっちは、阿修羅、ジャンク、ニンジャ、プラネ、スニゲ(スニゲこっちだ)、サンシャインと誰だっけ?
7人にBHで、
あと20個は?
終盤のも溢れたらだめなので思い出ししだい入れておく
おこちゃま参戦は他作品でも(るろ剣とか)あるが、だいたい微妙な結果に終わる
これは真っ向から読者をねじ伏せて説得力も(作内の他の設定に比べたら)ある素晴らしいバトル
あと19個は?
感動シーンも。命を賭してバトルは沢山あるが、バトル以外での描写は少ない。
テリーの腕を手術した回? だった気がする。角で
あと18個は?
始めからあったシーンか、回想でしか出てこなかったシーンだったかは忘れた
なんかすごくほんとにありそうっぽかった(多分あるのだろう)
あと17個は?
モンゴルマンなので。
改めて考えるとよくわからないし、汗かいたぐらいで雨でさびるのもよくわからないがモンゴルマンなので
あと16個は?
ローリングクレイドルだったか、なんせ空へと駆け上っていく表現は痺れた
あと15個は?
仔牛の焼き印押し? テリーは技が地味でこっちはテキサス知識ないから盛り上がるのが難しい。
(自分がプロレス見だしたのがキン肉マンの連載終了5~10年後なのもあるが)
その中でまあまあカッコいい演出の技。
グレートマスク脱ぎ捨てた時ぐらいに出したと思う(それか、バレてもいいやと思ったか素なのか、ブロンコ魂が燃えた時)
あと14個は?
追いつめられると集中力が発揮されるという真実に基づいた素晴らしい演出。
丸太で滝でやってたとき。ちょうど木が切りつくされて……など、ギリギリのタイミング。
ブリッジしてるところ。スパークは壁画にこだわりすぎて機序がわからん技が多い。
アタル版でもこれやるんだっけ?
あと13個は?
ゼブラの? サーフィンみたいにツッコむやつ。こっちのツッコミも捗った。
あと12個は?
黒いペンキ
あと11個は?
それでも一回はおやっと思わなかったり軽く違和感覚えるぐらいで納得させる勢いがすごい
あと10個は?
勢いで言えば、ネプチューンチームのこれも
あと腕が突然鍵になって古墳が鍵穴というのも選には入れなかったがよくわからないが勢いで乗り切った名シーン
あと9個は?
あと8個は?
ソルジャーの華麗な変身(神父)はよく見るが、個人的にはこっちのほうが好き
あと7個は?
逆転さえできればなんでもよいという。
その後腕が多ければより強いという、真理にも到達しかけるがなんだかんだ破ったり破られたりする
あと6個は?
プロレス見てなかったから実況とかの語彙が全然わからなかったが、とにかくすごいことが起きたと感じた
残り少なくなってきたのでちょっと真面目に考えている
あと5個は?
途中休載挟んだりギャグはずっとやってるのに、涙が止まらない回が多かった
あと4個は?
なにより聖衣みたいなの装着し出して、嵐みたいにでっかいコントローラーで操作しだして
適当なコマンドでもないような何かの操作で裏技使うとか、適当がすぎるバトルだった
折り鶴折ったり、地形変えれるシートがあったり
(アイテムを使ってはいるが)能力バトルとしての可能性が凄くあった気がする
基本的に超人は己の肉体(と地形などの環境)で戦うのでこの方向性を多用するわけにはいかないのだろうが
そういえば各超人(そんなにいないか)の改心シーンも名シーンだらけだなぁ
あと3個は?
初期すぎてストーリーとかバトルいい加減だけど、ギャグやってるのにこの残酷さもってくるバランスがすごい
あと2個は?
やっぱりこれ以上のシーンは無い。
あの時のスクリュードライバーがバッファローマンの心臓をとらえていたら
あとひとつは?
