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「ラスプーチン」を含む日記RSS

はてなキーワード:ラスプーチンとは

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2025-12-07

ラスプーチン事件の内容をウィキペディアで見ていたら夜が明けた。これはもっと真面目に映画化したらおもろいかもしれん...!

映画は多数あるがもっとシリアスなのがいい。

Permalink |記事への反応(0) | 05:26

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2025-06-03

anond:20250530235423

トーゴーのルーツ関連話

芹沢暗殺事件

https://bigcomics.jp/episodes/7a748e064eed9

暗殺家業一家芹沢家の末子説


蒼狼漂う果て

https://bigcomics.jp/episodes/05ba21a857457

2.26事件将校長男


毛沢東遺言

https://bigcomics.jp/episodes/109168abdea27

東郷平八郎のひ孫、チンギスハーンの末裔


河豚の季節

https://bigcomics.jp/episodes/6e42512d16d1b

帝国陸軍少尉東郷明とユダヤ人の息子英治説


すべて人民のもの

https://bigcomics.jp/episodes/4f9d2cca93a62

ラスプーチンの孫、東條英機秘書東郷麟三の息子皇士説



https://b.hatena.ne.jp/entry/4771087660171697153/comment/hakaiya

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2025-04-20

anond:20250420231623

ラスプーチンかなんかかよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:21

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2025-01-26

歴史三大偉人

道鏡

ラスプーチン

道鏡

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2025-01-09

anond:20250108223146

ラスプーチンさんこんにちは

Permalink |記事への反応(0) | 14:18

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2024-12-27

知ってる範囲2024年12月FGOバグについてメモ

と言っても

【ディレクターレター】「達成済みのマスターミッションの報酬が再度受け取れてしまう不具合」の対応について

これと

【追記・更新】ミッション報酬不具合の調査および対応のための臨時メンテナンス終了のご報告(12/27 2:00実施)

これの下から順番に見れば大体わかるが


そもそも2024年は夏に炎上があった

【追記】【ディレクターレター】アペンドスキルの今後の対応について

2024年夏に発表された新規の要素としてアペンスキルさらに追加された

ペンスキルというのはキャラクター固有のスキルではなく大体共通した強化内なのだが、普通スキルと違って開放するのにサーヴァントコインというのが必要になる。

このサーヴァントコインイベントで配布されるキャラなどを除くと「ガチャ排出された際に貰う」か「絆レベルが上昇(そのキャラを長く利用)すると貰う」のどちらかしかない。

後者には現状上限があるので、好きなキャラを完全に仕上げたい廃課金者はガチャを回さざるを得ないわけだ。


このコイン仕様はもともとかなり足元を見ていて、それまでFGOでは同じキャラクターは5体引ければ宝具(必殺技)のレベルマックスになるからそこがゴールだったのだが、

なんと最高レアキャラは5体引いても全開放にはコインが足りなかった。

しかしそこはやりたい人が勝手にやればいいよねという受け入れ方だったのか、アペンスキル実装自体はそんな炎上という話にはならなかった。

(私が知らないだけかも)

