
はてなキーワード:ベルクとは
フルフローターサスペンション(主にスズキのオートバイで採用されたリンク式リアサスペンション)は、革新的な機構でしたが、いくつかの欠点も存在します。
主な欠点としては、その構造的な複雑さとそれに伴う問題が挙げられます。
フルフローターは、ショックアブソーバーをフレームとスイングアームの間に直接マウントせず、複数のリンク(ベルクランクなど)を介して接続する構造(プログレッシブ・ライジングレートのリンク機構)を持っています。
このリンク機構により、構造が非常に複雑になり、部品点数も増加します。
リンクの長さや配置、ブッシュの特性など、設計・調整すべき要素が多くなります。
最適なセッティングを見つけるには、高度な設計思想と多くのテストが必要となり、セッティングがシビアになります。セッティングを誤ると、意図しない挙動変化や性能低下が生じる可能性があります。
複雑なリンク機構が追加されるため、シンプルなサスペンション形式(例えば、ツインショックや一部のモノショック)と比較して、サスペンション全体の重量が増加する傾向があります。
特にマウンテンバイク(MTB)などのフルサスペンションバイクの例では、この追加重量がバイクのハンドリングに影響を与え、取り回しや押し歩き、担ぎ歩きなどの場面で不利になることがあります。
製造コストの上昇: 複雑な構造は、製造コストの上昇につながります。
高い精度での組み付けが求められ、採用車種が比較的高級なモデルや走行性能を重視するモデルに限定される一因となります。
リンクや可動部が増えるため、メンテナンスの手間が増える可能性があり、経年劣化によるガタつきやブッシュの交換なども、シンプルな構造より頻繁に必要になる場合があります。
このように、フルフローターサスペンションは、ストローク量の確保や優れた操縦安定性などのメリットがある一方で、構造的な複雑さが、開発、コスト、重量、セッティングの難しさといった形でデメリットとして現れます。
それほど高くない生垣を覗くように見ていると、チェック柄のワンピースの服が見えた。さらに屈んで、視線を上へずらすと、栗毛の少女の姿が見えた。なにか、こちらを見られたら困ると思い、私は顔を上げるのだが、真正面にはその彼女がいるのだった。少女は、私のことみてた? と聞いた、コロンの香りがした。思わず、みてない、といいかけた、私は「みてしまった」とはっきり言った。少女は「みてしまったのね」と言った気がする。私は何か間違った事を言ったのだろうか。泉に縁に座り、彼女は
「じゃあ、なにをみてしまったの?」
と言った。私は「君の事を」と言った。それは、私のこと? それとも、〈私の物語〉のこと? と泉に手を浸し言った。
「君の物語?」
「私には〈私の物語〉があるの」
「それは、どういう物語?」
「例えば、老人が私に献身てきに接してくれる話。ちょうど君くらいの歳の男の子が、私に恋してしまう話。眠れず、夜にあの家から出てこの噴水の細波に〈物語〉を見てしまう〈私の物語〉」
「それは、全て君が主人公?」
「考えたこと無かった、けれど、私は一度も作者として〈私の物語〉を動かしたことはない、とは言えるよ」
陽差しの照り返しで、少女は目元に手のひらをかざした、私は光のほうをみて、そうだな、と思い、
そう言った。敷石の影に彼女の腕を見、その向こうには、少し薄暗く感じる家屋があった。私の家はここよりも少し離れた所にあるけれど、ここは登校が嫌な時に、よく暇を潰すため寄る所。その(良い言い方ではないが)鬱蒼とした家は、気にはなっていたものの、余所の家という感じが更に強調されて思う場所。
確かに、どこか惹かれるところはあったのかもしれない。洋館然とした場所には、惹かれていたのかもしれない。私は見上げ、
「おうちの中はどうなってるの? ピアノとかがあるの?」
彼女に質問する。陽が、雲に隠れた。静かに少女の返答を待った。泉には何かうようよしたものが見えた。そうか、秋か。これは木の葉だった。彼女は泉に腕を浸してかき回すと、木の葉が、一つ、それから複数に、その白い体軀から沈み落ちるよう、柔らかく青みを帯びてきた。水のそれぞれが氷ではなく落ち着いて回り淀みそれが静止しているように感じた。白い腕は次第に膨らみ、いや、すらりと長くなっているように感じ、私は彼女へ視線を向けると、少女の表情をした、大人の女性が見えた。服装もチェック柄のワンピースから、まるでジプシーのようなポンチョを着て、その視線に気づいたかのように、くる、くる、と回り、私の方へ向き直った。驚いたわけではない。私は確かにその全てを見つめていながらも、彼女の連続性のかけらは私に遷移しているか、自分の手のひらを見つめていても、鍵盤いちオクターブおさえられなさそう、皮膚がぴんとした相変わらずの手のひらが、私の一部だった。
「ピアノはあるよ。グランドピアノ。女中は調律師だから、それで直してくれてる、君はピアノは弾けるの?」
「へえ。私はどんな作曲家が好きだと思う?」
そうですね……
「ラフマニノフ、や、ショスタコーヴィチ……ラインベルガー、ベルク、直感ですが、そう思いました」
生垣から香る蝶々の不確かな動きが、この発言を一層、強固な意見のように感じさせた。それで、リゲティと言いかけるのに瞼を開いた、私は彼女の目線に覗きこまれていた、その頬は、私には、美しく思えた。触れると、彼女は微笑んだ、
「そんなことして」
と言われるものの、私はこのとき触れることが、自分の道徳に反していないどころか、決然として確かなものに思われ、彼女が私の腕をつかむと、先まで浸していた水の冷たさを、私の腕が、ただそこにあるというだけで彼女を暖め、ゆるやかに、その、たなごころをゆっくりと溶かしていることを、なにも、私と彼女を隔てる無根拠な道徳を侵犯していないことは、明らかだった。
自分がよく行くスーパーマーケットは「イオン」「ヨークマート(ヨークフーズ)」「ベルク」「サミット」「新鮮市場」「マルエイ」「ベルクス」
くらいだろうか。
「イオン」
何でもあるが、何も無い所。ここで売ってるこれが欲しくて行くということはないお店。モールに行ったついでに
寄る所。惣菜、弁当、一見美味しそうだが家で食べるとがっかりすること多し。
衣類が季節の終わりに半額の50%offなんてこともある。定価の25%だ。
全体的にゆったりとした作りでそれなりの店
