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はてなキーワード:ポケットとは

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2025-11-24

バカじゃねぇのとおもう

もともとオマエらが「ポケットたくさんくっついたような服なんてイヤよ!もっとおめかししたいの!!」てゆうからそういうのばっかりになったのによ、今度は「ものはいらないじゃない!」だけならまだアホだけど「わたしたちバカにしてるの?!」てなんなんだよ?

バカはオマエらだよ…

Permalink |記事への反応(0) | 09:39

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2025-11-23

anond:20251123090048

余裕あるからポケットに手つっこんじゃうもんね

Permalink |記事への反応(1) | 09:01

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ドットコムバブルを見ていた老人からAIバブルを見ている若者

AIバブルに胸を躍らせている若い方々を見ると、どうしても二十数年前のドットコムバブルを思い出します。

当時の空気は、いまのAIブームとよく似ています。「この技術世界を変える」という熱狂の中で、株価評価天井知らずに上がっていきました。しかし、バブルの裏側では、いまでは信じられないような出来事がいくつも起きていました。

設備投資ビジネス破綻 ― Global Crossing やWorldCom倒産

ドットコムバブルで最も大規模な破綻を起こしたのは、インターネット企業ではなく通信会社でした。

日本ではNTTが当時すでに大量の光ファイバーを敷設していたため、同じような「過剰投資による事業崩壊」を肌で実感しにくかったかもしれません。しかし、設備投資が巨額になる業種がバブル期に過熱すると、崩壊した際の痛手は極めて大きいということは、ドットコム期の重要な教訓です。

ISPが“儲かるビジネス”と思われ、あらゆる業界が参入した

当時、ISPインターネット接続事業)は金鉱脈と認識されていました。

通信会社はもちろん、総合電機メーカーダイヤルQ2サービス運営者、さらには互助会個人レベルまで――「うちもISPをやれば儲かる」という空気がありました。

しかし、結果はご存じの通りで、

と、最終的には参入過多 →価格競争 →事業撤退の典型的業界となりました。

Sun Microsystems栄光終焉

当時、技術者の憧れはSun MicrosystemsEnterprise Server でした。SPARC/Solaris最先端で、「Sunの箱が置いてあるだけで先進企業」と言われたほどです。

しかバブル崩壊後は状況が一変します。

最終的に2010 年、SunOracle に買収され、企業としての歴史に幕を下ろしました。

技術としての価値があっても、時代の波ビジネスモデルの変化には勝てないことがある、という象徴的な例です。

Cisco倒産はしなかったが、時価総額は激減

Ciscoバブル期の「象徴企業」の一つで、当時の言葉で言えば “Ciscoが使えたら一生食いっぱぐれない” と真剣に言われていました。

実際、倒産しませんでしたし、いまでもネットワーク技術において極めて重要存在です。しかし、

という激しい揺り返しを経験しています

余談ですが、今日でも外資系企業40代・50代には、「元Cisco」「元Oracle」という人材が大量にいます

彼らは、当時どれだけこれらの企業が“勝ち組企業”に見えていたかが分かります

プッシュ技術という“一瞬のブーム

バブル期にはいま振り返ると不思議ブームが多いものですが、象徴的なのが プッシュ技術 です。

ブラウザユーザー能動的に情報アクセスする方式でしたが、プッシュ式で情報を送る技術提案されました。

具体的には Marimba とか PointCast ですね。

一瞬だけ「次世代の主役」と持ち上げられたものの、課題が多く短命に終わりました。

短命の流行はいつの時代にもありますが、バブル期にはこれが増幅されやすい、という好例です。

バブル崩壊後:“インターネットは消えなかった”

バブルは弾けましたが、インターネットのものは多少の停滞はあったかもしれませんが、消滅するどころか大きく発展しています

AmazonGoogleといった会社のようにドットコム企業とみなされていた会社社会に定着しています

インターネットはその後20年以上かけて、社会インフラのもの進化しました。

当時の一般的回線速度の1000倍以上の速度で通信できる端末を、誰もがポケットに入れて持ち歩いています

バブル期の期待”をはるかに超える形で、インターネット世界を変えました。

そしてAI未来について

私はAI未来については、どちらかといえば 楽観的です。

AGI(汎用人工知能)が本当に実現するかは分かりません。しかし、

といったドットコム期の教訓を踏まえれば、AIもまた“社会を便利にする技術として定着する可能性は極めて高い” と感じています

Permalink |記事への反応(0) | 00:21

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2025-11-21

あれ?中国制裁ってこんなもんか?

