
はてなキーワード:ヘルプマークとは
最近見た、「妊婦なのに優先席で譲ってもらえなかった」っていう投稿。
妊娠中であることは、きっとマタニティマークで伝えていたはず。
不謹慎かもしれないけどマタニティマークを見ると、なんかモヤっとする。
お母さんと赤ちゃんがにっこりして、ふわっとしたピンク色で可愛いデザインのやつ。
このデザインを見ると、
「妊婦=ハッピー🥰」っていうイメージのほうが強く出ちゃってる気がする。
でも、本当に伝えたいメッセージとズレてない? って思ってしまう。
自分のためじゃなく、“見る人に気づいてもらうためのマーク”。
“察してね”みたいな雰囲気任せの可愛さでごまかしてるように感じるときがある。
電車での反応も変わるかもしれない。
少なくとも、「あ、つらそうだな」って理解できる気がする。
まあ、もちろんこれは冗談だけど、
何を伝えたいのかが、ひと目でわかるデザインって大事だと思う。
今のマタニティマークは、2006年に厚生労働省が公募で募集して、そこから選ばれたデザインらしい。
たぶん自分が選ぶ側でも、当時ならあの可愛らしいデザインを選んでたかもしれない。
というのも、当時は今よりも「少子化」が深刻な課題として注目されていて、
「子どもを産むっていいこと」「妊婦さんは社会みんなで応援すべき存在」っていう空気を打ち出したかったのかもしれない。
ただ、昔は「みんなが通る道」だったから、あの可愛さも成立してた。
でも今は、子どもを産まないという選択肢も、許容されるようになってきた。
そんな時代に、「妊婦=祝福される存在です」っていう前提が透けて見えると、
その点で言えば――
交通機関の優先席にある妊産婦マークはシンプルで伝わりやすい。
また、ヘルプマークを見てほしい。
混雑していて優先席まで行けず、この人も立ちっぱなしだろうな、と思ったその瞬間。
その人は、はっきりと、でも穏やかな声でそう言った。
すると、座っていた2人がほぼ同時に立ち上がった。
周りの人も自然に道を開けて、その妊婦さんは無事に座ることができた。
私は衝撃を受けた。
ポイントは、特定の人を指名せず、明るい声ではっきり言うこと。
日本人は優しい。
ただ、気づいていないだけだと思う。
下を向いてスマホを見ている人には届かない。
でも、声なら届く。
遠慮して倒れるより、押しのけて座るより、
いいわけねえだろ。
昨日の出来事。
小学校低学年くらいの男の子が母親?もしくは祖母らしき人物と歩いていた。
横断歩道を渡り切った頃、その男の子が後ろの犬に気が付き「うわ、おまえこっちくんな!●ね」と言っていた。
自分は別方向に歩き始めていたが思わず振り向いて飼い主の顔を観たら悲しそうだった。
動物だからって、危害を加えられてもいない相手に「●ね」って言う子供もあり得ないし、それを注意しない母親にもどん引いた。
引き返して、親なりその子供に注意したかったけどできなかった。
飼い主にはお宅のワンちゃんかわいいですね、とも言ってあげたかった。
ヘルプマークがあるかそういう発言をするなんてイコールではないと分かっている。
親の教育だろ。
一体どんな教育したら他人の家族に向かって「●ね」と言えるんだ。
頭沸いてんじゃねえのか。
ヘルプマークをつけてる子供の親だから、ろくな教育ができなくてああいうクソガキが形成されるのか?
無言を貫いていた飼い主さんの顔が忘れられない。
とりあえずあのクソガキ、今度同じ場面に遭遇したら同じ言葉をそのままぶつけてやる。
聴覚障害の友人の話
https://anond.hatelabo.jp/20250303234524
↑これ書いた者です。また久々に書こっかなと思ったので。
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最近、僕はNのボランティアに参加する機会が減っている。別に避けてるとかではなく、単純に講義が裏かぶりしていることが増えたためだ。
彼は最近、遅刻が酷い。講義に遅れてくる、もしくは本当にギリギリまで来ないということが頻発している。前から気になってたが、最近は特に酷い。四限スタートで何故そんなに盛大に遅刻をするんだ? 最近、ボランティアの方が
ボ:何考えてんの?
