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「ベルヌ条約」を含む日記RSS

はてなキーワード:ベルヌ条約とは

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2025-11-02

anond:20251101160131

個人的には著作権ベルヌ条約のように国際条約を制定して国旗を使ったあらゆる表現を無制限許可してほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 06:36

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2025-08-13

anond:20250813171625

ベルヌ条約に加盟してない国ではどうなるんや?

Permalink |記事への反応(0) | 17:18

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anond:20250813153245

著作権の効力は、著作物保護されている国の法律のみに従うんや。属地主義ってやつや。(世界中どこでもやで)

たとえば、日本創作されたイラストは、日本では日本著作権法で保護されるけど、アメリカでは日本法律を主張できない。

もう一個、著作権に関してベルヌ条約内国待遇ってのがあるんや

ベルヌ条約に加盟している国は、他の加盟国で生まれ著作物も、自国著作物と同じように保護するんや。

ポイントは「自国著作物と同じ」ってとこやで。

たとえば、日本イラストアメリカで公開(見たりコピーしたりすることやな)される場合、そのイラストアメリカ著作権法によって保護されるんや。

日本法律ちゃう

まり日本著作権法が「AI学習禁止する」というルールを定めても、その効力は日本国内に限られるんや。

アメリカ中国など、海外AIがそのイラスト学習することは、その国の著作権法に違反しない限り合法となるんや。

日本著作権法でゆるゆるなやつあったとして、それは

海外日本コンテンツ資産搾取されるかどうかには**まったく関係無い**んや

Permalink |記事への反応(1) | 17:16

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2025-04-17

anond:20250417080157

少なくとも外人国外ジブリ風のイラスト作って遊んでる分に関してはベルヌ条約以外に頼れるものいね

著作権に関しては、だけど

Permalink |記事への反応(0) | 08:12

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2024-07-22

anond:20240722115819

ベルヌ条約

はいぱんろ

Permalink |記事への反応(0) | 11:59

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2024-02-02

anond:20240202221815

キャラクター(設定)の著作権性が争われたポパイネクタイ事件が有名だけれど

イラスト自体著作権侵害だと判断されてる

著作権が切れる時期を明確にするためにいつ著作権が発生するかを明らかにする必要がありそのなかで

1.キャラクター「設定」や「抽象概念」は具体的表現でないか著作権がないよ

2. ではキャラクターデザイン」の著作権はいつ発生するかとしたとき連載漫画においては初回登場時を起点とする

3.著作物の複製とは、完全に一致する必要はなくその特徴から当該登場人物だと判断できれば十分である

4.ネクタイに描かれたイラストポパイ第一回の描かれた図柄の複製である判断できる。

5. よって、ネクタイに描いたポパイイラスト漫画ポパイ著作権侵害したものである

6.ポパイ第一回の著作権ベルヌ条約戦時加算を考慮すると著作権保護期間の満了前に販売した分の賠償の責めを負うものというべき

Permalink |記事への反応(0) | 23:11

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2023-09-23

無断引用重言だ」とかいデマについて

引用」という言葉には、たとえこれを著作権法32条意味に限ったとしても、「著作権者に無断で」という意味内包しない。

無断引用という言葉おかしい」というデマは、もともとは(無断リンク禁止の如く)適法無断引用に対して「無断引用だ!」と言いがかりをつけてくる輩に対する「引用は無断でやっても良い」という反論が、「引用は無断で行うものから無断引用という言葉おかしい」に転化したのではなかろうか。

 

職場に行かないとちゃんとしたコンメがないので、さしあたり手元のおぐおぐコンメから引用するけれども、

1.3.1引用定義

引用定義規定は、現著作権法には置かれていない。

引用」をあえて定義するならば,自己著作活動への利用目的引用目的)で,自己著作物の中に,他人著作物を複製または無形に再生して,利用または自己著作物等を創作,または自己著作物等の中に複製以外の方法で利用する行為である

小倉金井著作権法コンメンタール[改訂版]Ⅱ」94頁)

とあるとおり、そこに「許諾が無いこと」は要件とされていない。許諾がある場合引用ではなくなるということもない。

 

そもそも著作権法32条ベルヌ条約10条の引き写しだ。ベルヌ条約に加盟するためにそのようにしている(条約国内法化)。

Article10

(1)It shall be permissible tomake quotations from a work whichhas already been lawfullymade available to the public, provided that their makingis compatible with fair practice, and their extentdoes not exceed that justifiedby the purpose, including quotations from newspaper articles and periodicals in the form of press summaries.

