
はてなキーワード:マグロとは
どこにも話したことも書いたこともない、これまでを誰かに聞いてほしい。
ただ職場がプライベートの持ち込みを好ましく思っていない雰囲気なので、あくまで仕事上の付き合いしかない。
毎月、月収の半分以上を使い込んでコンサートに行ったりCDを積んだりする。
もちろん、貯蓄はほとんど無い。
でも、少なくとも今はこれでしか心の穴を埋められないのだ。
私は小さい頃の記憶が全くと言っていいほど無い。
両親は普通の人だったし、普通の家庭だったけど家族間のコミュニケーションが少なかったように思える。
母親が癌になってから、コミュニケーションはますます減った。自分の病気のことで精一杯だったんだろう。
父親は仕事に一生懸命だった。朝早くに家を出て、遅くに帰ってくる人だったので一緒にご飯を食べることがあまり無かった。
小さい頃の家での記憶は、母親が癌になってから自然派ママやスピに傾倒してしまい添加物にこだわり始めて、家のご飯が美味しくなかったことぐらい。
テストの成績も悪くなかった。
人生の大きな転換期だった。
それまでに2回転校している私は3回目の転校をすることになった。
私は日中は叔母の家に預けられ、そこのルールで過ごし、父が仕事から帰ってきてから自分の家に戻るという生活を中学卒業までしていた。
家に戻ったらお風呂に入って寝るだけだったので、この頃も父親とのコミュニケーションはあまりなかった。
この頃から人に何かをお願いしたり、おねだりするのが極端に苦手だった。今もそう。
ただ、部活が父親の指定でスポーツ限定だったのでやる気がなくサボっていた。
私は本当は美術部が良かったのだ。
再婚相手(以後、義母)は最初はとても人当たりがよく優しい印象だった。
私に新しいお母さんが出来たと思った。
不思議な気持ちだったけど、やっと私の事を見てくれる人が出来たようで嬉しかった。
壁を蹴る、暴言を吐く、泣く。
その矛先は私にも向かった。
暴言を吐かれ、私の顔について難癖をつけてきた。
義母はアルコール中毒だったけど、頭が良い人だったから何も言い返せずただ泣いて受け入れるしかなかった。
父親は16年一緒にいる私より、知り合って2年ぐらいの義母と、義母との家庭を選んだのだ。
私は高校入学あたりから学校での人間関係も上手くいかなかった。
中学の時から仲が良かった子(以後、A子)が、別のグループを形成してしまい私が仲間外れのターゲットになったのだ。
当時スマホが徐々に普及しはじめて、昼休みにはスマホをこっそり触ったり友達と写真を撮ったりするのがよくあった。
まだ私は仲間外れにされている自覚はなくて、いつも通りA子の横にいた。
A子は横にいたまた別の子と自撮りを始めたので、私も入れるやつなんだと思い込みカメラに映った。
今でも覚えてる。私が入ってる写真が嫌だったA子は不機嫌になって大きく舌打ちをして、目の前でその写真を削除したのだ。
この事がきっかけで自分は友達から嫌悪されている対象なんだと知り、ショックを受け、クラスに上手く馴染めなくなった。
その頃から成績もガクッと落ちて、定期的に学校を休んでは自室に引きこもるようになった。
もちろん一人暮らしだった。家を出ていくように言われた。
食費や光熱費、スマホ代を払う必要があったので、日中は学校へ行き夜は飲食のアルバイトをする生活に明け暮れていた。
めっちゃ勉強をした私は晴れて学校を卒業し、無事に希望していた会社へと就職が叶った。
仕事するならこのスキルを活かせる仕事が良い、と思って学校へ入ったのでやっと人生が報われたと思った。
でも、実際の仕事をしてみると楽しいより苦しいことのほうが上回っていて、理想と現実のギャップに悩まされている。
常に自分の中の知識にアップデートが求められて、なんだか息苦しさを感じる。常に泳ぎ続けなきゃいけないマグロのよう。
入社早々そこそこ大きなミスをやらかしたし、何度注意されたか分からない。しかも打たれ弱い。
期待の新入社員だっただろうに、上司はきっと扱いに困っているのだろうと思うとなんだか申し訳ない気持ちになる。
入社から3年目で、中学時代の友達(以後、B子)とシェアハウスをすることになった。
当時私はB子ととても仲が良かったので、何があっても上手くやっていけると思っていた。友達と暮らせることがとても嬉しかったのだ。
駅から徒歩15分、新しめの2LDKの部屋を借りて新生活を始めた。
同棲1年ぐらいが過ぎたころ、B子が全く働かなくったのだ。働かずに引きこもってオンラインゲームをしていた。
まぁ、誰にでもあることでしょうと思って怒らずに。 お金のことはゆっくりでいいから、とにかく休むようにと伝えてあった。
その間の生活費はもちろん全て私。
給料全部使ってかつかつ月はちょ
空腹だった。猫と戯れていても、アトピーの男と弁当を食べていても、心の底から満たされることはない。そして、その空腹は胃袋だけでなく、魂の奥底から来るものだということもわかっていた。
「とりあえず、何か食うか」
独り言のように呟き、僕はスマートフォンで最寄りの回転寿司店を検索した。
店に入ると、威勢のいい声が響き渡る。店内は明るく、家族連れやカップルで賑わっていた。誰もが幸せそうに見える。いや、彼らは顔が良く、金があり、性的魅力という武器を持っているから、その結果として幸せそうに見えるのだ、と僕は内心毒づいた。
カウンター席に通され、僕は流れてくる寿司の皿を一瞥した。マグロ、サーモン、ハマチ。どれもこれも、僕にとっては手の届かない美しさの象徴のように感じられた。新鮮な魚介類は、容姿の良い人間が享受する特権階級の食べ物だ。性的な魅力がない僕には、それに釣り合うだけの価値がない。