「へのツッパリはいらんですよ」とか言動が気持ち悪いと思ったし
たびたび卑屈になることがあってすげーむかつく
一般的な王子のイメージとかけ離れていてこんな気持ち悪い奴が王子様なのが虫唾に走る
そもそもあの仮面がダサくて気持ち悪いしキン肉スグルって名前自体もダサイ
なら他のキャラクターたちはどうかと言われたら
テリーマンとか序盤はをガキに金を要求した上でガキを蹴り飛ばしたクズだし
ラーメンマンはブロッケンマンを真っ二つにする残虐性がやべーし
バッファローマンは俺の小学制時代のクラスメイトの大宮茜とそっくりで
どいつもこいつもクズばかりでキャラクターたちに好感は一切もてなかった
キン肉バスターとか色んな技があるのが魅力的とは言うが
というのも殴り合いが面白ければいいのだが
キン肉マンを含めたキャラクター達には前述の通り好感度が無いので魅力を一切感じない
キャラクターが受け付けないと言うか
キン肉マンとその仲間たちの性格付けが大体全員クズとしか思えず
そのくせ後になって性格改変してイイヤツぶって友情とか言い出されたら
むしろお前らがミートくんみたいにバラバラになれと思うレベルだった
キン肉マンは心身共に成長していくようになっているが
疑り深くて小物臭がむかつくのでかっこいいと思われる技を出しても
こんな奴が活躍してもかっこいいと思えねーとなる。
キン肉マンの性格の根底がちびまる子ちゃんでいう長澤みたいな性格なのでイラッとしてしまう
お前のアイデンティティはどこいったんだよ!!
な。こういうところなんだよ
勿論俺もそれで納得するしそうするしかないし
そういう勢いがあるのも納得はする
だけどよ!!
キン肉マンなんてくそだせー名前じゃなくてマッスルファイターとかそういう名前だったら
ぜってー売れなかったともわかってんだよ
けどよ!!だけどよ!!
マスク外してしんじまえスグル!馬鹿!って思うのもそういうことなんだよ!
以上!
※何か言いたいことあれば言ってくれや!
僕ははてな匿名ダイアリーを始めた時、これも三日坊主で辞めてしまうのではないか?とうっすら思っていた。
匿名掲示板にしてもSNSにしても、何らかの文章を書くコミュニティをこれまで長く利用出来なかったからだ。
三日坊主という言葉のまま本当に三日で飽きてしまう、という事は無かったけれど…予感は当たった。
先日ついに増田で書きたい事が無くなってしまい、他人の日記を読む事も無くなった。
書きたい事が無いなら無いでどうでも良い事を書けば良いのに、どうでも良い事を書きたいとさえ思わない。
完全に「はてな匿名ダイアリー」というサービスに飽きてしまったのかもしれない。始めたばかりの頃は毎日のように書きたい事があったというのに。
増田に限らず他のありとあらゆる事をつまらないと感じ始めているので、これは増田ではなく自分自身の問題だという事も薄々分かっている。
まあそれならそれで良い、と思う。飽きた物を無理に楽しむ事は無い。またもう一度、誰に強制されるでも無く自然に自分から日記を書きたくなる日が来るだろう。
関係ない話だけど、僕は現在電子書籍版が単行本41巻まで無料で公開されている名作漫画「キン肉マン」に最近ハマっている。
世代的には「キン肉マンⅡ世」のアニメからキン肉マンの存在を知った小僧だけれど、長年愛され語り継がれる作品はどの世代が読んでも面白い物だと思う。
あんなに面白い漫画が始まったのが40年前の1980年、作者のゆでたまご先生が今年で還暦を迎えたそうなので本当に驚きだ。
最近何も楽しい事が無くて退屈だと感じている人は、気が向いたら是非キン肉マンを読んでほしい。
