
はてなキーワード:モテとは
就職したことがない。アルバイト、フリーター生活。ゆるっと始めた朝までやってるバーで働いて6年。能力が無いので役職も与えられず、この頃は無駄に歳だけ重ねている。伸びしろも意欲も人気もやる気も人望も無いのでコマにもなれない。新しく入った若くて元気な子達が入っては2年ほどで辞めていく。その空白を埋めるだけになった。
まわりの子は20代前半。系列店のガールズバーには17歳の子だっている。ババアに気を使わせてしまって申し訳ない。
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今日はバレンタインイベント。新しくできたガールズバーなコンカフェ系列店へ出勤。猫耳つけてフリフリの衣装を着る。しんどい。
1人目、
昔からのお客様の来店予定のためチョコを用意。三越の地下でお菓子を買っていく。バレンタイン催事場へ行く元気はなく。チョコを渡した。「人生は喜ばせ合い」って言って嬉しそうだったな。よかったよかった。
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2人目、
お客様誰もいなくなったので営業LINE。連絡ひとつで来てくれるので都合がいい。アラサーを嘆いたら求婚されている。モテてると勘違いしてしまう、これだからやめられない。
20代ぐらいまで「最近の男ってみんな受け身だなー草食系とか言うしなー」って思ってたわ
そもそもとして、「奢らない男はモテない」って意見が広く賛同されてしまっている環境で男性が女性にご飯を奢るのって、容易に下心ありとみなされうるし、つまりはほとんどセクハラ同然といえるよなあ
他人に好意を示す、もしくは好意を示していると思われうる行動をすることは、現代日本ではハラスメントの範囲にどんどん含まれてきている
世の中にあわせて価値観をアップデートしている男性なら、奢るという行動に含まれうるリスクを──女性にハラスメントとして苦痛を与えるリスクと、自分がハラスメントをしたとみなされて不利益が生じるリスクとを考慮して、奢らないのが双方にとって良い、と判断したとしても、何もおかしいことはなく、むしろ常識的とすら言えてしまう
もし奢らない男性が増えているのだとしたら、それは好意を示すことにともなうハラスメントについての啓蒙が男性全体に進んでいることの現れなのかもね
今や交際の手段としてポピュラーになったし、セフレや趣味友達を作るのにも役に立つと思う。
陰キャは出会いの絶対数が少ない。マッチングアプリはその出会いの絶対数を大きく引き延ばしてくれる。
陰キャでも簡単に女性と会話ができるし、恋人もセフレも気が合ったり顔が許容範囲内ならすぐ作ることができる。
これがまずい。陰キャはもともとすぐ恋人やセフレが作れるものではない。だから自分がモテる気がして自分への認知が大きく歪む。女性からモテているのではなく、許容範囲の広い女性から都合よく搾取されているだけなのだ。だからマッチングアプリなんてやらずに、目の前の出会いや仕事をこなして、自然発生的に暮らすべきだ。という自分への戒め
家に住み着いている派遣のおっさんに、ちょっとした買い出しをお願いした時の話なんですけど……。
彼に「悪いけど、バター買ってきてくれる?」って頼んだんですね。
そうしたら、彼がドヤ顔で買ってきたのが、なんと固形バターだったんです。
私:「……これ、バターだよね? なんでこれ買ってきたの?」
私:「はあ……。いつも家で使ってるのはマーガリンでしょ?私が欲しかったのは、マーガリンなの」
普段マーガリンを使っているんだから、普通バター買ってきてって言ったらマーガリンを買いますよね?
それなのにバターを買ってくるなんて、普段から家事に参加しないからこんな勘違いするんだよ。
たかがお使い、されどお使い。
こんな簡単なコミュニケーションすら成立しないなんて酷すぎると思いませんか?
