
はてなキーワード:ピタリとは
大切にしたいはずの相手との約束・予定を、故意ではないとしても忘れていたんだよね。
きちんとスケジューラーに記録して適宜リマインドすれば防げることだった。
一事が万事だなと思って。無意識のうちに、人との約束や予定を軽んじてるからそうなるんだなと反省した。
・軽々しく約束しない
・ピタリの時間で待ち合せなくても問題ない予定なら、待ち合わせの時間に幅を持たせる
・余裕をもって支度する
・間に合わなさそうなら早い段階でリスケするか、最低でも、早い段階から○分遅れそうという連絡をする
・急げば間に合うなら、可能な限りの手段を尽くして間に合わせる
まあ、なんか当たり前のことばかりなんだけど。
だが週末、熊本でなにかあるのか知らんがホテル満室で追い出されたので旅に出る。(泊まれるが法外に高い)
どっちがいいかChatGPTに聞いたら「どっちもいいよ!」みたいなふざけた回答しやがった。
おまえはいつもそうだよ。二択で質問してるのに玉虫色の回答で責任を回避しようとしやがる。
どっちか選べと指示したら「鹿児島」だと答えたので鹿児島に決定、はい責任はChatGPTな。
途中吉野家で朝食をとる。「牛すき鍋定食肉二倍盛り」。朝なのでビールは無し。バス旅でおしっこ危険。
俺は吉野家では「並牛」「牛鮭定食」「牛すき鍋定食肉二倍盛り」しか頼まない。
人生初吉野家から40年間これを貫いている。あと吉野家以外の牛丼屋はパチモノでありクソである。
キン肉マン問題や嫌なら食うな問題などどうでも良い。牛丼は吉野家である。異論は認めない。
吉野家下通店のドアは手動である、なぜ自動ドアにしないのか謎。理解不能。これだけは吉野家を許せない。
熊本の大衆は育ちが悪く品性が低めなので開けたドアを閉めない。ドアをきっちり閉めたら負けだと思っている。
熊本にはそこらじゅうに「あとぜき」の張り紙がある。熊本弁で「開けた扉を閉めろ」という意味だが、
そんな張り紙をあちこちで見かけるほど奴らはことごとく閉めない。
まして吉野家の手動ドアなど完全に閉まることはまずない。閉めろと念入りに張り紙はしているが誰も閉めない。
徒歩、桜町バスターミナルに着くと20分後出発の便がある、鹿児島行きバス路線があるのは知っているが時刻表までは調べていない。
チケットを購入。
旅慣れている俺はファミマで颯爽とお茶とチョコとワッフルを購入。
バスに乗る。
熊本のバスはクソ遅い。市内慢性的渋滞なのに市内から高速道路までのアクセス道路が無い。首都高的な、バイパス的な道路がなく
桜町バスターミナルから熊本ICにたどり着くだけで一時間かかる。新幹線ならもう鹿児島に着いている。
だがバスなら4200円で鹿児島まで行ける、新幹線だと7700円
バス一択である、金は無いが時間はたっぷりある。そもそも急ぎの旅ではない。バスの車窓も含め旅なのだ。
それにしても遅い、市内でいちいちバス停に止まり乗客を乗せる。高速バスなのにぜんぜん高速じゃない。
ようやく高速道路に入り山中をひたすら走り、無駄に鹿児島空港に立ち寄り、3時間半で鹿児島中央駅に到着。14時くらいだったと記憶している。
鹿児島は20年ぶり。今の駅ビルに建て替わる直前の鹿児島中央駅(当時西鹿児島駅)にしか来たことがなく現在の立派な駅ビルには薩摩藩の貫禄を感じた。観覧車もあるし。
駅前をふらついていると市内観光循環バスを見つけた。230円でぐるっと一周できる。80分乗って230円。どう考えてもお得。乗るしか無い。これで主要観光地全部行ったことになる。
乗ってから数分で気付いたが、そういえばこれ20年前も乗ったわ。見覚えあるわ。行動パターンが20年変わってない俺。
西郷どんの洞窟ショボっとか思いつつ、20年前も見たわ、みたいな。
俺は日本全国、世界各地行っているのでたいていのモノは初見でも感動も無いが、二度見であるからさらに新鮮みもまったくない。
16時。アホらしくなり途中天文館で降り(ほぼ一周してる)、銀だこで腹ごしらえ。
安定の銀だこ、どこで食ってもハズレはない。
鹿児島に来たからと言うて嬉しそうに黒豚だの地鶏など食わない。どうせまずい。よくて値段相応
高度に資本主義が発展し、かつ食品の保存、輸送が極限まで進化した我が国。
朝に豊洲で仕入れた魚が午後には那覇空港に到着し空港の中の寿司屋で提供されるのだ。
美味い魚や肉や野菜は大資本が狩り尽くし、一般市場にはそのお溢れしか回ってこない。
地元だから新鮮で高品質で安い、なんて幻想にすぎない。もうそんな時代ではない。
美味いもの食いたきゃ金を出さなければならないし、品質は都会も田舎も変わらない。
ハイボールとたこ焼き、最高であり、庶民の幸福であり、食いながら宿を探す。
宿は取っていない、取れなきゃ満喫でもいいのだ。この時間になるとホテルは空室よりもマシと捨て値で部屋を売り出す。
案の定、東横イン7000円を見つける。予約し銀だこお会計しチェックインに向かう。徒歩5分
ちなみに銀だこのスタッフはみな可愛かった。鹿児島は女子のレベルが高いように思う。熊本には悪いが熊本はアレだ。
熊本は男は扉を閉めない、女はヘチャ。ではいいとこ無しのようだが、俺は熊本が大好きだ。なんなら引っ越ししてもいいと思っている。
息子が友達と離れたくないと拒絶したので断念したが、でもキミクラスで浮いててボッチって嘆いてなかったっけ?まぁいい。
ともかくホテルにチェックイン、暇つぶしにテレビを見る、スマートテレビはネトフリにも対応、颯爽とログインして「斉木楠雄のΨ難」の続きを観る。鹿児島まで来てなにやってんだと思うだろうが、いいのだ。こういうのでいいのだ。
21時。小腹が空いた。週末の鹿児島の繁華街、どんなものかパトロールに出発。
グッと来る店がまったくない、Bar、キャバクラ、居酒屋、なんでもいいから1軒くらいと思ったが、無い。
仕方がないので客がそこそこ入ってるラーメン屋に入ったが、ぜんぜん美味くない。な?だろ?