独自に近隣のスーパーの特売価格に合わせているようだが今更感が否めない。
今後どうなるのか。
この立地で太刀打ちできるのはドン・キホーテ、ロピア、okストアか。
「ベルク」
鳴り物入りでオープンしたベルク。衝撃のオープン価格で圧倒した模様。
残念なのは惣菜、弁当が絶望的に美味しくない。価格は魅力的だががっかり感がイオンより上。
生鮮食品、目を引くものなし。値引きが早いのでその当たりをチェックすると面白い。
「サミット」
近いので一番通うお店。ここが標準になっている気がする。
月間スケジュールで割引セール日がわかるのでその時にまとめ買いができる。
途中加工品?レンジで出来る焼魚?とかスパゲッティ、フライ加工品など、新しい製品が面白い。
精肉、昔オージービーフ押しで一貫体制で作っているのを売りにしていたが美味しくなかった。
我が家ではサミ弁と呼んでいるが、惣菜弁当は比較的はずれなし。ただ、価格が比較的高め。
店内調理のパン以外の菓子パン、定番以外の新商品とか変わったパンなどがほとんど並ばない。
近隣店で見かけるも、まったく仕入れなし。もう少し大きい棚で種類を増やしてもいいのではないか?
「新鮮市場」
ある意味、一番ワクワクするお店。入店前から特売品が並び、ついついカートに入れてしまう。
鮮魚も近くの市場から直送したような、変わった種類の魚が並んでいる時がある。
肉は安い。でもまずい。焼いたときに立ち上るニオイで顔をそむける時がある。
以前、週末にはお店の前で焼き鳥を焼いて売っていた。これでビールを飲むのが好きだった。
しばらく行ってないのでもう変わったのかもしれないが、客層がいまいち。
なんとなく殺伐としていて、年寄りがつかみ合いの喧嘩をしているのを見かけたことがある。
「マルエイ」
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ここまでは一年以上前に書いたものだと思う。久しぶりにアクセスしたら書きっぱなしで放ってあった。
色々状況変化してるので思うところを。
「ヨークマート」
フライパンで簡単にできる肉惣菜が充実しだした。安いしおいしい。
「ベルク」
惣菜、弁当、そこまでひどくなくなった。たくさん入ったポップコーン目当てで買い物に行くこと多し。
「サミット」
色々面白い特集で販売意欲を掻き立ててくれる。やはり惣菜弁当高め。
「新鮮市場」
上の文章を書いた頃はよく通っていたが、ここ数年全く行っていない。
品揃えが面白いのでまた行ってみたい。
「マルエイ」
安さをメインにしていた覚えがあったが、久しぶりに行ったら閑散としていた。時間のせいもあったかもしれないが。
惣菜、弁当、価格勝負していたものが普通のスーパー並。かなり粗めに陳列していたりするので、なにかメリット
「ベルクス」
最近よく通う店。賞味期限が近い訳あり品を特価で販売していたり、お楽しみ抽選会があったりして通うのに面白いお店。
野菜も安い、魚類も面白い品揃えと近場にあれば毎日でも行きたいお店。ちなみに界隈で一番米が安い。
惣菜も手作り感満載で見るのが楽しみ。「ベルク」と関係があるかと思ったら無関係らしい。
「TOP」
大きいだけあって品揃えはすごい。野菜、肉、魚、充実。ここの鮭の切り身は美味しい。
惣菜も安いし美味しい。ただ、後半の店内導線が悪く、人を避けながら買い物している感じ。
サッカー台も少なくて狭いので、レジ終了後ちょっと嫌な気分になる。
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なかなか行けないが、駅のショッピングモールに入っている角上魚類とかデパ地下のマーケットで思う存分買い物したい。
色々高くて大変です・・・
##越谷駅周辺での買い物(週1回まとめ買い)
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| 時間 | メニュー | カロリー | 調理時間 |
| ------ | ---------- | ---------- | ---------- |
| **7:00 朝食** | 卵かけご飯(卵2個)+納豆1パック +バナナ1本 | 600kcal | 5分 |
| **10:00 間食1** | プロテイン(牛乳200ml) +ナッツ一握り | 350kcal | 2分 |
| **12:30 昼食** | コンビニおにぎり2個 +サラダチキン +牛乳 | 650kcal | 0分(買うだけ) |
| **15:00 間食2** | ギリシャヨーグルト +バナナ1本 | 250kcal | 1分 |
| **19:00 夕食** | ご飯大盛り +サバ缶(味噌煮) +納豆 | 750kcal | 5分 |
| **21:30 就寝前** | プロテイン(牛乳200ml) +カステラ1切れ | 350kcal | 2分 |
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### **1. 最強卵かけご飯**
2. 卵2個を割り入れる
3.納豆1パック混ぜて乗せる
4.醤油かけて完成
### **2.サバ缶丼**
1.ご飯大盛りを丼に入れる
3.納豆1パック乗せる
4. 完成
4.バナナ1本ちぎって入れる
5.シェイク
1.さつまいもを洗って濡れたまま
2.ラップで包む
3. 600W 5分レンチン
4. そのまま食べる
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## 続けるコツ(少食の人向け)
### **マインドセット**
❌「頑張って食べる」
⭕「楽に、頻繁に、密度高く」
2. **液体でカロリー稼ぐ** -牛乳、プロテイン、スムージー
3. **食事を6回に分ける** - 1回の量を減らす
4. **調理を極限まで減らす** -卵かけご飯、サバ缶、レンチン
5. **外食を週2-3回** -やよい軒、すき家、回転寿司
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# 【B】長期的な体質改善プラン(2024年11月〜2025年6月)
### **目標**
### **やること**
| カテゴリ | 具体的行動 | 頻度 |
| ---------- | ----------- | ------ |