日本語訳

第十条 〔引用

(1) 既に適法公衆提供された著作から引用新聞雑誌の要約の形で行う新聞紙及び定期刊行物記事から引用を含む。)は、その引用が公正な慣行合致し、かつ、その目的上正当な範囲内で行われることを条件として、適法とされる。

著作権法

引用

第三十二条 ① 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行合致するものであり、かつ、報道批評研究その他の引用目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

したがって著作権法の条文における「引用」はベルヌ条約における「make quotations」という程度の意味しかない。

そしてベルヌ条約は、make quotations が(許諾なしに)適法化される条件を示しているに過ぎず、この条件を満たさなmake quotationsが許諾によって適法化されることを排除していない。

世界中多くの著作権者が、copyrightのあるworksをquoteするためのpermissionのガイドラインを示しているのはそのためだ。

 

「許諾があるならそれは引用ではなく複製だ」みたいな意味不明な主張も見られた。

上記おぐおぐコンメの引用部分にもあるとおり、「引用」には「複製以外の方法」も含まれている。裁判例上も、たとえば複製ではない要約引用も認められている(「血液型性格事件など)。

 

ついでに、法律家が「引用」といった場合、もしかすると原著作物を書き写さな用法のほうが多いかもしれない。「本件控訴の趣意は,弁護人**作成控訴趣意書記載のとおりであるから,これを引用する。」とか「**は、次のとおり付加・訂正するほか、原判決の**の「**」に摘示のとおりであるから,これを引用する。原判決の*頁*行目の*を*に改める…」といったアレだ。

民訴規則刑訴規則には、下の例を含めさまざまな書面の「引用」が認められているが、いずれも「他の文書に書き写さなくても、同じ内容が書いてあることにするよ」という意味だ。

刑事訴訟規則

判決書への引用

218条 地方裁判所又は簡易裁判所においては、判決書には、起訴状記載された公訴事実又は訴因若しくは罰条を追加若しくは変更する書面に記載された事実引用することができる。

民事訴訟規則

第一審の判決書等の引用

第184条 控訴審の判決書又は判決書に代わる調書における事実及び理由記載は、第一審の判決書又は判決書に代わる調書を引用してすることができる。

Permalink |記事への反応(0) | 12:42

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2023-09-16

anond:20230915211715

「やりたい放題」は無理かなぁ。

 

しかに、ベルヌ条約※未締結・WTO未加盟の国かつ周辺国の商習慣を無視しても問題ない孤立国家ならば、

国内法でフリーハンド著作物権利に関する規定をすることは可能だよね。

しかし、それ(権利侵害による果実)を元に当該国の事業者が締結国向けにビジネスをしようとすると国際私法管轄は締結国の法令適用となる。

なので事実上ビジネスは成り立たない。

 

ということで、ベルヌ条約準拠法令存在有無より、海賊版を取り締まれる状況にない破綻国家の方が「やりたい放題」には向いていると思われる。

ただ、そんな国で安定的ビジネスを目指せるかと言えば、ちょっと無理があると思う。

 

ベルヌ条約 著作権に関する基本条約であり、多くの国が締結。北朝鮮も締結。ものすごく単純化すると、各国の著作権保護期間が「著作者死後50年(以上)」となっているのはこの条約によるもの

Permalink |記事への反応(0) | 09:52

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2023-08-27

anond:20230827122909

著作権法32条では引用許可必要と書かれていませんが、どこの国の法律ですか?

(出所の明示は必要)

copyright表記ベルヌ条約加盟国なら不要ですが?

Permalink |記事への反応(1) | 12:32

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2022-01-01

anond:20220101205555

日本ベルヌ条約に加盟しているので著作権表記不要やで

著作権表示の要不要」という話がどこで出てきたの?

