
はてなキーワード:ビズリーチとは
この投稿は一見「ありそうな転職体験談」ですが、**釣り(虚偽投稿)**として見抜かれるリスクは多くの箇所にあります。
以下に「不自然点」と「読者・専門家に嘘を疑われる根拠」を分解して説明します。
投稿内容
前職は売上200億ぐらいの上場企業
給料は700→550万に下がった
嘘がバレるポイント
売上200億円規模の上場企業は「東証スタンダード・グロース」レベルが多く、営業マネージャー職でも年収700万円は高め。
「マネージャー」という肩書きが曖昧。中小上場企業なら「課長代理」程度の役職をマネージャーと呼ぶことも多く、企業規模と報酬水準の乖離が発生。
さらに「降格で150万減」は具体的すぎてリアルに見せようとしており、逆に「釣り特有の演出臭」を感じさせる。
📉リスク:企業や業界関係者が読むと「この規模で700は盛ってる」と即気づく。
6月ぐらいから始めて4か月かかった
40代・営業マネージャー層で4か月・2社受けて1社内定は成功率が高すぎる。
しかも「スカウトが多かった」と言いつつ、応募・面接数が極端に少ない(普通は20〜30社動く)。
📉リスク:転職経験者なら「4か月で実質2社受けて1社内定?」と違和感を持つ。
有料会員制のビズリーチ経由エージェントが面談後に音信不通2社は稀。
→企業側の「釣り要件」が変わることはあっても、完全無視はあまりない。
「失礼な話だと思った」など感情を強調し、共感を引く作文構成になっている。
📉リスク:実際の転職エージェント経験者が読むと「そんなケースはほとんど無い」と即座に気づく。
文体からは30代前半〜中盤の語り口(「やった」「~かなあ」などカジュアル)
なのに読者対象が40〜50代。
📉リスク:実年齢層の雰囲気と一致しない文体(「リアルな年代語り」を再現できていない)。
🧩 ⑤ “リアルすぎて雑”な箇所
→ 本当に実話なら「営業職でBtoB中心でした」とか多少触れるもの。
📉リスク:実体験者の文章として「描写の密度バランス」が嘘くさい。
「結論として啓発メッセージに着地」しており、実話というより釣り orステルスマーケティング調。
特に「ビズリーチ」「LinkedIn」の名指し使用は、プロモーション文構造に近い。
📉リスク:読み慣れた人が見ると「広告っぽい」「釣り針が見える」と直感する。
落ち込みエピソード→励まし→内定→教訓という構成が、ブログテンプレそのもの。
📉リスク:「体験談としてのノイズが無さすぎる」「作文っぽい」と判断される。
✅ まとめ:「嘘がバレるポイント」要約
給与・企業規模上場・200億・700万が釣り合わない業界経験者
もし「釣り」を成立させたいなら、逆に**“ちょっと汚いリアルさ(矛盾・愚痴・迷い)”を混ぜる**必要があります。
2年前の話で、オイラはちょっとレアなエンジニア(機械系)なんだけど、50歳過ぎてから転職したのでメモ。
前職は数十人のベンチャー。前前職は数千人の上場企業だったのだけど、上場しそうなベンチャーで早めにFIREしようと、色気をだして転職してみた。
でもって、転職して結構頑張ったのだけど、上場以前に会社自体が傾いてきたので、転職活動を決意
という感じ。
2月ぐらいから始めて5月に決まったので、3ヶ月程度かかった。やったことは
登録したところからエージェントの連絡が来て最終的にこちらからの紹介先で決まった。
登録サイトからの求人は、書類選考だけで10社程度来たが、結構落ちた。面接までたどり着いたのは1社程度。
エージェントからの紹介は5社程度あって、4社と面接してどれも内定出て、そのうちの1社に決めた感じ。
こちらとしては、給料は据え置きで、またしても上場目指してるベンチャーばかり受けたので、エンジニアとしては引く手あまただった模様。