ドジで臆病な駄目な人間でありながら、同時に誰よりも熱いヒーローであるキン肉マンの二面性に当時の少年達は夢中になった。きっと今の少年達もそこは変わらない。
ちなみに僕が最初にキン肉マンで好きになった超人は、イギリスを代表するアイドル超人「ロビンマスク」である。
初期のキン肉マンは完全なギャグ漫画でルックスがカッコいいキャラもあまり居なかったのだが、彼の洗練されたカッコ良さは後に登場した超人達と比べても群を抜いているのではないか、と僕は感じる。勿論贔屓目ではあると思うけど。
カッコいいだけでなく、一度友情を結んだキン肉マンを恨み悪の道に走って小悪党のような振る舞いをするようになったり、その後何の脈絡も無くまた正義超人側にしれっと戻ってきたり、奇行が目立つところも堪らない。
キン肉マンがカッコ悪さとカッコ良さが同居するスーパーヒーローであるように、ロビンマスクもカッコ良さとカッコ悪さが同居するスーパーヒーローであり、数多く居る正義超人の中でもそのバランスの良さはこの二人がツートップだと思う。
僕が「キン肉マンで一番好きな超人は誰だ?」と聞かれたら間違いなくこう答えるだろう。「キン肉マンの師匠、プリンス・カメハメだ!」と。
【追記】
書いてる途中で飽きたのか
説明しよう。最近書きたい事が特に無かったので「今書きたい事」を適当に書き始めたら自然とキン肉マンの事になったのである。
さては人気ホッテントリ見てたな?https://wpb.shueisha.co.jp/news/info/2020/09/10/112011/
何か話題になってるらしいけど、僕は特に興味はない。何故なら僕はキン肉マンを無料公開されている41巻までしか読んだ事が無いので、最新話のネタバレ感想なんかには全く縁が無いのである。
ロビンマスクじゃ、ないんか〜い
「好きか!」と聞かれたら間違いなく「好きだ!」と断言出来るけど、「一番好きか!」と聞かれたら「違います!」と言いたくなる。そんな仮面の貴公子、ロビンマスクの事が僕は好きだ。
何故か知らないけど、私の勤め先にはやけに自衛官なお客様が来店する。別に駐屯地が近い訳でもないのだが。
自衛官なお客様が時々迷彩服のままでご来店するのだけれど、普段着の時と違ってすごくスタイルが良かったりする。
あと、夏場は一般人だけど筋肉自慢な服装でご来店するお客様がしばしばいる。レジに精算に来るとき、ちょっと斜に構えてロビンマスクみたいな立ち方をなさる。
自衛官のお客様も一般人で筋肉自慢なお客様も、普段着やスーツだとボディの逆三角ぶりが目立たないばかりかただの中年太りにしか見えない(巨乳が肥満体に見間違われる的な)。
けど私は知っているのである、彼らが実はすごくナイスバディであることを……という、誰向けなのかわからない優越感を秘めて、レジを打つ私だった。
ところで最近思うのだけれど、もしかして、お金払った印として商品にテープを貼ってもらうのは子供がしてもらうことだ、と思っている人が、けっこういるのではないだろうか。
ぎっくり腰の話。
あれから
事務所の人に紹介してもらったのよ。
で結論としては、
ベッドの上で「治ってるー!」ってガッツポーズをしてしまいそうな感じにまで改善したのよ。
当日の痛みが嘘みたいで、
今朝は余裕のよっちゃんよ。
安心して下さい。
なんか嘘みたいよね。
何も特に聞いたりしないのに患部を触っただけで、
ここでしょ?ってなんか骨がズレているところが分かるみたいなの。
で柔道場みたいなところで、
それらのような技を
バシッと腰の背骨のズレを治してもらったわ。
一晩でこうも変わるとなると、
信じるしかないわよね。
人体の不思議!
うふふ。
なんかすっかり腰の痛みも軽減したので、
もちろん痛かろうが痛くなかろうが、
食欲に変わりはないわっ!