まだこれからなのかも知れないけど、思ったより柔らかいな。

首をかっ切るとか、ポケットに手とか、この前まで止めてた水産物輸入をまた止めるとか、その程度かよ。

まぁそもそもウッカリ発言した事に対する反応としてはやり過ぎとも言える。

でもこれと引き換えに日本国民台湾有事への関心をかつて無いほどに引き上げられたと考えれば割と安いもんでは。

 

でもこれからが怖いからさっさと高市は辞めろ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:52

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2025-11-20

ポケットに手を入れると強くなる中国人

俺たちは既に知ってるはずだよな。

Permalink |記事への反応(1) | 02:34

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2025-11-19

仕事中の飲酒について

ごめん 至急教えて欲しい

今日どうしてもどうしてもしんどい謝罪があって、さっきコンビニクライナーを買ってしまった。今までこういうことしたことないんだけど、謝罪前に一気したらまずい?(バレるバレないとかではなく、なんかアル中になるとかそういう)

ポケットに入って、自転車漕いでる

Permalink |記事への反応(3) | 14:26

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両手をポケットって酋長思い出すな

Permalink |記事への反応(0) | 02:36

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2025-11-18

anond:20251118122914

4次元ポケットだよ

Permalink |記事への反応(0) | 12:36

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2025-11-15

クラスメート婚約者

春の風が教室の窓をくすぐるころ、弱者男性増田太郎は机に突っ伏して小さくため息をついた。中学1年生の新学期。新しいクラス、初めて会う顔、そして――恐怖の婚約者たち。

「……婚約者?」

小さい頃、増田結婚意味勘違いしていた。仲良しの子とずっと一緒にいられる約束、だと思っていたのだ。まさか中学に入った途端、現実はこうなるとは。

太郎!ほーら、大好物ウインナーだぞ❤」

向こうから差し出されたのは、イケメン男子山田颯太のお弁当ウインナーニコッと笑っているみたいに盛られていた。

「え、ありがとう……」

増田は小さく頭を下げるが、まだ机に顔を埋めたまま。彼の周りにはすでに数人の「婚約者」が待機している。男子女子関係ない。クラスメート全員が「婚約者」であり彼にベタ惚れで、牽制を繰り広げているのだ。

