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「ビザンツ帝国」を含む日記RSS

はてなキーワード:ビザンツ帝国とは

2025-10-05

AIのいいところは、

「バシレイオス2世“ブルガロクトノス”あたりの東ローマ皇帝時代を深く知るための書籍を教えて下さい。」

という質問にサクッと答えてくれるところだと思う。

従来の検索エンジンでは、「サクッと」知ることが出来る場合もあるが、そうでない場合も多かった。

ちなみに上記質問に対する答えは以下の通り。

バシレイオス2世(“ブルガロクトノス”)期の東ローマ帝国を深く学ぶための書籍

バシレイオス2世期は、マケドニア朝の全盛期にあたり、軍事行政文化の各面で東ローマ帝国が最高潮に達した時代です。

以下の書籍は、概要から専門的研究まで網羅的にカバーしており、学術的知見を深めるのに最適です。

1.総合的な帝国

ジョルジュ・オストロゴルスキービザンツ帝国史』(新版筑摩書房

東ローマ帝国研究古典的名著。

マケドニア朝期を概観しつつ、バシレイオス2世事績政治社会文化文脈で捉える。

学部から大学院生までの必読書

ジョン・ジュリアスノリッジビザンツ帝国衰亡史』(上下巻・新潮社訳)

読み物としても優れ、バシレイオス2世の功績や後継皇帝との比較が平易に記述されている。

詳細な年代記記述とともに、帝国全体の流れを把握できる。

ウォーレントレッドゴールド東ローマ帝国マケドニア朝から十字軍まで』(創元社

軍事史を重視する著者が、バシレイオス2世の対ブルガリア戦争軍制改革について詳細に分析

数多くの地図系図を収録し、ビジュアルにも優れる。

2. 専門的研究・モノグラフ

ジョン・フレイザーハルドン中世東ローマ帝国文化国家の変容』(勁草書房訳)

10世紀前後社会構造官僚制経済システム批判的に検討。バシレイオス2世期の行政改革財政政策が、いか帝国強化に寄与たか学術論文レベル理解できる。

マーク・ホイッタウ『ビザンツ帝国史入門』(臨川書店

平易な導入書ながら、バシレイオス2世役割文化的・宗教的視点から考察

地下聖堂建築修道院運営との関連も扱い、制度史だけでない広がりを示す。

アントニー・カルデリス『ビザンツ帝国東ローマ再考』(明石書店訳)

最新の資料批判考古学成果を踏まえた再評価書。

バシレイオス2世に関する一次資料の読み替えや、新出の碑文・文書を紹介しており、先端研究動向を掴める。

3.軍事対外関係に特化した研究

ロバート・オーフィランディス編『東ローマ軍制史』(戎光祥出版訳)

マケドニア朝軍隊組織補給・動員システムを体系的に解説

バシレイオス2世ブルガリア遠征戦術的展開や兵站を詳細に記述。図版多数。

ペンサ・K.ケネディビザンツ北方外交史』(藤原書店訳)

北方異民族ブルガリアルーシなど)との外交戦争史を分析

バシレイオス2世による“ブルガロクトノス(ブルガリア殺し)”の背景と結果を外交政策の観点理解できる。

4.一次資料資料

オフネス年代記日本語訳笠間書院

10世紀末までの東ローマ史を記した重要年代記

バシレイオス2世期の出来事原典に近い形で追える。

注釈版が充実しており、原典研究入口として最適。

スキュリタス東ローマ帝国史』(講談社学術文庫訳)