Permalink |記事への反応(0) | 21:02

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anond:20220101205045

日本ベルヌ条約に加盟しているので著作権表記不要やで

知ったかぶりしているところすまんな

Permalink |記事への反応(2) | 20:55

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2021-12-12

anond:20211210223009

ちなみに、北朝鮮ベルヌ条約加盟国だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:49

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2021-12-10

anond:20211210201930

残念ながら著作権保護ベルヌ条約やらなんやらで国際条約上の義務になってるんで、憲法改正だけでは駄目で、世界中の国と断交して鎖国する覚悟必要

Permalink |記事への反応(1) | 22:30

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2021-06-25

ディズニー関係著作権逮捕されたらどうなるのか?

アメリカ本国に引き渡されてアメリカ著作権法で裁かれるだろうか?

そう思ったのはウマ娘警察外人絵師への警告を見てのこと。

まり日本版権著作権在外外国人が侵しても日本法律で裁かれるという考え方が表れている。

なぜなら二次創作原作著作権保護対象としていない国もあるかもしれないから。

ベルヌ条約批准国著作権法を一律化しているのか。

そうだとすれば外人日本版権パクるようなことがあっても「知らなかった」という言い訳は成り立たない。

著作権については世界全国で共通ルールで注意できることになる。

でもそうじゃないとしたら?

ウマ娘海外から日本への例だが、ディズニー日本から海外への例だ。

ウマ娘外人絵師日本連行されることがあるとすればだ。

アメリカ法律も知らずにいると無自覚にも米国著作権法を侵したとかで、ある日ICPOにアメリカへと連行させてしまうということも同様に考えられる。あるいは日本よりも重い刑罰を科されるかもしれない。

というか著作権についてはあらゆる国の法律を知っていないといつどこの国から警察がやってくるかもしれないを示唆する問題ではないか

日本人なのに世界法律知ってなきゃいけないとか大変な時代だなあ。世界中の人間日本著作権法を知ってなきゃいけないというのも気の毒な話だ。

Permalink |記事への反応(2) | 16:48

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2021-04-29

著作権にも登記簿必要だと思う

売られているグッズには必ず著作権表示をつけないといけないくらい徹底されているのに、

積極的に売られなくなった作品著作権権利者にすら省みられなくなってしまう。

権利者の所在が分からなくなった著作物孤児著作物というけれど、

そういったものが産まれ根本的な原因は著作権という権利が無形式主義に基づく権利

まりその著作物が生まれたら自動的自然発生する権利であるからなんだよな。

企業解散、もしくは権利者の死亡で上手く著作権譲渡されなかった著作権本来消滅するのだけれど、

本当に譲渡されなかったかどうかを確かめる術はあまりにも少ない。

権利者が生きているのか死んでいるのかすらわからないこともある。

そういった理由で宙に浮いたまま誰が著作権を持っているのか分からなくなってしまった孤児著作物が世の中にはたくさんある。

 

日本を含めたいくつかの国には一応裁定制度という「ちゃんと探したけれど権利者がどこにいるのかわからなかったらつかってもいいよ」という仕組みがあるけれど

利用された例はまだ多くない(ファミコンミニジャンプに収録された北斗の拳とかヤマジュンパーフェクトのような使用例はあるんだけど)しその上

裁定制度根拠ベルヌ条約途上国向けの附属書に書かれている強制許諾という仕組みなのでそもそも先進国では条約違反なのではないかという声すらあるという。

 

著作権がどうなっているのか、

孤児著作物を減らすにはそういう風にして誰がどの版権を持っているかという情報を公にしていくしかないと思うんだよなあ・・・

もちろん無形式主義は維持しつつ、著作権著作者の手から離れたり著作者以外に利用されたりする時には登記義務づけるようにして

それが正しく行われず権利者が分からなくなったら強制的にパブリックドメインにするというのは何か問題あるかな

Permalink |記事への反応(1) | 19:35

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2018-11-23

anond:20181123212919

ミッキー著作権が残るのは仕方ないとして、使う気もないし、権利保有者が誰かも相続で何も考えずに分散して不明。それで誰も使いようがないような著作権は消すべきだわな。

発表後10年、ベルヌ条約が有るから仕方ないとなるなら、ベルヌ条約を超える作者死後50年以降は、安価ででも5年か10年に一度でも登録したものだけ権利存続にしてほしいわ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:49

