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はてなキーワード:ホームシックとは

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2025-10-14

鹿児島の人に聞きたい

33独身男性来年1月から福岡から鹿児島に転勤します。会社天文館?のあるエリア。たぶんその会社近くに住むと思う。

33年間、福岡以外で生活したこといから超緊張。まだ行ってもないのにホームシック

お願いがあります

ポジティブなこと、ネガティブなこと。どっちでもいいから「鹿児島のこれは知っとけ」みたいなこと教えてください。鹿児島市のいいとこ・わるいとこ、どっちも知りたい。

個人的に楽しみなのは鳥刺しと魚。どっちも大好きだからスーパーに行くのが楽しみ。

逆に不安なのは車社会アンド芋焼酎の国なのに、俺がペーパードライバー下戸なこと。これは福岡でもコンプレックスだった。でも鹿児島は余計に風当たりが強そうでビビってる。北朝鮮で生配信する迷惑ユーチューバーくらい嫌われたりしない?大丈夫

引きこもりから友だち作れるかも不安地元にいる今でさえ周りが結婚して孤独になってたのに、見知らぬ土地に行くんだもんね。

やっぱ知らないコミュニティに入るから、我を捨てて受け入れてくださ〜いって、やんなきゃダメだと思うんですよ。でも33年も同じ所にいちゃったから「自分地元だとこうっすねえ〜」みたいな、向こうの人がいちばん嫌な感じを出しちゃいそうで怖い。前に出会った東京から来た人の「東京はすごいんだぜ」ムーブガチで無理で。本当にこれだけはやらんように気をつけたい。

鳥刺し黒豚白熊いっぱい食べて、芋焼酎も飲む。温泉めいっぱい入る。鹿児島を本当に好きになる。予定です。鹿児島の人、よろしくね。4DXを観られる映画館鹿児島市内に1館もないのはちょっと挫けました。

Permalink |記事への反応(2) | 23:07

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2025-09-11

学校の成績で人生は決まらない

安倍晋三祖父安倍寛東京帝国大学法学部、父の安倍晋太郎東京大学法学部

母方の祖父岸信介だって東京帝国大学法学部

代々政治家金持ちだし、東大一家から、きっと課金しまくったんだろ。

小学校時代東大生の家庭教師平沢勝栄)つけられてたんだし。

あんだけ金持ちだったら、裏金詰みまくれるし、あの時代だったら国公立だって裏口とかあったと思う。

私学だったら選び放題だろ。

1人入学させれば政治家コネクションを得られるだから、よっぽど成績が悪くなければ一般入試の点数にゲタ履かせてくれると思うんだよな。

よっぽどの馬鹿でなければ、早稲田慶應MARCHも選び放題だよ。

岸家に養子に出された実兄(岸信夫)は慶應義塾大学経済学部からさ。

で、結局エスカレーター成蹊しかいけなかったんだから、こいつだけよっぽどだったんだよ。

卒業後に留学ってのも、修士でもMBAでもなく、ただの語学留学で、少しだけ大学の科目聴講生しただけだろ?

言葉が通じなくてホームシックになったというから語学ダメっぽい。

神戸製鋼だって入社後工務課に飛ばされてるだろ?

法学部政治学科卒で製鉄所の工務課なんて電話しか出来ねーよ。

でもさ、そんな安倍晋三だって人生成功者だろ?

日本の憲政史上、在任期間最長、名宰相だったよ。

受験勉強落ちこぼれ語学ダメなら、サラリーマンとしてもイマイチ、そんな彼でも、打席に立ち続ければヒーローになれた。

やっぱ、一番は家柄だね。

子宝に恵まれなかったし、最後銃殺されちゃうし、幸せだったかどうかはわかんねーけど。

追記

たぶんだけど、大川隆法総裁んとこみたいに、東大外大学じゃないみたいな家だったと思うよ。

神戸製鋼役員のところに凸電して辞めさせてるし。

その時は晋三28歳、良い歳した社会人なのに、親が役員に凸電して辞めさせるってすげーよ。

そんで、秘書官っていう形で首輪つけられて、親が外務大臣を退任と同時に秘書官退職

秘書官もしてないわまだ当選もなんも立候補もしてないわの状態で、森永社長令嬢と婚約

完全に親のオモチャ

秘書官を辞めた86から初当選までの93年までお前なにやってたのよと。

32歳から39歳まで無職って、なかなか凄いぞ。

そっからの大逆転だからな。

いや、安倍晋三人生を振り返ると勇気を貰えるね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89

Permalink |記事への反応(2) | 11:36

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2025-08-17

ルー・リードルー・リード詩集」(河出書房新社

経歴

ルー・リード(1942-2013)は、ロックミュージシャンシンガーソングライターギタリスト)。

ニューヨーク郊外会計士を営む実家に生まれ、シラキュー大学では英米文学を専攻し、伝説的な作家デルモア・シュワルツ師事しながら、ギターを持ち、B級レコード会社のために流行にのったヒットソングパクリのような曲を提供していた。

この頃、同性愛(極度のホームシックによる鬱症状という説もある)治療のために家族の手配で電気ショック治療を受けさせられる。

1964年伝説ロックバンド「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」のメンバーとしてデビューし、ショッキング歌詞前衛的な演奏カルト的人気を博した。

1970年代にはソロに転じ、前半はデヴィッドボウイプロデュースした「トランスフォーマー」で、グラムロック代表的ミュージシャンとして活躍した。お笑い芸人HG」のルックスはこの時期の彼に影響を受けている。

徐々に黒人音楽に傾倒し70年代後半はドンチェリーらと組んでフリージャズファンクラップのような歌が合体した奇妙な作品を出し、軽い混迷期に入った。

80年代以降はシンプルな4ピースギター×2,ベースドラム)の骨太演奏に語りのようなモノトーンな歌い方を乗せる方法論が定着し、「ブルーマスク」「ニューヨーク」などとっつきづらいがくせになる名盤を作った。

その後セールスは低迷し、本人も70年代後半のような実験的・音響的な方向に傾倒し、2000年代中盤以降新作はリリースされず、2011年に突然、スラッシュメタル大御所メタリカと共作アルバム「ルル」を作ったが、長尺でラフ演奏メロディほとんどない歌声が乗る(しか一曲が長い)作品は、特にメタリカファンから酷評された。2013年肝臓癌で死去。

作品紹介

この詩集生前に発表された唯一の詩集(多分)で、彼の歌詞と、雑誌に発表した詩・記事からなる。

詩の魅力

ボブディランのような多義性・はぐらかしや、レナードコーエンのような崇高さとは異なり、ルー・リード歌詞は明確、即物的客観的で、感情を乗せない、観察者的な視点が特徴である言葉遊びも少ない。

テーマ

テーマショッキングものが多いが、それが詩の構造精神にまで侵食せず、あくま象徴として機能しているのが魅力で、それゆえ、声を張らなくても、メロディを工夫しなくても(楽曲ほとんどが2~3コードで作られている)、演奏を盛り上げなくても、聞き手に迫る。

薬物

代表作「ヘロイン」は文字通りヘロインについて歌った作品であり

ヘロイン/ぼくの死であれ/ヘロイン/ぼくの女房でぼくの人生

と、その表現は率直で容赦ない。

ただ、ヘロイン自体の直接的・具体的な描写はなく、これは読み手聞き手)には、自分愛着をもち、人生代替となる「何か」と置き換え可能普遍性を持つ。

恋愛

1970年代中盤の名盤ベルリン」、「悲しい歌」の歌詞には

「ぼくは彼女スコットランド女王メリーだと思った/ものすごく努力したのに/まったくの勘違いだとわかっただけ」

と、ここだけ読むと幼稚なほどロマンチック失恋の歌なのだが、最後

「他のやつなら彼女の両腕を折ったことだろう」

と突然血なまぐさくなる。

家族

一見強面・ハードな印象のある作者だが、薬物以外に拘りがあるのが「家族」で、例えば、

「おふくろに恋人ができた」という歌は、

「おふくろに恋人ができた/昨日やつに会ってきた/おふくろが新しい人生の1ページを始める/やつとの関係が早く終わってほしい」

とあるルー・リード44歳のとき作品である

「妹へ」という歌は

「元気が無いって自分でもわかっている/このところ調子が良くないからな/でも信じてくれ/ぜんぶおれのせいだ/おれはずっと自分可愛い妹を愛してきた」

ストレート愛情を歌っている(妻を歌うときにこのような率直さはない)。

自殺

79年のアルバム「ザ・ベルズ」は控えめに言っても駄作だが、最終2曲が秀逸で、

「おれは家業なんていらない/あんたが死んだってそんなもの継ぎたくない」

「パパ/こうやって訪ねたのは間違いだった」

と歌う「家族」ルー・リード父親を憎む発言を繰り返し、生前最後インタビューでも「親父はオレにそんなクソ(注:ギターのこと)はよこさなかった」で締めた。)