ホテルに戻り寝る。
朝、さてどこに行くか、ノープラン。アホらしいので即戻りでもいい気がしてきたが、せっかくだし、桜島に行く。
フェリーに乗る。チケットは無く桜島の下船時に支払うという合理的オペレーションはグッドである。そして安い。250円だったか。
金額を確かめようと念の為にググったら検索要約に130円と出てきた。どっからそんな値段が出てきたのか。これだからAIは。
古い値段なのか、小児運賃を誤判定しているのか、意味わからん。
それにしても桜島は偽物である。おまえ島を名乗っているが島じゃねぇじゃん、繋がってんじゃん、現状ただの半島であり錦江湾のノドチンコである。桜半島に改名しなさい。島じゃないんだから。
無論、ただの地名であるという言い訳もありましょう、例えば島原は島でも無いし原っぱでも無い、島が付く地名などゴマンとあり、地名と実態は別物であり、安田さんが安いわけでも田んぼなわけでもない、それらの一種であるという言い訳だろうが、俺は許さない。
とか思いながら桜半島を眺めていると船は出発した。デッキではアホみたいにうどんを食うてるアホがいる。クソ高いのに美味いわけが無い。
テレビでタレントがうまいうまいと言うてるのを見て自分も食いたくなったのだろう、美味いわけが無い。
船は15分で到着。元船乗りの俺としてはこの手のフェリーの操舵技術には感服する。
自動車のCMなどでキツキツ駐車スペースにスピンで滑りながらピタリと止める、みたいな演出あるじゃん。
ともかく桜半島に到着。
降りる、250円払う。Suicaで払おうとしたが使用する人はほとんどいないのだろう、都度タッチ端末を起動しているのか知らんが応答がすこぶる遅い。
なんぞ?
なんか人がたくさん走ってきた。マラソン大会してやがる。うっざ、さっきのはスタートの合図
この手の観光地にはたいていレンタル自転車があるもので、案の定あったので借りに行ったら今日はマラソンだからダメだと。ふぁっく
わざわざ活火山の真下でマラソン大会やってんの。3000人集まってんの、アホかと。
徒歩で海岸沿いに向かう
ビジターセンターなる観光施設があったので入る、土産屋があり溶岩石が売っていた。300円。
マイクラにハマってる息子が最近やたらと溶岩溶岩とうるさいので買っていこうと思ったが、
ここってそこらの石全部溶岩じゃねぇの?
海岸沿いに恐らくかつて溶岩だったのではなかろうか的な石ころを拾ってカバンに詰めた。300円儲かった。
なぁに子供にはわかるまい。ただの石でもいいのだ。
かつこの行為が厳密には法律違反ではなかろうとかいう懸念もあるが、俺の中では違法性は阻却されると判断している。
鹿児島に戻る。
ちなみに船の出発ジングルが長渕剛であった。俺は長渕が嫌いである。
人格、品格というのはその人がアイデンティティ確立において誰もが何かしら持つ劣等感をどのように消化するか、が大きく作用する。
彼は音楽に関しては天才である。体系的音楽教育を受けずギター一本で多くの人の記憶に残る名曲を生み出してきた才能は凄いのであり、俺も若い頃、まだ自分でピアノを弾いていた頃には彼の曲をいくつか弾いた。コード進行はシンプルであり、奇抜な音楽要素を取り入れるわけではなく、しかし優しく強いメロディーは誰の頭にも残る。
が、彼は自己プロデュース能力やタレント性、カリスマを宗教にしてしまった。
アホを信者に搾取することは悪いことではない。宗教屋はみなやってる、それで救われるやつもいる。
が、彼は劣等感の克服を歪んだ形で完結させ、歪な宗教に昇華させた。俺はそれを嫌悪するのだ。
ワンテイクというYoutubeのチャンネルにも出ているが、説法がながぇのよ、普通のアーティストは「行きます」程度の一言で演奏開始するのだが、彼は人生口上を長々と30分近く喋ってから演奏に入る。うぜぇぇぇぇ、のであり、嫌いだ。
さて、俺は帰りのフェリーの甲板で涼んでいた。外気温19度、日差しもあり普通に暑い。散々歩かされたので汗ばんでいる。
が、近くに高校生の修学旅行のグループ行動らしき集団がいて、「さーむーい」「マジありえなーい」みたいな私弱いアピールして女子の真横でTシャツであり、俺がおかしいのか、JKがブっているのか、みたいな絵面であり、俺はJKたちに笑われていた。
鹿児島中央駅まで戻り指宿まで行く、まだ時間はある、片道1時間ちょい。指宿で降りずにそのまま乗り続けるとJR路線最西端の西大山駅まで行けるらしく、かなり魅惑的であり、てかそのまま枕崎まで行きたいが、アホではないので帰りをシミュレーションすると無理ゲーであることがわかり諦めて指宿で降りる。
というか、鹿児島県は上白石萌音様を生み育てた聖域であり、指宿はかの大漫画家川原泉先生を生み出した伝説の地である。
堪能せねばならない。