「よし」
最初に来たのは、フライドポテトの小皿だった。揚げたての黄金色。塩気が効いていて、妙に安心感がある。僕の荒れた肌とは対照的な、完璧なキツネ色だ。これを口に運びながら、僕は思い出した。隣の部屋の美男美女も、軽自動車も、赤ん坊の鳴き声も、全ては僕とは無関係の世界だ。このポテトだけが、今の僕を支える現実だ。
次に注文したのは、鶏の唐揚げ。甘辛いタレがかかった、見るからにジャンキーな一品。
「これでいいんだ」
僕は自分に言い聞かせた。寿司を食べなくても、腹は満たせる。魚がなくても、食事は成立する。性的魅力という美がなくても、この世で生きることはできる。この唐揚げの皿の上には、容姿の優劣や金銭的な格差は存在しない。あるのはただ、カリッとした衣とジューシーな肉の食感だけだ。
ポテトと唐揚げを平らげた後、僕は最後の締めにうどんを注文した。シンプルないりこの出汁が効いた、温かい一杯だ。胃袋がじんわりと温まる。
流れてくる皿の上には、今日も艶やかな寿司が乗っている。しかし、僕の目の前にあるのは、魚介類を一切含まない、僕だけの非・寿司メニューの残骸だ。
唐揚げの皿を下げに来た店員が、僕の顔を見て一瞬目を逸らしたように見えたが、気のせいだろう。あるいは、僕の勝手な被害妄想だ。彼らにとっては、僕はただの客の一人。醜い顔も、汚い肌も、どうでもいい。
うどんをすすりながら、僕は考える。この世界では、性的魅力が八割かもしれない。美人が楽をしているのも事実だろう。だが、この回転寿司で、僕は魚ではないもので腹を満たした。それは、僕がこの世界で、性的魅力以外の何かで生き残る方法を見つけられるかもしれない、というかすかな希望にも似ていた。
会計を済ませ、店を出る。外はもう完全に暗くなっていた。胃は満たされた。しかし、魂の空腹はまだ残っている。
「次は、パフェでも食うか」
そう呟き、僕は醜い自分の影を引きずりながら、雑踏の中へと消えていった。
私が今絶賛超絶ハマりまくりまくりすてぃーの簡単炊き込みご飯の
もうさ、
これレシィピを検索したら定番の番定を否定しかねないほどの盤石のレシィピたくさん出てくるんだけど、
ツナ缶と塩こんぶのみで炊き込む超簡単炊き込みご飯がお手軽で簡単でしかもリーズナブルで
炊き込みご飯三銃士を連れてくるよ!ってインターネッツで擦りつくされたネタで
本編のなになに三銃士呼んでくるよ!って言っておいて本当の原作の三銃士!
「アトス!」
「ボルトス!」
「アラミス!」って
1人はみんなのために!みんなは1人のために精神を持ってして且つ自身を持ってこの美味しい炊き込みご飯のレシィピを紹介するぜ!っていって紹介する私の三銃士は
まずは当たり前の
「ツナ缶!」
「塩こんぶ!」
これだけなの!
超簡単でしょ?
山の端にハイライトで白くナイフで油絵の具を入れてその一発で超絶山の風景がくっきりと輝きを増してくる、
「ほら簡単でしょ?」って難しいことをアフロ全開で簡単に言い放つ
たったこれだけ2つの具材だけで超絶美味しい味が決まる炊き込みご飯ができるの!
塩こんぶツナ炊き込みご飯の評価レーダーチャート5点満点の正六角形のペキカンな味のパーフェクトなグラフが崩れちゃうバランスが崩れちゃうから
まあ私的には、
そこに、
ほら簡単でしょ?
そんで、
私は何年も前に噂で聞いた巷の港の桟橋の先で拾った賞味期限が5年前にとうに切れたビンテージツナ缶!
港で拾ったってのはウソだけど、
何年も寝かしたツナ缶は美味しいってインターネッツで披露してある記事を私は目撃したことがあったので、
私もツナ缶買ってワインセラーならぬツナ缶セラーで寝かしておいたの。
正直いうと、
ツナ缶をすっかり忘れていた!ってのが事実極まりない真顔で答えてツナ缶はありました!って割烹着を着て発表したいところなのよ。
そんで発掘されたツナ缶、
まさかとは思っていたけれど、
3年ぐらい放置していたのかしら?って思ったら、
よーし!せっかくだからこれでツナ缶塩こんぶ炊き込みご飯すっぞ!って腕をブンブン回して暖簾を腕で押すぐらいの勢いでエイヤ!って作ろうって思ったの!
ちょ、ちょっと待って!
ここは世界の全能全知が集まったAIにウルトラスーパー演算式を考えて最後の変数である5年!という数字を私がたったこの5と言う数字を入力しただけだってことは内緒にしておきたいけれど壮大な大スペクタクル的に答えさせたの!
厳格真面目なGeminiちゃんは「3割大丈夫かも」って答え、
なんだかGeminiちゃんは自信なさげの3割という答えを叩き出して、
えー!って私は思ったんだけど、
実際は大丈夫なんでしょ?って半ば私が強引に誘導して計算させたGeminiちゃんに答えは「フィフティー・フィフティーで大丈夫かも」って2割アップの計算を叩き出したの!
パカッ!
開けるわ!
「か、快感!」
開けた瞬間芳醇で豊かなまるで草原で育ったマグロが横たわっている大地の豊かな香りっていうともの凄くややこしいけれど、
冗談はさておいて、
私は間違いなく第六感の臭覚はそう感じたの!
そして一応箸で一つまみして味見も実食私の第六感の味覚が冴え渡るわ!
お美味しい!食べられる美味しさなんだかフレッシュツナ缶とは違ってよりオイルが浸透してマイルドに感じる味わい、
そんで、
私は簡単レシィピでお馴染みのそのツナ塩こんぶ炊き込みご飯を作ったの!
無事炊き上がって実食のできあがった炊き込みご飯も
5年寝かせたビンテージツナ缶全然余裕で食べれてしかもマイルドに馴染んでいるような気がしてめちゃ美味しい!って結論付けたわ。
もう今回の1個で消費しちゃったし、
ついつい美味しかったのでリピしてもう1個使っちゃったし、
残り2個なのよ!