あとホッツコーヒー。
じっくり鶏を煮出して作るやつ。
これはこれではやりスープか鍋で頂くべきよね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
息も絶え絶えにリングの上に転がりながら、ウォーズマンはロビンマスクにこう尋ねた。
「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」
ロビンマスクは彼を見つめ、力強く声をかける。
「だれも笑ってやしないよ」
心から安堵すると同時にウォーズマンの全身から力が抜けていく。
それを抱きとめながらロビンマスクは涙をこぼす。
こんな感動的な場面から始めたい。
これは漫画「キン肉マン」に登場する一人の超人、ウォーズマンについての一つの考察である。
ウォーズマンはロビンマスクの弟子として、漫画「キン肉マン」の第8巻、
人間とロボットの間に生まれ、そのどちらにも属さない「ロボ超人」である彼は登場時、
針状の爪を発射する武器、ベアークローを使って対戦相手を惨殺、
練習のためにグラウンドを走る死刑囚149人のうち148人を殺害、
キン肉マンの仲間であるラーメンマンの側頭部を抉って脳漿に穴を開け、
植物状態にするなど、攻撃の残酷さでいえば作中随一ともいえるだろう。
しかし、そのような残虐さに反して、転んだ子供に手を差し伸べて助けようとしたり、
前述した149人の死刑囚の中でも老人だけは見逃したりといった優しさが
性根は優しい彼を残虐な戦いに駆り立てたのは一体何だったのだろうか。
ロビンマスクは作中、「超人オリンピック」のリング上でキン肉マンへの攻撃の手を止めたウォーズマンに
「また くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活にもどりたいのか」と尋ね、
ここから想像されるのは、彼が故郷のソ連で置かれていた厳しい状況である。
この後、キン肉マンとの闘いを通して彼は残虐さを捨てたクリーンな戦い方の大切さに気付く。
そして、対戦相手のマスクを剥いだ方が勝ちというルールの中で、
ウォーズマンは自身が単なる超人でもロボットでもない「ロボ超人」であることを嘆き、
どこにいっても爪弾きにされ、いじめられ続けた日々を回想して「地獄の生活」だったと称した。
いつしか自分は超人やロボットを「血まつりにあげることがいきがいとなった」のだと彼は語る。
やがて雷鳴に照らされた彼の素顔は、人間でも均整のとれたロボットでもない、
それを見つめるキン肉マンとその婚約者ビビンバの顔も稲光の中で無言にこわばっている。
彼の素顔から受けた、誰も何も発せないような衝撃、
それが登場人物の表情のみを並べることで読者に鋭く突き付けられるのだ。
ウォーズマンの「素顔」は非常にドラマチックなやり方で我々に提示される。
醜い、恐ろしい、そう思ったとしても彼を気遣えば口に出すことができない、
いわば配慮のリアリティとでも呼ぶべきものがこの場面には備わっており、読者ですら、
ウォーズマンの顔からどのような印象を受けたかをあえて言葉にしないように努めてしまうのである。
彼の生い立ちや素顔についての問題はここで一度大胆に明かされたのち、しばらくはその影を潜めている。
残虐を捨て、キン肉マンら「アイドル超人」の一員となったウォーズマンは、
「黄金のマスク」編においては作品舞台として(「黄金のマスク」を巡る戦いはウォーズマンの体内で行われる)活躍し、
仲間を支えながら友情を深めていく。
そして、もはや誰もが彼にまつわる悲劇を忘れ去った頃、冒頭の事件が起きるのである。
彼は師であるロビンマスクとタッグを組み、共闘することとなった。
この時の対戦相手はネプチューンマンとキング・ザ・武道の二人が結成した「ヘル・ミッショナルズ」であり、
ロビンマスクは仮面をつけたネプチューンマンの正体がかつての好敵手、
やがてそれは証明されるが、ネプチューンマンは正体を知られたことを理由にロビンマスクを殺そうとする。
ウォーズマンは師を助けるためにリングに上がるも技を決め損ね、ネプチューンマンに仮面を外されてしまう。
彼の素顔を見た観客は衝撃を顔に浮かべ、ウォーズマンはなんとか仮面を奪い取って、再び顔に装着する。