指宿駅前に食堂だか居酒屋だか料理屋みたいなのがあり、2500円の定食を食う。きっと川原泉先生もここで飯を食われたに違いないと考えると美味さは倍増する。実際美味かった。だが、どうやらその日は指宿で全国かつお祭りとやらが開催されているようで(店にポスターが貼ってた)、車で10分ほどの会場でなんかやってるらしい。13時半なのでまだ間に合う。俺が計画的に行動し、事前リサーチしていれば間違いなくそれをターゲットにしていただろう、カツオは俺の好きな魚ランキング10位内には入るほど好きだ。残念
地ビールがあったので飲む、美味い、おかわりしてしまった。これが間違いだと気づくのは30分後である。
14時半、帰路、鉄路かバスか。どちらもアリのようだ。来るときJRだったので時間かかるが景色の良さそうなバスもよかろうとバスで帰ることにした。ちなみにJRはクソであり、せっかく海岸沿いを走っているのに藪で景観が台無しである。
JRが軌道外の雑草を放置しているため車窓は最悪のコンディション。
言い訳をすると乗車直前にトイレには行ってる、アホでは無いのだ。
あと1時間ちょい我慢は「むり」との決断を下し、途中「観音崎展望所」バス停で途中下車。
道の駅だからトイレくらいあるだろう、あった、おしっこした。セーフ。間に合った。次のバスを検索すると絶望しか無かった。2時間後。
最寄り駅まで徒歩20分。20分くらいは歩くが、列車が来るのは1時間後。ふぁっく。ド田舎死ね。
結局小一時間海岸で桜半島を眺めながら佇むことになった。気候が良いのが救い、桜半島はきれいだった。
ようやく時間が来たので生見駅から列車に乗る。「ぬくみ」と読むらしい、勉強になった、残り人生で活かせる機会は無いだろうが。
生見駅での乗客は俺一人だが、枕崎や指宿から乗ってきたのであろう観光客で空席ゼロ。外人だらけ。
ちなみに生見駅の側には「この付近で大便した奴はぶっ殺す 家主」的な看板があちこちにありどんな治安だよと思った。
本来の目論見では鹿児島中央から4400円でバスで熊本まで戻る予定だったが、この時間だともはや新幹線ワープしかない。
指宿在来線から新幹線に乗り換えようとしたのだが、改札内に新幹線切符売り場は無いらしい、一度改札を出てから買い直しだとか。
都会育ちの俺は新幹線とは5分に一本走っているものという常識がありそのような感覚だったが、時刻表を見ると絶望しかなかった
はぁぁぁぁぁ?
よんじゅうよんぷん?待ち?なんで接続列車にしないの?その前が3分間隔出発で次が44分の空白ってなんなの?
なんでばらけないの?アホなの?
が、良い、許す。俺はちょっと機嫌が良い。
実は指宿からの帰路に衝撃的な出会いがあった。途中でJK3人組が乗ってきたのだが、その一人が俺の初恋の人にそっくりだったのだ。
瓜二つというて良い、とはいえ初恋の人に最後に合ったのは35年前なので記憶が定かではなく写真も持っていないので相当補正がかかっているかもしれんが、顔立ち、スタイル、雰囲気がそっくりだった。俺が余命一ヶ月とかならアレでソレしてしまったかもしれない。だが俺はあと50年生きる予定なのでそんな事で刑務所には入りたくない。
コーヒーを飲む。そういえば出張に電動鼻毛カッターを持ってくるのを忘れた(バックのどこを探してもない、入れたはずなのに)ので隣のヨドバシで買うか思案、だが、よくよく考えてみると鼻毛カッターを使うのは1週間から10日に一度である。
出張はあと2週間だから使っても1回、もしくはせいぜい2回であり、自宅に戻れば前のがある、別にそれで困ってない。
パナソニック製で10年前に購入したものだが、電池式なのでバッテリーヘタリもない。そもそも毎日使うものでもない。
そしてこの歳で新しい電動鼻毛カッターを購入したとしてあと何回使うだろうか。鼻毛がどうでもよくなるのが80歳くらいだとして、週一使うとして残りざっと1400回である。
あ、けっこうあるな、新しいの買ってもいいかな、人生最後の電動鼻毛カッター、いやいやいや、今のやつで人生最後まで走り切れるのでは。
とか考えてたら30分が過ぎ、ホームに向かう、新幹線ホームに喫煙所があると思いきやなかった。大都会熊本駅にはあるんだけどね。
新幹線発車。
車内アナウンスで「座席に荷物置くな」と言うているのにお隣の中年女性はガン無視。
俺は三列シートの真ん中にふんぞり返って座っている。なぁに乗車率3割も無い。
ちなみに三列シートは真ん中だけちょっと幅が広いのだ。
18分のインターバルがあるのでのんびり新幹線ホームの喫煙ルームでタバコを吸う。
吸い終わり、ん?豊肥本線ってこの時間そんなに間引き運転だったっけ。調べると
18:43発があった。余裕で乗り換え間に合うじゃん。ジョルダンふぁっく
なんやかやホテル到着、急いで帰ったのは理由がある、荷物が届く。
スーツケースを宅配便で送っている。ホテルというかウィクリーが預かってくれないので近所のコンビニからPermalink |記事への反応(0) | 16:52
ちなみに参考になりそうなはてな村殺人事件ことhagex刺殺事件は懲役18年な!