太郎くん!今日カレー弁当だよ!そんなウインナーよりも愛情たっぷり詰まってるからね❤」

隣の席の笑顔満開の女子佐藤美咲笑顔で見せるカレー増田の顔は青ざめる。「いや、そんなに……」

しか教室空気は完全に戦場だった。誰かが手を伸ばせば、すぐに別の「婚約者」が睨みをきかせる。

邪魔しないでよ!太郎くんは私のものなんだから!」

美咲の声に、颯太が舌打ち。男子女子も、お弁当で争い、眼差し牽制する――まさに「愛のバトルロワイヤル状態

増田はそっと机の下に手を伸ばして、ポケットの中の小さなメモを握った。そこには、昔の自分の願いが書かれていた。

「仲良しの子と、ずっと一緒にいられますように」

あの日の夢と、今の現実――あまりにも違いすぎて、増田は思わず笑ってしまった。

「……ま、まあ、みんな、仲良くしてくれるのは嬉しいけど……」

だが、その言葉を聞くやいなや、全員が一斉に「私(俺)の太郎くんなのに!」と抗議する。教室中が喧騒に包まれ増田はただ、頭を抱えて立ち上がった。

春の風は変わらず優しく吹いているけれど、増田中学生活は今日から完全に、婚約者たちの波乱で満ちていたのだった――。

Permalink |記事への反応(0) | 18:13

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自分の家という座標があって、

そこは近所のバス停交差点と何も変わらない単なる空間なのに

まるで4次元ポケットか何かのように外界と広さが違う異空間に感じる

Permalink |記事への反応(0) | 16:52

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anond:20251115164127

川口海自作品は超SF小説から

F-35四次元ポケット

超人ソナーマン

狂気無能司令官

とかツッコミどころ無限から

Permalink |記事への反応(1) | 16:48

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しか教室空気は完全に戦場だった。誰かが手を伸ばせば、すぐに別の「婚約者」が睨みをきかせる。

邪魔しないでよ!太郎くんは私のものなんだから!」

美咲の声に、颯太が舌打ち。男子女子も、お弁当で争い、眼差し牽制する――まさに「愛のバトルロワイヤル状態

増田はそっと机の下に手を伸ばして、ポケットの中の小さなメモを握った。そこには、昔の自分の願いが書かれていた。

「仲良しの子と、ずっと一緒にいられますように」

あの日の夢と、今の現実――あまりにも違いすぎて、増田は思わず笑ってしまった。

「……ま、まあ、みんな、仲良くしてくれるのは嬉しいけど……」

https://cardtr.ee/predatorbadlandsthaidubb

https://cardtr.ee/therunningmanthai

https://cardtr.ee/kogaloakvillagethai

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Permalink |記事への反応(0) | 01:36

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2025-11-14

フラミンゴって、なんで片足か知ってる?

冷えるんだってよwwww

でも、水ん中入ってるんだぜ? だったら出りゃいいじゃんww

カタツムリってすげぇんだぜ。カタツムリってよ、

-120℃でも死なないんだぜ。-120℃だぜ。

普通-120度だったら動物全滅するだろ。ただカタツムリだけは氷河期になっても生き残るんだよ。

すげぇ生命力だよな。

ただよ、-120℃になるとカタツムリのエサが無いんだってwwwwwwwwwwww

草木が生えないから結果死にますね」だってwwwwwwww

ゴリラってよ、あれ通称ってこと知ってんだろ。

あれの本名、つまり学名ってなんだか知ってる?知ってる?

ゴリラゴリラだってwwwww

まんまじゃねえか。まんまじゃねえかおい。

それがローランドゴリラだとなんだか知ってる?

ゴリラゴリラゴリラだってwwwwwwwwwちょwwおまwwwww

カンガルーっているだろ。

子供ポケットに入れたりしてよ、すげーかわいいよな。

ところでよ、「カンガルー」って名前の由来知ってるか?

ある探検家が現地人に聞いたら、現地人が「カンガルー。」って答えたからなんだってよ。

でも実はよ、「カンガルー」って「分かりません」って意味なんだってwwwww

Permalink |記事への反応(2) | 14:23

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anond:20251113231144

その一文を読み終えて、僕は思わず本を閉じた。

図書館蛍光灯がページの端を白く照らし、埃の舞う光の筋がまるで旅の道筋みたいに見えた。

ふと、隣の棚に目をやると、同じシリーズの別冊が並んでいる。

イタリアスペインギリシャ……どれも新品みたいにピカピカだ。

でも、僕が手に持ってるこの一冊だけが、まるで生きてるみたいに息づいてる。

「貸出カード、見てみようかな」

裏表紙ポケット差しまれカードをそっと引き抜く。

一番上の署名は、10年前のもの

それから、8年前、5年前、3年前……

そして去年、誰かがまた借りて、返却期限を1週間オーバーしてる。

最後の借り主の名前は、消しゴムで消されてる。

でも、鉛筆の跡がうっすら残ってる。

「M.」から始まる名前だ。

もしかして、あの「Have a great trip too!」を書いた人?