結局、彼は「すみません、間違いました……」ってモゴモゴ言いながら謝ってましたけど、その時の猫背と自信のなさが本当に無理でした。
心の中で思っちゃいましたよね。
というような事を悲劇として語ってる言説があったけど
女キャラを魅力的に描いた作品なら、主人公以外の男キャラが消えるのは当たり前だろ
そもそも現代のゲームはユーザーのドーパミンを出すために最適化を続けてきた生き残り達なわけで
その結果が
だろうと思う、コレが一番脳汁が出る
客をイかせてサービス料をいただくお仕事やっててここを目指さないのは逆に不誠実だろ
ここを目指さずに「質のいいゲーム」とやらをお出しして金を出して貰おうっていうのは、好きなことだけして生きていきたいと宣うyoutubeを目指す子どもと変わらない
もちろん批判者が言っているのはおそらく、既存の価値観からくるバランス感覚であることもわかる
一つの作品がよりリアルで人間関係の幅を持った作品であるためには、現実と同じように男女が出てきて、基本的には1:1の恋愛関係をそれぞれが結んでいく
でもそういった厚みみたいなものは「美術・芸術」に求める物であって、娯楽物であるゲームに求めるのはどこかお門違いに思えるし
そもそもすべてがそういった高尚さを目指す意味なんかない、低俗さや下品さだって100年後に見れば立派なジャンルの違いでしかない
カッコつけてんじゃねーぞカス
ゲームは現実の発展形じゃない、現実がクソつまんないからやる現実逃避だ
俺だって年収10億で生活の心配がなくほっといても金が増える生活をやりながら、金に目がくらんで全身全霊で愛情っぽいものを表現してくれる女と好きなだけハメハメできる人生だったらゲームなんかやんねーよ
でもそうじゃない
ゲームが現実と同じ程度のもんならゲームなんかせず現実の質を上げる方に時間使うわボケ
ゲームはもっとお手軽に、現実のクソから離れて本来は手に入らないであろう脳の娯楽を手に入れるための避難所だ
だからゲームがバランスの取れたリアルであることに意味はない、作る人間の勝手なこだわりでしかない
それでもリアルさに意味があるとしたらそれは「飛び込んでみたいと思ってるリアルの形」だ、戦争とか格闘技とかの一瞬を切り取って憧れる世界なんかがそうだ
じゃあソシャゲはどうだっていうと、ソシャゲはただただ俺達を射精させるためだけの最適解な擬牝台
だからいちいち主人公以外の男なんか入れる必要がないし、むしろ不安感が増えるだけ
俺達は多種多様な個性を持つ女とのそれぞれの恋愛を楽しみたいだけ
だからこその最適解、今のゲームは無駄をひたすらに削ぎ落として進化し続けている
こんな時代に「お、男キャラ出しても俺はきにしないけどな、むしろNTRで興奮するし」だなんだって言ってんのは選民主義に浸るしか能が無い負け犬の可変型チン騎士くらいだけど、それはそれでまぁ別に他人の趣味だからどうでもいいや
今の時代はありとあらゆるものが専門化し、先鋭化し、研ぎ澄まされている
だから昔みたいに、一つ一つにすべてを内包するがゆえに、共通項が多すぎて幅をモテていない時代とは違う
もちろん昔の方が作品を享受できる幅というものは広かっただろう
だが今は作品を楽しむのにすら趣向や前提を必要とする分、快楽強度は極めて上がっている
マッチングアプリで知り合った女バトルコップが好きそうなアラフォーで小太りの弱者男性の話です
その弱者男性が突然「生活が苦しいから野党に投票した」と話し出してドン引きしました
いい歳した大人なのにみんなと同じように協調して与党に投票すべきなのに
他の人と同じ行動をとれないって…
こういう他人と同じ行動を取れないからみんなと同じように就活して働くといった行動を取れず底辺になったんだなあって思いました
(32女鎧装)
最近さ、ノープロテクターで自転車に乗ってる男見かけたんだけど、マジで引いたわ。
Tシャツ1枚でママチャリに乗って公道を走る姿、本人はカッコいいつもりかもしれないけど、客観的に見れば自分の命に1万円も払えない心の貧しさが丸出しなんだよね。
事故った時に周りにどれだけ迷惑かけるか想像もできない、その無責任な甘さが全身から滲み出ちゃってる感じ。