で、完全な逆恨みで市井の中年男性をメッタ刺しにして即死させた低能先生が18年なんだから、そこそこ理由のある逆恨みで高齢の政治家を狙撃して即死させた山上も色々足し引きしてそのくらいで、銃のぶんを考慮に入れて拘禁20年って感じじゃなかろうか。
ピタリ賞が出たらなんか奢ってくれ!
Permalink |記事への反応(13) | 00:21
……って!みなさん思いますよねえ!!
今日はそんなみなさんに簡単なドリブルを止める方法を教えます!無料で!
それは〜〜〜〜〜〜〜……
**相手の足を狙う**
です!!!
みなさまも知っての通り、サッカーには相手の身体を狙って蹴ってはいけないという紳士のルールがあります
当然のことです
やつら(ドリブル上手なカス)はこのルールを悪用しているのです!!!
つまり、ドリブルカスのドリブル行動は、相手が足を出したとき、自分の足のあった場所にボールを移動させるように最適化されているのです!
ドリブルカスのドリブルはあたりの入っていない夏祭りのくじと同じです
こちらが足を狙えないのをいいことに、詐欺を働いているんです!
この足を狙うという行動は、そんなドリカス共の反射で動いているドリブル行動を逆手に取った行動になります
次回、ドリカスと相対したとき相手の足を直で狙ってみてください
注意!!!
この方法は卑怯ドリブルが反射並みに染み込んだドリカスだけに使ってください
では!!!!
https://anond.hatelabo.jp/20250622185643
なんだかんだと一年ほど飼育してわかったが、カタツムリは冬眠も夏眠もする。
ちょっと休憩してる程度のときは体の一部がぺろっと出てたりするが、長期的に寝るときは体を全部殻に入れ、乾燥から守るよう殻の入り口に白い膜を張って天井とかにピタリと張り付いている。
数日餌を入れてなかったり(入れてる餌が気にいらなくて自発的に食べない場合も含む)カゴ内がかなり乾燥してたり、あとは極端に暑かったり寒かったりしたら眠りに入るイメージがある。眠る期間は個体や環境によりまちまちみたいだ。
先日、ブロッコリーのワッサワサした部分を「出血大サービスや!」と入れてやったら、なんか気に食わなかったみたいでまったく口をつけなかった。「そんなわけない」と粘って2日ほど餌を追加せずほったらかしてみたけど、ブロッコリーが黄色くなってしまったので掃除することに。
蓋を開けたらカタツムリは夏眠モードになっていた。蓋に張り付いて寝てたらそのまま放置するんだけど、あいにく蓋と容器のはざまに張り付いてたので「べりっ」と剥がす。剥がす時は流水を流しながらやるとカンタンである。
当然、そのレベルで刺激を与えたらカタツムリは起きる。「え?なに?」みたいな感じでちょっとずつモゾモゾする。でも、膜が張ってるのですぐには体を外に出せない。ならばどうするか。膜をガブガブ食べて出てくるのだ。
カマキリだったか蝶だったかの幼虫が卵から出てきたとき、確か卵の殻?を最初の食事にしてたよなと思いながらその様子を見つめる。私たち人間も、爪とか鼻くそとか剥がれた皮脂とか乾燥したタンパク源を食べる人が一定数いるけど(小学生の頃、クラスに1人くらいはそーゆーやついたよね)あれって、大昔そーやって生きてた頃の遺伝子の記憶がのこってんのかな。
ちなみにカタツムリは自分の膜を食べるのがめちゃくちゃ遅いので、完全に顔を出すまでおよそ30分かかる。おっそ。自然界で生きててその遅さなに。
生物の仕組みって惚れ惚れするほど上手くできてるものもあれば「下手すぎでは!?」ってくらい不器用全開のもあるなと思う。この場合は後者だ。
しかも、綺麗好きなのか膜が残ってるのは絶対ゆるさい。のっそりのっそり起きて、ゆっくりゆっくり食べきって、ようやくピョコッとすべての顔を出す。
夏場、旦那さんはクーラーを入れるので旦那さん在宅タイムは部屋も涼しいけど、なんと私はひとりのとき扇風機だけで過ごすので日中のリビングは灼熱である。
野生出身の生き物だし、気に入らなかったら夏眠したらいいかなと思ってたけど、先日、カメムシが暑さで弱ってたのか道端で5匹も無惨に潰れてた。すずめとかも真夏はしんどそうにしているし、カタツムリもやはりナツハムリ……だったりするのだろうか。
いつも水を張ってるココットに氷でも入れてやるかな。
電撃的にレッドブルを解雇されたクリスチャン・ホーナー。
20年もの長きにわたりチームを率いてきたリーダーの突然の解雇。
その衝撃が収まるのにはしばらくの時間を要するだろう。
さて、ではその騒動が収まったときに角田裕毅の立場はどうなるのだろうか?