| **食事** | 上記の毎日メニューを実行 タンパク質 80-100g/日 カロリー 2,800-3,000kcal/日 | 毎日 |
| **運動** | 散歩20分 orRingFit 軽め15分 ストレッチ10分 | 毎日 |
| **睡眠** | 23時就寝 - 7時起床(8時間) 寝る1時間前はスマホ見ない | 毎日 |
| **その他** | 白湯を朝晩飲む 深呼吸5分(鼻呼吸) | 毎日 |
| **健康診断** | **11月中に受診** AST/ALT、CRP、フェリチン、肺機能チェック | 1回 |
### **この期間の注意点**
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### **目標**
### **やること**
| カテゴリ | 具体的行動 | 頻度 |
| ---------- | ----------- | ------ |
| **食事** | タンパク質100-120g/日(体重×2g) カロリー 3,000-3,200kcal/日 プロテイン1日3回に増量 | 毎日 |
| **筋トレ** | **自宅筋トレ30分** ・腕立て伏せ 3セット ・スクワット 3セット ・プランク 3セット ・ダンベル(5-10kg)で腕・肩 | 週3-4回 |
| **有酸素** | RingFit20分 orFitBoxing 15分 | 週2-3回 |
| **睡眠** | 8時間確保(変わらず) | 毎日 |
### **購入するもの**
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### **目標**
### **やること**
| カテゴリ | 具体的行動 | 頻度 |
| ---------- | ----------- | ------ |
| **食事** | タンパク質120-140g/日 カロリー 3,200-3,500kcal/日 | 毎日 |
| **筋トレ** | **自宅筋トレ40分** 負荷を上げる(ダンベル重量UP) 懸垂バー追加 | 週4-5回 |
| **有酸素** | 朝RingFit 15分 夜FitBoxing 15分 | 週3-4回 |
| **花粉症対策** | ヨーグルト毎日 ルイボスティー マスク・目薬 | 毎日 |
### **購入するもの**
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## 進捗チェックポイント
| 時期 | 目標体重 | 目標筋肉量 | チェック項目 |
| ------ | ---------- | ----------- | ------------- |
| **2024年12月末** | 66kg | 52kg | 生活リズム確立、疲れにくくなった |
| **2025年3月末** | 68kg | 53-54kg | 筋トレが習慣化、見た目に変化 |
| **2025年6月末** | 70-71kg | 54-55kg | 体が一回り大きく、免疫力UP |
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| 目的 | 食材 | 取り入れ方 |
| ------ | ------ | ----------- |
| **肝臓保護** | しじみ、納豆、ブロッコリー | 納豆は毎日、しじみ味噌汁週2-3回 |
| **炎症抑制** | 鮭、サバ、オリーブオイル | サバ缶毎日、鮭は週1-2回 |
| **免疫調整** | ヨーグルト、キウイ、トマト | ヨーグルト毎日、果物週3-4回 |
| **抗酸化** | 緑茶、ブルーベリー、ナッツ | 緑茶毎日、ナッツ毎日 |
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### **2. 記録はシンプルに**
### **4. 楽しむ**
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辛辣なことも書いているけど、あくまで原作を読まずにアニメだけ観た個人の好みの問題だということを念頭においてください。あと、勘違いしてる部分とかもあるかもしれないけどそこは目を瞑ってほしい。
評点
S 90以上
A 80〜90未満
B 70〜80未満
C 60〜70未満
F 60未満
| S | 悪役令嬢転生おじさん |
| A | 転生したらスライムだった件 |
| Lv.2からチートだった元勇者候補 | |
| B | 歴史に残る悪女になるぞ |
| 悪役令嬢レベル99 | |
| C | とんでもスキルで異世界放浪飯 |
| ハズレ枠の状態異常スキルで最強になった俺 | |
| F | ループ7回目の悪役令嬢 |
以下、観た順にレビュー。
転生系で観た最初の作品。名前もよく聞くし、有名なだけあって納得の面白さ。駆け引きとかあまりなく自然に周りに認められて地位を上げていくのが、観ていてストレスがない。
作画も綺麗で、賢者が喋って文字だけが出てるときのデザインがオシャレ。想像つきにくい展開が色々あって楽しかった。
評価をSじゃなくてAにしたのは、主人公がどんどん成長して強くなって国を作る過程を楽しんでいたけど、話数が進むにつれ成長の天井にぶつかって、失速を感じたため。でもこれだけ人気だから、失速するほど長く続いているのだと思う。
面白い。主人公が公務員おじさんなだけあって倫理観がまともだし、大人なメンタルで安心できる。手計算の時代のノウハウとか通用しててすごい。自分だったらそういうのできないなと思う。中世風ファンタジー世界の人たちって結局人間の素の能力がすごいよね。
事故に遭って転生して、残された妻子、仲良し家族だっただけに可哀想だ、と思ってたけどちゃんとストーリーに関与して嬉しい。
展開も全然複雑ではなく、ストレスなく見れる。続き気になる。あとエンディングがマツケンサンバのアレンジなのが面白い。
タイトルが直球すぎてどうなんだろう、と思ったけどなかなか面白かった。
主人公は"悪女"に拘ってるけど、これって悪女なの? 無闇に愛想は振りまかないし素直なことは言わないけど悪いことはしてない。むしろ善行をしている。悪女ではなくないか?