11世紀初頭に編まれ編年史

バシレイオス2世期の記述豊富で、歴史叙述の特徴や史料批判視点を学べる。

選書ポイント

1.総合史で全体像を把握

オストロゴルスキーノリッジ時代背景を押さえる。

2. モノグラフで専門知識を深化

ハルドン、カルデリスなど最新研究を通じ、行政文化的変容を理解

3.軍事外交史で“ブルガロクトノス”を解明

専門書・論文集で遠征の詳細とその意義を知る。

4.一次資料史料批判力を養う

年代記』や編年史原典に当たり、学術的厳密さを身につける。

これらを併読することで、バシレイオス2世期の帝国像を多角的理解できます

ぜひ学習目的や興味に応じて組み合わせ、東ローマ研究の深掘りに役立ててください。

Permalink |記事への反応(1) | 17:59

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2024-03-02

anond:20240302171629

2個上の増田だがその通り。西ローマ系と東ローマ系は明確な違いがある。十字軍にしてもほぼ西ローマ後継文化圏が行った。ビザンツ帝国に至ってはキリスト教(オーソドックス)なのに十字軍攻撃されてる。

キリスト教文化圏ってのはアジア史観の雑な分類でしかない。

追記日中韓儒教のとこはちょい違和感あるな。中国日韓ほど儒教儒教してないな。日韓・中が適切かもな。

Permalink |記事への反応(0) | 19:57

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2022-10-31

anond:20221030123834

蛮族に襲われて破壊放火されたりした。そしてついには国家自体が消えた。(ヘレニズム帝国ローマ帝国ビザンツ帝国

Permalink |記事への反応(0) | 08:00

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2022-04-27

anond:20220427123743

30年間経済政策に失敗し続けた国だからなあ。

今回の正しい対応消費税減税して負担を抑えることなんだろうが、おそらくやらないだろう。

40年間経済政策に失敗が見えてきたのかも。

ずっと衰退を繰り返してた国としてワールドレコードは、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)とかの圧倒的記録保持者があるから当分無理だろうけど、

そろそろ成功してくれないとヤバイ

Permalink |記事への反応(0) | 14:37

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2022-02-23

anond:20220222190211

ウクライナセルフアイデンティティって、そんなに近世コサックに拠っているのかね?

古代中世までさかのぼると政治的にはまとめるのが難しい一方、ノルマン人の侵攻・ギリシア正教化・モンゴルの侵攻など、ウクライナロシア(つまりモスクワ)には同根の歴史散見される。

モスクワとの違いは、コサックの出現以前に、ウクライナ特に南部ビザンツ帝国の滅亡の影響(イスラーム化の波)をもろに受けた点だと思うんだよね。

からイスラーム化してオスマン帝国に服属したモンゴル(クリム=ハン国)」から解放」したのはモスクワである、というロシア側の理屈が成り立つんだと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 19:34

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2022-01-10

anond:20220110020311

ビザンツ帝国よろしくね。あと、イスラム帝国も忘れないでね。オスマン帝国もあるのだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:57

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2021-03-09

anond:20210309003938

神聖ローマ帝国ってすごいよな。

宗教的神聖カトリックでもないし、ローマ的な文化も皆無。なのに神聖ローマ

まあビザンツ帝国のほうが一般的だったのかもしれないが。

Permalink |記事への反応(1) | 16:38

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2020-06-25

中公新書新刊間違い探し

最近出た中公新書について、細かい誤りを見つけたんだけどどうすれば著者に届くかよくわかんなかったのでとりあえず増田に放流してみる。

岡西政典『新種の発見

https://www.chuko.co.jp/shinsho/2020/04/102589.html

ラテン語は、現代では使われていない古典死語であり、ギリシャ語ゲルマン語などをはじめとした多くの語派を含有した西洋古典である」(24頁)というのは、ちょっと世界史地理に詳しい人なら容易にツッコめると思う。これを校正さんが見逃したのは本当に謎。