うわ!この5年の重みを感じるツナ缶を早々に2つも使っちゃったわ!って
どれだけロールプレイングゲームでラスボスですら使わなかったエリクサーをあの時使えば良かった!って後悔するのとは逆に
残りの2つはもうあと3年から5年ぐらい寝かしておこうかしら?
缶の状態が良ければまず大丈夫ってウルトラスーパー演算AIがそう言っているので試してみる価値とそして値打ちがあると思うの!
新たなる挑戦ね!
そんでついついこのツナ缶塩こんぶ炊き込みご飯が美味しかったから、
いつまでもあると思うなビンテージツナ缶!そんな格言を思い出して
マーケットに飛び込み前転して新しく新鮮なわりと比較的作り立てほやほやのツナ缶を2つ買ってきたの!
もうまた早々にストックしておくべきツナ缶も使っちゃってしまったわ!
いけない!いけない!この私の食いしん坊め!って
またツナ缶買ってこなくちゃ!
今度はちゃんとビンテージツナ缶にするべく食べずに我慢してツナ缶セラーに入れて仕舞うことにするわ!
次の5年後ぐらいの10年ビンテージものと5年ものとで食べ比べなんていいかも!
AIたちでも叩き出せなかった計算を実際に人間の感覚を信じて試してみる、
とはいえ、
5年もののビンテージツナ缶で作るツナ塩こんぶ炊き込みご飯美味しかったよ!ってAIたちに報告して言ったら、
「賞味期限をわざと切らしてビンテージツナ缶として楽しむ趣味の人もいるんですよ」って言うじゃない、
私がツナ缶大丈夫?って計算させた結果と5割大丈夫ですって言っていたのと、
すでにツナ缶ビンテージ楽しんでいる界隈が居るってことを知っていてその答えを出すっての矛盾してない?って思いつつ
あくまで私のロマン探求ツナ缶の気持ちを汲んでくれたのかもしれないわ。
「ごめん涙拭くね」
ちょっとツナ塩こんぶ炊き込みご飯にロマンの涙の味が加わっちゃったかもしれないわ。
なんてね、
うふふ。
家で豆乳飲んできて出発よ!
豆乳にいろいろ混ぜてトマトジュースも入れるとまた美味しさアップするの。
リコピンパワーも摂り入れるわよ!
固形物食べないとお昼までにお腹がぐーって鳴んの笑っちゃうわ。
昨日仕込んで置いておいたから、
なかなかいい感じに仕上がったと思うわ。
久しぶりの果物感って感じよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
フラれてみた。間違いなくゆりこちゃんといた時間は自分の中で人生最高風速を記録していたし、何よりも楽しかった。関西弁で自分の好きなようにまくし立ててくるとこも、にっこにこで久しぶりって手を振ってきてくれてたとこも、手料理をほめたときに私何でもできるねんってニヤニヤしていたとこも、うきうきしてるときに手を面白おかしく振っていたところも、何もかもがかわいくて大好きだった。彼女がおれのことをふろうとして、言いにくそうなことを言いたげにしている顔ですらかわいいと思っている自分がいた。
スシローで食べていたお寿司はどれも味がしなかったけれど、そのネタだけは鮮明に思い出せるのが人間のおかしくて面白いところだと思う。ちなみにエビアボカド、ひらまさ、みるがい、なぞのしろいかい、とあと2皿何かを食べていた。結局どうでもいいことすぎて思い出せなかった。彼女はこれが結局一番安いねんとか言いながらインドマグロ6こ盛りを食べていた。今後スシローにはもういけない。寿司を食べながら彼女にうつ病っぽいことを伝えて、そのあとに「俺から話があるって言われたとき、おれになんて言われると思った?」と聞いたのが元凶で、いや元をたどればスクールカウンセラーに留年するって彼女にいつ伝えたほうがいいですか?とか聞いてアドバイスに従い留年することを変なタイミングで伝える決意をしたのが全部間違いだった。彼女は俺にフラれると思ってたらしい。でもフラれるくらいならフろうと考えていたらしく関係を続ける方向には頭が回ってなかったみたいで、その時点で全部終わっていた。何かを言おうともじもじされていた時間は今でも未来永劫忘れないと思う。フラれる確定演出を見られることは今後人生であまりないだろう。
彼女によるとりょうすけが存在するまえから気になっているひとはいて、付き合い始めた時点ではりょうすけの存在感のほうが大きかったけど、その人の存在感がいまどんどん大きくなっている。だからりょうすけが何をしていようとあまり気にならないし、何かを伝えようとも思えない。会っている間は好きな思いを伝えられるけど離れちゃうと、自分のキャパが狭いゆえに気にならなくなっちゃう。これからりょうすけのことを傷つけちゃうと思うから別れてほしいとのこと。二人の人生は並行して進んでいて交わっている気がしないらしい。交わっていると思ってたのは俺だけだった。思い返してみれば俺について聞いてくることはあまりなかった。最初からそんなに興味を持たれていなかったんだろう。
今が一番傷ついている時期なのに、もっとタイミングを考えてほしかった。全然悪いところはないとかいわれて、今も好きだといわれて、なのにふられて、本当に意味が分からない。そういうところを、そういう価値観をすり合わせていくのが恋人だと思うのに彼女にとって自分はそうしたいと思えるほどは好かれてなかったのが本当に悲しいし自分が情けない。帰りにも無理に笑顔にさせているのが申し訳ないとか言われた。申し訳ないとか思ってるならもう一度考え直してほしかった。せめてこんなところが嫌だとか言われたらまだそこにすがって自分を責めることができたのに。悪いとこは本当に思いつかないとか言われるともうどうしようもないじゃんって思った。