自分もサイトに登録しておいたほうが良いと思う。世の中にこんな求人あるんだ…と分かるだけでも生きやすくなる。
ちなみに2年間でだいぶ昇進して給料は1.2倍ぐらいになったので、活きが良いベンチャーすげぇなと思った。(でも、それでも世間と比べると、7~8割の給料なのでベンチャーらしいといえばらしいな)
・前職での経歴は現職でも加味されたが、直接的な評価には繋がらない
大体二ヶ月くらいで決まった
やったことは、
ビズリーチは箸にも棒にもかからなかったが、JACとdoda経由で応募した企業から内定をもらえた。
JACとdodaではエージェントがついたが、毛色がかなり異なる
JACは企業ごとに専属のエージェントがいる。エージェントは、登録者の職務経歴書などを見て担当する企業の募集に受かりそうな登録者をスカウトしているように見えた。
企業専属のため面接対策などはしっかりしているが、たくさん応募する場合は企業ごとにエージェントが付くため対応が面倒になる。内定が出た場合も、各エージェントに連絡する必要がある。
dodaは登録者に専属のエージェントがつく。数をこなす場合は、こちらの方が楽である。面接の日程調整も気をつけてくれるし、内定が出た後に他社をお断りする際もエージェントが対応してくれる。ただし、エージェントと馬が合わないと就活がうまく行かなそうに感じた。
dodaは数で攻める作戦をした。dodaから100件ほど紹介されて、40件ほど応募し、一次面接に呼ばれたのが10社、最終面接に進んだのは3社で、1社からはお祈りされ、1社からは内定が出て、残りは内定が出たので辞退した。
JAC のエージェントは親身になってくれたが、エージェントにしてみれば俺に内定が出れば報酬が出るわけで必死にもなるだろう。
その点はdodaのエージェントも同じだが、dodaは数撃ちゃ当たる形式なのでグイグイ前に来る感じではなかった。
元増田に以下のようにあったが、JACのエージェントからは同じような臭いを感じた。
結果論になるが、マッチングして「この会社なら受かるんじゃないか」と思ってすすめてくれたというよりは「とにかく誰か受ける人いないか」って感じで受けさせられたような気はしている。なんか面接も噛み合わなかった。
dodaでは数をこなしたがエージェントに紹介される求人に応募するかしないかを決めるだけなので、感覚的にははてなブックマークをする程度の労力だった。
JACはエージェントがしつこいものの、興味のある会社なら逆に心強く感じる。
みなさんにお伝えしたいのは元増田と同じになるが、転職サイトに登録しておくとよいとおもう。
昔は40代後半の転職は厳しいと言われていたが、現在は就職氷河期の影響で人材がいないのもあり割かし行けそうな雰囲気がエージェントからも伝わってきた
・前職は売上200億ぐらいの上場企業
・ちょっとやらかして降格になって給料も150万ぐらい下がったので(700→550)転職活動を決意
という感じ。6月ぐらいから始めて4か月かかった。やったことは
・LinkdInに登録
他にもやったような気もするがメインはこの2つ。登録したら結構ちゃんとスカウトが来た。スカウトは大きく分けると2つあって
こう書くとかっこいいが結論から言うとエージェントのほうは全滅した。ビズリーチで直接声かけてくれた企業に内定した。
今回の転職活動を通してこれからやろうと思ってる人に伝えたいことは、「エージェントは信用ならん」ということになるが、勿論「俺の場合は」ではある。
エージェント経由で受けたのは6社。うち、
・条件面などで応募に至らず:1社