本当に悪女として名前を知らしめたいなら、えぐい拷問とかしなきゃだめじゃない? このままじゃ絶対悪女とは伝わらないよ。ナイチンゲールみたいな伝わり方になると思う。本人がいいならいいけど……。
全員自分を好きにさせる能力持ってる聖女が一番好き。どちらかといえば、こっちが悪女という感じがする。モブたちが頭悪すぎるイエスマンな理由も聖女の能力のせいなので納得できる。
追放されたあとの続きが気になる。
展開は予想できたけど面白かった。
一応ね……という感じで見せられる努力パートはやっぱりこういう無双作品系にも必要なのかな?
またアリシアという名前が出てきて混乱した。「歴史に残る〜」は悪役令嬢の方がアリシアだったが、次は正ヒロインがアリシア。
ボケボケしてる金髪高飛車令嬢がかわいい。エンディングが結構好き。
主人公が好意に鈍感系で……。乙女ゲー好きで乙女ゲーの中にいるのに、こういうのわからないか……?
cv.内田雄馬が常識人でいい人。攻略対象の男たち頭が弱すぎる。それで王子ってマジ?
ラストの展開も良かった。完結しててうれしい。
主人公が穏やかであまりイキってなくてよかった。結構序盤で獣人ヒロイン(cv.くぎゅうう)と結婚していたので偉い。もっと引き伸ばすと思ってた。
たくさんの女の子と同居してるけどモテモテハーレムというわけでもなく、他の女の子もヒロインがいるってわかってるから主人公に粉かけてこなくてストレスがない。
すごい喋り方の金髪勇者とその愛人?も憎めない存在で良かった。ただのヘイト集め雑魚役にしないのが好感。
最後の方の話、この世界観で温泉宿が常識としてあるのウケた。みんな浴衣着てるし。日本かよ。そしてヒロインとの明確な初夜が……。ここまで描くんだ。すごい。
あと、まさかの女同士の肉体関係も発生しそうで視力50くらい上がった。これが一番見たい。
スリルのあるバトルとかはなく、終始まったりしてるけど面白かった。
でも、最初は気にしてなかったけど主人公がいつまで経っても「はわわ」してるので途中からイラついてきてしまった。活字で読んだら気にならないのかもしれないが、アニメのテンポは……。お前そろそろ覚悟決めろよ!
でも、毎日三食も大食漢のペットのために一人で献立考えて大量に調理して、絶対だるいのに偉いと思う。繊細な味や見た目なんか獣に理解できるかわからないのにすごい凝ってるし。
スライム赤ちゃんみたいで可愛い!! ネット通販で食事用意してるから梱包やゴミどうしてるんだろう、と思ったら「スライムが処理できます」なの、一瞬現実に引き戻された。そういう地味なノイズを排除するのはいいと思う。
ちまちま家庭用っぽい焼肉のタレとか醤油とか買ってる描写だったけどもう業務用買え。
ペットが取ってきたクソデカ魔物の解体を連日店に大量に依頼してるけど、実際めっちゃ迷惑じゃない? 買取りも高価だし。店主もそんな「腕がなるぜ!」って喜ぶかな。主人公、自分で解体覚えないか? スライムとかに手伝ってもらってさ。
序盤の主人公イジメパートを頑張って観たら、途中から面白かった。この主人公、空気な地味モブを自負しているわりに結構攻撃的だ。空気って、進撃のモブリットみたいな当たり障りない人をいうんじゃないの? この人、全然そんな性格じゃない。葛藤とかなく平気で殺したり敵を嘲笑ったりしてるし。転生して覚醒したのかな? その心意気は見事。
不良やカースト上位設定の人、語彙があまりにも昔のネット民すぎる。
「エアーマンの反逆ってか?」
↑何?と思う
語尾が「にゃ」の女、カースト上位グループぽいけどなんでこいつが虐められてないのかな(失礼)。ぽっぽちゃんかわいい。
なんか、この世界観の人たちって助けられたらすぐ「この〇〇(名前)、命をかけて(主人公)に忠誠を誓おう。」って言うね。
人類最強って言われてる人(cv.諏訪部)一番好きかもなと思ったのにすぐ殺された。展開を引き延ばさず即処理するのは予想を裏切られて、よかったけど! もっと諏訪部の威圧感のある声が聞きたかった……。
女神はぶちのめし甲斐がありそうなキャラしてたので続きが気になる。
これ、悪役令嬢じゃなくない? かろうじて挙げられる悪役要素が、最序盤に婚約破棄される場面しかない。それも本人は別に悪くなさそうだし。性格もいたって普通。
最初は、今までのループの記憶をたどって謎解きしていくのかな! と思ってワクワクしていた。
でも、思惑がありそうな感じを出して焦らすけど蓋を開けたら大したことない、解決したと思ったら振り出しに戻っている、結局重要なのは黒い次期皇帝さん(名前忘れた)の気持ち一つなのでは? といった感じでもどかしかった。ストーリーというかキャラたちの感情がよくわからなくなった。アホなのでキャラの名前も覚えられない。最後らへんぼーっとしてたので展開理解してない。これってまだ続きある?