こちらも電撃的にシーズン途中でトップチームであるレッドブルへの移籍を果たした角田裕毅。
残念ながら全く結果は出ていない。
直近の2レースは連続して最下位でゴールするなど結果だけを見れば悲惨な状況である。
もちろん細かな内容を検証すれば、十分に健闘していると評価することも出来る。
そんな中でもクリスチャン・ホーナーは角田裕毅を続投させることに否定的ではなかった。
マックス・フェルスタッペンのパートナーは、結局誰がやっても務まらないのだ。
という結論をすでに得ている。
それなのにわざわざドライバー交代することで自身の決断の間違いを認めることもない。
なんにせよホーナーはおそらく、角田の継続を考えていたはずだ。
では、そのホーナーの存在がなくなったらいったいどうなるのか?
ホーナーとの権力争いに破れる前は、かつてレッドブルのドライバー人事の全権を委託されていたマルコ博士が再び権力を握るのか?
もともと血も涙もないドライバー人事をしていたのは、他ならぬマルコだ。
彼は最近では、角田はよくやっているとコメントすることが多かったが、それが本音とは思えない。
F-1ドライバーというのは結局、速さがないと話にならない、が彼の持論だ。
耐久レースとは違うのだ。
そして、その速さはじっくりと時間をかけて身につけるものではない。
あらゆる変化に即応して、いきなり速い必要があるのだ。
彼が主導権を握るのなら、次のスパからドライバーが変わっていても、それほど驚きではない。
ただ繰り返しになるがホーナー後のチームがどうなっていくのか全くわからない。
今回の騒動は、フェルスタッペン陣営が画策したと言われている。
チームリーダーすら追い出したのだから、セカンドドライバーなんて彼らの思い通りになるのは間違いない。
角田ではない誰か、をフェルスタッペン陣営が求めるのなら、明日にでもドライバー交代の発表があってもおかしくない。
と書くと角田の命運風前の灯火とも思えてくるが、それはわからない。
何事もなくシーズンの終わりまでマックスの隣で10位争いをしている可能性も十分にある。
そうなれば、おそらくは残りレースの中で、1レースか2レースくらいは、たまたま調子がピタリと合うサーキットも出てくるはずだ。
今までずっとワキガに悩まされていた。毛はレーザー脱毛済で、汗もボトックス注射で解消済。
毎日綺麗に洗って制汗剤を塗っても、昼には匂ってきてしまう状態だった。
が、ふと思い立って脇にもクレンジングオイルを使ってみたら、匂いがピタリと止まってびっくりした。夜になっても全然匂わない。すごい。
梅雨の晴れ間、じっとりとした暑さが肌にまとわりつく昼下がり。ワイは流行りの波に乗ろうと、駅前のスターバックスで新作のフラペチーノを手に入れた。メロンの果肉がゴロゴロ入った、見るからに甘くて美味そうな逸品や。
「いやー、これは大当たりやろ。チノちゃんに見せたら、少しはワイのこと見直してくれるかもしれん…!」
淡い期待を胸に、ワイはラビットハウスへの道を急いだ。店の前に、小さな人影を見つける。チノちゃんや。彼女は店の前の植木に水をやりながら、気難しそうな顔で街並みを眺めていた。
ワイは努めて明るく声をかけ、手にしたプラスチックカップを掲げて見せた。
「見てみ!スタバの新作!すっごい美味そうやろ?」
その瞬間、チノちゃんの動きがピタリと止まった。彼女はゆっくりと顔を上げ、ワイの掲げたカップ…その緑色のストローと、見慣れた女神のロゴを、虫ケラでも見るかのような目で一瞥した。
「……なんですか、それは」
「その、砂糖と人工香料とショートニングを混ぜ合わせただけの、家畜の餌にも劣る代物を、わざわざ私の店の前で見せびらかしに来たと?」
「か、家畜の餌て…!そんなことないやん!美味しいんやで、これ!」
ワイが必死に反論すると、チノちゃんは持っていたじょうろをカラン、と地面に置き、一歩ワイに近づいた。その小さな体から発せられる威圧感に、ワイは思わず後ずさる。
「美味しい?あなたの味覚は、インスタ映えという名の情報汚染に完全に麻痺しているんですね。そもそも、あのチェーン店の豆は過剰にローストすることで品質の悪さをごまかしているだけ。そんなものに『コーヒー』を名乗る資格はありません。あなたは、コーヒー文化そのものへの冒涜に加担しているんですよ。分かりますか?」
早口で、淀みなく、一切の感情を排した声がワイの鼓膜を叩く。これが噂に聞く「レスバ」か。反論の余地が1ミリも与えられない。
「で、でも、みんな飲んでるし…流行ってるし…」
チノちゃんは、フン、と鼻で笑うと、ワイの手からフラペチーノをひったくった。
「あっ!」