ボ:前の講義の都合で遅れてるのかと思うじゃん? 普通に家出るの遅れてるだけらしい
ボ:普段から、講義の2、3分前になってようやく来るとかおかしいでしょ
みたいな会話してたの、僕は知ってるんだからな。ボランティアの方にご迷惑をおかけするなよ。
僕も流石にこれは目に余る行為だと思ったので、友人として指摘した。ことなかれ主義な僕だってやるときゃやるってことで。下記はその時筆談したものを、大まかな記憶で書き出したものだ。多少の言い回しの違いはあると思うが、内容はだいたいこんな感じ。
僕:迷惑かかるって……Nの場合は一人で講義受けるわけじゃないんだからさ……
N:わかってるけどさ、仕方なくない?
N:寝坊とかは俺が悪いけど、直前になって色々バタバタしちゃうことはKだってあるでしょ?
N:誰にでもあることを責め立てるのは、違うと思う。
僕:たしかにバタバタしちゃうことはよくあるし、朝は僕だって時間ないよ?
僕:でもさっきのは四限じゃん、あの時までねてんの?
僕:お前の家からここまで、30分くらいなんでしょ?
N:ねてはないけど色々やってるんだよ
もうこんなんなら、僕が何を言ったって意味がないよな。
余談だが、僕の家から大学までは徒歩の時間も込みで片道2時間である。
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最近のNなのだが、結構友人ができているらしいので僕は気楽なもんである。彼の友人は大学内の障害者が割と多く、車椅子ユーザーやら視覚障害者(弱視か何からしい)、多分精神系の何かしらの人(リスカ痕がバッチリ見えていた)、事情はよく分からんがヘルプマークを付けてる人など多岐にわたる。よくもまぁ大学内から色んな人をかき集めたものである。
Nは割とアグレッシブなので、「障害者と健常者の架け橋になりたい!!」というタイプの人である。最近手話サークルを立ち上げ、その辺りの友人やそのほかの様々なところから人材を集めているらしい。僕も当然のように誘われたが断った。僕はそのような大義を持っていないし、何故僕がそのような人の架け橋にならねばならないのかと思ってしまったからだ。そんなことを思ってしまう僕は、そんな団体に属する資格は無い。
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Nは何でもやりたがるタイプなので、学生自治会にも属している。もう、個人情報バンバン撒いているのでこれを読まれたら完全にNや僕が誰であるか特定される気がするが、もう知らん。死なば諸共だ。
学生自治会のことは何も知らないので僕の知らんところで楽しくやってるんだな、と思っていた。オーキャンとか文化祭とかで忙しくしているようである。
そんな折に、僕は彼以外の自治会メンバーと親しくなった。半年くらい前である。Mくんと呼ぶことにする。
Mくんは自治会の中でもかなり仕事量が多く、負担が大きい立場らしい。大量の資料作成を任され、さらに実働もするため、本人が「俺は社畜だよ〜」と冗談を飛ばすくらいには忙しいようだ。
これは、いつぞやに講義終わりで雑談をしていたら出た話題である。内職で自治会の資料を作っていた日のことだ。
M:まっっじで忙しい。ずっと資料作ってる。パワポも作ってる。
M:いや、人による。俺は割と忙しい方だけど、そうでもない人はそうでもない
M:後輩への引き継ぎ資料一生作ってる
M:あとなんか、自治会に耳聞こえない人居るんだけど、その人関連で結構色々作ってるのもあるのね俺
M:別に友達とかではないんだけど、なんか資料作ってた流れで?