どのキャラにも使える共通コインとか実装して配れよとは言われまくったし、なんなら今でも言われてるけど。


しかし、2024年夏、アペンスキルは3つから5つに増えた。コイン消費量は据え置き、配布量も据え置きで。

そもそもコインには他にも使い道があって、ひとつレベル上限のさらなる開放(レベル100から120まで)、

もうひとつは余ったコインを破棄して聖杯という希少なアイテムを手に入れること。

それまでアペンスキルを3つ開放してコインが余ったプレイヤーは心置きなくレベル上限開放に使い、それでも余ったら聖杯を手に入れるために破棄してきたのに、

から新しいコインの使い方を実装した挙げ句消費量も配布量も変えなかった。

これで新しく増えたアペンスキル死ぬほど弱かったらまだ良かったのだが、どっちもかなり強力だった。

これが2024年夏に起きた炎上


それで、ざっくり言うとコイン配布量のほうを調整したり、今まで破棄したコインは返却される形で対応すると約束することになった。

そして、その対応がようやく完了したのが1211日、バグ発生の日だ。


本題1211日18時にクリスマスイベントおよびアップデートのためのメンテナンスが明ける

ぶっちゃけバグについて知ったのは後述の緊急メンテナンスが始まってからだったので、体験したわけではない。

マスターミッションというのはゲームの進行やキャラクターの育成を進めるとガチャアイテムや育成素材がもらえるボーナスみたいなもので、

今までことあるごとにミッションが増えていったため、全部合わせると結構な量になる。

それがこの1211日のアップデートで、どういう理屈なのか不明だが、一度報酬を受け取ったものが再度復活するというバグが発生した。

人によってはこの復活現象複数回起きることもあったらしいが、体験してないのでわからない。


育成素材については割愛するが、ガチャアイテムに関して言えば、最大で1746個(らしい)、ガチャ回数で換算すると600回分を超える個数になる。

課金で買うとすると10万円分ぐらいにはなる。

といってもミッションをすべてやってるプレイヤーなど数が限られているだろうから、実際にはそこまで受け取ったユーザーはかなり少ないとは思う。

ちらほら「バグ利用しなかったユーザーにも石配ったら?」という意見があるが、最大10万円相当のアイテムを全員に配布はかなり無理な相談じゃないだろうか。

育成素材についてもかなり希少なものも一部含まれていて、「真面目にイベント攻略するよりバグを待ったほうが効率的」みたいな皮肉も目にした。


すぐに気付ければ良かったのだが、このことにFGO運営が気付いて緊急メンテナンスに入ったのが1212日の深夜1時20分だった。

それからリンク先を見ればわかるように、数時間おきに慌ただしく経過報告(ほぼテンプレ)が追記れいった。


1212日 夜6時まさかメンテナンス終了の予告

個人的に、どんな対応をするにしても影響範囲的に時間がかかってもおかしくないなと考えていて、

24時間以内にメンテナンスが終わるとは思っていなかったため、一体どんな魔法を使ったのか不思議だったのを覚えている。


1212日 夜7時問題になったバグ対応

このとき運営対応は「バグで取得したアイテムは全部回収する。

ただしガチャキャラ育成で使ってしまって回収しきれない分はそのまま。

緊急メンテナンスのお詫びにガチャ11回分のアイテム配布」

これだけ。


この時仮に受け取ったガチャアイテムで600回ガチャを回して、最高レアリティのキャラを引きまくったとしても、そのキャラクターも回収されないし、石は0個未満にはならない。

この対応をみたユーザーの反応を受けて、X(旧Twitter)では「もん勝ち」というキーワードトレンド入りした。

「(ガチャを回した)もん勝ち」「(バグを利用した)もん勝ち」という意味でまず間違いないだろう。


あとこれは半分笑い話で、いわゆる企業Wiki攻略サイトが「バグ利用は不正扱いになるかもしれないから触らないほうが良い」というひどく真っ当な意見を出していたのだが、

「もん勝ち」の事態になったことで「使ってしまったほうが得だったみたいでごめんなさい」とツイート謝罪していた。

FGO運営企業Wikiにすら劣るコンプライアンス意識だったのは笑えないが。


1212日 夜10

まりに不公正な対応にXも騒ぎになるし意見要望に直接メッセージを送ったユーザーもいたのか、

これじゃどうやらまずいらしいと気付いて引き続き対応をしていく旨を告知したのが夜10時。


12月13日 夜10時15分

そして2024年8月炎上した際に出したディレクターレター半年待たずに再び出されてしまった。

メンテナンス状況に書かれていた文言や、このディレクターレター文言を見ると、方針変更とか拙速と書いてあって、

実は最初からこういう対応するつもりだったとかは一切無くなく、最初対応で終わらせるつもりだったのが恐ろしいところ。

使った分も含めて全部回収、という方針が決まって、それが大体完了したのが12月27日。


12月25日 波乱のクリスマスイベント終了 次なるクリスマスイベント開始

これは完全に私怨なのだが、Fate/GrandOrderじゃなくて月姫/GrandOrderに改名しろ


まとめ

8月にも炎上して、その対応12月までかかっていた。

その対応完了したと同時にバグが発生して人によってはガチャアイテム1000個以上手に入った。

バグ対応メンテナンスが終わったと思ったらバグ利用し得だと判明して炎上した。

方針撤回してガチャアイテムマイナスまで減らすことになった。


個人的

現場で直接問題対応した人達には尊敬の念しかないけど、運営としてはかなり最悪の対応だった。

炎上してから慌てて対応しはじめるのも信用が下がる。しかも二度目だ。


おまけ 忘れられかけたラスプーチン(言峰)ピックアップ

今回のバグメンテナンス12日の深夜1時頃から夜7時頃までユーザーアクセスできなかったのだが、

実は12日の12時終了のラスプーチンピックアップがあった。

今のFGOには俗に言うおはガチャ(一日一回だけ有償ガチャアイテム1個で1回ガチャが回せる、普通は3個1回だから3倍得)と他のスマホゲーで言うところの天井があるので、