彼が仮面を外され、再び装着するまでの間に挟まる以下のセリフは注目すべきだろう。
ネプチューンマン「(注:ウォーズマンに対し)醜い顔を隠すために覆面超人の道を選んだのであろう」
ロビンマスク「これ(注:仮面)をウォーズマンからとりあげることはあまりに残酷だ!!」
ネプチューンマンがウォーズマンの素顔を「醜い」と指摘したとき、ロビンマスクは特にそれを否定しない。
それどころか、仮面をつけずに戦い続けることはウォーズマンにとって残酷だと断定的に語る。
これはなぜか。ロビンマスクもやはりウォーズマンを醜いと感じ、
それでいて庇うこともせず受け入れているのだろうか。
当然そうではない。再び仮面をはぎ取られたウォーズマンはロビンマスクに、
そして、「だれも笑ってやしない」という言葉に安堵しながら命を落とすのである。
この場面において我々が再確認しなければならないのは、
そしてそれを“笑われる”ことをいかに忌避しているかということだ。
過去に過ごしてきた「くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活」について指摘し、
ウォーズマンは当時の暮らしぶりを取り巻く貧困と生活の困窮とを思い返し、それを恐れているかのように見える。
しかし、この時ウォーズマンが真に恐怖していたのは単なる生活苦ではなく、当時の自分が置かれていた立場、
すなわち、周囲からいじめられ、疎まれ続ける「地獄の生活」の中で精神的なダメージを与えられることだったのだ。
ロボ超人であることが理由で受けた誹りや嘲りは彼の心に未だ深く陰を落としていた。
アイドル超人として仲間たちと友情を深めようと、戦いを乗り越えようと、
その陰を完全には取り除けていなかったことが、この場面では悲しみと共に明らかになる。
彼の陰を知るロビンマスクがウォーズマンから仮面を取り上げることを「残酷」だと指摘したのは、
仮面をつけずに生きていくことがウォーズマンにとって、自分がロボ超人であることを
突きつけられながら暮らすことと同義であると考えていたためではないだろうか。
彼はここで一度命を落とし、超人墓場で長く労働をすることになる。
それから少しの時が流れ、「キン肉マン」24巻に始まる「王位争奪編」において
脱出に必要な「生命の玉」と呼ばれる宝珠をキン肉マンに分け与えた後、
超人専門の医師であるドクター・ボンベに人工心臓をもらうことで生き返り、
この時の手術のミスのせいで彼は一度ほぼ戦闘能力を失ってしまうが、
再び登場時のような残虐な戦い方へ、そこからクリーンな戦い方へ、と復活を遂げる。
この「王位争奪編」は、キン肉マンがキン肉星の王として戴冠する場面で幕を下ろした。
平和になった世界の中、ウォーズマンはアイドル超人の一人として、
「メディカル・サスペンション」と呼ばれる特別な治療を受けることになり、長らくの療養生活を送る。
そして順調に体力を回復した彼は、「完璧超人始祖編」で再びリングに立ち、
宇宙から襲来した「完璧超人」たちを迎え撃つことになるのである。
しかし、ここで再び悲劇が起こる。ウォーズマンとその対戦相手、
対戦相手であった”完璧超人”ネメシスはロビンマスクを破った後、
塔状に組まれたリングからその体を突き落とし、砂丘に埋めてしまう。
「墓穴を掘る手間を省いてやったのだ」と語るネメシスの言葉を聞き、
慟哭しながら懸命に砂を掘り起こすキン肉マンの姿は非常に印象的なものである。
この場面において、ロビンマスクを失った悲しみをこれまでの感謝に代え、
続く戦いに向けて決意を固めていくキン肉マンと、
戦闘が始まろうとする中にあって敵に背を向け、
もはや姿の見えない師を思って涙をこぼすウォーズマンの姿は対置され、
対して師匠と弟子の関係にあったウォーズマンとロビンマスクとの関係の違いを示している。
その違いは続くポーラマンとの戦いからも読み取ることができる。
ウォーズマンはこの戦いの中でロビンマスクを失った悲しみから暴走し、自身の戦法を見失ってしまう。
テリーマンは彼を見て、普段の「計算され尽くしたクレバーな戦いぶり」とは逆の、