僕:あー……
僕:そいつ知り合い、やっぱそうなるか……
やっぱりこうなるらしい。
よくよく考えれば当たり前である。オーキャンの説明係や受付は難しいし、文化祭もしかりである。そもそも会議などに出席しても講義ではないのだから誰も文字起こしなど、普通ならしない。
障害者だからあれこれするなとはもちろん言わないが、彼が「障害者だってあれもこれも出来る」でなんでもやろうとするのは確かだ。
まず前提として、障害者だからあれこれやっちゃいけないなんてことがあってはならないとは思う。思っている。だがなんだろうか、何かが違和感として引っかかるのだ。言語化ができない。何なのだろう。
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これはもう本当に最近すごく嫌だな、と思ったことなのだが、「都合のいい時には障害者、都合の悪い時には障害者扱いするなと言い出す」傾向が見られる。
いや、今までもその傾向はちょこちょことあった。しかし、なんだかんだで彼とも数年の付き合いになってきたので、Nも分かりやすくそういう態度を表すようになってきたのである。
N:映像分析って音も重要なわけ? アレは分かりにくいよね?! (※映像分析の講義、字幕はあったがそれだけでは完全では無い)
N:俺がいるって初めからわかってるんだからさ、字幕がちゃんとした映像選ぶとかして欲しいよね……
N:俺は聴覚障害者なんだからさ、その辺は合理的配慮して貰えないと困るんだよ
映像分析やるなら、普通に考えて音も関わると思うが……? 僕は言語学系の講義をやったので、話すアクセントやプロミネンスが重要なのは理解している。会話や音楽などが関わるのは、初めから想像がつかないか? それは合理的配慮とかではない気がするのだが。まぁ、半年間講義を受けきっていたが……。
N:オーキャン、聴覚障害者だからって、受付やっちゃいけないのかな
N:やってみたいのに……ひどくない?
僕:まぁ難しいところあるんじゃね? 流石に
N:ストレートにいかないのは流石にわかるよ! でも、工夫すれば出来るじゃん!
無理がある。絶対無理がある。当日は凄まじく人が来るのに、そこで時間を取るのはまずいだろ。聴覚障害とかだからじゃなくて、そこにかかるロスタイムと混雑の方が問題だと思うぞ。想像がつかないか?
この男は、兎にも角にも想像力が著しく足りていないのではなかろうか?
僕はこいつをもう、どうしてやったらいいんだ。僕はどうしたらいいんだ?
必要な人(ヘルプマーク、マタニティマーク、松葉杖やご老人)が来ても、全く顔を上げないの。
この間なんか、ヘルプマークしている人が
ものすごく息が荒くて大変そうでさ。
その子以外はヘルプマークや松葉杖で必要な人が座っていたのに、スマホでずーっとチャット。
具合悪いなら分かるけどさ、
具合悪いって何??
寝てるのも嫌だけど、まだ体調悪いのかな?って思えるじゃん。
中高生は「体調悪くないのに普通席じゃなくて優先席座るの恥ずかしい」って思ってろよ。
前に人が来ても顔を上げもしないって、どんだけクズなんだよ?