お茶を飲み終えた時くらいにゆりこちゃんは絞り出すように小さな声で「別れてください」と言ってきた。思い返してみれば今まで自分がふざけて敬語を使うことは何回もあったけれど、彼女から敬語を使われたことは当たり前だけど一度もなかった。この少しの時間の間に果てしない距離が二人の間に生まれたみたいだった。告白した時は遠距離だからという理由でフラれて、なんやかんやあって付き合ったけど最後には遠距離だからうまくいかなかったと思うといわれてフラれた。もう遠距離恋愛は一生しない。本当の最後の別れ際に、なんで最初に告白した時一回振ったん?ってきいたら、こうなると思ったからって言われて、彼女は本当に何でも見通すことができるな。なんて変に冷静になって感心しながらもっとはよ言ってよ~と、結局最後まで自分はおちょけてた。最後の最後までかっこつけて笑顔でいたけどもっと暴れてみてもよかったかもしれない。スシローで叫んで号泣してもよかったかもしれない。もっと必死になって別れたくないと懇願すれば少しは彼女の意思も変わったのかもしれない。シェンロンが現れたら高校時代に戻るとかずっとまえからほざいてたけど今となっては1日前に戻ることを選ぶ。本当に嫌で今の自分が受け入れられない。もう一度考え直したいとかLINE来ないかな。
全部の時間を返してほしいという気持ちといい思い出だったという気持ちが脳内でバトルしてる。返してほしい側の意見は主に全部無駄だったというもの。結局別れてこんな悲しい思いするぐらいならこれまでの楽しみの費用対効果は悪すぎるというもの。いい思い出側の意見は費用対効果に見合っていたというもの。どっちが正解なのか今はまだ分からないけれどいつか後者を正解だったと思えるように生きたい
本当にありがとうございました。楽しかった
フラれてみた。間違いなくゆりこちゃんといた時間は自分の中で人生最高風速を記録していたし、何よりも楽しかった。関西弁で自分の好きなようにまくし立ててくるとこも、にっこにこで久しぶりって手を振ってきてくれてたとこも、手料理をほめたときに私何でもできるねんってニヤニヤしていたとこも、うきうきしてるときに手を面白おかしく振っていたところも、何もかもがかわいくて大好きだった。彼女がおれのことをふろうとして、言いにくそうなことを言いたげにしている顔ですらかわいいと思っている自分がいた。
スシローで食べていたお寿司はどれも味がしなかったけれど、そのネタだけは鮮明に思い出せるのが人間のおかしくて面白いところだと思う。ちなみにエビアボカド、ひらまさ、みるがい、なぞのしろいかい、とあと2皿何かを食べていた。結局どうでもいいことすぎて思い出せなかった。彼女はこれが結局一番安いねんとか言いながらインドマグロ6こ盛りを食べていた。今後スシローにはもういけない。寿司を食べながら彼女にうつ病っぽいことを伝えて、そのあとに「俺から話があるって言われたとき、おれになんて言われると思った?」と聞いたのが元凶で、いや元をたどればスクールカウンセラーに留年するって彼女にいつ伝えたほうがいいですか?とか聞いてアドバイスに従い留年することを変なタイミングで伝える決意をしたのが全部間違いだった。彼女は俺にフラれると思ってたらしい。でもフラれるくらいならフろうと考えていたらしく関係を続ける方向には頭が回ってなかったみたいで、その時点で全部終わっていた。何かを言おうともじもじされていた時間は今でも未来永劫忘れないと思う。フラれる確定演出を見られることは今後人生であまりないだろう。
彼女によるとりょうすけが存在するまえから気になっているひとはいて、付き合い始めた時点ではりょうすけの存在感のほうが大きかったけど、その人の存在感がいまどんどん大きくなっている。だからりょうすけが何をしていようとあまり気にならないし、何かを伝えようとも思えない。会っている間は好きな思いを伝えられるけど離れちゃうと、自分のキャパが狭いゆえに気にならなくなっちゃう。これからりょうすけのことを傷つけちゃうと思うから別れてほしいとのこと。二人の人生は並行して進んでいて交わっている気がしないらしい。交わっていると思ってたのは俺だけだった。思い返してみれば俺について聞いてくることはあまりなかった。最初からそんなに興味を持たれていなかったんだろう。
今が一番傷ついている時期なのに、もっとタイミングを考えてほしかった。全然悪いところはないとかいわれて、今も好きだといわれて、なのにふられて、本当に意味が分からない。そういうところを、そういう価値観をすり合わせていくのが恋人だと思うのに彼女にとって自分はそうしたいと思えるほどは好かれてなかったのが本当に悲しいし自分が情けない。帰りにも無理に笑顔にさせているのが申し訳ないとか言われた。申し訳ないとか思ってるならもう一度考え直してほしかった。せめてこんなところが嫌だとか言われたらまだそこにすがって自分を責めることができたのに。悪いとこは本当に思いつかないとか言われるともうどうしようもないじゃんって思った。
お茶を飲み終えた時くらいにゆりこちゃんは絞り出すように小さな声で「別れてください」と言ってきた。思い返してみれば今まで自分がふざけて敬語を使うことは何回もあったけれど、彼女から敬語を使われたことは当たり前だけど一度もなかった。この少しの時間の間に果てしない距離が二人の間に生まれたみたいだった。告白した時は遠距離だからという理由でフラれて、なんやかんやあって付き合ったけど最後には遠距離だからうまくいかなかったと思うといわれてフラれた。もう遠距離恋愛は一生しない。本当の最後の別れ際に、なんで最初に告白した時一回振ったん?ってきいたら、こうなると思ったからって言われて、彼女は本当に何でも見通すことができるな。なんて変に冷静になって感心しながらもっとはよ言ってよ~と、結局最後まで自分はおちょけてた。最後の最後までかっこつけて笑顔でいたけどもっと暴れてみてもよかったかもしれない。スシローで叫んで号泣してもよかったかもしれない。もっと必死になって別れたくないと懇願すれば少しは彼女の意思も変わったのかもしれない。シェンロンが現れたら高校時代に戻るとかずっとまえからほざいてたけど今となっては1日前に戻ることを選ぶ。本当に嫌で今の自分が受け入れられない。もう一度考え直したいとかLINE来ないかな。