ヒーローの黒い次期皇帝は冷淡で、優しくしてきたと思ったら束縛し、キスしてきたと思ったら急に心を閉ざすみたいな男で情緒が怖い。
ことあるごとに主人公がフルネームを名乗っているが、音声で聞いてるから全然頭に残っていない。リーシェガルド・ベルク・ベルツナー?
とりあえず死生観がわからない。主人公は異常だとして、ヒロインはまともな雰囲気してるのにクラスメイトが死んでもわりと平気そうにギャグツッコミをしている。リアリティラインが不明。ツッコミがずっと虚空を滑り続けている。
あと、クラスメイトなのにまるで初めて会ったかのような反応をして不思議。
「私の戦闘力は53万です。……ここ笑うとこですよ? なんかすべった感じになったんで殺します〜」って言ってるキャラが出てきた。こいつ人の心がなさそうなくせにあの激アツバトル漫画、ドラゴンボールを読んでるの? 『クリリンのことかー!!』の場面とか情緒理解できたのかな。ストーリーは読んでなくてネットミームでセリフ覚えたのかも。
というように、他の漫画から引用されるとノイズが……。観るのを諦めた。
「あ。キミ、私の姿見たよね。えーっとボク、こう見えて平穏に暮らしたいってタイプなんですが。次話しかけたら……咬み殺すよ? 一応言っておくと、本気です。ハイ。(無表情で右手を振り上げながらこちらに向かってくる)」
という中学生早口オタクのイメージが頭に浮かんできて、うるさいな……と思ってしまった。
先の展開が想像できるわりにテンポ遅くて退屈になってしまった。これから面白い展開が待っているのかもしれないが耐えられなかった。
「逆勘違い」の「逆」ってふつう要らないと思うんだけど、一目で「俺なんかやっちゃいました?」系であることがわかる面白いタイトルだ。
このタイプの鈍感系を最後まで突き通すのは無理があるというか……見切り発車感があって、どこまでコレでいくんだろうという興味はある。
自分は出来損ないで弱いんだって思い込んでるのってあんまメンタルに良くなさそうだから、はやく君は強いよって誰か教えてあげてほしい。最後どうなるんだろう。もっかいちゃんと観ようかな。
こっちが心配することではないが、そんな適当な場所で商売とかして大丈夫なのかな。許可とかさ……。アラフォーなのにあんまり先のこと考えてないなと思ってしまう。そりゃそんな手続き面の描写いらないっちゃいらないが。前に観た作品がギルドに所属して手続きしてたから……。
あと通販で買ったこっちの世界の商品を安売りしてるけど、異世界の経済事情とかインフレとか考えたほうがいいんじゃないかと勝手にビビっている。そんなこと気にする必要ないのにね。
主人公が価値をわからずに無償で譲ろうとしたものとかを「そんな、ただでいただくわけにはございません!!」って言って高価な対価くれるやつ、あるある。現実ではきっとカモられる。
いきなり宿屋の娘とがっつり肉体関係持ってんじゃん! いくらあっちから誘ってきたとしてもさ、何が「やってしまった〜……ズーン」なんだ? 若い娘と良い思いができてラッキー! と言うなら潔い。だがこの期に及んで「だって誘われたし〜不可抗力で〜」とでも言い訳してきそうなその根性が気に食わない。
これらの作品は、視聴者がストレスなくついていけるような設定の工夫が見えたり、タイトルで大体内容がわかるのも楽しかった。「これっていわゆる異世界転生だよね。創作でよくある〜」と言わせたりする、転生者たちの異様な物分かりの良さも工夫の一部だと思う。こういう系を観てる人はもうパターンわかってるから。
これで最後にするわ
Claudeすげー
###Amazon特典付き!〜異世界でワンクリック食堂はじめました〜
####第一章 予期せぬ転生
天井から吊るされた蛍光灯を眺めながら、佐藤健太は自分の死を実感していた。30歳、独身、IT企業のプログラマーだった彼の人生は、締め切りに追われる日々の果てに突然の胸痛と共に幕を閉じた。
気がつくと見知らぬ森の中にいた健太は、自分の体が若返り、服装も変わっていることに気づく。胸元に手をやると、何かが光っていた。取り出してみると、それは小さなクリスタルのようなものだった。
「これは...何だ?」
クリスタルに触れた瞬間、視界に青い光が広がり、謎のインターフェースが現れた。
「は?」
健太は目を疑った。画面には確かにAmazonのロゴと共に、様々な商品カテゴリが表示されている。試しにクリックしてみると、確かに地球のAmazonと同じように商品を閲覧できた。
「これ、マジで使えるのか?」
半信半疑で「懐中電灯」を注文してみると、『商品は24時間以内に届きます』という表示が出た。そして説明には「注文した商品は最寄りの転送ポイントに届きます」と書かれていた。
森を抜けると、中世ヨーロッパ風の街並みが広がっていた。健太はすぐに自分が完全に異世界に来たことを理解した。幸い言葉は通じるようだ。
宿屋に泊まり、情報を集める中で、この世界の名前が「アルテミア」であること、そして彼がいる王国が「グランベルク王国」であることを知った。魔法があり、冒険者ギルドがあり、種族も人間だけでなく、エルフやドワーフなども存在する、まさにファンタジー世界だった。
翌日、健太は森の中で光る点を見つけた。近づくと、それは「転送ポイント」だった。そこには確かに彼が注文した懐中電灯が置かれていた。
「これはチートすぎる...」
実験のために食材や調理器具なども注文してみると、全て問題なく届いた。しかも、地球の価格のまま。異世界の通貨に自動で変換されるわけでもないようで、彼のAmazonアカウントにはクレジットカード情報も残っていないのに、なぜか「残高:無限」と表示されていた。
「これなら...」
健太の脳裏に一つのアイデアが浮かんだ。前世では料理が趣味だった彼。この能力を活かして、この世界で食堂を開くのはどうだろう?