・エージェントと一回面談したがその後エージェントと音信不通:2社←これはちょっとびっくりした。失礼な話だとちょっと思った
・人事と面接して落ちた:1社
・書類で落ちた:1社
となる。エージェントは良さげなこと言ってくるし色々お膳立てしてくれるんで、転職活動初心者としてはありがたかったが次々落ちてちょっと病んだ。
結果論になるが、マッチングして「この会社なら受かるんじゃないか」と思ってすすめてくれたというよりは「とにかく誰か受ける人いないか」って感じで受けさせられたような気はしている。なんか面接も噛み合わなかった。
一方企業からの直接スカウトは2社で、うち1社から内定が出た。
1社は人事の人と会ってその後偉い人とも会ったがその面談中に「あ、これは落ちたな」と思った。人事の人にはそれなりに本音を話したつもりだったが伝わってなかったような気がする。
内定出た一社は最初からひたすらフレンドリーで、他と比べて「何か騙されてんのかな」と思うぐらいだったが無事内定出たので、内定出る会社はそういうものなのかもしれない。
まあ行ける会社は1社なので1社受かればいいわけだが、こうやって振り返ると結構落ちたし、やはり面接してお断りされるのはそれなりにダメージがある。振り返ってみればエージェント経由の面接は余計だったなーと思う。どうしたら良かったんかな。こんなケースばっかりじゃないと思うし。
やってみて皆さんにお伝えしたいことは2つ。
・今の会社に満足しててもサイトに登録ぐらいはしておこう。気になったら会ってみよう。多少なりとも世界が広がる。いつ何があるか分からない
・今の40代~50代こそ転職活動したほうがいいんじゃないかと思う。会社にしがみついてもどうせ報われない。あとどんどん能力が劣化すると思う。定年退職後の生活も安定してる保証がない。転職や独立を自分のカードにしておかないと家族に影響する
ってことかなあ。今回なんとか転職できたけど、次の会社で最後まで頑張るってよりは、自分の視野を広げてさらなる転職とか独立とかを考えていこうかなと思っている。
Permalink |記事への反応(19) | 14:04
https://anond.hatelabo.jp/20250928215116
俺の経験した事案はこれだ:https://megalodon.jp/2021-1125-0748-19/https://anond.hatelabo.jp:443/20211124160544
はてブへのコメント返しがこっちだ:https://anond.hatelabo.jp/20250926035805
そうじゃなくて、言いたいのは「一見まともそうに見える組織でも、パワハラ・セクハラを放置する素地がある」。 「生物はズルをするように出来ている」というか。
この動画が分かりやすい:YouTubeチャンネル「るーいのゆっくり科学」 【ゆっくり解説】なぜ悪人は生まれるのか?-ゲーム理論-」https://www.youtube.com/watch?v=5GphE31RQvY
経営サイドからすると、パワハラ・セクハラを放置して利益を最大化した方がいい。だけど、放置しすぎると組織が荒廃する。今度は取り締まりを厳しくする。この行ったり来たりがあるので、どんな組織でもパワハラに甘くなる時期もあるし、厳しくなる時期もありうる。
自分のいた業界、医療業界。特に大学病院では放置する傾向が強いね。教授会・医局・専門医などのシステムが、独裁者を生む仕掛けになっている。
どこをどう読んだらそう言う解釈になるの?
そして、「医局制度」が独裁者を生む仕組みになってるんだよね。
「だから言わないでおく」って書いてあった? どこだろう…探したけど分からなかった。ゴメン。
ほいほい。
これは慰めてくれてるのか、それとも…?