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2018-06-21

anond:20180621101543

んなまどろっこしいことしないで議員立候補して著作権法改正すればいいじゃん。

ベルヌ条約からの脱退も忘れるなよ。

Permalink |記事への反応(1) | 10:20

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2017-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20170527131730

北朝鮮ベルヌ条約事件最高裁判例から鑑みるに、これからチョソン二次創作ブームがくるな…

Permalink |記事への反応(0) | 14:20

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http://anond.hatelabo.jp/20170527071909

ベルヌ条約知ってるのかな。「私的な公開を制度上認めさせよう」ってのは全く勝ち目がない。

グレーのままやるのが正しいんだよ。味方のフリしたアンチか何かか?

Permalink |記事への反応(1) | 13:17

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2015-09-02

2020東京五輪クリエイティブに思う事

まもなく四十路を迎えるWebクリエイティブ関連の仕事をしております。昨今、五輪関連でクリエイティブ問題が多々取りざたされているので、思うところをつらつらと書きます

エンブレム盗作疑惑

この問題については、盗作疑惑が持ち上がる以前から有識者から一般人まで、好きだの嫌いだの、良い悪いと倒錯(盗作ではなく)した意見文句罵詈雑言が飛び交っておりましたが、まず問題の整理として、いわゆる「有識者視点からお話しておかなければいけないと感じた事を簡単にまとめます

デザインダメだったのか?

まず、デザインの質はどうだったかについてですが、結論から言うと一定程度のクオリティは持っていると言えます

JOC組織委員会要求がどのようなものであったかについては文献が見当たりませんが、件の作品が発表された際の「パラリンピックとの並立」や「様々なメディアへの展開性」という選考基準に着目すれば、十分にそれを満たしていると言えます。また、図版的な面で言えば、黒・赤という色は白地を背景として視認性が非常に高く、かつシンプルな形状であるから人間認知作用的に受け入れやすい要素を持っていますキャンペーンロゴとして捉えるならば、第一の視認性・認識度は優れた機能性があると言えます。以上がクオリティにおけるプラス評価の点です。

次にマイナス評価として上げられるのが、過去文脈からの逸脱です。詳しくはNaverまとめあたりに歴代ロゴがまとまってるのでご覧いただきながら読んでいただきたいのですが、バルセロナ長野シドニー北京バンクーバー・リオ・平昌に共通しているのは、「人間」がモチーフになっているということです。途中で切れているだろと突っ込まれると思いますが、この文脈オリンピックの歴代ロゴの中で「スポーツイベントである」というアイデンティティ担保する大きなイニシアチブを持っています。これを逸脱するからには、それを代替するだけの文脈必要になりますが、件の作品にある「亀倉雄策」と「鼓動(日の丸)」というモチーフではそれだけの強い文脈を感じられません。

上記の総合評価としては、「アリっちゃアリだね」という評価です。悪いとは決して言いません。

パクリなのか?

正直、分かりません。情報錯綜し過ぎていて、どれが本当の情報判断が付けられないので、パクリであるという明確な断言はできません。それに、展開例として上げられた書体動画で展開していたテクスチャとしての分解要素などは「オリジナリティ」と呼べるものですし、それが仮にパクリ作品に擦り合わせられたものだとしても、その判別は難しいです。デザイナーは後から派生した要件デザインの中にマージしていく事も仕事のうちですから

何が問題なのか?

これはもうリエージュ劇場ロゴとの「類似性」に尽きます。まず法的な論拠についてですが、先発作品商標登録をされていなかったので、商標侵害という係争にはなりません。実際、訴訟となっているのは「著作権」の侵害についてです。「著作権」というのは、商標登録云々というのは一切関係がなく発生し、作られた作品過去作品に類似していた場合過去作品にその作家性等の支配権を有するというものです。具体的には「ベルヌ条約」という国際規程があり、条項ごとに各国が批准する形で国内法に継承されています日本批准しています

次に、デザイン機能としての瑕疵が、過去作品に類似作品があるという時点で発生しているという点です。例えば、コーポレートロゴ等を制作する際に、ロゴにまつわる使用規定や細かなパラメータ(配色の具体的な数値等)、ステーショナリー類などの派生製品制作指針をまとめますが、これを「ビジュアルアイデンティティ」と言います。その名の通り「アイデンティティ」というくらいですから、そのデザインについては「自己同一性」が求められるわけです。簡単に言うと他のロゴマークなんかと誤認されないような工夫が必要ということです。