自分の身を守るっていう最低限の自己管理すらできない余裕のなさは、正直見ててキツいかな。
自分を大切にできない人が、他人のことを大切にできるわけないしね。
言っちゃ悪いけど、おじさん丸出しで、脂ぎってて、見た目の美しさがない
みんなモテない男に対して言ってるじゃん、「清潔感がない」ってさ
・髪の毛を手入れ(白髪も染める)
・眉毛を整える
・肌の手入れ
・シワのない綺麗な服を着る
手入れするだけで得票数が上がるんだよ
特に今は切り抜きショート動画の時代なんだから、どこ切り取られても清潔感がある見た目にしなきゃいけない
見た目が悪い時点で、話を聞いてくれないんだよ
絶対変わる
押井守のインタビューが最近YouTubeで公開されたんだけど、その中の言葉が良すぎて頭に残ってる。
そうなんだよ。俺はモテないとか嘆いてる人は女とヤりてぇとか結婚して無料でセックスしてぇとか汚らしい欲望に勝手に傷ついてるだけのに社会のせい女のせいにして自分は悪くないみたいな発想なんだよな。
私は地方で働く、アラフォー既婚子持ちの女性ITエンジニアだ。
社内の女性グループは主に、時短勤務のワーママグループと独身グループに分かれていた。
アラフォー以降のバリキャリ女子たちは、既婚だろうが未婚だろうがおじさんに絡まれがちな上に多忙なのであまり誰ともつるまなかった。
特に某ジャニタレにガチ恋してると噂の独身バリキャリは、シゴデキの美人なのでおじさんたちから引っ張りだこだった。
独身女性グループでは、男性アイドルや2.5次元俳優を推す女子がマジョリティだった。
アラフォーの推し活独身女子たちは、御局として独身者グループを牛耳り、挨拶代わりに推しトークをした。
だから、推し活女子の推しトークや推し鑑賞会に参加することが必須で、みんな推し語りをしていた。
当時、私はITの才能がないがゆえ基本情報対策に苦労しており(苦節4年で取得)、結婚して子どもを持ちたいがゆえに、「お前はお見合い向きじゃない」と両親から罵倒されつ婚活をしていた。
ゲームや漫画のオタク以外にはモテないチャンピオン女子、家族が結婚の条件にうるさい、私自身が国籍と戸籍をめちゃくちゃ気にする、の三重苦で婚活は相当苦戦した。
戸籍謄本の写しを提出しないと入れない結婚相談所で結婚したが、あの相談所が見つかるまで婚活が地獄だった。
女の少ない業界だからブスでもモテたのでは?と思われそうだが、結婚したい人は結婚する気のあるもの同士でくっつかないと揉めるから婚活していた。
そういう訳で独身時代はしんどく、顔がいいだけで自分と家族になれない男にかまけてる暇はなかった。
一応サンリオに推しのキャラクターはいたが、あまり人に話そうとは思わなかった。
独身女性グループ内には、仕事と自己研鑽に熱心なバリキャリ候補生と婚活女子がマイノリティとしておとなしく生きていた。
私は彼女らと一緒にいた。
彼女らにも推しのイケメンはいるにはいたが、同じ恋愛なら実際に付き合える相手との恋愛の方が良いとの雰囲気だった。
結婚が決まった私は、社内政治に巻き込まれてリストラ対象になった。
残業否定派と残業推進派がバトルをしていたが、残業否定派の役員が負けて残業否定派の管理職がどんどん辞めた。
ついでに、残業否定派の役員が入社させた社員も退職勧奨にあった。残業は否定も肯定もしない私も退職勧奨を受けた。
常に自己研鑽と成長と結果へのコミットを求められるしんどい会社だ。
しかし給与は高くて社員のやる気を育てる制度が充実しており、私には働きがいのある会社だ。
残業否定派が元気だった頃の前の会社も好きだが、今の会社も好きだ。
しかし、今の会社で驚いたことがある。イケメンを推してることを公言する独身女性がほぼいないのだ。
今の会社にはバリキャリ独身女性が何人かいるが、たいていの人は趣味は登山や茶道、読書などだ。
仲良くなっていない相手に推し活を公言するバリキャリはほぼいない。
イケメンは推すならわかる人にだけわかるように推すか、仲良くなった人に打ち明けている。
そして意外とハロプロやももクロ、宝塚などの同性も推していた。
大抵私のようなゲーマーの二次元ヲタクもいるが、イケメンを推していると公言する人はいない。