ガチャ最終日までおはガチャで粘ったりしつつ、それで駄目だったらガチャ資源のある限り、もしくは天井まで回す」という人がいてもおかしくないのだが、

メンテナンスのせいでその最終日がつぶれしまった。


具体的な例は覚えてないのだが、今までのFGOでも緊急メンテピックアップの終了日に被ることはあって、

それはガチャの延長で対応していたのに、どういう訳か今回はそれができていなかった。

運営としてもいわゆる駆け込み需要を逃すことになるのだから、損でしか無い…のだが

その後もしばらく音沙汰なく、27日にようやくピックアップの再開催が通知された。

史上最大級バグに直面してパニックになり素で忘れてたのかもしれないし、単純に死ぬほど忙しくなってやってる暇がなかったのかもしれない。

Permalink |記事への反応(2) | 23:42

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2024-11-27

熊のプーちん

増田は熊のプーちんというタイトル童話を知っているかな。

ある森の中に、とても賢い熊のプーちんが住んでいました。彼の友達は少しまぬけなフクロウグレゴリーと、賢くてちょっと不気味なカラスラスプーチンでした。

ある日、プーちんは森の広場で大きな宴会を開くことにしました。しかし、彼には何を準備したらいいのかがわかりませんでした。そこで、プーちんはグレゴリー相談してみることにしました。

グレゴリーは、「蜂蜜を山盛りにしてみんなを招待したら?」と提案しましたが、ラスプーチンは「それよりも、みんなで一緒に考えるための知恵の木を見つける冒険に出かけるのもいいかもしれないよ」と言いました。

それを聞いたプーちんは、「じゃあ、宴会の準備をする前に、みんなで冒険に出かけて知恵を学んで、宴会もっと素晴らしいものにしよう!」と決めました。

冒険の途中で、たくさんの試練に遭遇しましたが、プーちん、グレゴリー、そしてラスプーチンは力を合わせてそれらを克服しました。ついに、知恵の木を見つけたとき、彼らは森に戻ると、森じゅうの動物たちが喜びに満ちた宴会を開くことができました。

この童話の教訓は、「本当の知恵は協力し合う心からまれる」ということです。

Permalink |記事への反応(0) | 04:24

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2024-07-23

ラスプーチンとはラストプーチンである

Permalink |記事への反応(0) | 11:56

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2024-06-21

anond:20240621040807

ラスプーチンチンは現存するhttps://anond.hatelabo.jp/20240215034828

Permalink |記事への反応(0) | 09:15

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2024-05-05

anond:20240505174500

ラスプーチンになる

Permalink |記事への反応(0) | 19:07

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2024-03-27

anond:20240327194529

ラスプーチン「ぐえー 死んだンゴ」

Permalink |記事への反応(1) | 19:48

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2024-02-10

anond:20240210225716

道教ラスプーチンセックスしても結婚はしなかった人は多いのかもしれないが

政略結婚から見合い結婚まで雰囲気で流されるものも数えきれないほど多いだろう

Permalink |記事への反応(0) | 23:11

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2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(Iam behind thePresident.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈Permalink |記事への反応(0) | 18:37

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2023-09-01

現代日本死ぬまで捌かれることなく何百人もの小児へ性行為を行っていたって

もはやラスプーチン以来の性の怪人だな

Permalink |記事への反応(1) | 13:44

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2023-06-02

anond:20230602224554

アラバマ州日産日本銀行ラスプーチン白鳥の湖

Permalink |記事への反応(0) | 22:48

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2023-04-30

ビデオニュース共産党から除名された松竹さんと神保さんの対談見たけど、松竹さんは松竹さんで問題ありそうな人に見えて

共産党にも元共産党の人にもどちらにも味方したくない感じ

これからラスプーチンの人みたいに頑張ってメディアに出て煽動しまくるのかな

Permalink |記事への反応(1) | 07:31

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2023-02-25

足利尊氏は元冒険者

鎌倉ギルドでは、さぶらい神タカウジと名乗っていた。

その頃知り合ったラスプーチンと名乗る僧侶こそが若き頃の後醍醐天皇

(まだ呪いにかかる前だったからチンチンは1本しかついていなかった。)

お互い氏素性は隠していたもの市井のものでないことには気づいていた。

ふたりパーティを組み何度か伊豆ダンジョンには潜ったがセックスはしなかった。

Permalink |記事への反応(0) | 10:46

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2022-12-06

情報求む。

以下に記すのは、現在進行中のラスプーチンホルマリン漬け超巨根チンポを巡る闘争について、私が知り得た情報である

 ラスプーチンホルマリン漬けの巨根チンポを知っているだろうか。知らない人は、是非ともググってみてほしい。それが博物館に所蔵されていたのだという事実に、さぞ驚かれるだろう。なぜ一介の歴史上の人物で、しか悪名高い人物のチンポが博物館に所蔵されていたのか。それはつまりラスプーチンポが世界平和をもたらすキーアーティファクトであるからだと、私は確信するに至った。