件の作品は、その色にもアイデンティティが込められていると思いますが、実際は白黒メディアで伝えられる場面もあり得ます言いがかりっぽいかもしれませんが、仮にあの図式がモノクロ写真撮影され、かつ「鼓動」の部分が何か遮蔽物で隠れてしまったとします。すると、リエージュ劇場ロゴとの判別は非常に難しくなります。つまり場合によってはその写真印刷された情報が、リエージュ劇場情報と誤認される可能性を否定できないわけです。この点について、このデザインには明確な瑕疵があります

実は妥当デザインだったのではないか

まり一般には知られていないと思いますが、デザイン価格には業界団体がかなり具体的に指針を出しています

内容としては、デザインの料金は「作業料」と「質」「経費」「量的指標」によって決める事が妥当ですというものです。

「量的指標」というのは曖昧ですが、デザインが利用される事業規模と捉えてもらえば大体合ってると思います。これは事業規模が大きなものはそのデザインに求められる様々な機能性や今回のような「展開性」などがより複雑になります。これについて担保するものと考えてください。その上で、以下の内容、特に事業規模の数字についてご覧下さい。

東京オリンピック 2020 計画書(150ページ)を熟読してみました。 |コラム |Web制作株式会社ワンゴジュウゴ WAN55 (東京千代田区http://www.wan55.co.jp/column/detail/id=124

これらの全てを、このデザインが網羅するとは言いませんが、「東京オリンピック2020の収入計画」という項目、オリンピックというイベントに直接関わる事業チケット売上とライセンシング(グッズ販売)に限って考えてもなんと911億円もあります。これを元に先のJAGDA早見表ではもう200億円以上ということで量的指数が上限いっぱいです。この表の上限でも1,200万以上と算出できます

この金額が妥当かどうかというと、私はこのレベルデザイン制作したことが無いので何とも言えませんが、しかし、オリンピック組織委員会提示したデザイン費は、たったの100万円です。特別招待席のチケット(笑)も付いてますが。

オリンピックという世界規模のイベントロゴですから世界最高級のクオリティが求められるのですが、与えられた予算はたったの100万円です。それなりに自分作品に対して責任を持つデザイナーであれば、この予算では受けられないと思います。ましてや、世界でも参加できる人間が300人くらいといわれているレギュレーションにあつまるデザイナーが、時間単価をどれくらいで換算すると思いますか。

以上の点から僕個人としてこのデザインは、予算と質が見事にマッチした、実に妥当デザインだったのではないかと結論付けるに至ったわけです。

Permalink |記事への反応(1) | 05:42

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2014-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20140307143634

どうでもいいことだけど

1 All rights reserved の文言国内法では無意味

2 国内法で保護を受けるのは (c) マーク である可能性が高いが

3 日本国内においては万国著作権条約で無方式主義を採用しているので、そもそも (c) マーク表記は不必要。(公表された段階で無表示でも著作権を有する)

4 1989年米国ベルヌ条約に加盟しているので、米国においても(c) マーク表記は不必要

 

事実上 (c) 年号 All rights reserved は過去の慣習上のものであって特に現代では意味が無い

著作権者が誰だか表記されていれば問題ないし、特定できるのであれば著作権者表記も不必要

 

※1 日本ブエノスアイレス条約の非加盟国 アメリカは加盟していたが現在は上記のベルヌ条約に加盟しているので事実上特に意味はなく。過去の慣習上のもの

※2 国内法で保護を受けるのは (c) マーク であって Copyrightという文字列ではないが ベルヌ条約に加盟しているので特に人間が読んでわかれば良いし無くても著作権は発生する。