に続き、

「宙を舞い/体をつなぎとめるものもなく/宙を舞い/膝から地面に落ちた時/パラシュートなしで公演するのは/あまりかっこ良いものではなかった」

と夜のブロードウェイでの飛び降り自殺を描く「鐘(The Bells)」で終える。

死を選び家族に別れを告げた遺書のようである

好きな理由

露悪的ではあるが、情緒に頼るところはなく、自分のことを歌っているようでもどこか第三者的目線を感じる。その透徹したところが魅力で、苦しさややるせなさを抱えていても、読むと「ふわっと」自分から離れられる不思議な癒やしが感じられる。

自分気持ちを抑えられないほど悲しいときや辛いときに読むと、不思議浄化作用を得られる。

ユーモア

自分が好きな歌詞は、本当に悪趣味なのだが、「黒人になりたい」という歌で、

黒人になりたい/ナチュラルリズムを身につけて/6メートル先まで精液をとばし/ユダヤ人のやつらを痛めつけてやる」

という、人によっては噴飯もの歌詞だが、リズムの良さと話題の飛躍に、どこか英雄に憧れるおとぎ話めいたユーモアがある。

そして、ルー・リードユダヤ系アメリカ人であることを念頭に置くと(そして、本人がそのことを歌で一切明かさないことを含めると)、この人の自虐性とユーモア、という側面も見えてくる。

読み手聞き手によって評価は異なるが、自分にとっては、「毒」を浄化してくれる「毒」(=解毒剤)だと思います

以上

参考資料

書影

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257501/

(楽曲)

(heroin)

https://www.youtube.com/watch?v=yN-EZW0Plsg

(mama’sgot a lover)

https://www.youtube.com/watch?v=mEuShdchzkk

(families)

https://www.youtube.com/watch?v=JXbu4z2kc6s

(I wanna be black)

https://www.youtube.com/watch?v=H-ksg_ZVn8s

(sad song)

https://www.youtube.com/watch?v=QG_ooIR0DTY

(littlesister)

https://www.youtube.com/watch?v=ZbOG-2ahx4w

(the bells)

https://www.youtube.com/watch?v=9tS1wCEzOTk

Permalink |記事への反応(0) | 07:33

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2025-07-17

anond:20250717141220

ホームシック混同してる

Permalink |記事への反応(0) | 14:13

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2025-06-19

異動して半年も経つのにまだ淋しい。バカなんじゃないかってくらい。前の職場恋しくてホームシックみたいな。私が捧げた10年間の日々。

どうしたら良いんだろ。一応、笑顔でやってる。他の人から見れば楽しそうに見えると思う。優しさが足りないのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 23:34

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2025-01-07

anond:20250107173455

そうだ。俺の述べたような基本的論点を踏まえて、それぞれが工夫をしている。日本でもしている。

チャレンジしていることは後退ではない。全くそうだ。日本でも後退などしていない。

日本以外の国でみるニュース面白い? そうかそうか。日本面白いニュースは見たことが無く、所外国では面白くないニュースは見たことが無いか

海外汚職は無く、海外経済政策完璧であり、海外理論けが正しく日本努力は何の成果も出しては無く全てフリーライドで、日本人で政治をまともに語っている人間はお前以外に存在しなくて、すべての日本人よりおまえは優れた存在である

そんなわけがないだろ。

出羽守は恥ずかしいから止めろ。

「俺以外の全部」の言い換えで「日本」とか言うな。

俺の予想だが、お前は恐らく現実には海外普段から行ってなど居ない。出羽守でいられるのは、海外のことを知らないからなんだよな。日本食食わなくてホームシックにならないし、フランススリにあったり、アメリカテレビCMタイミング辟易したりしたことないんだろう。外国語も喋れないし書けまい。まあ予想だからどっちでもいいけどな。そんなことより、海外に関するわけわかんねー政治社会状況の認識よ。

 

 

デモをしている人たちは暇人なのか。はっきり言おう。そうだ。

趣味」に時間を費やしている人たちだ。「趣味」の内容がたまたま政治であり、社会有益とされているだけだ。お前も、残業していようが関係ない。暇人だ。休日があり、終電前にアフターがあり、その時間政治に使うことができる。

ここで言う「暇」とは、夏休みのおばあちゃんちでゲームを持ってない学生台詞じゃあないんだよ。分業によって産まれ余暇時間のことだ。この余暇時間に、子育てするし、筋トレするし、病気療養するし、ゲームするし、友達との絆をはぐくむし、中にはデモに行く奴もいる。なんでもいい。それは人生だし。

ここですべての人間余暇政治に使ってるようじゃ、むしろ社会は困るんだよ。誰が子育てをするんだ? お前みたいな筋トレしてないヒョロヒョロに全員なったら誰が重い荷物を持つんだ。いろんな奴がいるからいいんだ。それが分業だ。

 

もっと理想民主主義」について語っているのは、お前だ。

政治大衆全員が興味を持ってないのが現実で、現実ではない理想にならないのでクソだ、とお前は言ってるんじゃないのかよ。

まあ、啓蒙によって少しでも理解をもってもらおう、という方向性はいい。それはすればいい。

だがそのためには、お前の言動はじゃまだ。

おまえらバカ」と主張したら、興味を持つと? やめろバカ

しかもお前は自身がどちらかというとバカ寄りだ。政治コミュニティに参加して旧交を温めるのもいいが、もっと本とか読んだほうがいいぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 18:06

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2024-12-31

旅行先に着いた瞬間に帰りたくなる現象名前を付けよう

ChatGPT に聞いたら「スタートエフェクト」は割としっくり来た

この現象独自名前をつけるとしたら、以下のような候補が考えられます

### 1. **「初日ブルー」**

旅行初日特有の落ち込み感や不安感を表現するシンプル名前

### 2. **「旅先逆ホームシック」**

ホームシックの逆バージョンとして、新しい場所で家が恋しくなる感情をそのまま表したもの

### 3. **「到着メランコリー」**

「到着」した瞬間の感情と、「メランコリー憂鬱)」を組み合わせた表現

### 4. **「旅の反動症候群」**

旅行に行くことで生じる期待と現実ギャップや疲れからくる心理的反動示唆

### 5. **「新環境不適応症」**

新しい環境にまだ順応できていない段階で感じる不安感をそのまま表した名称

### 6. **「スタートエフェクト」**

旅行スタート時に生じるネガティブ心理的現象フォーカスした名前

どの名前もそれぞれのニュアンスを持っていますが、シンプルで分かりやすい **「初日ブルー」** やちょっと専門的な響きの **「到着メランコリー」** は覚えやすいかもしれませんね。どれがしっくりきますか?または、他にアイデアがあれば教えてください!

Permalink |記事への反応(0) | 23:41

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2024-11-01

幸せになったら苦しくなった

子供の頃、両親が不仲だった。

毎日の言い争い、俺への八つ当たり罵声皮肉etc.)が日常だった。

それが苦しくてね。

最初理不尽なことには言い返したりしていたが、怒りに怒りで返せばヒートアップするだけ。

そのうち感情を無にして、その場に存在しない空気になることで日々をやり過ごすようになった。

早く大人になって、誰にも八つ当たりされない安全生活をするのが夢だった。

社会に出て一人暮らしをしてみると、初めて安息を得た気がした。

いきなり怒鳴られることがないって素晴らしい。

ホームシック?なにそれおいしいの?

一人の生活があまりに心地良くて心底暮らしに満足した。

周囲の友人から寂しくないの?彼女作らないの?と頻繁に言われた。

俺は子供の頃に家の中で空気になることに徹した結果、寂しいという感情が無くなっていた。

寂しいから誰かと付き合うというのがよくわからなかった。

が、知り合いの伝手で彼女ができた。

彼女一人暮らしで、よく寂しいと言っていたが、その気持ちは正直よくわからなかった。

それでも何とか合わせていたが、自分家族幸せな話をする彼女と一緒にいることに段々違和感というか罪悪感のようなものを覚えて結局別れた。

また一人に戻ったが、やはり一人の空間安心で、それ以上を積極的に求める気にならなかった。

時が経ち、心身の異常でサラリーマン生活からドロップアウトしてしまった。

収入が落ち込み、生活場所もいわゆる底辺層になった。

しか一人暮らし空間があるだけで満足だった。

が、縁あって彼女ができ、結婚した。

彼女の家は裕福で、義両親は心にも余裕がある良い人たちだった。

何度も食事に誘われ、色々な話を交わすうち、ああこれが家庭なのかな?と微かな嬉しさを感じた。

周囲に子育ての話が多くなった。

一人のとき赤ん坊を見ても何も感じなかったが、とてもかわいいと思えるようになった。

残念ながらうちは子供を授からなかった。

街を歩けば小さい子が目につく。自然と笑みが溢れる。

そして、寂しいという感情が復活した。

同時に色々なことが苦しくなった。

昔は罵声を浴びない一人暮らしができただけで幸せを感じたが、今はそのような環境など当たり前になってなにも感じない。

それより子供のいない寂しさ、サラリーマン生活からドロップアウトしてしまった虚しさ、過去に付き合った人やそのような関係になる直前だった人たちの気持ちを汲んであげられなかったことへの申し訳なさ、若い頃にもっとこうすればよかった、ああすればよかった、と一挙に後悔が湧き出てきた。