馬鹿正直に法令遵守してたら成果は出ないからねぇ。どうしてもパワハラも発生してしまう。現状のシステムでは、医療関係は基本そうでしょう。リソース不足すぎる。
それもそう。そして法令違反を行わないと成果が出ないくらいリソースが足りない。
パワハラ含め違反の放置は管理責任。教授などの管理者は管理責任を問われたくない。全てをもみ消す蓋然性が高い。
俺は無脳とは思われていない。退職をFB投稿したら、アメリカのトップ大学の教授から「先生だったらいつでも welcome だよ」ってメッセージが来た(トップ大学:大学ランキング、ノーベル賞受賞者数など基準)。40歳までに日本全国学会と海外の学会で招待講演を10回以上、教科書の執筆・監修、国際学会の委員、日本の学会の評議員、日本最大の勉強会の世話人(毎月開催、毎回100人以上参加、医師限定)などしていた。忘年会で「今年1年、医局員で一番頑張ったで賞」を頂いたこともあった。学会賞も複数貰った。節制・投資で40歳時点ですでにFIRE水準。今はリモート医療に携わってるけど、管理会社からは「評判がいいですよ」って何度かご連絡頂く。本当はご指名はやってないんだが、クライアントからご指名依頼もあるらしい。ビズリーチ登録したら世界的企業からたくさん(>10)オファー来た。今も時々来る。
今回の件、俺が名大に来てあまりにも周りとなじむのが早く、うまくいっているように見えたためサイコパスが俺に嫉妬したっていうのが医局長の意見(録音あり)。
こんなことは自分から言うものではない。過去の投稿にも書いてないでしょ。「無能だから守られなかった」可能性をきちんと排除するために書いた。
無関係なコメント。おれは弓は引いてないし喧嘩もしていない。落とし前も求めていない。ただ陰で悪口を言っているだけ。向こうがいじめてきたので、うつ診断書休職からの退職。引き留められたけど辞めた。
めんどくさいのはそうだよ。(明らかにめんどくさい人間なのに)引き留められたし、辞めた直後はアメリカ、日本の大学(旧七帝大含め)いくつかから声はかけていただいたのはどういうことでしょうか?
投資が俺を守ってくれた。
LINEオープンチャット「はてなブックマーカー」の1週間分の要約を、さらにAIを使用し、試験的にまとめまています。
熱波と物価高に揺れる真夏の日本で、メンバーは食・健康・キャリアの三本柱を軸に、家族問題や社会制度の隙間まで深掘り。
日常の小さなDIYから世界経済の急落まで話題幅は最大級――それでも「おいしいもの」「推しガジェット」「推しアニメ」があれば、明日も乗り切れるという雑談力の底力が光った1週間だった。
https://anond.hatelabo.jp/20240722084249
WEBを検索したりその業界内部にいる人間にコンタクトを取ったりして情報を集める事が多いだろう。
内部の人間もかなり偏りがある。
本人の立場も大きいが、それ以上に内部の人間は”内部の人間からしか見えない情報”に偏り過ぎており、
そんな折に、俺は長期的にある情報源から動向を読み解く方法を見つけた。
求人情報だ。
求人情報にも色々ある。
例えば【特定の業界名 求人】等で検索をかければ何かしらの求人一覧が出てくる。
(補足しておくが俺は別に特定の求人サービスを売り込みたいわけでは無いからな)
ビズリーチは月5,000円であらゆる業界の求人情報を閲覧できる。
「表の情報」
と照らし合わせろ。
例えば、プレスリリースやニュースサイトの新サービスリリース情報などだ。
この表の情報がインパクトのあるものである程、そのサービスの運営元や開発元がどんな求人を出しているかが見どころだ。
新サービスの発信元が特に求人を出していない場合はスルーして構わない。
しかし、その新サービスの発信元…運営会社や開発会社がビズ○ーチに求人を出している場合は要注意だ。
それも、特定の職種だけでなく、営業、マネージャー、フロントエンド、バックエンド等多岐に渡る求人を出している場合は特に要注意だ。
その裏には何か問題が発生している。
例えば、
・そのサービスが炎上していて収拾の見込みが立てられず、取り急ぎ大量に人員が必要な場合
などが考えられる。