僕はカードの裏に、自分名前を書いた。

そして、そっと本を棚に戻す。

いや、待てよ。

今日は借りてみよう。

カウンターのおばちゃん差し出すと、

「あら、この本、久しぶりに借りる人いるのね。人気なかったのに」

って笑われた。

家に帰って、リュックにそっと忍ばせる。

来月、初めての海外一人旅

行き先は、この本の国。

ページを開くと、誰かの書き込みがまた一つ増えてた。

僕の知らない駅の名前と、「ここ、最高だった」の一言

……あれ? これ、僕が書いた覚えはない。

まさか図書館に戻す前に、誰かがまた借りてた?

いや、違う。

これは、未来の僕へのメッセージだ。

僕はペンを取り出して、空白のページに書いた。

Mさんありがとう

 あなたが残してくれた道、ちゃんと歩いてきます

 そして、次の誰かにちゃんバトンします。」

本を閉じて、リュックしまう。

重さは、ただの紙とインクの重さじゃない。

誰かの想いと、僕のこれからの旅が、ぎゅっと詰まった重さだ。

明日の朝、空港でこの本を開いたら、

また新しい書き込みが増えてるかもしれない。

誰かが、僕の知らない間に、僕の旅に加わってくれてるかもしれない。

旅って、

一人で始まって、

たくさんの人と繋がって、

また一人に戻って、

でも、ずっと誰かと一緒にいることなんだ。

「Have a great trip too!」

――僕も、誰かにそう言える旅をしよう。

Permalink |記事への反応(0) | 12:43

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anond:20251114111825

いや、そもそもポケット無いじゃんって話してるんだけど、お前大丈夫

Permalink |記事への反応(1) | 11:20

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anond:20251114110646

そもそも工場作業員作業服ってほとんどポケットついてないか極めて少ないデザイン

食品系だったら衛生面、混入事故防止

工業系だったら引っ掛け事故とかの恐れがある

Permalink |記事への反応(1) | 11:11

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anond:20251114110545

工場作業員工場内でポケットに手を突っ込んで歩いてると叱られるのはこのため。

単純に見栄えが悪いからだろ

マナー的な

Permalink |記事への反応(2) | 11:06

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anond:20251114092327

単純にポケットから手を抜こうとしたら簡単に抜ける。

でも転びそうになった状態からだと、

ポケットから手を抜こうとするのではなくて、

ポケットに手を突っ込んだまま、反射的に、手を突こうとするため、

ポケットから手が抜けなくなるという事が発生する。


余談...

工場作業員工場内でポケットに手を突っ込んで歩いてると叱られるのはこのため。

よく工場の正門等に「労働災害ゼロ 連続○○日」とか掲載されているの見たことないか

事故が発生すると労災に関わってくるので、企業としては事故ゼロを目指してる。

労災適用になると企業保険料率が上がる場合が有るからだ。

Permalink |記事への反応(1) | 11:05

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anond:20251114092327

手を出そうと思ってるならそりゃすっと出せる。

でも転ぶ時ってそんな心構えができないとっさのタイミングだし、そのまま手を出すのとポケットから手を抜いて手を出すのを比べたら当然遅れが出る。

Permalink |記事への反応(0) | 10:06

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anond:20251114092327

子供の時ポケットに手突っ込んだまま転んでマジで咄嗟に手つけなくて顔から行ったことあるからあながち間違ってないと思う

Permalink |記事への反応(0) | 09:27

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anond:20251114092327

前の会社の同僚、ポケットに手を突っ込んだままコケ顔面縫ったよ

Permalink |記事への反応(0) | 09:25

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マナー元祖

俺は昭和生まれなんだが子供の頃に

ポケットに手を入れて歩くな」って言われてた。

理由は転んだ時に咄嗟に手をつけないからだと。

でも俺は密かに心の中で手を出せるよなって思ってた。

おそらくこれは大人から見て子供ポケットに手を入れて歩いてる姿が

生意気に見えるからだと思うだがどう思う?