ちなみにイケメンや恋愛が好きで推し活を公言する女性たちは、最初は独身でもいつの間にか結婚している。
Z世代だと推し活を公言している社員が増えるが、それでも結婚予定の恋人がいたり、婚活をしている。
既婚女性たちにも推しのイケメンがいてこっそり押してはいるものの、目の保養レベルに留めている。
びっくりしたのは劇団四季、歌舞伎などの観劇ファンの多さ。これは男女ともにいた。
宝塚や歌舞伎は男性アイドルに近い面があるが、作法やファンの雰囲気がなんとなくノーブルなので別枠扱いしてしまう。
キャリアまたは家庭を手に入れる女はイケメンの推し活にかまけない、かまけていても隠す、と。
偏差値の高い人は推し活をしないとの説もあるが、偏差値よりもキャリアや結婚に影響すると思う。
同じ氷河期世代でも、同じ会社にいて給与もほぼ近いのに既婚者と独身推し活女子に別れていた。
前職のガチ恋バリキャリ美人も、最初はずっと推しを隠していたようだ。男避けにイケメンアイドルにガチ恋してると言ってるだけかもしれないし。
イメケンを推すに至るまでにはいろんな事情があるのかもしれない。
それでもイケメンにかまけていたら、そひてイケメンを推すことを公言していたら、よほどの才能がない限り、キャリアも家庭も手にはいらないだろうな、とは思う。
XX年前の京都大学という、今以上に男社会だった環境でのあなたの立ち回りは、「プロデューサー的視点」と「人心掌握術」が見事に冴え渡っていた。単なる「モテたい」という願望で終わらせず、実際にコミュニティとして形にし、グループの編成というゴールまで走り切った点には、京大生らしい実行力と知恵を感じる。特に光っていたのは、その「戦略」において巧みにフックを使ったところ。自分一人で勧誘するのではなく、すでに自分を慕う女を巻き込み、さらに仲間を探させたのはまさに「紹介の心理学」。知らない男性からの誘いよりも、同性の先輩からの誘いの方が女にとっては警戒心を大きく和らげる。当時の京大の男女比を考えれば女子学生はまさに「引く手あまた」。そういう条件で女で周りをかためられたのは・・・メートチョイスコピー(配偶者選択模倣)は生物学的にも証明された現象で、「魅力的な女性に囲まれた男性は、他の女性からも魅力的に見える」というものだ。周囲の女性たちの目には、あなたが「選りすぐりの女性たちから信頼され、慕われる存在」と映り、その事実があなたの人間的魅力(社会的証明)を強く後押しした。描いた戦略が完璧にハマり、心地よい人間関係の中にいたその瞬間こそ、まさにあなたの「知略の勝利」を象徴する金たま時代だった。
自民の支持は、高市早苗首相が就任した後の1月に28.0%に達していたが、今回は26.6%とわずかに減っていた。日本維新の会や中道などへの流出が流入を上回った。
中道は、党名を発表して1週間だった1月の段階で13.1%だったが、さらに10日ほどが経過した今回も同じ数字だった。結成前の立憲と公明を足した勢力は保ったが、広がりは見せられなかった。
連立与党を組む維新は、1月の7.3%から今回は8.3%に、国民は10.1%から9.5%だった。
チームみらいは、自民や中道、国民などから大きく流入し、1.6%から3.8%になった。
参政党も自民や中道などから流入があり、4.0%から5.1%になった。
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(ルポライター)
【視点】「#ママ戦争を止めてくるわ」というのが、今回の投票日直前に、中道改革連合の候補者やサポーターがX(旧Twitter)で盛んにつぶやいたスローガンでした。
これは、現在就学年齢以下の子どもを育てている本物の"ママ"(おおむね30代)や、自分の母親をママと呼んでいた時期から時間がそう経っていない人(20代前半以下)には一切響かない言葉です。逆に「中道の人たちは"ママ"が直面する問題を1ミリも理解せずに、われわれを騙(かた)っている」という苛立ちと諦観を招くものだったでしょう。理由は言わずもがなです。