#### 第三章開業準備
グランベルク王国の首都アルテア。中央広場から少し離れた場所に、健太は小さな店舗を借りた。家賃は月に銀貨5枚。彼が冒険者ギルドで簡単な依頼をこなして稼いだお金で、ちょうど3ヶ月分を前払いできた。
考えた末に彼は「ワンクリック亭」と名付けることにした。自分だけが分かるジョークのような名前だが、気に入った。
Amazonで厨房機器を次々と注文する健太。IHクッキングヒーター、業務用冷蔵庫、製氷機、炊飯器...一般家庭用からプロ仕様まで、必要なものは全て揃えた。電源はどうするのか?と思ったが、なぜか全ての電化製品がこの世界でも動作した。
「魔力を電気に変換しているのかな...」
次は食材だ。この世界の基本的な食材は市場で調達できるが、醤油、みりん、味噌などの調味料や、カレールーなどの加工食品はAmazonから取り寄せた。
店内の装飾も整え、ついに開店の準備が整った。メニューは日本食を中心に、カレーライス、オムライス、とんかつ、ラーメンなど、前世で彼が得意としていた料理を並べた。価格設定は、この世界の物価を考慮して銅貨5枚から銀貨1枚程度に設定した。
不安と期待が入り混じる中、健太は初めての開店に備えて早めに就寝した。
「いらっしゃいませ!ワンクリック亭へようこそ!」
開店して1時間、ようやく最初の客が訪れた。茶色の髪をした若い女性で、冒険者らしき出で立ちだった。
「へぇ、新しい店ができたのね。何か変わった料理でもあるの?」
彼女の名前はリーザ。Dランクの冒険者だという。メニューを見せると、彼女は見たことのない料理名に首を傾げた。
健太は笑顔で説明した。「スパイスの効いたソースにお肉や野菜が入っていて、ご飯にかけて食べる料理です。一度食べたら病みつきになりますよ」
リーザは半信半疑でカレーライスを注文した。香ばしいスパイスの香りが店内に広がる中、ついに料理が完成し、テーブルに運ばれた。
「これが...カレーライス?」
リーザは慎重にスプーンを手に取り、一口食べると、その目が驚きで見開かれた。
「なんて美味しいの!こんな味、初めて!」
彼女の歓声に、店の前を通りかかった人々が興味を持ち始めた。リーザは完食すると、「友達も連れてくるわ!」と言って店を後にした。
その日の終わりまでに、15人の客が訪れた。全員が料理に舌鼓を打ち、評判は瞬く間に広がった。
#### 第五章 繁盛する店
開店から1ヶ月、ワンクリック亭は連日満席になるほどの人気店になっていた。健太は忙しさに対応するため、二人の従業員を雇った。エルフのミーナと、ドワーフのガルドだ。
ミーナは料理の才能があり、健太から日本料理の基本を教わるとすぐに上達した。一方のガルドは陽気で客捌きが上手く、店の雰囲気を明るくしてくれた。
「あのさ、健太。この"コーラ"っていう飲み物はどこから仕入れてるんだ?俺、こんな美味い飲み物初めてだぜ」
ガルドは好奇心旺盛で、よく質問してきた。健太はいつも曖昧に答えていた。
「秘密の取引先からなんだ。すまないが、それ以上は言えないよ」
実際には、飲料もAmazonから取り寄せていた。コーラやラムネは特に人気で、貴族の間でも評判になっていた。
ある日、店にグランベルク王国の宮廷料理長が訪れた。彼はオムライスを食べた後、健太を呼んだ。
「素晴らしい料理だ。王様の誕生祭で、君の料理を振る舞いたい。報酬は弾むぞ」
これは大きなチャンスだった。健太は喜んで引き受けた。
王様の誕生祭当日、健太はミーナとガルドを連れて王宮に向かった。Amazonで特別に注文した高級食材や調味料を使い、日本の代表的な料理を次々と作り上げた。
「こちらが天ぷら盛り合わせです。サクサクの衣の中に旬の野菜や海老が入っています」
「こちらは寿司と呼ばれる料理で、酢飯の上に新鮮な魚をのせています」
王と貴族たちは初めての味に驚き、絶賛した。特に天ぷらは「魔法で揚げたのか?」と言われるほどの衝撃だった。
「毒だ!料理に毒が入っていた!」
衛兵たちが健太たちを取り囲み、騒然となった宮廷。健太は自分の料理に毒など入れていないと必死に抗議したが、証拠がないため牢に入れられることになった。
「店主は絶対にそんなことしません!」ミーナとガルドも抗議したが、聞き入れられなかった。
牢の中で健太は考えた。「誰かが僕を陥れようとしている...でも、なぜ?」
#### 第七章真実の追求
牢の中で3日が過ぎた。面会に来たミーナから、王は一命を取り留めたものの、まだ意識が戻らないことを聞いた。
「店主、調査の結果、毒は天ぷらから検出されたそうです。でも私たちが作った天ぷらに毒なんか入れるはずがない...」