ラテン語ギリシャ語ゲルマン語を含有してない。それらを含有してるのはインド・ヨーロッパ語族だ。つまり、こういうこと。

語族・語派・語ってのは目・科・属みたいなもんだと思ってもらえれば(めちゃくちゃ雑な説明。実際には他の言語との系統関係証明されていないグループを「語族」というので、目というよりは門とか界とかの上位分類に近い)。こう整理すれば上の文のおかしさもわかってもらえると思う。動物の分類に関する本で言語の分類に関する大ポカをやらかすというのはなかなか批評性が高いけど、生物学が専門の人が言語の分類に明るくないのは仕方ないので、校正さんがきちんと拾ってあげるべきだったと思う。日本語いくらでも情報が手に入る話なんだし。

japonicusも「日本産の」の意味であるが、これはJaponJapanラテン語綴り)に“-icus”の接尾辞を加えたものである」(186頁)とあるけど、ラテン語で「日本」はIaponiaである。これはラテン語版Wikipediaを引いてみれば一発でわかる。IとJはもともと同じ文字なので、Japoniaということ。どうもこの著者さんは、形容詞から語尾を引けばもとの名詞になる、あるいは、名詞の後ろに決まった語尾をつければ形容詞形ができると勘違いしているのではなかろうか(「中国」に関する説明からも、そう勘違いしていそうなことがうかがえる)。しかし、英語FranceとFrenchの関係を見ればわかるように、印欧語では名詞のうしろに決まった語をつければ形容詞になるとは限らないのだ。

少なくとも、この本、ラテン語の部分はラテン語がわかるひとにチェックしてもらって大幅に書き直した方がいいと思う。著者さんが、「学名をつけるときの語尾のいじり方」については知っていても、「ラテン語文法」をわかっているようには見えないので(「こういう名前ときはこういう語尾をつける」というのは、経験知であって「文法パターン」[185頁]ではない)。学名をつける側のひとも、-iや-aeといった格変化のうしろにどんな文法規則が隠れているか知ることができたら面白いんじゃないかな。

中谷功治『ビザンツ帝国

https://www.chuko.co.jp/shinsho/2020/06/102595.html

「フォカスという名の下士官将校」(35頁)ってあるけど少なくとも近代以降では下士官将校士官)ははっきり区別される別の身分である日本語Wikipediaでは「下士官」と書かれていて、英語版Wikipediaでは「下級士官low-ranking officer)」と書かれているんだけど、要するにビザンツ帝国軍は近代的な軍組織ではないので、ある階級士官下士官か厳密には決められないってことだと思う(フォカスは百人隊長だったらしい。うーん……)。でも「下士官将校」はおかしい。「下士官」と書くか、「下級将校」と書くかのどちらかにすべき(個人的には、前近代でそのへんの厳密な区分はできないんだから、素直に「百人隊長」と書けばいいと思う。こう書けばどんな地位なのか一発でわかるし)。

セルビア人の有力な領主コンスタンティン・ドラガシュ・デジャノヴィッチ」(275頁)って書いてあるけど、英語版Wikipedia確認するとKonstantin Dejanovićなのでどう見ても「デヤノヴィッチ」です本当にありがとうございましたロシア語綴りはКонстантин Деяновичだけど、これを見れば「デジャノヴィッチ」ではありえないのが一発でわかる(セルビア語jaロシア語のя)。ひょっとしてギリシャ語だとデジャノヴィッチが正しいのかな? って思って現代ギリシャ語版Wikipedia見てみたけどΝτεγιάνοβιτςなので普通に「デヤノヴィッチ」ですね。著者さん、さては西欧語の文献だけチェックしてギリシャ語綴りチェックしてないな?

最後になるけどどっちの本も面白かったです。すごい勉強になりました。上で挙げた点は非常に些細な間違いなので、本全体の価値を貶めはしないことを付け加えておきます

Permalink |記事への反応(3) | 10:00

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2019-11-28

国家連続性は何によって認められるのか

例えばローマイタリア半島の小さな都市国家だった頃のローマと、スペインからアルメニアまで支配した偉大なる帝政ローマ、そして末期の小アジアに追いやられたいわゆるビザンツ帝国支配する地域文化宗教もまるで違うこれらが、ただ連続した歴史を持っているというだけで、同じ国として扱ってよいのか。