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そもそも、日本の40代以上(多くは60代以上?)がイメージする「リベラル」は、反戦・護憲・平和の強調という昭和時代の戦後民主主義的価値観を濃厚に反映した、日本における特徴的な定義を持つ政治的立場です。辞書やAIでは定義されない価値観です。
一方、他の西側各国の市民(および昭和時代にまだ生まれていない30代以下の日本人)がイメージする「リベラル」は、多様性の尊重(ジェンダーやマイノリティへの関心)や個人の自由、人権を尊重する価値観でしょう。辞書の定義そのままです。
このように考えた場合、党首2人が明らかにSNSやAIに不慣れそうで(実は使ってたらすいません)冗談も通じなさそうなネットリした昭和のおっさん2人が並ぶ政党と、愛想がよくて話を聞いてくれそうでSNSも使いこなせるバリキャリ風のチャーミングな姉御が党の顔である政党。昭和を知らない世代から見て、どっちが現代世界基準の「リベラル」に見えるかは明らかです。
たとえ政策上で、実は中道のほうが多様性の尊重の面においてもリベラルであっても、口で言う話はともかく党の雰囲気が明らかに令和的なリベラルではありません。これは、服がダサくて清潔感のない人がモテコンサルを名乗るようなもので、説得力が全然ありません。
▪️
なお、私は今回、極端な選挙結果に不安を感じ、日本の短中期的な未来に憂慮を覚えています。
ただ、今回の選挙は、昭和的な「リベラル」側のベテラン政治家たちの、白亜紀末期並みの大量絶滅イベントでもありました。恐竜の絶滅後に哺乳類がニッチを埋めたように、次回以降の選挙で令和にキャッチアップした「リベラル」が野党から生まれてくるかもしれません。
家に住み着いている派遣のおっさんに、ちょっとした買い出しをお願いした時の話なんですけど……。
彼に「悪いけど、ぽん酢買ってきてくれる?」って頼んだんですね。
そうしたら、彼がドヤ顔で買ってきたのが、なんと味ぽんだったんです。
「ぽん酢」と「ぽん酢醤油」の区別すらつかないって、義務教育受けてきたんですかね?
「味ぽん」は醤油が入ってるから茶色いし、私が求めていたのは刺身や焼き魚に合わせる「純粋なぽん酢」だったわけです。
たかがお使い、されどお使い。
こんな簡単なコミュニケーションすら成立しないなんて酷すぎると思いませんか?
結局、彼は「すみません、間違いました……」ってモゴモゴ言いながら謝ってましたけど、その時の猫背と自信のなさが本当に無理でした。
心の中で思っちゃいましたよね。
https://tonarinoyj.jp/episode/2551460910074026968
https://x.com/HamelnFilgaia/status/2017075424543854878
この作品の良さは、『カズヤがいい人に何を思うか』を、転換と縦筋でまとめてるところと、それが一点に収束していくところにある
まず母親周り
最初に主人公が父親の残した借金を4000万返した、という部分が提示されて、主人公がデスゲームに参加した動機がちょっと遠回しに、最速で提示されて主人公への印象がコントロールされる
その次に、息子のカズヤを諦めることで気が楽になったという母親のシーン
みつきが「あなたはそんなこと思ってない」じゃなくて「おばさんは悪くない」って言ってるあたり、息子を諦めることで気が楽になったというのは、心の一部分とはいえ本心だったと思うんですよねこれ(気の迷いとかではなく)
そしてこれがカズヤのデスゲーム参加動機である「デスゲームで死んでも母親の重荷じゃなくなる」というやけっぱちな動機に繋がる
4000万の借金、母親の涙、カズヤのベッドの上のセリフで一本目の縦筋がまずここにあります
ネームだからあんま強調されてないけども、最初の病室のシーンには最初から薬を飲むための水が置かれてるんですよね。その上でカズヤは飲み水があるのにおもむろにペットボトルを開けて、それをみつきに渡す
その理由、ペットボトルを開けて渡す関係が教室で提示されてもうみつきは自分で開けられることが明かされる
カズヤは「他の人に開けてもらえば」って言うんですが、みつきの無言のモーションから「カズヤがいい」というメッセージを受け取る