Permalink |記事への反応(0) | 15:31

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2012-01-30

ディズニーが訴えなくても、ミッキーの首を刎ねると逮捕される

かもしれない。

この騒動、「ディズニーが訴えないなら問題ないな」的な空気で終息しそうな気配だが、そういう問題じゃないよというおはなし。

著作権著作者人格権

まず、著作権とは別に存在する権利、「著作者人格権」というものがあります

著作者人格権 - Wikipedia

著作者人格権(ちょさくしゃじんかくけん)とは、著作者がその著作物に対して有する人格利益保護目的とする権利の総称である著作物には、著作者の思想や感情が色濃く反映されているため、第三者による著作物の利用態様によっては著作者の人格利益侵害する恐れがある。そこで、著作者に対し、著作者の人格利益侵害する態様による著作物の利用を禁止する権利を認めたものである

今回の問題では、日本においてミッキー著作権の一部が既に切れている可能性を以て適法であるとする意見が散見されますが、実はこの著作者人格権に関しては、保護期限に関する規定が存在しません。

ベルヌ条約6条の2(2)が著作者の死後における著作者人格権保護を要求していることから、著作者の死亡後も、著作者が存しているならば著作者人格権侵害となるような行為を禁止するとともに(60条)、一定範囲の遺族による差止請求権名誉回復措置請求権の行使が認められている(116条)。

まりミッキーに関する著作者人格権現在も法的に保護されているということになります

同一性保持権と名誉声望保持権

著作者人格権として具体的に保護される権利として、この2つが挙げられます

同一性保持権(どういつせいほじけん)とは、著作者人格権の一種であり、著作物及びその題号につき著作者(著作権者ではないことに注意)の意に反して変更、切除その他の改変を禁止することができる権利のことをいう(日本著作権法20条1項前段。以下、特に断らない限り、引用法令日本もの)。

 

著作物が無断で改変される結果、著作者の意に沿わない表現が施されることによる精神的苦痛から救済するため、このような制度が設けられていると理解されている。もっとも、元の著作物表現が残存しない程度にまで改変された場合は、もはや別個の著作物であり、同一性保持権の問題は生じない(「パロディ事件」(第1次)、最高裁判所判決昭和55年3月28日)。

著作物の改変を伴わない場合でも、その利用態様によっては表現が著作者の意図と異なる意図を持つものとして受け取られる可能性がある。そのため、著作者の名誉又は声望を害する方法によりその著作物を利用する行為は、著作者の著作者人格権侵害する行為とみなされる(著作権法113条6項)。例として、美術品としての絵画風俗店看板に使用する行為などが該当するとされている。

要するに、著作物に対し、著作者が傷つくような変なイメージを付けたり改変したりしてはいけないよ、ということですね。

親告罪刑事罰

知財関連の権利特に著作権に関する諸権利については、多くが親告罪であることが知られているかと思います。つまり、被害を受けた権利者が提訴しない限りは犯罪とならないし、賠償請求すらもできない。だからディズニーが提訴しないなら問題ないよね、という意見。これも散見されますが、誤りです。

実は、著作者人格権侵害については刑事罰が定められており、しか著作者死亡後の名誉声望権侵害は非親告罪なのです。(※下線部追記:著作者の生存中は親告罪です)

(著作者が存しなくなつた後における人格利益保護

第60条

 著作物を公衆に提供し、又は提示する者は、その著作物の著作者が存しなくなつた後においても、著作者が存しているとしたならばその著作者人格権侵害となるべき行為をしてはならない。ただし、その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該著作者の意を害しないと認められる場合は、この限りでない。

第120

 第60条又は第101条の3の規定に違反した者は、500万円以下の罰金に処する。

第123条

 第119条、第120条の2第3号及び第4号、第121条の2及び前条第1項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。

まり、『その行為の性質及び程度、社会的事情の変動その他によりその行為が当該著作者の意を害しないと認められ』ない場合ディズニー社の意向に関わらずお縄になるリスクがあるということです。

実際に逮捕なんかされんの?