自分はこんなに感情的な人間だったんだと今更気付いた。

そしてこの感情を処理するのがなかなかしんどい

昔は一人暮らしできただけで心底満足だったんだけどな。

Permalink |記事への反応(1) | 21:41

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2024-06-15

ベジタリアン共感

ベジタリアンとしての生活は、まるでスパイスのないカレーのように思われがちですが、実際は全く逆です。

私たち食生活は、色とりどりの野菜、豊かな味わい、そして創造性に溢れています

そして、時には、ホームシックのような感情さえも、美味しい一皿で癒やすことができるのです。

例えば、ある日、私は大豆ミートを使った「フェイチキンカツ」を作りました

見た目は本物のチキンカツそっくりですが、味は...まあ、正直言って、チキンカツとは程遠いものでした。

しかし、これが面白いところで、この「フェイチキンカツ」は、私の家庭の味を思い出させてくれたのです。

なぜなら、私の家庭では、チキンカツはいつも少し焦げていて、ちょっと硬かったからです。

また、ベジタリアンになってから、私は「野菜ステーキ」に挑戦しました。

ズッキーニナストマトを厚切りにして、オリーブオイルハーブマリネし、グリルで焼きます

最初は、これがステーキの代わりになるとは思えませんでしたが、食べてみると、そのジューシーさと風味の豊かさに驚かされました。

肉のステーキもいいですが、野菜ステーキもなかなかのものです。

そして、ベジタリアンの最大の挑戦は、やはり「ライスカレー」です。

カレーは、多くの文化で愛されている料理であり、そのバリエーション無限大です。

私が作るライスカレーは、トマトベースソースに、レンズ豆ひよこ豆、そして山盛りのスパイスを加えたものです。

一口食べれば、その辛さで涙が出そうになりますが、それがまたクセになるのです。

ベジタリアンとしての私たちの旅は、時には孤独で、理解されないこともありますが、それでも私たちは、自分たち選択を誇りに思い、美味しい料理を通じて、新しい発見を楽しんでいます

から、次に誰かが「ベジタリアンになると、何を食べるの?」と聞いてきたら、笑顔で「想像力創造性をたっぷりと」と答えましょう。それが、ベジタリアンの真髄ですから

Permalink |記事への反応(0) | 17:18

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2024-02-27

バンプライブ絶望した日。

BUMP OF CHICKEN TOUR「ホームシック衛星2024」名古屋公演2日目に行ってきた…のだけれど。

魂を浄化するはずのバンプライブでこんな絶望的な思いをするとは思わなかった。

バンプは何も悪くない。

いつものように素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

問題は警備スタッフだ。

ライブ中、アリーナ席通路をずっと歩いて巡回しているのである。それが気になってライブにまったく集中できなかったのだ。

あなたが敏感すぎるんだ」と思われるかもしれないが、たとえば映画舞台想像してみてほしい。

世界に入り込んでいる者にとって、動く人間がどれほど目障りな存在なのか。感覚としては「映画館でスマホの画面が目に入る」、あの感覚が非常に近い。

世界の外に放り出されてしまうのだ。

しかも見ている相手は「冷静な人間」。感傷に浸って泣いたり叫んだりしている姿を、シラフ人間が見回りにくるというのはなんとも居心地の悪いものである

「来やがった」「次はいつ来るんだろう」……そんなことを考えている間にライブは終わった。せっかくのライブが憎しみに染まってしまったのだ。

最も大きな問題は「いったい何を警備しているのか」ということだ。

視界を遮り、鑑賞のジャマをしてまで歩き回って何を見張ることがあるというのか。

こうした巡回スタッフを目にするようになったのは、コロナ禍に入ってからだと思う。少なくともそれ以前にそんなことを思った記憶はない。YOASOBIや最近乃木坂46ライブでもそういうスタッフはいた。

YOASOBIのライブでは「スマホ静止画撮影OK」「動画NG」だったため、動画撮影している者に注意する、という意味はわかる。

乃木坂46ときマスク着用が義務付けられており、「マスクを外す人を監視するため」という理由理解はできる。

今回のバンプは何なんだ?

おかしなことをしない人間がいないか見張る」ことなのか?

定期テスト不正を見張るように、歩いて監視しなければならないほど低い民度なのか?

端の席だったこともあり、通路側に席から少しはみ出ていることを巡回スタッフに注意されたりもした。

自分の他にも注意されている人がいて、胸が痛んだ。ノリにノッているところに水を差されているのを見ると、関係ないこちらまで悲しくなる。

この通路ライブあなたたち以外に誰が通るんですか?

注意されて気分を下げることのほうがよほど迷惑行為じゃないんですか?

巡回や注意は聴衆にとっての「不利益である

「歩き回って監視される」って嫌なものですよ?

注意されたら気持ちを立て直すのに時間かかるものですよ?

なんでそんなに見張られなきゃいけないんですか?

なんでそんな注意されなきゃならないんですか?

スタッフと大声で揉めて問題起こしてやろうとさえ思った。

仕事がクビになったら困るからやめたけど、そんなことを考えるくらいには腹が立っていた。「前から7列目」という大当たりの席だったから、大声で叫んだら藤くんならわかってくれないかな、なんて思ってみたり。

ライブ中にそんなことを考えている時点で「楽しんでいない」よね。

人生楽しんだもの勝ち」というなら、完全に負けていた。

最近相手気持ち想像できない人間が本当に増えたと思う。何をしたら誰がどう嫌な思いをするのかに思いが至らない。

ルールばかり見てないで、もっと人間を見ろ。

そしてその奥にある、見えないものを感じ取れ。

鈍感な人間にはきっと理解できない痛み。

藤くん、助けてくれ。

Permalink |記事への反応(2) | 00:03

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2024-02-19

引越したらホームシックに罹った

仕事の都合で某県某市に引越してはや数日、しっかりとホームシックに罹った。

これまでに住んだことがあるのは以下の3つの街。

関東某市

関東政令指定都市

・某海道某幌市

これまでに住んだ3つの街はどこも住みよい街だった。

関東某市は海あり山あり田園あり、駅前商店街には今なお活気の衰えない老舗の店々が軒を連ね、図書館博物館美術館なんかの施設も充実していた。公共交通機関も発達しており、非常にバランスの取れた街であったと思う。

政令指定都市東京へのアクセスのしやすさは言わずもがな、街自体の魅力も十二分だった。電車で数駅とかから商業施設の集まる街に行けるくせに、自宅近くの小高い丘に登れば、木立の向こう側に素晴らしい夕陽を眺めることができた。

某幌市についての説明不要だろう。東京から距離こそあれ、大抵のものこの街で揃う。米津玄師ツアーだって来るし、ジャンプショップだってパルコにできた。新幹線はまあ…待ってればそのうち来るだろう。何より雪と氷がとにかく美しいのだ、あの街は。

話を戻そう。

現在の街に引越してきてまだ数日だが、街の雰囲気がどうも肌に合わない。なんと言おうか、人の気配というか、文化香りが極端に薄いのだ。

戦後人口爆発に伴って山を切り開いて開発したような、歴史の浅い街だ。人口はそれなりにいるはずなのに、公共交通機関が驚くほど発達していない。卵が先か鶏が先か分からないが、人々はみな車で移動し、道路の車線数ばかりが多い。

別に、車で移動することは構わないのだ。

何が肌に合わないかと言えば、車通りはめちゃくちゃに多いのに、それなのに、生きている人間の気配があまりにも薄いことなのだ。

延々と真っ直ぐに伸びる道路。道の脇には街路樹ひとつもなく、チェーンの飲食店やら、だだっ広い敷地カーディーラーやら、巨大な平屋建てのドン・キホーテだのが間隔を空けて立ち並ぶ。そして店舗店舗の隙間を埋めるような、手入れのされていない灰色土地

どこまで行っても誰も歩いていない。かたや、意思があるのかどうかも分からない自動車たちが片側2車線の道路をかっ飛ばしていく。どこまで行っても同じ景色。気が狂いそうだ。

先の記述を見てもらえば分かると思うが、自分は人が紡いできた文化だとか、人の手の入っていない(あるいはほどほどにきちんと手入れされた)花鳥風月だとか、そういうものが好きなのだ