全部の時間を返してほしいという気持ちといい思い出だったという気持ちが脳内でバトルしてる。返してほしい側の意見は主に全部無駄だったというもの。結局別れてこんな悲しい思いするぐらいならこれまでの楽しみの費用対効果は悪すぎるというもの。いい思い出側の意見は費用対効果に見合っていたというもの。どっちが正解なのか今はまだ分からないけれどいつか後者を正解だったと思えるように生きたい
本当にありがとうございました。楽しかった
ボルトの脚がどれだけ速いっつったって、そこらの大人と比べてもたかだか5秒かそこらの違いだろうし。
それは陸上の世界では大きな違いだろうけど、別に世界のすべてが陸上競技ではないし。
蟻の歩く速さとの、マグロが泳ぐ速さとの違いに比べたらなんてことはない。
ナンセンスな比較による矮小化だとかなんとか、そんな言葉はいくらでも並べられるけども。まあでも、なんかそんなもんだよなという感じがする。
ピアノだって、特に天才ではなくたって何年もやってる人なら、プロの演奏と並べてもどっちがどっちか分からん人の方が多いんだろうし。初めて数日のド素人ならともかく。
そうでなきゃ年末の格付け番組みたいなのだって盛り上がらんだろうし。
フリークスどもは全然違うと言うのだろうけど。まあいくらか嗜んでればそう感じる人もいるにせよ、そうと言わない人間の数を見れば「全然」は大袈裟な気がする。
テレビのお笑い芸人をツマンネーと嘲笑する人間はゴロゴロいる。
じゃあそういうあんたは、特に気心も知れてない大人数の前で一つ小噺打って笑いを取れるかって話で。
まあ大抵は無理だと思う。
というのは何も「じゃあお前がやってみろ、出来ないなら口を挟むな(こういうの詭弁って言われるけど、心象的にそう言いたくなるのは珍しいことでもないし。論理学じゃそうでも政治においては全くナンセンスな物言いだとは言えない気がする)」という事でもなく。
陸上で言うたかだか数秒が実際に走ってみればすごく遠いように、大した事なさそう(なさそう、というか実際に見て実際にそう感じる)なことも、真似しようとすると結構難しかったりする。
それは結局、人間のポテンシャルの振れ幅なんてごく狭い範疇にしかないからそうなるんだという気がする。
漫才のチャンピオンのネタ見て、なんだ1位でもこんな程度か、大したことないな。
それはそれとして、その大したことないレベルに至る僅かな距離が実に遠いというのもまた多分事実なんだろうな。
まあでも、大したことないなとか言われたらムカッ腹は立つ。
自分のやっている事を大したことないと思われたくない。その手のプライドは少なからずの人にある。
ただそれはやってる側の都合の話であって、実際見ててショボいと思ったものはショボいと言いたくなっちゃうし。
そして誰もが各領域のプレーヤーであるなんて事はまったくない訳で。
それこそ、芸人が素人素人言ってると、いや素人も何も元から目指してねーよ、ってアレみたいな話で。
聴いている分には伝わり辛いテクニカルなフレーズをたどたどしいながらコピーしてみて、そんな地味なフレーズもまともに弾けねえのか、ヘタクソだな笑
とか言われたら泡吹いて死んじゃいそうだけど。なんだテメー弾けもしねー癖に、ってfenderで殴っちゃいそうだけど。
でもなんかやっぱり、ああこの難さも分からないのか、素人さんなんやね笑
みたいなのもダサいというか。
いや実際聴いててヘタクソではあるじゃん。っていう。
努力してる人間がどうたら、とかなんか別なところの美徳をわざわざ引っ張ってきてまでして取り繕うのもなんかアレっていうか。
別にそうとも思ってないのに、美徳や共感性や予防線で「いや至らぬ素人には分からない、スバラシイ技があるのだろう」とか言うのもなんか違う気がする。
まあそれはそれで反感を買うんだろうし、いざ自分が「何がええねん」とか言われたら素直過ぎるだろって思っちゃうだろうし。
社会性があれば、敬意があればそういう思いを抱きはしない。
思ったところで言わなければいいまで。
そうしないのは愚か。
会話が苦手な人は相手への質問が少なく、その本質が「相手に興味がない」というのは間違いない。
そして更にいうと、相手に興味がない人は「自分のことにもあまり興味がない」。ゆえに深掘りできておらず、自己理解が浅い。
ということらしいが。
なんというか、そうじゃなくて違いを認識したうえでも「ふーん、そうなんだ…」以上の感情にならないというかそんな感じなんだよな。
自分と他人との違いに気づかないと書かれていたが、例えるなら「僕は寿司ではマグロが好き」という自己理解だと仮定しよう。
そして相手から「私はエビが好き」と返ってきた場合にその違いは認識できるわけよ。で、その上で別にそれが面白いと感じないわけ。
「へーそうなんだ。エビ美味いもんね」で終わりなのよ。
だってエビが美味いのなんか知ってるんだよ。おかしいとも思わないしさして珍しいわけでもない。
でも例えば「こんにゃくです」とか言われればさ、「え?こんにゃく??寿司で??どこでそんなの食べられるの?ってかおいしいの?」ってなるよ。
え?あなたはエビが好きなの???なんで?どうして?どこが好きなの?エビとはどこで出会ったの?どうしてマグロじゃないの??もっと他にも美味しいものあるでしょ??
みたいなことだろ?
それってさ、むしろものすごく自分本位というか視野が狭いというか自分のことしか考えてなくね?って気がするんだよな。
自分とズレている存在を”おかしい”とか”異物”だと思うから興味が湧いたり面白いと思ったりするんじゃないの?
これってさ、他人に興味を示さない人に対して偉そうな態度取るほどの人間なんか?
自己理解が深いというわけでもないよな。むしろ社会理解が足りないんじゃないか?