健太は天ぷらの材料を思い出した。「材料は全て王宮から提供されたものだ...もしかして」
彼はAmazonのインターフェースを開き、医学書と毒物の検出キットを注文した。翌日の面会でミーナに秘密裏に渡し、「料理長の部屋を調べてほしい」と頼んだ。
ミーナとガルドは夜中に料理長の部屋に忍び込み、そこで衝撃の事実を発見した。料理長は近隣国の工作員で、王を暗殺し、その罪を健太に着せるつもりだったのだ。
証拠を掴んだ二人は宰相に真実を告げ、料理長は逮捕された。健太は釈放され、王も回復の兆しを見せ始めた。
「本当に申し訳ない。君の無実を疑って」
宰相は頭を下げた。健太は「誰でも同じ判断をしたでしょう」と答えた。
#### 第八章さらなる発展
事件から1ヶ月後、王は完全に回復し、健太に「王室御用達」の称号と、より広い新店舗の土地を与えた。
「なんとお礼を言っていいか...」
王の厚意に感謝しつつ、健太は新店舗の計画を立て始めた。今度は和食だけでなく、イタリアン、中華、フレンチなど様々な料理を提供する大型レストランにしようと考えた。
Amazonでより大規模な厨房設備を注文し、料理書も大量に取り寄せた。店名は「ワンクリック・ダイニング」に変更し、宮廷料理人たちも研修に来るようになった。
ある日、健太は転送ポイントで荷物を受け取っていたところ、青い光に包まれた少女と出会った。
彼女の名前は葉月。健太と同じ日本から転生してきたらしい。彼女の特技はAmazonではなく、GoogleMapsが使えるというものだった。
「地図が見えるの。それと、検索すれば任意の場所までのルートも表示されるわ」
二人は意気投合し、健太は彼女を店のパートナーとして迎え入れた。葉月の能力のおかげで、新鮮な食材の産地を見つけたり、配達サービスのルート効率を上げたりすることができるようになった。
開店から1年、ワンクリック・ダイニングは王国随一のレストランに成長していた。健太と葉月は料理学校も開設し、この世界に地球の料理技術を広めていった。
熱心な生徒の一人が尋ねた。健太は微笑んで答える。
「次はスイーツだ。チョコレートケーキやパフェ、クレープなど、みんながまだ知らない甘い幸せを届けたいんだ」
Amazonで製菓道具や材料を取り寄せ、スイーツの開発に取り組む日々。葉月は世界地図を駆使して、砂糖やカカオの自生地を発見し、現地調達も進めていった。
健太の店から巣立った料理人たちは各地で自分の店を開き、新しい食文化が王国中に広がっていった。
「もうすぐ開店2周年だね」
「本当ね。あっという間だったわ」
二人の関係も深まり、婚約したことも店の常連には知られていた。
「ねえ、健太。私たちの能力って、なぜこの世界で使えるんだろうね?」
それは健太も常々考えていた疑問だった。ある日、老賢者と呼ばれる魔法学者が店を訪れ、その謎を解く鍵を示唆した。
「異世界と地球は並行して存在し、時々繋がることがある。あなた方の持つ『異界の知識』を具現化する能力は、おそらく転生の際に与えられた贈り物なのでしょう」
完全な解答ではなかったが、健太と葉月はそれで十分だった。彼らはこの能力を感謝しつつ、責任を持って使っていくことを誓い合った。
「次はフードフェスティバルを開催しようよ。王国中の料理人が集まって、腕を競う大会を」
葉月の提案に健太は大いに賛同した。食を通じて人々を笑顔にする―それが彼らの使命だと感じていた。
夜、店を閉めた後、健太はAmazonのインターフェースを開き、星空の下でつぶやいた。
「本当に不思議な話だけど...この世界に来て、初めて自分の居場所を見つけた気がするよ」
「私もよ」と葉月は彼の手を握った。
星空を見上げながら、健太は考えた。死んで異世界に転生し、なぜかAmazonが使えるというチート能力を得て、食堂を開いた―それは不思議な運命だったが、今の彼には何よりも尊い日常だった。
明日も彼の料理が誰かを幸せにする。その思いだけで、健太の心は満たされていた。
【終わり】
伊藤匠が同世代の藤井聡太を破ったというニュースがあったようだが、こういうライバル関係は大好物だ。
将棋のことはよく知らないのでこの件についてはここまで。あとは好きなライバルを発表していくよ。というより自分用のまとめだね。
ライバル関係といっても、多くの共通点と少しの大きな違いがあるのが私は好きだ。
年齢や種族や得意なものは近いといい。しかしあまり似すぎると微妙。
生い立ちは違ってると面白い。英才教育を受けた天才VS野生の天才、的な。
ライバルなので思想や敵味方は違うことが多いね。後に共闘すると熱い。
こういう要素がその作品を読んだり見たりするきっかけになることが結構あった。
これが分からない人がいるらしいですよ?