先が思いやられるわ。
座ったとしても寝たりしないし、必要な人が前に来ないか必ずみてた。
それでも、顔を上げすらしない、スマホガン見でイヤホンして目の前に来た人を無視するような
そんな奴に社会人になって欲しくない。
大学受験失敗して引きこもって一生でてくるな。
人工関節なのか、癌なのか、ペースメーカーをつけているのか、知的障害なのか、どんな理由でつけているマークか分からないけど、ヘルプマークつけてる人を見かけたら一旦距離置くようにしている。
ヘルプマークを付けた人に嫌な目に遭わされたことが何度かあって、それ以来偏見を持つようになってしまった。
これまでの人生で、ヘルプマークをつけた人よりも、つけていない人から嫌なことをされた経験の方が多いはずなのに、ヘルプマークにだけ嫌悪感を持ってしまう。
自分でもよくない差別心だなぁと思いつつも、また何かされるのが怖くて距離を置いてしまう。
心のうちに思っておくだけなら問題ないだろうし、もちろんこれまでに外でこんな話をしたこともない。
でもインターネットでこんな話を書いちゃったので、これを読んだヘルプマークつけてる人は嫌な気持ちになるんだろうな。
ごめんね、ヘルプマークのひとたち。
先天性の疾患があり常に目眩や吐き気に襲われていて、立ったまま電車に乗るのは難しい。だけれど、電車に乗らずに生活することは出来ない。働いてお金を稼がなければ飢えて死ぬからだ。
最近、ヘルプマークをつけていない時に、お爺さんから席を譲れと怒鳴られた。通院の日で、いつもと違うカバンを持っていた。健康そうに見えるのは損である。
老人も妊婦もいいよな。老人が優れない体調なのは老いてからだけ、妊婦が優れない体調なのは妊娠してる間だけ。
自分は生まれてから死ぬまでずっとこの吐き気と目眩と倦怠感とその他もろもろの不調と一緒に暮らしていくのに。なんで若いだけで席を譲ってやらなきゃダメなんだ。
なんでヘルプマークつけなきゃ優先席に座ったらダメなんだ。そもそもヘルプマークとか付けたくない。「肉体の性能が人より劣っています」って烙印を身につけないといけないんだ。
ヘルプマーク持っている人が目の前にいたら、席を譲らないとネットに顔を晒されるようです。
優先席は労働で疲れて今にも倒れそうな人達が座っていることも考えて欲しい。
労働してくれる健常者のおかげで成り立つ制度に胡座をかいて、健常者を晒し者にするヘルプマーク持ち怖い。
目に見えない疲れや障害があってヘルプマーク持ってない人だって今つらいかもしれないのにひどすぎる。
この人のアカウントでヘルプマークで検索すると2桁越えの顔晒されている人たちいる。
障害がある人だけが配慮される権利があるわけじゃないので、迷惑だと感じた人が親に一言言うくらいは許容範囲でしょう。そしてヘルプマークは免罪符でもなんでもない。自分が言いたいことはとりあえずそれだけだな。
「身体です」「精神です」がハッキリしてていいだろうけど子供に「精神です」を持たせるのは親のハードルが高くて、ヘルプマークにのっかってるんだろうな
要は
身体=「譲って」
精神=「怒らないで」
自閉症・知的障害持ちの子どもを連れて駅のエレベーターに乗った。
子はエレベーターのボタンを押すのが好きなのだが、ボタン脇に立ってた男の背中に手を突っ込むようにボタンを押そうとしたところ、舌打ちされ、エレベーター降り際に表題のセリフを言われた。
なんなら平日も2日療育行って、月1で発達専門の病院も通ってるんや。
あと、俺が「ダメだよ!」と止めてるの見てるやろ。言っても聞かんのや。
それと子どもめっちゃヘルプマーク付けてるやろ。おまえの目は節穴か。
その場で泣いて「教えてくださいよ。自閉症・知的障害の子をどう教育したらこういうことしなくなるか教えてくださいよ。」とか言えばよかった。
その場で言い返す力が足りなかった。
どこの誰がわからないけど、どうか子どもができたら同じ目に合うか、地獄に落ちることを祈っております。
Permalink |記事への反応(45) | 13:24
空いていたので当然のように席に座った。
優先席には座らない。めんどくさいから。優先席から一番遠い扉から乗るようにもしている。
都会に向かうにつれだんだん混んできた。
誰も譲る気配がなかったのと、もう目的地が近かったので100パーセントの善意で、おっさんに譲る気持ちで席を立った
どうぞ、
とか言う前にこちらが立ち上がったのを見たおっさんがにじり寄ってきた。お前がそこにいたらどけないんだけど。みたいなポジションに立って、「早くどけ」と言わんばかりに座らせろって感じに圧をかけられた。
せめてこちらがどいてから座ろうとしてくれ。朝のラッシュじゃあるまいし。座りたそうな人は他にはいなかったし、ヘルプマークに杖のおっさんが座ろうとしてる席に座るやつおらんやろ。
圧をかけられたことが立ち上がったことを後悔するくらいには不快だった。