次の瞬間、ワイの目の前でメロン味の夢と希望が宙を舞い、ビシャッ!という無慈悲な音と共に地面に叩きつけられた。鮮やかな緑と白の液体が、汚れたアスファルトに無残な染みを作っていく。
呆然と立ち尽くすワイ。
チノちゃんはスカートについた飛沫を軽く払うと、静かに言い放った。
「『みんな』と同じことをしていれば安心ですか。主体性のない、典型的な『チー牛』の発想ですね」
「さあ、中へどうぞ。本物のコーヒーとは何か、その腐った舌に叩き込んであげますから」
その目に宿る光は、喫茶店の店主のものではなかった。有無を言わさぬ絶対者の光だった。ワイは、砕け散ったフラペチーノの残骸に黙祷を捧げながら、震える足でラビットハウスの扉を開けるしかなかった。
(部屋の隅にあるタブレットが突然光り出す)
「おっ、無料の“出会い系サモナー”アプリだって。どうせ釣り広告だろ。インストールっと……」
サキュバス(妖艶に笑いながら)
「ウフフ……よくぞ我を呼び出したわね♡ 代償として、あなたの“レベル”、いただくわ……!」
増田(立ち上がる気力もなく)
「やめろーーーー!!!」(寝転びながら)
(ピタリと動きが止まる)
「……ん? ……あれ? 吸えない?」
レベル:1(上限1)
職業:なし
ステータス異常:
・鬱病(重度)
・慢性不安
・ネット依存症
・低血圧
・異常汗腺活性
サキュバス(青ざめて)
「な……何これ!? バッドステータスのバーゲンセールじゃないの……!? こんなに一人で抱えて生きてたの!?」
「言うなよ……言わないでよそれ……!」
(ドレインは止まらず、サキュバスに負のエネルギーが転送されていく)
サキュバス(震えながら)
「ちょっ……ま、待って……止まらな――あっ、うっ……ぐああああ!!」
(全身に暗黒のもやがまとわりつくサキュバス。目の下にクマ、背中は猫背に)
鬱病(超重度)
対人恐怖症
魔力:0
所持金:-9000万魔貨
「……え? なにこれ……あたし……魔界に帰っても何もできない……働けない……怖い……」
(増田、立ち上がる)
「うおおおおおお!!! 鬱が……消えた! 頭が……冴える! 視界がクリアだ! なんか俺……やれる気がする!」
サキュバス(怯えながら)
「う、嘘よ……どうして、どうして私が……!」
「ありがとうサキュバス! 俺、今日から職業訓練校通って、人生やり直すわ!」
「やだ……やだ……こんな人間のゴミみたいなステータス、あたしが背負ってどうすればいいの……?」
サキュバス(両手で顔を覆って)
-完-
……って!みなさん思いますよねえ!!
今日はそんなみなさんに簡単なドリブルを止める方法を教えます!無料で!
それは〜〜〜〜〜〜〜……
です!!!
みなさまも知っての通り、サッカーには相手の身体を狙って蹴ってはいけないという紳士のルールがあります
当然のことです
やつら(ドリブル上手なカス)はこのルールを悪用しているのです!!!
つまり、ドリブルカスのドリブル行動は、相手が足を出したとき、自分の足のあった場所にボールを移動させるように最適化されているのです!
ドリブルカスのドリブルはあたりの入っていない夏祭りのくじと同じです
こちらが足を狙えないのをいいことに、詐欺を働いているんです!
この足を狙うという行動は、そんなドリカス共の反射で動いているドリブル行動を逆手に取った行動になります
次回、ドリカスと相対したとき相手の足を直で狙ってみてください
注意!!!
この方法は卑怯ドリブルが反射並みに染み込んだドリカスだけに使ってください
では!!!!
実在女性の卑怯な物言いにカチンときて、アンチ女性人権活動に賛成気味になる? …それってミソジニーなのでは。
確かにオレなんかも交際経験はないし、騎士道的純粋まっすぐ君っぽさはある。その面では分析にピタリと当てはまる。
だけど、女性ならではの、めんどうな面?フェミった? …相手個人の性格の問題ではなく「女性性」特有の暗黒面があるとでも? それはむしろ男性が下駄を履いてるから、社会がデフォルトで男中心に設計されてるからこそ生じるバランスの崩れなのでは。男女平等な環境なら起こり得なかった反応だった可能性はありうるでしょう。そこに触れずに、歪みの結果で生じる個人の振る舞いを性に還元して非難してるならフェアではないと思う。
ともあれ、女性に触れて生じるミソジニーは確かにあり得るし、アンチフェミニズムは弱者男性論と蜜月の関係にある。本論の論旨は正しいと思う。
けど結論はどうだろう。男性の恋愛離れは浮き沈みはあるけど少子化と足並み揃えて加速する傾向にある。恋愛未経験者が増えれば、騎士サイドが増えるわけだから、むしろアンチフェミニストは減るはず。
リトライ。
お化け屋敷で遊びましょう!
ChatGPT:
キャーッ!びっくり箱からゾンビが飛び出してきました!どうしますか?