まぁ、実際にディズニーの意向を無視して逮捕されるかというとこれは怪しいですね。そういうケースを聞いたことがありませんし、実際のところ大丈夫なんじゃないですか。しかしだからと言って、これが合法でクリーン行為だなんて事は決してない、というのは当然のおはなしですね。あえて非親告罪とされているというのはそういう意味です。

まりどういうことなんだってばよ

著作者人格権は、著作者の死後、著作権保護期間が切れた後も保護されます。作者が死んで著作権が切れているからといって、作者の意に反してキャラクタ侮辱する自由は決して「当然認められる」ような権利ではありませんし、刑事告発される可能性があります。首を刎ねるという表現が『著作者の意を害しない』と言える理由を明確に説明しなければいけないでしょう。

アニメキャラクタのファックを描くことはもはや黙認されてしまい実際の権利行使もそう簡単にはいかない状況ですが、社会通念上「殺害」という表現が「ファック」以上にキワドイのはもちろんのこと、首を刎ねるというのは特に侮辱表現であるとされる可能性が強く考えられます

作者は「悪いことをしていない」と言える明確なロジックをもって、それができないなら「悪いことをしている」という自覚と覚悟を持って、同人活動をした方がいいですね。認識が甘すぎます



おまけ: 本当に詐欺だったの?

ディズニーからの正式な抗議ではなかっただろうことは想像できます

著作者死亡後の差止請求権は著作者の孫までの遺族にのみ認められており、ディズニー社にはその権利存在しません。また、今回のような場合出版権にも関係しません。

差止請求権

第112条

 著作者、著作権者、出版権者、実演家又は著作隣接権者は、その著作者人格権著作権出版権、実演家人格権又は著作隣接権侵害する者又は侵害するおそれがある者に対し、その侵害の停止又は予防を請求することができる。

(著作者又は実演家の死後における人格利益保護のための措置)

第116条

 著作者又は実演家の死後においては、その遺族(死亡した著作者又は実演家の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹をいう。以下この条において同じ。)は、当該著作者又は実演家について第60条又は第101条の3の規定に違反する行為をする者又はするおそれがある者に対し第112条の請求を、故意又は過失により著作者人格権又は実演家人格権を侵害する行為又は第60条若しくは第101条の3の規定に違反する行為をした者に対し前条の請求をすることができる。

故に、ディズニーからの要求としては法的根拠がなく、不可解です。(繰り返しますが、それとは別に誰かから刑事告発される可能性はあるんですよ)

ディズニーから訴えられるとすれば、商標権についての争い=商業的活動に限られると思われ、無償での同人活動には民事では関与できないものと考えられます

Permalink |記事への反応(3) | 15:01

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2008-07-23

池田信夫はもう終わってるよ

タイトルは、彼のエントリーからのインスパイヤ

孤児作品のエントリーで、池田信夫氏はCulture firstblogはその団体のブログではないにもかかわらず、訂正もせず誤認の謝罪もしない。

また、国内の著作物のみを登録制にして国外の著作物よりも保護を薄くするという、国益を損なうだけの自説を開陳した。ミッキーマウスは無登録で保護するのに崖の上のポニョは登録の手間をかけなければ保護しないとは、国内のコンテンツをどれだけ軽視しているのか。

国内の著作物を登録制にしたところで、海外で30日より前に発表発行してから国内で発表発行することにより、国外の著作物の扱いになって無方式で著作権が発生する。つまり登録制は簡単に回避できるのだ。それぐらいすぐ予測できるだろうに。

国内著作物の登録制は、単に優良なコンテンツが国内発のものが無くなり、海外発になるだけだ。また、国内著作物が登録制であると、市井の名も無き著作者は、登録する手間をかけないので著作権が発生せず、パクられ放題になるだろう。結局、国内登録制は、国内コンテンツ海外流出と矮小化とを招く。

ベルヌ条約を100%守っている国がないという彼のコメントは間違いだ。池田信夫氏がいう根拠は、ベルヌ条約七条第一項に規定された、保護期間が死後50年であることが守られていないことにある。しかし、同条第六項には「同盟国は、前記の保護期間よりも長い保護期間を許与する権能を有する。」とある。つまり、ベルヌ条約では、著作物保護期間は最低でも死後50年ということであり、死後50年を超える保護期間を許容しているのだ。

また、ベルヌ条約には規定がない送信可能化権があることも彼の根拠となっているが、ベルヌ条約では、ベルヌ条約が許与する権利よりも広い権利を著作者に与える特別の取極を行うことができる(第二十条)。この特別な取極の一つとしてWIPO著作権条約がある。日本も加入しているWIPO著作権条約の第八条には「公衆への伝達権」を著作者が享有することが規定されている。送信可能化権は、このWIPO著作権条約を受けたものだ。