そして結局色々とおしゃべりする割には相手のことを全然理解していないわけだろ?他人に興味ない人のことを自己理解が足りないとか言っちゃうくらいだし。
なんなん?こういう人たち
※障害年金(生活保護費に実質吸収されてるが)で遊ぶ生活保護受給者・障害者、しかも若い女性を性的搾取する大人に嫌悪感を抱く人は見ないようにしてください。
障害年金の支給日だったので思い切って20年ぶりの風俗に行ってきた。
さて、こちらは政令指定都市ではあるが地方なので、春を売る価値も「いいの…?」ってぐらい安かった。
しかも売春女性は目移りするほど増えていてルックスもレベルが高いようで正直ビビった。マジか?と。
そしてこの傾向は都会でも地方でも同じようで、昔では考えられないほど風俗嬢のルックスもインフレしているらしいし、春を売ることに抵抗のない層が厚みを増しているようだ。 それにも関わらず、主要ターゲットであるオジサン達の貧困化により飽和状態(レベルを満たしているのに売りたくても売れない売春女性が多い)にあるというのが現状、とXで知識を得ていた。この街では生中出しのセックスが60分で16000円程度から売られている。画像加工技術は昔ながらのフォトショにプラスしてAIも使っているので、ホームページ上にはあらゆるタイプの商品化された魅力的な女性が並んでいるのを確認出来る。加工技術の進化によりそれを信じることはより出来なくなっているかと思いきや、SNSでほぼ加工無しのルックスを確認出来る時代になっているのが現状のようだ。AV女優のルックスのインフレ、競争も明白に激化している。女性達による売春戦国時代は買う側の男たちにとって恵みと言えるだろうと思える。
これは…昔のように風俗がある程度の福祉として機能していたものではなく、「普通に」カジュアル化して春を気軽に売れる若い女性達の増加と言えるのか?いや、昔から援助交際というものはメジャーな響きがあったし、別に時代の遷移によって変わったものではないのかもしれないし…。でもパパ活なんてライトな売春オブラートワードも定着してきてるし…。
真実は分からないが俺の実感としては売春婦のルックスのインフレとカジュアル化がこの貧困斜陽国家によってもたらされつつあるのが実態では、という予想に至った。
さて、本日。私は挿入のない風俗を選択した。ソープではなくデリヘルである。挿入のある風俗には抵抗があったからだ。直接的過ぎて自分が怖かったし、それは金を使ったレイプであると考えたからかもしれない。口腔による春程度ならば、というのが今回私が性的搾取を行おうとする際に抱く罪悪感をすこし軽減する手段であったと思う。それでデリヘルを選択したわけだ。
地元でも一番高級なデリヘルを選択した。それでも75分で2万円である。高いように思えて、それでも生活保護の身で障害加算(障害年金で加算がつく)と収入認定(バイトしてる)があれば、節制すれば普通に毎月通える程度の金額であるなというのが実際のところである。他のことにも使いたいし貯金もしなくてはならないし、そもそも毎月風俗に行くような動機も性欲も無いから通うようなことはしないが。 そう、ひさびさに女体に触れたい、そして社会見学。それだけのことが今回の動機であった。加齢によって、射精はきっと出来ないであろうという予測もあり。
ホームページを見る。まずおっぱいだ。前の彼女もその前の彼女もまな板だった。巨乳をチョイスしたい。その中から、一番若い子を予約した。19歳だと書いてある。身長164㌢Gカップ。素晴らしいではないか。他にも乳のデカい、Jカップという子も居たが年齢が24歳と書いてあったので敬遠した。本当に24歳なら別段問題はない。むしろ良い。が、吉原年齢ということもある。実際には24歳と書いてあっても30代後半だったり、そういうことが起こり得る。せっかくなら若い肉体を触りたい。私が二十歳頃に恋人だった子のような、ハリのあるみずみずしい肉体を。
さて、その子を指名してウェブ予約して、ラブホテルにインして電話をかけて待つ。すぐ来てノック。ドアを開けると…。めちゃくちゃ可愛い若い女の子が微笑んでいた。洋服の上からも胸の膨らみが既に主張している。とりあえず招き入れ、お金を支払い、ドリンクを注文し暫し雑談。なんと…この前まで高校生だったというではないか。その時点で私の愚息はシナシナになってきた。逆じゃないか?ちょっと前までJKだったなんて、しかもめちゃくちゃ可愛くて、高身長で、乳もデカくて、くびれがあって、興奮するんじゃないか?と思われるかもしれない。しかしやはり若すぎるという罪悪感が私を“おとな”にさせ、相手を“こども”にさせた。ドリンクを飲みながら、学校のことや、出稼ぎできていることや、モテモテだった話などを聞いた。そりゃモテるだろう。話してる時間のほうが長かった。色々訊きたくて興味津々であった。
さて、じゃ、そろそろ、ということでお互い服を脱ぎ脱ぎ。抜群のスタイルであった。やや硬めのハリのある巨乳、見事なくびれ、大きなお尻。女性らしさを体現したラグジュアリーなボディである。こんな若くてめちゃカワでスタイル抜群な子が高校卒業してすぐ口淫業?すごいことだ…。眼福である。
とにかく、“おとな”として優しく接すること、あまり触らないことを心がけた。いちいち許可をとって、接吻をしたり、乳を揉ませてもらったりした。ゆったりとした時間、焦らずの時間が過ぎていった。
嬢としてはやはり仕事なので「抜き」をしなくてはならないという流れを作ろうとし、ベッドに私を寝かせ乳首を舐めてきた。私はほぼマグロとなり身を任せることにした。
やがて下の方へと向かい、睾丸、陰茎を舌でもて遊び、舌ピアスを上手に刺激に活用し私の愚息を怒張させていった。
が、私の愚息はやはりシナシナとなり…。“おとな”として“こども”にこんなことをされていても、罪の意識からか没頭など出来ず覚めていった。本格的な口淫に入っていく。刺激があるようなないような。これは彼女のテクニックの問題なのか私のメンタルの問題なのか。特に刺激を感じることなく、これは射精は不可能だな、と判断し、今度は反対に攻めさせてもらうことにした。