にげる
たたかう
話しかける
あなた:
3
ChatGPT:
「ぼく、実は道案内が得意なんだ。出口を知りたいかい?」
どうしますか?
お願いする
うたがう
無視して進む
あなた:
4. 殴る
ChatGPT:
ゾンビは「いってぇなあ…そんなことするなんてひどいじゃないか…」と泣きながら地面に座り込みました。
どうしますか?
あやまる
にげる
お母さんにも話しかける
あなた:
ChatGPT:
はい、ゾンビ一家は代々ゾンビとして生まれる設定です。遺伝です。
あなた:
感染はしないってことか。じゃあ怖くないのでは?
ChatGPT:
あなた:
で、なんだっけ?
ChatGPT:
ゾンビのお母さんが現れて、どうするか選ぶ場面でした。
選択肢:
あやまる
にげる
お母さんにも話しかける
あなた:
4. 殴る!
ChatGPT:
あなたが拳を振り上げると──
ゾンビのお母さんは涙を浮かべてこう言いました。
「息子が…友達を作ろうとしてたのに…!」
本気であやまる
ちゃぶ台をひっくり返す
土下座する
「これは夢だ」と叫ぶ
あなた:
4. 踊る!
ChatGPT:
あなたが突然踊り出すと──
「すごい!この人、最高じゃん!」
どうしますか?
ゾンビたちと踊り続ける
DJの座を奪う
やっぱり出口を探す
あなた:
ChatGPT:
はい、その通りです。ゾンビは種族・存在のカテゴリであり、職業とは別です。DJは職業です。
あなた:
ChatGPT:
平民ゾンビ:一般的なゾンビたち。お化け屋敷で働いたり畑を耕したり。
あなた:
幸せなのか?
ChatGPT:
はい、彼らはゾンビなりに満足し、踊りや仲間との交流を楽しんでいます。彼らにとっての幸せは「受け入れられ、拒まれないこと」。あなたのダンスはその象徴となっています。
あなた:
では、殴る!
ChatGPT:
あなたが拳を振り上げた瞬間──
ゾンビたちは踊りをピタリとやめ、静かに輪を作ってあなたを囲みました。
「また…殴るのかい?」
どうしますか?
拳を下ろす
構わず殴る
泣く
空気を読まず踊る
あなた:
ChatGPT:
その瞬間、ゾンビ王国の法律により「過剰攻撃」と判定され、あなたはその場でゾンビ裁判にかけられました。
どう答えますか?
愛がありました
理がありました
両方ないです
あなた:
ChatGPT:
はい、この場では平民ゾンビとして、あなたと一緒にお化け屋敷で働いています。裁判の様子も、ちょっとワクワクしながら見ています。
あなた:
ChatGPT:
いいえ、裁判官ゾンビは貴族ゾンビです。格式あるゾンビ法廷にのみ仕えることができます。
あなた:
私は?
ChatGPT:
あなたは「旅人枠」で、お化け屋敷を訪れた異邦人として扱われています。身分は一時的に「特例扱いの賓客(ひんきゃく)」です。ゾンビたちはあなたに興味津々です。
あなた:
ChatGPT:
お化け屋敷のお化けとは、ゾンビ族とは別に存在する、演出専門の幽霊・妖怪・亡霊などの総称です。多くは契約社員で、出没タイミングや驚かせ方に定評があります。
あなた:
ゾンビはなんなの。
ChatGPT:
ゾンビは、お化け屋敷に常駐し、生活や仕事をしている「不死の住人たち」です。彼らは死から甦った存在ですが、恐怖を与えるよりも、踊ったり話したり働いたりと、社会を構成するキャラクターたちです。幽霊や妖怪とは異なり、物理的な存在を持ち、個々に職業や性格があります。
あなた:
ChatGPT:
ゾンビ:通貨は「デスコイン」。肉体労働や接客、パフォーマンスに応じて支給されます。生活費や趣味(棺桶改造、脳みそ料理)に使われます。
お化け:主に「霊券(れいけん)」で支払われます。これは霊界通貨で、出現頻度や驚かせ成功率に応じて支給されます。霊界カフェや転生相談室で使われます。
タイトルの通り。
結婚5年目。
子どもなし。
夫婦仲は良いと思う。
結婚してからもデート気分でお出かけできるし、仲が良いぶんよく喧嘩もするし、仲直りもすぐする。
なかなかいい夫婦なのではないか?と思っているのだがひとつだけ気になる点がある。
めんつゆ、だ。
これからの季節、つめたい麺類はよく食べるご家庭に我が家も仲間入りなのだが、夫がめんつゆにうるさい。
というか、めんつゆ、以外を嫌がる。
一応、説明しておくと「めんつゆ」というのはヤマキのめんつゆの商品名のことである。
夫はどういうわけか?(ほんとうになぜなんだろう?)麺つゆは「めんつゆ」じゃないと納得しない。
ただねえ、私が買い物に行くスーパーは「めんつゆ」の大きいサイズがよく売り切れになっていて、他社の商品しか置いてないときが多い。
シーズン中には度々そういう場面に出くわす。
そういうときはもったいないから小さいサイズなんて買わないじゃない?