前者の場合でも、後者の場合でも、おそらく開発に問題を抱えている。
問題がある開発現場から良いプロダクトやサービスはリリースされない。
これは少し考えればわかるだろう。
この問題を軽視して例えば投資の類やあるいは本当に「求職」をしている場合は要注意だ。
易々とそこに乗っかってはならない。
待っているのは破滅だ。
結局、この世のサービスやプロダクトの類は「人」が作っている。
どんなツールを使っても、仮にAIを駆使していようと、作っているのは一人一人の人間の集合でしかない。
自分で軽く調べてみたけど、年収とかベースアップとか手当とかが求人要項に書かれているからWillで給与に与える影響はそれほど大きくなさそう
一方で、売り上げをWill換算(1円=1Will)して、個々人が経費や人件費をWillで管理・清算して利益を意識することで生産性を上げましょうって仕組みが本質っぽいな
利益が営業、製造、設計のどの段階でどの程度出ているかが明確にわかるし、事務職ですら経費一括じゃなくて利益が個別で見える仕組みはすごいと思うわ
ただ、仮想通貨の仕組みから、他社からの称賛とか書類遅延がWillに含まれているから、人件費のWill換算と実態が多少は乖離する感じになっちゃう気がするけど、
モチベにはつながる仕組みではあるけど、やってることがほとんど可視化されちゃうんで人を選ぶシステムではあるな
総評:やる気や成果が正しく評価される一方で、体調不良等の理由で成果が出なかった場合の対応が未知数なところに不安はある
ポジション自由的な書きっぷりだけど、ビズリーチの募集要項見てると、超エリート枠っぽい最終卒業3年以内で~1000万の募集があったり、完全オープンで500~700万の
募集があったりと、入社時点の職種やポジション分類はしている模様
就職のことで悩みがある。今は夫の転勤先に付いていった元パート主婦という身分になる。
私の肩書は……特別区の臨時職員。だった。正規の公務員じゃなかった。この仕事に誇りを持っていた。
特に、私が7年間従事してきた「道路用地取得」という業務は誰にでもできる仕事じゃないと自負している。
そのスキルがあれば、転職ができると思っていた。それで、夫の転勤が決まったらすぐにハローワークに登録して活動を始めた。
それが全然うまくいかなかった……私が臨時職員だったから?それともスキルに価値がなかったから?はてなには、転職活動やキャリア形成に詳しい人がたくさんいると思う。もし読んでる人がいたら相談に乗ってほしいな。
私が担当していたのは、主に区道の拡幅や新規開通に必要な土地の取得だ。古くからの住宅地と再開発エリアが混在している地域だった。
地権者との交渉(の補助)、測量の立会、登記手続き、補償金の算定……。最初は右も左も分からなくて、悲しいくらい通用しなかったけど、がむしゃらに勉強した。
専門書を何冊も読んで、先輩職員に食らいついて実務を覚えた。残業ができない契約形態だったから、役所にある書籍を家に持ち帰って勉強した。
難しい用地交渉も多かったけど、粘り強く向き合った。私が主担当の案件というのはもちろんない。けど、私がいたチームが合意形成に漕ぎ着けた時の達成感は、何にも代えがたかった。
7年もやれば、一通りのことをこなせるようになった。正規職員でも、この業務を私ほど深く理解している人間は少なかった。正規職員さんは、2~3年で必ず別部署に異動になるから。
上司からのそんな言葉が、臨時職員という不安定な立場にある私の心の支えだった。任期は一年更新。
いつまでこの場所で働けるか分からないという不安はあったけど、必要とされている実感があったから頑張れた。
昨年に決まった夫の転勤だ。全国転勤のある職種だから覚悟はしてた。まさかこんなタイミングで。単身赴任という選択肢もあったけど、話し合った結果、私も一緒に引っ越すことになった。
子どもがいたし、次の転勤先ではマイホームを買う話も一緒にした。次を最後の土地にしたいって。夫の会社の慣習だと、次の転勤先が最後の可能性が高いって。引っ越し先は、関西にある都心の郊外だった。
新しい生活への期待もあったけど、一番の懸念は私の仕事だった。特別区の臨時職員というキャリアは、地方でどれだけ通用するのだろうか。