Permalink |記事への反応(6) | 09:23

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2025-11-12

私はその夜静かに関西国際空港に降り立った。携帯SIMカウンター自販機ひとつずつ買い、空港内の一時預かり所ですぐに荷物を預け、翌日の午後遅くに取りに来る旨を伝えた。小さな鞄には電子機器が四つ入っている。身につけるものは、バッテリーを取り外しておいたSIMなし格安携帯(数日前に買ったばかりだ)とポーチひとつ。対岸の小さな町に飛び込みで宿をとることした。電車の降客は私と2、3人。地元人間が見れば、私は関西人ではないとすぐ分かる顔をしている。うろうろしていると、早速「お出迎え」の車がメインストリートから細い路地へとわざわざ鋭角にターンして尾行してきたので、物陰に隠れる。目星をつけたホテルの前の駐車場には見張りの車が停車していたので、知らないふりをして行きすぎる。初めての町だが、行き当たりばったりに歩き回った挙句、駅から離れた場所に客のいない静かなバーを見つけ、ウィスキーを飲んで時間を潰す。

日付が変わる少し前にバーを出、宿のあるらしい方角へ歩く。宿に入ろうとした時、住宅街の十字路の向こうからボックスカーが一台、なにかを探しているかのように徐行してやってきて、止まった。生垣そばに隠れたつもりなのだが、どうやらライトの向こうに見つかってしまったらしい。直進するそぶりだったのが、急に右折して去った。ナンバープレートを私に見られたくないのだ。別の宿を見つけ、この日は終わり、旅の疲れを癒そうとした。

翌朝、時差ぼけ寝不足の目をこすり、今年一番の早起きをして、再び空港に向かう。出張中のビジネスマン風の顔をして、通学中の小学生の後ろを歩く。預けた荷物を受け取り鉄道駅に向かおうと、空港ビルの吹き抜けの上階をふと見ると、手すりにもたれた男が下を見て何か携帯で指図をしていた。見張りだ。電車に乗り、念のため、中から隣の車両に移動した。すると、ひとりの男が目についた。まだ若さがかすかに残る、アメリカ人と思われ、こざっぱりした軽装で、イヤホンをつけ、手元の携帯を見ている。荷物はない。空港ホテルに泊まって文字通り手ぶら観光に行く外国人はそうそういないだろう。この男は見張りの仲間と考えて差し支えない。おそらく携帯グループ通話モードになっており、イヤホンから指図が流れるのだ。じっと見ていると、男は気まずそうに少し下を向いた。元の車両に引き返し、男から見えないことを確認する。予告は受けていたが、「今度のチーム」は手際がいい。これは逃げられないと思った。私はロンドンからの帰途アジア系航空機上海を経由したのだが、上海で乗り込んで来た20代アメリカ人の男が私を見てニヤリとして着席したのを思い出した。

降車予定のいくつか前の駅に停車中に、ポケット携帯が鳴った(機内モード)。私はここで降りることを迷っており、それを見透かされたかのように思い動悸がしたのだが、実は九時にセットしたタイマーだった。電車のドアが閉まる瞬間にホームへ身を投げ、私のせいでドアが再度開かなかったこと、および、隣の車両の男が降りなかったことを確認し、駅を出て停車中のタクシーに乗り込んだ。

ヨドバシカメラへお願いします」先に着いたアメリカ人の男やその仲間がXY筋(どこだったのだろう?)を追尾する手筈は万全だろうと思ったが、仕方ない。タイミングよく開店と同時にヨドバシカメラに入り、入り口付近電子機器の入った鞄を置いて、新しい携帯を買った。見上げると、レジの上の防犯カメラが意地の悪い目つきでこちらを見ていた。電源を切ってあるが、新携帯の設定を完了しないと機内モードにできないはずだ。警備員に見つかるかと思ったが、入り口に置いた鞄は盗まれず、日本治安がいい。

大阪駅からP駅まで電車に乗る。P駅で電子機器を裸でロッカーに預ける。バス役所の近くまで行く。降りると、大通りの路肩に車が止まり、私が近づくと発進した。役所の小さな駐車スペースにも見張りと思われる車がいた。海外勤務を終え、帰国手続き本籍地発行の戸籍抄本が要るのは周知のことだと思う。