横になった彼女の肉体を眺める。やはり素晴らしい肉体をしている。胸の膨らみ、くびれから、そして本人は太ってしまったからと気にしていた適度な太もも。そのバランスの良さにしばし見惚れる。これは…別に性行為や口淫やらをせずとも、その美しさ、エロチシズムを写真に撮らせて貰えればそれが一番かのように思えた。が、攻めの番となるとやはりある程度のことはせねばなるまい。
しかし…。先述した心理によりその肉体を必死で貪るようなことは出来ず、私は彼女の乳首さえ吸わなかった。バランスのいい、ハリのあるGカップに備えられた、色素の薄い美しい乳輪に乳首。私は遠慮しっ放しであった。
軽く乳を揉みなどしつつ、すべすべの全身を愛撫しつつ、脚、内股へと徐々に愛撫を重ねていく。吐息が漏れる。だけど、訊いてみると、くすぐったい、というだけのようだ。そりゃそうか。だからといって本気で愛撫にとりかかるわけでもない。中途半端な愛撫を重ね、終わりにした。
枕元へ向かい、キスをした。応えてくれた。かつての恋人達のようにではない。そりゃお仕事だから濃厚なものではなくあくまでも業務的なキスではあったけれど。やはり、“おとな”だし“こども”だし何より“売り買い”だからそこには本気の気持ちはない。彼女は一生懸命口淫で尽くしてくれたと思うし、美しくみずみずしい裸体を見せてくれた。そして、将来の夢なども聞かせてくれた。それだけで私は充足したのである。射精に至らなくとも21000円の価値が彼女にはあった。
レポは以上になるが、本当に最近の風俗はレベルが高かった。驚くべきことだ。一番の驚きは彼女のような顔や身体や若さといったハイレベルな風俗嬢でも、1日に一人か二人しか客がつかないぐらいうちの店はレベルが高くて…ということであった。
なんとも言えない気持ちにさせられ、そして感謝の意を伝えながらチップを少しだけ渡して、一緒にホテルを出た。
やはり、売春婦のレベルのインフレと国の経済力の衰退はセットのようだ。
今の非モテ男性は多少の金さえ出せば、ハイレベルな女性を選び放題の時代となっている。最近、コスパとかタイパとかいう言葉を聞くようになった。交際経験のない若者が増えているとも。
それはおそらく多くの若い男性にとって、マッチングアプリの一般化による女性不信も関係しているだろう。一時期、弱者男性が「女体にありつけない」という嘆きを投稿したところ、「女性をモノ化するとはけしからん」と怒られていたが、女性がマチアプでハイレベルな男を無料かつ容易に漁れるこの現代社会の構図に鑑みるに、それは切実かつリアルな叫びであったのではないか?「ありつけない」というのは悲痛な声に相違ない。
普通の男と普通の女が普通に付き合うことが出来、「ありつけた」時代を生きられた我々の世代は幸福な世代であったのではないだろうか。今のマチアプ時代を強者男性側として生きられる自信は俺にもない。もう風俗へ行くしかないだろう。そしてそこにはハイクラスな女性が性を売り物にして待っている。
これからは金と体のトレードオフがより露骨に、顕著に加速していく社会に突入していくのではないか?つまり、性的格差社会のさらなる加速である。
そこでいかに生き抜くか。得られるか?失うか。無関心になるか。
あまりいい社会とはいえない気がするが、今日の経験は間違いなくその加速した社会からもたらされた愉悦(罪悪感を含んだが)といえよう。若者は大変であろうが、金を持っているオジに女性はなびくだろう。マチアプ&パパ活概念社会への突入を如実に感じた。
しかし振り返ると風俗・・・若い女の子を性的搾取したことに対する罪悪感が大きい。お金はなんとかなるけど、お金を失ったんじゃなく何か大切なものを失った気持ちのほうが今大きい。今、正直後悔の気持ちがある。
週末は生活保護ながら土日だけのバイトだが、今日買った子と同い年のバイトの真面目で気の利くJDとどんな顔して“おとなの顔”して働けばいいんだ?
隠さないと、無かったことにしないと大人としてバイトの子と真っ当に接することなど出来ない。それぐらい後ろ暗いことをしたよな。と思う。
“おとな”ではやれない。
静岡でマグロとエイリアン・ソースの究極の燃料を補給した直後、私たちは「膜」を通して聞こえてくる、かすかな、しかし切実なニュースを受信した。
「速報!山梨県民団が富士山頂を武力占領!県境未確定地帯に『山梨帝国民国』を樹立宣言。静岡県側の登山ルートを封鎖!」
世界が低速状態にあるにも関わらず、人間の領土争いの本能は止まっていなかった。富士山頂は、長年の県境未確定地帯。しかし、世界が止まった今、「山梨こそ富士山の正統な所有者だ」と主張する過激派が、武力で山頂の測候所を占拠したという。彼らは静岡県民の入山を拒否し、自給自足と称して大量の「ほうとう」と「ぶどう」を山頂に運び込んでいるらしい。
「私たちが行くしかない」泉は、私にエイリアン・ソースをたっぷりと絡めたマグロ丼を差し出した。「この『膜』を操れるのは私たちだけ。世界を救う方法は、サッカーでゴールを決めることじゃなくて、この愚かな争いを止めさせることよ」
彼女の瞳は真剣だった。世界を閉じ込めておいて、その中心で繰り広げられる滑稽な争い。しかし、この争いが「膜」に亀裂を生じさせ、世界を破滅へと導くかもしれない。
私はマグロ丼を一気に平らげた。エイリアン・ソースの力が全身にみなぎるのを感じる。私たちは、山梨県側の裏ルートを使い、富士山頂を目指した。泉はマヨネーズ状のソースを調合しながら、私はサッカーボールを抱え、ひたすら山を駆け上がる。
「ねえ、解決策は?」息を切らした私に、泉はニヤリと笑った。「世界一美味しい『卵の素』で作ったマヨネーズは、世界で一番強いの。武力なんかじゃない。最高のグルメこそが、世界を仲介する力になるんだから!」
静岡へ行くことを決めたのは、泉の「世界一のソースには、世界一の食材が必要だ」という一言からだった。
「この『膜』は通信を遮断しただけで、物理的な移動を完全に止めたわけじゃない。それに、私たちが作ったものなら、私たちだけのルールでコントロールできるはず」