Permalink |記事への反応(1) | 12:34

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2019-11-22

anond:20191122091657

ついこないだ、こんな記事があったのにな

https://www.nanigoto.net/entry/2019/11/19/131011

中世どころか古代ローマ時代の段階で

ヨーロッパには多様な人種民族が混在していた

ことにローマ地中海で対岸のエジプトは縁が深かった

ローマ人は大量にアレクサンドリアだのチュニス移民して現地民と混血してる

エジプトからさらちょっと奥に行けばもう黒人がおる

フィレンツェだのヴェネツィアだのイタリア半島諸国による地中海貿易の全盛期には

北アフリカ出身者もさかんにヨーロッパに来ておったらしい

まあそのへんになるとルネサンス期の15世紀ごろの話になるが

8世紀人間だったカール大帝中東イスラム王朝と国交を持ってた

西欧中東の間に挟まってるビザンツ帝国に対する牽制意図もあった)

からアラブ北アフリカから外交使節が来ることはたびたびあった模様

ヨーロッパ人にはアラブ北アフリカ出身者との混血も確実におったろう

Permalink |記事への反応(0) | 15:17

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2018-11-10

大帝国ビザンツ帝国オスマンコルト帝国

あと一つは?

Permalink |記事への反応(1) | 19:34

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2015-08-16

日本はそろそろこれからの衰退に向き合わなきゃいけないんじゃないの?


若者からの正直な意見

戦後70年という節目を迎え、思うところがあったので。

外交関連の話はあまりない。

--------

周知の通り、先日安倍首相戦後70周年に合わせて談話を発表した。

この談話に対してネット上では賞賛意見が目立つ。

私も今回の談話の内容、確かに素晴らしいと思う。

謝るべきところには謝っているし、譲れないところは譲らないと明記されている。

しかしどうにも腑に落ちない。

読んでいて違和感を感じる。なんだかムズムズしてくる。

談話の中に決定的な欠落が存在するように思えてならない。

その正体がやっと分かった。

よくよく考えてみればなにも談話に限った話でもなく、安倍政権のものに対してずっと抱いてきたモヤモヤした不満でもあった。


それは政治家たちがまだ「日本はこれからも決して衰退せず、きっと栄光の内にある」という幻想に捕らわれていることだ。

というのもこれから日本がどんどん衰退していくことは、正直誰の目にも明らかである

衰退に抵抗し成長を遂げるには、西欧諸国のような移民の受け入れ政策の実行など、日本の長い歴史の中で培われた価値観アイデンティティーを捨て、新しい日本へ生まれ変わらなければならない。

その勇気が今の日本国民にあるのか。

-------

いきなり昔話を挟むが、

ビザンツ帝国ユスティニアヌス帝は、かつて栄華を誇ったローマ帝国時代の版図に執着し、対外諸国に向け頻繁に遠征を行った。

当然それが財政を圧迫してしまい、"超"長期的には帝国の没落を招いたのである

第二次世界大戦中においてウィンストン・チャーチルは優れた指導者であったが、

戦後世界各地の民族自立の潮流に逆らい、大英帝国を維持しようと躍起になった。

その金を国内産業復興に回せばよかったものを。

我々日本人がこの先目指すべきことは、国内の状況を楽観視せずきちんと直視し、近隣諸国の動向を注視すること。

そして経済規模は小さいながらも、独自政治社会制度世界中存在感を示せる中堅国を目指すことではなかろうか。

Permalink |記事への反応(1) | 03:47

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2007-10-16

世界史教育

少なくとも公立中学校世界史教育は目茶苦茶だ。

いきなりビザンツ帝国が出てきて、いきなりフランク王国が勃興して、

いつの間にかイギリス清教徒革命。なんと宗教改革の授業はは名誉革命の後。

高校でも似たようなもんだろう。

受験勉強だけで考えても、理科ゼロから自分で勉強できたし好きになれた。歴史は無理。

いい指導者に恵まれないと、センターの点はとれても到底歴史に興味を持てないんじゃないか?

Permalink |記事への反応(1) | 00:13

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