すなわち50年を超える保護期間も送信可能化権も、ベルヌ条約に反しない。

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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2008-01-28

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/24/news085.html

http://b.hatena.ne.jp/mine-o/20080124#bookmark-7203165

なおクラナド動画共有サイトでは全く削除されてないので興味のある人は見るといいよ

なるほどつまり

著作者人格権 - Wikipedia

同一性保持権

同一性保持権とは、著作物及びその題号につき意に反して変更、切除その他の改変を禁止することができる権利のことをいう(著作権法 20条1項)。著作物が無断で改変される結果、著作者の意に沿わない表現が施されることによる精神的苦痛から救済するため、このような制度が設けられている。

なお、ベルヌ条約上の同一性保持権は、著作者の名誉声望を害するおそれがある改変を禁止する権利になっているのに対し、日本著作権法では、そのような限定はされておらず、著作者の意に反する改変を禁止する権利になっている。

なお、元の著作物の表現が残存しない程度にまで改変された場合は、もはや別個の著作物であり、同一性保持権の問題は生じないと解される。

例外

(略)

翻案権との関係

(略)

自由利用を目的とするライセンスとの関係

(略)

名誉声望保持権

著作物の改変を伴わない場合でも、その利用態様によっては表現が著作者の意図と異なる意図を持つものとして受け取られる可能性がある。そのため、著作者の名誉又は声望を害する方法によりその著作物を利用する行為は、著作者の著作者人格権を侵害する行為とみなされる(著作権法113条6項)。例として、美術品としての絵画を風俗店看板に使用する行為などが該当するとされている。

なお、ベルヌ条約上は、「著作物創作者であることを主張する権利及び著作物の変更、切除その他の改変又は著作物に対するその他の侵害で自己の名誉又は声望を害するおそれのあるものに対して異議を申し立てる権利」として、同一性保持権と名誉声望保持権が一体となっているが、日本法では改変等を伴わない場合を独立して扱う規定となっている。

ということで、

国内初、ウイルス作者逮捕 CLANNAD画像の「著作権侵害」で - ITmedia News

著作権法違反公衆送信権侵害)の疑い

著作権法違反(同一性保持権侵害)の疑い」

著作権法違反名誉声望保持権侵害)の疑い」

とすればみんなスッキリなのでしょう

か。

Permalink |記事への反応(0) | 02:23

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2007-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20071114072622

日本の場合は、実際には技術層が悪いんじゃなくて、政治層が悪いんだと思う。

たとえば、YouTubeというものが成り立っている背景には、米国著作権に対する極めて柔軟な考え方がある。

そう、Fair Useだ。

本来著作権侵害だ、とか言われちゃいそうな動画でも、Fair Useという規定があるだけで、一概に侵害であるかどうかが判断できなくなる。

特にパロディMAD、その他なんらかの創作性を加えたものに関して、かつ、無償で提供されるものに対して、フェアユースの判断はかなり難しい。

日本だと、そもそも著作物に手を加えて発表する事が著作権の侵害となる(同一性保持権侵害)。

対して米国著作権法におけるFair Useの考え方の一つとして「transformative」であるかどうか、というものがある。日本語ではあまり適当な訳がないが「創作付加的」と略されることがある。つまり、「元の著作物からどれだけ改変され、その改変された部分に創作性が認められるか」というのが大きなポイントである。

そもそも著作権の国際条約であるベルヌ条約では、本来著作者人格権について、その名誉を汚さない事を保証することが求められているのであって、改変を含めて許可なしには一切許されない日本著作権法というのは、時代に極めてアンマッチであるといえよう。

こういった背景があって、本質的にYouTubeは、日本では(政治的に)開発されようもないものであった。ニコニコ動画現在成立しているのは、その前段階としてYouTubeというものがあり、そこでは他人の著作物を含めて、Fair Useの範疇であれば遊ぶ事ができる、という感覚がまず広まったからであって、その影響があってはじめて成り立つサービスであったといえる(ただし、コメントを含めたニコニコ動画システム自体は極めてよく出来ていると思うし、まぁそういう意味ではYouTubeに対してそこに「創作付加性」が感じられると言える。システム著作物ではないけれど)。

Permalink |記事への反応(1) | 12:15

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