引越してきたこ土地にはそれがない。あるのかもしれないが、自分嗅覚では知覚しきれない。

ああ、帰りたい。

どこに帰ろうか。某幌のスープカレーが食べたいなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:07

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2024-02-02

ホームシックになりかけた話

20になって数ヶ月が経った頃、まだ実家暮らしだった僕は池袋水族館に行くために前日

鶯谷ビジネスホテルに泊まったのだった

料金は7000円

部屋は角部屋で窓から道路居酒屋が見えた

思ったよりも部屋は広くて、ベッドも大きくてふかふかだった。そんで寝転がって、テレビとか見てたわけだけど、風呂入んなきゃなと思い

風呂に入ったら、浴槽に水を貯め方がわからん

仕方なく嫌だけどシャワー使った

出てから改めて自分一人の部屋を眺めたら

ほんとに静かだった。いや、外からの声は聞こえるんだけど、こう家族の声が全くしないわけで

「そうだよな、自分ひとりだもん」ってまた

ベッドに寝転がる。で、いつもと同じく寝る前にゲームして、歯磨きして寝ようと思ったけれど

眠れないなぜか、怖いというわけではない

しかし、不安なのだひたすら

自分一人しかいないとこんなに夜は不安だった

窓の外には知らない人が歩いてて、知らない店の灯りがギラギラ照らしていた。

ベッドは知らないにおいがした

そうして、眠れないので水族館チケットを眺めていたけど静寂に耐えられず

毛布にくるまって無理やり寝た

で、翌朝誰に起こされることもなく起きたら

まだ朝4時で、窓の外には知らない人が散歩して

知らない朝の光が街を照らしていた

僕は食べ忘れていた弁当おにぎりを一個、食べてそのまま寝ようかと思ったけれど

虫歯になりたくないか歯磨きして、結局眠れなくて朝食の時間までゲームしてた

スマホ母親からLINEが来てた

東京暑い?こっちは雨だよ」って

雨なら少しはマシだったかもね

Permalink |記事への反応(0) | 10:11

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2024-01-06

普通に兄とセックスしてた


社会人になって数年、仕事が忙しくなり、職場理不尽な事が増え、それが精神的な余裕の無さに繋がって彼に距離を置かれ、それがさらに心の余裕を…というスパイラルの果てに破局

異性と肌を合わせる事が数少ない癒し手段だった自分にとって、パートナー不在状態は、ゲームで言う所の体力が少しずつ減っていく状態も同然だった。もちろん他のストレス解消法も色々と試してみたものの、セックスと同等の効果を感じられるものには結局巡り会えず、週末は一人でひたすら呑んでタクシーで深夜帰宅してばかりだった。

そんなある週末の深夜、自分でもよく覚えてないが運転手実家の住所を告げていたらしく、気が付くとx万円のタクシー代を立て替えてくれた兄に抱きかかえられて部屋に運ばれていた。それが拙かった。季節は残暑も厳しい頃。Tシャツハーフパンツ姿の兄に「おんぶ」された時、その密着感と体温から猛烈、いや激烈な感覚が体を駆け巡った。「これだあああ!!!!」と。「ここにいるじゃん!!!!」と。

で、その夜のうちに兄と関係を持った。

「こうでもしないと自分ダメになってしまう」「私のためだと思って」「誰にもしゃべらなければいい。死ぬまで秘密にするから」「一回だけでいいから」「入れなくていい。ただ抱き合うだけでいいから」と、泣きじゃくる私に兄が折れる頃には夜が明けていた。人倫に反する事だという自覚微塵も無かった。シャワーも「カラスの行水」同然に済ませ、兄のTシャツトランクスをはぎ取り、ひたすら兄との密着感を貪った。

入れなくていいという言葉で無理矢理妥協させた兄ではあったが、そんな約束最初から守る気など自分には全くなかった。兄は割と本気で抵抗したが、半分本気半分演技の涙でねじ伏せた。

数ヶ月ぶりのセックスはただただ気持ちよかった。勿論自慰はやってたけど、物の数に入らない位によかった。「脳味噌が痺れる」というのはまさにこれの事かと。途中で何回ヨダレを兄のTシャツでぬぐった事か。

事後、兄は私の頭を撫でていた。どんな顔をしていたかは、何となく見れなかった。

ちなみに実家で兄と同居している両親(というか、兄「が」両親と同居しているのだが)は一階の寝室で寝入っており、二階の兄の部屋とは比較的離れていたので気づかれずに済んだ。

私は同じ二階の元の自分の部屋へ行き、押し入れに仕舞われた布団を引っ張り出して裸のままひっくり返った。しばらくして、兄が私の服とバッグを持ってきてくれた。

両親には、「仕事が行き詰まって精神的にきつくなってホームシックになった」と説明した。実際そうだったし、ひたすら仕事愚痴をこぼし続けたので、両親も疑わなかった。父は一人娘の突然の帰郷に気をよくして「今日も泊まっていけ」と言ってくれた。二日目の夜は、兄は早々に寝てしまっていた。それが兄なりの拒絶の意志表示なのだと私は察した。

日曜の夕方、兄が車で最寄りの駅まで送ってくれた。道中、私たち一言も喋らなかった。駅に着いて、「まあ、無理すんなよ」と兄が言うと、私は「ごめん、ありがと」と言い残して帰路に就いた。少なくともこのときまでは、自分はこの一度きりで終わらせるつもりではいた。

兄とのセックス効果は絶大だった。自分ミスは激減し、相手ミスを許す余裕も生まれた。何より、兄との行為を反芻しながら自宅でする自慰が、その効果をより長く持たせてくれた。夜もぐっすり眠れるようになり、肌の荒れも目に見えて解消していった。

が、それが永久に続くわけでもなく、2ヶ月も経つ頃にはその効果は薄れつつあった。これは拙い。また「補給」しないと。そう思った時には既に携帯で兄に電話していた。

そして、何だかんだでなし崩し的に、兄と一ヶ月に一、二度セックスするようになった。両親にばれるわけにもいかず、また私のアパート住民達にも、兄を彼氏だと認識されたりしたら万が一の場合も考えられるので、ムラッと来た時はアパート実家中間の駅に兄を呼び出し最寄りのホテル直行、そして数時間後に別れる、という流れだった。勿論ホテル代その他諸々の費用は全部私持ちで(兄は自分が出すと言っていたが私が拒んだ)。

今冷静に振り返ってみても、相当に人の道を踏み外してるなとしみじみ思う。あの頃は自分気持ちよくなる事しか考えてなかった。兄に対しても、あれでも一応男なんだから別に損はしてないはずだと自分勝手に思い込んでいた。セックス自体も完全に受け身で、兄に何かをしてあげようという発想すら無かった。

けれど旦那(になる人)とつきあい始めて、本気で結婚を考え始めた頃になって、「ああ、私はこの人に絶対に言えない秘密を抱えて一生過ごすのか」とか「私をこんなに信頼してくれているこの人を、自分は一生だまし続けて生きていかなければならないのか」という事に気づいてしまい、また兄にも同じ業を背負わせてしまった事を深く後悔し、何となくそれ以後自分で兄を遠ざけてしまった。自分結婚式でも目を合わせずじまい。実の兄の体を求める度胸はあったくせに、謝罪する勇気は私にはなかった。今思えば最低な卑怯者だな。

そうやって実家自体とも疎遠になった頃、兄から結婚式の招待状が届いた。届いたその日の夜、兄の携帯から電話が鳴った。思わず電話に出た。兄は陽気な声で「お、元気?」と。私はその場で泣き出し、何度も謝った。兄は「お前も旦那とうまくやれてるみたいだし、俺もようやく人並みに落ち着けるし、お前が苦しむ事はもう何も無いだろ」と言ってくれた。

別に落ちも何も無い。兄との関係は今も旦那には黙ったままだし、兄との肉体関係もそれ以後全く無い。ただ、あのとき兄が自分を受け入れてくれたからこそ、今の自分があるんだろう。匿名で吐き出せる程度にはなれたのでここに書く。

Permalink |記事への反応(5) | 21:51

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2023-12-07

オトナプリキュアにおけるスプラッシュスターの扱いがしんどすぎる

オトナプリキュア9話、咲舞の変身回まで視聴。

ここまでもしんどかったけど、今回が決定打になった。

SNS(主に旧Twitter)でも9話放送からスプラッシュスターの扱い、これどうなん?」

みたいな話題はちょくちょく見たけど、正直それ以上に

「咲舞変身キタ!」

「満と薫はプリキュア!」

「4人揃ってくれてありがとう!」

といった好意的意見が見られた。

これに結構ビックリしたんだけど、かといって自分の考えをツイートすると超連投になってとっ散らかるし、ツイート数ばかり増えて検索汚しアンチ野郎になりかねないので全部まとめて書けるスペースに書くことにした。

結論から言うと、スプラッシュスター好きなイチ視聴者としては信じられないところをいくつもスルーしている作品

同じ作品内に比較対象として5GoGoがいるからなおさら強く感じる。

ここから咲舞以外のスプラッシュスター登場人物を踏まえつつ、その理由を書いていく。

何話で何があったとかって話もするので、よくわからんところは公式の全話リストで補完してほしい。

https://www.toei-anim.co.jp/tv/precure_SS/episode/list/



フラッピチョッピ

変身時におけるフラッピチョッピ(以下フラチョピ)の扱いについて色々とSNSでも意見が挙がっているけど、特に引っかかったのがフラチョピに対する咲と舞の反応。

どんな反応かと言えば、無。まったく何もなし。これにはマジで納得できない。

フラチョピの扱いについて亡くなった声優さんの件を挙げて英断だったとか仕方がないとかって意見も見たけど、それらは咲舞の無反応の理由になってない。

咲舞にとってフラチョピは大切な友達にしてパートナーだったでしょ。

スプラッシュスターを視聴した人がそれを忘れるはずがないし、仮に未視聴だとしても「プリキュアと変身を共にするパートナー妖精」と聞けば、そこに浅からぬ絆があることは想像に難くないはず。

そんな大事パートナーとの、いつぶりかの突然の再会だった。

なのに咲も舞も無反応ってどういうこと?