「ガムシャラに向かっていくだけの戦闘本能の塊」のようだと口にするが、それも当然のことである。
キン肉マンにとって、ロビンマスクはあくまで自分と共に成長していく超人の一人であり、
彼を失ったとしても彼はそれをバネに立ち上がって自分なりの戦いを続けることができる。
しかし、ウォーズマンにとってのロビンマスクは戦い方の土台や軸作りに大きく貢献した人物なのだ。
結果として彼はここで師と共に育ててきた「計算」や「クレバーさ」を失い、
ポーラマンに追い詰められ、ウォーズマンは「オレの命などどうでもいい」、
「刺し違えてでもこの戦いに勝利しなければ…ロビンに合わせる顔がない」とまで言う。
ひたすらプログラムとして戦い続けるだけの「ファイティング・コンピューター」だと笑った。
実体のない、いわば幻影のような彼はウォーズマンにこう語りかける。
「お前はいつも自分のことをロボ超人だと気にしているようだが」
「私はおまえをロボだと思ったことは一度もない」
回想の中で、ロビンマスクはウォーズマンに攻撃の仕方を教えている。
もう少しで目標を達成するという時になってぴたりと攻撃の手を止めてしまう。
ロビンマスクは彼を叱りつけるが、よく見るとウォーズマンが攻撃しようとしていた木の陰には子鹿がいる。
ウォーズマンの意図に気付き嘆息するロビンマスクの前で、子鹿は森の奥へと駆けて行く…
「おまえは血肉の通ったわが弟子だ」
「そのことに誇りを持てる超人になってほしい」
「オレハキカイナンカジャナイ」
彼の言葉はこの場面で、機械と人間が何を基準として分けられるのか、
そのような大きなテーマをも巻き込みながら読者の方を向く。
普段のような冷静な戦いぶりを発揮するが、
その背後にある考えを、彼はこのように説明した。
「今までオレはロビンの恩に報いようとするあまり自分の命を捨てるつもりで戦っていた」
「生きるために…ロビンがオレに託してくれた大事な魂を守るために闘う!」
戦いの中にあって「生きる」ために奮闘することはできるか、
「生かす」ことを考えていた時点でウォーズマンは
彼自身が「機械でない」との自覚をもつにはまだ足りないものがあった。
それが、ロビンマスクがウォーズマンに伝えた、「誇り」である。
体は機械であっても心までは機械でないと宣言できるようになった。
「オレハキカイナンカジャナイ」、
そう宣言する彼の言葉があえて機械的にカタカナで表記されているのは、
「あくまでも彼の体は機械でできているが、“それでも”」、という
“それでも”の先、逆説のその先を読者に想像させるためではなかったか。
ここで物語は、生まれ持った肉体の性質を変えることはできないけれど、
心は変えることができるのだと我々に伝えるが、
「ロビンはオレのなかで永久に生き続ける このオレが死なない限り
幼少のころ、自身を「地獄の生活」に追い込んだロボットの体に対する複雑な思い
――憎しみ、悲しみ、怒り――、
それをロビンマスクが与えた誇りによって乗り越え、肯定することに、
最終決戦としておかれたネメシス戦の直前、
すぐにその発言を打ち消し、「生身である半分」では理解できると語る。
ロボ超人である自分を理解するとともにしっかりと受け入れている。
ポーラマン戦で彼は、「超人オリンピック編」を彷彿とさせる雷雨の中、
「醜いツラだ」、「みんなおまえのツラをみて笑っているぜ」と嘲笑されるが、
彼はその言葉を「それがどうした」と打ち消し、師のために戦いを続ける。
自分の顔を見られること、
そして笑われることを臨終の間際にすら恐れていたあの彼はもはや存在しない。
敵を「生かし」、自分を「生かす」ことに注力する。
「キン肉マン」という物語においては、「人は変わる」ということが繰り返し語られる。
そしてそれを超越する新たな勢力へと超人たちはその立場を次々と転じ、
その度に誰かが喜んだり悲しんだりする。
しかし、生まれ持った体だけはどうしても変えることができない。
そんな葛藤や劣等感、「変わる」ということに向けた諦観交じりの強い欲求を
ウォーズマンは常に抱えているが、
そのような「変わらない」ロボットの体が他方、
静かに受け入れるだけの強さを持っている。
そして、その強さが一朝一夕に獲得されたものでないと知っているからこそ、