私は長期滞在ホテル必死に探したのだが、残念ながらどれも予約で埋まっていた。仕方なく、この日の宿をオンラインで予約した(ウォークインで空きを尋ねるべきだった)。夕方、宿に着くと、部屋から大通りが見下ろせる。通りの両側には停車中の車が何台があり、気になる。例の格安携帯バッテリーを入れ、しばらく設定をしていると、Bluetoothがオンになっていることに気づいた。先ほどまでオフにしていたにも関わらずだ。さらに、誰かの機器Bluetooth接続されていた。部屋に入った時には空いていた隣の部屋に、誰かいる。壁越しにキーボードを叩く音が微かに聞こえるのだ。「ようこそ日本へ」という訳だ。私はフロント電話し、部屋を替えてもらった。階も違う。業務階段の側だ。外の車が気になる。しばらくして、廊下に出たところ、ホテル従業員業務階段へと続く扉の向こうに消えるのを見た。客入りの良いこの時間帯に、妙ではないか。私は、ホテル従業員グルである可能性を考え、ホテルを出ることにした。ロビーソファに座り次の手を考えていると、20代の背の低いアメリカ人の男が宅配ピザの箱を抱えて外から入って来て、上階に向かった。つまり、「鳥が逃げた」という訳だ。通りに停めた車で見張っていたのだろう。ホテルを出て15mほど歩くと、近くの路肩の白いワンボックスカーが急発進した。私はこの時、2種類の人間に追われていることをまだ知らない。タクシー警察署に向かう時、外国人運転する高級車が二つ隣の車線にいるのを見た。

繁華街をぶらぶらして、カフェテラス席で休憩したところ、側道から若い日本人の男の運転する車が目と鼻の先で停車した。通りに出るつもりはないらしい。私はこのときそのナンバープレートを新しい携帯写真に撮ったのだが、交番写真警官に見せると、その写真は「画像が歪んで」番号が読めなかった。新しい携帯が、早速ダメになったのだ。

色々気にしても仕方がないので、適当な店に入り、久々の海鮮を楽しむことにした(中略)。ただし、押し入られて身の危険がないとも言えないので、他の客が引けたとき、すぐに出た。断言できるが、ほろ酔い未満だ。料理には満足した。

少し物足りなかったので、大通りから中に入ったところをほっつき歩いて、飲める店を見つけた。途中、誰かを探しているらしい様子のワンボックスカーを見つけた。カウンターで飲んでいい気分になった頃、一台の車が店の前で急に止まった。動かない。外は狭い一方通行の道で、しかも店の前を塞ぐように止まる車はタクシー以外通常ないはずだ。タクシーより車高が高い。これはまずい。逃げ場はない。私は、格安携帯緊急通報ボタンを押した。すると、車は発進した。

携帯で調べるわけにもいかないので、酔い覚ましに、歩いて終夜営業ファミレスを探した。結局、マクドナルドに落ち着いた。この夜、私は初めて、なぜこのような不思議な目に自分が遭っているのかを知った。マクドナルドwifi無料で利用できるはずだが、「パスワード入力」を求められる。なぜか電波の入りが悪い。2階に上がる。どうやら、無料wifiを使わせまいとする勢力と、それを解除しようとする勢力が、電子的に腕相撲をやっているらしい。私は後者の「手助け」をしようとした。結局、早朝になってもwifiが使えることはなかった。

早朝、忠告に従い、急いで店を出る。危ないのだ。タクシーで向かう。預けた電子機器を回収しようと駅で待っていてもらった。ところが、引き出せない。預けたロッカーの番号を電子的に認証して鍵が開くのだが、「その番号が選択肢として存在しないため選べない」。どうやら、私の預けた荷物けが引き出せないように電子的に操作されているらしい。見ると、他のロッカーは全て空だ。