5GoGoのキュアモみたいな、ただの変身に必要ツールじゃないんだよ。

11話のフラッピ看病回に12話のチョッピホームシック回と、序盤からしっかり見せてくれてたでしょうが

まだ全話終わってないから明言はできないけど「あれは本当のフラチョピではない」として、それをあの時点の咲と舞は知らないでしょ?

仮にその情報が事前にあったとして、突然現れた旧友の姿に終始無反応を突き通せるか?

変身前のネガティブすぎる咲(これも納得できないけど今は割愛)とそれを鼓舞する舞も変身できるできないの問答になっていてフラチョピの話題は挙げないし、急に出てきたコミューン普通に手に取るし、バトルが終わって変身が解けたら「変身できたね…」で感慨にふけって終わり。

なんだこりゃ…って思いながら見てた。

あのスプラッシュスターで積み重ねた物語の先に、こんな未来存在してしまうんかと。

オトナプリキュアにおけるスプラッシュスター存在は「恋愛結婚に関わる大人の悩み」を課せられており、それが最優先なんだろうなあ。

変身バンクなしでいきなりプリキュアの姿になっていたら少しはマシに感じられたかも?

それでも一切言及しないのは相当変だと思うけど。



<美翔和也

フラチョピと同様に、本編にしっかり関わっていながら存在を消された人。

咲と良い影響を与え合っており、日常寄りのカップリングとしてかなり良い感じに描かれていたと思う。

まず咲と和也は5話で初めて出会うんだけど、その時に舞は不在なので特にきっかけにはなっていない。

それ以降も16話では「大切なのは諦めない事、諦めたら夢は絶対に叶わない」とプリキュアみたいなメッセージを残したり、27話の夏祭りや34話の学園祭実行委員の話、最後は45話のクリスマスと、あまり舞が関わることなく咲と和也の間で進む話が定期的に挟まれる。

クリスマス回なんて『ケーキ和也クリスマス! 』とかタイトルにまで名前が出てくるし。

プリキュア関係者以外の中では咲とのイベント結構多かったし、それぞれの成長にも繋がっていて、最初こそガチガチ咲ちゃんいまいち読めない和也さん…って雰囲気だったのが終盤はちゃん自然体の交流になっていた。

しかしオトナプリキュアで咲舞に課せられたノルマを考えると、消されて然るべき人物だった。

何故なら、4話=舞が恋人と別れる回で「カレと結婚を控えていて、仕事も充実した幸せな咲」と「カレと上手くいかず、仕事も充実とは言えない舞」の対比をする上で、和也存在してしまうと咲舞をポジティブに繋げてしま可能性がある。

舞の「上手く行ってない感」の表現を阻害してしまうし、和也を出演させてしまとある程度説明必要になる。

そして9話=咲の悩みとスプラッシュスター変身回。

ここで相手和也だと、咲を葛藤させづらい。

和也自身、小さい頃から宇宙飛行士になるという大きな夢を抱いて過ごしてきて、咲とお互いに良い影響を与え合ってきたことは本編の通り。

そんな和也が、仮に宇宙飛行士になれなかったとしても「夢のためにフランス留学して自分を高めたい」という咲の気持ち尊重してくれることは疑いようがない。

いや突然ネガティブ人格を植え付けられたら分からないな。

それこそ9話変身前の咲みたいに。

仮に咲が憧れの和也さん(人格そのまま)と共に何年も歩み続けていたとして。

目の前にシャドウが現れて、親友にしてパートナーの舞が手を伸ばしてくれている、そんな状況で「あの頃とは違う!もう子供じゃない!」と自虐する人間だったかと考えると、全然そうは思えない。これは願望です。

以上から、美翔和也という存在はオトナプリキュアにおける咲舞に課せられた役割に対して強いノイズになってしまうため消されたのだろうと受け取った。



<満と薫>

咲舞とはそんなに疎遠だったのか…っていうのが一番効いた。

それと、二人とも作劇的に便利なポジションだよね。

異変を察知できて、一般の方々が認識できないシャドウ存在を周知できるインフルエンサー

話を進める上でとても便利。

あの様子だとPANPAKAパンにも何年も顔を出してないでしょ。

偶然咲と顔を合わせないタイミングでばかりパンを買いに行ってたかも…みたいな、うっすい可能性を手繰り寄せるしかない。

PANPAKAパンパンみのりちゃん、これらって満と薫の新たな人生を形作った大きな要素だと思ってたんだけどな~。

パン買いにも行ってないんか…。

5のメンバーでも「そんなに会ってなかったの!?」はあったので、スプラッシュスター固有の話ではないかもしれないけど。

最終話で満はパン作ってみたい、薫は絵を描いてみたい、と言ってたけどそれと将来は別の話だったか…。

5GoGoの面々は本編でこれと宣言していた道から外れてないから満と薫はどうなるかと思ってたけど、二人とも外してきたな…。

満はパン屋に来たお客さんの「ありがとう」から、薫はみのりちゃんと一緒に絵を描いた経験から出た言葉だと感じられたからこそ最終話発言は良かったんだけどなあ。

一応配信者になったという結果については、そういう道も無しではないと思ってる。

閉じた世界から羽ばたいて、より多くの人と通じ合おうとする姿勢がこの道を歩ませた…ということならば。

ただ配信者としてここまで広く周知されていることを咲も舞も知らず、声を聴いてもピンと来なくて、満と薫からそれを伝えられることもなくここまで来た、くらいまで疎遠になるとは想像していなかった。

でもちゃんと登場時に咲舞に声をかけてもらえたのは良かったんじゃない?

同じく突然登場した友達であるはずのフラチョピには無反応だったし。



星野健太

最終的に優子とくっつくのは本編の繋がりで納得できるんだけど、健太コメディアンの夢についてノータッチ

本編中でも結構触れられていた話題なんだけど。

16話では親に家業を継ぐことを望まれても諦めたくないという意思を見せて(親のことは勘違いオチだったけど)、

31話では最高の相方候補である宮迫君をひたすら勧誘しまくり、

37話の文化祭では健太宮迫タッグの話がほぼメインになっていた。

コメディアンとして花開くのは大変っていうのはよく分かる。

これはその他様々な「オトナプリキュアにおけるスプラッシュスター」に不信を抱いているから余計に気になっているだけかも。

当方たまに見るバラエティ番組年末M1グランプリくらいでしか漫才を見ないので何とも言いきれない。

個人的には「現実ってこんなもんだよね」をスプラッシュスターに背負わせたように思えてしまう。

さよなら俺の初恋…とかいうノンデリ発言奥さんの隣で飛び出したことについては「そんなことわざわざ言わせるなよ…」と「まあ健太ならギリギリ言うか…?」といったことを思いつつ、最近は「咲の初恋の人には触れてないな…あっ存在が消えたんだっけ、良かったなお前消えなくて」ってなってる。



太田優子>

25話の海の家回の繋がりでお店を切り盛りする未来に繋がった?

そこに健太がセットで運用されている、と考えるとコメディアンの夢について一切言及がなくてもまあ…いいのかな…?



以上。

とにかく「課せられた役目」が最初にあって、そこに咲と舞があてがわれた結果こうなったというのを強く感じる。

大人の悩みを描くなら、結婚をはじめとした将来を踏まえた恋愛要素は鉄板

けどこれは5GoGoキャラには任せられない。

異世界王族相手という時点で現実的な悩みに持っていくのが難しいし、そもそも5GoGoのキャラを本編外のキャラ恋愛させたら爆発炎上してしまう。

から咲と舞に大人恋愛担当させて、ついでに対比もさせた。

ステレオタイプ幸せを掴んでいるもの自分の夢と天秤にかけて悩む咲、自分の本当にやりたいこととは何なのかで迷う舞。

最終的には、私はこの道を進むと決めた!→咲舞並び立つ→変身ヤッター→満と薫も来て万々歳…という話。

絵面のエモさでなんとかしようとしてない?

作品自体が5GoGoがメインだからとか、本筋の進行に影響が…みたいな「尺の関係で仕方がない」といった意見、これこそ全然理解できない。

尺が厳しければパートナー妖精との再会について一切言及せずにバトルして良いか

そんなわけなくない?