この物語をマクロな視点でまとめると「ガブール人という人種が、帝国と信頼関係を築くまでの物語」なんだよね。
ルークの提案により帝国政府とガブール人の間には「400億ベルクの借金」という経済的な繋がりが誕生した。
もちろん帝国政府が武力などを背景に「ガブール人から借りた金とか知らねえよ」と言えば踏み倒すことは可能だ。
しかしそれをやってしまえば「帝国政府は金の話を平気で誤魔化すような奴らだ」→「こんな奴らの作った紙幣は信頼できねえ」→「ベルク札暴落」→「ハイパーインフレーション」→「帝国経済終わり」というシナリオへと進んでしまう。
これによって帝国政府が受ける打撃は400億ベルクなんかでは効かないので、帝国政府はこの取引を裏切れないのである。
巨大な経済という歯車の間に両者が挟まることにより、両者の裏切りが不可能になる。
もちろんこれは両者が理性的な判断を下し続けることを根拠にしているが、逆に言えば両者が理性的であり続ける限りは当面裏切りの心配はない極めて強い結びつきとなっている。
今までガブール人は帝国政府に対して「いざとなれば武力でひっくり返せば良い」という状況に「人間相手になんて酷いことをするんだ」という感情論で対抗するしか無かった。
だが帝国にいる多くの人々は「逆に言えばガブール人を人間扱いしなければ搾取できるじゃん」と差別を繰り返していたのだ。
差別反対論者の多くも「近代的な思想を持つ人格者であるという信頼」を得るためという利益を求めて差別に反対していた。
反差別感情の根幹にあるのは優しさやヒューマニズムではなく利益なのだ。
だが、その他大勢の人間、そんな所で利益を得る必要のない人間にはガブール人差別が出来ていた。
利益と差別の関係は、A利益が出る→A差別をする//B損害が出る→B差別をしないの順番なのである。
だがここからはガブール人に対して不当な扱いをするかどうかが400億ベルクの取引そのものへの信頼となっていく。
もしも帝国ががブール人への不当な扱いを繰り返せば、「400億ベルクもいつかひっくり返すのでは」という懸念が産まれ、それは「じゃあ先に裏切って少しでも利益を出すか」という判断をガブール人に起こさせかねない。
その金の繋がりによって帝国人のガブール人差別はこれから少しずつ改善されていく未来が予想される。
信頼関係の根幹には利益があるが、逆に言えば利益で繋がれさえすれば信頼関係は構築していけるのだ。
ルークは「ガブール人と帝国の間に不当な取引はない」という関係性を、互いが利益で繋がることで生み出したのである。
登場人物の多くが信頼関係でつながった中で、最後の最後にハブられたのがイェルゴーと裏社会の人間たちだ。
では何故彼らがハブられたのだろうか?
答は一つ。
裏社会の人間もイェルゴーも偽札の取引をしていたという後ろ暗さがあるため政府に助けを求めることが出来ない。
それに対して裏社会側は「グレシャムと今後も取引を続ける機会」を、イェルゴー側は「奴隷を開放するという約束」を担保としていた。
だがグレシャムが闇金の不当金利によって得る利益はその組織が今後提供する利益を上回っていたため裏切られた。
イェルゴーの場合はそもそも「約束を守ることがない」という理由から裏切られたのである。
どちらも裏切られた理由は、「裏切らないだけの担保を提供することが出来なかった」ことにある。
つまりは、賢くなかったのだ。
ルークがガブール人として帝国との間に気付いた信頼関係の核はここにある。
互いの知性を信頼するに値しない同士であれば、互いに踏み倒すつもりで空手形を切るだけの関係になるが、互いが本当に賢いのならば正式な取引をするしかない。
どちらかが愚かな関係は最初からご破産にするつもりでの約束が成立してしまう。
グレシャムから見た裏社会組織、イェルゴーから見たルーク、そしてルークから見たイェルゴーがそれだ。
賢いものが一方的にそれをやれば搾取に終わり、賢いものと愚かなものの場合は互いが裏切る形になる。
では賢い者同士ならどうなるだろうか?
お互いが真に相手の知性を信じていれば担保のない取引であることが明らかである時点で、取引が結ばれないのである。
そしてその状況で結ばれる取引は、互いが互いの担保を握り合う形となり、裏切りが生じないのだ。
そのために必要なものが2つあり、1つが担保、もう1つが知性への信頼である。
もしも相手が愚かならば、自分の側に返ってくる刃の見積もりを誤り安易な裏切りへと動くからである。
イェルゴーは偽札の正体を見破れなかったが故に、自分だけが一方的に裏切れるだけの担保を得たと思いこんでしまい、それ故にその報いの大きさにより自滅したのだ。
ルークを筆頭としたガブール人国家と帝国の関係はそれとは全く違う。
お互いが正しい判断をするだけの知性と、裏切れば損をするだけという担保の証明を揃えている。
裏切れないのだ。
(当面の間は)暴落することのない信頼関係、それこそがルーク達の手にしたものである。
偽札という極めて暴落しやすい信頼を積み上げてこの結果にたどり着いたという経緯こそが、ガブール人の知性を証明し、そこから生み出される取引において強固な信頼を得たのである。
つまり、”ハイパーインフレーション”(コレが言いたかったので書きました)