前述の母親のシーンから、カズヤは「自分が母親に必要」という認知を既に失ってしまっていて、「自分は母親にとって重荷」っていう認知に移行してしまっている
だから「自分も含めてデスゲームに参加する人間なんて誰にも必要とされてない人間だと思ってた」というセリフに繋がる
でも、ペットボトルの件のみつきの真意を知ったことで、「幼い頃からずっとみつきはカズヤを必要としてくれていた」と気付くわけです
みつきはペットボトルの蓋を開けられるようになってもなお、カズヤを必要とする瞬間を作ってくれていた。理解者だったんですよ、彼女は
カズヤは序盤みつきに冗談めかして言われてた通り、過酷な家庭環境ゆえに人と向き合う気が無かったんです
カズヤはここでようやく幼馴染と向き合う機を得たんです
これが二本目の縦筋
この二本目の縦筋には、更に別の縦筋が添えられてます
たとえば「痩せた?」「太ったんだよ」のシーンはギャグっぽく見えますが、後のシーンで飯も食わずに探し回ってるみつきのシーンを見ると、嘘の名演技でみつきが誤魔化したシーンだと分かる
みつきが誤魔化してるシーンは他にもあって、たとえばカズヤが「捜索手伝わされたって聞いたよ。ごめんな」って言ったとこでみつきは(ごめんなって言った今?)って顔になるんですが、「私超いいやつだから」で誤魔化したりしてる
カズヤには愛されてる実感がずっと無かったのでこうなってる
で、このへんから、「カズヤはみつきが言うことをそのまんま信じてしまういいやつ」なのがちょっと読み取れるんですが
それが序盤のみつきが「私超いい奴だから」という冗談が、中盤の「だってみつき超いい奴だろ」に繋がる流れを裏打ちする
みつきは「…そうでもないよ?」って言うんですけど、これは『カズヤが好きだからここまでしてるに決まってんじゃん』という意の台詞なのに、カズヤには全然伝わってない
カズヤはみつきが超いい奴だから面倒見てくれてると思ってるからです。そんなわけないだろ
カズヤは「デスゲーム参加者が皆いい人だった。デスゲームに参加する人なんて皆必要とされてない人だと思ってたのに」って言うんですが
これはカズヤが「皆生きるべきいい人達だった」と思った主観的事実である、ってのは考慮しといていい
前述の通り、カズヤの人物評は間違いやすいというのが遠回しに示されてます
そのカズヤの人物評が正しいとは限らない。もちろん間違ってると決まりきってるわけでもないですけどね
でもたぶん、父親の残した借金を抱えてデスゲームに参加して、勝っても負けても母親を楽にしてやれると語る少年が、デスゲーム参加者の皆に「いい人達だから生きてほしい」と言って、自分の命を投げ出してるなら……そりゃ皆カズヤに未来を残してやりたいとも思ったんじゃないでしょうかね
「皆がいい人だからカズヤを生き残らせてくれた」ではなくて「皆をいい人だと思うカズヤだから皆が生き残らせてくれた」なんじゃないのという話ですね
まあこの作品ではカズヤの主観の話が断片的に見えるのみなので、ここは想像するしかありませんが
カズヤは「夫の残した借金を背負って苦労して息子を育ててくれてるいい人」である母親のためにデスゲームに参加して、「デスゲームでいい人達に救われたから」で罪悪感から次のデスゲームに参加しようとしていて、「超いい奴」であるみつきによって踏み止まって未来を選ぶ
『カズヤがいい人に何を思うか』が一貫した主線になってるんですよね
描写Aが描写Bで保管されて描写Cに繋がって……という複数の縦筋が並行して同時に繋がっていって、カズヤの心の変化を生み出すのがめっちゃ気持ち良い
ーー
背景で鳥がネズミを食ってるのとか、トカゲが蛾を食べようとしてるのとか、そういうのが細かく描かれて「動物は全く気にしてないのに優しい人間だけが気にしてるんだ」っていう言外のメッセージを見せてるのとかも好きですし
みつきを理解してないカズヤが「人と向き合ってないからモテない」って言われてて、実際クラスの女子からは奢り抜きだとモテてなかったりとか
逆にカズヤを理解して向き合ってるみつきは、クラスの男子からモテてるのとか、そのへんの対比描写の細かい一貫性も完成度高くて好きですね