他にもオトナプリキュアについては、美々野さん悩みにぶつかってなくない?いや悩みがないのが悪いわけではないけどさ…とか、シロップとうらら会ってなさすぎじゃない?とか、初代とスプラッシュと5の舞台位置関係どうなってんの?とかいろいろ言いたいことはあるけど、まだ放送中だしどう転ぶか分からないよな…と堪えてる。

ここまで書いてきたスプラッシュスターの扱いについては、ここから巻き返しようもないだろうしガッカリ度が桁違いだったので書き残した次第。



最後に。

オトナプリキュアシリーズの続編が発表されたら、絶対思い入れの強いプリキュアは出てほしくない。

何年か振りに姿を見せたメップルミップル、シプレコフレ、モフルンなどなどのパートナー妖精に何も言及せず変身するプリキュアの姿は見たくない。

Permalink |記事への反応(4) | 00:08

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2023-09-08

日本に帰りたい (追記したよ)

ホームシックがひどくなってきた。

日本は素晴らしい場所だ、田舎に居てもコンビニというギリギリ精神を保てる娯楽が存在する

漫画があり、ちょっとヘルシーなご飯も食べれる、しかも安い

しか自由の国のコンビニを見てみよう、脂ぎったソーセージスプレーから出るチーズ、一日分のカロリーが摂れる菓子パンが並び

レジにはゴキブリ、外には薬中とホームレス

おっと何か音がするぞ、遠くを見ると車が燃えている

そもそもこいつらは都会が何かというのをわかっちゃいない

高いビルさえあればいいと思っているし、ユニークな店というもの存在しない

日本だとサブカルの店やら、何かの専門店が多いが、こっちは同じ内容の店がひたすらに並んでいる

ちくしょうタトゥーショップばかりではないか

日本大麻が許されず、この国で許されるのは当たり前に思えてくる、それぐらいつまらないのだ


追記 9/8

読んでくれたりコメントをくれた方々ありがとう

学生だと思われているようだが、私は高校1年生の時にこちらに留学して、そのまま居ついている10数年選手なのだ文化的にはもうこちらの方が慣れ親しんでいる。

現地の友人もいるし、稼ぎもそれなりにあるし、結婚もしている。近いうちに家も買う。完全に基盤が出来上がってしまった。だからこそ日本にはもう帰れないのでホームシックになったのであるマリッジブルーみたいなもんだと思う。

それでも帰国したきゃしろよ、と言われるかもしれないが配偶者日本語を読めず話せず、かつ私の仕事日本需要があまり無いためなかなか難しいのだ。

あと確かに都会の一部にはユニークな店もあるが、そういったエリア家賃が高すぎて住めないし、

西海岸大都市にも住んでいたが正直なところ、ドンキホーテの方が確実に楽しい

ちなみになぜ車が燃えているのかはわからない、しかしたびたび燃えているのだ。

それとコンビニに行く理由田舎からスーパーが遠かったり、ガソリンこちらではコンビニ駐車場にガソスタがある場合が多い)を入れに行くからだよ。

ああ、あとこの国が嫌いなわけではないという事は主張しておこう。もちろん素晴らしい面の方が多いし、私には合っている。

しか日本も好きなので母国の素晴らしさを思い出して、時たま里帰りという言葉に夢をみてしまうのだ。

Permalink |記事への反応(5) | 05:59

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2023-07-29

各地に住んだよ

これまで地方のど田舎地方都市、大都会東京、に三分の一ずつ住んだ。

どれも面白くて、あちこち住んだことで、この国の形とか、場所によって全く違う現実を知ることができてよかった。

人が多いのがいいか自然が多いのがいいか、という違いなんだと思う。

都会の公園で座って空や木を見ながら、故郷のど田舎の空や木を想像してなんとか保っていた。木の緑の輝く色とか、空の中で風に揺れている様とか、お濠の水が空を映してゆるゆると照り返しているのを見て、遠い川や森の膨大な質量のことを思い出していた。

そのとき芸術っていうのは自然から離れた時に自然再現しようとしたものなんだと思った。自然のものよりも複雑なアートはない。

そう感じたのは、上京したてのホームシックもあっただろうけど。

文化東京しかまれないんじゃなくて、地方自然の輝きを東京がかき集めて組み合わせている。それを無数の人間競争して磨き上げている。その意味では東京の輝きは強い。

Permalink |記事への反応(0) | 13:31

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2023-07-03

[感想]樋口彰彦「江戸前エルフ原作マンガ

江戸時代異世界から召喚されてそれいらい現代まであがめられているエルフと、

その神社巫女をやってる女の子日常ドタバタ下町の人々との交流とか江戸トリビア

アニメは一切みてない

アニメみるのたるいから、アニメかされてるならまず原作コミカライズを読む人間なので

絵はうまい マンガとしても無難

ただ面白いかと言われると・・・

面白い面白くないという次元じゃないかもだけど、ちょこちょこギャグシーンみたいなのもあるしなあ・・・

それが面白くなかったから、まあ面白くなかったということになるだろう

下町の人々との交流とか江戸トリビアがちょいちょい入る

何よりもつまらない要因として思ったのは、作者が計算して狙って書いてるように感じられのが透けて見えてしまう気がしたこと

そのせいで、おまえらこういうのがすきなんだろ?最近こういうのが受けてんだろ?みたいなのを作者が意図的かいてる気がして、

作者自身のこだわりとか好き、みたいな感情が感じられない気がした

そのせいで常に構えて読んでしまって、常に白けてるような感じだった

とってつけたような江戸時代うんちくも特に教養になるというレベルじゃないし

そもそも江戸からずっと生きてきてるなら江戸時代だけじゃなくてもっといろいろあんだろと思う

もとの世界かのこだわりとかホームシックみたいなのもないんかい

実質軟禁じゃんみたいな

そこらへんの事情がほぼノータッチスルーなのももやるってのもある

まあこっちの世界のほうが娯楽あるから居着いたとかその程度なのかもだけどさあ

あと戦争かいくさとかやばいテーマはふれないのもねえ・・・

まあこれはほのぼの系だからいいんだよといえばそうなのかもだけども

あと主人公女の子親友友達?のツインテの子が怖い・・・

女の子なのにイケメン性格してるってのはいいんだけど、

つねに目をかっぴらいててて黒目部分が全部みえるっていう真顔のシーンが多くてマジでこわい・・・

もっと表情豊かにしてほしいわ・・・

キャラデザかわいいのにもったいない・・・

お色気やエロゼロ。せっかく友達おっぱいかいのに・・・

整合性とかつじつまが気になる人間には合わなかったってのと、

作者(もしくは編集)の計算高さ、恣意的マンガづくりがすけてみえると感じてしまったらもうハマれない

そんなマンガでしたん

でも最初かいたように絵はうまいんだよね

背景は多分CGだけどキャラ絵がなんか元アニメーターか?と思ったけどウィキペディアみたらそうでもないらしいし

Permalink |記事への反応(0) | 15:39

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2023-05-15

あーホームシックきた

実家のもの家族と、戻れない過去へのどうしようもない感情

Permalink |記事への反応(0) | 08:36

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2023-03-27

中学受験体験記 - その後

先日、高3の長男卒業式を迎えた。

6年前に「中学受験体験記」という記事で書いた息子だ。

https://anond.hatelabo.jp/20170206102543

いま家族旅行に来ているが、もうみんな寝てしまったので、缶ビールを飲みながら徒然なるままに思うところを書きつづる。

長男卒業した学校について

前回の記事に書いたとおり、当時小6だった長男中学受験に挑戦し、俗に御三家と呼ばれる男子校に進学した。

それからの6年間、長男部活勉強学校行事にと精を出し(なお恋愛)、仲の良い友人もたくさんでき(なお恋人)、とても充実した日々を送ってくれたようだ。

その高校卒業式に出席したが、決して厳かとは言えない雰囲気

いちおう詰め襟の標準服が制服ということにはなっているが、入学式以外で着ることはほぼなく、体が大きくなっても作り直したりはしないので、制服を着ている生徒は一人もいない。