あきらめて、コネのある長期滞在用のホテルタクシーで向かう。

遠距離だ。

紆余曲折ののち、更に別のホテルに着いたのは、その日の夜遅くだった。

Permalink |記事への反応(0) | 21:43

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2025-11-11

1000円超えの牛丼を食らうチー牛を、俺はもう「弱者」とは呼べない

誰もが「弱者」になりたがる現代不毛さよ

最近ネットを見ていると、とにかく「弱者男性」という言葉が溢れてるよな。

みんな自分が一番大変で、一番守られるべき存在だとアピールしたい。

その代名詞として、なぜか牛丼屋でチーズ・大盛・温玉を注文する「チー牛」なる存在槍玉に挙げられてる。

いや、待て。よく考えてみてくれ。

俺たちがリアルで見てる「本物の弱者」ってどんな人間だ?

閉店間際のスーパーで、半額シールの貼られた惣菜菓子パンだけをカゴに入れて、俯きながらレジに並んでる、あの人たちじゃないのか?

彼らが手にするのは、どうにか今日の飢えを凌ぐための、栄養価も満腹感もギリギリの食料だ。

会計は500円でお釣りが来るかもしれない。彼らは本当に経済的な困窮と戦っている「弱者」だ。

特盛・温玉付き1000円超えを平らげる「チー牛」は貴族

一方で「チー牛」と揶揄される彼らの食卓はどうだ?

牛丼屋に入り、迷いなく「特盛で。温玉も付けて」と注文する。

合計金額は、優に1000円を超えることもあるだろう。ちょっとしたランチセット以上の出費だ。

冷静に考えてみてほしい。

1000円を超える単価の食事を、日常的に選べる経済力

胃もたれしそうな特盛飯と、とんでもない量のカロリーを一気に胃に収め、消化できるフィジカル

これが「弱者」の食事か?

本物の弱者が、冷えた半額の菓子パンで震えている間に、彼らはホカホカの肉と米と卵を掻き込んでいるんだ。

あの高カロリーを一瞬で処理できる胃腸と体力は、まさしく「食の強者」が持つスペックだろう。

少なくとも、金銭面や体力面で「今日を生き延びる」ことに必死な本物の弱者とは、隔絶した階級差がある。

もし、今、俺のポケットに1000円が自由に使っていい金としてあるとする。

その状態で「最高の贅沢をしろ」と言われたら、真っ先にすき家に行くか?行かないだろ。

1000円あれば、そこそこ美味いラーメン屋の特製を頼める、ちょっと気の利いたカフェコーヒーケーキゆっくりできる。

もう少し足せば、夜の定食屋刺身一品でも付けられる。

まり、「弱者男性」と揶揄されるチー牛の食卓は、彼らの経済力(1000円を日常的に出せること)は証明しても、食の最高の選択肢はないんだ。

敢えて「すき家」に行くという、屈折した承認欲求

彼らはなぜ、最高の選択肢があるかもしれない1000円を、あえて「チー牛」というレッテルが貼られた場所で消費するのか?

それは、彼らが無意識のうちに**「弱者記号」**を演じることで、世間への皮肉表現しているからだと俺は思う。

「チー牛」は、世間に余裕をひけらかす「貴族」の隠語になりつつある

結局、「チー牛」というレッテルは、真の経済弱者嘲笑うためのものではなく、

「俺はこんな高カロリーもの毎日食っても平気だぜ」

「この程度の出費、痛くも痒くもないぜ」という、ささやかな余裕を世間から叩かれる対象として、都合よく祭り上げられているだけなんじゃないか

俺はもう、チー牛を弱者とは呼ばない。

彼らは、現代社会における「隠れた貴族」だ。

半額パンしか選べない俺たちから見れば、そのフィジカル経済力は、むしろ羨望の対象しかない。

Permalink |記事への反応(1) | 14:43

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anond:20251111100654

「敵が」「有事への備え」「原子力必要」「共産主義者が」と叫びながら自分ポケットと、周辺へのお金の流れを構築してきたのが過去村社会政治でしょう?

Permalink |記事への反応(0) | 10:08

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