泉は、例の古文書に載っていた、わずかに残る「膜」の抜け道を示した。それは、静岡県のある港町を指していた。私たちは妹には内緒で、最低限のエイリアン・ソースと、青春時代の象徴であるサッカーボールだけを持って旅に出た。
電車は止まっていたが、車は動いていた。しかし、道中の景色はどこかおかしい。街ゆく人々は皆、まるで夢遊病者のように動きが緩慢で、日常のルーティンを繰り返しているだけ。世界は停止しているのではなく、私たち二人の秘密を外部から遮断するために、「低速モード」になっているかのようだった。
静岡の港に辿り着いた私たちは、活気が失せた魚市場で、信じられないほど新鮮なマグロの赤身を発見した。世界が低速でも、自然の恵みだけは止まっていなかったのだ。
「これよ、これ!」泉は目を輝かせ、すぐにマグロの刺身にエイリアン・ソースを少量垂らした。ソースの虹色の輝きが、マグロの鮮やかな赤身に吸い込まれていく。
「さあ、食べて。世界一のストライカーの胃袋に、最高の燃料を」
その一切れを口にした瞬間、世界が鮮明になった。マグロの濃厚な旨味とエイリアン・ソースの究極のコクが混ざり合い、私の全身の細胞が覚醒する。この味覚体験こそが、泉と私だけの閉ざされた世界における、最高の「ご褒美」であり、究極の「力」だった。私は、この味を力の源として、再びボールを蹴る決意を固めた。このマグロとソースの力を得たなら、この世界を支配する「膜」さえも、ドリブルで突破できる気がした。
成分。計186回目。
予約をしてあったので行ってきた。
特に予定がない土曜。
道中、オレンジ色の装飾の家々を見かけて、そうかハロウィンの季節なのか、と気付く。
電車の中にも、すごい子が一人居た。
恐竜の被り物というか着ぐるみというか、恐竜レースとかのイベントで使われるヤツを着てる男の子。
車内での注目度抜群だった。まぁ俺はスマホを弄ってたから電車を降りるその時まで気付かなかったけど。
終点で降りて、繁華街を通る。天気は微妙だが、なんらかハロウィンのイベントがあるのだろう。活気づいている。
気合の入ったコスプレが見れるかと期待したが、電車の子のインパクトを超えるヤツはいなかった。
繁華街を通り抜け、寂れたビルに入る。ここが献血ルームが入っているビルだ。
以前に、「どうしたら献血に来る人が増えますかねぇ?」と看護師さんに世間話がてら聞かれたことがあるが、
まずは献血ルームの立地が悪すぎると思う。お前らは人を集める気あんのか?と毎回思っている。
ただ、今日は人が多くて混んでいるのでないか?と予想していた。
受付を済ませて、中を見渡すとやっぱり人が多い・・・ 気がする。
血液検査が済んだ後も、採血に呼ばれるまでに大分時間がかかった。
おかげで、コーヒーを飲みながら今月号のDIMEをじっくり読めた。別にそんなに面白くもないが。
やっと採血に呼ばれて、ベッドに横になる。
担当の看護師さんが「待たせちゃって、ごめんなさい!なんだか知らないけど今日は混んでて」とのこと。
ネットの一部で献血が流行ってるらしいからそのせいかもしれないですねー と言うと、
「そうなの?全然知らなかった。昨日も平日なのに人が多かったけどそのせいかな」
「それ自体はありがたいことだけど。でも偶然今日来た、知らない人はびっくりしちゃうよね。こんなに混んでるならもう来たくなくなっちゃうかも」
という反応だった。
なかやま氏のことも、国立がん研究センターへの寄付のことも、そこから派生した献血のムーブメントのことも、何もご存じない様子だった。
というか、実際それらの件と、昨日今日の混雑ぶりは全然関係ないかもしれない。
血を抜かれながらテレビを観る。
大谷翔平がなんか頑張っている。
知らんけど、この人野球がすごくお上手なんでしょ?外観からしてフィクションじみてるな・・・・
でもドジャースは負けたらしい 大差じゃん。何やってんだよ翔平。お前が付いていながら。
いや、初戦だから、これからの盛り上がりも計算して手を抜いているのだろう。流石だ翔平。興行ってものをわかってるじゃないか。
しばらくして採血が終わり、休憩室でアクエリアスとコンポタをがぶ飲みする。
そのくせに、ご褒美のセブンティーンアイスを食う。俺はバカだ。アイスは美味い。
腹が減った。血を抜いたし、肉を食おう。
近所にバーガーキングが出来たらしいと聞いていたので、向かってみる。
すげぇ並んでる。ダメだ面倒くせぇ。それに、よく考えると肉の気分でもない。
とりあえず、家に向かってあることにする。食欲の湧く、店があったら入ろう。
ケンタッキーフライドチキン・・・・ 違うな。
考えながら歩く。
とりあえず、タンパク質を取るべきだろう。
タンパク質パフォーマンス、略してタンパだ。タンパが良いものを食うのだ。
肉より魚だろう。魚が手軽に喰えるというと、回転寿司だな。
久しぶりにスシローに入ったが、システムの変貌ぶりにびっくりした。
何あの、専用レーン?もう、流れてくる皿を見張ってなくていいのか!すげぇ!
味噌汁を啜りながら、どうやって専用レーンに来るように制御してるんだろう?とふと気になる。
皿の何かを認識して、より分けている?
じゃぁ、この皿は俺の席専用?まさか。そんな仕組みだったら、膨大量の皿が必要になってしまう。
というと、この時だけこの皿を俺の座席用にする仕組みがあるんだろう。まさかタグを物理的に差し替えるとか?
なるほど。こいつ中の情報がよろしくやってくれているのだろう。と、とりあえず納得することにする。
海老と、マグロを食べて大体満足したが、最後に牡蠣を食うかで迷う。高ぇな牡蠣・・・・
結論を言うと、残念なシロモノだった。不味くはないが・・・ とにかくガッカリだ。会計を済ませて外に出る。
帰りの電車は人も疎らで落ち着いていた。
誰もハロウィンのめいた格好はしていない。
正面に制服姿の女子中学生が座る。口元のホクロがやたらとセクシーだ。マリリン・モンローみてぇだな。
俺が同級生だったら、魔性の女、とかあだ名をつけるだろうな、としょうもないことを考える。
帰ったなら何をするか・・・ 晩飯を作るか。スーパーに寄って帰ろう。
何が言いたいのかというと、ハロウィンって本当にいいもんですね、という話