 ――世界の果てにある祠。そこにある鳥人像の股間ラスプーチンポをはめると異世界から天使召喚される。

 そう語るのは、テルンベルン大学考古学部のテントセルベール教授

 ――天使人類に罰と天使の力を授ける。

 と、教授はそう語った。

 ここで、なぜ今世界ラスプーチンポについての関心度が急激に高まっているのか、整理してみよう。とき一年前、ロシアによるウクライナ侵攻の少し前に遡る。

 当時、アイスランドペニス博物館に所蔵してあったラスプーチンポが突如所在不明になった。程なくして、エージェントが全世界を飛び回りラスプーチンポを探し回っているとの憶測SNSを中心に拡散された。

 その憶測は正しかった。今や、連邦政府のみならず、さまざまな小国家までもがラスプーチンポを求めて全世界エージェント派遣している。

 連邦政府敵対するテロ組織ETは別の動きを見せる。

 ET組織ラスプーチンが埋葬されているサンクトペテルブルクの某所の墓を掘り起こした。そして、採取したラスプーチン細胞を苗床に、第二のラスプーチンを錬成する科学実験を試みている。

 しかしながら、その実験はこれまでのところことごとく失敗に終わっている。どうしてもチンポが短小のジャンクラスプーチンが生成されてしまうのである

 そしてとき現在に至る。ラスプーチンポを巡る世界の動きを世に知らしめた、複数ジャンクラスプーチン大脱走事件世界に大きな衝撃を与えた。

 脱走したジャンクラスプーチンたちが世界の果ての祠を破壊しようとしている。ラスプーチンポを手に入れて自分移植しようとしている。その情報ソースは、ET組織に残されたたった一体の、実験室に残ったジャンクラスプーチンが自らの分身思考を読み取って得られたものである。当初ET組織ジャンクラスプーチンの脱走からなる、その一連の情報を秘匿していたが、全世界ジャンクラスプーチンの凶行が目撃されていくにつれ、内部からリークされた。

 ジャンクラスプーチンの動向いかんでは、世界の歪みを増幅させてしま危険性もあることが、今回の騒動の核である

 世界中のどの勢力も、天使の力を手に入れることに躍起になっているため、テロ戦争が絶えない世界は依然として続くであろう。

 

 私は読者の力を借りたい。この闘争に関して、噂でも直感でも何でもいい。意見がほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 21:32

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anond:20221206212412

ラスプーチン

Permalink |記事への反応(0) | 21:24

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2022-10-07

anond:20221007140114

ラスプーチン暗殺回避能力が凄すぎる・・・

Permalink |記事への反応(0) | 14:05

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2022-10-01

ウクライナ併合歴史上の併合とを同一視するけれど

日本しろヒトラーしろ、もう少し上手く他国併合したぞ。

満州国設立ですら国際社会から非難されたが、現地の中国北東部でそのことで大規模な紛争は起こったりしてないからな。

 

アホのプーチンみたいに裸の王様っぷりを発揮しまくった末に苦し紛れ併合とかの馬鹿丸出しの極み過ぎて同一のものとは思えない。

 

戦争で負けてるだけでなく、

戦略的悪夢のような大失敗(ロシア西側はすべてNATO化)とか、

ロシア国際的地位は今後数十年ダメージを受けることになるとか、

経済的にどうなるか予測できないほどの大制裁を受けるとか。

そんな失策のすえに獲得するのがウクライナ東側の僅かな領土

昔、ロシアにはラスプーチンというのがいたが、いまはアホプーチンがいるとしかいいようがない。

なんで独裁者って最後の方でアホなことをしないと気がすまないんだろうな、ほんと。

Permalink |記事への反応(1) | 10:10

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2022-08-28

anond:20220828122101

学歴とかペーパーテストがなんちゃらって言うけど、それによって変な民間療法スティーブ・ジョブズですらハマって死に繋がった)とか、政府道鏡とかラスプーチンヒトラーみたいなのが蔓延ることへの防波堤になっとるんよ

Permalink |記事への反応(2) | 12:30

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2022-07-24

なんでも無限にして歴史改変で最強になりたいなら「射精回数」が強いのでは?

ラスプーチンとかそういうポジションもっと派手に動けば帝とかもなれる気がする

Permalink |記事への反応(0) | 14:55

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2022-07-18

anond:20220718140325

ラスプーチンせやな

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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2022-06-30

anond:20220630130940

チ〇コのでかさだけで成り上がったおとこたち

ラスプーチン

・嫪毐(ろうあい

道鏡

いずれも国を滅ぼした

Permalink |記事への反応(0) | 13:18

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