夫と一緒に新しい生活の準備を進める傍ら、就職活動を始めた。最初にまずは……ハローワークに登録して、簡単なキャリアカウンセリングを受けてから、PCの求職画面を眺めてみる。
この7年間で培った用地取得の経験を活かせる仕事はないかな。そう考えて探した結果、目に留まったのは「測量会社」や「司法書士事務所」の求人だった。
測量会社では、用地測量や境界確定といった業務で私の経験が活かせるかもしれない。
司法書士事務所では、不動産登記に関する知識が役立つはず。何より、これらの求人は時給が良いものが多かった。臨時職員で働いていた時の時給(約1,250円)よりも、大幅にアップする可能性があった。
これまでの頑張りが、きちんと収入に結びつくかもしれない。ありがちな表現だけど、期待に胸を膨らませて履歴書と職務経歴書を作って応募した。ひとまず5つ。
現実は厳しかった。5社すべて書類選考で落ちた。諦めずにハローワークにあるパソコン画面に向き合った。そして、さらに5社を見つけて応募した。
その時は……ひとつだけ面接に進んだけど、結果は不採用の通知。「経験は大変素晴らしいのですが……」と、面接官は歯切れが悪かった。
なんで。7年間も実務を積み重ねてきたのに、なぜ評価されないの。またさらに、5社見つけて応募した。この5社に応募した時、「私が見つけた測量登記の会社5つ――3選」という言葉が浮かんできた。計15社ということになる。バカじゃないの?自分でも情けなくなるほど、つまらない冗談だった。
ある測量会社の面接でのこと。私の職務経歴書をじっと見た面接官が、こう質問してきた。
「増田さんのご経歴、拝見しました。特別区で用地取得のご経験が豊富とのこと。素晴らしいですね。御餅の資格はありますか?」
「申し訳ありません。持っておりません」
「そうですか。やはり、実務経験も重要ですが、弊社のような専門職の現場では、土地家屋調査士や測量士といった資格が重視されます。増田さんは、公務の現場でもその……ご経験あると思うのですが、住民さんとか周りから見てハクが付くというか。あ、そうだ。測量士補だったら、御餅ですよね?」
私は「いいえ」と答えるしかなかった。面接官の言葉の続きを聞くのが怖かった。
私の7年間の努力は、資格という「形」がないだけで、そんなにも価値がないものなのだろうか。
そう、原因は資格だ。用地取得の仕事は、民間企業だと、不動産鑑定士や土地家屋調査士や測量士、あるいは司法書士といった資格を持つ人が中心になって動く。
私の立場は、あくまでその業務をサポートする、あるいは区役所側の担当者のひとりとして調整役を担うというものだった。実務経験は豊富でも、法的にその業務を行える資格は持っていない。
道路用地取得の登記業務だと、現場がすべて終わったものとして、まずは測量コンサルタント(道路用地の登記用図面を作る)が作った地籍測量図など一式をもらうと、測点その他登記に必要な事項の全確認をして、測量図の「作成者」のところに担当する正規職員の名前を入れて、不動産調査報告書を作って、登記申請書を作って……毎週一度、法務局に行く便に合わせて登記申請をする。
ところで、公務職場の正規職員でも専門資格を持っている人は……おそらく1%未満だ。じゃあ、役所の人がどうして測量登記の業務独占の例外になれるかというと……うちだったら、区長からの人事異動通知書がある。
そこには、税務・福祉その他の専門職の例に倣って、「用地取得・測量及び登記に関する~~業務を命ずる」とはっきり書いてある。だから、資格のない公務員でも食券職権を使って測量登記ができる。私はそれすら(人事異動通知書)を持ってなかった。あくまで補助だから。
私だって、資格を取りたかった。特に、司法書士の資格に興味があった。
でも、臨時職員として働きながらの資格取得は想像以上にハードルが高かった。試験勉強に充てる時間を確保するのは難しかったし、高額な予備校に通う経済的な余裕もなかった。
正規職員だったら資格取得のための支援制度があるけど、臨時職員にそういった制度はない。
わかってる。資格がないと、専門性を客観的に証明するのが難しい。それが社会の仕組みだと思うよ?