ほとんどは親に借りたと思しきスーツだが、中には普段通りのカジュアルな格好もちらほらいるし、奇抜な格好をした目立ちたがり屋もいる。

その全てが許されている。

男子校ではあるが、女性の格好をした生徒も数名いた。

後で長男に聞いたところ、一人はネタだが、他はトランスジェンダーらしい。

彼ら(彼女ら?)の勇気には敬服するし、トランスジェンダー問題に限らず、素の自分を臆することなさらけだせる環境校風を作り上げてきた学校と生徒たちを賞賛したい。

この学校では自由がとても重視されている。

生徒たちも何かというと「自由」を声高に叫ぶ。その一方で責任についてもしっかりと言及するあたり、なかなかしっかりしているな、と思わされる。

ただ自分卒業した関東公立高校もそれほど変わらない程度には自由だったし、この学校果たしてそこまで特別なのかどうかは分からない。

自由であらねばならないという不自由さ」に囚われているような気がしなくもない。

ともあれ、校則はないし、制服も(実質的に)ないし、髪を染めたり休み時間に校外のコンビニに行ったりしても怒られない(らしい)。

そうするとたまには自由暴走してやらかす生徒も出てくる。

最近ネット高校生のやらかしSNS拡散され退学処分になるニュースを聞くが、たぶんこの学校では同じことをやっても退学になることはない。

退学させてしまったら、更正のための指導教育ができなくなってしまうではないか

高校勉強を教え、その出来を評価するだけの場であればそれでよいのかもしれないが、この学校は「人間を育てる」ことをとても重視してくれていた。

先生方はとても熱心で、生徒たちの将来を非常によく考えてくれている。

PTA役員を2年間務め、校長を含む先生方とも様々な機会で交流させてもらったからこそ、自分もそれを実感できる。

卒業アルバムを開くと「この学校に6年間通えてよかった!」という長男コメントが書いてあった。

今となっては長男がこの学校に通うことになって自分もよかったと思う。

長男の進学する大学について

卒業式から一週間後、受験した大学合格発表があり、第一志望の「東.*大学」に合格した。

ソフトウェアエンジニアにはおなじみの正規表現というやつでぼかしたが、面倒なので以下「東大」と略すことにする。

この東大というところは、多くの人にとって特別意味を持つ大学のようだ。

老衰で死にそうなばあさんや、鬱で生きる気力のなくなったじいさんでさえ、東大合格を伝えると笑顔を見せて喜んでくれた。

実際、長男はよく頑張った。鉄なんとかという塾の宿題にもしっかり取り組んでいた。

一方で自分気持ちは複雑だ。

長男が志望大学合格したことはもちろんうれしい。

しか自分田舎公立中高から塾にも通わず東京とある国立大学に進んだ身だ。

大学入学後、御三家校を含む都会の私立高校出身のやつらから聞く高校生活には、自分のそれとは全く違う華やかさがあった。

全国から集まった同級生の中には、自分には理解できないくらい裕福な暮らしをしている者もいた。

こちらは築数十年の4人部屋学生寮に月5000円で住んでいる。

寮生活は楽しかった。何なら人生で一番楽しい時期だったかもしれない。

しかしそれはそれとして、都会育ちのエリート金持ちにはある種の妬みや反感を持っていたのは否定できない事実だ。

それから30年。

よりにもよって自分の息子が、当時の自分が妬んでいた側の人間になってしまった。

合格した夜、そんな複雑な気持ちを抱えながら、こんなことを伝えた。

「お前はよく頑張った。それは誇っていい。でも周囲の環境に非常に恵まれたことは忘れるなよ。お前と同じくらい素質があったがお前ほどには環境に恵まれなかった人は全国にたくさんいる。決して自分が人よりも偉いだなんて思うなよ。」

もう自分父親として彼に教えられることはそう多くは残っていない。

次男について

長男とは4つ離れた次男私立中高一貫校に通っている。

自分次男にも中学受験を勧めはしなかったが、長男がそういうルートをたどった以上、そうなるのは必然だった。

小3の冬のある日、次男が「塾に通いたい」と言い始めた。

反対する気はないものの一応「何でだい?」と尋ねてみる。

「僕、もっと勉強ができるようになりたいんだよ!」

ウソである。本当は学校の仲の良い友だちが通い始めるからである

しかしこんなことを言われて、長男も通わせておいて、ダメと言えるはずもない。

次男別に勉強ができなくはないし学校の成績も良いのだが、中学受験という競技においては長男ほどの才能はなかった。

そして今は第4志望くらいだった学校に楽しそうに通っている。

偏差値の高低は重要ではない。次男にとってはその学校が合っていたのだと自分は満足していた。

・・・のだが、半年前に予想だにしないことが起きた。

アメリカ高校に進学したい」

ちょっと面食らったが、もともと大学海外に行くことを勧めたい気持ちはあったので、それがちょっと早まるくらいだと思い了承することにした。

だが高校留学のことを調べ始めて顔が青ざめた。

日本人が通えるアメリカ高校は、基本的には全寮制のいわゆるボーディングスクールというやつになるらしい。

そしてこいつの学費想像以上に高い。ましてや円安だ。

無理ではないが、老後の計画根底からくつがえるレベル

でも本人がやる気になっている今になって、やっぱりダメとは言えない。

ここはもう腹をくくることにした。

そして留学エージェントの力も借りて、先日めでたく合格をもらうことができた。

半年後にはもうアメリカだ。

突然子育ての終わりがやってくることになってしまった。

ところでアメリカ高校は4年間あって、1年生から入るには日本中学3年の秋からアメリカに渡る必要がある。

まりいま通っている私立中学中退してアメリカ高校入学する。

なので、もしホームシックをこじらせて志半ばで日本帰国するようなことになると、日本における最終学歴は「小卒」になってしまう。

まあ本人はネタとして面白い、とあっけらかんとしているので、それほど心配はしていない。

自分について

1ヶ月前に勤めていた会社を辞めた。

ここに書くほどの理由はないが、とにかく今は無職だ。

ただ何もしないととことん堕落しそうなので、シニアタレントオーディションというのを受けてみることにした。

最近団塊ジュニア向けの商品サービス広告モデルや、テレビ再現VTRなどで、40代以上のシニアタレント需要がそこそこあるらしい。

そしてめでたく合格した。

4月から3ヶ月ほど演技のレッスンに通うと、タレント仕事を紹介してもらえるようになるらしい。

まあ入所料やレッスン料を支払わないといけないので、最初習い事みたいなものだ。

そういうビジネスだと思えば、たぶんお金さえ払えれば誰でも合格できるのだろう。

タレントになるのが早いかITエンジニアとして再び働き始めるのが早いか、将来のことは自分にも分からない。

この家族旅行について

妻も職場資格試験合格したらしいので、一家全員合格祝いの家族旅行になった。

それにしても海外に来ると、円安と長く続いた日本デフレを痛感する。

タレントとして成功しない限り、次回はちゅうちょしてしまレベル

いや、これまで散々投資してきた息子たちから配当に期待か。

以上、深夜のワイキキビーチより。

Permalink |記事への反応(5) | 20:32

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2023-01-17

夢に祖父が出てきた

作業か何かをしている

家族と家に周りにいる、なんでもない夢

最近家族の夢をよく見る

ホームシックだろうか

Permalink |記事への反応(0) | 08:31

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2022-12-17

一人暮らし6年目、ついにホームシック

19歳から地元を離れて県外の大学に通っている。大学院に進学したため、一人暮らしは6年目を迎えた。

6年目にして、初めてホームシックになった。

きっかけは修論によるプレッシャー

小学生から不登校を繰り返して、高校中退し、親との関係が安定してきたのはだいたい7〜8年前。

小学生の時からかなり自律神経がしっちゃかめっちゃかで、最近プレッシャーを感じると何もできなくなってしまう。

11月にあった学外発表で無事に力尽きてしまい(発表前は60時間起きてた)、毎日18時間寝る生活になった。その後、修論に全く向き合えなくなり、バイトにも行けず、ゲームもできず、ただひたすらYouTube小説でやり過ごす日々。流石に指導教官から実家に連絡が行き、母親に帰ってこいと言われ実家に帰った。

今でこそ、母親との関係は良い。

私(長女)の経験を生かし、不登校に関するNPO法人を立ち上げたり、放送大学に通い心理学を学んだりと、母親が学び続けたおかげで関係改善したと思っている。

そんな母のことは嫌いでない。好きだし、尊敬もする。

それでもこの歳になるまではとにかく家を出たくて、一人暮らしも楽しく満喫していた。

小学2年生から不登校だった。幼少期は引っ越し続きで、父は九州田舎亭主関白、母は全く周囲に頼れる大人がいない状況だった。その上、父は単身赴任(本社勤務とのことで家を買ったが、その後転勤が決まったらしい)。私と、弟たちを母1人で育てていくのは今思えば本当に大変なことだったと思う。

それでも、小学生の私にとっては、母が子育て等に不安を感じ続けている生活不安を感じないわけがなく、学校で周囲と衝突し、家では激しい反抗期、とにかく攻撃によるストレス発散が多かった。

よく父に怒られて家の外に出されていたが、その時は泣きながらどうしたら死ねるだろうと、塀(といっても1m)から飛び降りるか迷っていた。飛びおりなかったが、人生で初めての自殺未遂は今でも鮮明に覚えている。

ご飯を食べなくていい、と父に子供部屋に閉じ込められたこともあった。内開きのドアの前に重たい家具を置かれて、ドアノブを紐で繋いで開かないようにされ、水も飲めないトイレも行けない状況で一晩を過ごしたこともある。