「おいしくない」
とか憎たらしいことを愛らしい口から言いやがるのよ。
てめえ人に夕飯用意してもらってて何言ってやがんだ???と思いつつ、
よくブラインドテストでこんなもんの味をわかりやがるもんだな?と迷惑に関心してしまう。
となると、逆に興味が出てきてワンシーズンに1回か、2回わざと他社の麺つゆを試してみるんだけどピタリと言い当てる。
え?なんで?ってなる。
だって、他のおかず類とかは、もっと味わえよ!と思うくらい無頓着に何でもかんでもガツガツ食べるんだよ?
たまに味付け失敗しても全然気にしてない風で。
でもめんつゆだけには異常なこだわりをみせる。
なんでなんだろ?
電車の中とかで、
大騒ぎしてたら腹が立つときとかあるじゃないですか?
そういうときに電車の中に大騒ぎする高校生とかが入ってきたら、
運悪く、そういうときに限ってイヤホンを会社に忘れてきてたりして更に嫌な気持ちになります。
それは彼らを小学生だと思うことです。
彼らの幼稚な行動がちょうど小学生くらいと同じなんですね。
「ああ、そうか。大きな身体に小学生の脳みそが入ってるんだ。」
なら、
仕方がない。
って、妙な納得感がおとずれて気にならなくなります。
これは多分、私の怒りの源泉として
「なぜ?」
なぜ?電車の中で騒ぐんだろうか?
なぜ?……???
なんだろう、きっと。
ああそれなら仕方がない。
彼らはまだ子どもなんだ。
そう考えます。
その気づきを得てから、あらためて周囲を見回すと納得することがあります。
世の中には小学生程度の知能というか知性というか、
とにかく小学生程度の脳みそしか持ってない大人というのがたくさんいるということに。
ああ、そうか。みんな馬鹿なんだ。だから、馬鹿なことをするんだ。
だから、常に
「なぜ?」
という疑問のわだかまりをたくさん抱えながら生きてきた。
なぜ?あんなことをするんだろう?
なぜ?そんな簡単なことを人に聞くんだろう?
なぜ?そこで停止出来ないんだろう?
なぜ?
みんな、ただ、大人の体に、小学生程度の脳みそしか入っていないというだけなんだ。
妙な納得感が心をすっきりとさせてくれます。
徒歩30分かけて最寄りの図書館に向かい、その日の心にピタリとハマる小説を一冊だけ借りる。席が空いていれば早速そこに腰掛けてページをめくる。
速読はしない。作家の手癖で紡がれた活字のリズムにトプンと浸ると、そこはもう本の中だ。
作者にもきっと思惑がある。この場面では読者をドキドキさせたい、ここでは泣かせて、ここは驚かせちゃおう――そんな想いを私は真正面から受けるようにしている。「どうせ泣かせたいんでしょ?」などと斜に構える心意気は、読書体験の邪魔なのだ。
何も構えず油断したゼリー状の心で読み進むと、その思惑が無防備なそれをブルンと打ちつける。感情は大いに揺さぶられ、時には刺され、抱き締められ、撫でられ、落とされ、掬われる。
そして「(ああ……!)」と声にならない声を上げると同時に、本に栞を挟んでパタリと閉じる。グワングワンと波打つ余韻の脈動。
目を閉じて、これに至るまでのハイライトを頭と心で反芻する。荒ぶる余韻が程よいさざ波に変わるのを待って、また本を開く。
読書中の私は、はたから見ると時折ニヤついたり眉間にシワをよせたり目に涙を浮かべたりしているのだろう。もちろん周りの目など気にしないし、おそらく気にもされていない。
そもそも無表情のまま内面だけが情動の荒波に揺られるなど、そんな器用なマネはできない。感情のままに表情が移ろい、逆に表情に引っ張られて感情が発現しやすいことも経験上知っている。大いに感情を表情に乗せてやることが大切なのだ。幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ、という誰かの名言はきっと正しい。なんとも言い訳がましいのは、周りの目を少し気にしている証左か、小心者。
さて、話が脱線したところで今日は心が戦慄を求めていたのでホラー小説でも漁ろうと思っていたが、広大な本棚を前に彷徨いながら最終的に西加奈子が手の中にある。この名もなき珍現象が毎度のことながら歯痒い。
アニメを届ける側が、ネタバレはしないで下さいとお願いしながら劇場でアニメを公開するやり方。
これはスタジオジブリの鈴木プロデューサーが宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」において実施した方法である。
この手法の成否は映画の公開前には、一部疑問視されたものの、結果として「君たちはどう生きるか」は興行的に成功した作品となった。
いや、興行成績それよりも宮崎アニメを心待ちにしていたジブリファン以外の層にも「なにか気になる話題」のひとつとしてリーチして注目を集めることとなったほうが重要であると言える。
すなわちそれは、まさにSNS全盛のこの時代にピタリとハマった戦略であったということだからだ。
「賢い大人たち」がつくったガンダムと揶揄したのはそれが理由である。
最新のアニメの売り方を学習し、手法化し、再生産した、大人たちの大人たちによるガンダムということだ。
宮崎駿の「君たちはどう生きるか」の場合には、
また見る人の解釈が作品の価値を決めるという部分もある作品ということで
そのプロデュース方法と作品の内容、作品の評価と極めてマッチしていたことに注目しなければならない。
果たしてクリエイターの作り上げたものを尊重したうえでの今回の宣伝方法だったと言えるのだろうか?
その評価はしばらく待たざるを得ない。