でも、ここまで長期間、泥臭く実務をこなして、地権者の想いに寄り添って、複雑な法律や手続きを学んできたこの経験は、一体何だったんだろう。
測量会社や司法書士事務所だけじゃなくて、他の一般企業の事務職も視野に入れてみたけど、いい結果は得られなかった。年齢かもしれないし、土地柄かもしれない。
でも、一番の要因は、あの面接官の言葉に集約されている気がする。私のこれまでのキャリアは「資格がない」という一点において、否定されてしまったんだ。
結局、ハローワークだけじゃなくて、ビズリーチも、ほかの転職サイトも、リクルートエージェントにも登録してみたけど、ダメだった。
今は、専業主婦をやっている。家事や育児はしやすいけど、心に何か穴が開いたような気がして。これまでの努力が無駄だったと言われたような、そんな絶望感が胸に広がってる。
私は、これからどうすればいいんだろう。7年間積み重ねてきた経験は、もう役に立たないんだろうか。
Permalink |記事への反応(49) | 10:16
自分は10年以上前リクルートエージェントのサービスで転職した。転職先は良かったので結果的にこの会社には感謝していた。
そしてかなり時間が経ったが色々な経緯があり、またいろんな転職サービスで転職の可能性を探している。今はビズリーチとかスカウト関係が幅を利かせている。そしてリクルートエージェントの今のサービスがなかなか微妙なので、ここに書き記しておきたい。
リクルートエージェントのサービスはその名の通りエージェントがこちらの希望を引き取り、マッチする求人をこちらに紹介してくれ、応募する気になれば仲介してもらうという形であった。
その形自体は現在も大きくは変わらないが、何が一番違うかといえば、こちらに紹介してくれる求人はAI が選択して一方的に送ってくるということである。
そしてこのAI の出来が悪いのか、大量の情報を送ってくる。こちらは希望年収とかそれなりの条件を示しているにも関わらず、それに沿っていない求人も平気で送ってくるし、クレームしてもそれを抑止することはできないらしい。それが嫌ならメールをほぼ送らない、事実上、このサービスを使わないという選択しかできないという。
サービスを受けて以来、メールボックスはリクルートエージェント社のメールで溢れ、連携を強力にお勧めされたLINE もリクルートエージェントの通知だらけでスマホの通知はめちゃくちゃになっている。かと言って通知を減らしてくれといえば、ほとんど何も来ないらしい。
という簡素な内容だが、ビズリーチが幅を利かせる転職市場において、昔その雄であったリクルートエージェントはAI というツールに溺れエージェントはただ会社との間で伝言する役割に落ちぶれてしまっている。
リクルートエージェントで転職してそれなりの満足があった身としてはなかなか寂しいものがある。これはクレームというか素直な感想なのだが、エージェントに言ってもこんなもんなんですよねというところだったので増田に書いてみた次第である。
俺はサイト利用して転職して年収とか職場環境が改善されたんだけど、今後数年同じ会社にいるとは言い切れない
また、現在の職場では中途採用したがやめた方も相当数いると小耳にはさむこともある
会社側として転職サイトに登録することで、求人応募数や内定数が増えるというのは確かなことに思える
しかし、採用した人が期待通り以上の成果を上げてくれるのか、馴染めずに辞めていかないか、というリスクがあるわけですね
当然、新卒採用にも同様のリスクがあるわけだが、中途採用ができるような規模の会社では、新卒10人いれば7人程度使い物に
なればいいな程度に考えるのが一般的と想定されし、数年の育成期間も考慮しているものであろう
一方で中途は基本的に必要な即戦力を必要数採用したい性質のものであり、一人必要なところを2,3人取って一人残ればいいやと
さらに転職サイトで中途採用を行う場合、サイト登録料、内定時の支払い(固定額または月給×X%)、採用者への給料(ピンキリだが新卒よりは高いはず)
これまでの推測があっているとすると、転職サイトって採用会社側のメリットがそこまで大きくないんじゃないかという結論になりそうであるが、
そこで、実際の会社経営者なり人事採用者なりが転職サイトに対してどう思っているのか聞いてみたいと思い投稿した次第です