喧嘩した時、私がダイニングテーブルをひっくり返して破壊したこともある。15万くらいするかっこいいデスクトップpcも壊したことがある。

私が原因で、離婚になりかけたこともある。

流石にいいところも書いておく。

ピアノ小学1年生から始め、2年生の時には100万の中古グランドピアノを買ってもらった(欲しいとは言ってないけど)。水泳そろばんなど、習い事をたくさんさせてくれた。クリスマス誕生日には欲しかったゲームをくれた。高校では50万の管楽器を買ってくれた。行きたいと言えば海外研修にも行かしてくれた。母は料理が上手(だと思っている)で、3食手作りしてくれたし、時にはお菓子も作ってくれた。裁縫うまい。父も農家出身未成年喫煙するような不良だったが、国立大学に行き20代で1000万プレイヤーだ。

やりたいことをやらせてくれる家庭だったと思う。

今は母も穏やかになり、自分のやりたいことを見つけて人生を楽しんでいる。父も亭主関白はなりをひそめ、週末は単身赴任から帰ってきていろいろ料理をする。私が帰省するとリクエストを聞いてくれる。私がお金心配をしなくてもいいのは絶対に父のおかげだ。

とにかく小学2年生から5年生までは攻撃的な子どもだったし、両親だった。家庭内情緒が最悪であった。(1番の被害者は弟たちだと思っている)

私は部屋に閉じこもり、昼夜逆転生活を送り、どうしたら死ねるかを考え、なぜ生きているのか悩み、母が書いてくれた私の0ヶ月から1歳半までの育児日記を読んで母の愛を確認していた。こうして振り返るとかなり寂しい子どもだと思う。

中学生になってからは、かなり落ち着いたと思う。母が支援に繋がれたことが大きい。

そんな家庭で、形や中身は変わりながら高校まで過ごしていた。

大学はとにかく県外に出たかった。高校中退学歴コンプレックスがあったし、弟たちがいるので国立しか視野になかった。将来の夢があり、養成の名門と呼ばれる大学を目指した。

5年半、ずっとホームシックになることはなかった。

一人暮らしは本当に楽しい自分のペースで生活できること、家にいる限りだれも私のことを知りようがないことがよかった。今でもそう思う。

それでも、ホームシックになった。

実家から帰る日、予定があったのでどうしてもその日に帰らなければならなかった。帰ろうと朝起きて、起きた瞬間涙が止まらなかった。8時半くらいに起きたと思う。18時まで泣き続けた。結局予定はキャンセルした。

18時に、今帰らないとずっと帰れない、と覚悟を決めて帰る準備をした。泣きながら準備をした。

それを見ていた母に、抱きしめてもらった。頭を撫でられながら、がんばってるね、えらいねと褒めてもらった。頑張りすぎなくていい、いつでも応援してると慰めてもらった。

1、2分だったと思う。

そのあと、やっぱり泣きながら車を運転して帰った。

帰ってきた日から、ずっとホームシックだ。

母が持たせてくれた沢山のご飯を食べながら生きている。ジップロックに書かれた母の文字を見ては泣いている。

修士論文にはまだ向き合えていない。

就職が決まっている。

なにもできない日々を過ごしている。

Permalink |記事への反応(4) | 22:23

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2022-08-29

ディスコエリジウムプレイしていると、はてな匿名ダイアリーにいる気分になる

先週、ディスコエリジウム日本語翻訳版が発売されたかちょっとずつ遊んでいる

記憶喪失したおっさん刑事操作して、架空の国の港町で起こった殺人事件解決を目指すのが大筋の流れ

操作の中で選択肢を選んだり、TRPGみたいに技能判定をしたりして情報を集めていく感じのゲーム

変わっているところとして、技能判定に使うステータス人格になっていて、ステータスをある程度上げると、登場人物との会話に自分多重人格が割り込んでくるようになる

論理」がこいつ変なこと言ってるぞと教えてくれたり、「反射神経」が今変なにおいがしたぞと教えてくれたり、「百科事典」が出てきた単語を教えてくれたりする感じ

そんな中でなるべく登場人物と仲良くして情報を引き出そうと、話を合わる感じで選択肢を選ぶんだけど、会話の後で主人公多重人格が「お前ファシストだろ、認めろよ」とかレッテルを貼ってくる

軍人愛国者の爺さんの話に合わせてたら、「お前、ミソジニーファシストだろ」と多重人格に指摘され、ストライキしている組合の話に合わせてたら「お前共産主義者だろ」と言われ、レイシストに合わせていたら「お前レイシストだろ、認めろ」と言われ、何これ増田日常会話じゃんってなった

一応レッテルを認めて、ある程度の時間思考したら、スキルみたいにステータスが上がったり、ダイスの目が有利になったりする

今のところ、僕の主人公ファシストホームシックになった共産主義芸術家思考みたいになってる

追記

これを読んで、switch版を遊ぶ人がいるかもしれないので、遭遇した進行不能バグだけ共有しておきます

選択肢を選んで、キャラが移動するイベント発生時にアナログスティック下を入れて会話ウインドウをあらかじめ下方向にスクロールさせると、「次へ進む」の選択肢が出ず、操作不能になります

キャラが移動し終わるまで、会話ウインドウスクロールしないようにしましょう

今のところ、別個のシーンで2回ほど遭遇しているバグなので、発生率が高そうです

僕はこのバグに初めて遭遇した際、イベント性質上、ただ待つみたいなイベントなのかなと勘違いし、2分ほど待ちましたが、あらかじめスクロールしてなかったらすぐに「次へ進む」が表示されます

switch版を遊ばれる際はお気を付けください

他のverでこのバグがあるかはネタバレ回避のため何も調べてないのでわかりません

Permalink |記事への反応(3) | 00:32

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2022-07-07

(追記)まんじゅう要求BBA死す

大学の時、留学カナダ行ったんだけど

出発前にホームステイ先のホストマザーにお世話になります〜楽しみにしてます〜ってメールしたら

「Bring Manju」

だけ返ってきた

明らかにハズレじゃん…こんなやつまともなはずがない…ホームステイ先変えたい…と思いながら、カナダシンボルのメープルっぽいからともみじ饅頭普通饅頭を買って出発した

行きの飛行機は出発前からかなり遅延していて着くのが予定より3時間くらい遅れたんだけど、ホストマザーは怒ったり不機嫌になったりせずに優しく出迎えてくれた

疲れてるだろうと軽くごはんを食べさせて綺麗なベッドで寝かせてくれた

次の日はわざわざ学校への道のりを確認しについてきてくれてバスの乗り方とかおすすめパン屋を教えてくれたりした

留学中、友達ができてるかとか学校で困ってることはないかとか確認してくれたり色々と気にかけてくれて、月が変わるごとに手作りハンバーガーパーティーを開いたりしてくれた

最初の月は緊張してあんまり喋れなかったんだけどパンから作ってるハンバーガーがあまりにも美味しくて

Iamhappy!!!とクソ英語で叫んだ時のホストマザーの溶けそうに優しい表情が今でも忘れられない

帰国する直前は自分の好物ばかり作ってくれた

帰る前に感謝気持ちを伝えプレゼントを渡したらYou aresweetと泣いて抱きしめてくれた

その時に「実は、最初メールが怖すぎてここに来るのが憂鬱だった」と伝えると、「ああ〜。日本人は真面目だから断っても絶対お土産持ってくるんだけど、それについて何にするか悩ませるのもかわいそうだなと思って。まんじゅうならそんなに高くないしどこでも売ってるんでしょ?あれ美味しかった、ありがとう」と言われた

ホストマザーはどこまでも優しかった

そんなホストマザーが亡くなったことを息子さんから聞いて知った

カナダ留学は間違いなく自分青春

それはホームシックになった時支えてくれたりいつもいつも愛を与えてくれたホストマザーの優しさなくしてあり得なかった

しばらく引きずるだろうけど、本当に出会えてよかった

まんじゅう要求BBA永遠なり

(追記)

BBAと書いたことに対して疑問抱いてる人がいるみたいなので

社会人なって金も貯まったしまんじゅう片手にカナダいくで〜からコロナからのこれでメンタルやられてるので

ちょっとふざけないと書けなかったけど書きたかったのよ不快にさせてたならすまんな

ともかく、会いたい人には会える時に会おう

あとコメント欄で見たことないくらい長いレスバ開催されてて草生える 腹持ちいいしバナナの方がいいんとちゃう

Permalink |記事への反応(20) | 21:41

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2022-05-22

ママがほしい

この世でどんな風に接しても、それでも世話を焼いてくれて、絶対に見捨てないでいてくれて、心配してくれる

そんな存在リアルママしかいなくないか

独り暮らししてから定期的にホームシックになる

実際に一緒に暮らしてると嫌だと思う事沢山あったはずなのに

寂しいよ

Permalink |記事への反応(2) | 00:56

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2022-05-18

4月上京サークル入りそこなって、

GW帰省して

いま都会でホームシックの女は狙い目だな。

Permalink |記事への反応(0) | 15:15

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